JPH11208380A - 携帯電話の車載用保持装置 - Google Patents

携帯電話の車載用保持装置

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JPH11208380A
JPH11208380A JP1011398A JP1011398A JPH11208380A JP H11208380 A JPH11208380 A JP H11208380A JP 1011398 A JP1011398 A JP 1011398A JP 1011398 A JP1011398 A JP 1011398A JP H11208380 A JPH11208380 A JP H11208380A
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seat
mobile phone
driver
holder
passenger
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JP1011398A
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Tadashi Ioka
忠士 井岡
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転席1と、該運転席1との間に乗員が通行
可能な空間を車幅方向にあけて配置された助手席2と、
該運転席1又は助手席2の後方に配置された後部座席3
とを備えた所謂ウォークスルータイプの車両において、
携帯電話11に対して運転手がハンズフリーで送受話可
能なように車載用保持装置を設ける場合に、乗員の通行
の障害となるのを防止しつつ、運転席、助手席及び後部
座席のどの乗員も携帯電話11を容易に手に取って使用
することができるようにする。 【解決手段】 携帯電話11を着脱可能に保持する保持
部51と、該保持部51により携帯電話11が保持され
ている状態で、ハンドル近傍に配置されたハンズフリー
装置31及び携帯電話11を電気的に接続するコネクタ
52及び接続ライン53とを有するホルダ50を備え、
このホルダ50を、運転席1及び助手席2間の空間内に
おいて該運転席1近傍のハンドブレーキ装置61後方に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話を車載可
能にする携帯電話の車載用保持装置に関し、特にウォー
クスルータイプの車両に適したものの技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば公衆電話通信システムにお
けるローカル無線局との間で送受話用電話信号の送受信
をアンテナを通じた無線通信により行うようにした小型
・軽量の携帯電話が普及している。このため、運転手が
運転中にこの携帯電話を片手に持って相手と話をすると
いったことがしばしば見受けられる。
【0003】そこで、従来、携帯電話の車載用保持装置
として、例えば実開平7−28749号公報に示されて
いるように、センターコンソール上に携帯電話を保持す
るアダプタ(ホルダ)を設けるようにし、このアダプタ
と、ハンドル近傍のダッシュボード上に設けられかつ上
記携帯電話の操作ボタンと同機能の操作ボタンを有する
リモコン(ハンズフリー装置)とを接続し、このリモコ
ンの操作ボタンを操作することにより、運転者が運転中
に視線を前方からそらすことなく携帯電話を操作可能と
すると共に、携帯電話に対してハンズフリーで送受話可
能にすることが提案されている。
【0004】一方、近年、RV車等の車両において、運
転席と助手席とを、その間を乗員が通行可能に車幅方向
に所定の空間をあけて配置するようにすることが知られ
ている(所謂ウォークスルータイプの車両)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ウォー
クスルータイプの車両に上記提案例のような携帯電話の
車載用保持装置を設けようとした場合、このような車両
では運転席と助手席との間に、通行の障害となるような
センターコンソールを設けることは困難であるため、携
帯電話を保持するホルダをインストルメントパネルに設
けることが考えられる。
【0006】しかし、このウォークスルータイプの車両
では、複数の乗員が乗っていて携帯電話を運転手以外の
乗員が手に取って使用する場合が多くなるため、携帯電
話を保持するホルダをインストルメントパネルに設ける
と、特に後部座席の乗員の携帯電話の使い勝手が非常に
悪くなるという問題がある。また、運転手も車両を停止
させているときに携帯電話を手に取って操作したり、乗
降の際に携帯電話をホルダに着脱したりする必要がある
ため、後部座席近傍にホルダを配置することは困難であ
る。
【0007】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上記ウォークスルータ
イプの車両において、携帯電話に対して運転手がハンズ
フリーで送受話可能なように車載用保持装置を設ける場
合に、携帯電話を保持するホルダの配置を工夫すること
によって、そのホルダが乗員の通行の障害となるのを防
止しつつ、運転席、助手席及び後部座席のどの乗員も携
帯電話を容易に手に取って使用することができるように
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、車載用保持装置のホルダを、運転
席及び助手席間の空間内において該運転席又は助手席近
傍の後方に設けるようにした。
【0009】具体的には、請求項1の発明では、運転席
と、該運転席との間に乗員が通行可能な空間を車幅方向
にあけて配置された助手席と、該運転席又は助手席の後
方に配置された後部座席とを備えた車両に対し、少なく
とも送受話用電話信号の入出力端子を有する携帯電話を
車載可能にする携帯電話の車載用保持装置を対象とす
る。
【0010】そして、上記携帯電話を着脱可能に保持す
る保持手段と、該保持手段により携帯電話が保持されて
いる状態で、少なくとも上記運転席の乗員がハンドル近
傍に配置されたハンズフリー装置により携帯電話に対し
てハンズフリーで送受話可能なように該ハンズフリー装
置及び携帯電話の入出力端子を電気的に接続する接続手
段とを有するホルダを備え、上記ホルダは、上記運転席
及び助手席間の空間内において該運転席又は助手席近傍
の後方に設けられているものとする。
【0011】上記の構成により、ホルダは、運転席及び
助手席間の空間内において該運転席又は助手席近傍の後
方に配置されているので、乗員の通行の妨げになること
は殆どなく、しかも、運転席、助手席及び後部座席のど
の乗員も手を伸ばすだけで携帯電話を手に取ったり元に
戻したりすることができる。また、運転席の乗員(運転
手)は、ハンズフリー装置によりハンズフリーで運転中
に相手と安全に話をすることができる。よって、乗員の
通行のし易さを確保しつつ、全ての乗員の携帯電話の使
用性を向上させることができる。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、ホルダは、運転席近傍に設けたハンドブレーキ装
置の後方に配置されているものとする。
【0013】この発明により、ハンドブレーキ装置の後
方のデッドスペースを有効に利用しつつ、ホルダの運転
席から助手席方向への突出量をハンドブレーキ装置と略
同じにすることで、乗員が通行する際にホルダに蹴躓き
難くなる。また、運転手はハンドブレーキ装置を操作し
てブレーキをかけた後、スムーズに携帯電話を手に取る
ことができる。よって、乗員の通行の安全性及び携帯電
話の保護性を向上させると共に、運転手の携帯電話の使
い勝手を向上させることができる。
【0014】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、ホルダの接続手段は、携帯電話の入出力端子と接
触するコネクタと、該コネクタとハンズフリー装置とを
接続する接続ラインとを有し、ハンドブレーキ装置は、
ブレーキ操作部と、該ブレーキ操作部が操作されてブレ
ーキがかけられた状態を検出するリミットスイッチと、
該リミットスイッチとハンドル近傍に配置された表示手
段とを接続する結線ラインとを有し、上記接続ライン
は、上記結線ラインに略沿って配線されているものとす
る。
【0015】こうすることで、接続ライン及び結線ライ
ンを束ねる等して同時に配線することができ、配線の手
間やコストを削減することができると共に、両ラインの
断線を有効に防止することができる。
【0016】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、座席は、可動部により前後方向にスライド可能又
は着座の向きが前後逆になるように回転可能に構成さ
れ、ホルダは、上記座席の可動部に支持されているもの
とする。
【0017】このことで、ホルダは座席の可動部のスラ
イド又は回転に伴って移動するので、その座席に座って
いる乗員の携帯電話の使用性を、座席のスライド位置や
着座の向きに関係なく常に一定にすることができる。
【0018】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、座席は助手席であるものとする。このことによ
り、助手席の乗員が携帯電話を手に取って操作すること
が多いので、請求項4の発明の作用効果をより一層高め
ることができる。
【0019】請求項6の発明では、請求項1の発明にお
いて、携帯電話は、情報表示可能な表示部を有し、ホル
ダは運転席に支持されており、上記携帯電話は、上記ホ
ルダの保持手段により、運転席の座面よりも下側に位置
しかつ上記表示部が助手席側を向くように保持されてい
るものとする。
【0020】この発明により、携帯電話をより一層安全
に保持することができると共に、助手席の乗員が、携帯
電話の表示部に表示されている電話番号や地図等の情報
を容易に見ることができる。一方、運転手はその情報を
ハンズフリー装置で見ることができる。よって、携帯電
話を安全に保持しつつ、助手席の乗員も運転手と同時に
素早く情報が得られるようにすることができる。
【0021】請求項7の発明では、請求項6の発明にお
いて、ホルダは、上下方向に延びる軸回りに回動可能に
構成されているものとする。
【0022】このことで、携帯電話の表示部の向きを後
方となるようにホルダを回動させることにより、後部座
席の乗員も携帯電話の表示部に表示されている情報を容
易に見ることができる。
【0023】請求項8の発明では、請求項1〜7のいず
れかの発明において、ホルダの保持手段は、該ホルダの
上方から携帯電話を着脱するように構成されているもの
とする。こうすることで、携帯電話の取り易さをどの乗
員に対しても殆ど同じとすることができ、全ての乗員の
携帯電話の使用性を確実に向上させることができる。
【0024】請求項9の発明では、請求項1〜8のいず
れかの発明において、ホルダは、保持手段により保持さ
れた携帯電話の少なくとも操作部を内部に収納可能な収
納部を有するものとする。このようにすることで、乗員
が通行するときに携帯電話の操作部に触れてしまうとい
うことはなく、携帯電話の誤動作を防止することができ
る。
【0025】請求項10の発明では、請求項9の発明に
おいて、ホルダは、携帯電話の離脱状態で該収納部を閉
塞する閉塞手段を有するものとする。
【0026】このことにより、収納部内に埃や飲食物等
が入るのを防止することができ、特にホルダの上方から
携帯電話を着脱するようにした場合には、収納部内に埃
や飲食物等が入り易いので、その効果を高めることがで
きる。そして、通常は、収納部内にコネクタを設けるの
で、そのコネクタを確実に保護することができ、作動不
良等の発生を抑制することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図3は、本
発明の実施形態1に係る携帯電話11の車載用保持装置
を示し、この保持装置は、所謂ウォークスルータイプの
車両に設けられたものである。つまり、この車両は運転
席1と、該運転席1との間に乗員が通行可能な空間を車
幅方向にあけて配置された助手席2と、該運転席1及び
助手席2の後方に配置された後部座席3とを備えてい
る。そして、この車両のインストルメントパネル6にお
けるハンドル5近傍には、後述の如く、上記保持装置と
接続されたハンズフリー装置31が設けられ、運転席1
の乗員(運転手)がこのハンズフリー装置31により携
帯電話11に対してハンズフリーで送受話可能となるよ
うに構成されている。
【0028】上記車両に車載可能な形態電話11は、図
4及び図5に示すように、主送受信部12、音声入力部
13、音声出力部14及び表示部15を備え、これら各
部12〜15が電話制御ユニット16により作動せしめ
られるように構成されている。上記主送受信部12は、
例えば公衆電話通信システムにおけるローカル無線局と
の間で送受話用電話信号の無線送信及び無線受信を、携
帯電話11の上端面に設けたアンテナ17を通じて行う
ようになっている。また、上記音声入力部13は、携帯
電話11の正面下部に設けたマイクロフォン18からの
音声入力に応じた入力音声信号を上記主送受信部12に
供給する一方、上記音声出力部14は、主送受信部12
から得られた再生音声信号に応じた音声出力を発生し、
携帯電話11の正面上部に設けたスピーカ19からその
音声出力に応じて音声を発するようになっている。上記
表示部15は、携帯電話11の正面においてスピーカ1
9の下側に設けられた液晶表示装置等からなっていて、
その下側に設けた複数の操作ボタン20,20,…(操
作部)の操作等に応じて電話番号や時間等の種々の情報
を表示することができるようになっている。また、上記
携帯電話11の下端面には、上記入力及び出力音声信号
からなる送受話用電話信号や各操作ボタン20の操作信
号等を上記ハンズフリー装置31に対して入出力可能な
入出力端子21が設けられている。
【0029】一方、上記ハンズフリー装置31は、図3
及び図5に示すように、音声入力部33、音声出力部3
4及び表示部35を備え、これら各部33〜35がハン
ズフリー制御ユニット36により作動せしめられるよう
に構成されている。上記音声入力部33は、ハンドル5
の略中央部に設けたマイクロフォン38からの音声入力
に応じた入力音声信号を上記携帯電話11の入出力端子
21を介して主送受信部12に供給する一方、上記音声
出力部34は、携帯電話11の入出力端子21を介して
主送受信部12から得られた再生音声信号に応じた音声
出力を発生し、ハンドル5の下部に設けたスピーカ39
からその音声出力に応じた音声を発するようになってい
る。上記表示部35は液晶表示装置等からなっていて、
入出力端子21を介して携帯電話11の表示部15と同
じ表示がなされるようになっている。また、このハンズ
フリー装置31は、携帯電話11の各操作ボタン20と
略同じ機能を有する複数の操作ボタン40,40,…を
備えており、この各操作ボタン40の操作によっても携
帯電話11を操作することができるようになっている。
【0030】上記保持装置は、上記携帯電話11を着脱
可能に保持する保持手段としての保持部51と、この保
持部51により携帯電話11が保持されている状態で、
上記ハンズフリー装置31及び携帯電話11の入出力端
子21を電気的に接続する接続手段としてのコネクタ5
2及び接続ライン53とを有するホルダ50を備えてい
る。このホルダ50の保持部51は略矩形箱状をなして
いて、その上部には、携帯電話11を該ホルダ50の上
方から着脱可能にする開口部55を有している。上記保
持部51の内部には、該保持部51により保持された携
帯電話11の各操作ボタン20を含む中央部ないし下部
を収納可能な収納部56が設けられている。この収納部
56内の底面に上記コネクタ52が設けられていて、上
記開口部55を通して携帯電話11をその下端面側から
収納部56内に挿入すると、携帯電話11の入出力端子
21と接触するようになっている。このとき、携帯電話
11は上記保持部51により立った状態で保持され、そ
の表示部15は収納部56に収納されずに外部から見る
ことができるようになっている。
【0031】上記コネクタ52には、該コネクタ52と
上記ハンズフリー装置31とを接続する接続ライン53
が接続され、このことで、携帯電話11が保持部51に
より保持されている状態で携帯電話11とハンズフリー
装置31とが電気的に接続され、運転者はハンズフリー
装置31のマイクロフォン38及びスピーカ39を介し
てハンズフリーで相手と話をすることができるようにな
っている。
【0032】上記保持装置のホルダ50における保持部
51の開口部55の直ぐ下側には、収納部56を閉塞す
る閉塞手段としての開口蓋57が設けられ、この開口蓋
57は、携帯電話11の離脱状態で収納部56を閉塞す
るようにねじりコイルばね58により付勢されて開口部
55を閉じている。そして、上記携帯電話11の下端面
をその開口蓋57の上面に当接させた状態で上記ばね5
8の付勢力に抗して下側に押すことにより開口蓋57が
開き、携帯電話11の中央部ないし下部を収納部56内
に収納することができるようになっている。
【0033】上記ホルダ50は、上記運転席1及び助手
席2間の空間内において該運転席1近傍の後方に配置さ
れている。すなわち、運転席1近傍に設けたハンドブレ
ーキ装置61の直ぐ後方において運転席1下部に設けた
助手席2側の樹脂製側板60に支持固定され、そのホル
ダ50の保持部51における助手席2側の側面はハンド
ブレーキ装置61と略面一となるようになされている。
そして、ホルダ50は上記側板60に支持固定されてお
り、携帯電話11は、そのホルダ50の保持部51によ
り運転席1の座面よりも下側に位置しかつ上記表示部1
5が助手席2側を向くように支持されている。
【0034】上記ハンドブレーキ装置61は、ブレーキ
操作部62と、このブレーキ操作部62が操作されてブ
レーキがかけられた状態を検出するリミットスイッチ6
3と、このリミットスイッチ63とインストルメントパ
ネル6のハンドル5近傍に配置された表示手段としての
表示ランプ65(図3参照)とを接続する結線ライン6
4とを有し、ブレーキがかけられた状態のときにはその
表示ランプ65が点灯して警告表示がなされるようにな
っている。上記接続ライン53は、上記結線ライン64
に略沿って配線されている。すなわち、両ライン53,
64共に、束ねられた状態で運転席1及び助手席2間の
床下を通って前方のインストルメントパネル6まで延び
ている。
【0035】したがって、上記実施形態では、運転手
は、携帯電話11の車載用保持装置及びハンズフリー装
置31により運転中でも視線を前方からそらすことなく
携帯電話11を操作することができると共に、携帯電話
11に対してハンズフリーで送受話を行うことができ
る。そして、その保持装置において携帯電話11を保持
する保持部51を有するホルダ50が、運転席1及び助
手席2間の空間内において該運転席1近傍のハンドブレ
ーキ装置61の後方に配置されているので、運転席1、
助手席2及び後部座席3のどの乗員も手を伸ばすだけで
携帯電話11を手に取ったり元に戻したりすることがで
きる。また、ホルダ50の保持部51の開口部55は、
携帯電話11を該ホルダ50の上方から着脱可能にする
ようにホルダ50の上部に設けられているので、携帯電
話11の取り易さをどの乗員に対しても殆ど同じとする
ことができる。一方、ホルダ50の保持部51における
助手席2側の側面はハンドブレーキ装置61と略面一と
なるようになされているので、乗員が運転席1及び助手
席2間を通行する際、ホルダ50に蹴躓き難く、通行の
妨げになることはない。よって、乗員の通行のし易さを
確保しつつ、全ての乗員の携帯電話11の使用性を向上
させることができる。
【0036】また、運転手はハンズフリー装置31の表
示部35に表示されている電話番号等の情報を見ること
ができる一方、ホルダ50の保持部51に保持された携
帯電話11の表示部15がホルダ50の外部に出ていて
助手席2側に向けられているので、助手席2の乗員も携
帯電話11の表示部15に表示された同じ情報を容易に
見ることができる。そして、ホルダ50の保持部51に
より携帯電話11が保持されている状態で、携帯電話1
1が運転席1の座面よりも下側に位置しているので、携
帯電話11をより一層安全に保持することができる。
【0037】さらに、ホルダ50の保持部51により保
持された携帯電話11の各操作ボタン20が収納部56
内に収納されているので、万一乗員が通行時に携帯電話
11に触れたとしても携帯電話11が誤動作するという
ことはない。
【0038】また、携帯電話11の離脱状態で保持部5
1の収納部56を閉塞する開口蓋57が設けられている
ので、収納部56内に埃や飲食物が入るのを防止するこ
とができ、収納部56内底面に設けたコネクタ52を保
護することができる。
【0039】(実施形態2)図6は本発明の実施形態2
を示し(尚、以下の実施形態では、図1〜図5と同じ部
分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略す
る)、保持装置のホルダ50を、運転席1及び助手席2
間の空間内において助手席2近傍に位置するように該助
手席2に支持固定したものである。
【0040】すなわち、この実施形態では、助手席2が
前後方向にスライド可能でかつ着座の向きが前後逆にな
るように回転可能に構成されている。より詳細には、左
右両側部下部には前後方向に延びるスライドレール7
1,71が床面にそれぞれ固定され、その各スライドレ
ール71の上側には、その各スライドレール71に案内
されて前後方向にスライドするスライドベース72が設
けられている。このスライドベース72の上側の略中央
部には逆カップ状の回転板73が設けられ、この回転板
73はその周囲において上記スライドベース72に固定
した複数の押さえ板74,74,…によって該回転板7
3の中心軸回りに回動可能に支持されている。この回転
板73の上側に補強板75を介してシートクッション7
6が固定されている。このことで、助手席2のスライド
ベース72から上側の部分が各スライドレール71に対
してスライドすると共に、回転板73から上側の部分が
スライドベース72に対して回動するようになってお
り、スライドベース72、回転板73、補強板75及び
シートクッション76は可動部を構成している。
【0041】上記助手席2のシートクッション76下側
における補強板75の運転席1側(助手席2の着座の向
きが前方の状態で)の側部には、保持装置のホルダ50
を回動可能に支持する上下方向に延びる支持板78が設
けられている。この支持板78の上下両端部は略水平状
となるように互いに逆方向に曲げられ、その上端部が上
記補強板75に固定されている。また、支持板78の下
端部上面には、上下方向に延びる円筒状の支持軸79が
固定されている。一方、ホルダ50の保持部51の下面
略中央部には、上記支持軸79の内側に嵌合する回動軸
59が上下方向に延びるように突設され、ホルダ50全
体がこの回動軸59回りに回動可能に構成されている。
そして、このホルダ50のコネクタ52に接続された接
続ライン53は、上記回動軸59及び支持板78を貫通
して該支持板78に沿って上方に延びた後、補強板75
及びシートクッション76間を通り、その後、補強板7
5、回転板73の略中心部及びスライドベース72を貫
通して床下に達するように配線されている。
【0042】したがって、上記実施形態2では、保持装
置のホルダ50を支持する支持板78がスライド及び回
転する可動部としての補強板75に固定されているの
で、ホルダ50が助手席2のスライド及び回転に伴って
移動する。このため、助手席2の乗員の携帯電話11の
使用性を、助手席のスライド位置や着座の向きに関係な
く常に一定にすることができる。尚、助手席2の着座の
向きが後方とされたときは、運転手は携帯電話11を容
易に手に取ることが困難となるが、そのときには運転手
以外にも乗員が乗っていることが多く、その乗員に取っ
てもらうことができると共に、運転手は基本的にはハン
ズフリー装置31により操作することができるので、殆
ど問題は生じない。
【0043】また、ホルダ50自体が支持板78に対し
て回動するので、携帯電話11の表示部15の向きを後
方となるようにホルダ50を回動させることにより、後
部座席3の乗員も携帯電話11の表示部15に表示され
ている情報を容易に見ることができる。
【0044】尚、上記実施形態2では、支持板78を補
強板75に固定してホルダ50が助手席2のスライド及
び回転に伴って移動するように構成したが、支持板78
をスライドベース72に固定するようにしてもよい。こ
うすることで、助手席2の着座の向きが後方となっても
運転手が携帯電話11を手に取ることができるように構
成することができる。但し、この場合、ホルダ50を、
回動する補強板75やシートクッション76が該ホルダ
50の保持部51に保持された携帯電話11に当接しな
いように支持しておく必要がある。
【0045】また、上記各実施形態の携帯電話11にお
いて、地図データをメモり可能に構成し、ナビゲーショ
ン装置と接続して携帯電話11及びハンズフリー装置3
1の表示部15,35に地図情報をそれぞれ表示するよ
うにすることもできる。この場合、携帯電話11の表示
部15は大きい方が望ましい一方、携帯電話11の大き
さは限られているので、各操作ボタン20を表示部15
内にタッチパネル式に設けることが好ましい。そして、
そのタッチパネル式の各操作部20を上記各実施形態の
ように収納部56内に収納する場合、ホルダ50の保持
部51における表示部15に対応する部分を透明部材に
変更することにより、誤操作を防止しつつ、表示部15
の情報が見られるように構成することができる。
【0046】さらに、上記各実施形態の車両において、
運転席1及び助手席2間を乗員が通行可能な程度にセン
ターコンソールを設けることが考えられるが、この場合
には、そのセンターコンソールに、上記各実施形態にお
ける保持装置のホルダ50と同様のものを一体的に設け
るようにしてもよい。そして、そのセンターコンソール
にカップホルダを一体的に設けると、飲み物が保持部5
1の収納部56内に入る可能性が高くなるが、携帯電話
11の離脱状態で収納部56を閉塞する開口蓋57によ
り収納部56内に飲み物が入るのを防止することがで
き、コネクタ52を有効に保護することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、運転席と、該運転席との間に乗員が通行可能な
空間を車幅方向にあけて配置された助手席と、該運転席
又は助手席の後方に配置された後部座席とを備えた車両
に対し、携帯電話を車載可能にする携帯電話の車載用保
持装置として、その携帯電話を着脱可能に保持する保持
手段と、該保持手段により携帯電話が保持されている状
態で、運転席の乗員がハンドル近傍に配置されたハンズ
フリー装置により携帯電話に対してハンズフリーで送受
話可能なように該ハンズフリー装置及び携帯電話を電気
的に接続する接続手段とを有するホルダを備え、このホ
ルダを、上記運転席及び助手席間の空間内において該運
転席又は助手席近傍の後方に設けたことにより、乗員の
通行性を維持しつつ、全乗員の携帯電話の使用性の向上
化を図ることができる。
【0048】請求項2の発明によると、ホルダを、運転
席近傍に設けたハンドブレーキ装置の後方に配置したこ
とにより、乗員の通行の安全性及び運転手の携帯電話の
使用性の向上化を図ることができる。
【0049】請求項3の発明によると、ホルダの接続手
段におけるコネクタとハンズフリー装置とを接続する接
続ラインを、ハンドブレーキ装置におけるリミットスイ
ッチとハンドル近傍に配置された表示手段とを接続する
結線ラインに略沿って配線するようにしたことにより、
配線の手間やコストを削減することができると共に、両
ラインの断線を有効に防止することができる。
【0050】請求項4の発明によると、座席を、可動部
により前後方向にスライド可能又は着座の向きが前後逆
になるように回転可能に構成し、ホルダをその座席の可
動部に支持するようにしたことにより、その座席に座っ
ている乗員の携帯電話の使用性を、座席のスライド位置
や着座の向きに関係なく常に一定にすることができる。
【0051】請求項5の発明によると、スライド又は回
転可能な座席を助手席としたことにより、請求項4の発
明の作用効果のさらなる助長化を図ることができる。
【0052】請求項6の発明によると、ホルダを運転席
に支持し、情報表示可能な表示部を有する携帯電話を、
そのホルダの保持手段により、運転席の座面よりも下側
に位置しかつ上記表示部が助手席側を向くように保持し
たことにより、携帯電話を安全に保持しつつ、助手席の
乗員も運転手と同時に素早く情報が得られるようにする
ことができる。
【0053】請求項7の発明によると、ホルダを、上下
方向に延びる軸回りに回動可能に構成したことにより、
後部座席の乗員も携帯電話の表示部に表示されている情
報を容易に見ることができる。
【0054】請求項8の発明によると、ホルダの保持手
段を、該ホルダの上方から携帯電話を着脱するように構
成したことにより、全乗員の携帯電話の使用性の向上化
を確実に図ることができる。
【0055】請求項9の発明によると、ホルダに対し
て、保持手段により保持された携帯電話の少なくとも操
作部を内部に収納可能な収納部を有するようにしたこと
により、携帯電話の誤動作を防止することができる。
【0056】請求項10の発明によると、ホルダに対し
て、携帯電話の離脱状態で該収納部を閉塞する閉塞手段
を有するようにしたことにより、収納部内に埃や飲食物
等が入るのを防止することができ、収納部内にコネクタ
を設ける場合に、そのコネクタを確実に保護することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る携帯電話の車載用保
持装置を示す車両内部の斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】車両のハンドル近傍部を概略的に示す説明図で
ある。
【図4】携帯電話を示す正面図である。
【図5】携帯電話及びハンズフリー装置の内部構成を示
すブロック図である。
【図6】実施形態2を示す助手席の断面図である。
【符号の説明】
1 運転席 2 助手席 3 後部座席 5 ハンドル 11 携帯電話 20 操作ボタン(操作部) 21 入出力端子 31 ハンズフリー装置 50 ホルダ 51 保持部(保持手段) 52 コネクタ(接続手段) 53 接続ライン(接続手段) 56 収納部 57 開口蓋(閉塞手段) 59 回動軸 61 ハンドブレーキ装置 62 ブレーキ操作部 63 リミットスイッチ 64 結線ライン 65 表示ランプ(表示手段) 72 スライドベース(可動部) 73 回転板(可動部) 75 補強板(可動部) 76 シートクッション(可動部)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席と、該運転席との間に乗員が通行
    可能な空間を車幅方向にあけて配置された助手席と、該
    運転席又は助手席の後方に配置された後部座席とを備え
    た車両に対し、少なくとも送受話用電話信号の入出力端
    子を有する携帯電話を車載可能にする携帯電話の車載用
    保持装置であって、 上記携帯電話を着脱可能に保持する保持手段と、該保持
    手段により携帯電話が保持されている状態で、少なくと
    も上記運転席の乗員がハンドル近傍に配置されたハンズ
    フリー装置により携帯電話に対してハンズフリーで送受
    話可能なように該ハンズフリー装置及び携帯電話の入出
    力端子を電気的に接続する接続手段とを有するホルダを
    備え、 上記ホルダは、上記運転席及び助手席間の空間内におい
    て該運転席又は助手席近傍の後方に設けられていること
    を特徴とする携帯電話の車載用保持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯電話の車載用保持装
    置において、 ホルダは、運転席近傍に設けたハンドブレーキ装置の後
    方に配置されていることを特徴とする携帯電話の車載用
    保持装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の携帯電話の車載用保持装
    置において、 ホルダの接続手段は、携帯電話の入出力端子と接触する
    コネクタと、該コネクタとハンズフリー装置とを接続す
    る接続ラインとを有し、 ハンドブレーキ装置は、ブレーキ操作部と、該ブレーキ
    操作部が操作されてブレーキがかけられた状態を検出す
    るリミットスイッチと、該リミットスイッチとハンドル
    近傍に配置された表示手段とを接続する結線ラインとを
    有し、 上記接続ラインは、上記結線ラインに略沿って配線され
    ていることを特徴とする携帯電話の車載用保持装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の携帯電話の車載用保持装
    置において、 座席は、可動部により前後方向にスライド可能又は着座
    の向きが前後逆になるように回転可能に構成され、 ホルダは、上記座席の可動部に支持されていることを特
    徴とする携帯電話の車載用保持装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の携帯電話の車載用保持装
    置において、 座席は助手席であることを特徴とする携帯電話の車載用
    保持装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の携帯電話の車載用保持装
    置において、 携帯電話は、情報表示可能な表示部を有し、 ホルダは運転席に支持されており、 上記携帯電話は、上記ホルダの保持手段により、運転席
    の座面よりも下側に位置しかつ上記表示部が助手席側を
    向くように保持されていることを特徴とする携帯電話の
    車載用保持装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の携帯電話の車載用保持装
    置において、 ホルダは、上下方向に延びる軸回りに回動可能に構成さ
    れていることを特徴とする携帯電話の車載用保持装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の携帯電
    話の車載用保持装置において、 ホルダの保持手段は、該ホルダの上方から携帯電話を着
    脱するように構成されていることを特徴とする携帯電話
    の車載用保持装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の携帯電
    話の車載用保持装置において、 ホルダは、保持手段により保持された携帯電話の少なく
    とも操作部を内部に収納可能な収納部を有することを特
    徴とする携帯電話の車載用保持装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の携帯電話の車載用保持
    装置において、 ホルダは、携帯電話の離脱状態で該収納部を閉塞する閉
    塞手段を有することを特徴とする携帯電話の車載用保持
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010074741A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Nec Corp スライド式小型電子機器
JP2013179700A (ja) * 2013-06-10 2013-09-09 Nec Corp スライド式小型電子機器

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