JPH11209448A - 光硬化性樹脂組成物 - Google Patents

光硬化性樹脂組成物

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JPH11209448A
JPH11209448A JP1942398A JP1942398A JPH11209448A JP H11209448 A JPH11209448 A JP H11209448A JP 1942398 A JP1942398 A JP 1942398A JP 1942398 A JP1942398 A JP 1942398A JP H11209448 A JPH11209448 A JP H11209448A
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JP
Japan
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water
acrylate
compound
urethane acrylate
parts
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Application number
JP1942398A
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English (en)
Inventor
Keiji Hamada
啓司 濱田
Kenichi Yukiyasu
健一 往安
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廉価にて、水希釈したときの貯蔵安定性が良
好で、塗装機に付着した乾燥塗料の洗浄が容易であり、
更に塗膜の密着性、耐水性、耐マジック汚染性などに優
れた塗膜を生じる、光硬化性樹脂組成物を得る。 【解決手段】 (A)オキシアルキレン基及びアミノ化
合物で中和されたカルボキシル基を有する多官能ウレタ
ンアクリレート、(D)光重合開始剤、及び水を含んで
なる光硬化性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紫外線または電子線
の照射によって硬化可能な塗料として有用な水希釈可能
な光硬化性樹脂組成物およびこれを含有する塗料及び被
覆組成物に関する。特に、樹脂の安定性に優れ、希釈水
の揮発後も再度、水を使用した洗浄が可能であり、ま
た、硬化させた場合、塗膜の付着性、耐水性、耐マジッ
ク汚染性、に優れた塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からポリウレタンアクリレートを含
有する光硬化性樹脂組成物としては、例えば特開昭50
−66596、特開昭50−94090、特開昭48−
25095、特開平8−157770、特開平8−27
398等に記載されているように公知である。そして、
咋今、生産性の向上を目的に、これら光硬化性樹脂組成
物をコーティング用に使用することが増加してきてい
る。また、近年、公害防止、環境保全、作業環境改善な
どの見地から揮発性有機化合物(VOC;VolatiteOrga
nic Compound)規制により塗料中の有機溶剤含有量を低
減する傾向にあり、無溶剤化やハイソリッド化等が可能
な光硬化性樹脂組成物はコーティング市場で大きく伸び
ている。しかし、コーティング用に使用される無溶剤型
の光硬化樹脂組成物は、塗装粘度調整のためにアクリル
系モノマー等の光反応性モノマーで希釈する必要があ
る。粘度調整を目的とする光反応性モノマーの多くは、
低分子量のため、皮膚刺激性が高く作業者の取り扱い時
にかぶれや薬傷などが起きやすい。また、塗装粘度まで
調整するには大量の光反応性モノマーを配合する必要が
あり、得られる硬化塗膜特性に於いて全般的物性が低下
する傾向にある。こうした影響を受け、コーティング用
光硬化性樹脂に対しても有機溶剤、反応性モノマー含有
の少ない水性光硬化性樹脂組成物の開発が要求されてき
ている。特に木工、紙、プラスチック、金属塗装分野に
おいて、水希釈性を有するUV硬化型樹脂組成物及び塗
料の開発が強く要求されているが、水希釈後の貯蔵安定
性や、塗装機に付着し、乾燥した塗料の水洗浄が可能で
ありかつ、得られた硬化塗膜特性が良好な耐水性、耐マ
ジック汚染性、付着性などを有する光硬化性樹脂組成物
および塗料の提供までには至っていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はプラスチッ
ク、木工基材などの塗装に有用な、塗膜の良好付着性、
耐マジック汚染性、耐水性が得られる光硬化性樹脂組成
物を提供するものであり、しかも水単独で希釈可能であ
り、更に希釈水の揮発後でも再度水洗浄が可能な材料を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、
(A)オキシアルキレン基及びアミノ化合物で中和され
たカルボキシル基を有する多官能ウレタンアクリレー
ト、(D)光重合開始剤、及び水を含んでなる光硬化性
樹脂組成物に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】まず、本発明で使用される(A)
オキシアルキレン基及びアミノ化合物で中和されたカル
ボキシル基を有する多官能ウレタンアクリレート(以下
(A)成分という)について詳述する。(A)成分は、
好ましくは両末端に不飽和基を有する水分散型多官能ウ
レタンアクリレートである。(A)成分は、例えば、1
分子中にイソシアネート基を2個有するイソシアネート
化合物((a)成分)、1分子中に少なくとも1個のカ
ルボキシル基と2個の水酸基とを有するジオール化合物
((b)成分)、300〜3000の分子量を有し、末
端に水酸基を含有するグリコール化合物((c)成
分)、および光重合可能で1個以上の不飽和二重結合を
有するヒドロキシル基含有不飽和化合物((d)成分)
を反応させて得られる一方の末端に2個以上の不飽和二
重結合を有するカルボキシル基含有多官能ウレタンアク
リレート化合物を、活性水素を有しないアミノ基を有す
る化合物と更に反応させて中和させることにより調製す
ることができる。本発明で使用される1分子中にイソシ
アネート基を2個有するジイソシアネート化合物(a)
成分としては、トリレンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレン
ジイソシアネート、イソフォロンジイソシアネート、ノ
ルボルナンジイソシアネート、水素添加されたトリレン
ジイソシアネート、水素添加されたキシリレンジイソシ
アネート、水素添加されたジフェニルメタンジイソシア
ネートなどが挙げられ、好ましくはトリレンジイソシア
ネート、イソフォロンジイソシアネート、ノルボルナン
ジイソシアネートが挙げられる。これら化合物を単独で
あるいは2種以上混合して用いることができる。
【0006】1分子中に少なくとも1個のカルボキシル
基と2個の水酸基とを有するジオール化合物(b)成分
としては、ジメチロールブロピオン酸、ジメチロールブ
タン酸、トリメチロールプロパン又はグリセリン等とε
−カプロラクトンとが付加重合した3官能ポリオール類
と無水マレイン酸、無水フタル酸、無水コハク酸などの
環状酸無水物とが開環による付加反応で得られる1分子
に少なくとも1個以上のカルボキシル基と2個の水酸基
とを有するハーフエステル化合物、ジメチロールプロピ
オン酸がε−カプロラクトンで変性された1分子に2個
の水酸基を有する化合物、ジメチロールブタン酸がε−
カプロラクトンで変性された1分子に2個の水酸基を有
する化合物などが挙げられ、単独でもしくは2種以上の
組み合わせで使用することができる。
【0007】末端に水酸基を含有するグリコール化合物
(c)成分としては、例えばポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコ
ールなどのポリエーテルポリオールや、エチレンオキサ
イド変性ビスフェノール、プロピレンオキサイド変性ビ
スフェノール、エチレンオキサイドとプロピレンオキサ
イドとの共重合で得られるポリグリコールや、1−6ヘ
キサンジオール、4−5ペンタンジール、3−メチル−
1,5ペンタンジオール、1,9−ノナンジオール、2
−メチル−1,8オクタンジオールから選ばれる1種以
上のジオールとジメチルカーボネートから得られる脂肪
族系ポリカーボネートポリオールなどが挙げられる。得
られる光硬化性樹脂組成物の貯蔵安定性、得られた塗膜
に充分な付着性、耐水性、耐マジック汚染性などを与え
る上で該グリコール化合物(c)の数平均分子量は30
0〜3000が好ましい。すなわち、300未満だと付
着性が劣り、3000を越すと耐マジック汚染性、耐水
性が低下する。
【0008】光重合可能で1個以上の不飽和二重結合を
有するヒドロキシル基含有不飽和化合物(d)成分とし
ては、例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2
−ヒドロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブ
チルアクリレート、これらのエチレンオキサイド変性化
合物、プロピレンオキサイド変性化合物、ジメチルトリ
メチレンカーボネート変性ヒドロキシアクリレート(例
えばダイセル化学工業社製商品 HEAC−1;水酸基
価=170など)、ポリカプロラクトン変性ヒドロキシ
アクリレート(例えばダイセル化学工業社製 PLAC
CEL FA−1,2,3,4,5など)、ペンタエリ
スリトールトリアクリレートなどのヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートを好ましいものとして挙げること
ができる。
【0009】ここで、上記(a)成分〜(d)成分を、
例えば60〜90℃の温度で常圧下1〜20時間反応さ
せることにより一方の末端に2個以上の不飽和二重結合
を有するカルボキシル基含有多官能ウレタンアクリレー
ト化合物が得られる。該ウレタンアクリレート化合物の
重合平均分子量は、1000〜15000が好ましく、
更には1000〜7000が水希釈したときの貯蔵安定
性及び硬化したときの塗膜の強度の面でより好ましい。
【0010】本発明で使用される(A)成分は、このよ
うにして得られたカルボキシル基含有多官能ウレタンア
クリレート化合物を、活性水素を有しないアミノ基を有
する化合物と更に反応させて中和させることにより得ら
れることができる。該アミノ基を有する化合物としては
トリエチルアミン、トリエタノールアミン、ジエチルア
ミノエタノール及びN−メチルジエチルアミン等が好ま
しい。この反応は、例えば、(該活性水素を有しないア
ミノ基を有する化合物)/(該ウレタンアクリレート化
合物中のカルボキシル基)の当量比が1.0〜1.4、
好ましくは1.1〜1.3の条件にて行なわれる。
【0011】本発明において使用される(A)成分にお
いて、(b)成分と前記活性水素を有しないアミノ基を
有する化合物との反応により、アミノ化合物で中和され
たカルボキシル基が与えられ、又、(c)成分により、
オキシアルキレン基が与えられることができる。
【0012】本発明の光硬化性樹脂組成物は、必要に応
じ、さらに光重合可能な不飽和二重結合を1分子に1個
以上有する水溶性光重合性化合物(B)を含むことがで
きる。この水溶性光重合性化合物(B)としては、単官
能性または多官能性のアクリレート系化合物などを好ま
しく用いることができる。これらの水溶性光重合性単量
体としては例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、エチレンオ
キサイド付加トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート[(メタ)アクリレートは、メタクリレート及
びアクリレートを意味する、以下同様]、N−ビニルピ
ロリドン、アクリロイルモルフォリン、N−ビニルカプ
ロラクタムなどが挙げられ、これらのうちアクリロイル
モルフォリン、N−ビニルピロリドン及びN−ビニルカ
プロラクタムが光重合開始剤を配合したとき樹脂組成物
の貯蔵安定性が良好であることで好ましい。これらの成
分は、単独でまたは2種以上の混合物として用いても良
く、(A)成分との総和を基準として好ましくは0〜5
0質量%配合され、特に好ましくは25質量%以内で配
合される。この量が50質量%を超えると、樹脂組成物
の貯蔵安定性及び得られる塗膜の特性が全般的に低下す
る傾向にある。
【0013】さらに、本発明の光硬化性樹脂組成物は、
(D)成分として光重合開始剤を含有する。この光重合
開始剤としては、例えば、カルボニル系[ペンゾフェノ
ン、ジアセチル、ベンジル、ベンゾイン、ω−ブロモア
セトフェノン、クロロアセトン、アセトフェノン、2,
2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−
2−フェニルアセトン、p−ジメチルアミノアセトフェ
ノン、p−ジメチルアミノプロピオフェノン、2−クロ
ロベンゾフェノン、p,p’−ビスジエチルアミノベン
ゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾインメチルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン−n−
ブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、1−ヒド
ロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ
−2−メチル−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル
−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプ
ロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパ
ン−1−オン、メチルベンゾイルホルメート、2,2−
ジエトキシアセトフェノン、4−N,N’−ジメチルア
セトフェノン類]、スルフィド系(ジフェニルジスルフ
ィド、ジベンジルジスルフィドなど)、キノン系(ベン
ゾキノン、アントラキノンなど)、アゾ系(アゾビスイ
ソブチロニトリル、2,2’−アゾビスプロパン、ヒド
ラジンなど)、スルホクロリド系(チオキサントンな
ど)、過酸化物系(過酸化ベンゾイル、ジ−t−ブチル
ペルオキシドなど)、o−ジメチルアミノ安息香酸イソ
アミルなどが挙げられ、これらのうち2−ヒドロキシ−
2−メチル−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−
1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロ
ピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トンなどが溶解性の面で好ましい。これらの光重合開始
剤は、単独でまたは2種以上組み合わせて用いることが
できる。
【0014】これらの光重合開始剤(D)は、上記
(A)および(B)成分の総和100重量部に対して、
1〜10重量部、特に3〜5重量部の量で使用されるの
が好ましい。この量が1重量部未満であると、光硬化性
が充分でなく、10重量部を超えると、得られた塗膜の
物性が全般的に低下する傾向にある。
【0015】さらに、本発明の光硬化性樹脂組成物は、
水を含有する。該光硬化性樹脂組成物中の水の配合量
は、光硬化性樹脂組成物の固形分濃度が20〜80重量
%となるような量が好ましい。
【0016】本発明の樹脂組成物及び塗料は、鉄、アル
ミニウム、等の金属素材、ケイ酸カルシウム板、軽量コ
ンクリート板、石綿セメント板、モルタル等の無機建
材、木材、紙、プラスチック基材などの紫外線硬化性塗
料や印刷インキなどとして使用できる。また、塗料とし
て使用するときに、水溶性重合性化合物(B)以外の以
下に記載する光重合性単量体、有機溶剤、レベリング
剤、重合禁止剤、その他の改質剤を添加することもでき
る。
【0017】該光重合性単量体として例えば、メチルア
クリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリ
レート、n−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレ
ート、イソブチルアクリレート、エチルヘキシルアクリ
レート、イソデシルアクリレート、n−ヘキシルアクリ
レート、ステアリルアクリレート、ラウリルアクリレー
ト、、トリデシルアクリレート、エトキシエチルアクリ
レート、メトキシエチルアクリレート、グリシジルアク
リレート、ブトキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリ
レート、2−メトキシエトキシアクリレート、2−エト
キシエトキシエチルアクリレート、メトキシジエチレン
グリコールアクリレート、エトキシジエチレングリコー
ルアクリレート、メトキシジプロピレングリコールアク
リレート、オクタフルオロペンチルアクリレート、N,
N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジエ
チルアミノエチルアクリレート、アリルアクリレート、
1,3−ブタンジオールアクリレート、1,4−ブタン
ジオールアクリレート、1,6−ヘキサンジオールアク
リレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリ
コールジアクリレート、トリエチレングリコールジアク
リレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、
ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコール
ジアクリレート、トリメチロールプロパンジアクリレー
ト、1,3−ビス(ヒドロキシエチル)−5、5−ジメ
チルヒダントイン、3−メチルペンタンジオールアクリ
レート、α−、ω−ジアクリルビスジエチレングリコー
ルフタレート、トリメチロールブロパントリアクリレー
ト、ペンタエリトリットアクリレート、ペンタエリトリ
ットヘキサアクリレート、ジペンタエリトリットモノヒ
ドロキシペンタアクリレート、α、ω−テトラアリルビ
ストリメチロールプロパンテトラヒドロフタレート、2
−ヒドロキシエチルアクリロイルフォスフェート、トリ
メチロールプロパントリメタクリレート、エチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、[(メタ)アクリレー
トは、メタクリレート及びアクリレートを意味する、以
下同様]、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネ
オペンチルグリコールジメタクリレート、ジアクリロキ
シエチルフォスフェート、等が挙げられる。
【0018】さらに本発明の光硬化性樹脂組成物に、目
的に応じて (i)アルコール系有機溶剤、ケトン系有機溶剤など親
水性有機溶剤 (ii)ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルフォルムアミド、水性ポリウレタン樹脂
(例えば三洋化成工業(株)社製 ユーコートUWS−
140,145やサンプレンシリーズ、第一工業製薬社
製のスーパーフレックスシリーズ、ゼネカ社製のネオレ
ッツシリーズ、三井東圧化学社製のオレスターシリー
ズ、など)、などの水性有機化合物 (iii)炭酸カルシウム、タルク、マイカ、クレー、
シリカパウダー、コロイダルシリカ、硫酸バリウム、水
酸化アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、亜鉛華、ベンガ
ラ、アゾ顔料などの各種充填剤や顔料、 (iv)ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエ
ーテル、ベンゾキノン、p−t−ブチルカテコール、
2,6−ジ−t−ブチルー4−メチルフェノールなどの
重合禁止剤などを添加して塗料とすることができる。
【0019】レベリング剤としては、例えば、ポリエー
テル変性ジメチルポリシロキサン共重合物、ポリエステ
ル変性ジメチルポリシロキサン共重合物、ポリエーテル
変性メチルアルキルポリシロキサン共重合物、アラルキ
ル変性メチルアルキルポリシロキサン共重合物、ポリエ
ーテル変性メチルアルキルポリシロキサン共重合物、等
が挙げられる。
【0020】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例により詳
細に説明するが、本発明はこれらによって制限されるも
のではない。なお、以下において、「部」および「%」
は、特に断りのない限り、全て重量基準である。
【0021】製造例1(ウレタンアクリレート化合物−
1) 撹拌機、温度計、冷却管および空気ガス導入管を装備し
た反応容器に空気ガスを導入させた後、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート38.3部、テトラメチロールメタ
ントリアクリレート(新中村化学工業社製、NKエステ
ル A−TMM−3L 水酸基価460mgKOH/
g)167部、ポリオキシテトラメチレングリコール
(保土ヶ谷化学社製、PTG650SN、分子量約68
2)236部、ジメチロールブタン酸(三菱化学社製
水酸基価 751mgKOH/g、酸価=382mgK
OH/g)49.5部、ハイドロキノンモノメチルエー
テル0.25部、ジブチル錫ジラウレート(東京ファイ
ンケミカル(株)社製 L101)0.50部、トリエ
チルアミン(三菱ガス化学社製、分子量101.1)1
6.7部、トリプロピレングリコールジアクリレート
(AKCROS社製 ACTILANE424)173
部、アクリロイルモルフォリン((株)興人社製ACM
O)100部を仕込み70℃に昇温後70〜75℃に保
温し、トリレンジイソシアネート(日本ポリウレタン工
業(株)コロネートT80)172部を3時間で均一滴
下し反応を行った。滴下完了後約15時間反応させたと
ころIR測定の結果イソシアネートが消失したことを確
認し反応を終了し、重量平均分子量が3400、酸価2
0のウレタンアクリレート化合物を得た。その後60℃
に保温し、蒸留水1165部とトリエチルアミン24.
5部との混合液を2時間均一滴下して樹脂分45質量%
水分散ウレタンアクリレート化合物を得た。
【0022】製造例2(ウレタンアクリレート化合物−
2) 撹拌機、温度計、冷却管および空気ガス導入管を装備し
た反応容器に空気ガスを導入した後、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート30.2ブ、テトラメチロールメタン
トリアクリレート(新中村化学工業社製、NKエステル
A−TMM−3L 水酸基価460mgKOH/g)
131.6部、ポリカーボネートジオール(ダイセル化
学工業社製、PLACCEL CD210PL、水酸基
価=113.3mgKOH/g)236部、ジメチロー
ルブタン酸(三菱化学社製 水酸基価 751mgKO
H/g,酸価=382mgKOH/g)39部、ハイド
ロキノンモノメチルエーテル0.3部、ジブチル錫ジラ
ウレート(東京ファインケミカル(株)社製 L10
1)0.6部、トリエチルアミン(三菱ガス化学社製、
分子量101.1)13.1部、トリプロピレングリコ
ールジアクリレート(AKCROS社製 ACTILA
NE424)184部、アクリロイルモルフォリン
((株)興人社製 ACMO)92部を仕込み70℃に
昇温後70〜75℃に保温し、イソフォロンジイソシア
ネート(ヒュルス社製VESTANAT IPDI)1
73.2部を3時間で均一滴下し反応を行った。滴下完
了後約15時間反応させたところIR測定の結果イソシ
アネートが消失したことを確認し反応を終了し、重量平
均分子量が8000、酸価16.5のウレタンアクリレ
ート化合物を得た。その後60℃に保温し、蒸留水11
00部とトリエチルアミン19部との混合液を2時間均
一滴下して樹脂分45%水分散ウレタンアクリレート化
合物を得た。
【0023】製造例3(ウレタンアクリレート化合物−
3) 撹拌機、温度計、冷却管および空気ガス導入管を装備し
た反応容器に空気ガスを導入した後、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート30.2部、テトラメチロールメタン
トリアクリレート(新中村化学工業社製、NKエステル
A−TMM−3L 水酸基価460mgKOH/g)
131.6部、ポリオキシテトラメチレングリコール
(保土ヶ谷化学社製、PTG650SN、分子量約68
2)236部、ジメチロールブタン酸(三菱化学社製
水酸基価 751mgKOH/g,酸価=382mgK
OH/g)39部、ハイドロキノンモノメチルエーテル
0.3部、ジブチル錫ジラウレート(東京ファインケミ
カル(株)社製 L101)0.6部、トリエチルアミ
ン(三菱ガス化学社製、分子量101.1)13.1
部、トリプロピレングリコールジアクリレート(AKC
ROS社製 ACTILANE424)184部、アク
リロイルモルフォリン((株)興人社製ACMO)92
部を仕込み70℃に昇温後70〜75℃に保温し、ノル
ボルナンジイソシアネート(三井東圧化学(株)商品名
NBDI %NCO40.8)160.8部を3時間で
均一滴下し反応を行った。滴下完了後約15時間反応さ
せたところIR測定の結果イソシアネートが消失したこ
とを確認し反応を終了し、数平均分子量が7000、酸
価17のウレタンアクリレート化合物を得た。その後6
0℃に保温し、蒸留水1085部とトリエチルアミン1
9.5部との混合液を2時間均一滴下して水分散ウレタ
ンアクリレート化合物を得た。
【0024】実施例1〜3 製造例1〜3で得られた水分散ウレタンアクリレート化
合物を使用して、各樹脂の樹脂分に対して光重合開始剤
として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロ
パン−1−オン(チバガイギー社製商品名 ダロキュア
1173)を3重量%、配合して均一に混合することに
より、本発明に係わる硬化性樹脂組成物を調製した。表
1に配合を記載する。
【0025】
【表1】
【0026】応用例 上記各実施例で得られた硬化性樹脂組成物を、透明硬質
塩ビ板(日本テストパネル社製、150mm×70mm
×2mm)にバーコータNo.20で塗装し、60℃に
加温した熱風乾燥機内で約5分間乾燥し希釈水を揮発さ
せた後、紫外線照射装置(6kw、80w/cm×2
灯、UV照射装置;日本電池株式会社製)で80w/c
m高圧水銀灯1灯、照射距離15cm、コンベア速度1
0m/分(1回の照射量約250mJ/cm2)で照射
した。こうして得られた塗膜について、以下のような各
種の性能試験を行なった。 (1)塗料安定性:室温で1ヶ月貯蔵後の安定性を目視
観察した。 (2)耐水性:塗装基材の半分を40℃の水道水に24
時間浸漬させた後、塗膜表面の外観を目視観察した。 (3)密着性:JIS−K5400碁盤目剥離試験に基
づく。 (4)マジック汚染性;赤及び黒の油性マジックを用い
て塗膜を汚染させた後常温に6時間放置せしめた後n−
ブタノールで拭き取り塗膜の汚染の程度と状態を総合的
に目視により判定した。 (5)水洗浄性;60℃に加温した熱風乾燥機内で約5
分間乾燥し希釈水を揮発させた後塗装板を水道水に1時
間浸潰させた後、塗装板表面に残存している樹脂を目視
観察した。結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】
【発明の効果】本発明の硬化性樹脂組成物は、水性塗料
として最適であり廉価にて、塗装機材に付着した未硬化
塗料の洗浄性に優れ、更に密着性、マジック汚染性、耐
水性に優れた硬化塗膜を生じる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)オキシアルキレン基及びアミノ化
    合物で中和されたカルボキシル基を有する多官能ウレタ
    ンアクリレート、(D)光重合開始剤、及び水を含んで
    なる光硬化性樹脂組成物。
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