JPH11210005A - 地山のり面構造およびそれに用いるプランター - Google Patents
地山のり面構造およびそれに用いるプランターInfo
- Publication number
- JPH11210005A JPH11210005A JP904898A JP904898A JPH11210005A JP H11210005 A JPH11210005 A JP H11210005A JP 904898 A JP904898 A JP 904898A JP 904898 A JP904898 A JP 904898A JP H11210005 A JPH11210005 A JP H11210005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- planter
- ground
- wall plate
- slope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】急勾配に対しても対応することができ、しか
も、長期間にわたって草花等が枯れない地山のり面構造
を提供する。 【解決手段】所定部分に切り欠き部11を有する基板1
0と、下端部が上記基板10の下端部に結合し上端部が
上記基板10と一定の空隙を保った状態で上記基板10
に設けられる前面模様付の前壁板部12と、上記前壁板
部12と基板10でつくられる左右開口部を蓋する三角
形状の側壁板部とを備えたプランター3を、地山1の斜
面に上下および左右に複数段に並べ、アンカーボルト5
で固定している。
も、長期間にわたって草花等が枯れない地山のり面構造
を提供する。 【解決手段】所定部分に切り欠き部11を有する基板1
0と、下端部が上記基板10の下端部に結合し上端部が
上記基板10と一定の空隙を保った状態で上記基板10
に設けられる前面模様付の前壁板部12と、上記前壁板
部12と基板10でつくられる左右開口部を蓋する三角
形状の側壁板部とを備えたプランター3を、地山1の斜
面に上下および左右に複数段に並べ、アンカーボルト5
で固定している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地山の斜面に、草
花等の植物を植えたプランターを上下左右に多段に並
べ、これにより地山の斜面を緑化するようにした地山の
り面構造およびそれに用いるプランターに関するもので
ある。
花等の植物を植えたプランターを上下左右に多段に並
べ、これにより地山の斜面を緑化するようにした地山の
り面構造およびそれに用いるプランターに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、地山の斜面を緑化するものと
して、地山の斜面にコンクリート製の擁壁を構築し、こ
の擁壁に設けた多数のプランター収容溝に、草花等の植
物を植えたプランターを収納するようにしたものが、特
開平9−95957号公報に提案されている。このもの
は、図8に示すように、地山20の斜面を垂直に削り取
り、この削り取った部分の地面20aに基礎コンクリー
ト21を設け、この基礎コンクリート21の上面にコン
クリート打設用の型枠22を形成している。この型枠2
2は、上記基礎コンクリート21の上面に、上記削り取
った部分の垂直面に沿うようにして起立させた埋込み堰
板23(PC埋込みパネル24を上下左右に連続配置し
たもの)と、この埋込み堰板23から所定間隔離れた位
置に起立させた化粧堰板25(断面略L字状に形成した
PC製のプランター収容パネル26を上下左右に連続配
置し、上下に多段に配置する際に階段状に積み重ねたも
の)とからなり、各プランター収容パネル26の、コン
クリート打設面とは反対側の面に、プランター収容溝2
7を形成している。そして、上記型枠22にコンクリー
ト材料を打設して擁壁を構築し、上記各プランター収容
溝27にプランター28を収容して緑化するようにして
いる。図において、29は埋込み堰板23と化粧堰板2
5を連結する連結金具である。
して、地山の斜面にコンクリート製の擁壁を構築し、こ
の擁壁に設けた多数のプランター収容溝に、草花等の植
物を植えたプランターを収納するようにしたものが、特
開平9−95957号公報に提案されている。このもの
は、図8に示すように、地山20の斜面を垂直に削り取
り、この削り取った部分の地面20aに基礎コンクリー
ト21を設け、この基礎コンクリート21の上面にコン
クリート打設用の型枠22を形成している。この型枠2
2は、上記基礎コンクリート21の上面に、上記削り取
った部分の垂直面に沿うようにして起立させた埋込み堰
板23(PC埋込みパネル24を上下左右に連続配置し
たもの)と、この埋込み堰板23から所定間隔離れた位
置に起立させた化粧堰板25(断面略L字状に形成した
PC製のプランター収容パネル26を上下左右に連続配
置し、上下に多段に配置する際に階段状に積み重ねたも
の)とからなり、各プランター収容パネル26の、コン
クリート打設面とは反対側の面に、プランター収容溝2
7を形成している。そして、上記型枠22にコンクリー
ト材料を打設して擁壁を構築し、上記各プランター収容
溝27にプランター28を収容して緑化するようにして
いる。図において、29は埋込み堰板23と化粧堰板2
5を連結する連結金具である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
コンクリート製の擁壁では、化粧堰板25が、断面略L
字状に形成したプランター収容パネル26を階段状に積
み重ねたもので構成されているため、擁壁の斜面が穏や
かな勾配(底辺の長さ:高さが10〜20:10程度の
勾配)である。このため、地山の斜面が急勾配(底辺の
長さ:高さが3〜5:10程度の勾配)になると、プラ
ンター28を置くスペースが確保できず、上記のコンク
リート製の擁壁では対応することができない。しかも、
プランター28内の培養土に栄養補給を行わないと、プ
ランター28に植えた草花等が早期に枯れる。
コンクリート製の擁壁では、化粧堰板25が、断面略L
字状に形成したプランター収容パネル26を階段状に積
み重ねたもので構成されているため、擁壁の斜面が穏や
かな勾配(底辺の長さ:高さが10〜20:10程度の
勾配)である。このため、地山の斜面が急勾配(底辺の
長さ:高さが3〜5:10程度の勾配)になると、プラ
ンター28を置くスペースが確保できず、上記のコンク
リート製の擁壁では対応することができない。しかも、
プランター28内の培養土に栄養補給を行わないと、プ
ランター28に植えた草花等が早期に枯れる。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、地山の斜面が急勾配であってもこれに対応する
ことができ、しかも、長期間にわたって草花等が枯れな
い地山のり面構造およびそれに用いるプランターの提供
をその目的とする。
もので、地山の斜面が急勾配であってもこれに対応する
ことができ、しかも、長期間にわたって草花等が枯れな
い地山のり面構造およびそれに用いるプランターの提供
をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、所定部分に切り欠き部を有する基板と、
一端が上記基板の一側縁に結合し他端が上記基板と一定
の空隙を保った状態で上記基板の基板面に設けられる前
面模様付の前壁板部と、上記前壁板部と上記基板とでつ
くられる左右開口部を蓋する三角形状の側壁板部と、上
記基板に穿設されたアンカーボルト挿通孔とを備えたプ
ランターを、その前壁板部の他端を上側に向けかつその
基板を地山の斜面に寝かせた状態で、地山の斜面に上下
および左右に複数段に並べ、各プランターのアンカーボ
ルト挿通孔にアンカーボルトを挿通して各プランターを
地山に固定した地山のり面構造を第1の要旨とし、所定
部分に切り欠き部を有する基板と、一端が上記基板の一
側縁に結合し他端が上記基板と一定の空隙を保った状態
で上記基板の基板面に設けられる前面模様付の前壁板部
と、上記前壁板部と上記基板とでつくられる左右開口部
を蓋する三角形状の側壁板部と、上記基板に穿設された
アンカーボルト挿通孔とを備えたプランターを第2の要
旨とする。
め、本発明は、所定部分に切り欠き部を有する基板と、
一端が上記基板の一側縁に結合し他端が上記基板と一定
の空隙を保った状態で上記基板の基板面に設けられる前
面模様付の前壁板部と、上記前壁板部と上記基板とでつ
くられる左右開口部を蓋する三角形状の側壁板部と、上
記基板に穿設されたアンカーボルト挿通孔とを備えたプ
ランターを、その前壁板部の他端を上側に向けかつその
基板を地山の斜面に寝かせた状態で、地山の斜面に上下
および左右に複数段に並べ、各プランターのアンカーボ
ルト挿通孔にアンカーボルトを挿通して各プランターを
地山に固定した地山のり面構造を第1の要旨とし、所定
部分に切り欠き部を有する基板と、一端が上記基板の一
側縁に結合し他端が上記基板と一定の空隙を保った状態
で上記基板の基板面に設けられる前面模様付の前壁板部
と、上記前壁板部と上記基板とでつくられる左右開口部
を蓋する三角形状の側壁板部と、上記基板に穿設された
アンカーボルト挿通孔とを備えたプランターを第2の要
旨とする。
【0006】すなわち、本発明の地山のり面構造は、プ
ランターとして、基板と、一端が上記基板の一側縁に結
合し他端が上記基板と一定の空隙を保った状態で上記基
板の基板面に設けられる前面模様付の前壁板部と、上記
前壁板部と基板でつくられる左右開口部を蓋する三角形
状の側壁板部とを備えたプランターを用いている。そし
て、多数のプランターを、その前壁板部の他端を上側に
向けかつその基板を地山の斜面に寝かせた状態で、地山
の斜面に上下および左右に複数段に並べ、上記基板に穿
設したアンカーボルト挿通孔にアンカーボルトを挿通し
て各プランターを地山に固定している。このものでは、
各プランターの側面板部が三角形状であるため、地山の
斜面が急勾配であっても、地山の斜面を削り取る等する
ことなく、各プランターを地山の斜面に寝かせて置くこ
とにより、急勾配の斜面に対応することができる。しか
も、基板の所定部分に切り欠き部を形成しているため、
この切り欠き部を介してプランター内の土壌と地山の土
壌との間で空気や水の出入りが自由になり、基本的にメ
ンテナンスフリーにできる。一方、本発明のプランター
は、これを多数用いることより、本発明の地山のり面構
造を容易に構築することができる。なお、本発明におい
て、前壁板部の前面に設ける模様は、主として、普通の
石,煉瓦,岩石,溶岩等の各種形状,色彩の石模様を指
し、これらを不定形のブロック状にして不規則に積み重
ねたり、煉瓦模様状,石積模様状に規則的に積み重ねた
りしたものを含む意味である。
ランターとして、基板と、一端が上記基板の一側縁に結
合し他端が上記基板と一定の空隙を保った状態で上記基
板の基板面に設けられる前面模様付の前壁板部と、上記
前壁板部と基板でつくられる左右開口部を蓋する三角形
状の側壁板部とを備えたプランターを用いている。そし
て、多数のプランターを、その前壁板部の他端を上側に
向けかつその基板を地山の斜面に寝かせた状態で、地山
の斜面に上下および左右に複数段に並べ、上記基板に穿
設したアンカーボルト挿通孔にアンカーボルトを挿通し
て各プランターを地山に固定している。このものでは、
各プランターの側面板部が三角形状であるため、地山の
斜面が急勾配であっても、地山の斜面を削り取る等する
ことなく、各プランターを地山の斜面に寝かせて置くこ
とにより、急勾配の斜面に対応することができる。しか
も、基板の所定部分に切り欠き部を形成しているため、
この切り欠き部を介してプランター内の土壌と地山の土
壌との間で空気や水の出入りが自由になり、基本的にメ
ンテナンスフリーにできる。一方、本発明のプランター
は、これを多数用いることより、本発明の地山のり面構
造を容易に構築することができる。なお、本発明におい
て、前壁板部の前面に設ける模様は、主として、普通の
石,煉瓦,岩石,溶岩等の各種形状,色彩の石模様を指
し、これらを不定形のブロック状にして不規則に積み重
ねたり、煉瓦模様状,石積模様状に規則的に積み重ねた
りしたものを含む意味である。
【0007】また、本発明において、上記プランターを
上下に複数段に並べる際に、上側のプランターの凸部を
下側のプランターの凹部に係合するようにした場合に
は、上記凸部と凹部により、上下に並べたプランター同
士が強固に係合され、各プランターを地山に確実に固定
することができる。
上下に複数段に並べる際に、上側のプランターの凸部を
下側のプランターの凹部に係合するようにした場合に
は、上記凸部と凹部により、上下に並べたプランター同
士が強固に係合され、各プランターを地山に確実に固定
することができる。
【0008】また、本発明において、上記プランターが
FRP(繊維強化プラスチック)材料で一体成形され、
地山内にジオテキスタイルが多段に積層された状態で埋
設され、上記各アンカーボルトの先端が上記積層された
ジオテキスタイルに固定されている場合には、プランタ
ーが超軽量になり、作業現場への運搬,据付けが、重機
(クレーン)等を使うことなく、人力により容易に行え
る。しかも、人力によりアンカーボルトを打ち込むだけ
で据付けることができ、作業が容易になる。さらに、地
山内に埋設したジオテキスタイルにアンカーボルトを固
定しているため、この固定が強固になる。なお、本発明
において、ジオテキスタイルとは、合成高分子材料で造
られた透水性を有する繊維製品であり、内部に自然土,
客土等を収容した袋状品等を指す。
FRP(繊維強化プラスチック)材料で一体成形され、
地山内にジオテキスタイルが多段に積層された状態で埋
設され、上記各アンカーボルトの先端が上記積層された
ジオテキスタイルに固定されている場合には、プランタ
ーが超軽量になり、作業現場への運搬,据付けが、重機
(クレーン)等を使うことなく、人力により容易に行え
る。しかも、人力によりアンカーボルトを打ち込むだけ
で据付けることができ、作業が容易になる。さらに、地
山内に埋設したジオテキスタイルにアンカーボルトを固
定しているため、この固定が強固になる。なお、本発明
において、ジオテキスタイルとは、合成高分子材料で造
られた透水性を有する繊維製品であり、内部に自然土,
客土等を収容した袋状品等を指す。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
面にもとづいて詳しく説明する。
【0010】図1は本発明の地山のり面構造の一実施の
形態を示している。図において、1は地山であり、その
内部にジオテキスタイル4が4段に積層された状態で埋
設されている。このジオテキスタイル4は、プラスチッ
ク製袋状品の内部に自然土を収容したもので構成されて
いる。また、地山1の斜面側部分は自然土により盛土さ
れており、その斜面が急勾配(底辺の長さ:高さが5:
10程度の勾配)に形成されている。このような地山1
の斜面には、草花等の植物2が植えられたプランター3
が上下4段,左右20〜30列(図示せず)で連続配置
されており(図2は、草花等の植物2が植えられたプラ
ンター3が上下2段,左右2列に並べられている状態を
示している)、各プランター3が3本のアンカーボルト
5(図1では、最下段のプランター3に対しては、2本
のアンカーボルト5しか示されておらず、上側の3段の
プランター3に対しは、1本のアンカーボルト5しか示
されていない。)で固定されている。
形態を示している。図において、1は地山であり、その
内部にジオテキスタイル4が4段に積層された状態で埋
設されている。このジオテキスタイル4は、プラスチッ
ク製袋状品の内部に自然土を収容したもので構成されて
いる。また、地山1の斜面側部分は自然土により盛土さ
れており、その斜面が急勾配(底辺の長さ:高さが5:
10程度の勾配)に形成されている。このような地山1
の斜面には、草花等の植物2が植えられたプランター3
が上下4段,左右20〜30列(図示せず)で連続配置
されており(図2は、草花等の植物2が植えられたプラ
ンター3が上下2段,左右2列に並べられている状態を
示している)、各プランター3が3本のアンカーボルト
5(図1では、最下段のプランター3に対しては、2本
のアンカーボルト5しか示されておらず、上側の3段の
プランター3に対しは、1本のアンカーボルト5しか示
されていない。)で固定されている。
【0011】上記プランター3は、図3〜図7に示すよ
うに、上面に長方形状の切り欠き部11が形成された略
U字状の基板10と、この基板10の略U字状の底辺1
0aの表面(基板面)から所定の傾斜角度で(垂直姿勢
の基板10に対して23°の上向き傾斜角度で)立ち上
げ形成された長方形状の前壁板部12(前壁板部12の
底辺と上記基板10の略U字状の底辺10aは同じ長さ
である)と、上記基板10の略U字状の左右両縦辺10
bと前壁板部12の左右両側部との間に形成される左右
の開口部を蓋する一対の三角形状の側壁板部13(上面
は、垂直姿勢の基板10に対して73°の下向き傾斜面
に形成されている)と、上記基板10の略U字状の底辺
10aから上記両縦辺10bの長手方向に沿って突設さ
れ上記両縦辺10b間に嵌合する係合板部14とからな
り、これらがFRP材料により一体成形されている。ま
た、上記前壁板部12には、その前面に石積模様等の石
模様(図3および図4では図示せず。図2参照)が形成
されている。そして、上記基板10の略U字状の両縦辺
10bの上端部(上記側壁板部13より上側に突出して
いる部分)および係合板部14の中央部にアンカーボル
ト5の挿通孔15,16が穿設されている。
うに、上面に長方形状の切り欠き部11が形成された略
U字状の基板10と、この基板10の略U字状の底辺1
0aの表面(基板面)から所定の傾斜角度で(垂直姿勢
の基板10に対して23°の上向き傾斜角度で)立ち上
げ形成された長方形状の前壁板部12(前壁板部12の
底辺と上記基板10の略U字状の底辺10aは同じ長さ
である)と、上記基板10の略U字状の左右両縦辺10
bと前壁板部12の左右両側部との間に形成される左右
の開口部を蓋する一対の三角形状の側壁板部13(上面
は、垂直姿勢の基板10に対して73°の下向き傾斜面
に形成されている)と、上記基板10の略U字状の底辺
10aから上記両縦辺10bの長手方向に沿って突設さ
れ上記両縦辺10b間に嵌合する係合板部14とからな
り、これらがFRP材料により一体成形されている。ま
た、上記前壁板部12には、その前面に石積模様等の石
模様(図3および図4では図示せず。図2参照)が形成
されている。そして、上記基板10の略U字状の両縦辺
10bの上端部(上記側壁板部13より上側に突出して
いる部分)および係合板部14の中央部にアンカーボル
ト5の挿通孔15,16が穿設されている。
【0012】このようなプランター3は、前壁板部12
の前面に対応する部分に凹凸模様転写面(前壁板部12
の前面の石模様に対応する模様)が形成された硬質ウレ
タン製の化粧マット(コンクリート成形用の化粧マット
を利用したもの)を用い、この化粧マットの型面にFR
P材料をスプレーして所定厚みにしたのち、乾燥,脱型
することにより、作製している。
の前面に対応する部分に凹凸模様転写面(前壁板部12
の前面の石模様に対応する模様)が形成された硬質ウレ
タン製の化粧マット(コンクリート成形用の化粧マット
を利用したもの)を用い、この化粧マットの型面にFR
P材料をスプレーして所定厚みにしたのち、乾燥,脱型
することにより、作製している。
【0013】このように、上記実施の形態では、各プラ
ンター3の側面板部13が三角形状であるため、地山1
の斜面が急勾配であっても、これに対応することができ
る。しかも、基板10が略U字状に形成されている(切
り欠き部11が設けられている)ため、この切り欠き部
11から各プランター3内に地山1の空気や水が流入
し、人手により栄養成分等を補給しなくても、長期間に
わたって草花等が枯れることがない。さらに、各プラン
ター3を上下に並べる際に、基板10の略U字状の底辺
10aから突設した係合板部14が基板10の略U字状
の両縦辺10b間に嵌合している(図2参照)ため、上
下に並べたプランター3同士の連結,固定が強固にな
る。さらに、地山1内に埋設したジオテキスタイル4に
各アンカーボルト5の先端を固定しているため、この固
定が強固になる。また、上記プランター3はFRP製で
あるため、超軽量であり、作業現場への運搬,据付けは
人力で容易に行える。さらに、人力により各プランター
3に対して3本のアンカーボルト5を打ち込むだけで据
付けることができ、作業が容易である。
ンター3の側面板部13が三角形状であるため、地山1
の斜面が急勾配であっても、これに対応することができ
る。しかも、基板10が略U字状に形成されている(切
り欠き部11が設けられている)ため、この切り欠き部
11から各プランター3内に地山1の空気や水が流入
し、人手により栄養成分等を補給しなくても、長期間に
わたって草花等が枯れることがない。さらに、各プラン
ター3を上下に並べる際に、基板10の略U字状の底辺
10aから突設した係合板部14が基板10の略U字状
の両縦辺10b間に嵌合している(図2参照)ため、上
下に並べたプランター3同士の連結,固定が強固にな
る。さらに、地山1内に埋設したジオテキスタイル4に
各アンカーボルト5の先端を固定しているため、この固
定が強固になる。また、上記プランター3はFRP製で
あるため、超軽量であり、作業現場への運搬,据付けは
人力で容易に行える。さらに、人力により各プランター
3に対して3本のアンカーボルト5を打ち込むだけで据
付けることができ、作業が容易である。
【0014】なお、上記実施の形態において、地山1の
盛土として自然土を用いているが、これに限定するもの
ではなく、客土等でもよい。また、プランター3をFR
P材料で作製しているが、各種材料を使用することがで
きる。
盛土として自然土を用いているが、これに限定するもの
ではなく、客土等でもよい。また、プランター3をFR
P材料で作製しているが、各種材料を使用することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明の地山のり面構造
によれば、各プランターの側面板部が三角形状であるた
め、地山の斜面が急勾配であっても、地山の斜面を削り
取る等することなく、各プランターを地山の斜面に寝か
せて置くことにより、急勾配の斜面に対応することがで
きる。しかも、基板の所定部分に切り欠き部を形成して
いるため、この切り欠き部を介してプランター内の土壌
と地山の土壌との間で空気や水の出入りが自由になり、
基本的にメンテナンスフリーにできる。一方、本発明の
プランターは、これを多数用いることより、本発明の地
山のり面構造を容易に構築することができる。
によれば、各プランターの側面板部が三角形状であるた
め、地山の斜面が急勾配であっても、地山の斜面を削り
取る等することなく、各プランターを地山の斜面に寝か
せて置くことにより、急勾配の斜面に対応することがで
きる。しかも、基板の所定部分に切り欠き部を形成して
いるため、この切り欠き部を介してプランター内の土壌
と地山の土壌との間で空気や水の出入りが自由になり、
基本的にメンテナンスフリーにできる。一方、本発明の
プランターは、これを多数用いることより、本発明の地
山のり面構造を容易に構築することができる。
【0016】また、本発明において、上記プランターを
上下に複数段に並べる際に、上側のプランターの凸部を
下側のプランターの凹部に係合するようにした場合に
は、上記凸部と凹部により、上下に並べたプランター同
士が強固に係合され、各プランターを地山に確実に固定
することができる。
上下に複数段に並べる際に、上側のプランターの凸部を
下側のプランターの凹部に係合するようにした場合に
は、上記凸部と凹部により、上下に並べたプランター同
士が強固に係合され、各プランターを地山に確実に固定
することができる。
【0017】また、本発明において、上記プランターが
FRP(繊維強化プラスチック)材料で一体成形され、
地山内にジオテキスタイルが多段に積層された状態で埋
設され、上記各アンカーボルトの先端が上記積層された
ジオテキスタイルに固定されている場合には、プランタ
ーが超軽量になり、作業現場への運搬,据付けが、重機
(クレーン)等を使うことなく、人力により容易に行え
る。しかも、人力によりアンカーボルトを打ち込むだけ
で据付けることができ、作業が容易になる。さらに、地
山内に埋設したジオテキスタイルにアンカーボルトを固
定しているため、この固定が強固になる。
FRP(繊維強化プラスチック)材料で一体成形され、
地山内にジオテキスタイルが多段に積層された状態で埋
設され、上記各アンカーボルトの先端が上記積層された
ジオテキスタイルに固定されている場合には、プランタ
ーが超軽量になり、作業現場への運搬,据付けが、重機
(クレーン)等を使うことなく、人力により容易に行え
る。しかも、人力によりアンカーボルトを打ち込むだけ
で据付けることができ、作業が容易になる。さらに、地
山内に埋設したジオテキスタイルにアンカーボルトを固
定しているため、この固定が強固になる。
【図1】本発明の地山のり面構造の一実施の形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】プランターを上下2段、左右2列に並べた状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】上記プランターの斜視図である。
【図4】上記プランターの正面図である。
【図5】上記プランターの平面図である。
【図6】上記プランターの断面図である。
【図7】上記プランターの背面図である。
【図8】従来例を示す説明図である。
1 地山 3 プランター 5 アンカーボルト 10 基板 11 切り欠き部 12 前壁板部
Claims (6)
- 【請求項1】 所定部分に切り欠き部を有する基板と、
一端が上記基板の一側縁に結合し他端が上記基板と一定
の空隙を保った状態で上記基板の基板面に設けられる前
面模様付の前壁板部と、上記前壁板部と上記基板とでつ
くられる左右開口部を蓋する三角形状の側壁板部と、上
記基板に穿設されたアンカーボルト挿通孔とを備えたプ
ランターを、その前壁板部の他端を上側に向けかつその
基板を地山の斜面に寝かせた状態で、地山の斜面に上下
および左右に複数段に並べ、各プランターのアンカーボ
ルト挿通孔にアンカーボルトを挿通して各プランターを
地山に固定したことを特徴とする地山のり面構造。 - 【請求項2】 上記プランターを上下に複数段に並べる
際に、上側のプランターの凸部を下側のプランターの凹
部に係合するようにした請求項1記載の地山のり面構
造。 - 【請求項3】 上記プランターがFRP材料で一体成形
され、地山内にジオテキスタイルが多段に積層された状
態で埋設され、上記各アンカーボルトの先端が上記積層
されたジオテキスタイルに固定されている請求項1また
は2記載の地山のり面構造。 - 【請求項4】 所定部分に切り欠き部を有する基板と、
一端が上記基板の一側縁に結合し他端が上記基板と一定
の空隙を保った状態で上記基板の基板面に設けられる前
面模様付の前壁板部と、上記前壁板部と上記基板とでつ
くられる左右開口部を蓋する三角形状の側壁板部と、上
記基板に穿設されたアンカーボルト挿通孔とを備えたこ
とを特徴とするプランター。 - 【請求項5】 上記基板の一側縁に凸部が突設され、上
記基板の他側縁に、上記凸部に着脱自在に係合しうる凹
部が形成されている請求項4記載のプランター。 - 【請求項6】 FRP材料で一体成形されている請求項
4または5記載のプランター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP904898A JPH11210005A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 地山のり面構造およびそれに用いるプランター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP904898A JPH11210005A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 地山のり面構造およびそれに用いるプランター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11210005A true JPH11210005A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11709766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP904898A Pending JPH11210005A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 地山のり面構造およびそれに用いるプランター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11210005A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100812055B1 (ko) | 2007-04-20 | 2008-03-07 | 구자석 | 척박지 사면 녹화방법 |
| JP2020056222A (ja) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | 株式会社水戸グリーンサービス | 植栽受圧板及び斜面緑化工法 |
| CN111713294A (zh) * | 2020-06-19 | 2020-09-29 | 北京地格生态环境科技有限公司 | 一种固土板、植物的栽植装置及栽植装置的使用方法 |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP904898A patent/JPH11210005A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100812055B1 (ko) | 2007-04-20 | 2008-03-07 | 구자석 | 척박지 사면 녹화방법 |
| JP2020056222A (ja) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | 株式会社水戸グリーンサービス | 植栽受圧板及び斜面緑化工法 |
| CN111713294A (zh) * | 2020-06-19 | 2020-09-29 | 北京地格生态环境科技有限公司 | 一种固土板、植物的栽植装置及栽植装置的使用方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH083443Y2 (ja) | 排水・保水装置 | |
| JPH07305354A (ja) | 斜面を確保または支持するための法面要素 | |
| KR101276291B1 (ko) | 식물 생장이 가능한 친환경 보강토 옹벽 및 그 축조방법 | |
| JPH11210005A (ja) | 地山のり面構造およびそれに用いるプランター | |
| NO811467L (no) | Vegg av betongelementer. | |
| JP2720272B2 (ja) | 天然芝生用プランター | |
| US20050265791A1 (en) | Wall structure for retaining soils | |
| JPH08120693A (ja) | 擁 壁 | |
| JP3791692B1 (ja) | 土木構築物用ブロックの製造方法 | |
| JP3158083B2 (ja) | 背面多孔質ブロック及びそれを用いた緑化工法 | |
| JP2000170184A (ja) | 擁壁用コンクリ―トブロック及び擁壁 | |
| KR200236283Y1 (ko) | 말뚝지주형 식생대 | |
| JP3390861B2 (ja) | 植栽可能な壁面緑化構造 | |
| JP3841123B2 (ja) | ガーデン造成方法 | |
| KR200258869Y1 (ko) | 옹벽용 콘크리트 구조물 | |
| JP3774459B2 (ja) | 組立柵工 | |
| JP2549269B2 (ja) | 土止めブロック | |
| KR100970779B1 (ko) | 식재형 경계석용 받침대 | |
| JP2004147553A (ja) | 緑化ブロック | |
| JP3558592B2 (ja) | 複合コンクリートブロックおよびその製造方法 | |
| JPH0351379Y2 (ja) | ||
| JP2001003377A (ja) | 法面緑化擁壁用ブロック及びその施工方法 | |
| JP3030790U (ja) | コンクリートブロック | |
| JP2828928B2 (ja) | 擁壁緑化ブロック | |
| JP2942751B1 (ja) | 法面緑化用コンクリート製積みブロック |