JPH11207200A - 竪型ローラミルおよびその運転方法 - Google Patents

竪型ローラミルおよびその運転方法

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JPH11207200A
JPH11207200A JP883398A JP883398A JPH11207200A JP H11207200 A JPH11207200 A JP H11207200A JP 883398 A JP883398 A JP 883398A JP 883398 A JP883398 A JP 883398A JP H11207200 A JPH11207200 A JP H11207200A
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JP
Japan
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coal
ring
dam ring
roller mill
mill
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Application number
JP883398A
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English (en)
Inventor
Naofumi Tanaka
直文 田中
Kenichi Arima
謙一 有馬
Shuichi Sakota
秀一 迫田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石炭と都市ごみ等のごみ燃料を混合粉砕する
竪型ローラミルにおいて、より低動力でかつ安定的に作
動するようにした竪型ローラミルとその運転方法を提供
することを課題とする。 【解決手段】 縁部の起立したダムリングとその内方の
固形物粉砕面を形成するブルリングを有するテーブル
と、その上方に配置された固形物を押圧するローラとを
有し、かつ、ダムリング高さを前記テーブルの直径の1
/14から1/10にして竪型ローラミルを構成し、こ
の低い高さのダムリング高さにより、破砕した固形物の
排出性が良くなり、ミル動力を抑制する様にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭と都市ごみ等
のごみ燃料を混合粉砕する竪型ローラミルおよびその運
転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1を利用して竪型ローラミルの基本的
構成を、また図4を参照して同竪型ローラミルの従来の
運転状況を説明する。
【0003】1は石炭を貯蔵する石炭バンカ、2は都市
ごみ等のごみ燃料を貯蔵するごみ燃料バンカである。3
は石炭バンカ1に貯蔵された石炭を所定量移送する石炭
定量供給機、4は同様にごみ燃料バンカ2に貯蔵された
ごみ燃料を所定量移送するごみ燃料定量供給機である。
【0004】5は供給管で、石炭定量供給機3およびご
み燃料定量供給機4の下流に連接し、同石炭定量供給機
3から供給される石炭、およびごみ燃料定量供給機4か
ら供給されるごみ燃料を後流の粉砕部へ案内する。
【0005】7は石炭及びごみ燃料の粉砕を行うテーブ
ルで、表面に半径方向及び円周方向に延びる粉砕面を形
成するブルリング16を配設すると共に周縁部には起立
したダムリング15を配設し、図示省略の駆動装置で回
転駆動される様に構成されている。
【0006】6はローラで、テーブル7のブルリング1
6上面に臨んで配置され、油圧シリンダ13で押圧され
て前記ブルリング16と共働してその間に固形物、即ち
石炭及びごみ燃料の粉砕部を形成する。
【0007】8は外部から供給される熱風、9はテーブ
ル7の周面に近接して配置された熱風案内ベーン、10
は同熱風案内ベーン9に続いてその上部に配設された一
次分級器、11はセパレータ、12は同セパレータ11
の上端位置で円周方向に沿って配置された分級羽根、そ
して14は細分された固形物の石炭またはごみ燃料を取
り出す出口管を示している。
【0008】前記の構成において、石炭バンカ1に貯蔵
された石炭は粉砕時にこの石炭バンカ1から石炭定量供
給機3に下降し、所定量が供給管5を経てテーブル7上
へ供給される。
【0009】そしてテーブル7上面に落下分散された石
炭は、テーブル7の回転による遠心力で周方向へ移動し
てローラ6の下部へ移送され、ブルリング16との間で
ローラ6に押圧されて粉砕される。
【0010】この時、竪型ローラミルの制御性からテー
ブル7とローラ6間の炭層厚み及び適正製品炭粒度を得
るために油圧シリンダ13は図示省略の制御装置により
制御されてその加圧を調整する。
【0011】この様にして粉砕された粉砕炭はダムリン
グ15を越えてテーブル7の外へ排出され、同テーブル
7の外周端から熱風案内ベーン9及び一次分級器10を
経て送風される乾燥兼搬送用の熱風8によってセパレー
タ11の上部の分級羽根12へ導かれ、粗粒と微粒に分
類される。
【0012】そして微粒は出口管14から製品としてボ
イラ等へ運ばれて燃焼等に供せられるが、粗粒はセパレ
ータ11の内壁を通り再度テーブル7上に戻り再粉砕さ
れることになる。
【0013】他方、ごみ燃料バンカ2からのごみ燃料供
給は、石炭単体での竪型ローラミルの運転状況が整定し
た時点で開始される。具体的なステップとしては、まず
ごみ1料バンカ2からごみ燃料定量供給機4によって制
御されながら供給管5を通り、石炭の場合と同様にテー
ブル7上で混合粉砕される。この場合テーブル7の回転
は常用回転で石炭単体の粉砕時及び石炭とごみ燃料の混
合粉砕時も同一回転である。
【0014】なお、この運転状況を図4に整理すると、
横軸に共通の時間軸をとり、時間Tの進行に伴って変化
するAローラリフト、Bシリンダ荷重、Cミル動力、D
固形化ごみ燃料供給量、E給炭量、Fテーブル周速(こ
れは定常値で一定に維持されている)をそれぞれ示して
いる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のものに
あっては、ごみ燃料中に混在するプラスティック又は繊
維くず等の軟らかい難粉砕物がテーブル7上に蓄積して
炭層が厚くなり、ローラ6のリフトが大きくなると共に
ローラ6の押し付けのための動力が大きくなることか
ら、ミル全体の動力が大幅に増加するという不具合を伴
うものである。
【0016】本発明はこの様な従来のものにおける問題
点を解消し、より低動力でかつ安定的に作動するように
した竪型ローラミルとその運転方法を提供することを課
題とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した課題
を解決すべくなされたもので、縁部に起立したダムリン
グを配設しその内方に投入固形物の粉砕面を形成するブ
ルリングを配設したテーブルと、前記ブルリング上方に
配置され前記固形物を押圧するローラとを有し、前記ロ
ーラとブルリングの接触位置から前記ダムリング頂部に
至るダムリング高さを前記テーブルの直径の1/14〜
1/10に形成した竪型ローラミルを提供するものであ
る。
【0018】すなわち本発明によれば、前記の様にテー
ブルの直径に対し1/14〜1/10にダムリング高さ
を選定することにより、この値はこれまで一般に採用さ
れて来たものより小さく、要するにダムリング高さを低
くしているので、破砕した固形物の排出性が良くなり、
ミル動力を抑制するものである。
【0019】また本発明は、縁部に起立したダムリング
を配設しその内方に投入固形物の粉砕面を形成するブル
リングを配設したテーブルと、前記ブルリング上方に配
置され前記固形物を押圧するローラとを有する竪型ロー
ラミルにおいて、前記固形物が石炭の場合に、同固形物
が石炭とごみ燃料の混合の場合より遅くなる様に切替え
て前記テーブルを回転させるようにした竪型ローラミル
の運転方法を提供するものである。
【0020】すなわち、本発明によれば、固形物の種類
に応じ、これが石炭単体の場合には石炭とごみ燃料の場
合よりも遅くし、これにより遠心力を小さくして石炭の
移送及び排出を遅らせ、ローラリフトを維持してローラ
の押圧力を高め、粉砕効率の向上を図る様にしたもので
ある。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第1形態を図1乃
至図3に基づいて説明する。なお竪型ローラミルの基本
的構造は、本実施の形態を示す図1を利用して既に従来
の技術として説明済につき、本実施の形態の基本構造の
共通部分については先の説明を援用して重複する説明は
省略し、本実施の形態に固有の特徴ある点を中心に説明
する。
【0022】即ち、本実施の形態では、ローラミルに於
いてテーブル7の外周縁部に取り付ける起立したダムリ
ング15の高さを、石炭単体を粉砕するものの最適高さ
から10〜50%程度低くしたものとしている。
【0023】また、本実施の形態では、ミルモータのポ
ールチエンジ方式又はインバータを組み入れて回転数を
変化させる方式等適宜の方式を採用し、テーブル7の周
速を必要に応じて適宜切替え変化し得る構成としてい
る。
【0024】更に前記ダムリング15の高さについて具
体的に説明すれば、図2に示す様に、前記ダムリング1
5の高さをローラ6がブルリング16上面と当接する位
置から同ダムリング15の頂面までとし、これをダムリ
ング高さhとしてテーブル7の直径Dと対比すると、前
記従来のものではh=(1/10)D〜(1/8)D
(約0.1D〜0.125Dである)であったのに対し
本実施の形態においては、h=(1/14)D〜(1/
10)D(約0.071D〜0.01Dである)、そし
て好ましくはh=(1/10.5)D(約0.095
D)としている。
【0025】本来ダムリング15はテーブル7上に保有
する石炭等の量を調整し、ローラミルの安定運転を促す
ための部材であるが、このダムリング15の高さが高す
ぎると、動力の増加となってミルの容量不足となり、反
対にこれが低すぎるとローラリフトが低くなりミル振動
が発生しミル本来の性能及び安定運転が出来なくなる原
因となるので、このダムリング15の高さ選択は、長年
の経験に基づき種々の要因を分析して最適な値を見出さ
ねばならないという難関が伴うものであった。
【0026】本願の発明者等は試行錯誤を重ねてこの難
関を越え、前記した本実施の形態の具体的な数値に到達
したものであり、この様なダムリング高さhとテーブル
直径Dの選択により、より低動力でかつ安定的に作動す
る好適な竪型ローラミルを得ることができたものであ
る。
【0027】この様にダムリング高さhを低く構成した
竪型ローラミルの採用により図3に示す様に先ず給炭量
Eを開始して石炭単体の粉砕を行い、そしてこの時タイ
ミングを計ってテーブル周速Fを低下する様に定常の速
度より下げ、固形化ごみ燃料供給量Dの始まる段階で同
周速を元の定常速度に復帰する様にしている。
【0028】即ち、テーブル7を定常回転数としている
と石炭単体の粉砕においては、ダムリング15の高さh
を低くしたことにより、テーブル7上の炭層の厚みが薄
くなり、ローラ6のリフトも低くなるので、テーブル7
及びローラ6での摩耗が進行するにつれてローラ6のリ
フトは下がり、ミル振動が大きくなってミルの安全運転
が出来なくなるおそれがある。
【0029】しかし、これに対して本実施の形態ではテ
ーブル7の周速を遅くすることによって遠心力を下げて
炭層の厚みを増し、ミルの安全運転を確保した上、ロー
ラ6のリフトを大きくして油圧シリンダ13での加圧増
加により粉砕率を向上し、ミルの容量低下を防止する。
【0030】また、石炭とごみ燃料のとの混合粉砕にお
いては、テーブル7は定常回転数に戻してもダムリング
15の高さhを低くしているので、ごみ燃料に含まれる
プラスティックス、繊維くずなどの難粉砕物がテーブル
7上に蓄積する量が少なくなり、ローラ6の荷重がテー
ブル7上の蓄積物に摩砕、剪断等の効果が有効に作用し
て粉砕効率の向上を図り、しかもミル動力が石炭単体の
粉砕時に比べて大幅に増加することなくごみ燃料の混合
粉砕が可能となる。
【0031】以上、本発明を図示の実施の形態について
説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、
本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えて
よいことはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、縁
部に起立したダムリングを配設しその内方に投入固形物
の粉砕面を形成するブルリングを配設したテーブルと、
前記ブルリング上方に配置され前記固形物を押圧するロ
ーラとを有し、前記ローラとブルリングの接触位置から
前記ダムリング頂部に至るダムリング高さを前記テーブ
ルの直径の1/14〜1/10に形成して竪型ローラミ
ルを構成したので、このテーブルの直径に対し1/14
〜1/10に選定されたダムリング高さは、通常採用さ
れて来たダムリング高さより小さく、低い構成であり、
破砕した固形物の排出性が良くなり、ミル動力を抑制す
ることができたものである。
【0033】また、請求項2の発明によれば、縁部に起
立したダムリングを配設しその内方に投入固形物の粉砕
面を形成するブルリングを配設したテーブルと、前記ブ
ルリング上方に配置され前記固形物を押圧するローラと
を有する竪型ローラミルにおいて、前記固形物が石炭の
場合に、同固形物が石炭とごみ燃料の混合の場合より遅
くなる様に切替えて前記テーブルを回転させるようにし
て竪型ローラミルの運転方法を構成しているので、固形
物の種類に応じ、これが石炭単体の場合には石炭とごみ
燃料の場合よりも遅くし、その結果遠心力を小さくして
石炭の移送及び排出を遅らせ、ローラリフトを維持して
ローラの押圧力を高め、粉砕効率の向上を図ることがで
きたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る竪型ローラミルの
構成を概略的に示す説明図である。
【図2】図1の要部の構成を抜粋して概略的に示す説明
図である。
【図3】本実施の形態における竪型ローラミル運転概要
を示す説明図である。
【図4】従来の竪型ローラミル運転概要を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 石炭バンカ 2 ごみ燃料バンカ 3 石炭定量供給機 4 ごみ燃料定量供給機 5 供給管 6 ローラ 7 テーブル 8 熱風 9 熱風案内ベーン 10 一次分級器 11 セパレータ 12 分級羽根 13 油圧シリンダ 14 出口管 15 ダムリング 16 ブルリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縁部に起立したダムリングを配設しその
    内方に投入固形物の粉砕面を形成するブルリングを配設
    したテーブルと、前記ブルリング上方に配置され前記固
    形物を押圧するローラとを有し、前記ローラとブルリン
    グの接触位置から前記ダムリング頂部に至るダムリング
    高さを前記テーブルの直径の1/14〜1/10に形成
    したことを特徴とする竪型ローラミル。
  2. 【請求項2】 縁部に起立したダムリングを配設しその
    内方に投入固形物の粉砕面を形成するブルリングを配設
    したテーブルと、前記ブルリング上方に配置され前記固
    形物を押圧するローラとを有する竪型ローラミルにおい
    て、前記固形物が石炭の場合に、同固形物が石炭とごみ
    燃料の混合の場合より遅くなる様に切替えて前記テーブ
    ルを回転させることを特徴とする竪型ローラミルの運転
    方法。
JP883398A 1998-01-20 1998-01-20 竪型ローラミルおよびその運転方法 Pending JPH11207200A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008090923A1 (ja) * 2007-01-26 2008-07-31 Ube Machinery Corporation, Ltd. 竪型粉砕機の制御方法および制御装置
JP2010119924A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Ihi Corp 竪型ミル
US7926755B2 (en) 2008-11-17 2011-04-19 Ihi Corporation Biomass mill
JP2012046662A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Ube Industries Ltd 固体燃料の製造方法及び竪型ローラミル
JP2013178037A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体燃料粉砕装置および固体燃料粉砕装置の制御方法

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