JPH11207457A - スライディングゲート用上ノズル - Google Patents
スライディングゲート用上ノズルInfo
- Publication number
- JPH11207457A JPH11207457A JP2520798A JP2520798A JPH11207457A JP H11207457 A JPH11207457 A JP H11207457A JP 2520798 A JP2520798 A JP 2520798A JP 2520798 A JP2520798 A JP 2520798A JP H11207457 A JPH11207457 A JP H11207457A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper nozzle
- sliding gate
- nozzle
- refractory
- molten metal
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上ノズルのマスれんがへの定位置挿入を容易
にし、上ノズルのマスれんがへの異常入り込みによる上
ノズルとスライディングゲートとの間隔増加を抑制して
漏鋼を防止し、かつ上ノズルおよびスライディングゲー
トの小型化を図る。 【解決手段】 中空円錐台形上ノズルの外周面テーパー
角を7°未満とし、スライディングゲート直上に位置す
る該上ノズルの下端外周に、タンディッシュあるいは取
鍋などの溶融金属保持容器の下部外壁または耐火物に掛
止する位置決め用突起部を設けたスライディングゲート
用上ノズル。
にし、上ノズルのマスれんがへの異常入り込みによる上
ノズルとスライディングゲートとの間隔増加を抑制して
漏鋼を防止し、かつ上ノズルおよびスライディングゲー
トの小型化を図る。 【解決手段】 中空円錐台形上ノズルの外周面テーパー
角を7°未満とし、スライディングゲート直上に位置す
る該上ノズルの下端外周に、タンディッシュあるいは取
鍋などの溶融金属保持容器の下部外壁または耐火物に掛
止する位置決め用突起部を設けたスライディングゲート
用上ノズル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンディッシュあ
るいは取鍋などの溶融金属保持容器から鋳型へ鋳造用浸
漬ノズルを介して溶融金属を注入する場合などに使用さ
れるスライディングゲート用上ノズルに関する。
るいは取鍋などの溶融金属保持容器から鋳型へ鋳造用浸
漬ノズルを介して溶融金属を注入する場合などに使用さ
れるスライディングゲート用上ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、取鍋やタンディッシュから溶融金
属を鋳型等に排出する場合にスライディングゲートが多
く用いられているが、他の耐火材料に比べ比較的高価な
スライディングゲート用耐火物のコストダウンを目的に
小型化が強く要求されるようになってきた。このような
ことから、上ノズルの小型化やスライディングゲートの
上プレートおよびそれに対応した下プレートの横巾を縮
小してスライディングゲート材料の節減を図る試みがあ
る。
属を鋳型等に排出する場合にスライディングゲートが多
く用いられているが、他の耐火材料に比べ比較的高価な
スライディングゲート用耐火物のコストダウンを目的に
小型化が強く要求されるようになってきた。このような
ことから、上ノズルの小型化やスライディングゲートの
上プレートおよびそれに対応した下プレートの横巾を縮
小してスライディングゲート材料の節減を図る試みがあ
る。
【0003】以下に、従来技術について図を参照しなが
ら説明する。なお、ここで従来技術と称するものは、必
ずしも公知技術であることを意味するものではないの
で、念のため付言する。図3および図4に従来の上ノズ
ル2を組み込んだスライディングゲート部の断面構造を
示す。スライディングゲートの上プレート3および下プ
レート4の横巾を縮小する場合には、これらの直上に位
置する上ノズル2の形状に直接的な影響を及ぼす。スラ
イディングゲートの縮小は上ノズル2の形状の縮小を意
味するからである。前記上ノズル2の形状の縮小は内孔
の縮小すなわち溶融金属の排出孔の縮小ということにも
なるが、このような内孔の縮小は鋳造時の生産性に影響
を与えるので現実的ではない。したがって、上ノズル2
自体の肉厚の減少や中空円錐台形状の上ノズル2の外周
面のテーパー角bの減少を図ることとなる。肉厚の減少
に伴う強度の低下や耐蝕性の問題はノズル耐火物の選択
により解決できるが、上記のような上ノズル2の外周面
のテーパー角bを減少させる試みについては、従来のノ
ズル構造では予測できない問題が生じた。
ら説明する。なお、ここで従来技術と称するものは、必
ずしも公知技術であることを意味するものではないの
で、念のため付言する。図3および図4に従来の上ノズ
ル2を組み込んだスライディングゲート部の断面構造を
示す。スライディングゲートの上プレート3および下プ
レート4の横巾を縮小する場合には、これらの直上に位
置する上ノズル2の形状に直接的な影響を及ぼす。スラ
イディングゲートの縮小は上ノズル2の形状の縮小を意
味するからである。前記上ノズル2の形状の縮小は内孔
の縮小すなわち溶融金属の排出孔の縮小ということにも
なるが、このような内孔の縮小は鋳造時の生産性に影響
を与えるので現実的ではない。したがって、上ノズル2
自体の肉厚の減少や中空円錐台形状の上ノズル2の外周
面のテーパー角bの減少を図ることとなる。肉厚の減少
に伴う強度の低下や耐蝕性の問題はノズル耐火物の選択
により解決できるが、上記のような上ノズル2の外周面
のテーパー角bを減少させる試みについては、従来のノ
ズル構造では予測できない問題が生じた。
【0004】マス煉瓦(れんが)1に挿入される中空円
錐台形の上ノズル2の外周面テーパー角は従来、7°以
上の角度bが使用されてきた。これには理由があり、7
°未満であると微妙な加工角度のずれが挿入を難しく
し、更にモルタル目地に面圧が掛かり難くなることでマ
スれんが1に対する上ノズル2の定位置への挿入固定が
容易ではないという問題を発生したからである。この上
ノズル2の外周面テーパー角bが小さくなればなるほど
位置決めが著しく困難となる。上記のように上ノズル2
の外周面テーパー角bを7°以上とする場合には、溶融
金属の排出孔の縮小ができない以上、必然的に上ノズル
2の外周が大きくなる。しかも、下方に拡大する傾斜と
なっているのでわずかな角度の増加で上ノズル2の下端
の外周はかなり拡大することになる。また、それに伴っ
てスライディングゲートの上プレート3および下プレー
ト4の横巾も大きくなってスライディングゲート材料の
節減も実現できないこととなる。
錐台形の上ノズル2の外周面テーパー角は従来、7°以
上の角度bが使用されてきた。これには理由があり、7
°未満であると微妙な加工角度のずれが挿入を難しく
し、更にモルタル目地に面圧が掛かり難くなることでマ
スれんが1に対する上ノズル2の定位置への挿入固定が
容易ではないという問題を発生したからである。この上
ノズル2の外周面テーパー角bが小さくなればなるほど
位置決めが著しく困難となる。上記のように上ノズル2
の外周面テーパー角bを7°以上とする場合には、溶融
金属の排出孔の縮小ができない以上、必然的に上ノズル
2の外周が大きくなる。しかも、下方に拡大する傾斜と
なっているのでわずかな角度の増加で上ノズル2の下端
の外周はかなり拡大することになる。また、それに伴っ
てスライディングゲートの上プレート3および下プレー
ト4の横巾も大きくなってスライディングゲート材料の
節減も実現できないこととなる。
【0005】また、試行段階において上ノズル2の外周
面テーパー角aを7°未満とした場合には、微妙な加工
による角度のずれや挿入時の作業条件の変化により、図
4に示すように上ノズル2が必要以上にマスれんが1に
深く入り込んでしまう場合が起こるようになった。上ノ
ズル2とスライディングゲートの上プレート3および下
プレート4は予め設計された形状になっているので、上
記のような上ノズル2のマスれんが1への異常な入り込
みは上ノズル2とスライディングゲートの上プレート3
との間隙dの増加となった。上ノズル2とスライディン
グゲートの上プレート3との接合には一般にモルタルが
使用されているが、上記の間隙dの増加とともにこのモ
ルタルの厚みが増加し、しかもモルタルはれんがよりも
耐食性が小さいために、厚さが増大したモルタル部が早
期に溶損して、図4に示すように上ノズル2と上プレー
ト3との接合部における漏鋼などのトラブルが発生し
た。矢印8は溶鋼9が上ノズル2と上プレート3との接
合部から漏れて流出する情況を模式的に示したものであ
る。このように、上ノズルとスライディングゲートの小
型化は溶鋼の異常流出という問題が新たに生じた。
面テーパー角aを7°未満とした場合には、微妙な加工
による角度のずれや挿入時の作業条件の変化により、図
4に示すように上ノズル2が必要以上にマスれんが1に
深く入り込んでしまう場合が起こるようになった。上ノ
ズル2とスライディングゲートの上プレート3および下
プレート4は予め設計された形状になっているので、上
記のような上ノズル2のマスれんが1への異常な入り込
みは上ノズル2とスライディングゲートの上プレート3
との間隙dの増加となった。上ノズル2とスライディン
グゲートの上プレート3との接合には一般にモルタルが
使用されているが、上記の間隙dの増加とともにこのモ
ルタルの厚みが増加し、しかもモルタルはれんがよりも
耐食性が小さいために、厚さが増大したモルタル部が早
期に溶損して、図4に示すように上ノズル2と上プレー
ト3との接合部における漏鋼などのトラブルが発生し
た。矢印8は溶鋼9が上ノズル2と上プレート3との接
合部から漏れて流出する情況を模式的に示したものであ
る。このように、上ノズルとスライディングゲートの小
型化は溶鋼の異常流出という問題が新たに生じた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上ノズルの
マスれんがへの定位置挿入を容易にし、また上ノズルの
外周面テーパー角を7°未満とした場合でも、上ノズル
のマスれんがへの異常入り込みに起因する上ノズルとス
ライディングゲートの上プレートとの間隔の増加を抑制
して漏鋼を防止し、上ノズルの形状の小型化(外径の縮
小)とそれに伴うスライディングゲート用耐火物の小型
化(横巾の縮小)を達成できるスライディングゲート用
上ノズルを提供する。
マスれんがへの定位置挿入を容易にし、また上ノズルの
外周面テーパー角を7°未満とした場合でも、上ノズル
のマスれんがへの異常入り込みに起因する上ノズルとス
ライディングゲートの上プレートとの間隔の増加を抑制
して漏鋼を防止し、上ノズルの形状の小型化(外径の縮
小)とそれに伴うスライディングゲート用耐火物の小型
化(横巾の縮小)を達成できるスライディングゲート用
上ノズルを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、 1.スライディングゲートの直上に位置する上ノズルの
下端外周に、タンディッシュあるいは取鍋などの溶融金
属保持容器の下部外壁または耐火物に掛止する位置決め
用突起部を設けたことを特徴とするスライディングゲー
ト用上ノズル 2.上ノズルの下端外周に帯状金属を焼き嵌めし、該帯
状金属に複数個の位置決め用突起部を設けたことを特徴
とする上記1記載のスライディングゲート用上ノズル 3.上ノズルが挿入されるタンディッシュなどの溶融金
属保持容器の下部外壁およびまたは耐火物に、位置決め
用突起部を収容する凹陥部を設けたことを特徴とする上
記1または2記載のスライディングゲート用上ノズル 4.中空円錐台形の上ノズルの外周面テーパー角が、7
°未満であることを特徴とする上記1〜3のそれぞれに
記載のスライディングゲート用上ノズル、を提供する
下端外周に、タンディッシュあるいは取鍋などの溶融金
属保持容器の下部外壁または耐火物に掛止する位置決め
用突起部を設けたことを特徴とするスライディングゲー
ト用上ノズル 2.上ノズルの下端外周に帯状金属を焼き嵌めし、該帯
状金属に複数個の位置決め用突起部を設けたことを特徴
とする上記1記載のスライディングゲート用上ノズル 3.上ノズルが挿入されるタンディッシュなどの溶融金
属保持容器の下部外壁およびまたは耐火物に、位置決め
用突起部を収容する凹陥部を設けたことを特徴とする上
記1または2記載のスライディングゲート用上ノズル 4.中空円錐台形の上ノズルの外周面テーパー角が、7
°未満であることを特徴とする上記1〜3のそれぞれに
記載のスライディングゲート用上ノズル、を提供する
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
そって説明する。図1は、本発明のスライディングゲー
ト用上ノズル2をタンディッシュあるいは取鍋などの溶
融金属保持容器のマスれんが1の中に下方から挿入した
状態を示す。上ノズル2の直下にはスライディングゲー
トの上プレート3および下プレート4が配置されてい
る。上ノズルの外周面テーパー角aは7°未満である。
このテーパー角aに合うように、マスれんがの内周面の
テーパー角も7°未満とする。図2に上ノズル2の拡大
図を示す。図3に示す上ノズル2の外周面テーパー角b
が7°以上である従来型(図3)の上ノズル2に比べ本
発明の上ノズル2の肉厚は薄くなり、かつ外径も小さく
なっていることが分かる。このテーパー角aは下方に向
かって傾斜拡大しているので、わずかな角度でも下端の
外径のサイズ(拡大・縮小)に大きく影響する。そし
て、これに伴ってスライディングゲートの上プレート3
および下プレート4の巾を小さくすることができる。こ
れによりスライディングゲートの耐火材料の節減と同時
に上ノズル2の耐火材料の節減になり効果的なコストダ
ウンが達成できる。
そって説明する。図1は、本発明のスライディングゲー
ト用上ノズル2をタンディッシュあるいは取鍋などの溶
融金属保持容器のマスれんが1の中に下方から挿入した
状態を示す。上ノズル2の直下にはスライディングゲー
トの上プレート3および下プレート4が配置されてい
る。上ノズルの外周面テーパー角aは7°未満である。
このテーパー角aに合うように、マスれんがの内周面の
テーパー角も7°未満とする。図2に上ノズル2の拡大
図を示す。図3に示す上ノズル2の外周面テーパー角b
が7°以上である従来型(図3)の上ノズル2に比べ本
発明の上ノズル2の肉厚は薄くなり、かつ外径も小さく
なっていることが分かる。このテーパー角aは下方に向
かって傾斜拡大しているので、わずかな角度でも下端の
外径のサイズ(拡大・縮小)に大きく影響する。そし
て、これに伴ってスライディングゲートの上プレート3
および下プレート4の巾を小さくすることができる。こ
れによりスライディングゲートの耐火材料の節減と同時
に上ノズル2の耐火材料の節減になり効果的なコストダ
ウンが達成できる。
【0009】図2に示すように、上ノズル2の下端外周
に複数個の位置決め用突起部6が設けられている。この
突起部6は予め上ノズル2の下端外周に鉄製等の帯状金
属5(例えば鉄皮)を焼き嵌めし、その上に溶接などで
金属製突起部6を形成する。この突起部6は上ノズル2
と一体となるようにセラミック材料で形成しても良い。
上記帯状金属5による焼き嵌めは上ノズル2の下端外周
を同時に補強する効果もあるので、より有効である。溶
融金属保持容器の下部外壁7およびまたは耐火物11
に、前記位置決め用突起部6をその数(かず)分だけ収
容できる凹陥部10を設ける。この凹陥部10は溶融金
属保持容器の鉄製等の外壁7のみに形成しても良いし、
また図1に示すように外壁7および耐火物11に形成し
ても良い。突起部6は2個以上設置すると良い。これに
より位置決めが確実かつ容易となる。なお、マスれんが
1の中に過剰な入り込み防止のためには、例えば溶融金
属保持容器の下部外壁7およびまたは耐火物11に掛止
できる程度の厚めの焼き嵌めした帯状金属5のみでも、
その目的を達成できる。この場合は、上記突起部は焼き
嵌めした該厚めの帯状金属を意味する(すなわち、焼き
嵌めした環状の厚めの帯状金属が突起部を構成し別個の
突起部は不要となる)。そして、溶融金属保持容器の下
部外壁7およびまたは耐火物11に形成する凹陥部10
は一個の環状の凹陥部10となる。
に複数個の位置決め用突起部6が設けられている。この
突起部6は予め上ノズル2の下端外周に鉄製等の帯状金
属5(例えば鉄皮)を焼き嵌めし、その上に溶接などで
金属製突起部6を形成する。この突起部6は上ノズル2
と一体となるようにセラミック材料で形成しても良い。
上記帯状金属5による焼き嵌めは上ノズル2の下端外周
を同時に補強する効果もあるので、より有効である。溶
融金属保持容器の下部外壁7およびまたは耐火物11
に、前記位置決め用突起部6をその数(かず)分だけ収
容できる凹陥部10を設ける。この凹陥部10は溶融金
属保持容器の鉄製等の外壁7のみに形成しても良いし、
また図1に示すように外壁7および耐火物11に形成し
ても良い。突起部6は2個以上設置すると良い。これに
より位置決めが確実かつ容易となる。なお、マスれんが
1の中に過剰な入り込み防止のためには、例えば溶融金
属保持容器の下部外壁7およびまたは耐火物11に掛止
できる程度の厚めの焼き嵌めした帯状金属5のみでも、
その目的を達成できる。この場合は、上記突起部は焼き
嵌めした該厚めの帯状金属を意味する(すなわち、焼き
嵌めした環状の厚めの帯状金属が突起部を構成し別個の
突起部は不要となる)。そして、溶融金属保持容器の下
部外壁7およびまたは耐火物11に形成する凹陥部10
は一個の環状の凹陥部10となる。
【0010】図1に示すように、上ノズルをタンディッ
シュあるいは取鍋などの溶融金属保持容器のマスれんが
1の中に下方から挿入した場合に、前記上ノズル2の位
置決め用突起部6が溶融金属保持容器の下部外壁7もし
くは耐火物11またはそこに形成した凹陥部10の下端
に衝突して掛止され、それ以上はマスれんが1の中には
挿入されず上ノズル2がマスれんが1の中で一定の位置
に保持される。したがって、上ノズル2の下面とスライ
ディングゲートの上プレート3の間隔を一定に保ことが
できる。上ノズル2の下面とスライディングゲートの上
プレート3が図示しないモルタルで接合されるが、上記
のように上ノズル2の下面とスライディングゲートの上
プレート3の間隔が必要以上に拡大することがないの
で、モルタルの量も予定された少量ですみ、したがって
溶鋼によるモルタルの侵食量が減り、図4に示したよう
な上ノズル2の下面とスライディングゲートの上プレー
ト3の間から溶鋼が流出するという危険も著しく減少す
る。
シュあるいは取鍋などの溶融金属保持容器のマスれんが
1の中に下方から挿入した場合に、前記上ノズル2の位
置決め用突起部6が溶融金属保持容器の下部外壁7もし
くは耐火物11またはそこに形成した凹陥部10の下端
に衝突して掛止され、それ以上はマスれんが1の中には
挿入されず上ノズル2がマスれんが1の中で一定の位置
に保持される。したがって、上ノズル2の下面とスライ
ディングゲートの上プレート3の間隔を一定に保ことが
できる。上ノズル2の下面とスライディングゲートの上
プレート3が図示しないモルタルで接合されるが、上記
のように上ノズル2の下面とスライディングゲートの上
プレート3の間隔が必要以上に拡大することがないの
で、モルタルの量も予定された少量ですみ、したがって
溶鋼によるモルタルの侵食量が減り、図4に示したよう
な上ノズル2の下面とスライディングゲートの上プレー
ト3の間から溶鋼が流出するという危険も著しく減少す
る。
【0011】
【発明の効果】上ノズルのマスれんが1への定位置への
挿入固定を容易にし、また上ノズル2の外周面テーパー
角aを7°未満とした場合でも、上ノズル2のマスれん
が1への入り込みによる上ノズル2とスライディングゲ
ートの上プレート3との間隔の異常増大を抑制して、こ
の間に挿入される接合用モルタルの溶損による漏鋼など
の危険を防止することができ、さらに上ノズル2形状の
小型化(外径の縮小)とそれに伴うスライディングゲー
ト用耐火物の小型化(横巾の縮小)を達成し、高価な耐
火物の使用量を減少させて大幅なコストダウンが可能と
なる優れた効果を有する。
挿入固定を容易にし、また上ノズル2の外周面テーパー
角aを7°未満とした場合でも、上ノズル2のマスれん
が1への入り込みによる上ノズル2とスライディングゲ
ートの上プレート3との間隔の異常増大を抑制して、こ
の間に挿入される接合用モルタルの溶損による漏鋼など
の危険を防止することができ、さらに上ノズル2形状の
小型化(外径の縮小)とそれに伴うスライディングゲー
ト用耐火物の小型化(横巾の縮小)を達成し、高価な耐
火物の使用量を減少させて大幅なコストダウンが可能と
なる優れた効果を有する。
【図1】 本発明の一例を示す上ノズルを組み込んだス
ライディングゲート部の断面説明図を示す。
ライディングゲート部の断面説明図を示す。
【図2】 本発明の上ノズルの断面説明図を示す。
【図3】 従来の上ノズルの外周面テーパー角が7°以
上であるスライディングゲート部の断面説明図を示す。
上であるスライディングゲート部の断面説明図を示す。
【図4】 従来の上ノズルの外周面テーパー角が7°未
満であり、漏鋼が発生するスライディングゲート部の断
面説明図を示す。
満であり、漏鋼が発生するスライディングゲート部の断
面説明図を示す。
1:マスれんが 2:上ノズル 3:スライディングゲートの上プレート 4:スライディングゲートの下プレート 5:帯状金属 6:突起部 7:外壁 8:漏鋼 9:溶鋼 10:凹陥部 11:耐火物11
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 隆明 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内
Claims (4)
- 【請求項1】 スライディングゲートの直上に位置する
上ノズルの下端外周に、タンディッシュあるいは取鍋な
どの溶融金属保持容器の下部外壁または耐火物に掛止す
る位置決め用突起部を設けたことを特徴とするスライデ
ィングゲート用上ノズル。 - 【請求項2】 上ノズルの下端外周に帯状金属を焼き嵌
めし、該帯状金属に複数個の位置決め用突起部を設けた
ことを特徴とする請求項1記載のスライディングゲート
用上ノズル。 - 【請求項3】 上ノズルが挿入されるタンディッシュな
どの溶融金属保持容器の下部外壁およびまたは耐火物に
位置決め用突起部を収容する凹陥部を設けたことを特徴
とする請求項1または2記載のスライディングゲート用
上ノズル。 - 【請求項4】 中空円錐台形の上ノズルの外周面テーパ
ー角が、7°未満であることを特徴とする請求項1〜3
のそれぞれに記載のスライディングゲート用上ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2520798A JPH11207457A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | スライディングゲート用上ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2520798A JPH11207457A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | スライディングゲート用上ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11207457A true JPH11207457A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12159520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2520798A Pending JPH11207457A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | スライディングゲート用上ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11207457A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020051255A (ko) * | 2000-12-22 | 2002-06-28 | 이구택 | 리브를 이용하는 연속주조에서의 노즐막힘 방지방법 |
| EP1329271A1 (en) * | 2002-01-14 | 2003-07-23 | Michael F. Harasym | Apparatus to facilitate opening of molten metal casting vessel |
| KR100707659B1 (ko) * | 2001-05-04 | 2007-04-13 | 주식회사 포스코 | 턴디쉬 침지노즐 고정장치 |
| JP2007152403A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Jfe Steel Kk | 溶融金属容器用上ノズル |
| JP2009241076A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Kurosaki Harima Corp | 上ノズル |
| JP2013522051A (ja) * | 2010-03-19 | 2013-06-13 | ベスビウス グループ ソシエテ アノニム | 冶金容器内に含まれる溶融金属の流し込み用内部ノズル及び溶融金属流し込み装置 |
| CN104607627A (zh) * | 2015-02-27 | 2015-05-13 | 马钢(集团)控股有限公司 | 一种钢包长水口密封结构 |
| JP2016068150A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-09 | 東京窯業株式会社 | スライディングノズル装置用上ノズル |
| WO2019171896A1 (ja) | 2018-03-06 | 2019-09-12 | 黒崎播磨株式会社 | 羽口の設置構造 |
-
1998
- 1998-01-23 JP JP2520798A patent/JPH11207457A/ja active Pending
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