JPH11209152A - セメント混和材及びそれを含有したセメント組成物 - Google Patents
セメント混和材及びそれを含有したセメント組成物Info
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- JPH11209152A JPH11209152A JP10010447A JP1044798A JPH11209152A JP H11209152 A JPH11209152 A JP H11209152A JP 10010447 A JP10010447 A JP 10010447A JP 1044798 A JP1044798 A JP 1044798A JP H11209152 A JPH11209152 A JP H11209152A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B40/00—Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
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- C04B40/0039—Premixtures of ingredients
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- C04B2103/30—Water reducers, plasticisers, air-entrainers, flow improvers
- C04B2103/302—Water reducers
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- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 (1)使用するセメントのロットNo.や銘
柄によらず、従来の高性能減水剤の減水率を大幅に向上
させる。(2)容易に高強度を得る。(1)、(2)の
課題を解決するセメント混和材及びそれを含有したセメ
ント組成物を提供すること。 【解決手段】 高性能減水剤と、ナトリウム又はカリウ
ムの炭酸塩、ナトリウム又はカリウムの炭酸水素塩、ト
リポリリン酸塩、及び炭酸水素アンモニウムの1種又は
2種以上と、リグニンスルホン酸塩を含有することを特
徴とするセメント混和材を構成とする。
柄によらず、従来の高性能減水剤の減水率を大幅に向上
させる。(2)容易に高強度を得る。(1)、(2)の
課題を解決するセメント混和材及びそれを含有したセメ
ント組成物を提供すること。 【解決手段】 高性能減水剤と、ナトリウム又はカリウ
ムの炭酸塩、ナトリウム又はカリウムの炭酸水素塩、ト
リポリリン酸塩、及び炭酸水素アンモニウムの1種又は
2種以上と、リグニンスルホン酸塩を含有することを特
徴とするセメント混和材を構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木建築構造物及
びコンクリート二次製品に使用されるモルタル、コンク
リート用のセメント混和材及びそれを含有したセメント
組成物に関する。詳しくは、大幅に減水率を高め、容易
に高強度を得るためのセメント混和材及びそれを含有し
たセメント組成物に関する。
びコンクリート二次製品に使用されるモルタル、コンク
リート用のセメント混和材及びそれを含有したセメント
組成物に関する。詳しくは、大幅に減水率を高め、容易
に高強度を得るためのセメント混和材及びそれを含有し
たセメント組成物に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】ポリアルキルアリルスルホン
酸塩系、メラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩系、芳香
族アミノスルホン酸塩系高分子等の高性能減水剤は、ポ
リオール系減水剤、及びオキシカルボン酸塩系減水剤等
の一般減水剤と比較して減水率が大きく、かつ比較的多
量に添加してもセメントの異常凝結や過遅延を生じず、
空気連行性も少ないので土木建築構造物に対して高強度
が得られ易く、高強度コンクリート製品の製造にも適し
ている。さらに高強度化に際して高性能減水剤と、石膏
や活性シリカ、ポゾラン物質を含有する高強度混和材を
併用することも通常の手段となっている。
酸塩系、メラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩系、芳香
族アミノスルホン酸塩系高分子等の高性能減水剤は、ポ
リオール系減水剤、及びオキシカルボン酸塩系減水剤等
の一般減水剤と比較して減水率が大きく、かつ比較的多
量に添加してもセメントの異常凝結や過遅延を生じず、
空気連行性も少ないので土木建築構造物に対して高強度
が得られ易く、高強度コンクリート製品の製造にも適し
ている。さらに高強度化に際して高性能減水剤と、石膏
や活性シリカ、ポゾラン物質を含有する高強度混和材を
併用することも通常の手段となっている。
【0003】しかしながら、高性能減水剤はセメント1
00重量部に対して固形分換算で2重量部程度で減水率
は頭打ちとなる。また、高性能減水剤を添加した場合の
強度も結局は水セメント比で強度が決まることから、減
水率をより高めることができれば、より高い強度が容易
に得られるばかりでなく、強度を一定とすると単位セメ
ント量や単位高強度混和材量を少なくすることができ、
経済的なコンクリートの製造が可能となる。
00重量部に対して固形分換算で2重量部程度で減水率
は頭打ちとなる。また、高性能減水剤を添加した場合の
強度も結局は水セメント比で強度が決まることから、減
水率をより高めることができれば、より高い強度が容易
に得られるばかりでなく、強度を一定とすると単位セメ
ント量や単位高強度混和材量を少なくすることができ、
経済的なコンクリートの製造が可能となる。
【0004】高性能減水剤とアルカリ金属の炭酸塩等と
の併用において、本発明者は高性能減水剤を添加したコ
ンクリートにクエン酸、酒石酸、リンゴ酸又はそれらの
塩類とアルカリ金属の炭酸塩、炭酸水素塩を添加してス
ランプロスを防止するコンクリートのワーカビリティー
の改良方法を提案した(特公平1−52342号)。
の併用において、本発明者は高性能減水剤を添加したコ
ンクリートにクエン酸、酒石酸、リンゴ酸又はそれらの
塩類とアルカリ金属の炭酸塩、炭酸水素塩を添加してス
ランプロスを防止するコンクリートのワーカビリティー
の改良方法を提案した(特公平1−52342号)。
【0005】しかしながら、クエン酸等とアルカリ金属
の炭酸塩等との併用系では、アルカリ金属の炭酸塩等は
スランプロス防止の助長作用には卓効を示すが、減水率
の増大効果は全く認められない。
の炭酸塩等との併用系では、アルカリ金属の炭酸塩等は
スランプロス防止の助長作用には卓効を示すが、減水率
の増大効果は全く認められない。
【0006】また、本発明者は高性能減水剤とベントナ
イト等とアルカリ金属の炭酸塩等を併用したセメント混
和材を提案し、高性能減水剤を添加したコンクリートの
異常な粘性を改善して保水性が良くプラスチックでダレ
が生じない、さらにはコテ仕上げ性も改善する混和材も
提案した(特開昭64−3040号)。しかしこの場合
も、アルカリ金属の炭酸塩等はベントナイトを使用した
コンクリートのプラスチック性向上には卓効を示すが、
減水率の増大効果は認められず、アルカリ金属の炭酸塩
等は他の成分と併用されると高性能減水剤の減水率向上
作用は失われることが多いことを示している。
イト等とアルカリ金属の炭酸塩等を併用したセメント混
和材を提案し、高性能減水剤を添加したコンクリートの
異常な粘性を改善して保水性が良くプラスチックでダレ
が生じない、さらにはコテ仕上げ性も改善する混和材も
提案した(特開昭64−3040号)。しかしこの場合
も、アルカリ金属の炭酸塩等はベントナイトを使用した
コンクリートのプラスチック性向上には卓効を示すが、
減水率の増大効果は認められず、アルカリ金属の炭酸塩
等は他の成分と併用されると高性能減水剤の減水率向上
作用は失われることが多いことを示している。
【0007】本発明者は、高性能減水剤の減水率を増大
させる目的で鋭意研究した結果、高性能減水剤に適量の
アルカリ金属の炭酸塩等やトリポリリン酸塩を併用する
ことで減水率が向上することを認めた。
させる目的で鋭意研究した結果、高性能減水剤に適量の
アルカリ金属の炭酸塩等やトリポリリン酸塩を併用する
ことで減水率が向上することを認めた。
【0008】しかしながら、この方法ではセメントのロ
ットNo.(製造年月日)や銘柄が変わると、中には減
水率が全く向上しないものもあることが判った。
ットNo.(製造年月日)や銘柄が変わると、中には減
水率が全く向上しないものもあることが判った。
【0009】そこで、上記の課題を解決するため鋭意研
究した結果、従来から一般減水剤として知られている特
定成分を更に添加することにより達成できることを見い
だし、本発明を完成させるに至った。
究した結果、従来から一般減水剤として知られている特
定成分を更に添加することにより達成できることを見い
だし、本発明を完成させるに至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は
(1)高性能減水剤と、ナトリウム又はカリウムの炭酸
塩、ナトリウム又はカリウムの炭酸水素塩、トリポリリ
ン酸塩、及び炭酸水素アンモニウムの1種又は2種以上
と、リグニンスルホン酸塩を含有することを特徴とする
セメント混和材、(2)石膏類、活性シリカ、及びポゾ
ラン物質の1種又は2種以上を含有することを特徴とす
る(1)記載のセメント混和材、(3)セメントと
(1)又は(2)記載のセメント混和材を含有してなる
セメント組成物、(4)セメント100重量部に対し
て、高性能減水剤を固形分換算で0.3〜2.5重量部
と、ナトリウム又はカリウムの炭酸塩、ナトリウム又は
カリウムの炭酸水素塩、トリポリリン酸塩、及び炭酸水
素アンモニウムの1種又は2種以上を0.05〜0.6
重量部と、リグニンスルホン酸塩を固形分換算で0.0
5〜0.5重量部とを含有することを特徴とするセメン
ト組成物、(5)更に、石膏類、活性シリカ、ポゾラン
物質の1種又は2種以上をそれぞれCaSO4 換算で1
〜15重量部、1〜12重量部、2〜15重量部を含有
することを特徴とする(4)記載のセメント組成物であ
る。
(1)高性能減水剤と、ナトリウム又はカリウムの炭酸
塩、ナトリウム又はカリウムの炭酸水素塩、トリポリリ
ン酸塩、及び炭酸水素アンモニウムの1種又は2種以上
と、リグニンスルホン酸塩を含有することを特徴とする
セメント混和材、(2)石膏類、活性シリカ、及びポゾ
ラン物質の1種又は2種以上を含有することを特徴とす
る(1)記載のセメント混和材、(3)セメントと
(1)又は(2)記載のセメント混和材を含有してなる
セメント組成物、(4)セメント100重量部に対し
て、高性能減水剤を固形分換算で0.3〜2.5重量部
と、ナトリウム又はカリウムの炭酸塩、ナトリウム又は
カリウムの炭酸水素塩、トリポリリン酸塩、及び炭酸水
素アンモニウムの1種又は2種以上を0.05〜0.6
重量部と、リグニンスルホン酸塩を固形分換算で0.0
5〜0.5重量部とを含有することを特徴とするセメン
ト組成物、(5)更に、石膏類、活性シリカ、ポゾラン
物質の1種又は2種以上をそれぞれCaSO4 換算で1
〜15重量部、1〜12重量部、2〜15重量部を含有
することを特徴とする(4)記載のセメント組成物であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用する高性能減水剤は、ポリアルキルアリル
スルホン酸塩系、芳香族アミノスルホン酸塩系高性能減
水剤、メラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩系を主成分
とするものであり、その中の1種又は2種以上が併用さ
れる。より好ましくはポリアルキルアリルスルホン酸塩
系、芳香族アミノスルホン酸塩系高性能減水剤である。
本発明で使用する高性能減水剤は、ポリアルキルアリル
スルホン酸塩系、芳香族アミノスルホン酸塩系高性能減
水剤、メラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩系を主成分
とするものであり、その中の1種又は2種以上が併用さ
れる。より好ましくはポリアルキルアリルスルホン酸塩
系、芳香族アミノスルホン酸塩系高性能減水剤である。
【0012】一般に市販されている高性能減水剤を一例
として示すと、ポリアルキルアリルスルホン酸塩系とし
てメチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ナフ
タレンスルホン酸ホルマリン縮合物、及びアントラセン
スルホン酸ホルマリン縮合物等の塩が挙げられ、市販品
として電気化学工業社製商品名「FT−500」、花王
社製商品名「マイティー100」、「マイティー15
0」、「マイティー2000」シリーズ等、第一工業製
薬社製商品名「セルフロー110P」等、竹本油脂社製
商品名「ポールファイン510N」等、山陽国策パルプ
社製商品名「サンフローPS」、「サンフローHS70
0」等が代表的なものである。また、芳香族アミノスル
ホン酸塩類系としては藤沢薬品社製商品名「パリック2
00」シリーズがある。更にメラミンホルマリン樹脂ス
ルホン酸塩系高性能減水剤としてはデンカグレース社製
商品名「FT−3S」、昭和電工社製商品名「モルマス
ター10」や「モルマスター20」等が挙げられる(以
下、単にこれらを高性能減水剤という)。この中で粉末
状態で市販されているのは「マイティー100」、「セ
ルフロー110P」、「モルマスター10」、「モルマ
スター20」であってその他は液体の状態で市販されて
おり、ポリアルキルアリルスルホン酸塩系の高性能減水
剤では固形分が40重量%程度となっている。
として示すと、ポリアルキルアリルスルホン酸塩系とし
てメチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ナフ
タレンスルホン酸ホルマリン縮合物、及びアントラセン
スルホン酸ホルマリン縮合物等の塩が挙げられ、市販品
として電気化学工業社製商品名「FT−500」、花王
社製商品名「マイティー100」、「マイティー15
0」、「マイティー2000」シリーズ等、第一工業製
薬社製商品名「セルフロー110P」等、竹本油脂社製
商品名「ポールファイン510N」等、山陽国策パルプ
社製商品名「サンフローPS」、「サンフローHS70
0」等が代表的なものである。また、芳香族アミノスル
ホン酸塩類系としては藤沢薬品社製商品名「パリック2
00」シリーズがある。更にメラミンホルマリン樹脂ス
ルホン酸塩系高性能減水剤としてはデンカグレース社製
商品名「FT−3S」、昭和電工社製商品名「モルマス
ター10」や「モルマスター20」等が挙げられる(以
下、単にこれらを高性能減水剤という)。この中で粉末
状態で市販されているのは「マイティー100」、「セ
ルフロー110P」、「モルマスター10」、「モルマ
スター20」であってその他は液体の状態で市販されて
おり、ポリアルキルアリルスルホン酸塩系の高性能減水
剤では固形分が40重量%程度となっている。
【0013】また、本発明で使用するナトリウム又はカ
リウムの炭酸塩、ナトリウム又はカリウムの炭酸水素
塩、及び炭酸水素アンモニウム等はセメントの凝結硬化
促進剤又は添加量によっては急結剤として利用されてい
る。また、トリポリリン酸ナトリウム及びカリウム塩は
セメントの凝結遅延剤として知られている(以下、これ
らをまとめて単に炭酸塩等という)。
リウムの炭酸塩、ナトリウム又はカリウムの炭酸水素
塩、及び炭酸水素アンモニウム等はセメントの凝結硬化
促進剤又は添加量によっては急結剤として利用されてい
る。また、トリポリリン酸ナトリウム及びカリウム塩は
セメントの凝結遅延剤として知られている(以下、これ
らをまとめて単に炭酸塩等という)。
【0014】これら炭酸塩等は急結しない範囲又は硬化
不良を起こさない範囲で高性能減水剤と併用添加するこ
とにより大幅な減水率の向上作用を有するものである
が、セメントのロットNo.(製造年月日)や銘柄の違
いによって全く減水率が向上しない場合があることは前
述した。尚、ナトリウムやカリウムと同じアルカリ金属
であるリチウムの炭酸塩や炭酸水素塩、及び炭酸アンモ
ニウムは減水率を向上させる効果は小さい。
不良を起こさない範囲で高性能減水剤と併用添加するこ
とにより大幅な減水率の向上作用を有するものである
が、セメントのロットNo.(製造年月日)や銘柄の違
いによって全く減水率が向上しない場合があることは前
述した。尚、ナトリウムやカリウムと同じアルカリ金属
であるリチウムの炭酸塩や炭酸水素塩、及び炭酸アンモ
ニウムは減水率を向上させる効果は小さい。
【0015】本発明の高性能減水剤と炭酸塩等の併用
で、リグニンスルホン酸塩を適量添加することによって
セメントのロットNo. や銘柄に関係なく減水率を高め
ることができるようになるが、その原因については明確
ではない。
で、リグニンスルホン酸塩を適量添加することによって
セメントのロットNo. や銘柄に関係なく減水率を高め
ることができるようになるが、その原因については明確
ではない。
【0016】本発明で使用するリグニンスルホン酸塩は
ポリオール系減水剤、オキシカルボン酸系減水剤等と並
んで一般減水剤の成分として利用されている。なお、ポ
リオール系減水剤、オキシカルボン酸塩系減水剤等の一
般減水剤やポリカルボン酸塩系等の高性能AE減水剤では
本発明の高性能減水剤と炭酸塩等と併用しても減水効果
が工業的に利用できないほど小さいか、逆に減水率を低
下させることもあるので本発明には使用できない。ま
た、炭酸塩等を添加せずに高性能減水剤とリグニンスル
ホン酸塩を併用して使用した場合にも減水率を向上させ
る効果は極めて小さい。
ポリオール系減水剤、オキシカルボン酸系減水剤等と並
んで一般減水剤の成分として利用されている。なお、ポ
リオール系減水剤、オキシカルボン酸塩系減水剤等の一
般減水剤やポリカルボン酸塩系等の高性能AE減水剤では
本発明の高性能減水剤と炭酸塩等と併用しても減水効果
が工業的に利用できないほど小さいか、逆に減水率を低
下させることもあるので本発明には使用できない。ま
た、炭酸塩等を添加せずに高性能減水剤とリグニンスル
ホン酸塩を併用して使用した場合にも減水率を向上させ
る効果は極めて小さい。
【0017】リグニンスルホン酸塩は一般に粉末状、あ
るいは液状で市販されており、一例を示すと、Borregaa
rd Sarpsborg社製商品名「Ultrazine 」等、デンカグレ
ース社製商品名「ダーレックスWRDA」、「ダーレックス
ダラタード」等、ポゾリス物産社製商品名「No.8」
、「No.8IMP」、「No.10L」等、山陽国
策パルプ社製商品名「サンフローS」、「サンフロー
R」等が挙げられる。この中で粉末で市販されているの
は「Ultrazine 」、「No.10L」、「サンフロー
S」、「サンフローR」であって、その他は液体で市販
されており、固形分が20重量%程度となっている。
るいは液状で市販されており、一例を示すと、Borregaa
rd Sarpsborg社製商品名「Ultrazine 」等、デンカグレ
ース社製商品名「ダーレックスWRDA」、「ダーレックス
ダラタード」等、ポゾリス物産社製商品名「No.8」
、「No.8IMP」、「No.10L」等、山陽国
策パルプ社製商品名「サンフローS」、「サンフロー
R」等が挙げられる。この中で粉末で市販されているの
は「Ultrazine 」、「No.10L」、「サンフロー
S」、「サンフローR」であって、その他は液体で市販
されており、固形分が20重量%程度となっている。
【0018】高性能減水剤と炭酸塩等、及びリグニンス
ルホン酸塩の配合割合は、セメント100重量部に対し
て、高性能減水剤は固形分換算で0.3〜2.5重量
部、炭酸塩等は0.05〜0.6重量部、リグニンスル
ホン酸塩は固形分換算で0.05〜0.5重量部となる
ような範囲で配合するのが好ましい。炭酸塩等やリグニ
ンスルホン酸塩の配合量が適量であれば高性能減水剤が
多いほど減水率も向上するが、セメント100重量部に
対して高性能減水剤が0.3重量部未満では添加効果は
小さく、2.5重量部を超えて配合した場合も減水率が
頭打ちとなる。
ルホン酸塩の配合割合は、セメント100重量部に対し
て、高性能減水剤は固形分換算で0.3〜2.5重量
部、炭酸塩等は0.05〜0.6重量部、リグニンスル
ホン酸塩は固形分換算で0.05〜0.5重量部となる
ような範囲で配合するのが好ましい。炭酸塩等やリグニ
ンスルホン酸塩の配合量が適量であれば高性能減水剤が
多いほど減水率も向上するが、セメント100重量部に
対して高性能減水剤が0.3重量部未満では添加効果は
小さく、2.5重量部を超えて配合した場合も減水率が
頭打ちとなる。
【0019】また、セメント100重量部に対して炭酸
塩等の配合率が0.05重量部未満では高性能減水剤や
リグニンスルホン酸塩の配合が適量でも減水率の向上作
用は小さく、0.6重量部を超えて添加した場合には減
水率が低下するようになったり、あるいは急結が生じた
り、過遅延となることがあるため好ましくない。
塩等の配合率が0.05重量部未満では高性能減水剤や
リグニンスルホン酸塩の配合が適量でも減水率の向上作
用は小さく、0.6重量部を超えて添加した場合には減
水率が低下するようになったり、あるいは急結が生じた
り、過遅延となることがあるため好ましくない。
【0020】セメント100重量部に対してリグニンス
ルホン酸塩の配合率が0.05重量部未満では高性能減
水剤や炭酸塩等の配合が適量でも減水率の向上作用が小
さく、0.5重量部を超えて添加すると著しく凝結が遅
れたりすることがあるので好ましくない。
ルホン酸塩の配合率が0.05重量部未満では高性能減
水剤や炭酸塩等の配合が適量でも減水率の向上作用が小
さく、0.5重量部を超えて添加すると著しく凝結が遅
れたりすることがあるので好ましくない。
【0021】本発明の石膏類とは二水石膏、半水石膏、
III 型無水石膏、II型無水石膏等を指し、減水率の向上
に対して助長作用を示すとともに強度の増大作用を示
す。また、強度を一定にした場合には石膏類等の添加量
を少なくすることができる。
III 型無水石膏、II型無水石膏等を指し、減水率の向上
に対して助長作用を示すとともに強度の増大作用を示
す。また、強度を一定にした場合には石膏類等の添加量
を少なくすることができる。
【0022】石膏類は単独で配合する場合も、活性シリ
カやポゾラン物質の1種又は2種以上と併用する場合に
も、セメント100重量部に対して1〜15重量部の範
囲で強度を増大させるが、標準養生では2〜7重量部、
蒸気養生では3〜10重量部が好ましい。それぞれの範
囲未満では強度を増大させる効果は小さく、それぞれの
範囲を超えて添加しても強度の伸びが停滞するため好ま
しくない。
カやポゾラン物質の1種又は2種以上と併用する場合に
も、セメント100重量部に対して1〜15重量部の範
囲で強度を増大させるが、標準養生では2〜7重量部、
蒸気養生では3〜10重量部が好ましい。それぞれの範
囲未満では強度を増大させる効果は小さく、それぞれの
範囲を超えて添加しても強度の伸びが停滞するため好ま
しくない。
【0023】本発明で使用する活性シリカとはシリカフ
ューム、ケイ化木の焼成灰、メタカオリン及びアエロジ
ル等のシリカ質超微粉系を指す。シリカフュームは金属
シリコンやシリコン合金を電気炉で製造するときに発生
する超微粉の非晶質SiO2であり、ケイ化木の焼成灰
とは葦、竹等のケイ化木を焼成したあとに残る灰であ
り、メタカオリンはカオリナイト、ディッカイト、ハロ
イサイト等のカオリン鉱物を焼成した非晶質アルミノケ
イ酸化合物、アエロジルは人工的に合成された超微粉の
非晶質SiO2 である。
ューム、ケイ化木の焼成灰、メタカオリン及びアエロジ
ル等のシリカ質超微粉系を指す。シリカフュームは金属
シリコンやシリコン合金を電気炉で製造するときに発生
する超微粉の非晶質SiO2であり、ケイ化木の焼成灰
とは葦、竹等のケイ化木を焼成したあとに残る灰であ
り、メタカオリンはカオリナイト、ディッカイト、ハロ
イサイト等のカオリン鉱物を焼成した非晶質アルミノケ
イ酸化合物、アエロジルは人工的に合成された超微粉の
非晶質SiO2 である。
【0024】活性シリカの配合割合は単独で配合する場
合も、石膏類やポゾラン物質の1種又は2種以上と併用
する場合にも、セメント100重量部に対して1〜12
重量部の範囲で発現強度を増大させるが、好ましくは2
〜10重量部であり、より好ましくは3〜8重量部であ
る。1重量部未満では強度を増大させる効果は小さく、
12重量部を超えて添加しても強度の伸びが鈍くなるた
め好ましくない。
合も、石膏類やポゾラン物質の1種又は2種以上と併用
する場合にも、セメント100重量部に対して1〜12
重量部の範囲で発現強度を増大させるが、好ましくは2
〜10重量部であり、より好ましくは3〜8重量部であ
る。1重量部未満では強度を増大させる効果は小さく、
12重量部を超えて添加しても強度の伸びが鈍くなるた
め好ましくない。
【0025】また、本発明で使用するポゾラン物質とは
酸性白土や活性白土、パイロフィライト、ゼオライト、
カオリン鉱物等のアルミノケイ酸質の粘土鉱物(但しベ
ントナイトを除く)、それらの焼成物(メタカオリンを
除き、ベントナイト焼成物を含む)、フライアッシュ、
高炉スラグ粉末(潜在水硬性物質)、ケイソウ土等を示
し、炭酸塩等と併用することにより活性となり、より高
い強度が得られるようになる。
酸性白土や活性白土、パイロフィライト、ゼオライト、
カオリン鉱物等のアルミノケイ酸質の粘土鉱物(但しベ
ントナイトを除く)、それらの焼成物(メタカオリンを
除き、ベントナイト焼成物を含む)、フライアッシュ、
高炉スラグ粉末(潜在水硬性物質)、ケイソウ土等を示
し、炭酸塩等と併用することにより活性となり、より高
い強度が得られるようになる。
【0026】ポゾラン物質の配合割合は、ポゾラン物質
単独で配合する場合でも、石膏類や活性シリカの1種又
は2種以上と併用する場合であっても、セメント100
重量部に対して2〜15重量部であり、好ましくは3〜
10重量部である。2重量部未満では添加効果が小さ
く、15重量部を超えて添加してもそれ以上の強度増大
は見られず経済的にも好ましくない。
単独で配合する場合でも、石膏類や活性シリカの1種又
は2種以上と併用する場合であっても、セメント100
重量部に対して2〜15重量部であり、好ましくは3〜
10重量部である。2重量部未満では添加効果が小さ
く、15重量部を超えて添加してもそれ以上の強度増大
は見られず経済的にも好ましくない。
【0027】尚、石膏類、活性シリカ、ポゾラン物質を
それぞれ単独で添加した場合に得られる強度に対して、
これらを任意に併用した場合には相乗的により高い強度
が得られるものである。
それぞれ単独で添加した場合に得られる強度に対して、
これらを任意に併用した場合には相乗的により高い強度
が得られるものである。
【0028】本発明で使用するセメントは、普通、早
強、超早強、中庸熱、白色、及び低発熱(ビーライトセ
メント)等の各種ポルトランドセメント、更にこれらに
高炉スラグ、フライアッシュ、シリカ粉末等を配合した
各種混合セメント、並びにJIS規格値以上にスラグを
配合したスラグ主成分のセメント等が挙げられる。
強、超早強、中庸熱、白色、及び低発熱(ビーライトセ
メント)等の各種ポルトランドセメント、更にこれらに
高炉スラグ、フライアッシュ、シリカ粉末等を配合した
各種混合セメント、並びにJIS規格値以上にスラグを
配合したスラグ主成分のセメント等が挙げられる。
【0029】本発明のセメント混和材は、モルタル又は
コンクリートを練混ぜる時にミキサーに他のコンクリー
ト材料と一緒に添加するものであり、その練混ぜ方法も
通常行われている方法でよく、また、その添加方法も特
に限定されるものではない。
コンクリートを練混ぜる時にミキサーに他のコンクリー
ト材料と一緒に添加するものであり、その練混ぜ方法も
通常行われている方法でよく、また、その添加方法も特
に限定されるものではない。
【0030】従って、固体状、液状を問わずそれぞれの
成分をモルタルやコンクリートを練り混ぜる時に別々に
添加しても良く、粉末状の高性能減水剤を使用する場合
には予め粉末のまま他の成分と混合しておき一括して添
加しても良い。又、液状の高性能減水剤に炭酸塩等を溶
解しておいて、他の固体状の成分とは別に添加しても良
いし、さらに混和材全体を練混ぜ水の一部または全量で
懸濁しておき、スラリー状にして添加しても良い。
成分をモルタルやコンクリートを練り混ぜる時に別々に
添加しても良く、粉末状の高性能減水剤を使用する場合
には予め粉末のまま他の成分と混合しておき一括して添
加しても良い。又、液状の高性能減水剤に炭酸塩等を溶
解しておいて、他の固体状の成分とは別に添加しても良
いし、さらに混和材全体を練混ぜ水の一部または全量で
懸濁しておき、スラリー状にして添加しても良い。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。以下に
実施例で使用した各種材料を一括して示す。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。以下に
実施例で使用した各種材料を一括して示す。
【0032】 〈使用材料〉 セメント :A社製、及びB社製普通ポルトランドセメント 川砂 :新潟県姫川産天然砂 水 :水道水 「高性能減水剤」ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合
物系 花王社製商品名「マイティー100」、粉末状 「炭酸塩等」 a. 炭酸水素ナトリウム :試薬1級 b. 炭酸ナトリウム :同上 c. 炭酸水素カリウム :同上 d. 炭酸カリウム :同上 e. 炭酸水素アンモニウム :同上 f. トリポリリン酸ナトリウム:同上 「リグニンスルホン酸塩」 リグニンスルホン酸Na:Borregaard Sarpsborg製商
品名「Ultrazine」粉末状 リグニンスルホン酸Mg:デンカグレース社製商品名
「ダーレックスWRDA」、液状、固形分18% リグニンスルホン酸Ca:工業品、粉末状 「石膏類」 イ. II 型無水石膏:フッ酸発生副成石膏、ブレーン比表面積6000cm2/g ロ. 二水石膏 :工業用、ブレーン比表面積6500cm2/g ハ. 半水石膏 :ロを140℃で熱処理、ブレーン比表面積10000cm 2/g 以上 ニ. III 型無水石膏(可溶性):ハを200℃で熱処理、ブレーン比表面積1 0000cm2/g 以上 「活性シリカ」 α. シリカフューム:エジプト産エファコ社製、BET
比表面積19.2m2/g β. ケイ化木の焼成灰:BET比表面積1.0m2/g γ. メタカオリン :関東ベントナイト鉱業社製商品
名「SEMクレー」をブレーン比表面積8050cm2/g
に粉砕したもの δ. アエロジル :日本アエロジル社製、BET比
表面積160m2/g「ポゾラン物質」 I. フライアッシュ:東北発電社製フライアッシュ(ブ
レーン比表面積3500cm2/g)をブレーン比表面積64
00cm2/g に粉砕したもの II. 酸性白土の熱処理品:関東ベントナイト鉱業社製酸
性白土を1000℃で焼成し、ブレーン比表面積550
0cm2/g に粉砕したもの III.ゼオライトの熱処理品:関東ベントナイト鉱業社製
ゼオライトG35品を1000℃で焼成し、ブレーン比
表面積6500cm2/gに粉砕したもの IV. カオリン:関東ベントナイト鉱業社製商品名「SE
Mクレー」をブレーン比表面積8050cm2/g に粉砕し
たもの V. ケイソウ土:関東ベントナイト鉱業社製「Celite F
C 」をブレーン比表面積7000cm2/g に粉砕したもの VI. 高炉スラグ粉末:新日鉄化学社製、ブレーン比表面
積4500cm2/g
物系 花王社製商品名「マイティー100」、粉末状 「炭酸塩等」 a. 炭酸水素ナトリウム :試薬1級 b. 炭酸ナトリウム :同上 c. 炭酸水素カリウム :同上 d. 炭酸カリウム :同上 e. 炭酸水素アンモニウム :同上 f. トリポリリン酸ナトリウム:同上 「リグニンスルホン酸塩」 リグニンスルホン酸Na:Borregaard Sarpsborg製商
品名「Ultrazine」粉末状 リグニンスルホン酸Mg:デンカグレース社製商品名
「ダーレックスWRDA」、液状、固形分18% リグニンスルホン酸Ca:工業品、粉末状 「石膏類」 イ. II 型無水石膏:フッ酸発生副成石膏、ブレーン比表面積6000cm2/g ロ. 二水石膏 :工業用、ブレーン比表面積6500cm2/g ハ. 半水石膏 :ロを140℃で熱処理、ブレーン比表面積10000cm 2/g 以上 ニ. III 型無水石膏(可溶性):ハを200℃で熱処理、ブレーン比表面積1 0000cm2/g 以上 「活性シリカ」 α. シリカフューム:エジプト産エファコ社製、BET
比表面積19.2m2/g β. ケイ化木の焼成灰:BET比表面積1.0m2/g γ. メタカオリン :関東ベントナイト鉱業社製商品
名「SEMクレー」をブレーン比表面積8050cm2/g
に粉砕したもの δ. アエロジル :日本アエロジル社製、BET比
表面積160m2/g「ポゾラン物質」 I. フライアッシュ:東北発電社製フライアッシュ(ブ
レーン比表面積3500cm2/g)をブレーン比表面積64
00cm2/g に粉砕したもの II. 酸性白土の熱処理品:関東ベントナイト鉱業社製酸
性白土を1000℃で焼成し、ブレーン比表面積550
0cm2/g に粉砕したもの III.ゼオライトの熱処理品:関東ベントナイト鉱業社製
ゼオライトG35品を1000℃で焼成し、ブレーン比
表面積6500cm2/gに粉砕したもの IV. カオリン:関東ベントナイト鉱業社製商品名「SE
Mクレー」をブレーン比表面積8050cm2/g に粉砕し
たもの V. ケイソウ土:関東ベントナイト鉱業社製「Celite F
C 」をブレーン比表面積7000cm2/g に粉砕したもの VI. 高炉スラグ粉末:新日鉄化学社製、ブレーン比表面
積4500cm2/g
【0033】実施例1 セメント100量部、砂135重量部に高性能減水剤、
炭酸塩等、リグニンスルホン酸塩をそれぞれ配合率を変
えて混合し、練混ぜ水量を調節してモルタルを練混ぜ、
フローを測定してそのときの練混ぜ水量も記録した。そ
の結果を表1及び表2に示す。モルタルの練混ぜはモル
タルミキサーを用いて行い、練り鉢に砂の一部と練混ぜ
水と高性能減水剤を投入して低速で攪拌しながら30秒
以内にセメントと炭酸塩等とリグニンスルホン酸塩を混
合したものと残りの砂を投入した。そのまま更に60秒
間低速で練混ぜを継続した後、一旦攪拌を止めてスパチ
ュラで鉢に付着したモルタルを掻き落としてから高速で
60秒間練混ぜた。また、モルタルフローの測定はJI
S R 5201に基づいて行った。すなわち、底辺と
上辺の直径がそれぞれ12cm、7cm、高さが10c
mのコーンを使用してガラス板の上でフローコーンを抜
き上げた時のモルタルの広がりを練混ぜ直後に測定し
た。この時の試験室内の温度は20±2℃であった。
炭酸塩等、リグニンスルホン酸塩をそれぞれ配合率を変
えて混合し、練混ぜ水量を調節してモルタルを練混ぜ、
フローを測定してそのときの練混ぜ水量も記録した。そ
の結果を表1及び表2に示す。モルタルの練混ぜはモル
タルミキサーを用いて行い、練り鉢に砂の一部と練混ぜ
水と高性能減水剤を投入して低速で攪拌しながら30秒
以内にセメントと炭酸塩等とリグニンスルホン酸塩を混
合したものと残りの砂を投入した。そのまま更に60秒
間低速で練混ぜを継続した後、一旦攪拌を止めてスパチ
ュラで鉢に付着したモルタルを掻き落としてから高速で
60秒間練混ぜた。また、モルタルフローの測定はJI
S R 5201に基づいて行った。すなわち、底辺と
上辺の直径がそれぞれ12cm、7cm、高さが10c
mのコーンを使用してガラス板の上でフローコーンを抜
き上げた時のモルタルの広がりを練混ぜ直後に測定し
た。この時の試験室内の温度は20±2℃であった。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】表1及び表2より高性能減水剤と炭酸塩等
を添加した場合(実験No.1-1〜1-6,比較例)に対してリ
グニンスルホン酸塩を併用添加した場合(実験No.1-13
〜1-18, 実施例)には前者より少ない水量で同等以上の
フロー値を示し、減水率が向上することが判る。高性能
減水剤量がセメント100重量部に対して0.3重量部
以上で顕著な減水効果が現れ始め、0.6重量部以上で
より好ましいことが示されている。また、2.5重量部
を超えて添加しても減水効果はあまり向上せず、頭打ち
となる。高性能減水剤量とリグニンスルホン酸塩量を一
定として炭酸塩等の添加量を変えた場合(実験No.1-19,
比較例及び実験No.1-20 〜1-25, 実施例)では炭酸塩等
の添加量が増加するほどより少ない水量で同等以上のフ
ローが発現するようになり、その効果はセメント100
重量部に対して0.1重量部以上でより大きくなる。ま
た、0.6重量部を超えると減水効果の向上の仕方が小
さくなるとともに、練り混ぜ後、しばらくすると表面に
こわばりが生じ、再練りしてもフローが回復しなくなる
現象が見られるため、0.6重量部以下で使用するのが
好ましい。
を添加した場合(実験No.1-1〜1-6,比較例)に対してリ
グニンスルホン酸塩を併用添加した場合(実験No.1-13
〜1-18, 実施例)には前者より少ない水量で同等以上の
フロー値を示し、減水率が向上することが判る。高性能
減水剤量がセメント100重量部に対して0.3重量部
以上で顕著な減水効果が現れ始め、0.6重量部以上で
より好ましいことが示されている。また、2.5重量部
を超えて添加しても減水効果はあまり向上せず、頭打ち
となる。高性能減水剤量とリグニンスルホン酸塩量を一
定として炭酸塩等の添加量を変えた場合(実験No.1-19,
比較例及び実験No.1-20 〜1-25, 実施例)では炭酸塩等
の添加量が増加するほどより少ない水量で同等以上のフ
ローが発現するようになり、その効果はセメント100
重量部に対して0.1重量部以上でより大きくなる。ま
た、0.6重量部を超えると減水効果の向上の仕方が小
さくなるとともに、練り混ぜ後、しばらくすると表面に
こわばりが生じ、再練りしてもフローが回復しなくなる
現象が見られるため、0.6重量部以下で使用するのが
好ましい。
【0037】高性能減水剤と炭酸塩等の添加量を一定に
し、リグニンスルホン酸塩量を変えた場合には、セメン
ト100重量部に対して0.05重量部以上で効果が現
れ始め、より好ましくは0.1重量部以上である(実験
No.1-26 〜1-31, 実施例)。0.5重量部を超えると減
水効果が小さくなり、セメントの凝結遅延を引き起こす
ことがあるため、0.5重量部以下で使用することが好
ましい。さらに炭酸塩等及びリグニンスルホン酸塩の種
類を変えた場合(実験.No.1-32〜1-36, 実施例)には減
水効果の程度に差異が見られ、トリポリリン酸塩を使用
した場合には多少、効果が劣る。また、A社製セメント
では高性能減水剤と炭酸塩等の添加により、ある程度の
減水効果が見られた(実験No.1-1〜1-12, 比較例)が、
B社製セメントでは殆ど効果が現れなかった(実験No.1
-37,比較例)。しかし、リグニンスルホン酸塩を併用添
加(実験No.1-38 〜1-43)すると、A社製セメントと同
様に減水率が上がり、セメントのロットNo. や銘柄に
よる差異を解消できることが判った。
し、リグニンスルホン酸塩量を変えた場合には、セメン
ト100重量部に対して0.05重量部以上で効果が現
れ始め、より好ましくは0.1重量部以上である(実験
No.1-26 〜1-31, 実施例)。0.5重量部を超えると減
水効果が小さくなり、セメントの凝結遅延を引き起こす
ことがあるため、0.5重量部以下で使用することが好
ましい。さらに炭酸塩等及びリグニンスルホン酸塩の種
類を変えた場合(実験.No.1-32〜1-36, 実施例)には減
水効果の程度に差異が見られ、トリポリリン酸塩を使用
した場合には多少、効果が劣る。また、A社製セメント
では高性能減水剤と炭酸塩等の添加により、ある程度の
減水効果が見られた(実験No.1-1〜1-12, 比較例)が、
B社製セメントでは殆ど効果が現れなかった(実験No.1
-37,比較例)。しかし、リグニンスルホン酸塩を併用添
加(実験No.1-38 〜1-43)すると、A社製セメントと同
様に減水率が上がり、セメントのロットNo. や銘柄に
よる差異を解消できることが判った。
【0038】実施例2 表3のコンクリート基本配合を用いて石膏類、活性シリ
カ、ポゾラン物質を任意に組み合わせて、その種類と添
加量を変えて全容積が等しくなるように砂と置き換えて
添加した。
カ、ポゾラン物質を任意に組み合わせて、その種類と添
加量を変えて全容積が等しくなるように砂と置き換えて
添加した。
【0039】
【表3】
【0040】なお、コンクリートはスランプがほぼ一定
となるように練り混ぜ水量を調節して40リットル分を
練り混ぜた。この時使用した練り混ぜ水量を記録して水
セメント比に換算するとともに、φ10×20cmの円
柱供試体を作製し、蒸気養生後の材齢1日強度、及び標
準養生材齢28日の強度を測定した。その結果を表4〜
表6に示す。コンクリートの練り混ぜは20±2℃の試
験室内で遊星型強制練りミキサーを用いて行った。砕石
と砂、セメント(石膏類等を含んだ混和材と混合したも
の)を投入した後、攪拌しながら高性能減水剤を練り混
ぜ水全量に溶解したものを投入して2分間練り混ぜを行
った。蒸気養生は前置き時間を4時間取った後、3時間
かけて75℃まで昇温し、そのまま4時間保持した後に
蒸気バルブを止めて翌朝まで養生槽中で除冷した。
となるように練り混ぜ水量を調節して40リットル分を
練り混ぜた。この時使用した練り混ぜ水量を記録して水
セメント比に換算するとともに、φ10×20cmの円
柱供試体を作製し、蒸気養生後の材齢1日強度、及び標
準養生材齢28日の強度を測定した。その結果を表4〜
表6に示す。コンクリートの練り混ぜは20±2℃の試
験室内で遊星型強制練りミキサーを用いて行った。砕石
と砂、セメント(石膏類等を含んだ混和材と混合したも
の)を投入した後、攪拌しながら高性能減水剤を練り混
ぜ水全量に溶解したものを投入して2分間練り混ぜを行
った。蒸気養生は前置き時間を4時間取った後、3時間
かけて75℃まで昇温し、そのまま4時間保持した後に
蒸気バルブを止めて翌朝まで養生槽中で除冷した。
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】表4〜表6より本発明の高性能減水剤と炭
酸塩等及びリグニンスルホン酸塩を配合する混和材を添
加することで、同一スランプのコンクリートを得るのに
高性能減水剤と炭酸塩等のみの場合よりも水セメント比
で1〜2%低下させることができ、それに相当する以上
の強度増加が得られる(実験No.2-1と実験No.2-12 参
照)。本発明の混和材と、さらに石膏類を併用すると水
セメント比の低減による強度発現効果以上の高い強度が
得られる。石膏類の中でもII型の無水石膏は水セメント
比をより低下させる傾向にあり、かつ強度的にも優れた
効果を示す(実験No.2-2〜2-8 と実験No.2-13 〜2-19を
参照)。
酸塩等及びリグニンスルホン酸塩を配合する混和材を添
加することで、同一スランプのコンクリートを得るのに
高性能減水剤と炭酸塩等のみの場合よりも水セメント比
で1〜2%低下させることができ、それに相当する以上
の強度増加が得られる(実験No.2-1と実験No.2-12 参
照)。本発明の混和材と、さらに石膏類を併用すると水
セメント比の低減による強度発現効果以上の高い強度が
得られる。石膏類の中でもII型の無水石膏は水セメント
比をより低下させる傾向にあり、かつ強度的にも優れた
効果を示す(実験No.2-2〜2-8 と実験No.2-13 〜2-19を
参照)。
【0045】本発明の混和材と活性シリカを併用すると
活性シリカの添加量が多くなると強度が増大するが、活
性シリカの添加量が多くなると同一スランプを得るのに
多くの水量を要するようになるため強度が頭打ちとなる
傾向がある。
活性シリカの添加量が多くなると強度が増大するが、活
性シリカの添加量が多くなると同一スランプを得るのに
多くの水量を要するようになるため強度が頭打ちとなる
傾向がある。
【0046】また、本発明の混和材とポゾラン物質との
併用においても水セメント比の低減による効果以上の強
度増加が見られる(実験No.2-43 〜2-52, 比較例と実験
No.2-53 〜2-62, 実施例を参照)。
併用においても水セメント比の低減による効果以上の強
度増加が見られる(実験No.2-43 〜2-52, 比較例と実験
No.2-53 〜2-62, 実施例を参照)。
【0047】本発明の混和材と石膏類、活性シリカ、ポ
ゾラン物質を任意の割合で併用添加した場合においても
極めて高い強度が得られる(実験No.2-63 と2-70参
照)。
ゾラン物質を任意の割合で併用添加した場合においても
極めて高い強度が得られる(実験No.2-63 と2-70参
照)。
【0048】
【発明の効果】本発明のセメント混和材及びそれを使用
したセメント組成物を用いることにより、使用するセメ
ントのロットNo.や銘柄によらず、従来の高性能減水
剤の減水率を大幅に向上させることができ、高強度を得
ることが可能となる。従って、設計強度が一定の場合、
高性能減水剤の使用量や単位セメント量、及び石膏類や
活性シリカ、ポゾラン物質の使用量を低減できるため、
より経済的なコンクリートの製造が可能となるばかりで
なく、水和熱を抑制できる等の長所も有する。
したセメント組成物を用いることにより、使用するセメ
ントのロットNo.や銘柄によらず、従来の高性能減水
剤の減水率を大幅に向上させることができ、高強度を得
ることが可能となる。従って、設計強度が一定の場合、
高性能減水剤の使用量や単位セメント量、及び石膏類や
活性シリカ、ポゾラン物質の使用量を低減できるため、
より経済的なコンクリートの製造が可能となるばかりで
なく、水和熱を抑制できる等の長所も有する。
Claims (5)
- 【請求項1】 高性能減水剤と、ナトリウム又はカリウ
ムの炭酸塩、ナトリウム又はカリウムの炭酸水素塩、ト
リポリリン酸塩、及び炭酸水素アンモニウムの1種又は
2種以上と、リグニンスルホン酸塩を含有することを特
徴とするセメント混和材。 - 【請求項2】 石膏類、活性シリカ、及びポゾラン物質
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項
1記載のセメント混和材。 - 【請求項3】 セメントと請求項1又は2記載のセメン
ト混和材を含有してなるセメント組成物。 - 【請求項4】 セメント100重量部に対して、高性能
減水剤を固形分換算で0.3〜2.5重量部と、ナトリ
ウム又はカリウムの炭酸塩、ナトリウム又はカリウムの
炭酸水素塩、トリポリリン酸塩、及び炭酸水素アンモニ
ウムの1種又は2種以上を0.05〜0.6重量部と、
リグニンスルホン酸塩を固形分換算で0.05〜0.5
重量部とを含有することを特徴とするセメント組成物。 - 【請求項5】 更に、石膏類、活性シリカ、ポゾラン物
質の1種又は2種以上をそれぞれCaSO4 換算で1〜
15重量部、1〜12重量部、2〜15重量部を含有す
ることを特徴とする請求項4記載のセメント組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10010447A JPH11209152A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | セメント混和材及びそれを含有したセメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10010447A JPH11209152A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | セメント混和材及びそれを含有したセメント組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11209152A true JPH11209152A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11750412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10010447A Pending JPH11209152A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | セメント混和材及びそれを含有したセメント組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11209152A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001261418A (ja) * | 2000-03-23 | 2001-09-26 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 吹付材料及びそれを用いた吹付工法 |
| JP2009286655A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | 粉状の地盤改良用プレミックスセメント組成物 |
| JP2010528972A (ja) * | 2007-06-06 | 2010-08-26 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 高い早期圧縮強度を有する超急結性セメント系組成物 |
| CN107352895A (zh) * | 2016-12-02 | 2017-11-17 | 深圳市华威环保建材有限公司 | 一种再生抹灰砂浆及其制备方法 |
| CN107987224A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-05-04 | 湖北工业大学 | 一种短支链交联保水溶剂层控释型聚羧酸保坍剂及制备方法 |
| CN116199475A (zh) * | 2023-01-09 | 2023-06-02 | 武汉理工大学 | 一种超高性能再生混凝土及其制备方法 |
-
1998
- 1998-01-22 JP JP10010447A patent/JPH11209152A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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