JPH11208417A - ステアリングシャフト及びその製造方法 - Google Patents

ステアリングシャフト及びその製造方法

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JPH11208417A
JPH11208417A JP3035998A JP3035998A JPH11208417A JP H11208417 A JPH11208417 A JP H11208417A JP 3035998 A JP3035998 A JP 3035998A JP 3035998 A JP3035998 A JP 3035998A JP H11208417 A JPH11208417 A JP H11208417A
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JP
Japan
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steering shaft
hollow
diameter portion
hollow material
forming
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JP3035998A
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English (en)
Inventor
Masakiyo Oya
雅清 大矢
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JTEKT Column Systems Corp
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両盗難防止用のロック部材との係合によっ
て回転を拘束されるステアリングシャフトであって、従
来品と比べて軽量化及び製造コストの低減が可能なステ
アリングシャフト及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 中空材10の所定の部位に、拡管加工に
よって拡径された大径部30を形成する。その大径部3
0の外周面31に、車両盗難防止用のロック部材と係合
する有底凹部40を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両盗難防止用の
ロック部材との係合によって回転を拘束されるステアリ
ングシャフト及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来品の一例を一部断面で示す
正面図であり、図9は、図8に示すもののX−X線断面
図である。図8,図9に示すように、このステアリング
シャフトaは、円形断面を有する金属製の中空材よりな
るシャフト本体bと、車両盗難防止用のロック部材dと
係合する一対の長穴c1を有しロック部材dとの係合に
よってステアリングシャフトaの回転を拘束する金属製
の係合部材cよりなり、この係合部材cがシャフト本体
bの所定の部位の外側に嵌合され溶接によって固着され
ている。
【0003】シャフト本体bは、押出し加工等の縮管加
工により一方の端部が縮径されて小径部b1とされてお
り、その小径部b1に、ステアリングホイールのボス部
が填め込まれるセレーション部b2と、そのセレーショ
ン部b2にステアリングホイールを固定するためのナッ
トが螺着される雄ねじ部b3とが形成されている。
【0004】係合部材cは、シャフト本体bの小径部b
1より相対的に大径の大径部b4に固着されており、シ
ャフト本体bの軸方向に沿って延びる一対の長穴c1が
互いに対向する位置に設けられている。
【0005】図10,図11は、特開昭60−4215
7号公報に記載されているものであって、図10は、従
来品の他の一例を示す斜視図であり、図11は、図10
に示すもののY−Y線断面図である。
【0006】図10,図11に示すように、このステア
リングシャフトAは、円形断面を有する中空材Bよりな
り、押出し加工等の縮管加工によって縮径された一方の
端部に、ステアリングホイール装着用のセレーション部
B1と、ステアリングホイール固定用のナットが螺着さ
れる雄ねじ部B2とが形成され、他方の端部に、ユニバ
ーサルジョイントヨークB3が形成されている。
【0007】そして、ステアリングシャフトAは、一方
の端部より相対的に大径の大径部B4の所定の部位に、
図示を省略するロック部材との係合によってステアリン
グシャフトAの回転を拘束する一対の長穴B5が、互い
に対向して貫設されている。
【0008】以上説明した両ステアリングシャフトa,
Aでは、何れも、車両を駐車させて運転キーを抜き取る
と、運転キーの操作に伴って駆動されるロック部材dが
ステアリングシャフトa,Aの長穴c1,B5に係合
し、ステアリングシャフトa,Aの回転が拘束されて、
車両の盗難が防止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8,図9
に図示されているステアリングシャフトaには、シャフ
ト本体bと係合部材cとを別体に設けるため、ステアリ
ングシャフトaの重量が大きくなって車両の軽量化に適
合しない、また、部品点数が多く、溶接を行うので生産
性が悪くコスト高になる、という問題点がある。
【0010】図10,図11に図示されているステアリ
ングシャフトAでは、素材となる中空材Bに外径の大き
なものを用いなければならず、しかも、長穴B5による
大径部B4の剛性低下を補うため、中空材Bの肉厚を厚
くする必要があるため、コスト高となり、更にステアリ
ングシャフトAの重量が大きくなって中空材の使用によ
る軽量化効果が減少する、という問題点がある。
【0011】そこで、本発明では、従来品と比べて軽量
化及び製造コストの低減が可能なステアリングシャフト
及びその製造方法を提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明では、車両盗難防止用の
ロック部材との係合によって回転を拘束されるステアリ
ングシャフトであって、中空材よりなり、該中空材の所
定の部位に、拡管加工によって拡径された大径部が形成
され、該大径部の外周面側に、前記ロック部材と係合す
る有底凹部が形成されている、という構成を採用してい
る。
【0013】このため、請求項1の発明では、ロック部
材と係合する係合部材を中空材と別体に設ける必要が無
く、従って、中空材であるシャフト本体とは別体の前記
係合部材をシャフト本体に設ける図8図示の従来品と比
べて、ステアリングシャフトの軽量化が可能である。
【0014】また、請求項1の発明では、ロック部材と
係合する係合部が底部を有する有底凹部であり、中空材
の周方向に素材が連続しているため、前記係合部が長穴
である図10図示の従来品と比べて、中空材における前
記係合部を有する部位の剛性が大きく、従って、車両盗
難防止用のロック部材との係合強度の向上が図れ、ま
た、中空材の肉厚を薄くすることができ、ステアリング
シャフトの軽量化が可能である。
【0015】ところで、請求項1の発明では、中空材の
所定の部位に、拡管加工によって拡径された大径部が形
成されているので、大径部を除く中空材の外径は大径部
の外径より小径である。
【0016】このため、請求項1の発明では、ステアリ
ングホイール装着用のセレーション部やネジ部等を設け
るため中空材に縮管加工による小径部を形成する場合に
は、中空材における大径部より小径の部位に対して押出
し加工等の縮管加工を施すことができる。
【0017】これに対し、図10に図示されている従来
品では、中空材に縮管加工による小径部を形成する場合
に、大径部と同径の中空材に縮管加工を施す必要があ
る。
【0018】従って、請求項1の発明では、中空材に縮
管加工による小径部を形成する場合に、図10図示の従
来品と比べ、中空材に対する縮管加工の加工度を減少さ
せて、ステアリングシャフトの製造コストを低減させる
ことができる。
【0019】請求項2の発明は、請求項1記載のステア
リングシャフトであって、前記拡管加工は、成形型の内
部に形成された所定形状の空洞部に前記中空材を配置し
て中空材の内部に高圧の液体を圧入することにより、中
空材を前記空洞部の形状に成形する液圧バルジ加工であ
ることを特徴とするものである。
【0020】このため、請求項2の発明では、中空材の
大径部が液圧バルジ加工によって加工硬化し、大径部は
加工前の中空材と比べて強度が向上する。従って、請求
項2の発明では、請求項1の発明において、車両盗難防
止用のロック部材との係合強度の更なる向上を図ること
が可能となる。
【0021】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
ステアリングシャフトであって、前記有底凹部が、前記
中空材の外周面から立ち上がる前記大径部の両起立面間
を中空材の軸線に沿って貫く通し溝であることを特徴と
するものである。
【0022】このため、請求項3の発明では、有底凹部
及び大径部の素材の流れが周方向及び軸線方向で連続し
ており、また、有底凹部の両側面の高さを高くして車両
盗難防止用のロック部材との係合代を大きくすることが
でき、従って、該ロック部材との係合強度を更に向上さ
せることが可能となる。
【0023】請求項4の発明は、車両盗難防止用のロッ
ク部材との係合により回転を拘束されるステアリングシ
ャフトの製造方法であって、中空材に拡管加工を施して
該中空材の所定の部位を拡径させることにより、該所定
の部位に大径部を形成する第1行程と、該大径部の外周
面側からの押圧加工を該大径部に施して、前記ロック部
材と係合する有底凹部を前記大径部に形成する第2行程
とを備えていることを特徴とするものである。
【0024】このため、請求項4の発明では、ロック部
材と係合する係合部材を中空材と別体に設ける必要が無
く、中空材であるシャフト本体とは別体の前記係合部材
をシャフト本体に固着させる従来の製造方法と比べて、
ステアリングシャフトの軽量化が可能である。
【0025】また、請求項4の発明では、ロック部材と
係合する係合部として有底凹部を中空材に形成するた
め、中空材の周方向に素材が連続した状態で前記係合部
を形成することができ、前記係合部として穴を中空材に
形成する従来の製造方法と比べて、中空材における前記
係合部を有する部位の剛性が高く、従って、中空材の肉
厚を薄くすることができ、ステアリングシャフトの軽量
化が可能である。
【0026】ところで、請求項4の発明では、中空材に
拡管加工を施して中空材の所定の部位を拡径させること
により、該所定の部位に大径部を形成するので、大径部
を除く中空材の直径は大径部の直径より小径である。
【0027】このため、請求項4の発明では、ステアリ
ングホイール装着用のセレーション部やネジ部等を設け
るため中空材に縮管加工による小径部を形成する場合に
は、中空材における大径部より小径の部位に対して押出
し加工等の縮管加工を施すことができる。
【0028】これに対し、図10に図示されている従来
品では、大径部と同径の中空材に対して縮管加工を施す
ことにより、ステアリングホイール装着用のセレーショ
ン部やネジ部等を設けるための小径部を中空材に形成し
ている。
【0029】従って、請求項4の発明では、ステアリン
グシャフトの端部に縮管加工による小径部を形成する場
合に、大径部と同径の中空材に対して縮管加工を施す従
来の製造方法と比べ、中空材に対する縮管加工の加工度
を減少させて、ステアリングシャフトの製造コストを低
減させることができる。
【0030】請求項5の発明は、請求項4記載のステア
リングシャフトの製造方法であって、前記拡管加工は、
成形型の内部に形成された所定形状の空洞部に前記中空
材を配置して中空材の内部に高圧の液体を圧入すること
により、中空材を前記空洞部の形状に成形する液圧バル
ジ加工であることを特徴とするものである。
【0031】このため、請求項5の発明では、中空材の
大径部が液圧バルジ加工によって加工硬化し、液圧バル
ジ加工の加工前と比べて大径部の強度が向上する。従っ
て、請求項5の発明では、請求項4の発明において、中
空材の肉厚を更に薄くすることができ、ステアリングシ
ャフトの更なる軽量化が可能となる。
【0032】請求項6の発明は、請求項4又は5記載の
ステアリングシャフトの製造方法であって、前記押圧加
工は、前記中空材の外周面から立ち上がる前記大径部の
一方の起立面に成形ローラを圧接させ中空材の軸線に沿
って相対移動させることにより、前記一方の起立面から
他方の起立面まで貫通する前記有底凹部を大径部に前記
成形ローラで押込み成形するローラ成形加工であること
を特徴とするものである。
【0033】この請求項6の発明では、中空材をその軸
線に沿って移動させることで成形ローラにより大径部の
一部を押込み成形するため、中空材の軸心へ向かって有
底凹部を押込み成形する場合と比べて成形荷重を低くす
ることができると共に、成形ローラに対して中空材を軸
線方向へ移動させるだけで有底凹部の成形を行うことも
でき、従って、連続成形が可能であり、生産性が良い。
【0034】よって、請求項6の発明では、請求項4又
は5の発明において、中空材に対する押圧加工の手間を
減少させて、ステアリングシャフトの製造コストを低減
させることができる。
【0035】請求項7の発明は、請求項6記載のステア
リングシャフトの製造方法であって、前記ローラ成形加
工は、前記有底凹部における両側面と、この側面と前記
大径部の外周面との成す段部とを成形する第1成形ロー
ラによる1次加工と、該1次加工の後に前記両側面の間
に底面を成形する第2成形ローラによる2次加工とを備
えていることを特徴とするものである。
【0036】このため、請求項7の発明では、第1成形
ローラによる1次加工によって有底凹部の両側面と、こ
の側面と大径部の外周面との成す段部とが成形され、第
2成形ローラによる2次加工によって有底凹部の両側面
間に底面が成形されて、有底凹部が完成する。
【0037】従って、請求項7の発明では、1次及び2
次の各加工時に生じる中空材の変形量を小さくして成形
荷重を低くすることができ、中空材の押圧加工時に中空
材を補強する補強用の中子等を使用する必要が無く、中
空材の押圧加工が容易である。
【0038】また、請求項7の発明では、有底凹部の両
側面と段部とを先に成形するため、押圧加工時に段部が
押圧方向へ引き込まれて生じる段部のたれを小さくする
ことができ、その結果、車両盗難防止用のロック部材と
の係合代を大きくして、該ロック部材との係合強度を強
くすることができる。
【0039】請求項8の発明は、請求項7記載のステア
リングシャフトの製造方法であって、前記1次加工と2
次加工とを連続して行うことを特徴とするものである。
【0040】このため、請求項8の発明では、請求項7
の発明において、中空材に対するローラ成形加工の生産
性が向上し、ステアリングシャフトの製造コストを更に
低減させることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1〜3記載の各発
明を併せて実施した実施の形態の一例を示す平面図であ
り、図2は、図1に示すものを一部断面で示す正面図で
あり、図3は、図1に示すもののX−X線断面図であ
る。
【0042】図1〜図3に示すように、このステアリン
グシャフト1は、車両盗難防止用のロック部材2との係
合によって回転を拘束されるものであって、円形断面を
有する鋼製の中空材10よりなり、一方の端部に、ロー
タリースウェージングや押出し成形等の縮管加工によっ
て中空材10を縮径させた小径部20が形成され、その
小径部20寄りの所定の部位に、後述する液圧バルジ加
工によって中空材10を拡径させた大径部30が形成さ
れている。
【0043】小径部20には、その端部に、ステアリン
グホイール固定用のナットが螺着される雄ねじ部21が
形成され、その雄ねじ部21寄りの部位に、ステアリン
グホイールのボスが外挿されて該ボスと嵌合するセレー
ション部22が形成されており、大径部30には、ロッ
ク部材2と係合する通し溝である有底凹部40が一対互
いに対向する位置に形成されている。
【0044】両有底凹部40は、中空材10の外周面1
1から立ち上がり大径部30の外周面31へ向かって徐
々に拡径する大径部30の両起立面32間を中空材10
の軸線に沿って貫いており、中空材10の外周面11と
接する平坦な底面41と、この底面41の幅方向両端か
ら垂直に起立し中空材10の軸線に沿って延びる両側面
42との境界に位置する両コーナー部43を備えると共
に、両側面42と大径部30の外周面31との境界に段
部44を備え、各コーナー部43及び段部44は、曲率
が小さなシャープな形状に成形されている。
【0045】ところで、図8,図9図示の従来品では、
ロック部材dと係合する長穴c1を有する係合部材c
と、中空材であるシャフト本体bとが別体に設けられ、
係合部材cがシャフト本体bに溶接にて固着されている
のに対し、ステアリングシャフト1では、ロック部材2
と係合する有底凹部40を有する大径部30が中空材1
0に一体成形されている。従って、ステアリングシャフ
ト1では、図8,図9図示の従来品と比べて軽量化が可
能である。
【0046】また、ステアリングシャフト1では、ロッ
ク部材2と係合する係合部が底部41を有する有底凹部
40であり、中空材10の周方向に素材が連続している
ため、前記係合部が長穴B5である図10図示の従来品
と比べて、中空材10における前記係合部を有する部位
の剛性が大きく、従って、車両盗難防止用のロック部材
2との係合強度を強くすることができ、また、中空材1
0の肉厚を薄くすることができ軽量化が可能である。
【0047】しかも、ステアリングシャフト1では、中
空材10の大径部30が液圧バルジ加工によって加工硬
化し、ロック部材2と係合する有底凹部40を有する大
径部30は、加工前の中空材10と比べて強度が向上す
る。従って、中空材10におけるロック部材2と係合す
る部位の強度が加工硬化によって向上する点でも、図1
0図示の従来品と比べて、ロック部材2との係合強度を
強くすることができ、また、中空材10の肉厚を薄くす
ることができるので、ステアリングシャフト1の軽量化
が可能となる。
【0048】ところで、ステアリングシャフト1では、
中空材10の所定の部位に、液圧バルジ加工によって拡
径された大径部30が形成されているので、大径部30
を除く中空材10の外径は大径部30の外径より小径で
ある。
【0049】このため、ステアリングシャフト1では、
ステアリングホイール装着用のセレーション部22やネ
ジ部21等を設けるため中空材10に縮管加工による小
径部20を形成する場合には、中空材10における大径
部30より小径の部位に対して押出し加工等の縮管加工
を施すことができる。
【0050】これに対し、図10に図示されている従来
品では、中空材Bに縮管加工による小径部を形成する場
合に、大径部B4と同径の中空材Bに縮管加工を施す必
要がある。従って、ステアリングシャフト1では、図1
0図示の従来品と比べ、中空材10に対する縮管加工の
加工度を減少させることができ、その結果、ステアリン
グシャフト1の製造コストを低減させることができる。
【0051】更に、ステアリングシャフト1では、有底
凹部40が、大径部30の両起立面32間を中空材10
の軸線に沿って貫く通し溝であるため、有底凹部40及
び大径部30の素材の流れが周方向及び軸線方向で連続
しており、また、有底凹部40の両側面42の高さを高
くして車両盗難防止用のロック部材2との係合代を大き
くすることができ、従って、ロック部材2との係合強度
を更に強くすることが可能となる。
【0052】図4〜図7は、請求項4〜8記載の各発明
を併せて実施した実施の形態の一例を示している。図4
は、ステアリングシャフト1の製造方法の第1行程を示
す説明図であり、図5は、その第1行程での素材の加工
状態を示す断面図であって、(a)は加工前の状態を、
(b)は加工後の状態を示している。
【0053】図4,図5に示すように、ステアリングシ
ャフト1の製造では、その第1行程において、ステアリ
ングシャフト1の素材となる中空材10に液圧バルジ加
工を施すことにより、中空材10の所定の部位に大径部
30を形成する。
【0054】この第1行程で使用される液圧バルジ加工
装置50は、分割可能なフレーム51と、そのフレーム
51内に収容され所定形状の空洞部52を有する分割可
能な成形型53と、空洞部52の両端部に挿入されるポ
ンチ54,55と、各ポンチ54,55を空洞部52内
へ向かって押圧するシリンダ装置56とを備えている。
【0055】成形型53の空洞部52は、素材である中
空材10の外径と同径の内径を有する同径部分52a
と、中空材10の外径より大径の内径を有する大径部分
52bとよりなり、この大径部分52bが成形型53の
所定の位置に形成されている。
【0056】一方のポンチ54は、成形型53の空洞部
52に収容された中空材10の内部に水や油等の高圧の
液体を供給する給液孔54aを有し、この給液孔54a
に前記液体の輸送管57が配管されており、他方のポン
チ55は、エア抜き用の脱気孔55aを有し、この脱気
孔55aに配管された脱気管58にはバルブ59が接続
されている。
【0057】液圧バルジ加工では、先ず、中空材10を
成形型53の空洞部52に収容し、空洞部52の両端に
ポンチ54,55を挿入して、空洞部52の所定の位置
に中空材10をセットする。この後、シリンダ装置56
によって中空材10の軸方向への所定の圧縮力を中空材
10に付加しながら高圧の液体を中空材10の内部に圧
入し、中空材10を空洞部52の形状に成形して、中空
材10の所定の部位に大径部30を形成する。なお、液
圧バルジ加工によって形成された中空材10の大径部3
0は、加工硬化により加工前と比べて強度が向上してい
る。
【0058】図6は、ステアリングシャフト1の製造方
法の第2行程を示す説明図である。図7は、その第2行
程での素材の成形状態を示す断面図であって、(a)は
第1成形ローラによる第1加工の状態を、(b)は第2
成形ローラによる第2加工の状態を示している。
【0059】図6,図7に示すように、ステアリングシ
ャフト1の製造では、その第2行程において、中空材1
0の大径部30の外周面31側からの押圧加工を大径部
30に施すことにより、車両盗難防止用のロック部材2
と係合する有底凹部40を大径部30に形成する。
【0060】この第2行程で使用される押圧加工装置6
0は、中空材10の大径部30の外径と略同径の内径を
有する円形断面の空洞部61と、その空洞部61の軸心
に沿った押進方向Pへ中空材10を押進させる押進力F
をポンチ62を介して中空材10に付与するシリンダ装
置等の押進装置(図示省略)と、中空材10の大径部3
0に有底凹部40の幅に対応する間隔で2条の溝を形成
して両側面42及び段部44を成形する一対の回転自在
の第1成形ローラ63と、この第1成形ローラ63と直
列に配置され有底凹部40の底面41及び両コーナー部
43を成形する一対の回転自在の第2成形ローラ64と
を備えている。
【0061】両第1成形ローラ63は、互いに対向して
配設されて一部が空洞部61に突出し、両第2成形ロー
ラ64は、第1成形ローラ63より中空材10の押進方
向P下流側で互いに対向して配設されて、一部が空洞部
61に突出しており、第1及び第2の両成形ローラ6
3,64は、空洞部61への突出長さが、中空材10の
外周面11から大径部30の外周面31までの高さに設
定されている。
【0062】そして、両第1成形ローラ63は、最終的
に形成される有底凹部40の幅と同一の幅を有し、外周
面には、幅方向の両端縁に外周面全周に亘って周条突起
63aが形成されており、この周条突起63aは、外側
の面が第1成形ローラ63の側面と面一に形成され、内
側の面が外側の面の頂辺から第1成形ローラ63の外周
面へ向かって下降傾斜した傾斜面とされている。各第2
成形ローラ64は、最終的に形成される有底凹部40の
幅と同一の幅を有し、外周面が平坦に形成されている。
【0063】この押圧加工装置60を使用して行う第2
行程では、押圧加工装置60の空洞部61に中空材10
をセットし、図示を省略した押進装置によりポンチ62
を介して中空材10に押進力Fを付与して、中空材10
を空洞部61内で押進方向Pへ徐々に移動させる。
【0064】この移動により中空材10は、先ず、その
外周面11から立ち上がる大径部30の押進方向P下流
側の起立面32が第1成形ローラ63に圧接し、その起
立面32から第1成形ローラ63による1次加工が大径
部30に徐々に施されて、有底凹部40における両側面
42及び段部44が押込み成形されて行く。そして、こ
の押込み成形の際には、段部44の押込み方向へのたれ
を少なくできるため、段部44が小さな曲率のシャープ
な形状に成形されて行く。
【0065】続いて中空材10は、1次加工後の大径部
30に第2成形ローラ64による2次加工が徐々に施さ
れて、有底凹部40の底面41及び両コーナー部43が
押込み成形されて行く。このとき、底面41は、平ら
に、かつ、両側面42が底面41に対して垂直になるよ
うに成形されて行く。
【0066】そして、第1及び第2の両成形ローラ6
3,64が大径部30を通過した時点で、大径部30の
両起立面32間を中空材10の軸方向へ沿って貫通する
有底凹部40が大径部30に形成される。
【0067】なお、ステアリングシャフト1の製造で
は、中空材10の大径部30に有底凹部40を形成した
後、図1に示すように、中空材10の一方の端部に、ロ
ータリースウェージングや押出し成形等の縮管加工を施
して中空材10の外径11より小径の小径部20を形成
し、その小径部20に、ステアリングホイールのボスと
嵌合するセレーション部22を形成すると共に、ステア
リングホイール固定用のナットが螺着される雄ねじ部2
1を形成している。
【0068】以上説明したステアリングシャフト1の製
造方法では、ロック部材2と係合する有底凹部40を有
する大径部30を中空材10に一体成形することができ
るので、ロック部材dと係合する係合部材cを中空材b
と別体に設けて中空材bに固着させる図8,図9図示の
従来の製造方法と比べて、ステアリングシャフト1の軽
量化が可能である。
【0069】また、ステアリングシャフト1の製造方法
では、ロック部材2と係合する係合部として有底凹部4
0を中空材10に形成するため、中空材10の周方向に
素材が連続した状態で前記係合部を形成することがで
き、前記係合部として穴B5を中空材Bに形成する図1
0図示の従来の製造方法と比べて、中空材10における
前記係合部を有する部位の剛性が高く、従って、中空材
10の肉厚を薄くすることができ、ステアリングシャフ
ト1の軽量化が可能である。
【0070】しかも、ステアリングシャフト1の製造方
法では、中空材10の大径部30が液圧バルジ加工によ
って加工硬化し、ロック部材2と係合する有底凹部40
を有する大径部30は、加工前の中空材10と比べて強
度が向上する。従って、中空材10におけるロック部材
2と係合する部位の強度が加工硬化によって向上する点
でも、従来の製造方法と比べて、中空材10の肉厚を薄
くすることができ、ステアリングシャフト1の軽量化が
可能となる。
【0071】ところで、ステアリングシャフト1の製造
方法では、中空材10に拡管加工を施して中空材10の
所定の部位を拡径させることにより、該所定の部位に大
径部30を形成するので、大径部30を除く中空材10
の直径は大径部30の直径より小径である。
【0072】このため、ステアリングシャフト1の製造
方法では、ステアリングホイール装着用のセレーション
部22やネジ部21等を設けるため中空材10に縮管加
工による小径部20を形成する場合には、中空材10に
おける大径部30より小径の部位に対して押出し加工等
の縮管加工を施すことができる。
【0073】これに対し、図10に図示されている従来
品では、大径部B4と同径の中空材Bに対して縮管加工
を施すことにより、ステアリングホイール装着用のセレ
ーション部B1やネジB2部等を設けるための小径部を
中空材Bに形成している。
【0074】従って、ステアリングシャフト1の製造方
法では、ステアリングシャフト1の端部に縮管加工によ
る小径部20を形成する場合に、大径部B4と同径の中
空材Bに対して縮管加工を施す従来の製造方法と比べ、
中空材10に対する縮管加工の加工度を減少させて、ス
テアリングシャフト1の製造コストを低減させることが
できる。
【0075】また、ステアリングシャフト1の製造方法
では、第1及び第2の両成形ローラ63,64を中空材
10の軸線に沿って相対移動させて大径部30の一部に
有底凹部40を押込み成形するため、中空材10の軸心
へ向かって有底凹部40を押込み成形する場合と比べて
成形荷重を低くすることができると共に、両成形ローラ
63,64に対して中空材10をその軸線方向へ移動さ
せるだけで有底凹部40の成形を行うこともでき、加工
が容易である。
【0076】従って、中空材10の軸心へ向かって有底
凹部40を押込み成形する場合と比べて、有底凹部40
成型時の手間を減少させて、ステアリングシャフト1の
製造コストを低減させることもできる。
【0077】また、ステアリングシャフト1の製造方法
では、第1成形ローラ63による1次加工によって有底
凹部40の両側面42と、この側面42と大径部30の
外周面31との成す段部44とを成形するため、押圧加
工時に段部44が押圧方向へ引き込まれて生じる段部4
4のたれを小さくすることができ、その結果、有底凹部
40における車両盗難防止用のロック部材2との係合代
を大きくして、該ロック部材2との係合強度を強くする
ことができる。
【0078】また、第2成形ローラ64による2次加工
によって有底凹部40の両側面42間に底面41を平ら
に、かつ底面41に対して両側面42が垂直になるよう
成形するので、1次及び2次の各加工時に生じる中空材
10の変形量を小さくして成形荷重を低くすることがで
き、中空材10の押圧加工時に中空材10を補強する補
強用の中子等を使用する必要が無く、中空材10の押圧
加工が容易である。
【0079】従って、ステアリングシャフト1の製造方
法では、ステアリングシャフト1の生産性を向上させ
て、ステアリングシャフト1の製造コストを低減させる
ことができる。
【0080】更に、ステアリングシャフト1の製造方法
では、第1成形ローラ63による1次加工と第2成形ロ
ーラ64による2次加工とを連続して行うので、中空材
10に対するローラ成形加工の生産性が向上し、ステア
リングシャフト1の製造コストを更に低減させることも
できる。
【0081】なお、以上説明した本発明の実施の形態で
は、中空材10に大径部30を一段で成形しているが、
大径部30を多段で成形しても良く、大径部30を多段
で成形した場合には、中空材10の外径を更に小さくす
ることができる。
【0082】
【発明の効果】請求項1の発明では、ロック部材と係合
する係合部材を中空材とは別体に設ける必要が無いの
で、シャフト本体と前記係合部材とを別体に設ける図8
図示の従来品と比べて、ステアリングシャフトの軽量化
が可能である。
【0083】また、請求項1の発明では、ロック部材と
係合する係合部が底部を有する有底凹部であり、中空材
の周方向に素材が連続しているため、前記係合部が穴で
ある図10図示の従来品と比べて、中空材における前記
係合部を有する部位の剛性が高く、車両盗難防止用のロ
ック部材との係合強度の向上が図れる。従って、中空材
の肉厚を薄くすることができ、ステアリングシャフトの
軽量化が可能である。
【0084】更に、請求項1の発明では、中空材に縮管
加工による小径部を形成する場合に、中空材における大
径部より小径の部位に縮管加工を施すことができ、中空
材における大径部と同径の部位に縮管加工を施す図10
図示の従来品と比べ、中空材に対する縮管加工の加工度
を減少させて、ステアリングシャフトの製造コストを低
減させることができる。
【0085】請求項2の発明では、中空材の大径部が液
圧バルジ加工によって加工硬化し、大径部は加工前の中
空材と比べて強度が向上するので、ロック部材との係合
強度を更に向上させることができ、請求項1の発明にお
いて、中空材の肉厚を更に薄くすることができ、ステア
リングシャフトの更なる軽量化が可能となる。
【0086】請求項3の発明では、有底凹部及び大径部
の素材の流れが周方向及び軸線方向で連続しており、ま
た、有底凹部の両側面の高さを高くして車両盗難防止用
のロック部材との係合代を大きくすることができるた
め、該ロック部材との係合強度を更に向上させることが
可能となる。
【0087】請求項4の発明では、ロック部材と係合す
る係合部材を中空材と別体に設ける必要が無く、シャフ
ト本体とは別体の前記係合部材をシャフト本体に固着さ
せる従来の製造方法と比べて、ステアリングシャフトの
軽量化が可能である。
【0088】また、請求項4の発明では、ロック部材と
係合する係合部として有底凹部を中空材に形成するた
め、中空材の周方向に素材が連続した状態で前記係合部
を形成することができ、前記係合部として穴を中空材に
形成する従来の製造方法と比べて、中空材における前記
係合部を有する部位の剛性が高く、従って、中空材の肉
厚を薄くすることができ、ステアリングシャフトの軽量
化が可能である。
【0089】更に、請求項4の発明では、ステアリング
シャフトの端部に縮管加工による小径部を形成する場合
に、大径部と同径の中空材に対して縮管加工を施す従来
の製造方法と比べ、中空材に対する縮管加工の加工度を
減少させて、ステアリングシャフトの製造コストを低減
させることができる。
【0090】請求項5の発明では、中空材の大径部が液
圧バルジ加工によって加工硬化し、液圧バルジ加工の加
工前と比べて大径部の強度が向上するので、請求項4の
発明において、中空材の肉厚を更に薄くすることがで
き、ステアリングシャフトの更なる軽量化が可能とな
る。
【0091】請求項6の発明では、中空材の軸心へ向か
って有底凹部を押込み成形する場合と比べて成形荷重を
低くすることができると共に、成形ローラに対して中空
材を軸線方向へ移動させるだけで有底凹部の成形を行う
ことができるため、連続成形が可能であり、生産性が良
い。従って、中空材に対する押圧加工の手間を減少させ
て、ステアリングシャフトの製造コストを低減させるこ
とができる。
【0092】請求項7の発明では、1次及び2次の各加
工時に生じる中空材の変形量を小さくして成形荷重を低
くすることができるので、中空材の押圧加工時に中空材
を補強する補強用の中子等を使用する必要が無く、中空
材の押圧加工が容易で、ステアリングシャフトの製造コ
ストを低減させることができる。
【0093】また、請求項7の発明では、有底凹部の両
側面と段部とを先に成形するため、押圧加工時に段部が
押圧方向へ引き込まれて生じる段部のたれを小さくする
ことができ、その結果、車両盗難防止用のロック部材と
の係合代を大きくして、該ロック部材との係合強度を強
くすることもできる。
【0094】請求項8の発明では、ローラ成形加工の1
次加工と2次加工とを連続して行うので、請求項7の発
明において、中空材に対するローラ成形加工の生産性が
向上し、ステアリングシャフトの製造コストを更に低減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリングシャフトの実施形態
の一例を示す平面図である。
【図2】図1に示すものを一部断面で示す正面図であ
る。
【図3】図1に示すもののZ−Z線断面図である。
【図4】図1に示すものの製造方法の第1行程を断面で
示す説明図である。
【図5】図4に示すものの加工状態を示す断面図であっ
て、(a)は加工前、(b)は加工後の状態を示してい
る。
【図6】図1に示すものの製造方法の第2行程を断面で
示す説明図である。
【図7】図6に示すものの加工状態を示す断面図であっ
て、(a)は1次加工の状態を、(b)は2次加工の状
態を示している。
【図8】従来品の一例を一部断面で示す正面図である。
【図9】図8に示すもののX−X線断面図である。
【図10】従来品の他の一例を示す斜視図である。
【図11】図10に示すもののY−Y線断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングシャフト 2 ロック部材 10 中空材 11 中空材の外周面 30 大径部 31 大径部の外周面 32 大径部の起立面 40 有底凹部 41 有底凹部の底面 42 有底凹部の側面 44 有底凹部の段部 53 成形型 52 成形型の空洞部 63 第1成形ローラ 64 第2成形ローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両盗難防止用のロック部材との係合に
    よって回転を拘束されるステアリングシャフトであっ
    て、 中空材よりなり、該中空材の所定の部位に、拡管加工に
    よって拡径された大径部が形成され、該大径部の外周面
    側に、前記ロック部材と係合する有底凹部が形成されて
    いることを特徴とするステアリングシャフト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステアリングシャフトで
    あって、 前記拡管加工は、成形型の内部に形成された所定形状の
    空洞部に前記中空材を配置して中空材の内部に高圧の液
    体を圧入することにより、中空材を前記空洞部の形状に
    成形する液圧バルジ加工であることを特徴とするステア
    リングシャフト。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のステアリングシャ
    フトであって、 前記有底凹部が、前記中空材の外周面から立ち上がる前
    記大径部の両起立面間を中空材の軸線に沿って貫く通し
    溝であることを特徴とするステアリングシャフト。
  4. 【請求項4】 車両盗難防止用のロック部材との係合に
    より回転を拘束されるステアリングシャフトの製造方法
    であって、 中空材に拡管加工を施して該中空材の所定の部位を拡径
    させることにより、該所定の部位に大径部を形成する第
    1行程と、 該大径部の外周面側からの押圧加工を該大径部に施し
    て、前記ロック部材と係合する有底凹部を前記大径部に
    形成する第2行程とを備えていることを特徴とするステ
    アリングシャフトの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のステアリングシャフトの
    製造方法であって、 前記拡管加工は、成形型の内部に形成された所定形状の
    空洞部に前記中空材を配置して中空材の内部に高圧の液
    体を圧入することにより、中空材を前記空洞部の形状に
    成形する液圧バルジ加工であることを特徴とするステア
    リングシャフトの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載のステアリングシャ
    フトの製造方法であって、 前記押圧加工は、前記中空材の外周面から立ち上がる前
    記大径部の一方の起立面に成形ローラを圧接させ中空材
    の軸線に沿って相対移動させることにより、前記一方の
    起立面から他方の起立面まで貫通する前記有底凹部を大
    径部に前記成形ローラで押込み成形するローラ成形加工
    であることを特徴とするステアリングシャフトの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のステアリングシャフトの
    製造方法であって、前記ローラ成形加工は、前記有底凹
    部における両側面と、この側面と前記大径部の外周面と
    の成す段部とを成形する第1成形ローラによる1次加工
    と、該1次加工の後に前記両側面の間に底面を成形する
    第2成形ローラによる2次加工とを備えていることを特
    徴とするステアリングシャフトの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のステアリングシャフトの
    製造方法であって、 前記1次加工と2次加工とを連続して行うことを特徴と
    するステアリングシャフトの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089709A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Nsk Ltd ステアリング装置及びその製造方法
KR101021311B1 (ko) 2008-10-31 2011-03-11 요크코리아(주) 차량용 스티어링 칼럼의 어퍼 샤프트 제조방법
KR101074170B1 (ko) 2008-12-31 2011-10-17 (주)영완 스티어링 휠 잠금장치 및 그 제조 방법
CN115866943A (zh) * 2022-11-16 2023-03-28 中电科芜湖钻石飞机制造有限公司 机载设备支撑壳、成型模具及制备方法

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