JPH11207587A - 孔内面研削装置 - Google Patents

孔内面研削装置

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Publication number
JPH11207587A
JPH11207587A JP2918798A JP2918798A JPH11207587A JP H11207587 A JPH11207587 A JP H11207587A JP 2918798 A JP2918798 A JP 2918798A JP 2918798 A JP2918798 A JP 2918798A JP H11207587 A JPH11207587 A JP H11207587A
Authority
JP
Japan
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grinding
hole
shaft member
eccentric
turning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2918798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimitsugu Kobayashi
公貢 小林
Masaharu Maeda
将治 前田
Yoshiaki Sogihara
義昭 枌原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP2918798A priority Critical patent/JPH11207587A/ja
Publication of JPH11207587A publication Critical patent/JPH11207587A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】孔の内面の研削作業を自動的に行って作業者の
負担を軽減できると共に、均一な仕上がりを得ることの
できる孔内面研削装置を提供する。 【解決手段】孔内面研削装置10は、昇降揺動移動機構
30の上に、先端にエアグラインダー22によって回転
駆動される研削砥石23を備えるモーションロッド21
を、自在支持機構55で揺動自在に支持すると共に、そ
の後端側を偏心駆動機構60で傾斜状態にあるモーショ
ンロッド21の当該偏心駆動機構60による支持位置を
円運動させて研削砥石23を旋回駆動するように構成さ
れた研削機構20が、前後方向に移動可能に設けられて
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鋳物に形成され
た孔部の内面を研削砥石等で研削して鋳砂やスケールを
除去する際等に用いる孔内面研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば鋳物に形成された孔部の内面の内
面に付着した鋳砂やスケールの除去作業は、回転ヤスリ
や研削砥石を回転駆動するグラインダーを竿状の支持棒
部材の先端に装着した専用工具を用い、作業者が手作業
で支持棒部材をこねるようにして回転ヤスリ又は研削砥
石を孔の内面に沿って旋回させつつ軸方向に移動させて
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のごとき作業者による手作業では、作業者にとって重
労働である上に作業効率が悪く、更に、均一な仕上がり
が得られ難いという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、孔の内面の研削作業を自動的に行って作業者
の負担を軽減できると共に、均一な仕上がりを得ること
のできる孔内面研削装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する本発明
の孔内面研削装置は、先端に回転駆動手段によって回転
駆動される研削工具を備える軸部材と、前記軸部材を揺
動自在に支持する自在支持手段と、前記軸部材の前記自
在支持手段による支持部位より後端側を前記自在支持手
段による支持中心から偏心させて旋回駆動する旋回駆動
手段と、を備えて成る研削機構により、前記回転駆動手
段によって前記研削工具を回転させつつ、前記軸部材を
前記自在支持手段を支点として傾斜した状態で前記旋回
駆動手段によって当該旋回駆動手段による支持位置を円
運動させて前記研削工具を旋回駆動し、ワークの孔内面
を研削するように構成されていることを特徴とする。
【0006】また、上記構成に加え、上記ワーク又は上
記研削機構の何れか一方が、上記軸部材の延設方向と略
平行に移動可能に支持されて構成されていることを特徴
とする。
【0007】また、上記旋回駆動手段は弾性付勢部材が
上記軸部材を押圧付勢して傾斜させており、前記弾性付
勢部材の付勢力が前記研削工具の旋回径を拡径する方向
に作用するように構成されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本願発
明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る
孔内面研削装置の一構成例の全体構成を示す後方側から
見た斜視図であり、図2は正面図、図3は平面図、図4
は図2のA−A断面図である。
【0009】図示孔内面研削装置10は、研削機構20
が昇降揺動移動機構30によって支持されて構成されて
おり、船舶用ディーゼルエンジンのメインベアリングの
サドルを形成する鋳物部品をワーク1とし、その締着ボ
ルト孔(研削対象孔1A)の内周面を図5に部分斜視図
を示すごとく軸部材としてのモーションロッド21の先
端に設けられた回転駆動手段としてのエアグラインダー
22の研削工具としての研削砥石23で研削して鋳砂や
スケールを除去するものである。
【0010】ワーク1は孔内面研削装置10の前側に研
削対象孔1Aを当該装置10側に向けた姿勢で複数段に
積み重ねられて配置され、孔内面研削装置10は昇降揺
動移動機構30によって研削機構20を上下左右に移動
させてその研削砥石23をワーク1の研削対象孔1Aに
対応させ、エアグラインダー22で研削砥石23を回転
させた状態で、研削機構20の旋回駆動機構50がモー
ションロッド21を傾斜状態で円運動させつつ前後に移
動して研削対象孔1A内を研削するものである。
【0011】以下、孔内面研削装置10の各部を詳細に
説明する。昇降揺動移動機構30は、図6に前方側から
の斜視図を示すように、左右方向に移動可能な下部移動
フレーム31に、リフター32が前後方向に揺動可能に
設けられ、このリフター32の上面に研削機構20を左
右方向に揺動可能に支持するように構成されている。
【0012】下部移動フレーム31は、アングルが平面
形状矩形に組まれて形成され、その四隅に車輪33がそ
の回転軸方向を前後方向として設けられている。車輪3
3は、床面に敷設された山形のレール34に嵌って当該
レール34に沿って回転移動するようになっており、こ
れによって下部移動フレーム31(即ちリフター32)
は左右方向に移動可能となっている。
【0013】リフター32は、下部ベース32Aの上側
に昇降リンク機構32Bを介して上部テーブル32Cを
支持し、この上部テーブル32Cを図示しない昇降油圧
シリンダによって昇降駆動し得るように構成されてい
る。その下部ベース32Aは、前端部で下部移動フレー
ム31に枢支軸31Aを介して枢支されると共に後端部
で前後傾斜油圧シリンダ38(図2に示す)を介して支
持されており、前後傾斜油圧シリンダ38の駆動によっ
て後端が上下して傾斜操作可能になっている。
【0014】リフター32の上部テーブル上32Cに
は、研削機構20がそのガイドフレーム40を介して設
置されている。
【0015】ガイドフレーム40は、左右両側の縦枠部
材41と前後両端の横枠部材42とが組まれて成る前後
に長い矩形の枠状であって、左右両側の縦枠部材41の
間に架設された前後一対の横梁43(43F,43R)
が、上部テーブル32Cに固定された押さえ金具32D
によって左右方向に移動可能に装着されると共に、前方
側の横梁43Fが規制リンク32Eを介して上部テーブ
ル32Cに連結されている。
【0016】規制リンク32Eは、その一端が横梁43
Fに枢着されると共に他端が上部テーブル32Cに枢着
され、ガイドフレーム40の上部テーブル32C上での
移動量を規制するようになっている。
【0017】また、前後両横梁43F,43Rは一方の
縦枠部材41より側方に突出すると共にその端部が上側
に直角に屈曲されて垂立部43Aが形成され、この垂立
部43Aに設けられたメネジ44に上部テーブル32C
の側部に設けられた左右揺動操作ネジ35が螺合してい
る。
【0018】左右揺動操作ネジ35は、その軸方向を左
右方向として、上部テーブル32Cの側面に固定された
ブラケットプレート36に回転自在に支持されており、
ブラケットプレート36の外側に突出する外端に操作ハ
ンドル37が設けられている。
【0019】上記のごとくリフター32の上部テーブル
32C上に設置されたガイドフレーム40は、ハンドル
37を介した左右揺動操作ネジ35の回転操作によって
その横梁43の垂立部43Aのメネジ44が移動操作さ
れ、規制リンク32Eによる規制の範囲内で上部テーブ
ル32C上を左右に移動する。従って、前後の左右揺動
操作ネジ35の回転量を調節することで上部テーブル3
2C上を(水平平面内を)左右方向に所定角度範囲で揺
動させて任意の角度に設定し得るようになっているもの
である。
【0020】上記のごとき構成の昇降移動揺動機構30
は、ガイドフレーム40(即ち研削機構20)を、リフ
ター32の駆動によって昇降可能、左右揺動操作ネジ3
5の操作によって水平平面内で左右方向に揺動可能、前
後傾斜油圧シリンダ38の駆動によって枢支軸31Aを
支点として(前端部を支点として)後端部を上下方向に
揺動可能、下部移動フレーム31のレール34に沿った
移動によって左右方向に移動可能、に支持しているもの
である。
【0021】研削機構20は、モーションロッド21を
旋回駆動可能に支持する旋回駆動機構50が、ガイドフ
レーム40に、前後方向に(モーションロッド21の延
設方向と平行に)移動可能として設けられて構成されて
いる。
【0022】モーションロッド21は、鋼管によって形
成され、その後端近傍で旋回駆動機構50によって支持
されている。その先端にはエアグラインダー22が装着
されると共に、後端は図示しない圧縮空気供給ラインと
接続コネクタを介して接続されおり、圧縮空気供給ライ
ンからの圧縮空気がその内部を通ってエアグラインダー
22に供給されるようになっている。また、その後端に
は、旋回駆動機構50の後述する自在支持機構55を支
点としてエアグラインダー22とのバランスを取るため
のバランスウェイト24が装着されている。
【0023】旋回駆動機構50は、その一部断面拡大図
である図7及びそのB矢視図である図8に示すように、
移動ベース51の前端に設けられた自在支持手段として
の自在支持機構55と、移動ベース51の後端側に設け
られた旋回駆動手段としての偏心駆動機構60とにより
構成され、自在支持機構55がモーションロッド21を
支持し、偏心駆動機構60がモーションロッド21の後
端を円運動駆動するように構成されている。
【0024】自在支持機構55は、図7のC−C断面図
である図9に示すように、ベース55Aに立設された支
持板55Bに、矩形の水平回転枠55Cが左右方向水平
な水平回転軸55Hで回転自在に支持されると共に、こ
の水平回転枠55Cの内側に軸受部材55Dが水平回転
軸55Hと直交する前後揺動回転軸55Vで回転自在に
支持されて構成され、軸受部材55Dに挿通されたモー
ションロッド21を揺動自在に支持するようになってい
る。
【0025】偏心駆動機構60は、移動ベース51にそ
の中心軸を前後方向として立設された支持部材61の内
周に、操作円盤62がベアリング61Aを介して回転自
在に設けられている。
【0026】操作円盤62は、所定厚さの円盤状であっ
て、その中央に所定幅のスリット62Aが径方向に沿っ
て形成されており、このスリット62Aに球面ベアリン
グ63がその外輪63Bで当該スリット62Aに沿って
(当該操作円盤62の径方向に)摺動移動可能に嵌合配
置されると共に、球面ベアリング63を挟んで弾性付勢
部材としての偏心スプリング64と偏心量規定ストッパ
ー65が配設されている。即ち、偏心スプリング64と
偏心量規定ストッパー65は球面ベアリング63を挟ん
で操作円盤62の直径に相当するように配置されている
ものである。
【0027】操作円盤62の前方側面には、接続リング
62Bを介してリング状の回転駆動スプロケット62C
が固定されており、この回転駆動スプロケット62C
と、支持部材61の上面に配設された旋回ギアモーター
66のスピンドルに固定されたスプロケット66Aとが
チェーン67で連係され、旋回ギアモーター66によっ
て操作円盤62が回転駆動されるようになっている。
【0028】球面ベアリング63は、外面が球面状に形
成された内輪63Aの外側に外形が正方形の外輪63B
が摺動自在に嵌合して構成され、その内輪63Aがブッ
シュ形ベアリング63Cを介してモーションロッド21
に外挿状態で装着されている。内輪63Aはブッシュ形
ベアリング63Cの内周とモーションロッド21の外周
とが摺動することでモーションロッド21に対して相対
回転可能であり、これによって当該球面ベアリング63
がモーションロッド21を回転自在に支持し得るように
なっているものである。
【0029】偏心スプリング64は、圧縮コイルスプリ
ングであってその端部が操作円盤62のスリット62A
の端底面に固定され、他端が球面ベアリング63(外輪
63B)の平坦な外面に当接してその弾性付勢力で前方
側に付勢するようになっている。
【0030】偏心量規定ストッパー65は、ネジ部65
Aの先端に端面が平坦な当接部65Bが形成されてお
り、ネジ部65Aで操作円盤62の端底面に螺合して固
定され、その当接部65Bの端面が球面ベアリング63
(外輪63B)の平坦な外面に当接するようになってい
る。当接部65Bの操作円盤62の中心からの位置は、
ネジ部65Aの操作円盤62への螺合量を調整すること
で可変調節できるようになっている。
【0031】上記のごとく構成された偏心駆動機構60
では、球面ベアリング63が偏心スプリング64の付勢
力で偏心量規定ストッパー65の当接部65Bに押圧さ
れて、当該球面ベアリング63の操作円盤62内での位
置が決まる。従って、偏心量規定ストッパー65の螺合
量を調節してスリット62A内への突出量を変化させる
(図7中減少させる)ことで、球面ベアリング63の操
作円盤62の中心からの位置が変位(偏心)する。
【0032】操作円盤62(即ち支持部材61)の中心
は自在支持機構55の中心(支持位置)と等しい高さに
設定されており、従って、球面ベアリング63が操作円
盤62の中心に位置する状態ではモーションロッド21
は水平に支持され、球面ベアリング63が操作円盤62
の中心から偏心(図7中上側に偏心)すると自在支持機
構55による支持位置を支点としてその偏心量に応じた
角度に傾斜するようになっている。
【0033】このようにモーションロッド21を回転中
心から偏心した位置で支持した状態(モーションロッド
21が傾斜した状態)で、旋回ギアモーター66によっ
て操作円盤62を回転駆動することにより、モーション
ロッド21の被支持部位が円運動駆動され(この時球面
ベアリング63が機能する)、その結果、モーションロ
ッド21は自在支持機構55による支持位置を支点とし
て傾斜方向が変化してその端部が旋回する。
【0034】ここで、モーションロッド21の傾斜角度
は前述のごとく偏心量規定ストッパー65によって球面
ベアリング63が位置決めされることで設定され、外力
が作用しない自由状態ではこの設定傾斜角度が維持され
るが、このように自由状態で設定傾斜角度に傾斜したモ
ーションロッド21は、偏心スプリング64を圧縮変形
させることで水平に近くなる側(傾斜を解消する側)に
揺動操作可能であり、そのように揺動操作された状態で
はモーションロッド21は偏心スプリング64の弾性復
帰力で設定傾斜角度側に揺動付勢されることとなる。こ
のため、モーションロッド21の先端に設けられたエア
シリンダー22の研削砥石23が障害物(研削対象面)
に当接して設定角度への傾斜が阻害されて、傾斜角度が
偏心量規定ストッパー65によって規定される設定傾斜
角度に満たない場合には、偏心スプリング64の弾性復
帰力でモーションロッド21に作用するモーメントで、
研削砥石23を障害物(研削対象面)に押圧付勢するよ
うに作用する。研削砥石23の押圧付勢力は、偏心スプ
リング64の弾性復帰力に比例し、偏心スプリング64
の弾性復帰力を大きくすることで大きく設定できる。
【0035】支持部材61の後側に隣接して、偏心リセ
ット用エアシリンダ56が配設されている。
【0036】偏心リセット用エアシリンダ56は、支持
部材61に隣接してモーションロッド21の真下にモー
ションロッドを鉛直として設けられ、そのモーションロ
ッドの先端に支持板56Aが水平に装着されており、駆
動によって支持板56Aが昇降するようになっている。
支持板56Aの昇降量は、最も上側の位置で支持板56
Aでモーションロッド21を水平に支持し得るように設
定されている。
【0037】これにより、操作円盤62を、偏心スプリ
ング64が上側で当該偏心スプリング64と偏心量規定
ストッパー65が鉛直に配列した位置(図8に示す状態
から180゜回転した位置:以下「偏心解除位置」と称
す)で停止させ、この状態で当該偏心リセット用エアシ
リンダ56を駆動すると、モーションロッド21が揺動
状態にあった場合には(球面ベアリング63が偏心して
いる場合には)、支持板56Aがモーションロッド21
を偏心スプリング64を圧縮させて上方に持ち上げて水
平に支持するようになっているものである。この状態で
は、球面ベアリング63の外輪63Bの外面と偏心量規
定ストッパー65の当接部65Bの間には間隔が生ず
る。
【0038】ここで、操作円盤62を偏心解除位置に停
止させるために、支持部材61の前方側面の所定位置に
図示しない位置規定リミットスイッチが設けられると共
に、操作円盤62の前面の所定位置に図示しない操作部
材が設けられており、位置規定リミットスイッチの検知
信号は旋回ギアモーター66を回転制御する制御装置に
入力されて、当該制御装置が操作円盤62の回転によっ
て操作部材が位置規定リミットスイッチを操作した時点
で旋回ギアモーター66の回転を停止させる(即ち操作
円盤62の回転を停止させる)と、偏心解除位置となる
ようになっている。
【0039】旋回駆動機構50の移動ベース51は、ガ
イドフレーム40の左右の両縦枠部材41の内側に配設
されたガイドレール45にその左右両縁部で摺動移動可
能に嵌合し、これによって旋回駆動機構50はガイドフ
レーム40の縦枠部材41(ガイドレール45)に沿っ
て(即ち前後方向に)移動可能となっている。
【0040】移動ベース51の前端及び後端には、駆動
チェーン48の両端部が結合されており、この駆動チェ
ーン48はガイドフレーム40の前端の横枠42Fの内
側と後端の横枠42Rの外側にそれぞれ中心軸を左右方
向として配設された前後駆動系スプロケット47(47
F,47R)の間に掛け回されている。
【0041】後方側の前後駆動系スプロケット47Rの
回転軸は、側方に延設されてその端部に継脱機能付きの
クラッチスプロケット52が固定されおり、このクラッ
チスプロケット52と、ガイドフレーム40の後部下面
に固定された前後駆動ギアモーター53のスピンドルに
固定された駆動スプロケット53Aとの間にチェーン5
4が掛け回されている。これにより、前後駆動ギアモー
ター53によって駆動チェーン48を介して移動ベース
51(即ち旋回駆動機構50)が前後に移動駆動される
ようになっている。
【0042】その移動駆動制御は、図示しない制御装置
による前後駆動ギアモーター53の正逆方向の回転制御
とクラッチスプロケット52の継脱によって行われるよ
うになっている。制御装置には図示しないがガイドフレ
ーム40に位置移動調節可能に設けられた移動量設定リ
ミットスイッチの検知信号が入力されるようになってお
り、この移動量設定リミットスイッチを移動ベース51
に設けられた操作部材が操作することで前後移動量を設
定し得るようになっている。
【0043】上記のごとき構成の旋回駆動機構50は、
先端にエアグラインダー22を備えたモーションロッド
21の自在支持機構55による支持位置より後端側を、
自在支持機構55が支持すると共に偏心駆動機構60が
旋回駆動することで、モーションロッド21の先端部
(即ちエアグラインダー22)を旋回移動させ、また、
ガイドフレーム40の縦枠部材41に沿って前後に移動
するようになっているものである。
【0044】而して、上記のごとく構成された孔内面研
削装置10は、下記のごとく作動させてワーク1の研削
対象孔1Aの内面を研削する。
【0045】まず、偏心駆動機構60の操作円盤62を
偏心解除位置で停止させると共に偏心リセット用エアシ
リンダ56を駆動してモーションロッド21を傾斜無し
の状態とし、昇降揺動移動機構30を操作してモーショ
ンロッド21が研削対象孔1Aの中心軸に略一致するよ
うに、上下左右の位置、上下左右方向の角度を調節す
る。
【0046】次いで、研削機構20を前進させて、モー
ションロッド21の先端に設けられたエアグラインダー
22の研削砥石23を研削対象孔1A内に挿入し、偏心
駆動機構60の偏心量規定ストッパー65の位置を設定
して(モーションロッド21の傾斜角度を設定して)偏
心リセット用エアシリンダ56を退避駆動し、エアグラ
インダー22に圧縮空気を供給して研削砥石23を回転
駆動すると共に、偏心駆動機構60の旋回ギアモーター
66を回転させて傾斜状態にあるモーションロッド21
の当該偏心駆動機構60による支持位置を円運動させ
る。これにより、モーションロッド21の先端に設けら
れたエアグラインダー22の研削砥石23はモーション
ロッド21の傾斜角度に対応した半径で円を描いて移動
(旋回)する。
【0047】ここで、偏心駆動機構60の偏心量規定ス
トッパー65の位置(モーションロッド21の傾斜角
度)は、研削砥石23の外径の旋回径が研削対象孔1A
の径より所定量大きくなるように設定される。
【0048】これにより、研削砥石23が研削対象孔1
Aの内周面に当接して旋回径が規制されることから偏心
駆動機構60の偏心スプリング64が圧縮変形されてそ
の弾性復帰力でモーションロッド21を揺動付勢し、そ
の結果、研削砥石23は研削対象孔1Aの内周面に押圧
された状態で当該内周面に沿って旋回して研削作用を行
うこととなる。
【0049】この状態で、前後駆動ギアモーター53の
駆動によって旋回駆動機構50を前進させて研削対象孔
1Aの深さと対応する距離往復移動させる。これによ
り、研削砥石23が研削対象孔1Aの内周面に所定の押
圧力で圧接された状態で隈無く研削することができるも
のである。旋回駆動機構50の往復移動は、所望の研削
状態が得られるように必要に応じて何度か繰り返せば良
いものである。
【0050】一つの研削対象孔1Aの研削が終了した後
は、昇降揺動移動機構30を操作して研削機構20を
(研削砥石23を)次の研削対象孔1Aに対応させて前
述の研削工程を行い、これを繰り返すことによって全て
のワーク1の研削対象孔1Aを研削することができるも
のである。
【0051】尚、上記構成例は偏心スプリング64の弾
性復帰力でモーションロッド21を揺動付勢してエアグ
ラインダー22の研削砥石23を研削対象孔1Aの内面
に押圧するものであるが、偏心スプリング64を用いる
ことなくモーションロッド21の弾性変形(撓み)を利
用してエアグラインダー22の研削砥石23を押圧する
ようにしても良く、そうすれば構成を簡略化できる。
【0052】また、上記構成例は軸部材としてのモーシ
ョンロッド21の先端に回転駆動手段としてのエアグラ
インダー22を設けて当該エアグラインダー22で研削
工具としての研削砥石23を回転駆動するように構成さ
れているが、軸部材(モーションロッド21)を回転駆
動手段によって回転駆動するように構成すると共にその
先端に研削工具を固定して構成しても良いものである。
【0053】更に、上記構成例は研削機構20が移動す
ることでワーク1の研削対象孔1Aの軸方向(深さ方
向)の研削を行うようになっているが、ワーク1を支持
する支持手段が研削機構20に対して移動するよう構成
しても良いものである。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る孔内面
研削装置によれば、研削機構が、回転駆動手段によって
研削工具を回転させつつ軸部材を自在支持手段を支点と
して傾斜した状態で旋回駆動手段によって当該旋回駆動
手段による支持位置を円運動させて研削工具を旋回駆動
することにより、研削工具によって孔内面を研削するこ
とができ、孔の内面の研削作業を自動的に行って作業者
の負担を軽減できると共に、均一な仕上がりを得ること
ができる。
【0055】また、ワーク又は研削機構の何れか一方が
軸部材の延設方向と略平行に移動可能に支持されて構成
されていることにより、深い研削対象孔に対して研削工
具をその軸方向(深さ方向)に相対移動させて内面を均
一に研削することが可能となる。
【0056】また、旋回駆動手段は弾性付勢部材が軸部
材の後端を押圧付勢して傾斜させて、弾性付勢部材の付
勢力が研削工具の旋回径を拡径する方向に作用するよう
に構成されていることにより、弾性付勢部材の付勢力で
研削工具を研削対象孔の内面に押圧して迅速且つ安定し
た研削を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る孔内面研削装置の一構成例の全体
構成を示す後方側から見た斜視図である。
【図2】孔内面研削装置の正面図である。
【図3】孔内面研削装置の平面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】旋回ロッドの先端部を示す部分斜視図である。
【図6】昇降揺動移動機構を前方側から見た斜視図であ
る。
【図7】旋回駆動機構の一部断面拡大図である。
【図8】図7のB矢視図である。
【図9】図7のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 1A 研削対象孔 20 研削機構 21 モーションロッド(軸部材) 22 エアグラインダー(回転駆動手段) 23 研削砥石(研削工具) 55 自在支持機構(自在支持手段) 60 偏心駆動機構(旋回駆動手段) 64 偏心スプリング(弾性付勢部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に回転駆動手段によって回転駆動さ
    れる研削工具を備える軸部材と、前記軸部材を揺動自在
    に支持する自在支持手段と、前記軸部材の前記自在支持
    手段による支持部位より後端側を前記自在支持手段によ
    る支持中心から偏心させて旋回駆動する旋回駆動手段
    と、を備えて成る研削機構により、前記回転駆動手段に
    よって前記研削工具を回転させつつ、前記軸部材を前記
    自在支持手段を支点として傾斜した状態で前記旋回駆動
    手段によって当該旋回駆動手段による支持位置を円運動
    させて前記研削工具を旋回駆動し、ワークの孔内面を研
    削するように構成されていることを特徴とする孔内面研
    削装置。
  2. 【請求項2】 上記ワーク又は上記研削機構の何れか一
    方が、上記軸部材の延設方向と略平行に移動可能に支持
    されて構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の孔内面研削装置。
  3. 【請求項3】 上記旋回駆動手段は弾性付勢部材が上記
    軸部材を押圧付勢して傾斜させており、前記弾性付勢部
    材の付勢力が前記研削工具の旋回径を拡径する方向に作
    用するように構成されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の孔内面研削装置。
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