JPH11208920A - 印刷媒体搬送装置 - Google Patents
印刷媒体搬送装置Info
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- JPH11208920A JPH11208920A JP10007605A JP760598A JPH11208920A JP H11208920 A JPH11208920 A JP H11208920A JP 10007605 A JP10007605 A JP 10007605A JP 760598 A JP760598 A JP 760598A JP H11208920 A JPH11208920 A JP H11208920A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、紙幣等の印刷媒体に対する搬送力
の低下を防止しつつ搬送ローラ部の周面の汚染、さらに
は、検知手段の検知面の汚染を防止できる印刷媒体搬送
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 紙幣をこの紙幣の搬送路に臨ませた搬送
ローラ部7aにより搬送するとともに、搬送される紙幣
と接触してこの紙幣を検知する第2の紙幣検知手段11
を有する印刷媒体搬送装置であって、前記搬送ローラ部
7aは、前記第2の紙幣検知手段11と対向配置の低摩
擦係数、高離型性を有するローラ7a1、7a2と、第2の
紙幣検知手段11と非対向配置の高摩擦係数を有するロ
ーラ7a3、ローラ7a4、ローラ7a5とを同軸分離配置に
備えるものである。
の低下を防止しつつ搬送ローラ部の周面の汚染、さらに
は、検知手段の検知面の汚染を防止できる印刷媒体搬送
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 紙幣をこの紙幣の搬送路に臨ませた搬送
ローラ部7aにより搬送するとともに、搬送される紙幣
と接触してこの紙幣を検知する第2の紙幣検知手段11
を有する印刷媒体搬送装置であって、前記搬送ローラ部
7aは、前記第2の紙幣検知手段11と対向配置の低摩
擦係数、高離型性を有するローラ7a1、7a2と、第2の
紙幣検知手段11と非対向配置の高摩擦係数を有するロ
ーラ7a3、ローラ7a4、ローラ7a5とを同軸分離配置に
備えるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷媒体(印刷
物)を搬送する印刷媒体搬送装置に関するものである。
物)を搬送する印刷媒体搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙幣等の印刷媒体を搬送する印刷
媒体搬送装置においては、その装置内に使用される搬送
用の搬送ゴムローラは、無垢(無処理)のゴム材を使用
したゴムローラを使用している場合が多く、また、搬送
する印刷物類に対して搬送力を持たせる為に、高摩擦係
数を有する搬送ゴムローラを使用するのが大半である。
媒体搬送装置においては、その装置内に使用される搬送
用の搬送ゴムローラは、無垢(無処理)のゴム材を使用
したゴムローラを使用している場合が多く、また、搬送
する印刷物類に対して搬送力を持たせる為に、高摩擦係
数を有する搬送ゴムローラを使用するのが大半である。
【0003】また、前記搬送ゴムローラとそれと対向す
る従動ローラ等の構造物との隙間を微調整する隙間調整
機構としては、例えば、治具を使用して調整を行う機構
が多く、また高精度の部品を組み合わせ、かつ、複雑な
構造で隙間を確保するような機構が大半である。
る従動ローラ等の構造物との隙間を微調整する隙間調整
機構としては、例えば、治具を使用して調整を行う機構
が多く、また高精度の部品を組み合わせ、かつ、複雑な
構造で隙間を確保するような機構が大半である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、印刷物搬送用
の搬送ゴムローラとして、高摩擦係数を有するゴム材を
使用すると、搬送されてくる印刷物と搬送ゴムローラと
の摩擦力が増加し、その摩擦力により搬送される印刷物
に付着しているインクや汚れ等が擦れて搬送ゴムローラ
表面に転写され、この結果、搬送ゴムローラと対向して
配置されている紙幣等の印刷物に記録されている磁気情
報等を検知する検知手段の検知面も汚れてしまい、検知
手段の正規の検知能が疎外され、検知異常(排除券)と
なる場合が多かった。
の搬送ゴムローラとして、高摩擦係数を有するゴム材を
使用すると、搬送されてくる印刷物と搬送ゴムローラと
の摩擦力が増加し、その摩擦力により搬送される印刷物
に付着しているインクや汚れ等が擦れて搬送ゴムローラ
表面に転写され、この結果、搬送ゴムローラと対向して
配置されている紙幣等の印刷物に記録されている磁気情
報等を検知する検知手段の検知面も汚れてしまい、検知
手段の正規の検知能が疎外され、検知異常(排除券)と
なる場合が多かった。
【0005】また、上述した従来例における検知手段と
搬送ゴムローラとの隙間を微調整する隙間調整機構にお
いては、隙間を微調整する為に治具を使用したり、かつ
高精度で複雑な構造としたりする為、微調整が煩雑であ
るとともに、部品点数、組み立て工数が多くなり、製造
コストの増大を招くという課題があった。
搬送ゴムローラとの隙間を微調整する隙間調整機構にお
いては、隙間を微調整する為に治具を使用したり、かつ
高精度で複雑な構造としたりする為、微調整が煩雑であ
るとともに、部品点数、組み立て工数が多くなり、製造
コストの増大を招くという課題があった。
【0006】そこで、本発明は、印刷媒体に対する搬送
力の低下を防止しつつ搬送ローラ部の周面の汚染、さら
には、検知手段の検知面の汚染を防止できる印刷媒体搬
送装置を提供することを目的とする。
力の低下を防止しつつ搬送ローラ部の周面の汚染、さら
には、検知手段の検知面の汚染を防止できる印刷媒体搬
送装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、構成が簡略で製造コスト
の低廉化を図れ、隙間調整操作も容易な隙間調整機構を
備えた印刷媒体搬送装置を提供することを目的とする。
の低廉化を図れ、隙間調整操作も容易な隙間調整機構を
備えた印刷媒体搬送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
印刷媒体をこの印刷媒体の搬送路に臨ませた搬送手段に
より搬送する印刷媒体搬送装置であって、前記搬送手段
は、低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部を有す
ることを特徴とするものである。
印刷媒体をこの印刷媒体の搬送路に臨ませた搬送手段に
より搬送する印刷媒体搬送装置であって、前記搬送手段
は、低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部を有す
ることを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、前記搬送手段が、低摩
擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部を有するので、
印刷媒体の搬送時において搬送ローラ部と印刷媒体との
擦れが少なくなり、これにより搬送ローラ部が印刷媒体
により汚れることを防止することができる。
擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部を有するので、
印刷媒体の搬送時において搬送ローラ部と印刷媒体との
擦れが少なくなり、これにより搬送ローラ部が印刷媒体
により汚れることを防止することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、印刷媒体をこの印
刷媒体の搬送路に臨ませた搬送手段により搬送する印刷
媒体搬送装置であって、前記搬送手段は、低摩擦係数、
高離型性を有する搬送ローラ部と、高摩擦係数を有する
搬送ローラ部とを同軸分離配置に備えることを特徴とす
るものである。
刷媒体の搬送路に臨ませた搬送手段により搬送する印刷
媒体搬送装置であって、前記搬送手段は、低摩擦係数、
高離型性を有する搬送ローラ部と、高摩擦係数を有する
搬送ローラ部とを同軸分離配置に備えることを特徴とす
るものである。
【0011】この発明によれば、低摩擦係数、高離型性
を有する搬送ローラ部によって、印刷媒体搬送時の搬送
ローラ部の汚れを防止し、高摩擦係数を有する搬送ロー
ラ部によって印刷媒体に対する十分な搬送力を確保する
ことができる。
を有する搬送ローラ部によって、印刷媒体搬送時の搬送
ローラ部の汚れを防止し、高摩擦係数を有する搬送ロー
ラ部によって印刷媒体に対する十分な搬送力を確保する
ことができる。
【0012】請求項3記載の発明は、印刷媒体をこの印
刷媒体の搬送路に臨ませた搬送手段により搬送する印刷
媒体搬送装置であって、前記搬送手段は、耐熱配合した
ゴム材に低摩擦係数、高離型性を有するフッ素樹脂被膜
を形成してなる搬送ローラ部と、高摩擦係数を有する搬
送ローラ部とを同軸分離配置に備えることを特徴とする
ものである。
刷媒体の搬送路に臨ませた搬送手段により搬送する印刷
媒体搬送装置であって、前記搬送手段は、耐熱配合した
ゴム材に低摩擦係数、高離型性を有するフッ素樹脂被膜
を形成してなる搬送ローラ部と、高摩擦係数を有する搬
送ローラ部とを同軸分離配置に備えることを特徴とする
ものである。
【0013】この発明によれば、請求項2記載の発明の
場合と同様、前記搬送ローラ部の低摩擦係数、高離型性
という特性によって、印刷媒体搬送時の搬送ローラ部の
汚れを防止し、また、高摩擦係数を有する搬送ローラ部
によって印刷媒体に対する搬送力を十分に確保できる。
場合と同様、前記搬送ローラ部の低摩擦係数、高離型性
という特性によって、印刷媒体搬送時の搬送ローラ部の
汚れを防止し、また、高摩擦係数を有する搬送ローラ部
によって印刷媒体に対する搬送力を十分に確保できる。
【0014】請求項4記載の発明は、印刷媒体をこの印
刷媒体の搬送路に臨ませた搬送手段により搬送するとと
もに、搬送される印刷媒体と接触してこの印刷媒体を検
知する検知手段を有する印刷媒体搬送装置であって、前
記搬送手段は、前記検知手段と対向配置の低摩擦係数、
高離型性を有する搬送ローラ部と、前記検知手段と非対
向配置の高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを同軸分離
配置に備えることを特徴とするものである。
刷媒体の搬送路に臨ませた搬送手段により搬送するとと
もに、搬送される印刷媒体と接触してこの印刷媒体を検
知する検知手段を有する印刷媒体搬送装置であって、前
記搬送手段は、前記検知手段と対向配置の低摩擦係数、
高離型性を有する搬送ローラ部と、前記検知手段と非対
向配置の高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを同軸分離
配置に備えることを特徴とするものである。
【0015】この発明によれば、印刷媒体の搬送時にお
いて低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部と印刷
媒体との擦れが少なくなり、これによりこの搬送ローラ
部及び搬送される印刷媒体と接触してこの印刷媒体を検
知する検知手段の汚れを防止でき、検知手段の検知能の
低下を防ぐことができる。また、高摩擦係数を有する搬
送ローラ部によって印刷媒体に対する搬送力を十分に確
保できる。
いて低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部と印刷
媒体との擦れが少なくなり、これによりこの搬送ローラ
部及び搬送される印刷媒体と接触してこの印刷媒体を検
知する検知手段の汚れを防止でき、検知手段の検知能の
低下を防ぐことができる。また、高摩擦係数を有する搬
送ローラ部によって印刷媒体に対する搬送力を十分に確
保できる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の印
刷媒体搬送装置において、前記検知手段は、搬送される
印刷媒体と接触してこの印刷媒体に記録した磁気情報を
検知するものであり、前記検知手段と対向配置の搬送ロ
ーラ部は、耐熱配合したゴム材に低摩擦係数、高離型性
を有するフッ素樹脂被膜を形成してなるものである。
刷媒体搬送装置において、前記検知手段は、搬送される
印刷媒体と接触してこの印刷媒体に記録した磁気情報を
検知するものであり、前記検知手段と対向配置の搬送ロ
ーラ部は、耐熱配合したゴム材に低摩擦係数、高離型性
を有するフッ素樹脂被膜を形成してなるものである。
【0017】この発明によれば、請求項4記載の発明と
同様にして、耐熱配合したゴム材に低摩擦係数、高離型
性を有するフッ素樹脂被膜を形成することにより構成さ
れ、前記検知手段と対向配置の搬送ローラ部により、印
刷媒体の搬送時においてこの搬送ローラ部及び搬送され
る印刷媒体と接触してこの印刷媒体に記録した磁気情報
を検知する検知手段の汚れを防止でき、検知手段による
印刷媒体に記録した磁気情報の検知能の低下を防ぐこと
ができる。また、高摩擦係数を有する搬送ローラ部によ
って印刷媒体に対する搬送力を十分に確保できる。
同様にして、耐熱配合したゴム材に低摩擦係数、高離型
性を有するフッ素樹脂被膜を形成することにより構成さ
れ、前記検知手段と対向配置の搬送ローラ部により、印
刷媒体の搬送時においてこの搬送ローラ部及び搬送され
る印刷媒体と接触してこの印刷媒体に記録した磁気情報
を検知する検知手段の汚れを防止でき、検知手段による
印刷媒体に記録した磁気情報の検知能の低下を防ぐこと
ができる。また、高摩擦係数を有する搬送ローラ部によ
って印刷媒体に対する搬送力を十分に確保できる。
【0018】請求項6記載の発明に係る印刷媒体搬送装
置は、低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部と、
高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを同軸分離配置に備
え、印刷媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段にお
ける低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部に対向
配置され、この搬送手段により搬送される印刷媒体と接
触してこの印刷媒体を検知する検知手段と、前記低摩擦
係数、高離型性を有する搬送ローラ部と、前記検知手段
との隙間を調整する隙間調整機構とを具備することを特
徴とするものである。
置は、低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部と、
高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを同軸分離配置に備
え、印刷媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段にお
ける低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部に対向
配置され、この搬送手段により搬送される印刷媒体と接
触してこの印刷媒体を検知する検知手段と、前記低摩擦
係数、高離型性を有する搬送ローラ部と、前記検知手段
との隙間を調整する隙間調整機構とを具備することを特
徴とするものである。
【0019】この発明によれば、請求項4記載の発明と
同様な作用を発揮するとともに、前記請求項4記載の発
明の構成に加えて、前記搬送ローラ部と前記検知手段と
の隙間を調整する隙間調整機構を具備するもであるか
ら、前記搬送ローラ部と前記検知手段との隙間調整も可
能となる。
同様な作用を発揮するとともに、前記請求項4記載の発
明の構成に加えて、前記搬送ローラ部と前記検知手段と
の隙間を調整する隙間調整機構を具備するもであるか
ら、前記搬送ローラ部と前記検知手段との隙間調整も可
能となる。
【0020】請求項7記載の発明に係る印刷媒体搬送装
置は、低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部と、
高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを軸受により支持さ
れた軸に同軸分離配置に備え、印刷媒体を搬送する搬送
手段と、この搬送手段における低摩擦係数、高離型性を
有する搬送ローラ部に対向配置され、この搬送手段によ
り搬送される印刷媒体と接触してこの印刷媒体を検知す
る検知手段と、前記検知手段を支持する筐体から突出配
置に取り付けられ前記搬送手段の軸受に当接する隙間調
整板と、この隙間調整板に設けた窓部に嵌装されこの隙
間調整板を前記軸受により支持された軸と直交する方向
に摺動させる偏芯カムと、前記軸受を筐体側に付勢する
弾性部材とを具備し、前記偏芯カムの偏芯量により、前
記低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部と前記検
知手段との隙間を調整する隙間調整機構とを有すること
特徴とするものである。
置は、低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部と、
高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを軸受により支持さ
れた軸に同軸分離配置に備え、印刷媒体を搬送する搬送
手段と、この搬送手段における低摩擦係数、高離型性を
有する搬送ローラ部に対向配置され、この搬送手段によ
り搬送される印刷媒体と接触してこの印刷媒体を検知す
る検知手段と、前記検知手段を支持する筐体から突出配
置に取り付けられ前記搬送手段の軸受に当接する隙間調
整板と、この隙間調整板に設けた窓部に嵌装されこの隙
間調整板を前記軸受により支持された軸と直交する方向
に摺動させる偏芯カムと、前記軸受を筐体側に付勢する
弾性部材とを具備し、前記偏芯カムの偏芯量により、前
記低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部と前記検
知手段との隙間を調整する隙間調整機構とを有すること
特徴とするものである。
【0021】この発明によれば、請求項4記載の発明と
同様な作用を発揮するとともに、前記隙間調整板、偏芯
カム、弾性部材を用いた簡略な構成で、製造コストの低
廉化を図れ、かつ、前記搬送ローラ部と前記検知手段と
の隙間調整操作も熟練を要することなく容易に実行する
ことができる。
同様な作用を発揮するとともに、前記隙間調整板、偏芯
カム、弾性部材を用いた簡略な構成で、製造コストの低
廉化を図れ、かつ、前記搬送ローラ部と前記検知手段と
の隙間調整操作も熟練を要することなく容易に実行する
ことができる。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項7記載の印
刷媒体搬送装置において、前記検知手段は、搬送される
印刷媒体と接触してこの印刷媒体に記録した磁気情報を
検知するものであり、前記検知手段と対向配置の搬送ロ
ーラ部は、耐熱配合したゴム材に低摩擦係数、高離型性
を有するフッ素樹脂被膜を形成してなるものである。
刷媒体搬送装置において、前記検知手段は、搬送される
印刷媒体と接触してこの印刷媒体に記録した磁気情報を
検知するものであり、前記検知手段と対向配置の搬送ロ
ーラ部は、耐熱配合したゴム材に低摩擦係数、高離型性
を有するフッ素樹脂被膜を形成してなるものである。
【0023】この発明によれば、耐熱配合したゴム材に
低摩擦係数、高離型性を有するフッ素樹脂被膜を形成す
ることにより構成され、前記検知手段と対向配置の搬送
ローラ部により、印刷媒体の搬送時においてこの搬送ロ
ーラ部及び搬送される印刷媒体と接触してこの印刷媒体
に記録した磁気情報を検知する検知手段の汚れを防止で
き、検知手段による印刷媒体に記録した磁気情報の検知
能の低下を防ぐことができる。また、高摩擦係数を有す
る搬送ローラ部によって印刷媒体に対する搬送力を十分
に確保できる。さらに、簡略な構成で、製造コストの低
廉化を図れ、かつ、前記搬送ローラ部と前記検知手段と
の隙間調整操作も熟練を要することなく容易に実行する
ことができる。
低摩擦係数、高離型性を有するフッ素樹脂被膜を形成す
ることにより構成され、前記検知手段と対向配置の搬送
ローラ部により、印刷媒体の搬送時においてこの搬送ロ
ーラ部及び搬送される印刷媒体と接触してこの印刷媒体
に記録した磁気情報を検知する検知手段の汚れを防止で
き、検知手段による印刷媒体に記録した磁気情報の検知
能の低下を防ぐことができる。また、高摩擦係数を有す
る搬送ローラ部によって印刷媒体に対する搬送力を十分
に確保できる。さらに、簡略な構成で、製造コストの低
廉化を図れ、かつ、前記搬送ローラ部と前記検知手段と
の隙間調整操作も熟練を要することなく容易に実行する
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
施の形態を説明する。
【0025】以下、本発明を図1乃至図5に示す実施の
形態を参照して説明する。図1は本実施の形態の印刷媒
体搬送装置の一例である紙幣識別装置1を備える自動取
引装置(以下、「ATM」という)50を示す概略構成
図である。
形態を参照して説明する。図1は本実施の形態の印刷媒
体搬送装置の一例である紙幣識別装置1を備える自動取
引装置(以下、「ATM」という)50を示す概略構成
図である。
【0026】このATM50は、箱形状の本体53の正
面側に、略L字型の接客面を有し、この接客面上に取引
操作案内面用のタッチパネルディスプレイ54を備えて
いる。本体53の内部には、通帳を処理する通帳処理ユ
ニット55、印刷媒体としての紙幣を処理する紙幣処理
ユニット56、図示しないカードリーダプリンタ、硬貨
を処理する硬貨処理ユニット、各ユニットの動作を制御
する制御ユニット等が配設されている。
面側に、略L字型の接客面を有し、この接客面上に取引
操作案内面用のタッチパネルディスプレイ54を備えて
いる。本体53の内部には、通帳を処理する通帳処理ユ
ニット55、印刷媒体としての紙幣を処理する紙幣処理
ユニット56、図示しないカードリーダプリンタ、硬貨
を処理する硬貨処理ユニット、各ユニットの動作を制御
する制御ユニット等が配設されている。
【0027】紙幣処埋ユニット56は、紙幣を収納する
ホッパ58、紙幣を一時集積する一時集積部59、紙幣
をスタックするスタッカ60、61、紙幣を装填する装
填庫62、リジェクト紙幣を収納するリジェクト庫6
3、及び本実施の形態の紙幣識別装置1から構成されて
いる。
ホッパ58、紙幣を一時集積する一時集積部59、紙幣
をスタックするスタッカ60、61、紙幣を装填する装
填庫62、リジェクト紙幣を収納するリジェクト庫6
3、及び本実施の形態の紙幣識別装置1から構成されて
いる。
【0028】図2は紙幣識別装置1の全体構成を示すも
のである。図2中、70は搬送路5が水平になるように
設置される装置本体である。この装置本体70の一端側
には印刷媒体である紙幣17を取り込む紙幣取込口4
a、他端側には紙幣17を排出する紙幣排出口4bが設
けられている。装置本体1内には、紙幣取込口4aから
取り込まれた紙幣17を紙幣排出口4bに導く搬送路5
が設けられているとともに、搬送手段を構成する第1乃
至第4の搬送ローラ対6乃至9が紙幣17の搬送方向に
沿って配設されている。
のである。図2中、70は搬送路5が水平になるように
設置される装置本体である。この装置本体70の一端側
には印刷媒体である紙幣17を取り込む紙幣取込口4
a、他端側には紙幣17を排出する紙幣排出口4bが設
けられている。装置本体1内には、紙幣取込口4aから
取り込まれた紙幣17を紙幣排出口4bに導く搬送路5
が設けられているとともに、搬送手段を構成する第1乃
至第4の搬送ローラ対6乃至9が紙幣17の搬送方向に
沿って配設されている。
【0029】第1乃至第4の搬送ローラ対6乃至9は、
前記搬送路5を介して対向配置される軸19により支持
された搬送ローラ部6a乃至9aと、図示しない駆動源
により駆動され、搬送ローラ部6a乃至9aを従動回転
させる搬送ローラ部6b乃至9bとによって構成されて
いる。
前記搬送路5を介して対向配置される軸19により支持
された搬送ローラ部6a乃至9aと、図示しない駆動源
により駆動され、搬送ローラ部6a乃至9aを従動回転
させる搬送ローラ部6b乃至9bとによって構成されて
いる。
【0030】また、装置本体70内には、紙幣17の搬
送方向に沿って識別手段を構成する第1乃至第5の紙幣
検知手段10乃至14が配設されているとともに、紙幣
識別基板30が設けられている。
送方向に沿って識別手段を構成する第1乃至第5の紙幣
検知手段10乃至14が配設されているとともに、紙幣
識別基板30が設けられている。
【0031】前記第1の紙幣検知手段10は、例えば紙
幣17の搬送速度を検知する検知手段であり、第2の紙
幣検知手段11は、紙幣17に記録されている磁気情報
を読み取る検知手段であり、第3の紙幣検知手段12
は、例えば紙幣17の幅を検知する検知手段であり、第
4の紙幣検知手段13は、例えば紙幣17の長さを検知
する検知手段であり、第5の紙幣検知手段14は、例え
ば紙幣17の厚さを検知する検知手段である。
幣17の搬送速度を検知する検知手段であり、第2の紙
幣検知手段11は、紙幣17に記録されている磁気情報
を読み取る検知手段であり、第3の紙幣検知手段12
は、例えば紙幣17の幅を検知する検知手段であり、第
4の紙幣検知手段13は、例えば紙幣17の長さを検知
する検知手段であり、第5の紙幣検知手段14は、例え
ば紙幣17の厚さを検知する検知手段である。
【0032】そして、第1乃至第5の紙幣検知手段10
乃至14の各検知結果は、紙幣識別基板30に送られ紙
幣識別基板30に設けた処理回路により紙幣17の真偽
識別等が行われるようになっている。
乃至14の各検知結果は、紙幣識別基板30に送られ紙
幣識別基板30に設けた処理回路により紙幣17の真偽
識別等が行われるようになっている。
【0033】上述した搬送ローラ対9の搬送ローラ部9
aの近傍には、スクレーパ31が設けられている。スク
レーパ31は弾性部材である板バネ32と、その先端に
一体成形され幅方向に亘って複数の分割された耐熱、耐
磨耗性を有する当接部としての樹脂部33からなり、こ
の樹脂部33が搬送ローラ部9aに弾性的に当接するよ
うにローラベース34に取り付けられている。そして、
スクレーパ31の樹脂部33が搬送ローラ部9aに当接
する部分の下方部には紙粉を貯留するための紙粉貯留部
36が設けられている。
aの近傍には、スクレーパ31が設けられている。スク
レーパ31は弾性部材である板バネ32と、その先端に
一体成形され幅方向に亘って複数の分割された耐熱、耐
磨耗性を有する当接部としての樹脂部33からなり、こ
の樹脂部33が搬送ローラ部9aに弾性的に当接するよ
うにローラベース34に取り付けられている。そして、
スクレーパ31の樹脂部33が搬送ローラ部9aに当接
する部分の下方部には紙粉を貯留するための紙粉貯留部
36が設けられている。
【0034】図3は、紙幣識別装置1における第2の紙
幣検知手段11及びこの第2の紙幣検知手段11と対向
して配置した第2の搬送ローラ対7を示すものである。
幣検知手段11及びこの第2の紙幣検知手段11と対向
して配置した第2の搬送ローラ対7を示すものである。
【0035】図3に示すように、第2の紙幣検知手段1
1は筐体11aを具備し、この筐体11aの両端に設け
た一対の隙間調整機構27、27を介して第2の搬送ロ
ーラ対7における搬送ローラ部7aに対向配置されてい
る。また、筐体11aには第2の搬送ローラ対7におけ
るローラ7bを組み込んでいる。
1は筐体11aを具備し、この筐体11aの両端に設け
た一対の隙間調整機構27、27を介して第2の搬送ロ
ーラ対7における搬送ローラ部7aに対向配置されてい
る。また、筐体11aには第2の搬送ローラ対7におけ
るローラ7bを組み込んでいる。
【0036】前記搬送ローラ部7aは、軸受24、24
により両端を支持された軸19に対して、所定の間隔で
取り付けた低摩擦、高離型性を有するフッ素樹脂被膜を
外周に設けたシリコンローラからなる2個のローラ7a
1、7a2(図3において斜線を付して示す)と、これら
2個のローラ7a1、7a2の両側及び中間位置において軸
19に取り付けた合計3個の高摩擦係数を有するローラ
7a3、7a4、7a5とにより構成している。
により両端を支持された軸19に対して、所定の間隔で
取り付けた低摩擦、高離型性を有するフッ素樹脂被膜を
外周に設けたシリコンローラからなる2個のローラ7a
1、7a2(図3において斜線を付して示す)と、これら
2個のローラ7a1、7a2の両側及び中間位置において軸
19に取り付けた合計3個の高摩擦係数を有するローラ
7a3、7a4、7a5とにより構成している。
【0037】前記2個のローラ7a1、7a2に関して、フ
ッ素樹脂被膜を形成するベースとなるゴム材は前述のシ
リコンローラに限定しない。また、フッ素樹脂被膜に関
してはフッ素樹脂チューブをゴム材に被せる構造として
も、同様の効果が得られる。
ッ素樹脂被膜を形成するベースとなるゴム材は前述のシ
リコンローラに限定しない。また、フッ素樹脂被膜に関
してはフッ素樹脂チューブをゴム材に被せる構造として
も、同様の効果が得られる。
【0038】更に、高離型性を可能にするために離型剤
としてアミノ基やメルカプト基等の官能基を導入したも
のを用いることでローラ表面を高離型表面にする事が可
能となる。
としてアミノ基やメルカプト基等の官能基を導入したも
のを用いることでローラ表面を高離型表面にする事が可
能となる。
【0039】前記筐体11a側には、第2の紙幣検知手
段11を構成する2個の検知部27a1、27a2が前記2
個のローラ7a1、7a2と対向配置に設けられ、また、搬
送ローラ部6bを構成する合計3個のローラ28a3、2
8a4、28a5が前記3個の高摩擦係数を有するローラ7
a3、7a4、7a5と対向配置に設けられている。
段11を構成する2個の検知部27a1、27a2が前記2
個のローラ7a1、7a2と対向配置に設けられ、また、搬
送ローラ部6bを構成する合計3個のローラ28a3、2
8a4、28a5が前記3個の高摩擦係数を有するローラ7
a3、7a4、7a5と対向配置に設けられている。
【0040】ここで、図4を参照して、前記隙間調整機
構27の具体例を説明する。
構27の具体例を説明する。
【0041】図4に示すように、隙間調整機構27は、
前記筐体11aに取り付けた支持プレート22と、この
支持プレート22に嵌装されるとともに、下端部が前記
軸受け24の外周に接触配置され、例えば前記ローラ7
a1と検知部27a1との間の隙間を調整する隙間調整板2
0と、この隙間調整板20をX1 方向、X2 方向に摺動
させる偏芯カム21と、隙間調整板20を支持プレート
22に固定し、又は固定解除する固定ネジ23と、前記
軸受24、24に各々添設され軸受24、24を前記筐
体11a側に付勢する図3に示す弾性部材25とを具備
している。
前記筐体11aに取り付けた支持プレート22と、この
支持プレート22に嵌装されるとともに、下端部が前記
軸受け24の外周に接触配置され、例えば前記ローラ7
a1と検知部27a1との間の隙間を調整する隙間調整板2
0と、この隙間調整板20をX1 方向、X2 方向に摺動
させる偏芯カム21と、隙間調整板20を支持プレート
22に固定し、又は固定解除する固定ネジ23と、前記
軸受24、24に各々添設され軸受24、24を前記筐
体11a側に付勢する図3に示す弾性部材25とを具備
している。
【0042】隙間調整板20には、詳細は省略するが突
部が2箇所設けられ、かつ、隙間調整板20を支持する
支持プレート22側には前記突部が入り込む切り込み溝
が設けられており、隙間調整板20がX1 方向、X2 方
向に摺動する際の位置ズレを防止するようになってい
る。
部が2箇所設けられ、かつ、隙間調整板20を支持する
支持プレート22側には前記突部が入り込む切り込み溝
が設けられており、隙間調整板20がX1 方向、X2 方
向に摺動する際の位置ズレを防止するようになってい
る。
【0043】前記隙間調整板20には、ネジ状の偏芯カ
ム21が入り込む窓部29が設けられている。
ム21が入り込む窓部29が設けられている。
【0044】偏芯カム21は、隙間調整板20の窓部2
9から支持プレート22側に挿通して組み付けられてお
り、この偏芯カム21を回転することで、偏芯カム21
の頭部が隙間調整板20に設けられた窓部29の周面と
当接し、これにより、偏芯カム21の偏芯量が変わり、
隙間調整板20を図4に示すX1 方向、又はX2 方向に
摺動させるようになっている。
9から支持プレート22側に挿通して組み付けられてお
り、この偏芯カム21を回転することで、偏芯カム21
の頭部が隙間調整板20に設けられた窓部29の周面と
当接し、これにより、偏芯カム21の偏芯量が変わり、
隙間調整板20を図4に示すX1 方向、又はX2 方向に
摺動させるようになっている。
【0045】また、偏芯カム21のヘッド部分には、隙
間を調整する際に使用する工具(例えば+ドライバー)
の先端部と同形状の+溝21aが中心から偏芯して形成
されており、前記工具の先端部を+溝21aに装着して
回すことで隙間調整板20の摺動位置を簡略に調整でき
るようにしている。
間を調整する際に使用する工具(例えば+ドライバー)
の先端部と同形状の+溝21aが中心から偏芯して形成
されており、前記工具の先端部を+溝21aに装着して
回すことで隙間調整板20の摺動位置を簡略に調整でき
るようにしている。
【0046】次に、上述した構成のATM50の作用を
前記紙幣識別装置1の動作を主にして説明する。
前記紙幣識別装置1の動作を主にして説明する。
【0047】このATM50において、前記紙幣識別装
置1の紙幣取込口4aに印刷媒体である紙幣17が搬送
されてくると紙幣取込口4aから紙幣識別装置1内に取
り込まれ、この紙幣17は、搬送路5上を第1乃至第4
の搬送ローラ対6乃至9により紙幣排出口4bに向けて
搬送されていく。
置1の紙幣取込口4aに印刷媒体である紙幣17が搬送
されてくると紙幣取込口4aから紙幣識別装置1内に取
り込まれ、この紙幣17は、搬送路5上を第1乃至第4
の搬送ローラ対6乃至9により紙幣排出口4bに向けて
搬送されていく。
【0048】この場合に、前記第2の紙幣検知手段11
と対向する第2の搬送ローラ対7による紙幣17の搬送
時に、低摩擦、高離型性を有するフッ素樹脂被膜を外周
に設けた前記ローラ7a1、7a2と搬送される紙幣17と
の摩擦係数は低い状態となりこの結果、前記ローラ7a
1、7a2と搬送される紙幣17との摩擦による擦れが抑
えられ、紙幣17に付着しているインクや汚れ等がロー
ラ7a1、7a2に転写されることが防止され、第2の紙幣
検知手段11を構成する検知部27a1、27a1の検知面
の汚れも防止され、第2の紙幣検知手段11の正規の検
知能が劣化することを防止できる。
と対向する第2の搬送ローラ対7による紙幣17の搬送
時に、低摩擦、高離型性を有するフッ素樹脂被膜を外周
に設けた前記ローラ7a1、7a2と搬送される紙幣17と
の摩擦係数は低い状態となりこの結果、前記ローラ7a
1、7a2と搬送される紙幣17との摩擦による擦れが抑
えられ、紙幣17に付着しているインクや汚れ等がロー
ラ7a1、7a2に転写されることが防止され、第2の紙幣
検知手段11を構成する検知部27a1、27a1の検知面
の汚れも防止され、第2の紙幣検知手段11の正規の検
知能が劣化することを防止できる。
【0049】一方、前記ローラ7a1、7a2以外の、高摩
擦係数を有するローラ7a3、7a4、7a5による紙幣17
の搬送状態は、十分に高い摩擦力が確保され、これによ
り、安定した搬送性能を維持しつつ紙幣17を次段の第
3の搬送ローラ対8に向けて搬送できる。
擦係数を有するローラ7a3、7a4、7a5による紙幣17
の搬送状態は、十分に高い摩擦力が確保され、これによ
り、安定した搬送性能を維持しつつ紙幣17を次段の第
3の搬送ローラ対8に向けて搬送できる。
【0050】次に、前記隙間調整機構19による隙間調
整手順を、図5に示すフローチャートをも参照して説明
する。
整手順を、図5に示すフローチャートをも参照して説明
する。
【0051】紙幣識別装置1に組み込まれた隙間調整機
構19の調整動作は、まず、隙間調整板20を固定して
いる固定ネジ23を+ドライバー等の工具を用いて緩
め、隙間調整板20を移動可能な状態にする(ステップ
S1)。隙間調整板20をX1方向へ摺動させる場合に
は、前記偏芯カム21を図3において反時計方向に回転
させる。これにより、隙間調整板20の窓部29の周面
と偏芯カム21の頭部とが当接して偏芯カム21の偏芯
量が変わり、かつ、搬送ローラ部7aと同軸に設けた軸
受24が弾性部材25の作用により図3に示すX1 方向
に押圧され(ステップS2)。
構19の調整動作は、まず、隙間調整板20を固定して
いる固定ネジ23を+ドライバー等の工具を用いて緩
め、隙間調整板20を移動可能な状態にする(ステップ
S1)。隙間調整板20をX1方向へ摺動させる場合に
は、前記偏芯カム21を図3において反時計方向に回転
させる。これにより、隙間調整板20の窓部29の周面
と偏芯カム21の頭部とが当接して偏芯カム21の偏芯
量が変わり、かつ、搬送ローラ部7aと同軸に設けた軸
受24が弾性部材25の作用により図3に示すX1 方向
に押圧され(ステップS2)。
【0052】このような調整手順によって、第2の搬送
ローラ対7における前記ローラ7a1、7a2と、第2の紙
幣検知手段11の検知部27a1、27a2との隙間を挟め
る方向に調整することができる。
ローラ対7における前記ローラ7a1、7a2と、第2の紙
幣検知手段11の検知部27a1、27a2との隙間を挟め
る方向に調整することができる。
【0053】一方、前記隙間調整板20をX2 方向へ移
動する場合には、前記偏芯カム21を上述した場合と逆
に時計方向に回転させる。これにより、隙間調整板20
の窓部29の周面と偏芯カム21の頭部とが当接し偏芯
カム21の偏芯量が変わる。
動する場合には、前記偏芯カム21を上述した場合と逆
に時計方向に回転させる。これにより、隙間調整板20
の窓部29の周面と偏芯カム21の頭部とが当接し偏芯
カム21の偏芯量が変わる。
【0054】このような調整手順によって、第2の搬送
ローラ対7におけるローラ7a1、7a2と、第2の紙幣検
知手段11の検知部27a1、27a2との隙間を広げる方
向に調整することができる。
ローラ対7におけるローラ7a1、7a2と、第2の紙幣検
知手段11の検知部27a1、27a2との隙間を広げる方
向に調整することができる。
【0055】前記隙間が最適の調整ポイントに達したと
ころで、緩めてあった固定ネジ23を締める(ステップ
S3)ことにより、隙間調整手順が終了する。
ころで、緩めてあった固定ネジ23を締める(ステップ
S3)ことにより、隙間調整手順が終了する。
【0056】このようにして、従来の隙間調整機構に比
べ、治具を使用しての調整が不要となり、簡単でかつ効
率良く隙間を微調整することが可能となる。
べ、治具を使用しての調整が不要となり、簡単でかつ効
率良く隙間を微調整することが可能となる。
【0057】さにに、部品構成も隙間調整板20と偏芯
カム21を用いて構成しているために、従来の高精度の
部品で、しかも部品点数も多く複雑な機構が不要とな
り、部品点数が少なく、機構自体が簡略され低コストの
隙間調整機構を提供できる。
カム21を用いて構成しているために、従来の高精度の
部品で、しかも部品点数も多く複雑な機構が不要とな
り、部品点数が少なく、機構自体が簡略され低コストの
隙間調整機構を提供できる。
【0058】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではない。即ち、上述した実施の形態にお
いては、隙間調整機構27、27を第2の紙幣検知手段
11に取り付ける構成を示したが、この他、前記第5の
紙幣検知手段14に隙間調整機構を設けることももちろ
ん可能である。
定されるものではない。即ち、上述した実施の形態にお
いては、隙間調整機構27、27を第2の紙幣検知手段
11に取り付ける構成を示したが、この他、前記第5の
紙幣検知手段14に隙間調整機構を設けることももちろ
ん可能である。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、印刷媒体に対する搬送
力の低下を防止しつつ搬送ローラ部の周面の汚染、さら
には、検知手段の検知面の汚染を防止できる印刷媒体搬
送装置を提供することがをできる。
力の低下を防止しつつ搬送ローラ部の周面の汚染、さら
には、検知手段の検知面の汚染を防止できる印刷媒体搬
送装置を提供することがをできる。
【0060】また、本発明によれば、上記効果を奏する
とともに、構成が簡略で製造コストの低廉化を図れ、隙
間調整操作も容易な隙間調整機構を備えた印刷媒体搬送
装置を提供することがをできる。
とともに、構成が簡略で製造コストの低廉化を図れ、隙
間調整操作も容易な隙間調整機構を備えた印刷媒体搬送
装置を提供することがをできる。
【図1】本発明の実施の形態である紙幣識別装置を備え
るATMを示す概略構成図である。
るATMを示す概略構成図である。
【図2】本実施の形態の紙幣識別装置の全体構成を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図3】本実施の形態の紙幣識別装置における第2の紙
幣検知手段及び第2の搬送ローラ対を示す拡大図であ
る。
幣検知手段及び第2の搬送ローラ対を示す拡大図であ
る。
【図4】本実施の形態の紙幣識別装置における第2の紙
幣検知手段及び隙間調整機構を示す拡大側面図である。
幣検知手段及び隙間調整機構を示す拡大側面図である。
【図5】本実施の形態の隙間調整機構を使用した隙間調
整手順を示すフローチャートである。
整手順を示すフローチャートである。
1 紙幣識別装置 7 第2の搬送ローラ対 7a 搬送ローラ部 7a1 ローラ 7a2 ローラ 7a3 ローラ 7a4 ローラ 7a5 ローラ 7b 搬送ローラ部 10 第1の紙幣検知手段 11 第2の紙幣検知手段 17 紙幣 19 軸 20 隙間調整板 21 偏芯カム 22 支持プレート 23 固定ネジ 24 軸受 25 弾性部材 27 隙間調整機構 50 ATM 53 本体 70 装置本体
Claims (8)
- 【請求項1】 印刷媒体をこの印刷媒体の搬送路に臨ま
せた搬送手段により搬送する印刷媒体搬送装置であっ
て、 前記搬送手段は、低摩擦係数、高離型性を有する搬送ロ
ーラ部を有することを特徴とする印刷媒体搬送装置。 - 【請求項2】 印刷媒体をこの印刷媒体の搬送路に臨ま
せた搬送手段により搬送する印刷媒体搬送装置であっ
て、 前記搬送手段は、低摩擦係数、高離型性を有する搬送ロ
ーラ部と、高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを同軸分
離配置に備えることを特徴とする印刷媒体搬送装置。 - 【請求項3】 印刷媒体をこの印刷媒体の搬送路に臨ま
せた搬送手段により搬送する印刷媒体搬送装置であっ
て、 前記搬送手段は、耐熱配合したゴム材に低摩擦係数、高
離型性を有するフッ素樹脂被膜を形成してなる搬送ロー
ラ部と、高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを同軸分離
配置に備えることを特徴とする印刷媒体搬送装置。 - 【請求項4】 印刷媒体をこの印刷媒体の搬送路に臨ま
せた搬送手段により搬送するとともに、搬送される印刷
媒体と接触してこの印刷媒体を検知する検知手段を有す
る印刷媒体搬送装置であって、 前記搬送手段は、前記検知手段と対向配置の低摩擦係
数、高離型性を有する搬送ローラ部と、前記検知手段と
非対向配置の高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを同軸
分離配置に備えることを特徴とする印刷媒体搬送装置。 - 【請求項5】 前記検知手段は、搬送される印刷媒体と
接触してこの印刷媒体に記録した磁気情報を検知するも
のであり、前記検知手段と対向配置の搬送ローラ部は、
耐熱配合したゴム材に低摩擦係数、高離型性を有するフ
ッ素樹脂被膜を形成してなるものである請求項4記載の
印刷媒体搬送装置。 - 【請求項6】 低摩擦係数、高離型性を有する搬送ロー
ラ部と、高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを同軸分離
配置に備え、印刷媒体を搬送する搬送手段と、この搬送
手段における低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ
部に対向配置され、この搬送手段により搬送される印刷
媒体と接触してこの印刷媒体を検知する検知手段と、 前記低摩擦係数、高離型性を有する搬送ローラ部と、前
記検知手段との隙間を調整する隙間調整機構とを具備す
ること、 を特徴とする印刷媒体搬送装置。 - 【請求項7】 低摩擦係数、高離型性を有する搬送ロー
ラ部と、高摩擦係数を有する搬送ローラ部とを軸受によ
り支持された軸に同軸分離配置に備え、印刷媒体を搬送
する搬送手段と、 この搬送手段における低摩擦係数、高離型性を有する搬
送ローラ部に対向配置され、この搬送手段により搬送さ
れる印刷媒体と接触してこの印刷媒体を検知する検知手
段と、 前記検知手段を支持する筐体から突出配置に取り付けら
れ前記搬送手段の軸受に当接する隙間調整板と、この隙
間調整板に設けた窓部に嵌装されこの隙間調整板前記軸
受により支持された軸と直交する方向に摺動させる偏芯
カムと、前記軸受を筐体側に付勢する弾性部材とを具備
し、前記偏芯カムの偏芯量により前記低摩擦係数、高離
型性を有する搬送ローラ部と前記検知手段との隙間を調
整する隙間調整機構とを有すること、 を特徴とする印刷媒体搬送装置。 - 【請求項8】 前記検知手段は、搬送される印刷媒体と
接触してこの印刷媒体に記録した磁気情報を検知するも
のであり、前記検知手段と対向配置の搬送ローラ部は、
耐熱配合したゴム材に低摩擦係数、高離型性を有するフ
ッ素樹脂被膜を形成してなるものである請求項7記載の
印刷媒体搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10007605A JPH11208920A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 印刷媒体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10007605A JPH11208920A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 印刷媒体搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11208920A true JPH11208920A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11670445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10007605A Abandoned JPH11208920A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 印刷媒体搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11208920A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107507331A (zh) * | 2017-08-02 | 2017-12-22 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 介质传输机构及自动交易装置 |
| US10053316B2 (en) | 2015-03-19 | 2018-08-21 | Fujitsu Frontech Limited | Paper sheet separating device and paper sheet separating method |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP10007605A patent/JPH11208920A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10053316B2 (en) | 2015-03-19 | 2018-08-21 | Fujitsu Frontech Limited | Paper sheet separating device and paper sheet separating method |
| CN107507331A (zh) * | 2017-08-02 | 2017-12-22 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 介质传输机构及自动交易装置 |
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