JPH11209356A - 縮合環化合物、その製造法及び剤 - Google Patents

縮合環化合物、その製造法及び剤

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JPH11209356A
JPH11209356A JP10986998A JP10986998A JPH11209356A JP H11209356 A JPH11209356 A JP H11209356A JP 10986998 A JP10986998 A JP 10986998A JP 10986998 A JP10986998 A JP 10986998A JP H11209356 A JPH11209356 A JP H11209356A
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alkoxy
carbonyl
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mono
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Hiroshi Mabuchi
宏 馬渕
Nobuhiro Suzuki
伸宏 鈴木
Takashi Miki
三木  隆
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れたソマトスタチン受容体作動作用を有する
新規縮合環化合物の提供。 【解決手段】一般式 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソマトスタチン受
容体作動作用を有する新規な縮合環化合物、その製造法
及びそれを含有することを特徴とする医薬に関する。
【0002】
【従来の技術】ソマトスタチンは、ヒツジ視床下部組織
から成長ホルモン分泌抑制作用を有する14個のアミノ
酸からなるペプチド(SST−14)として単離され
た。現在は28個のアミノ酸からなるソマトスタチン
(SST−28)も単離同定されている。このソマトス
タチンは、単に視床下部だけでなく、例えば大脳、大脳
辺縁系、脊髄、迷走神経、自律神経節、消化管粘膜、膵
臓ランゲルハンス氏島等に広汎に分布する脳・腸管ペプ
チドであり、例えば成長ホルモン、甲状腺刺激ホルモ
ン、ガストリン、インシュリン、グルカゴン等の下垂体
・消化管ホルモンの分泌を抑制する。また、胃酸分泌、
膵臓の外分泌、消化管の運動・血流も抑制する。ソマト
スタチンの受容体としては、現在までに1型ないし5型
(SSTR1、SSTR2、SSTR3、SSTR4、
SSTR5)が知られており、これらは中枢及び末梢の
各部位において、それぞれ異なった発現を示すことが認
められている〔ライフサイエンス(Life Sciences)、
第57巻、13号、1249頁(1995年)〕。現
在、臨床的には、特定のホルモン分泌を抑制するペプチ
ド性のソマトスタチン類似体が開発されている。3位に
置換基を有する縮合4,1−ベンゾオキサゼピン化合物
に関しては、ケミカル・アンド・ファーマシューティカ
ル・ブレティン(Chem. Pharm. Bull.)、第34(1)
巻、第140ないし149頁(1986年)、特開昭5
7−35576号公報、特開平6−239843号公
報、特開平7−179429号公報、特開平7−179
444号公報、特開平7−267939号公報、WO9
3/07129号公報、WO96/09827号公報、
特開平8−259447号公報、特開平8−15736
9号公報に開示されている。3位、5位に置換基を有す
る2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ(又はチ
オキソ)−1H−1,4−縮合ジアゼピン化合物に関し
ては、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
(J. Org. Chem.)、第38(20)巻、1973年に
開示されている。3位、5位に置換基を有する、縮合
4,1−ベンゾチアゼヒン化合物に関しては、特開平8
−259447、WO96/09827に開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、ソマトスタチン
受容体作動薬として開発されている化合物は、ペプチド
性化合物であって、作用時間、投与方法、特異性、副作
用等の点で問題が多い。これらの問題点を解決する意味
において、非ペプチド性の化合物で、かつ優れたソマト
スタチン受容体作動作用を有する化合物を創製、開発す
ることの意義は非常に大きい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記事情
に鑑み、種々検討した結果、下記一般式(I)において、
芳香環Bに2価の基を介してアミノ基が結合しているこ
とに化学構造上の特徴を有する一般式(I):
【化13】 ル基を示す)又はS(O)n(nは0、1又は2を示す)
を示す。〕で表される化合物又はその塩を初めて合成
し、この化合物がその特異な化学構造に基づいて、予想
外にも優れたソマトスタチン受容体作動作用を有し、か
つ低毒性である等の、医薬品として優れた性質を有して
いることを見出し、これらに基づいて本発明を完成する
に至った。
【0005】すなわち、本発明は(1)前記化合物
(I)又はその塩、(2)Zが置換基を有していてもよ
い環状基、Gが置換基を有していてもよい二価の炭化水
素基を示し、かつB環がR2と非芳香族縮合含窒素複素
環を形成しない前記(1)記載の化合物、(3)
【化14】 −N(R4)−(R4は水素原子、置換基を有していてもよ
い炭化水素基又はアシル基を示す)である前記(1)記
載の化合物、(4)
【化15】 (5)B環が置換基を有していてもよいベンゼン環であ
る前記(1)記載の化合物、(6)B環が置換基を有し
ていてもよい芳香族複素環である前記(1)記載の化合
物、(7)B環がベンゼン環又はチオフェン環である前
記(1)記載の化合物、(8)A環が置換基を有してい
てもよいベンゼン環である前記(1)記載の化合物、
(9)A環がハロゲン、ヒドロキシ又はC1-6アルコキ
シで置換されていてもよいベンゼン環である前記(1)
記載の化合物、(10)R1が置換基を有していてもよ
い炭化水素基である前記(1)記載の化合物、(11)
1が(1)ヒドロキシ、(2)フェニル又は(3)C1-6アルキ
ル−カルボニル又はC1-6アルキルスルホニルで置換さ
れていてもよいアミノで置換されていてもよいC1-6
ルキル又はC7-14アラルキル基である前記(1)記載の
化合物、
【0006】(12)Xが酸素原子である前記(1)記
載の化合物、(13)Yが酸素原子である前記(1)記
載の化合物、(14)Lが置換基を有していてもよく、
かつ−O−又は−S−を含んでいてもよい2価の炭化水
素基である前記(1)記載の化合物、(15)LがC
1-6アルキレン基である前記(1)記載の化合物、(1
6)Zが置換基を有していてもよいフェニル基である前
記(1)記載の化合物、(17)Zがハロゲンで置換さ
れたフェニル基である前記(1)記載の化合物、(1
8)Dが置換基を有していてもよい2価の炭化水素基で
ある前記(1)記載の化合物、(19)DがC1-6アル
キレン基である前記(1)記載の化合物、(20)Eが
−CON(Ra)−(Raは水素原子又は置換基を有してい
てもよい炭化水素基を示す)である前記(1)記載の化
合物、(21)Eが−CONH−である前記(1)記載
の化合物、(22)GがC1-6アルキレン基である前記
(1)記載の化合物、(23)R2が無置換のアミノ基
である前記(1)記載の化合物、(24)B環とR2
結合して形成する環がテトラヒドロイソキノリン環であ
る前記(1)記載の化合物、(25)A環が置換基を有
していてもよいベンゼン環;B環が置換基を有してい
【化16】 (26)A環がハロゲン、ヒドロキシ又はC1-6アルコ
キシで置換されていてもよいベンゼン環、B環がベンゼ
ン環、Zがハロゲンで置換されたフェニル基及びR1
(1)ヒドロキシ、(2)フェニル又は(3)C1-6アルキル−カ
ルボニル又はC1-6アルキルスルホニルで置換されてい
てもよいアミノで置換されていてもよいC1-6アルキル
基又はC7-14アラルキル基である前記(1)記載の化合
物、(27)A環が置換基を有していてもよいベンゼン
環;B環が置換基を有してい
【化17】 (28)A環がハロゲン、ヒドロキシ又はC1-6アルコ
キシで置換されていてもよいベンゼン環、B環がチオフ
ェン環、Zがハロゲンで置換されたフェニル基及びR1
が(1)ヒドロキシ、(2)フェニル又は(3)C1-6アルキル−
カルボニル又はC1-6アルキルスルホニルで置換されて
いてもよいアミノで置換されていてもよいC1-6アルキ
ル又はC7-14アラルキル基である前記(1)記載の化合
物、
【0007】(29)A環がハロゲン、ヒドロキシ、C
1-6アルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、C7-14
ラルキルオキシ、ベンゾイル−C1-6アルコキシ、ヒド
ロキシ−C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル−C1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル−C1-6
ルコキシ、イミダゾール−1−イル−C1-6アルコキ
シ、C7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C1-6アル
コキシ又はヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシで置
換されていてもよいベンゼン環、B環がC1-6アルコキ
シで置換されていてもよいベンゼン環又はチオフェン
環、Zがハロゲン、ホルミル、ハロゲノ−C1-6アルキ
ル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキル−カルボニル、オ
キソ及びピロリジニルから選ばれる1ないし3個の置換
基を有していてもよいC6-14アリール、C3-10シクロア
ルキル、ピペリジル、チエニル、フリル、ピリジル、チ
アゾリル、インドリル又はC1-6アルキル基、DがC1-6
アルキレン基、Gが結合手、又はフェニレンを含有して
いてもよく、かつフェニルで置換されていてもよいC
1-6アルキレン基、R1が水素原子、(1)ハロゲン、(2)ニ
トロ、(3)C1-6アルキル−カルボニルで置換されていて
もよいC1-6アルキル、ベンゾイルオキシカルボニル及
びC1-6アルキルスルホニルから選ばれる1又は2個の
置換基を有していてもよいアミノ、(4)(i)ヒドロキシ、
1-6アルキル−カルボニル、カルボキシ又はC1-6アル
コキシ−カルボニルで置換されていてもよいC1-6アル
キル、(ii)ヒドロキシで置換されていてもよいフェニ
ル、(iii)ベンゾイル又は(iv)モノ−又はジ−C1-6アル
キルアミノ−カルボニルで置換されていてもよいヒドロ
キシ、(5)C3-6シクロアルキル、(6)ヒドロキシ又はハ
ロゲノ−C1-6アルキルで置換されていてもよいフェニ
ル又は(7)チエニル、フリル、チアゾリル、インドリル
又はベンジルオキシカルボニルピペリジルで置換されて
いてもよいC1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C
6-14アリール基又はC7-14アラルキル基、R2が(1)無置
換のアミノ基、(2)ピペリジル基又は(3)(i)ベンジル、
(ii)アミノ又はフェニルで置換されていてもよいC1-6
アルキル、(iii)モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、(iv)C1-6アルコキシ−カルボニル、(v)C1-6
アルキル−スルホニル、(vi)ピペリジルカルボニル及び
(vii)ハロゲン又はアミノで置換されていてもよいC1-6
アルキル−カルボニルから選ばれる1又は2個の置換基
を有していてもよいアミノ基、Eが結合手、−CON
(Ra)−、−N(Ra)CO−、−N(Rb)CON(Rc)−、
−COO−、
【化18】 (Ra、Rb及びRcがそれぞれ水素原子又はC1-6アルキ
ル基)、Lが−O−を介していてもよく、かつC1-6
ルキルで置換されていてもよいC1-6アルキレン基、X
が酸素原子、
【化19】 −N(R4)−(R4が水素原子又はC1-6アルキル基)、
及びB環がR2と結合して形成する環がテトラヒドロイ
ソキノリン環である前記(1)記載の化合物、
【0008】(30)3,5−トランス−N−(2−フル
オロベンジル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド又はその塩、(3S,5S)−N−
(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチルフェ
ニル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド又はその塩、3,5−トランス−
N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチル
フェニル)−1−[2−(4−ビフェニル)エチル]−7
−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はそ
の塩、3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)
−5−(4−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェ
ニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド又はその塩、3,5−トランス−N−(2−フル
オロベンジル)−5−(2−アミノメチルチオフェン−5
−イル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩、3,5
−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−[3−
[(1−アミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−1−(4
−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−アセトアミド又はその塩、3,5−トランス−N
−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチルフ
ェニル)−7−クロロ−1−(4−ヒドロキシベンジル)
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩、3,
5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1−(4
−アセチルアミノベンジル)−5−(3−アミノメチル
フェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド又はその塩、3,5−トランス−N−(2−フルオ
ロベンジル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−
クロロ−1−(4−メタンスルホニルアミノベンジル)−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩、3,5
−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−
アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチル)
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩、3,
5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−(3
−アミノメチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシベンジ
ル)−7−メチルオキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド又はその塩、3,5−トランス−N−(2−フルオ
ロベンジル)−5−[4−[(1−アミノ−1−メチル)エ
チル]フェニル]−1−(4−ビフェニルメチル)−7−
クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその
塩、3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−
5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
[2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド又はその塩、3,5−トラン
ス−N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメ
チルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−ヒ
ドロキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はそ
の塩又は3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジ
ル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−5−(1,2,3,
4−テトラヒドロイソキノリン−5−イル)−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩であ
る前記(1)記載の化合物、
【0009】(31)一般式
【化20】 〔式中の記号は前記(1)記載と同意義を示す。〕で表
される化合物又はその塩と一般式
【化21】 〔式中の記号は前記(1)記載と同意義を示す。〕で表
される化合物又はその塩とを反応させることを特徴とす
る一般式
【化22】 〔式中の記号は前記(1)記載と同意義を示す。〕で表
される化合物又はその塩の製造法、(32)前記(1)
記載の化合物を含有することを特徴とする医薬、(3
3)ソマトスタチン受容体作動薬である前記(32)記
載の医薬、(34)糖尿病、肥満、糖尿病合併症又は難
治性下痢の予防又は治療剤である前記(32)記載の医
薬等に関する。前記式中、A環は置換基を有していても
よい芳香族炭化水素又は置換基を有していてもよい芳香
族複素環を示す。A環としては、例えば置換基を有して
いてもよい芳香族炭化水素が好ましく、特に置換基を有
していてもよいベンゼン環等が汎用される。A環で表さ
れる該「芳香族炭化水素」としては、例えば6ないし1
4個の炭素原子で構成される芳香族炭化水素(例えば、
ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、フェナントレン
等のC6-14アリール)等が挙げられ、特にベンゼンが汎
用される。
【0010】A環で表される該「芳香族複素環」として
は、例えば単環式芳香族複素環、多環式芳香族縮合複素
環等が挙げられる。該「単環式芳香族複素環」として
は、例えば炭素原子以外に窒素原子、酸素原子及び硫黄
原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を有する5
又は6員の単環式芳香族複素環等が挙げられ、具体的に
は、例えばフラン、チオフェン、ピロール、オキサゾー
ル、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、
イミダゾール、ピラゾール、1,2,3−オキサジアゾ
ール、1,2,4−オキサジアゾール、フラザン、1,
2,3−チアジアゾール、1,2,4−チアジアゾー
ル、1,3,4−チアジアゾール、1,2,3−トリア
ゾール、1,2,4−トリアゾール、テトラゾール、ピ
リジン、ピリダジン、ピリミジン、トリアジン等が用い
られる。該「多環式芳香族縮合複素環」としては、例え
ばベンゼン環及び該「単環式芳香族複素環」の2又は3
個が縮合して形成される2又は3環式芳香族縮合複素環
等が挙げられ、具体的には、例えばベンゾフラン、イソ
ベンゾフラン、ベンゾ[b]チオフェン、インドール、
イソインドール、1H−インダゾール、ベンズイミダゾ
ール、ベンゾオキサゾール、1,2−ベンゾイソオキサ
ゾール、ベンゾチアゾール、1,2−ベンゾイソチアゾ
ール、1H−ベンゾトリアゾール、キノリン、イソキノ
リン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、フタラ
ジン、ナフチリジン、プリン、プテリジン、カルバゾー
ル、α−カルボリン、β−カルボリン、γ−カルボリ
ン、アクリジン、フェノキサジン、フェノチアジン、フ
ェナジン、フェノキサチイン、チアントレン、フェナト
リジン、フェナトロリン、インドリジン、ピロロ[1,
2−b]ピリダジン、ピラゾロ[1,5−a]ピリジ
ン、イミダゾ[1,2−a]ピリジン、イミダゾ[1,
5−a]ピリジン、イミダゾ[1,2−a]ピリダジ
ン、イミダゾ[1,2−a]ピリミジン、1,2,4−
トリアゾロ[4,3−a]ピリジン、1,2,4−トリ
アゾロ[4,3−b]ピリダジン等が用いられる。A環
で表される該「芳香族複素環」としては、例えば該「単
環式芳香族複素環」が好ましく、特にフラン、チオフェ
ン、ピリジン等が汎用される。
【0011】該「芳香族炭化水素」、「芳香族複素環」
及び「ベンゼン環」が有していてもよい置換基として
は、例えばハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素等)、C1-6アルキル基(例えば、メチル、
エチル、プロピル、ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、
イソプロピル等)、ハロゲノ−C1-6アルキル基(例え
ば、1ないし5個の該「ハロゲン原子」で置換されたC
1-6アルキル基等;例えばトリフルオロメチル等)、フ
ェニル基、ベンジル基、C1-6アルコキシ基(例えば、
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、sec−ブ
トキシ、t−ブトキシ、イソプロポキシ等)、ハロゲノ
−C1-6アルコキシ基(例えば、1ないし5個の該「ハ
ロゲン原子」で置換されたC1-6アルコキシ基;トリフ
ルオロメトキシ、クロロプロピルオキシ等)、フェノキ
シ基、C7-14アラルキルオキシ基(例えば、ベンジルオ
キシ、フェネチルオキシ、フェニルプロピルオキシ
等)、ホルミルオキシ基、C1-6アルキル−カルボニル
オキシ基(例えば、アセチルオキシ等)、C1-6アルキ
ルチオ基(例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピル
チオ、ブチルチオ、sec−ブチルチオ、t−ブチルチオ、
イソプロピルチオ等)、ハロゲノ−C1-6アルキルチオ
基(例えば、1ないし5個の該「ハロゲン原子」で置換
されたC1-6アルキルチオ基;例えば、トリフルオロメ
チルチオ等)、ヒドロキシ基、メルカプト基、シアノ
基、ニトロ基、カルボキシ基、ホルミル基、C1-6アル
キル−カルボニル基(例えば、アセチル、プロピオニル
等)、ベンゾイル基、C1-6アルコキシ−カルボニル基
(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
プロポキシカルボニル等)、フェノキシカルボニル基、
アミノ基、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ基(例
えば、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、
ジエチルアミノ等)、ホルミルアミノ基、C1-6アルキ
ル−カルボニルアミノ基(例えば、アセチルアミノ、プ
ロピオニルアミノ、ブチリルアミノ等)、カルバモイル
基、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル基
(例えば、N−メチルカルバモイル、N−エチルカルバ
モイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N,N−ジエ
チルカルバモイル等)、スルホ基、C1-6アルキルスル
ホニル基(例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニ
ル、プロピルスルホニル等)、ベンゾイル−C1-6アル
コキシ基(例えば、ベンゾイルメチルオキシ等)、ヒド
ロキシ−C1-6アルコキシ基(例えば、ヒドロキシエチ
ルオキシ等)、C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6
ルコキシ基(例えば、メトキシカルボニルメチルオキシ
等)、C3-14シクロアルキル−C1-6アルコキシ基(例
えば、シクロヘキシルメチルオキシ等)、イミダゾール
−1−イル−C1-6アルコキシ基(例えば、イミダゾー
ル−1−イルプロピルオキシ等)、C7-14アラルキルオ
キシ−カルボニル−C1-6アルコキシ基(例えば、ベン
ジルオキシカルボニルメチルオキシ等)、ヒドロキシフ
ェニル−C1-6アルコキシ基(例えば、〔3−(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピル〕オキシ等)、C7-14アラ
ルキルオキシ−カルボニル基(例えば、ベンジルオキシ
カルボニル等)、モノ又はジ−C1-6アルキルアミノ−
1-6アルコキシ(例えば、メチルアミノメトキシ、エ
チルアミノエトキシ、ジメチルアミノメトキシ等)、モ
ノ又はジ−C1-6アルキルアミノ−カルボニルオキシ
(例えば、メチルアミノカルボニルオキシ、エチルアミ
ノカルボニルオキシ、ジメチルアミノカルボニルオキシ
等)等が挙げられ、特に該「ハロゲン原子」等が汎用さ
れる。該「芳香族炭化水素環」、「芳香族複素環」及び
「ベンゼン環」は、これらの置換基から選ばれる1ない
し4個の置換基を有していてもよい。A環における置換
基の置換位置としては7位又は8位が好ましく、置換基
数としては1又は2個が好ましい。
【0012】A環としては例えば置換基を有していても
よいベンゼン環等が好ましく、中でもハロゲン、ヒドロ
キシ、C1-6アルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、
7-14アラルキルオキシ、ベンゾイル−C1-6アルコキ
シ、ヒドロキシ−C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−
カルボニル−C1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル
−C1-6アルコキシ、イミダゾール−1−イル−C1-6
ルコキシ、C7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C
1-6アルコキシ又はヒドロキシフェニル−C1-6アルコキ
シで置換されていてもよいベンゼン環等がさらに好まし
く、ハロゲン(好ましくは塩基等)、ヒドロキシ又はC
1-6アルコキシ(好ましくはメトキシ等)で置換されて
いてもよいベンゼン環が最も好ましい。前記式中、B環
は置換基を有していてもよい芳香族炭化水素又は置換基
を有していてもよい芳香族複素環を示す。B環として
は、例えば置換基を有していてもよい芳香族炭化水素が
好ましく、特に、置換基を有していてもよいベンゼン環
が汎用される。B環で表される該「芳香族炭化水素」と
しては、例えば6ないし14個の炭素原子で構成される
芳香族炭化水素(例えば、ベンゼン、ナフタレン、アン
トラセン、フェナントレン等のC6-14アリール)等が挙
げられ、特にベンゼンが汎用される。
【0013】B環で表される該「芳香族複素環」として
は、例えば単環式芳香族複素環、多環式芳香族縮合複素
環等が挙げられる。該「単環式芳香族複素環」として
は、例えば炭素原子以外に窒素原子、酸素原子及び硫黄
原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を有する5
又は6員の単環式芳香族複素環等が挙げられ、具体的に
は、例えばフラン、チオフェン、ピロール、オキサゾー
ル、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、
イミダゾール、ピラゾール、1,2,3−オキサジアゾ
ール、1,2,4−オキサジアゾール、フラザン、1,
2,3−チアジアゾール、1,2,4−チアジアゾー
ル、1,3,4−チアジアゾール、1,2,3−トリア
ゾール、1,2,4−トリアゾール、テトラゾール、ピ
リジン、ピリダジン、ピリミジン、トリアジン等が用い
られる。該「多環式芳香族縮合複素環」としては、例え
ばベンゼン環及び該「単環式芳香族複素環」の2又は3
個が縮合して形成される2又は3環式芳香族縮合複素環
等が挙げられ、具体的には、例えばベンゾフラン、イソ
ベンゾフラン、ベンゾ[b]チオフェン、インドール、
イソインドール、1H−インダゾール、ベンズイミダゾ
ール、ベンゾオキサゾール、1,2−ベンゾイソオキサ
ゾール、ベンゾチアゾール、1,2−ベンゾイソチアゾ
ール、1H−ベンゾトリアゾール、キノリン、イソキノ
リン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、フタラ
ジン、ナフチリジン、プリン、プテリジン、カルバゾー
ル、α−カルボリン、β−カルボリン、γ−カルボリ
ン、アクリジン、フェノキサジン、フェノチアジン、フ
ェナジン、フェノキサチイン、チアントレン、フェナト
リジン、フェナトロリン、インドリジン、ピロロ[1,
2−b]ピリダジン、ピラゾロ[1,5−a]ピリジ
ン、イミダゾ[1,2−a]ピリジン、イミダゾ[1,
5−a]ピリジン、イミダゾ[1,2−a]ピリダジ
ン、イミダゾ[1,2−a]ピリミジン、1,2,4−
トリアゾロ[4,3−a]ピリジン、1,2,4−トリ
アゾロ[4,3−b]ピリダジン等が用いられる。B環
で表される該「芳香族複素環」としては、例えば該「単
環式芳香族複素環」が好ましく、特にフラン、チオフェ
ン、ピリジン等(とりわけチオフェン等)が汎用され
る。該「芳香族炭化水素環」、「芳香族複素環」及び
「ベンゼン環」が有していてもよい置換基としては、例
えばA環における該「芳香族炭化水素」等が有していて
もよい置換基と同様のもの等が挙げられる。該「芳香族
炭化水素環」、「芳香族複素環」及び「ベンゼン環」
は、これらの置換基から選ばれる1ないし4個の置換基
を有していてもよい。
【0014】B環としては、例えばそれぞれ置換基を有
していてもよいベンゼン環又は芳香族複素環等が好まし
く、中でもC1-6アルコキシ(好ましくはメトキシ等)
で置換されていてもよいベンゼン環又はチオフェン環等
がさらに好ましく、無置換のベンゼン環又はチオフェン
環が最も好ましい。また、B環はR2と結合して「置換
基を有していてもよい非芳香族縮合含窒素複素環」を形
成していてもよい。B環とR2が結合して形成される該
「非芳香族縮合含窒素複素環」としては、例えば、ベン
ゼン環及び窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれ
る1ないし3個のヘテロ原子を有する5又は6員の単環
式非芳香族複素環が縮合して形成される2環式非芳香族
縮合含窒素複素環等が挙げられ、具体的には、例えばテ
トラヒドロイソキノリン(例えば1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン)、テトラヒドロキノリン(例えば
1,2,3,4−テトラヒドロキノリン)、イソインドリ
ン、インドリン、2,3−ジヒドロベンゾチアゾール、
2,3−ジヒドロベンゾオキサゾール、3,4−ジヒドロ
−2H−1,4−ベンゾチアジン、3,4−ジヒドロ−2
H−1,4−ベンゾオキサジン、1,2,3,4−テトラヒ
ドロキノキサリン、2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4
−ベンゾオキサゼピン等が用いられ、中でもテトラヒド
ロイソキノリンが好ましい。該「非芳香族縮合含窒素複
素環」が有していてもよい置換基としては、例えばB環
における該「芳香族炭化水素環」、「芳香族複素環」及
び「ベンゼン環」が有していてもよい置換基と同様のも
の等が挙げられる。該「非芳香族含窒素複素環」はこれ
らの置換基から選ばれる1ないし4個の置換基を有して
いてもよい。前記式中、Zは置換基を有していてもよい
環状基又は置換基を有していてもよい鎖状炭化水素基を
示す。Zで表される該「環状基」としては、例えば環状
炭化水素基、複素環基等が挙げられる。Zとしては、例
えば置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基、置換
基を有していてもよい芳香族複素環基等が好ましく、特
に置換基を有していてもよいフェニル基等が汎用され
る。該「環状炭化水素基」としては、例えば3ないし1
4個の炭素原子から構成される脂環式炭化水素又は6な
いし14個の炭素原子から構成される芳香族炭化水素基
等が挙げられる。該「脂環式炭化水素基」としては、例
えばC3-14シクロアルキル(例えば、シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等)、
3-14シクロアルケニル(例えば、シクロペンテニル、
シクロヘキセニル等)、C5-14シクロアルカジエニル
(例えば、2,4−シクロペンタジエニル、1,3−シ
クロヘキサジエニル等)、インダニル等が挙げられる。
該「芳香族炭化水素基」としては、例えばC6-14アリー
ル(例えば、フェニル、ナフチル、アントラニル、フェ
ナントリル等)等が挙げられる。該「複素環基」として
は、例えば単環式複素環基、多環式縮合複素環基等が挙
げられる。該「単環式複素環基」としては、例えば炭素
原子以外に窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれ
る1ないし4個のヘテロ原子を有する5又は6員の単環
式複素環基等が挙げられ、具体的には、例えば単環式芳
香族複素環基(例えば、フリル、チエニル、ピロリル、
オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチ
アゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、1,2,3−オ
キサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、フラ
ザニル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チ
アジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,
3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、テトラ
ゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、トリ
アジニル等)、単環式非芳香族複素環基(例えば、オキ
シラニル、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニル、
ピロリジニル、テトラヒドロフリル、チオラニル、ピペ
リジル、テトラヒドロピラニル、モルホリニル、チオモ
ルホリニル、ピペラジニル等)等が用いられる。該「多
環式縮合複素環基」としては、例えばベンゼン環及び該
「単環式芳香族複素環」の2又は3個が縮合して形成さ
れる2又は3環式芳香族縮合複素環基及びこれらの部分
還元体等が挙げられ、具体的には、多環式芳香族縮合複
素環基(例えば、ベンゾフリル、イソベンゾフリル、ベ
ンゾ[b]チエニル、インドリル、イソインドリル、1
H−インダゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾオキサ
ゾリル、1,2−ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチア
ゾリル、1,2−ベンゾイソチアゾリル、1H−ベンゾ
トリアゾリル、キノリル、イソキノリル、シンノリル、
キナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニル、ナフチ
リジニル、プリニル、プテリジニル、カルバゾリル、α
−カルボリニル、β−カルボリニル、γ−カルボリニ
ル、アクリジニル、フェノキサジニル、フェノチアジニ
ル、フェナジニル、フェノキサチイニル、チアントレニ
ル、フェナトリジニル、フェナトリジニル、フェナトロ
リニル、インドリジニル、ピロロ[1,2−b]ピリダ
ジニル、ピラゾロ[1,5−a]ピリジル、イミダゾ
[1,2−a]ピリジル、イミダゾ[1,5−a]ピリ
ジル、イミダゾ[1,2−a]ピリダジニル、イミダゾ
[1,2−a]ピリミジニル、1,2,4−トリアゾロ
[4,3−a]ピリジル、1,2,4−トリアゾロ
[4,3−b]ピリダジニル等)、多環式非芳香族縮合
複素環(例えば、イソクロマニル、クロマニル、インド
リル、イソインドリル、1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリル
等)等が用いられる。
【0015】Zで表される該「環状基」が有していても
よい置換基としては、例えばA環における該「芳香族炭
化水素」等が有していてもよい置換基と同様のもの等の
他、オキソ基、チオキソ基等が挙げられる。該「環状
基」は、これらの置換基から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよい。Zで表される該「鎖状炭化水
素基」としては、例えばR1で表される後記「炭化水素
基」における「脂肪族炭化水素基」と同様のもの等が挙
げられる。Zで表される該「鎖状炭化水素基」が有して
いてもよい置換基としては、例えばR1で表される後記
「炭化水素基」が有していてもよい置換基と同様のもの
等が挙げられる。Zとしては、例えばハロゲン、ホルミ
ル、ハロゲノ−C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C
1-6アルキル−カルボニル、オキソ及びピロリジニルか
ら選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよいC
6-14アリール基(好ましくはフェニル等)、C3-10シク
ロアルキル基、ピペリジル基、チエニル基、フリル基、
ピリジル基、チアゾリル基、インドリル基又はC1-6
ルキル基等が好ましく、中でもハロゲン(好ましくフッ
素等)で置換されたフェニル基等が好ましい。Zで示さ
れる環状基における置換基の置換位置としてはオルト位
が好ましく、置換基数は1個が好ましい。前記式中、D
は結合手又は置換基を有していてもよい2価の炭化水素
基を示し、置換基を有していてもよい2価の炭化水素基
が好ましい。Dで表される該「2価の炭化水素基」とし
ては、例えば、炭素数1ないし10個の直鎖状の2価の
炭化水素基等が用いられ、具体的には、例えばC1-10
ルキレン基(例えば、メチレン、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ペプ
タメチレン、オクタメチレン等)等が挙げられ、特にC
1-6アルキレン基(例えば、メチレン、エチレン、プロ
ピレン、ブチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン
等)が挙げられる。該「2価の炭化水素基」は、その任
意の位置に、例えばC3-6シクロアルキレン(例えば、
1,4−シクロヘキシレン等)、フェニレン(例えば
1,4−フェニレン、1,2−フェニレン等)等を含ん
でいてもよい。Dで表される該「2価の炭化水素基」が
有していてもよい置換基としては、例えばC1-6アルキ
ル基(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル等)、ハロゲノ−C1-6アルキル基(例えば、1ない
し5個の該「ハロゲン原子」で置換されたC1-6アルキ
ル基;例えばトリフルオロメチル等)、フェニル基、ベ
ンジル基等が挙げられる。該「2価の炭化水素基」は、
これらの置換基を1ないし3個有していてもよい。D
は、例えばC1-6アルキレン基(例えば、メチレン、エ
チレン、プロピレン等、好ましくはメチレン等)等が汎
用される。前記式中、Gは結合手又は置換基を有してい
てもよい2価の炭化水素基を示す。Gで表される「置換
基を有していてもよい2価の炭化水素基」としては、例
えばDで表される前記「置換基を有していてもよい2価
の炭化水素基」と同様のもの等が用いられる。Gは、例
えば結合手、又はフェニレンを含有していてもよく、フ
ェニルで置換されていてもよいC1-6アルキレン基等が
好ましく、例えばC1-6アルキレン基(例えば、メチレ
ン、エチレン、プロピレン等)等が汎用される。ここ
で、Gで示されるC1-6アルキレン基はC1-6アルキレン
基とE又はZとの間にフェニレンを介してもよいし、C
1-6アルキレン基内にフェニレンを有していてもよい。
前記式中、R1は水素原子、置換基を有していてもよい
炭化水素基又は置換基を有していてもよい複素環基を示
す。R1としては、置換基を有していてもよい炭化水素
基が好ましい。
【0016】R1で表される該「炭化水素基」として
は、例えば脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、アリ
ール基、アラルキル基等が挙げられ、特に脂肪族炭化水
素基等が汎用される。該「脂肪族炭化水素基」として
は、炭素数1ないし10個の脂肪族炭化水素基(例え
ば、C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10
ルキニル基等)等が挙げられる。該「C1-10アルキル
基」としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブ
チル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−メ
チルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメ
チルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチ
ルブチル、3,3−ジメチルプロピル、2−エチルブチ
ル、ヘプチル等が挙げられ、好ましくは、例えばC3-5
アルキル基(例えば、プロピル、イソプロピル、イソブ
チル、ネオペンチル等)等が挙げられ、特にイソブチ
ル、ネオペンチル等が汎用される。該「C2-10アルケニ
ル基」としては、例えばビニル、アリル、イソプロペニ
ル、2−メチルアリル、1−プロペニル、2−メチル−
1−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、1−ブ
テニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2−エチル−1
−ブテニル、2−メチル−1−ブテニル、3−メチル−
2−ブテニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−
ペンテニル、4−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテ
ニル、1−ヘキセニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニ
ル、4−ヘキセニル、5−ヘキセニル等が挙げられ、特
にC2-6アルケニル基(例えば、ビニル、アリル、イソ
プロペニル、2−メチルアリル、2−メチル−1−プロ
ペニル、2−メチル−2−プロペニル、3−メチル−2
−ブテニル等)等が汎用される。該「C2-10アルキニル
基」としては、例えばエチニル、1−プロピニル、2−
プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニ
ル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニ
ル、4−ペンチニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニ
ル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル、5−ヘキシニル
等が挙げられ、特にC2-6アルキニル基(例えば、エチ
ニル、1−プロピニル、2−プロピニル等)等が汎用さ
れる。
【0017】該「脂環式炭化水素基」としては、例えば
炭素数3ないし10個の脂環式炭化水素基(例えば、C
3-10シクロアルキル基、C3-10シクロアルケニル基、C
5-10シクロアルカジエニル基等)等が挙げられる。該
「C3-10シクロアルキル基」としては、例えばシクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル
等)等が挙げられる。該「C3-10シクロアルケニル基」
としては、例えば1−シクロブテン−1−イル、1−シ
クロペンテン−1−イル、2−シクロペンテン−1−イ
ル、3−シクロペンテン−1−イル、2−シクロヘキセ
ン−1−イル、3−シクロヘキセン−1−イル等が挙げ
られる。該「C5-10シクロアルカジエニル基」として
は、例えば2,4−シクロペンタジエン−1−イル、
2,5−シクロヘキサジエン−1−イル等が挙げられ
る。該「アリール基」としては、例えばC6-14アリール
基(例えば、フェニル、ナフィチル、アントリル、フェ
ナントリル、アセナフチレニル等)等が挙げられる。該
「アラルキル基」としては、例えばC7-14アラルキル基
(例えば、ベンジル、フェネチル、3−フェニルプロピ
ル、4−フェニルブチル、2−ナフチルメチル等)等が
挙げられる。該「炭化水素基」が有していてもよい置換
基としては、例えばハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、イミノ基、置換基を有していてもよいアミノ基、置
換基を有していてもよいヒドロキシ基、置換基を有して
いてもよいカルボキシ基、シクロアルキル基、シクロア
ルケニル基、置換基を有していてもよい複素環基等が挙
げられる。また、該「炭化水素基」の中で、芳香族環を
含む基に関しては、前記の置換基に加えて、さらにアル
キル基、ハロゲノアルキル基、置換基を有していてもよ
いアリール基を有していてもよい。これらの置換基は、
該「炭化水素基」上に1ないし5個(好ましくは、1な
いし3個)置換されていてもよい。該「炭化水素基」の
置換基である該「ハロゲン原子」としては、例えばフッ
素、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げられる。
【0018】該「炭化水素基」の置換基である該「置換
基を有していてもよいアミノ基」としては、例えば
(1)(i)1ないし5個の該「ハロゲン原子」で置換さ
れていてもよいC1-6アルキル基(例えば、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル
等)、フェニル基、ベンジル基、(ii)ホルミル基、C
1-6アルキル−カルボニル基(例えば、アセチル、プロ
ピオニル、ブチリル等)、ベンゾイル基、(iii)C1-6
ルコキシ−カルボニル基(例えば、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、sec
−プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル等)、C
7-14アラルキルオキシ−カルボニル基(例えば、ベンジ
ルオキシカルボニル等)、(iv)スルホ基、C1-6アルキ
ルスルホニル基(例えば、メチルスルホニル、エチルス
ルホニル、プロピルスルホニル、sec−プロピルスルホ
ニル、ブチルスルホニル、t−ブチルスルホニル等)及
び(v)C1-6アルキルアミノ−カルボニル基(例えば、メ
チルアミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、プロ
ピルアミノカルボニル、ブチルアミノカルボニル、ジメ
チルアミノカルボニル等)等から選ばれる1又は2個の
置換基を有していてもよいアミノ基、及び(2)ピロリ
ジニル基、ピペリジル基、モルホリニル基、チオモルホ
リニル基、4−メチルピペリジル基、4−フェニルピペ
リジル基等が挙げられる。
【0019】該「炭化水素基」の置換基である該「置換
基を有していてもよいヒドロキシ基」が有していてもよ
い置換基としては、例えば(i)置換基を有していても
よいC1-6アルキル基、(ii)置換基を有していてもよ
いC6-10アリール基、(iii)置換基を有していてもよ
いC7-14アラルキル基及び(iv)アシル基等が挙げられ
る。該「置換基を有していてもよいC1-6アルキル基」
の「C1-6アルキル基」としては、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル等が挙
げられる。該「C1-6アルキル基」は、例えばハロゲン
原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、ヒド
ロキシ基、C1-6アルコキシ基(例えば、メトキシ、エ
トキシ、プロポキシ、イソプロポキシ等)、ホルミル
基、C1-6アルキル−カルボニル基(例えば、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル等)、カルボキシ基、C
1-6アルコキシ−カルボニル基(例えば、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、
sec−プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル
等)、アミノ基、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ
基(例えば、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ等)、ピロリジル基、ピペリジル
基、モルホリニル基、チオモルホリニル基、4−メチル
ピペリジル基、4−フェニルピペリジル基、カルバモイ
ル基、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル基
(例えば、N−メチルカルバモイル、N−エチルカルバ
モイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N,N−ジエ
チルカルバモイル等)、フェノキシ基、モノ−又はジ−
1-6アルキル−カルバモイルオキシ基(例えば、N−
メチルカルバモイルオキシ、N−エチルカルバモイルオ
キシ、N,N−ジメチルカルバモイルオキシ、N,N−
ジエチルカルバモイルオキシ等)、ホルミルアミノ基、
1-6アルキル−カルボニルアミノ基(例えば、アセチ
ルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ等)、
ホルミルオキシ基及びC1-6アルキル−カルボニルオキ
シ基(例えば、アセトキシ等)等から選ばれる1ないし
3個の置換基を有していてもよい。該「置換基を有して
いてもよいC6-10アリール基」の「C6-10アリール基」
としては、例えばフェニル、ナフチル等が挙げられる。
該「C6-10アリール基」は、例えば該「C1-6アルキル
基」が有していてもよい置換基に加え、C1-6アルキル
基(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル
等)及びハロゲノ−C1-6アルキル基(例えば、トリフ
ルオロメチル等の1ないし5個の該「ハロゲン原子」で
置換されたC1-6アルキル基等)等から選ばれる1ない
し5個の置換基を有していてもよい。該「置換基を有し
ていてもよいC7-14アラルキル基」の「C7-14アラルキ
ル基」としては、例えばベンジル、フェネチル等が挙げ
られる。該「C7-14アラルキル基」が有していてもよい
置換基としては、該「C6-10アリール基」が有していて
もよい置換基と同様のもの等が挙げられ、その置換基数
は1ないし5個である。該「アシル基」としては、例え
ばホルミル基、C1-6アルキル−カルボニル基(例え
ば、アセチル、プロピオニル、ブチリル,t−ブチルカ
ルボニル等)、ベンゾイル基、C1-6アルコキシ−カル
ボニル基(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカル
ボニル、プロポキシカルボニル、sec−プロポキシカル
ボニル、ブトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル
等)、ベンジルオキシカルボニル基、C1-6アルキルス
ルホニル基(例えば、メチルスルホニル、エチルスルホ
ニル、プロピルスルホニル、sec−プロピルスルホニ
ル、ブチルスルホニル、t−ブチルスルホニル等)、カ
ルバモイル基、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバ
モイル基(例えば、N−メチルカルバモイル、N−エチ
ルカルバモイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N,
N−ジエチルカルバモイル等)等が挙げられ、これらは
さらに、例えばハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素等)、ヒドロキシ基、C1-6アルコキシ基
(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ等)、ホルミル基、C1-6アルキル−カルボニル
基(例えば、アセチル、プロピオニル、ブチリル等)、
カルボキシ基、C1-6アルコキシ−カルボニル基(例え
ば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ
キシカルボニル、sec−プロポキシカルボニル、ブトキ
シカルボニル等)、アミノ基、モノ−又はジ−C1-6
ルキルアミノ基(例えば、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ等)、ピロリジニ
ル基、ピペリジル基、モルホリニル基、チオモルホリニ
ル基、4−メチルピペリジル基、4−フェニルピペリジ
ル基、4−ベンジルオキシカルボニルピペリジル基、カ
ルバモイル基、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバ
モイル基(例えば、メチルカルバモイル、エチルカルバ
モイル、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル
等)、フェノキシ基、モノ−又はジ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシ基(例えば、メチルカルバモイルオ
キシ、エチルカルバモイルオキシ、ジメチルカルバモイ
ルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシ等)、ホルミル
アミノ基、C1-6アルキル−カルボニルアミノ基(例え
ば、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルア
ミノ等)、ホルミルオキシ基及びC1-6アルキル−カル
ボニルオキシ基(例えば、アセトキシ等)等から選ばれ
る1ないし3個の置換基を有していてもよい。
【0020】該「炭化水素基」の置換基である該「置換
基を有していてもよいカルボキシ基」が有していてもよ
い置換基としては、例えばC1-6アルキル基(例えば、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t
−ブチル等)、ベンジル基、モノ−又はジ−C1-6アル
キルアミノ基(例えば、メチルアミノ、エチルアミノ、
ジメチルアミノ、ジエチルアミノ等)等が挙げられる。
該「炭化水素基」の置換基である該「シクロアルキル
基」としては、例えばシクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル等のC3-6シクロアル
キル基等が挙げられる。該「炭化水素基」の置換基であ
る該「シクロアルケニル基」としては、例えば1−シク
ロブテン−1−イル、1−シクロペンテン−1−イル、
2−シクロペンテン−1−イル、3−シクロペンテン−
1−イル、2−シクロヘキセン−1−イル、3−シクロ
ヘキセン−1−イル等のC3-6シクロアルケニル基等が
挙げられる。該「炭化水素基」の置換基である該「置換
基を有していてもよい複素環基」の「複素環基」として
は、例えば炭素原子以外に窒素原子、酸素原子及び硫黄
原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を有する5
又は6員の単環式複素環基(例えば、フリル、チエニ
ル、ピロリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チア
ゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、
1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジ
アゾリル、フラザニル、1,2,3−チアジアゾリル、
1,2,4−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾ
リル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリア
ゾリル、テトラゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリ
ミジニル、トリアジニル、オキシラニル、アゼチジニ
ル、オキセタニル、チエタニル、ピロリジニル、テトラ
ヒドロフラニル、チオラニル、ピペリジル、テトラヒド
ロピラニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラ
ジニル等)、ならびにベンゼン環、前記「5又は6員の
単環式複素環」が縮合することによって形成される2又
は3環式縮合複素環基(例えば、ベンゾフリル、イソベ
ンゾフリル、ベンゾ[b]チエニル、インドリル、イソ
インドリル、1H−インダゾリル、ベンズイミダゾリ
ル、ベンゾオキサゾリル、1,2−ベンゾイソオキサゾ
リル、ベンゾチアゾリル、1,2−ベンゾイソチアゾリ
ル、1H−ベンゾトリアゾリル、キノリル、イソキノリ
ル、シンノリル、キナゾリニル、キノキサリニル、フタ
ラジニル、ナフチリジニル、プリニル、プテリジニル、
カルバゾリル、α−カルボリニル、β−カルボリニル、
γ−カルボリニル、アクリジニル、フェノキサジニル、
フェノチアジニル、フェナジニル、フェノキサチイニ
ル、チアントレニル、フェナトリジニル、フェナトロリ
ニル、インドリジニル、ピロロ[1,2−b]ピリダジ
ニル、ピラゾロ[1,5−a]ピリジル、イミダゾ
[1,2−a]ピリジル、イミダゾ[1,5−a]ピリ
ジル、イミダゾ[1,2−a]ピリダジニル、イミダゾ
[1,2−a]ピリミジニル、1,2,4−トリアゾロ
[4,3−a]ピリジル、1,2,4−トリアゾロ
[4,3−b]ピリダジニル、イソクロマニル、クロマ
ニル、インドリニル、イソインドリニル等)等が挙げら
れる。該「複素環基」が有していてもよい置換基として
は、例えばA環における該「芳香族炭化水素」等が有し
ていてもよい置換基と同様のもの等の他、オキシ基及び
ピロリジニル基等が挙げられる。該「複素環基」は、こ
れらの置換基から選ばれる1ないし5個の置換基を有し
ていてもよい。
【0021】該「炭化水素基」の置換基である該「アル
キル基」としては、例えばメチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t−
ブチル等のC1-6アルキル基等が挙げられる。該「炭化
水素基」の置換基である該「ハロゲノアルキル基」とし
ては、1ないし5個のハロゲン原子(例えば、フッ素、
塩素、臭素、ヨウ素等)で置換されたC1-6アルキル基
(例えば、トリフルオロメチル、トリクロロメチル等)
等が挙げられる。該「炭化水素基」の置換基である該
「置換基を有していてもよいアリール基」の「アリール
基」としては、例えばフェニル、ナフチル、2−ビフェ
ニル、3−ビフェニル、アントリル、フェナントリル、
アセナフチレニル等のC6-14アリール基等が挙げられ
る。該「フェニル基」は、例えばハロゲン原子(例え
ば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、C1-6アルキル
基(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、t−ブチル等)、ハロゲノ−C1-6アルキル
基(例えば、1ないし5個の該「ハロゲン原子」で置換
されたC1-6アルキル基;例えばトリフルオロメチル
等)、C1-6アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、t−ブトキシ等)、
7-14アラルキルオキシ基(例えば、ベンジルオキシ
等)、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−又はジ−C1-6
アルキルアミノ基(例えば、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ等)、カルボキシ
基、C1-6アルキル−カルボニル基(例えば、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル等)、C1-6アルコキシ−
カルボニル基(例えば、メトキシカルボニル、エトキシ
カルボニル、プロポキシカルボニル、sec−プロポキシ
カルボニル、ブトキシカルボニル等)、ニトロ基及びシ
アノ基から選ばれる1ないし5個の置換基を有していて
もよい。
【0022】R1で表される「置換基を有していてもよ
い複素環基」としては、前記「炭化水素基」上の置換基
として例示された「置換基を有していてもよい複素環
基」と同様のもの等が用いられる。R1としては、例え
ば水素原子、(1)ハロゲン、(2)ニトロ、(3)C1-6アルキ
ル−カルボニルで置換されていてもよいC1-6アルキ
ル、ベンゾイルオキシカルボニル及びC1-6アルキルス
ルホニルから選ばれる1又は2個の置換基を有していて
もよいアミノ、(4)(i)ヒドロキシ、C1-6アルキル−カ
ルボニル、カルボキシル又はC1-6アルコキシ−カルボ
ニルで置換されていてもよいC1-6アルキル、(ii)ヒド
ロキシで置換されていてもよいフェニル、(iii)ベンゾ
イル又は(iv)モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ−カ
ルボニルで置換されていてもよいヒドロキシ、(5)C3-6
シクロアルキル、(6)ヒドロキシ又はハロゲノ−C1-6
ルキルで置換されていてもよいフェニル又は(7)チエニ
ル、フリル、チアゾリル、インドリル又はベンジルオキ
シカルボニルピペリジルで置換されていてもよいC1-6
アルキル基、C2-6アルケニル基、C6-14アリール基又
はC7-14アラルキル基等が好ましく、中でもヒドロキ
シ、フェニルあるいはC1-6アルキル−カルボニル又は
1-6アルキルスルホニルで置換されていてもよいアミ
ノでそれぞれ置換されていてもよいC1-6アルキル基又
はC7-14アラルキル基等が好ましい。R1で示されるア
ラルキル基における置換基の置換位置としてはパラ位が
好ましい。前記式中、R2は置換されていてもよいアミ
ノ基を示す。該「置換されていてもよいアミノ基」とし
ては、例えば(i)無置換のアミノ基、(ii)置換基を
有していてもよい炭化水素基、置換基を有していてもよ
い複素環基及びアシル基から選ばれる1又は2個の置換
基を有するアミノ基、及び(iii)置換基を有していて
もよい含窒素複素環基等が挙げられる。該「置換基を有
していてもよい炭化水素基」としては、R1で表される
該「置換基を有していてもよい炭化水素基」と同様のも
の等が用いられる。該「置換基を有していてもよい複素
環基」としては、R1で表される該「置換基を有してい
てもよい複素環基」と同様のもの等が用いられる。
【0023】該「アシル基」としては、例えばホルミル
基、C1-6アルキル−カルボニル基(例えば、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル等)、ベンゾイル基、C
1-6アルコキシ−カルボニル基(例えば、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、
sec−プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、t−
ブトキシカルボニル等)、C7-14アラルキルオキシ−カ
ルボニル基(例えばベンジルオキシカルボニル等)、ピ
ペリジン−4−イルカルボニル基、C1-6アルキルスル
ホニル基(例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニ
ル、プロピルスルホニル、sec−プロピルスルホニル、
ブチルスルホニル、t−ブチルスルホニル等)、カルバ
モイル基、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル基(例えば、メチルカルバモイル、エチルカルバモイ
ル、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル等)
等が挙げられ、これらはさらに、例えばハロゲン原子
(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、ヒドロキ
シ基、C1-6アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ等)、ホルミル基、C
1-6アルキル−カルボニル基(例えば、アセチル、プロ
ピオニル、ブチリル等)、カルボキシ基、C1-6アルコ
キシ−カルボニル基(例えば、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、プロポキシカルボニル、sec−プロ
ポキシカルボニル、ブトキシカルボニル等)、アミノ
基、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ基(例えば、
メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチ
ルアミノ等)、ピロリジニル基、ピペリジル基、モルホ
リニル基、チオモルホリニル基、4−メチルピペリジル
基、4−フェニルピペリジル基、カルバモイル基、モノ
−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル基(例えば、
メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、ジメチルカ
ルバモイル、ジエチルカルバモイル等)、フェノキシ
基、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
シ基(例えば、メチルカルバモイルオキシ、エチルカル
バモイルオキシ、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチ
ルカルバモイルオキシ等)、ホルミルアミノ基、C1-6
アルキル−カルボニルアミノ基(例えば、アセチルアミ
ノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ等)、ホルミ
ルオキシ基及びC1-6アルキル−カルボニルオキシ基
(例えば、アセトキシ等)等から選ばれる1ないし3個
の置換基を有していてもよい。
【0024】該「置換基を有していてもよい含窒素複素
環基」の「含窒素複素環基」としては、例えば結合手を
有する窒素原子以外に窒素原子、酸素原子及び硫黄原子
から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を有していても
よい5ないし7員の含窒素複素環基(例えば、1−イミ
ダゾリル、1−ピラゾリル、1−ピロリル、1−ピロリ
ジニル、1−ピペリジル、モルホリニル、チオモルホリ
ニル等)あるいはこの5ないし7員の含窒素複素環基に
ベンゼン、ピリジン等が縮合した環(例えば、1−ベン
ズイミダゾリル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン−2−イル、1,2,3,4−テトラヒドロキノ
リン−1−イル、1−インドリル等)等が挙げられる。
該「含窒素複素環基」が有していてもよい置換基として
は、例えばA環における該「芳香族炭化水素」が有して
いてもよい置換基と同様のもの等が用いられ好ましくは
ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素
等)、C1-6アルキル基(例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、イソプロピ
ル等)、C1-6アルコキシ基(例えば、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、ブトキシ、sec−ブトキシ、t−ブト
キシ、イソプロポキシ等)であり、置換基の数としては
1ないし5個である。R2としては、例えば無置換のア
ミノ基、ピペリジル基又はベンジル、アミノ又はフェニ
ルで置換されていてもよいC1-6アルキル、モノ−又は
ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C1-6アルコキシ−
カルボニル、C1-6アルキル−スルホニル、ピペリジル
カルボニル及びハロゲン又はアミノで置換されていても
よいC1-6アルキル−カルボニルから選ばれる1又は2
個の置換基を有していてもよいアミノ基等が好ましく、
置換でも無置換のアミノ基が好ましい。
【0025】
【化23】 ていてもよい炭化水素基を示し、Ra、Rb、Rc、Rd
e及びRfはそれぞれ水素原子又はC1-6アルキル基
(例えば、メチル等)が好ましく、特に水素原子が汎用
される。)を示す。該「置換基を有していてもよい炭化
水素基」は、例えばR1で表される前記「置換基を有し
ていてもよい炭化水素基」と同様のもの等が用いられ
る。Eとしては、例えば−CON(Ra)−(Raは前記と
同意義を示し、好ましくは水素原子又はアルキル基であ
る)等が用いられ、結合手、
【化24】 (Ra、Rb及びRcは前記と同意義を示し、好ましくは
水素原子又はC1-6アルキル基である)等が好ましく、
中でも特に−CONHが汎用される。
【0026】前記式中、Lは2価の基を示す。該「2価
の基」としては、例えば置換基を有していてもよい、−
O−又は−S−を介していてもよい2価の炭化水素基等
が挙げられる。Lは、例えば置換基を有していてもよい
2価の炭化水素基が好ましく、特に置換基を有していて
もよいC1-6アルキレン基が汎用される。該「置換基を
有していてもよい2価の炭化水素基」としては、例えば
Dで表される前記「置換基を有していてもよい2価の炭
化水素基」と同様のもの等が用いられる。該「置換基を
有していてもよいC1-6アルキレン基」の「C1-6アルキ
レン基」としては、例えば、メチレン、エチレン、プロ
ピレン、ブチレン等)等が挙げられる。該「C1-6アル
キレン基」は、例えば1ないし5個のC1-6アルキル
(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル等)等を有していてもよい。Lとしては例えば−
O−を介していてもよい、C1-6アルキルで置換されて
いてもよいC1-6アルキレン基等が好ましく、中でもC
1-6アルキレン基(好ましくはメチレン等)等が好まし
い。前記式中、Xは2個の水素原子、あるいは酸素原子
又は硫黄原子を示す。好ましくは、酸素原子又は硫黄原
子であり、特に酸素原子が汎用される。
【化25】
【化26】
【0027】R4で表される該「置換基を有していても
よい炭化水素基」は、R1において記載される該「置換
基を有していてもよい炭化水素基」と同様のもの等が用
いられる。R4で表される該「アシル基」としては、例
えばホルミル基、C1-6アルキル−カルボニル基(例え
ば、アセチル、プロピオニル、ブチリル等)、ベンゾイ
ル基、C1-6アルコキシ−カルボニル基(例えば、メト
キシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカル
ボニル、sec−プロポキシカルボニル、ブトキシカルボ
ニル、t−ブトキシカルボニル等)、ベンジルオキシカ
ルボニル基、C1-6アルキルスルホニル基(例えば、メ
チルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニ
ル、sec−プロピルスルホニル、ブチルスルホニル、t−
ブチルスルホニル等)、カルバモイル基、モノ−又はジ
−C1-6アルキル−カルバモイル基(例えば、メチルカ
ルバモイル、エチルカルバモイル、ジメチルカルバモイ
ル、ジエチルカルバモイル等)等が挙げられ、これらは
さらに、例えばハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素等)、ヒドロキシ基、C1-6アルコキシ基
(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ等)、ホルミル基、C1-6アルキル−カルボニル
基(例えば、アセチル、プロピオニル、ブチリル等)、
カルボキシ基、C1-6アルコキシ−カルボニル基(例え
ば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ
キシカルボニル、sec−プロポキシカルボニル、ブトキ
シカルボニル等)、アミノ基、モノ−又はジ−C1-6
ルキルアミノ基(例えば、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ等)、ピロリジニ
ル基、ピペリジル基、モルホリニル基、チオモルホリニ
ル基、4−メチルピペリジル基、4−フェニルピペリジ
ル基、カルバモイル基、モノ−又はジ−C1-6アルキル
−カルバモイル基(例えば、メチルカルバモイル、エチ
ルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、ジエチルカル
バモイル等)、フェノキシ基、モノ−又はジ−C1-6
ルキル−カルバモイルオキシ基(例えば、メチルカルバ
モイルオキシ、エチルカルバモイルオキシ、ジメチルカ
ルバモイルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシ等)、
ホルミルアミノ基、C1-6アルキル−カルボニルアミノ
基(例えば、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブ
チリルアミノ等)、ホルミルオキシ基及びC1-6アルキ
ル−カルボニルオキシ基(例えば、アセトキシ等)等か
ら選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい。
【0028】R4は水素原子又はC1-6アルキル基(例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル
等)等が好ましい。
【化27】 式(I)で表わされる化合物としては、例えばA環がハ
ロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、ハロゲノ−C
1-6アルコキシ、C7-14アラルキルオキシ、ベンゾイル
−C1-6アルコキシ、ヒドロキシ−C1-6アルコキシ、C
1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ、C3-14
シクロアルキル−C1-6アルコキシ、イミダゾール−1
−イル−C1-6アルコキシ、C7-14アラルキルオキシ−
カルボニル−C1-6アルコキシ又はヒドロキシフェニル
−C1-6アルコキシで置換されていてもよいベンゼン
環、B環がC1-6アルコキシで置換されていてもよいベ
ンゼン環又はチオフェン環、あるいはR2と結合してテ
トラヒドロイソキノリン環、Zがハロゲン、ホルミル、
ハロゲノ−C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C1- 6
ルキル−カルボニル、オキソ及びピロリジニルから選ば
れる1ないし3個の置換基を有していてもよいC6-14
リール基、C3-10シクロアルキル基、ピペリジル基、チ
エニル基、フリル基、ピリジル基、チアゾリル基、イン
ドリル基又はC1-6アルキル基、DがC1-6アルキレン
基、Gが結合手、又はフェニレンを含有していてもよ
く、かつフェニルで置換されていてもよいC1-6アルキ
レン基、R1が水素原子、(1)ハロゲン、(2)ニトロ、(3)
1-6アルキル−カルボニルで置換されていてもよいC
1-6アルキル、ベンゾイルオキシカルボニル及びC1-6
ルキルスルホニルから選ばれる1又は2個の置換基を有
していてもよいアミノ、(4)(i)ヒドロキシ、C1-6アル
キル−カルボニル、カルボキシ又はC1-6アルコキシ−
カルボニルで置換されていてもよいC1-6アルキル、(i
i)ヒドロキシで置換されていてもよいフェニル、(iii)
ベンゾイル又は(iv)モノ−又はジ−C1-6アルキルアミ
ノ−カルボニルで置換されていてもよいヒドロキシ、
(5)C3-6シクロアルキル、(6)ヒドロキシ又はハロゲノ
−C1-6アルキルで置換されていてもよいフェニル又は
(7)チエニル、フリル、チアゾリル、インドリル又はベ
ンジルオキシカルボニルピペリジルで置換されていても
よいC1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C6-14アリ
ール基又はC7-14アラルキル基、
【0029】R2が(1)無置換のアミノ基、(2)ピペリジ
ル基又は(3)(i)ベンジル、(ii)アミノ又はフェニルで置
換されていてもよいC1-6アルキル、(iii)モノ−又はジ
−C1-6アルキル−カルバモイル、(iv)C1-6アルコキシ
−カルボニル、(v)C1-6アルキル−スルホニル、(vi)ピ
ペリジルカルボニル及び(vii)ハロゲン又はアミノで置
換されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルから選
ばれる1又は2個の置換基を有していてもよいアミノ、
Eが結合手、−CON(Ra)−、−N(Ra)CO−、−N
(Rb)CON(Rc)−、
【化28】 (Ra、Rb及びRcがそれぞれ水素原子又はC1-6アルキ
ル基)、Lが−O−を介していてもよく、かつC1-6
ルキルで置換されていてもよいC1-6アルキレン基、X
が酸素原子、
【化29】 −N(R4)−(R4が水素原子又はC1-6アルキル基)で
ある場合等が好ましい。中でも、A環がハロゲン、ヒド
ロキシ又はC1-6アルコキシで置換されていてもよいベ
ンゼン環、B環がベンゼン環又はチオフェン環あるいは
2と結合してテトラヒドロイソキノリン環、Zがハロ
ゲンで置換されていてもよいフェニル基、DがC1-6
ルキレン基、GがC1-6アルキレン基、R1が(1)ヒドロ
キシ、(2)フェニル又は(3)C1-6アルキル−カルボニル
又はC1-6アルキルスルホニルで置換されていてもよい
アミノで置換されていてもよいC1-6アルキル基本又は
7-14アラルキル基、R2が無置換のアミノ基、Eが−
CONH−、LがC1-6アルキレン基、Xが
【化30】 式(I)で表わされる化合物としては、ベンゾオキサゼ
ピン環の3位の置換基(−D−E−G−Z)がS配置
で、3位と5位の置換基(B環)の相対配置がトランス
体のものが好ましい。
【0030】式(I)で表わされる化合物として、好ま
しい具体例としては、3,5−トランス−N−(2−フル
オロベンジル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド又はその塩、(3S,5S)−N−
(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチルフェ
ニル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド又はその塩、3,5−トランス−
N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチル
フェニル)−1−[2−(4−ビフェニル)エチル]−7
−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はそ
の塩、3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)
−5−(4−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェ
ニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド又はその塩、3,5−トランス−N−(2−フル
オロベンジル)−5−(2−アミノメチルチオフェン−5
−イル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩、3,5
−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−[3−
[(1−アミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−1−(4
−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−アセトアミド又はその塩、3,5−トランス−N
−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチルフ
ェニル)−7−クロロ−1−(4−ヒドロキシベンジル)
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩、3,
5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1−(4
−アセチルアミノベンジル)−5−(3−アミノメチルフ
ェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド又はその塩、3,5−トランス−N−(2−フルオロ
ベンジル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−ク
ロロ−1−(4−メタンスルホニルアミノベンジル)−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩、3,5−
トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−ア
ミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチル)−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩、3,5
−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−
アミノメチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシベンジ
ル)−7−メチルオキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド又はその塩、3,5−トランス−N−(2−フルオ
ロベンジル)−5−[4−[(1−アミノ−1−メチル)エ
チル]フェニル]−1−(4−ビフェニルメチル)−7−
クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその
塩、3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−
5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
[2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド又はその塩、3,5−トラン
ス−N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメ
チルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−ヒ
ドロキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はそ
の塩及び3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジ
ル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−5−(1,2,3,
4−テトラヒドロイソキノリン−5−イル)−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩等が
挙げられる。一般式(I)で表される化合物又はその塩
は以下に示す方法又はそれに準じた方法により製造する
ことができる。一般式(I)で表される化合物のうち、
一般式(Ia):
【化31】 〔式中、R2aは前記R2において保護基(例えば、t−ブ
トキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、トリチ
ル等)を有する基、その他の記号は前記と同意義を示
す。〕で表される化合物又はその塩は、例えば以下で示
される(方法A)、(方法B)及び(方法C)等で得ら
れる一般式(IIIa)、(IIIb)及び(IIIc)で表される
化合物又はこれらの塩を製造中間体とし、これらに一般
式(IV)、(IV')又は(IV''):
【化32】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩を反応させることにより製造することがで
きる。
【化33】 〔式中、Leは脱離基(例えば、塩素、臭素、ヨウ素、
メチルスルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ
等)、R1aはR1で表される置換基を有していてもよい
炭化水素基からメチレン鎖を除いた基、その他の記号は
前記と同意義を示す。〕
【0031】
【化34】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕
【0032】前記(方法A)における一般式(IIIa−
1)で表される化合物又はその塩から一般式(IIIa−
2)で表される化合物又はその塩への反応において、一
般式(IIIa−1)で表される化合物又はその塩のカルボ
ニルの還元反応は、例えばプロトン性溶媒(例えば、メ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール
等)、もしくは非プロトン性溶媒(例えば、エチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)の溶媒中、
例えば金属水素錯化合物(例えば、水素化アルミニウム
リチウム、水素化アルミニウムナトリウム、水素化トリ
エトキシアルミニウムナトリウム、水素化ホウ素ナトリ
ウム等)で処理することにより製造することができる。
このような金属水素錯化合物は、一般式(IIIa−1)で
表される化合物又はその塩1モルに対して、約0.3な
いし5モル当量、好ましくは約0.5ないし2モル当量
程度用いられる。このときの反応温度は、約−20ない
し100℃、好ましくは約20ないし50℃程度であ
り、反応時間は約0.5ないし24時間程度である。前
記(方法A)における一般式(IIIa−2)で表される化
合物又はその塩から一般式(IIIa−5)で表される化合
物又はその塩への反応は、例えばエーテル系溶媒(例え
ば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等)、炭化水素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエ
ン、ヘキサン、ヘプタン等)、アルコール系溶媒(例え
ば、メタノール、エタノール、プロパノール等)、アセ
トン、ジメチルホルムアミド等の溶媒中、必要により塩
基(例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水
素化カリウム等)の存在下に行うことができる。この反
応は、一般式(IIIa−2)で表される化合物又はその塩
1モルに対して、一般式(IIIa−3)で表される化合物
又はその塩を、約1ないし10モル当量、好ましくは約
1ないし2モル当量程度用いる。このときの反応温度
は、約0ないし100℃、好ましくは約20ないし50
℃程度であり、反応時間は、約1ないし24時間、好ま
しくは約3ないし10時間程度である。また、一般式
(IIIa−5)で表される化合物又はその塩は、例えばエ
ーテル系溶媒(例えば、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等)、炭化水素系溶媒(例えば、
ベンゼン、トルエン、ヘキサン、ヘプタン等)、アルコ
ール系溶媒(例えば、メタノール、エタノール、プロパ
ノール、ブタノール等)等の溶媒中、一般式(IIIa−
2)で表される化合物又はその塩と一般式(IIIa−4)
で表される化合物又はその塩との間で、例えば接触還元
や、水素化ホウ素ナトリウムあるいはシアノ水素化ホウ
素ナトリウムを用いた還元アミノ化等を適用することに
よっても製造することができる。このとき、一般式(II
Ia−2)で表される化合物又はその塩1モルに対し、一
般式(IIIa−4)で表される化合物又はその塩は、約1
ないし10モル当量、好ましくは約1ないし2モル当
量、還元剤は約0.3ないし5モル当量、好ましくは約
0.5ないし1モル当量用いる。このときの反応温度
は、約0ないし100℃、好ましくは約10ないし70
℃であり、反応時間は、約1ないし24時間、好ましく
は約3ないし10時間程度である。
【0033】前記(方法A)における一般式(IIIa−
5)で表される化合物又はその塩と、塩化フマル酸モノ
エチルエステルとの反応及び前記(方法B)における一
般式(IIIa−5)で表される化合物又はその塩と一般式
(IIIb−1)で表される化合物又はその塩との反応は、
自体公知のアシル化反応を利用して行うことができる。
このアシル化反応は、例えばエーテル系溶媒(例えば、
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等)、ハロゲン系溶媒(例えば、ジクロロメタン、ジク
ロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、炭化水素
系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、ヘプ
タン等)、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、エステル系溶媒(酢酸エチル、酢酸メチル等)等の
溶媒中、必要により水及び塩基(例えば、4−ジメチル
アミノピリジン、トリエチルアミン、トリエチレンジア
ミン、テトラメチルエチレンジアミン、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)の存在下に
行うことができる。このとき、一般式(IIIa−5)で表
される化合物又はその塩1モルに対して、一般式(IIIb
−1)で表される化合物又はその塩及び酸クロリド(例
えば、塩化フマル酸モノエチルエステル等)は、約1な
いし10モル当量、好ましくは約1ないし3モル当量程
度用いられる。このときの反応温度は、約−50ないし
100℃、好ましくは約0ないし50℃程度であり、反
応時間は、約1ないし48時間、好ましくは約5ないし
10時間程度である。前記(方法A)における一般式
(IIIa−6)で表される化合物又はその塩から一般式
(IIIa−7)で表される化合物又はその塩への環化反応
は、例えばエーテル系溶媒(例えば、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、炭化水素系
溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、ヘプタ
ン等)、アルコール系溶媒(例えば、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、ブタノール等)、アセトン、ジ
メチルホルムアミド等の溶媒中、必要により塩基(例え
ば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウム等)の存在下に行うことができる。このとき、一般
式(IIIa−6)で表される化合物又はその塩1モルに対
して、これらの塩基は、約1ないし5モル当量、好まし
くは約1ないし2モル当量程度用いられる。このときの
反応温度は、約−20ないし200℃、好ましくは約2
0ないし100℃程度であり、反応時間は、約1ないし
20時間、好ましくは約2ないし5時間程度である。
【0034】前記(方法B)における一般式(IIIb−
2)で表される化合物又はその塩から一般式(IIIb−
3)で表される化合物又はその塩への環化反応は、例え
ばエーテル系溶媒(例えば、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等)、炭化水素系溶媒(例え
ば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、ヘプタン等)、ア
ルコール系溶媒(例えば、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、ブタノール等)、アセトン、ジメチルホル
ムアミド等の溶媒中、必要により塩基(例えば、炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)の
存在下に行うことができる。このとき、一般式(IIIb−
2)で表される化合物又はその塩1モルに対して、これ
らの塩基は、約1ないし5モル当量、好ましくは約1な
いし2モル当量程度用いられる。このときの反応温度
は、約−20ないし100℃、好ましくは約20ないし
100℃程度であり、反応時間は、約1ないし20時
間、好ましくは約2ないし5時間程度である。前記(方
法A)における一般式(IIIa)で表される化合物又はそ
の塩、及び前記(方法B)における一般式(IIIb)で表
される化合物又はその塩の製造法は、一般式(IIIa−
7)、(IIIb−3)で表される化合物又はその塩を酸あ
るいは塩基で処理することにより製造することができ
る。すなわち、これらの化合物は、一般式(IIIa−7)
又は(IIIb−3)で表される化合物又はその塩を、例え
ば鉱酸(例えば、硝酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ素酸、
硫酸等)又はアルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化リ
チウム等)等の水溶液中、約0ないし150℃、好まし
くは約20ないし50℃の条件下で製造することができ
る。このときの酸及び塩基の強さとしては、約1ないし
10規定前後がよく、好ましくは約4ないし10規定で
ある。このときの反応時間は、約1ないし24時間、好
ましくは約2ないし10時間程度である。
【0035】一般式(Ia)で表される化合物又はその塩
は、一般式(IIIa)又は(IIIb)で表される化合物又は
その塩と、一般式(IV)、(IV')又は(IV'')で表され
る化合物又はその塩とを溶媒中、必要であれば塩基の存
在下、縮合剤を用いることにより製造することができ
る。用いる溶媒としては、例えばエーテル系溶媒(例え
ば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等)、炭化水素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエ
ン、ヘキサン、ヘプタン等)、ハロゲン系溶媒(例え
ば、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、
四塩化炭素等)、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド等が挙げられる。用いる塩基としては、トリエチルア
ミン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチレンジア
ミン、テトラメチルエチレンジアミン等が挙げられる。
用いる縮合剤としては、例えばペプチド合成に用いられ
る縮合剤等が挙げられ、具体的には、例えばジシクロヘ
キシルカルボジイミド、シアノりん酸ジエチル、1−エ
チル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド等が用いられる。このとき、一般式(IIIa)又は
(IIIb)で表される化合物又はその塩1モルに対し、一
般式(IV)で表される化合物又はその塩は、約0.5な
いし2モル当量、好ましくは約1ないし1.2モル当量
用いられ、縮合剤は約0.5ないし5モル当量、好まし
くは約1ないし2モル当量用いられる。このときの反応
温度は、約0ないし100℃、好ましくは約20ないし
50℃であり、反応時間は、約0.5ないし24時間、
好ましくは約1ないし5時間程度である。一般式(I)
で表される化合物のうち、一般式(Ib):
【化35】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、以下に示される(方法C)、(方法
D)で得られる一般式(IIIc)で表される化合物又はそ
の塩を製造中間体とし、これに一般式(IV)で表される
化合物又はその塩を反応させること等により製造するこ
とができる。
【0036】
【化36】 〔式中、Le1はLeと同意義を示すが、Le1とLeは同時
に同じものではなく、その他の記号は前記と同意義を示
す。〕
【化37】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕
【0037】前記(方法C)における一般式(IIIa−
1)で表される化合物又はその塩から一般式(IIIc−
1)で表される化合物又はその塩への製造法は、前記
(方法A)で示した一般式(IIIa−2)で表される化合
物又はその塩と、一般式(IIIa−3)又は(IIIa−4)
で表される化合物又はその塩との反応で、一般式(IIIa
−5)で表される化合物又はその塩を製造するのと同様
の方法等により製造することができる。前記(方法
C)、(方法D)における一般式(IIIc−1)で表され
る化合物又はその塩から一般式(IIIc−3)で表される
化合物又はその塩、あるいは一般式(IIIa−1)で表さ
れる化合物又はその塩から一般式(IIId−1)で表され
る化合物又はその塩への製造法は、例えばエーテル系溶
媒(例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等)、炭化水素系溶媒(例えば、ベンゼン、
トルエン、ヘキサン、ヘプタン等)、ハロゲン系溶媒
(例えば、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホ
ルム等)、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド等の
溶媒中、縮合剤(例えば、シアノりん酸ジエチル、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド等)を用いて、必要により
塩基(例えば、トリエチルアミン、4−ジメチルアミノ
ピリジン、N−メチルピペリジン等)の存在下に行うこ
とができる。一般式(IIIc−1)又は(IIIa−1)で表
される化合物又はその塩1モルに対して、一般式(IIIc
−2)で表される化合物又はその塩は、約1ないし5モ
ル当量、好ましくは1ないし1.5モル当量程度用いら
れる。このときの反応温度は、約0ないし100℃、好
ましくは約20ないし50℃程度であり、反応時間は、
約1ないし24時間、好ましくは約2ないし5時間程度
である。このとき用いられる縮合剤は、一般式(IIIc−
1)又は(IIIa−1)で表される化合物又はその塩1モ
ルに対し、約1ないし5モル当量、好ましくは約1ない
し2モル当量程度である。
【0038】前記(方法C)における一般式(IIIc−
3)で表される化合物又はその塩から一般式(IIIc−
4)で表される化合物又はその塩、あるいは前記(方法
D)における一般式(IIId−1)で表される化合物又は
その塩から一般式(IIId−2)で表される化合物又はそ
の塩への製造法は、例えばエーテル系溶媒(例えば、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等)、炭化水素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、
ヘキサン、ヘプタン等)、アルコール系溶媒(例えば、
メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール
等)、ハロゲン系溶媒(例えば、ジクロロメタン、ジク
ロロエタン、クロロホルム等)、アセトン、アセトニト
リル、ジメチルホルムアミド等の溶媒中、自体公知の方
法等が用いられる。例えばLe1がカルボベンジルオキシ
基の場合、例えばパラジウム、白金等を触媒とする接触
還元により、Le1がt−ブトキシカルボニル基の場合、
例えば酸(例えば、塩酸、臭酸、トリフルオロ酢酸等)
に溶解又は懸濁することによって、Le1を除去して得ら
れた化合物を、例えばエーテル系溶媒(例えば、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、炭
化水素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサ
ン、ヘプタン等)、アルコール系溶媒(例えば、メタノ
ール、エタノール、プロパノール、ブタノール等)、ア
セトニトリル、ジメチルホルムアミド等の溶媒中、必要
により酸(例えば、塩酸、臭酸、プロピオン酸、メタン
スルホン酸、トルエンスルホン酸、硫酸等)の存在下に
行うことができる。このときの反応温度は、約0ないし
100℃、好ましくは約30ないし70℃程度であり、
反応時間は、約1ないし24時間、好ましくは約3ない
し10時間程度である。前記(方法D)において、一般
式(IIId−2)で表される化合物又はその塩から一般式
(IIIc−4)で表される化合物又はその塩への製造法
は、前記(方法A)における一般式(IIIa−2)で表さ
れる化合物又はその塩と一般式(IIIa−3)で表される
化合物又はその塩の反応と同様の方法等が用いられる。
また、前記(方法C)及び(方法D)における一般式
(IIIc−4)で表される化合物又はその塩から一般式
(IIIc)で表される化合物又はその塩への製造法は、前
記(方法A)における一般式(IIIa−7)で表される化
合物又はその塩から一般式(IIIa)で表される化合物又
はその塩への製造法と同様の方法等が用いられる。
【0039】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Ic):
【化38】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、一般式(Ib)で表される化合物又はそ
の塩を還元することにより製造することができる。すな
わち、例えば水、エーテル系溶媒(例えば、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、炭化水
素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、ヘ
プタン等)、アルコール系溶媒(例えば、メタノール、
エタノール、プロパノール、ブタノール等)、ハロゲン
系溶媒(例えば、ジクロロメタン、クロロホルム等)等
の溶媒中、例えば水素化ホウ素ナトリウム、水素化リチ
ウムアルミニウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム等の
還元剤を用いて製造することができる。この反応は、一
般式(Ib)で表される化合物又はその塩1モルに対し、
還元剤を約0.2ないし5モル当量、好ましくは0.3
ないし1モル当量程度用いる。このときの反応温度は、
約0ないし100℃、好ましくは約20ないし50℃で
あり、反応時間は、約0.5ないし10時間、好ましく
は約1ないし3時間程度である。
【0040】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Id):
【化39】 〔式中、R4aは置換基を有していてもよい炭化水素基、
その他の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、一般式(Ic)で表される化合物又はそ
の塩と、一般式(IVa)、(IVb):
【化40】 〔式中、R4aaは置換基を有していてもよい炭化水素
基、その他の記号は前記と同意義を示す。〕で表される
化合物又はその塩とを反応させて製造することができ
る。例えば、一般式(Ic)で表される化合物又はその塩
と一般式(IVa)で表される化合物又はその塩との反応
は、前記(方法A)における、一般式(IIIa−2)で表
される化合物又はその塩と一般式(IIIa−3)で表され
る化合物又はその塩との反応と同様の条件で製造するこ
とができる。また、一般式(Ic)で表される化合物又は
その塩と一般式(IVb)で表される化合物又はその塩と
の反応は、例えばエーテル系溶媒(例えば、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、ハロゲ
ン系溶媒(例えば、ジクロロメタン、ジクロロエタン、
クロロホルム等)、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド等の溶媒中、必要によって塩基を用いることによっ
て行うことができる。用いる塩基としては、例えばトリ
エチルアミン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチ
レンジアミン、テトラメチルエチレンジアミン等の有機
塩基等が挙げられる。この反応は、一般式(Ic)で表さ
れる化合物又はその塩1モルに対し、一般式(IVb)で
表される化合物又はその塩を、約0.5ないし3モル当
量、好ましくは約1ないし1.5モル当量用いる。この
ときの反応温度は、約0ないし150℃、好ましくは約
30ないし100℃であり、反応時間は約0.5ないし
24時間、好ましくは約1ないし3時間程度である。
【0041】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Ie):
【化41】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、例えば一般式(V):
【化42】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩を、一般式(VI):
【化43】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩に導き、ついでこれと一般式(VII):
【化44】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩とを反応させることにより製造することが
できる。
【0042】一般式(VI)で表される化合物又はその塩
は、一般式(V)で表される化合物又はその塩と、溶媒
中、塩基の存在下で、ジフェニルホスホリルアジドと反
応させた後、得られた生成物を溶媒中、酸で処理するこ
とにより製造することができる。一般式(V)で表され
る化合物又はその塩とジフェニルホスホリルアジドとの
反応において用いられる溶媒としては、例えばエーテル
系溶媒(例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等)、ハロゲン系溶媒(例えば、ジクロ
ロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム等)、ジメチ
ルホルムアミド等が挙げられる。このとき用いられる塩
基としては、例えばトリエチルアミン、4−ジメチルア
ミノピリジン、トリエチレンジアミン、テトラメチルエ
チレンジアミン等が挙げられる。この反応は、一般式
(V)で表される化合物又はその塩1モルに対し、ジフ
ェニルホスホリルアジドを約1ないし10モル当量、好
ましくは約1.5ないし3モル当量程度用いる。このと
きの反応温度は、約−20ないし50℃、好ましくは約
0ないし20℃程度であり、反応時間は、約0.5ない
し5時間、好ましくは約1ないし2時間程度である。以
上の反応により得られた生成物を酸で処理する場合、用
いる溶媒としては、例えば水、ジオキサン、ジメチルホ
ルムアミド等が挙げられ、用いる酸としては、例えば硫
酸、塩酸、硝酸、臭化水素酸等の鉱酸が挙げられる。こ
のときの反応温度は、約20ないし200℃、好ましく
は約50ないし100℃程度であり、反応時間は約0.
5ないし5時間、好ましくは約1ないし2時間程度であ
る。一般式(VI)で表される化合物又はその塩と一般式
(VII)で表される化合物又はその塩の縮合反応は、例
えば一般式(Ia)で表される化合物又はその塩の製造の
ときの一般式(IIIa)又は(IIIb)で表される化合物又
はその塩と一般式(IV)で表される化合物又はその塩と
の縮合反応と同様の条件等を用いる。
【0043】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(If):
【化45】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩、あるいは一般式(Ig):
【化46】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩の製造法は、一般式(VI)で表される化合
物又はその塩を製造する場合と同様な条件で、例えば一
般式(V)で表される化合物又はその塩をジフェニルホ
スホリルアジドと反応させることにより、一般式(VII
I):
【化47】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される製造
中間体に導き、ついでこれと一般式(IX)又は(X):
【化48】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩とを反応させることにより製造することが
できる。この製造法は、例えば一般式(Ic)で表される
化合物又はその塩と一般式(IVb)で表される化合物又
はその塩との反応と同様の条件で行うことができる。
【0044】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Ih):
【化49】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、一般式(VI)で表される化合物又はそ
の塩と一般式(XI):
【化50】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩とを反応させることにより製造することが
できる。この反応は、例えばエーテル系溶媒(例えば、
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等)、アルコール系溶媒(例えば、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、ブタノール等)、アセトン、ジメ
チルホルムアミド等の溶媒中、必要により塩基(例え
ば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウム、トリエチルアミン等)の存在下に行うことができ
る。この反応は、一般式(VI)で表される化合物又はそ
の塩1モルに対し、一般式(XI)で表される化合物又は
その塩を、約1ないし10モル当量、好ましくは約1な
いし2モル当量程度用いる。このときの反応温度は、約
0ないし100℃、好ましくは約20ないし50℃程度
であり、反応時間は、約1ないし24時間、好ましくは
約3ないし10時間程度である。
【0045】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Ii):
【化51】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、一般式(V)で表される化合物又はそ
の塩と一般式(XII):
【化52】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩とを反応させることにより製造することが
できる。例えば一般式(V)で表される化合物又はその
塩と一般式(XII)で表される化合物又はその塩とを溶
媒中、必要により塩基の存在下、縮合剤を用いることに
よって製造することができる。用いられる溶媒として
は、例えばエーテル系溶媒(例えば、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、ハロゲン系
溶媒(例えば、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素等)、アセトニトリル、ジメチル
ホルムアミド等が挙げられる。用いられる塩基として
は、例えばトリエチルアミン、4−ジメチルアミノピリ
ジン、トリエチレンジアミン、テトラメチルエチレンジ
アミン等が挙げられる。用いられる縮合剤としては、例
えばペプチド合成に用いられる縮合剤等が挙げられ、具
体的には、例えばジシクロヘキシルカルボジイミド、シ
アノりん酸ジエチル、1−エチル−3−(3−ジメチル
アミノプロピル)カルボジイミド等が挙げられる。この
反応は、一般式(V)で表される化合物又はその塩1モ
ルに対し、一般式(XII)で表される化合物又はその塩
を、約0.5ないし2モル当量、好ましくは約1ないし
1.2モル当量用い、縮合剤を、約0.5ないし5モル
当量、好ましくは約1ないし2モル当量用いる。このと
きの反応温度は、約0ないし100℃、好ましくは約2
0ないし50℃であり、反応時間は、約0.5ないし2
4時間、好ましくは約1ないし5時間程度である。
【0046】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Ij):
【化53】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、一般式(XIII):
【化54】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩と一般式(XIV):
【化55】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩とを反応させることにより製造することが
できる。一般式(XIII)で表される化合物又はその塩
は、一般式(V)で表される化合物又はその塩を、例え
ばプロトン性溶媒(例えば、メタノール、エタノール、
プロパノール、ブタノール等)、もしくは非プロトン性
溶媒(例えば、エチルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等)の溶媒中、例えば金属水素錯化合物(例
えば、水素化アルミニウムリチウム、水素化アルミニウ
ムナトリウム、水素化ホウ素ナトリウム等)で処理する
ことにより製造することができる。この金属水素錯化合
物は、一般式(V)で表される化合物又はその塩1モル
に対して、約0.3ないし5モル当量、好ましくは約
0.5ないし2モル当量程度用いられる。このときの反
応温度は、約−20ないし100℃、好ましくは約0な
いし20℃程度であり、反応時間は、約0.5ないし1
0時間、好ましくは約1ないし3時間程度である。
【0047】一般式(XIII)で表される化合物又はその
塩と一般式(XIV)で表される化合物又はその塩との反
応において、用いられる溶媒としては、例えば非プロト
ン性溶媒(例えば、エチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド等)等であり、必要に応じて、例えば無機塩基(例え
ば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム等)、有機塩基(例えば、トリエ
チルアミン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチレ
ンジアミン、テトラメチルエチレンジアミン等)、水素
化ナトリウム、フッ化セシウム等をを用いてもよい。こ
の反応は、一般式(XIII)で表される化合物又はその塩
1モルに対して、一般式(XIV)で表される化合物又は
その塩を、約0.5ないし5モル当量、好ましくは約1
ないし2モル当量用いる。このときの反応温度は、約0
ないし200℃、好ましくは約20ないし100℃であ
り、反応時間は、約10分ないし5時間、好ましくは約
30分ないし2時間程度である。
【0048】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Ik):
【化56】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、一般式(XV):
【化57】 〔式中、Le2はハロゲン(例えば、塩素、臭素、ヨウ素
等)、その他の記号は前記と同意義を示す。〕で表され
る化合物又はその塩と一般式(XVI):
【化58】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩とを反応させることにより製造することが
できる。
【0049】一般式(XV)で表される化合物又はその塩
は、一般式(VI)で表される化合物又はその塩を、例え
ば塩酸、臭化水素酸又はヨウ化水素酸中で、亜硝酸ナト
リウムでジアゾ化した後、加熱することにより製造する
ことができる。このときの反応温度は、約20ないし2
00℃、好ましくは約50ないし100℃であり、反応
時間は、約5分ないし2時間、好ましくは約15ないし
30分程度である。一般式(XV)で表される化合物又は
その塩と一般式(XVI)で表される化合物又はその塩と
の反応は、一般式(Ij)で表される化合物又はその塩を
製造する場合の、一般式(XIII)で表される化合物又は
その塩と一般式(XIV)で表される化合物又はその塩と
の反応と同様の条件で行うことができる。一般式(I)
で表される化合物又はその塩のうち、一般式(Il):
【化59】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、一般式(Ik)で表される化合物又はそ
の塩を酸化することにより製造することができる。この
反応は、例えばエーテル系溶媒(例えば、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、炭化水素
系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、ヘプ
タン等)、ハロゲン系溶媒(例えば、ジクロロメタン、
ジクロロエタン、クロロホルム等)、アセトニトリル、
ジメチルホルムアミド等の溶媒中、メタクロロ過安息香
酸を一般式(Im)で表される化合物又はその塩1モルに
対し、約1ないし5モル当量、好ましくは約2ないし3
モル当量程度用いる。このときの反応温度は、約0ない
し100℃、好ましくは約0ないし30℃程度であり、
反応時間は、約1ないし10時間、好ましくは約1ない
し2時間程度である。
【0050】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Im):
【化60】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、一般式(XIII)で表される化合物又は
その塩と一般式(VII)で表される化合物又はその塩
を、一般式(Ii)で表される化合物又はその塩を製造す
る場合の、一般式(V)で表される化合物又はその塩と
一般式(XII)で表される化合物又はその塩との反応と
同様の条件で反応させることにより製造することができ
る。一般式(I)で表される化合物又はその塩のうち、
一般式(In):
【化61】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、一般式(XIII)で表される化合物又は
その塩と一般式(XVII):
【化62】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩とを反応させることにより製造することが
できる。この反応において、用いられる溶媒としては、
例えばエーテル系溶媒(例えば、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等)、ハロゲン系溶媒
(例えば、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホ
ルム等)、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド等が
挙げられ、必要により塩基(例えば、トリエチルアミ
ン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチレンジアミ
ン、テトラメチルエチレンジアミン等)が用いられる。
この反応は、一般式(XIII)で表される化合物又はその
塩1モルに対し、一般式(XVII)で表される化合物又は
その塩を、約0.5ないし3モル当量、好ましくは約1
ないし1.5モル当量程度用いる。このときの反応温度
は、約0ないし150℃、好ましくは約30ないし10
0℃、反応時間は、約0.5ないし24時間、好ましく
は約1ないし3時間程度である。
【0051】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Io):
【化63】 〔式中、E1は−CON(Ra)−、−N(Rb)CON
(Rc)−、−N(Rd)COO−又は−N(Re)SO2
−、その他の記号は前記と同意義を示す。〕で表される
化合物又はその塩は、一般式(Io)において、E1が−
CON(Ra)−のとき、一般式(Iaa):
【化64】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩、一般式(Ibb):
【化65】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩、一般式(Idd):
【化66】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩と、それぞれ一般式(XIX): Ra−Le (XIX) 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩とを反応させることにより製造することが
できる。
【0052】この反応は、例えばエーテル系溶媒(例え
ば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等)、炭化水素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエ
ン、ヘキサン、ヘプタン等)、アルコール系溶媒(例え
ば、メタノール、エタノール、プロパノール等)、アセ
トン、ジメチルホルムアミド等の溶媒中、必要によって
塩基(例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム等)の存在下に行うことができる。
この反応は、一般式(Iaa)、(Ibb)、(Idd)で表され
る化合物又はその塩1モルに対して、一般式(XIX)で
表される化合物又はその塩を、約1ないし10モル当
量、好ましくは約1ないし2モル当量程度用いる。この
ときの反応温度は、約0ないし100℃、好ましくは約
20ないし50℃程度であり、反応時間は、約1ないし
24時間、このましくは約3ないし10時間程度であ
る。一般式(Io)において、E1が−N(Rb)CON
(Rc)−、−N(Rd)COO−、−N(Re)SO2
である場合も、E1が−CON(Ra)−である場合と同
様にして製造することができる。
【0053】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Ip):
【化67】 〔式中、R2bは脱保護されたR2a、その他の記号は前記
と同意義を示す。〕で表される化合物又はその塩は、一
般式(Iq):
【化68】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩の保護基を、自体公知の方法によって除去
することにより製造することができる。保護基の除去に
おいて、保護基がt−ブトキシカルボニル基、トリチル
基、ベンジルオキシカルボニル基の場合、例えばエーテ
ル系溶媒(例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等)、アルコール系溶媒(例えば、メ
タノール、エタノール、プロパノール等)、ハロゲン系
溶媒(例えば、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロホルム等)等の溶媒中、例えば塩化水素、臭化水素、
塩酸、臭酸、硝酸、硫酸、トリフルオロ酢酸等の酸で処
理することにより保護基を除去することができる。ま
た、保護基がベンジルオキシカルボニル基の場合、例え
ばエーテル系溶媒(例えば、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等)、アルコール系溶媒(例
えば、メタノール、エタノール、プロパノール等)、ジ
メチルホルムアミド、酢酸エチルエステル、酢酸等の溶
媒中、例えばパラジウム系触媒(例えば、金属パラジウ
ム、パラジウム/炭素触媒等)を用いて加水分解するこ
とにより保護基を除去することができる。この反応にお
いて、酸処理を行う場合、反応温度は、約−20ないし
100℃、好ましくは約0ないし30℃であり、反応時
間は、約0.1ないし5時間、好ましくは約0.5ない
し1時間程度である。この反応において、加水分解する
場合、反応温度は、−20ないし150℃、好ましくは
約0ないし50℃であり、反応時間は、約0.1ないし
10時間、好ましくは約0.5ないし3時間であり、水
素圧は約1ないし100気圧、好ましくは約1ないし3
気圧である。このとき用いる触媒は、一般式(Ia)で表
される化合物又はその塩1モルに対し、約0.001な
いし0.5モル当量、好ましくは約0.01ないし0.
1モル当量である。
【0054】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(Ir):
【化69】 〔式中、Y1は酸素原子又は−N(R4a)−(R4aは置
換基を有していてもよい炭化水素基を示す)、その他の
記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合物又はそ
の塩は、一般式(Is):
【化70】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩と、一般式(XX)又は(XXI):
【化71】 〔式中、R2c及びR2dはそれぞれ置換基を有していても
よい炭化水素基、置換基を有していてもよい複素環基又
はアシル基、その他の記号は前記と同意義を示す。〕で
表される化合物又はその塩とを反応させることにより製
造することができる。一般式(Is)で表される化合物又
はその塩と一般式(XX)で表される化合物又はその塩と
の反応は、前記(方法A)における、一般式(IIIa−
2)で表される化合物又はその塩と一般式(IIIa−3)
で表される化合物又はその塩との反応と同様の条件で行
うことができる。また、一般式(Is)で表される化合物
又はその塩と一般式(XXI)で表される化合物又はその
塩との反応は、一般式(Ic)で表される化合物又はその
塩と一般式(IVb)で表される化合物又はその塩とを反
応させ、一般式(Id)で表される化合物又はその塩を製
造するのと同様の条件で行うことができる。
【0055】一般式(I)で表される化合物又はその塩
のうち、一般式(It):
【化72】 〔式中の記号は前記と同意義を示す。〕で表される化合
物又はその塩は、一般式(I)において、Xが酸素原子
である化合物又はその塩を、例えばエーテル系溶媒(例
えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等)、炭化水素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエ
ン、ヘキサン、ヘプタン等)、アルコール系溶媒(例え
ば、メタノール、エタノール、プロパノール等)、ハロ
ゲン系溶媒(例えば、ジクロロメタン、クロロホルム
等)、ヘキサメチルホスホリックトリアミド、ジメチル
スルホキシド等の溶媒中、ローソン試薬や五硫化リンを
反応させることにより製造することができる。このとき
用いられるローソン試薬又は五硫化リンは、一般式
(I)において、Xが酸素原子である化合物又はその塩
1モルに対し、約1ないし10モル当量、好ましくは約
1ないし3モル当量である。このときの反応温度は、約
0ないし150℃、好ましくは約50ないし100℃程
度であり、反応時間は、約1ないし24時間、好ましく
は約3ないし10時間程度である。
【0056】一般式(Iu)で表される化合物は、製造中
間体(IIIe)と一般式(IV)の化合物を用いて、前記
(Ia)で示される化合物の製造法と同様の方法で得るこ
とができる。
【化73】 この時、一般式(IIIe)で表される製造中間体は、以下
の方法で得ることができる。即ち、一般式(IIIa−5)
で表される化合物又はその塩から一般式(IIIe−1)で
表される化合物又はその塩への反応は、炭化水素系溶媒
(例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等)中で、有
機酸(例えばメタンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸、シュウ酸等)の存在下に、メルカプトコハク酸と反
応させることにより製造することができる。この時有機
酸は、一般式(IIIa−5)1当量に対して、0.05当
量ないし5当量、好ましくは(0.05当量ないし0.
1当量)を用い、反応時間は1ないし24時間、好まし
くは1ないし2時間である。又、反応温度は20℃から
140℃、好ましくは80℃から100℃である。
【化74】 又、一般式(IIIe−1)で表される化合物又はその塩か
ら一般式(IIIe)で表される化合物又はその塩への反応
は、炭化水素系溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等)中で反応させることにより、製造することが
できる。この時反応温度は、40℃ないし150℃で、
好ましくは100℃ないし140℃で、反応時間は、1
時間ないし24時間で好ましくは12時間ないし20時
間である。
【0057】又、一般式(Iv,Iw)で表される化合物
は、一般式(Iu)で表される化合物の酸化反応により製
造することができる。この反応は、エーテル系溶媒(例
えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等)、炭化水素系溶媒(例えばベンゼン、トルエン、
ヘキサン、ヘプタン等)、ハロゲン系溶媒(例えばジク
ロルメタン、ジクロルエタン、クロロホルム等)の溶媒
中で一般式(Iu)で示される化合物1モルに対して、メ
タクロル過安息香酸(1当量ないし1.2当量)を使用
し、反応温度(−10℃ないし5℃)好ましくは0℃
で、反応時間は(1分間ないし10分間)反応させた場
合は、一般式(Iv)で表される化合物が得られ、一般式
(Iu)1モルに対して、メタクロル過安息香酸(2ない
し2.5当量)使用し、反応温度(10℃ないし50
℃)好ましくは(10℃ないし20℃)で2時間ないし
5時間反応させた場合においては、一般式(Iw)で表さ
れる化合物が得られた。
【化75】
【0058】本発明の原料化合物及び製造中間体は、塩
を形成していてもよく、反応が進行するかぎりにおいて
は、特に限定されるものではない。これらの化合物の塩
としては、例えば無機酸塩(例えば、塩酸塩、硫酸塩、
臭化水素酸塩、リン酸塩等)、有機酸塩(例えば、酢酸
塩、トリフルオロ酢酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、
フマール酸塩、プロピオン酸塩、クエン酸塩、酒石酸
塩、りんご酸塩、乳酸塩、蓚酸塩、メタンスルホン酸
塩、p−トルエンスルホン酸塩等)、アルカリ金属塩
(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土
類金属塩(例えば、カルシウム塩、マグネシウム塩
等)、有機塩基塩(例えば、トリメチルアミン塩、トリ
エチルアミン塩、ピリジン塩、ピペリジン塩、エタノー
ルアミン塩等)、アルミニウム塩、アンモニウム塩等が
用いられる。また、本発明の原料化合物及び製造中間体
は、常法にしたがって単離することができるが、単離す
ることなくそのまま次の反応工程の原料として用いるこ
ともできる。前記本発明の各反応において、化合物が置
換基としてアミノ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基を有
する場合、これらの基にペプチド化学等で一般的に用い
られているような保護基が導入されていてもよく、反応
後に必要に応じて保護基を除去することにより目的化合
物を得ることができる。アミノ基の保護基としては、例
えばホルミル基、C1-6アルキル−カルボニル基(例え
ば、アセチル、エチルカルボニル等)、ベンジル基、t
−ブチルオキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニ
ル基、9−フルオレニルメチルオキシカルボニル基、ア
リルオキシカルボニル基、フェニルカルボニル基、C
1-6アルキルオキシ−カルボニル基(例えば、メトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル等)、C7-10アラルキ
ル−カルボニル基(例えば、ベンジルカルボニル等)、
トリチル基、フタロイル基、N,N−ジメチルアミノメ
チレン基等が用いられる。これらの基は1ないし3個の
ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素等)、ニト
ロ基等で置換されていてもよい。
【0059】カルボキシ基の保護基としては、例えばC
1-6アルキル基(例えば、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、t−ブチル等)、フェニル基、
シリル基、ベンジル基、アリル基等が用いられる。これ
らの基は1ないし3個のハロゲン原子(例えば、フッ
素、塩素、臭素等)、ニトロ基等で置換されていてもよ
い。ヒドロキシ基の保護基としては、例えばメトキシメ
チル基、アリル基、t−ブチル基、C7-10アラルキル基
(例えば、ベンジル等)、ホルミル基、C1-6アルキル
−カルボニル基(例えば、アセチル、エチルカルボニル
等)、ベンゾイル基、C7-10アラルキル−カルボニル基
(例えば、ベンジルカルボニル等)、ピラニル基、フラ
ニル基、トリアルキルシリル基等が用いられる。これら
の基は、1ないし3個のハロゲン原子(例えば、フッ
素、塩素、臭素等)、C1-6アルキル基(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブ
チル等)、フェニル基、C7-10アラルキル基(例えば、
ベンジル等)、ニトロ基等で置換されていてもよい。こ
れらの保護基の除去方法としては、自体公知又はこれに
準じる方法が用いられるが、例えば酸、塩基、還元、紫
外光、ヒドラジン、フェニルヒドラジン、N−メチルジ
チオカルバミン酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウ
ムフルオリド、酢酸パラジウム等を使用する方法等が用
いられる。前記本発明の各反応によって化合物が遊離の
状態で得られる場合には、常法に従って塩に変換しても
よく、また塩として得られる場合には、常法に従って遊
離体又はその他の塩に変換することもできる。かくして
得られる本発明の化合物(I)又はその塩は、公知の手
段、例えば転溶、濃縮、溶媒抽出、分留、結晶化、再結
晶、クロマトグラフィー等により反応溶媒から単離、精
製することができる。なお、本発明の化合物(I)又は
その塩がジアステレオマー、コンフォーマー等として存
在する場合には、所望により、通常の分離、精製手段に
よりそれぞれを単離することができる。また、本発明の
化合物(I)又はその塩がラセミ体である場合には、通
常の光学分割手段によりd体、l体に分離することがで
きる。
【0060】本発明の化合物(I)が、塩基性基を含む
場合は、自体公知又はそれに準じた方法により、医薬的
に許容される酸付加塩として得ることができる。このよ
うな酸付加塩を形成させるために用いられる酸として
は、例えば無機酸(例えば、塩酸、硫酸、リン酸、臭化
水素酸等)、有機酸(例えば、酢酸、トリフルオロ酢
酸、コハク酸、マレイン酸、フマール酸、プロピオン
酸、クエン酸、酒石酸、りんご酸、乳酸、蓚酸、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸等)及びアミノ酸
(例えば、グルタミン酸、アスパラギン酸等)等が挙げ
られる。また、本発明の化合物(I)が、酸性基を含む
場合は、自体公知又はそれに準じた方法により、医薬的
に許容される塩基との塩とすることができる。このよう
な塩基との塩を形成させるために用いられる塩基として
は、例えばアルカリ金属(例えば、ナトリウム、カリウ
ム等)、アルカリ土類金属(例えば、カルシウム、マグ
ネシウム等)、有機塩基(例えば、トリメチルアミン、
トリエチルアミン、ピリジン、ピペリジン、エタノール
アミン等)、アルミニウム、アンモニウム等が挙げられ
る。
【0061】本発明の化合物(I)又はその塩は、毒性
が低く、副作用も少なく、哺乳動物(例えば、ヒト、ウ
シ、ウマ、イヌ、ネコ、サル、マウス、ラット等、特に
ヒト)の様々な予防薬として、診断薬として、あるいは
治療薬として用いることができる。本発明の化合物
(I)又はその塩は、様々なホルモン、増殖因子、生理
活性物質等の産生あるいは分泌を抑制あるいは調節す
る。該「ホルモン」としては、例えば成長ホルモン(G
H)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、プロラクチン、
インスリン、グルカゴン等が挙げられる。該「増殖因
子」としては、例えばIGF−1等が挙げられる。該
「生理活性物質」としては、例えばバソアクティブイン
テスティナルポリペプチド(VIP)、ガストリン、グ
ルカゴン様ペプチド−1、アミリン、サブスタンス−
P、CGRP、CCK(コレシストキニン)、アミラー
ゼ等が挙げられる。また、該「生理活性物質」にはイン
ターロイキン類やTNF−α等のサイカインが含まれ
る。また、これらの化合物はソマトスタチンが関与する
様々な細胞内情報伝達系を介して作用する。これらの細
胞内情報伝達系としては、アデニレートシクラーゼ、K
+チャンネル、Ca2+チャンネル、蛋白質脱りん酸化、ホ
スホリパーゼC/イノシトール3−リン酸産生系、MA
Pキナーゼ、Na+/H+交換系、ホスホリパーゼA2、
NF−κB等の転写因子が関与する細胞内情報伝達系等
が含まれる。また、これらの化合物及びその塩はソマト
スタチンが関与する直接的あるいは間接的な細胞増殖抑
制作用あるいはアポトーシス作用を調節する。したがっ
て、本発明の化合物(I)又はその塩は、これらのホル
モン、増殖因子、生理活性物質等の産生あるいは分泌の
異常を伴う疾患、これら細胞内情報伝達系の異常(例え
ば過度の亢進あるいは抑制を伴う疾患)、あるいは細胞
増殖制御の異常を伴う疾患に有用である。具体的には、
例えば(1)先端巨大症、TSH産生腫瘍、非分泌性
(非機能性)下垂体腫瘍、異所性ACTH(アドレノコ
ルチコトロピン)産生腫瘍、髄様甲状腺癌、VIP産生
腫瘍、グルカゴン産生腫瘍、ガストリン産生腫瘍、イン
スリノーマ、カルチノイド等の腫瘍の治療薬、(2)イ
ンスリン依存性あるいは非依存性糖尿病あるいはこれら
の糖尿病に関連した種々の疾患、例えば糖尿病性網膜
症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、ドーン症候群、
起立性低血圧症等の治療薬、(3)高インスリン血症の
改善あるいは食欲の抑制等による肥満、過食症等の治療
薬、(4)消化管における外分泌を抑制あるいは調節す
ることから、例えば急性膵炎、慢性膵炎、膵臓・腸フィ
ステル、出血性潰瘍、消化性潰瘍、胃炎、胃酸過多症等
の治療薬、(5)ヘリコバクター・ピロリ菌感染に伴う
様々な症状の改善剤、例えばガストリン分泌昂進の抑制
剤、(6)内視鏡胆道膵管造影に伴うアミラーゼの分泌
抑制剤、さらには膵臓外科手術の予後治療薬、(7)小
腸の吸収能低下、分泌昂進あるいは消化管の運動能異常
に起因する下痢(例えば、short bowel 症候群等)、癌
化学療法等の薬物に起因する下痢、先天性小腸萎縮に起
因する下痢、VIP産生腫瘍等の神経内分泌腫瘍に起因
する下痢、AIDSに起因する下痢、骨髄移植等に伴う
対宿主移植片反応に起因する下痢、糖尿病に起因する下
痢、腹腔神経叢遮断に起因する下痢、全身性硬化症に起
因する下痢及び好酸球増加症に起因する下痢等の治療
薬、(8)ダンピング症候群、過敏性大腸炎、クローン
病、炎症性腸疾患等の治療薬、(9)インスリンあるい
はIGF−1あるいはその他の増殖因子に増殖依存性を
有する種々の癌、あるいはその他の理由に起因する細胞
増殖抑制の異常による腫瘍あるいは癌(例えば、甲状腺
癌、大腸癌、乳癌、前立腺癌、小細胞肺癌、非小細胞肺
癌、膵臓癌、胃癌、胆管癌、肝臓癌、膀胱癌、卵巣癌、
子宮癌、メラノーマ、骨肉腫、軟骨肉腫、悪性褐色細胞
腫、神経芽細胞腫、脳腫瘍、胸腺腫、腎臓癌等)、白血
病(例えば、好塩基性白血球の白血病、慢性リンパ性白
血病、慢性骨髄性白血病、ホジキン病、非ホジキン性リ
ンパ腫等)等の治療薬(これらの癌に用いられる治療薬
は、単独あるいは他の制癌剤、例えばタモキシフェン、
LHRHアゴニスト、LHRHアンタゴニスト、インタ
ーフェロン−α、インターフェロン−β及びインダーフ
ェロン−γ、インターロイキン−2等と併用して用いる
ことができる)、(10)肥大性心筋症、動脈硬化、心
弁膜症、心筋梗塞(特に、経皮経管冠動脈形成術後の心
筋梗塞)、再血管形成の予防・治療薬、(11)食道静
脈瘤出血、肝硬変、末梢血管疾患の治療薬、(12)免
疫系に作用する生理活性物質(例えば、サブスタンス
P、タヒキニン、サイトカイン等)の分泌の抑制あるい
は調節することから、例えば全身性あるいは局所性の炎
症に伴う疾患、例えば、多発性動脈炎、リュウマチ性関
節炎、乾せん、日焼け、湿疹、アレルギー(例えば、喘
息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎等)等の治療
薬、(13)神経調節因子の産生・分泌に影響を及ぼす
ことから、例えば痴呆症(例えば、アルツハイマー病、
アルツハイマー型老年期痴呆、血管性・多発性痴呆
等)、頭痛、片頭痛、精神分裂症、てんかん、うつ病、
一般不安傷害、睡眠傷害、多発性硬化症等の治療薬、
(14)鎮痛薬、(15)急性バクテリア髄膜炎、急性
ウイルス脳炎、成人呼吸促迫症候群、バクテリア肺炎、
重症全身性真菌感染症、結核、脊髄損傷、骨折、肝不
全、肺炎、アルコール性肝炎、A型肝炎、B型肝炎、C
型肝炎、AIDS感染症、ヒトパピローマウイルス感染
症、インフルエンザ感染症、癌転移、多発性骨髄腫、骨
軟化症、骨粗鬆症、骨ペーチェット症、逆流性食道炎、
腎炎、腎不全、敗血症、敗血症ショック、高カルシウム
血症、高コレステロール血症、高グリセリド血症、高脂
血症、全身性エリテマトーサス、一過性脳虚血発作、ア
ルコール性肝炎等の治療薬、(16)臓器移植、火傷、
創傷、脱毛症等の治癒、(17)眼疾患(例えば、緑内
障等)、(18)本化合物に直接あるいは適当なスペー
サーを介して放射性物質(例えば、123Ι、125Ι、111
Ιn等)を導入し、ソマトスタチン受容体を有する腫瘍
のイメージング、及び(19)本化合物に直接あるいは
適当なスペーサーを介して制癌剤を導入し、ソマトスタ
チン受容体を有する腫瘍のターゲッティング等に用いる
ことができる。
【0062】本発明の化合物(I)又はその塩は、原末
のままでも用いられるが、通常、適量の医薬製剤用担体
とともに、常法に従って製剤化される。該「医薬製剤用
担体」としては、例えば賦形剤(例えば、炭酸カルシウ
ム、カオリン、炭酸水素ナトリウム、乳糖、D−マンニ
トール、澱粉類、結晶セルロース、タルク、グラニュー
糖、多孔性物質等)、結合剤(例えば、デキストリン、
ゴム類、アルファ化澱粉、ゼラチン、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
プルラン等)、増粘剤(例えば、天然ガム類、セルロー
ス誘導体、アクリル酸誘導体等)、崩壊剤(例えば、カ
ルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカルメロ
ースナトリウム、クロスポビドン、低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロース、部分アルファ化澱粉等)、溶剤
(例えば、注射用水、アルコール、プロピレングリコー
ル、マクロゴール、ゴマ油、トウモロコシ油等)、分散
剤(例えば、ツイーン80、HCO60、ポリエチレン
グリコール、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸
ナトリウム等)、溶解補助剤(例えば、ポリエチレング
リコール、プロピレングリコール、D−マンニトール、
安息香酸ベンジル、エタノール、トリスアミノメタン、
トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナト
リウム等)、懸濁化剤(例えば、ステアリルトリエタノ
ールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、塩化ベンザルコ
ニウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ヒドロキシメチルセルロース等)、無痛化剤(例え
ば、ベンジルアルコール等)、等張化剤(例えば、塩化
ナトリウム、グリセリン等)、緩衝剤(例えば、リン酸
塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩等)、滑沢剤(例え
ば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、タルク、澱粉、安息香酸ナトリウム等)、着色剤
(例えば、タール色素、カラメル、三二酸化鉄、酸化チ
タン、リボフラビン類等)、矯味剤(例えば、甘味類、
香料等)、安定剤(例えば、亜硫酸ナトリウム、アスコ
ルビン酸等)及び保存剤(例えば、パラベン類、ソルビ
ン酸等)等が用いられる。前記医薬製剤用担体を含んで
いてもよい本発明の医療用の予防・治療剤は、各種疾病
を予防・治療するために必要な量の本発明の化合物
(I)又はその医薬的に許容される塩を含有する。本発
明の化合物(I)又はその医薬的に許容される塩の本発
明製剤中の含有量は、通常、製剤全体の約0.1ないし
約100重量%である。剤型の具体例としては、例えば
錠剤(糖衣錠、フィルムコーティング錠を含む)、丸
剤、カプセル剤(マイクロカプセルを含む)、顆粒剤、
細粒剤、散剤、点滴剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤、注
射剤、吸入剤、軟膏剤、座剤、トローチ剤、パップ剤等
が用いられる。これらの製剤は常法(例えば、日本薬局
方第12改正に記載の方法等)に従って調製される。
【0063】本発明中の主な製剤の製造法を以下に示す
が、もちろんこれらに限定されるものではない。 (1)錠剤 本発明の化合物をそのまま、又は賦形剤、結合剤、崩壊
剤もしくはそのほかの適当な添加剤を加えて均等に混和
したものを、適当な方法で顆粒状とした後、滑沢剤等を
加え、圧縮成型する。次いで、必要により、味のマスキ
ング、腸溶性あるいは持続性等の目的のために、適当な
コーティング剤で剤皮を施されていてもよい。 (2)注射剤 本発明の化合物の一定量を、必要により安定剤、溶解補
助剤、懸濁化剤、乳化剤、緩衝剤、保存剤等を加えて、
注射用水等に溶解、懸濁もしくは乳化して一定用量とす
る。 (3)座剤 油脂性基剤、水溶性基剤又はそのほかの適当な物質を基
剤とし、必要ならば乳化剤、懸濁剤等を加え、これに本
発明の化合物を加え、混和して均等にした後、適当な形
状とする。 (4)カプセル剤 本件の化合物及び適当な賦形剤等の添加剤を均等に混和
したもの、又は適当な方法で粒状としたもの、もしくは
粒状としたものに適当なコーティング剤で剤皮を施した
ものを、そのまま又は軽くカプセルに充填する。
【0064】本発明の医薬製剤は、低毒性で安全性が高
く、優れたソマトスタチン受容体作動作用を有するの
で、前記疾患の予防・治療薬として有用である。前記医
薬製剤における本発明の化合物の使用量は、選択される
化合物、投与対象に選ばれる動物種、その投与回数等に
より変化するが、広範囲にわたって有効性を発揮する。
例えば、成人の先端巨大症患者、糖尿病合併症、難治性
下剤、糖尿病又は肥満に対して、本発明の医薬製剤を経
口投与する場合の一日当たりの投与量は、本発明の化合
物(I)の有効量として、通常、約0.001ないし約
20mg/kg体重、好ましくは、約0.2ないし約3
mg/kg体重であるが、非経口投与の場合、他の活性
成分との合剤あるいは他の医薬製剤と併用される場合
は、一般にこれらの投与量より少ない値になる。しか
し、実際に投与される化合物の量は、化合物の選択、各
種製剤形態、患者の年齢、体重、性別、疾患の程度、投
与経路、その投与を実施する期間及び間隔等の状況によ
って決定されるものであり、医者の判断によって随時変
更が可能である。前記医薬製剤の投与経路は、種々の状
況により特に制限されないが、例えば経口あるいは非経
口経路で投与することができる。ここで使用される「非
経口」には、静脈内、筋肉内、皮下、鼻腔内、直腸内、
膣内及び腹腔内等への投与を含む。前記医薬製剤の投与
期間及び間隔は、種々の状況に応じて変更されるもので
あり、医師の判断により随時判断されるものであるが、
分割投与、連日投与、間歇投与、短期大量投与、反復投
与等の方法がある。例えば、経口投与の場合は、1日1
ないし数回(特に1日1ないし3回)に分割して投与す
ることが望ましい。また、長時間かけて点滴静注するこ
とも可能である。
【0065】
【発明の実施の形態】本発明は、さらに下記の実施例、
実験例で詳しく説明されるが、これらの例は単なる実施
であって本発明を限定するものではなく、また本発明の
範囲を逸脱しない範囲で変化させてもよい。参考例、実
施例中の略号は次の意味を有する。 s:シングレット、d:ダブレット、t:トリプレッ
ト、q:クワルテット、dd:ダブルダブレット、d
t:ダブルトリプレット、m:マルチプレット、br:
幅広い、j:カップリング定数、室温:0〜30℃
【0066】
【実施例】実施例1 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−ベンジル−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド(A),3,5−シス−N−(2−フル
オロベンジル)−1−ベンジル−5−(3−tert−ブト
キシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド(B) (1)N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−5
−クロロベンズアミド(24.8g)とN−tert−ブト
キシカルボニル−3−ブロモベンジルアミン(22.0
g)のテトラヒドロフラン(300ml)溶液を−78℃
に冷却し、それにn−ブチルリチウムのヘキサン溶液
(1.6mol/L)(240ml)を徐々に滴下した。滴下
終了後、水(300ml)と酢酸エチルエステル(300
ml)を加えた。有機層を水洗合、無水MgSO4 で乾燥
し、溶媒を留去した。残った油状化合物にヘキサン(4
00ml)を加え、結晶化させ、それを濾取することによ
り淡黄色結晶の2−アミノ−3'−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチル−5−クロロベンゾフェノン(1
2.5g)を得た。 (2)2−アミノ−3'−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチル−5−クロロベンゾフェノン(7g)のメタ
ノール(70ml)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム
(1.1g)を加え、室温で30分間撹拌した。酢酸エ
チルエステル(100ml)を加え、水洗後、無水MgS
4 で乾燥し、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで分離精製し、目的とする無色
油状化合物2−アミノ−5−クロロ−α−(3−tert−
ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベンジルア
ルコール(6.9g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s), 4.30(2H,d,J=5.8H
z), 4.80-4.95(1H,br),5.77(1H,s), 6.58(1H,d,J=8.4H
z), 7.04-7.38(6H,m)
【0067】(3)2−アミノ−5−クロロ−α−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベ
ンジルアルコール(0.7g)のメタノール(7ml)溶
液に、ベンズアルデヒド(229mg)と酢酸(130m
g)を加え、室温で10分間撹拌した。それにシアノ水
素化ホウ素ナトリウム(135mg)を加え、室温で30
分間撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、
水洗後、無水MgSO4 で乾燥し、溶媒を留去した。残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製
し、目的とする無色油状化合物2−ベンジルアミノ−5
−クロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノ
メチルフェニル)ベンジルアルコール(0.91g)を
得た。 NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,m), 2.55-2.65(1H,b
r), 4.24(2H,s), 4.28(2H,d,J=5.8Hz), 4.70-4.97(2H,b
r), 5.80(1H,s), 6.52(1H,d,J=8.8Hz), 7.01-7.38(1H,
m) (4)2−ベンジルアミノ−5−クロロ−α−(3−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベンジ
ルアルコール(0.91g)の酢酸エチルエステル(1
0ml)に水(4ml)と1規定水酸化ナトリウム水溶液
(3ml)を加え、塩化フマル酸モノエチルエステル(3
30mg)を加え、氷冷下1時間撹拌した。酢酸エチルエ
ステル(30ml)を加え、有機層を水洗後、無水MgS
4 で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノール
(10ml)に溶解し、炭酸カリウム(400mg)を加
え、室温で終夜撹拌した。不溶物を濾取し、溶媒を留去
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分
離精製し、無色油状化合物の1−ベンジル−5−(3−
tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7
−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸 エチルエステ
ル(1.06g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.24(3/10×3H,t,J=7.0Hz), 1.
25(7/10×3H,t,J=7.0Hz), 2.76(7/10×1H,dd,J=5.4,16.
8Hz), 2.88(3/10×1H,dd,J=5.4,16.8Hz), 3.13(7/10×1
H,dd,J=8.4,16.8Hz), 3.22(3/10×1H,dd,J=8.4,16.8H
z), 3.68(3/10×1H,d,J=15.6Hz), 4.14(2H,q,J=7.0Hz),
4.20-4.32(2H,m), 4.44-4.90(3H,m), 5.37(7/10×1H,
s), 5.44(7/10×1H,d,J=14.6Hz), 5.89(3/10×1H,s),
6.50(7/10×1H,d,J=2.0Hz), 6.97-7.39(11H+3/10×1H,
m)
【0068】(5)(4)で得た化合物(0.98g)
のエタノール(10ml)溶媒に1規定水酸化ナトリウム
水溶液(2ml)を加え、60℃で3時間撹拌した。酢酸
エチルエステル(50ml)と1規定塩酸(50ml)を加
えて抽出した。有機層を分離し、水洗後、無水MgSO4
で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで分離精製し、無色の非結晶性固
体1−ベンジル−5−(3−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−酢酸(0.74g)を得た。 NMR(CD3OD)δ:1.39-1.45(9H,m), 2.72(1H,d
d,J=5.6,17.0Hz), 3.01(1H,dd,J=8.4,17.0Hz), 4.15-4.
96(5H,m), 5.33(7/10×1H,s), 5.50(7/10×1H,d,J=13.8
Hz), 5.70(3/10×1H,d,J=13.8Hz), 6.39(7/10×1H,s),
6.94-7.54(11H+3/10×1H,m) (6)(5)で得た化合物(0.74g)と2−フルオ
ロベンジルアミン(184mg)のジメチルホルムアミド
(7ml)溶液に、シアノりん酸ジエチル(262mg)と
トリエチルアミン(203mg)を加え、室温で30分間
撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗
後、無水MgSO4 で乾燥した。溶媒を留去し、残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、
2種の無色油状化合物3,5−トランス−N−(2−フ
ルオロベンジル)−1−ベンジル−5−(3−tert−ブ
トキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−アセトアミド(A)(0.44
g),3,5−シス−N−(2−フルオロベンジル)−
1−ベンジル−5−(3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−アセトアミド(B)(0.07g)を得た。 (A),NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s), 2.70(1H,
dd,J=5.8,14.4Hz), 2.93(1H,dd,J=7.4,14.4Hz), 4.27(2
H,d,J=5.4Hz), 4.37-4.61(3H,m), 4.76-4.84(1H,br),
4.80(1H,d,J=14.6Hz), 5.34(1H,s), 5.46(1H,d,J=14.6H
z), 6.23-6.30(1H,br), 6.48(1H,d,J=2.2Hz), 6.93-7.3
4(15H,m) (B),NMR(CDCl3)δ:1.42(9H,s), 2.83(1H,
dd,J=5.8,14.2Hz), 3.04(1H,dd,J=7.2,14.2Hz), 3.70(1
H,d,J=13.8Hz), 4.24(2H,d,J=5.8Hz), 4.48(2H,d,J=6.2
Hz), 4.60-4.72(2H,m), 4.80-4.93(1H,br), 5.88(1H,
s), 6.35-8.45(1H,br), 6.93-7.44(15H,m)
【0069】実施例2 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−ベンジル−7−
クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例1で得た3,5−トランス−N−(2−フルオロ
ベンジル)−1−ベンジル−5−(3−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−アセトアミド(0.44g)を4規定
の塩化水素の酢酸エチルエステル溶液(5ml)に溶解さ
せ、室温で30分間撹拌した。溶媒を留去し、残渣をジ
エチルエーテル/n−ヘキサンで洗浄し、不溶物を濾取
することにより、無色非結晶性固体(0.39g)を得
た。 NMR(CD3OD)δ:2.78(1H,dd,J=
6.8,15.0Hz), 2.91(1H,dd,J
=6.8,15.0Hz), 4.05(2H,s),
4.43(2H,s), 4.53(1H,t,J=
6.8Hz), 4.94(1H,d,J=15.0H
z), 5.45(1H,s), 5.52(1H,
d,J=15.0Hz), 6.38(1H,d,J=
2.2Hz), 7.01−7.56(15H,m)
【0070】実施例3 3,5−シス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
(3−アミノメチルフェニル)−1−ベンジル−7−ク
ロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例1で得た3,5−シス−N−(2−フルオロベン
ジル)−1−ベンジル−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド(0.07g)を4規定の塩
化水素の酢酸エチルエステル溶液(1ml)に溶解させ、
以下実施例2と同様の操作により、無色非結晶性固体
(0.04g)を得た。 NMR(CD3OD)δ:2.89(1H,dd,J=6.6,15.4Hz),
3.04(1H,dd,J=7.2,15.4Hz), 3.89(1H,d,J=15.6Hz), 4.0
6(2H,s), 4.37(1H,d,J=15.0Hz), 4.49(1H,d,J=15.0Hz),
4.60(1H,d,J=15.6Hz), 4.74(1H,t,J=6.8Hz), 6.02(1H,
s), 6.97-7.66(1H,dd,J=6.6,7.2Hz)
【0071】実施例4 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド (1)実施例1−(2)で得た2−アミノ−5−クロロ
−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフ
ェニル)ベンジルアルコール(4.0g)のメタノール
(80ml)溶液に、4−ビフェニルカルボキシアルデヒ
ド(2.2g)と酢酸(0.8g)を加え、室温で10分
間撹拌した。それにシアノ水素化ホウ素ナトリウム
(0.83g)を加え、室温で30分間撹拌した。酢酸
エチルエステル(50ml)を加え、水洗後、無水MgS
4 で乾燥し、溶媒を留去した。残留物を酢酸エチルエ
ステル(50ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水
溶液(30ml)を加えた。これに塩化フマル酸モノエチ
ルエステル(1.9g)の酢酸エチルエステル(4ml)
溶液を室温で撹拌しながら滴下した。滴下終了後、室温
で1時間撹拌し、水洗し、無水MgSO4 で乾燥した。
溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで分離精製し、油状化合物(5.0g)を得た。
この油状化合物をエタノール(120ml)に溶解し、こ
れに炭酸カリウム(2.5g)を加え、60℃で2時間
加熱撹拌した。不溶物を濾去し、溶媒を留去後、残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、
無色油状化合物の3,5−トランス−1−(4−ビフェ
ニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−酢酸 エチルエステル(2.4g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t,J=7Hz), 1.44(9H,
s), 2.77(1H,dd,J=5.2,15Hz), 3.15(1H,dd,J=8.6,14.6H
z), 4.0-4.3(4H,m), 4.5(1H,dd,), 4.25(1H,m), 4.96(1
H,d,J=14.6Hz), 5.45(1H,d,J=15Hz), 5.39(1H,s), 6.50
(1H,br s), 6.9-7.65(15H,m) (2)(1)で得た3,5−トランス体(2.0g)をテ
トラヒドロフラン(20ml)とメタノール(120ml)
の混合溶媒に溶かし、これに1規定水酸化ナトリウム水
溶液(15ml)を加え、60℃で2時間加熱撹拌した。
冷却後、水(200ml)を加えた後、硫酸水素カリウム
で中和した。酢酸エチルエステル(50ml×2)で抽出
し、無水MgSO4 で乾燥後、溶媒を留去した。残渣を
ジエチルエーテルで再結晶し、融点140−142℃の
無色結晶、3,5−トランス−1−(4−ビフェニルメ
チル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
酢酸(0.91g)を得た。 (3)(2)で得た化合物(0.9g),2−フルオロ
ベンジルアミン(0.21g),トリエチルアミン(0.
27g)のジメチルホルムアミド(9ml)溶液に、シア
ノりん酸ジエチルエステル(0.3g)を加え、室温で
20分間撹拌した。水(50ml)を加え、酢酸エチルエ
ステルで抽出した。水洗後、無水MgSO4で乾燥し、溶
媒を留去後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで分離精製し、無色非結晶性固体(0.93g)を
得た。 NMR(CDCl3)δ:1.43(9H,s), 2.72(1H,dd,), 2.
96(1H,dd), 4.2(2H,m),4.35-4.65(3H,m), 4.25(1H,m),
4.92(1H,d,J=15Hz), 5.36(1H,s), 5.48(1H,d,J=16Hz),
6.26(1H,t), 6.49(1H,d,J=1.8Hz), 6.9-7.7(19H,m)
【0072】実施例5 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド・1塩酸塩 実施例4で得た化合物(0.9g)を4規定の塩化水素
の酢酸エチルエステル溶液(15ml)に溶かし、室温で
1時間撹拌した。溶媒を留去し、ジエチルエーテルより
再結晶することにより、融点250−252℃の無色結
晶(0.84g)を得た。 NMR(DMSO−d6)δ:2.66(1H,dd,J=5.6,15.0H
z), 2.886(1H,dd,J=7.8,15.0Hz), 4.000(2H,s), 4.316
(2H,d,J=5.6Hz), 4.488(1H,t,J=5.8Hz), 5.10(1H,d,J=1
5.2Hz), 5.387(1H,d,J=15.2Hz), 5.555(1H,s), 6.395(1
H,d,J=2.2Hz), 7.03-7.68(19H,m), 8.25-8.62(3H,m)
【0073】実施例6 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネ
オペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1
塩酸塩 (1)実施例1−(2)で得た2−アミノ−5−クロロ
−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフ
ェニル)ベンジルアルコール(4.0g)のメタノール
(80ml)溶液に、トリメチルアセトアルデヒド(1.
04g)と酢酸(0.8g)を加え、室温で10分間撹
拌した。それにシアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.8
3g)を加え、室温で30分間撹拌した。酢酸エチルエ
ステル(50ml)を加え、水洗後、無水MgSO4 で乾
燥し、溶媒を留去した。残留物を酢酸エチルエステル
(50ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液
(30ml)を加えた。これに塩化フマル酸モノエチル
エステル(1.9g)の酢酸エチルエステル(4ml)溶
液を室温で撹拌しながら滴下した。滴下終了後、室温で
1時間撹拌し、水洗し、無水MgSO4 で乾燥した。溶
媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで分離精製し、油状化合物(4.3g)を得た。こ
の油状化合物をエタノール(120ml)に溶解し、これ
に炭酸カリウム(2.5g)を加え、60℃で2時間加
熱撹拌した。不溶物を濾去し、溶媒を留去後、残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無
色油状化合物の3,5−トランス−5−(3−tert−ブ
トキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ
−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸 エ
チルエステル(2.6g)を得た。この化合物(2.6
g)をテトラヒドロフラン(20ml)とメタノール(1
20ml)の混合溶媒に溶かし、これに1規定水酸化ナト
リウム水溶液(15ml)を加え、60℃で2時間加熱撹
拌した。冷却後、水(200ml)を加えた後、硫酸水素
カリウムで中和した。酢酸エチルエステル(50ml×
2)で抽出し、無水MgSO4 で乾燥後、溶媒を留去し
た。残渣をジエチルエーテルで再結晶し、融点217−
219℃の無色結晶、3,5−トランス−5−(3−ter
t−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−
クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢
酸(2.2g)を得た。
【0074】(2)(1)で得た化合物(0.32
g),2−フルオロベンジルアミン(0.11g),ト
リエチルアミン(0.11g)のジメチルホルムアミド
(5ml)溶液に、シアノりん酸ジエチルエステル(0.
12g)を加え、室温で20分間撹拌した。水(50m
l)を加え、酢酸エチルエステルで抽出した。水洗後、
無水MgSO4 で乾燥し、溶媒を留去後、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色非
結晶性固体(0.37g)を得た。この化合物(0.24
g)を4規定の塩化水素の酢酸エチルエステル溶液(5
ml)に溶解し、0.5時間室温で撹拌した。溶媒を除く
ことにより、無色の非結晶性固体(0.23g)を得
た。 NMR(DMSO−d6)δ:0.88(9H,s), 2.60-2.80(2
H,m), 3.26(1H,d,J=13.4Hz), 4.00-4.10(2H,m), 4.26-
4.20(4H,m), 5.08(1H,s), 6.41(1H,s), 7.13-7.80(11H,
m), 8.15-8.60(3H,br)
【0075】実施例7 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−(4−ヒドロキシベンジル)−2−オキソ−
7−(3−フェニルプロピルオキシ)−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド (1)2−アミノ−5−ヒドロキシ−安息香酸(3.0
g)を1規定水酸化ナトリウム水溶液(50ml)に溶解
した溶液に、カルボベンジルオキシクロライド(3.5
g)を滴下した。室温で1時間かきまぜた後、1規定塩
酸で中和し、酢酸エチル(100ml)で抽出した。有機
層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧
下に留去した。残留物から2−ベンジルオキシカルボニ
ルアミノ−5−ヒドロキシ安息香酸の黒褐色結晶(2.
9g)が得られた。2−ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ−5−ヒドロキシ安息香酸(6.0g)とN,O−ジメ
チルヒドロキシルアミン塩酸塩(2.5g)を塩化メチ
レン(80ml)に溶解した溶液に、1−エチル−3−
(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド塩酸
塩(4.6g)及びトリエチルアミン(5ml)を加えて
室温で2時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残留物に
水を加えて酢酸エチル(200ml)で抽出した。有機層
を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分離精製し、N−メチル−N−メチルオキシ−2−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−5−ヒドロキシベンズア
ミドの黄色油状物(5.0g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:3.322(3H,s), 3.520(3H,s), 5.
171(2H,s), 6.10(1H,m),6.8-7.5(6H,m), 7.70-8.10(2H,
m) (2)N−メチル−N−メチルオキシ−2−ベンジルオ
キシカルボニルアミノ−5−ヒドロキシベンズアミド
(1.5g),3−フェニルプロピルブロマイド(0.9
g),炭酸カリウム(0.6g),N,N−ジメチルホル
ムアミド(10ml)溶液を70℃で3時間撹拌した。
反応液を氷水中に加えて酢酸エチルで抽出した。有機層
を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精
製し、N−メチル−N−メチルオキシ−2−ベンジルオ
キシカルボニルアミノ−5−(3−フェニルプロピルオ
キシ)ベンズアミドの黄色油状物(1.4g)が得られ
た。 NMR(CDCl3)δ:2.0-2.2(2H,m), 2.803(2H,t,J=8H
z), 3.34(3H,s), 3.526(3H,s), 3.934(2H,t,J=6.2Hz),
5.176(2H,s), 6.9-7.5(11H,m), 7.9-8.3(2H,m)
【0076】(3)N−メチル−N−メチルオキシ−2
−ベンジルオキシカルボニルアミノ−5−(3−フェニ
ルプロピルオキシ)ベンズアミド(1.4g)を酢酸エ
チル(10ml)とメタノール(10ml)に溶解し、10
%パラジウム炭素(0.3g)を加えて水素雰囲気下に
室温で24時間撹拌した。反応液を濾過し、留去した。
残留物からN−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ
−5−(3−フェニルプロピルオキシ)ベンズアミドの
橙色油状物(1.0g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ:2.05(2H,m), 2.794(2H,t,J=8H
z), 3.342(3H,s), 3.595(3H,s), 3.890(2H,t,J=6.2Hz),
6.6-7.4(8H,m) (4)N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−5
−(3−フェニルプロピルオキシ)ベンズアミド(1.
0g)とN−tert−ブトキシカルボニル 3−ブロモベ
ンジルアミン(0.92g)をテトラヒドロフラン(2
0ml)に溶解した溶液を−70℃に冷却し、撹拌しなが
らn−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.6mol/L)
12mlを20分間で滴下した。滴下後、水(50ml)と
酢酸エチル(50ml)を加えた。有機層を水洗いし、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、2−アミ
ノ−3’−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル−5
−(3−フェニルプロピルオキシ)ベンゾフェノンの黄
色油状物(0.75g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.451(9H,s), 1.9-2.1(2H,m),
2.751(2H,t,J=8.2Hz), 3.779(2H,t,J=6.2Hz), 4.37(2H,
d,J=6.2Hz), 4.87(1H,m), 5.719(2H,m), 6.7-7.6(12H,
m) (5)2−アミノ−3'−tert−ブトキシアミノメチル
−5−(3−フェニルプロピルオキシ)ベンゾフェノン
(0.75g)をメタノール(20ml)に溶解し、水素
化ホウ素ナトリウム(0.15g)を加えた。反応液を
濃縮し、水を加えて酢酸エチル(80ml)で抽出した。
有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。残留物から2−アミノ−α−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−5−(3−フェ
ニルプロピルオキシ)ベンジルアルコールの黄色油状物
(0.7g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.445(9H,s), 2.05(2H,m), 2.7
86(2H,t,J=8Hz), 3.883(2H,t,J=6.4Hz), 4.30(2H,d,J=
5.8Hz), 4.85(1H,m), 5.801(1H,s), 6.6-7.4(12H,m)
【0077】(6)2−アミノ−α−(3−tert−ブト
キシカルボニルアミノフェニル)−5−(3−フェニル
プロピルオキシ)ベンジルアルコール(0.7g)と4
−ベンジルオキシベンズアルデヒド(0.38g)及び
酢酸(0.1g)をメタノール(12ml)に溶解し、シ
アノ水素化ホウ素ナトリウム(0.11g)を加えて6
0℃で30分間撹拌した。反応液を濃縮し、酢酸エチル
(50ml)と水(100ml)を加えた。有機層を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物か
ら2−(4−ベンジルオキシベンジル)−α−(3−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−5−
(3−フェニルプロピルオキシ)ベンジルアルコールの
黄色油状物(0.95g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.442(9H,s), 2.05(sH,m), 2.7
81(2H,t,J=8.2Hz), 3.877(2H,t,J=6.4Hz), 4.12(2H,m),
4.28(1H,m), 5.05(2H,s), 5.817(1H,s), 6.6-7.5(21H,
m) (7)2−(4−ベンジルオキシベンジル)−α−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−
5−(3−フェニルプロピルオキシ)ベンジルアルコー
ル(0.95g),1規定水酸化ナトリウム(5ml),
及び酢酸エチル(15ml)の溶液を室温で撹拌しなが
ら、塩化フマル酸モノエチル(0.25g)を滴下し
た。20分間撹拌した後、有機層を分離し、水洗いし、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をエタ
ノール(20ml)に溶解し、炭酸カリウム(0.6g)
を加えて60℃で2時間撹拌した。反応液を減圧濃縮
し、水(50ml)と酢酸エチル(60ml)を加えて抽出
した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで分離精製し、3,5−トランス−1−(4−ベ
ンジルオキシベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)−2−オキソ−7−
(3−フェニルプロピルオキシ)−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチ
ルエステルの無色油状物(0.42g)を得た。
【0078】NMR(CDCl3)δ:1.246(3H,t,J=7.2
Hz), 1.437(9H,s), 2.0(2H,m), 2.6-2.85(3H,m), 3.11
(1H,dd,J=8.4Hz,16Hz), 3.75(2H,m), 4.0-4.35(4H,m),
4.47(1H,dd,J=5.6Hz,8.2Hz), 4.73(1H,d,J=14.6Hz), 5.
046(2H,s), 5.38(1H,d,J=14.6Hz), 6.03(1H, ,J=3Hz),
6.8-7.5(20H,m) (8)3,5−トランス−1−(4−ベンジルオキシベ
ンジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノ
メチルフェニル)−2−オキソ−7−(3−フェニルプ
ロピルオキシ)−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステル(0.4
g)をテトラヒドロフラン(5ml)とメタノール(10
ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(4ml)を加え
て60℃で40分間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、5
%硫酸水素カリウム水溶液で中和し、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミド
(10ml)に溶解し、2−フルオロベンジルアミン(7
0mg)を加えて、氷冷下に撹拌しながらシアノりん酸ジ
エチル(0.1g)とトリエチルアミン(0.1ml)を加
えた。反応液を室温で30分間撹拌した後、水を加えて
酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を水洗いし、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、3,5
−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1−(4
−ベンジルオキシベンジル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−2−オキソ−7
−(3−フェニルプロピルオキシ)−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミドの無色油状物(0.38g)を得た。
【0079】NMR(CDCl3)δ:1.429(9H,s), 2.0
0(2H,m), 2.6-2.8(3H,m), 2.93(1H,dd,J=7.2Hz,16Hz),
3.75(2H,m), 4.2-4.6(5H,m), 4.67(1H,d,J=14.4Hz), 5.
04(2H,s), 5.303(1H,s), 5.40(1H,d,J=14.4Hz), 6.02(1
H,d,J=2.6Hz), 6.38(1H,m), 6.8-7.5(24H,m) (9)3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジ
ル)−1−(4−ベンジルオキシベンジル)−5−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−
2−オキソ−7−(3−フェニルプロピルオキシ)−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド(0.38g)を酢酸エチル(1
0ml)とメタノール(10ml)に溶解し、10%パラジ
ウム炭素(0.1g)を加えて水素雰囲気下に室温で2
時間撹拌した。反応液を濾過し、減圧留去した。残留物
から3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)
−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフ
ェニル)−1−(4−ヒドロキシベンジル)−2−オキ
ソ−7−(3−フェニルプロピルオキシ)−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミドの無色非結晶性固体(0.33g)を得
た。 NMR(CDCl3)δ:1.43(9H,m), 2.05(2H,m), 2.6-
3.0(4H,m), 3.78(2H,m),4.0-4.6(6H,m), 4.87(1H,s),
5.0(1H,m), 5.8(1H,m), 5.95(1H,d,J=2Hz), 6.18(1H,
m), 6.6-7.5(19H,m)
【0080】実施例6と同様の操作により実施例8ない
し24に示す化合物を得た。 実施例8 3,5−トランス−N−(3−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネ
オペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1
塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:0.83(9H,s), 2.
70−2.96(4H,m), 3.33(1H,d,
J=13.2Hz),3.80−3.92(2H,
m), 4.11−4.44(4H,m), 5.91
(1H,s), 6.53(1H,s), 6.81−
7.59(11H,m) 実施例9 3,5−トランス−N−(4−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネ
オペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1
塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:0.84(9H,s), 2.70-2.90(2H,m),
3.31(1H,d,J=13.0Hz),3.78-3.96(2H,m), 4.08-4.15(1
H,m), 4.30-4.46(3H,m), 5.89(1H,s), 6.52(1H,s), 6.8
4-7.56(11H,m) 実施例10 3,5−トランス−N−(2−フルオロフェニルエチ
ル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ
−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド・1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:0.87(9H,s), 2.60-2.83(4H,m),
3.29-3.45(3H,m), 4.00-4.10(2H,m), 4.35-4.46(2H,
m), 5.94(1H,s), 6.54(1H,s), 6.67(1H,br), 6.29-7.59
(11H,m)
【0081】実施例11 3,5−トランス−N−(2−クロロベンジル)−5−
(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネオ
ペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1塩
酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:0.85(9H,s), 2.70-3.00(2H,m),
3.32(1H,d,J=14.8Hz),3.90-4.00(2H,m), 4.35-4.50(4
H,m), 5.92(1H,s), 6.53(1H,s), 7.09-7.57(10H,m) 実施例12 3,5−トランス−N−(2−メトキシベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネ
オペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1
塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:0.87(9H,s), 2.64-2.92(2H,m),
3.32(1H,d,J=11.8Hz),3.76(3H,s), 3.84-4.02(2H,m),
4.24-4.50(4H,m), 5.95(1H,s), 6.53(1H,s), 6.79-7.50
(10H,m) 実施例13 3,5−トランス−N−(2,4−ジフルオロベンジル)
−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1
−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒ
ドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド
・1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:0.85(9H,s), 2.66-2.96(2H,m),
3.32(1H,d,J=13.8Hz),3.92-4.02(2H,m), 4.20-4.44(4
H,m), 5.89(1H,s), 6.52(1H,s), 6.67-7.58(9H,m)
【0082】実施例14 3,5−トランス−N−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−5−(3−アミノメチルフェニル)
−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・1塩酸塩 NMR(CDCl3)δ:0.90(9H,s), 2.80(1H,dd,J=5.
8,14.2Hz), 2.96(1H,dd,J=7.8,14.2Hz), 3.34(1H,d,J=1
3.6Hz), 4.04(2H,s), 4.30-4.74(4H,m), 5.99(1H,s),
6.57(1H,d,J=2.0Hz), 7.19-7.76(9H,m) 融点:165−170℃ 実施例15 3,5−トランス−N−(ベンジル)−5−(3−アミ
ノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩(非結晶
性固体) NMR(CDCl3)δ:0.84(9H,s), 2.7-2.9(2H,m),
3.32(1H,d,J=14.0Hz), 4.08-4.20(2H,m), 4.32-4.50(4
H,m), 5.91(1H,s), 6.52(1H,s), 7.09-7.48(11H,m) 実施例16 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−N
−メチル−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−ク
ロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド・1塩酸塩 NMR(CDCl3)δ:0.93,0.94(total 9H,各s), 2.7
2-2.85(1H,m), 2.89(3/10×3H,s), 3.03(6/10×3H,s),
3.18-3.31(1H,m), 3.39(1H,d,J=14.2Hz), 3.85-4.05(2
H,br), 4.44-4.80(4H,m), 6.00,6.02(total 1H,各s),
6.59(1H,s), 6.98-7.42(10H,m)
【0083】実施例17 3,5−トランス−N−(ピリジン−2−イル)メチル
−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1
−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒ
ドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド
・2塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CD3OD)δ:0.95(9H,s), 2.86(2H,d,J=5.
6,15.0Hz), 3.02(2H,dd,J=8.2,15.0Hz), 3.57(1H,d,J=1
4.2Hz), 4.18(2H,s), 4.37-4.48(2H,m), 4.64(1H,d,J=1
6.4Hz), 4.79(1H,d,J=16.4Hz), 6.06(1H,s), 6.51(1H,
d,J=2.2Hz), 7.44-7.61(6H,m), 7.87-8.04(2H,m), 8.53
-8.77(2H,m) 実施例18 3,5−トランス−N−(フラン−2−イル)メチル−
5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒド
ロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・
1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CD3OD)δ:0.94(9H,s), 2.74(2H,d,J=6.6
Hz), 3.58(1H,d,J=14.0Hz), 4.15(2H,s), 4.33-4.47(4
H,m), 6.04(1H,s), 6.21-6.35(2H,m), 6.49(1H,d,J=2.6
Hz), 7.40-7.65(7H,m) 実施例19 3,5−トランス−N−(チオフェン−2−イル)メチ
ル−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−
1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミ
ド・1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:0.94(9H,s), 2.74(2H,d,J=6.6H
z), 3.58(1H,d,J=13.6Hz), 4.13(2H,s), 4.40-4.54(4H,
m), 6.04(1H,s), 6.49(1H,d,J=2.2Hz), 6.90-6.94(2H,
m), 7.21-7.65(7H,m)
【0084】実施例20 3,5−トランス−N−(2−トリフルオロメチルベン
ジル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロ
ロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド・1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:0.94(9H,s), 2.85(2H,d,J=6.6H
z), 3.58(1H,d,J=14.6Hz),4.11(2H,s), 4.42-4.57(4H,
m), 6.06(1H,s), 6.50(1H,s), 7.36-7.70(10H,m) 実施例21 3,5−トランス−N−(2,6−ジフルオロベンジル)
−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1
−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒ
ドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド
・1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CD3OD)δ:0.93(9H,s), 2.71(2H,d,J=6.6H
z), 3.57(1H,d,J=13.2Hz), 4.17(2H,s), 4.38-4.45(4H,
m), 6.02(1H,s), 6.48(1H,s), 6.91-7.36(9H,m) 実施例22 3,5−トランス−N−(インドール−3−イル)メチ
ル]−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ
−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド・1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CD3OD)δ:0.90(9H,s),
2.72(2H,d,J=6.2Hz), 2.93
(2H,t,J=7.3Hz), 3.42−3.66
(3H,m), 4.12(2H,s), 4.39−
4.48(2H,m), 6.05(1H,s),
6.51(1H,d,J=2.2Hz), 6.98−
7.62(11H,m)
【0085】実施例23 3,5−トランス−N−(シクロヘキシルメチル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネ
オペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1
塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CD3OD)δ:0.94(9H,s), 1.16-1.73(11H,
m), 2.72(2H,d,J=6.8Hz),3.00(2H,d,J=6.6Hz), 3.59(1
H,d,J=14.0Hz), 4.18(2H,s), 4.40-4.47(2H,m), 6.05(1
H,s), 6.50(1H,d,J=2.4Hz), 7.42-7.56(6H,m) 実施例24 3,5−トランス−N−[2−(ピロリジン−1−イ
ル)エチル]−5−(3−アミノメチルフェニル)−7
−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド・2塩酸塩(非結晶性固体) NMR(DMSO−d6)δ:0.87(9H,s), 1.75-2.10(4
H,m), 2.67(2H,m), 2.96(2H,m), 3.15(2H,m), 3.34-3.7
0(5H,m), 4.08(2H,m), 4.20-4.40(2H,m), 5.88(1H,s),
6.44(1H,d,J=2.4Hz), 7.30-7.80(6H,m), 8.3-8.6(4H,m)
【0086】実施例25 (3S,5S)−N−(2−フルオロベンジル)−5−
(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネオ
ペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1塩
酸塩 (1)実施例6の(1)で得た3,5−トランス−5−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−酢酸(0.6g)とL−ロイシン メチルエス
テル・1塩酸塩(0.22g)のジメチルホルムアミド
(6ml)溶液に、シアノりん酸ジエチルエステル(0.
20g)とトリエチルアミン(0.25g)を加え、0
℃で30分間撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)
を加え、水洗後、有機層を無水MgSO4 で乾燥した。
溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで分離精製し、(3R,5R)−N−[5−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−
7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセチル]−L−ロイシン メチルエステル(0.3
7g)及び(3S,5S)−N−[5−(3−tert−ブ
トキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ
−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセチ
ル]−L−ロイシン メチルエステル(0.40g)を
得た。 (3R,5R)体: NMR(CDCl3)δ:0.92(15H,s), 1.44(9H,s), 1.5
5-1.65(3H,m), 2.70(1H,dd,J=6.8,14.8Hz), 2.87(1H,d
d,J=6.8,14.8Hz), 3.35(1H,d,J=13.8Hz), 3.72(3H,s),
4.33-4.57(5H,m), 5.13-5.22(1H,br), 6.01(1H,s), 6.2
1(1H,d,J=7.6Hz),6.57(1H,d,J=2.0Hz), 7.18-7.64(6H,
m) (3S,5S)体: NMR(CDCl3)δ:0.88-0.92(15H,m), 1.45(9H,
s), 1.55-1.65(3H,m), 2.69(1H,dd,J=6.0,14.6Hz), 2.9
2(1H,dd,J=6.8,14.6Hz), 3.37(1H,d,J=14.0Hz), 3.71(3
H,s), 4.33-4.60(5H,m), 4.85-5.00(1H,br), 6.00(1H,
s), 6.43(1H,d,J=8.4Hz), 6.58(1H.s), 7.23-7.41(6H,
m)
【0087】(2)(1)で得た(3S,5S)体(0.
40g)のメタノール(4ml)溶液に、1規定水酸化ナ
トリウム水溶液(0.65ml)を加え、60℃で1時間
加熱撹拌した。水(50ml)を加え、1規定塩酸で中和
し、酢酸エチルエステルで抽出した。抽出液を無水Na2
SO4 で乾燥し、溶媒を留去することにより、無色の非
結晶性固体(3S,5S)−N−[5−(3−tert−ブ
トキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ
−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセチ
ル]−L−ロイシン(0.25g)を得た。 (3)(2)で得た化合物(0.10g)のメタノール
(2ml)溶液に濃塩酸(1ml)を加え、3日間加熱還流
した。水(50ml)を加え、水酸化ナトリウム水溶液で
塩基性とした後、酢酸エチルエステルで抽出した。抽出
液を無水Na2SO4 で乾燥し、溶媒を留去し、無色の油
状化合物(3S,5S)−5−(3−アミノメチルフェ
ニル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−酢酸メチルエステル(80mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.93(9H,s), 2.79(1H,dd,J=5.
8,16.4Hz), 3.07(1H,dd,J=8.0,16.4Hz), 3.37(1H,d,J=1
4.0Hz), 3.67(3H,s), 3.9-4.0(2H,br), 4.41(1H,dd,J=
5.8,8.0Hz), 4.50(1H,d,J=14.0Hz), 6.02(1H,s), 6.61
(1H,d,J=1.8Hz), 7.19-7.45(6H,m)
【0088】(4)(3)で得た化合物(80mg)の酢
酸エチルエステル(1ml)溶液に二炭酸ジ−tert−ブチ
ル(0.03ml)とジメチルアミノピリジン(10mg)
を加え、室温で30分撹拌した。反応終了後、酢酸エチ
ルエステル(50ml)を加え、水洗後、無水Na2SO4
で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで分離精製し、無色油状化合物(6
0mg)を得た。この油状化合物(60mg)のメタノール
(1ml)溶液に、1規定水酸化ナトリウム水溶液(0.
25ml)を加え、60℃で30分間加熱撹拌した。水
(50ml)を加え、1規定塩酸で酸性にし、酢酸エチル
エステルで抽出した。抽出液を水洗後、無水Na2SO4
で乾燥し、溶媒を留去することにより無色油状化合物
(40mg)を得た。この化合物(40mg)のジメチルホ
ルムアミド(1ml)溶液に2−フルオロベンジルアミン
(20mg)とシアノりん酸ジエチルエステル(20m
g),トリエチルアミン(30mg)を加え、室温で30
分間撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、
水洗後、有機層を無水Na2SO4 で乾燥した。溶媒を留
去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分離精製し、無色の非結晶性固体(40mg)を得た。こ
の化合物(40mg)を4規定の塩化水素の酢酸エチルエ
ステル溶液(1ml)に溶かし、室温で30分間放置後、
溶媒を留去することにより、無色の非結晶性固体(33
mg)を得た。 施光度[α]D 22 +165.6°(c=0.15,メタノ
ール)
【0089】実施例26 (3R,5R)−N−(2−フルオロベンジル)−5−
(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネオ
ペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1塩
酸塩 実施例25の(1)で得た(3R,5R)体(0.37
g)を原料とし、実施例25と同様の操作により、非結
晶性固体(20mg)を得た。 施光度[α]D 22 −166.0°(c=0.13,メタノ
ール) 実施例4の(2)で得た3,5−トランス−1−(4−
ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−酢酸を原料とし、実施例4の(3)、続いて
実施例5と同様の操作により、以下に示す化合物を得
た。 実施例27 3,5−トランス−N−[3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンジル]−5−(3−アミノメチルフェニル)
−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩(無色結晶) NMR(CDCl3)δ:2.77(1H,dd), 3.04(1H,dd), 3.
75(2H,br), 4.3-4.7(3H,m), 4.78(1H,d), 5.33(1H,s),
5.55(1H,d), 6.52(1H,d), 6.8-7.8(19H,m) 融点:238−240℃
【0090】実施例28 3,5−トランス−N−(3,4,5−トリメトキシベン
ジル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4
−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−アセトアミド・1塩酸塩 NMR(CDCl3)δ:2.75(1H,dd), 2.96(1H,dd), 3.
6-3.9(11H,m), 4.37(2H,dd), 4.57(1H,dd), 4.87(1H,
d), 5.38(1H,s), 5.45(1H,d), 6.32(1H,t), 6.49(2H,
s), 6.52(1H,d), 6.85-7.6(15H,m) 実施例29 3,5−トランス−N−ベンズヒドリル−5−(3−ア
ミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチル)
−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒド
ロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・
1塩酸塩(無色結晶) NMR(CDCl3)δ:2.78(1H,dd), 3.0(1H,dd), 3.7
2(2H,s), 4.52(1H,dd),4.83(1H,d), 5.36(1H,s), 5.53
(1H,d), 6.23(1H,d), 6.52(1H,d), 6.65(1H,s),6.85-7.
7(25H,m) 融点:200−202℃ 実施例30 3,5−トランス−N−(2−ビフェニルメチル)−5−
(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド・1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:2.65(1H,dd), 2.87(1H,dd), 3.
73(2H,s), 4.25-4.6(3H,m), 4.85(1H,d), 5.35(1H,s),
5.48(1H,d), 6.06(1H,t), 6.50(1H,d), 6.8-7.7(24H,m)
【0091】実施例31 3,5−トランス−N−(4−ビフェニルメチル)−5−
(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド・1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:2.77(1H,dd), 2.98(1H,dd), 3.
75(2H,s), 4.35-4.65(3H,m), 4.87(1H,d), 5.39(1H,s),
5.50(1H,d), 6.32(1H,t), 6.53(1H,d), 6.9-7.6(24H,
m) 実施例32 3,5−トランス−N−(4−エトキシカルボニルベン
ジル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4
−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−アセトアミド・1塩酸塩(無色結晶) NMR(CDCl3)δ:1.37(3H,t), 2.77(1H,dd), 2.9
8(1H,dd), 3.76(2H,br),4.34(2H,q), 4.44-4.62(2H,m),
4.88(1H.d), 5.38(1H,s), 5.47(1H,d), 6.34(1H,t),
6.53(1H,d), 6.9-8.0(19H,m) 融点:220−222℃
【0092】実施例33 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシ
ベンジル)−2−オキソ−7−(3−フェニルプロピル
オキシ)−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例7で得た3,5−トランス−N−(2−フルオロ
ベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノメチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシベンジル)
−2−オキソ−7−(3−フェニルプロピルオキシ)−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド(0.28g)を酢酸エチル(5m
l)に溶解し、4規定塩酸(酢酸エチル溶液)(3ml)
を加えて2時間撹拌した。反応液を減圧留去し、残留物
から標題化合物の無非結晶性固体(0.22g)が得ら
れた。 NMR(CDCl3)δ:1.95(2H,m), 2.6-2.9(4H,m),
3.6-4.6(8H,m), 4.808(1H,s), 5.63(1H,d,J=13.8Hz),
5.95(1H,d,J=2.8Hz), 6.3-7.4(20H,m)
【0093】実施例34 3,5−トランス−5−(3−アミノメチルフェニル)
−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−酢酸 2−フルオロベンジルエステル・塩酸塩 実施例6の(1)で得た3,5−トランス−5−(3−t
ert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7
−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
酢酸(100mg)と2−フルオロベンジルクロリド(3
0mg)のジメチルホルムアミド(1ml)溶液に、炭酸カ
リウム(39mg)を加え、60℃で1時間加熱撹拌し
た。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗し、有
機層を無水Na2SO4 で乾燥した。溶媒を留去し、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色油
状化合物を得た。これを4規定塩化水素の酢酸エチルエ
ステル溶液(1ml)に溶かし、室温で1時間撹拌した。
溶媒を留去することにより、無色の非結晶性固体(58
mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.90(9H,s), 2.86(1H,dd,J=6.
4,15.6Hz), 3.10(1H,dd,J=8.0,15.6Hz), 3.33(1H,d,J=1
4.0Hz), 4.08(2H,br), 4.35-4.50(2H,m), 5.11(1H,d,J=
11.6Hz), 5.20(1H,d,J=11.6Hz), 5.99(1H,s), 6.55(1H,
s), 6.98-7.55(10H,m)
【0094】実施例35 3,5−トランス−5−(3−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−3−(2−フ
ルオロフェニルアセチル)アミノメチル−1−ネオペン
チル−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−2−オン (1)実施例6の(1)で得た3,5−トランス−5−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−酢酸(0.2g)のジメチルホルムアミド(2m
l)溶液に、トリエチルアミン(44mg),アジ化 ジ
フェニルホスホリル(114mg)を加え、30分間室温
で撹拌した。水を加え、酢酸エチルエステルで抽出し、
水洗後、無水Na2SO4 で乾燥した。溶媒を除き、残留
物をトルエン(2ml)に溶解した。溶液を1時間加熱還
流した後、9−フルオレニルメタノール(89mg)を加
え、更に終夜加熱還流した。溶媒を留去し、残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色
の非結晶性固体3,5−トランス−5−(3−tert−ブ
トキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ
−3−(フルオレン−9−イル)オキシカルボニルアミ
ノメチル−1−ネオペンチル−1,2,3,5−テトラヒ
ドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−2−オン(0.24
g)を得た。 (2)実施例(1)で得た化合物(0.24g)をピペ
リジン(0.15ml)のジメチルホルムアミド(3ml)
溶液を室温で10分間撹拌した。酢酸エチルエステル
(50ml)を加え、水洗後、有機層を無水Na2SO4
乾燥後、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで分離精製し、無色の非結晶性固体
3,5−トランス−3−アミノメチル−5−(3−tert
−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−ク
ロロ−1−ネオペンチル−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−2−オン(0.17g)
を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.93(9H,s), 1.45(9H,s), 3.36
(1H,d,J=14.0Hz), 3.55-3.70(2H,m), 3.95(1H,t,J=5.8H
z), 4.16-4.40(5H,m), 4.51(1H,d,J=14.0Hz), 4.83-4.9
0(1H,br), 5.25-5.30(1H,br), 5.99(1H,s), 6.60(1H,
s), 7.26-7.77(14H,m) (3)(2)で得た化合物(0.1g)と2−フルオロ
フェニル酢酸(34mg)のジメチルホルムアミド(1m
g)溶液に、シアノりん酸ジエチル(36mg)とトリエ
チルアミン(30mg)を加え、室温で30分間撹拌し
た。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗後、無
水Na2SO4 で有機層を乾燥した。溶媒を留去し、残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製
し、無色の非結晶性固体(0.13g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.9(9H,s), 1.45(9H,s), 3.33
(1H,d,J=14.2Hz), 3.54(2H,s), 3.64-3.70(2H,m), 3.92
(1H,d,J=6.1Hz), 4.35(1H,d,J=5.6Hz), 4.45(1H,d,J=1
4.2Hz), 4.85-4.95(1H,br), 5.93(1H,s), 6.05-6.11(1
H,br), 6.57(1H,d,J=2.2Hz), 7.03-7.41(10H,m)
【0095】実施例36 3,5−トランス−5−(3−アミノメチルフェニル)
−7−クロロ−3−(2−フルオロフェニルアセチル)
アミノメチル−1−ネオペンチル−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−2−オン・1
塩酸塩 実施例35で得た化合物(0.12g)を4規定塩化水
素の酢酸エチルエステル(1ml)溶液に溶かし、室温で
30分間放置した。溶媒を留去することにより、無色非
結晶性固体(69mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.94(9H,s), 3.47-3.72(5H,m),
3.99(1H,t,J=5.8Hz), 4.17(2H,s), 4.44(1H,d,J=14.2H
z), 6.02(1H,s), 6.50(1H,d,J=2.2Hz), 6.98-7.61(10H,
m)
【0096】実施例37 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−(4−ヒドロキシベンジル)−7−(イソブ
チルオキシ)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒド
ロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1)N−メチル−N−メチルオキシ−2−ベンジルオ
キシカルボニルアミノ−5−ヒドロキシベンズアミド
(3.0g),ヨウ化イソブチル(2.2g),炭酸カリ
ウム(2.0g),N,N−ジメチルホルムアミド(20
ml)の溶液を70℃で15時間撹拌した。反応液を水に
加えて酢酸エチル(80ml)で抽出した。有機層を水洗
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、N
−メチル−N−メチルオキシ−2−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−5−イソブチルオキシベンズアミドの橙
色油状物(1.0g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ:1.01(6H,d,J=6.8Hz), 2.05(1H,
m), 3.345(3H,s), 3.542(3H,s), 3.69(2H,d,J=6.6Hz),
5.175(2H,s), 6.9-7.5(7H,m), 7.8-8.3(2H,m) (2)N−メチル−N−メチルオキシ−2−ベンジルオ
キシカルボニルアミノ−5−イソブチルオキシベンズア
ミド(1.0g)を酢酸エチル(10ml)とメタノール
(10ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(0.2
g)を加えて、水素雰囲気下に室温で2時間撹拌した。
反応液を濾過し、留去してN−メチル−N−メチルオキ
シ−2−アミノ−5−イソブチルオキシベンズアミドが
黄色油状物(0.6g)として得られた。 NMR(CDCl3)δ:1.03(6H,d,J=6.
8Hz), 2.05(1H,m), 3.35(3
H,s), 3.614(3H,s), 3.64(2
H,d,J=6.6Hz), 6.65−6.95(3
H,m)
【0097】(3)N−メチル−N−メチルオキシ−2
−アミノ−5−イソブチルオキシベンズアミド(0.6
g)とN−tert−ブトキシカルボニル 3−ブロモベン
ジルアミン(0.76g)をテトラヒドロフラン(18m
l)に溶解した溶液を−78℃に冷却し、撹拌しながら
n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.6mol/L)9ml
を20分間で滴下した。反応液を水(50ml)と酢酸エ
チル(50ml)を加えた。有機層を水洗し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し留去した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し、2−アミノ−3'−tert
−ブトキシカルボニルアミノメチル−5−イソブチルオ
キシ−ベンゾフェノンの黄色油状物(0.38g)が得
られた。 NMR(CDCl3)δ:0.95(6H,d,J=6.6Hz), 1.455(9H,
s), 2.0(1H,m), 3.56(2H,d,J=6.6Hz), 4.41(2H,d,J=6.2
Hz), 4.90(1H,m), 5.70(2H,m), 6.65-7.6(7H,m) (4)2−アミノ−3'−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチル−5−イソブチルオキシ−ベンゾフェノン
(0.38g)をメタノール(12ml)に溶解し、室温
で撹拌しながら水素化ホウ素ナトリウム(50mg)を加
えた。反応液を濃縮し、水を加えて酢酸エチル(50m
l)で抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥、留去し、2−アミノ−α−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−5−イソブチル
オキシベンジルアルコールの黄色油状物(0.36g)
を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.02(6H,d,J=6.6Hz), 1.449(9H,
s), 2.05(1H,m), 3.64(2H,d,J=6.6Hz), 4.31(2H,d,J=5.
6Hz), 4.85(1H,m), 6.797(1H,s), 6.6-7.5(7H,M)
【0098】(5)2−アミノ−α−(3−tert−ブト
キシカルボニルアミノメチルフェニル)−5−イソブチ
ルオキシベンジルアルコール(0.36g),4−ベン
ジルオキシ−ベンズアルデヒド(0.2g),酢酸(0.
05g),メタノール(12ml)の溶液にシアノ水素化
ホウ素ナトリウム(0.065g)を加えて60℃で2
0分間撹拌した。反応液に水(60ml)を加えて酢酸エ
チル(60ml)で抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥、留去し、2−(4−ベンジルオキシ
ベンジルアミノ)−α−(3−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノメチルフェニル)−5−イソブチルオキシベン
ジルアルコールが黄色油状物(0.45g)として得ら
れた。 NMR(CDCl3)δ:0.99(6H,d,J=6.8Hz), 1.443(9
H,s), 2.05(1H,m), 3.63(2H,d,J=6.4Hz), 4.11(2H,s),
4.28(2H,m), 5.094(2H,s), 5.815(1H,s), 6.6-7.5(16H,
m) (6)2−(4−ベンジルオキシベンジル)−α−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−
5−イソブチルオキシベンジルアルコール(0.45
g)を酢酸エチル(20ml)に溶解し、1規定水酸化ナ
トリウム(3ml)を加えて、室温で撹拌しながら、塩化
フマル酸モノエチル(0.13g)を加えた。有機層を
分離、水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
留去し、エタノール(15ml)に溶解し、炭酸カリウム
(0.3g)を加えて60℃で2時間撹拌した。反応液
を留去し、酢酸エチル(50ml)と水(60ml)を加え
た。有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで分離精製し、3,5−トランス−1−(4−ベ
ンジルオキシベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)−7−イソブチルオキ
シ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステルの無色油
状物(0.2g)と3,5−シス体(60mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.93(6H,d,J=6.6Hz), 1.27(3H,
t,J=7Hz), 1.95(1H,m),2.75(1H,dd,J=5.2Hz,16.6Hz),
3.10(1H,dd,J=8Hz,16.6Hz), 3.53(2H,dd,J=2Hz,6.7Hz),
4.13(2H,q,J=7Hz), 4.2-4.5(3H,m), 4.73(1H,d,J=14.4
Hz), 5.043(2H,s), 5.319(1H,s), 5.40(1H,d,J=14.4H
z), 6.02(1H,d,J=2.8Hz), 6.8-7.5(15H,m)
【0099】(7)3,5−トランス−1−(4−ベン
ジルオキシベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−7−イソブチルオキシ
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステル(0.4
g)をテトラヒドロフラン(5ml)とメタノール(10
ml)に溶解し1規定水酸化ナトリウム3mlを加えて60
℃で40分間撹拌した。反応液を濃縮し、水(20ml)
を加えて、5%硫酸水素カリウムで中和し、酢酸エチル
(50ml)で抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、留去した。残留物をN,N−ジメチル
ホルムアミド(6ml)に溶解し、2−フルオロベンジル
アミン(73mg)を加えて、0℃で撹拌しながら、シア
ノりん酸ジエチル(95mg)とトリエチルアミン(0.
1ml)を加えた。反応液を室温で30分間撹拌した後、
氷水を加えて酢酸エチル(60ml)で抽出した。有機層
を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し留去した。残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製
し、3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)
−1−(4−ベンジルオキシベンジル)−5−(3−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−
イソブチルオキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミ
ドの無色油状物(0.21g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.94(6H,d,J=6.6Hz), 1.432(9
H,s), 1.95(1H,m), 2.70(1H,dd,J=5.9Hz,15.8Hz), 2.93
(1H,dd,J=7.2Hz,15.8Hz), 3.53(2H,dd,J=2.2Hz,6.4Hz),
4.25(2H,d,J=5.9Hz), 4.3-4.6(3H,m), 4.67(1H,d,J=1
4.3Hz), 4.83(1H,m), 5.04(2H,s), 5.29(1H,s), 5.41(1
H,d,J=14.3Hz), 6.00(1H,d,J=2.8Hz), 6.37(1H,m), 6.8
-7.5(19H,m)
【0100】(8)3,5−トランス−N−(2−フル
オロベンジル)−1−(4−ベンジルオキシベンジル)
−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフ
ェニル)−7−イソブチルオキシ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド(0.21g)を酢酸エチル(6ml)と
メタノール(10ml)に溶解し、10%パラジウム炭素
(0.06g)を加えて、水素ガス雰囲気下に3時間撹
拌した。反応液を濾過し、留去して残留物に水を加え
て、酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を水洗
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残
留物から3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジ
ル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)−1−(4−ヒドロキシベンジル)−7−
イソブチルオキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミ
ドの無色油状物(0.16g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.95(6H,d,J=6.6Hz), 1.45(9H,
s), 2.0(1H,m), 2.67(1H,dd,J=6.2Hz,16Hz), 2.86(1H,d
d,J=7.2Hz,16Hz), 3.56(1H,dd,J=3.8Hz,6.4Hz),4.0-4.7
(6H,m), 4.87(1H,s), 5.02(1H,m), 5.7-7.5(14H,m)
【0101】実施例38 3,5−トランス−5−(3−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−3−[3−
(2−フルオロベンジル)ウレイド]メチル−1−ネオ
ペンチル−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−2−オン 実施例35の9−フルオレニルメタノールのかわりに、
2−フルオロベンジルアミンを用い、実施例37と同様
の操作により、無色非結晶性固体(0.26g)を得
た。 NMR(CDCl3)δ:0.91(9H,s), 1.40(9H,s), 3.32
(1H,d,J=13.6Hz), 3.45-3.65(1H,m), 3.71-3.85(1H,m),
3.96(1H,t,J=6.1Hz), 4.10-4.22(1H,m), 4.30-4.51(4
H,m), 4.95-5.05(1H,br), 5.35-5.45(1H,br), 5.98(1H,
s), 6.55(1H,d,J=2.0Hz), 6.95-7.48(11H,m)
【0102】実施例39 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ヒドロキ
シベンジル)−7−イソブチルオキシ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド 塩酸塩 実施例37で得た3,5−トランス−N−(2−フルオ
ロベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシベンジ
ル)−7−イソブチルオキシ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−2−オキソ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド(0.16g)を酢酸エチル
(2ml)に溶解し、4規定塩酸(酢酸エチル溶液)(2
ml)を加えて2時間撹拌した。反応液を留去し、残留物
から標題化合物の無色非結晶性固体(0.11g)を得
た。 NMR(CDCl3)δ:0.93(6H,d,J=6.6Hz), 1.95(1H,
m), 2.6-2.9(2H,m), 3.4-3.6(2H,m), 3.80(2H,br), 4.0
-4.65(6H,m), 4.795(1H,s), 5.63(1H,d,J=13.8Hz), 5.9
5(1H,d,J=2.8Hz), 6.39(1H,br), 6.5-7.4(14H,m)
【0103】実施例40 3,5−トランス−5−(3−アミノメチルフェニル)
−7−クロロ−3−[3−(2−フルオロベンジル)ウ
レイド]メチル−1−ネオペンチル−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−2−オン・
1塩酸塩 実施例38で得た化合物(0.20g)を用い、実施例
36と同様の操作により、無色非結晶性固体(0.15
g)を得た。 NMR(CD3OD)δ:0.94(9H,s), 3.56(1H,d,J=13.
8Hz), 3.57(1H,d,J=6.0Hz), 3.95(1H,t,J=6.0Hz), 4.18
(2H,s), 4.32(2H,s), 4.47(1H,d,J=13.8Hz), 6.05(1H,
s), 6.51(1H,d,J=2.4Hz), 7.00-7.64(10H,m)
【0104】実施例41 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−ベンジルアミノメチルフェニル)−7−クロロ
−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド・1塩酸塩 (1)N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−5
−クロロベンズアミド(2g)と2−(3−ブロモフェ
ニル)−1,3−ジオキソラン(2.1g)のテトラヒド
ロフラン(65ml)溶液を−78℃に冷却し、それにn
−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.6mol/L)(1
1.6ml)を徐々に滴下した、滴下終了後、水(300m
l)と酢酸エチルエステル(50ml)を加えた。有機層
を水洗後、無水Na2SO4 で乾燥し、溶媒を留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精
製し、無色油状化合物の2−[3−(2−アミノ−5−
クロロベンゾイル)フェニル−1,3−ジオキソラン
(1.61g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:4.00-4.18(4H,m), 6.08(2H,b
r), 6.69(1H,d,J=8.8Hz),7.21-7.76(6H,m) (2)(1)の工程を何度か繰り返すことによって得ら
れた化合物(15.8g)のメタノール(100ml)溶
液に、水素化ホウ素ナトリウム(2.5g)を加え、0
℃で30分間撹拌した。酢酸エチルエステル(200m
l)を加え、水洗後、無水Na2SO4で乾燥し、溶媒を
留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで分離精製し、目的とする無色油状化合物2−〔3−
(2−アミノ−5−クロロ−α−ヒドロキシベンジル)
フェニル〕−1,3−ジオキソラン(9.5g)を得た。
【0105】(3)(2)で得た化合物(0.6g)の
メタノール(10ml)溶液に、ピバルアルデヒド(19
0mg)と酢酸(150mg)を加え、室温で10分間撹拌
した。それにシアノ水素化ホウ素ナトリウム(150m
g)を加え、60℃で30分間撹拌した。酢酸エチルエ
ステル(50ml)を加え、水洗後、無水Na2SO4で乾
燥し、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで分離精製し、目的とする無色油状化合
物2−〔3−(5−クロロ−α−ヒドロキシ−2−ネオ
ペンチルアミノベンジルフェニル〕−1,3−ジオキソ
ラン(0.86g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.82(9H,s), 2.73(2H,s), 3.9
7-4.15(4H,m), 5.76(1H,s), 5.78(1H,s), 6.55(1H,d,J=
9.8Hz), 7.04(1H,d,J=2.6Hz), 7.14(1H,dd,J=2.6, 8.4H
z), 7.35-7.53(4H,m) (4)(3)で得た化合物(0.86g)の酢酸エチル
エステル(10ml)に炭酸水素ナトリウム(0.29
g)を加え、塩化フマル酸モノエチルエステル(370
mg)を加え、室温で10分間撹拌した。酢酸エチルエス
テル(30ml)を加え、有機層を水洗後、無水Na2
4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノール
(10ml)に溶解し、炭酸カリウム(270mg)を加
え、室温で終夜撹拌した。不溶物を濾去し、溶媒を留去
し、残留物を酢酸エチルエステル−n−ヘキサンより再
結晶し、融点162−164℃の無色結晶3,5−トラ
ンス−7−クロロ−5−〔3−(1,3−ジオキソラン
−2−イル)フェニル〕−1−ネオペンチル−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−酢酸エチルエステル(0.62g)を得
た。
【0106】(5)(4)の操作を繰り返すことにより
得た化合物(2g)のエタノール(20ml)溶液に1規
定水酸化ナトリウム水溶液(4ml)を加え、60℃で3
時間撹拌した。中和後酢酸エチルエステル(100ml)
を加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥した。溶媒を留
去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分離精製し、無色の非結晶性固体3,5−トランス−7
−クロロ−5−〔3−(1,3−ジオキソラン−2−イ
ル)フェニル〕−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−酢酸(1.7g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.93(9H,s), 2.83(1H,dd,J=5.
2,16.4Hz), 3.09(1H,dd,J=7.6,16.4Hz), 3.38(1H,d,J=1
4.4Hz), 4.00-4.19(4H,m), 4.35(1H,dd,J=5.2,7.6Hz),
4.50(1H,d,J=14.4Hz), 5.86(1H,s), 6.03(1H,s), 6.61
(1H,d,J=2.0Hz), 7.17-7.53(6H,m) (6)(5)で得た化合物(1.7g)と2−フルオロ
ベンジルアミン(0.52g)のジメチルホルムアミド
(20ml)溶液に、シアノリン酸ジエチル(0.73
g)とトリエチルアミン(0.5g)を加え、室温で3
0分間撹拌した。酢酸エチルエステル(100ml)を加
え、水洗後、無水Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分
離精製し、3,5−トランス−N−(2−フルオロベン
ジル)−7−クロロ−5−〔3−(1,3−ジオキソラ
ン−2−イル)フェニル〕−1−ネオペンチル−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−アセトアミド(2.0g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.92(9H,s), 2.69(1H,d,J=6.
2,14.8Hz), 2.88(1H,dd,J=7.0,14.8Hz), 3.35(1H,d,J=1
4.0Hz), 4.00-4.18(4H,m), 4.38-4.50(4H,m), 5.83(1H,
s), 6.11(1H,s), 6.30(1H,br), 6.58(1H,d,J=2.2Hz),
6.98-7.55(10H,m)
【0107】(7)(6)で得た化合物(2.0g)の
アセトン(8ml)溶液に、p−トルエンスルホン酸・1
水和物(0.2g)と水(1ml)を加え、室温で4時間
撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗
後、有機層を無水Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去す
ることにより、無色非結晶性固体の3,5−トランス−
N−(2−フルオロベンジル)−7−クロロ−5−(3
−ホルミルフェニル)−1−ネオペンチル−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−アセトアミド(1.76g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.93(9H,s), 2.71(1H,dd,J=6.
4,14.8Hz), 2.90(1H,dd,J=7.2,14.8Hz), 3.37(1H,d,J=1
4.8Hz), 4.37-4.62(4H,m), 6.08(1H,s), 6.24-6.30(1H,
br), 6.49(1H,d,J=2.0Hz), 6.98-7.96(10H,m), 10.04(1
H,s) (8)(7)で得た化合物(0.1g)のメタノール
(1ml)溶液に、ベンジルアミン(22mg)、酢酸(1
3mg)を加え、10分間室温で撹拌した。この溶液にシ
アノ水素化ホウ素ナトリウム(14mg)を加え、室温で
1時間撹拌した。水(10ml)を加え、酢酸エチルエス
テル(50ml)で抽出した。抽出液を水洗後、無水Na
2SO4で乾燥し、溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色油状化合物
を得た。これを4規定塩化水素の酢酸エチルエステル
(0.2ml)に溶かし、溶媒を留去することにより、無
色非結晶性固体(83mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.92(9H,s), 2.69(1H,dd,J=5.
8,14.8Hz), 2.89(1H,dd,J=7.4,14.8Hz), 3.35(1H,d,J=1
3.6Hz), 3.73-3.83(4H,m), 4.39-4.51(4H,m), 6.00(1H,
s), 6.26-6.36(1H,br), 6.58(1H,d,J=2.2Hz), 6.97-7.3
9(15H,m) 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−クロロ−5−(3−ホルミルフェニル)−1−ネオペ
ンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミドを用い、実
施例41の(8)と同様の操作で各種アミンとの還元的
アミノ化反応により以下に示す実施例化合物42−44
を合成した。
【0108】実施例42 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−5−〔3−
(ピペリジン−1−イル)メチルフェニル〕−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:0.92(9H,s), 1.40-1.63(6H,
m), 2.35-2.45(4H,m), 2.70(1H,dd,J=5.8,14.2Hz), 2.8
9(1H,dd,J=7.0,14.2Hz), 3.35(1H,d,J=13.6Hz), 3.51(2
H,s), 4.39-4.51(4H,m), 5.99(1H,s), 6.30-6.40(1H,b
r), 6.60(1H,d,J=2.0Hz), 6.95-7.39(10H,m) 実施例43 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−クロロ−5−(3−メチルアミノメチルフェニル)−
1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミ
ド・1塩酸塩(非結晶性固体) NMR(CDCl3)δ:0.92(9H,s), 2.47(3H,s), 2.7
0(1H,dd,J=5.4,13.8Hz),2.88(1H,dd,J=7.4,13.8Hz), 3.
35(1H,d,J=14.4Hz), 3.77(2H,s), 4.39-4.51(4H,m), 5.
99(1H,s), 6.30-6.40(1H,br), 6.58(1H,d,J=2.2Hz), 6.
98-7.39(10H,m)
【0109】実施例44 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−クロロ−5−(3−ジメチルアミノメチルフェニル)
−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド・1塩酸塩 NMR(CDCl3)δ:0.92(9H,s), 2.25(6H,s), 2.70
(1H,dd,J=6.0,14.4Hz), 2.89(1H,dd,J=7.4,14.4Hz), 3.
35(1H,d,J=13.8Hz), 3.46(2H,s), 4.38-4.50(4H,m), 6.
00(1H,s), 6.30-6.40(1H,br), 6.58(1H,d,J=1.8Hz), 7.
02-7.42(10H,m)
【0110】実施例1と同様の操作により〔表1〕ない
し〔表4〕に示す化合物を得た。
【表1】
【0111】
【表2】
【0112】
【表3】
【0113】
【表4】
【0114】実施例75 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド (1)N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−5
−クロロベンズアミド(4.3g)とN−tert−ブトキ
シカルボニル−2−ブロモベンジルアミン(3.82
g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液を−78℃に
冷却し、それにn−ブチルリチウムのヘキサン溶液
(1.6mol/l)(42ml)を徐々に滴下した。滴下終了
後、水(100ml)と酢酸エチルエステル(100ml)
を加えた。有機層を水洗後、無水MgSO4で乾燥し、
溶媒を留去した。残った油状化合物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで分離精製し、黄色固体をn−ヘキ
サン−イソプロピルエーテルより再結晶化させ、それを
濾取することにより淡黄色結晶の2−アミノ−2'−ter
t−ブトキシカルボニルアミノメチル−5−クロロベン
ゾフェノン(1.3g)を得た。 (2)2−アミノ−2'−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチル−5−クロロベンゾフェノン(0.5g)の
メタノール(5ml)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム
(79mg)を加え、室温で3時間撹拌した。酢酸エチル
エステル(100ml)を加え、水洗後、無水MgSO4
で乾燥し、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで分離精製し、目的とする無色油状
化合物2−アミノ−5−クロロ−α−(2−tert−ブト
キシカルボニルアミノメチルフェニル)ベンジルアルコ
ール(0.5g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.40(9H,s), 3.95-4.10(2H,b
r), 4.30(1H,dd,J=6.6,15.0Hz), 4.41(1H,dd,J=5.8,15.
0Hz), 5.00-5.10(1H,br), 6.10(1H,s), 6.62(1H,d,J=8.
4Hz), 6.95(1H,d,J=2.2Hz), 7.07(1H,dd,J=2.6,8.4Hz),
7.26-7.38(5H,m)
【0115】(3)2−アミノ−5−クロロ−α−(2
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベ
ンジルアルコール(0.5g)のメタノール(5ml)溶
液に、トリメチルアセトアルデヒド(132mg)と酢酸
(92mg)を加え、室温で10分間撹拌した。それにシ
アノ水素化ホウ素ナトリウム(97mg)を加え、室温で
1時間撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を加
え、水洗後、無水Na2SO4で乾燥し、溶媒を留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分
離精製し、目的とする無色油状化合物5−クロロ−α−
(2−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−2−ネオペンチルアミノベンジルアルコール
(0.61g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.85(9H,s), 1.40(9H,s), 1.5
9-1.70(1H,br), 2.79(2H,s), 4.29(1H,dd,J=6.0,14.8H
z), 4.45(1H,dd,J=6.2,14.8Hz), 4.98-5.09(1H,br), 6.
05(1H,s), 6.59(1H,d,J=8.8Hz), 6.97-7.39(6H,m) (4)5−クロロ−α−(2−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノメチルフェニル)−2−ネオペンチルアミノベ
ンジルアルコール(0.61g)の酢酸エチルエステル
(6ml)に水(3ml)と1規定水酸化ナトリウム水溶液
(1.5ml)を加え、塩化フマル酸モノエチルエステル
(236mg)を加え、氷冷下1時間撹拌した。酢酸エチ
ルエステル(30ml)を加え、有機層を水洗後、無水M
gSO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノー
ル(10ml)に溶解し、炭酸カリウム(360mg)を加
え、室温で終夜撹拌した。不溶物を濾去し、溶媒を留去
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分
離精製し、ヘキサンより再結晶し、融点153−156
℃の無色結晶3,5−トランス−5−(2−tert−ブト
キシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−
1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチル
エステル(0.75g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.93(9H,s), 1.24(3H,t,J=7.2H
z), 1.40(9H,s), 2.78(1H,dd,J=6.2,16.4Hz), 3.04(1H,
dd,J=7.4,16.4Hz), 3.40(1H,d,J=13.8Hz), 4.01-4.21(4
H,m), 4.43-4.60(3H,m), 6.14(1H,s), 6.57(1H,s), 7.3
4-7.57(6H,m)
【0116】(5)(4)で得た化合物(0.75g)
のエタノール(8ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム水
溶液(1.5ml)を加え、60℃で1時間撹拌した。中
和した後酢酸エチルエステル(50ml)を加え、有機層
を水洗後、無水Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、
残渣をエチルエーテル−n−ヘキサンより再結晶し、融
点149−152℃の無色結晶(0.23g)を得た。 (6)(5)で得た化合物(0.1g)と2−フルオロ
ベンジルアミン(26mg)のジメチルホルムアミド(1
ml)溶液に、シアノリン酸ジエチル(37mg)とトリエ
チルアミン(28mg)を加え、室温で30分間撹拌し
た。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗後、無
水Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色の
非結晶性固体(0.12g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.92(9H,s), 1.40(9H,s), 2.6
9(1H,dd,J=6.2,14.6Hz),2.87(1H,dd,J=6.6,14.6Hz), 3.
39(1H,d,J=14.0Hz), 3.90-4.15(2H,m), 4.37-4.65(5H,
m), 6.11(1H,s), 6.28(1H,br), 6.54(1H,s), 6.98-7.5
0(10H,m)
【0117】実施例76 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(2−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネ
オペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1
塩酸塩 実施例75で得た化合物(0.12g)を4規定の塩化
水素の酢酸エチルエステル溶液(2ml)に溶かし、室温
で30分間放置した。溶媒を留去することにより無色非
結晶性固体(80mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.93(9H,s), 2.81(2H,d,J=6.2
Hz), 3.60(1H,d,J=14.4Hz), 3.97(1H,d,J=13.6Hz), 4.1
3(1H,d,J=13.6Hz), 4.41(2H,s), 4.52(1H,t,J=6.2Hz),
6.15(1H,s), 6.47(1H,s), 6.99-7.68(10H,m) 実施例77 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(2−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド 実施例75の(2)で得た2−アミノ−5−クロロ−α
−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)ベンジルアルコールを用い、実施例4と同様の操作
により、無色油状化合物を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.30(9H,s), 2.76(1H,dd,J=5.
2,14.8Hz), 2.95(1H,dd,J=7.0,15.0Hz), 3.55(2H,m),
4.3-4.65(3H,m), 4.92(1H,d,J=17.0Hz), 5.53(1H,d,J=1
6.8Hz), 6.3-6.5(2H,m), 6.9-7.6(19H,m)
【0118】実施例78 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(2−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン・1塩酸塩 実施例77で得た化合物(0.18g)を実施例2と同
様の操作により、無色非結晶性固体(0.14g)を得
た。 NMR(CDCl3)δ:2.8-3.2(2H,m), 3.9-4.6(5H,
m), 4.73(1H,d), 5.37(1H,s), 5.57(1H,d), 6.38(1H,
d), 6.47(1H,d), 6.8-7.8(19H,m) 実施例79 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノフェニル)−
7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド (1)N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−5
−クロロベンズアミド(4.3g)とN−tert−ブトキ
シカルボニル−3−ブロモアニリン(3.79g)のテ
トラヒドロフラン(30ml)溶液を−78℃に冷却し、
それにn−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.6mol/
l)(42ml)を徐々に滴下した。滴下終了後、水(1
00ml)と酢酸エチルエステル(300ml)を加えた。
有機層を水洗後、無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分離精製し、黄色油状化合物の2−アミノ−3'−tert
−ブトキシカルボニルアミノ−5−クロロベンゾフェノ
ン(0.7g)を得た。 (2)2−アミノ−3'−tert−ブトキシカルボニルア
ミノ−5−クロロベンゾフェノン(0.4g)のメタノ
ール(5ml)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(66m
g)を加え、室温で1時間撹拌した。酢酸エチルエステ
ル(100ml)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥
し、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで分離精製し、目的とする無色油状化合物
2−アミノ−5−クロロ−α−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノフェニル)ベンジルアルコール(0.4
g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.50(9H,s), 3.91-3.99(2H,b
r), 5.74(1H,s), 6.52(1H,br), 6.58(1H,d,J=8.8Hz),
7.00-7.40(6H,m)
【0119】(3)2−アミノ−5−クロロ−α−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノフェニル)ベンジル
アルコール(0.4g)のメタノール(4ml)溶液に、
トリメチルアセトアルデヒド(109mg)と酢酸(76
mg)を加え、室温で10分間撹拌した。それにシアノ水
素化ホウ素ナトリウム(79mg)を加え、室温で1時間
撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗
後、無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、
目的とする無色非結晶性固体の5−クロロ−α−(3−
tert−ブトキシカルボニルアミノフェニル)−2−ネオ
ペンチルアミノベンジルアルコール(0.48g)を得
た。 NMR(CDCl3)δ:0.84(9H,s), 1.50(9H,s), 2.7
4(2H,s), 4.11(1H,br),5.74(1H,s), 6.47(1H,br), 6.55
(1H,d,J=8.8Hz), 7.04-7.36(6H,m) (4)5−クロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノフェニル)−2−ネオペンチルアミノベンジル
アルコール(0.48g)の酢酸エチルエステル(5m
l)に水(2ml)と1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.
5ml)を加え、塩化フマル酸モノエチルエステル(19
5mg)を加え、氷冷下10分間撹拌した。酢酸エチルエ
ステル(100ml)を加え、有機層を水洗後、無水Na
2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノール
(10ml)に溶解し、炭酸カリウム(200mg)を加
え、室温で終夜撹拌した。不溶物を濾去し、溶媒を留去
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分
離精製し、非結晶性固体の3,5−トランス−5−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノフェニル)−7−ク
ロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸
エチルエステル(0.55g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.92(9H,s), 1.24(3H,t,J=7.0
Hz), 1.52(9H,s), 2.76(1H,dd,J=5.6,16.6Hz), 3.05(1
H,dd,J=7.8,16.6Hz), 3.36(1H,d,J=14.0Hz), 4.12(2H,d
q,J=1.0,7.0Hz), 4.38(1H,dd,J=5.6,7.8Hz), 4.50(1H,
d,J=14.0Hz), 5.97(1H,s), 6.55(1H,s), 6.65(1H,d,J=
1.8Hz), 6.14-7.60(6H,m)
【0120】(5)(4)で得た化合物(0.55g)
のエタノール(5ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム水
溶液(1.2ml)を加え、60℃で1時間撹拌した。中
和後酢酸エチルエステル(50ml)を加え、有機層を水
洗後、無水Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製
し、無色の非結晶性固体(0.53g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.92(9H,s), 1.52(9H,s), 2.8
6(1H,dd,J=6.2,16.4Hz),3.04(1H,dd,J=7.2,16.4Hz), 3.
36(1H,d,J=14.0Hz), 4.35(1H,dd,J=6.2,7.2Hz),4.50(1
H,d,J=14.0Hz), 5.99(1H,s), 6.65(1H,d,J=1.8Hz), 6.7
5-6.80(1H,br),6.93(1H,d,J=7.8Hz), 7.27-7.60(5H,m) (6)(5)で得た化合物(0.1g)と2−フルオロ
ベンジルアミン(27mg)のジメチルホルムアミド(1
ml)溶液に、シアノリン酸ジエチル(35mg)とトリエ
チルアミン(29mg)を加え、室温で30分間撹拌し
た。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗後、無
水Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色の
非結晶性固体の3,5−トランス−N−(2−フルオロ
ベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノフェニル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−アセトアミド(0.12g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.91(9H,s), 1.51(9H,s), 2.7
0(1H,dd,J=6.4,14.6Hz),2.86(1H,dd,J=6.8,14.6Hz), 3.
35(1H,d,J=14.0Hz), 4.37-4.55(4H,m), 5.96(1H,s), 6.
31-6.39(1H,br), 6.53-6.57(1H,br), 6.63(1H,d,J=2.4H
z), 6.88-7.61(10H,m)
【0121】実施例80 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノフェニル)−7−クロロ−1−ネオペン
チル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例79で得た化合物(0.12g)を4規定塩化水
素の酢酸エチルエステル溶液(2ml)に溶かし、室温で
30分間放置した。溶媒を留去することにより無色非結
晶性固体(0.09g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.94(9H,s), 2.74(1H,d,J=4.
6,15Hz), 2.85(1H,dd,J=4.2,15.4Hz), 3.58(1H,d,J=14.
2Hz), 4.41-4.94(3H,m), 6.07(1H,s), 6.46(1H,d,J=2.4
Hz), 7.05-7.68(10H,m)
【0122】実施例81 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド (1)N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−5
−クロロベンズアミド(3.21g)とN−tert−ブト
キシカルボニル−4−ブロモベンジルアミン(2.86
g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液を−78℃に
冷却し、それにn−ブチルリチウムのヘキサン溶液
(1.6mol/l)(31ml)を徐々に滴下した。滴下終了
後、水(100ml)と酢酸エチルエステル(100ml)
を加えた。有機層を水洗後、無水MgSO4で乾燥し、
溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで分離精製し、結晶化させ、それを濾取するこ
とにより淡黄色結晶の2−アミノ−4'−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチル−5−クロロベンゾフェノン
(0.9g)を得た。 (2)2−アミノ−4'−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチル−5−クロロベンゾフェノン(0.9g)の
メタノール(10ml)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム
(0.28g)を加え、室温で30分間撹拌した。酢酸
エチルエステル(100ml)を加え、水洗後、無水Na
2SO4で乾燥し、溶媒を留去した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで分離精製し、目的とする無
色油状化合物2−アミノ−5−クロロ−α−(4−tert
−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベンジル
アルコール(0.85g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.46(9H,s), 2.6-2.8(1H,br),
3.80-4.00(1H,br), 4.31(2H,d,J=6.0Hz), 4.80-4.95(1
H,br), 5.78(1H,s), 6.59(1H,d,J=8.8Hz), 7.05-7.37(6
H,m)
【0123】(3)2−アミノ−5−クロロ−α−(4
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベ
ンジルアルコール(0.83g)のメタノール(8ml)
溶液に、トリメチルアセトアルデヒド(220mg)と酢
酸(170mg)を加え、室温で10分間撹拌した。それ
にシアノ水素化ホウ素ナトリウム(160mg)を加え、
室温で終夜撹拌した。酢酸エチルエステル(100ml)
を加え、水洗後、無水Na2SO4で乾燥し、溶媒を留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分離精製し、目的とする無色油状化合物5−クロロ−α
−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−2−ネオペンチルアミノベンジルアルコール
(0.99g)を得た。 NMR (CDCl3) δ:0.83(9H,s), 1.45(9H,s), 2.74(2H,
s), 4.29(2H,d,J=6.2Hz),4.75-4.85(1H,br), 5.77(1H,
s), 6.56(1H,d,J=8.8Hz), 7.05-7.39(6H,m) (4)5−クロロ−α−(4−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノメチルフェニル)−2−ネオペンチルアミノベ
ンジルアルコール(0.99g)の酢酸エチルエステル
(10ml)に水(3ml)と1規定水酸化ナトリウム水溶
液(2.5ml)を加え、塩化フマル酸モノエチルエステ
ル(370mg)を加え、氷冷下30分間撹拌した。酢酸
エチルエステル(30ml)を加え、有機層を水洗後、無
水Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタ
ノール(20ml)に溶解し、炭酸カリウム(700mg)
を加え、室温で終夜撹拌した。不溶物を濾去し、溶媒を
留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で分離精製し、無色油状化合物の3,5−トランス−5
−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−酢酸 エチルエステル(1.08g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.92(9H,s), 1.24(3H,t,J=7.2
Hz), 1.48(9H,s), 2.76(1H,dd,J=6.2,16.4Hz), 3.03(1
H,dd,J=7.4,16.4Hz), 3.36(1H,d,J=14.2Hz), 4.12(2H,d
q,J=1.6,7.2Hz), 4.36-4.43(3H,m), 4.50(1H,d,J=14.2H
z), 4.85-4.95(1H,br), 6.00(1H,s), 6.60(1H,s), 7.20
-7.38(6H,m)
【0124】(5)(4)で得た化合物(1.08g)
のエタノール(10ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム
水溶液(2ml)を加え、60℃で2時間撹拌した。酢酸
エチルエステル(100ml)を加え、水洗後、無水Na
2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、残渣をエチルエーテ
ル−n−ヘキサンより再結晶し、融点237−238℃
の無色結晶(0.90g)を得た。 (6)(5)で得た化合物(0.2g)と2−フルオロ
ベンジルアミン(52mg)のジメチルホルムアミド(2
ml)溶液に、シアノリン酸ジエチル(74mg)とトリエ
チルアミン(57mg)を加え、室温で30分間撹拌し
た。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗後、無
水Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、残渣を
ヘキサンより再結晶し、融点183−185℃の無色結
晶(0.25g)を得た。
【0125】実施例82 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(4−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネ
オペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1
塩酸塩 実施例81で得た化合物(0.15g)を4規定塩化水
素の酢酸エチルエステル(3ml)に溶かし、室温で30
分間放置した。溶媒を留去することにより無色非結晶性
固体(135mg)を得た。 NMR(CDCl3) δ:0.93(9H,s), 2.77(2H,d,J=6.
6Hz), 3.56(1H,d,J=14.0Hz), 4.19(2H,s), 4.41-4.48(4
H,m), 6.04(1H,s), 6.45(1H,d,J=2.2Hz), 7.02-7.63(10
H,m)
【0126】実施例83 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−〔3−(2−アミノエチル)フェニル〕−7−クロロ
−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド・1塩酸塩 (1)実施例41で得た3,5−トランス−N−(2−
フルオロベンジル)−7−クロロ−−5−(3−ホルミ
ルフェニル)−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド(0.5g)のテトラヒドロフラン(5m
l)溶液に、(カルボエトキシメチレン)トリフェニル
ホスホラン(0.35g)を加え、室温で3時間撹拌し
た。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗し、有
機層をNa2SO4で乾燥した。溶媒を留去、残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色
油状化合物(0.53g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.93(9H,s), 1.32(3H,t,J=7.0
Hz), 2.70(1H,dd,J=5.8,14.2Hz), 2.90(1H,dd,J=7.0,1
4.2Hz), 3.36(1H,d,J=13.8Hz), 4.26(2H,q,J=7.0Hz),
4.38-4.52(4H,m), 6.00(1H,s), 6.25-6.40(1H,br), 6.4
6(1H,d,J=16.2Hz),6.55(1H,d,J=2.2Hz), 6.97-7.73(11
H,m) (2)(1)で得た化合物(0.53g)の酢酸エチル
エステル(10ml)溶液に、10% パラジウム−炭素
触媒を用い、常温常圧で接触還元反応を行った。触媒を
除き、濾液の溶媒を留去することにより、無色非結晶性
固体(0.48g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.92(9H,s), 1.21(3H,t,J=7.2
Hz), 2.59-2.74(3H,m),2.84-3.01(3H,m), 3.35(1H,d,J=
14.0Hz), 4.11(2H,q,J=7.2Hz), 4.38-4.55(4H,m), 5.97
(1H,s), 6.25-6.35(1H,br), 6.58(1H,d,J=1.8Hz), 6.98
-7.33(10H,m) (3)(2)で得た化合物(0.48g)のエタノール
(5ml)溶液に、1規定水酸化ナトリウム水溶液(0.
8ml)を加え、60℃で3時間加熱撹拌した。中和後、
酢酸エチルエステル(100ml)で抽出し、抽出液を水
洗後、無水Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去すること
により無色非結晶性固体(0.39g)を得た。
【0127】(4)(3)で得た化合物(0.2g)の
ジメチルホルムアミド(2ml)溶液に、トリエチルアミ
ン(40mg)とアジ化ジフェニルホスホリル(104m
g)を加え、室温で30分撹拌した後、水(50ml)を
加えた。酢酸エチルエステル(50ml)で抽出し、抽出
液を水洗後、無色Na2SO4で乾燥した。溶媒を除き、
残留物をトルエン(2ml)に溶かし、1時間加熱還流し
た。その溶液に9−フルオレニルメタノール(135m
g)を加え、更に終夜加熱還流した。溶媒を留去し、残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製
し、無色非結晶性固体(0.12g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.91(9H,s), 2.67(1H,dd,J=5.
2,14.6Hz), 2.82-2.92(3H,m), 3.35(1H,d,J=14.2Hz),
3.40-3.55(2H,m), 4.20(1H,t,J=7.0Hz), 4.37-4.54(6H,
m), 4.75-4.85(1H,br), 5.97(1H,s), 6.20-6.30(1H,b
r), 6.59(1H,d,J=1.8Hz), 7.04-7.78(18H,m) (5)(4)で得た化合物(0.12g)のジメチルホ
ルムアミド(1.5ml)溶液に、ピペリジン(0.1ml)
を加え、30分間室温で撹拌した。酢酸エチルエステル
(50ml)を加え、水洗後、有機層を無水Na2SO4
乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで分離精製して得られた油状化合物
を、4規定の塩化水素の酢酸エチルエステル(1ml)に
溶かし、溶媒を留去することにより、無色非結晶性固体
(53mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.94(9H,s), 2.78(2H,d,J=7.2
Hz), 2.95-3.02(2H,m),3.15-3.24(2H,m), 3.57(1H,d,J=
14.2Hz), 4.41-4.48(4H,m), 6.02(1H,s), 6.52(1H,d,J=
2.2Hz), 7.01-7.63(6H,m)
【0128】実施例84 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−〔4−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチ
ル)フェニル〕−1−(4−ビフェニルメチル)−7−
クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1)N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−5
−クロロベンズアミド(6.4g)とN−tert−ブトキ
シカルボニル−3−ブロモフェネチルアミン(6.0
g)のテトラヒドロフラン(70ml)溶液を−78℃に
冷却し、それにn−ブチルリチウムのヘキサン溶液
(1.6mol/l)(67ml)を徐々に滴下した。滴下終了
後、水(300ml)と酢酸エチルエステル(300ml)
を加えた。有機層を水洗後、無水MgSO4で乾燥し、
溶媒を留去した。残った油状化合物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで分離精製し、残渣をヘキサンより
再結晶することにより、淡黄色結晶の2−アミノ−4'
−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−5
−クロロベンゾフェノン(3.97g)を得た。 (2)2−アミノ−4'−(2−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノエチル)−5−クロロベンゾフェノン(2.
0g)のメタノール(40ml)溶液に、水素化ホウ素ナ
トリウム(0.5g)を加え、室温で30分間撹拌し
た。酢酸エチルエステル(100ml)を加え、水洗後、
無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去した。残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、目的
とする無色油状化合物2−アミノ−5−クロロ−α−
〔4−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)
フェニル〕ベンジルアルコール(2.2g)を得た。 (3)2−アミノ−5−クロロ−α−〔4−(2−tert
−ブトキシカルボニルアミノエチル)フェニル〕ベンジ
ルアルコール(1.0g)のメタノール(20ml)溶液
に、4−ビフェニルカルボキシアルデヒド(0.53
g)と酢酸(200mg)を加え、室温で10分間撹拌し
た。それにシアノ水素化ホウ素ナトリウム(180mg)
を加え、室温で30分間撹拌した。酢酸エチルエステル
(50ml)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥し、
溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで分離精製し、目的とする無色油状化合物2−
(4−ビフェニルメチルアミノ)−5−クロロ−α−
〔4−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)
フェニル〕ベンジルアルコール(1.2g)を得た。
【0129】(4)2−(4−ビフェニルメチルアミ
ノ)−5−クロロ−α−〔4−(2−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノエチル)フェニル〕ベンジルアルコール
(1.2g)の酢酸エチルエステル(20ml)に1規定
水酸化ナトリウム水溶液(8ml)を加え、塩化フマル酸
モノエチルエステル(400mg)を加え、氷冷下1時間
撹拌した。酢酸エチルエステル(30ml)を加え、有機
層を水洗後、無水MgSO4で乾燥した。溶媒を留去
し、残留物をエタノール(25ml)に溶解し、炭酸カリ
ウム(800mg)を加え、室温で終夜撹拌した。不溶物
を濾去し、溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで分離精製し、残渣をヘキサンより再
結晶し、融点178−180℃の無色結晶 3,5−ト
ランス−1−(4−ビフェニルメチル)−5−〔4−
(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)フェニ
ル〕−7−クロロ−−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸 エ
チルエステル(0.6g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t,J=7.2Hz), 1.43(9
H,s), 2.8(3H,m), 3.13(1H,dd,J=8.2,16.2Hz), 3.35(2
H,m), 4.15(2H,q,J=7.3,12Hz), 4.5(1H,dd,J=5.4,10H
z),4.92(1H,d,J=14.8Hz), 5.40(1H,s), 5.48(1H,d,J=1
4.6Hz), 6.55(1H,d,J=1.4Hz), 7.0-7.6(15H,m) (5)(4)で得た化合物(0.6g)のエタノール
(10ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム水溶液(4m
l)を加え、60℃で2時間撹拌した。中和後酢酸エチ
ルエステル(50ml)を加え、有機層を水洗後、無水M
gSO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、融点224
−225℃の無色結晶(0.34g)を得た。 (6)(5)で得た化合物(0.33g)と2−フルオ
ロベンジルアミン(80mg)のジメチルホルムアミド
(8ml)溶液に、シアノリン酸ジエチル(110mg)と
トリエチルアミン(100mg)を加え、室温で30分間
撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗
後、無水MgSO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、
無色油状化合物(0.2g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.43(9H,s), 2.1-3.0(4H,m),
3.35(2H,m), 4.3-4.7(3H,m), 4.83(1H,d,J=14.8Hz), 5.
36(1H,s), 5.49(1H,d,J=14.8Hz), 6.40(1H,m), 6.50(1
H,d,J=1.8Hz), 6.9-7.6(19H,m)
【0130】実施例85 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−〔4−(2−アミノエチル)フェニル〕−1−(4−
ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・1塩酸塩 実施例84で得た化合物(0.2g)を4規定塩化水素
の酢酸エチルエステル溶液(2ml)に溶かし、30分間
放置した後、溶媒を留去し、無色非結晶性固体(0.1
4g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:2.10(2H,m), 2.6-3.1(6H,m),
4.3-4.6(3H,m), 4.83(1H,d,J=15.0Hz), 5.36(1H,s), 5.
48(1H,d,J=14.8Hz), 6.46(1H,m), 6.53(1H,d,J=2Hz),
6.9-7.6(19H,m) 実施例86 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(4−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド 実施例81の(2)で得た2−アミノ−5−クロロ−α
−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)ベンジルアルコールを用い、実施例4と同様の操作
により、融点194−195℃の無色結晶を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.47(9H,s), 2.73(1H,dd,J=6.
2,17Hz), 2.93(1H,dd,J=7.0,16.8Hz), 4.31(2H,d,J=5.4
Hz), 4.35-4.65(3H,m), 4.65(1H,d,J=14.4Hz), 5.36(1
H,s), 5.51(1H,d,J=14.6Hz), 6.23(1H,m), 6.50(1H,d,J
=1.8Hz), 6.9-7.6(19H,m)
【0131】実施例87 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(4−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド・1塩酸塩 実施例86で得た化合物(0.2g)を4規定塩化水素
の酢酸エチルエステル(3ml)に溶かし、3時間室温で
放置後、溶媒を留去し、無色非結晶性固体(0.16
g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:2.73(1H,dd,J=6.0,16.0Hz),
2.94(1H,dd,J=7.0,16.0Hz), 3.87(2H,s), 4.3-4.65(3H,
m), 4.85(1H,d,J=14.8Hz), 5.38(1H,s), 5.50(1H,d,J=1
4.6Hz), 6.33(1H,m), 6.53(1H,d,J=2Hz), 6.9-7.6(19H,
m) 実施例88 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(2−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルチオフェン−5−イル)−7
−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド
(A),3,5−シス−N−(2−フルオロベンジル)
−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(2−tert−ブ
トキシカルボニルアミノメチルチオフェン−5−イル)
−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒド
ロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド
(B) (1)N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−5
−クロロベンズアミド(4.96g)と2−ブロモ−5
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルチオフェン
(5.45g)のテトラヒドロフラン(60ml)溶液を
−78℃に冷却し、それにn−ブチルリチウムのヘキサ
ン溶液(1.6mol/l)(47ml)を徐々に滴下した。滴
下終了後、水(200ml)と酢酸エチルエステル(20
0ml)を加えた。有機層を水洗後、無水MgSO4で乾
燥し、溶媒を留去した。残った油状化合物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで分離精製し、黄色油状化合
物の2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル
チオフェン−5−イル)カルボニル−4−クロロアニリ
ン(0.5g)を得た。この化合物(0.15g)のメタ
ノール(8ml)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(60
mg)を加え、室温で30分間撹拌した。酢酸エチルエス
テル(100ml)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾
燥し、溶媒を留去した。残留物のメタノール(5ml)溶
液に、4−ビフェニルカルボキシアルデヒド(100m
g)と酢酸(40mg)を加え、室温で10分間撹拌し
た。それにシアノ水素化ホウ素ナトリウム(40mg)を
加え、60℃で30分間加熱撹拌した。酢酸エチルエス
テル(50ml)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥
し、溶媒を留去し、残留物0.2gを得た。
【0132】この化合物を酢酸エチルエステル(8ml)
に1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)を加え、塩化
フマル酸モノエチルエステル(40mg)を加え、氷冷下
20分間撹拌した。酢酸エチルエステル(30ml)を加
え、有機層を水洗後、無水MgSO4で乾燥した。溶媒
を留去し、残留物をエタノール(6ml)に溶解し、炭酸
カリウム(100mg)を加え、60℃で30分間加熱撹
拌した。不溶物を濾去し、溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色油
状化合物(0.4g)を得た。この化合物(0.2g)を
エタノール(10ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウ
ム水溶液(2ml)を加え、60℃で1時間撹拌した。中
和後酢酸エチルエステル(50ml)を加え、有機層を水
洗後、無水MgSO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留
物をジメチルホルムアミド(4ml)に溶解し、それに2
−フルオロベンジルアミン(40mg)、シアノリン酸ジ
エチル(80mg)とトリエチルアミン(60mg)を加
え、室温で30分間撹拌した。酢酸エチルエステル(5
0ml)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥し、溶媒
を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで分離精製することにより、無色油状化合物の3,
5−シス体(20mg)と3,5−トランス体(50mg)
を得た。 3,5−シス体(B) NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s), 2.78(1H,dd), 3.
0(1H,dd), 4.05(1H,d),4.35(2H,d), 4.48(2H,d), 4.77
(1H,dd), 4.86(1H,m), 5.03(1H,d), 6.01(1H,s),6.40(1
H,t), 6.52(1H,m), 6.73(1H,d), 6.9-7.6(16H,m) 3,5−トランス体(A) NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s), 2.70(1H,dd), 2.
93(1H,dd), 4.3-4.6(5H,m), 4.95(1H,d), 5.36(1H,d),
5.64(1H,s), 6.35(1H,t), 6.57(1H,d), 6.8-7.6(17H,m)
【0133】実施例89 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(2−アミノメチルチオフェン−5−イル)−1−
(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例88で得た3,5−トランス体(A)(50mg)
を4規定塩化水素の酢酸エチルエステル溶液に溶かし、
室温で30分間放置後、溶媒を留去し、無色非結晶性固
体(30mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:2.72(1H,dd), 2.93(1H,dd),
4.00(2H,s), 4.3-4.65(3H,m), 4.93(1H,d), 5.4(1H,d),
5.63(1H,s), 6.27(1H,t), 6.57(1H,d), 6.75-7.7(17H,
m) 実施例90 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルチオフ
ェン−5−イル)−7−クロロ−1−(4−メトキシベ
ンジル)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例88と同様の操作により、無色油状化合物を得
た。 NMR(CDCl3)δ:1.46(9H,s), 2.68(1H,dd,J=6.
2,16.0Hz), 2.88(1H,dd,J=7.2,15.8Hz), 3.77(3H,s),
4.3-4.6(5H,m), 4.73(1H,d,J=14.6Hz), 4.9(1H,m), 5.3
3(1H,d,J=14.6Hz), 5.55(1H,s), 6.33(1H,m), 6.55(1H,
d,J=3.8Hz), 6.7-7.5(12H,m)
【0134】実施例91 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(2−アミノメチルチオフェン−5−イル)−7−ク
ロロ−1−(4−メトキシベンジル)−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例90で得た化合物(0.1g)を4規定塩化水素
の酢酸エチルエステル溶液(1ml)に溶かし、30分間
放置後、溶媒を留去し、無色非結晶性固体(70mg)を
得た。 NMR(CDCl3)δ:2.1-3.0(2H,m), 3.71(3H,s),
4.0-4.6(5H,m), 4.8(1H,d,J=15Hz), 5.11(1H,d,J=14.8H
z), 5.62(1H,s), 6.55(1H,br), 6.7-7.5(12H,m)
【0135】実施例92 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−〔3−〔(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1
−メチル)エチル〕フェニル〕−1−(4−ビフェニル
メチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド(A),3,5−シス−N−(2−フルオロベン
ジル)−5−〔3−〔(1−tert−ブトキシカルボニル
アミノ−1−メチル)エチル〕フェニル〕−1−(4−
ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド(B) (1)3−ブロモベンゾニトリル(18g)のトルエン
(200ml)溶液に、メチルマグネシウムブロミド(3
mol/lのエチルエーテル溶液)(120ml)を加え、エ
チルエーテルを常圧で留去した後、6時間加熱還流し
た。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルエ
ステル(200ml)で抽出した。抽出液を1規定塩酸
(150ml)で洗った後、水層を1規定水酸化ナトリウ
ム水溶液(200ml)で塩基性にした後、酢酸エチルエ
ステル(200ml)で抽出した。抽出液を無水MgSO
4で乾燥し、溶媒を留去後、残留物をエチルエーテル
(100ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液
(100ml)を加えた後、二炭酸ジ−t−ブチル(15
g)を加え、室温で5時間撹拌した。エチルエーテル
(100ml)を追加し、有機層を水洗後、無水MgSO
4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで分離精製し、無色油状化合物で
ある1−〔(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1
−メチル)エチル〕−3−ブロモベンゼン(7.0g)
を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.37(9H,s,br), 1.59(6H,s),
4.95(1H,s,br), 7.15-7.38(3H,m), 7.50-7.55(1H,m)
【0136】(2)N−メチル−N−メチルオキシ−2
−アミノ−5−クロロベンズアミド(3.21g)と
(1)で得た化合物(3.14g)のテトラヒドロフラ
ン(50ml)溶液を−78℃に冷却し、それにn−ブチ
ルリチウムのヘキサン溶液(1.6mol/l)(32ml)を
徐々に滴下した。滴下終了後、水(100ml)と酢酸エ
チルエステル(100ml)を加えた。有機層を水洗後、
無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去した。残った油状
化合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精
製し、淡黄色油状化合物の2−アミノ−3’−(1−te
rt−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチル−
5−クロロベンゾフェノン(1.5g)を得た。 (3)2−アミノ−3'−(1−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノ−1−メチル)エチル−5−クロロベンゾフ
ェノン(1.2g)のメタノール(20ml)溶液に、水
素化ホウ素ナトリウム(0.3g)を加え、室温で30
分間撹拌した。酢酸エチルエステル(100ml)を加
え、水洗後、無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去し
た。残留物をメタノール(20ml)に溶解し、4−ビフ
ェニルカルボキシアルデヒド(0.73g)と酢酸(0.
25g)を加え、室温で10分間撹拌した。それにシア
ノ水素化ホウ素ナトリウム(0.25g)を加え、60
℃で40分間撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)
を加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分離精製し、目的とする無色油状化合物2−(4−ビフ
ェニルメチルアミノ)−5−クロロ−α−〔3−〔(1
−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチ
ル〕フェニル〕ベンジルアルコール(1.5g)を得
た。この化合物(1.5g)の酢酸エチルエステル(2
0ml)に1規定水酸化ナトリウム水溶液(10ml)を加
え、塩化フマル酸モノエチルエステル(600mg)を加
え、氷冷下1時間撹拌した。酢酸エチルエステル(30
ml)を加え、有機層を水洗後、無水MgSO4で乾燥し
た。溶媒を留去し、残留物をエタノール(25ml)に溶
解し、炭酸カリウム(1g)を加え、60℃で2時間撹
拌した。不溶物を濾去し、溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色油
状化合物の3,5−トランス−5−〔3−〔(1−tert
−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチル〕フ
ェニル〕−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−酢酸 エチルエステル(0.1
6g)及び3,5−シス−5−〔3−〔(1−tert−ブ
トキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチル〕フェニ
ル〕−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−酢酸 エチルエステル(0.25
g)及びそれらの混合物(1.1g)を無色油状化合物
として得た。 3,5−トランス体 NMR(CDCl3)δ:1.1-1.5(18H,m), 2.90(1H,d
d), 3.28(1H,dd), 3.63(1H,d), 4.15(2H,q), 4.6-4.75
(2H,m), 5.00(1H,m), 5.91(1H,s), 6.8-7.7(16H,m)3,
5−シス体 NMR(CDCl3)δ:1.0-1.5(18H,m), 2.77(1H,d
d), 3.13(1H,d), 4.13(2H,q), 3.47(1H,dd), 4.84(1H,
d), 5.28(1H,s), 5.53(1H,d), 6.56(1H,s), 6.9-7.7(15
H,m)
【0137】(4)(3)で得た3,5−トランス体と
3,5−シス体の混合物(1.1g)をテトラヒドロフラ
ン(6ml)とメタノール(15ml)の混合溶媒に溶解
し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(8ml)を加え、6
0℃で40分間撹拌した。中和後酢酸エチルエステル
(50ml)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥し
た。溶媒で留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで分離精製し、無色の非結晶性固体(0.6
5g)を得た。この化合物(0.25g)と2−フルオ
ロベンジルアミン(60mg)のジメチルホルムアミド
(6ml)溶液に、シアノリン酸ジエチル(75mg)とト
リエチルアミン(60mg)を加え、室温で30分間撹拌
した。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗後、
無水MgSO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、2種
の無色油状化合物3,5−トランス−N−(2−フルオ
ロベンジル)−5−〔3−〔(1−tert−ブトキシカル
ボニルアミノ−1−メチル)エチル〕フェニル〕−1−
(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド(A)(0.2g),3,5−シ
ス−N−(2−フルオロベンジル)−5−〔3−〔(1
−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチ
ル〕フェニル〕−1−(4−ビフェニルメチル)−7−
クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド(B)(6
0mg)を得た。 3,5−トランス体(A) NMR(CDCl3)δ:1.0-1.6(15H,m), 2.72(1H,d
d), 2.94(1H,dd), 4.5(3H,m), 4.78(1H,d), 5.24(1H,
s), 5.54(1H,d), 6.33(1H,t), 6.55(1H,s), 6.8-7.7(19
H,m) 3,5−シス体(B) NMR(CDCl3)δ:1.34(9H,brs), 1.58,1.59(各3
H,s), 2.87(1H,dd), 3.08(1H,dd), 3.64(1H,d), 4.35-
4.8(4H,m), 4.98(1H,s), 5.91(1H,s), 6.5(1H,m),5.8-
7.6(20H,m)
【0138】実施例93 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−〔3−〔(1−アミノ−1−メチル)エチル〕フェニ
ル〕−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例92で得られた化合物A(0.2g)の4規定の
塩化水素の酢酸エチルエステル(3ml)を30分間室温
に放置後、溶媒で留去することにより、無色非結晶性固
体(100mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.36,1.37(各3H,s), 2.73(1H,
dd), 3.97(1H,dd), 4.35-4.6(3H,m), 4.9(1H,d), 5.41
(1H,s), 5.46(1H,d), 6.33(1H,t), 6.54(1H,d), 6.9-7.
6(19H,m) 実施例94 3,5−シス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
〔3−〔(1−アミノ−1−メチル)エチル〕フェニ
ル〕−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例92で得られた化合物B(60mg)を実施例93
と同様の操作により、無色非結晶性固体(45mg)を得
た。 NMR(CDCl3)δ:1.51(6H,s), 2.7-3.2(4H,m),
3.63(1H,d), 4.48(2H,d), 4.62(1H,d), 4.72(1H,t), 5.
92(1H,s), 6.65-7.7(20H,m)
【0139】実施例95 3,5−トランス−N−(4−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド 実施例4(2)で得た、3,5−トランス−1−(4−
ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−酢酸(0.2g)と4−フルオロベンジルア
ミン(0.05g)を実施例4(3)と同様に反応処理
し、無色油状物の標記化合物(0.22g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.433(9H,s), 2.73(1H,dd,J=
5.6,15.8Hz), 2.95(1H,dd,J=7.6,15.8Hz), 4.0-4.6(5H,
m), 4.73(1H,m), 4.90(1H,d,J=14.4Hz), 5.362(1H,s),
5.45(1H,d,J=14.8Hz), 6.24(1H,m), 6.50(1H,d,J=2Hz),
6.8-7.7(19H,m) 実施例96 3,5−トランス−N−(4−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−アミノメチル
フェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド・塩酸塩実施例95で得た化合物(0.22
g)を酢酸エチル(3ml)に溶解し、4規定塩酸(酢酸
エチル溶液)(2ml)を加えて1時間かきまぜた。反応
液を濃縮し、残留物から得られる結晶を、エタノールと
酢酸エチルから再結晶して標記化合物(0.18g)を
得た。 融点 268−270℃ NMR(CDCl3)δ:2.67(1H,dd,J=6.4,18Hz), 2.9
2(1H,dd,J=8.6,15.8Hz),4.04(2H,s), 4.27(2H,d,J=5.2H
z), 4.49(1H,m), 5.18(1H,d,J=15.8Hz), 5.40(1H,d,J=1
5.8Hz), 5.568(1H,s), 6.40(1H,d,J=2Hz), 7.0-7.7(19
H,m), 8.32(2H,m),8.58(1H,m)
【0140】実施例97 N−(2−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノ
メチルフェニル)−7−クロロ−2,3−ジヒドロ−2
−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−アセ
トアミド (1)N−(9−フルオレニルメチル)オキシカルボニ
ル−D,L−アスパラギン酸 β−メチルエステル(0.
5g)のテトラヒドロフラン(2.5ml)溶液を氷冷
し、それにN−メチルモルホリン(0.2g)、クロロ
ギ酸エチル(0.2g)を加え、0℃で20分間撹拌し
た。その後2−アミノ−3’−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノメチル−5−クロロベンゾフェノン(0.4
g)のテトラヒドロフラン(3ml)溶液を加え、室温で
終夜撹拌した。水(100ml)を加え、酢酸エチルエス
テルで抽出後、抽出液を水洗し、無水Na2SO4で乾燥
した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで分離精製し、無色油状化合物(0.27
g)を得た。この化合物(0.27g)とピペリジン
(0.15ml)のジメチルホルムアミド(3ml)溶液を
室温で10分間撹拌し、酢酸エチルエステル(50ml)
を加え、水洗し、有機層を無水Na2SO4で乾燥後、溶
媒を留去した。残留物をジメチルホルムアミド(3ml)
に溶解し、酢酸(0.15ml)を加え、60℃で1時間
撹拌した。酢酸エチルエステル(100ml)を加え、水
洗し、無水Na2SO4で乾燥後、溶媒を留去し、残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、
無色非結晶性固体5−(3−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチルフェニル)−7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3
−酢酸 メチルエステル(90mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s), 3.19(1H,dd,J=6.
4,17.0Hz), 3.45(1H,dd,J=7.6,17.0Hz), 3.74(3H,s),
4.16(1H,dd,J=6.4,7.6Hz), 4.34(2H,d,J=6.0Hz),4.85-
5.00(1H,br), 7.12(1H,d,J=8.6Hz), 7.27-7.52(5H,m),
8.01(1H,s), 8.7-8.9(1H,br)
【0141】(2)(1)で得た化合物(120mg)の
ジメチルホルムアミド(1ml)溶液に、4−クロロメチ
ルビフェニル(57mg)、ヨウ化ナトリウム(8mg)、
炭酸カリウム(53mg)を加え、60℃で1時間加熱撹
拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗
し、有機層を無水Na2SO4で乾燥後、溶媒を留去し、
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精
製し、無色油状化合物(0.10g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),
3.21(1H,dd,J=6.0,17.0Hz),
3.59(1H,dd,J=8.2,17.0H
z), 3.75(3H,s), 4.21−4.28
(3H,m), 4.72−4.83(1H,br),
4.81(1H,d,J=15.6Hz), 5.6
2(1H,d,J=15.6Hz), 6.98−7.
51(16H,m) (3)(2)で得た化合物(0.1g)のメタノール
(1ml)に1規定水酸化ナトリウム水溶液(0.2ml)
を加え、60℃で1時間撹拌した。中和後酢酸エチルエ
ステル(50ml)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾
燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで分離精製し、無色の非結晶性固体
(0.10g)を得た。この化合物(0.1g)と2−フ
ルオロベンジルアミン(22mg)のジメチルホルムアミ
ド(1ml)溶液に、シアノリン酸ジエチル(29mg)と
トリエチルアミン(24mg)を加え、室温で30分間撹
拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗
後、無水MgSO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、
非結晶性固体(0.12g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s), 3.12(1H,dd,J=6.
6,14.8Hz), 3.31(1H,dd,J=7.0,14.8Hz), 4.11-4.30(3H,
m), 4.47(1H,dd,J=5.0,15.0Hz), 4.63(1H,dd,J=5.8,15.
0Hz), 4.65-4.75(1H,br), 4.76(1H,d,15.4Hz), 5.62(1
H,d,J=15.4Hz), 6.55-6.65(1H,br), 6.97-7.44(20H,m)
【0142】実施例98 N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチ
ルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−ク
ロロ−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−
ベンゾジアゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例97で得た化合物(0.12g)を4規定塩化水
素の酢酸エチルエステル溶液(2ml)に溶かし、30分
間放置した後、溶媒を留去することにより、無色非結晶
性固体(84mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:3.18-3.32(2H,m), 4.04(2H,
s), 4.42(1H,t,J=7.0Hz),4.47(2H,s), 4.93(1H,d,J=15.
4Hz), 5.68(1H,d,J=15.4Hz), 7.03-7.77(20H,m) 実施例99 3,5−トランス−5−(3−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−3−(2−フ
ルオロベンジル)アミノメチル−1−ネオペンチル−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−2−オン 実施例35の(2)で得た3,5−トランス−3−アミ
ノメチル−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノ
メチルフェニル)−7−クロロ−1−ネオペンチル−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−2−オン(0.11g)のメタノール(2ml)溶液
に酢酸(27mg)と2−フルオロベンズアルデヒド(8
0mg)を加え、それにシアノ水素化ホウ素ナトリウム
(29mg)を加え、室温で30分間撹拌した。酢酸エチ
ルエステル(50ml)を加え、水洗後、有機層を無水N
2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色油状化
合物(40mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.91(9H,s), 1.45(9H,s), 2.9
7(1H,dd,J=6.2,12.0Hz),3.10(1H,dd,J=6.0,12.0Hz), 3.
32(1H,d,J=14.0Hz), 3.85(2H,s), 4.01(1H,t,J=6.2Hz),
4.36(2H,d,J=6.2Hz), 4.49(1H,d,J=14.0Hz), 4.87-4.9
5(1H,br), 5.99(1H,s), 6.57(1H,d,J=2.2Hz), 6.96-7.4
1(10H,m)
【0143】実施例100 3,5−トランス−5−(3−アミノメチルフェニル)
−7−クロロ−3−(2−フルオロベンジル)アミノメ
チル−1−ネオペンチル−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−2−オン・2塩酸塩 実施例99で得た化合物(40mg)を4規定塩化水素の
酢酸エチルエステル溶液(1ml)に溶かし、30分間放
置後、溶媒を留去することにより、無色非結晶性固体
(35mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:0.95(9H,s), 3.42-3.62(3H,
m), 4.20(2H,s), 4.28-4.33(1H,m), 4.37(2H,s), 4.38-
4.49(1H,m), 6.13(1H,s), 6.57(1H,s), 7.23-7.63(10H,
m) 実施例101 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−(4−ヒドロキシベンジル)−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例57で得た化合物(0.65g)を酢酸エチルエ
ステル(20ml)とメタノール(10ml)の混合溶媒に
溶かし、10%パラジウム−炭素(0.1g)を触媒と
して、常温常圧で接触水素還元反応を行った。触媒を濾
去し、水洗後、有機層を無水Na2SO4で乾燥後、溶媒
を留去することにより、無色非結晶性固体(0.48
g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.4(9H,m), 2.68(1H,dd), 2.8
8(1H,dd), 4.0-4.65(5H,m), 4.81(1H,s), 4.9-5.1(2H,
m), 5.7-6.5(4H,m), 6.65-7.6(14H,m)
【0144】実施例102 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(4−ヒドロキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド・1塩酸塩 実施例101で得た化合物(0.22g)を4規定塩化
水素の酢酸エチルエステル溶液(5ml)に溶かし、30
分間放置後、溶媒を留去することにより、無色非結晶性
固体(0.21g)を得た。 NMR(CDCl3)δ:2.8(2H,m), 3.7-4.1(4H,m),
4.3-4.65(4H,m), 4.85(1H,s), 4.91(1H,d), 5.63(1H,
d), 6.41(1H,d), 6.5-7.5(14H,m) 実施例103 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−アセチルオキシベンジル)−5−(3−アミノ
メチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・1塩酸塩 実施例101で得た化合物(100mg)のジクロロメタ
ン(8ml)溶液に、無水酢酸(0.2ml)とトリエチル
アミン(0.2ml)を加え、室温で40分間撹拌した。
溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで分離精製し、油状化合物(80mg)を得た。
これを4規定塩化水素の酢酸エチルエステル溶液(2m
l)に溶かし、30分間放置した後、溶媒を留去するこ
とにより無色非結晶性固体(70mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:2.30,2.29(3H,各s), 2.5-3.0
(2H,m), 3.83(2H,m), 4.2-4.6(3H,m), 4.73,4.92(1H,各
d,J=15.0Hz), 5.23,5.29(1H,各s), 5.47,5.
68(1H,各d,J=15.0Hz), 6.3−
7.5(15H,m)
【0145】実施例104 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オ
キソ−1−〔4−〔(3−フェノキシプロピル)オキ
シ〕ベンジル〕−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例101で得た化合物(100mg)のジメチルホル
ムアミド(4ml)溶液に3−フェノキシプロピルブロミ
ド(40mg)、炭酸カリウム(50mg)を加え、70〜
80℃で1時間加熱撹拌した。酢酸エチルエステル(5
0ml)を加え、水洗し、無水Na2SO4で乾燥した。溶
媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで分離精製し、無色油状化合物(0.09g)を得
た。これを4規定塩化水素の酢酸エチルエステル溶液
(2ml)に溶かし、室温で30分間放置後、溶媒を留去
することにより、無色非結晶性固体(65mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.82(2H,br), 1.97(4H,m), 2.
72(1H,dd), 2.92(1H,dd), 3.83(2H,s), 4.02(4H,m), 4.
35-4.6(3H,m), 4.7(1H,d), 5.33(1H,s), 5.43(1H,d),
6.33(1H,t), 6.49(1H,d), 6.75-7.4(19H,m) 実施例105 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オ
キソ−1−(4−ピバロイルオキシベンジル)−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・1塩酸塩 実施例101で得た化合物(110mg)のジクロロメタ
ン(10ml)溶液に、塩化ピバロイル(30mg)とトリ
エチルアミン(30mg)を加え、室温で20分間撹拌し
た。以下実施例104と同様の操作により、無色非結晶
性固体(78mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.30(9H,s),
2.63(1H,dd), 2.87(1H,dd),
4.03(2H,s),4.30(2H,d),
4.44(1H,t), 4.98(1H,d),
5.43(1H,d), 5.44(1H,s),
6.36(1H,d),7.0−7.7(14H,
m), 8.2−8.7(3H,m)
【0146】実施例106 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(4−エトキシカルボニルメチルオキシベンジル)−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例101で得た化合物(100mg)のアセトニトリ
ル(5ml)溶液に、ブロモ酢酸エチル(30mg)、炭酸
カリウム(35mg)を加え、1.5時間加熱還流した。
以下実施例104と同様の操作により、無色非結晶性固
体(55mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:1.27(3H,s), 2.5-3.0(4H,m),
3.85(2H,s), 4.25(2H,q), 4.5(3H,m), 4.59(2H,s), 4.7
2(1H,d), 5.31(1H,s), 5.42(1H,d), 6.49(1H,d),6.75-
7.5(14H,m)
【0147】実施例107 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
〔4−(N,N−ジメチルカルバモイルメチルオキシ)
ベンジル〕−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1
塩酸塩 実施例101で得た化合物(130mg)のアセトニトリ
ル(10ml)溶液に、塩化ジメチルカルバモイル(30
mg)と炭酸カリウム(50mg)を加え、50−70℃で
3時間撹拌した。以下実施例104と同様の操作によ
り、無色非結晶性固体(90mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ:2.3(2H,br), 2.72(1H,dd), 2.
93(1H,dd), 3.00(3H,s),3.08(3H,s), 3.83(2H,br), 4.3
-4.6(3H,m), 4.67(1H,d), 5.29(1H,s), 5.52(1H,d), 6.
5(2H,m), 6.9-7.4(14H,m) 実施例108 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−〔4−(2−アセトキシエチルオキシ)ベンジル〕−
5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例101で得た化合物(100mg)と酢酸 2−ブ
ロモエチルエステル(30mg)のジメチルホルムアミド
(8ml)溶液に水素化ナトリウム(60% inoil, 8m
g)を加え、70℃で30分間撹拌した。以下実施例10
4と同様の操作により、無色非結晶性固体(18mg)を
得た。 NMR(CDCl3 )δ:2.09(3H,s), 2.73(1H,dd),
2.93(1H,dd), 4.1-4.6(9H,m), 4.73(1H,d), 5.36(1H,
s), 5.40(1H,d), 6.48(1H,t), 6.5(1H,d), 6.8-7.5(14
H,m)
【0148】実施例109 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
〔4−(2−ヒドロキシエチルオキシ)ベンジル〕−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例108で得た中間体3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−〔4−(2−アセトキシエ
チルオキシ)ベンジル〕−5−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−アセトアミド(70mg)をテトラヒドロ
フラン(1ml)とメタノール(4ml)の混合溶媒に、1
規定水酸化ナトリウム水溶液(1ml)を加え、60℃で
30分間撹拌した。酢酸エチルエステルを加え、水洗
後、無水Na2SO4で乾燥し、溶媒を留去することによ
り、融点170−172℃の無色結晶(52mg)を得
た。この化合物を実施例104と同様の操作により、無
色非結晶性固体(36mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:2.24(2H,m), 2.73(1H,dd),
2.93(1H,dd), 3.7-4.6(9H,m), 4.73(1H,d), 5.35(1H,
s), 5.40(1H,d), 6.38(1H,t), 6.5(1H,d), 6.7-7.5(14
H,m)
【0149】実施例110 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−カルボキ
シメチルオキシベンジル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例106で得た中間体3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−(4
−エトキシカルボニルメチルオキシベンジル)−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−アセトアミド(0.12g)をテトラヒ
ドロフラン(2ml)とメタノール(5ml)の混合溶媒に
溶かし、それに1規定水酸化ナトリウム水溶液(2ml)
を加え、60℃で40分間撹拌した。中和後、酢酸エチ
ルエステルで抽出し、無水Na2SO4で乾燥し、溶媒を
留去した。残留物を実施例104と同様の操作により、
無色非結晶性固体(58mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:2.4-3.0(2H,m), 3.70(2H,m),
4.0-4.6(4H,m), 4.77(2H,s), 5.72(1H,d,J=15Hz), 6.2
-7.6(15H,m) 実施例111 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(4−メトキシカルボニルメチルオキシベンジル)−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例101で得た化合物(200mg)のアセトニトリ
ル(8ml)溶液に、ブロモ酢酸メチル(55mg)と炭酸
カリウム(100mg)を加え、70℃で1.5時間撹拌
した。以下実施例104と同様の操作により、無色非結
晶性固体(43mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:2.72(1H,dd), 2.92(1H,dd),
3.78(3H,s), 3.85(2H,br), 4.3-4.55(3H,m), 4.61(2H,
s), 4.7(1H,d), 5.31(1H,s), 5.43(1H,d), 6.4(1H,t),
6.5(1H,d), 6.75-7.4(14H,m)
【0150】実施例112 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アセチルアミノメチルフェニル)−7−クロロ
−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド 実施例6で得た化合物(0.1g)のピリジン(1ml)
溶液に、無水酢酸(20mg)とジメチルアミノピリジン
(5mg)を加え、室温で30分間撹拌した。酢酸エチル
エステル(50ml)を加え、水洗後、無水Na2SO4
乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで分離精製し、無色非結晶性固体(7
2mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.91(9H,s), 2.04(3H,s), 2.
69(1H,dd,J=6.0,14.8Hz), 2.88(1H,dd,J=7.2,14.8Hz),
3.35(1H,d,J=14.0Hz), 4.35-4.59(6H,m), 5.75-5.88(1
H,br), 5.98(1H,s), 6.27-6.39(1H,br), 6.57(1H,d,J=
2.2Hz), 6.97-7.40(10H,m) 実施例113 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−クロロ−5−(3−メタンスルホニルアミノメチルフ
ェニル)−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド 実施例6で得た化合物(0.1g)の酢酸エチルエステ
ル(1ml)溶液に、トリエチルアミン(44mg)と塩化
メタンスルホニル(22mg)を加え、室温で30分間撹
拌した。以下実施例112と同様の操作により、無色非
結晶性固体(75mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.92(9H,s), 2.70(1H,dd,J=
5.4,14.6Hz), 2.88(3H,s), 2.88(1H,dd,J=7.0,14.6Hz),
3.36(1H,d,J=14.0Hz), 4.33-4.59(6H,m), 4.75-4.85(1
H,br), 6.00(1H,s), 6.28-6.38(1H,br), 6.51(1H,d,J=
1.8Hz), 7.03-7.40(10H,m)
【0151】実施例114 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−5−(3−
トリフルオロアセチルアミノメチルフェニル)−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド 実施例6で得た化合物(100mg)と無水トリフルオロ
酢酸(40mg)を用い、実施例112と同様の操作によ
り、無色非結晶性固体(64mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.91(9H,s), 2.69(1H,d,J=6.
0,14.4Hz), 2.88(1H,dd,J=7.2,14.4Hz), 3.35(1H,d,J=1
3.6Hz), 4.38-4.57(6H,m), 5.98(1H,s), 6.28-6.38(1H,
br), 6.54(1H,d,J=2.2Hz), 6.65-6.75(1H,br), 6.96-7.
41(10H,m) 実施例115 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−クロロ−5−(3−メトキシカルボニルアミノメチル
フェニル)−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド 実施例6で得た化合物(100mg)のテトラヒドロフラ
ン(1ml)溶液に、トリエチルアミン(44mg)と塩化
メトキシカルボニル(18mg)を加え、0℃で30分間
撹拌した。以下実施例112と同様の操作により、無色
非結晶性固体(67mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.92(9H,s), 2.69(1H,dd,J=
5.8,14.2Hz), 2.88(1H,dd,J=7.2,14.2Hz), 3.35(1H,d,J
=14.0Hz), 3.70(3H,s), 4.37-4.51(6H,m), 4.95-5.05(1
H,br), 5.98(1H,s), 6.25-6.35(1H,br), 6.56(1H,d,J=
2.2Hz), 6.98-7.39(10H,m)
【0152】実施例116 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−クロロ−5−(3−メチルウレイドメチルフェニル)
−1−ネオペンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド 実施例6で得た化合物(100mg)のテトラヒドロフラ
ン(3ml)溶液に、トリエチルアミン(44mg)を加
え、0℃で撹拌しながら、トリホスゲン(28mg)を加
えた。更に0℃で30分撹拌し、30%メチルアミン水
溶液(0.038ml)を加え、更に0℃で30分間撹拌
した。以下実施例112と同様の操作により、無色非結
晶性固体(80mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.91(9H,s), 2.70(1H,dd,J=
5.4,13.8Hz), 2.75,2.78(3H,各s), 2.86(1H,dd,J=7.2,1
3.8Hz), 3.35(1H,d,J=13.6Hz), 4.38-4.50(7H,m),4.75-
4.85(1H,br), 5.97(1H,s), 6.35-6.50(1H,br), 6.57(1
H,d,J=2.2Hz), 6.96-7.34(10H,m) 実施例117 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アセチルアミノメチルフェニル)−1−(4−
ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド 実施例5で得た化合物(40mg)と無水酢酸(0.1m
l)を用い、実施例112と同様の操作により、融点が
168−170℃の無色結晶(38mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:1.95(3H,s), 2.73(1H,dd,J=
5.8,16Hz), 2.95(1H,dd,J=7.4,15.8Hz), 4.34(2H,d,J=
5.8Hz), 4.35-4.65(3H,m), 4.87(1H,d,J=14.6Hz),5.37
(1H,s), 5.47(1H,d,J=14.6Hz), 5.63(1H,m), 6.38(1H,
m), 6.50(1H,d,J=2.2Hz), 6.9-7.7(21H,m)
【0153】実施例118 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−アミノベンジル)−5−(3−N−tert−ブト
キシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例58で得た化合物(1g)の酢酸エチルエステル
(20ml)溶液に、10%パラジウム−炭素(0.1
g)を触媒として、常温常圧で接触水素還元反応を行っ
た。触媒を濾去し、溶媒を留去後、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで分離精製し、無色油状化合物(0.
7g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:1.28(9H,s), 2.69(1H,dd),
2.89(1H,dd), 3.7-4.6(6H,m), 5.13(1H,s), 5.27(1H,
m), 5.60(1H,d), 6.34(1H,m), 6.47(1H,d), 6.5-7.5(14
H,m) 実施例119 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−アセチルアミノベンジル)−5−(3−アミノ
メチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・1塩酸塩 実施例118で得た化合物(0.15g)のジクロロメ
タン(5ml)溶液に、無水酢酸(0.1ml)とトリエチ
ルアミン(0.1ml)を加え、室温で1時間撹拌後、溶
媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで分離精製し、無色油状物(0.12g)を得た。
この化合物を4規定塩化水素の酢酸エチルエステル(1
ml)を加え、室温で40分間放置し、溶媒を留去し、無
色非結晶性固体(54mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:2.14(3H,s), 2.72(1H,dd),
2.90(1H,dd), 3.85(2H,br), 4.3-4.6(3H,m), 4.67(1H,
d), 5.25(1H,s), 5.48(1H,d), 6.41(1H,t), 6.48(1H,
d), 6.8-7.9(15H,m)
【0154】実施例120 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(4−メタンスルホニルアミノベンジル)−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例118で得た化合物(0.15g)のジクロロメ
タン(5ml)溶液に、塩化メタンスルホニル(0.05
g)とトリエチルアミン(0.04g)を加え、室温で
30分間撹拌した。以下実施例119と同様の操作によ
り、無色非結晶性固体(70mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:2.72(1H,dd), 2.94(1H,dd),
3.39(3H,s), 3.83(2H,br), 4.3-4.6(3H,m), 4.85(1H,
d), 5.34(1H,s), 5.47(1H,d), 6.33(1H,t), 6.53(1H,
t), 6.9-7.5(14H,m) 実施例121 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−N−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフ
ェニル)−7−クロロ−1−(4−ジメチルアミノベン
ジル)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例1で得た2−アミノ−5−クロロ−α−(3−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベンジ
ルアルコール(0.5g)と4−ジメチルアミノベンズ
アルデヒド(0.23g)を用い、実施例1と同様の操
作により、無色油状化合物(0.2g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:1.44(9H,s), 2.6-3.0(2H,m),
2.93(6H,s), 4.23(2H,d,J=5.8Hz), 4.35-4.7(4H,m),
4.95(1H,m), 5.25(1H,s), 5.47(1H,d,J=14.2Hz),6.40(1
H,t), 6.45(1H,d,J=1.6Hz), 6.6-7.4(14H,m)
【0155】実施例122 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(4−ジメチルアミノベンジル)−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・2塩酸塩 NMR(CDCl3 )δ:2.72(1H,dd), 2.93(6H,s),
3.82(2H,m), 4.35-4.7(4H,m), 5.28(1H,s), 5.47(1H,d,
J=14.4Hz), 6.42(1H,t), 6.47(1H,d,J=2Hz), 6.55-7.5
(14H,m) 実施例123 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−〔3−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノプロピ
ル)アミノメチルフェニル〕−7−クロロ−1−ネオペ
ンチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例41の(7)で得た化合物3,5−トランス−N
−(2−フルオロベンジル)−7−クロロ−5−(3−
ホルミルフェニル)−1−ネオペンチル−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド(0.2g)とN−Boc−1,3
−ジアミノプロパン(71mg)を用い、実施例41の
(8)と同様の操作により、無色非結晶性固体(0.2
8g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.92(9H,s), 1.43(9H,s), 1.
61-1.70(2H,m), 2.66-2.75(3H,m), 2.89(1H,dd,J=7.0,1
4.2Hz), 3.18-3.26(2H,m), 3.35(1H,d,J=13.8Hz), 3.79
(2H,s), 4.38-4.51(4H,m), 5.10-5.15(1H,br), 5.99(1
H,s), 6.30-6.45(1H,br), 6.59(1H,d,J=2.2Hz), 7.02-
7.38(10H,m)
【0156】実施例124 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−〔3−(3−アミノプロピル)アミノメチルフェニ
ル〕−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド・2塩酸塩 実施例123で得た化合物(0.20g)を4規定塩化
水素の酢酸エチルエステル溶液(3ml)に溶解し、室温
で30分間放置後、溶媒を留去することにより、無色非
結晶性固体(0.16g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.95(9H,s), 2.01-2.20(2H,
m), 2.77-2.85(2H,m), 3.20-3.22(4H,m), 3.75(1H,d,J=
14.6Hz), 4.24(2H,s), 4.42-4.48(4H,m), 6.06(1H,s),
6.49(1H,d,J=2.2Hz), 7.01-7.59(10H,m) 実施例125 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノアセチルアミノメチルフェニル)−1−
ベンジル−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド・1塩酸塩実施例2で得た化合物(80mg)とN
−Boc−グリシン(40mg)のジメチルホルムアミド
(3ml)溶液に、シアノリン酸ジエチル(50mg)とト
リエチルアミン(0.05ml)を加え、室温で20分間
撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗
後、無水Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、得られ
た油状化合物(70mg)を、4規定の塩化水素の酢酸エ
チルエステル溶液(2ml)に溶かし、室温で30分間放
置し、溶媒を留去し、無色非結晶性固体(47mg)を得
た。 NMR(CDCl3 )δ:2.72(1H,dd), 2.93(1H,dd),
3.41(2H,s), 4.3-4.6(5H,m), 4.85(1H,d), 5.37(1H,s),
5.93(1H,d), 6.41(1H,t), 6.50(1H,d), 6.9-7.7(16H,
m)
【0157】実施例126 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ
−5−〔3−〔(ピペリジン−4−イル)カルボニルア
ミノメチル〕フェニル〕−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1
塩酸塩 実施例5で得た化合物(0.1g)とN−Boc−ピペ
リジン−4−カルボン酸(42mg)のジメチルホルムア
ミド(5ml)溶液に、シアノリン酸ジエチル(30mg)
とトリエチルアミン(0.03ml)を加え、室温で20
分間撹拌した。以下実施例125と同様の操作により、
無色非結晶性固体(70mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:1.4-2.3(5H,m), 2.5-3.2(6H,
m), 4.2-4.6(5H,m), 4.88(1H,d,J=14.6Hz), 5.37(1H,
s), 5.45(1H,d,J=14.6Hz), 5.86(1H,m), 6.48(1H,d,J=
1.8Hz), 6.55(1H,m), 6.8-7.7(19H,m)
【0158】実施例127 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−〔2−(3−アミノプロピルオキシ)フェニル〕−7
−クロロ−1−イソブチル−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
セトアミド・1塩酸塩 (1)3,5−トランス−7−クロロ−5−(2−ヒド
ロキシフェニル)−1−イソブチル−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−酢酸 エチルエステル(0.8g)のジメチルホ
ルムアミド(15ml)溶液に、ブロモプロピルフタルイ
ミド(0.6g)、炭酸カリウム(0.38g)を加え、
60℃で4時間加熱撹拌した。酢酸エチルエステル(5
0ml)を加え、水洗後、無水Na2SO4で乾燥し、溶媒
を留去し、残留物(1.1g)を得た。これをエタノー
ル(20ml)に溶解し、ヒドラジン・一水和物(0.2m
l)を加え60〜70℃で3時間加熱撹拌した。不溶物
を濾去し、濾液の溶媒を留去し、残留物をテトラヒドロ
フラン(20ml)に溶解し、二炭酸ジ−t−ブチル
(0.46g)を加え、室温で20分間撹拌した。反応
液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで分離精製し、無色油状化合物の3,5−トラ
ンス−5−〔2−(3−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノプロピルオキシ)フェニル〕−1−イソブチル−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−酢酸 エチルエステル(1.0g)を
得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.92(3H,d), 0.99(3H,d), 1.
26(3H,t), 1.42(9H,s),1.66(2H,m), 2.0(1H,m), 2.5-3.
0(3H,m), 3.45(1H,dd), 3.7-4.0(2H,m), 4.15(2H,dq),
4.28(1H,m), 4.42(1H,dd), 6.09(1H,s), 6.65(1H,d),
6.8-7.7(6H,m)
【0159】(2)(1)で得た化合物(0.8g)を
テトラヒドロフラン(8ml)とメタノール(10ml)の
混合溶媒に溶かし、1規定水酸化ナトリウム水溶液(4
ml)を加え、60−70℃で1時間加熱撹拌した。中和
後、酢酸エチルエステル(30ml)で抽出し、抽出液を
無水Na2SO4で乾燥し、溶媒を留去した。得られた非
結晶性固体(0.15g)のジメチルホルムアミド(6m
l)溶液に、2−フルオロベンジルアミン(40mg)と
トリエチルアミン(0.05ml)とシアノリン酸ジエチ
ル(60mg)を加え、室温で30分間撹拌した。酢酸エ
チルエステル(30ml)を加え、水洗後、有機層を無水
Na2SO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色油状
化合物(0.18g)を得た。この化合物(0.18g)
を4規定塩化水素の酢酸エチルエステル溶液(4ml)に
溶かし、30分間放置後、溶媒を留去することにより、
無色非結晶性固体(0.1g)を得た。 フリー体のNMR(CDCl3 )δ:0.92(3H,d), 0.98
(3H,d), 1.5-2.5(5H,m),2.72(1H,dd), 2.87(1H,dd), 3.
42(1H,m), 3.8-4.7(8H,m), 6.07(1H,s), 6.57(1H,m),
6.62(1H,d), 6.8-7.6(10H,m)
【0160】実施例128 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−〔4−(3−アミノプロピルオキシ)−2−メトキシ
フェニル〕−7−クロロ−1−ネオペンチル−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 (1)3,5−トランス−7−クロロ−5−(4−ヒド
ロキシ−2−メトキシフェニル)−1−ネオペンチル−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−酢酸 エチルエステル(3.0
g)とブロモプロピルフタルイミド(1.8g)を用
い、実施例127の(1)と同様の操作により、融点1
18−120℃の無色結晶 3,5−トランス−5−
〔4−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノプロピル
オキシ)−2−メトキシフェニル〕−1−ネオペンチル
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−酢酸 エチルエステル(1.7
g)を得た。 (2)(1)で得た化合物(1.0g)を実施例127
の(2)と同様の操作により、エステルを加水分解して
得られた、融点158−160℃の化合物(0.15
g)と2−フルオロベンジルアミン(40mg)を用い、
実施例127の(2)と同様の操作により、無色非結晶
性固体(0.125g)を得た。 フリー体のNMR(CDCl3 )δ:0.91(9H,s), 1.8-
2.2(4H,m), 2.6-3.1(4H,m), 3.33(1H,d), 3.59(3H,s),
4.3-4.6(4H,m), 6.18(1H,s), 6.4-7.5(10H,m) フリー体の融点:90−95℃
【0161】実施例129 3,5−トランス−1−(4−ビフェニルメチル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−3−〔1−(4−フルオロフェニ
ル)ピペラジン−4−イル−カルボニルメチル〕−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−2−オン 実施例4の(2)で得た化合物(0.15g)のジメチ
ルホルムアミド(6ml)溶液に、1−(4−フルオロフ
ェニル)ピペラジン(52mg)、トリエチルアミン
(0.04g)とシアノリン酸ジエチル(50mg)を加
え、室温で20分撹拌した。酢酸エチルエステル(50
ml)を加え、水洗後、無水Na2SO4で乾燥し、溶媒を
留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで分離精製し、無色無色非結晶性固体(0.13g)
を得た。 フリー体のNMR(CDCl3 )δ:1.44(9H,s), 2.80
(1H,dd), 2.9-3.4(5H,m), 3.6-3.9(4H,m), 4.22(2H,d),
4.63(1H,dd), 4.90(1H,d,J= Hz), 5.36(1H,s),5.50(1
H,d,J=14.8Hz), 6.49(1H,s), 6.8-7.7(19H,m) 実施例130 3,5−トランス−5−(3−アミノメチルフェニル)
−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−3−
〔1−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−4−イル
−カルボニルメチル〕−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−2−オン・1塩酸塩 実施例129で得た化合物(0.12g)を4規定塩化
水素の酢酸エチルエステル溶液(2ml)に溶かし、室温
で30分間放置後、溶媒を留去し、無色非結晶性固体
(0.11g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:2.5-3.4(8H,m), 3.6-3.9(6H,
m), 4.63(1H,dd), 4.90(1H,d,J=14.8Hz), 5.38(1H,s),
5.50(1H,d,J=14.8Hz), 6.51(1H,s), 6.8-7.6(19H,m)
【0162】実施例131 3,5−トランス−1−(4−ビフェニルメチル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−3−(4−フェニルピペリジン−1
−イル−カルボニルメチル)−1,2,3,5−テトラヒ
ドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−2−オン 実施例4の(2)で得た化合物(0.15g)と4−フ
ェニルピペリジン(42mg)を用い、実施例128と同
様の操作により、無色非結晶性固体(0.14g)を得
た。 NMR(CDCl3 )δ:1.1-2.0(4H,m), 1.44(9H,s),
2.5-3.4(5H,m), 4.0-4.3(3H,m), 4.6-5.0(3H,m), 5.37
(1H,s), 5.53(1H,m), 6.49(1H,s), 6.9-7.7(20H,m) 実施例132 3,5−トランス−5−(3−アミノメチルフェニル)
−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−3−
(4−フェニルピペリジン−1−イル−カルボニルメチ
ル)−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−2−オン・1塩酸塩 実施例131で得た(0.1g)実施例129と同様の
操作により、無色非結晶性固体(0.07g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:1.4-2.0(4H,m), 2.55-3.4(6
H,m), 3.79(2H,br), 4.65(1H,m), 4.9(1H,dd), 5.40(1
H,s), 5.55(1H,dd), 6.52(1H,d,J=1.8Hz), 6.9-7.65(20
H,m)
【0163】実施例133 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−クロロ−1−(3,3−ジメチルブチル)−2−オキ
ソ−5−(3−トリチルアミノメチルフェニル)−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−アセトアミド(A),3,5−シス−N−(2−
フルオロベンジル)−7−クロロ−1−(3,3−ジメ
チルブチル)−2−オキソ−5−(3−トリチルアミノ
メチルフェニル)−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド(B) (1)N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−5
−クロロベンズアミド(3.22g)とN−トリチル−
3−ブロモベンジルアミン(4.28g)のテトラヒド
ロフラン(30ml)溶液を−78℃に冷却し、それにn
−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.6mol/l)(31
ml)を徐々に滴下した。滴下終了後、水(70ml)と酢
酸エチルエステル(100ml)を加えた。有機層を水洗
後、無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去した。残った
油状化合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分
離精製し、黄色油状化合物の2−アミノ−3'−トリチ
ルアミノメチル−5−クロロベンゾフェノン(2.2
g)を得た。 (2)2−アミノ−3'−トリチルアミノメチル−5−
クロロベンゾフェノン(2g)のメタノール(20ml)
溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(227mg)を加え、
室温で3時間撹拌した。酢酸エチルエステル(100m
l)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留
去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で分離精製し、目的とする無色油状化合物2−アミノ−
5−クロロ−α−(3−トリチルアミノメチルフェニ
ル)ベンジルアルコール(2.0g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:3.34(2H,s),
5.77(1H,s), 6.58(1H,d,J=
9.0Hz), 7.05−7.55(21H,m)
【0164】(3)(2)で得た化合物(2g)の酢酸
エチルエステル(20ml)溶液に、水(8ml)と1規
定の水酸化ナトリウム水溶液(5ml)を加え、0℃でte
rt−ブチルアセチルクロリド(0.59g)の酢酸エチ
ルエステル(3ml)溶液を加え、更に30分間撹拌し
た。酢酸エチルエステル(100ml)を加え、水洗後、
無水Na2SO4で乾燥し、溶媒を留去した。残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色
油状化合物のN−〔4−クロロ−2−(3−トリチルア
ミノメチル−α−ヒドロキシベンジル)フェニル〕−
3,3−ジメチルブタンアミド(2.2g)を得た。こ
の化合物(2g)のジクロロメタン(20ml)溶液に、
水素化ホウ素、テトラ−n−ブチルアンモニウム(2.
6g)を加え、12時間加熱還流させた。酢酸エチルエ
ステル(100ml)を加え、水洗後、無水Na2SO4
乾燥し、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで分離精製し、無色油状化合物の5−
クロロ−2−(3,3−ジメチルブチルアミノ)−α−
(3−トリチルアミノメチルフェニル)ベンジルアルコ
ール(1.93g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.88(9H,s), 1.34-1.42(2H,
m), 2.97-3.05(2H,m), 3.34(2H,s), 5.77(1H,s), 6.58
(1H,d,J=8.4Hz), 6.99(1H,d,J=2.6Hz), 7.13-7.51(20H,
m) (4)5−クロロ−2−(3,3−ジメチルブチルアミ
ノ)−α−(3−トリチルアミノメチルフェニル)ベン
ジルアルコール(1.97g)の酢酸エチルエステル
(20ml)に水(7ml)と1規定水酸化ナトリウム水溶
液(4ml)を加え、塩化フマル酸モノエチルエステル
(0.55g)を加え、氷冷下1時間撹拌した。酢酸エ
チルエステル(30ml)を加え、有機層を水洗後、無水
MgSO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノ
ール(50ml)に溶解し、炭酸カリウム(500mg)を
加え、室温で終夜撹拌した。不溶物を濾去し、溶媒を留
去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分離精製し、無色油状化合物の7−クロロ−1−(3,
3−ジメチルブチル)−1,2,3,5−テトラヒドロ
−5−(3−トリチルアミノメチルフェニル)−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−酢酸 エチルエステル(2.0g)
を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.63(1/2x9H,s), 0.97(1/2x9
H,s), 1.17-1.29(5H,m),2.69-3.22(3H,m), 3.27(1/2x2
H,s), 3.37(1/2x2H,s), 3.18-3.81(1/2x2H,m), 4.04-4.
19(2H,m), 4.41(1/2x1H,dd, J=5.8,8.0Hz), 4.51(1/2x1
H,t,J=6.8Hz), 5.72(1/2x1H,s), ), 5.88(1/2x1H,s),
6.64(1/2x1H,d,J=2.2Hz), 7.00-7.57(21H+1/2x1H,m)
【0165】(5)(4)で得た化合物(1.9g)の
エタノール(20ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム水
溶液(3ml)を加え、60℃で1時間撹拌した。中和し
た後酢酸エチルエステル(50ml)を加え、水洗後、無
水MgSO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色の
非結晶性固体(1.4g)を得た。この化合物(0.80
g)と2−フルオロベンジルアミン(0.16g)のジ
メチルホルムアミド(8ml)溶液に、シアノリン酸ジエ
チル(227mg)とトリエチルアミン(176mg)を加
え、室温で30分間撹拌した。酢酸エチルエステル(5
0ml)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥した。溶
媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで分離精製し、2種の無色油状化合物3,5−トラ
ンス体(0.22g)、3,5−シス体(0.28g)を
得た。 3,5−シス体(B) NMR(CDCl3 )δ:0.10-0.25(1H,m), 0.45-0.58
(1H,m), 0.62(9H,s), 2.79(1H,dd,J=6.0,14.4Hz), 2.95
-3.12(2H,m), 3.27(2H,s), 3.61-3.78(1H,m), 4.45-4.5
4(3H,m), 5.88(1H,s), 6.34-6.40(1H,br), 6.97-7.54(2
6H,m) 3,5−トランス体(A) NMR(CDCl3 )δ:0.97(9H,s), 1.47-1.68(2H,
m), 2.66(1H,dd,J=6.2,14.6Hz), 2.88(1H,dd,J=7.4,14.
6Hz), 3.36(2H,s), 3.62-3.78(1H,m), 4.18-4.33(1H,
m), 4.39-4.45(3H,m), 5.70(1H,s), 6.23-6.29(1H,br),
6.62(1H,d,J=2.2Hz), 6.95-7.58(25H,m)
【0166】実施例134 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(3,3−ジメチルブチル)−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド・1塩酸塩 実施例133で得た化合物3,5−トランス体(B)
(0.15g)のアセトン(1.8ml)溶液に、濃塩酸
(0.2ml)を加え、60℃で1時間撹拌した。1規定
水酸化ナトリウム水溶液で塩基性とした後、酢酸エチル
エステル溶液(50ml)を加え、有機層を水洗後、無水
Na2SO4で乾燥し、溶媒を留去した。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、得られた
油状化合物を4規定塩化水素の酢酸エチルエステル溶液
(0.1ml)に溶かし、溶媒を留去することにより、無
色非結晶性固体(83mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.99(9H,s), 1.45-1.79(2H,
m), 2.77-2.82(2H,m), 3.73-3.88(1H,m), 4.12(2H,s),
4.22-4.35(1H,m), 4.42-4.49(3H,m), 5.79(1H,s),6.49
(1H,s), 7.01-7.51(10H,m)
【0167】実施例135 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−〔4−(アセチルオキシメチル)ベンジル〕−5−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミ
ド (1)2−アミノ−5−クロロ−α−(3−tert−ブト
キシカルボニルアミノメチルフェニル)ベンジルアルコ
ール(0.45g)と4−ホルミル安息香酸 メチルエ
ステル(0.24g)のメタノール(12ml)溶液に、
酢酸(0.1g)を加え、室温で10分間撹拌した。そ
れにシアノ水素化ホウ素ナトリウム(120mg)を加
え、60℃で2時間撹拌した。酢酸エチルエステル(5
0ml)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥し、溶媒
を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで分離精製し、目的とする無色油状化合物5−クロ
ロ−2−(4−メトキシカルボニルベンジル)−α−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)ベンジルアルコール(0.7g)を得た。この化合
物(0.7g)のテトラヒドロフラン(8ml)溶液を、
水素化リチウムアルミニウム(0.14g)のテトラヒ
ドロフラン(20ml)懸濁溶液に滴下した。30分間室
温で撹拌し、水(0.15ml)と1規定水酸化ナトリウ
ム水溶液(0.3ml)を加え、不溶物を濾去し、濾液を
濃縮することにより、無色油状化合物5−クロロ−2−
(4−ヒドロキシメチルベンジルアミノ)−α−(3−
tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベン
ジルアルコール(0.6g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:1.45(9H,s), 4.0-4.4(4H,m),
4.69(2H,d,J=8.8Hz), 4.8(1H,m), 5.78(1H,s), 6.55(1
H,m), 6.9-7.5(11H,m)
【0168】(2)(1)で得た化合物(0.6g)の
酢酸エチルエステル(15ml)溶液に1規定水酸化ナト
リウム水溶液(5ml)を加え、塩化フマル酸モノエチル
エステル(300mg)を加え、氷冷下1時間撹拌した。
酢酸エチルエステル(30ml)を加え、有機層を水洗
後、無水MgSO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物
をエタノール(15ml)に溶解し、炭酸カリウム(40
0mg)を加え、50−60℃で5時間撹拌した。不溶物
を濾去し、溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで分離精製し、無色油状化合物を得
た。 NMR(CDCl3 )δ:1.25(3H,dt), 2.6-3.3(2H,
m), 4.0-4.3(4H,m), 4.44(2/3x1H,dt), 4.6-4.8(3H,m),
5.0(1H,m), 5.24(2/3x1H,s), 5.63(2/3x1H,d), 5.90(2
/3x1H,s), 6.46(2/3x1H,s), 6.6-7.5(10H,m) (3)(2)で得た化合物(0.4g)のエタノール
(10ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム水溶液(3m
l)を加え、60℃で0.5時間撹拌した。中和後酢酸エ
チルエステル(50ml)を加え、有機層を水洗後、無水
MgSO4で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色の非
結晶性固体(0.3g)を得た。この化合物(0.3g)
と2−フルオロベンジルアミン(80mg)のジメチルホ
ルムアミド(8ml)溶液に、シアノリン酸ジエチル(1
00mg)とトリエチルアミン(100mg)を加え、室温
で20分間撹拌した。酢酸エチルエステル(50ml)を
加え、水洗後、無水MgSO4で乾燥した。溶媒を留去
し、残留物をピリジン(2ml)に溶解し、無水酢酸(2
ml)を加え、室温で1.5時間撹拌した。酢酸エチルエ
ステル(50ml)を加え、水洗後、無水Na2SO4で乾
燥し、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで分離精製し、無色油状化合物(0.1
8g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:1.44(9H,s), 2.09(3H,s), 2.
70(1H,dd), 2.93(1H,dd), 4.27(2H,d,J=6Hz), 4.35-4.6
(3H,m), 4.27(1H,d,J=14.8Hz), 5.09(2H,s), 5.3-5.5(2
H,m), 6.32(1H,t), 6.5(1H,d,J=2.2Hz), 6.9-7.4(14H,
m)
【0169】実施例136 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−〔4−(アセチルオキシメチル)ベンジル〕−5−
(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例135で得た化合物(0.16g)を4規定塩化
水素の酢酸エチルエステル溶液(2ml)に溶かし、30
分間放置後、溶媒を留去し、無色非結晶性固体(80m
g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:2.08(3H,s), 2.73(1H,dd),
2.93(1H,dd), 3.6(2H,m),3.85(2H,m), 4.3-4.6(3H,m),
4.88(1H,d,J=15Hz), 5.07(2H,s), 5.33(1H,d,J=14.6H
z), 5.39(1H,s), 6.49(1H,d,J=2.2Hz), 6.62(1H,t), 6.
8-7.5(14H,m) 実施例137 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
〔4−(ヒドロキシメチル)ベンジル〕−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド 実施例136で得た化合物(40mg)のメタノール(2
ml)溶液に、1規定水酸化ナトリウム水溶液(0.5m
l)を加え、60℃で30分間撹拌した。酢酸エチルエ
ステル(20ml)を加え水洗後、無水Na2SO4で乾燥
した。溶媒を留去することにより、無色非結晶性固体
(20mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:2.37(2H,m), 2.68(1H,dd),
2.88(1H,dd), 3.83(2H,s), 4.3-4.55(3H,m), 4.61(2H,
s), 4.95(1H,s), 5.72(1H,d,J=14Hz), 6.2-6.6(3H,m),
6.8-7.5(14H,m)
【0170】実施例138 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド (1)N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノベン
ズアミド(2.70g)とN−tert−ブトキシカルボニ
ル−3−ブロモベンジルアミン(2.86g)のテトラ
ヒドロフラン(30ml)溶液を−78℃に冷却し、それ
にn−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.6mol/l)
(31ml)を徐々に滴下した。滴下終了後、水(70m
l)と酢酸エチルエステル(70ml)を加えた。有機層
を水洗後、無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去した。
残った油状化合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで分離精製し、黄色油状化合物の2−アミノ−3'−
(tert−ブトキシカルボニルアミノメチル)ベンゾフェ
ノン(1.2g)を得た。 (2)2−アミノ−3'−(tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)ベンゾフェノン(1g)のメタノール
(20ml)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(0.3
g)を加え、室温で30分間撹拌した。酢酸エチルエス
テル(100ml)を加え、水洗後、無水MgSO4で乾
燥し、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで分離精製し、目的とする無色油状化合
物2−アミノ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)ベンジルアルコール(1.1g)
を得た。 (3)以下実施例4と同様の操作により、無色油状化合
物(0.12g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:1.43(9H,s), 2.75(1H,dd,J=
5.8,16Hz), 2.95(1H,dd,J=7.2,16Hz), 4.1-4.8(5H,m),
4.97(1H,d,J=14.6Hz), 5.43(1H,s), 5.46(1H,d,J=14.6H
z), 6.54(1H,d,J=7.6Hz), 6.9-7.7(20H,m)
【0171】実施例139 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1
塩酸塩 実施例138で得た化合物(0.12g)を4規定塩化
水素の酢酸エチルエステル(2ml)に溶解し、室温で3
0分間放置後、溶媒を留去し、無色非結晶性固体(45
mg)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:2.74(1H,dd,J=5.8,16Hz), 2.
97(1H,dd,J=7.2,16Hz),3.76(2H,s), 4.3-4.7(3H,m), 4.
94(1H,d,J=14.6Hz), 5.44(1H,s), 5.48(1H,d,J=14.6H
z), 6.43(1H,m), 6.57(1H,d,J=7.8Hz), 6.9-7.7(20H,m) 実施例140 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−ネオペンチル−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 2−アミノ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノメチルフェニル)ベンジルアルコールを原料とし、実
施例6と同様の操作により、無色非結晶性固体(0.1
3g)を得た。 NMR(CDCl3 )δ:0.92(9H,s), 2.72(1H,dd,J=
5.8,15.8Hz), 2.91(1H,dd,J=7.2,15.8Hz), 3.44(1H,d,J
=13.8Hz), 3.88(2H,s), 4.3-4.6(4H,m), 6.05(1H,s),
6.56(1H,m), 6.63(1H,d,J=7.8Hz), 6.9-7.5(11H,m)
【0172】実施例141 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−(4−ヒドロキシベンジル)−7−メチルオ
キシ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例7(1)で得た、N−メチル−N−メチ
ルオキシ−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−5−
ヒドロキシベンズアミド(0.8g),ヨウ化メチル
(0.2g),炭酸カリウム(0.5g),N,N−ジメ
チルホルムアミド(8ml)の溶液を60℃で3時間撹拌
した。反応液を氷水中に加えて酢酸エチルで抽出した。
有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分離精製し、N−メチル−N−メチルオキシ−2−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−5−メチルオキシ−ベン
ズアミドの黄色油状物(0.55g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 3.349(3H,s), 3.537(3H,s), 3.
798(3H,s), 5.178(2H,s), 6.9-8.3(9H,m). (2) N−メチル−N−メチルオキシ−2−ベンジル
オキシカルボニルアミノ−5−メチルオキシ−ベンズア
ミド(0.55g)を酢酸エチル(8ml)とメタノール
(10ml)に溶解し、10%−パラジウム炭素(0.1
g)を加えて、水素気流中、常温、常圧下に40分間か
きまぜる。反応液を濾過し、濾液を減圧濃縮する。残留
物から、N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−
5−メチルオキシ−ベンズアミド(0.35g)が得ら
れた。 NMR(CDCl3)δ: 3.354(3H,s), 3.610(3H,s), 3.753(3
H,s), 6.65-7.0(3H,s). (3) N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−
5−メチルオキシ−ベンズアミド(0.35g)とN−t
ert−ブトキシカルボニル−3−ブロモベンジルアミン
(0.48g)をテトラヒドロフラン(15ml)に溶解
した溶液を−70℃に冷却し、撹拌しながらn−ブチル
リチウムのヘキサン溶液(1.6mol/L)6.2ml)を2
0分間で滴下した。滴下後、水(40ml)と酢酸エチル
(40ml)を加えた。有機層を水洗いし、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下に留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、2−アミノ
−3−tert−ブトキカルボニルアミノメチル−5−メチ
ルオキシベンゾフェノンの黄色油状物(0.18g)を
得た。 NMR(CDCl3)δ: 1.453(9H,s), 3.66(3H,s), 4.3
8(2H,d,J=6.2Hz), 4.92(1H,m), 5.33(2H,m), 6.7-7.65
(7H,m). (4) 2−アミノ−3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチル−5−メチルオキシベンゾフェノン(0.1
8g)をメタノール(10ml)に溶解し、水素化ホウ素
ナトリウム(0.08g)を加えた。反応液を濃縮し、
水を加えて酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を
水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、留去した。残
留物から2−アミノ−α−(3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−5−メチルオキシベンジ
ルアルコールの油状物(0.18g)を得た。 NMR(CDCl3)δ: 1.450(9H,s), 3.739(3H,s), 4.
31(2H,d,J=6Hz), 4.83(1H,m), 5.815(1H,s), 6.6-7.4(7
H,s).
【0173】(5) 2−アミノ−α−(3−tert−ブ
トキシカルボニルアミノメチルフェニル)−5−メチル
オキシベンジルアルコール(0.18g)と4−ベンジ
ルオキシ−ベンズアルデヒド(0.12g)及び酢酸
(0.02g)をメタノール(6ml)に溶解し、シアノ
水素化ホウ素ナトリウム(0.02mg)を加えて60℃
で30分間撹拌した。反応液を濃縮し、酢酸エチル(3
0ml)と水(50ml)を加えて振り混ぜた。有機層を水
洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、留去した。残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製
し、2−(4−ベンジルオキシベンジル)−α−(3−
tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル−5−
メチルオキシベンジルアルコールの無色結晶(0.17
g)を得た。 融点:86−87℃ NMR(CDCl3)δ: 1.433(9H,s), 3.721(3H,s), 4.
132(2H,s), 4.28(2H,d,J=6.2Hz), 4.78(1H,m), 5.05(2
H,s), 5.826(1H,s), 6.6-7.5(16H,m). (6) 2−(4−ベンジルオキシベンジル)−α−
(3−tert−ブトキシカルボニルメチルフェニル)−5
−メチルオキシベンジルアルコール(0.17g)、1
規定水酸化ナトリウム(2ml)、及び酢酸エチル(6m
l)の混合液体を撹拌しながら、塩化フマル酸モノエチ
ル(53mg)を加えた。20分間撹拌した後、有機層を
分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を減圧留去し、残留物をエタノール(6ml)に溶解
し、炭酸カリウム(50mg)を加えて60℃で2時間撹
拌した。反応液を減圧濃縮し、水(30ml)と酢酸エチ
ル(20ml)を加えて振り混ぜた。有機層を分離し、水
洗い後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留
物をテトラヒドロフラン(3ml)とメタノール(5ml)
に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(2ml)を加えて6
0℃で30分間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、5%硫
酸水素カリウム水溶液で pH3とし、酢酸エチル(30
ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、留去した。残留物をN,N−ジメチルホル
ムアミド(4ml)に溶解し、2−フルオロベンジルアミ
ン(32mg)を加えて、0℃で撹拌しながら、シアノり
ん酸ジエチル(40mg)とトリエチルアミン(35mg)
を加えた。反応液を室温で20分間撹拌した後、水を加
えて酢酸エチル(20ml)で抽出した。有機層を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、留去した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,5
−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1−(4
−ベンジルオキシベンジル)−5−(3−tert−ブトキ
カルボニルアミノメチルフェニル)−5−メチルオキシ
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−アセトアミドの無色油状物
(0.1g)を得た。 NMR(CDCl3)δ: 1.431(9H,s), 2.68(1H,dd,J=6.
2, 15.8Hz), 2.93(1H,dd,J=7.2, 15.8Hz), 3.621(3H,
s), 4.24(2H,d,J=6.4Hz), 4.30-4.60(3H,m), 4.68(1H,
d,J=14.2Hz), 4.83(1H,m), 5.043(2H,s), 5.308(1H,s),
5.40(1H,d,J=14.2Hz), 6.02(1H,d,J=2.8Hz), 6.35(1H,
m), 6.80-7.50(19H,m). (7) 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジ
ル)−1−(4−ベンジルオキシベンジル)−5−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルオキシフェニ
ル)−7−メチルオキシ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド(0.1g)を酢酸エチル(5ml)とメタノー
ル(54ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(30m
g)を加えて水素雰囲気下に室温で3時間撹拌した。反
応液を濾過し、濾液を減圧留去した。残留物から3,5
−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−
1−(4−ヒドロキシベンジル)−7−メチルオキシ−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミドの無色油状物(70
mg)を得た。 NMR(CDCl3)δ: 1.448(9H,br), 2.69(1H,dd,J=6.
4, 16Hz), 2.87(1H,dd,J=7, 16Hz), 3.627(3H,s), 4.0-
4.60(5H,m), 4.85-5.20(2H,m), 5.50-5.90(1H,m), 5.96
(1H,br), 6.40-7.40(15H,m).
【0174】実施例142 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ヒドロキ
シベンジル)−7−メチルオキシ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・塩酸塩 実施例141で得た3,5−トランス−N−(2−フル
オロベンジル) 5−(3−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシベンジ
ル)−7−メチルオキシ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド(70mg)を酢酸エチル(2ml)に溶解し、4
規定塩酸(酢酸エチル溶液,1ml)を加えて1時間撹拌
した。反応液を留去し、残留物から標題化合物の無色非
結晶性固体(52mg)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.60-2.90(2H,m), 3.617(3H,
s), 3.775(2H,br), 4.10-4.70(4H,m), 4.831(1H,s), 5.
63(1H,d,J=14Hz), 5.96(1H,d,J=3Hz), 6.424(1H,br),
6.50-7.40(15H,m).
【0175】実施例143 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−8−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド (1) 2−アミノ−4−クロロ−安息香酸(3g)と
N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.9g)
を塩化メチレン(40ml)、N,N−ジメチルホルムア
ミド(4ml)に溶解し、室温で撹拌しながら、1−エチ
ル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイ
ミド・塩酸塩(3.6g)とトリエチルアミン(1.4
g)を加えた。90分間撹拌した後、減圧濃縮し、残渣
に酢酸エチル(100ml)と水(100ml)を加えて振
りまぜた。有期層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製し、N−メチル−N−メチルオキシ−2
−アミノ−4−クロロベンズアミドの黄色油状物(3.
0g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 3.343(3H,s), 3.571(3H,s), 4.
83(1H,m), 6.67(2H,m),7.36(1H,d,J=8.4Hz). (2) N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−
4−クロロベンズアミド(3.6g)とN−tert−ブト
キシカルボニル−3−ブロモベンジルアミン(5.5
g)をテトラヒドロフラン(50ml)に溶解した溶液
を、−78℃に冷却し、撹拌しながらn−ブチルリチウ
ムのヘキサン溶液(1.6モル/L, 60ml)を40分間
で滴下した。反応液に水を加えて酢酸エチル(150m
l)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、2−アミノ−3−tert−ブト
キシカルボニルアミノメチル−4−クロロベンゾフェノ
ンの黄色油状物(2.3g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.456(9H,s), 4.37(2H,d,J=5.8
Hz), 4.92(1H,m), 6.197(2H,br), 6.50-6.80(2H,m), 7.
30-7.60(5H,m). (3) 2−アミノ−3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチル−4−クロロベンゾフェノン(2.3g)を
メタノール(30ml)に溶解し、室温で撹拌しながら水
素化ホウ素ナトリウム(0.5g)を加えた。30分間
撹拌した後、減圧濃縮し、残渣に水(100ml)と酢酸
エチル(80ml)を加えて振り混ぜた。有機層を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物か
ら2−アミノ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)−4−クロロベンジルアルコール
の無色結晶(1.9g)が得られた。 融点:88−89℃ NMR(CDCl3)δ: 1.463(9H,s), 2.43(1H,d,J=4.2
Hz), 4.10(2H,br), 4.30(2H,d,J=6.4Hz), 4.83(1H,m),
5.82(1H,d,J=3.6Hz), 6.60-7.40(7H,m). (4) 2−アミノ−α−(3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−4−クロロベンジルアル
コール(1.0g)と4−フェニルベンズアルデヒド
(0.55g)をメタノール(20ml)に溶解し酢酸
(0.2g)を加えて室温で撹拌しながらシアノ水素化
ホウ素ナトリウム(0.21g)を加えた。反応液を6
0℃で40分間撹拌した後、濃縮し、酢酸エチル(50
ml)と水(80ml)を加えて抽出する。有機層を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、留去した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、2−
(4−ビフェニルメチル)アミノ−α−(3−tert−ブ
トキカルボニルアミノメチルフェニル)−4−クロロベ
ンジルアルコールの油状物(1.1g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ:1.428(9H,s), 2.38(1H,d,J=3.8
Hz), 4.20-4.40(4H,m),4.76(1H,m), 5.86(1H,d,J=3.6H
z), 6.60-7.70(16H,m).
【0176】(5) 2−(4−ビフェニルメチル)ア
ミノ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)−4−クロロベンジルアルコール(1.1
g)を酢酸エチル(15ml)に溶解し、1規定水酸化ナ
トリウム(5ml)を加えて室温で撹拌しながら塩化フマ
ル酸モノエチル(0.35g)を滴下した。反応液を分
離し、有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、留去した。残留物をエタノール(25ml)に溶解
し、炭酸カリウム(0.8g)を加えて60℃で2時間
撹拌した。反応液を濃縮し、酢酸エチル(60ml)と水
(100ml)を加えて抽出した。有機層を水洗いし、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、留去した。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、1−(4
−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−8−クロロ−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−酢酸エチルエステルの無色油状物(0.7
g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.432(7.2H,s), 1.432(1.8H,
s), 2.70-3.30(2H,m), 4.0-4.40(5.4H,m), 4.48(4/5H,d
d,J=5.2Hz, 8.6Hz), 4.95(4/5H,d,J=14.6Hz), 5.348(4/
5,s), 5.46(4/5H,d,J=14.6Hz), 5.93(1/5H,s), 6.48(4/
5H,d,J=8.4Hz), 6.60-7.60(15.2H,m). (6) 1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−8−
クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステル
(0.65g)をテトラヒドロフラン(5ml)とメタノ
ール(20ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(5
ml)を加えて60℃で40分間撹拌した。反応液を濃縮
し、5%硫酸水素カリウムで中和後、酢酸エチル(30
ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、1−(4−ビフェニルメチ
ル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)−8−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5-
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸
の非結晶性固体(0.45g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.423(9H,s), 2.80-3.40(2H,
m), 3.83(1/3H,d,J=15.2Hz), 4.10-4.70(10/3H,m), 4.9
5(1/3H,d,J=14.6Hz), 5.416(2/3H,s), 5.47(2/3H,d,J=1
4.6Hz), 5.947(1/3H,s), 6.49(2/3H,d,J=8Hz), 6.80-7.
70(15 1/3H,m). (7) 1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−8−
クロロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸(0.3
g)と2−フルオロベンジルアミン(70mg)をN,N
−ジメチルホルムアミド(8ml)に溶解し、0℃で撹拌
しながらシアノりん酸ジエチル(0.1g)とトリエチ
ルアミン(80mg)を加えた。反応液を室温で20分間
撹拌した後、水(50ml)と酢酸エチル(80ml)を加
えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで分離精製し、N−(2−フルオロベンジ
ル)−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert
−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−8−ク
ロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミドの非結晶性固
体(0.35g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.416(3H,s), 1.428(6H,s), 2.
60-3.20(2H,m), 3.87(1/3H,d,J=16.0Hz), 4.0-4.78(6 1
/3H,m), 4.88(2/3H,d,J=14.6Hz), 5.366(1/3H,s), 5.48
(2/3H,d,J=14.6Hz), 5.943(1/3H,s), 6.20-6.40(1H,m),
6.47(2/3H,d,J=8.4Hz), 6.90-7.70(19 1/3H,m).
【0177】実施例144 N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチ
ルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチル)−8−ク
ロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 N−(2−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノ
メチルフェニル)−8−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド(0.35g)を酢酸エチル(3ml)に
溶解し、4規定塩酸(酢酸エチル溶液,3ml)を加えて
室温で90分間撹拌した。反応液を濃縮し、残留物から標
題化合物の非結晶固体(0.24g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.60-3.20(2H,m), 3.75(2H,b
r), 3.87(1/3H,d,J=15.8Hz), 4.30-4.80(3 1/3H,m), 4.
86(2/3H,d,J=14.8Hz), 5.380(2/3H,s), 5.52(2/3H,d,J=
14.8Hz), 5.958(1/3H,s), 6.48(2/3H,d,J=8.2Hz), 6.80
-7.70(19 1/3H,m).
【0178】実施例145 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[4−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1
−メチル)エチル]フェニル]−1−(4−ビフェニル
メチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド (1) 金属マグネシウム(2.3g)とヨウ化メチル
(15g)から調製したグリニャール試薬(エチルエー
テル100ml溶液)に、3−ブロモ安息香酸エチルエス
テル(10g)を滴下した。反応液を1時間加熱還流
後、氷冷下に飽和塩化アンモニウムを加えて分解し、有
機層を分離した。水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物(3g)をトルエン(20ml)に
溶解し、トリメチルシルアジド(1.6g)を加えて室
温で撹拌しながら、3フッ化ホウ素エチルエーテル
(2.4g)を10分間で滴下した。反応液を室温で2
4時間撹拌した後、水を加えて有機層を分離した。水洗
いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物
から1−[(1−アジド−1−メチル)エチル]−4−
ブロモベンゼンの黄色油状物(3.1g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.615(6H,s), 7.25-7.55(4H,
m). (2) ラネーニッケル(15g)をエタノール(15
0ml)に懸濁し、室温で撹拌しながら、1−[(1−ア
ジド−1−メチル)エチル]−4−ブロモベンゼン
(7.0g)を滴下した。反応液を濾過し、濾液を濃縮
し、残留物に1規定塩酸(50ml)とヘキサン(50m
l)及びエーテル(30ml)を加えて抽出した。水層を
分離し、1規定水酸化ナトリウムを加えてアルカリ性と
して、酢酸エチル(150ml)で抽出した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、留去した。残留物をテトラヒドロフ
ラン(80ml)に溶解し、二炭酸−ジ−tert−ブチル
(6.5g)を加えて室温で2時間撹拌した。反応液を
濃縮し、残留物を酢酸エチルで抽出し、水洗い後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物から
1−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メ
チル)エチル]−4−ブロモベンゼンの無色結晶(6.
7g)が得られた。 融点:89−90℃ NMR(CDCl3)δ: 1.37(9H,br), 1,591(6H,s), 4.
92(1H,m), 7.20-7.60(4H,m). (3) N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−
5−クロロベンズアミド(0.74g)と(2)で得た
化合物(1.0g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶
液を−80℃以下に冷却し、撹拌しながらn−ブチルリ
チウムのヘキサン溶液(1.6モル/l)(10ml)を3
0分間で滴下した。反応液に水を加えて分解し、酢酸エ
チル(100ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、2−アミノ
−4−(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メ
チル)エチル−5−クロロベンゾフェノンの淡黄色結晶
(0.35g)が得られた。 融点:165−166℃ NMR(CDCl3)δ: 1.44(9H,br), 4.98(1H,br), 6.
005(2H,br), 6.71(1H,d,J=8.8Hz), 7.20-7.70(6H,m).
【0179】(4) (3)で得られた化合物(0.6
g)のメタノール(20ml)溶液を室温で撹拌しながら
水素化ホウ素ナトリウム(0.1g)を加えた。反応液
に酢酸エチル(50ml)を加えて希釈し、水洗い後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、2−ア
ミノ−α−[4−[(1−tert−ブトキシカルボヌルア
ミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−5−クロロ−
ベンジルアルコール(0.5g)が無色結晶として得ら
れた。 融点:124−125℃ NMR(CDCl3): 1.37(9H,br), 1.617(6H,s), 2.55
(1H,m), 3.95(2H,m), 4.93(1H,br), 5.771(1H,s), 6.59
(1H,d,J=8.8Hz), 7.0-7.50(6H,m). (5) (4)で得られた化合物(0.4g)と4−ビ
フェニルカルボキシアルデヒド(0.22g)、及び酢
酸(0.08g)をメタノール(10ml)に溶解し、シ
アノ水素化ホウ素ナトリウム(0.1g)を加えて、6
0℃で40分間撹拌した。反応液を濃縮し、酢酸エチル
(50ml)と水(80ml)を加えて抽出し、有機層を水
洗い後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、2−(4−ビフェニルメチルアミノ)−α−[4
−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチ
ル)エチル]フェニル]−5−クロロ−ベンジルアルコ
ールの油状物(0.55g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.35(9H,br), 1.639(6H,s), 4.
313(2H,s), 4.93(1H,m),5.85(1H,br), 6.56(1H,d,J=9.2
Hz), 7.0-7.70(15H,m). (6) (5)で得られた化合物(0.55g)の酢酸
エチル(15ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム(5m
l)を加えて室温で撹拌しながら、塩化フマル酸モノエ
チルエステル(0.24g)の酢酸エチル(1ml)溶液
を滴下した。反応液を20分間撹拌した後、分離し、有
機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を留去し、残留物をエタノール(15ml)に溶解し、炭
酸カリウム(0.4g)を加えて60℃で2時間撹拌し
た。酢酸エチル(50ml)を加えて水洗いし、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで分離精製し、無色油状物の
3,5−トランス−5−[4−[(1-tert−ブトキシカ
ルボニルアミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−1
−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−酢酸エチルエステル(0.35g)が得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.255(3H,t,J=
7.2Hz), 1.349(9H,br), 1.6
08(6H,s), 2.77(1H,dd,J=5.
4, 16.6Hz), 3.13(1H,dd,J=
8.2, 16.6Hz), 4.16(2H,q,J
=7.2), 4.51(1H,dd,J=5.4,
8.4Hz), 4.70−5.0(2H,m),
5.34−5.55(2H,m), 6.59(1H,
s), 7.0−7.70(15H,m).
【0180】(7) (6)で得られた、3,5−トラ
ンス−5−[4−[(1−tert−ブトキシカルボニルア
ミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−1−(4−ビ
フェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−酢酸エチルエステル(0.35g)をテトラヒドロフ
ラン(3ml)とメタノール(10ml)に溶解し、1規定
水酸化ナトリウム(3ml)を加えて、60℃で40分間
撹拌した。反応液を濃縮し、5%硫酸水素カリウム水溶
液で中和し、酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層
を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、3,5−トランス−5−[4−[(1−tert−ブト
キシカルボニルアミノ−1−メチル)エチル]フェニ
ル]−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2
−オキソー1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−酢酸の非結晶性固体(0.14g)
が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.30(9H,br), 1.599(6H,s), 2.
70-3.10(1H,m), 3.16(1H,dd,J=8.4, 16.0Hz), 4.47(1H,
m), 4.80-5.10(1H,m), 5.30-5.60(2H,m), 6.598(1H,s),
7.0-7.70(15H,m). (8) (7)で得られた、3,5−トランス−5−
[4−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−
メチル)エチル]フェニル]−1−(4−ビフェニルメ
チル)−7−クロロ−2−オキソ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−酢酸(0.14g)と2−フルオロベン
ジルアミン(32mg)をN,N−ジメチルホルムアミド
(5ml)に溶解し、0℃で撹拌しながら、シアノリン酸
ジエチル(80mg)とトリエチルアミン(0.06g)
を加えた。反応液を室温で30分間撹拌した後、氷水と
酢酸エチル(30ml)を加えて抽出する。有機層を水洗
いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,
5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
[4−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−
メチル)エチル]フェニル]−1−(4−ビフェニルメ
チル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミドの無色油状物(80mg)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.342(9H,br), 1.604(6H,s), 2.73(1H,
dd,J=6.0, 14.4Hz), 2.93(1H,dd,J=7.0, 14.4Hz), 4.35
-5.0(5H,m), 5.380(1H,s), 5.50(1H,d,J=14.4Hz), 6.26
1(1H,t,J=6.0Hz), 6.562(1H,d,J=1.8Hz), 6.90-7.65(19
H,m).
【0181】実施例146 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[4−[(1−アミノ−1−メチル)エチル]フェニ
ル]−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド・1塩酸塩 実施例145で得られた化合物(80mg)の4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(2ml)溶液を室温で2時間撹
拌した。反応液を留去し、残留物から標題化合物(70
mg)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.489(6H,s), 2.73(1H,dd,J=6.
2, 14.5Hz), 2.93(1H,dd,J=7.2Hz, 14.5Hz), 4.35-4.63
(3H,m), 4.84(1H,d,J=14.8Hz), 5.379(1H,s), 5.49(1H,
d,J=14.8Hz), 6.35(1H,m), 6.566(1H,d,J=1.8Hz), 6.95
-7.62(19H,m).
【0182】実施例147 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ベンジルオキシベンジル)−5−[3−[(1
−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチ
ル]フェニル]−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド (1) 実施例92で得られた、2−アミノ−α−[3
−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチ
ル)エチル]フェニル]−5−クロロベンジルアルコー
ル(1.0g)と4−ベンジルオキシベンズアルデヒド
(0.6g)のメタノール(20ml)溶液に酢酸(0.1
8g)及びシアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.2g)
を加えて60℃で30分間撹拌した。反応液を濃縮し、
酢酸エチル(50ml)と水(60ml)を加えて抽出し
た。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
留去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、2−(4−ベンジルオキシベンジルアミノ)−α−
[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−
メチル)エチル]フェニル]−5−クロロベンジルアル
コール(1.3g)が無色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.356(9H,br), 1.562(6H,s),
4.187(2H,s), 4.90(1H,m), 5.04(2H,s), 5.807(1H,s),
6.53(1H,d,J=8.8Hz), 6.83-7.50(15H,m). (2) (1)で得られた化合物(1.3g)の酢酸エ
チルエステル(25ml)溶液と1規定水酸化ナトリウム
(10ml)を室温で撹拌しながら塩化フマル酸モノエチ
ルエステル(0.38g)を加えた。反応液を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物を
エタノール(20ml)に溶解し、炭酸カリウム(0.8
g)を加えて60℃で2時間撹拌した。反応液を酢酸エ
チルエステル(50ml)で希釈し、水洗いし、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、3,5−
シス−1−(4−ベンジルオキシベンジル)−5−[3
−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチ
ル)エチル]フェニル]−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−酢酸エチルエステル(0.21g)(A)と3,
5−トランス−1−(4−ベンジルオキシベンジル)−
5−[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−
1−メチル)エチル]フェニル]−7−クロロ−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−酢酸エチルエステル(1.02g)
(B)がそれぞれ無色油状物として得られた。 シス体(A) NMR(CDCl3)δ: 1.240(3H,t,J=7.2Hz), 1.363(9
H,br), 2.89(1H,dd,J=5.8, 16.7Hz), 3.23(1H,dd,J=7.
8, 16.7Hz), 3.53(1H,d,J=15.6Hz), 4.05-4.20(2H,m),
5.015(2H,s), 6.70-7.50(16H,m). トランス体(B) NMR(CDCl3)δ: 1.247(3H,t,J=
7.2Hz), 1.315(9H,br), 2.7
3(1H,dd,J=5.6, 16.5Hz),
3.12(1H,dd,J=8.6, 16.5H
z), 4.15(2H,q,J=7.2Hz),
4.43(1H,dd,J=5.4, 8.6Hz),
4.67(1H,d,J=13.8Hz), 5.0
(1H,m), 5.057(2H,d,J=1.4H
z), 5.248(1H,s), 5.52(1H,
d,J=13.8Hz), 6.539(1H,s),
6.9−7.5(15H,m).
【0183】(3) (2)で得られたトランス体
(B)(1.02g)をテトラヒドロフラン(5ml)と
メタノール(10ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウ
ム(8ml)を加えて、60℃で40分間撹拌した。反応
液を濃縮し、5%硫酸水素カリウム水溶液で中和し、酢
酸エチルエステル(50ml)で抽出し、水洗い後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,5−
トランス−1−(4−ベンジルオキシベンジル)−5−
[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−
メチル)エチル]フェニル]−7−クロロ−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−酢酸(0.55g)が無色非結晶性固体とし
て得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.24(9H,m), 2.70-3.20(2H,m),
1.509(3H,s), 1.586(3H,s), 4.42(1H,m), 4.70(1H,d,J
=13.0Hz), 5.05(2H,s), 5.31(1H,m), 5.50(1H,d,J=13.0
Hz), 6.51(1H,br), 6.80-7.50(15H,m). (4) (3)で得られた化合物(0.5g)と2−フ
ルオロベンジルアミン(0.12g)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(10ml)に溶解し、0℃で撹拌しなが
ら、シアノリン酸ジエチル(0.15g)とトリエチル
アミン(0.11g)を加えた。反応液を室温で20分
間撹拌した後、水(50ml)中に加えて酢酸エチル
(60ml)で抽出した。有機層を5%硫酸水素カリウム
で洗浄後、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、標題化合物である3,5−トランス−
N−(2−フルオロベンジル)−1−(4−ベンジルオ
キシベンジル)−5−[1−[(1−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノ)エチル]フェニル]−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド(0.49g)が無色
結晶として得られた。 融点:120−121℃ NMR(CDCl3)δ: 1.29(9H,br), 1.573(3H,s), 1.
598(3H,s), 2.68(1H,dd,J=6.0, 14.4Hz),2.93(1
H,dd,J=7.0, 14.4Hz), 4.35
−4.70(4H,m), 5.045(2H,d,J
=2.2Hz), 5.222(1H,s), 5.5
1(1H,d,J=14.8Hz), 6.29(1
H,m), 6.53(1H,d,J=2.0Hz),
6.80−7.50(19H,m).
【0184】実施例148 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[1−(1−アミノ)エチル]フェニル]−1−(4
−ベンジルオキシベンジル)−7−クロロ−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例147で得られた化合物(80mg)を4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(3ml)を加えて室温で90分
間撹拌した。反応液を留去し、残留物から標題化合物
(48mg)が非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.479((3H,s), 1.500(3H,s),
2.72((1H,dd,J=6.0, 14.5Hz), 2.93(1H,dd,J=7.2, 14.5
Hz), 4.35-4.60(3H,m), 4.734(1H,d,J=14.6Hz), 5.013
(2H,s), 5.358(1H,s), 5.378(1H,d,J=14.6Hz), 6.444(1
H,m), 6.513(1H,d,J=2.0Hz), 6.85-7.60(19H,m).
【0185】実施例149 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1
−メチル)エチル]フェニル]−7−クロロ−1−(4
−ヒドロキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド 実施例147で得られた化合物(0.35g)を酢酸エ
チル(12ml)とメタノール(2ml)に溶解し10%パ
ラジウム炭素(50mg)を加えて水素雰囲気下に室温で
2時間撹拌した。反応液を濾過し、溶媒を留去した。残
留物を酢酸エチル(60ml)で抽出し、有機層を水洗い
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残
留物から標題化合物(0.3g)が無色非結晶性固体と
して得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.075(9H,br),
1.434(3H,s,), 1.557(3H,
s), 2.67(1H,dd,J=6.4, 14.
4Hz), 2.88(1H,dd,J=6.8, 1
4.4Hz), 4.30−4.90(5H,m),
5.196(1H,s), 5.88(1H,m),
6.10−6.30(2H,m), 6.430(1
H,s), 6.65−7.50(12H,m),
8.52(1H,m).
【0186】実施例150 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[3−[(1−アミノ)エチル]フェニル]−7−ク
ロロ−1−(4−ヒドロキシベンジル)−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例149で得られた化合物(0.25g)に4規定
塩化水素(酢酸エチル溶液)(4ml)を加えて室温で1
時間撹拌した。反応液を留去し、残留物から標題化合物
(0.23g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.482(6H,s), 2.70-2.95(2H,
m), 4.20-4.80(5H,m), 5.613(1H,d,J=13.6Hz), 6.41(1
H,d,J=2.2Hz), 6.35-7.45(14H,m).
【0187】実施例151 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−[2−(2−tert−
ブトキシカルボニルアミノエチル)フェニル]−7−ク
ロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) N−tert−ブトキシカルボニル−2−ブロモフ
ェネチルアミン(1.2g)とN−メチル−N−メチル
オキシ−2−アミノ−5−クロロ−ベンズアミド(0.
85g)をテトラヒドロフラン(30ml)に溶解し、−
78℃に冷却し、撹拌しながらn−ブチルリチウムのヘ
キサン溶液(1.6mol/L)(12ml)を30分間で滴
下した。反応液に水(50ml)を加えて酢酸エチル(6
0ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、2−アミノ−2'−(2−t
ert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−5−クロロ
−ベンゾフェノンの黄色油状物(0.7g)が得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.407(9H,s), 2.777(2H,t,J=7H
z), 3.25-3.50(2H,m), 4.93(1H,m), 6.41(2H,br), 6.68
(1H,d,J=8.8Hz), 7.10-7.50(6H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.7g)をメタノ
ール(20ml)に溶解し、室温で撹拌しながら水素化ホ
ウ素ナトリウム(0.2g)を加えた。反応液を20分
間撹拌した後、水(50ml)で希釈し、酢酸エチル(6
0ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物から2−アミノ−α−
[2'−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチ
ル)フェニル]−5−クロロ−ベンジルアルコールの黄
色針状晶(0.54g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.342(9H,s), 2.60-3.50(4H,
m), 4.75(1H,m), 6.08(1H,d,J=3.4Hz), 6.62(1H,d,J=8.
6Hz), 7.00-7.40(6H,m). (3) (2)で得られた化合物(0.3g)と4−フ
ェニルベンズアルデヒド(0.16g)をメタノール
(12ml)に溶解し、酢酸(0.06g)を加えて室温
で撹拌しながらシアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.0
7g)を加えた。反応液を60℃で40分間撹拌した
後、水(40ml)で希釈し、酢酸エチル(60ml)で抽
出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、2−(4−ビフェニルメチル)−α−
[2'−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチ
ル)フェニル]−5−クロロ−ベンジルアルコール
(0.4g)が無色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.316(9H,s), 2.60-3.50(4H,
m), 4.35(2H,br), 6.10(1H.br), 6.58(1H,d,J=8.6Hz),
7.00-7.70(15H,m).
【0188】(4) (3)で得られた化合物(0.4
g)を酢酸エチル(18ml)に溶解し、1規定水酸化ナ
トリウム(8ml)を加えて室温で撹拌しながら塩化フマ
ル酸モノエチルエステル(0.13g)の酢酸エチル
(1ml)溶液を滴下した。反応液を20分間撹拌した
後、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物をエタノール(20ml)に溶解し、炭酸カリ
ウム(0.3g)を加えて60℃で2時間撹拌した。反
応液を酢酸エチル(60ml)で希釈し、水洗い後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,5−
トランス−1−(4−ビフェニルメチル)−5−[2−
(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)フェニ
ル]−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチル
エステルの無色油状物(0.45g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ:1.262(3H,t,J=7.2Hz), 1.370(9
H,s), 2.00-2.20(2H,m),2.70-3.05(3H,m), 3.14(1H,dd,
J=7.4, 16.7Hz), 4.00-4.30(2H,m), 4.55(1H,dd,J=5.8,
7.3Hz), 4.94(1H,d,J=15.2Hz), 5.713(1H,s), 7.10-7.
70(15H,m). (5) (4)で得られた化合物(0.45g)をテト
ラヒドロフラン(5ml)とメタノール(15ml)に溶解
し、1規定水酸化ナトリウム(5ml)を加えて60℃で
50分間撹拌した。反応液を水(40ml)で希釈し、5
%硫酸水素カリウム水溶液で中和し、酢酸エチル(60
ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した後、留去した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し、3,5−トランス−1−
(4−ビフェニルメチル)−5−[2−(2−tert−ブ
トキシカルボニルアミノエチル]フェニル]−7−クロ
ロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−酢酸の無色非結晶性固体
(0.21g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.384(9H,s), 2.00-2.40(2H,
m), 2.70-3.20(4H,m), 4.32(1H.m), 4.539(1H,t,J=6.6H
z), 4.93(1H,d,J=15Hz), 5.56(1H,d,J=15Hz), 5.67(1H,
br), 6.548(1H,s), 7.10-7.80(15H,m). (6) (5)で得られた化合物(0.15g)と2−
フルオロベンジルアミン(35mg)をN,N−ヂメチル
ホルムアミド(6ml)に溶解し、0℃で撹拌しながら、
シアノリン酸ジエチル(50mg)及びトリエチルアミン
(38mg)を加えた。反応液を室温で20分間撹拌した
後、水(30ml)で希釈し、酢酸エチル(50ml)で抽
出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、標題化合物である3,5−トランス−
N−(2−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−5−[2−(2−tert−ブトキシカルボニル
アミノエチル)フェニル]−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド(0.16g)が無色非結晶性固
体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.362(9H,s),
2.00−2.30(2H,m), 2.60−3.1
0(4H,m), 4.32(1H,m), 4.50
1(2H,t,J=6.4Hz), 4.92(1H,
d,J=15.6Hz), 5.55(1H,d,J=
15.6Hz),5.68(1H,s), 6.26
(1H,m), 6.515(1H,s), 7.00
−7.70(19H,m).
【0189】実施例152 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[2−(2−アミノエチル)フェニル]−1−(4−
ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド 実施例151で得られた化合物(0.12g)の酢酸エ
チル(2ml)溶液に、4規定塩化水素(酢酸エチル溶
液)(2ml)を加えて室温で2時間撹拌した。反応液を
留去し、残留物から標題化合物(92mg)が無色非結晶
性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.95(2H,m), 2.35(2H,m), 2.74
(1H,dd,J=6.2, 14.6Hz),2.95(1H,dd,J=6.8, 14.6Hz),
4.35-4.62(3H,m), 4.73(1H,d,J=14.6Hz), 5.717(1H,d,J
=14.6Hz), 5.700(1H,s), 6.37(1H,m), 6.488(1H,s), 6.
90-7.70(19H,m).
【0190】実施例153 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(N−ベンジルオキシカルボニルピペリジン−4−イ
ル−メチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−アセトアミド (1) 実施例1(2)で得られた、2−アミノ−5−
クロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チルフェニル)ベンンジルアルコール(1.0g)とN
−ベンジルオキシカルボニルピペリジン−4−カルボキ
サアルデヒド(0.82g)をメタノール(20ml)に
溶解し、酢酸(0.2g)を加えて、室温で撹拌しなが
らシアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.2g)を添加し
た。反応液を60℃で30分間撹拌した後、濃縮し、水
(40ml)を加えて酢酸エチル(60ml)で抽出した。
有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、2−(N−ベンジルオキシカルボニルピペリジ
ン−4−イル−メチル)アミノ−5−クロロ−α−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベ
ンジルアルコール(1.5g)が無色油状物として得ら
れた。 NMR(CDCl3)δ: 1.446(9H,s), 1.30-2.00(4H,
m), 2.50-3.00(7H,m), 4.30(2H,m), 5.12(2H,s), 5.76
(1H,s), 7.00-7.50(12H,m). (2) (1)で得られた化合物(1.5g)を酢酸エ
チル(20ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(1
0ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩化フマル酸モノ
エチルエステル(0.45g)の酢酸エチル(1ml)溶
液を滴下した。反応液を水洗いし、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、留去した。残留物をエタノール(20ml)に
溶解し、炭酸カリウム(0.8g)を加えて60℃で2
時間撹拌した。反応液を酢酸エチル(80ml)で希釈
し、水洗い後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で分離精製し、3,5−トランス−1−(N−ベンジル
オキシカルボニルピペリジン−4−イル−メチル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチル
エステルの無色油状物(0.9g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.00-2.20(8H,m), 1.438(9H,
s), 2.60-2.90(3H,m), 3.08(1H,dd,J=8.2, 16.0Hz), 3.
50-3.70(1H,m), 4.00-4.50(7H,m), 5.107(2H,s), 5.777
(1H,s), 6.60(1H,d,J=2.4Hz), 7.10-7.50(11H,m). (3) (2)で得られた化合物(1.3g)のテトラ
ヒドロフラン(5ml)及びメタノール(10ml)溶液に
1規定水酸化ナトリウム(5ml)を加えて60℃で40
分間撹拌した。反応液を水(50ml)で希釈し、5%硫
酸水素カリウムで中和し、酢酸エチル(60ml)で抽出
した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、留去した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミド
(8ml)に溶解し、2−フルオロベンジルアミン(0.
22g)を加えて、0℃で撹拌しながら、シアノリン酸
ジエチル(0.33g)及びトリエチルアミン(0.21
g)を加えた。室温で30分間撹拌した後、水(40m
l)を加えて酢酸エチル(60ml)で抽出した。有機層
を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留
去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、標題化合物である3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−(N−ベンジルオキシカル
ボニルピペリジン−4−イル−メチル)−5−(3−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−
クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド(0.46
g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.10-2.10(5H,m), 1.433(9H,
s), 2.60-3.00(4H,m), 3.55(1H,m), 4.00-4.60(8H,m),
5.107(2H,s), 5.756(1H,s), 6.23(1H,m), 6.58(1H,m),
6.90-7.50(15H,m).
【0191】実施例154 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(N−ベンジル
オキシカルボニルピペリジン−4−イル−メチル)−7
−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸
塩 実施例153で得られた化合物(0.1g)の酢酸エチ
ル(2ml)溶液に、4規定塩化水素(酢酸エチル溶液)
(1ml)を加えて室温で2時間撹拌した。反応液を留去
すると残留物から標題化合物(60mg)が無色非結晶性
固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.00-2.20(5H,m), 2.60-3.00(4
H,m), 3.55(1H,m), 3.887(2H,s), 4.05-4.60(6H,m), 5.
109(2H,s), 5.768(1H,s), 6.37(1H,m), 6.60(1H,d,J=2.
4Hz), 6.80-7.50(15H,m).
【0192】実施例155 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(3-ベンジルオキシベンジル)−5−(3−tert−
ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロ
ロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例1(2)で得られた、2−アミノ−5−
クロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チルフェニル)ベンジルアルコール(0.6g)と3−
ベンジルオキシベンズアルデヒド(0.38g)をメタ
ノール(15ml)に溶解し、酢酸(0.12g)を加え
て室温で撹拌しながら、シアノ水素化ホウ素ナトリウム
(0.13g)を添加した。反応液を60℃で1時間撹
拌した後、水(50ml)を加えて酢酸エチル(80ml)
で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製し、2−(3−ベンジルオキシベンジ
ル)−5−クロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノメチルフェニル)ベンジルアルコール(0.9
g)が無色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.432(9H,s), 4.15-4.32(3H,
m), 4.996(2H,s), 5.790(1H,s), 6.489((1H,d,J=8.6H
z), 6.68-7.50(15H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.9g)の酢酸エ
チル(20ml)溶液に、1規定水酸化ナトリウム(10
ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩化フマル酸モノエ
チルエステル(0.27g)を加えた。20分間撹拌し
た後、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物をエタノール(20ml)に溶解し、炭酸カリ
ウム(0.6g)を加えて60℃で1.5時間撹拌した。
反応液に酢酸エチル(60ml)を加えて希釈し、水洗い
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、
3,5−トランス−1−(3−ベンジルオキシベンジ
ル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢
酸エチルエステル(0.62g)が無色油状物として得
られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.261(3H,t,J=7.2Hz), 1.457(9
H,s), 2.77(1H,dd,J=5.2, 16.8Hz), 3.16(1H,d,J=8.6,
16.8Hz), 4.13(2H,q,J=7.2Hz), 4.49(1H,dd,J=5.2, 8.6
Hz), 4.73-4.87(1H,m), 4.986(1H,d,J=15.2Hz), 5.038
(2H,s), 5.261(1H,d,J=15.2Hz), 5.470(1H,s), 6.517(1
H,d,J=2.2Hz), 6.82-7.46(15H,m). (3) (2)で得られた化合物(0.6g)をテトラ
ヒドロフラン(5ml)とメタノール(10ml)に溶解
し、1規定水酸化ナトリウム(4ml)を加えて60℃で
1時間撹拌した。反応液を濃縮し、水(50ml)を加え
て希釈し、5%硫酸水素カリウムで中和し、酢酸エチル
(60ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、留去した。残留物をN,N−ジメチ
ルホルムアミド(10ml)に溶解し、2−フルオロベン
ジルアミン(0.11g)を加えて0℃で撹拌しなが
ら、シアノリン酸ジエチル(0.15g)及びトリエチ
ルアミン(0.1g)を加えた。反応液を室温で20分
間撹拌した後、水(50ml)を加えて酢酸エステル(6
0ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルクロマト
グラフィーで精製し、標題化合物である3,5−トラン
ス−N−(2−フルオロベンジル)−1−(3−ベンジ
ルオキシベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−アセトアミド(0.47g)が無色非結晶性
固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ:1.450(9H,s), 2.82(1H,dd,J=5.
6, 14.5Hz), 2.95(1H,dd,J=7.4, 14.5Hz), 4.254(2H,d,
J=6.2Hz), 4.33-4.60(3H,m), 4.80(1H,m), 4.884(1H,d,
J=14.8Hz), 5.011(2H,s), 5.317(1H,d,J=14.8Hz), 5.43
8(1H,s), 6.244(1H,m), 6.498(1H,d,J=2.2Hz), 6.78-7.
40(19H,m).
【0193】実施例156 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(3−ベンジル
オキシベンジル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・塩酸塩 実施例155で得られた化合物(80mg)に4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(3ml)を加えて、室温で1時
間撹拌した。反応液を留去すると残留物から標題化合物
(63mg)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.73(1H,dd,J=5.8, 14.5Hz),
2.96(1H,dd,J=7.4, 14.5Hz), 3.65-3.95(2H,m), 4.839
(1H,d,J=15.0Hz), 5.002(2H,s), 5.301(1H,d,J=15.0H
z), 5.472(1H,s), 6.408(1H,t,J=6.0Hz), 6.515(1H,d,J
=2.2Hz), 6.75-7.40(18H,m).
【0194】実施例157 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−(3−ヒドロキシベンジル)−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例155で得られた3,5−トランス−N−(2−
フルオロベンジル)−1−(3−ベンジルオキシベンジ
ル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
セトアミド(0.35g)を酢酸エチル(10ml)とメタ
ノール(3ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(50
mg)を加えて水素雰囲気下に1.5時間撹拌した。反応
液を濾過し、濾液を濃縮した。残留物を酢酸エチル(5
0ml)に溶解し、水洗い後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を留去し、残留物から標題化合物(0.29
g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.438(9H,s), 2.67(1H,dd,J=6.
0, 14.6Hz), 2.89(1H,dd,J=7.6, 14.6Hz), 4.15-4.62(5
H,m), 4.62-5.75(3H,m), 6.315(1H,m), 6.471(1H,br),
6.53-7.45(14H,m).
【0195】実施例158 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(3−ヒドロキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド・塩酸塩 実施例157で得られた化合物(0.24g)に4規定
塩化水素(酢酸エチル溶液)(2ml)を加えて室温で
1.5時間撹拌した。反応液を濃縮し、残留物から標題
化合物(0.17g)が無色非結晶性固体として得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 2.66(1H,dd,J=6.2, 14.6Hz),
2.87(1H,dd,J=7.2, 14.6Hz), 3.45-3.95(4H,m), 4.28-
4.58(3H,m), 4.643(1H,d,J=14.4Hz), 5.336(1H,s),5.41
6(1H,d,J=14.4Hz), 6.395(1H,m), 6.512((1H,d,J=1.2H
z), 6.64-7.42(14H,m).
【0196】実施例159 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−[2−(4−ヒドロキシフェニ
ル)エチル]−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒド
ロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例1(2)で得られた2−アミノ−5−ク
ロロ−α−(3-tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)ベンジルアルコール(0.5g)と4−ベ
ンジルオキシフェニルアセトアルデヒド(0.4g)を
メタノール(15ml)に溶解し、酢酸(0.1g)次い
でシアノ水素化ナトリウム(0.11g)を加えて60
℃で40分間撹拌した。反応液を酢酸エチル(60ml)
で希釈し、水洗い後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留
去した。残留物から2−[2−(4−ベンジルオキシフ
ェニル)エチル]アミノ−α−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)−5−クロロ−ベンジ
ルアルコール(0.45g)が無色油状物として得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.443(9H,s), 2.70-2.85(2H,
m), 3.20-3.40(2H,m), 4.20-4.40(2H,m), 4.7-4.90(1H,
m), 5.053(2H,s), 5.662(1H,s), 6.61(1H,d,J=8.4Hz),
6.85-7.55(15H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.45g)を酢酸
エチル(20ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム
(10ml)を加えて室温で撹拌しながら塩化フマル酸モ
ノエチルエステル(0.13g)の酢酸エチル(1ml)
溶液を滴下した。反応液を20分間撹拌した後、水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
た。得られた油状物をエタノール(15ml)に溶解し、
炭酸カリウム(0.3g)を加えて60℃で1.5時間撹
拌した。酢酸エチル(50ml)で希釈し、水洗い後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製し、3,5−トランス−1
−[2−(4-ベンジルオキシフェニル)エチル]−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンンゾオキサゼピン−3−酢酸エチ
ルエステル(0.3g)が無色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.247(3H,t,J=7.2Hz), 1.437(9
H,s), 2.65-3.15(4H,m),3.75-4.00(1H,m), 4.13(2H,q,J
=7.2Hz), 4.28(2H,br), 4.37(1H,dd,J=5.6, 7.6Hz), 4.
55-4.75(1H,m), 4.95(1H,m), 5.019(2H,s), 5.305(1H,
s), 6.512(1H,d,J=2.4Hz), 6.85-7.50(15H,m).
【0197】(3) (2)で得られた化合物(0.3
g)をテトラヒドロフラン(3ml)とメタノール(8m
l)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(2ml)を加え
て60℃で40分間撹拌した。反応液を濃縮し、5%硫
酸水素カリウムで中和し、酢酸エチル(50ml)で抽出
した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を留去し、残留物をN,N−ジメチルホルムア
ミド(6ml)に溶解し、2−フルオロベンジルアミン
(40mg)を加えて0℃で撹拌しながら、シアノリン酸
ジエチル(55mg)とトリエチルアミン(50mg)を加
えた。反応液を室温で30分間撹拌した後、水に加えて
酢酸エチル(60ml)で抽出した。有機層を水洗いし、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,
5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1−
[2−(4−ベンジルオキシフェニル)エチル]−5−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミ
ド(0.26g)が無色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.43(9H,s), 2.62-3.05(4H,m),
2.85-3.98(1H,m), 4.27(2H,d,J=6.0Hz), 4.36-4.75(4
H,m), 4.85-5.00(1H,m), 5.018(2H,s), 5.286(1H,s),
6.297(1H,m), 6.50(1H,d,J=2.4Hz), 6.85-7.55(19H,m). (4) (3)で得られた化合物(0.26g)を酢酸
エチル(10ml)とメタノール(5ml)に溶解し、10
%パラジウム炭素(30mg)を加えて水素雰囲気下に2
時間撹拌した。反応液を濾過し、濃縮した。残留物を酢
酸エチル(30ml)に溶解し、水洗い後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を留去すると標題化合物である
3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−[2−(4−ヒドロキシフェニ
ル)エチル]−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒド
ロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド
(0.19g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.436(9H,s), 2.55-3.28(4H,
m), 3.75-4.02(1H,m), 4.15-4.60(5H,m), 4.75-5.20(3
H,m), 6.39(1H,d,J=2.2Hz), 6.55-7.45(14H,m).
【0198】実施例160 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
[2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例159で得られた化合物(0.19g)に4規定塩
化水素(酢酸エチル溶液)(3ml)を加えて室温で50
分間撹拌した。反応液を留去し、残留物から標題化合物
(0.13g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.55-3.30(4H,m), 3.70-4.60(6
H,m), 4.639(1H,s), 4.86-5.05(1H,m), 6.44(1H,d,J=2.
6Hz), 6.42-6.75(14H,m).
【0199】実施例161 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−(4−メトキシベンジル)−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド 実施例101で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)5−(3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−(4−
ヒドロキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド(0.12g)、ヨウ化メチル(0.15g)、炭
酸カリウム(0.1g)とN,N−ジメチルホルムアミド
(4ml)の混合液を60℃で2.5時間撹拌した。反応
液に水を加えて酢酸エチル(40ml)で抽出した。有機
層を5%硫酸水素カリウム水溶液で洗浄後、水洗いし、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物
から表題化合物(0.105g)が無色非結晶性固体と
して得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.445(9H,s), 2.71(1H,dd,J=6.
2, 14.6Hz), 2.93(1H,dd,J7.4, 14.6Hz), 3.792(3H,s),
4.22-4.63(5H,m), 4.699(1H,d,J=14.4Hz), 4.76-4.95
(1H,m), 5.300(1H,s), 5.435(1H,d,J=14.4Hz), 6.18-6.
33(1H,m), 6.476(1H,d,J=2.2Hz), 6.78-7.45(14H,m).
【0200】実施例162 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(4−メトキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
セトアミド・塩酸塩 実施例161で得られた化合物(70mg)を4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(2ml)に溶解し、室温で40
分間撹拌した。反応液を留去すると残留物から表題化合
物(65mg)が無色非結晶性固体として得られた. NMR(CDCl3)δ: 2.73(1H,dd,J=6.0, 14.4Hz),
2.93(1H,dd,J=7.2, 14.4Hz), 3.781(3H,s), 3.831(2H,b
r), 4.36-4.62(3H,m), 4.678(1H,d,J=14.4Hz), 5.307(1
H,s), 5.445(1H,d,J=14.4Hz), 6.44(1H,m), 6.482(1H,
d,J=2.2Hz), 6.78-7.42(14H,m).
【0201】実施例163 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[3−[1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−
メチル)エチル]フェニル]−7−クロロ−1−(4−
メトキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド (1) 実施例92で得られた、2−アミノ−α−
[3'−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1
−メチル)エチル]フェニル]−5−クロロベンジルア
ルコール(2.0g)、4−メトキシベンズアルデヒド
(0.8g)、及び酢酸(0.37g)をメタノール(3
0ml)に溶解し、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.
38g)を加えて60℃で1.5時間撹拌した。反応液
を濃縮し、水を加えて酢酸エチル(80ml)で抽出し
た。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
留去した。残留物から、2−(4−メトキシベンジル)
アミノ−α−[3'−[(1−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−5−クロ
ロベンジルアルコール(2.6g)が黄色油状物として
得られた。 NMR(CDCl3)δ:1.35(9H,br), 1.577(6H,s), 3.
784(3H,s), 4.183(2H,s), 5.798(1H,s), 6.5-7.5(11H,
m). (2) (1)で得られた化合物(2.6g)を酢酸エ
チル(50ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(1
5ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩化フマル酸モノ
エチルエステル(0.85g)を滴下した。10分間撹
拌した後、有機層を分離し、水洗い後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノール
(50ml)に溶解し、炭酸カリウム(2.0g)を加え
て70℃で2時間撹拌した。反応液を濃縮し、酢酸エチ
ル(80ml)に溶解して、水洗い後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物から 3,5−シ
ス及び3,5−トランス−5−[3−[1−tert−ブト
キシカルボニルアミノ−1−メチル)エチル]フェニ
ル]−7−クロロ−1−(4−メトキシベンジル)−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−酢酸エチルエステル(2.9g)が
油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ:1.260(3H,t,J=7.2Hz), 1.0-1.4
5(9H,m), 1.584(4H,s),1.619(2H,s), 2.65-3.32(2H,m),
3.795(2H,s), 3.815(1H,s), 4.14(2H,dq), 4.43(2/3H,
dd,J=5.6, 8.3Hz), 5.18(2/3H,s), 5.534(2/3H,d,J=14.
2Hz), 5.885(1/3H,s), 6.75-7.50(10 1/3H,m).
【0202】(3) (2)で得られた化合物(2.9
g)をテトラヒドロフラン(20ml)とメタノール(3
0ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(10ml)を
加えて60℃で40分間撹拌した。反応液を濃縮し、5
%硫酸水素カリウムで中和後、酢酸エチル(60ml)で
抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製し、3,5−トランス−5−[3−[1
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル)エチル]フ
ェニル]−7−クロロ−1−(4−メトキシベンジル)
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−酢酸(0.85g)が無色非結
晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ:1.05-1.40(9H,m), 1.509(3H,
s), 1.601(3H,s), 2.75-3.30(2H,m), 3.790(3H,s), 4.3
0-4.80(3H,m), 5.0-5.60(2H,m), 6.509(1H,s), 6.70-7.
40(1H,m). (4) (3)で得られた化合物(1.5g)と2−フ
ルオロベンジルアミン(0.37g)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(10ml)に溶解し、0℃で撹拌しなが
ら、シアノリン酸ジエチル(0.5g)を加え、ついで
トリエチルアミン(0.35g)を加えた。反応液を室
温で30分間撹拌した後、水を加えて酢酸エチル(10
0ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、表題化合物である、3,5
−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−[3
−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチ
ル)エチル]フェニル]−7−クロロ−1−(4−メト
キシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒ
ドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド
(1.3g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.29(9H,br), 1.478(3H,s), 1.
604(3H,s), 2.69(1H,dd,J=6.0, 14.4Hz), 2.93(1H,dd,J
=7.0, 14.4Hz), 3.791(3H,s), 4.36-4.70(4H,m),4.85-
5.10(1H,m), 5.15(1H,m), 5.537(1H,d,J=14.0Hz), 6.30
1(1H,m), 6.513(1H,d,J=1.8Hz), 6.75-7.42(14H,m).
【0203】実施例164 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[3−[(1−アミノ−1−メチル)エチル]フェニ
ル]−7−クロロ−1−(4−メトキシベンジル)−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例163で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)5−[3−[(1−tert−ブトキ
シカルボニルアミノ−1−メチル)エチル]フェニル]
−7−クロロ−1−(4−メトキシベンジル)2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド(1.2g)に4規定塩化水
素(酢酸エチル溶液)(8ml)を加えて室温で1.5時
間撹拌した。反応液を留去し、残留物に酢酸エチル(5
0ml)を加えて再び留去した。残留物から表題化合物
(1.15g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.452(3H,s), 1.468(3H,s), 2.
73(1H,dd,J=6.0, 14.4Hz), 2.93(1H,dd,J=7.0, 14.4H
z), 3.773(3H,s), 4.35-4.62(3H,m), 4.673(1H,d,J=14.
4Hz), 5.293(1H,s), 5.458(1H,d,J=14.4Hz), 6.335(1H,
m), 6.510(1H,d,J=2.0Hz), 6.75-7.55(14H,m).
【0204】実施例165 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−ヒドロキシ
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例7(1)で得られた、N−メチル−N−
メチルオキシ−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−
5−ヒドロキシベンズアミド(2.5g)と3,4−ジヒ
ドロ−2H−ピラン(0.8g)を酢酸エチル(30m
l)に溶解し、P−トルエンスルホン酸(10mg)を加
えて、室温で2時間撹拌した。反応液を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製し、N−メチル−N−メチルオキシ−
2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−5−(テトラヒ
ドロピラン−2−イル)オキシ−ベンズアミド(2.0
g)が無色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.40-2.10(6H,m), 3.338(3H,
s), 3.557(3H,s), 3.45-3.95(2H,m), 5.176(2H,s), 5.3
6(1H,m), 7.08-7.45(7H,m), 7.90-8.40(2H,m). (2) (1)で得られた化合物(2.0g)を酢酸エ
チル(15ml)とメタノール(15ml)に溶解し、10
%パラジウム炭素(0.3g)を加えて水素気流中、室
温で1.5時間撹拌した。反応液を濾過し濾液を留去し
た。残留物からN−メチル−N−メチルオキシ−2−ア
ミノ−5−(テトラヒドロピラン−2−イル)オキシ−
ベンズアミド(1.5g)が橙色油状物として得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.40-2.10(6H,m), 3.337(3H,
s), 3.50-4.05(2H,m), 3.617(3H,s), 5.23(1H,m), 6.60
-7.15(3H,m). (3) (2)で得られたN−メチル−N−メチルオキ
シ 2−アミノ−5−(テトラヒドロピラン−2−イ
ル)オキシベンズアミド(1.4g)とN−tert−ブト
キシカルボニル−3−ブロモーベンジルアミン(1.4
5g)をテトラヒドロフラン(30ml)に溶解し、−7
8℃に冷却し、撹拌しながらn−ブチルリチウム(1.
6モル,ヘキサン溶液)(15.6ml)を40分間で滴
下した。反応液に水(50ml)を加えて酢酸エチル(7
0ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、2−アミノ−3'−tert−
ブトキシカルボニルアミノメチル−5−(テトラヒドロ
ピラン−2−イル)オキシ−ベンゾフェノン(0.8
g)が黄色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.459(9H,s), 1.50-2.05(6H,
m), 3.45-3.58(1H,m), 3.82-3.94(1H,m), 4.34-4.43(2
H,m), 4.95-5.10(1H,m), 5.153(1H,t,J=3.4Hz), 5.80(2
H,m), 6.703(1H,d,J=9.0Hz), 7.07-7.62(6H,m).
【0205】(4) (3)で得られた化合物(0.8
g)をメタノール(30ml)に溶解し、水素化ホウ素ナ
トリウム(0.2g)を加えて室温で30分間撹拌し
た。反応液を濃縮し、水を加えて酢酸エチル(50ml)
で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、留去した。残留物から2−アミノ−α−(3'
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−
5−(テトラヒドロピラン−2−イル)オキシ−ベンジ
ルアルコール(0.8g)が無色油状物として得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.451(9H,s), 1.52-2.10(6H,
m), 3.48-3.63(1H,m), 3.85-4.0(1H,m), 4.305(2H,d,J=
5.6Hz), 4.75-4.95(1H,m), 5.20-5.30(1H,m), 5.792(1
H,s), 6.618(1H,d,J=8.0Hz), 6.80-7.40(6H,m). (5) (4)で得られた化合物(0.8g)と4−フ
ェニルベンズアルデヒド(0.38g)をメタノール
(20ml)に溶解し、酢酸(0.13g)を加えて5分
間撹拌した後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.1
4g)を加えた。反応液を60℃で30分間撹拌した
後、酢酸エチル(50ml)を加えて水洗いし、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、2−(4−ビ
フェニルメチル)アミノ−α−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)−5−(テトラヒドロ
ピラン−2−イル)オキシベンジルアルコール(0.7
g)が黄色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.434(9H,s), 1.50-2.15(6H,
m), 3.45-3.65(1H,m), 3.86-4.0(1H,m), 4.257(2H,s),
4.299(2H,d,J=5.8Hz), 4.70-4.90(1H,m), 5.856(1H,s),
6.621(1H,d,J=8.6Hz), 6.83-7.65(15H,m). (6) (5)で得られた化合物(0.7g)を酢酸エ
チル(25ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(8
ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩化フマル酸モノエ
チルエステル(0.2g)の酢酸エチル(1ml)溶液を
滴下した。反応液を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、留去した。残留物をエタノール(20ml)に溶解
し、炭酸カリウム(0.5g)を加えて、60℃で50
分間撹拌した。反応液を濃縮し、酢酸エチル(60ml)
を加えて水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、3,5−トランス−5−(3−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェ
ニルメチル)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒド
ロ−7−(テトラヒドロピラン−2−イル)オキシ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステル
(0.6g)が無色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.249(3H,t,J=7.2Hz), 1.441(9
H,s), 1.50-2.05(6H,m),2.68-2.86(1H,m), 3.13(1H,dd,
J=8.0, 16.9Hz), 3.37-3.56(1H,m), 3.67-3.86(1H,m),
4.06-4.27(4H,m), 4.53(1H,dd,J=5.4, 8.4Hz), 4.70-4.
86(1H,m), 4.913(1H,d,J=14.6Hz), 5.07-5.23(1H,m),
5.35-5.50(2H,m), 6.15-6.23(1H,m), 6.90-7.62(15H,
m).
【0206】(7) (6)で得られた化合物(0.6
g)をテトラヒドロフラン(5ml)とメタノール(10
ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(5ml)を加え
て、60℃で30分間撹拌した。反応液を濃縮し、5%
硫酸水素カリウムで中和し、酢酸エチル(50ml)で抽
出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、3,5−トランス−5−(3−tert−
ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−1−(4
−ビフェニルメチル)−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−7−(テトラヒドロピラン−2−イル)オ
キシ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸(0.48
g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.436(9H,s), 1.50-2.05(6H,
m), 2.75-3.25(2H,m), 3.35-3.90(2H,m), 4.15-4.30(2
H,m), 4.40-4.55(1H,m), 4.70-5.55(6H,m), 6.168(1H,b
r), 6.80-7.65(15H,m). (8) (7)で得られた化合物(0.43g)と2−
フルオロベンジルアミン(0.95g)をN,N−ジメチ
ルホルムアミド(8ml)に溶解し、0℃で撹拌しなが
ら、シアノリン酸ジエチル(0.12g)、次いでトリ
エチルアミン(0.1ml)を加えた。反応液を室温で3
0分間撹拌した後、水を加えて酢酸エチル(60ml)で
抽出した。有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和
炭酸水溶液ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順に洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、
3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−(4−ビフェニルメチル)−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−7−(テトラヒドロピラ
ン−2−イル)オキシ−4,1−ベンゾオキサゼピン−
3−アセトアミド(0.4g)が無色非結晶性固体とし
て得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.435(9H,s), 1.48-2.05(6H,
m), 2.62-2.78(1H,m), 2.94(1H,dd,J=7.4, 17.0Hz), 3.
35-3.95(2H,m), 4.05-4.23(2H,m), 4.35-4.63(3H,m),
4.65-4.80(1H,m), 4.86(1H,d,J=14.4Hz), 5.07-5.52(3
H,m), 6.13-6.22(1H,m), 6.32-6.46(1H,m), 6.85-7.63
(19H,m). (9) (8)で得られた化合物(0.4g)をメタノ
ール(20ml)に溶解し、10%シュウ酸水溶液(2m
l)を加えて50−60℃で40分間撹拌した。反応液
を濃縮し、水を加えて酢酸エチル(60ml)で抽出し
た。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
留去した。残留物から表題化合物である、3,5−トラ
ンス−N−(2−フルオロベンジル)−1−(4−ビフ
ェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチルフェニル)−7−ヒドロキシ−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−アセトアミド(0.3g)が無色結晶として
得られた。 融点:206−207℃ NMR(CDCl3)δ: 1.397(9H,s), 2.68(1H,dd,J=6.
2, 14.6Hz), 2.93(1H,dd,J=7.8, 14.6Hz), 4.124(2H,d,
J=7.0Hz), 4.33-4.58(3H,m), 4.738(1H,d,J=14.8Hz),
4.80(1H,m), 5.231(1H,s), 5.450(1H,d,J=14.8Hz), 5.9
01(1H,d,J=2.8Hz),6.551(1H,m), 6.73-7.68(19H,m).
【0207】実施例166 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3-アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド・塩酸塩 実施例165で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−7−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
セトアミド(0.15g)を4規定塩化水素(酢酸エチ
ル溶液)(2ml)を加えて室温で30分間撹拌した。反
応液を留去すると残留物から表題化合物(0.14g)
が無色結晶として得られた。 融点:220−222℃ NMR(CDCl3)δ: 2.72(1H,dd,J=5.8, 14.3Hz),
2.82-3.52(5H,m), 4.33-4.67(3H,m), 4.737(1H,d,J=14.
2Hz), 5.256(1H,s), 5.504(1H,d,J=14.2Hz), 5.854(1H,
d,J=2.4Hz), 6.48-6.60(1H,m), 6.75-7.65(19H,m).
【0208】実施例167 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert
−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−
(3−クロロプロピルオキシ)−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド 実施例165で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)5−(3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメ
チル)−7−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド(0.2g)と1−ブロモ−3−クロロプロパ
ン(0.1g)をN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)
に溶解し、炭酸カリウム(0.15g)を加えて70℃
で40分間撹拌した。反応液を酢酸エチル(50ml)で
希釈し、有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し、表題化合物(0.16g)が無
色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.423(9H,s), 2.05-2.18(2H,
m), 2.713(1H,dd,J=6.0, 14.4Hz), 2.934(1H,dd, J=7.
2, 14.4Hz), 3.648(1H,t,J=6.4Hz), 3.78-4.02(2H,m),
4.05-4.02(2H.m), 4.36-4.62(3H,m), 4.63-4.76(1H,m),
4.808(1H,d,J=14.2Hz), 5.312(1H,s), 5.48(1H,d,J=1
4.2Hz), 6.016(1H,d,J=2.8Hz), 4.35-4.77(1H,m), 6.87
-7.62(19H,m).
【0209】実施例168 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−(3−クロロプロピルオキシ)−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例167で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)5−(3-tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメ
チル)−7−(3−クロロプロピルオキシ)−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1-ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド(70mg)に4規定塩化水素
(酢酸エチル溶液)(1ml)を加えて、室温で40分間
撹拌した。反応液を留去し、残留物から表題化合物(4
5mg)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.05-2.18(2H,m), 2.22-2.66(2
H,m), 2.724(1H,dd,J=6.0, 14.4Hz), 2.930(1H,dd,J=7.
0, 14.4Hz), 3.641(2H,t,J=6.4Hz), 3.68-3.97(4H,m),
4.35-4.63(3H,m), 4.799(1H,d,J=14.6Hz), 5.331(1H,
s), 5.486(1H,d,J=14.6Hz), 6.039(1H,d,J=2.8Hz), 6.4
5-6.56(1H,m), 6.87-7.62(19H,m).
【0210】実施例169 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−ベンゾイル
メチルオキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒド
ロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例165で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−7−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
セトアミド(0.1g),フェナシルブロマイド(0.0
3g),炭酸カリウム(0.04g),及びN,N−ジメ
チルホルムアミド(4ml)の溶液を70℃で2時間撹拌
した。反応液を水で希釈し、酢酸エチル(40ml)で抽
出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、表題化合物(0.105g)が無色非
結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.433(9H,s), 2.707(1H,dd,J=
5.8, 14.2Hz), 2.941(1H,dd,J=7.4, 14.2Hz), 4.126(2
H,d, J=6.2Hz), 4.37-4.63(3H,m), 4.65-4.82(1H,m),
4.888(1H,d,J=14.8Hz), 5.085(2H,s), 5.346(1H,s), 5.
387(1H,d,J=14.8Hz),6.012(1H,d,J=3.0Hz), 6.27-6.40
(1H,m), 6.85-7.94(24H,m).
【0211】実施例170 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−ベンゾイルメチ
ルオキシ−1−(4−ビフェニルメチル)−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1-ベンゾオキサゼ
ピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例169で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−7−ベンゾイルメチル
オキシ−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−アセトアミド(70mg)を酢酸エチル
(1ml)に溶解し、4規定塩化水素(酢酸エチル溶液)
(1ml)を加えて、室温で40分間撹拌した。反応液を
留去し、残留物から表題化合物(65mg)が無色非結晶
性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.899(2H,br), 2.721(1H,dd,J=
6.0, 14.3Hz), 2.937(1H,dd,J=7.4, 14.3Hz), .656(2H,
s), 4.35-4.62(3H,m), 4.859(1H,d,J=14.4Hz), 5.091(2
H,s), 5.350(1H,s), 5.414(1H,d,J=14.4Hz), 6.058(1H,
d,J=2.8Hz), 6.35-6.52(1H,m), 6.85-7.92(24H,m).
【0212】実施例171 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert-ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−(2−ヒド
ロキシエチルオキシ)−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド 実施例165で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)5−(3−tert−ブトキカルボニ
ルアミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチ
ル)−7−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド(50mg), 2−ブロモエチルアセテート(60
mg),炭酸カリウム(40mg),及びN,N−ジメチル
ホルムアミド(2ml)の混合物を80℃で15時間撹拌
した。反応液に水を加えて酢酸エチル(30ml)で抽出
した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物をメタノール(3ml)に溶解し、
1規定水酸化ナトリウム(0.5ml)を加えて、60℃
で30分間撹拌した。反応液を酢酸エチル(20ml)で
希釈し、水洗い後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、表題化合物(40mg)が無色油状物とし
て得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.414(9H,s), 2.709(1H,dd,J=6.
0, 14.3Hz), 2.929(1H,dd, J=7.4, 14.3Hz), 3.843(4H,
br), 4.05-4.22(2H,m), 4.35-4.63(3H,m), 4.65-4.87(2
H,m), 5.302(1H,s), 5.477(1H,d,J=14.8Hz), 6.059(1H,
d,J=2.8Hz), 6.43-6.54(1H,m), 6.85-7.62(19H,m).
【0213】実施例172 3,5トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−7−(2−ヒドロキシエチルオキシ)−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例171で得られた化合物(40mg)を4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(1ml)に溶解し、室温で1時
間撹拌した。反応液を留去し、残留物に酢酸エチルとn
−ヘキサンを加えると、表題化合物(25mg)が無色非
結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.156(2H,br), 2.73(1H,dd,J=
6.2, 14.3Hz), 2.94(1H,dd,J=7.0, 14.3Hz), 3.63-4.02
(5H,m), 4.27-4.63(4H,m), 4.794(1H,d,J=14.4Hz), 5.3
3(1H,d), 5.53(1H,dd), 6.09(1H,m), 6.87-7.63(19H,
m).
【0214】実施例173 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−メトキシカ
ルボニルメチルオキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド 実施例165で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−7−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
セトアミド(50mg),ブロモ酢酸メチルエステル(3
7mg),炭酸カリウム(30mg)及びN,N−ジメチル
ホルムアミド(3ml)の混合物を80℃で2時間撹拌し
た。反応液に酢酸エチル(20ml)を加えて希釈し、水
洗い後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、表題化合物(55mg)が無色油状物として得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.428(9H,s), 2.73(1H,dd,J=5.
8, 14.4Hz), 2.96(1H,dd,J=7.4, 14.4Hz), 3.708(3H,
s), 4.05-4.23(2H,m), 4.32-4.62(5H,m), 4.75-4.90(1
H,m), 4.877(1H,d,J=14.6Hz), 5.354(1H,s), 5.395(1H,
d,J=14.6Hz), 6.04(1H,d,J=2.8Hz), 6.46(1H,t,J=6.2H
z), 6.86-7.63(19H,m).
【0215】実施例174 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−メトキシカルボニルメチルオキシ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例173で得られた化合物(55mg)を4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(1ml)に溶解し、室温で1時
間撹拌した。反応液を留去すると残留物から表題化合物
(30mg)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.05-2.41(2H,m), 2.721(1H,d
d,J=6.0, 14.3Hz), 2.943(1H,dd,J=7.4, 14.3Hz), 3.71
9(3H,s), 3.75(2H,br), 4.35-4.62(5H,m), 4.861(1H,d
d,J=14.8Hz), 5.357(1H,s), 5.427(1H,d,J=14.8Hz), 6.
081(1H,d,J=2.8Hz),6.35-6.47(1H,m), 6.85-7.62(19H,
m).
【0216】実施例175 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−ベンジルオキシ−1−(4−ビフェニルメチル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例165で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)5−(tert−ブトキシカルボニル
アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチ
ル)−7−ヒドロキシ−2-オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド(0.1g),臭化ベンジル(28mg),炭酸カリ
ウム(30mg),及びN,N−ジメチルホルムアミド
(4ml)の混合液を70℃で1.5時間撹拌した。反応
液に水を加えて酢酸エチル(30ml)で抽出した。有機
層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、表題化合物(0.105g)が無色非結晶性固体
として得られた. NMR(CDCl3)δ: 1.420(9H,s), 2.708(1H,dd,J=
5.8, 14.4Hz), 2.939(1H,dd,J=7.2, 14.4Hz), 4.157(2
H,d,J=5.8Hz), 4.38-4.73(4H,m), 4.76-4.93(3H,m), 5.
329(1H,s), 5.434(1H,d,J=14.4Hz), 6.095(1H,d,J=2.8H
z), 6.25-6.42(1H,m), 6.85-7.63(24H,m).
【0217】実施例176 3,5-トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
(3−アミノメチルフェニル)−7−ベンジルオキシ−
1−(4−ビフェニルメチル)−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・塩酸塩 実施例175で得られた化合物(70mg)に4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(1ml)を加えて、室温で2時
間撹拌した。反応液を留去すると残留物を酢酸エチルと
n−ヘキサンで処理し、表題化合物(65mg)が無色非
結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.009(2H,br), 2.722(1H,dd,J=
6.0, 14.3Hz), 2.935(1H,dd,J=7.2, 14.3Hz), 3.726(2
H,br), 4.35-4.62(3H,m), 4.75-4.93(3H,m), 5.337(1H,
s), 5.452(1H,d,J=14.4Hz), 6.123(1H,d,J=3.0Hz), 6.3
5-6.52(1H,m), 6.84-7.62(24H,m).
【0218】実施例177 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−シクロヘキ
シルメチルオキシ−2-オキソ−1,2,3,5−テトラヒ
ドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例165で得られた化合物(0.1g),臭化シク
ロヘキシルメチル(30mg),水素化ナトリウム(7m
g)及び、N,N−ジメチルホルムアミド(3ml)の溶液
を60℃で40分間撹拌した。反応液に水を加えて酢酸
エチル(20ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製し、表題化合物(6
0mg)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 0.83-1.82(11H,m), 1.427(9H,
s), 2.709(1H,dd,J=5.8,14.1Hz), 2.931(1H,dd,J=7.2,
14.1Hz), 3.546(2H,d, J=6.0Hz), 4.05-4.22(2H,m), 4.
35-4.75(4H,m), 4.814(1H,d,J=14.6Hz), 5.313(1H,s),
5.472(1H,d,J=14.6Hz), 6.006(1H,d,J=3.0Hz), 6.28-6.
42(1H,m), 6.85-7.62(19H,m).
【0219】実施例178 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−シクロヘキシルメチルオキシ−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−アセトアミド 実施例177で得られた化合物(50mg)に4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(1ml)を加えて室温で30分
間撹拌した。反応液を留去すると残留物から表題化合物
(40mg)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 0.82-1.85(11H,m), 2.25-2.65
(2H,m), 2.727(1H,dd,J=5.8, 14.3Hz), 2.926(1H,dd,J=
5.8, 14.3Hz), 2.926(1H,dd,J=7.2, 14.3Hz), 3.543(2
H,d,J=5.0Hz), 3.747(2H,br), 4.35-4.62(3H,m), 4.796
(1H,d,14.4Hz), 5.319(1H,s), 5.462(1H,d,J=14.4Hz),
6.02(1H,d,J=2.6Hz), 6.54-6.66(1H,m), 6.85-7.62(19
H,m).
【0220】実施例179 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−[3−(イ
ミダゾール−1−イル)プロピルオキシ]−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−アセトアミド 実施例167で得られた化合物(50mg),イミダゾー
ル(15mg),炭酸カリウム(20mg)及びN,N−ジ
メチルホルムアミド(3ml)の溶液を80℃で3時間撹
拌した。反応液に水を加えて酢酸エチル(20ml)で抽
出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、表題化合物(40mg)が無色非結晶性
固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.425(9H,s), 1.95-2.35(2H,
m), 2.65-3.05(2H,m), 3.65-3.75(2H,m), 4.03-4.32(4
H,m), 4.38-4.62(3H,m), 4.83(1H,d,J=14.4Hz), 5.334
(1H,s), 5.45(1H,d,J=14.4Hz), 5.982(1H,d,J=2.8Hz),
6.50-7.85(22H,m).
【0221】実施例180 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−[3−(イミダゾール−1−イル)プ
ロピルオキシ]−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒ
ドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド
・2塩酸塩 実施例179で得られた化合物(30mg)に4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(1ml)を加えて室温で50分
間撹拌した。反応液を留去すると残留物から表題化合物
(20mg)が黄色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.85-2.35(4H,m), 2.723(1H,d
d,J=6.0, 14.4Hz), 2.943(1H,dd,J=7.0, 14.4Hz), 3.65
-3.85(4H,m), 4.03-4.16(2H,m), 4.35-4.63(3H,m), 4.8
14(1H,d,J=14.4Hz), 5.348(1H,s), 5.484(1H,d,J=14.4H
z), 6.026(1H,d,J=3.0Hz), 6.36-6.47(1H,m), 6.83-7.8
5(22H,m).
【0222】実施例181 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−7
−ベンジルオキシカルボニルメチルオキシ−1−(4−
ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド 実施例165で得られた化合物(0.1g),ブロモ酢
酸ベンジルエステル(38mg),炭酸カリウム(40m
g)及びN,N−ジメチルホルムアミド(4ml)の混合液
を60℃で1時間撹拌した。反応液を水に加えて、酢酸
エチル(20ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製し、表題化合物
(0.11g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.423(9H,s), 2.709(1H,dd,J=
5.4, 14.3Hz), 2.948(1H,dd,J=7.2, 14.3Hz), 4.162(2
H,d,J=5.6Hz), 4.36-4.62(5H,m), 4.65-4.82(1H,m), 4.
876(1H,d,J=14.4Hz), 5.348(1H,s), 5.415(1H,d,J=14.4
Hz), 6.068(1H,d,J=2.8Hz), 6.25-6.37(1H,m), 6.84-7.
62(24H,m).
【0223】実施例182 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−ベンジルオキシ
カルボニルメチルオキシ−1−(4−ビフェニルメチ
ル)−2-オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例181で得られた化合物(80mg)に4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(1.5ml)を加えて、室温で
30分間撹拌した。反応液を留去し、残留物を酢酸エチ
ルとヘキサンで処理し、表題化合物(50mg)が無色非
結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.721(1H,dd,J=5.8, 14.4Hz),
2.825(2H,br), 2.938(1H,dd,J=7.4, 14.4Hz), 3.723(2
H,s), 4.36-4.58(5H,m), 4.850(1H,d,J=14.6Hz),5.138
(2H,s), 5.348(1H,s), 5.405(1H,d,J=14.6Hz), 6.090(1
H,d,J=3.0Hz), 6.53-6.63(1H,m), 6.83-7.58(24H,m).
【0224】実施例183 3,5-トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1−
(4−ビフェニルメチル)−5−[3−(2−tert−ブ
トキシカルボニルアミノエチル)フェニル]−7−クロ
ロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) N−tert−ブトキシカルボニル−3−ブロモフ
ェネチルアミン(1.7g)とN−メチル−N−メチル
オキシ−2−アミノ−5−クロロ−ベンズアミド(1.
9g)をテトラヒドロフラン(50ml)に溶解した溶液
を−70℃に冷却し、撹拌しながらn−ブチルリチウム
のヘキサン溶液(1.6モル/L)(18ml)を50分間
で滴下した。反応液に水(100ml)と酢酸エチル(8
0ml)を加えてふり混ぜた。有機層を分離し、水洗い
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、
2−アミノ−3'−(2−tert−ブトキシカルボニルア
ミノエチル)−5−クロロ−ベンゾフェノン(1.5
g)が黄色結晶として得られた。 融点:128−129℃ NMR(CDCl3)δ: 1.430(9H,s), 2.879(2H,t,J=7.
2Hz), 3.33-3.48(2H,m),4.48-4.67(1H,m), 6.068(2H,b
r), 6.701(1H,d,J=8.8Hz), 7.22-7.53(6H,m). (2) (1)で得られた化合物(1.5g)をメタノ
ール(30ml)に溶解し、室温で撹拌しながら、水素化
ホウ素ナトリウム(0.3g)を加えた。30分間撹拌
した後、濃縮し、水(50ml)と酢酸エチル(80ml)
を加えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物から2−アミノ−α−
(3'−tert−ブトキシカルボニルアミノエチルフェニ
ル)−5−クロロ−ベンジルアルコール(1.45g)
が無色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.424(9H,s), 2.62-2.72(1H,
m), 2.791(2H,t,J=7.2Hz),3.27-3.43(2H,m), 3.957(2H,
br), 4.47-4.63(1H,m), 5.776(1H,d,J=3.0Hz), 6.593(1
H,d,J=9.0Hz), 7.03-7.46(6H,m). (3) (2)で得られた化合物(1.45g)と4−
フェニルベンズアルデヒド(0.8g)をメタノール
(15ml)に溶解し、酢酸(0.28g)を加え室温で撹
拌しながら、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.3
g)を加えた。反応液を60℃で1時間撹拌した後、濃
縮し、水(60ml)と酢酸エチル(80ml)を加えて抽
出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を留去すると残留物から、2−(4−ビフェ
ニルメチル)−α−[3'−(2−tert−ブトキシカル
ボニルアミノエチル)フェニル]−5−クロロ−ベンジ
ルアルコール(1.95g)が無色油状物として得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.414(9H,s), 2.788(2H,t,J=6.
8Hz), 3.25-3.45(2H,m),4.299(2H,s), 5.836(1H,s), 6.
560(1H,d, J=8.6Hz), 7.05-7.73(15H,m).
【0225】(4) (3)で得られた化合物(1.9
5g)を酢酸エチル(40ml)に溶解し、1規定水酸化
ナトリウム(15ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩
化フマル酸モノエチルエステル(0.6g)を加えた。
10分間撹拌した後、有機層を分離し、水洗いし、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエ
タノール(40ml)に溶解し、炭酸カリウム(1.5
g)を加えて60℃で3時間撹拌した。反応液を濃縮
し、残渣に水(100ml)と酢酸エチル(120ml)を
加えて抽出し、有機層を水洗いした後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製し、3,5−トランス−
1−(4−ビフェニルメチル)−5−[3−(2−tert
−ブトキシカルボニルアミノエチル)フェニル]−7−
クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステル
(1.2g)が無色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.253(3H,t,J=7.0Hz), 1.424(9
H,s), 2.57-2.85(3H,m),4.16(2H,q,J=7.0Hz), 4.25-4.4
3(1H,m), 4.483(1H,dd,J=5.2, 8.4Hz), 4.878(1H,d,J=1
4.6Hz), 5.326(1H,s), 5.497(1H,d,J=14.6Hz), 6.615(1
H,s), 6.789(1H,br), 6.95-7.64(14H,m). (5) (4)で得られた化合物(1.5g)をテトラ
ヒドロフラン(8ml)とメタノール(20ml)に溶解
し、1規定水酸化ナトリウム(10ml)を加えて、60
℃で40分間撹拌した。反応液を濃縮し、5%硫酸水素
カリウムで中和し、酢酸エチル(60ml)で抽出した。
有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、3,5−トランス−1−(4−ビフェニルメチ
ル)−5−[3−(2−tert−ボトキシカルボニルアミ
ノエチル)フェニル]−7−クロロ−2−オキソ−1,
2,3,5-テトラヒト゛ロ-4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸
(0.9g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.435(9H,s), 2.65-3.60(6H,
m), 4.43-4.75(2H,m), 4.891(1H,d,J=14.8Hz), 5.35-5.
62(2H,m), 6.323(1H,s), 6.65-7.65(15H,m). (6) (5)で得られた化合物(0.6g)と2−フ
ルオロベンジルアミン(0.15g)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(10ml)に溶解し、0℃で撹拌しなが
ら、シアノリン酸ジエチル(0.18g)とトリエチル
アミン(0.15g)を加えた。反応液を室温で20分
間撹拌した後、氷水中に加えて酢酸エチル(50ml)で
抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製し、表題化合物(0.45g)が無色非
結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.415(9H,s), 2.53-2.77(3H,
m), 2.943(1H,dd,J=7.4, 14.5Hz), 3.05-3.25(2H,m),
4.24-4.63(4H,m), 4.816(1H,d,J=14.4Hz), 5.287(1H,
s), 5.52(1H,d,J=14.4Hz), 6.18-6.42(1H,m), 6.498(1
H,d,J=2.0Hz), 6.723(1H,br), 6.88-7.63(18H,m).
【0226】実施例184 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[3−(2−アミノエチル)フェニル]−1−(4−
ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・塩酸塩 実施例183で得られた化合物(0.3g)に4規定塩
化水素(酢酸エチル溶液)(5ml)を加えて、室温で4
0分間撹拌した。反応液を留去すると残留物から表題化
合物(0.28g)が無色非結晶性固体として得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.686(2H,br),
2.53−2.86(5H,m), 2.941(1
H,dd,J=7.2,14.6Hz), 4.34−
4.58(3H,m), 4.797(1H,d,J=
14.6Hz), 5.300(1H,s), 5.5
09(1H,d,J=14.6Hz), 6.508
(1H,d,J=1.8Hz), 6.55−6.67
(1H,m), 6.747(1H,br), 6.8
8−7.62(18H,m).
【0227】実施例185 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−[3−[1−tert−
ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチル]フェ
ニル]−7−(3−フェニルプロピル)オキシ−2−オ
キソ−1.2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例165(2)で得られた、N−メチル−
N−メチルオキシ−2−アミノ−5−(テトラヒドロピ
ラン−2−イル)オキシ−ベンズアミド(2.0g)と
実施例92(1)で得た、1−[(1−tert−ブトキシ
カルボニルアミノ−1−メチル)エチル]−3−ブロモ
ベンゼン(2.5g)をテトラヒドロフラン(80ml)
に溶解した溶液を−80℃以下に冷却し、撹拌しなが
ら、n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.6mol/
L)(22ml)を40分間で滴下した。反応液に水(15
0ml)と酢酸エチル(200ml)を加えて抽出し、有機
層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製し、2−アミノ−3'−(1−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノ−1−メチル)エチル−5−(テトラヒ
ドロピラン−2−イル)オキシ−ベンゾフェノン(0.
6g)が黄色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.34(9H,br), 1.576(3H,s), 1.
656(3H,s), 1.45-2.05(6H,m), 3.45-3.57(1H,m), 3.82-
3.96(1H,m), 4.88-5.03(1H,m), 5.152(1H,br), 5.738(2
H,br), 6.698(1H,d,J=8.8Hz), 7.07-7.76(6H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.6g)をメタノ
ール(20ml)に溶解し、室温で撹拌しながら水素化ホ
ウ素ナトリウム(0.2g)を加えた。20分間撹拌し
た後、濃縮し、残渣に水(50ml)と酢酸エチル(60
ml)を加えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製し、2−アミノ−α−[3
−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチ
ル)エチル]フェニル]−5−(テトラヒドロピラン−
2−イル)オキシ−ベンジルアルコール(0.5g)が
無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.522(9H,br), 1.609(6H,s),
1.50-2.15(6H,m), 3.05-3.75(3H,m), 3.87-4.05(1H,m),
4.85-5.07(1H,m), 5.20-5.27(1H,m), 5.784(1H,s), 6.
55-7.57(7H,m). (3) (2)で得られた化合物(0.5g)と4−フ
ェニルベンズアルデヒド(0.23g)をメタノール
(20ml)に溶解し、酢酸(0.08g)を加えて室温
で撹拌しながら、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.
1g)を加えた。反応液を60℃で30分間撹拌した
後、濃縮し、水(50ml)と酢酸エチル(50ml)を加
えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、留去した。残留物から、2−(4−ビフェニ
ルメチル)アミノ−α−[3−[(1−tert−ブトキシ
カルボニルアミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−
5−(テトラヒドロピラン−2−イル)オキシ−ベンジ
ルアルコール(0.6g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.368(9H,br), 1.569(6H,s),
1.46-2.05(6H,m), 3.45-3.62(1H,m), 3.85-4.02(1H,m),
4.947(1H,br), 5.18-5.26(1H,m), 5.863(1H,s),6.613
(1H,d,J=8.6Hz), 6.83-7.75(15H,m).
【0228】(4) (3)で得られた化合物(0.6
g)を酢酸エチル(20ml)に溶解し、1規定水酸化ナ
トリウム(8ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩化フ
マル酸モノエチルエステル(0.17g)を加えた。有
機層を分離し、水洗いした後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、留去した。残留物をエタノール(15ml)に溶解
し、炭酸カリウム(0.3g)を加えて60℃で2時間
撹拌した。反応液に酢酸エチル(50ml)を加えて水洗
いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,5-トラン
ス−1−(4−ビフェニルメチル)−5−[3−[(1
−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチ
ル]フェニル]−7−(テトラヒドロピラン−2−イ
ル)オキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステ
ル(0.25g)が無色結晶として得られた。 融点:150−151℃ NMR(CDCl3)δ: 1.05-1.35(12H,m), 1.34(3H,
s), 1.578(3H,s), 1.43-2.05(6H,m), 2.65-2.83(1H,m),
3.03-3.20(1H,m), 3.38-3.53(1H,m), 3.67-3.85(1H,
m), 4.13(2H,q), 4.46-4.55(1H,m), 4.56-4.73(1H,m),
4.825(1H,d,J=14.2Hz), 5.10-5.57(3H,m), 6.15-6.25(1
H,m), 6.85-7.65(15H,m). (5) (4)で得られた化合物(0.32g)をテト
ラヒドロフラン(5ml)とメタノール(10ml)に溶解
し、1規定水酸化ナトリウム(5ml)を加えて60℃で
40分間撹拌した。反応液を濃縮し、5%硫酸水素カリ
ウム水溶液で中和し、酢酸エチル(50ml)で抽出し
た。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製し、3,5−トランス−1−(4-ビフェニルメ
チル)−5−[3−[(1−tert−ブトキシカルボニル
アミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−7−(テト
ラヒドロピラン−2−イル)オキシ−2−オキソ−1,
2,3,5−テトタヒドロ−4,1-ベンゾオキサゼピン−
3−酢酸(0.16g)が無色非結晶性固体として得ら
れた。 NMR(CDCl3)δ: 0.9-2.05(21H,m), 2.65-3.25(2
H,m), 3.35-3.85(2H,m),4.35-4.95(3H,m), 5.05-5.65(3
H,m), 6.12-6.23(1H,m), 7.03-7.67(15H,m). (6) (5)で得られた化合物(0.25g)と2−
フルオロベンジルアミン(60mg)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(4ml)に溶解し、0℃で撹拌しながら、
シアノリン酸ジエチル(80mg)とトリエチルアミン
(50mg)を加えた。反応液を室温で20分間撹拌した
後、氷水中に加えて酢酸エチル(50ml)で抽出した。
有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジ
ル)−1−(4−ビフェニルメチル)−5−[3−
[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチ
ル)エチル]フェニル]−7−(テトラヒドロピラン−
2−イル)オキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミ
ド(0.23g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 0.95−2.05(21
H,m), 2.73(1H,ddd,), 2.93
4(1H,dd,J=7.2, 14.3Hz),
3.38−3.85(2H,m), 4.25−4.8
5(5H,m), 5.10−5.28(2H,m),
5.502(1H,d,J=14.4Hz), 6.
15−6.25(1H,m), 6.45−6.62
(1H,m), 6.85−7.65(19H,m).
【0229】(7) (6)で得られた化合物(0.2
3g)をメタノール(10ml)に溶解し、10%シュウ
酸水溶液(2ml)を加えて、60℃で1時間撹拌した。
反応液を濃縮し、水を加えて酢酸エチル(40ml)で抽
出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留定した。残留物から、3,5−トランス−N(2
−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニルメチル)
−5−[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ
−1−メチル)エチル]フェニル]−7−ヒドロキシ−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド(0.2g)が非結
晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.03-1.43(15H,m), 2.741(1H,d
d,J=6.0, 14.6Hz), 2.919(1H,dd,J=7.2, 14.6Hz), 4.25
-4.57(3H,m), 4.60-4.95(2H,m), 5.116(1H,br),5.45-5.
62(1H,m), 6.75-7.64(19H,m). (8) (7)で得られた化合物(0.1g),1−ブ
ロモ−3−フェニルプロパン(35mg),炭酸カリウム
(40mg)及びN,N−ジメチルホルムアミド(4ml)
の混合液を80℃で2時間撹拌した。反応液を水に加え
て酢酸エチル(30ml)で抽出した。有機層を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、表題化
合物である、3,5−トランス−N−(2−フルオロベ
ンジル)−1−(4−ビフェニルメチル)−5−[3−
[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチ
ル)エチル]フェニル]−7−(3−フェニルプロピル
オキシ)−2-オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド(0.1
1g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.05-1.65(15H,m), 1.87-2.07
(2H,m), 2.63-2.77(3H,m), 2.93(1H,dd,J=7.0, 14.4H
z), 3.746(2H,t,J=6.2Hz), 4.35-4.82(4H,m), 5.219(1
H,s), 5.537(1H,d,J=14.2Hz), 6.04(1H,br), 6.34-6.45
(1H,m), 6.85-7.65(24H,m).
【0230】実施例186 3,5-トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
[3−[(1−アミノ−1−メチル)エチル]フェニ
ル]−1−(4−ビフェニルメチル)−2−オキソ−7
−(3−フェニルプロピルオキシ)−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド・塩酸塩 実施例185で得られた化合物(0.1g)に4規定塩
化水素(酢酸エチル溶液)(1ml)を加えて30分間撹
拌した。反応液を留去すると残留物から表題化合物(9
2mg)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.399(3H,s), 1.413(3H,s), 1.
88-2.05(2H,m), 2.63-3.02(4H,m), 3.63-3.85(2H,m),
4.32-4.60(3H,m), 4.859(1H,d,J=14.6Hz), 5.359(1H,
s), 5.420(1H,d,J=14.6Hz), 6.05(1H,d,J=2.8Hz), 6.47
-6.62(1H,m), 6.85-7.62(24H,m).
【0231】実施例187 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−[4−(4−ベンジルオキシ)ビフェニルメチル]−
5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェ
ニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド (1) 4−(4'−ヒドロキシフェニル)安息香酸
(2.0g)をN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)
に溶解し、臭化ベンジル(3.99g)と炭酸カリウム
(3.86g)を加えて、80℃で3時間撹拌した。反
応液を水(100ml)に加えて、酢酸エチル(150m
l)で抽出した。有機層を5%硫酸水素カリウムで洗浄
後、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物から、4−(4'−ベンジルオキシフェニ
ル)−安息香酸ベンジルエステルのリン片状結晶(3.
4g)が得られた。 融点:138−140℃ NMR(CDCl3)δ: 5.121(2H,s), 5.384(2H,s), 7.
066(2H,d,J=8.8Hz), 7.28-7.67(14H,m), 8.119(2H,d,J=
8.4Hz). (2) (1)で得られた化合物(2.0g)を、水素
化アルミニウムリチウム(0.38g)のテトラヒドロ
フラン(40ml)懸濁液中に室温で撹拌しながら添加し
た。反応液を3時間加熱還流した後、氷冷下に水(0.4
g)と1規定水酸化ナトリウム(1.2ml)で分解し
た。反応液を濾過し、濾液を留去すると残留物から、4
−(4−ベンジルオキシフェニル)ベンジルアルコール
(1.2g)がリン片状結晶として得られた。 融点:194−195℃ NMR(CDCl3)δ: 3.72-3.88(1H,m), 4.691(2H,d,
J=5.8Hz), 5.113(2H,s),7.02-7.12(2H,m), 7.18-7.58(1
1H,m). (3) (2)で得られた化合物(0.5g)を、無水
クロム酸(0.39g)とピリジン(10ml)から調整
した溶液中に添加した。室温で3時間撹拌した後、水を
加えて酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を5%
硫酸水素カリウムで洗浄後、水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を留去すると残留物から4−(4
−ベンジルオキシフェニル)−ベンズアルデヒド(0.
38g)が無色結晶で得られた。 融点:124−126℃ NMR(CDCl3)δ: 5.134(2H,s), 7.04-7.97(13H,
m), 10.04(1H,s). (4) (3)で得られた化合物(0.33g)と実施
例(1)で得られた、2−アミノ−5−クロロ−α−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)ベンジルアルコール(0.4g)をメタノール(1
5ml)に溶解し、酢酸(0.08g)とシアノ水素化ホ
ウ素ナトリウム(0.1g)を加えて60℃で1.5時間
撹拌した。反応液を濃縮し、残渣に水(50ml)と酢酸
エチル(60ml)を加えて抽出した。有機層を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物か
ら、2−[4−(4−ベンジルオキシ)ビフェニルメチ
ル]アミノ−5−クロロ−α−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)ベンジルアルコール
(0.54g)が無色結晶で得られた。 融点:119−120℃ NMR(CDCl3)δ: 1.431(9H,s), 4.26-4.35(3H,
m), 5.110(2H,s), 5.828(1H,s), 6.560(1H,d,J=8.6Hz),
7.02-7.67(19H,m).
【0232】(5) (4)で得られた化合物(0.5
g)を酢酸エチル(15ml)に溶解し、1規定水酸化ナ
トリウム(5ml)を加え、室温で撹拌しながら、塩化フ
マル酸モノエチルエステル(0.13g)の酢酸エチル
(1ml)溶液を滴下した。10分間撹拌した後、有機層
を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。
残留物をエタノール(20ml)に溶解し、炭酸カリウム
(0.3g)を加えて60℃で1.5時間撹拌した。反応
液を酢酸エチル(50ml)で希釈し、水洗いし、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、3,5−トランス
−1−[4−(4−ベンジルオキシ)ビフェニルメチ
ル]−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢
酸エチルエステル(0.37g)が無色油状物で得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.255(3H,t,J=7.2Hz), 1.435(9
H,s), 2.771(1H,dd,J=5.4, 16.8Hz), 3.145(1H,dd,J=8.
4, 16.8Hz), 4.05-4.28(4H,m), 4.485(1H,dd,J=5.4, 8.
3Hz), 4.65-4.82(1H,m), 4.911(1H,d,J=15.0Hz), 5.118
(2H,s), 5.382(1H,s), 5.401(1H,d,J=15.0Hz), 6.496(1
H.br), 6.93-7.57(19H,m). (6) (5)で得られた化合物(0.36g)をテト
ラヒドロフラン(5ml)及びメタノール(10ml)に溶
解し、1規定水酸化ナトリウム(5ml)を加えて60℃
で30分間撹拌した。反応液を濃縮し、5%硫酸水素カ
リウムで中和後、酢酸エチル(30ml)で抽出した. 有機層
を水洗いし,無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。
残留物をN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)に溶解
し、2−フルオロベンジルアミン(0.05g)を加え
て、0℃で撹拌しながら、シアノリン酸ジエチル(0.
07g)とトリエチルアミン(0.05g)を加えた。
反応液を室温で20分間撹拌した後、氷水中に加えて酢
酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、表題化合物で
ある、3,5-トランス−N−(2−フルオロベンジル)
−1−[4−(4−ベンジルオキシ)ビフェニルメチ
ル]−5−(3−tert−ブトキシカルボニルメチルフェ
ニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド(0.2g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.424(9H,s), 2.711(1H,dd,J=
6.0, 14.5Hz), 2.941(1H,dd,J=7.4, 14.5Hz), 4.05-4.2
5(2H,m), 4.35-4.62(3H.m), 4.63-4.83(1H,m), 4.838(1
H,d,J=14.6Hz), 5.108(2H,s), 5.345(1H,s), 5.448(1H,
d,J=14.6Hz), 6.32-6.47(1H,m), 6.484(1H,d,J=1.8Hz),
6.85-7.54(23H,m).
【0233】実施例188 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−[4−(4−ベ
ンジルオキシ)ビフェニルメチル]−7−クロロ−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例187で得られた化合物(70mg)を4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(1.5ml)に溶解し、室温で
2時間撹拌した。反応液を留去すると残留物から表題化
合物(60mg)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.723(1H,dd,J=6.0, 14.4Hz),
2.941(1H,dd,J=7.4, 14.4Hz), 3.759(2H,br), 4.37-4.6
2(3H,m), 4.825(1H,d,J=14.6Hz), 5.113(2H,s),5.363(1
H,s), 5.475(1H.d,J=14.6Hz), 6.354(1H,t,J=6.2Hz),
6.506(1H,d,J=2.2Hz), 6.85-7.55(23H,m).
【0234】実施例189 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−[4−(4−ヒドロキシ)ビフ
ェニルメチル]−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒ
ドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例187で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−[4−(4−ベンジルオキ
シ)ビフェニルメチル]−5−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−アセトアミド(0.15g)の酢酸エチ
ル(10ml)とメタノール(4ml)の溶液に10%パラ
ジウム炭素(0.08g)を加えて水素気流中で1.5時
間撹拌した。反応液を濾過し、濾液を留去した。残留物
から表題化合物(95mg)が無色非結晶性固体で得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.43(9H,s), 2.66-3.04(2H,m),
4.02-4.26(2H,m), 4.36-4.62(3H,m), 4.65-4.83(1H,
m), 4.84-5.05(1H,m), 5.32-5.47(2H,m), 5.85-6.12(1
H,m), 6.25-6.58(2H,m), 6.82-7.48(18H,m).
【0235】実施例190 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−[4−(4−ヒ
ドロキシ)ビフェニルメチル]−7−クロロ−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例189で得られた化合物(65mg)に4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(1.5ml)を加えて溶解し、
2時間撹拌した。反応液を留去すると残留物から表題化
合物(60mg)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.65-3.15(5H,m), 3.624(2H,b
r), 4.33-4.62(3H,m), 4.654(2/3H,d,J=14.4Hz), 4.743
(1/3H,d,J=14.2Hz), 5.147(2/3H,s), 5.224(1/3H,s),
5.579(1/3H,d,J=14.2Hz), 5.591(1/3H,d,J=14.4Hz), 6.
42-6.73(3H,m), 6.77-7.55(18H,m).
【0236】実施例191 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−(4−フルオロベンジル)−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例(1)得られた、2−アミノ−5−クロ
ロ−α−(3−tert−ブトキカルボニルアミノメチルフ
ェニル)ベンジルアルコール(0.5g)と4−フルオ
ロベンズアルデヒド(0.2g)をメタノール(10m
l)に溶解し、酢酸(0.1g)とシアノ水ホウ素ナトリ
ウム(0.1g)を加えて60℃で40分間撹拌した。
反応液を濃縮し、水(60ml)と酢酸エチル(50ml)
を加えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物から、5−クロロ−2
−(4−フルオロベンジルアミノ)−α−(3−tert−
ブトキシカルボニルアミノメチフェニル)ベンジルアル
コール(0.56g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.445(9H,s), 4.21(2H,br), 4.2
96(2H,d,J=6.0Hz), 4.64-5.03(3H,m), 5.812(1H,s), 6.
494(1H,d,J=8.8Hz), 6.92-7.62(10H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.56g)の酢酸
エチル(15ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム(6m
l)を加えて撹拌しながら、塩化フマル酸モノエチルエ
ステル(0.26g)の酢酸エチル(1ml)溶液を滴下
した。有機層を分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、留去した。残留物をエタノール(20ml)に
溶解し、炭酸カリウム(0.4g)を加えて60℃で1.
5時間撹拌した。反応液を酢酸エチル(50ml)で希釈
し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、3,5−トランス−5−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(4−フルオロベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢
酸エチルエステル(0.45g)が無色油状物で得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.25(3H,t,J=7.0Hz), 1.453(9
H,s), 2.759(1H,dd,J=5.2, 16.7Hz), 3.131(1H,dd,J=8.
4, 16.7Hz), 4.143(2H,q,J=7.0Hz), 4.312(2H,d,J=5.4H
z), 4.466(1H,dd,J=5.2, 8.6Hz), 4.867(1H,d,J=14.8H
z), 5.369(1H,s), 5.371(1H,d,J=14.8Hz), 6.518(1H,d,
J=2.2Hz), 6.95-7.38(10H,m).
【0237】(3) (2)で得られた化合物(0.4
5g)をテトラヒドロフラン(5ml)及びメタノール
(10ml)に溶解した溶液に1規定水酸化ナトリウム
(5ml)を加えて60℃で30分間撹拌した。反応液を
濃縮し、5%硫酸水素カリウムで酸性とした後、酢酸エ
チル(50ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、3,5−トランス
−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフ
ェニル)−7−クロロ−1−(4−フルオロベンジル)
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−酢酸(0.24g)が無色非結
晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.445(9H,s), 2.853(1H,dd,J=
5.2, 18.6Hz), 3.06-3.24(2H,m), 4.311(2H,d,J=6.0H
z), 4.45(1H,dd,J=4.8, 7.7Hz), 4.908(1H,d,J=14.6H
z), 5.342(1H,d,J=14.6Hz), 5.407(1H,s), 6.525(1H,
s), 6.83-7.52(10H,m), (4) (3)で得られた化合物(0.2g)と2−フ
ルオロベンジルアミン(52mg)をN,N−ジメチルホ
ルムアミド(6ml)に溶解し、氷冷下に撹拌しながらシ
アノリン酸ジエチル(65mg)とトリエチルアミン(5
0mg)加えた。反応液を室温で20分間撹拌した後、氷
水中に加えて酢酸エチル(40ml)で抽出した。有機層
を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、表題化合物である、3,5−トランス−N−(2−
フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−(4−
フルオロベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
ミド(0.2g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.447(9H,s), 2.694(1H,dd,J=
6.0, 14.5Hz), 2.927(1H,dd,J=7.4, 14.5Hz), 4.281(2
H,d,J=5.8Hz), 4.37-4.62(3H,m), 4.798(1H,d,J=14.6H
z), 5.334(1H.s), 5.395(1H,d,J=14.6Hz), 6.16-6.26(1
H,m), 6.499(1H,d,J=2.2Hz), 6.93-7.42(14H,m).
【0238】実施例192 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(4−フルオロベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
セトアミド・塩酸塩 実施例191で得られた化合物(0.16g)を4規定
塩化水素(酢酸エチル溶液)(3ml)に溶解し、1.5
時間撹拌した。反応液を留去すると残留物から表題化合
物(0.13g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.711(1H,dd,J
=6.0, 14.6Hz), 2.927(1H,d
d,J=7.2, 14.6Hz), 3.851(2
H,br), 4.34−4.62(3H,m),
4.783(1H,d,J=14.6Hz), 5.3
35(1H,s),5.398(1H,d,J=14.
6Hz), 6.35−6.46(1H,m), 6.
515(1H,d,J=2.4Hz), 6.86−
7.38(14H,m).
【0239】実施例193 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−3−クロロ−1−[3−(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピル]−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒ
ドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) 4−ヒドロキシフェニルプロピオン酸(3.0
g),臭化ベンジル(7.7g),炭酸カリウム(7.5
g)及びN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混
合液を60℃で3時間撹拌した。反応液を水(200m
l)に加えて酢酸エチル(150ml)で抽出した。有機
層を5%硫酸水素カリウムで洗浄後、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液と飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をテトラヒドロフ
ラン(20ml)に溶解した溶液を、水素化アルミニウム
リチウム(1.05g)のテトラヒドロフラン(50m
l)懸濁液中に撹拌しながら滴下した。反応液を30分
間加熱還流した後、0℃に冷却し、水(1ml)と1規定
水酸化ナトリウム(3ml)で分解し、不溶物を濾過し
た。濾液を留去すると、残留物から4−ベンジルオキシ
フェニルプロパノール(4.05g)が無色結晶で得ら
れた。 NMR(CDCl3)δ: 1.78-1.95(2H,m), 2.657(2H,t,
J=8.2Hz), 3.63-3.73(2H,m), 5.044(2H,s), 6.78-7.48
(9H,m). (2) 塩化オグザリル(1.15g)の塩化メチレン
(20ml)溶液を−78℃に冷却し、ジメチルスルホキ
シド(1.42g)を加えた。この溶液に(1)で得ら
れた化合物(2.0g)の塩化メチレン(10ml)溶液
を滴下した。ついでトリエチルアミン(4.17g)を
加え、室温で40分間撹拌した後、水(50ml)を加え
た。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留
去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製し、4−ベンジルオキシフェニルプロピオンアル
デヒド(1.1g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.72−2.98(4H,
m), 5.04(2H,s), 6.88−7.48
(9H,m), 9.812(1H,br).
【0240】(3) 実施例(1)で得られた、2−ア
ミノ−5−クロロ−α−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)ベンジルアルコール
(0.7g)と(2)で得られた、4−ベンジルオキシ
フェニルプロピオンアルデヒド(0.51g)をメタノ
ール(20ml)に溶解し、酢酸(0.14g)とシアノ
水素化ホウ素ナトリウ ム(0.15g)を加えて60℃
で50分間撹拌した。反応液に水(80ml)と酢酸エチ
ル(100ml)を加えて抽 出した。有機層を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物か
ら、2−[3−(4−ベンジルオキシフェニル)プロピ
ル]アミノ−5−クロロ−α−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)ベンジルアルコール
(1.05g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.443(9H,s), 1.72-1.78(2H,
m), 2.473(2H,t,J=7.6Hz),3.004(2H,t,J=7.4Hz), 4.23-
4.36(2H,m), 4.38-4.86(1H,m), 5.033(2H,s), 5.738(1
H,s), 6.516(1H,d,J=8.8Hz), 6.82-7.47(15H,m). (4) (3)で得られた化合物(1.05g)の酢酸
エチル(20ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム(10
ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩化フマル酸モノエ
チルエステル(0.31g)を加えた。20分間撹拌し
た後、有機層を分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノール(20
ml)に溶解し、炭酸カリウム(0.8g)を加えて60
℃で30分間撹拌した。反応液を酢酸エチル(50ml)
で希釈し、水洗い後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、3,5−シス及び3,5−トランス−1
−[3−(4−ベンジルオキシフェニル)プロピル]−
5−(3-tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェ
ニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチ
ルエステル(1.1g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.258(3H,t,J=7.2Hz), 1.432(9
H,s), 1.85-2.27(3H,m),2.55-3.15(4H,m), 3.55-3.75(2
H,m), 4.13(2H,q,J=7.2Hz), 4.05-4.65(3H,m), 5.041(3
/2H,s), 5.052(1/2H,s), 5.753(2/3H,s), 5.835(1/3H,
s), 6.581(2/3H,d,J=2.4Hz), 6.84-7.48(15 1/3H,m). (5) (4)で得られた化合物(1.1g)をテトラ
ヒドロフラン(10ml)とメタノール(15ml)に溶解
し、1規定水酸化ナトリウム(6ml)を加えて60℃で
30分間撹拌した。反応液を濃縮し、5%硫酸水素カリ
ウム水溶液で酸性にして酢酸エチル(60ml)で抽出し
た。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製し、3,5−シス及び3,5−トランス−1−
「3−(4−ベンジルオキシフェニル)プロピル]−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸(0.5
5g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.427(9H,s), 1.88-2.27(2H,
m), 2.627(3/2H,t,J=7.4Hz), 2.77-3.17(5/2H,m), 3.48
-3.73(1H,m), 4.03-4.12(1/3H,m), 4.23-4.45(11/3H,
m), 5.037(4/3H,s), 5.049(1/3H,m), 5.768(2/3H,s),
5.856(1/3H,s), 6.58(1H,br), 6.85-7.48(15 1/3H,m).
【0241】(6) (5)で得られた化合物(0.5
g)と2−フルオロベンジルアミン(0.11g)をN,
N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、0℃で
撹拌しながら、シアノリン酸ジエチル(0.14g)と
トリエチルアミン(0.13g)を加えた。反応液を室
温で30分間撹拌した後、氷水と酢酸エチル(60ml)
を加えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、3,5−トランス−N−
(2−フルオロベンジル)−1−[3−(4−ベンジル
オキシフェニル)プロピル]−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド(0.24g)が無色
非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.435(9H,s),
1.85−2.05(2H,m), 2.57−2.7
6(3H,m), 2.898(1H,dd,J=7.
2, 14.4Hz), 3.53−3.75(1H,
m), 4.02−4.58(6H,m), 4.73
−4.88(1H,m), 5.043(2H,s),
5.732(1H,s), 6.23−6.32(1
H,m), 6.566(1H,d,J=2.4H
z), 6.86−7.47(19H,m). (7) (6)で得られた化合物(0.43g)の酢酸
エチル(12ml)とメタノール(3ml)溶液に10%パ
ラジウム炭素(80mg)を加えて水素気流中30分間撹
拌した。反応液を濾過し、濾液を濃縮し、残渣に水(3
0ml)を加えて酢酸エチル(30ml)で抽出した。有機
層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物から表題化合物である。3,5−トランス−
N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブト
キシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−
1−[3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド(0.34g)が無色
非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.437(9H,s), 1.83-2.06(2H,
m), 2.55-3.60(4H,m), 3.52-3.75(1H,m), 4.279(2H,d,J
=6.2Hz), 4.36-4.62(4H,m), 4.75-4.95(1H,m), 5.702(1
H,s), 6.23-6.38(1H,m), 6.553(1H,d,J=2.4Hz), 6.68-
7.47(14H,m).
【0242】実施例194 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
[3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例193で得られた化合物(0.3g)に4規定塩
化水素(酢酸エチル溶液)(4ml)を加えて1.5時間
撹拌した。反応液を留去すると残留物から表題化合物
(0.24g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.82-2.02(2H,m), 2.577(2H,t,
J=7.4Hz), 2.692(1H,dd,J=6.2, 14.6Hz), 2.833(1H,dd,
J=6.8, 14.6Hz), 3.262(2H,br), 3.42-3.72(1H,m), 3.8
52(2H,s), 4.22-4.58(4H,m), 5.69(1H,s), 6.52(1H,m),
6.558(1H,d,J=2.2Hz), 6.62-7.48(14H,m).
【0243】実施例195 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−[3−(4
−ヒドロキシフェニル)プロピルオキシ]−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−アセトアミド (1) 実施例193(1)で得られた、3−(4−ベ
ンジルオキシフェニル)プロパノール(1.5g)をト
ルエン(30ml)に溶解し塩化チオニル(0.88g)
とピリジン(0.1ml)を加えて80℃で2時間撹拌し
た。反応液を冷却し、飽和炭酸水素ナトリウムを加えて
分解し、酢酸エチル(40ml)で抽出した。有機層を水
洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留
物から3−(4−ベンジルオキシフェニル)プロピルク
ロリド(1.3g)が無色結晶で得られた。 融点:34−35℃ NMR(CDCl3)δ:1.97-2.13(2H,m), 2.723(2H,t,
J=7.6Hz), 3.516(2H,t,J=6.4Hz), 5.047(2H,s), 6.87-
7.47(9H,m). (2) (1)で得られた化合物(70mg)と実施例1
65で得られた、3,5−トランス−N−(2−フルオ
ロベンジル)−1−(4−ビフェニルメチル)−5−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド(0.15g),炭酸カリウム(50mg)及びN,
N−ジメチルホルムアミド(6ml)の溶液を70℃で3
時間撹拌した。反応液を水に加えて酢酸エチル(40m
l)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−7−[3−(4−ベンジルオキ
シフェニル)プロピル]オキシ−1−(4−ビフェニル
メチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノ
メチルフェニル)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミ
ド(0.17g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.417(9H,s),
1.85−2.06(2H,m), 2.58−2.7
7(3H,m), 2.938(1H,dd,J=7.
4, 14.3Hz), 3.65−3.82(2H,
m), 4.157(2H,d,J=7.0Hz),
4.35−4.76(4H,m), 4.818(1
H,d,J=14.2Hz), 5.033(2H,
s), 5.319(1H,s), 5.466(1
H,d,J=14.2Hz), 6.022(1H,
d,J=2.8Hz), 6.34−6.43(1H,
m), 6.85−7.62(28H,m). (3) (2)で得られた化合物(0.17g)の酢酸
エチル(5ml)及びメタノール(10ml)の溶液に10
%パラジウム炭素(80mg)を加えて水素気流中5時間
撹拌した。反応液を濾過し、濾液を濃縮し、残留物に酢
酸エチル(40ml)を加えて溶解後、水洗いし、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去すると残留物から
表題化合物(0.11g)が無色非結晶性固体で得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.456(9H,s), 1.83-2.12(2H,
m), 2.52-2.97(4H,m), 3.48-3.63(2H,m), 4.02-4.22(2
H,m), 4.36-4.56(3H,m), 4.783(1H,d,J=14.4Hz), 5.272
(1H,s), 5.475(1H,d,J=14.4Hz), 5.777(1H,d,J=3.0Hz),
6.25-6.42(1H,m), 6.65-7.60(23H,m).
【0244】実施例196 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−[3−(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピル]−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸
塩 実施例195で得られた化合物(80mg)に4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(2ml)を加えて2時間撹拌し
た。反応液を留去し、残留物から表題化合物(72mg)
が無色表題結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.83-2.02(2H,m), 2.618(2H,t,
J=7.0Hz), 2.745(1H,dd,J=6.2, 14.4Hz), 2.909(1H,dd,
J=6.8, 14.4Hz), 3.41(2H,br), 3.636(2H,t,J=5.8Hz),
3.741(2H,br), 4.28-4.62(3H,m), 4.771(1H,d,J=14.4H
z), 5.269(1H,s),5.475(1H,d,J=14.4Hz), 5.827(1H,d,J
=2.8Hz), 6.48-6.72(3H,m), 6.78-7.62(21H,m).
【0245】実施例197 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−アセチルアミノベンジル)−5−[3−[(1
−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチ
ル]フェニル]−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド (1) 実施例92で得られた、2−アミノ−α−
[3'−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1
−メチル)エチル]フェニル]−5−クロロ−ベンジル
アルコール(2.0g)と4−ニトロベンズアルデヒド
(0.85g)をメタノール(30ml)に溶解し、酢酸
(0.35g)とシアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.3
5g)を加えて60℃で1.5時間撹拌した。反応液を
濃縮し、残渣に水(80ml)と酢酸エチル(100ml)
を加えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、5−クロロ−2−(4−ニ
トロベンジルアミノ)−α−[3'−[(1−tert−ブ
トキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチル]フェニ
ル]−ベンジルアルコール(2.2g)が黄色油状物で
得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.341(9H,br), 1.599(6H,s),
2.67(1H,br), 4.385(2H,d,J=3.4Hz), 4.97(1H,br), 5.2
3(1H,m), 5.826(1H,s), 6.333(1H,d,J=8.8Hz), 6.90-7.
60(8H,m), 8.085(2H,d,J=8.6Hz). (2) (1)で得られた化合物(2.2g)を酢酸エ
チル(30ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(2
0ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩化フマル酸をモ
ノエチルエステル(0.7g)を加えた。反応液を10
分間撹拌した後、有機層を分離し、水洗いし、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノ
ール(30ml)に溶解し、炭酸ナトリウム(1.2g)
を加えて60℃で2時間撹拌した。反応液を酢酸エチル
(80ml)で希釈し、水洗いした後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製し、3,5−トランス−5
−[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1
−メチル)エチル]フェニル]−7−クロロ−1−(4
−ニトロベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチ
ルエステル(0.9g)が黄色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.262(3H,t,J=
7.2Hz), 1.284(9H,br), 1.5
13(3H,s), 1.562(3H,s), 2.
77(1H,dd, J=5.0, 16.4Hz),
3.16(1H,dd,J=9.2, 16.4H
z), 4.14(2H,q,J=7.2Hz),
4.53(1H,dd,J=4.6, 6.5Hz),
4.80−5.50(4H,m), 6.62(1
H,d,J=2.2Hz), 7.0−7.60(8
H,m), 8.27(2H,d,J=8.6Hz).
【0246】(3) (2)で得られた化合物(0.9
g)を酢酸エチル(15ml)に溶解し、10%パラジウ
ム炭素(0.1g)を加えて水素気流中で3時間撹拌し
た。反応液を濾過し、濾液を濃縮した。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,5−トラ
ンス−1−(4−アミノベンジル)−5−[3−[1−
tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチ
ル]フェニル]−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
酢酸エチルエステル(0.5g)が無色油状物で得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.245(3H,t,J=7.2Hz), 1.29(9
H,br), 2.73(1H,dd,J=5.6, 16.7Hz), 3.12(1H,dd,J=8.
2, 16.7Hz), 4.14(1H,q,J=7.2Hz), 4.30-4.45(2H,m),
5.0-5.20(1H,m), 5.683(1H,d,J=14.0Hz), 6.45-6.70(4
H,m), 6.95-7.50(8H,m). (4) (3)で得られた化合物(0.5g)をテトラ
ヒドロフラン(5ml)及びメタノール(10ml)に溶解
し、1規定水酸化ナトリウム(6ml)を加えて60℃で
40分間撹拌した。反応液を濃縮し、残渣に水(20m
l)を加えて10%硫酸水素カリウムで中和した後、酢
酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をN,N
−ジメチルホルムアミド(8ml)に溶解し、2−フルオ
ロベンジルアミン(0.11g)を加えて0℃で撹拌し
ながら、シアノリン酸ジエチル(0.14g)とトリエ
チルアミン(0.1g)を加えた。反応液を室温で20
分間撹拌した後、酢酸エチル(50ml)で希釈し、水洗
いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)
−1−(4−アミノベンジル)−5−[3−[(1−te
rt−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチル]
フェニル]−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド(0.27g)が無色結晶で得られた。 融点:165−167℃ NMR(CDCl3)δ: 0.95-1.65(15H,m), 2.68(1H,d
d,J=6.4, 14.4Hz), 2.89(1H,dd,J=7.0, 14.4Hz), 4.250
-4.65(4H,m), 4.95-5.15(1H,m), 5.665(1H,d,J=14.0H
z), 5.73-5.95(1H,m), 6.35-6.70(4H,m), 6.90-7.45(12
H,m). (5) (4)で得られた化合物(0.25g)を塩化
メチレン(10ml)に溶解し、無水酢酸(0.2ml)と
トリエチルアミン(0.2ml)を加えた。反応液を室温
で30分間撹拌した後、濃縮し、残渣を酢酸エチル(3
0ml)で希釈し、5%硫酸水素カリウム水溶液で洗浄
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、表題化合物である、3,5−トランス−N−(2−
フルオロベンジル)−1−(4−アセチルアミノベンジ
ル)−5−[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルア
ミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−7−クロロ−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド(0.26g)が無
色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 0.95-1.52(15H,m), 2.170(3H,
m), 2.68(1H,dd,J=6.2, 14.5Hz), 2.89(1H,dd,J=6.8, 1
4.5Hz), 4.25-4.70(4H,m), 5.152(1H,s), 5.45-5.95(2
H,m), 6.268(1H,m), 6.489(1H,s), 6.90-7.55(14H,m).
【0247】実施例198 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−アセチルアミノベンジル)−5−[3−[(1
−アミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−7−クロ
ロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例197で得られた化合物(0.22g)をメタノ
ール(1ml)に溶解し、4規定塩化水素(酢酸エチル溶
液)(5ml)を加えて40分間撹拌した。反応液を留去
し、残留物にメタノール(10ml)と酢酸エチル(20
ml)を加えて再び留去した。残留物から表題化合物
(0.2g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.439(3H,s),
1.458(3H,s), 2.71(1H,dd,J
=5.8, 14.5Hz), 2.91(1H,d
d,J=7.2, 14.5Hz), 4.34−4.
60(3H,m), 4.681(1H,d,J=1
4.4Hz), 5.226(1H,s), 5.43
5(1H,d,J=14.4Hz), 6.413(1
H,m), 6.495(1H,d,J=2.2H
z), 6.95−7.52(14H,m), 7.9
35(1H,br).
【0248】実施例199 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−[3−[(1−tert
−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチル]フ
ェニル]−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) N,O−ジメチルヒドロキシルアミン(102.
5g)を90%エタノール(400ml)に溶解し、トリ
エチルアミン(106g)と無水イサト酸(74g)を
加えて1.5時間加熱還流した。反応液を濃縮し、残渣
に飽和食塩水を加えて酢酸エチル(500ml)で抽出し
た。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
留去した。残留物から、N−メチル−N−メチルオキシ
−2−アミノベンズアミド(81g)が黄色油状物で得
られた。本化合物(6.8g)と1−[(tert−ブトキ
シカルボニルアミノ−1−メチル)エチル]−3−ブロ
モベンゼン(10g)をテトラヒドロフラン(200m
l)に溶解し、−80℃以下に冷却し、撹拌しながら、
n−ブチルリチウム(1.6モル/L)(128ml)を
1.5時間で滴下した。反応液に水(200ml)を加え
て酢酸エチル(300ml)で抽出した。有機層を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、2−ア
ミノ−3'−(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−
1−メチル)エチル−ベンゾフェノン(2.2g)が黄
色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.364(9H,s), 1.642(6H,s), 4.
85-5.03(1H,m), 6.075(2H,br), 6.55-6.77(2H,m), 7.22
-7.72(4H,m). (2) (1)で得られた化合物(2.1g)をメタノ
ール(30ml)に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム
(0.4g)を加えて室温で30分間撹拌した。反応液
を濃縮し、水(50ml)を加えて酢酸エチル(60ml)
で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製し、2−アミノ−α−[3−[(1−
tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−メチル)エチ
ル]フェニル]ベンジルアルコール(2.0g)が淡黄
色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.35(9H,br), 1.610(6H,s), 2.
55-2.73(1H,m), 3.96(2H,br), 4.84-5.03(1H,m), 5.859
(1H,s), 6.63-7.57(8H,m),
【0249】(3) (2)で得られた化合物(1.2
g)と4−フェニルベンズアルデヒド(0.64g)を
メタノール(20ml)に溶解し、酢酸(0.24g)と
シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.25g)を加えて
60℃で30分間撹拌した。反応液を濃縮し、水(30
ml)と酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を分離
し、水洗いした後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、2−(4−ビフェニルメチル)アミノ−
α−[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−
1−メチル)エチル]フェニル]ベンジルアルコール
(1.5g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.34(9H,br), 1.556(3H,s), 1.
583(3H,s), 2.38-2.57(1H,m), 4.345(2H,s), 4.83-5.17
(2H,m), 5.921(1H,s), 6.63-6.56(2H,m), 6.95-7.72(15
H,m). (4) (3)で得られた化合物(1.5g)を酢酸エ
チル(20ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(1
0ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩化フマル酸モノ
エチルエステル(0.39g)を加えた。反応液を10
分間撹拌した後、有機層を分離し、水洗いし、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノ
ール(30ml)に溶解し、炭酸カリウム(1.0g)を
加えて60℃で1.5時間撹拌した。反応液を濃縮し、
残留物に水(50ml)と酢酸エチル(60ml)を加えて
抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製し、3,5−トランス−1−(4−ビフ
ェニルメチル)−5−[3−[(1−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−酢酸エチルエステル(1.12g)
が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.247(3H,t,J=7.0Hz), 1.24-
1.43(12H,m), 1.523(3H,s), 2.773(1H,dd,J=5.4, 16.6H
z), 3.144(1H,dd.J=8.4, 16.6Hz), 4.142(1H,q,J=7.0H
z), 4.498(1H,dd,J=5.4, 8.4Hz), 4.63-4.75(1H,m), 4.
934(1H,d,J=14.8Hz), 5.359(1H,s), 5.495(1H,d,J=14.8
Hz), 6.572(1H,d,J=7.4Hz), 6.97-7.66(16H,m).
【0250】(5) (4)で得られた化合物(1.0
5g)をテトラヒドロフラン(10ml)とメタノール
(10ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(8ml)
を加えて60℃で40分間撹拌した。反応液を濃縮し、
水(20ml)を加えて5%硫酸水素カリウム水溶液で中
和し、酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を水洗
いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,
5−トランス−1−(4−ビフェニルメチル)−5−
[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−
メチル)エチル]フェニル]−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1-ベンゾオキサゼピン−3−酢
酸(0.9g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.428(9H,br), 1.534(6H,s),
2.88-3.25(2H,m), 4.72-5.08(2H,m), 5.33-5.62(2H,m),
6.551(1H,d,J=8.2Hz), 6.83-7.65(16H,m). (6) (5)で得られた化合物(0.9g)と2−フ
ルオロベンジルアミン(0.22g)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(10ml)に溶解し、0℃で撹拌しながら
シアノリン酸ジエチル(0.28g)、ついでトリエチ
ルアミン(0.21g)を加えた。反応液を室温で20
分間撹拌した後、水(40ml)に加えて酢酸エチル(6
0ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、表題化合物である、3,5
−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1−(4
−ビフェニルメチル)−5−[3−[1−tert−ブトキ
シカルボニル−1−メチル)エチル]フェニル]−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−アセトアミド(0.75g)が無色非
結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.294(3H,s),
1.311(9H,br), 1.579(3H,
s), 2.720(1H,dd,J=5.8, 1
4.2Hz), 2.951(1H,dd,J=7.
2, 14.2Hz), 4.38−4.73(3H,
m), 4.877(1H,d,J=14.2Hz),
5.325(1H,s), 5.507(1H,d,
J=14.2Hz), 6.32−6.42(1H,
m), 6.555(1H,d,J=7.8Hz),
6.94−7.63(20H,m).
【0251】実施例200 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[3−[(1−アミノ−1−メチル)エチル]フェニ
ル]−1−(4−ビフェニルメチル)−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例199で得られた化合物(0.7g)に4規定塩
化水素(酢酸エチル溶液)(6ml)を加えて2時間撹拌
した。反応液を濃縮し、残渣に酢酸エチル(20ml)を
加えて再び濃縮した。残留物から表題化合物(0.56
g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.379(3H,s), 1.392(3H,s),
2.746(1H,dd,J=5.8, 14.3Hz), 2.963(1H,dd,J=7.4, 14.
3Hz), 4.37-4.58(3H,s), 4.977(1H,d,J=14.6Hz),5.420
(1H,d,J=14.6Hz), 5.484(1H,s), 6.504(1H,t,J=5.6Hz),
6.565(1H,d,J=7.6Hz), 6.95-7.58(20H,m).
【0252】実施例201 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1
−メチル)エチル]フェニル]−7−クロロ−1−(4
−ジエチルアミノ)ベンジル−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド (1) 実施例92で得られた、2−アミノ−α−
[3'−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1
−メチル)エチル]フェニル]−5−クロロ−ベンジル
アルコール(0.9g)と4−(ジエチルアミノ)ベン
ズアルデヒド(0.45g)をメタノール(20ml)に
溶解し、酢酸(0.16g)を加えて室温で撹拌しなが
らシアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.17g)を加え
た。反応液を60℃で40分間撹拌した後、濃縮し、水
(40ml)と酢酸エチル(50ml)を加えて抽出した。
有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。残留物を酢酸エチル(20ml)に溶解し、1規定
水酸化ナトリウム(12ml)を加えて撹拌しながら塩化
フマル酸モノエチルエステル(0.26g)を加えた。
反応液を20分間撹拌した後、有機層を分離し、水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残
留物をエタノール(20ml)に溶解し、炭酸カリウム
(0.4g)を加えて60℃で1.5時間撹拌した。反応
液を酢酸エチル(50ml)で希釈し、水洗いし、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、3,5−トランス
−5−[3−[(1−tert−ブトキシカルボニルアミノ
−1−メチル)エチル]フェニル]−1−(4−ジエチ
ルアミノ)ベンジル−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−酢酸エチルエステル(0.32g)が黄緑色非結晶性
固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.08-1.47(18H,m), 1.539(3H,
s), 1.593(3H,s), 2.753(1H,dd,J=5.4, 16.5Hz), 3.106
(1H,dd,J=8.0, 16.5Hz), 3.333(4H,q,J=7.2Hz), 4.139
(2H,q,J=7.2Hz), 4.420(1H,dd,J=5.6, 8.1Hz), 4.588(1
H,d,J=14.2Hz), 4.83-4.93(1H,m), 5.325(1H,s), 5.467
(1H,d,J=14.2Hz), 6.52-6.63(3H,m), 6.84-7.52(8H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.3g)をテトラ
ヒドフラン(4ml)とメタノール(10ml)に溶解し、
1規定水酸化ナトリウム(5ml)を加えて60℃で40
分間撹拌した。反応液を濃縮し、水(20ml)を加え、
5%硫酸水素カリウム水溶液で中和し、酢酸エチル(5
0ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物をN,N−ジメチルホ
ルムアミド(6ml)に溶解し、2−フルオロベンジルア
ミン(40mg)を加えて、0℃で撹拌しながらシアノリ
ン酸ジエチル(60mg)とトリエチルアミン(50mg)
を加えた。反応液を室温で20分間撹拌した後、氷水に
加えて酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を水洗
いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、表題
化合物である、3,5−トランス−N−(2−フルオロ
ベンジル)−5−[3−[(1−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−7−ク
ロロ−1−(4−ジエチルアミノ)ベンジル−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド(0.21g)が無色非結晶
性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.129(6H,t,J=6.8Hz), 1.22-1.
43(9H,m), 1.512(3H,s),2.692(1H,dd,J=6.0, 14.5Hz),
2.925(1H,dd,J=7.2, 14.5Hz), 3.327(4H,q,J=6.8Hz),
4.37-4.63(4H,m), 4.83-4.93(1H,m), 5.306(1H,s), 5.4
39(1H,d,J=14.0Hz), 6.32-6.43(1H,m), 6.47-7.25(15H,
m),
【0253】実施例202 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−[3−[(1−アミノ−1−メチル)エチル]フェニ
ル]−7−クロロ−1−(4−ジエチルアミノ)ベンジ
ル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・2塩酸塩 実施例201で得られた化合物(0.18g)に4規定
塩化水素(酢酸エチル溶液)(3ml)を加えて室温で3
0分間撹拌した。反応液を濃縮し、残留物に酢酸エチル
(20ml)を加えて再び濃縮した。残留物から表題化合
物(0.17g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.121(6H,t,J=7.0Hz), 1.469(3
H,s), 1.490(3H,s), 2.730(1H,dd,J=5.8, 14.6Hz), 3.3
10(4H,q,J=7.0Hz), 4.35-4.53(3H,m), 4.597(1H,d,J=1
4.2Hz), 5.359(1H,s), 5.40(1H,d,J=14.2Hz), 6.45-6.6
2(4H,m), 6.87-7.55(12H,m).
【0254】実施例203 N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブト
キシカルボニルアミノメチル)フェニル−7−クロロ−
2−オキソ−1−[(3−フェニル)−2−プロペニ
ル]−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキ
サゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例(1)で得られた、2−アミノ−5−ク
ロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)ベンジルアルコール(0.6g)とケイ皮
アルデヒド(0.5g)をメタノール(15ml)に溶解
し、酢酸(0.11g)を加えて室温で撹拌しながら、
シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.12g)を添加し
た。反応液を60℃で40分間撹拌した後、濃縮し、水
(30ml)と酢酸エチル(50ml)を加えて抽出した。
有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チルフェニル)−5−クロロ−2−[(3−フェニル)
−2−プロペニル]アミノ−ベンジルアルコール(0.
8g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.445(9H,s), 3.83-3.89(2H,
m), 4.291(2H,d,J=5.6Hz),4.73-4.86(1H,m), 5.823(1H,
s), 6.08-6.47(2H,m), 6.630(1H,d,J=8.6Hz), 6.990(1
H,d,J=2.0Hz), 7.04-7.48(10H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.8g)を酢酸エ
チル(20ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(1
0ml)を加えて室温で撹拌しながら塩化フマル酸モノエ
チルエステル(0.29g)を加えた。10分間撹拌し
後、有機層を分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノール(20m
l)に溶解し、炭酸カリウム(0.7g)を加えて60℃
で2時間撹拌した。反応液に酢酸エチル(50ml)を加
えて希釈し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製し、3,5−シス及び3,5−トランス
−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフ
ェニル)−7−クロロ−1−[(3−フェニル)−2−
プロペニル]−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒド
ロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエス
テル(0.6g)が油状混合物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.18-1.33(3H,m), 1.447(9H,
s), 2.62-3.23(2H,m), 3.93-4.92(8H,m), 5.760(1/2H,
s), 5.866(1/2H.s), 6.12-6.72(2H,m), 6.95-7.63(11H,
m). (3) (2)で得られた化合物(0.6g)をテトラ
ヒドロフラン(5ml)とメタノール(10ml)に溶解
し、1規定水酸化ナトリウム(5ml)を加えて、60℃
で40分間撹拌した。反応液を濃縮し、水(10ml)で
希釈し、5%硫酸水素カリウム水溶液で中和し、酢酸エ
チル(50ml)で抽出した。有機層を水洗いし、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、留去した。油状残留物(0.3
g)をN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)に溶解
し、2−フルオロベンジルアミン(65mg)を加えて、
0℃で撹拌しながら、シアノリン酸ジエチル(85mg)
とトリエチルアミン(57mg)を加えた。反応液を室温
で20分間撹拌した後、酢酸エチル(30ml)で希釈
し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製し、表題化合物である、N−(2−フルオロベン
ジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チル)フェニル−7−クロロ−2−オキソ−1−[(3
−フェニル)−2−プロペニル]−1,2,3,5−テト
ラヒドロ−4,1−ベンゾキサゼピン−3−アセトアミ
ド(0.22g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.419(3.6H,s), 1.439(5.4H,
s), 2.63-3.07(2H,m), 3.959(0.8H,d,J=6.4Hz), 4.25
(1.2H,d,J=5.6Hz), 4.33-4.92(5.4H,m), 5.26-5.93(0.6
H,m), 5.738(0.6H,s), 5.857(0.4H,s), 6.23-6.63(3.6
H,m), 6.96-7.47(15.4H,m).
【0255】実施例204 N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチ
ルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1−[(3−
フェニル)−2−プロペニル]−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾキサゼピン−3−アセトアミド
・塩酸塩 実施例203で得られた化合物(0.22g)に4規定
塩化水素(酢酸エチル溶液)(3ml)を加えて40分間
撹拌した。反応液を留去し、残留物に酢酸エチル(30
ml)を加えて再び留去した。残留物から表題化合物
(0.21g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.165(2H,br), 2.63-3.07(2H,
m), 3.62-3.98(2.6H,m),4.33-4.83(4H,m), 5.25-5.42
(0.4H,s), 5.746(0.6H,s), 5.847(0.4H,s), 6.23-6.63
(2.6H,m), 6.78-7.47(15.4H,m).
【0256】実施例205 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル)フェ
ニル−1−[2−(4−ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ)フェニルエチル]−7−クロロ−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾキサゼピン−
3−アセトアミド (1) 4−アミノフェネチルアルコール(3.5g)
を酢酸エチル(60ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリ
ウム(50ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩化カル
ボベンゾキシ(4.5g)を加えた。30分間撹拌した
後、有機層を分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、留去した。残留物から、4−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノフェネチルアルコール(4.5g)が茶
褐色結晶(4.5g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.822(2H,t,J=6.6Hz), 3.829(2
H,t,J=6.6Hz), 5.199(2H,s), 6.69(1H,br), 7.13-7.44
(9H,m). (2) 塩化オグザリル(1.29g)の塩化メチレン
(40ml)溶液を、−78℃に冷却し、ジメチルスルホ
キシド(1.6g)を加えて5分間撹拌した後、(1)
で得られた化合物(2.5g)の塩化メチレン(10m
l)溶液を滴下した。ついでトリエチルアミン(6.4m
l)を加えて室温で30分間撹拌した。反応液を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、4−ベ
ンジルオキシカルボニルアミノフェニルアセトアルデヒ
ド(0.5g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 3.62-3.68(2H,m), 5.206(2H,
s), 6.63-6.77(1H,m), 7.13-7.45(9H,m), 9.73(1H,br). (3) 実施例(1)で得られた、2−アミノ−5−ク
ロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)ベンジルアルコール(0.6g)と(1)
で得られた、4−(ベンジルオキシカルボニルアミノフ
ェニルアセトアルデヒド(0.5g)をメタノール(1
5ml)に溶解し、酢酸(0.11g)とシアノ水素化ホ
ウ素ナトリウム(0.12g)を加えて60℃で1時間
撹拌した。反応液を濃縮し、水(20ml)と酢酸エチル
(30ml)を加えて抽出した。有機層を分離し、水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、2−
[2−(4−ベンジルオキシカルボニルアミノ)フェニ
ルエチル]−5−クロロ−α−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチル)フェニル−ベンジルアルコール
(0.8g)が得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.435(9H,s),
2.73−2.83(2H,m), 3.23−3.3
3(2H,m), 4.255(2H,d,J=5.8
Hz), 5.194(2H,s), 5.623(1
H,s), 6.85−7.45(11H,m).
【0257】(4) (3)で得られた化合物(0.8
g)を酢酸エチル(30ml)に溶解し、1規定水酸化ナ
トリウム(10ml)を加えて室温で撹拌しながら、塩化
フマル酸モノエチルエステル(0.24g)を加えた。
反応液を40間撹拌した後、有機層を分離し、水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物を
エタノール(20ml)に溶解し、炭酸カリウム(0.4
g)を加えて60℃で2時間撹拌した。反応液に酢酸エ
チル(40ml)を加えて希釈し、水洗いし、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製し、3,5−トランス−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−[2−(4−ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ)フェニルエチル]−7−クロロ−2−オキソ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
−3−酢酸エチルエステル(0.25g)が無色油状物
で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.232(3H,t,J=7.2Hz), 2.723(1
H,dd,J=5.8, 16.6Hz), 2.83-3.16(3H,m), 3.79-3.97(1
H,m), 4.119(2H,q,J=7.2Hz), 4.255(2H,d,J=5.8Hz), 4.
355(1H,dd,J=6.0, 7.7Hz), 4.68-4.87(1H,m), 5.172(3
H,s), 6.478(1H,d,J=2.4Hz), 6.910(1H,s), 7.04-7.43
(15H,m). (5) (4)で得られた化合物(0.25g)をテト
ラヒドロフラン(4ml)とメタノール(8ml)に溶解
し、1規定水酸化ナトリウム(2ml)を加えて60℃で
20分間撹拌した。反応液を濃縮し、5%硫酸水素カリ
ウムで中和し、酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機
層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物をN,N-ジメチルホルムアミド(6ml)に溶解
し、2−フルオロベンジルアミン(42mg)を加えて0
℃で撹拌しながらシアノリン酸ジエチル(55mg)とト
リエチルアミン(36mg)を加えた。反応液を室温で3
0分間撹拌した後、酢酸エチル(50ml)で希釈し、水
洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、表
題化合物である、3,5−トランス−N−(2−フルオ
ロベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)−1−「2−(4−ベンジルオキ
シカルボニルアミノ)フェニルエチル]−7−クロロ−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド(0.2g)が無色
非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.419(9H,s), 2.642(1H,dd,J=6.
2, 14.6Hz), 2.76-3.14(3H,m), 3.73-4.58(6H,m), 4.68
-4.92(1H,m), 5.02-5.17(1H,m), 5.128(1H,s), 5.182(2
H,s), 6.12-6.33(1H,m), 6.463(1H,d,J=2.4Hz), 6.855
(1H,s), 6.96-7.43(19H,m).
【0258】実施例206 3,5-トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
(3−アミノメチルフェニル)−1−[2−(4−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ)フェニルエチル]−7−
クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例205で得られた化合物(45mg)に4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(2ml)を加えて2時間撹拌し
た。反応液を留去し、残留物に酢酸エチルを加えると表
題化合物(31mg)が無色結晶で得られた。 融点:196−198℃ NMR(CDCl3)δ: 2.65-3.55(5H,m), 4.035(2H,b
r), 4.23-4.45(3H,m), 4.52-4.72(1H,m), 5.142(2H,s),
5.244(1H,s), 6.366(1H,d,J=2.0Hz), 7.05-7.65(19H,
m), 8.15-8.55(3H,m), 9.700(1H,s).
【0259】実施例207 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル)フェ
ニル−7−クロロ−1−(フラン−2−イル)メチル−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンンゾキサゼピ
ン−3−アセトアミド (1) 実施例(1)で得られた、2−アミノ−5−ク
ロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)ベンジルアルコール(0.5g)とフルフ
ラール(0.15g)をメタノール(15ml)に溶解
し、酢酸(0.1g)とシアノ水素化ホウ素ナトリウム
(0.11g)を加えて60℃で40分間撹拌した。反
応液を濃縮し、残渣に水(30ml)と酢酸エチル(50
ml)を加えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製し、5−クロロ−2−(フ
ラン−2−イル−メチル)アミノ−α−(3−tert−ブ
トキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベンジルアル
コール(0.6g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.451(9H,s), 4.240(2H,s), 4.
303(2H,d,J=6.2Hz), 4.73-4.92(1H,m), 5.804(1H,s),
6.04-6.08(1H,m), 6.26-6.33(1H,m), 6.652(1H,d,J=8.8
Hz), 6.97-7.43(7H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.6g)を酢酸エ
チル(15ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(8
ml)を加えて撹拌しながら、塩化フマル酸をモノエチル
エステル(0.23g)を加えた。反応液を10分間撹
拌した後、有機層を分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をエタノール
(20ml)に溶解し、炭酸カリウム(0.4g)を加え
て60−70℃で40分間撹拌した。反応液を酢酸エチ
ル(50ml)で希釈し、水洗いし、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し、3,5−トランス−5−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−(フラン−2−イル)メチル−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステル(0.4g)
が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.232(3H,t,J=7.2Hz), 1.454(9
H,s), 2.769(1H,dd,J=5.6, 16.8Hz), 3.091(1H,dd,J=8.
0, 16.8Hz), 4.125(2H,q,J=7.2Hz), 4.328(2H,d,J=6.0H
z), 4.441(1H.dd,J=5.8, 7.9Hz), 4.638(1H,d,J=15.4H
z), 5.411(1H,d,J=15.4Hz), 5.566(1H,s), 6.27-6.36(2
H,m), 6.537(1H,s), 7.08-7.43(7H,m). (3) (2)で得られた化合物(0.4g)をテトラ
ヒドロフラン(3ml)とメタノール(6ml)に溶解し、
1規定水酸化ナトリウム(3ml)を加えて60℃で30
分間撹拌した。反応液を濃縮し、5%硫酸水素カリウム
水溶液で中和し、酢酸エチル(30ml)で抽出した。有
機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物をN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)に
溶解し、2−フルオロベンジルアミン(65mg)を加え
て、0℃で撹拌しながら、シアノリン酸ジエチル(88
mg)とトリエチルアミン(58mg)を加えた。反応液を
室温で20分間撹拌した後、水(30ml)と酢酸エチル
(40ml)を加えて抽出した。有機層を水洗いし、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製し、表題化合物であ
る、3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)
−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフ
ェニル)−7−クロロ−1−(フラン−2−イル)メチ
ル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド(0.15g)
が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.443(9H,s), 2.699(1H,dd,J=
6.2, 14.5Hz), 2.905(1H,dd,J=7.2, 14.5Hz), 4.293(2
H,d,J=6.0Hz), 4.33-4.58(3H,m), 4.796(1H,d,J=15.4H
z), 4.85-4.97(1H,m), 5.393(1H,d,J=15.4Hz), 5.538(1
H,s), 6.24-6.44(3H,m), 6.516(1H,s), 6.97-7.38(11H,
m).
【0260】実施例208 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(フラン−2−イル)メチル−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド・塩酸塩 実施例207で得られた化合物(0.12g)に4規定
塩化水素(酢酸エチル溶液)(2ml)を加えて2時間撹
拌した。反応液を留去し、残留物に酢酸エチル(30m
l)を加えて再び留去した。残留物から表題化合物(0.
11g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.196(2H,br), 2.712(1H,dd,J=
6.0, 14.5Hz), 2.904(1H,dd,J=7.0, 14.5Hz), 3.859(2
H,s), 4.33-4.58(3H,m), 4.823(1H,d,J=15.4Hz),5.361
(1H,d,J=15.4Hz), 5.564(1H,s), 6.25-6.57(4H,m), 6.9
7-7.37(11H,m).
【0261】実施例209 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−1−(チアゾール−5−イル)メチル−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例(1)で得られた、2−アミノ−α−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−5−クロロ−ベンジルアルコール(1g)とチア
ゾール−5−カルボキシアルデヒド(0.34g)をメ
タノール(10ml)に溶解し、酢酸(0.33g)とシ
アノ水素化ホウ素ナトリウム(0.21g)を加えて6
0℃で1時間撹拌した。反応液を5%硫酸水素カリウム
水溶液に加えて酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機
層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)−5−クロロ−2−(チアゾール−5−イ
ル)メチルアミノ−ベンジルアルコール(1.22g)
が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.438(9H,s), 4.273(2H,d,J=5.
4Hz), 4.456(2H,s), 4.89-5.17(2H,br), 5.773(1H,s),
6.580(1H,d,J=8.4Hz), 7.01-7.36(6H,m), 7.539(1H,s),
8.624(1H,s). (2) (1)で得られた化合物(1.1g)を酢酸エ
チル(20ml)に溶解し、炭酸水素ナトリウム(0.3
g)を加えて室温で撹拌しながら、塩化フマル酸モノエ
チルエステル(0.41g)を加えた。反応液を1時間
撹拌した後、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
留去した。残留物をエタノール(20ml)に溶解し、炭
酸カリウム(0.24g)を加えて室温で20時間撹拌
した。反応液に水(100ml)と酢酸エチル(100m
l)を加えて抽出し、有機層を水洗いし、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、3,5−シス及び
3,5−トランス−5−(3−tert-ブトキシカルボニル
アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−2−オキソ−1−(チアゾール−5−イ
ル)メチル−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エ
チルエステル(0.81g)が無色非結晶性固体の混合
物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.249(3H,t,J=7.4Hz), 1.435,
1.449(9H, each s), 2.767(2/3H,dd,J=5.4, 16.8Hz),
2.877(1/3H,dd, J=6.2, 16.8Hz), 3.122(2/3H,dd,J=8.
4, 16.8Hz), 3.164(1/3H,1H,dd,J=8.4, 16.8Hz), 4.09-
4.32(4H+2/3H,m), 4.444(2/3H,dd, J=5.4, 8.4Hz), 4.
540(1/3H,dd,J=6.2, 8.4Hz), 4.80-4.90(1H,br), 5.034
(2/3H,d, J=15.4Hz), 5.401(2/3H,s), 5.658(2/3H,d,J=
15.4Hz), 5.855(1/3H, s), 6.546(2/3H,d,J=2.2Hz), 6.
91-7.55(6H+1/3H,m), 7.777(1H, s),8.790(1H,s).
【0262】(3) (2)で得られた化合物(0.7
g)をエタノール(7ml)に溶解し、1規定水酸化ナト
リウム(1.5ml)を加えて60℃で30分間撹拌し
た。反応液に水(100ml)を加えて5%硫酸水素カリ
ウムで中和し、酢酸エチル(100ml×2回)で抽出し
た。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
留去した。残留物から、3,5−シス及び3,5−トラン
ス−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル
フェニル)−7−クロロ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−2−オキソ−1−(チアゾール−5−イル)メチル−
4,1−ベンゾオキサゼピン−酢酸(0.36g)が無色
非結晶性固体の混合物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.441(9H,s), 2.74-2.82(4/3H,
m), 3.108(2/3H,dd,J=7.6, 16.2Hz), 4.25-4.48 (3H+2
/3H,m), 5.05-5.15(1H,br), 5.056(2/3H,d,J=16.2Hz),
5.416(2/3H,s), 5.786(2/3H,d,J=16.2Hz), 5.722(1/3H,
s), 6.54-7.52(7H,m), 7.790(1H,s), 8.655(1H,br), 8.
788(1H,s). (4) (3)で得られた化合物(0.29g)と2−
フルオロベンジルアミン(67mg)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(3ml)に溶解し、室温で撹拌しながら、
シアノリン酸ジエチル(96mg)とトリエチルアミン
(74mg)を加えた。反応液を10分間撹拌した後、酢
酸エチル(50ml)で希釈し、5%硫酸水素カリウム水
溶液で洗浄し、ついで飽和炭酸水素ナトリウム、水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒留去し、残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、
表題化合物である、3,5−トランス−N−(2−フル
オロベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−1−(チアゾール−5−イル)メチル−
2−オキソ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド(0.2g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.445(9H,s), 2.696(1H,dd,J=
5.8, 14.6Hz), 2.929(1H,dd,J=6.8, 14.6Hz), 4.283(2
H,d,J=5.6Hz), 4.38-4.60(3H,m), 4.85-4.95(1H,br),
4.989(1H,d,J=15.2Hz), 5.372(1H,s), 5.654(1H,d, J=1
5.2Hz), 6.20-6.30(1H,br), 6.529(1H,d,J=1.8Hz), 6.9
5-7.43(10H,m), 7.766(1H,s), 8.773(1H,s),
【0263】実施例210 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−1−(チアゾール−5−イル)
メチル−2−オキソ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
−アセトアミド・蓚酸塩 実施例209で得られた化合物(0.1g)にトリフル
オロ酢酸(1ml)を加えて室温で30分間撹拌した。反
応液を濃縮し、残留物に酢酸エチル(10ml)を加えて
溶解し、この溶液に蓚酸(11mg)のメタノール(2m
l)溶液を加えた。溶媒を留去し、残留物にエーテルと
ヘキサンを加えて表題化合物(135mg)を非結晶性固
体で析出せしめた。 NMR(CD3OD)δ: 2.72-2.95(2H,m), 4.094(2H,
s), 4.416(2H,s), 4.46-4.53(1H,m), 5.184(1H,d,J=15.
4Hz), 5.440(1H,s), 5.724(1H,d,J=15.4Hz), 6.435(1H,
d,J=2.2Hz), 7.01-7.65(6H,m), 7.821(1H,s), 8.968(1
H,s).
【0264】実施例211 N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブチ
ルオキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロ
ロ−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−ベン
ゾジアゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例97(1)で得られた化合物 5−(3
−tert−ブチルオキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1
H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−酢酸メチルエステ
ル(0.6g)のメタノール溶液(6ml)に1規定水酸
化ナトリウム水溶液(1.5ml)を添加し、60℃で2
時間撹拌した。反応液を水(50ml)で希釈し、酸性化
した後、酢酸エチル(50ml)で2回抽出した。全抽出
液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た後、減圧下溶媒を留去することにより 5−(3−te
rt−ブチルオキシカルボニルアミノメチルフェニル)−
7−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−1,
4−ベンゾジアゼピン−3−酢酸(0.64g)を無色
非結晶状固体として得た。1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.44(9H,s), 3.10-3.49(2
H,m), 4.11(1H,t,J=6.4Hz), 4.20-4.36(2H,m), 4.90-5.
00(1H,br), 7.16-7.49(7H,m), 9.80(1H,br). (2) (1)で得られた化合物(0.57g)と2−
フルオロベンジルアミン(0.16g)のジメチルホル
ムアミド溶液(5ml)にシアノりん酸ジエチル(0.2
2g)とトリエチルアミン(0.19g)を添加し、室
温で10分間撹拌した。反応液を酢酸エチル(50ml)
で希釈し、水、5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した後、減圧下溶媒を留去した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[溶出液:Ac
OEt−hexane(1:1)]にて分離精製することによ
り N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−tert−
ブチルオキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−
クロロ−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−
ベンゾジアゼピン−3−アセトアミド(0.75g)を
無水非結晶状固体として得た。1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.44(9H,s), 3.06(1H,dd,
J=6.6, 14.6Hz), 3.18(1H,dd,J=6.6, 14.6Hz), 4.16(1
H,dd,J=6.0, 6.6Hz), 4.30(2H,d,J=6.0Hz), 4.47(1H,d
d,J=5.0, 15.4Hz), 4.61(1H,dd,J=6.6, 15.4Hz), 4.84-
4.96(1H,br), 6.70-6.80(1H,br), 7.00-7.41(11H,m),
8.65-8.75(1H,br).
【0265】実施例212 N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチ
ルフェニル)−7−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−オ
キソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−アセトア
ミド・1塩酸塩 実施例211で得られた化合物N−(2−フルオロベン
ジル)−5−(3−tert−ブチルオキシカルボニルアミ
ノメチルフェニル)−7−クロロ−2,3−ジヒドロ−
2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−ア
セトアミド(0.16g)のトリフルオロ酢酸溶液(2
ml)を室温で10分間撹拌した。反応液を減圧下濃縮
し、残渣を酢酸エチル(20ml)に溶解した。この溶液
に4規定塩化水素の酢酸エチル溶液(0.2ml)を添加
し、溶媒を減圧下留去した。残渣をジエチルエーテル−
ヘキサン(1:1)で洗浄後、ろ取することにより N
−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチル
フェニル)−7−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−オキ
ソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−アセトアミ
ド・1塩酸塩(0.13g)を無色非結晶状固体として
得た.1 H−NMR(CD3OD)δ: 3.29-3.32(2H,m), 3.95-
4.01(1H,m), 4.23(2H,s), 4.49(2H,s), 7.02-7.85(11H,
m).
【0266】実施例213 (3,5−トランス)−N−(2−フルオロベンジル)
−5−(3−tert−ブチルオキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)−7−クロロ−2,3,4,5−テトラヒド
ロ−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3
−アセトアミド実施例211で得られた化合物 N−
(2−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブチルオ
キシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−
2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジ
アゼピン−3−アセトアミド(0.1g)のメタノール
(2ml)溶液に酢酸(1ml)とシアノ水素化ホウ素ナト
リウム(17mg)を室温で添加し、60℃で2時間撹拌
した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1規定水酸化ナト
リウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー[溶出液:ヘキサン−酢
酸エチル(1:1)]にて分離精製することにより
(3,5−シス)−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブチルオキシカルボニルアミノメチルフ
ェニル)−7−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−
2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−ア
セトアミド(0.08g)並びに(3,5−トランス)−
N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブチ
ルオキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロ
ロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H−
1,4−ベンゾジアゼピン−3−アセトアミド(0.19
g)をそれぞれ無色非結晶状固体として得た。 3,5−シス体: 1H−NMR(CDCl3)δ: 1.43(9
H,s), 2.62(1H,dd,J=7.0,15.0Hz), 2.77(1H,dd,J=4.8,
15.0Hz), 4.01(1H,dd,J=4.8, 7.0Hz), 4.22(2H,d,J=5.
0Hz), 4.46(2H,d,J=6.2Hz), 4.84-4.98(1H,br), 5.19(1
H,s), 6.55-6.65(1H,br), 6.82-7.31(11H,m), 7.55-7.6
5(1H,br). Anal. Calcd for C30H32N4O4ClF + 0.3H2O: C, 62.94;
H, 5.74; N, 9.79.Found: C, 62.87; H, 5.86; N, 9.6
7. 3,5−トランス体: 1H−NMR(CDCl3)δ: 1.4
4(9H,s), 2.56(1H,dd,J=6.4, 15.0Hz), 2.75(1H,dd,J=
6.6, 15.0Hz), 3.82(1H,dd,J=6.4, 6.6Hz), 4.30(2H,d,
J=6.2Hz), 4.46(2H,d,J=5.2Hz), 4.90-5.00(1H,br), 5.
31(1H,s), 6.62(1H,s), 6.70-6.80(1H,br), 6.94-7.38
(10H,m), 8.10-8.20(1H,br).
【0267】実施例214 (3,5−トランス)−N−(2−フルオロベンジル)
−5−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H−1,4
−ベンゾジアゼピン−3−アセトアミド・2塩酸塩 実施例213で得られた化合物(3,5−トランス)−
N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブチ
ルオキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロ
ロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H−
1,4−ベンゾジアゼピン−3−アセトアミド(0.11
g)のトリフルオロ酢酸溶液(1ml)を室温で10分間
撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣を酢酸エチル
(20ml)に溶解した。この溶液に4規定塩化水素の酢
酸エチル溶液(0.2ml)を添加し、溶媒を減圧下留去
した。残渣をジエチルエーテル−ヘキサン(1:5)で
洗浄後、ろ取することにより(3,5−トランス)−N
−(2−フルオロベンジル)−5−(3−アミノメチル
フェニル)−7−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ
−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−
アセトアミド・2塩酸塩(97mg)を無色非結晶状固体
として得た。1 H−NMR(CD3OD)δ: 2.92(1H,d
d,J=4.0, 16.2Hz), 3.17(1
H,dd,J=8.8,16.2Hz), 4.22
(2H,s), 4.38(1H,dd,J=4.0,
8.8Hz), 4.42(2H,s), 5.85
(1H s),6.88(1H,d,J=2.2H
z), 7.01−7.83(10H,m).
【0268】実施例215 (3,5−トランス)−N−(2−フルオロベンジル)
−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブ
チルオキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−ク
ロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H
−1,4−ベンゾジアゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例97(2)で得られた化合物1−(4−
ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブチルオキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2,3
−ジヒドロ−2−オキソ−1H−4,1−ベンゾジアゼ
ピン−3−酢酸メチルエステル(0.66g)のメタノ
ール溶液(6ml)に酢酸(3ml)とシアノ水素化ホウ素
ナトリウム(97mg)を室温で添加し、60℃で2時間
撹拌した。反応液を酢酸エチル(100ml)で希釈し、
1規定水酸化ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し
た。これを無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下
留去することにより (3,5−トランス)−1−(4−
ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブチルオキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2,3,
4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H−4,1−ベン
ゾジアゼピン−3−酢酸メチルエステル(0.65g)
を無色非結晶状固体として得た。1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.43, 1.44(total 9H, ea
ch s), 2.63(1H,dd,J=4.6, 16.4Hz), 2.96(1H,dd,J=8.
6, 16.4Hz), 3.70(3H,s), 3.79(1H,dd,J=4.6, 8.6Hz),
4.20(2H,d,J=5.2Hz), 4.25-4.30(1H,br), 4.70-4.80(1
H,br), 4.82(1H,s),4.86(1H,d,J=14.4Hz), 5.46(1H,d,J
=14.4Hz), 6.49(1H,s), 6.97-7.58(15H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.6g)のメタノ
ール溶液(6ml)に1規定水酸化ナトリウム水溶液
(1.2ml)を添加し、60℃で1時間撹拌した。反応
液を水(50ml)で希釈し、酸性化した後、酢酸エチル
(50ml)で2回抽出した。全抽出液を飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下
留去することにより (3,5−トランス)−1−(4
−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブチルオキシ
カルボニルアミノメチルフェニル)−2,3,4,5−テ
トラヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼ
ピン−3−酢酸(0.62g)を無色非結晶状固体とし
て得た。1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.32, 1.34(total 9H, ea
ch s), 2.63(1H,dd,J=6.0, 17.0Hz), 2.84(1H,dd,J=8.
4, 17.0Hz), 3.68(1H,dd,J=6.0, 8.4Hz), 4.10(2H,d,J=
5.2Hz), 4.15-4.20(1H,br), 4.70(1H,s), 4.72(1H,d,J=
14.8Hz), 5.39(1H,d,J=14.8Hz), 6.40(1H,s), 6.84-7.4
7(15H,m). (3) (2)で得られた化合物(3,5−トランス)
−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブ
チルオキシカルボニルアミノメチルフェニル)−2,3,
4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−ベン
ゾジアゼピン−3−酢酸(0.53g)と2−フルオロ
ベンジルアミン(0.11g)のジメチルホルムアミド
溶液(5ml)にシアノりん酸ジエチル(0.15g)と
トリエチルアミン(0.13g)を添加し、室温で10
分間撹拌した。反応液を酢酸エチル(50ml)で希釈
し、水、5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー[溶出液:ヘキサン−酢酸
エチル(3:2)]にて分離生成することにより
(3,5−トランス)−N−(2−フルオロベンジル)
−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブ
チルオキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−ク
ロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H
−1,4−ベンゾジアゼピン−3−アセトアミド(0.4
8g)を無色非結晶状固体として得た。1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.43(9H,s), 2.56(1H,dd,
J=5.4, 15.0Hz), 2.81(1H,dd,J=7.4, 15.0Hz), 3.82(1
H,dd,J=5.4, 7.4Hz), 4.16(2H,d,J=7.0Hz), 4.48(2H,t,
J=4.8Hz), 4.76(1H,s), 4.77(1H,d,J=14.6Hz), 5.49(1
H,d,J=14.6Hz), 6.46(1H,s), 6.65-6.75(1H,m), 6.89-
7.56(19H,m).
【0269】実施例216 (3,5−トランス)−N−(2−フルオロベンジル)
−5−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフ
ェニルメチル)−7−クロロ−2,3,4,5−テトラヒ
ドロ−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−
3−アセトアミド・2塩酸塩 実施例215で得られた化合物(3,5−トランス)−
N−(2−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−5−(3−tert−ブチルオキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)−7−クロロ−2,3,4,5−テ
トラヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼ
ピン−3−アセトアミド(0.12g)のトリフルオロ
酢酸溶液(2ml)を室温で10分間撹拌した。反応液を
減圧下濃縮し、残渣を酢酸エチル(20ml)に溶解し
た。この溶液に4規定塩化水素の酢酸エチル溶液(0.
2ml)を添加し、溶媒を減圧下留去した。残渣をエタノ
ール−ジエチルエーテル(1:10)から再結晶するこ
とにより (3,5−トランス)−N−(2−フルオロ
ベンジル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−1−
(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2,3,4,5
−テトラヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジ
アゼピン−3−アセトアミド・2塩酸塩(88mg)を無
色粉状結晶として得た。 融点:210−216℃1 H−NMR(CDCl3)δ: 2.97(1H,dd,J=3.6, 16.0H
z), 3.28(1H,dd,J=9.4,16.0Hz), 4.06(2H,s), 4.35(1H,
dd,J=3.6, 9.4Hz), 4.43-4.45(2H,m), 4.98(1H,d,J=14.
6Hz), 5.12(1H,s), 5.58(1H,d,J=14.6Hz), 6.77(1H,d,J
=2.2Hz), 7.00-7.73(19H,m).
【0270】実施例217 (3,5−トランス)−N−(2−フルオロベンジル)
−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブ
チルオキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−ク
ロロ−4−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−2−
オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−アセト
アミド 実施例215で得られた化合物(3,5−トランス)−
N−(2−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニル
メチル)−5−(3−tert−ブチルオキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)−7−クロロ−2,3,4,5−テ
トラヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼ
ピン−3−アセトアミド(0.2g),ヨードメタン
(42mg),炭酸カリウム(46mg)並びにジメチルホ
ルムアミド(2ml)の混合物を60℃で2時間撹拌し
た。反応液を酢酸エチル(50ml)で希釈し、水、5%
硫酸水素カリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー[溶出液:ヘキサン−酢酸エチル
(3:2)]にて分離生成することにより (3,5−
トランス)−N−(2−フルオロベンジル)−1−(4
−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブチルオキシ
カルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−4−
メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1
H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−アセトアミド(0.
21g)を無色非結晶状固体として得た。1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.43(9H,s), 2.14(3H,s),
2.61(1H,dd,J=6.0, 15.2Hz), 2.87(1H,dd,J=8.4, 15.2H
z), 4.01(1H,s), 4.07(1H,dd,J=6.0, 8.4Hz), 4.14-4.2
5(2H,m), 4.42(1H,dd,J=6.6, 15.4Hz), 4.52(1H,dd,J=
6.6, 15.4Hz), 4.70-4.80(1H,br), 4.84(1H,d,J=14.6H
z), 5.48(1H,d,J=14.6Hz), 6.39(1H,s), 6.93-7.57(20
H,m).
【0271】実施例218 (3,5−トランス)−N−(2−フルオロベンジル)
−5−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフ
ェニルメチル)−7−クロロ−4−メチル−2,3,4,
5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾ
ジアゼピン−3−アセトアミド・2塩酸塩 実施例217で得られた化合物(3,5−トランス)−
(2−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニルメチ
ル)−5−(3−tert−ブチルオキシカルボニルアミノ
メチルフェニル)−7−クロロ−4−メチル−2,3,
4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H−1,4−ベン
ゾジアゼピン−3−アセトアミド(0.1g)のトリフ
ルオロ酢酸溶液(1ml)を室温で10分間撹拌した。反
応液を減圧下濃縮し、残渣を酢酸エチル(20ml)に溶
解した。この溶液に4規定塩化水素の酢酸エチル溶液
(0.2ml)を添加し、溶媒を減圧下留去した。残渣を
ジエチルエーテル−ヘキサン(1:1)で洗浄後ろ取す
ることにより (3,5−トランス)−N−(2−フル
オロベンジル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−
1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−4−メチ
ル−2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H−
1,4−ベンゾジアゼピン−3−アセトアミド・2塩酸
塩(95mg)を無色非結晶状固体として得た。1 H−NMR(CDCl3)δ: 2.15(3H,s), 2.62(1H,dd,
J=6.2, 15.2Hz), 2.87(1H,dd,J=8.6, 15.2Hz), 3.77(2
H,s), 4.03(1H,s), 4.08(1H,dd,J=6.2, 8.6Hz), 4.36-
4.55(2H,m), 4.83(1H,d,J=14.6Hz), 5.50(1H,d,J=14.6H
z), 6.41(1H,s), 6.97-7.61(19H,m).
【0272】実施例219 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−2−オキソ−4,1−ベン
ゾチアゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例(4)の(1)で得られた、2−(4−
ビフェニルメチル)アミノ−5−クロロ−α−(3−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)ベンジ
ルアルコール(0.5g)とチオリンゴ酸(0.14
g),及びp−トルエンスルホン酸(9mg)をトルエン
(10ml)に懸濁し、80℃で1時間撹拌した。反応液
を酢酸エチル(50ml)で希釈し、水洗いし、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をキシレン(1
0ml)に溶解し、15時間加熱還流した。反応液を濃縮
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、5−[3−(tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チル)フェニル]−7−クロロ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−2−オキソ−1−(4−フェニルベンジル)−
4,1−ベンゾチアゼピン−3−酢酸(0.31g)がシ
ス体とトランス体の混合物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.308, 1.338(9H, each s), 2.3
6-2.50(1H,m), 2.616(1/2H, d,J=15.8Hz), 3.03-3.27(1
H,m), 3.57-3.72(1H,m), 4.22-4.40(2H,m), 4.655(1/2
×2H,s), 4.792(1/2×1H,s), 4.981(1/2×1H,s), 5.00-
5.10(1H,br), 5.631(1H,d,J=14.0Hz), 6.55-7.53(15H,
m). (2) (1)で得られた化合物(5.0g)と2−フ
ルオロベンジルアミン(1.0g)をN,N−ジメチルホ
ルムアミド(50ml)に溶解し、室温で撹拌しながらシ
アノリン酸ジエチル(1.4g)とトリエチルアミン
(1.0g)を加えた。反応液を10分間撹拌した後、
酢酸エチル(200ml)で希釈し、5%硫酸水素カリウ
ム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、水で順に洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、表題化合物
である、3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジ
ル)−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert
−ブトキシカルボニルアミノメチフェニル)−7−クロ
ロ−1,2,3,5−テトラヒドロ−2−オキソ−4,1−
ベンゾチアゼピン−3−アセトアミド(1.7g)が無
色結晶として得られた。 融点:123−125℃ NMR(CDCl3)δ: 1.437(9H,s), 2.353(1H,dd,J=
4.0, 14.6Hz), 3.004(1H,dd,J=10.2, 14.6Hz), 3.849(1
H,dd,J=4.0, 10.2Hz), 4.372(1H,d,J=14.0Hz), 4.46-4.
52(2H,m), 4.870(2H,s), 4.912(1H,s), 5.721(1H,d,J=1
4.0Hz), 6.18-6.25(1H,br), 6.634(1H,s), 6.69-6.73(1
H,br), 6.94-7.60(19H,m).
【0273】実施例220 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾチアゼピン−3−アセト
アミド・塩酸塩 実施例219で得られた化合物(0.35g)にトリフ
ルオロ酢酸(4ml)を加えて室温で10分間撹拌した。
反応液を留去し、残留物を酢酸エチル(30ml)に溶解
し、1規定水酸化ナトリウムで洗浄し、水洗いし、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物に4
規定塩化水素(酢酸エチル溶液)を加えて塩酸塩とし、
エーテルとヘキサンから無色結晶(0.32g)が得ら
れた。 融点:280−283℃ NMR(CDCl3)δ: 2.355(1H,dd,J=3.2, 14.2Hz),
3.004(1H,dd,J=9.8, 14.2Hz), 3.80-3.90(1H,m), 4.331
(1H,dd,J=6.2, 13.4Hz), 4.381(1H,s), 4.46-4.52(2H,
m), 4.874(2H,s), 5.762(1H,dd,J=5.0, 13.4Hz), 6.15-
6.25(1H,br), 6.66-7.59(20H,m).
【0274】実施例221 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7-クロロ−1,
2,3,5−テトラヒドロ−2−オキソ−4,1−ベンゾ
チアゼピン−3−アセトアミド−S−オキシド 実施例219で得られた化合物(1.18g)を酢酸エ
チル(50ml)に溶解し、m−クロロ過安息香酸(0.
27g)を加えて0℃で5分間撹拌した。反応液を酢酸
エテル(50ml)で希釈し亜硫酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄後、1規定水酸化ナトリウム、水で順に洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製したとこ
ろ、表題化合物のジアステレオマーが分離され、非極性
体(0.3g)が無色結晶として、又、極性物質(0.5
g)が非結晶性固体で各々得られた。 非極性異性体: 融点:214−215℃ NMR(CDCl3)δ: 1.431(9H,s), 2.865(1H,dd,J=
2.6, 15. 0Hz), 3.369(1H,dd,J=11.4, 15.0Hz), 3.606
(1H,dd,J=2.6, 11.4Hz), 4.02-4.08(2H, m), 4.210(1H,
s), 4.39-4.53(3H,m), 4.61-4.70(1H,br), 5.762(1H,d,
J=14.4Hz), 6.05-6.15(1H,br), 6.75-7.56(20H,m). 極性異性体: NMR(CDCl3)δ: 1.434(9H,s), 2.773(1H,dd,J=
5.0, 15.0Hz), 3.992(1H,dd,J=5.0, 9.2Hz), 4.05-4.11
(2H,m), 4.46-4.52(3H,m), 6.40-6.50(1H,br), 6.70-7.
60(20H,m).
【0275】実施例222 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−クロロ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−2−オキソ−4,1−ベンゾチアゼピン−3−アセト
アミド S−オキシド・塩酸塩 実施例221で得られた非極性異性体(0.1g)にト
リフルオロ酢酸(2ml)を加えて室温で30分間撹拌し
た。反応液を濃縮し、残留物に酢酸エチル(10ml)を
加えて溶解し、4規定塩化水素(酢酸エチル溶液)
(0.1ml)を加えて再び濃縮した。残留物をエーテル
とエタノールで処理し、表題化合物の非極性異性体(9
1mg)が無色結晶で得られた。 融点:182−186℃ NMR(CD3OD)δ: 2.850(1H,dd,J=2.2, 14.8Hz),
3.415(1H,dd,J=11.0, 14.8Hz), 3.560(1H,dd,J=2.2, 1
1.0Hz), 3.956(2H,s), 4.34-4.52(2H,m), 4.641(1H,d,J
=14.2Hz), 4.749(1H,s), 5.723(1H,d,J=14.2Hz), 6.616
(1H,d,J=8.0Hz),6.982(1H,d,J=2.0Hz), 7.07-7.76(19H,
m). 実施例221で得られた極性異性体(0.1g)を同様
に処理し、表題化合物の極性異性体(63mg)が無色結
晶で得られた。 融点:201−204℃ NMR(CD3OD)δ: 2.844(1H,dd,J=6.0, 16.2Hz),
3.200(1H,dd,J=9.6, 16.2Hz), 3.867(1H,d,J=13.0Hz),
3.962(1H,d,J=13.0Hz), 4.008(1H,dd,J=6.0, 9.6Hz),
4.421(2H,s), 4.652(1H,d,J=14.4Hz), 4.683(1H,s), 5.
851(1H,d,J=14.4Hz), 6.810(1H,br), 6.859(1H,d,J=2.0
Hz), 7.06-7.75(19H,m).
【0276】実施例223 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−2−オキソ−4,1-ベン
ゾチアゼピン−3−アセトアミド S−ジオキシド 実施例219で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)5−(3−tert−ブトキシカルボ
ニルアミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメ
チル)−7−クロロ−1,2,3,5−テトラヒドロ−2
−オキソ−4,1−ベンゾチアゼピン−3−アセトアミ
ド(0.3g)を酢酸エチル(3ml)に溶解し、m−ク
ロロ過安息香酸(0.14g)を加えて0℃で30分間
撹拌した。反応液を酢酸エチル(50ml)で希釈し、飽
和亜硫酸水素ナトリウム、1規定水酸化ナトリウム、水
で順に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、得られた結晶を酢酸エチルとヘキサンから再結晶
して表題化合物(0.18g)が無色結晶で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.432(9H,s), 2.827(1H,dd,J=
3.4, 15.8Hz), 3.331(1H,dd,J=10.2, 15.8Hz), 4.03-4.
06(2H,m), 4.443(1H,d,J=13.6Hz), 4.48-4.62(4H,m),
5.897(1H,d,J=13.6Hz), 6.15-6.25(1H,br), 6.87-7.57
(21H,m).
【0277】実施例224 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−クロロ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−2−オキソ−4,1−ベンゾチアゼピン−3−アセト
アミド S−ジオキシド・塩酸塩 実施例223で得られた化合物(0.1g)にトリフル
オロ酢酸(1ml)を加えて室温で10分間撹拌した。反
応液を濃縮し、残留物を酢酸エチル(5ml)に溶解し、
4規定塩化水素(酢酸エチル溶液)(0.1ml)を加え
た。溶媒を留去し、得られた結晶をエタノールとエーテ
ルから再結晶して表題化合物(85mg)が無色結晶で得
られた。 NMR(CD3OD)δ: 2.832(1H,dd,J=3.2, 15.6Hz),
3.348(1H,dd,J=11.2, 15.6Hz), 3.863(1H,d,J=13.6H
z), 3.972(1H,d,J=13.6Hz), 4.378(1H,d,J=15.8Hz), 4.
487(1H,d,J=15.8Hz), 4.527(1H,dd,J=3.2, 11.2Hz), 4.
682(1H,d,J=14.2Hz), 4.733(1H,s), 5.848(1H,d,J=14.2
Hz), 6.81-7.8 6(21H, m).
【0278】実施例225 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−(3,4−ジベンジルオキシベンジル)−7
−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾキサゼピン−3−アセトアミド (1) 3,4−ジベンジルオキシベンズアルデヒド 3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド(5.0g)、臭
化ベンジル(14.8g)、炭酸カリウム(13g)、
及びN,N−ジメチルホルムアミド(120ml)の混
合物を60℃で2時間撹拌した。反応液に冷水(200
ml)を加えて酢酸エチル(150ml)で抽出した。有
機層を5%炭酸水素カリウム水溶液で洗浄後、水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物か
ら3,4−ジベンジルオキシベンズアルデヒド(10.5
g)が無色結晶で得られた。 融点:87−88℃ 実施例1(2)で得られた、2−アミノ−5−クロロ−
α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェ
ニル)ベンジルアルコール(0.6g)と3,4−ジベン
ジルオキシベンズアルデヒド(0.55g)をメタノー
ル(20ml)に溶解し、酢酸(0.12g)とシアノ水
素化ホウ素ナトリウム(0.13g)を加えて60℃で
1.5時間撹拌した。反応液を濃縮し、残渣に水(50m
l)と酢酸エチル(80ml)を加えて抽出した。有機層
を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。
残留物から、2−(3,4−ジベンジルオキシベンジ
ル)アミノ−5−クロロ−α−(3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチルフェニル)ベンジルアルコール
(0.83g)が無色結晶で得られた。 融点:118−120℃ NMR(CDCl3)δ:1.436(9H,s), 4.125(2H,s), 4.
267(2H,d,J=5.4Hz), 4.75-4.92(1H,m), 5.071(2H,s),
5.137(2H,s), 5.741(1H,s6.44-7.52(10H,m).),
【0279】(2) (1)で得られた2−(3,4−
ジベンジルオキシベンジル)アミノ−5−クロロ−α−
(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)ベンジルアルコール(0.75g)を酢酸エチル
(20ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(10m
l)を加えて撹拌しながら、塩化フマル酸モノエチルエ
ステル(0.19g)を加えた。反応液を30分間撹拌
した後、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。残留物にエタノール(30ml)を加えて溶解し、
炭酸カリウム(0.6g)を加えて60℃で40分間撹
拌した。反応液を濃縮し、残渣に酢酸エチル(50ml)
と水(60ml)を加えて抽出した。有機層を水洗いし、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し、先に溶
出される部分から、3,5-シス−5−(3−tert−ブト
キシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−
1−(3,4-シ゛ヘ゛ンシ゛ルオキシヘ゛ンシ゛ル)-2-オキソ-1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチル
エステル(0.15g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.251(3H,t,J=7.2Hz), 1.425(9
H,s), 2.858(1H,dd,J=5.2, 16.7Hz), 3.256(1H,dd,J=8.
6, 16.7Hz), 3.456(1H,d,J=15.8Hz), 4.04-4.37(4H,m),
4.55-4.66(2H,m), 4. 88-5.06(1H,m), 5.099(2H,s),
5.855(1H,s), 6.52-7.47(20H,m). ついで溶出される部分から、3,5-トランス−5−(3
-tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−
7−クロロ−1−(3,4−ジベンジルオキシベンジ
ル)−2−オキソ−1,2,3,5-テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステル(0.
6g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.259(3H,t,J=7.2Hz), 1.443(9
H,s), 2.760(1H,dd,J=5.2, 16.7Hz), 3.147(1H,dd,J=8.
6, 16.7Hz), 4.124(2H,q,J=7.2Hz), 4.276(2H,d,J=6.2H
z), 4.454(1H,dd,J=5.0, 8.7Hz), 4.897(1H,d,J=14.8H
z), 5.104(2H,s),5.148(2H,s), 5.165(1H,d,J=14.8Hz),
5.366(1H,s), 6.498(1H,d,J=2.2Hz), 6.68-7.47(19H,
m).
【0280】(3) (2)で得られたトランス体
(0.6g)をエタノール(15ml)に溶解し、1規定
水酸化ナトリウム(4ml)を加えて60℃で50分間撹
拌した。反応液を濃縮し、5%−硫酸水素カリウムで中
和し、酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を水洗
いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,
5−トランス−5−(3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−(3,4−ジ
ベンジルオキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢
酸(0.38g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.436(9H,s), 2.75-3.25(2H,
m), 4.275(2H,d,J=6.2Hz),4.34-4.46(1H,m), 4.794(1H,
d,J=14.6Hz), 4.87-5.05(1H,m), 5.079(2H,s), 5.141(2
H,s), 5.244(1H,d,J=14.6Hz), 5.341(1H,s), 6.488(1H,
br), 6.68-7.47(19H,m). (4) (3)で得られた化合物(0.35g)と2−
フルオロベンジルアミン(68mg)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(8ml)に溶解し、0℃で撹拌しながら、
シアノリン酸ジエチル(90mg)とトリエチルアミン
(60mg)を加えた。反応液を室温で30分間撹拌した
後、水(60ml)を加えて酢酸エチル(50ml)で抽出
した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、表題化合物(0.36g)が無色非結
晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.433(9H,s), 2.698(1H,dd,J=
5.8, 14.6Hz), 4.236(2H,d,J=5.8Hz), 4.34-4.62(3H,
m), 4.796(1H,d,J=14.6Hz), 4.83-4.97(1H,m), 5.069(2
H,s), 5.139(2H,s), 5.221(1H,d,J=14.6Hz), 5.333(1H,
s), 6.243(1H,t,J=6.0Hz), 6.482(1H,d,J=2.4Hz), 6.67
-7.47(23H,m).
【0281】実施例226 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(3,4−ジベンジルオキシベンジル)−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例225で得られた化合物(50mg)に4規定塩酸
(酢酸エチル溶液)(2ml)を加えて30分間撹拌し
た。反応液を濃縮し、残留物に酢酸エチル(20ml)を
加えて再び留去した。残留物から表題化合物(40mg)
が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.348(2H,br), 2.716(1H,dd,J=
5.8, 14.6Hz), 2.933(1H,dd,J=7.2, 14.6Hz), 3.802(2
H,br), 4.33-4.58(3H,m), 4.775(1H,d,J=14.6Hz),5.055
(2H,s), 5.124(2H,s), 5.234(1H,d,J=14.6Hz), 5.345(1
H,s), 6.397(1H,t,J=5.8Hz), 6.495(1H,d,J=2.2Hz), 6.
68-7.47(23H,m).
【0282】実施例227 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−(3,4−ジヒドロキシベンジ
ル)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1
−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例225で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(3,4−ジベンジルオキシベンジル)−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド(0.26g)を酢酸エチル(1
0ml)とメタノール(2ml)に溶解し、10%パラジウ
ム炭素(50mg)を加えて水素雰囲気下に40分間撹拌
した。反応液を濾過し、濾液を水洗いし、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、留去した。残留物から表題化合物
(0.2g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.438(9H,br), 2.669(1H,dd,J=
6.0, 14.4Hz), 2.880(1H,dd,J=7.2, 14.4Hz), 4.05-4.6
2(5H,m), 4.92-5.25(2H,m), 5.38-5.86(1H,m), 6.28-7.
45(14H,m).
【0283】実施例228 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−(3,
4-ジヒドロキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド・塩酸塩 実施例227で得られた化合物(0.17g)に4規定
塩化水素(酢酸エチル溶液)(2ml)を加えて30分間
撹拌した。反応液を留去すると残留物から表題化合物
(0.16g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(D6−DMSO)δ: 2.620(1H,dd,J=5.8, 15.2
Hz), 2.833(1H,dd,J=7.4, 15.2Hz), 3.92-4.45(5H,m),
4.686(1H,d,J=14.4Hz), 5.339(1H,d,J=14.4Hz),5.451(1
H,s), 6.360(1H,d,J=2.0Hz), 6.42-7.72(13H,m), 8.401
(2H,br), 8.549(1H,br), 8.65-9.25(1H,m).
【0284】実施例229 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−1−(4−ベンジルオキシベンジル)−7−クロ
ロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例81(3)で得られた、2−アミノ−5
−クロロ−α−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノ
メチルフェニル)ベンジルアルコール(1.0g)と4
−ベンジルオキシベンズアルデヒド(0.65g)をメ
タノール(20ml)に溶解し、酢酸(0.2g)とシア
ノ水素化ホウ素ナトリウム(0.2g)を加えて60℃
で50分間撹拌した。反応液を濃縮し、残渣に水(50
ml)と酢酸エチル(60ml)を加えて抽出した。有機層
を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、2−(4−ベンジルオキシベンジル)アミノ−5−
クロロ−α−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノ)
ベンジルアルコール(1.05g)が無色結晶で得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 1.450(9H.s), 4.164(2H,s), 4.
317(2H,d,J=5.4Hz), 4.88-4.92(1H,m), 5.046(2H,s),
5.797(1H,s), 6.538(1H,d,J-8.6Hz), 6.83-7.47(15H,
m). (2) (1)で得られた化合物(0.9g)を酢酸エ
チル(30ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(1
0ml)を加えて撹拌しながら、塩化フマル酸モノエチル
エステル(0.29g)を加えた。反応液を30分間撹
拌した後、有機層を分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物をエタノール(20m
l)に溶解し、炭酸カリウム(0.7g)を加えて60℃
で40分間撹拌した。反応液を濃縮し、酢酸エチル(5
0ml)と水(50ml)を加えて抽出した。有機層を水洗
いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物
をエタノール(20ml)に溶解し、炭酸カリウム(0.
7g)を加えて60℃で40分間撹拌した。反応液を濃
縮し、水(60ml)と酢酸エチル(50ml)を加えて抽
出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、先に溶出される部分から、3,5−シ
ス−1−(4−ベンジルオキシベンジル)−5−(4−
tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7
−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステル
(0.2g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.261(3H,t,J=7.2Hz), 1.439(9
H,s), 2.872(1H,dd,J=7.8, 16.7Hz), 3.188(1H,dd,J=7.
8, 16.7Hz), 3.722(1H,d,J=16.0Hz), 4.14(2H,q,J=7.2H
z), 4.55-4.73(2H,m), 4.77-4.92(1H,m), 5.03(2H,s),
5.870(1H,s), 6.78-7.47(16H,m). 後で溶出される部分から、3,5−トランス−1−(4
−ベンジルオキシベンジル)−5−(4−tert−ブトキ
シカルビニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−酢酸エチルエステル(0.85g)
が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ:1.245(3H,t,J=7.2Hz), 1.466(9
H,s), 2.758(1H,dd,J=5.6, 16.8Hz), 3.102(1H,dd,J=8.
2, 16.8Hz), 4.124(2H,q,J=7.2Hz), 4.336(2H,d,J=6.0H
z), 4.450(1H,dd,J=5.6, 8.2Hz), 4.745(1H,d,J=14.6H
z), 4.83-4.96(1H,m), 5.044(2H,s), 5.365(1H,s), 5.4
30(1H,d,J=14.6Hz), 6.508(1H,d,J=1.8Hz),6.84-7.47(1
5H,m).
【0285】(3) (2)で得られた、3,5−トラ
ンス−1−(4−ベンジルオキシベンジル)−5−(4
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−
7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステ
ル(0.85g)をテトラヒドロフラン(5ml)とメタ
ノール(10ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム
(3ml)を加えて60℃で50分間撹拌した。反応液を
水(80ml)で希釈し、5%炭酸水素カリウムで中和
し、酢酸エチル(60ml)で抽出した。有機層を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,5
−トランス−1−(4−ベンジルオキシベンジル)−5
−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸(0.5
5g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.462(9H,s), 2.831(1H,dd,J=
5.0, 16.7Hz), 3.147(1H,dd,J=8.0, 16.7Hz), 4.333(2
H,d,J=5.6Hz), 4.412(1H,dd,J=5.2, 8.0Hz), 4.776(1H,
d,J=14.6Hz), 4.83-4.98(1H,m), 5.037(2H,s), 5.373(1
H,s), 5.405(1H,d,J=14.6Hz), 6.518(1H,d,J=2.0Hz),
6.83-7.47(15H,m). (4) (3)で得られた化合物(0.55g)と2−
フルオロベンジルアミン(0.13g)をN,N−ジメチ
ルホルムアミド(10ml)に溶解し、0℃で撹拌しなが
ら、シアノリン酸ジエチル(0.16g)とトリエチル
アミン(0.11g)を加えた。反応液を室温で30分
間撹拌した後、水(50ml)と酢酸エチル(80ml)を
加えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、表題化合物である、3,5−
トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1−(4−
ベンジルオキシベンジル)−5−(4−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−アセトアミド(0.55g)が無色非
結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.472(9H,s), 2.694(1H,dd,J=
6.4, 14.5Hz), 2.897(1H,dd,J=7.0, 14.5Hz), 4.333(2
H,d,J=6.0Hz), 4.38-4.62(2H,m), 4.691(1H,d,J=14.6H
z), 5.036(2H,s), 5.332(1H,s), 5.436(1H,d,J=14.6H
z), 6.23-6.35(1H,m),6.481(1H,d,J=2.0Hz), 6.83-7.47
(19H,m).
【0286】実施例230 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(4−アミノメチルフェニル)−1−(4−ベンジル
オキシベンジル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−
3−アセトアミド・塩酸塩 実施例229で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−(4−ベンジルオキシベン
ジル)−5−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド(50mg)を酢酸エチル(1ml)に溶解
し、4規定塩化水素(酢酸エチル溶液)(2ml)を加え
て、30分間撹拌した。反応液を濃縮し、残渣に酢酸エ
チル(20ml)を加えて再び留去した。残留物から表題
化合物(38mg)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.677(1H,dd,J=6.0, 14.5Hz),
2.894(1H,dd,J=7.2, 14.5Hz), 3.35-4.05(4H,m), 4.32-
4.58(3H,m), 4.722(1H,d,J=14.8Hz), 5.019(2H,s), 5.3
47(1H,d,J=14.8Hz), 5.354(1H,s), 6.478(1H,d,J=2.2H
z), 6.62-6.63(1H,m), 6.83-7.45(19H,m).
【0287】実施例231 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−1−(4−ヒドロキシベンジル)−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセトアミド 実施例230で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−(4−ベンジルオキシベン
ジル)−5−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド(0.45g)を酢酸エチル(20ml)と
メタノール(5ml)に溶解し、10%パラジウム炭素
(0.1g)を加えて水素雰囲気下に50分間撹拌し
た。反応液を濾過し、濾液を水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。残留物から表題化合物(0.
36g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.465(9H,s), 2.732(1H,dd,J=
6.4, 14.6Hz), 2.878(1H,dd,J=6.8, 14.6Hz), 4.296(2
H,d,J=5.8Hz), 4.33-4.67(4H,m), 4.85-5.03(1H,m), 5.
263(1H,s), 5.403(1H,d,J=14.4Hz), 6.445(1H,d,J=2.2H
z), 6.48-6.76(1H,m), 6.63-7.37(19H,m).
【0288】実施例232 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(4−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(4−ヒドロキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
セトアミド・塩酸塩 実施例231で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−5−(4−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−(4
−ヒドロキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド(0.16g)を酢酸エチル(2ml)に溶解
し、4規定塩化水素(酢酸エチル溶液)(3ml)を加え
て、30分間撹拌した。反応液を濃縮し、残留物にエー
テルで処理すると表題化合物(0.14g)が無色非結
晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.734(1H,dd,J=6.2, 14.8Hz),
2.889(1H,dd,J=7.0, 14.8Hz), 3.93(2H,br), 4.32-4.50
(3H,m), 4.639(1H,d,J=14.4Hz), 5.325(1H,s), 5.434(1
H,d,J=14.4Hz), 6.448(1H,s), 6.78-7.62(14H,m).
【0289】実施例233 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(5−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチル−2−メトキシフェニル)−
7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) 4−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル−
2−ブロモアニソール 3−ブロモ−4−メトキシベンズアルデヒド(5.0
g)をメタノール(100ml)に溶解し、水素化ホウ素
ナトリウム(0.5g)を加えて室温で30分間撹拌し
た。反応液を濃縮し、水(100ml)と酢酸エチル(1
5ml)を加えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、留去した。残留物をトルエン(8
0ml)に溶解し、塩化チオニル(2.8g)とピリジン
(0.5ml)を加えて室温で40分間撹拌した。反応液
に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分解し、有機
層を分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、留去した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミド
(50ml)に溶解し、フタルイミドカリウム(5.2
g)を加えて80℃で1時間撹拌した。反応液に冷却水
を加えて酢酸エチル(150ml)で抽出した。有機層を
水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。残
留物をエタノール(150ml)とテトラヒドロフラン
(20ml)に溶解し、飽水ヒドラジン(2ml)を加え
て、80℃で2時間撹拌した。不溶物を濾過し、濾液を
濃縮し、残渣に酢酸エチル(150ml)と飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液(200ml)を加えて振り混ぜた。有
機層を分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。残留物を酢酸エチル(60ml)とテトラ
ヒドロフラン(20ml)に溶解し、2−炭酸−ジ−tert
−ブチル(4.6g)を加えて40分間撹拌した。反応
液を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製し、
4−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル−2−ブロ
モアニソール(5.7g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.460(9H,s), 3.885(3H,s), 4.
227(2H,d,J=6.0Hz), 4.70-4.93(1H,m), 6.853(1H,d,J=
8.4Hz), 7.198(1H,dd,J=2.0, 8.4Hz), 7.472(1H,d,J=2.
0Hz).
【0290】(2) 2−アミノ−4−クロロ−5'−t
ert−ブトキシカルボニルアミノメチル−2'−メトキシ
ベンゾフェノン (1)で得られた、4−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノメチル−2−ブロモアニソール(5.5g)とN−メ
チル−N−メチルオキシ−2−アミノ−4−クロロベン
ズアミド(4.09g)をテトラヒドロフラン(120m
l)に溶解した溶液を−78℃に冷却し、撹拌しながら
n−ブチルリチウム(1.6モル/L, ヘキサン溶液)
(57ml)を40分間で滴下した。反応液に水(150
ml)と酢酸エチル(200ml)を加えて抽出した。有機
層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、2−アミノ−4−クロロ−5'−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチル−2'−メトキシベンゾフェノ
ン(5.5g)が黄色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.448(9H,s), 3.762(3H,s), 4.
280(2H,d,J=6.0Hz), 4.78-4.93(1H,m), 6.421(2H,br),
6.62-7.43(6H,m). (3) (2)で得られた化合物(5.5g)をメタノ
ール(60ml)に溶解し、室温で撹拌しながら水素化ホ
ウ素ナトリウム(1.5g)を加えた。反応液を濃縮
し、酢酸エチル(80ml)と水(100ml)を加えて抽
出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。 残留物から、2−アミノ−5−クロロ−
α−(5−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル−2
−メトキシ)ベンジルアルコール(5.6g)が無色油
状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.438(9H,s), 3.857(3H,s), 4.
217(2H,d,J=5.8Hz), 4.73-4.92(1H, m), 5.981(1H,s),
6.607(1H,d,J=8.4Hz), 6.85-7.33(5H,m).
【0291】(4) (3)で得られた化合物(2.5
g)と4−フェニルベンズアルデヒド(1.2g)をメ
タノール(40ml)に溶解し、撹拌しながら酢酸(0.
45g)とシアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.48
g)を加えた。反応液を60℃で30分間撹拌した後、
濃縮し、水(100ml)と酢酸エチル(120ml)を加
えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、留去した。 残留物から2−(4−ビフェニル
メチル)−5−クロロ−α−(5−tert−ブトキシカル
ボニルアミノ−2−メトキシ)ベンジルアルコール
(3.3g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.426(9H,s), 3.732(3H,s), 4.
210(2H,d,J=5.8Hz), 4.35(2H,s), 4.65-4.85(1H,m), 6.
035(1H,s), 6.701(1H,d,J=8.6Hz), 6.84-7.63(14H,m). (5) (4)で得られた化合物(3.3g)を酢酸エ
チル(30ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(2
0ml)を加えて撹拌しながら、塩化フマル酸モノエチル
エステル(1.05g)を加えた。反応液を20分間撹
拌した後、有機層を分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、留去した。 残留物をエタノール(80m
l)に溶解し、炭酸カリウム(3.5g)を加えて60℃
で1.5時間撹拌した。 反応液を濃縮し、酢酸エチル
(100ml)と水(80ml)を加えて抽出した。 有機層
を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、3,5−トランス−1−(4−ビフェニルメチル)
−5−(5−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル−
2−メトキシフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−酢酸エチルエステル(3.5g)が無色非結晶性
固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.260(3H,t,J=7.4Hz), 1.466(9
H,s), 2.805(1H,dd,J=5.2, 16.6Hz), 3.173(1H,dd,J=8.
6, 16.6Hz), 3.397(3H,s), 4.160(2H,q,J=7.4Hz), 4.29
8(2H,d,J=5.6Hz), 4.507(1H,dd,J=5.2, 8.6Hz), 4.72-
4.92(1H,m), 4.965(1H,d,J=15.0Hz), 5.505(1H,d,J=15.
0Hz), 5.911(1H,s), 6.546(1H,s), 6.752(1H,d,J=8.4H
z), 7.23-7.63(13H,m).
【0292】(6) (5)で得られた化合物(3.3
g)をテトラヒドロフラン(30ml)とメタノール(5
0ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム(20ml)を
加えて60℃で40分間撹拌した。 反応液を濃縮し、水
(100ml)で希釈した後、5%硫酸水素カリウム水溶
液で中和し、酢酸エチル(150ml)で抽出した。 有機
層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。 残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、3,5−トランス−1−(4−ビフェニルメチ
ル)−5−(5−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル−2−メトキシフェニル)−7−クロロ−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼ
ピン−3−酢酸(1.7g)が無色非結晶性固体として
得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.446(9H,s), 2.84-3.23(2H,
m), 3.404(3H,s), 4.283(2H,d,J=5.6Hz), 4.43-4.85(2
H,m), 4.941(1H,d,J=15.0Hz), 5.517(1H,d,J=15.0Hz),
5.914(1H,s), 6.544(1H,s), 6.741(1H,d,J=8.4Hz), 7.1
3-7.58(13H,m). (7) (6)で得られた化合物(0.3g)と2−フ
ルオロベンジルアミン(68mg)をN,N−ジメチルホ
ルムアミド(10ml)に溶解し、0℃で撹拌しながら、
シアノリン酸ジエチル(90mg)とトリエチルアミン
(80mg)を加えた。反応液を室温で20分間撹拌した
後、氷水と酢酸エチル(50ml)を加えて抽出した。 有
機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。 残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、表題化合物である、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニルメチル)
−5−(5−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル−
2−メトキシフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド(0.21g)が無色非結晶性固
体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.454(9H,s), 2.738(1H,dd,J=
5.4, 14.4Hz), 2.994(1H,dd,J=7.8, 14.4Hz), 3.380(3
H,s), 4.244(2H,d,J=6.0Hz), 4.37-4.65(3H,m), 4.73-
4.85(1H,m), 4.903(1H,d,J=15.2Hz), 5.517(1H,d,J=15.
2Hz), 5.891(1H,s),6.28-6.42(1H,m), 6.542(1H,d,J=1.
8Hz), 6.750(1H,d,J=8.6Hz), 6.96-7.58(17H, m).
【0293】実施例234 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(5−アミノメチル−2−メトキシフェニル)−1−
(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例233で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニルメチル)
−5−(5−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル−
2−メトキシフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド(0.16g)に4規定塩化水素
(酢酸エチル溶液)(2ml)を加えて30分間撹拌し
た。反応液を濃縮し、残留物に酢酸エチル(30ml)を
加えて留去した。 残留物から表題化合物(0.14g)
が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.765(1H,dd,J=5.6, 14.4Hz),
2.991(1H,dd,J=7.6, 14.4Hz), 3.391(3H,s), 3.62-4.05
(2H,m), 4.38-4.62(3H,m), 4.900(1H,d,J=15.2Hz), 5.5
16(1H,d,J=15.2Hz), 5.909(1H,s), 6.45-6.63(2H,m),
6.752(1H,d,J=8.4Hz), 6.92-7.62(17H,m).
【0294】実施例235 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(2−ベンジルオキシベンジル)−5−(3−tert−
ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロ
ロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1)実施例1(2)で得られた、2−アミノ−5−ク
ロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)ベンジルアルコール(0.5g)と2−ベ
ンジルオキシベンズアルデヒド(0.7g)をメタノー
ル(20ml)に溶解し、酢酸(0.15g)とシアノ水
素化ホウ素ナトリウム(0.16g)を加えて60℃で
40分間撹拌した。反応液を濃縮し、残渣に水(50m
l)と酢酸エチル(60ml)を加えて抽出した。 有機層
を分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留
去した。 残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製し、2−(2−ベンジルオキシベンジルアミノ)
−5−クロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノメチルフェニル)ベンジルアルコール(1.05
g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.441(9H,s), 4.248(2H,d,J=5.
8Hz), 4.328(2H,br), 5.061(2H,s), 5.749(1H,s), 6.55
4(1H,d,J=8.8Hz), 6.82-7.52(14H,m). (2) (1)で得られた化合物(1.05g)を酢酸
エチル(40ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム
(20ml)を加えて、撹拌しながら、塩化フマル酸モノ
エチルエステル(0.33g)の酢酸エチル(2ml)溶
液を滴下した。 反応液を20分間撹拌した後、有機層を
分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。 残留物をエタノール(30ml)に溶解し、炭酸カ
リウム(0.7g)を加えて、60℃で1.5時間撹拌し
た。 反応液を濃縮し、酢酸エチル(50ml)と水(50
ml)を加えて抽出した。有機層を水洗いし、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、留去した。 残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製し、先に溶出される部分か
ら、3,5−シス−1−(2−ベンジルオキシベンジ
ル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢
酸エチルエステル(0.15g)が無色油状物で得られ
た> NMR(CDCl3)δ: 1.233(3H,t,J=7.2Hz), 1.422(9
H,s), 2.862(1H,dd,J=5.8, 16.6Hz), 3,199(1H,dd,J=8.
0, 16.6Hz), 3.958(1H,d,J=16.6Hz), 4.03-4.22(4H,m),
4.456(1H,d,J=16.6Hz), 4.666(1H,dd,J=5.8, 8.0Hz),
4.72-4.88(1H,m),4.942(2H,s), 5.876(1H,s), 6.82-7.4
5(16H,m). 後に溶出される部分から、3,5−トランス−1−(2
−ベンジルオキシベンジル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−酢酸エチルエステル(0.45g)
が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.240(3H,t,J=7.2Hz), 1.423(9
H,s), 2.749(1H,dd,J=5.2, 16.7Hz), 3.109(1H,dd,J=8.
2, 16.7Hz), 4.132(2H,q,J=7.2Hz), 4.311(2H,d,J=6.0H
z), 4.481(1H,dd,J=5.4, 8.4Hz), 4.73-4.85(1H,m), 4.
899(1H,d,J=11.4Hz), 5.021(1H,d,J=11.4Hz), 5.178(1
H,d,J=15.0Hz), 5.289(1H,d,J=15.0Hz), 5.583(1H,s),
6.465(1H,d,J=2.2Hz), 7.83-7.48(15H,m).
【0295】(3) (2)で得られた、3,5−シス
体と3,5−トランス体の混合物(0.7g)をテトラヒ
ドロフラン(5ml)と、エタノール(10ml)に溶解
し、1規定水酸化ナトリウム(3ml)を加えて60℃で
30分間撹拌した。 反応液を濃縮し、水(20ml)で希
釈し、5%硫酸水素カリウム水溶液で酸性として、酢酸
エチル(50ml)で抽出した。 有機層を水洗いし、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。 残留物から、3,
5−シス及び3,5−トランス−1−(2−ベンジルオ
キシベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−酢酸(0.62g)が無色非結晶性固体の混合
物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.412(9×1/5H, s), 1.454(9×
4/5H, s), 2.75-3.26(2H,m), 3.85-4.63(4H,m), 4.75-
5.36(4H,m), 5.597(4/5H, s), 5.894(1/5H,s), 6.466(1
/5H,br), 6.75-7.45(151/5H,m). (4) (3)で得られた化合物(0.6g)と2−フ
ルオロベンジルアミン(0.14g)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(8ml)に溶解し、0℃で撹拌しながら、
シアノリン酸ジエチル(0.18g)とトリエチルアミ
ン(0.12g)を加えた。反応液を室温で30分間撹
拌した後、水(40ml)と酢酸エチル(50ml)を加え
て抽出した。 有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、留去した。 残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製し、表題化合物である、3,5−トラ
ンス−N−(2−フルオロベンジル)−1−(2−ベン
ジルオキシベンジル)−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−アセトアミド(0.5g)が無色非結晶性
固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.450(9H,s), 2.680(1H.dd,J=
5.8, 14.2Hz), 2.912(1H,dd,J=7.21, 14.2Hz), 4.278(2
H,d,J=6.0Hz), 4.32-4.61(3H,m), 4.73-5.36(5H,m), 5.
552(1H,s), 6.23-6.38(1H,m), 6.442(1H,d,J=2.4Hz),
6.88-7.43(19H, m). 融点:173−174℃
【0296】実施例236 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−4
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(2−ベジルオ
キシベンジル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド・塩酸塩 実施例235で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−(2−ベンジルオキシベン
ジル)−5−(tert−ブトキシカルボニルアミノメチル
フェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド(0.1g)に4規定塩化水素(酢酸エチル溶
液)(3ml)を加えて40分間撹拌した。反応液を濃縮
し、残渣に酢酸エチル(30ml)を加えて留去した。 残
留物から表題化合物(92mg)が無色非結晶性固体とし
て得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.701(1H,dd,J=5.8, 14.4Hz),
2.918(1H,dd,J=7.2, 14.4Hz), 3.846(2H,br), 4.33-4.6
2(3H,m), 4.899(1H,d,J=11.6Hz), 5.016(1H,d,J=11.6H
z), 5.154(1H,d,J=15.4Hz), 5.276(1H,d,J=15.4Hz), 5.
584(1H,s), 6.385(1H,m), 6.473(1H,d,J=2.2Hz), 6.82-
7.45(19H,m).
【0297】実施例237 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)
−7−クロロ−1−(2−ヒドロキシベンジル)−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−アセトアミド 実施例235で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−(2−ベンジルオキシベン
ジル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド(0.45g)を酢酸エチル(20ml)と
メタノール(5ml)に溶解し、10%パラジウム炭素
(0.15g)を加えて、水素雰囲気下に1.5時間撹拌
した。 反応液を濾過し、濾液を水洗いし、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、留去した。 残留物から表題化合物
(0.32g)が無色非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.448(9H,s), 2.677(1H,dd,J=
6.0, 14.6Hz), 2.919(1H,dd,J=7.6, 14.6Hz),4.244(2H,
d,J=5.6Hz), 4.34-4.85(5H,m), 5.070(2/3H,s), 5.115
(1/3H,s), 5.496(2/3H,s), 5.569(1/3H,s), 6.12-6.26
(1H,m), 6.46-7.55(15H,m).
【0298】実施例238 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−
(2−ヒドキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5
−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
セトアミド・塩酸塩実施例237で得られた化合物
(0.28g)に4規定塩化水素(酢酸エチル溶液)
(4ml)を加えて、40分間撹拌した。 反応液を濃縮
し、残渣に酢酸エチル(30ml)を加えて留去した。 残
留物から表題化合物(0.18g)が無色非結晶性固体
として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 2.62-2.98(2H,m), 3.72-3.95(2
H,m), 4.25-4.66(4H,m),5.231(1H,s), 5.47-5.62(1H,
m), 6.32-6.44(1H,m), 6.48-7.55(15H,m).
【0299】実施例239 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(N−tert−ブトキ
シカルボニル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ
ン−5−イル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,
5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド (1) N−tert−ブトキシカルボニル−5−ブロモ−
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(0.9g)、
N−メチル−N−メチルオキシ−2−アミノ−5−クロ
ロベンズアミド(0.68g)をテトラヒドロフラン
(15ml)に溶解した溶液を−78℃に冷却し、撹拌し
ながらn−ブチルリチウム(1.6モル、ヘキサン溶
液)(9ml)を30分間で滴下した。 反応液に水(50
ml)を加えて分解し、酢酸エチル(80ml)で抽出し
た。 有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
留去した。 残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製し、2−(N−tert−ブトキシカルボニル−
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−イル)
カルボニル−4−クロロ−アニリン(0.26g)が黄
色結晶として得られた。 融点:159−160℃ NMR(CDCl3)δ: 1.490(9H,s), 2.730(2H,t,J=5.
8Hz), 3.593(2H,t,J=6.0Hz), 4.648(2H,s), 6.425(2H,b
r), 6.685(1H,d,J=8.8Hz), 7.08-7.32(5H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.24g)をメタ
ノール(8ml)に溶解し、撹拌しながら水素化ホウ素ナ
トリウム(0.05g)を加えた。 反応液を20分間撹
拌した後、濃縮し、酢酸エチル(20ml)と水(30m
l)を加えて抽出した。 有機層を水洗いし、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、留去した。 残留物から、2−アミノ
−5−クロロ−α−(N−tert−ブトキシカルボニル−
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−イル)
ベンジルアルコール(0.22g)が無色油状物で得ら
れた。 NMR(CDCl3)δ: 1.476(9H,s), 2.46-2.93(2H,
m), 3.57(2H,t,J=5.8Hz),3.85-4.20(2H,m), 4.606(2H,
s), 5.955(1H,s), 6.60-7.42(6H,m).
【0300】(3) (2)で得られた化合物(0.2
2g)及び4−フェニルベンズアルデヒド(0.13
g)をメタノール(10ml)に溶解した溶液に、酢酸
(0.05g)とシアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.0
5g)を加えて60℃で30分間撹拌した。 反応液に水
(30ml)を加えて希釈し、酢酸エチル(40ml)で抽
出した。 有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。 残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、2−(4−ビフェニルメチルアミノ)
−5−クロロ−α−(N−tert−ブトキシカルボニル−
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−イル)
ベンジルアルコール(0.26g)が無色油状物で得ら
れた。 NMR(CDCl3)δ: 1.466(9H,s), 2.45-2.92(2H,
m), 3.40-3.70(2H,m), 4.387(2H,br), 4.610(2H,s), 5.
0-5.2(1H,m), 6.004(1H,s), 6.629(1H,d,J=8.6Hz),6.73
5(1H,d,J=2.4Hz), 7.05-7.65(13H,m). (4) (3)で得られた化合物(0.26g)を酢酸
エチル(10ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム
(3ml)を加えて撹拌しながら、塩化フマル酸モノエチ
ルエステル(0.095mg)を加えた。 反応液を20分
間撹拌した後、有機層を分離し、水洗いし、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、留去した。 残留物をエタノール(1
2ml)に溶解した溶液に、炭酸カリウム(0.2g)を
加えて60℃で1時間撹拌した。 反応液を濃縮し、水
(20ml)と酢酸エチル(30ml)を加えて抽出した。
有機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。 残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、3,5−トランス−1−(4−ビフェニルメチ
ル)−5−(N−tert−ブトキシカルボニル−1,2,
3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−イル)−7−
クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステル
(0.28g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.268(3H,t,J=7.2Hz), 1.316(9
H,br), 2.50-3.50(4H,m), 2.83(1H,dd,J=5.4, 16.7Hz),
4.17(2H,q,J=7.2Hz), 4.341(1H,d,J=17.0Hz), 4.48(1
H,dd,J=5.4, 8.0Hz), 4.592(1H,d,J=17.0Hz), 4.75(1H,
m), 5.545(1H,s),5.62-5.85(1H,m), 6.462(1H,s), 7.0-
7.7(14H,m).
【0301】(5) (4)で得られた化合物(0.2
8g)のテトラヒドロフラン(5ml)とメタノール(10
ml)溶液に、1規定水酸化ナトリウム(3ml)を加え
て、60℃で40分間撹拌した。 反応液を濃縮し、水
(10ml)で希釈し、5%硫酸水素カリウムで中和し、
酢酸エチル(30ml)で抽出した。 有機層を水洗いし、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。 残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3,5−ト
ランス−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(N−te
rt−ブトキシカルボニル−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン−5−イル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−酢酸(0.2g)が無色非結晶性固体として得
られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.375(9H,br), 2.80-3.40(4H,
m), 2.88(1H,dd,J=5.2, 16.8Hz), 3.18(1H,dd,J=8.0, 1
6.8Hz), 4.341(1H,d,J=16.8Hz), 4.44(1H,dd,J=5.4, 7.
9Hz), 4.596(1H,d,J=16.8Hz), 4.66-4.90(1H,m), 5.550
(1H,s), 5.62−5.82(1H,m), 6.475(1H,s), 7.0-7.65(1
4H,m). (6) (5)で得られた化合物(0.15g)と2−
フルオロベンジルアミン(0.035g)を、N,N−ジ
メチルホルムアミド(5ml)に溶解し、シアノリン酸ジ
エチル(0.045g)、ついでトリエチルアミン(0.
05g)を加えた。反応液を30分間撹拌した後、水(2
0ml)で希釈し、酢酸エチル(30ml)で抽出した。 有
機層を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去し
た。 残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、表題化合物である、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニルメチル)
−5−(N−tert−ブトキシカルボニル−1,2,3,4
−テトラヒドロイソキノリン−5−イル)−7−クロロ
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−アセトアミド(0.16g)が
無色結晶として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.369(9H,br), 2.55-3.40(2H,
m), 2.75(1H,dd,J=6.0, 14.6Hz), 2.96(1H,dd,J=7.0, 1
4.6Hz), 4.25-4.85(6H,m), 5.20(1H,s), 5.55-5.80(1H,
m), 6.256(1H,br), 6.43(1H,br), 6.95-7.65(18H,m). 融点:125−127℃
【0302】実施例240 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ
−1,2,3,5−テトラヒドロ−5−(1,2,3,5−テ
トラヒドロイソキノリン−5−イル)−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例239で得られた、3,5−トランス−N−(2
−フルオロベンジル)−1−(4−ビフェニルメチル)
−5−(N−tert−ブトキシカルボニル−1,2,3,4
−テトラヒドロイソキノリン−5−イル)−7−クロロ
−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−アセトアミド(0.13g)に
4規定塩化水素(酢酸エチル溶液)(3ml)を加えて2
時間撹拌した。 反応液を濃縮し、残渣に酢酸エチル(3
0ml)を加えて留去した。 残留物から表題化合物(0.
1g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.10-1.17(2H,m), 2.508(2H,t,
J=6.0Hz), 2.74(1H,dd,J=6.2, 14.4Hz), 2.96(1H,dd,J=
7.0, 14.4Hz), 3.882(2H,s), 4.35-4.70(4H,m),5.446(1
H,s), 5.828(1H,d,J=14.4Hz), 6.15-6.35(1H,m), 6.464
(1H,d,J=1.6Hz),6.92−7.60(18H,m). 融点(フリー体):184−185℃
【0303】実施例241 3,5−トランス−N−イソプロピル−1−(4−ビフ
ェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド 実施例4(2)で得られた、3,5−トランス−1−
(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−酢酸(0.11g)とイソプロピルア
ミン(15mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3m
l)溶液を0℃で撹拌しながら、シアノリン酸ジエチル
(35mg)とトリエチルアミン(22mg)を加えた。 反
応液を室温で20分間撹拌した後、水(20ml)を加え
て、酢酸エチル(30ml)で抽出した。 有機層を水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。 残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、表題化
合物(0.12g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.126(3H,d,J=4.2Hz), 1.158(3
H,d,J=4.2Hz), 1.439(9H,s), 2.621(1H,dd,J=6.0, 14.0
Hz), 2.842(1H,dd,J=7.4, 14.0Hz), 4.221(2H,d,J=5.4H
z), 4.525(1H,dd,J=6.2, 7.3Hz), 4.65-4.85(1H,m), 4.
936(1H,d,J=14.8Hz), 5.378(1H,s), 5.413(1H, d,J=14.
8Hz), 6.495(1H,d,J=2.0Hz), 6.95-7.62(15H,m).
【0304】実施例242 3,5−トランス−N−イソプロピル−1−(3−アミ
ノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチル)−
7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・塩
酸塩 実施例241で得られた化合物(90mg)の4規定塩化
水素(酢酸エチル溶液)(2ml)溶液を30分間撹拌し
た後、濃縮し、残留物に酢酸エチル(10ml)を加えて
再び濃縮した。 残留物から表題化合物(72mg)が無色
非結晶性固体で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.125(3H,d,J=4.0Hz), 1.158(3
H,d,J=4.0Hz), 2.631(1H,dd,J=6.2, 14.2Hz), 2.836(1
H,dd,J=7.6, 14.2Hz), 3.798(2H,br), 4.526(1H,dd,J=
6.6, 6.6Hz), 4.905(1H,d,J=14.6Hz), 5.383(1H,s), 5.
440(1H,d,J=14.6Hz), 5.683(1H,d,J=8.0Hz), 6.515(1H,
d,J=1.8Hz), 6.88-7.63(15H,M).
【0305】実施例243 N−[3,5−トランス−1−(4−ビフェニルメチ
ル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾキサゼピン−3−アセチ
ル]−ピロリジン実施例4(2)で得られた、3,5−
トランス−1−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−
tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−7
−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−酢酸(0.11g)と
ピロリジン(15mg)のN,N−ジメチルホルムアミド
(4ml)溶液を0℃で撹拌しながら、シアノリン酸ジエ
チル(35mg)とトリエチルアミン(30mg)を加え
た。 反応液を室温で20分間撹拌した後、水(20ml)
と酢酸エチル(30ml)を加えて抽出した。 有機層を水
洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。 残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、表
題化合物(0.15g)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.435(9H,s), 1.65-2.08(4H,m), 2.692
(1H,dd,J=4.6, 16.0Hz), 3.05-3.65(6H,m), 4.225(2H,
d,J=6.0Hz), 4.635(1H,dd,J=4.6, 8.7Hz),4.68-4.83(1
H,m), 4.892(1H,d,J=14.6Hz), 5.371(1H,s), 5.491(1H,
d,J=14.6Hz), 6.485(1H,s), 6.88-7.63(15H,m).
【0306】実施例244 N−[3,5−トランス−5−(3−アミノメチルフェ
ニル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−
2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベン
ゾオキサゼピン−3−アセチル]−ピロリジン・塩酸塩 実施例243で得られた化合物(0.15g)の4規定
塩化水素(酢酸エチル溶液)(2ml)溶液を30分間撹
拌した後、濃縮し、残渣に酢酸エチル(20ml)を加え
て再び留去した。残留物から表題化合物(65mg)が無
色非結晶性固体として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.76-2.05(4H,m), 2.706(1H,d
d,J=4.8, 15.7Hz), 3.139(1H,dd,J=8.6, 15.7Hz), 3.3
3−3.63(4H,m), 3.791(2H,br), 4.640(1H,dd,J=4.8,
8.8Hz), 4.866(1H,d,J=14.6Hz), 5.379(1H,s), 5.513(1
H,d,J=14.6Hz), 6.511(1H,br), 6.93-7.63(15H,m).
【0307】実施例245 3,5−トランス−N−(2−メトキシフェニル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド 実施例4(2)で得られた、3,5−トランス−1−
(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−酢酸(0.3g)のN,N−ジメチルホ
ルムアミド(3ml)溶液に2−アニシジン(0.118
g)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド・塩酸塩(91mg)、4−ジメチル
アミノピリジン(58mg)を加えて12時間撹拌した。
反応液に酢酸エチル(30ml)を加えて希釈し、水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。 残留物か
ら表題化合物(0.29g)が無色非結晶性固体で得ら
れた。 NMR(CDCl3)δ: 1.43(9H,s), 2.89(1H,dd,J=6.
8, 14.8Hz), 3.12(1H,dd,J=6.8, 14.6Hz), 3.76(3H,s),
4.16(2H,d,J=5.2Hz), 4.57(1H,d,J=6.8Hz), 4.68(1H,b
r), 4.91(1H,d,J=14.6Hz), 5.43(1H,s), 5.48(1H,d,J=1
4.6Hz), 6.49(1H,d,J=1.6Hz), 6.83-7.59(18H,m), 8.21
(1H,s), 8.36(1H,dd,J=1.8, 7.6Hz),
【0308】実施例246 3,5−トランス−N−(2−メトキシフェニル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−
テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセ
トアミド 実施例245で得られた化合物(0.219g)の酢酸
エチル(1ml)溶液に4規定塩化水素(酢酸エチル溶
液)(1ml)を加えて1時間撹拌した。 反応液を濃縮
し、残留物にエーテルを加えて沈殿させ、表題化合物
(0.172g)が無色非結晶性固体として得られた。 NMR(DMSO−D6)δ: 2.89(1H,dd,J=7.4, 15.4H
z), 3.16(1H,dd,J=7.4,15.4Hz), 3.80(3H,s), 4.07(2H,
s), 4.55(1H,t,J=7.4Hz), 5.14(1H,d,J=15.6Hz), 5.40
(1H,d,J=15.6Hz), 5.62(1H,s), 6.43(1H,d,J=2.0Hz),
6.88-7.71(18H,m),7.95(1H,d,J=7.8Hz), 8.30(3H,br),
9.33(1H,s).
【0309】実施例247 3,5−トランス−N−シクロヘキシル−1−(4−ビ
フェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
ン−3−アセトアミド 実施例4(2)で得られた、3,5−トランス−1−
(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−酢酸(0.3g)とシクロヘキシルア
ミン(0.12g)のN,N−ジメチルホルムアミド(3
ml)溶液に、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)カルボジイミド・塩酸塩(91mg)及び4−ジ
メチルアミノピリジン(58mg)を加えて12時間撹拌
した。 反応液に酢酸エチル(20ml)を加えて希釈し、
水洗いし、硫酸マグネシウムで乾燥し、留去した。 残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、表
題化合物(34mg)が無色油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.06-1.37(5H,m), 1.44(9H,m),
1.62-1.94(4H,m), 2.62(1H,dd,J=6.0, 14.0Hz), 2.84
(1H,dd,J=7.6, 14.0Hz), 3.65-3.72(1H,m), 4.21(2H,d,
J=5.6Hz), 4.51(1H,dd.,J=6.0, 7.6Hz), 4.74(1H,br),
4.91(1H,d,J=14.8Hz), 5.37(1H,s), 5.41(1H,d,J=14.8H
z), 5.37(1H,s), 5.41(1H,d,J=14.8Hz), 5.70(1H,d,J=
7.6Hz), 6.49(1H,d,J=1.8Hz), 6.97-7.60(15H,m).
【0310】実施例248 3,5−トランス−N−シクロヘキシル−5−(3−ア
ミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメチル)
−7−クロロ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベ
ンゾオキサゼピン−3−アセトアミド・塩酸塩 実施例247で得られた化合物(34mg)の酢酸エチル
(1ml)溶液に、4規定塩化水素(酢酸エチル)溶液
(1ml)を加えて1時間撹拌した。 反応液を濃縮し、残
留物をエーテルで処理し、表題化合物(28mg)が無色
非結晶性固体で得られた。 NMR(DMSO−D6)δ: 1.07-1.31(6H,m), 1.43-
1.78(4H,m), 2.56(1H,dd,J=6.6, 15.4Hz), 2.72(1H,dd,
J=6.6, 15.4Hz), 3.45-3.51(1H,m), 4.00-4.09(2H,m),
4.44(1H,t,J=6.6Hz), 5.10(1H,d,J=8.0, 15.4Hz), 5.37
(1H,d,J=15.4Hz),5.56(1H,s), 6.39(1H,d,J=1.8Hz), 7.
11(1H,d,J=7.4Hz), 7.38-7.69(13H,m), 7.89(1H,d,J=7.
6Hz), 8.30(3H,br).
【0311】実施例249 3,5−トランス−N−(チアゾール−2−イル)−1
−(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2
−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾ
オキサゼピン−3−アセトアミド 実施例4(2)で得られた、3,5−トランス−1−
(4−ビフェニルメチル)−5−(3−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−
オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオ
キサゼピン−3−酢酸(0.2g)と2−アミノチアゾ
ール(63mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2m
l)溶液に、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド・塩酸塩(73mg)と4−ジメチ
ルアミノピリジン(40mg)を加えた。 反応液を12時
間撹拌した後、酢酸エチル(20ml)で希釈し、水洗い
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。 残留物か
ら表題化合物(144mg)が無色非結晶性固体として得
られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.42(9H,s), 3.02-3.23(2H,m),
4.22(2H,br), 4.60(1H,t,J=6.6Hz), 4.90(1H,d,J=14.6
Hz), 5.22(1H,br), 5.42(1H,s), 5.50(1H,d,J=14.6Hz),
6.52(1H,s), 6.85(1H,br), 6.95(1H,d,J=3.2Hz), 7.09
(1H,s), 7.25-7.59(14H,m), 11.19(1H,s).
【0312】実施例250 3,5−トランス−N−(チアゾール−2−イル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニ
ルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
アミド・塩酸塩 実施例249で得られた化合物(144mg)の酢酸エチ
ル(1ml)溶液に4規定塩化水素(酢酸エチル溶液)
(1ml)を加えて1時間撹拌した。 反応液を濃縮し、残
留物をエーテルで処理し、表題化合物(120mg)が無
色非結晶性固体で得られた。 NMR(DMSO−D6)δ: 2.97(1H,d
d,J=5.4, 16.6Hz), 3.17(1
H,dd,J=8.0,16.6Hz), 4.01
(2H,d,J=5.8Hz), 4.58(1H,d
d,J=5.4, 8.0Hz), 5.14(1H,
d,J=15.8Hz), 5.62(1H,s),
6.43(1H, d,J=1.8Hz), 7.12
(1H,d,J=7.2Hz), 7.24(1H,
d,J=3.6Hz), 7.44−7.80(15
H,m), 8.41(3H,br).
【0313】実施例251 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニ
ル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロ−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)−
4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド (1) 実施例1(2)で得られた、2−アミノ−5-
クロロ−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チルフェニル)ベンジルアルコール(0.5g)と4−
トリフルオロメチルベンズアルデヒド(0.28g)の
メタノール(20ml)溶液に、酢酸(0.1g)とシア
ノ水素化ホウ素ナトリウム(0.17g)を加えて60
℃で40分間撹拌した。 反応液を濃縮し、酢酸エチル
(30ml)と水(20ml)を加えて抽出した。 有機層を
水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。 残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、
5−クロロ−2−(4−トリフルオロメチルベンジルア
ミノ)−α−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノメ
チルフェニル)ベンジルアルコール(0.6g)が無色
油状物で得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.426(9H,s), 2.848(1H,d,J=3.
6Hz), 4.18-4.37(4H,m),4.767(1H,d,J=5.6Hz), 4.83-4.
94(1H,m), 5.15-5.25(1H,m), 5.825(1H,d,J=3.0Hz), 6.
419(1H,d,J= 8.6Hz), 6.98-7.76(10H,m). (2) (1)で得られた化合物(0.6g)の酢酸エ
チル(15ml)溶液に、1規定水酸化ナトリウム(5m
l)を加えて、室温で撹拌しながら、塩化フマル酸モノ
エチルエステル(0.21g)の酢酸エチル(2ml)溶
液を滴下した。 反応液を20分間撹拌した後、有機層を
分離し、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去
した。 残留物をエタノール(20ml)に溶解し、炭酸カ
リウム(0.3g)を加えて60℃で40分間撹拌し
た。反応液を水(50ml)で希釈し、水洗いし、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、留去した。 残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、先に溶出される部
分から、3,5−シス−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−1−(4−トリフル
オロメチルベンジル)−4,1−ベンゾオキサゼピン−
3−酢酸エチルエステル(0.12g)が無色油状物で
得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.267(3H,t,J=7.2Hz), 1.429(9
H,s), 2.871(1H,dd,J=5.4, 16.8Hz), 3.250(1H,dd,J=8.
4, 16.8Hz), 3.790(1H,d,J=16.2Hz), 4.05-4.35(2H,m),
4.56-4.72(2H,m), 4.75-5.02(1H,m), 5.896(1H,s), 6.
88-7.58(11H,m). 次に溶出される部分から、3,5−トランス−5−(3
−tert−ブトキシカルボニルアミノメチルフェニル)−
7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ
−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)−4,1−
ベンゾオキサゼピン−3−酢酸エチルエステル(0.3
6g)が無色油状物として得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.259(3H,t,J=7.2Hz), 1.437(9
H,s), 2.768(1H,dd,J=5.0, 16.9Hz), 3.154(1H,dd,J=8.
8, 16.9Hz), 4.14(2H,q,J=7.2Hz), 4.306(2H,d,J=5.8H
z), 4.512(1H,dd,J=5.0, 8.8Hz), 5.109(1H,d,J=15.2H
z), 5.294(1H,d,J=15.2Hz), 5.416(1H,s), 6.546(1H,d,
J=2.2Hz), 6.97-7.68(10H,m).
【0314】(3) (2)で得られたトランス体とシ
ス体の混合物(0.42g)のテトラヒドロフラン(5m
l)とメタノール(10ml)溶液に1規定水酸化ナトリ
ウム(3ml)を加えて60℃で40分間撹拌した。反応
液を水(20ml)で希釈し、5%硫酸水素カリウム水溶
液で中和し、酢酸エチル(40ml)で抽出した。 有機層
を水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、3,5−トランス−5−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オキ
ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
ゼピン−3−酢酸(0.12g)が無色非結晶性固体で
得られた。 NMR(CDCl3)δ: 1.499(9H,s), 2.854(1H,dd,J=
4.8, 17.0Hz), 3.05-3.32(1H,m), 4.309(2H,d,J=5.6H
z), 4.43-4.56(1H,m), 4.95-5.03(1H,m), 5.04-5.42(2
H,m), 5.453(1H,s), 6.548(1H,br), 6.85-7.66(10H,m). (4) (3)で得られた化合物(0.16g)と2−
フルオロベンジルアミン(38mg)のN,N−ジメチル
ホルムアミド(4ml)溶液を0℃で撹拌しながら、シア
ノリン酸ジエチル(40mg)とトリエチルアミン(35
mg)を加えた。 反応液を室温で20分間撹拌した後、酢
酸エチル(20ml)で希釈し、5%硫酸水素カリウム水
溶液で洗浄後、水洗いし、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、留去した。 残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、表題化合物である、3,5−トランス
−N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−tert−ブ
チルカルボニルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−
1,2,3,5−テトラヒドロ−1−(4−トリフルオロ
メチルベンジル)−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド(0.11g)が無色結晶として得られた。 NMR(CDCl3)δ:1.446(9H,s), 2.708(1H,dd,J=
5.6, 14.6Hz), 4.277(2H,d,J=5.8Hz), 4.37-4.62(3H,
m), 4.75-4.93(1H,m), 5.027(1H,d,J=14.8Hz), 5.335(1
H,d,J=14.8Hz), 5.372(1H,s), 6.14-6.27(1H,m), 6.524
(1H,d,J=2.2Hz), 6.93−7.65(14H,m). 融点:100−101℃
【0315】実施例252 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5
−(3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−2−オ
キソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−1−(4−トリフ
ルオロベンジル)−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−
アセトアミド・塩酸塩 実施例251で得られた化合物(70mg)に4規定塩化
水素(酢酸エチル)溶液(2ml)を加えて、30分間撹
拌した。 反応液を濃縮し、残留物に酢酸エチル(20m
l)を加えた留去した。 残留物をエーテルで処理し、表
題化合物(70mg)が無色非結晶性固体として得られ
た。 NMR(CDCl3)δ: 2.45-2.65(2H,m), 2.728(1H,d
d,J=5.6, 14.7Hz), 3.851(2H,br), 4.33-4.62(3H,m),
4.995(1H,d,J=15.8Hz), 5.339(1H,d,J=15.8Hz), 5.362
(1H,s), 6.37-6.47(1H,m), 6.526(1H,d,J=2.4Hz), 6.85
-7.63(14H,m).
【0316】以下に本発明化合物の薬理作用を具体的に
示すが、これらに限定されるものではない。なお、大腸
菌を用いての遺伝子操作法は、モレキュラー・クローニ
ング(Molecular Cloning, T. Mariatis ら)、198
9年度版に記載の方法に従った。 (1)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋白質サブタイ
プ1(SSTR1)DNAのクローニング 公知のヒト・SSTR1cDNAの塩基配列〔プロシー
ジング・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サ
イエンス・ユーエスエー(Proc. Natl. Acad.Sci., US
A),89巻、251−255頁、1992年〕に基づ
き、DNAオリゴマーS1−1及びS1−2を合成し
た。S1−1の配列は、5'−GGTCGACCTCA
GCTAGGATGTTCCCCAATG−3'(配列
番号:1)であり、S1−2の配列は、5'−GGTC
GACCCGGGCTCAGAGCGTCGTGAT−
3'(配列番号:2)である。鋳型としては、ヒト染色
体DNA(クロンテック社、カタログ番号CL6550
−1)を用いた。該DNA0.5ngに前記のDNAオ
リゴマーをそれぞれ25pmol加え、PfuDNAポ
リメラーゼ(ストラタジーン(株))2.5単位を用いて
ポリメラーゼ連鎖反応を行った。反応液組成は、該Pf
uDNAポリメラーゼに添付された指示書に従った。反
応条件は、94℃で1分間、63℃で1分間、75℃で
2分間を1サイクルとして、35サイクル繰り返した。
反応液を1%アガロースゲルで電気泳動したところ、目
的とするサイズ(約1.2kb)のDNA断片が特異的
に増幅されていた。該DNA断片をアガロースゲルから
常法に従って回収し、HincIIサイトで開裂したpUC1
18に接続し、コンピテントセルであるエシェリヒア コ
リ(Escherichia coli)JM109に形質転換した。該
DNA断片を含むプラスミドを有する形質転換体を選抜
し、蛍光色素を用いた自動塩基配列解析装置ALF D
NAシーケンサー(ファルマシア社製造)で挿入DNA
断片の塩基配列を確認したところ、塩基配列から予想さ
れるアミノ酸配列は、前記の文献に記載された配列と完
全に一致した。 (2)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋白質サブタイ
プ1(SSTR1)DNAの発現プラスミドの構築 CHO(チャイニーズハムスター卵巣)細胞での発現ベ
クターとしては、pAKKO−111を用いた。pAK
KO−111は次のように構築した。特開平5−076
385号公報に記載のpTB1417からHind II
I及びCla I処理によってSRαプロモーター及び
polyA付加シグナルを含む1.4kbのDNA断片
を得た。また、pTB348〔バイオケミカル・アンド
・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニケーションズ
(Biochem. Biophys. Res. C
ommun.),128,256−264頁,1985
年〕からCal I及びSalI処理によりジヒドロ葉酸
還元酵素(DHFR)遺伝子を含む4.5kbのDNA
断片を得た。これらのDNA断片をT4ポリメラーゼ処
理により末端を平滑末端にした後、T4リガーゼにより
連結し、pAKKO−111プラスミドを構築した。次
に前記(1)で得られたヒト・SSTR1 DNA断片
を有するプラスミド5μgを制限酵素Sal Iで消化
した後、1%アガロースゲル電気泳動を行い、ヒト・S
STR1をコードする1.2kbのDNA断片を回収し
た。そして、前記の発現ベクターpAKKO−111
(5.5kb)1μgをSalIで消化し、ヒト・SS
TR1 DNA断片を挿入するためのクローニング部位
を作成した。該発現ベクター断片と1.2kbのDNA
断片をT4DNAリガーゼを用いて結合し、反応液を塩
化カルシウム法にて大腸菌JM109に導入し、形質転
換体の中からヒト・SSTR1 DNA断片がプロモー
ターに対して順方向に挿入された発現プラスミドpA1
−11−SSTR1を得た。この形質転換体をエシェリ
ヒア コリJM109/pA−1−11−SSTR1と
表示する。
【0317】(3)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋
白質サブタイプ1(SSTR1)DNAのCHO(dh
fr-)細胞への導入と発現 CHO(dhfr-)細胞1X106細胞を、直径8cm
のシャーレを用いて、10%ウシ胎児血清を含むハムF
12培地で24時間培養し、この細胞に前記(2)で得
たヒト・SSTR1cDNA発現プラスミド1 pA−
1−11−SSTR1、10μgをリン酸カルシウム法
(セル フェクト トランスフェクション キット;フ
ァルマシア(Cell Phect Transfection Kit; Pharmaci
a))で導入した。導入24時間後、培地を10%透析
ウシ胎児血清を含むDMEM培地に換えて、本培地でコ
ロニーを形成する細胞(すなわち、DHFR+細胞)を
選択した。さらに、選択された細胞を限界希釈法によっ
て単一細胞からクローニングし、ソマトスタチン蛋白質
活性を以下の方法で測定した。ヒト・SSTRcDNA
発現細胞株を測定用緩衝液〔50mMのトリス塩酸、1
mMのEDTA、5mMの塩化マグネシウム、0.1%
のBSA、0.2mg/mlのバシトラシン、10μg
/mlのロイペプチン、1μg/mlのペプスタチン、
200units/mlのアプロチニン(pH7.
5)〕で希釈し、細胞数を200μl当たり2X104
個に調整した。200μlをチューブに分注し、5nM
125I〕−ソマトスタチン−14(2000Ci/m
mol,アマシャム(Amersham))2μlを添加し、2
5℃、60分間インキュベーションした。また、非特異
的結合量(NSB)を測定するために、ソマトスタチン
−14(10-4M)2μlを加えたチューブもインキュ
ベーションした。洗浄用緩衝液〔50mMのトリス塩
酸、1mMのEDTA、5mMの塩化マグネシウム(p
H7.5)〕(1.5ml)を添加し、GF/Fガラス
繊維ろ紙(Whatman社)でろ過、さらに同緩衝液(1.
5ml)で洗浄した。ろ紙の〔125I〕をγ−カウンタ
ーで測定した。このようにして、ソマトスタチン結合性
の高い細胞株、SSTR1−8−3を選択した。
【0318】(4)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋
白質サブタイプ2(SSTR2)DNAのクローニング 公知のヒト・SSTR2cDNAの塩基配列〔プロシー
ジング・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サ
イエンス・ユーエスエー(Proc. Natl. Acad.Sci., US
A),89巻、251−255頁、1992年〕に基づ
き、DNAオリゴマーPT−1及びPT−2を合成し
た。PT−1の配列は、5'−GGTCGACACCA
TGGACATGGCGGATGAG−3'(配列番
号:3)であり、PT−2の配列は、5'−GGTCG
ACAGTTCAGATACTGGTTTGG−3'
(配列番号:4)である。ヒト下垂体cDNA(クロン
テック社、カタログ番号7173−1)を鋳型として用
いた。該cDNA 1ngに前記DNAオリゴマーをそ
れぞれ25pmol加え、TaqDNAポリメラーゼ
(宝酒造(株))2.5単位を用いてポリメラーゼ連鎖反
応を行った。反応液組成は、前記TaqDNAポリメラ
ーゼに添付された指示書に従った。反応条件は、94℃
で30秒間、52℃で20秒間、72℃で60秒間を1
サイクルとして、30サイクル繰り返した。反応液を1
%アガロースゲルで電気泳動したところ、目的とするサ
イズ(約1.1kb)のDNA断片が特異的に増幅され
ていた。該DNA断片をアガロースゲルから常法に従っ
て回収し、Hinc IIサイトで開裂したpUC118
に接続し、コンピテントセルであるエシェリヒア コリ
(Escherichia coli)JM109に形質転換した。該D
NA断片を含むプラスミドを有する形質転換体を2株
(No. 5及びNo.7)選抜し、蛍光色素を用いた自動塩基
配列解析装置373ADNAシーケンサー(アプライド
バイオシステム社製)で挿入DNA断片の塩基配列を確
認したところ、No.5株のSalI−BstPI間の77
0ベース断片の配列中に点変異が1ケ所確認され、No.7
株のBstPI−SalI間の360ベース断片の配列
中に点変異が1ケ所確認された。そこで、No.5株のBs
tPI−SalI断片及びNo.7株のBstPI−Sal
Iを除いた残りの断片を、アガロース電気泳動で精製
し、これらをライゲーション反応で繋げたプラスミドを
構築した。本プラスミドの挿入DNA断片の塩基配列を
確認したところ、前記文献に記載された配列と完全に一
致した。
【0319】(5)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋
白質サブタイプ2(SSTR2)DNAの発現プラスミ
ドの構築 CHO(チャイニーズハムスター卵巣)細胞での発現ベ
クターとしては、前記(2)記載のpAKKO−111
を用いた。前記(4)で得られたヒト・SSTR2cD
NA断片を有するプラスミド5μgを制限酵素SalI
で消化した後、1%アガロースゲル電気泳動を行い、ヒ
ト・SSTR2をコードする1.1kbのDNA断片を
回収した。そして、前記発現ベクターpAKKO−11
1(5.5kb)1μgをSalIで消化し、ヒト・S
STR2 DNA断片を挿入するためのクローニング部
位を作成した。該発現ベクター断片と1.1kbのDN
A断片をT4DNAリガーゼを用いて結合し、反応液を
塩化カルシウム法にて大腸菌JM109に導入し、形質
転換体の中からヒト・SSTR2 DNA断片がプロモ
ーターに対して順方向に挿入された発現プラスミドpA
C01を得た。この形質転換体をエシェリヒア コリ
(Esherichia coli)JM109/pAC01と表示す
る。 (6)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋白質サブタイ
プ2(SSTR2)DNAのCHO(dhfr-)細胞
への導入と発現 CHO(dhfr-)細胞1X106細胞を、直径8cm
のシャーレを用いて、10%ウシ胎児血清を含むハムF
12培地で24時間培養し、この細胞に前記(5)で得
たヒト・SSTR2cDNA発現プラスミド pAC0
1、10μgをリン酸カルシウム法(Cell Phect Trans
fection Kit; Pharmacia)で導入した。導入24時間
後、培地を10%透析ウシ胎児血清を含むDMEM培地
に換えて、本培地でコロニーを形成する細胞(すなわ
ち、DHFR+細胞)を選択した。さらに、選択された
細胞を限界希釈法によって単一細胞からクローニング
し、ヒト・SSTR2を高発現する細胞株、SSTR2
−HS5−9を選択した。
【0320】(7)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋
白質サブタイプ3(SSTR3)DNAのクローニング 公知のヒト・SSTR3cDNAの塩基配列〔モレキュ
ラーエンドクリノロジー(Mol. Endocrinol.),6巻,
2136−2142頁、1992年〕に基づき、DNA
オリゴマー、S3−1及びS3−2を合成した。S3−
1の配列は、5'−GGTCGACCTCAACCAT
GGACATGCTTCATC−3'(配列番号:5)
であり、S3−2の配列は、5'−GGTCGACTT
TCCCCAGGCCCCTACAGGTA−3'(配
列番号:6)である。鋳型としては、ヒト染色体DNA
(クロンテック社、カタログ番号CL6550−1)を
用いた。該DNA0.5ngに前記DNAオリゴマーを
それぞれ25pmol加え、PfuDNAポリメラーゼ
(ストラタジーン(株))2.5単位を用いてポリメラー
ゼ連鎖反応を行った。反応液組成は、PfuDNAポリ
メラーゼに添付された指示書に従った。反応条件は、9
4℃で1分間、63℃で1分間、75℃で2分間を1サ
イクルとして、35サイクル繰り返した。反応液を1%
アガロースゲルで電気泳動したところ、目的とするサイ
ズ(約1.3kb)のDNA断片が特異的に増幅されて
いた。塩基配列から予想されるアミノ酸配列は、前記文
献に記載された配列と完全に一致した。 (8)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋白質サブタイ
プ3(SSTR3)DNAの発現プラスミドの構築 CHO細胞での発現ベクターとしては、前記(2)記載
のpAKKO−111を用いた。前記(7)で得られた
ヒト・SSTR3 DNA断片を有するプラスミド5μ
gを制限酵素SalIで消化した後、1%アガロースゲ
ル電気泳動を行い、ヒト・SSTR3をコードする1.
3kbのDNA断片を回収した。そして、前記の発現ベ
クターpAKKO−111(5.5kb)1μgをSa
lIで消化し、ヒト・SSTR3 DNA断片を挿入す
るためのクローニング部位を作成した。該発現ベクター
と1.3kbのDNA断片とをT4DNAリガーゼを用
いて結合し、反応液を塩化カルシウム法にて大腸菌JM
109に導入し、形質転換体の中からヒト・SSTR3
DNA断片がプロモーターに対して順方向に挿入され
た発現プラスミドpA1−11−SSTR3を得た。こ
の形質転換体をエシェリヒア コリ(Escherichia col
i)JM109/pA−1−11−SSTR3と表示す
る。
【0321】(9)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋
白質サブタイプ3(SSTR3)DNAのCHO(dh
fr-)細胞への導入と発現 CHO(dhfr-)細胞1×106細胞を、直径8cm
のシャーレを用いて、10%ウシ胎児血清を含むハムF
12培地で24時間培養し、この細胞に前記(5)で得
たヒト・SSTR3 DNA発現プラスミド pA−1
−11−SSTR3、10μgをリン酸カルシウム法で
導入した。導入24時間後、培地を10%透析ウシ胎児
血清を含むDMEM培地に換えて、本培地でコロニーを
形成する細胞(すなわち、DHFR+細胞)を選択し
た。さらに、選択された細胞を限界希釈法によって単一
細胞からクローニングし、これらの細胞のソマトスタチ
ンレセプター蛋白質発現能を前記(3)記載のバインデ
ィングアッセイにより測定した。このようにして、ソマ
トスタチン結合活性の高い細胞株、SSTR3−15−
19を選択した。 (10)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋白質サブタ
イプ4(SSTR4)DNAのクローニング 公知のヒト・SSTR4 DNAの塩基配列〔プロシー
ジング・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サ
イエンス・ユーエスエー(Proc. Natl. Acad.Sci., US
A)、90巻、4196−4200頁、1993年〕に
基づき、DNAオリゴマー、S4−1及びS4−2を合
成した。S4−1の配列は、5'−GGCTCGAGT
CACCATGAGCGCCCCCTCG−3'(配列
番号:7)であり、S4−2の配列は、5'−GGGC
TCGAGCTCCTCAGAAGGTGGTGG−
3'(配列番号:8)である。鋳型としては、ヒト染色
体DNA(クロンテック社、カタログ番号CL6550
−1)を用いた。該DNA0.5ngに前記DNAオリ
ゴマーをそれぞれ25pmol加え、PfuDNAポリ
メラーゼ(ストラタジーン(株))2.5単位を用いてポ
リメラーゼ連鎖反応を行った。反応液組成は、PfuD
NAポリメラーゼに添付された指示書に従った。反応条
件は、94℃で1分間、66℃で1分間、75℃で2分
間を1サイクルとして、35サイクル繰り返した。反応
液を1%アガロースゲルで電気泳動したところ、目的と
するサイズ(約1.2kb)のDNA断片が特異的に増
幅されていた。前記(1)記載の方法により該DNA断
片の塩基配列を確認したところ、塩基配列から予想され
るアミノ酸配列は、前記文献に記載された配列と完全に
一致した。
【0322】(11)ヒト・ソマトスタチンレセプター
蛋白質サブタイプ4(SSTR4)DNAの発現プラス
ミドの構築 CHO細胞での発現ベクターとしては、前記(2)記載
のpAKKO−111を用いた。前記(10)で得られ
たヒト・SSTR4 DNA断片を有するプラスミド5
μgを制限酵素Xholで消化した後、1%アガロース
ゲル電気泳動を行い、ヒト・SSTR4をコードする
1.2kbのDNA断片を回収した。そして、前記の発
現ベクターpAKKO−111(5.5kb)1μgを
SalIで消化し、ヒト・SSTR4 DNA断片を挿
入するためのクローニング部位を作成した。該発現ベク
ター断片と1.2kbのDNA断片とをT4DNAリガ
ーゼを用いて結合し、反応液を塩化カルシウム法にて大
腸菌JM109に導入し、形質転換体の中からヒト・S
STR4 DNA断片がプロモーターに対して順方向に
挿入された発現プラスミドpA1−11−SSTR4を
得た。この形質転換体をエシェリヒア コリ(Escheric
hia coli)JM109/pA−1−11−SSTR4と
表示する。 (12)ヒト・ソマトスタチンレセプター蛋白質サブタ
イプ4(SSTR4)DNAのCHO(dhfr-)細
胞への導入と発現 CHO(dhfr-)細胞1X106細胞を、直径8cm
のシャーレを用いて、10%ウシ胎児血清を含むハムF
12培地で24時間培養し、この細胞に前記(8)で得
たヒト・SSTR4 DNA発現プラスミド pA−1
−11−SSTR4、10μgをリン酸カルシウム法で
導入した。導入24時間後、培地を10%透析ウシ胎児
血清を含むDMEM培地に換えて、本培地でコロニーを
形成する細胞(すなわち、DHFR+細胞)を選択し
た。さらに、選択された細胞を限界希釈法によって単一
細胞からクローニングし、これらの細胞のソマトスタチ
ンレセプター蛋白質発現能を前記(3)記載のバインデ
ィングアッセイにより測定した。このようにして、ソマ
トスタチン結合活性の高い細胞株、SSTR4−1−2
を選択した。
【0323】(13)ヒト・ソマトスタチンレセプター
蛋白質サブタイプ(SSTR5)DNAのクローニング 公知のヒト・SSTR5cDNAの塩基配列〔Biochem.
Biophys. Res. Commun.,195巻,844−852
頁、1993年〕に基づき、DNAオリゴマー、S5−
1及びS5−2を合成した。S5−1の配列は、5'−
GGTCGACCACCATGGAGCCCCTGTT
CCC−3'(配列番号:9)であり、S5−2の配列
は、5'−CCGTCGACACTCTCACAGCT
TGCTGG−3'(配列番号:10)である。鋳型と
しては、ヒト染色体DNA(クロンテック社、カタログ
番号CL6550−1)を用いた。該DNA0.5ng
に前記DNAオリゴマーをそれぞれ25pmol加え、
PfuDNAポリメラーゼ(ストラタジーン(株))2.
5単位を用いてポリメラーゼ連鎖反応を行った。反応液
組成は、PfuDNAポリメラーゼに添付された指示書
に従った。反応条件は、94℃で1分間、66℃で1分
間、75℃で2分間を1サイクルとして、35サイクル
繰り返した。反応液を1%アガロースゲルで電気泳動し
たところ、目的とするサイズ(約1.1kb)のDNA
断片が特異的に増幅されていた。前記(1)記載の方法
により該DNA断片の塩基配列を確認したところ、塩基
配列から予想されるアミノ酸配列は、前記文献に記載さ
れた配列と完全に一致した。
【0324】(14)ヒト・ソマトスタチンレセプター
蛋白質サブタイプ5(SSTR5)DNAの発現プラス
ミドの構築 CHO細胞での発現ベクターとしては、前記(2)記載
のpAKKO−111を用いた。前記(13)で得られ
たヒト・SSTR5 DNA断片を有するプラスミド5
μgを制限酵素SalIで消化した後、1%アガロース
ゲル電気泳動を行い、ヒト・SSTR5をコードする
1.1kbのDNA断片を回収した。そして、前記の発
現ベクターpAKKO−111(5.5kb)1μgを
SalIで消化し、ヒト・SSTR5 DNA断片を挿
入するためのクローニング部位を作成した。該発現ベク
ター断片と1.1kbのDNA断片とをT4DNAリガ
ーゼを用いて結合し、反応液を塩化カルシウム法にて大
腸菌JM109に導入し、形質転換体の中からヒト・S
STR5 DNA断片がプロモーターに対して順方向に
挿入された発現プラスミドpA1−11−SSTR5を
得た。この形質転換体をエシェリヒア コリ(Escheric
hia coli)JM109/pA−1−11−SSTR5と
表示する。
【0325】(15)ヒト・ソマトスタチンレセプター
蛋白質サブタイプ5(SSTR5)DNAのCHO(d
hfr-)細胞への導入と発現 CHO(dhfr-)細胞1X106細胞を、直径8cm
のシャーレを用いて、10%ウシ胎児血清を含むハムF
12培地で24時間培養し、この細胞に前記(11)で
得たヒト・SSTR5cDNA発現プラスミド pA−
1−11−SSTR5、10μgをリン酸カルシウム法
で導入した。導入24時間後、培地を10%透析ウシ胎
児血清を含むDMEM培地に換えて、本培地でコロニー
を形成する細胞(すなわち、DHFR+細胞)を選択し
た。さらに、選択された細胞を限界希釈法によって単一
細胞からクローニングし、これらの細胞のソマトスタチ
ンレセプター蛋白質発現能を前記(3)記載のバインデ
ィングアッセイにより測定した。このようにして、ソマ
トスタチン結合活性の高い細胞株、SSTR5−32−
4を選択した。
【0326】実験例1 ヒトソマトスタチンレセプター
を含有するCHO細胞膜画分の調製 ヒトソマトスタチンレセプター発現CHO細胞株、SS
TR1−8−3、SSTR2−HS5−9、SSTR3
−15−19、SSTR4−1−2、あるいはSSTR
5−32−4(109個)を5mM EDTAを添加した
リン酸緩衝生理食塩水(PBS−EDTA)に浮遊させ
遠心した。細胞のペレットに細胞用ホモジネートバッフ
ァー(10mM NaHCO3、5mM EDTA、pH=
7.5)を10ml加え、ポリトロンホモジナイザーを用
いてホモジネートした。400xgで15分遠心して得ら
れた上清をさらに、100,000x gで1時間遠心し、
膜画分の沈澱物を得た。この沈澱物を2mlのアッセイバ
ッファー(25ml トリス塩酸、1ml EDTA、0.
1% BSA(ウシ血清アルブミン)、0.25mlPM
SF、1μg/ml ペプスタチン、20μg/ml ロイペ
プチン、10μg/ml フォスフォラミドン、pH=7.
5)に懸濁し、100,000x gで1時間遠心した。沈
澱物として回収された膜画分を再び20mlのアッセイバ
ッファーに懸濁し、分注して、−80℃で保存し、使用
の都度解凍して用いた。
【0327】実験例2 125I−ソマトスタチン結合阻
害率の測定 実施例1で調製した膜画分をアッセイバッファーで希釈
して、3μg/mlとし、チューブに173μl ずつ分注
した。DMSOに溶解した化合物2μl と、200pM
の放射標識化ソマトスタチン(125I−ソマトスタチ
ン:アマシャム社製)25μl とを同時に添加した。最
大結合量を測定するために、DMSO2μlと、200p
Mの125I−ソマトスタチン25μl とを添加した反応
液を調製した。また、非特異的結合を測定するために、
DMSOに溶解した100μMのソマトスタチン2μl
と、200pMの125I−ソマトスタチン25μl とを添
加した反応液も同時に調製した。25℃で60分反応さ
せた後、ポリエチレンイミン処理したワットマングラス
フィルター(GF−B)を用いて反応液を吸引ろ過し
た。ろ過後、γ−カウンターを用いてろ紙上に残った
125I−ソマトスタチンの放射活性を測定した。式 PBM=(B−NSB)/(BO−NSB)×100 (PBM:Percent Maximum Binding、B:化合物を加
えたときの放射活性、BO:最大結合放射活性、NS
B:非特異結合放射活性)を計算して、各被検物質の結
合率(%)を求めた。また、被検物質の濃度変化させて
結合率を求め、50%結合を阻害する被検物質の濃度
(IC50値)をHillプロットより算出した。上記の
方法で調べた化合物の各ヒト・ソマトスタチン受容体に
対する反応性(IC50値,μM)を〔表5〕に示す。
【表5】
【0328】実験例3 ヒトソマトスタチンレセプター
発現CHO細胞におけるフォルスコリン刺激cAMP蓄
積に対する阻害作用 細胞内アデノシン3′,5′−1リン酸(cAMP)蓄
積量を測定するため、参考例2−3、参考例3−3、参
考例4−3及び参考例5−3に記載のヒトソマトスタチ
ンレセプター発現細胞株、それぞれSSTR2−HS5
−9、SSTR3−15−19、SSTR4−1−2、
及びSSTR5−32−4を24穴プレートにコンフル
エントになるまで増殖させた。該細胞を1mlの培地A
[ダルベッコ変法イーグル培地(DMEM)、20mM
2−〔4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジ
ニル〕エタンスルホン酸(HEPES)(pH7.
5)、0.2%牛血清アルブミン、0.2mM 3−イソ
ブチル−1−メチルキサンチン(IBMX)]で2回洗
浄した後、400μl の培地Aを各穴に加え、37℃で
1時間インキュベートした。50μl の実施例5及び実
施例102の化合物の溶液(終濃度の10倍濃度になる
ように培地Aで希釈したもの)と50μl のフォルスコ
リン溶液(終濃度10μM)を各穴に加え、37℃で3
0分間インキュベートした。細胞を1mlの培地Aで2回
洗浄した後、500μl の培地Aと100μlの20%
過塩素酸水溶液を各穴に加え、20分間4℃で静置する
ことにより細胞を溶解した。この溶解液をエッペンドル
フチューブに移し、遠心分離(15.000rpm、10分
間)し、上清液500μl を別のエッペンドルフチュー
ブに移して1.5M塩化カリウムを含む60mM HEP
ES水溶液で中和した。この抽出液中に含まれるcAM
Pの量をアマシャム社製のキット(cAMP EIAシ
ステム)を用いて測定した。これらの結果(ED50値,
nM)を〔表6〕に示す。
【表6】 以上の結果から、実施例5の化合物及び実施例102化
合物がヒトソマトスタチンレセプターに対してアゴニス
ト作用を有することが明らかとなった。
【0329】実験例4 ラット下垂体前葉初代培養細胞
による成長ホルモン(GH)の分泌抑制 ウィスターラット(8週齢、雄性)40匹を無麻酔下に
断頭し、摘出した下垂前葉を、緩衝液A[137mM
塩化ナトリウム、5mM 塩化カリウム、0.7mM リ
ン酸水素二ナトリウム、25mM 2−〔4−(2−ヒ
ドロキシエチル)−1−ピペラジニル〕エタンスルホン
酸(HEPES)(pH7.3)、50μg/ml 硫酸ゲン
タマイシン]の入ったシャーレに入れ、緩衝液Aで1回
洗浄した。これをはさみで4分割し、さらに2回洗浄し
た後、下垂体片を30mlの酵素液I[0.4% コラーゲ
ナーゼA(ベーリンガーマンハイム社)、0.4% ウシ
血清アルブミン、10μg/ml デオキシリボヌクレアー
ゼI(シグマ社)、0.2% グルコースを含む緩衝液
A]中で振とうしながら37℃で1時間インキュベート
した。組織片を駒込ピペットで分散させ、遠心分離(4
80×g,6分間)し、上清を除去した。沈澱を30ml
の酵素液II[0.25% パンクレアチン(シグマ
社)を含む緩衝液A]に懸濁し、37℃で8分間振とう
しながらインキュベートした。2mlのウシ胎仔血清を添
加し、再び遠心分離(480×g,6分間)した後、上
清を除去した。沈澱に10mlの培地I[10%ウ胎仔血
清、20mM HEPES(pH7.3)、50U/ml
ペニシリンG、50μg/ml ストレプトマイシンを含む
ダルベッコ変法イーグル培地(DMEM)]を加え懸濁
し、ナイロンメッシュを用いて濾過した。10mlの培地
Iでさらに2回洗浄した後、細胞数を測定し、細胞を
1.5×105個/mlになるように培地Iに浮遊させた。
細胞浮遊液を1mlずつ24穴プレートの各穴に分注し、
炭酸ガス培養液中で5%CO2−95%空気下、37℃
で3日間培養した。1mlの培地II(10%ウシ胎仔血
清の代わりに0.2% ウシ血清アルブミンを含む培地
I)で2回細胞を洗浄した後、1mlの培地IIを加えて
1時間培養した。培養上清を除去し、0.8mlの培地I
Iを24穴プレートの各穴に加えた。終濃度の10倍濃
度になるように培地IIで希釈したソマトスタチン−1
4(SS−14)又は実施例5の化合物又は実施例10
2の化合物0.1mlと10nM成長ホルモン放出ホルモ
ン(GHRH)0.1mlとを添加した。37℃で3時間
培養後、培養上清0.6mlを回収し、1000×g,8
分間、遠心分離して上清を集めた。上清中のGHの濃度
をアマーシャム社製のラジオイムノアッセイ(RIA)
キットを用いて測定した。ラット下垂体前葉初代培養細
胞によるGHの分泌量は添加した、実施例5の化合物及
び実施例102の化合物の濃度に依存して減少した。そ
のときのED50値は、実施例5の化合物で8nM、実施
例102の化合物で10nMと求められた。以上の結果
から実施例5の化合物及び実施例102の化合物はラッ
ト下垂体前葉初代培養細胞からのGH分泌を抑制する作
用を有することが明らかとなった。
【0330】実験例5 SDラットを用いたGH分泌抑
制試験 雄性SD系ラット(11週令)を化合物投与群(n=
5)と対照群(n=4)の2群に分け、化合物投与群に
は3mg/kg/5mlの実施例5の化合物を0.5%メチル
セルロース生理食塩水溶液として、対照群には5ml/kg
の0.5%メチルセルロース生理食塩水を、いずれも腹
腔内に投与した。投与4時間後に無麻酔下、断頭により
全採血し、4℃、2500rpm で30分間遠心して得た
血漿を1mlずつ分注して−20℃に保存した。血漿中の
GH濃度はラットGH[125I]アッセイシステム(ア
マシャム)を用いるRIAによって測定した。結果を
〔表7〕に示す。
【表7】 実施例5の化合物投与群では、血漿GH濃度が有意に減
少しており(p<0.05)、実施例5の化合物がラッ
トにおいて、GH分泌抑制活性を有することが明らかと
なった。
【0331】実験例6 SDラットを用いたインスリン
分泌抑制試験 グルコース刺激後のインスリン分泌に対する実施例5の
化合物の抑制作用を調べるため、グルコースと実施例5
の化合物を同時に静脈投与したのち経時的に採血し、R
IAにより血漿中のインスリン濃度を測定した。雄性S
D系ラット(8週令、n=3)は体重測定後、50mg/
kgのペントバルビタールを腹腔内投与することにより麻
酔した。血液凝固阻止剤として、30mgEDTAを50
000unit/mlのトラジロール(バイエル)300μl
に溶解し、採血用のエッペンドルフチューブにあらかじ
め3μl ずつ分注した。ラット固定器にラットを固定
後、頸部を開き、一方の頸静脈より25Gの注射針を用
いて100μl の前採血を行った。対照投与群[グルコ
ース(−)]には、5%プロピレングリコール、30%
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン(hydrox
ypropyl−β−cyclodextrin)の生理食塩水のみを用
い、対照投与群[グリコース(+)]には、5%プロピ
レングリコース、30%ヒドロキシプロピル−β−シク
ロデキストリンの生理食塩水に300mg/kg/mlとなる
ようグルコースを溶解したものを用いた。一方、化合物
投与群用[化合物(+)]には、5%プロピレングリコ
ール、30%ヒドロキシプロピル−β−シクロデキスト
リンの生理食塩水に300mg/kg/mlのグルコース及び
0.003、0.03、0.3又は3mg/kg/mlとなるよ
う実施例5の化合物を溶解した。採血に用いていない側
の頸静脈より、前記のように調製したグルコースと化合
物又はグルコースのみを静注し、1、2、4、6、8、
10分後に100μl ずつ採血した。採血後の血液は、
4℃で10000回転、15分間遠心したのち、上清を
−20℃で保存した。血漿中のインスリン濃度の測定
は、ラットインスリン[125I]アッセイシステム(ア
マシャム)を用いるRIAにより行った。25倍希釈し
たラット血漿を各サンプルそれぞれ50μl ずつ2本の
チューブに分注し、1次抗体50μl 及び[125I]ラ
ットインスリン50μl を加え、撹拌した。同様の操作
を行った標準ラットインスリンの希釈系列とともに、室
温で4次間静置した後、2次抗体125μl を加えた。
撹拌して、室温で10分間静置したのち、4℃、300
0rpmで10分間遠心し、上清をデカンテーション後、
チューブ内壁に残った水滴を綿棒で除き、ガンマカウン
ターにて計数した。血漿インスリン濃度はグルコース投
与により上昇するが、化合物をグルコースと同時投与す
ることにより、インスリン濃度の上昇が用量依存的に抑
制され、50%阻害の用量は、約0.03mg/kgである
ことが分った。以上の結果から、実施例5の化合物はラ
ットインスリン分泌を抑制する作用を有することが明ら
かとなった。
【0332】
【発明の効果】本発明の化合物(I)又はその塩は、優
れたソマトスタチン受容体作動作用を有し、かつ低毒性
であるので、この作用に関連する疾患の安全な予防・治
療薬となり得る。
【0333】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:30 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GGTCGACCTC AGCTAGGATG TTCCCCAATG 30
【0334】配列番号:2 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GGTCGACCCG GGCTCAGAGC GTCGTGAT 28
【0335】配列番号:3 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GGTCGACACC ATGGACATGG CGGATGAG 28
【0336】配列番号:4 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GGTCGACAGT TCAGATACTG GTTTGG 26
【0337】配列番号:5 配列の長さ:30 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GGTCGACCTC AACCATGGAC ATGCTTCATC 30
【0338】配列番号:6 配列の長さ:29 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GGTCGACTTT CCCCAGGCCC CTACAGGTA 2
【0339】配列番号:7 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GGCTCGAGTC ACCATGAGCG CCCCCTCG 28
【0340】配列番号:8 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GGGCTCGAGC TCCTCAGAAG GTGGTGG 27
【0341】配列番号:9 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GGTCGACCAC CATGGAGCCC CTGTTCCC 28
【0342】配列番号:10 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: CCGTCGACAC TCTCACAGCT TGCTGG 26
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 413/04 333 C07D 413/04 333 413/06 209 413/06 209 211 211 213 213 307 307 333 333

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 ル基を示す)又はS(O)n(nは0、1又は2を示す)
    を示す。〕で表される化合物又はその塩。
  2. 【請求項2】A環がハロゲン、C1-6アルキル、ハロゲ
    ノ−C1-6アルキル、フェニル、ベンジル、C1-6アルコ
    キシ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、フェノキシ、C
    7-14アラルキルオキシ、ホルミルオキシ、C1-6アルキ
    ル−カルボニルオキシ、C1-6アルキルチオ、ハロゲノ
    −C1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、メルカプト、シア
    ノ、ニトロ、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−
    カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、フェノキシカルボニル、アミノ、モノ−又はジ−C
    1-6アルキルアミノ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−
    カルボニルアミノ、カルバモイル、モノ−又はジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、スルホ、C1-6アルキルス
    ルホニル、ベンゾイル−C1-6アルコキシ、ヒドロキシ
    −C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル−C
    1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル−C1-6アルコキ
    シ、イミダゾール−1−イル−C1-6アルコキシ、C
    7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C1-6アルコキ
    シ、ヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシ、C7-14
    ラルキルオキシ−カルボニル、モノ又はジ−C1-6アル
    キルアミノ−C1-6アルコキシ及びモノ又はジ−C1-6
    ルキルアミノ−カルボニルオキシから選ばれる1ないし
    4個の置換基を有していてもよいC6-14芳香族炭化水
    素、炭素原子以外に窒素原子、酸素原子及び硫黄原子
    から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を有する5又は
    6員単環式芳香族複素環又はベンゼン環及び5又は6
    員単環式芳香族複素環が縮合して形成される2又は3環
    式芳香族縮合複素環、 B環がハロゲン、C1-6アルキル、ハロゲノ−C1-6アル
    キル、フェニル、ベンジル、C1-6アルコキシ、ハロゲ
    ノ−C1-6アルコキシ、フェノキシ、C7-14アラルキル
    オキシ、ホルミルオキシ、C1-6アルキル−カルボニル
    オキシ、C1-6アルキルチオ、ハロゲノ−C1-6アルキル
    チオ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、ニトロ、カル
    ボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、ベン
    ゾイル、C1-6アルコキシ−カルボニル、フェノキシカ
    ルボニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミ
    ノ、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カ
    ルバモイル、スルホ、C1-6アルキルスルホニル、ベン
    ゾイル−C1-6アルコキシ、ヒドロキシ−C1-6アルコキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ、
    3-14シクロアルキル−C1-6アルコキシ、イミダゾー
    ル−1−イル−C1-6アルコキシ、C7-14アラルキルオ
    キシ−カルボニル−C1-6アルコキシ、ヒドロキシフェ
    ニル−C1-6アルコキシ及びC7-14アラルキルオキシ−
    カルボニルから選ばれる1ないし4個の置換基を有して
    いてもよいC6-14芳香族炭化水素、炭素原子以外に
    窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1ないし
    4個のヘテロ原子を有する5又は6員単環式芳香族複素
    環又はベンゼン環及び5又は6員単環式芳香族複素環
    が縮合して形成される2又は3環式芳香族縮合複素環、 又はB環はR2と結合して、ハロゲン、C1-6アルキル、
    ハロゲノ−C1-6アルキル、フェニル、ベンジル、C1-6
    アルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、フェノキ
    シ、C7-14アラルキルオキシ、ホルミルオキシ、C1-6
    アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルキルチオ、ハ
    ロゲノ−C1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、メルカプ
    ト、シアノ、ニトロ、カルボキシ、ホルミル、C1-6
    ルキル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−
    カルボニル、フェノキシカルボニル、アミノ、モノ−又
    はジ−C1-6アルキルアミノ、ホルミルアミノ、C1-6
    ルキル−カルボニルアミノ、カルバモイル、モノ−又は
    ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、スルホ、C1-6アル
    キルスルホニル、ベンゾイル−C1-6アルコキシ、ヒド
    ロキシ−C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル−C1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル−C1-6
    ルコキシ、イミダゾール−1−イル−C1-6アルコキ
    シ、C7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C1-6アル
    コキシ、ヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシ及びC
    7-14アラルキルオキシ−カルボニルから選ばれる1ない
    し4個の置換基を有していてもよい、窒素原子、酸素原
    子及び硫黄原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子
    を有する5又は6員単環式非芳香族複素環及びベンゼン
    環が縮合して形成される2環式非芳香族縮合含窒素複素
    環を形成していてもよく、 Zがハロゲン、C1-6アルキル、ハロゲノ−C1-6アル
    キル、フェニル、ベンジル、C1-6アルコキシ、ハロゲ
    ノ−C1-6アルコキシ、フェノキシ、C7-14アラルキル
    オキシ、ホルミルオキシ、C1-6アルキル−カルボニル
    オキシ、C1-6アルキルチオ、ハロゲノ−C1-6アルキル
    チオ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、ニトロ、カル
    ボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、ベン
    ゾイル、C1-6アルコキシ−カルボニル、フェノキシカ
    ルボニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミ
    ノ、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カ
    ルバモイル、スルホ、C1-6アルキルスルホニル、ベン
    ゾイル−C1-6アルコキシ、ヒドロキシ−C1-6アルコキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ、
    3-14シクロアルキル−C1-6アルコキシ、イミダゾー
    ル−1−イル−C1-6アルコキシ、C7-14アラルキルオ
    キシ−カルボニル−C1-6アルコキシ、ヒドロキシフェ
    ニル−C1-6アルコキシ、C7-14アラルキルオキシ−カ
    ルボニル、オキソ及びチオキソから選ばれる1ないし5
    個の置換基を有していてもよいC3-14シクロアルキル
    基、C3-14シクロアルケニル基、C3-14シクロアルカジ
    エニル基、インダニル基又はC6-14アリール基、炭素原
    子以外に窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる
    1ないし4個のヘテロ原子を有する5又は6員単環式芳
    香族又は非芳香族複素環、又はベンゼン環及び5又は6
    員単環式芳香族複素環が縮合して形成される2又は3環
    式芳香族縮合複素環又はこれらの部分還元体、又は
    (1)ハロゲン、(2)ニトロ、(3)シアノ、(4)イミノ、(5)
    (i)1ないし5個のハロゲンで置換されていてもよいC
    1-6アルキル、フェニル、ベンジル、ホルミル、C1-6
    ルキル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−
    カルボニル、C7-14アラルキルオキシ−カルボニル、ス
    ルホ、C1-6アルキルスルホニル及びC1-6アルキルアミ
    ノ−カルボニルから選ばれる1又は2個の置換基を有し
    ていてもよいアミノ、(ii)ピロリジニル、(iii)ピペリ
    ジル、(iv)モルホリニル、(v)チオモルホリニル、(vi)
    4−メチルピペリジル、(vii)4−フェニルピペリジ
    ル、(viii)4−ベンジルオキシカルボニルピペリジル、
    (6)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、ホル
    ミル、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキシ、C1-6
    アルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ−又はジ−C
    1-6アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペリジル、モル
    ホリニル、チオモルホリニル、4−メチルピペリジル、
    4−フェニルピペリジル、カルバモイル、モノ−又はジ
    −C1-6アルキルカルバモイル、フェノキシ、モノ−又
    はジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ホルミル
    アミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ、ホルミル
    オキシ及びC1-6アルキル−カルボニルオキシから選ば
    れる1ないし3個の置換基を有していてもよいC1-6
    ルキル、(ii)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキ
    シ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ−又
    はジ−C1-6アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペリジ
    ル、モルホリニル、チオモルホリニル、4−メチルピペ
    リジル、4−フェニルピペリジル、カルバモイル、モノ
    −又はジ−C1-6アルキルカルバモイル、フェノキシ、
    モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、
    ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ、
    ホルミルオキシ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、
    1-6アルキル及びハロゲノ−C1-6アルキルから選ばれ
    る1ないし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリ
    ール、(iii)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、
    ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキシ、
    1-6アルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ−又はジ
    −C1-6アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペリジル、
    モルホリニル、チオモルホリニル、4−メチルピペリジ
    ル、4−フェニルピペリジル、カルバモイル、モノ−又
    はジ−C1-6アルキルカルバモイル、フェノキシ、モノ
    −又はジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ホル
    ミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ、ホル
    ミルオキシ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6
    アルキル及びハロゲノ−C1-6アルキルから選ばれる1
    ないし5個の置換基を有していてもよいC7-14アラルキ
    ル及び(iv)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、
    ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキシ、
    1-6アルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ−又はジ
    −C1-6アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペリジル、
    モルホリニル、チオモルホリニル、4−メチルピペリジ
    ル、4−フェニルピペリジル、カルバモイル、モノ−又
    はジ−C1-6アルキル−カルバモイル、フェノキシ、モ
    ノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ホ
    ルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ、ホ
    ルミルオキシ及びC1-6アルキル−カルボニルオキシか
    ら選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよいホ
    ルミル、C1-6アルキル−カルボニル、ベンゾイル、C
    1-6アルコキシ−カルボニル、ベンジルオキシカルボニ
    ル、C1-6アルキルスルホニル、カルバモイル、モノ−
    又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル、から選ばれる
    置換基を有していてもよいヒドロキシ、(7)C1-6アルキ
    ル、ベンジル又はモノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ
    で置換されていてもよいカルボキシ、(8)C3-6シクロア
    ルキル、(9)C3-6シクロアルケニル、(10)ハロゲン、C
    1-6アルキル、ハロゲノ−C1-6アルキル、フェニル、ベ
    ンジル、C1-6アルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキ
    シ、フェノキシ、C7- 14アラルキルオキシ、ホルミルオ
    キシ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルキ
    ルチオ、ハロゲノ−C1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、
    メルカプト、シアノ、ニトロ、カルボキシ、ホルミル、
    1-6アルキル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコ
    キシ−カルボニル、フェノキシカルボニル、アミノ、モ
    ノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、ホルミルアミノ、
    1-6アルキル−カルボニルアミノ、カルバモイル、モ
    ノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル、スルホ、
    1-6アルキルスルホニル、ベンゾイル−C1-6アルコキ
    シ、ヒドロキシ−C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−
    カルボニル−C1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル
    −C1-6アルコキシ、イミダゾール−1−イル−C1-6
    ルコキシ、C7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C
    1-6アルコキシ、ヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシ
    及びC7-14アラルキルオキシ−カルボニルから選ばれる
    1ないし4個の置換基を有していてもよい、炭素原子以
    外に窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1な
    いし4個のヘテロ原子を有する5又は6員単環式複素環
    又はベンゼン環及び5又は6員単環式複素環が縮合して
    形成される2又は3環式縮合複素環、(11)オキソ及び(1
    2)ピロリジニルから選ばれる1ないし5個の置換基を有
    していてもよいC1-10アルキル基、C2-10アルケニル基
    又はC2-10アルキニル基、 R1が水素原子、(1)ハロゲン、(2)ニトロ、(3)シア
    ノ、(4)イミノ、(5)(i)1ないし5個のハロゲンで置換
    されていてもよいC1-6アルキル、フェニル、ベンジ
    ル、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、ベンゾイ
    ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C7-14アラルキル
    オキシ−カルボニル、スルホ、C1-6アルキルスルホニ
    ル及びC1-6アルキルアミノ−カルボニルから選ばれる
    1又は2個の置換基を有していてもよいアミノ、(ii)ピ
    ロリジニル、(iii)ピペリジル、(iv)モルホリニル、(v)
    チオモルホリニル、(vi)4−メチルピペリジル、(vii)
    4−フェニルピペリジル、(viii)4−ベンジルオキシカ
    ルボニルピペリジル、(6)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、C
    1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニ
    ル、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル、アミ
    ノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、ピロリジニ
    ル、ピペリジル、モルホリニル、チオモルホリニル、4
    −メチルピペリジル、4−フェニルピペリジル、カルバ
    モイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カル
    バモイルオキシ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
    ルボニルアミノ、ホルミルオキシ及びC1-6アルキル−
    カルボニルオキシから選ばれる1ないし3個の置換基を
    有していてもよいC1-6アルキル、(ii)ハロゲン、ヒド
    ロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6アルキル−
    カルボニル、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、ピ
    ロリジニル、ピペリジル、モルホリニル、チオモルホリ
    ニル、4−メチルピペリジル、4−フェニルピペリジ
    ル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カ
    ルバモイル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイルオキシ、ホルミルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボニルアミノ、ホルミルオキシ、C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C1-6アルキル及びハロゲノ
    −C1-6アルキルから選ばれる1ないし3個の置換基を
    有していてもよいC6-10アリール、(iii)ハロゲン、ヒ
    ドロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6アルキル
    −カルボニル、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カルボ
    ニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、
    ピロリジニル、ピペリジル、モルホリニル、チオモルホ
    リニル、4−メチルピペリジル、4−フェニルピペリジ
    ル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カ
    ルバモイル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイルオキシ、ホルミルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボニルアミノ、ホルミルオキシ、C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C1-6アルキル及びハロゲノ
    −C1-6アルキルから選ばれる1ないし5個の置換基を
    有していてもよいC7-14アラルキル及び(iv)ハロゲン、
    ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6アルキ
    ル−カルボニル、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カル
    ボニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、ピロリジニル、ピペリジル、モルホリニル、チオモ
    ルホリニル、4−メチルピペリジル、4−フェニルピペ
    リジル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル
    −カルバモイル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6
    ルキル−カルバモイルオキシ、ホルミルアミノ、C1-6
    アルキル−カルボニルアミノ、ホルミルオキシ及びC
    1-6アルキル−カルボニルオキシから選ばれる1ないし
    3個の置換基を有していてもよいホルミル、C1-6アル
    キル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−カ
    ルボニル、ベンジルオキシカルボニル、C1-6アルキル
    スルホニル、カルバモイル又はモノ−又はジ−C1-6
    ルキル−カルバモイル、から選ばれる置換基を有してい
    てもよいヒドロキシ、(7)C1-6アルキル、ベンジル又は
    モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノで置換されていて
    もよいカルボキシ、(8)C3-6シクロアルキル、(9)C3-6
    シクロアルケニル、(10)ハロゲン、C1-6アルキル、ハ
    ロゲノ−C1-6アルキル、フェニル、ベンジル、C1-6
    ルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、フェノキシ、
    7-14アラルキルオキシ、ホルミルオキシ、C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C1-6アルキルチオ、ハロゲ
    ノ−C1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、メルカプト、シ
    アノ、ニトロ、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル
    −カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−カルボ
    ニル、フェノキシカルボニル、アミノ、モノ−又はジ−
    1-6アルキルアミノ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル
    −カルボニルアミノ、カルバモイル、モノ−又はジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、スルホ、C1-6アルキルス
    ルホニル、ベンゾイル−C1-6アルコキシ、ヒドロキシ
    −C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル−C
    1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル−C1-6アルコキ
    シ、イミダゾール−1−イル−C1-6アルコキシ、C
    7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C1-6アルコキ
    シ、ヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシ及びC7-14
    アラルキルオキシ−カルボニルから選ばれる1ないし4
    個の置換基を有していてもよい炭素原子以外に窒素原
    子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1ないし4個の
    ヘテロ原子を有する5又は6員単環式芳香族複素環又は
    ベンゼン環及び5又は6員単環式芳香族複素環が縮合し
    て形成される2又は3環式芳香族縮合複素環、から選ば
    れる1ないし5個の置換基を有していてもよいC1-10
    ルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、
    3-10シクロアルキル基、C3-10シクロアルケニル基、
    5-10シクロアルカジエニル基、C6-14アリール基又は
    7-14アラルキル基、及びこれらの置換基に加えてC
    6-14アリール基又はC7-14アラルキル基はC1-6アルキ
    ル、ハロゲノ−C1-6アルキル及びハロゲン、C1-6アル
    キル、ハロゲノ−C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C
    7-14アラルキルオキシ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−又
    はジ−C1-6アルキルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキ
    ル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、ニト
    ロ及びシアノから選ばれる1ないし5個の置換基を有し
    ていてもよいC6-14アリールから選ばれる1ないし5個
    の置換基を有していてもよく、又はハロゲン、C1-6
    アルキル、ハロゲノ−C1-6アルキル、フェニル、ベン
    ジル、C1-6アルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、
    フェノキシ、C7-14アラルキルオキシ、ホルミルオキ
    シ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルキル
    チオ、ハロゲノ−C1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、シアノ、ニトロ、カルボキシ、ホルミル、C
    1-6アルキル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキ
    シ−カルボニル、フェノキシカルボニル、アミノ、モノ
    −又はジ−C1-6アルキルアミノ、ホルミルアミノ、C
    1-6アルキル−カルボニルアミノ、カルバモイル、モノ
    −又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル、スルホ、C
    1-6アルキルスルホニル、ベンゾイル−C1-6アルコキ
    シ、ヒドロキシ−C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−
    カルボニル−C1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル
    −C1-6アルコキシ、イミダゾール−1−イル−C1-6
    ルコキシ、C7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C
    1-6アルコキシ、ヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシ
    及びC7-14アラルキルオキシ−カルボニルから選ばれる
    1ないし4個の置換基を有していてもよい炭素原子以外
    に窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1ない
    し4個のヘテロ原子を有する5又は6員単環式複素環又
    はベンゼン環及び5又は6員単環式複素環が縮合して形
    成される2又は3環式縮合複素環、 R2が(A)無置換のアミノ基、(B)(1)ハロゲン、
    (2)ニトロ、(3)シアノ、(4)イミノ、(5)(i)1ないし5
    個のハロゲンで置換されていてもよいC1-6アルキル、
    フェニル、ベンジル、ホルミル、C1-6アルキル−カル
    ボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
    7-14アラルキルオキシ−カルボニル、スルホ、C1-6
    アルキルスルホニル及びC1-6アルキルアミノ−カルボ
    ニルから選ばれる1又は2個の置換基を有していてもよ
    いアミノ、(ii)ピロリジニル、(iii)ピペリジル、(iv)
    モルホリニル、(v)チオ−モルホリニル、(vi)4−メチ
    ルピペリジル、(vii)4−フェニルピペリジル、(viii)
    4−ベンジルオキシカルボニルピペリジル、(6)(i)ハロ
    ゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6
    アルキル−カルボニル、カルボキシ、C1-6アルコキシ
    −カルボニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキル
    アミノ、ピロリジニル、ピペリジル、モルホリニル、チ
    オモルホリニル、4−メチルピペリジル、4−フェニル
    ピペリジル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アル
    キルカルバモイル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6
    アルキル−カルバモイルオキシ、ホルミルアミノ、C
    1-6アルキル−カルボニルアミノ、ホルミルオキシ及び
    1-6アルキル−カルボニルオキシから選ばれる1ない
    し3個の置換基を有していてもよいC1-6アルキル、(i
    i)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミ
    ル、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキシ、C1-6
    ルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6
    アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペリジル、モルホリ
    ニル、チオモルホリニル、4−メチルピペリジル、4−
    フェニルピペリジル、カルバモイル、モノ−又はジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、フェノキシ、モノ−又は
    ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ホルミルア
    ミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ、ホルミルオ
    キシ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルキ
    ル及びハロゲノ−C1-6アルキルから選ばれる1ないし
    3個の置換基を有していてもよいC6-10アリール、(ii
    i)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミ
    ル、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキシ、C1-6
    ルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6
    アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペリジル、モルホリ
    ニル、チオモルホリニル、4−メチルピペリジル、4−
    フェニルピペリジル、カルバモイル、モノ−又はジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、フェノキシ、モノ−又は
    ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ホルミルア
    ミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ、ホルミルオ
    キシ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルキ
    ル及びハロゲノ−C1-6アルキルから選ばれる1ないし
    5個の置換基を有していてもよいC7-14アラルキル及び
    (iv)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミ
    ル、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキシ、C1-6
    ルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6
    アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペリジル、モルホリ
    ニル、チオモルホリニル、4−メチルピペリジル、4−
    フェニルピペリジル、カルバモイル、モノ−又はジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、フェノキシ、モノ−又は
    ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ホルミルア
    ミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ、ホルミルオ
    キシ及びC1-6アルキル−カルボニルオキシから選ばれ
    る1ないし3個の置換基を有していてもよいホルミル、
    1-6アルキル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコ
    キシ−カルボニル、ベンジルオキシカルボニル、C1-6
    アルキルスルホニル、カルバモイル又はモノ−又はジ−
    1-6アルキルアミノ、から選ばれる置換基を有してい
    てもよいヒドロキシ、(7)C1-6アルキル、ベンジル又は
    モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノで置換されていて
    もよいカルボキシ、(8)C3-6シクロアルキル、(9)C3-6
    シクロアルケニル、(10)ハロゲン、C1-6アルキル、ハ
    ロゲノ−C1-6アルキル、フェニル、ベンジル、C1-6
    ルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、フェノキシ、
    7-14アラルキルオキシ、ホルミルオキシ、C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C1-6アルキルチオ、ハロゲ
    ノ−C1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、メルカプト、シ
    アノ、ニトロ、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル
    −カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−カルボ
    ニル、フェノキシカルボニル、アミノ、モノ−又はジ−
    1-6アルキルアミノ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル
    −カルボニルアミノ、カルバモイル、モノ−又はジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、スルホ、C1-6アルキルス
    ルホニル、ベンゾイル−C1-6アルコキシ、ヒドロキシ
    −C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル−C
    1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル−C1-6アルコキ
    シ、イミダゾール−1−イル−C1-6アルコキシ、C
    7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C1-6アルコキ
    シ、ヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシ及びC7-14
    アラルキルオキシ−カルボニルから選ばれる1ないし4
    個の置換基を有していてもよい炭素原子以外に窒素原
    子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1ないし4個の
    ヘテロ原子を有する5又は6員単環式芳香族複素環又は
    ベンゼン環及び5又は6員単環式芳香族複素環が縮合し
    て形成される2又は3環式芳香族縮合複素環、から選ば
    れる1ないし5個の置換基を有していてもよいC1-10
    ルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、
    3-10シクロアルキル基、C3-10シクロアルケニル基、
    5-10シクロアルカジエニル基、C6-14アリール基又は
    7-14アラルキル基、及びこれらの置換基に加えてC
    6-14アリール基又はC7-14アラルキル基はC1-6アルキ
    ル、ハロゲノ−C1-6アルキル及びハロゲン、C1-6アル
    キル、ハロゲノ−C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C
    7-14アラルキルオキシ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−又
    はジ−C1-6アルキルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキ
    ル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、ニト
    ロ及びシアノから選ばれる1ないし5個の置換基を有し
    ていてもよいC6-14アリールから選ばれる1ないし5個
    の置換基を有していてもよく、又はハロゲン、C 1-6
    アルキル、ハロゲノ−C1-6アルキル、フェニル、ベン
    ジル、C1-6アルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、
    フェノキシ、C7-14アラルキルオキシ、ホルミルオキ
    シ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルキル
    チオ、ハロゲノ−C1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、シアノ、ニトロ、カルボキシ、ホルミル、C
    1-6アルキル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキ
    シ−カルボニル、フェノキシ、アミノ、モノ−又はジ−
    1-6アルキルアミノ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル
    −カルボニルアミノ、カルバモイル、モノ−又はジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、スルホ、C1-6アルキルス
    ルホニル、ベンゾイル−C1-6アルコキシ、ヒドロキシ
    −C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル−C
    1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル−C1-6アルコキ
    シ、イミダゾール−1−イル−C1-6アルコキシ、C
    7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C1-6アルコキ
    シ、ヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシ及びC7-14
    アラルキルオキシ−カルボニルから選ばれる1ないし4
    個の置換基を有していてもよい炭素原子以外に窒素原
    子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1ないし4個の
    ヘテロ原子を有する5又は6員単環式複素環又はベンゼ
    ン環及び5又は6員単環式複素環が縮合して形成される
    2又は3環式縮合複素環及びハロゲン、ヒドロキシ、
    1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニ
    ル、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル、アミ
    ノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、ピロリジニ
    ル、ピペリジル、モルホリニル、チオモルホリニル、4
    −メチルピペリジル、4−フェニルピペリジル、カルバ
    モイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カル
    バモイルオキシ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
    ルボニルアミノ、ホルミルオキシ及びC1-6アルキル−
    カルボニルオキシから選ばれる1ないし3個の置換基を
    有していてもよいホルミル、C1-6アルキル−カルボニ
    ル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
    7-14アラルキルオキシ−カルボニル、ピペリジン−4−
    イルカルボニル、C1-6アルキルスルホニル、カルバモ
    イル又はモノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、から選ばれる1ないし2個の置換基を有していても
    よいアミノ基、又は(C)ハロゲン、C1-6アルキル、
    ハロゲノ−C1-6アルキル、フェニル、ベンジル、C1-6
    アルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、フェノキ
    シ、C7- 14アラルキルオキシ、ホルミルオキシ、C1-6
    アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルキルチオ、ハ
    ロゲノ−C1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、メルカプ
    ト、シアノ、ニトロ、カルボキシ、ホルミル、C1-6
    ルキル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−
    カルボニル、フェノキシカルボニル、アミノ、モノ−又
    はジ−C1-6アルキルアミノ、ホルミルアミノ、C1-6
    ルキル−カルボニルアミノ、カルバモイル、モノ−又は
    ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、スルホ、C1-6アル
    キルスルホニル、ベンゾイル−C1-6アルコキシ、ヒド
    ロキシ−C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル−C1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル−C1-6
    ルコキシ、イミダゾール−1−イル−C1-6アルコキ
    シ、C7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C1-6アル
    コキシ、ヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシ及びC
    7-14アラルキルオキシ−カルボニルから選ばれる1ない
    し4個の置換基を有していてもよい炭素原子以外に窒素
    原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1ないし4個
    のヘテロ原子を有する5又は7員含窒素複素環基又は5
    又は7員含窒素複素環とベンゼン又はピリジンが縮合し
    た縮合含窒素複素環基、 Dは結合手又はC3-6シクロアルキレン又はフェニレン
    を含んでいてもよく、かつC1-6アルキル、ハロゲノ−
    1-6アルキル、フェニル及びベンジルから選ばれる1
    ないし3個の置換基を有していてもよいC1-10アルキレ
    ン基、 Eが結合手、−CON(Ra)−、−N(Ra)CO−、−N
    (Rb)CON(Rc)−、−N(Rd)COO−、−N(Re)S
    2−、−COO−、−N(Rf)−、−O−、−S−、−
    SO−、−SO2−、 【化2】 (Ra、Rb、Rc、Rd、Re及びRfがそれぞれ水素原子
    又は(1)ハロゲン、(2)ニトロ、(3)シアノ、(4)イミノ、
    (5)(i)1ないし5個のハロゲンで置換されていてもよい
    1-6アルキル、フェニル、ベンジル、ホルミル、C1-6
    アルキル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ
    −カルボニル、C7-14アラルキルオキシ−カルボニル、
    スルホ、C1-6アルキルスルホニル及びC1-6アルキルア
    ミノ−カルボニルから選ばれる1又は2個の置換基を有
    していてもよいアミノ、(ii)ピロリジニル、(iii)ピペ
    リジル、(iv)モルホリニル、(v)チオモルホリニル、(v
    i)4−メチルピペリジル、(vii)4−フェニルピペリジ
    ル、(viii)4−ベンジルオキシカルボニルピペリジル、
    (6)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、ホル
    ミル、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキシ、C1-6
    アルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ−又はジ−C
    1-6アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペリジル、モル
    ホリニル、チオモルホリニル、4−メチルピペリジル、
    4−フェニルピペリジル、カルバモイル、モノ−又はジ
    −C1-6アルキル−カルバモイル、フェノキシ、モノ−
    又はジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ホルミ
    ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ、ホルミ
    ルオキシ及びC1-6アルキル−カルボニルオキシから選
    ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよいC1-6
    アルキル、(ii)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキ
    シ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ−又
    はジ−C1-6アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペリジ
    ル、モルホリニル、チオモルホリニル、4−メチルピペ
    リジル、4−フェニルピペリジル、カルバモイル、モノ
    −又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル、フェノキ
    シ、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
    シ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミ
    ノ、ホルミルオキシ、C1-6アルキル−カルボニルオキ
    シ、C1-6アルキル及びハロゲノ−C1-6アルキルから選
    ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよいC6-10
    アリール、(iii)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキ
    シ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ−又
    はジ−C1-6アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペリジ
    ル、モルホリニル、チオモルホリニル、4−メチルピペ
    リジル、4−フェニルピペリジル、カルバモイル、モノ
    −又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル、フェノキ
    シ、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
    シ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミ
    ノ、ホルミルオキシ、C1-6アルキル−カルボニルオキ
    シ、C1-6アルキル及びハロゲノ−C1-6アルキルから選
    ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC7-14
    アラルキル及び(iv)ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アル
    コキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、カル
    ボキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル、アミノ、モノ
    −又はジ−C1-6アルキルアミノ、ピロリジニル、ピペ
    リジル、モルホリニル、チオモルホリニル、4−メチル
    ピペリジル、4−フェニルピペリジル、カルバモイル、
    モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル、フェノ
    キシ、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
    キシ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルア
    ミノ、ホルミルオキシ及びC1-6アルキル−カルボニル
    オキシから選ばれる1ないし3個の置換基を有していて
    もよいホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、ベンゾ
    イル、C1-6アルコキシ−カルボニル、ベンジルオキ
    シ、C1-6アルキルスルホニル、カルバモイル又はモノ
    −又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル、から選ばれ
    る置換基を有していてもよいヒドロキシ、(7)C1-6アル
    キル、ベンジル又はモノ−又はジ−C1-6アルキルアミ
    ノで置換されていてもよいカルボキシ、(8)C3-6シクロ
    アルキル、(9)C3-6シクロアルケニル、(10)ハロゲン、
    1-6アルキル、ハロゲノ−C1-6アルキル、フェニル、
    ベンジル、C1-6アルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキ
    シ、フェノキシ、C7-14アラルキルオキシ、ホルミルオ
    キシ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルキ
    ルチオ、ハロゲノ−C1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、
    メルカプト、シアノ、ニトロ、カルボキシ、ホルミル、
    1-6アルキル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコ
    キシ−カルボニル、フェノキシカルボニル、アミノ、モ
    ノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、ホルミルアミノ、
    1-6アルキル−カルボニルアミノ、カルバモイル、モ
    ノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル、スルホ、
    1-6アルキルスルホニル、ベンゾイル−C1-6アルコキ
    シ、ヒドロキシ−C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−
    カルボニル−C1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル
    −C1-6アルコキシ、イミダゾール−1−イル−C1-6
    ルコキシ、C7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C
    1-6アルコキシ、ヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシ
    及びC7-14アラルキルオキシ−カルボニルから選ばれる
    1ないし4個の置換基を有していてもよい炭素原子以外
    に窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1ない
    し4個のヘテロ原子を有する5又は6員単環式芳香族複
    素環又はベンゼン環及び5又は6員単環式芳香族複素環
    が縮合して形成される2又は3環式芳香族縮合複素環、
    から選ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよい
    1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキ
    ニル基、C3-10シクロアルキル基、C3-10シクロアルケ
    ニル基、C5-10シクロアルカジエニル基、C6-14アリー
    ル基又はC7-14アラルキル基、及びこれらの置換基に加
    えてC6-14アリール基又はC7-14アラルキル基はC1-6
    アルキル、ハロゲノ−C1-6アルキル及びハロゲン、C
    1-6アルキル、ハロゲノ−C1-6アルキル、C1-6アルコ
    キシ、C7-14アラルキルオキシ、ヒドロキシ、アミノ、
    モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、カルボキシ、C
    1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、ニトロ及びシアノから選ばれる1ないし5個の置換
    基を有していてもよいC6-14アリールから選ばれる1な
    いし5個の置換基を有していてもよく、 Gは結合手、又はC3-6シクロアルキレン又はフェニレ
    ンを含有していてもよく、C1-6アルキル、ハロゲノ−
    1-6アルキル、フェニル及びベンジルから選ばれる1
    ないし3個の置換基を有していてもよいC1-10アルキレ
    ン基、 Lが−O−又は−S−、C3-6シクロアルキレン又はフ
    ェニレンを介していてもよく、C1-6アルキル、ハロゲ
    ノ−C1-6アルキル、フェニル及びベンジルから選ばれ
    る1ないし3個の置換基を有していてもよいC1-10アル
    キレン基、 Xが2個の水素原子、酸素原子又は硫黄原子、 【化3】 −N(R4)− (R4が水素原子、(1)ハロゲン、(2)ニ
    トロ、(3)シアノ、(4)イミノ、(5)(i)1ないし5個のハ
    ロゲンで置換されていてもよいC1-6アルキル、フェニ
    ル、ベンジル、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニ
    ル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
    7-14アラルキルオキシ−カルボニル、スルホ、C1-6
    ルキルスルホニル及びC1-6アルキルアミノ−カルボニ
    ルから選ばれる1又は2個の置換基を有していてもよい
    アミノ、(ii)ピロリジニル、(iii)ピペリジル、(iv)モ
    ルホリニル、(v)チオモルホリニル、(vi)4−メチルピ
    ペリジル、(vii)4−フェニルピペリジル、(vii)4−ベ
    ンジルオキシカルボニルピペリジル、(6)(i)ハロゲン、
    ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6アルキ
    ル−カルボニル、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カル
    ボニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、ピロリジニル、ピペリジル、モルホリニル、チオモ
    ルホリニル、4−メチルピペリジル、4−フェニルピペ
    リジル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル
    カルバモイル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6アル
    キル−カルバモイルオキシ、ホルミルアミノ、C1-6
    ルキル−アミノ、ホルミルオキシ及びC1-6アルキル−
    カルボニルオキシから選ばれる1ないし3個の置換基を
    有していてもよいC1-6アルキル、(ii)ハロゲン、ヒド
    ロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6アルキル−
    カルボニル、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、ピ
    ロリジニル、ピペリジル、モルホリニル、チオモルホリ
    ニル、4−メチルピペリジル、4−フェニルピペリジ
    ル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カ
    ルバモイル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイルオキシ、ホルミルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボニルアミノ、ホルミルオキシ、C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C1-6アルキル及びハロゲノ
    −C1-6アルキルから選ばれる1ないし3個の置換基を
    有していてもよいC6-10アリール、(iii)ハロゲン、ヒ
    ドロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6アルキル
    −カルボニル、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カルボ
    ニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、
    ピロリジニル、ピペリジル、モルホリニル、チオモルホ
    リニル、4−メチルピペリジル、4−フェニルピペリジ
    ル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カ
    ルバモイル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイルオキシ、ホルミルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボニルアミノ、ホルミルオキシ、C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C1-6アルキル及びハロゲノ
    −C1-6アルキルから選ばれる1ないし5個の置換基を
    有していてもよいC7-14アラルキル及び(iv)ハロゲン、
    ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6アルキ
    ル−カルボニル、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カル
    ボニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、ピロリジニル、ピペリジル、モルホリニル、チオモ
    ルホリニル、4−メチルピペリジル、4−フェニルピペ
    リジル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル
    −カルバモイル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6
    ルキル−カルバモイルオキシ、ホルミルアミノ、C1-6
    アルキル−カルボニルアミノ、ホルミルオキシ及びC
    1-6アルキル−カルボニルオキシから選ばれる1ないし
    3個の置換基を有していてもよいホルミル、C1-6アル
    キル−カルボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−カ
    ルボニル、ベンジルオキシ、C1-6アルキルスルホニ
    ル、カルバモイル又はモノ−又はジ−C1-6アルキル−
    カルバモイル、から選ばれる置換基を有していてもよい
    ヒドロキシ、(7)C1-6アルキル、ベンジル又はモノ−又
    はジ−C1-6アルキルアミノで置換されていてもよいカ
    ルボキシ、(8)C3-6シクロアルキル、(9)C3-6シクロア
    ルケニル、(10)ハロゲン、C1-6アルキル、ハロゲノ−
    1-6アルキル、フェニル、ベンジル、C1-6アルコキ
    シ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、フェノキシ、C7-14
    アラルキルオキシ、ホルミルオキシ、C1-6アルキル−
    カルボニルオキシ、C1-6アルキルチオ、ハロゲノ−C
    1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、
    ニトロ、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カル
    ボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
    フェノキシカルボニル、アミノ、モノ−又はジ−C1-6
    アルキルアミノ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
    ルボニルアミノ、カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6
    アルキル−カルバモイル、スルホ、C1-6アルキルスル
    ホニル、ベンゾイル−C1-6アルコキシ、ヒドロキシ−
    1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル−C
    1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル−C1-6アルコキ
    シ、イミダゾール−1−イル−C1-6アルコキシ、C
    7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C1-6アルコキ
    シ、ヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシ及びC7-14
    アラルキルオキシ−カルボニルから選ばれる1ないし4
    個の置換基を有していてもよい炭素原子以外に窒素原
    子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1ないし4個の
    ヘテロ原子を有する5又は6員単環式芳香族複素環又は
    ベンゼン環及び5又は6員単環式芳香族複素環が縮合し
    て形成される2又は3環式芳香族縮合複素環から選ばれ
    る1ないし5個の置換基を有していてもよいC1-10アル
    キル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C
    3-10シクロアルキル基、C3-10シクロアルケニル基、C
    5-10シクロアルカジエニル基、C6-14アリール基又はC
    7-14アラルキル基、及びこれらの置換基に加えてC6-14
    アリール基又はC7-14アラルキル基はC1-6アルキル、
    ハロゲノ−C1-6アルキル及びハロゲン、C1-6アルキ
    ル、ハロゲノ−C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C
    7-14アラルキルオキシ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−又
    はジ−C1-6アルキルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキ
    ル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、ニト
    ロ及びシアノから選ばれる1ないし5個の置換基を有し
    ていてもよいC6-14アリールから選ばれる1ないし5個
    の置換基を有していてもよく又はハロゲン、ヒドロキ
    シ、C1-6アルコキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カル
    ボニル、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル、
    アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、ピロリ
    ジニル、ピペリジル、モルホリニル、チオモルホリニ
    ル、4−メチルピペリジル、4−フェニルピペリジル、
    カルバモイル、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイル、フェノキシ、モノ−又はジ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシ、ホルミルアミノ、C1-6アルキル
    −カルボニルアミノ、ホルミルオキシ及びC1-6アルキ
    ル−カルボニルオキシから選ばれる1ないし3個の置換
    基を有していてもよいホルミル、C1-6アルキル−カル
    ボニル、ベンゾイル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
    ベンジルオキシカルボニル、C1-6アルキルスルホニ
    ル、カルバモイル又はモノ−又はジ−C1-6アルキル−
    カルバモイル)又はS(O)n(nが0、1又は2)である
    請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】Zが置換基を有していてもよい環状基、G
    が置換基を有していてもよい二価の炭化水素基を示し、
    かつB環がR2と非芳香族縮合含窒素複素環を形成しな
    い請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 【化4】 −N(R4)−(R4は水素原子、置換基を有していてもよ
    い炭化水素基又はアシル基を示す)である請求項1記載
    の化合物。
  5. 【請求項5】 【化5】
  6. 【請求項6】B環が置換基を有していてもよいベンゼン
    環である請求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】B環が置換基を有していてもよい芳香族複
    素環である請求項1記載の化合物。
  8. 【請求項8】B環がベンゼン環又はチオフェン環である
    請求項1記載の化合物。
  9. 【請求項9】A環が置換基を有していてもよいベンゼン
    環である請求項1記載の化合物。
  10. 【請求項10】A環がハロゲン、ヒドロキシ又はC1-6
    アルコキシで置換されていてもよいベンゼン環である請
    求項1記載の化合物。
  11. 【請求項11】R1が置換基を有していてもよい炭化水
    素基である請求項1記載の化合物。
  12. 【請求項12】R1が(1)ヒドロキシ、(2)フェニル又は
    (3)C1-6アルキル−カルボニル又はC1-6アルキルスル
    ホニルで置換されていてもよいアミノで置換されていて
    もよいC1-6アルキル又はC7-14アラルキル基である請
    求項1記載の化合物。
  13. 【請求項13】Xが酸素原子である請求項1記載の化合
    物。
  14. 【請求項14】Yが酸素原子である請求項1記載の化合
    物。
  15. 【請求項15】Lが置換基を有していてもよく、かつ−
    O−又は−S−を含んでいてもよい2価の炭化水素基で
    ある請求項1記載の化合物。
  16. 【請求項16】LがC1-6アルキレン基である請求項1
    記載の化合物。
  17. 【請求項17】Zが置換基を有していてもよいフェニル
    基である請求項1記載の化合物。
  18. 【請求項18】Zがハロゲンで置換されたフェニル基で
    ある請求項1記載の化合物。
  19. 【請求項19】Dが置換基を有していてもよい2価の炭
    化水素基である請求項1記載の化合物。
  20. 【請求項20】DがC1-6アルキレン基である請求項1
    記載の化合物。
  21. 【請求項21】Eが−CON(Ra)−(Raは水素原子又
    は置換基を有していてもよい炭化水素基を示す)である
    請求項1記載の化合物。
  22. 【請求項22】Eが−CONH−である請求項1記載の
    化合物。
  23. 【請求項23】GがC1-6アルキレン基である請求項1
    記載の化合物。
  24. 【請求項24】R2が無置換のアミノ基である請求項1
    記載の化合物。
  25. 【請求項25】B環とR2が結合して形成する環がテト
    ラヒドロイソキノリン環である請求項1記載の化合物。
  26. 【請求項26】A環が置換基を有していてもよいベンゼ
    ン環;B環が置換基を有 【化6】
  27. 【請求項27】A環がハロゲン、ヒドロキシ又はC1-6
    アルコキシで置換されていてもよいベンゼン環、B環が
    ベンゼン環、Zがハロゲンで置換されたフェニル基及び
    1が(1)ヒドロキシ、(2)フェニル又は(3)C1-6アルキ
    ル−カルボニル又はC1-6アルキルスルホニルで置換さ
    れていてもよいアミノで置換されていてもよいC1-6
    ルキル又はC7-14アラルキル基である請求項1記載の化
    合物。
  28. 【請求項28】A環が置換基を有していてもよいベンゼ
    ン環;B環が置換基を有 【化7】
  29. 【請求項29】A環がハロゲン、ヒドロキシ又はC1-6
    アルコキシで置換されていてもよいベンゼン環、B環が
    チオフェン環、Zがハロゲンで置換されたフェニル基及
    びR1が(1)ヒドロキシ、(2)フェニル又は(3)C1-6アル
    キル−カルボニル又はC1-6アルキルスルホニルで置換
    されていてもよいアミノで置換されていてもよいC1-6
    アルキル又はC7-14アラルキル基である請求項1記載の
    化合物。
  30. 【請求項30】A環がハロゲン、ヒドロキシ、C1-6
    ルコキシ、ハロゲノ−C1-6アルコキシ、C7-14アラル
    キルオキシ、ベンゾイル−C1-6アルコキシ、ヒドロキ
    シ−C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル−
    1-6アルコキシ、C3-14シクロアルキル−C1-6アルコ
    キシ、イミダゾール−1−イル−C1-6アルコキシ、C
    7-14アラルキルオキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ
    又はヒドロキシフェニル−C1-6アルコキシで置換され
    ていてもよいベンゼン環、 B環がC1-6アルコキシで置換されていてもよいベンゼ
    ン環又はチオフェン環、 Zがハロゲン、ホルミル、ハロゲノ−C1-6アルキル、
    1-6アルコキシ、C1-6アルキル−カルボニル、オキソ
    及びピロリジニルから選ばれる1ないし3個の置換基を
    有していてもよいC6-14アリール、C3-10シクロアルキ
    ル、ピペリジル、チエニル、フリル、ピリジル、チアゾ
    リル、インドリル又はC1-6アルキル基、 DがC1-6アルキレン基、 Gが結合手、又はフェニレンを含有していてもよく、か
    つフェニルで置換されていてもよいC1-6アルキレン
    基、 R1が水素原子、(1)ハロゲン、(2)ニトロ、(3)C1-6
    ルキル−カルボニルで置換されていてもよいC1-6アル
    キル、ベンゾイルオキシカルボニル及びC1-6アルキル
    スルホニルから選ばれる1又は2個の置換基を有してい
    てもよいアミノ、(4)(i)ヒドロキシ、C1-6アルキル−
    カルボニル、カルボキシ又はC1-6アルコキシ−カルボ
    ニルで置換されていてもよいC1-6アルキル、(ii)ヒド
    ロキシで置換されていてもよいフェニル、(iii)ベンゾ
    イル又は(iv)モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ−カ
    ルボニルで置換されていてもよいヒドロキシ、(5)C3-6
    シクロアルキル、(6)ヒドロキシ又はハロゲノ−C1-6
    ルキルで置換されていてもよいフェニル又は(7)チエニ
    ル、フリル、チアゾリル、インドリル又はベンジルオキ
    シカルボニルピペリジルで置換されていてもよいC1-6
    アルキル基、C2-6アルケニル基、C6-14アリール基又
    はC7-14アラルキル基、 R2が(1)無置換のアミノ基、(2)ピペリジル基又は(3)
    (i)ベンジル、(ii)アミノ又はフェニルで置換されてい
    てもよいC1-6アルキル、(iii)モノ−又はジ−C 1-6
    ルキル−カルバモイル、(iv)C1-6アルコキシ−カルボ
    ニル、(v)C1-6アルキル−スルホニル、(vi)ピペリジル
    カルボニル及び(vii)ハロゲン又はアミノで置換されて
    いてもよいC1-6アルキル−カルボニルから選ばれる1
    又は2個の置換基を有していてもよいアミノ基、 Eが結合手、−CON(Ra)−、−N(Ra)CO−、−N
    (Rb)CON(Rc)−、−COO−、 【化8】 (Ra、Rb及びRcがそれぞれ水素原子又はC1-6アルキ
    ル基)、 Lが−O−を介していてもよく、かつC1-6アルキルで
    置換されていてもよいC1-6アルキレン基、 Xが酸素原子、 【化9】 −N(R4)−(R4が水素原子又はC1-6アルキル基)、
    及びB環がR2と結合して形成する環がテトラヒドロイ
    ソキノリン環である請求項1記載の化合物。
  31. 【請求項31】3,5−トランス−N−(2−フルオロベ
    ンジル)−5−(3−アミノメチルフェニル)−1−(4−
    ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
    3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
    −アセトアミド又はその塩、 (3S,5S)−N−(2−フルオロベンジル)−5−(3−
    アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−ネオペンチ
    ル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−
    ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    (3−アミノメチルフェニル)−1−[2−(4−ビフェ
    ニル)エチル]−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5
    −テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
    セトアミド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    (4−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメ
    チル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラ
    ヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミ
    ド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    (2−アミノメチルチオフェン−5−イル)−1−(4−
    ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,
    3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3
    −アセトアミド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    [3−[(1−アミノ−1−メチル)エチル]フェニル]−1
    −(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキソ−
    1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピ
    ン−3−アセトアミド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    (3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−(4−
    ヒドロキシベンジル)−2−オキソ−1,2,3,5−テト
    ラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトア
    ミド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−1−
    (4−アセチルアミノベンジル)−5−(3−アミノメ
    チルフェニル)−7−クロロ−2−オキソ−1,2,3,5
    −テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
    セトアミド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    (3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−(4−
    メタンスルホニルアミノベンジル)−2−オキソ−1,
    2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
    −3−アセトアミド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    (3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメ
    チル)−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,
    1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド又はその
    塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    (3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ヒドロキシベ
    ンジル)−7−メチルオキシ−2−オキソ−1,2,3,5
    −テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−ア
    セトアミド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    [4−[(1−アミノ−1−メチル)エチル]フェニル]
    −1−(4−ビフェニルメチル)−7−クロロ−2−オキ
    ソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサ
    ゼピン−3−アセトアミド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    (3−アミノメチルフェニル)−7−クロロ−1−[2−
    (4−ヒドロキシフェニル)エチル]−2−オキソ−1,
    2,3,5−テトラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン
    −3−アセトアミド又はその塩、 3,5−トランス−N−(2−フルオロベンジル)−5−
    (3−アミノメチルフェニル)−1−(4−ビフェニルメ
    チル)−7−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,5−テ
    トラヒドロ−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセト
    アミド又はその塩又は3,5−トランス−N−(2−フル
    オロベンジル)−1−(4−ビフェニルメチル)−7−ク
    ロロ−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロ−5−
    (1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−イ
    ル)−4,1−ベンゾオキサゼピン−3−アセトアミド
    又はその塩である請求項1記載の化合物。
  32. 【請求項32】一般式 【化10】 〔式中の記号は請求項1記載と同意義を示す。〕で表さ
    れる化合物又はその塩と一般式 【化11】 〔式中の記号は請求項1記載と同意義を示す。〕で表さ
    れる化合物又はその塩とを反応させることを特徴とする
    一般式 【化12】 〔式中の記号は請求項1記載と同意義を示す。〕で表さ
    れる化合物又はその塩の製造法。
  33. 【請求項33】請求項1記載の化合物を含有することを
    特徴とする医薬。
  34. 【請求項34】ソマトスタチン受容体作動薬である請求
    項33記載の医薬。
  35. 【請求項35】糖尿病、肥満、糖尿病合併症又は難治性
    下痢の予防又は治療剤である請求項33記載の医薬。
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