JPH11207137A - 灰溶融炉の湿式排ガス処理装置 - Google Patents
灰溶融炉の湿式排ガス処理装置Info
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- JPH11207137A JPH11207137A JP1649698A JP1649698A JPH11207137A JP H11207137 A JPH11207137 A JP H11207137A JP 1649698 A JP1649698 A JP 1649698A JP 1649698 A JP1649698 A JP 1649698A JP H11207137 A JPH11207137 A JP H11207137A
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Abstract
除去する。 【解決手段】 灰溶融炉1から排出される排ガス6を、
湿式で処理する湿式排ガス処理装置であって、灰溶融炉
1からの排ガス6をタンク内に収容された吸収液8に潜
らせるバブリングタンク2と、バブリングタンク2から
の排ガス6を吸収液8のジェット流に接触させるジェッ
トスクラバー3と、ジェットスクラバー3からの排ガス
6を高電圧を印加した対向する電極間に流し、一方の電
極に吸着した微粒子を吸着液8により洗い流す湿式電気
集塵機4とを備えてなるものである。
Description
る排ガスを湿式で処理する湿式排ガス処理装置に関す
る。
却施設で焼却処理され、生じた焼却灰やばいじんは、従
来埋め立て処分されていた。しかし、埋め立て処分地枯
渇の問題や有害重金属類の溶出による地下水汚染の問題
があるため溶融による減量・減容化と無害化の必要性が
高まってきている。
ス、灯油、電力を熱源とした溶融処理方式が提案され、
一部で実処理が行われている。このうち、電力を熱源と
した溶融炉としてプラズマアーク加熱方式や抵抗加熱方
式などがある。
対抗電極を配置し、直流または交流通電による電気抵抗
熱(ジュール熱)により灰を加熱溶融するものであり、
1)熱効率が高い、2)発生ガスが少ない、3)アーク
を生成しないためフリッカが発生しない、4)溶融スラ
グと溶融メタルとを分離した分割出滓ができる、という
特徴がある。
て特開平7−77318号に開示されたものがある。図
4は上記公報に開示されたもので灰溶融炉の断面および
前後設備のフローシートを示している。図において、a
は灰溶融炉、bは上部電極、cは炉底電極、dは電源装
置、eは溶融メタル層、fは溶融スラグ層、gは溶融塩
層、hはCOガス燃焼炉、iは集塵機、jは集塵ファ
ン、kは煙突、mは電極埋没位置調節器である。上記発
明の特徴はごみ焼却施設より発生する焼却灰、ばいじん
(飛灰)あるいは二者の混合物からなる廃棄物を電気抵
抗熱を熱源として溶融処理する方法であって、上部電極
bの先端位置を溶融塩層gと溶融メタル層eの間の溶融
スラグ層f中に位置せしめ炉底電極cの間に、直流通電
もしくは交流2相通電により垂直方向に通電することに
より溶融塩を電気分解することなく、溶融スラグ層fの
上方に溶融塩層gを安定的に形成し、有害な塩素ガス、
塩化水素ガス等の発生を防止しようとするものである。
塩層gを形成させるような操業をすると、溶融塩は炉壁
材を侵触する性質が極めて強いので、侵触を防ぐため高
価な炉壁材料を使う必要がある。また、電気の伝導性の
よい溶融塩が炉壁中に浸透するので、短絡事故を起こし
やすい。そこで本願出願人は、鋭意研究の結果、炉底の
陰極と炉蓋から挿入された陽極との間で通電して、電気
抵抗熱により灰を溶融する際に、食塩(NaCl)など
のアルカリ塩を積極的に電気分解する操業方法を採用す
ることにした。かかる操業方法によれば、例えば食塩
は、塩素ガスと金属ナトリウムに電気分解する。塩素ガ
スは水蒸気と反応して塩化水素と次亜塩素酸になるが、
次亜塩素酸は酸素を放出して塩化水素になる。また、金
属ナトリウムは蒸発し酸化雰囲気中で酸化ナトリウムと
なる。そして、これらの物質は排ガス中に含まれて、外
部に放出される。なお、金属ナトリウムは一部溶融メタ
ル層e中に残る。
に示すように乾式処理すると、これらの物質は吸湿性が
強く、吸湿するとバグフィルタや電気集塵機などの集塵
機iまたは途中の配管やダクトにダストと共に付着し、
払い落としが困難で目詰まりや性能劣化を起こしやす
い。
を開発し、特許出願を行った。例えば特願平8−142
631号「灰溶融炉の排ガス処理装置」には、図6に示
すように灰溶融炉から発生する排ガスを導いて、吸収液
にダストおよび可溶性成分を吸収させるガス吸収塔と、
ガス吸収塔からの排ガスをミストセパレータを介して導
き排ガス中のCOガスを燃焼させるCO燃焼器とを有す
る排ガス処理装置が開示されている。
炉の排ガス吸収装置」には、吸収液を収容するととも
に、排ガスを吸収液内部に潜らせて発泡を起こさせるバ
ブリングタンクと、円筒または逆円錐状の胴部を有する
とともに、下方に縮径部を有しており、頂部から灰溶融
炉の排ガスが流入するとともに、胴部上端にバブリング
タンクからポンプを介して、接線方向に流入する循環吸
収液により胴部内壁が洗浄されており、かつ、下端がバ
ブリングタンク内の吸収液に没入しているバッファタン
クとを有してなる排ガス吸収装置が開示されている。
論文集1996には、上記の発明を含む灰溶融炉と排ガ
ス処理装置のパイロットプラントのフローシートが開示
されている。図5は上記フローシートである。灰溶融炉
の上部電極には黒鉛を使用していて、COガスが発生す
るので、図に示すようにCO燃焼室が設けられている。
バブリングタンクは、外気をシールして灰溶融炉内を大
気圧より高圧に保ち、外気が灰溶融炉内に逆流しないよ
うにするために設けられている。
炉は排ガス量が少く、かつ、低温で炉から排出されるの
で、排ガス処理がコンパクト化でき湿式排ガス処理によ
り、効果的に処理が可能である反面、排ガス中の粒子濃
度が150〜200g/m3 程度と高く、かつ、粒子中
には、サブミクロンの微粒子の割合が高い。このような
微粒子は、従来の湿式排ガス処理装置では十分に捕集す
ることができず、20〜30%のダストが次工程に排出
されていた。
鑑み案出されたもので、従来の湿式排ガス処理装置の後
に、湿式電気集塵機を付加することにより、サブミクロ
ンレベルの微粒子を除去することのできる、灰溶融炉の
湿式排ガス処理装置を提供することを目的とする。
め、本発明の灰溶融炉の湿式排ガス処理装置は、灰溶融
炉から排出する排ガスを湿式で処理する湿式排ガス処理
装置であって、灰溶融炉からの排ガスをタンク内に収容
された吸収液に潜らせるバブリングタンクと、バブリン
グタンクからの排ガスを吸収液のジェット流に接触させ
るジェットスクラバーと、ジェットスクラバーからの排
ガスを高電圧を印加した対向する電極間に流し、一方の
電極に吸着した微粒子を吸収液により洗い流す湿式電気
集塵機とを備えてなるものである。
ーに代えて噴霧した吸収液中に排ガスを通過させるスプ
レー式ガス吸収塔としてもよい。
らの排ガスは、バブリングタンクとジェットスクラバー
またはそれらに代えてスプレー式ガス吸収塔を通ってダ
ストが除去される。これらの湿式排ガス処理装置により
除去しきれなかった微細なダストを含む排ガスは、湿式
電気集塵機に導かれる。湿式電気集塵機は、細い電線の
陰極とそれを囲繞する直立筒状の陽極との間に高電圧を
かけて、陰極からコロナ放電を行わせ、筒状の陽極内に
排ガスと噴霧状の吸収液とを流して、マイナスに帯電さ
せた微粉と吸収液とを陽極に吸着させ、それを陽極上端
からの吸収液により洗い流すものである。電気集塵機は
微細なダストの集塵に優れた能力を発揮するが、特に湿
式電気集塵機は、陽極に集積したダストを吸収液により
洗い流すのでダストの処理が容易である。電気集塵機か
ら排出される排ガス中には、COガスが含まれているの
で、COガス燃焼器で燃やした後、大気に放出してもよ
いが、上記排ガスを2次燃焼空気と共にゴミ焼却炉に導
いてもよい。
図面を参照しつつ説明する。図1は請求項1記載の発明
の灰溶融炉の湿式排ガス処理装置のフローシートであ
る。図において、1は灰溶融炉、2はバブリングタン
ク、3はジェットスクラバー、4は湿式電気集塵機であ
る。灰溶融炉1には、飛灰や焼却灰5が供給される。灰
溶融炉1からの排ガス6は、バブリングタンク2に供給
され、タンク2内に収容された吸収液8内に潜らせて、
排ガス6中のダストの一部を吸収させる。バブリングタ
ンク2を設けることにより、外気が灰溶融炉1内に逆流
する危険を排除している。バブリングタンク2からの排
ガス6は、ジェットスクラバー3に導かれ、ここで吸収
液のジェット流に接触させて、排ガス6中に残ったダス
トの一部を吸収液に吸収させる。ジェットスクラバー3
からの排ガス6は、湿式電気集塵機4に導かれる。図3
は湿式電気集塵機4の構造を示している。湿式電気集塵
機4は、上部タンク4aと、下部タンク4bと、上部タ
ンク4aと下部タンク4bとを連結する直立筒状の陽極
4cと、陽極4c内を上下に貫通する細い電線からなる
陰極4dとを備えている。陰極4dは両端が1対の碍子
4fにより、上部タンク4aおよび下部タンクと絶縁さ
れている。陰極4dはとげ付電線であることが好まし
い。4eは陽極4cおよび陰極4dとに接続されて、両
極4c、4d間に数万ボルトの高電圧を印加する高圧電
源である。高圧電源4eの陽極側はアースされている。
4gは吸収液8を噴霧するスプレーノズルである。4h
は下部タンク4bに設けられた排ガス入口、4iは上部
タンク4aに設けられた排ガス出口である。湿式電気集
塵機4により排ガス6中に残った微細なダストが除去さ
れる。
融炉1からの排ガス6は、バブリングタンク2とジェッ
トスクラバー3を通ってダストが除去される。これらの
湿式排ガス処理装置により、除去しきれなかった微細な
ダストを含む排ガス6は、湿式電気集塵機4に導かれ
る。排ガス6は下部タンク4bに設けられた排ガス入口
4hに流入し、陽極4c内を上昇し、上部タンク4aに
設けられた排ガス出口4iから排出される。吸収液8は
陽極4c上方に設けられたスプレーノズル4gから噴霧
されて、陽極4c内を下降する。吸収液8の一部は、上
部タンク4aからオーバーフローして、陽極4cの内壁
に沿って流下する。
ってコロナ放電が行われ、微細なダストおよび吸収液の
水滴はマイナスに帯電し、陽極4cに吸着される。それ
らは、陽極4c上端から壁面に沿って流下する吸収液8
により洗い流される。湿式電気集塵機4から排出される
排ガス6中には、灰溶融炉1で発生したCOガスが含ま
れているので、COガス燃焼器で燃してから外部に排出
するか、排ガス6を2次燃焼空気とともに図示しないゴ
ミ焼却炉に導く。
式排ガス処理装置のフローシートである。ここに図示さ
れる実施形態が図1に示す実施形態と異なるのは、バブ
リングタンク2とジェットスクラバー3の代りに、スプ
レー式ガス吸収塔を用いた点である。スプレー式ガス吸
収塔8は、塔上部に設けたスプレーノズル7aから吸収
駅8を噴霧し、塔下方から導入され、塔内を上昇し、塔
上部から排出される排ガス6と接触させて、吸収液8に
ダストを吸収させるものである。
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。
の排ガス処理装置は、通常の湿式排ガス処理装置の後に
湿式電気集塵機を付加したので、サブミクロンレベルの
微細なダストが完全に除去されるとともに、電気集塵機
で陽極に吸着したダストは、吸収液により洗い流される
のでダストの処理が容易であるなどの優れた効果を有す
る。
置のフローシートである。
置のフローシートである。
のフローシートを含む図面である。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 灰溶融炉から排出される排ガスを湿式で
処理する湿式排ガス処理装置であって、灰溶融炉からの
排ガスをタンク内に収容された吸収液に潜らせるバブリ
ングタンクと、バブリングタンクからの排ガスを吸収液
のジェット流に接触させるジェットスクラバーと、ジェ
ットスクラバーからの排ガスを高電圧を印加した対向す
る電極間に流し、一方の電極に吸着した微粒子を吸収液
により洗い流す湿式電気集塵機とを備えてなることを特
徴とする灰溶融炉の湿式排ガス処理装置。 - 【請求項2】 上記バブリングタンクとジェットスクラ
バーに代えて噴霧した吸収液中に排ガスを通過させるス
プレー式ガス吸収塔とした請求項1記載の灰溶融炉の湿
式排ガス処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1649698A JPH11207137A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 灰溶融炉の湿式排ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1649698A JPH11207137A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 灰溶融炉の湿式排ガス処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11207137A true JPH11207137A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11917903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1649698A Pending JPH11207137A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 灰溶融炉の湿式排ガス処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11207137A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006122868A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | San Techno Kk | 廃棄物処理設備 |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP1649698A patent/JPH11207137A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006122868A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | San Techno Kk | 廃棄物処理設備 |
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