JPH11205686A - 半導体回路 - Google Patents

半導体回路

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JPH11205686A
JPH11205686A JP10284483A JP28448398A JPH11205686A JP H11205686 A JPH11205686 A JP H11205686A JP 10284483 A JP10284483 A JP 10284483A JP 28448398 A JP28448398 A JP 28448398A JP H11205686 A JPH11205686 A JP H11205686A
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ccd
transistor
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Toshibumi Ozaki
俊文 尾崎
Masaaki Nakai
正章 中井
Haruhiko Tanaka
治彦 田中
Hideyuki Ono
秀行 小野
Akira Sato
朗 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】耐圧の低いトランジスタを用いて、3値パルス
発生回路のような多値のパルスを発生する半導体回路を
提供する。 【構成】第1のパルスを出力する第1の回路(結合容量
41、ダイオード42、MOSトランジスタ43〜46
の部分)と、上記第1のパルスと極性が逆の第2のパル
スを出力する第2の回路(MOSトランジスタ37〜4
0の部分)と、上記第1の回路と上記第2の回路の出力
の何れかを出力する出力線(ノードDのライン)と、上
記第1の回路の出力部と上記出力線間に接続された第1
のスイッチ(47)と、上記第2の回路の出力部と上記
出力線間に接続された第2のスイッチ(48)とを有す
る半導体回路。MOSトランジスタのソース・ドレイン
間電圧をVDDもしくはVSSと低い値としながら極性の異
なるパルスを発生することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCD型撮像素子等の駆
動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用ビデオカメラ等に用いられ
る固体撮像素子には、CCD型固体撮像素子が広く用い
られている。このような従来のCCD型固体撮像素子は
図5に示すインタ−ライン型と呼ばれる素子構成をも
ち、表1に示す駆動条件で駆動がなされ、図6に示す構
成によりカメラシステムの中で用いられる。図5におい
て、1は光電変換を行うホトダイオ−ド、2、3はホト
ダイオ−ドで光電変換された信号電荷を転送するための
垂直CCD及び水平CCD、4は水平CCD3と出力回
路を仕切るアウトプットゲ−ト、5は水平CCD3から
信号電荷の送られてくる浮遊拡散層を水平CCDの転送
周期ごとにリセットするためのリセットトランジスタ、
6、8はそれぞれ初段ソ−スフォロワ−を構成するドラ
イバトランジスタ、負荷トランジスタ、9、10はそれ
ぞれ次段ソ−スフォロワ−を構成するドライバトランジ
スタ、負荷トランジスタである。垂直CCD2の中の区
切りは1ポリシリコン電極からなる1転送段を、水平C
CDの中の区切りは第1層ポリシリコンと第2層ポリシ
リコン電極からなる1転送段を示す。また、水平CCD
3とアウトプットゲ−トを構成する第2層ポリシリコン
電極下にはチャネル電圧を低くするためボロンのイオン
打ち込みがなされている。また、リセットトランジスタ
5は水平CCDを構成する第1層ポリシリコン電極下と
同様のディプレッション型トランジスタからなる。v
1、v2、v3、v4は垂直CCD2を駆動するための
4相のパルスの入力端子、h1、h2は水平CCD3を
駆動するための2相のパルスの入力端子、ogはアウト
プットゲ−トの直流バイアス電圧入力端子、rgはリセ
ットパルス入力端子、rdは浮遊拡散層のリセット電圧
入力端子、vgは負荷トランジスタのゲ−ト電圧入力端
子、odは出力回路の電源電圧入力端子、subは基板
電圧入力端子、wellはウェル電圧入力端子、vSS
保護回路のウェル電圧入力端子、outは信号出力端子
である。
【0003】ホトダイオ−ド1で光電変換された信号電
荷は、v1もしくはv3端子に高電圧が印加され一括し
て垂直CCD2に送られ、ついでv1からv4端子に中
電圧と低電圧の電圧レベルをもつ4相のパルスが印加さ
れ一行ずつ水平CCD3に転送され、その後h1、h2
端子に2相のパルスが印加され水平CCD3内を順次転
送される。水平CCD3より浮遊拡散層に転送された信
号電荷による電位変化がトランジスタ6、8からなる初
段ソ−スフォロワ−により検出され、トランジスタ9、
10からなる次段ソ−スフォロワ−によりout端子に
出力される。ついで、rg端子にリセットパルスが印加
されリセットトランジスタ5が導通し、浮遊拡散層はr
d端子に印加されリセット電圧にリセットされる。以上
の動作が繰り返され、信号が順次出力される。また、s
ub端子には通常はホトダイオ−ドで生じる過剰電荷を
排出するため所定の直流電圧が印加され、動解像度の向
上とフリッカ防止を目的とした電子シャッタを実現する
ため走査の途中で高電圧が印加される。
【0004】このような構成と動作を持つCCD型固体
撮像素子は通例表1に示す駆動条件により駆動がなされ
る。表1は図5に示した各端子に印加されるパルスと直
流バイアス電圧の1例を示すものである。well端子
電圧を基準電圧としてv1からv4端子には暗電流低減
のため最低電圧が垂直CCDn層の表面にp型反転層が
形成される電圧(以下ピンニング電圧)以下とした負値
の垂直CCD走査パルスが印加され、ホトダイオ−ドか
ら垂直CCDへの信号電荷転送時には、v1、v3端子
には高電圧が印加される。また、h1、h2端子には図
6のタイミング発生器の出力電圧が直接印加される。こ
れは、ドライバを設けることによる不要な消費電力の発
生を防ぎ、カメラシステムを低消費電力化するためであ
る。さらに、水平CCDから出力拡散層への電荷転送を
とどこおりなく行うために、og端子にはh1並びにh
2端子に印加される水平CCD転送パルスの高電圧に等
しい電圧が、rd端子にはアウトプットゲ−ト下のチャ
ネル電圧より十分に高い電圧が印加される。rg端子の
低電圧は浮遊拡散層からの信号電荷の漏れを防ぐために
水平CCD転送パルスの低電圧に等しく、高電圧は十分
に低いオン抵抗を実現するため水平CCD転送パルスの
高電圧より十分に高い電圧を印加する。また、od端子
には電圧値数を増やさないためにrd端子と同一電圧が
印加される。一方、sub端子に印加される過剰電荷排
出用の直流電圧は素子ごとにばらつくため各素子ごとに
調整がなされ、電子シャッタ−パルスのための高電圧は
素子のばらつきの上限値に設定される。
【0005】
【表1】
【0006】以上のCCD型固体撮像素子は図6に示す
構成によりカメラ内で用いられる。図中、161は図5
に示したCCD型固体撮像素子、162はCCD型固体
撮像素子161を駆動するためのタイミング発生器、1
63は各パルスの電圧値を所定の値とするためのドライ
バ、164はCCD型固体撮像素子161の出力から雑
音を除去するための相関二重サンプリング回路、165
は信号の出力レベルに応じて電圧利得を変える自動利得
制御回路、166はA/D変換器、167はディジタル
信号処理回路、168はD/A変換器、169はカメラ
のバッテリ−170からカメラ各部に必要な電圧を供給
するDC−DC変換器である。タイミング発生器16
2、相関二重サンプリング回路164と自動利得制御回
路165、ディジタル信号処理装置167、A/D変換
器166、D/A変換器168は、それぞれ単一電源で
動作する単一チップの集積回路から成る。
【0007】CCD型固体撮像素子161はタイミング
発生器162でタイミングを発生しDC−DC変換器1
69により電圧の供給されたドライバ163により所定
の電圧値にしたパルスと、DC−DC変換器169から
供給される直流電圧により駆動され、素子からの出力信
号は相関2重サンプリング回路164と自動利得制御回
路165により雑音除去・利得制御後、A/D変換器1
66によりディジタル信号に変換されディジタル信号処
理装置167で信号処理がなされ、再びD/A変換器1
68によりアナログ信号に変換されTV信号となる。
【0008】なお、この種のCCD型固体撮像素子につ
いては、例えば、テレビジョン学会技術報告、13巻、
11号、pp.61−72(1989.2)、テレビジ
ョン学会技術報告、12巻、13号、pp.31−36
(1988.2)において、さらに、この種のCCD型
固体撮像素子をもちいたカメラのディジタル信号処理装
置についてはアイ・エス・エス・シィ−・シィ−・ ダ
イジェスト オブ テクニカル ペ−パ−ズ 第250
頁から第251頁(1991)(ISSCC DIGES
T OF TECHNICAL PAPERS pp.
250−251(1987))において論じられてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、図6中のドライ
バ163を構成する回路としては、特公平1−1763
2号に記載された3値パルス発生回路等が使用されてい
た。しかし、この回路においては、MOSトランジスタ
56のソース・ドレイン間電圧がVDDとVSSの和になる
ため、トランジスタの耐圧を高くする必要があった。
【0010】本発明の目的は、耐圧の低いトランジスタ
を用いて、3値パルス発生回路のような多値のパルスを
発生する半導体回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1においては、第1のパルスを出力
する第1の回路と、上記第1のパルスと極性が逆の第2
のパルスを出力する第2の回路と、上記第1の回路と上
記第2の回路の出力の何れかを出力する出力線と、上記
第1の回路の出力部と上記出力線間に接続された第1の
スイッチと、上記第2の回路の出力部と上記出力線間に
接続された第2のスイッチとを有するように構成してい
る。
【0012】また、請求項2においては、請求項1にお
いて、第1のスイッチは第1の回路の出力部にソースが
接続されたnチャネルMOSトランジスタで構成されて
おり、第2のスイッチは第2の回路の出力部にソースが
接続されたpチャネルMOSトランジスタで構成されて
おり、上記nチャネルMOSトランジスタのドレインと
上記pチャネルMOSトランジスタのドレインとが出力
線に接続されるように構成したものである。
【0013】また、請求項3においては、請求項1また
は請求項2において、第1および第2のパルスは単一振
幅のパルスを用いて発生させるように構成したものであ
る。
【0014】
【実施例】第1の実施例 本発明の第1の実施例を図1から図3により説明する。
図1は第1の実施例の全体構成図、図2(a)は第1の
実施例の図1のA−A’部の断面図、図2(b)は図1
のB−B’部分の断面図、(c)はpチャネルトランジ
スタに対応する部分の断面図、図3は第1の実施例の垂
直CCD3値パルス発生回路である。
【0015】図1において1から10は図5と同様であ
る。但し、リセットトランジスタ5は水平CCDを構成
する第2層ポリシリコン電極下と同様のイオン打ち込み
のされたディプレッション型トランジスタからなる。1
1は基板電圧発生回路、12は垂直CCD転送パルス発
生回路、13は図3に示す垂直CCD3値パルス発生回
路、14は水平CCD転送パルス発生回路、15はリセ
ットパルス発生回路、16はリセット電圧発生回路、1
7は出力回路負荷トランジスタのバイアス電圧発生回路
である。V1、V2、V3、V4は垂直CCD2の転送
パルスのトリガ−入力端子、V1R、V3Rは垂直CC
D2の読み出しパルスのトリガ−入力端子、H1、H2
は水平CCD3の転送パルスのトリガ−入力端子、RG
はリセットパルスのトリガ−入力端子、SUBは電子シ
ャッタ−パルスのトリガ−入力端子、WELLはウェル
電圧入力端子、VDDは正電源電圧入力端子、VSSは負電
源電圧入力端子、OUTは信号出力端子である。タイミ
ング発生器のトリガ−パルスと正、負の2電源から所定
の電圧を持つパルスと直流電圧が素子内部で発生し図5
で述べたと同様の動作が行われる。
【0016】通例、集積回路内で用いられる昇圧回路は
電流駆動能力が小さい。そこで、正電源は大きな電流駆
動能力を必要とされる最高電圧以上、負電源は大きな電
流駆動能力を必要とされる最低電圧以下とする必要があ
る。2次元CCD型撮像素子の場合、大きな電流駆動能
力が必要とされるのは、垂直CCD2と水平CCD3の
転送パルスの高低電圧並びに出力回路の電源電圧であ
る。以上の結果、正電源電圧値は出力回路の電源電圧値
より高くすればよい。出力回路の電源には常時貫通電流
がながれているので、不用な消費電力を発生させないた
めに、本実施例では、正電源値は出力回路の電源電圧値
と等しくした。また、負電源値は垂直CCDの転送パル
スの最低電圧値より低くすれば良い。不用な降圧器を設
けなくても良いように、本実施例では、負電源値は垂直
CCDの転送パルスの最低電圧値と等しくした。すなわ
ち、本実施例では、正電源値は出力回路の電源電圧値と
等しく、負電源値は垂直CCDの転送パルスの最低電圧
値と等しくすることにより、タイミング発生器のトリガ
−パルスと正、負の2電源から所定の電圧を持つパルス
と直流電圧を素子内部で容易に発生することが可能とな
っている。
【0017】11から17の内蔵回路における消費電力
を低減するために相補型MOSトランジスタにより回路
を構成することが望ましい。本実施例では、このような
相補型のトランジスタをCCD型撮像素子を形成するた
めの製造工程に何ら変更をすることなく実現している。
図2を用いこの点について説明する。図2(a)は図1
のA−A’部に対応する部分の断面図であり従来と同様
である。図中、20はn型基板、21はp型ウェル、2
2はスミア電荷等の不要電荷のCCDn層23への混入
を防ぐためのp型2重ウェル、24はCCDのポリシリ
コン電極、25はホトダイオ−ドn層26から基板への
過剰電荷排出を低い電圧で行うためのnウェル、27は
暗電流を抑圧するためにホトダイオ−ド表面に設けられ
たp+層、28は遮光用第2層アルミである。また、図
2(b)は図1のB−B’部のnチャネルトランジスタ
の断面図であり従来と同様である。図中、20、21、
22、24は図2(a)と同様であり、29は配線用の
第1層アルミ、30はnチャネルMOSトランジスタの
n型ソ−スドレイン拡散層である。11から17の内蔵
回路を実現するためのnチャネルMOSトランジスタは
図2(b)と同様の構造を持つ。図2(c)は11から
17の内蔵回路を実現するため新たに設けたpチャネル
MOSトランジスタの断面構造図を示す。20、24、
25、27は図2(a)と同様で、29は図2(b)と
同様である。なお、p+層27と配線層29とのコンタ
クトは従来例におけるp型ウェル21と配線層29との
コンタクトと同時に行われる。本実施例では、pチャネ
ルトランジスタのソ−スドレイン拡散層をホトダイオ−
ド表面に設けられたp+層と兼用することにより、CC
D型撮像素子を形成するための製造工程に何ら変更をす
ることなく相補型のトランジスタを実現している。
【0018】なお、pチャネルトランジスタのしきい電
圧を低くしたい場合にはn型ウェル25をpチャネルト
ランジスタ下に設けなくても良い。また、水平CCDの
第2層ポリシリコン電極下に打ち込まれるチャネル電圧
調整用の通例ボロンからなるイオン打ち込みをポリシリ
コン電極24の下に打ち込んでも良い。逆に、しきい電
圧を高くしたい場合にはホトダイオ−ドn層26をトラ
ンジスタ下に設ければ良い。さらに、nチャネルトラン
ジスタのしきい電圧を小さくしたい場合にはp型2重ウ
ェル22をnチャネルトランジスタ下に設けなくても良
い。また、本実施例のpチャネルトランジスタを用いる
際にはソ−スドレイン拡散層27がn型基板20に対し
順方向にバイアスされないようにn型基板に印加される
電圧は正電源より高い電圧としている。
【0019】(1)垂直CCD転送パルス発生回路 低電圧が負の垂直CCDの転送パルスを外部からの正の
トリガ−パルスにより発生させるにはレベルシフトを行
い電圧増幅することが必要である。
【0020】(2)垂直CCD3値パルス発生回路 本実施例では垂直CCD転送パルスを発生する負電源回
路と読み出しパルスを発生する正電源回路を設け、この
2つの回路の出力をスイッチにより切り替えることによ
り垂直CCD3値パルスを発生させる。図3に第1の実
施例の垂直CCD3値パルス発生回路を示す。図3中、
41は結合容量、42はクランプダイオ−ド、43、3
7は第1の反転回路を構成するnチャネルMOSトラン
ジスタ、44、38は第1の反転回路を構成するpチャ
ネルMOSトランジスタ、45、39は第2の反転回路
を構成するnチャネルMOSトランジスタ、46、40
は第2の反転回路を構成するpチャネルMOSトランジ
スタである。また、47は垂直CCD転送パルス発生回
路と垂直CCD電極間のスイッチとなるnチャネルMO
Sトランジスタ、48は読み出しパルス発生回路と垂直
CCD電極間のスイッチとなるpチャネルMOSトラン
ジスタである。なお、nチャネルMOSトランジスタ4
7のウェルは第2の反転回路の出力に接続され基板効果
によるしきい電圧の増加を防いでいる。
【0021】外部からの正のパルスはダイオ−ド42に
より負電源VSSにクランプされた入力点に結合容量41
を介し電圧シフトして伝達される。ついで、第1の反転
回路により電圧増幅された後、第2の反転回路で電流増
幅され垂直CCD転送パルスとなる。外部パルスの電圧
振幅は垂直CCD転送パルスの電圧振幅より小さいた
め、第1の反転回路は外部パルスの電圧が高いときに貫
通電流が流れる。この貫通電流を小さくし消費電力低減
するためには第1の反転回路の電流駆動能力は低くせざ
るをえず、大容量の垂直CCD電極を駆動できない。そ
こで、本実施例では第2の反転回路を設け、第1の反転
回路には高い電流駆動能力がなくても良いようにしてい
る。すなわち、本実施例によれば、入力点が外部パルス
と容量により結合し、かつ、負電源にクランプされた第
1の反転回路を設けることによりレベルシフトと電圧増
幅を行い、第1の反転回路の出力を入力とする第2の反
転回路を設けることで消費電力の低い垂直CCD転送パ
ルス発生器を実現している。なお、ダイオ−ド42は図
2のp型ウェル21内にn型拡散層を設けることにより
容易に実現できる。さらに、クランプはダイオ−ド接続
されたMOSトランジスタで行っても良い。
【0022】垂直CCD2の読み出しパルスのトリガ−
入力端子V1R、V3Rに低い電圧が印加されている時
はノ−ドBの電圧はVDD、ノ−ドCの電圧は0Vとなっ
ている。この結果、nチャネルMOSトランジスタ47
が導通し垂直CCDの転送パルスが垂直CCD電極に接
続されたノ−ドDに印加される。一方、ゲ−ト接地され
たpチャネルMOSトランジスタ48のソ−スドレイン
には0Vもしくは負電源電圧VSSが印加されているので
導通することはない。ついで、転送パルスが0Vとなっ
た状態でトリガ−入力端子V1R、V3Rに高い電圧が
掛ると、ノ−ドBが0VとなりnチャネルMOSトラン
ジスタ47が非導通となる。一方、ノ−ドCがVDDとな
りpチャネルMOSトランジスタ48が導通し垂直CC
D電極に接続されたノ−ドDにVDDが印加される。以上
述べたように、本実施例によれば垂直CCD3値パルス
を垂直CCD転送パルスを発生する負電源回路と読み出
しパルスを発生する正電源回路を設け、この2つの回路
の出力をスイッチにより切り替えることにより、各MO
Sトランジスタのソ−スドレイン間電圧をVDDもしくは
SSと低い値としながら3値パルスを発生することがで
きる。
【0023】(3)水平CCD転送パルス発生回路 本実施例の水平CCD転送パルスは出力回路のリセット
電圧と電源電圧を下げるためにその最低電圧を負として
いる。さらに、その最低電圧は無効な電圧領域を生じな
いようにチャネル電圧を低くするためのイオン打ち込み
がなされた水平CCDの第2層ポリシリコン電極下のピ
ンニング電圧より高い値とする。この結果、水平CCD
転送パルス最低電圧は垂直CCD転送パルスの最低電圧
より高い負の値となる。一方、その電圧振幅は消費電力
低減のため通例垂直CCD転送パルスより小さい。そこ
で、本実施例では水平CCDの転送パルスを外部からの
正のトリガ−パルスをレベルシフトした後負電源回路の
電圧振幅を制限することにより発生させる。
【0024】(4)リセットパルス発生回路 本実施例ではアウトプットゲ−トの直流バイアス電圧は
水平CCD転送パルスの高電圧である0Vとする。ま
た、リセットトランジスタ5はアウトプットゲ−トを構
成する第2層ポリシリコン電極下と同様のディプレッシ
ョン型トランジスタからなる。この結果、浮遊拡散層か
らの信号電荷の漏れを防ぐためにはリセットパルスの低
電圧は0V以下であれば良い。そこで、本実施例では正
電源と0Vを2電源とする回路によりリセットパルスを
発生させている。
【0025】(5)リセット電圧発生回路 本実施例では出力回路の電源電圧を下げるためにリセッ
ト電圧を出力回路の電源電圧と別にし、リセット電圧を
出力回路の電源電圧から昇圧により発生させる。
【0026】(6)負荷トランジスタバイアス電圧発生
回路 バイアス電圧は必要に応じ自由に設定できるようになっ
ている。
【0027】(7)基板電圧発生回路 n型基板20には常時は過剰電圧排出用の直流電圧を印
加し、電子シャッタ動作時には高い正電圧を印加する必
要がある。本実施例ではこの高い電圧を外部のトリガ−
パルスより電圧増幅したパルスを容量結合により基板に
印加し発生させている。
【0028】以上の本実施例によれば、単一レベルの外
部パルスと正、負の2電源により駆動でき、使い勝手が
良く、カメラの低消費電力化を可能とする2次元CCD
型固体撮像素子を提供できる。また、外部パルスから負
値の水平CCD駆動パルスを発生させる回路、出力回路
の電源電圧からリセット電圧を発生する昇圧回路を内蔵
することにより出力回路の電源電圧を低くでき、低消費
電力かつ低雑音の出力回路を実現できる。
【0029】以上の結果、第1の実施例については表2
で示す駆動条件で駆動がなされる。従来の表1に示され
たものより電源電圧の種類が非常に少なくなっているこ
とがわかる。
【0030】
【表2】
【0031】第2の実施例 第1の実施例の垂直CCD3値パルス発生回路では読み
出しパルスの電圧がVDDであり電圧値が不足する場合が
ある。本実施例は正電源電圧VDDを垂直CCDの駆動電
極に印加後さらに容量結合により昇圧を行うことにより
正電源電圧以上の読み出し電圧を実現したものである。
【0032】図4に第2の実施例の垂直CCD3値パル
ス発生回路を示す。図4中、41から47、48、37
から40は図3と同様である。104は第3の反転回路
を構成するnチャネルMOSトランジスタ、105は第
3の反転回路を構成するpチャネルMOSトランジス
タ、106は第4の反転回路を構成するnチャネルMO
Sトランジスタ、107は第4の反転回路を構成するp
チャネルMOSトランジスタ、103は昇圧の為のダイ
オ−ド接続されたnチャネルMOSトランジスタ、10
2は昇圧パルスを伝達するためのゲ−ト接地されたpチ
ャネルMOSトランジスタ、101は第4の反転回路と
垂直CCD電極との結合容量である。
【0033】垂直CCDの読み出しパルスのトリガ−入
力端子V1R、V3Rに低い電圧が掛っているときはノ
−ドBの電圧はVDD、ノ−ドC、Iの電圧は0Vとなっ
ている。この結果、nチャネルMOSトランジスタ47
が導通し垂直CCDの転送パルスが垂直CCD電極に接
続されたノ−ドDに印加される。一方、ゲ−ト接地され
たpチャネルMOSトランジスタ48のソ−スドレイン
には0Vもしくは負電源電圧VSSが印加されているので
導通することはない。さらに、pチャネルMOSトラン
ジスタ102のドレインも0Vであり導通することはな
く、そのソ−スはフロ−ティングとなり、結合容量10
1は転送パルスの負荷となることはない。ついで、転送
パルスが0Vとなった状態でトリガ−入力端子V1R、
V3Rに高い電圧が印加されると、ノ−ドBが0Vとな
りnチャネルMOSトランジスタ47が非導通となる。
一方、ノ−ドCがVDDとなりpチャネルMOSトランジ
スタ48が導通し垂直CCD電極に接続されたノ−ドD
はVDDからトランジスタ103のしきい電圧分だけ降下
した電圧が印加される。この後、ノ−ドIが0VからV
DDとなり、pチャネルMOSトランジスタ102が導通
し、この電圧変化により結合容量101を介しノ−ドD
の電圧がさらに上昇する。以上述べたように、本実施例
によれば正電源電圧VDDを垂直CCDの駆動電極に印加
後さらに容量結合により昇圧を行うことにより正電源電
圧以上の読み出し電圧を実現できる。なお、読み出しパ
ルスの振幅を大きくするために結合容量を大きくしたい
ときには結合容量を素子外部に設けても良い。
【0034】以上の実施例では、インタ−ラインCCD
型撮像素子の例を述べたが、本発明は、CCD型撮像素
子の具体的構成に依らず、フレ−ムインタ−ライン型、
フレ−ムトランスファ−型、チャ−ジスィ−プ型等のC
CD型撮像素子でも同様に実施できる。
【0035】また、本発明は、垂直CCD並びに水平C
CDの具体的構成に依らず、例えば水平CCDが2本並
列に設けられたCCD型撮像素子でも同様の効果があ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、MOSトランジスタの
ソース・ドレイン間電圧をVDDもしくはVSSと低い値と
しながら極性の異なるパルスを発生することが出来る、
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCCD型固体撮像素子の全体構成
を示す図。
【図2】図1のA−A’、B−B’に対応する部分並び
にpチャネルMOSトランジスタの断面構造を示す図。
【図3】本発明の垂直CCD3値パルス発生回路の第1
の実施例を示す回路図。
【図4】本発明の垂直CCD3値パルス発生回路の第2
の実施例を示す回路図。
【図5】従来のCCD型固体撮像素子の全体構成を示す
図。
【図6】従来のCCDカメラのブロック図。
【符号の説明】
1…ホトダイオ−ド 2…垂直CCD 3…水平CCD 4…アウトプットゲ−ト 5…リセットゲ−ト 6…初段ソ−スフォロワ−ドライバトランジスタ 8…初段ソ−スフォロワ−負荷トランジスタ 9…次段ソ−スフォロワ−ドライバトランジスタ 10…次段ソ−スフォロワ−負荷トランジスタ 11…基板電圧発生回路 12…垂直CCD転送パルス発生回路 13…垂直CCD3値パルス発生回路 14…水平転送パルス発生回路 15…リセットパルス発生回路 16…リセット電圧発生回路 17…負荷ゲ−トバイアス発生回路 20…n型基板 21…p型ウェル 22…p型2重ウェル 23…垂直CCDn層 24…ポリシリコン電極 25…nウェル 26…ホトダイオ−ドn層 27…表面p+層 28…遮光用第2層アルミ 29…配線用第1層アルミ 37…第1反転回路nチャネルトランジスタ 38…第1反転回路pチャネルトランジスタ 39…第2反転回路nチャネルトランジスタ 40…第2反転回路pチャネルトランジスタ 41…結合容量 42…クランプダイオ−ド 43…第1反転回路nチャネルトランジスタ 44…第1反転回路pチャネルトランジスタ 45…第2反転回路nチャネルトランジスタ 46…第2反転回路pチャネルトランジスタ 47…nチャネルトランジスタスイッチ 48…pチャネルトランジスタスイッチ 101…結合容量 102…pチャネルトランジスタスイッチ 103…昇圧回路nチャネルトランジスタ 104…第3反転回路nチャネルトランジスタ 105…第3反転回路pチャネルトランジスタ 106…第4反転回路nチャネルトランジスタ 107…第4反転回路pチャネルトランジスタ 161…CCD型撮像素子 162…タイミング発生器 163…ドライバ 164…相関二重サンプリング回路 165…自動利得制御回路 166…A/D変換器 167…ディジタル信号処理回路 168…D/A変換器 169…DC−DC変換器 170…カメラのバッテリー V1、V2、V3、V4…垂直CCD転送トリガ−パル
ス入力端子 V1R、V3R…垂直CCD読み出しトリガ−パルス入
力端子 H1、H2…水平CCD転送トリガ−パルス入力端子 RG…リセットトリガ−パルス入力端子 SUB…電子シャッタトリガ−パルス入力端子 VDD…正電源入力端子 VSS…負電源入力端子 OUT…信号出力端子 WELL…ウェル電圧入力端子
フロントページの続き (72)発明者 小野 秀行 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 佐藤 朗 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のパルスを出力する第1の回路と、上
    記第1のパルスと極性が逆の第2のパルスを出力する第
    2の回路と、上記第1の回路と上記第2の回路の出力の
    何れかを出力する出力線と、上記第1の回路の出力部と
    上記出力線間に接続された第1のスイッチと、上記第2
    の回路の出力部と上記出力線間に接続された第2のスイ
    ッチとを有することを特徴とする半導体回路。
  2. 【請求項2】上記第1のスイッチは上記第1の回路の出
    力部にソースが接続されたnチャネルMOSトランジス
    タで構成されており、上記第2のスイッチは上記第2の
    回路の出力部にソースが接続されたpチャネルMOSト
    ランジスタで構成されており、上記nチャネルMOSト
    ランジスタのドレインと上記pチャネルMOSトランジ
    スタのドレインとが上記出力線に接続されていることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体回路。
  3. 【請求項3】上記第1および第2のパルスは、単一振幅
    のパルスを用いて発生させることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の半導体回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008205891A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Olympus Corp 固体撮像装置

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