JPH11209470A - ポリイミド系樹脂の製造方法 - Google Patents

ポリイミド系樹脂の製造方法

Info

Publication number
JPH11209470A
JPH11209470A JP1844998A JP1844998A JPH11209470A JP H11209470 A JPH11209470 A JP H11209470A JP 1844998 A JP1844998 A JP 1844998A JP 1844998 A JP1844998 A JP 1844998A JP H11209470 A JPH11209470 A JP H11209470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyimide resin
metal
polyamic acid
acid
dianhydride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1844998A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Yoshida
明弘 吉田
Hiromasa Kawai
宏政 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP1844998A priority Critical patent/JPH11209470A/ja
Publication of JPH11209470A publication Critical patent/JPH11209470A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高分子量のポリイミド系樹脂を効率的に得ら
れる製造方法を提供する。 【解決手段】 酸二無水物とジアミン化合物とを反応さ
せて得られるポリアミド酸を、金属化合物の存在下に加
熱することを特徴とするポリイミド系樹脂の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアミド酸から
ポリイミド系樹脂を製造する方法に関する。さらに詳し
くは、金属化合物の存在下にポリアミド酸を加熱するこ
とにより、高分子量化されたポリイミド系樹脂を効率的
に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にポリイミド系樹脂は、耐熱性、機
械特性、電気特性等の優れた物性を有しているため、宇
宙航空産業、電子産業、光学産業等の幅広い分野に、フ
ィルム、モールド品、ワニス、接着剤等の形態で使用さ
れている。これらの種々の用途に応じるため、様々な化
学構造を有するポリイミド系樹脂が提案されている。そ
して、提案されているポリイミドのなかでも、溶媒に可
溶なポリイミド系樹脂(可溶性ポリイミド系樹脂)は様
々な形態に加工することができるため盛んに研究がなさ
れている。
【0003】しかしながら、ポリイミド系樹脂が可溶性
である場合においても、当該ポリイミド系樹脂の分子量
が増大しない場合があるため、これらのポリイミド系樹
脂は各種の成形体(フィルム等)としての形態を成すこ
とができない。このため、可溶性ポリイミド系樹脂に限
らず、ポリイミド系樹脂の分子量を増大させる検討が行
われてきた。
【0004】ここで、通常ポリイミド系樹脂は、酸二無
水物とジアミン化合物とを室温付近で反応させてポリア
ミド酸溶液をつくり、さらにそれを高温加熱してポリイ
ミド系樹脂とする方法により合成される。したがって、
この製造方法においては最初に生成するポリアミド酸の
分子量が高くなれば、対応するポリイミド系樹脂の分子
量も高くなるとの考えに基づいて、ポリアミド酸の分子
量を高めるための以下の方法が提案されている。 (1)反応温度を低めにしてポリアミド酸(ポリイミド
系樹脂)を合成する(J,Poly,Sci.,Par
tC,,1191,1967)。 (2)反応系内の水分を十分に除去してポリアミド酸
(ポリイミド系樹脂)を合成する(J,Appl,Po
lymer,Sci.,30,2883,1985)。 (3)ジアミン化合物を酸二無水物よりも先に加えてポ
リアミド酸を合成する(J,Appl,Polyme
r,Sci.,11,609,1967)。 (4)室温で数日間十分な粘度が得られるまで、反応液
を撹拌しながらポリアミド酸(ポリイミド系樹脂)を合
成する。 (5)ポリアミド酸を合成する際に使用する酸二無水
物、ジアミン化合物及び溶媒に対して、蒸留や再結晶等
の精製操作を十分に加えたもの使用する。
【0005】また、上記以外にも、高分子量のポリアミ
ド酸を得るために、以下のような方法が提案されてい
る。 (6)触媒としての無機塩類の存在下で、特定構造を有
する脂環式テトラカルボン酸二無水物とジアミン化合物
とからポリアミド酸を合成する(特開平5−27140
9)。 (7)ポリアミド酸を合成する際に使用するジアミン化
合物として、N−アルキルシリル化したジアミン化合物
を用いる(繊維学会誌,43,435,1987)。
【0006】さらに、高分子量のポリイミド系樹脂を得
るために、以下のような方法も提案されている。 (8)酸成分として酸クロリドを使用してポリアミド酸
を合成し、当該ポリアミド酸を加熱することによりポリ
イミド系樹脂を合成する。 (9)真空蒸着重合を行って、ポリイミド系樹脂を得る
(J,Vac,Sci.Technol.,A,,3
69,1986)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法は、高分子量化したポリアミド酸、ひいて
はポリイミド系樹脂を得る観点で、ある程度の成果を上
げているものの、未だ不十分な面も少なくない。
【0008】例えば、上記(1)〜(5)の方法に関し
ては、高分子量化したポリアミド酸を得るために採用さ
れる一般的な方法であるが、これらの方法のみでは、最
終的に得られるポリイミド系樹脂における顕著な分子量
の増加は望めなかった。また、全体として製造時間が著
しく長くなったり、製造条件の厳格な制御が必要となる
などの製造上の問題があった。
【0009】また、上記(6)の方法に関しては、ポリ
アミド酸の合成方法であって、特定構造を有する脂環式
テトラカルボン酸二無水物を使用する必要があり、コス
トが高くなったり、製造原料上の制約が大きい。さら
に、当該製造方法は、吸湿性の無機塩をポリアミド酸の
合成時に添加するためと思われるが、当該無機塩が周囲
の水分と反応して錯体を作成して失活するおそれがあっ
た。したがって、かかる無機塩を含んだポリアミド酸を
用いても、ポリイミド系樹脂における分子量の増加が乏
しいという問題があった。
【0010】また、上記(7)の方法に関しては、使用
するアミン化合物に対してシリル化を行う必要がある
が、通常の合成系よりも工程が増えること、シリル化剤
が高価であり水と激しく反応する等の製造上の問題があ
った。
【0011】また、上記(8)の方法に関しては、反応
により塩化水素が発生するため、高温反応中に加水分解
による低分子量化が起きてしまうという問題があった。
さらに、環境問題が叫ばれる中、塩化水素の発生による
人体への害も無視できない。
【0012】さらに、上記(9)の方法に関しては、ポ
リイミド系樹脂を反応させる過程は通常の製造方法と同
じであるが、真空蒸着装置や高真空ポンプ等の大がかり
でしかも特殊な反応設備を必要とするなどの製造上の問
題があった。
【0013】このように、従来のポリアミド酸あるいは
ポリイミド系樹脂の高分子量体を得るための製造方法
は、通常の方法と比べて煩雑や複雑になっており、また
得られる樹脂の分子量の増加も不十分である。このた
め、これらの従来方法を用いても、成形体としての形を
なすために必要な分子量をもったポリイミド系樹脂を製
造することは難しいという問題があった。
【0014】本発明者らは、前記の課題を解決するた
め、鋭意検討を行った。その結果、金属化合物の存在下
においてポリアミド酸を加熱することにより、イミド化
と並行して重合反応が促進され、ポリイミド系樹脂の分
子量が著しく増加することを見出した。すなわち、この
ようにして得られたポリイミド系樹脂は、様々な種類の
成形体に適用可能な高分子量ポリイミド系樹脂であるこ
とがわかり、本発明を完成するに至った。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、酸二無水物と
ジアミン化合物とを反応させて得られるポリアミド酸
を、金属化合物の存在下に加熱するポリイミド系樹脂の
製造方法に関する。このようにポリアミド酸に直接的に
金属化合物を添加し、さらに加熱することにより、ポリ
イミド系樹脂の分子量を十分に増加させることができ
る。
【0016】また、本発明の製造方法を実施するにあた
り、金属化合物として、カルボン酸金属塩、多価カルボ
ン酸金属塩、金属炭酸塩、金属硫酸塩、金属硝酸塩、金
属リン酸塩、金属炭酸水素塩、金属水酸化物および金属
ハロゲン化物からなる群から選択される少なくとも一つ
を使用することが好ましい。これらの金属化合物は、ポ
リイミド系樹脂の分子量の増加効果に優れており、比較
的少量の添加でポリイミド系樹脂の分子量を顕著に増加
させることができる。また、これらの金属化合物は、易
水溶性であるため、ポリイミド系樹脂の合成後に、水洗
等により容易に取り除くことができる点でも好ましい。
【0017】また、本発明の製造方法を実施するにあた
り、酸二無水物1モル当たり、金属化合物の使用量を
0.01〜100モルの範囲内の値とすることが好まし
い。金属化合物の使用量をこのような範囲内の値に制限
することにより、ポリイミド系樹脂中に残留する金属化
合物量を可及的に少なくすることができ、また、一方で
ポリイミド系樹脂の分子量を十分に増加させることがで
きる。したがって、ポリイミド系樹脂中に残留する金属
化合物量をより少なくするとともに、最終的に得られる
ポリイミドの分子量が高くなりすぎて溶剤に対して膨潤
してしまうおそれを少なくし、また、金属化合物を溶媒
に十分均一に溶解させることができる観点から、金属化
合物の使用量を0.1〜50モルの範囲内の値とするこ
とがより好ましく、0.1〜20モルの範囲内の値とす
ることがさらに好ましい。
【0018】また、本発明の製造方法を実施するにあた
り、ポリアミド酸を、100〜300℃の範囲内の温度
で加熱することが好ましい。ポリアミド酸の加熱温度を
このような範囲内の値に制限することにより、ポリイミ
ド系樹脂の分子量を短時間に、しかも十分に増加させる
ことができる。
【0019】また、本発明の製造方法を実施するにあた
り、ポリアミド酸を、窒素雰囲気中で加熱することが好
ましい。このように加熱することにより酸素の影響を排
して、得られたポリイミド系樹脂が熱分解する可能性を
より少なくして、当該ポリイミド系樹脂の分子量をより
増加させることができる。
【0020】また、本発明の製造方法を実施するにあた
り、ポリアミド酸を、ウレア類、スルホン類、スルホキ
シド類、ホスホリルアミド類、アミド類等の非プロトン
性溶媒、ハロゲン化アルキル類、芳香族炭化水素類、フ
ェノール類およびエーテル類からなる群から選択された
少なくとも一つの溶媒の存在下で加熱することが好まし
い。このように特定の溶媒の存在下でポリアミド酸を加
熱することにより、得られたポリイミド系樹脂の取り扱
いが容易になるとともに、均一な分子量を有するポリイ
ミド系樹脂を得ることが出来る。
【0021】また、本発明の製造方法を実施するにあた
り、酸二無水物として、下記一般式(1)または下記一
般式(2)で表される脂環式酸二無水物を使用すること
が好ましい。
【0022】
【化3】
【0023】[(一般式(1)中、Xは、SO2、SO、
S、CO、O、C64または(CH2tで表される炭化
水素、SO2−(CH2t−SO2で表される基、SO−
(CH2t−SOで表される基、COO−(CH2t
COOで表される基またはCO−(CH2t−COで表
される基(それぞれ(CH2tにおけるtは繰り返し数
であって、1〜10の整数である。)である。]
【0024】
【化4】
【0025】[(一般式(2)中、Xは、一般式(1)
の内容と同様であり、RはCH2、CH2CH2またはC
(CH32である。]
【0026】このように特定の酸二無水物を使用するこ
とにより、溶媒に対する溶解性を高めることができ、ま
た得られたポリイミド系樹脂の複屈折率をより小さくす
ることが出来る。
【0027】また、本発明の製造方法を実施するにあた
り、ポリアミド酸が酸二無水物1モルに対して、ジアミ
ン化合物を0.90〜1.10モルで反応させたもので
あることが好ましい。このようにして得られたポリアミ
ド酸を使用することにより、ポリイミド系樹脂の分子量
をより確実に増加させることができる。また、未反応の
酸二無水物やジアミン化合物の残留物が少なくなり、得
られたポリイミド系樹脂の耐熱性や機械的特性を損なう
おそれが少ない。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明においては、酸二無水物と
ジアミン化合物とを反応させて得られるポリアミド酸
が、金属化合物の存在下に加熱される。ここで、本発明
のポリイミドの製造方法に用いられる酸二無水物として
以下の化合物が挙げられるが、最終的に得られるポリマ
に可溶性を付与できるものであれば本発明の製造方法を
用いることができるので、以下の化合物に特に制限され
るものではない。
【0029】本発明に使用することが出来る酸二無水物
としては、例えば、上記ビス(エキソ)―ビシクロ
[2.2.1]ヘプタンー2,3−ジカルボン酸無水
物、ビス(エンド)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン
−2,3−ジカルボン酸無水物、3,3',4,4'−ジ
シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物、1,2,
4,5―シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物、
1,2,4,5―ノルボルネンテトラカルボン酸二無水
物、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二
無水、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水
物、1,2,3,4−シクロペンタンテトラカルボン酸
二無水物、ビシクロ[2.2.2]オクトー7−エンー
2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物、ビシクロ
[2.2.1]ペンタン−2,3,5,6−テトラカル
ボン酸二無水物、メチレンビス(3,3',4,4'−シ
クロヘキサンジカルボン酸無水物)、ビシクロ[2.
2.2]オクタンー2,3,5,6−テトラカルボン酸
二無水物、テトラシクロドデカン−2,3,6,7−テ
トラカルボン酸二無水物,ピロメリット酸、3,3',
4,4’―ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、
3,3’,4,4'―ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物、2,3,3',4'―ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物、2,3,3',4'―ビフェニルテトラカルボ
ン酸二無水物、3,3',4,4'―ビフェニルエーテル
テトラカルボン酸二無水物、3,3',4,4'―ビフェ
ニルスルフォンジカルボン酸二無水物、3,3',4,
4'―ジフェニルメタンテトラカルボン酸二無水物、
1,2,5,6―ナフタレンテトラカルボン酸二無水
物、2,3,6,7―ナフタレンテトラカルボン酸二無
水物、1,4,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸二
無水物、1,4,5,7−ナフタレンテトラカルボン酸
二無水物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン
酸二無水物、2,3,5,6−ピリジンテトラカルボン
酸二無水物、3,4,9,10−ペリレンテトラkルボ
ン酸、3,3',4,4'―テトラフェニルシランテトラ
カルボン酸二無水物、メターターフェニルー3,3',4,
4'―テトラカルボン酸二無水物、(トリフルオロメチ
ル)ピロメリット酸、ジ(トリフルオロメチル)ピロメ
リット酸、ジ(ペンタフルオロプロピル)ピロメリット
酸、ペンタフルオロエチルピロメリット酸、ビス{3,
5−ジ(トリフルオロメチル)フェノキシ}ピロメリッ
ト酸、ジフルオロピロメリット酸、2,2−ビス(3,
4−ジカルボキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロ
パン、5,5'―ビス(トリフルオロメチル)―3,
3',4,4'―テトラカルボキシビフェニル、2,
2',5,5'―テトラキス(トリフルオロメチル)―
3,3',4,4'―テトラカルボキシビフェニル、5,
5'―ビス(トリフルオロメチル)―3,3',4,4'
―テトラカルボキシジフェニルエーテル、5,5'―ビ
ス(トリフルオロメチル)―3,3',4,4'―テトラ
カルボキシベンゾフェノン、ビス{(トリフルオロメチ
ル)ジカルボキシフェノキシ}ベンゼン、ビス{(トリ
フルオロメチル)ジカルボキシフェノキシ}(トリフル
オロメチル)ベンゼン、ビス(ジカルボキシフェノキ
シ)(トリフルオロメチル)ベンゼン、ビス(ジカルボ
キシフェノキシ)ビス(トリフルオロメチル)ベンゼ
ン、ビス(ジカルボキシフェノキシ)テトラキス(トリ
フルオロメチル)ベンゼン、2,2−ビスー{4−
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニル}プロパ
ン、2,2−ビスー{4−(3,4−ジカルボキシフェ
ノキシ)フェニル}ヘキサフルオロプロパン、ビス
{(トリフルオロメチル)ジカルボキシフェノキシ}ビ
フェニル、ビス{(トリフルオロメチル)ジカルボキシ
フェノキシ}ビス(トリフルオロメチル)ビフェニル、
ビス{(トリフルオロメチル)ジカルボキシフェノキ
シ}ジフェニルエーテル、ビス{(ジカルボキシフェノ
キシ)ビス(トリフルオロメチル)ビフェニル、ビス
{(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジメチルシラ
ン、1,4−ビス(3,4−ジカルボキシトリフルオロ
フェノキシ)テトラフルオロベンゼン、1,4−ビス
(3,4−ジカルボキシトリフルオロフェノキシ)オク
タフルオロビフェニル、3,3',4,4'―1,3−ビ
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)―1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサン、1−(2,3−ジカルボ
キシフェニル)−3−(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)―1,1,3,3―テトラメチルジシロキサンのテ
トラカルボン酸二無水物などが挙げられる。これらの酸
二無水物は単独で用いてもよいし、二種以上を適宜組み
合わせて使用してもよい。
【0030】また、上述したように一般式(1)または
一般式(2)で表される酸二無水物を使用することによ
り、得られるポリアミド酸、ひいてはポリイミド系樹脂
の溶媒に対する溶解性を高めることができ、また得られ
たポリイミド系樹脂の複屈折率をより小さくすることが
出来る。
【0031】また、本発明において使用することの出来
るジアミン化合物は特に限定されるものではないが、例
えば以下の化合物を挙げることができる。なお、これら
のうち、最終的に得られるポリマに可溶性を付与できる
ジアミン化合物であればより好ましい。
【0032】本発明に使用することの出来るジアミン化
合物としては、例えば、1,2−エチレンジアミン化合
物、1,3−プロパンジアミン化合物、1,4−ブタン
ジアミン化合物、1,5−ペンタジアミン化合物、1,
6−ヘキサンジアミン化合物、1,7―ヘプタンジアミ
ン化合物、1,8―オクタンジアミン化合物、1,9−
ノナンジアミン化合物、1、10―デカンジアミン化合
物、1,12―ドデカンジアミン化合物、シス-1,4
―ジアミノシクロヘキサン、トランス-1,4―ジアミ
ノシクロヘキサン、1,4―ジアミノシクロヘキサン異
性体混合物、シス-シス-4,4'−ジアミノジシクロヘ
キシルメタン、シス-トランス-4,4'−ジアミノジシ
クロヘキシルメタン、トランス-トランス-4,4'−ジ
アミノジシクロヘキシルメタン、4,4'−ジアミノジ
シクロヘキシルメタン異性体混合物、シス-1,3−ビ
ス(アミノエチル)シクロヘキサン、トランス-1,3
−ビス(アミノエチル)シクロヘキサン、1,3−ビス
(アミノエチル)シクロヘキサン異性体混合物、シス-
シス-4,4'−メチレンビス(2−メチルシクロヘキシ
ルアミン)、シス-トランス-4,4'−メチレンビス
(2−メチルシクロヘキシルアミン)、トランス-トラ
ンス-4,4'−メチレンビス(2−メチルシクロヘキシ
ルアミン)、4,4'−メチレンビス(2−メチルシク
ロヘキシルアミン)異性体混合物、シス-シス-4,4'
−ジアミノジシロヘキシレンプロパン、シス-トランス-
4,4'−ジアミノジシロヘキシレンプロパン、トラン
ス-トランス-4,4'−ジアミノジシロヘキシレンプロ
パン、4,4'−ジアミノジシロヘキシレンプロパン異
性体混合物、オルトフェニレンジアミン化合物、メタフ
ェニレンジアミン化合物、パラフェニレンジアミン化合
物、2,4―トルエンジアミン化合物、4,6−ジメチ
ルメタフェニレンジアミン化合物、2,4−ジアミノメ
シチレン、4−クロロメタフェニレンジアミン化合物、
5−ニトロメタフェニレンジアミン化合物、4,4'―
ジアミノジフェニル、3,3'−ジアミノジフェニル、
3,4'−ジアミノジフェニル、3,3'−ジメチルー
4,4'―ジアミノジフェニル、3,3'−ジヒドロキシ
ー4,4'―ジアミノジフェニル、3,3'−ジメチルー
4,4'―ジアミノジフェニルー6,6'−スルフォン
酸、4,4'―ジアミノジフェニルエーテル、3,3'―
ジアミノジフェニルエーテル、3,4'−ジアミノジフ
ェニルエーテル、2,4'−ジアミノジフェニルエーテ
ル、4,4'―ジアミノジフェニルチオエーテル、3,
3'―ジアミノジフェニルチオエーテル、3,4'―ジア
ミノジフェニルチオエーテル、2,4'―ジアミノジフ
ェニルチオエーテル、4,4'―ジアミノジフェニルメ
タン、3,3'―ジアミノジフェニルメタン、3,4'―
ジアミノジフェニルメタン、2,4'―ジアミノジフェ
ニルメタン、3,3'−ジクロロー4,4'―ジアミノジ
フェニルメタン、3,3'−ジメトキシー4,4'−ジア
ミノジフェニルメタン、3,3'−ジメチルー4,4'−
ジアミノジフェニルメタン、2,2−(4,4'―アミ
ノフェニル)プロパン、2,2−(3,4'―アミノフ
ェニル)プロパン、2,2−(3,3'―アミノフェニ
ル)プロパン、4,4'―ジフェニルスルフォン、3,
3'―ジフェニルスルフォン、3,4'―ジフェニルスル
フォン、4,4'―ジアミノベンゾフェノン、3,3'―
ジアミノベンゾフェノン、4,4'−ジアミノジフェニ
ルアミド、9,9−ビス(4−アミノフェニル)フルオ
レン、1,4―ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼ
ン、1,3―ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、
1,3―ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、ビス
{4−(4−アミノフェノキシ)フェニル}スルフォ
ン、ビス{4−(3−アミノフェノキシ)フェニル}ス
ルフォン、2,2−ビス{4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル}プロパン、2,2−ビス{4−(3−ア
ミノフェノキシ)フェニル}プロパン、4,10−ビス
(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、2、2'−ビス
(トリフルオロメチル)―4,4'−ジアミノビフェニ
ル、2,2'−ビス(トリフルオロメチル)―4,5'−
ジアミノビフェニル、2,2'−ビス(トリフルオロメ
チル)―5,5'−ジアミノビフェニル、2,2−ビス
(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,
2−(3,4'−ジアミノフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパン、2,2−(3,3'−ジアミノフェニル)ヘキ
サフルオロプロパン、1,3−ジアミノー2,4,5,
6−テトラフルオロベンゼン、2,2−ビス(4−アミ
ノフェノキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、1−
フェニルー1−トリフルオロメチルー1,1―ビス(4
−アミノフェニル)メタン、1−フェニルー1−トリフ
ルオロメチルー1,1―ビス(4−アミノフェノキシフ
ェニル)メタン、4,4−ビス(4−アミノフェノキ
シ)ビフェニルなどが挙げられる。これらのジアミン化
合物は単独で用いてもよいし、二種以上を適宜組み合わ
せて使用してもよい。
【0033】また、下記一般式(3)で表されるジアミ
ン化合物を使用することも好ましい。このようなシリコ
ン元素を含むジアミン化合物を使用することにより、得
られるポリイミド系樹脂の耐候性を著しく向上させるこ
とができ、また、当該ポリイミド系樹脂のガラス等に対
する密着力を向上させることもできる。
【0034】
【化5】
【0035】(一般式(3)中、R1は2価の炭化水素
基を表し、R2は1価の炭化水素基を表し、mは1〜1
00の範囲内の値である。但し、R1は好ましくは、炭
素原子数が1〜5のアルキレン基、フェニレン基又はア
ルキル置換フェニレン基であり、R2は好ましくは、炭
素原子数が1〜5のアルキル基、アルコキシル基、フェ
ニル基またはアルキル置換フェニレン基である。)
【0036】次に、本発明において使用することのでき
る金属化合物について説明する。好ましい金属化合物と
しては、リチウム、アルミニウム、チタン、クロム、マ
ンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ジルコニ
ウム、ニオブ、モリブンデン、ルテニウム、ロジウム、
パラジウム、銀、スズ、白金等の金属を使用したカルボ
ン酸金属塩、同様の金属を使用した多価カルボン酸金属
塩、同様の金属を使用した金属炭酸塩、同様の金属を使
用した金属硫酸塩、同様の金属を使用した金属リン酸
塩、同様の金属を使用した金属硝酸塩、同様の金属を使
用した金属炭酸水素塩、同様の金属を使用した金属水酸
化物および同様の金属を使用した金属塩化物などが挙げ
られる。これらの金属化合物は、ポリイミド系樹脂の分
子量の増加効果に優れており、比較的少量の添加でポリ
イミド系樹脂の分子量を顕著に増加させることができ、
また、これらの金属化合物は、易水溶性であるため、ポ
リイミド系樹脂の合成後に、水洗等により容易に取り除
くことができる点でも好ましい。
【0037】これらの金属化合物の中で特に本発明に好
ましい化合物としては、触媒活性能がより高く、扱い安
さが良好な点から、塩化リチウム(LiCl)、塩化亜
鉛(ZnCl2)等の金属塩化物が挙げられる。
【0038】なお、上記の金属化合物は、単独で用いて
もよいし、二種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
また、上記金属化合物と併用して、NaCl、KCl、
Na2CO3等の無機塩(金属化合物を除く)を使用する
こともできる。
【0039】次に、本発明におけるポリアミド酸からポ
リイミド系樹脂を得るための反応工程について説明す
る。まず、ポリアミド酸は、酸二無水物とジアミン化合
物とを重縮合反応(単に反応と称する場合もある。)さ
せることにより得られる(以後、この重縮合反応の工程
を第一段階と称する。)。そして、ポリイミド系樹脂を
得るためには、さらに得られたポリアミド酸を一定温度
で加熱する必要がある(以後、この反応工程を第二段階
と称する。)。
【0040】この第一段階の条件は特に制限されるもの
ではないが、例えば0〜100℃の温度範囲内で反応を
行うのが好ましい。また、最終的に得られるポリイミド
系樹脂から成形される成形体に発生するボイド等を効率
的に抑えることができる点から、0〜75℃の温度範囲
内で反応を行うことがより好ましい。
【0041】また、この第一段階の反応時間についても
特に制限されるものではないが、例えば0〜100℃の
温度範囲内で反応を行う場合、当該第一段階の反応時間
を0.2〜98時間の範囲内の値とするのが好ましい。
このような反応時間であれば、製造時間が全体として著
しく長くなることもなく、また、ポリアミド酸を確実に
得ることができる。
【0042】また、この第一段階において、酸二無水物
とジアミン化合物との配合割合(酸二無水物1モルに対
するジアミン化合物の配合量)を、0.90〜1.10
モルの範囲内の値とするのが好ましい。このようにして
得られたポリアミド酸を使用することにより、ポリイミ
ド系樹脂の分子量をより確実に増加させることができ
る。また、未反応の酸二無水物やジアミン化合物の残留
物が少なくなり、得られたポリイミド系樹脂の熱安定性
や機械的特性を損なうおそれが少ない。したがって、よ
り高分子量物を得るという観点から、酸二無水物とジア
ミン化合物との配合割合として、酸二無水物1モルに対
するジアミン化合物の配合量を0.95〜1.05モルの
範囲内の値とするのがより好ましい。
【0043】また、この第一段階の重合溶液を調整する
際に、モノマ(酸二無水物およびジアミン化合物)の濃
度を1〜60重量%の範囲内の値とするのが好ましい。
さらに、当該モノマの溶剤に対する溶解性がより良好な
観点から、モノマ濃度を1〜30重量%の範囲内の値と
することが特に好ましい。
【0044】さらに、この第一段階終了後の重合溶液
(ポリアミド酸溶液)において、水、メタノール、ヘキ
サン、シクロヘキサンなどの貧溶媒を用いて再沈殿を行
うことにより、精製することが好ましい。
【0045】第二段階の条件も第一段階と同様に、特に
制限されるものではないが、100〜300℃の範囲内
の温度で加熱するのが好ましい。このような温度範囲内
でポリアミド酸を加熱することにより、イミド化と並行
して縮重合反応を促進させることができる。したがっ
て、ポリイミド系樹脂の分子量を短時間に、しかも十分
に増加させることができる。なお、得られたポリマが熱
分解する可能性をより少なくすることができる観点か
ら、第二段階を100〜250℃の温度範囲内で加熱す
ることが特に好ましい。
【0046】また、この第二段階の反応時間についても
特に制限されるものではないが、例えば100〜300
℃の温度範囲内で反応を行う場合、当該第二段階の反応
時間を、0.1〜24時間の範囲内の値とするのが好ま
しい。このような反応時間であれば、製造時間が全体と
して著しく長くなることもなく、また、高分子量化した
ポリイミド系樹脂を確実に得ることができる。
【0047】また、この第二段階における金属化合物の
添加量としては、酸二無水物1モルに対して、0.01
〜100モルの範囲内の値とするのが好ましい。金属化
合物の使用量をこのような範囲内の値に制限することに
より、一部前述したようにポリイミド系樹脂中に残留す
る金属化合物量を可及的に少なくすることができ、ま
た、一方でポリイミド系樹脂の分子量を十分に増加させ
ることができる。
【0048】また、この第二段階において、ポリマの分
子量を制御するために、無水フタル酸のような酸無水
物、モノカルボン酸又はモノイソシアネートを添加して
重合してもよい。
【0049】また、この第二段階終了後の重合溶液にお
いて、ベンゾイルクロリドや無水酢酸およびピリジンの
ようなアミノ基と反応する試薬を加えて末端アミノ基を
封止することが好ましい。得られるポリイミド系樹脂の
熱安定性等を向上させることができるためである。さら
に、この第二段階終了後の重合溶液において、アルキル
アミン、シクロヘキシルアミン等のモノアミンを添加し
て、末端の酸二無水物を封止する反応を行うこともでき
る。得られるポリイミド系樹脂の熱安定性を向上させる
ことができるためである。なお、末端の酸二無水物が開
環してジカルボン酸となっている場合には、脱水剤を添
加して、酸無水物としてから上記のモノアミンを添加す
ることが好ましい。
【0050】また、この第二段階の途中または終了時
に、イミド化を促進するためにイミド化促進剤を添加し
て更に反応を行ってもよい。ここで、イミド化促進剤と
しては、無水酢酸、無水酪酸、無水プロピオン酸等の酸
無水物が挙げられる。場合によってはトリエチルアミ
ン、トリプロピルアミン、N,N−ジメチルアニリン、
ピリジン、キノリン等の3級アミン化合物等を併用して
も良い。これらのイミド化促進剤は、酸二無水物1モル
に対して0.01〜200倍モルの範囲で添加するのが
好ましい。
【0051】また、この第二段階において、得られるポ
リイミドの色相を良好なものとするために、亜リン酸ト
リフェニルなどの亜リン酸系化合物を添加して反応を行
っても良い。さらに、この時に、上述したトリエチルア
ミン等の3級アミン化合物を併用しても良い。
【0052】また、本発明におけるポリアミド酸からポ
リイミド系樹脂を得るための反応工程(第一段階および
第二段階)において、溶媒を使用することが好ましい。
このように溶媒を用いることにより、得られるポリアミ
ド酸やポリイミド系樹脂の取り扱いが容易になるととも
に、均一な分子量を有するポリイミド系樹脂を得ること
が出来る。
【0053】ここで、本発明で使用される好ましい溶媒
としては、例えば、テトラメチル尿素、N,N−ジメチ
ルエチルウレアのようなウレア類、ジメチルスルホキシ
ド、ジフェニルスルフホン、テトラメチレンスルフホン
のようなスルホキシドあるいはスルホン類、N,N−ジ
メチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、
N−メチルピロリドン、γ−ブチルラクトン、ヘキサメ
チルリン酸トリアミドのようなアミド類又はホスホリル
アミド類等の非プロトン性溶媒、クロロフォルム、塩化
メチレン等のハロゲン化アルキル類、ベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素類、フェノール、o−クレゾー
ル、p−クレゾール等のフェノール類、ジメチルエーテ
ル、ジエチルエーテル、p−クレゾールメチルエーテル
等のエーテル類を挙げることができる。なお、これらの
溶媒は単独で用いてもよいし、あるいは二種以上を適宜
組み合わせて使用してもよい。
【0054】また、本発明で使用される溶媒は、市販さ
れている特級や1級グレードのものをそのまま使用して
も差し支えがないが、これらの溶剤を乾燥蒸留等の通常
の操作により脱水精製処理を行って使用しても良い。本
発明において、最終的に得られるポリイミドには、使用
される用途にもよるが、金属化合物が一部残留していて
もよい。
【0055】また、本発明の製造方法における第一段階
および第二段階あるいはいずれか一方の段階を、窒素等
の不活性ガス気流下(気流中)あるいは減圧状態で実施
(加熱)することが好ましい。このように不活性ガス気
流下あるいは減圧状態で反応を行うことにより酸素ある
いは周囲に存在する水分の影響を排して、得られたポリ
マが熱分解したり、分子量が増大しない可能性をより少
なくすることができる。
【0056】なお、本発明において、反応において分類
される上述した第一段階と第二段階とは連続して行うの
が好ましいが、第一段階で得られたポリアミド酸を精製
する必要がある場合には、第一段階と第二段階との間
に、再沈工程や、精製されたポリアミド酸を再び溶媒に
溶解する工程等を含むこともできる。したがって、この
ような場合には、精製されたポリアミド酸に対して所定
量の金属化合物を添加してから第二段階を行うこととな
る。
【0057】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、実施例における説明は本発明を例示的に説明する
ためのものであり、これにより本発明の範囲を制限する
ものではない。
【0058】(実施例1) (ポリイミド系樹脂の製造)第一段階としてポリアミド
酸溶液を調整した。すなわち、塩化カルシウム管と窒素
流入管を装着した200mlフラスコに対して、溶媒と
してN―メチルー2−ピロリドン(NMP、和光純薬製
1級)を収容した。なお、当該N―メチルー2−ピロリ
ドンの使用量は後に添加するジアミン化合物と酸二無水
物との両モノマ濃度が15重量%となるような量として
ある。ついで、ジアミン化合物として、2.605gの
2,2−ビス[4−(4―アミノフェノキシフェニ
ル)]プロパン(以下、BAPPと称する。)および
1.335gの4,4‘―ジアミノジシクロヘキシルメ
タン(以下、DADCMと称する。)をそれぞれモル比
で1:1の割合で添加した。なお、酸二無水物とジアミ
ン化合物とのモル比は1:1としてある。ついで、これ
らのジアミン化合物が均一に溶媒に溶解するまでよく撹
拌を続けてジアミン化合物溶液を調整した。ついで、酸
二無水物として、5.00gのビス(エキソ)―ビシク
ロ(2,2,1)ヘプタンー2,3―ジカルボン酸無水
物(以下、HAC SO2と称する。)を、ジアミン化合
物溶液に対して添加した。その後、窒素気流中、温度2
5℃で1時間の条件でジアミン化合物と酸二無水物とを
縮合反応させてポリアミド酸溶液とした。次に、第二段
階として、得られたポリアミド酸溶液が収容されている
フラスコ内に、金属化合物として塩化亜鉛(ZnC
2)を、HAC SO21モルに対して2モルの割合
(ZnCl2:3.459g)になるように添加した。
その後、窒素気流中、温度140℃、5時間の条件でポ
リアミド酸溶液を加熱し、当該溶液に含まれるポリアミ
ド酸を脱水縮合させてポリイミド系樹脂を合成した(ポ
リイミド溶液)。なお、得られたポリイミド溶液に対し
て、水を用いて再沈殿処理を施した。そして、さらに得
られたポリマ(ポリイミド系樹脂)を水で洗浄して精製
した。この精製したポリマを90℃で一晩乾燥後、完全
に水分が除去できるまで減圧乾燥を行い、高分子量化さ
れたポリイミド系樹脂を最終的に得た。
【0059】(ポリイミド系樹脂の評価)第一段階終了
時のポリアミド酸溶液の粘度1および最終的に得られた
ポリイミド系樹脂の粘度2をそれぞれ以下のように測定
した。また、ポリイミド系樹脂において確実にイミド化
されているか否かの確認は、赤外吸収スペクトルにおけ
るカルボニル基の対称および非対称伸縮振動による特性
吸収ピークから判断した。
【0060】(1)粘度1の測定(ポリアミド酸溶液の
粘度) 反応において分類される第一段階終了時のポリアミド酸
溶液(2ml)の粘度を粘度計(VISCONIC:東
京計器工業(株)製、測定温度25℃)を用いて測定し
た。
【0061】(2)粘度2の測定(最終的に得られたポ
リマ溶液の粘度) 最終的に得られたポリマ(精製されたポリイミド系樹
脂)0.5gをN−メチル−2−ピロリドン3.28g
に溶解させ、試料溶液を調整した。次いで、この試料溶
液の粘度を粘度計(VISCONIC:東京計器工業
(株)製、測定温度25℃)を用いて測定した。なお、
当該試料溶液(濃度13.2重量%)の粘度の値が、1
000〜15000m・Pa・sの範囲内であれば、ポ
リイミド系樹脂を様々な種類の成形体に適用することが
可能である。
【0062】(3)赤外分光スペクトルの測定 最終的に得られたポリマ(精製されたポリイミド系樹
脂)の赤外分光スペクトルを、赤外分光装置(日本電子
株式会社製)を用いて測定した(KBR法)。
【0063】(実施例2) (ポリイミド系樹脂の製造)実施例1における金属化合
物としての塩化亜鉛(ZnCl2)の使用量を、HAC
SO21モルに対して1モルの割合(ZnCl2:1.7
29g)になるように添加した他は、実施例1と同様の
条件でポリイミド系樹脂の製造を行った。 (ポリイミド系樹脂の評価)第一段階終了時のポリアミ
ド酸溶液の粘度1および最終的に得られたポリイミド系
樹脂の粘度2をそれぞれ実施例1と同様の条件で測定し
た。結果を表1に示した。また、得られたポリイミド系
樹脂において実施例1と同様に赤外分光スペクトルを測
定し、確実にイミド化されていることを確認した。
【0064】(実施例3) (ポリイミド系樹脂の製造)実施例1における金属化合
物としての塩化亜鉛(ZnCl2)のかわりに、塩化リ
チウム(LiCl)を用い、また、その使用量を、HA
C SO21モルに対して1モルの割合(LiCl:0.
538g)になるようにした他は、実施例1と同様の条
件でポリイミド系樹脂の製造を行った。 (ポリイミド系樹脂の評価)第一段階終了時のポリアミ
ド酸溶液の粘度1および最終的に得られたポリイミド系
樹脂の粘度をそれぞれ実施例1と同様の条件で測定し
た。結果を表1に示した。また、得られたポリイミド系
樹脂において実施例1と同様に赤外分光スペクトルを測
定し、確実にイミド化されていることを確認した。
【0065】(実施例4) (ポリイミド系樹脂の製造)実施例1における金属化合
物としての塩化亜鉛(ZnCl2)のかわりに、炭酸リ
チウム(Li2C03)を用い、また、その使用量を、H
AC SO21モルに対して1モルの割合(Li2C03
0.938g)になるようにした他は、実施例1と同様
の条件でポリイミド系樹脂の製造を行った。 (ポリイミド系樹脂の評価)第一段階終了時のポリアミ
ド酸溶液の粘度1および最終的に得られたポリイミド系
樹脂の粘度2をそれぞれ実施例1と同様の条件で測定し
た。結果を表1に示した。また、得られたポリイミド系
樹脂において実施例1と同様に赤外分光スペクトルを測
定し、確実にイミド化されていることを確認した。
【0066】(実施例5) (ポリイミド系樹脂の製造)実施例1における金属化合
物としての塩化亜鉛(ZnCl2)のかわりに、塩化リ
チウム(LiCl)を用い、また、その使用量を、HA
C SO21モルに対して1モルの割合(LiCl:0.
538g)になるようにし、実施例1におけるジアミン
化合物としてのBAPPおよびDADCMの代わりに
2.211gの9,9―ビス(4−アミノフェニル)フ
ルオレン(以下、FDA)および1.513gの4,
4'−メチレンビス(2−メチルシクロヘキシルメタ
ン)異性体混合物(以下、DADMDCM)を用い、さ
らに第二段階の加熱温度を180℃とした他は、実施例
1と同様の条件でポリイミド系樹脂の製造を行った。 (ポリイミド系樹脂の評価)第一段階終了時のポリアミ
ド酸溶液の粘度1および最終的に得られたポリイミド系
樹脂の粘度2をそれぞれ実施例1と同様の条件で測定し
た。結果を表1に示した。また、得られたポリイミド系
樹脂において実施例1と同様に赤外分光スペクトルを測
定し、確実にイミド化されていることを確認した。
【0067】(実施例6) (ポリイミド系樹脂の製造)実施例1における金属化合
物としての塩化亜鉛(ZnCl2)のかわりに、塩化リ
チウム(LiCl)を用い、また、その使用量を、HA
C SO21モルに対して1モルの割合になるようにし、
実施例1におけるジアミン化合物としての、BAPPお
よびDADCMの代わりに、4.422gのFDAを用
い、さらに第二段階の加熱温度を180℃とした他は、
実施例1と同様の条件でポリイミド系樹脂の製造を行っ
た。 (ポリイミド系樹脂の評価)第一段階終了時のポリアミ
ド酸溶液の粘度1および最終的に得られたポリイミド系
樹脂の粘度2をそれぞれ実施例1と同様の条件で測定し
た。結果を表1に示した。また、得られたポリイミド系
樹脂において実施例1と同様に赤外分光スペクトルを測
定し、確実にイミド化されていることを確認した。
【0068】(実施例7) (ポリイミド系樹脂の製造)実施例1における金属化合
物としての塩化亜鉛(ZnCl2)のかわりに、塩化リ
チウム(LiCl)を用い、また、その使用量を、HA
C SO21モルに対して1モルの割合になるようにし、
実施例1におけるジアミン化合物としてのBAPPおよ
びDADCMの代わりに、3.026gのDADMDC
Mを用い、第一段階の溶媒におけるジアミン化合物と酸
二無水物の両モノマの濃度を15重量%から5重量%と
した他は、実施例1と同様の条件でポリイミド系樹脂の
製造を行った。 (ポリイミド系樹脂の評価)まず、第一段階終了時のポ
リアミド酸溶液の粘度を実施例1と同様の条件で測定し
ようとした。しかしながら、DADMDCMのNMPに
対する溶解性が乏しいため、均一なポリアミド酸溶液を
得ることができなかった。したがって、粘度1について
は測定することができなかった。よって、表1における
粘度1の項目の(−)は、当該粘度1の測定が不可であっ
たことを意味している。但し、最終的にポリイミド系樹
脂自体を製造することは可能であったため、粘度2につ
いては測定を実施し、当該測定結果を表1に示した。ま
た、得られたポリイミド系樹脂について実施例1と同様
に赤外分光スペクトルを測定し、確実にイミド化されて
いることを確認した。
【0069】(実施例8) (ポリイミド系樹脂の製造)実施例1における金属化合
物としての塩化亜鉛(ZnCl2)のかわりに、塩化リ
チウム(LiCl)を用い、また、その使用量を、HA
C SO21モルに対して1モルの割合になるようにし、
実施例1におけるジアミン化合物としてのBAPPおよ
びDADCMの代わりに、3.290gの2,2−ビス
[4−(4―アミノフェノキシフェニル)]ヘキサフル
オロプロパン(以下、BAPPFと称する。)および
1.513gのDADMDCMを用い、さらに第二段階
の加熱温度を180℃とした他は、実施例1と同様の条
件でポリイミド系樹脂の製造を行った。 (ポリイミド系樹脂の評価)第一段階終了時のポリアミ
ド酸溶液の粘度1および最終的に得られたポリイミド系
樹脂の粘度2をそれぞれ実施例1と同様の条件で測定し
た。結果を表1に示した。また、得られたポリイミド系
樹脂において実施例1と同様に赤外分光スペクトルを測
定し、確実にイミド化されていることを確認した。
【0070】(比較例1) (ポリイミド系樹脂の製造)実施例1における金属化合
物としての塩化亜鉛(ZnCl2)を第二段階で添加し
なかった他は、実施例1と同様の条件でポリイミド系樹
脂の製造を行った。 (ポリイミド系樹脂の評価)第一段階終了時のポリアミ
ド酸溶液の粘度1および最終的に得られたポリイミド系
樹脂の粘度2をそれぞれ実施例1と同様の条件で測定し
た。結果を表1に示した。また、得られたポリイミド系
樹脂において実施例1と同様に赤外分光スペクトルを測
定し、確実にイミド化されていることを確認した。
【0071】(比較例2〜5) (ポリイミド系樹脂の製造)実施例2における金属化合
物としての塩化亜鉛(ZnCl2)の代わりに、比較例
2においては、0.946gのKClを添加し、比較例
3においては、1.510gのKBrを添加し、比較例
4においては、1.408gのCaCl2を添加し、比
較例5においては、0.742gのNaClを添加した
他は、実施例1と同様の条件でポリイミド系樹脂の製造
を行った。 (ポリイミド系樹脂の評価)第一段階終了時のポリアミ
ド酸溶液の粘度1および最終的に得られたポリイミド系
樹脂の粘度2をそれぞれ実施例1と同様の条件で測定し
た。結果を表1に示した。また、得られたポリイミド系
樹脂において実施例1と同様に赤外分光スペクトルを測
定し、イミド化されていることを確認した。
【0072】(比較例6〜9) (ポリイミド系樹脂の製造)実施例5〜8における金属
化合物をそれぞれ添加しなかった他は、それぞれ実施例
5〜8と同様の条件(表1に示すモノマ使用)で、比較
例6〜9におけるポリイミド系樹脂の製造を行った。 (ポリイミド系樹脂の評価)得られたポリイミド溶液状
態の粘度およびポリイミド系樹脂の重量平均分子量をそ
れぞれ実施例5〜8と同様の条件で測定した。結果を表
1に示した。また、得られたポリイミド系樹脂において
実施例1と同様に赤外分光スペクトルを測定し、イミド
化されていることを確認した。但し、比較例7において
は、DADMDCMのNMPに対する溶解性が乏しいた
め、均一なポリアミド酸溶液を得ることができなかっ
た。したがって、粘度1については測定することができ
なかった。よって、表1における粘度1の項目の(−)
は、当該粘度1の測定が不可であったことを意味してい
る。但し、最終的にポリイミド系樹脂自体を製造するこ
とは可能であったため、粘度2については測定を実施し
た。
【0073】
【表1】 *実施例7及び比較例7における粘度1の(ー)は測定
不可を意味する。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、従来法に見られるよう
な制限を受けることなく、高分子量のポリイミド系樹脂
を効率的に得ることができる。したがって、このように
して得られた高分子量のポリイミド系樹脂を、様々な種
類の成形体に適用することが可能となった。
【0075】また、上記一般式(1)または一般式
(2)で表される酸二無水物を使用することにより、得
られるポリイミド系樹脂を一般的な有機溶剤に対して可
溶性とすることができるようになり、さらにはポリイミ
ド系樹脂の複屈折率の値を小さくすることができるよう
になった。
【0076】また、上記一般式(3)で表されるような
ジアミン化合物を使用することにより、得られたポリイ
ミド系樹脂の耐候性を著しく向上させることができ、ま
た、当該ポリイミド系樹脂のガラス等に対する密着力を
向上させることができるようになった。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸二無水物とジアミン化合物とを反応さ
    せて得られるポリアミド酸を、金属化合物の存在下に加
    熱することを特徴とするポリイミド系樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】 金属化合物が、カルボン酸金属塩、多価
    カルボン酸金属塩、金属炭酸塩、金属硫酸塩、金属硝酸
    塩、金属リン酸塩、金属炭酸水素塩、金属水酸化物およ
    び金属ハロゲン化物からなる群から選択される少なくと
    も一つである請求項1に記載のポリイミド系樹脂の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 金属化合物の使用量を、酸二無水物1モ
    ル当たり0.01〜100モルの範囲内の値とする請求
    項1または2に記載のポリイミド系樹脂の製造方法。
  4. 【請求項4】 ポリアミド酸を、100〜300℃の範
    囲内の温度で加熱する請求項1〜3のいずれか1項に記
    載のポリイミド系樹脂の製造方法。
  5. 【請求項5】 ポリアミド酸を、窒素雰囲気中で加熱す
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリイミド系樹
    脂の製造方法。
  6. 【請求項6】 ポリアミド酸を、ウレア類、スルホン
    類、スルホキシド類、ホスホリルアミド類、アミド類等
    の非プロトン性溶媒、ハロゲン化アルキル類、芳香族炭
    化水素類、フェノール類およびエーテル類からなる群か
    ら選択された少なくとも一つの溶媒の存在下で加熱する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のポリイミド系樹脂
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 酸二無水物が、下記一般式(1)または
    下記一般式(2)で表される脂環式酸二無水物である請
    求項1〜6のいずれか1項に記載のポリイミド系樹脂の
    製造方法。 【化1】 [(一般式(1)中、Xは、SO2、SO、S、CO、
    O、C64、(CH2tで表される炭化水素、SO2
    (CH2t−SO2で表される基、SO−(CH2t
    SOで表される基、COO−(CH2t−COOで表さ
    れる基またはCO−(CH2t−COで表される基(そ
    れぞれ(CH2tにおけるtは繰り返し数であって、1
    〜10の整数である。)である。] 【化2】 [(一般式(2)中、Xは、一般式(1)の内容と同様
    であり、RはCH2、CH2CH2またはC(CH32
    ある。]
  8. 【請求項8】 ポリアミド酸が、酸二無水物1モルに対
    して、ジアミン化合物を0.90〜1.10モル反応さ
    せたものである請求項1〜7のいずれか1項に記載のポ
    リイミド系樹脂の製造方法。
JP1844998A 1998-01-30 1998-01-30 ポリイミド系樹脂の製造方法 Pending JPH11209470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1844998A JPH11209470A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 ポリイミド系樹脂の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1844998A JPH11209470A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 ポリイミド系樹脂の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11209470A true JPH11209470A (ja) 1999-08-03

Family

ID=11971945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1844998A Pending JPH11209470A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 ポリイミド系樹脂の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11209470A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161136A (ja) * 2000-09-14 2002-06-04 Sony Chem Corp ポリイミド前駆体、その製造方法及び感光性樹脂組成物
JP2006117903A (ja) * 2004-09-24 2006-05-11 Fuji Photo Film Co Ltd ポリマー、該ポリマーの製造方法、光学フィルムおよび画像表示装置
KR20170089585A (ko) * 2016-01-27 2017-08-04 삼성전자주식회사 폴리이미드 또는 폴리(아미드-이미드) 코폴리머 제조용 조성물, 상기 조성물로부터 얻어지는 성형품, 및 상기 성형품을 포함하는 디스플레이 장치
CN110591359A (zh) * 2019-10-23 2019-12-20 合肥中汇睿能能源科技有限公司 一种无色透明聚酰亚胺薄膜
JP2020008867A (ja) * 2019-09-03 2020-01-16 Jnc株式会社 テトラカルボン酸二無水物
JP7798243B1 (ja) * 2024-07-08 2026-01-14 三菱瓦斯化学株式会社 ポリイミド樹脂粉末組成物の製造方法
WO2026014081A1 (ja) * 2024-07-08 2026-01-15 三菱瓦斯化学株式会社 ポリイミド樹脂粉末組成物の製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161136A (ja) * 2000-09-14 2002-06-04 Sony Chem Corp ポリイミド前駆体、その製造方法及び感光性樹脂組成物
JP2006117903A (ja) * 2004-09-24 2006-05-11 Fuji Photo Film Co Ltd ポリマー、該ポリマーの製造方法、光学フィルムおよび画像表示装置
KR20170089585A (ko) * 2016-01-27 2017-08-04 삼성전자주식회사 폴리이미드 또는 폴리(아미드-이미드) 코폴리머 제조용 조성물, 상기 조성물로부터 얻어지는 성형품, 및 상기 성형품을 포함하는 디스플레이 장치
JP2020008867A (ja) * 2019-09-03 2020-01-16 Jnc株式会社 テトラカルボン酸二無水物
CN110591359A (zh) * 2019-10-23 2019-12-20 合肥中汇睿能能源科技有限公司 一种无色透明聚酰亚胺薄膜
JP7798243B1 (ja) * 2024-07-08 2026-01-14 三菱瓦斯化学株式会社 ポリイミド樹脂粉末組成物の製造方法
WO2026014081A1 (ja) * 2024-07-08 2026-01-15 三菱瓦斯化学株式会社 ポリイミド樹脂粉末組成物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5338066B2 (ja) ポリアミック酸溶液の製造方法およびポリアミック酸溶液
JP5174311B2 (ja) ポリアミド酸、ポリイミド、それらの製造方法、およびそれらからなるポリイミドフィルム
US20070270562A1 (en) Siloxane-modified hyperbranched polyimide
JPWO2002010253A1 (ja) ポリアミド酸、ポリイミド、それらの製造方法、およびそれらからなるポリイミドフィルム
JP2010180292A (ja) 芳香族ジアミン化合物、ポリイミド系材料、フィルム及びその製造方法
EP0082724B1 (en) A polyamide acid, a process for its production and a polyimide produced therefrom
JPS6042817B2 (ja) ポリイミド成形物の製造方法
WO2005066242A1 (ja) 芳香族ポリアミド酸及びポリイミド
JP2678934B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物およびその硬化物
JPH11209470A (ja) ポリイミド系樹脂の製造方法
EP0486899B1 (en) Polyimide resin and preparation thereof
JP3079867B2 (ja) ポリイミド共重合体、その製造方法及びポリイミドフィルム
US5120826A (en) Polyamide-imide polymers having fluorine-containing linking groups
JP2903704B2 (ja) 芳香族ポリイミドフィルムの製造法
JP3026957B2 (ja) 熱的寸法安定性のすぐれたポリイミドの製法
US4847358A (en) Process for producing polyamide acid having siloxane bonds and polyimide having siloxane bonds and isoindoloquinazolinedione rings
JPH01249122A (ja) ガス分離膜
JP2004083814A (ja) 新規なポリアミド酸およびポリイミド
JPH036225A (ja) 12―fフッ素含有連結基を有するポリイミドポリマー
WO2023048063A1 (ja) ポリイミド、ポリアミド、樹脂組成物、ポリイミドフィルム、表示装置、電子材料用基板、ポリアミドの製造方法およびポリイミドの製造方法
JP3339205B2 (ja) ポリイミド共重合体の製造方法
JPS63199239A (ja) 新規な溶剤可溶性ポリイミド及びその製造方法
EP0418889B1 (en) Polyamic acid having three-dimensional network molecular structure, polyimide obtained therefrom and process for the preparation thereof
JP3528236B2 (ja) 粗面化ポリイミドフィルム及びその製造方法
JPH06271673A (ja) シロキサン変性ポリアミドイミド樹脂および樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080417