JPH11208162A - シークレットカード - Google Patents

シークレットカード

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JPH11208162A
JPH11208162A JP1404598A JP1404598A JPH11208162A JP H11208162 A JPH11208162 A JP H11208162A JP 1404598 A JP1404598 A JP 1404598A JP 1404598 A JP1404598 A JP 1404598A JP H11208162 A JPH11208162 A JP H11208162A
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JP1404598A
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Inventor
Yuichi Shishido
雄一 宍戸
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 露出している段差部の熱接着性樹脂の流動ト
ラブルがなく、かつ、低い温度で広い温度範囲で擬似接
着できるカードの供給。 【解決手段】片側表面に熱接着性樹脂層を有する複合二
軸延伸ポリプロピレンフィルムのポリプロピレンフィル
ム面を支持体に接着して形成された1枚の複合シートを
該熱接着性樹脂層が内側となるように2つ折りにし、加
熱圧着した積層体で、 (1)熱接着性樹脂層の熱接着性樹脂はプロピレンと他
のαオレフインとの共重合体を含有。 (2)熱接着性樹脂層は有機又は無機微粒子から選ばれ
る耐ブロッキング剤を0.05〜0.5重量%含有。 (3)複合二軸延伸ポリプロピレンフィルム同士を熱接
着性樹脂層を内側に温度90℃、圧力2kg/cm2
時間0.5秒、の条件で熱圧着されたものの25℃での
180度剥離強度が、30g/25mm〜350g/2
5mmの範囲。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、葉書のような1枚
のカードで通信または輸送され、移動中は内部の情報が
見られず、また、内部に情報を記録することにより、単
なる1枚のカードより情報量が増大しているシークレッ
トカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、本発明のようなシークレットカー
ドが、通信に秘密を必要とする葉書、または、ダイレク
トメールのような情報量を倍にすることを目的とした葉
書として使用されるようになって来た。
【0003】特開平1−16692号公報には、「折れ
線で内側に折り重ねることができ、折り重ね時に端縁が
完全には一致せずに段差を生じる2葉からなるシート材
と擬似接着層を介して剥離可能に密着させた2枚のフィ
ルムから成る透明な擬似接着積層体とから構成される通
常葉書(シートの折り重ね時には、各フィルムが各葉の
対抗面をシート材に剥離不能に接着)」が記載されてい
る。
【0004】上記公報では、擬似接着積層体の形成方法
については、 (1)各フィルムはシート材の折り重ね前に
予め擬似接着層によって密着一体化する方法、 (2)シー
ト材の折り重ねと同時にフィルムと擬似接着層を密着一
体化する方法、の2つの方法が例示されている。また、
擬似接着積層体とシート材との貼合については、 (a)差
出しに際して各フィルムをシート材の各葉に感熱接着ま
たは感圧接着する方法、 (b)予め印刷された断裁前のシ
ート材に擬似接着積層体が形成されている方法、 (c)各
フィルムの一方に擬似接着原料フィルムが形成されてい
るフィルムを、予め印刷された断裁前のシート材に形成
する方法、が例示されている。上記の各例示に対応する
断面模式図は、図1の (a)(b)(c)に図示する。
【0005】また、上記各方法によって製造された、完
成された通常葉書の断面模式図は図2に例示する。この
方法によれば、擬似接着層のような融点の低い層が、熱
圧着する際に露出していないので、熱ロール等への付着
の問題がないという利点を有する。しかし、図2からも
解るように、段差部から剥離を開始する時に、剥離力が
どの部分から働くかは確実でなく、擬似接着層と2葉の
フィルムのどちらから剥離するか明瞭ではない。このよ
うな場合、一方のフィルムと擬似接着層が剥離している
最中に、他方のフィルムと擬似接着層との剥離も同時に
起こってしまい、剥離跡がきたなくなることがある。
【0006】一方、実開平3−124885号公報に
は、「基材の片面全面に、表面コーテイングして皮膜を
形成しヒートシール性を付与せしめた延伸ポリプロピレ
ンフィルムの裏面を接着せしめ、該フィルム面を内側に
半折してなるシークレットカード」が開示されている。
この場合の折り曲げ前の断面模式図を図3の (d)に示
し、折り曲げ後の断面模式図を図4に示す。この方法に
よれば、擬似着層層は2層となり、段差部から剥離を開
始する時に、2層の擬似接着層の界面に剥離力が働き、
剥離場所が確定しているという利点を有する。また、こ
の公報には、擬似接着層として、ポリエチレンをコーテ
ィングすることが例示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者はこれらの先
行技術に基づき研究した結果、上記実開平3−1248
85号ではシートを半折し熱ロールまたは熱板で接着す
るに当たり、露出している段差部の熱接着性樹脂が流動
し、ロール等に附着するという問題があることが判明し
た。また、ポリエチレン樹脂は狭い温度範囲でしか擬似
接着状態にならず、擬似接着せしめる時の温度が低いと
接着強度が弱く、また、温度が高いと完全接着となり、
基材フィルムとの剥離も起こってしまうという問題があ
った。本発明は、この2点の問題を解決することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の構成を採る。即ち本発明は、「片側
表面に熱接着性樹脂層を有する複合二軸延伸ポリプロピ
レンフィルムのポリプロピレンフィルム面を支持体に接
着して形成された1枚の複合シートを該熱接着性樹脂層
が内側となるように2つ折りにし、加熱圧着した積層体
で、下記の(1)〜(4)の条件を満たすシークレット
カード」である。 (1)熱接着性樹脂層を形成する熱接着性樹脂はプロピ
レンと他のαオレフインとの共重合体を含有する。 (2)熱接着性樹脂層に有機又は無機微粒子から選ばれ
る耐ブロッキング剤を0.05〜0.5重量%含有させ
る。 (3)複合二軸延伸ポリプロピレンフィルム同士を熱接
着性樹脂層を内側に温度90℃、圧力2kg/cm2
時間0.5秒、の条件で熱圧着されたものを25℃で1
80度剥離するときの剥離強度が、30g/25mm〜
350g/25mmの範囲である。 (4)該積層体は重ね合わせの端部近傍に少なくとも1
個所の段差部を有する。
【0009】また、本発明は、上記発明において、熱接
着性樹脂層が融点70℃以上のスリップ剤を含有する態
様を含む。
【0010】また、本発明は、上記各発明において、熱
接着性樹脂層が結晶性ポリブテンを含有する態様を含
む。
【0011】また、本発明は、上記各発明において、耐
ブロッキング剤がシリカ、タルク、炭酸カルシウム、シ
リコーン粒子から選ばれ、平均粒系が0.1〜10μm
である少なくとも一種以上の微粒子である態様を含む。
【0012】また、本発明は、上記各発明のいずれかに
記載のシークレットカードを使用した郵便葉書を含む。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に使用する支持体として
は、紙、プラスチック、不織布等のシート状のものであ
れば良いが、葉書として使用する場合には、坪量100
〜300g/m 2 程度、特に140〜200g/m2
紙が好ましい。また、一般のカードとしては、ポリエチ
レンテレフタレート製のカードが好ましい。
【0014】支持体の外側面、即ち、複合二軸延伸ポリ
プロピレンを貼合しない方の面には、例えば、「郵便葉
書」の文字や「郵便番号欄」などが印字されていても良
く、また、地紋印刷、カラー着色があったり、蒸着等の
装飾がされていても良い。
【0015】複合二軸延伸ポリプロピレンは基材層とし
て二軸延伸ポリプロピレンフィルム、熱接着性樹脂層と
して、プロピレン−αオレフィン共重合体を含有する。
αオレフィンとしてはプロピレン以外の低級αオレフィ
ンで、例えば、エチレン、ブテン、ペンテン、ブタジエ
ンが例示される。二軸延伸ポリプロピレンフィルムに使
用する樹脂としては、プロピレン単独重合体が使用でき
るが、プロピレンを主成分とする共重合体であって、透
明度、剛度がプロピレン単独重合体の場合と20%以上
の差異がないようなものであれば良い。また、必要に応
じて、上記趣旨を損なわない程度で、他の樹脂や添加剤
を添加しても良い。
【0016】ポリプロピレンの二軸延伸方法としては、
同時二軸延伸、逐次二軸延伸のいずれでも良い。延伸倍
率としては、縦×横で3×3以上が必要である。透明性
と剛度を考えれば、逐次二軸延伸であって、縦3〜6
倍、横5〜9倍に延伸することが特に好ましい。複合二
軸延伸ポリプロピレンフィルムの厚さとしては、9〜4
0μm、好ましくは12〜30μmである。
【0017】本発明で、ポリプロピレン二軸延伸フィル
ムを使用する理由は、該フィルムは透明度が高く、光沢
に優れるので、支持体の印刷が良く見え、かつ、クリア
な印象を与えるからである。また、フィルムの剛度が高
いので、完成されたカードの剛性に優れるからである。
【0018】熱接着性樹脂としては種々のものが考えら
れるが、本発明では以下の理由によりプロピレン−αオ
レフィン共重合体の使用が必須である。即ち、複合フィ
ルムの作製方法として、ポリプロピレンと熱接着性樹脂
を共押出し又は原反状で積層し、しかる後に二軸延伸す
る方法、または、ポリプロピレンを1軸延伸した後に熱
接着性樹脂を押出ラミネートし、続いて二軸目の延伸を
する方法のいずれかによれば、二軸延伸ポリプロピレン
と熱接着性樹脂層との接合強度が強くなる。そして、熱
接着性樹脂がプロピレン成分を主成分とする共重合体を
含有する場合が最も接合強度が強い。また、この製法に
よれば、製造途上に発生する回収部分を再びフィルム原
料として使用できる。一方、二軸延伸ポリプロピレンを
製造後に熱接着性フィルムをコーティングする方法で
は、接着力を強くするために別途表面処理およびアンダ
ーコートを必要とし、製造が煩雑である。以上の理由に
より、本発明では、熱接着性樹脂としてプロピレン−α
オレフイン共重合体の含有を必要とする。
【0019】二軸延伸ポリプロピレンフィルムを基材と
し、熱接着性樹脂としてプロピレン−αオレフイン共重
合体を使用する複合二軸延伸ポリプロピレン系フィルム
は従来より知られている。従来より知られているこの系
統の複合フィルムは熱接着性樹脂によるヒートシールを
行なうためのもので、低温シールによる擬似接着層形成
の目的で該共重合体を使用したものは知られていない。
ヒートシールを目的とする従来の熱接着性樹脂は、11
0℃〜130℃程度の温度でシールされ、シール後は剥
離しないように充分に接着する。従って90℃のような
低温では接着しないものである。また、逆に、エチレン
−酢酸ビニル共重合体やホットメルト剤のように低温で
シールできる層を有するものも知られているが、これら
は永久接着するもので、擬似接着適性に優れるものでは
ない。
【0020】ここで、本発明によりダイレクトメール用
の葉書を製造する一例を説明する。2つ折りにして擬似
接着されて葉書として輸送されるときに、宛先を記載す
る面をA面とし、その輸送の時に葉書の裏面となる面を
B面とする。また、輸送されるときに擬似接着された内
側となる面をC面、D面とする。巻き取り状の紙の裏面
にA面、B面の印刷を施し表面にC面、D面の情報を印
刷した印刷紙の巻き取りを製造する。この印刷に際して
は、幅方向におなじものを複数個印刷する。該印刷紙の
表面(C、D面)に、複合二軸延伸ポリプロピレンの巻
き取りのポリプロピレンフィルム面(熱接着性樹脂層が
存在しない面)を接着剤によりドライラミネート法によ
り接着して複合シートの巻き取りを製造する。しかる後
に、縦横に断裁し、葉書の略2倍の大きさの1枚づつの
複合シート(片面がAB面で反対面がCD面)を製造
し、該複合シートの1コーナー部に図5の(e) のような
切り欠きを設ける。なお、本発明における段差部とは、
図5の(e)(f)で示される平面図で表されるようなもの
で、段差部を通る断面模式図は図4で示されるものであ
る。ただし、熱ロール等による接着時における、段差部
に露出する樹脂の流動によるトラブルに対しては、図5
の (e)が優れている。該複合シートを熱接着性樹脂層を
内面として2つ折りにし、100〜150℃程度に加熱
した上下のロールにより熱圧着して本発明のシークレッ
トカードを製造する。
【0021】熱ロールで圧着する際に紙の断熱性のため
に、熱が伝わり難いが、ロールの温度を上げすぎると紙
のカールが発生したり、段差部(切り欠き部)の熱接着
性樹脂が流動してロール等に付着するトラブルが発生す
る。また、印刷が施されているため、各部の熱の伝わり
方はかならずしも均一ではない。以上の理由から、本発
明に使用する熱接着性樹脂は、低い温度で、かつ、広い
温度範囲で擬似接着状態に接着できる必要があり、その
ため、下記の3つの条件を必要とする。 (1)熱接着性樹脂層を形成する熱接着性樹脂はプロピ
レンと他のαオレフインとの共重合体を含有する。 (2)熱接着性樹脂層に有機又は無機微粒子から選ばれ
る耐ブロッキング剤を0.05〜0.5重量%含有させ
る。 (3)複合二軸延伸ポリプロピレンフィルム同士を熱接
着性樹脂層を内側に温度90℃、圧力2kg/cm2
時間0.5秒、の条件で熱圧着されたものを25℃で1
80度剥離するときの剥離強度が、30g/25mm〜
350g/25mmの範囲である。
【0022】熱接着性樹脂を構成する主成分として、プ
ロピレン−αオレフィン共重合体を使用するが、上記の
条件を満足するためには、プロピレン成分が80〜95
重量%であることが好ましい。また、更に、広い温度範
囲での擬似接着性を高めるため、上記共重合体に対し
て、更に結晶性ポリブテンを含有せることも有効な方法
である。この場合、プロピレン系共重合体が65〜95
重量%、ポリブテンが5〜35重量%の範囲が好まし
い。
【0023】熱接着性樹脂層に含有する、有機又は無機
微粒子から選ばれる耐ブロッキング剤は、該樹脂層全重
量に対して0.05〜0.5重量%含有させる。有機系
微粒子としては、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリ
スチレン樹脂、ポリアミド樹脂、3次元架橋したシリコ
ーン粒子などが使用できる。また、無機系粒子として
は、シリカ、タルク、炭酸カルシウムなどが使用でき
る。微粒子の粒径は0.1〜10μm、好ましくは0.
5〜5μmである。これら微粒子は、フィルムのブロッ
キングを防止するのみならず、ロールで加熱する時に、
露出している段差部(切り欠き部)から樹脂が流動する
ことを防ぐという重要な作用を果たす。
【0024】本発明の熱接着性樹脂には、複合フィルム
取り扱い中の各種トラブルを防止するために、スリップ
剤を含有することが好ましいが、上記した熱ロールでの
加熱中のトラブルを防止するためには、スリップ剤の融
点は70℃以上であることが好ましい。融点が75℃以
上のスリップ剤としては、ステアリン酸アミド(75
℃)、オレイン酸アミド(109℃)などが挙げられ、
特に、融点が90℃以上のスリップ剤が好ましい。スリ
ップ剤は、熱接着性樹脂層に添加しても良いが、二軸延
伸ポリプロピレン層にも存在した方が良く、そのため、
ポリプロピレン樹脂層の方に添加して、延伸中に熱接着
性樹脂層に自然に移行させる方法で供給しても良い。ス
リップ剤は、複合二軸延伸複合フィルム中にトータルと
して、50〜500ppm程度存在せしめれば良い。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、露出している段差部の
熱接着性樹脂がロール等に付着するというトラブルが無
く、かつ、広い温度範囲で擬似接着状態を形成すること
が可能となった。
【0026】
【実施例】<複合二軸延伸ポリプロピレンの剥離強度>
複合二軸延伸ポリプロピレンフイルムの熱接着性樹脂層
同士を重ね合わせ、10mm×30mmのシールバーを
90℃の温度で安定させ、圧力2kg/cm2、時間
0.5秒で熱圧着し、常温に冷えた後、幅25mmの試
験片を切り取り、テンシロンを使用し、ヘッドスピード
300mm/分の速度で剥離する際の強度を測定する。 <実施例1>基材層としてポリプロピレン(MFR2.
7g/10分、融点158℃)を用い、積層する樹脂に
ポリブテン−1(MFR4.0g/10分、融点104
℃)を10重量%、エチレン−プロピレン共重合体(M
FR6.0g/10分)を90重量%で配合したブレン
ド物を使用し、積層する樹脂には平均粒径1.2μmの
シリカを0.15重量%含有させた。なお、基材層に1
50ppmのオレイン酸アミドを添加した。ポリプロピ
レン原反を縦方向に5倍の1軸延伸し、積層樹脂を押出
ラミネートし、続いて横方向に9倍延伸して複合二軸延
伸ポリプロピレンフィルムを得た。厚さはトータルで2
0μm、うち、熱接着性樹脂層は2μmであった。 <実施例2>積層する樹脂にポリブテン−1(MFR2
0.0g/10分)を5重量%、エチレン−プロピレン
−ブテンの3元ランダム共重合体(MFR7.0g/1
0分、融点132℃)を95重量%ブレンドした組成物
(ブテン成分の重量分率は積層樹脂全体で20%)を用
いる以外は実施例1と同様にして、複合二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムを得た。なお、シリカも実施例1と同
様に添加した。 <実施例3>積層する樹脂にポリブテン−1(MFR2
0.0g/10分)を35重量%、エチレン−プロピレ
ン共重合体(MFR6.0g/10分、融点132℃)
を65重量%ブレンドした組成物を用いる以外は実施例
1と同様にして、複合二軸延伸ポリプロピレンフィルム
を得た。なお、シリカも実施例1と同様に添加した。 <複合シートの製造>上記各実施例により得られた複合
二軸延伸ポリプロピレンフィルムのポリプロピレン面と
米坪160g/m2 の上質紙に情報を印刷した印刷面と
を、ポリウレタン系接着剤を使用し、ドライラミネータ
で貼合した。所定寸法(葉書の2倍サイズ)に断裁して
複合シートを得た。この複合シートを積み重ね、1コー
ナーを5ミリ×5ミリの直角三角形の切り欠き(図5の
(e)の形状)ができるように、パンチャーで打ち抜い
た。切り欠きを有する複合シートを1枚ずつ、熱接着性
樹脂層面を内側に半折りにし、120℃に設定された2
本の加熱ローラーに通して、熱圧着して、完成されたシ
ークレットカードを得た。 <剥離強度>上記した測定方法により、実施例1〜実施
例3の各複合二軸延伸ポリプロピレンの剥離強度を測定
した所、実施例1では105g/25mm、実施例2で
は30g/25mm、実施例3では280g/25mm
であった。また、完成品としてのシークレットカードの
剥離強度は、実施例1で70g/25mm、実施例2で
60g/25mm、実施例3で100g/25mmであ
った。また、各実施例とも、熱ロールへの樹脂の附着は
見られなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルム及び擬似接着層形成に関する従来技術
の模式的断面図。
【図2】シークレット葉書の従来技術の模式的断面図。
【図3】従来技術と本発明に共通の断面模式図。
【図4】従来技術と本発明に共通の模式図。
【図5】本発明の段差部の模式図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片側表面に熱接着性樹脂層を有する複合二
    軸延伸ポリプロピレンフィルムのポリプロピレンフィル
    ム面を支持体に接着して形成された1枚の複合シートを
    該熱接着性樹脂層が内側となるように2つ折りにし、加
    熱圧着した積層体で、下記の(1)〜(4)の条件を満
    たすシークレットカード。 (1)熱接着性樹脂層を形成する熱接着性樹脂はプロピ
    レンと他のαオレフインとの共重合体を含有する。 (2)熱接着性樹脂層に有機又は無機微粒子から選ばれ
    る耐ブロッキング剤を0.05〜0.5重量%含有させ
    る。 (3)複合二軸延伸ポリプロピレンフィルム同士を熱接
    着性樹脂層を内側に温度90℃、圧力2kg/cm2
    時間0.5秒、の条件で熱圧着されたものを25℃で1
    80度剥離するときの剥離強度が、30g/25mm〜
    350g/25mmの範囲である。 (4)該積層体は重ね合わせの端部近傍に少なくとも1
    個所の段差部を有する。
  2. 【請求項2】熱接着性樹脂層が融点70℃以上のスリッ
    プ剤を含有することを特徴とする請求項1に記載のシー
    クレットカード。
  3. 【請求項3】熱接着性樹脂層が結晶性ポリブテンを含有
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    シークレットカード。
  4. 【請求項4】耐ブロッキング剤がシリカ、タルク、炭酸
    カルシウム、シリコーン粒子から選ばれ、平均粒系が
    0.1〜10μmである少なくとも一種以上の微粒子で
    あることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載のシークレットカード。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれかに記載のシ
    ークレットカードを使用した郵便葉書。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005100371A (ja) * 2003-08-22 2005-04-14 Toyobo Co Ltd アンテナシート及びそれを用いたicカードまたはicタグ
JP2016088059A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 株式会社康井精機 2層ppフィルムの製造方法および製造された2層ppフィルム

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