JPH11207363A - 電解式脱リン装置 - Google Patents
電解式脱リン装置Info
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- JPH11207363A JPH11207363A JP1146898A JP1146898A JPH11207363A JP H11207363 A JPH11207363 A JP H11207363A JP 1146898 A JP1146898 A JP 1146898A JP 1146898 A JP1146898 A JP 1146898A JP H11207363 A JPH11207363 A JP H11207363A
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Landscapes
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リン成分の除去性能を長期間に亘って維持す
ることができる電解式脱リン装置を提供する。 【解決手段】 リン成分を含有する水に陽極1と陰極2
を浸漬し、陽極1と陰極2の間に通電して電気分解する
ことによってリン成分を水に難溶化して析出させるよう
にした電解式脱リン装置に関する。このような電解式脱
リン装置において、陽極1を網状のかご3に投入したア
ルミニウムあるいは鉄の塊4で形成する。アルミニウム
あるいは鉄の塊4で形成される陽極1は表面積を大きく
することができ、陽極1にかかる電流密度を低減するこ
とができる。
ることができる電解式脱リン装置を提供する。 【解決手段】 リン成分を含有する水に陽極1と陰極2
を浸漬し、陽極1と陰極2の間に通電して電気分解する
ことによってリン成分を水に難溶化して析出させるよう
にした電解式脱リン装置に関する。このような電解式脱
リン装置において、陽極1を網状のかご3に投入したア
ルミニウムあるいは鉄の塊4で形成する。アルミニウム
あるいは鉄の塊4で形成される陽極1は表面積を大きく
することができ、陽極1にかかる電流密度を低減するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水の浄化槽など
に用いられる電解式脱リン装置に関するものである。
に用いられる電解式脱リン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浄化槽における排水中のリン成分を除去
する方法の一つとして、電気分解法でリン成分を除去す
る方法(特開昭60−44090号公報等参照)が提供
されている。この電気分解法は、陽極にアルミニウムあ
るいは鉄を用い、陰極にアルミニウムあるいは鉄あるい
はステンレス等を用い、陽極と陰極との間に電流を流す
ことによって排水の電気分解を行ない、陽極から溶出し
たアルミニウムイオンあるいは鉄イオンを排水中のリン
酸イオンとして存在するリン成分と結合させ、水に難溶
性のリン酸アルミニウムあるいはリン酸鉄として析出さ
せて、これを沈澱させることによって、リン成分を除去
するようにしたものである。
する方法の一つとして、電気分解法でリン成分を除去す
る方法(特開昭60−44090号公報等参照)が提供
されている。この電気分解法は、陽極にアルミニウムあ
るいは鉄を用い、陰極にアルミニウムあるいは鉄あるい
はステンレス等を用い、陽極と陰極との間に電流を流す
ことによって排水の電気分解を行ない、陽極から溶出し
たアルミニウムイオンあるいは鉄イオンを排水中のリン
酸イオンとして存在するリン成分と結合させ、水に難溶
性のリン酸アルミニウムあるいはリン酸鉄として析出さ
せて、これを沈澱させることによって、リン成分を除去
するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、陽極や陰極は
通常、同じ面積の平板によって形成され、これを平行に
配置して使用されているが、寿命が短いという問題があ
った。すなわち、アルミニウムあるいは鉄で形成される
陽極は、電気分解の進行に伴って電極材料であるアルミ
ニウムあるいは鉄が溶出するために消耗され、長期間に
亘ってリン成分を除去する性能を維持することが難しい
ものである。また電気分解の際の副反応によって生成さ
れた水酸化物が陽極の表面に付着し、電気抵抗が増大し
てリン成分を除去する性能が低下し、長期間に亘ってリ
ン成分を除去する性能を維持することが難しいものであ
る。
通常、同じ面積の平板によって形成され、これを平行に
配置して使用されているが、寿命が短いという問題があ
った。すなわち、アルミニウムあるいは鉄で形成される
陽極は、電気分解の進行に伴って電極材料であるアルミ
ニウムあるいは鉄が溶出するために消耗され、長期間に
亘ってリン成分を除去する性能を維持することが難しい
ものである。また電気分解の際の副反応によって生成さ
れた水酸化物が陽極の表面に付着し、電気抵抗が増大し
てリン成分を除去する性能が低下し、長期間に亘ってリ
ン成分を除去する性能を維持することが難しいものであ
る。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、リン成分の除去性能を長期間に亘って維持するこ
とができる電解式脱リン装置を提供することを目的とす
るものである。
あり、リン成分の除去性能を長期間に亘って維持するこ
とができる電解式脱リン装置を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電解式脱リ
ン装置は、リン成分を含有する水に陽極1と陰極2を浸
漬し、陽極1と陰極2の間に通電して電気分解すること
によってリン成分を水に難溶化して析出させるようにし
た電解式脱リン装置において、陽極1を網状のかご3に
投入したアルミニウムあるいは鉄の塊4で形成して成る
とを特徴とする電解式脱リン装置。
ン装置は、リン成分を含有する水に陽極1と陰極2を浸
漬し、陽極1と陰極2の間に通電して電気分解すること
によってリン成分を水に難溶化して析出させるようにし
た電解式脱リン装置において、陽極1を網状のかご3に
投入したアルミニウムあるいは鉄の塊4で形成して成る
とを特徴とする電解式脱リン装置。
【0006】また請求項2の発明は、上記のアルミニウ
ムあるいは鉄の塊4は球体であることを特徴とするもの
である。また請求項3の発明は、上記の網状のかご3を
回転駆動させるようにして成ることを特徴とするもので
ある。また請求項4の発明は、上記陰極2を上記の網状
のかご3の回りに回転駆動させるようにして成ることを
特徴とするものである。
ムあるいは鉄の塊4は球体であることを特徴とするもの
である。また請求項3の発明は、上記の網状のかご3を
回転駆動させるようにして成ることを特徴とするもので
ある。また請求項4の発明は、上記陰極2を上記の網状
のかご3の回りに回転駆動させるようにして成ることを
特徴とするものである。
【0007】また請求項5の発明は、上記のアルミニウ
ムあるいは鉄の塊4を網状のかご3に定期的に投入させ
る投入装置5を具備して成ることを特徴とするものであ
る。
ムあるいは鉄の塊4を網状のかご3に定期的に投入させ
る投入装置5を具備して成ることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は請求項1の発明の実施の形態の一例を示す
ものである。10は電解槽であって、給水管11から排
水12が導入され、電解槽10で電解処理された排水1
2はポンプ14によって排水管13から排出されるよう
にしてある。また電解槽10内には上面が開口する網状
のかご3が排水12に浸漬して配置してある。この網状
のかご3はイオン化傾向の低い白金、銀、銅などの金属
で形成してあり、網状のかご3は直流電源15のプラス
側に電気的に接続してある。網状のかご3にはアルミニ
ウムあるいは鉄の塊4が複数個投入してあり、このアル
ミニウムあるいは鉄の塊4は網状のかご3を介して直流
電源15のプラス側に電気的に接続されるものであっ
て、このアルミニウムあるいは鉄の塊4によって陽極1
が形成されるようにしてある。またこの網状のかご3に
対向させて電解槽10内には陰極2が排水12に浸漬し
て配置してある。陰極2はアルミニウムあるいは鉄ある
いはステンレス等の平板状又は棒状のもので形成してあ
り、直流電源15のマイナス側に電気的に接続してあ
る。
する。図1は請求項1の発明の実施の形態の一例を示す
ものである。10は電解槽であって、給水管11から排
水12が導入され、電解槽10で電解処理された排水1
2はポンプ14によって排水管13から排出されるよう
にしてある。また電解槽10内には上面が開口する網状
のかご3が排水12に浸漬して配置してある。この網状
のかご3はイオン化傾向の低い白金、銀、銅などの金属
で形成してあり、網状のかご3は直流電源15のプラス
側に電気的に接続してある。網状のかご3にはアルミニ
ウムあるいは鉄の塊4が複数個投入してあり、このアル
ミニウムあるいは鉄の塊4は網状のかご3を介して直流
電源15のプラス側に電気的に接続されるものであっ
て、このアルミニウムあるいは鉄の塊4によって陽極1
が形成されるようにしてある。またこの網状のかご3に
対向させて電解槽10内には陰極2が排水12に浸漬し
て配置してある。陰極2はアルミニウムあるいは鉄ある
いはステンレス等の平板状又は棒状のもので形成してあ
り、直流電源15のマイナス側に電気的に接続してあ
る。
【0009】上記のように形成される電解式脱リン装置
にあって、陽極1と陰極2の間に直流電流が通電される
と、電気分解によって陽極1からアルミニウムイオンあ
るいは鉄イオンが排水12中に溶出され、このアルミニ
ウムイオンあるいは鉄イオンが排水12中のリン成分と
反応する。リン成分は一般にリン酸イオンとして排水1
2に溶解しているので、陽極1から溶出されたアルミニ
ウムイオンあるいは鉄イオンはリン酸イオンと反応して
水に難溶性のリン酸アルミニウムあるいはリン酸鉄が生
成される。このように電気分解を行なうことによって、
排水12中のリン成分は水に難溶性のリン酸アルミニウ
ムあるいはリン酸鉄として析出するので、これを沈澱あ
るは濾過することによって除去することができ、リン成
分を除去した状態で排水12を排水管13から排水する
ことができるものである。
にあって、陽極1と陰極2の間に直流電流が通電される
と、電気分解によって陽極1からアルミニウムイオンあ
るいは鉄イオンが排水12中に溶出され、このアルミニ
ウムイオンあるいは鉄イオンが排水12中のリン成分と
反応する。リン成分は一般にリン酸イオンとして排水1
2に溶解しているので、陽極1から溶出されたアルミニ
ウムイオンあるいは鉄イオンはリン酸イオンと反応して
水に難溶性のリン酸アルミニウムあるいはリン酸鉄が生
成される。このように電気分解を行なうことによって、
排水12中のリン成分は水に難溶性のリン酸アルミニウ
ムあるいはリン酸鉄として析出するので、これを沈澱あ
るは濾過することによって除去することができ、リン成
分を除去した状態で排水12を排水管13から排水する
ことができるものである。
【0010】ここで、アルミニウムあるいは鉄で形成さ
れる陽極1は、電気分解の進行に伴って電極材料である
アルミニウムあるいは鉄が溶出するために消耗されるこ
とになるが、上記のようにアルミニウムあるいは鉄の塊
4によって陽極1が形成してあるので、平板状や棒状に
形成される陰極2よりも陽極1の表面積を非常に大きく
することができるものであり、陽極1にかかる電流密度
を低減することができ、陽極1からのアルミニウムある
いは鉄の溶出を抑制して、リン成分を除去する性能を長
期間に亘って維持することができるものである。また、
上記のように電気分解を行なう際に副反応物により生成
される水酸化物が陽極1の表面にスケールとして付着す
るが、陽極1は表面積が大きく形成されるので、陽極1
の単位面積当たりの付着量は少なくなり、水酸化物の付
着による抵抗の増大を抑制して、リン成分を除去する性
能を長期間に亘って維持することができるものである。
れる陽極1は、電気分解の進行に伴って電極材料である
アルミニウムあるいは鉄が溶出するために消耗されるこ
とになるが、上記のようにアルミニウムあるいは鉄の塊
4によって陽極1が形成してあるので、平板状や棒状に
形成される陰極2よりも陽極1の表面積を非常に大きく
することができるものであり、陽極1にかかる電流密度
を低減することができ、陽極1からのアルミニウムある
いは鉄の溶出を抑制して、リン成分を除去する性能を長
期間に亘って維持することができるものである。また、
上記のように電気分解を行なう際に副反応物により生成
される水酸化物が陽極1の表面にスケールとして付着す
るが、陽極1は表面積が大きく形成されるので、陽極1
の単位面積当たりの付着量は少なくなり、水酸化物の付
着による抵抗の増大を抑制して、リン成分を除去する性
能を長期間に亘って維持することができるものである。
【0011】図2は請求項2の発明の実施の形態の一例
を示すものであり、陽極1を構成するアルミニウムある
いは鉄の塊4を球体に形成するようにしたものである。
他の構成は図1と同じである。このように陽極1を構成
するアルミニウムあるいは鉄の塊4を球体に形成するこ
とによって、電気分解の際に陽極1の表面から均一にア
ルミニウムあるいは鉄が溶出することになり、陽極1の
表面の部分的な溶出を緩和して、陽極1の全体を均一に
使った電気分解を行なうことができ、リン成分を除去す
る性能を長期間に亘って維持する効果を高く得ることが
できるものである。
を示すものであり、陽極1を構成するアルミニウムある
いは鉄の塊4を球体に形成するようにしたものである。
他の構成は図1と同じである。このように陽極1を構成
するアルミニウムあるいは鉄の塊4を球体に形成するこ
とによって、電気分解の際に陽極1の表面から均一にア
ルミニウムあるいは鉄が溶出することになり、陽極1の
表面の部分的な溶出を緩和して、陽極1の全体を均一に
使った電気分解を行なうことができ、リン成分を除去す
る性能を長期間に亘って維持する効果を高く得ることが
できるものである。
【0012】図3は請求項3の発明の実施の形態の一例
を示すものであり、網状のかご3を回転駆動させるよう
にしたものである。すなわち、円筒形状に形成されるか
ご3の底面の中央を、電解槽10の底部に設置したかご
支持台17に設けた軸18によって回転自在に支持する
ことによって、かご3を電解槽10内に回転自在に配置
してある。そして、かご3の上端部に設けたセラミック
スのような絶縁性材料の蓋19の外周とモータ20の出
力軸21に取り付けたプーリ22との間にベルト23が
懸架してあり、モータ20を作動させてプーリ22を回
転させることによって、かご3を緩やかに回転駆動する
ことができるようにしてある。またこのものではかご3
内に電極棒を差し込むなどして、陽極1を形成するアル
ミニウムあるいは鉄の塊4に直流電源15を直接接続す
るようにしてある。他の構成は図1と同じである。
を示すものであり、網状のかご3を回転駆動させるよう
にしたものである。すなわち、円筒形状に形成されるか
ご3の底面の中央を、電解槽10の底部に設置したかご
支持台17に設けた軸18によって回転自在に支持する
ことによって、かご3を電解槽10内に回転自在に配置
してある。そして、かご3の上端部に設けたセラミック
スのような絶縁性材料の蓋19の外周とモータ20の出
力軸21に取り付けたプーリ22との間にベルト23が
懸架してあり、モータ20を作動させてプーリ22を回
転させることによって、かご3を緩やかに回転駆動する
ことができるようにしてある。またこのものではかご3
内に電極棒を差し込むなどして、陽極1を形成するアル
ミニウムあるいは鉄の塊4に直流電源15を直接接続す
るようにしてある。他の構成は図1と同じである。
【0013】電気分解は陽極1と陰極2の最も距離の近
い部分で行なわれるが、このように、網状のかご3を回
転駆動させることによってかご3内の陽極1を形成する
アルミニウムあるいは鉄の塊4を回転させながら電気分
解を行なうと、陰極2に最も近いアルミニウムあるいは
鉄の塊4は常に入れ代わることになり、アルミニウムあ
るいは鉄の塊4の一部のものが部分的に溶出することを
緩和することができ、陽極1の全体を均一に使った電気
分解を行なうことができるものであり、リン成分を除去
する性能を長期間に亘って維持する効果を高く得ること
ができるものである。
い部分で行なわれるが、このように、網状のかご3を回
転駆動させることによってかご3内の陽極1を形成する
アルミニウムあるいは鉄の塊4を回転させながら電気分
解を行なうと、陰極2に最も近いアルミニウムあるいは
鉄の塊4は常に入れ代わることになり、アルミニウムあ
るいは鉄の塊4の一部のものが部分的に溶出することを
緩和することができ、陽極1の全体を均一に使った電気
分解を行なうことができるものであり、リン成分を除去
する性能を長期間に亘って維持する効果を高く得ること
ができるものである。
【0014】図4は請求項4の発明の実施の形態の一例
を示すものであり、陰極2を網状のかご3の回りに回転
駆動させるようにしたものである。すなわち、網状のか
ご3はかご固定台24に取り付けてあり、かご固定台2
4をその脚25で電解槽10内に立設することによっ
て、かご3を電解槽10内に配置するようにしてある。
かご3内に電極棒を差し込むなどして陽極1を形成する
アルミニウムあるいは鉄の塊4に直流電源15を直接接
続するようにしてもよいが、かご3に直流電源15を接
続して、かご3を介して陽極1を形成するアルミニウム
あるいは鉄の塊4に直流電源15を接続するようにして
もよい。またこのかご3の外周を囲むように有底円筒網
状に形成した外周筒26が電解槽10内に配置してあ
り、外周筒26の底面の中央部を電解槽10の底部に設
置した外周筒支持台27に設けた軸28によって回転自
在に支持するようにしてある。この外周筒26はセラミ
ックスのような絶縁性材料やあるいは導電性材料の場合
は絶縁性の塗料をコテーティングしたもので形成される
ものであり、その内周には平板状あるいは棒状の陰極2
が取り付けてある。外周筒26の上端には全周に亘って
接点部29が設けてあって、この接点部29に陰極2が
電気的に接続してある。接点部29には直流電源15の
マイナス側に接続したスライド端子30がスライド自在
に接触させてあり、陰極2を接点部29及びスライド端
子30を介して直流電源15に電気的に接続するように
してある。また外周筒26の上端部の外周とモータ20
の出力軸21に取り付けたプーリ22との間にベルト2
3が懸架してあり、モータ20を作動させてプーリ22
を回転させることによって、外周筒26を緩やかに回転
駆動することができるようにしてある。他の構成は図1
と同じである。
を示すものであり、陰極2を網状のかご3の回りに回転
駆動させるようにしたものである。すなわち、網状のか
ご3はかご固定台24に取り付けてあり、かご固定台2
4をその脚25で電解槽10内に立設することによっ
て、かご3を電解槽10内に配置するようにしてある。
かご3内に電極棒を差し込むなどして陽極1を形成する
アルミニウムあるいは鉄の塊4に直流電源15を直接接
続するようにしてもよいが、かご3に直流電源15を接
続して、かご3を介して陽極1を形成するアルミニウム
あるいは鉄の塊4に直流電源15を接続するようにして
もよい。またこのかご3の外周を囲むように有底円筒網
状に形成した外周筒26が電解槽10内に配置してあ
り、外周筒26の底面の中央部を電解槽10の底部に設
置した外周筒支持台27に設けた軸28によって回転自
在に支持するようにしてある。この外周筒26はセラミ
ックスのような絶縁性材料やあるいは導電性材料の場合
は絶縁性の塗料をコテーティングしたもので形成される
ものであり、その内周には平板状あるいは棒状の陰極2
が取り付けてある。外周筒26の上端には全周に亘って
接点部29が設けてあって、この接点部29に陰極2が
電気的に接続してある。接点部29には直流電源15の
マイナス側に接続したスライド端子30がスライド自在
に接触させてあり、陰極2を接点部29及びスライド端
子30を介して直流電源15に電気的に接続するように
してある。また外周筒26の上端部の外周とモータ20
の出力軸21に取り付けたプーリ22との間にベルト2
3が懸架してあり、モータ20を作動させてプーリ22
を回転させることによって、外周筒26を緩やかに回転
駆動することができるようにしてある。他の構成は図1
と同じである。
【0015】上記のように電気分解は陽極1と陰極2の
最も距離の近い部分で行なわれるが、このように、外周
筒26を回転駆動させることによって、外周筒26に設
けた陰極2をかご3に投入した陽極1を形成するアルミ
ニウムあるいは鉄の塊4の回りに回転させながら電気分
解を行なうと、陰極2に最も近いアルミニウムあるいは
鉄の塊4は常に入れ代わることになり、アルミニウムあ
るいは鉄の塊4の一部のものが部分的に溶出することを
緩和することができ、陽極1の全体を均一に使った電気
分解を行なうことができるものであり、リン成分を除去
する性能を長期間に亘って維持する効果を高く得ること
ができるものである。
最も距離の近い部分で行なわれるが、このように、外周
筒26を回転駆動させることによって、外周筒26に設
けた陰極2をかご3に投入した陽極1を形成するアルミ
ニウムあるいは鉄の塊4の回りに回転させながら電気分
解を行なうと、陰極2に最も近いアルミニウムあるいは
鉄の塊4は常に入れ代わることになり、アルミニウムあ
るいは鉄の塊4の一部のものが部分的に溶出することを
緩和することができ、陽極1の全体を均一に使った電気
分解を行なうことができるものであり、リン成分を除去
する性能を長期間に亘って維持する効果を高く得ること
ができるものである。
【0016】図5は請求項5の発明の実施の形態の一例
を示すものであり、陽極1を構成するアルミニウムある
いは鉄の塊4を網状のかご3に定期的に投入させる投入
装置5を具備するようにしたものである。すなわち、ア
ルミニウムあるいは鉄の塊4を多数個格納する格納庫3
2に投入筒33を導出して設けると共に導出筒33の先
端を網状のかご3の開口する上端部に配置してある。導
出筒33内には導出筒33の通路を開閉するシャッター
34が設けてあり、このシャッター34はタイマー35
によって定期的に作動するようにしてある。他の構成は
図1と同じである。
を示すものであり、陽極1を構成するアルミニウムある
いは鉄の塊4を網状のかご3に定期的に投入させる投入
装置5を具備するようにしたものである。すなわち、ア
ルミニウムあるいは鉄の塊4を多数個格納する格納庫3
2に投入筒33を導出して設けると共に導出筒33の先
端を網状のかご3の開口する上端部に配置してある。導
出筒33内には導出筒33の通路を開閉するシャッター
34が設けてあり、このシャッター34はタイマー35
によって定期的に作動するようにしてある。他の構成は
図1と同じである。
【0017】このものにあって、導出筒33の通路はシ
ャッター34で閉じられているが、タイマー35に設定
された時間ごとにシャッター34が作動して導出筒33
の通路が開き、格納庫32内のアルミニウムあるいは鉄
の塊4が所定個数ずつ導出筒33を通って網状のかご3
に投入されるようになっている。陽極1を構成するアル
ミニウムあるいは鉄の塊4は電気分解の進行に伴って時
間経過と共に減っていくので、この減った分を定期的に
投入することによってアルミニウムあるいは鉄の塊4を
補充することができ、リン成分を除去する性能を長期間
に亘って維持することができるものである。
ャッター34で閉じられているが、タイマー35に設定
された時間ごとにシャッター34が作動して導出筒33
の通路が開き、格納庫32内のアルミニウムあるいは鉄
の塊4が所定個数ずつ導出筒33を通って網状のかご3
に投入されるようになっている。陽極1を構成するアル
ミニウムあるいは鉄の塊4は電気分解の進行に伴って時
間経過と共に減っていくので、この減った分を定期的に
投入することによってアルミニウムあるいは鉄の塊4を
補充することができ、リン成分を除去する性能を長期間
に亘って維持することができるものである。
【0018】
【発明の効果】上記のように本発明は、リン成分を含有
する水に陽極と陰極を浸漬し、陽極と陰極の間に通電し
て電気分解することによってリン成分を水に難溶化して
析出させるようにした電解式脱リン装置において、陽極
を網状のかごに投入したアルミニウムあるいは鉄の塊で
形成するようにしたので、アルミニウムあるいは鉄の塊
で形成される陽極は表面積を大きくすることができるも
のであり、陽極にかかる電流密度を低減して陽極からの
アルミニウムあるいは鉄の溶出を抑制することができる
と共に、また陽極の表面に付着するスケールの単位面積
当たりの付着量を少なくすることができ、リン成分を除
去する性能を長期間に亘って維持することができるもの
である。
する水に陽極と陰極を浸漬し、陽極と陰極の間に通電し
て電気分解することによってリン成分を水に難溶化して
析出させるようにした電解式脱リン装置において、陽極
を網状のかごに投入したアルミニウムあるいは鉄の塊で
形成するようにしたので、アルミニウムあるいは鉄の塊
で形成される陽極は表面積を大きくすることができるも
のであり、陽極にかかる電流密度を低減して陽極からの
アルミニウムあるいは鉄の溶出を抑制することができる
と共に、また陽極の表面に付着するスケールの単位面積
当たりの付着量を少なくすることができ、リン成分を除
去する性能を長期間に亘って維持することができるもの
である。
【0019】また請求項2の発明は、上記のアルミニウ
ムあるいは鉄の塊を球体に形成するようにしたので、電
気分解の際に陽極の表面から均一にアルミニウムあるい
は鉄が溶出することになり、陽極の表面の部分的な溶出
を緩和して陽極の全体を均一に使った電気分解を行なう
ことができ、リン成分を除去する性能を長期間に亘って
維持する効果を高く得ることができるものである。
ムあるいは鉄の塊を球体に形成するようにしたので、電
気分解の際に陽極の表面から均一にアルミニウムあるい
は鉄が溶出することになり、陽極の表面の部分的な溶出
を緩和して陽極の全体を均一に使った電気分解を行なう
ことができ、リン成分を除去する性能を長期間に亘って
維持する効果を高く得ることができるものである。
【0020】また請求項3の発明は、上記の網状のかご
を回転駆動させるようにしたので、網状のかごを回転駆
動させることによってかご内の陽極を形成するアルミニ
ウムあるいは鉄の塊を回転させながら電気分解を行なう
と、陰極に最も近いアルミニウムあるいは鉄の塊は常に
入れ代わることになり、アルミニウムあるいは鉄の塊の
一部のものが部分的に溶出することを緩和することがで
き、陽極の全体を均一に使った電気分解を行なうことが
できるものであって、リン成分を除去する性能を長期間
に亘って維持する効果を高く得ることができるものであ
る。
を回転駆動させるようにしたので、網状のかごを回転駆
動させることによってかご内の陽極を形成するアルミニ
ウムあるいは鉄の塊を回転させながら電気分解を行なう
と、陰極に最も近いアルミニウムあるいは鉄の塊は常に
入れ代わることになり、アルミニウムあるいは鉄の塊の
一部のものが部分的に溶出することを緩和することがで
き、陽極の全体を均一に使った電気分解を行なうことが
できるものであって、リン成分を除去する性能を長期間
に亘って維持する効果を高く得ることができるものであ
る。
【0021】また請求項4の発明は、上記陰極を上記の
網状のかごの回りに回転駆動させるようにしたので、陰
極を上記の網状のかごの回りに回転駆動させて、かご内
の陽極を形成するアルミニウムあるいは鉄の塊の回りに
回転させながら電気分解を行なうと、陰極に最も近いア
ルミニウムあるいは鉄の塊は常に入れ代わることにな
り、アルミニウムあるいは鉄の塊の一部のものが部分的
に溶出することを緩和することができ、陽極の全体を均
一に使った電気分解を行なうことができるものであっ
て、リン成分を除去する性能を長期間に亘って維持する
効果を高く得ることができるものである。
網状のかごの回りに回転駆動させるようにしたので、陰
極を上記の網状のかごの回りに回転駆動させて、かご内
の陽極を形成するアルミニウムあるいは鉄の塊の回りに
回転させながら電気分解を行なうと、陰極に最も近いア
ルミニウムあるいは鉄の塊は常に入れ代わることにな
り、アルミニウムあるいは鉄の塊の一部のものが部分的
に溶出することを緩和することができ、陽極の全体を均
一に使った電気分解を行なうことができるものであっ
て、リン成分を除去する性能を長期間に亘って維持する
効果を高く得ることができるものである。
【0022】また請求項5の発明は、上記のアルミニウ
ムあるいは鉄の塊を網状のかごに定期的に投入させる投
入装置を具備するので、電気分解の進行に伴って時間経
過と共に減っていくアルミニウムあるいは鉄の塊を補充
することができ、リン成分を除去する性能を長期間に亘
って維持することができるものである。
ムあるいは鉄の塊を網状のかごに定期的に投入させる投
入装置を具備するので、電気分解の進行に伴って時間経
過と共に減っていくアルミニウムあるいは鉄の塊を補充
することができ、リン成分を除去する性能を長期間に亘
って維持することができるものである。
【図1】請求項1の発明の実施の形態の一例を示す概略
図である。
図である。
【図2】請求項2の発明の実施の形態の一例を示す概略
図である。
図である。
【図3】請求項3の発明の実施の形態の一例を示す概略
図である。
図である。
【図4】請求項4の発明の実施の形態の一例を示す概略
図である。
図である。
【図5】請求項5の発明の実施の形態の一例を示す概略
図である。
図である。
1 陽極 2 陰極 3 かご 4 アルミニウムあるいは鉄の塊 5 投入装置
Claims (5)
- 【請求項1】 リン成分を含有する水に陽極と陰極を浸
漬し、陽極と陰極の間に通電して電気分解することによ
ってリン成分を水に難溶化して析出させるようにした電
解式脱リン装置において、陽極を網状のかごに投入した
アルミニウムあるいは鉄の塊で形成して成ることを特徴
とする電解式脱リン装置。 - 【請求項2】 上記のアルミニウムあるいは鉄の塊は球
体であることを特徴とする請求項1に記載の電解式脱リ
ン装置。 - 【請求項3】 上記の網状のかごを回転駆動させるよう
にして成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の電
解式脱リン装置。 - 【請求項4】 上記陰極を上記の網状のかごの回りに回
転駆動させるようにして成ることを特徴とする請求項1
乃至3のいずれかに記載の電解式脱リン装置。 - 【請求項5】 上記のアルミニウムあるいは鉄の塊を網
状のかごに定期的に投入させる投入装置を具備して成る
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電
解式脱リン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1146898A JPH11207363A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 電解式脱リン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1146898A JPH11207363A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 電解式脱リン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11207363A true JPH11207363A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11778919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1146898A Pending JPH11207363A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 電解式脱リン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11207363A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002086151A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-26 | Mizube Kankyo Kenkyusho:Kk | リンの除去方法 |
| JP2007330919A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Eiji Nagatsuka | 下水処理施設 |
| JP2008534264A (ja) * | 2005-04-02 | 2008-08-28 | ヨンチョル チェ | 銀イオン水製造装置 |
| JP2012519588A (ja) * | 2009-03-09 | 2012-08-30 | エフ−テック システムス ソシエテ・アノニム | 電気分解方法ならびに原水の前処理方法および前処理設備 |
| JP2015155090A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 株式会社吾妻バイオパワー | 水処理装置、水処理方法、有用物質の製造方法および水処理装置用浮遊物除去剤 |
-
1998
- 1998-01-23 JP JP1146898A patent/JPH11207363A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002086151A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-26 | Mizube Kankyo Kenkyusho:Kk | リンの除去方法 |
| JP2008534264A (ja) * | 2005-04-02 | 2008-08-28 | ヨンチョル チェ | 銀イオン水製造装置 |
| JP2007330919A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Eiji Nagatsuka | 下水処理施設 |
| JP2012519588A (ja) * | 2009-03-09 | 2012-08-30 | エフ−テック システムス ソシエテ・アノニム | 電気分解方法ならびに原水の前処理方法および前処理設備 |
| JP2015155090A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 株式会社吾妻バイオパワー | 水処理装置、水処理方法、有用物質の製造方法および水処理装置用浮遊物除去剤 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030722 |