JPH11210071A - 排水桝 - Google Patents
排水桝Info
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- JPH11210071A JPH11210071A JP2661798A JP2661798A JPH11210071A JP H11210071 A JPH11210071 A JP H11210071A JP 2661798 A JP2661798 A JP 2661798A JP 2661798 A JP2661798 A JP 2661798A JP H11210071 A JPH11210071 A JP H11210071A
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- Japan
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- drainage
- basin
- inlet
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排水流入管の配置方向がどの方向であって
も、排水桝の入口側接続口に排水流入管を容易に接続す
ることができる排水桝が求められていた。 【解決手段】 地中に埋設される排水管路14を構成す
る公共桝11において、上部に掃除口33が取付けられ
る筒状の桝本体18と、排水流入管10を接続するため
に桝本体18に予め設けられた入口側接続口19と、こ
の入口側接続口19より下方に位置し、桝本体18に設
けられて排水流出管12が接続される出口側接続口16
とを備え、桝本体18に、入口側接続口19の方向を所
望の方向に変更可能な回動手段20を設けた。
も、排水桝の入口側接続口に排水流入管を容易に接続す
ることができる排水桝が求められていた。 【解決手段】 地中に埋設される排水管路14を構成す
る公共桝11において、上部に掃除口33が取付けられ
る筒状の桝本体18と、排水流入管10を接続するため
に桝本体18に予め設けられた入口側接続口19と、こ
の入口側接続口19より下方に位置し、桝本体18に設
けられて排水流出管12が接続される出口側接続口16
とを備え、桝本体18に、入口側接続口19の方向を所
望の方向に変更可能な回動手段20を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に埋設される
排水管路に接続される排水桝に係り、例えば宅地内又は
宅地外に設置される公共桝に関する。
排水管路に接続される排水桝に係り、例えば宅地内又は
宅地外に設置される公共桝に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭から排出される雑排水のような排水
は、宅地内の地中に埋設された排水導入管を流れ、合流
地点に設置された排水桝(汚水桝)で合流したのち排水
主管を流れ、宅地内又は宅地外に設置された公共桝とこ
れに接続される排水流出管とを介して、宅地外の公共の
下水道本管に排出される。排水桝や公共桝には上部に掃
除口が取付けられ、この掃除口の上端部は蓋により閉塞
されている。前記排水導入管,排水桝,排水主管,公共
桝,排水流出管及び公共の下水道本管等により構成され
る排水管路は、雨水や地下水等いわゆる不明水が浸入し
て排水の量が増加しないように全体的に密閉構造になっ
ている。
は、宅地内の地中に埋設された排水導入管を流れ、合流
地点に設置された排水桝(汚水桝)で合流したのち排水
主管を流れ、宅地内又は宅地外に設置された公共桝とこ
れに接続される排水流出管とを介して、宅地外の公共の
下水道本管に排出される。排水桝や公共桝には上部に掃
除口が取付けられ、この掃除口の上端部は蓋により閉塞
されている。前記排水導入管,排水桝,排水主管,公共
桝,排水流出管及び公共の下水道本管等により構成され
る排水管路は、雨水や地下水等いわゆる不明水が浸入し
て排水の量が増加しないように全体的に密閉構造になっ
ている。
【0003】通常、自治体の行ういわゆる面整備事業等
の下水道工事においては、排水の本管となる大口径の公
共の下水道本管を先に道路等の地中に敷設するととも
に、宅地内又は宅地外にその宅地用の公共桝を設置し、
下水道本管から分岐した排水流出管を公共桝に接続して
おく。排水管路を密閉構造にするために、公共桝の入口
側接続口の開口部は密閉用の蓋で閉塞しておき、この状
態で宅地内の排水用の配管工事を待つことになる。
の下水道工事においては、排水の本管となる大口径の公
共の下水道本管を先に道路等の地中に敷設するととも
に、宅地内又は宅地外にその宅地用の公共桝を設置し、
下水道本管から分岐した排水流出管を公共桝に接続して
おく。排水管路を密閉構造にするために、公共桝の入口
側接続口の開口部は密閉用の蓋で閉塞しておき、この状
態で宅地内の排水用の配管工事を待つことになる。
【0004】図9は、こうして予め設置された従来の公
共桝を示す平面図である。図示するように、公共桝1は
宅地内A1 に設置されており、公共桝1の出口側接続口
2に接続された排水流出管3は、宅地内A1 から宅地外
A2 の公共の下水道本管(図示せず)に接続されてい
る。公共桝1には、排水を流入させるための排水流入管
(前記排水主管)6を接続可能な入口側接続口4が複数
個(例えば、三個)設けられている。入口側接続口4は
それぞれ異なる方向を向いて取付けられており、その開
口部は、土や水等が公共桝1内に侵入しないように密閉
用の蓋5により閉塞されている。自治体が行う面整備事
業では、公共桝1は図9に示す状態で地中に埋設されて
いる。
共桝を示す平面図である。図示するように、公共桝1は
宅地内A1 に設置されており、公共桝1の出口側接続口
2に接続された排水流出管3は、宅地内A1 から宅地外
A2 の公共の下水道本管(図示せず)に接続されてい
る。公共桝1には、排水を流入させるための排水流入管
(前記排水主管)6を接続可能な入口側接続口4が複数
個(例えば、三個)設けられている。入口側接続口4は
それぞれ異なる方向を向いて取付けられており、その開
口部は、土や水等が公共桝1内に侵入しないように密閉
用の蓋5により閉塞されている。自治体が行う面整備事
業では、公共桝1は図9に示す状態で地中に埋設されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】住民側が行う宅地内の
排水管路の設置工事では、公共桝1の周囲を掘り起こし
て露出させ、排水流入管6を入口側接続口4に接続する
作業を行う。この場合、宅地内の建物の形状や配置,上
水道やガス管の配置などによって、公共桝1に対する排
水流入管6の接続方向は宅地毎に異なることが多い。
排水管路の設置工事では、公共桝1の周囲を掘り起こし
て露出させ、排水流入管6を入口側接続口4に接続する
作業を行う。この場合、宅地内の建物の形状や配置,上
水道やガス管の配置などによって、公共桝1に対する排
水流入管6の接続方向は宅地毎に異なることが多い。
【0006】このように、どの方向から排水流入管6が
公共桝1に接続されるか分からないので、通常、面整備
事業の下水道工事の際には、公共桝1に複数(例えば、
三個)の入口側接続口4を予め設けておき、全部の入口
側接続口4に密閉用の蓋5を取付けておく。そして、宅
地内の排水管路の設置工事では、排水流入管6の方向を
向いている入口側接続口4の蓋5のみを取り外して、こ
の入口側接続口4に排水流入管6を接続する。
公共桝1に接続されるか分からないので、通常、面整備
事業の下水道工事の際には、公共桝1に複数(例えば、
三個)の入口側接続口4を予め設けておき、全部の入口
側接続口4に密閉用の蓋5を取付けておく。そして、宅
地内の排水管路の設置工事では、排水流入管6の方向を
向いている入口側接続口4の蓋5のみを取り外して、こ
の入口側接続口4に排水流入管6を接続する。
【0007】このように、従来は、公共桝1に複数の入
口側接続口4を取付けていたので、公共桝全体の形状が
大形で複雑化し、その金型の製作も難しく高価なものに
なっていた。また、排水流入管6が接続されない入口側
接続口4とその密閉用の蓋5は、宅地内の排水管路の設
置工事以降は無駄で邪魔なものになっていた。しかも、
排水流入管6の方向が、使用する予定の入口側接続口4
の中心軸線と一致していない場合には、入口側接続口4
との接続部にエルボなど管継手を使用する必要があっ
た。
口側接続口4を取付けていたので、公共桝全体の形状が
大形で複雑化し、その金型の製作も難しく高価なものに
なっていた。また、排水流入管6が接続されない入口側
接続口4とその密閉用の蓋5は、宅地内の排水管路の設
置工事以降は無駄で邪魔なものになっていた。しかも、
排水流入管6の方向が、使用する予定の入口側接続口4
の中心軸線と一致していない場合には、入口側接続口4
との接続部にエルボなど管継手を使用する必要があっ
た。
【0008】一方、特開平5−33382号公報には、
湾曲管とこの湾曲管の上部に接続した直立管とからなる
公共桝が開示されている。この従来技術では、工事現場
で直立管に穴を開けて複雑な構造の接続部を形成し、こ
の接続部で入口側配管を接続するようにしている。した
がって、接続作業が煩雑で時間が掛かって作業性が悪
く、接続部の部品数が多くなり、接続部のシール性が必
ずしも十分ではなく、外部への排水漏れや内部への不明
水の浸入の恐れがあった。
湾曲管とこの湾曲管の上部に接続した直立管とからなる
公共桝が開示されている。この従来技術では、工事現場
で直立管に穴を開けて複雑な構造の接続部を形成し、こ
の接続部で入口側配管を接続するようにしている。した
がって、接続作業が煩雑で時間が掛かって作業性が悪
く、接続部の部品数が多くなり、接続部のシール性が必
ずしも十分ではなく、外部への排水漏れや内部への不明
水の浸入の恐れがあった。
【0009】また、前記公報に記載の技術では、設置済
みの公共桝の内部側にも道具を入れて入口側配管の接続
作業を行うので、作業用の道具や部品等が公共桝の内部
に落下しないように特に注意が必要であり、極めて慎重
に作業を行う必要があった。この公共桝は継手をほぼそ
のまま流用したものであり、公共桝を地中に設置するた
めの脚部が設けられていないので、地中に安定した状態
で設置できるという桝本来の機能を備えておらず設置時
の安定性が悪い。また、湾曲管と直立管とを分解できる
ようになっているが、接続された状態で両者がぐらぐら
して安定性が悪くシール性も十分とは言えない。
みの公共桝の内部側にも道具を入れて入口側配管の接続
作業を行うので、作業用の道具や部品等が公共桝の内部
に落下しないように特に注意が必要であり、極めて慎重
に作業を行う必要があった。この公共桝は継手をほぼそ
のまま流用したものであり、公共桝を地中に設置するた
めの脚部が設けられていないので、地中に安定した状態
で設置できるという桝本来の機能を備えておらず設置時
の安定性が悪い。また、湾曲管と直立管とを分解できる
ようになっているが、接続された状態で両者がぐらぐら
して安定性が悪くシール性も十分とは言えない。
【0010】本発明は、斯かる課題を解決するためにな
されたもので、排水流入管の配置方向がどの方向であっ
ても、排水桝の入口側接続口に排水流入管を容易に接続
することができるコンパクトな構成の排水桝を提供する
ことを目的とする。
されたもので、排水流入管の配置方向がどの方向であっ
ても、排水桝の入口側接続口に排水流入管を容易に接続
することができるコンパクトな構成の排水桝を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明に係る排水桝は、地中に埋設される排水管路
を構成する排水桝において、上部に掃除口が取付けられ
る筒状の桝本体と、排水流入管を接続するために前記桝
本体に予め設けられた入口側接続口と、この入口側接続
口より下方に位置し、前記桝本体に設けられて排水流出
管が接続される出口側接続口とを備え、前記桝本体に、
前記入口側接続口の方向を所望の方向に変更可能な回動
手段を設けている。
め、本発明に係る排水桝は、地中に埋設される排水管路
を構成する排水桝において、上部に掃除口が取付けられ
る筒状の桝本体と、排水流入管を接続するために前記桝
本体に予め設けられた入口側接続口と、この入口側接続
口より下方に位置し、前記桝本体に設けられて排水流出
管が接続される出口側接続口とを備え、前記桝本体に、
前記入口側接続口の方向を所望の方向に変更可能な回動
手段を設けている。
【0012】前記桝本体を、前記入口側接続口を有する
上部側桝本体と、前記出口側接続口を有する下部側桝本
体とに分割するとともに前記回動手段で相互に連結して
周方向のみに相対的に回動自在にするのが好ましい。
上部側桝本体と、前記出口側接続口を有する下部側桝本
体とに分割するとともに前記回動手段で相互に連結して
周方向のみに相対的に回動自在にするのが好ましい。
【0013】また、前記上部側桝本体には少なくとも一
つの前記入口側接続口を一体的に設けるのが好ましい。
つの前記入口側接続口を一体的に設けるのが好ましい。
【0014】例えば、前記上部側桝本体を複数のユニッ
トに分割するとともに各ユニットに前記入口側接続口を
それぞれ設け、前記ユニット同士を連結するとともに周
方向のみに相対的に自在に回動させる別の回動手段を設
け、この別の回動手段により前記各入口側接続口の方向
をそれぞれ所望の方向に変更可能にしてもよい。
トに分割するとともに各ユニットに前記入口側接続口を
それぞれ設け、前記ユニット同士を連結するとともに周
方向のみに相対的に自在に回動させる別の回動手段を設
け、この別の回動手段により前記各入口側接続口の方向
をそれぞれ所望の方向に変更可能にしてもよい。
【0015】なお、前記桝本体の上端の接続筒とこの接
続筒に装着される前記掃除口の掃除管との間のシール
部,前記回動手段のシール部,及び前記別の回動手段の
シール部には、シール用の液状体を保持してシールする
ための複数の溝部が外周面に周方向に形成されたシール
部材がそれぞれ介装されているのが好ましい。
続筒に装着される前記掃除口の掃除管との間のシール
部,前記回動手段のシール部,及び前記別の回動手段の
シール部には、シール用の液状体を保持してシールする
ための複数の溝部が外周面に周方向に形成されたシール
部材がそれぞれ介装されているのが好ましい。
【0016】前記排水桝は、この排水桝が地中に設置さ
れた時に縦方向を向く前記桝本体の中心軸線に対して、
公共の下水道本管側の前記排水流出管に接続される前記
出口側接続口が横方向及び下方向のいずれか一方を向く
とともに、前記回動手段の回動面が前記桝本体の前記中
心軸線に対してほぼ直交する公共桝であり、この公共桝
を地中に設置するための脚部を前記桝本体の下部に設け
るのが好ましい。
れた時に縦方向を向く前記桝本体の中心軸線に対して、
公共の下水道本管側の前記排水流出管に接続される前記
出口側接続口が横方向及び下方向のいずれか一方を向く
とともに、前記回動手段の回動面が前記桝本体の前記中
心軸線に対してほぼ直交する公共桝であり、この公共桝
を地中に設置するための脚部を前記桝本体の下部に設け
るのが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
の一例を図1ないし図8を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は第1の実施形態に係る公共桝
を使用した排水管路の部分断面図、図2及び図3はそれ
ぞれ前記公共桝の正面断面図及び平面図、図4は前記公
共桝の一部を示す図で、図4の(A),(B)は、図2
のA部,B部をそれぞれ示す部分拡大断面図である。
の一例を図1ないし図8を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は第1の実施形態に係る公共桝
を使用した排水管路の部分断面図、図2及び図3はそれ
ぞれ前記公共桝の正面断面図及び平面図、図4は前記公
共桝の一部を示す図で、図4の(A),(B)は、図2
のA部,B部をそれぞれ示す部分拡大断面図である。
【0018】図1に示すように、各家庭の流し台,風呂
など排水発生源から排出される排水は、排水発生源に接
続された排水導入管を流れて合流地点で排水流入管(排
水主管)10に合流する。この合流地点には、排水桝が
排水発生源毎に設置されている。排水桝を通って排水流
入管10を流れた排水は、宅地内A1 (又は、宅地外A
2 )に設置された排水桝の一種である公共桝11を通
り、排水流出管12を流れて宅地外A2 の公共の下水道
本管13に合流する。
など排水発生源から排出される排水は、排水発生源に接
続された排水導入管を流れて合流地点で排水流入管(排
水主管)10に合流する。この合流地点には、排水桝が
排水発生源毎に設置されている。排水桝を通って排水流
入管10を流れた排水は、宅地内A1 (又は、宅地外A
2 )に設置された排水桝の一種である公共桝11を通
り、排水流出管12を流れて宅地外A2 の公共の下水道
本管13に合流する。
【0019】下水道本管13は、宅地外A2 の道路等の
地下深く埋設されており、下水道本管13の側部上方の
管壁部には流入口15が設けられている。傾斜して設置
される排水流出管12の下流側が流入口15に接続さ
れ、排水流出管12の上流側は、公共桝11の出口側接
続口16に接続されている。公共桝11は、排水をスム
ーズに自然流下させるために、下水道本管13の斜め上
方位置に配置されている。排水導入管,排水桝,排水流
入管10,公共桝11,排水流出管12及び下水道本管
13等により、地中に埋設される排水管路14が構成さ
れている。下水道工事に際しては、先ず、上述の面整備
事業等で下水道本管13から排水流出管12及び公共桝
11までを接続して埋設設置し、その後、宅地内A1 に
家屋等を建築する際に、宅地内A1 の排水管路14の設
置工事を行い、その時に排水流入管10と公共桝11と
を接続する。
地下深く埋設されており、下水道本管13の側部上方の
管壁部には流入口15が設けられている。傾斜して設置
される排水流出管12の下流側が流入口15に接続さ
れ、排水流出管12の上流側は、公共桝11の出口側接
続口16に接続されている。公共桝11は、排水をスム
ーズに自然流下させるために、下水道本管13の斜め上
方位置に配置されている。排水導入管,排水桝,排水流
入管10,公共桝11,排水流出管12及び下水道本管
13等により、地中に埋設される排水管路14が構成さ
れている。下水道工事に際しては、先ず、上述の面整備
事業等で下水道本管13から排水流出管12及び公共桝
11までを接続して埋設設置し、その後、宅地内A1 に
家屋等を建築する際に、宅地内A1 の排水管路14の設
置工事を行い、その時に排水流入管10と公共桝11と
を接続する。
【0020】次に、公共桝11について説明する。図1
ないし図3に示すように、公共桝11は、硬質の塩化ビ
ニル樹脂など合成樹脂により形成されて地中に埋設され
る。公共桝11は、公共桝11を地中に設置するための
脚部17を下部に有し上部に掃除口33が取付けられる
筒状の桝本体18と、排水流入管10を接続するために
桝本体18に予め設けられた少なくとも一つの入口側接
続口19と、入口側接続口19より下方に位置し、桝本
体18に設けられて排水流出管12が接続される出口側
接続口16とを備えている。桝本体18には、入口側接
続口19の方向を所望の方向に変更可能な回動手段20
が設けられている。
ないし図3に示すように、公共桝11は、硬質の塩化ビ
ニル樹脂など合成樹脂により形成されて地中に埋設され
る。公共桝11は、公共桝11を地中に設置するための
脚部17を下部に有し上部に掃除口33が取付けられる
筒状の桝本体18と、排水流入管10を接続するために
桝本体18に予め設けられた少なくとも一つの入口側接
続口19と、入口側接続口19より下方に位置し、桝本
体18に設けられて排水流出管12が接続される出口側
接続口16とを備えている。桝本体18には、入口側接
続口19の方向を所望の方向に変更可能な回動手段20
が設けられている。
【0021】本実施形態では、桝本体18を、入口側接
続口19を有して一体成形された上部側桝本体21と、
出口側接続口16を有して一体成形された下部側桝本体
22とに分割するとともに、回動手段20で相互に連結
して周方向のみに相対的に回動自在にしている。桝本体
18は金型を用いた射出成型等で成型される。桝本体1
8を構成し上方に突出する接続筒23には、掃除管24
が上方に向けて接続される。掃除管24の上端には、地
面部Gに位置する蓋受け枠25が取付けられ、蓋受け枠
25には、掃除口33を閉塞するための蓋26が着脱自
在に取付けられている。接続筒23,掃除管24,蓋受
け枠25及び蓋26により、公共桝11用の掃除口33
が構成されている。
続口19を有して一体成形された上部側桝本体21と、
出口側接続口16を有して一体成形された下部側桝本体
22とに分割するとともに、回動手段20で相互に連結
して周方向のみに相対的に回動自在にしている。桝本体
18は金型を用いた射出成型等で成型される。桝本体1
8を構成し上方に突出する接続筒23には、掃除管24
が上方に向けて接続される。掃除管24の上端には、地
面部Gに位置する蓋受け枠25が取付けられ、蓋受け枠
25には、掃除口33を閉塞するための蓋26が着脱自
在に取付けられている。接続筒23,掃除管24,蓋受
け枠25及び蓋26により、公共桝11用の掃除口33
が構成されている。
【0022】接続筒23は、上部側桝本体21の一部を
なして一体的に形成されている。この接続筒23は拡径
されたソケット状の受口になっており、掃除管24の下
端部が接続筒23の内部に嵌合可能になっている。上部
側桝本体21の側方には、入口側接続口19が接続筒2
3の下部に位置して一体的に突出形成されている。公共
桝11が地中に設置された時に縦方向(例えば、ほぼ垂
直方向)を向く桝本体18の中心軸線C1 に対して、入
口側接続口19の中心軸線C2 はほぼ直交した横方向
(即ち、ほぼ水平方向)を向いている。入口側接続口1
9はソケット状の受口になっており、排水流入管10が
嵌合接続できるようになっている。入口側接続口19の
根元部27の内周部には、曲面部28が入口側接続口1
9の全周に渡って形成され、排水流入管10の先端部5
5の内周面29から曲面部28に滑らかに連続するよう
になっている。この曲面部28の下部側位置は、桝本体
18の内方に向けて突出した凸状の曲面をなす縁出部3
0になっている。
なして一体的に形成されている。この接続筒23は拡径
されたソケット状の受口になっており、掃除管24の下
端部が接続筒23の内部に嵌合可能になっている。上部
側桝本体21の側方には、入口側接続口19が接続筒2
3の下部に位置して一体的に突出形成されている。公共
桝11が地中に設置された時に縦方向(例えば、ほぼ垂
直方向)を向く桝本体18の中心軸線C1 に対して、入
口側接続口19の中心軸線C2 はほぼ直交した横方向
(即ち、ほぼ水平方向)を向いている。入口側接続口1
9はソケット状の受口になっており、排水流入管10が
嵌合接続できるようになっている。入口側接続口19の
根元部27の内周部には、曲面部28が入口側接続口1
9の全周に渡って形成され、排水流入管10の先端部5
5の内周面29から曲面部28に滑らかに連続するよう
になっている。この曲面部28の下部側位置は、桝本体
18の内方に向けて突出した凸状の曲面をなす縁出部3
0になっている。
【0023】下部側桝本体22は、上部側桝本体21に
上流側が接続されるとともに排水の流れの方向をほぼ直
角に変化させる湾曲部32と、湾曲部32の下流側に一
体的に形成され、下水道本管13側の排水流出管12に
接続可能な出口側接続口16とを備えている。出口側接
続口16は差口になっており、排水流出管12の上流側
に受口として形成された拡径部31に嵌合接続されるよ
うになっている。
上流側が接続されるとともに排水の流れの方向をほぼ直
角に変化させる湾曲部32と、湾曲部32の下流側に一
体的に形成され、下水道本管13側の排水流出管12に
接続可能な出口側接続口16とを備えている。出口側接
続口16は差口になっており、排水流出管12の上流側
に受口として形成された拡径部31に嵌合接続されるよ
うになっている。
【0024】出口側接続口16の中心軸線C3 は、縦方
向を向く桝本体18の中心軸線C1に対して横方向を向
いており、例えば、中心軸線C1 に対して垂直に又は排
水を流れ易くするために若干下方に傾斜している。湾曲
部32の下部には、桝本体18の中心軸線C1 とほぼ平
行に下方に突出する脚部17が一体的に形成されてい
る。この脚部17を設けたので、公共桝11を安定した
状態で設置することができる。
向を向く桝本体18の中心軸線C1に対して横方向を向
いており、例えば、中心軸線C1 に対して垂直に又は排
水を流れ易くするために若干下方に傾斜している。湾曲
部32の下部には、桝本体18の中心軸線C1 とほぼ平
行に下方に突出する脚部17が一体的に形成されてい
る。この脚部17を設けたので、公共桝11を安定した
状態で設置することができる。
【0025】回動手段20は、上部側桝本体21の下端
部と下部側桝本体22の上端部とを周方向のみに相対的
に回動自在に連結するように、全体的に円環状をなして
いる。回動手段20の回動面Dが、桝本体18の中心軸
線C1 に対してほぼ直交している。したがって、中心軸
線C1 が垂直方向を向いていると、入口側接続口19
は、矢印Eに示すように中心軸線C1 回りに360度旋
回して、その方向を水平面内で所望の方向に変更するこ
とができる。
部と下部側桝本体22の上端部とを周方向のみに相対的
に回動自在に連結するように、全体的に円環状をなして
いる。回動手段20の回動面Dが、桝本体18の中心軸
線C1 に対してほぼ直交している。したがって、中心軸
線C1 が垂直方向を向いていると、入口側接続口19
は、矢印Eに示すように中心軸線C1 回りに360度旋
回して、その方向を水平面内で所望の方向に変更するこ
とができる。
【0026】図1,図2及び図4(B)に示すように、
回動手段20は、下部側桝本体22の入口側すなわち上
端部に形成されて中心軸線C1 と同心の非回転側円筒部
40と、上部側桝本体21の排水出口側すなわち下端部
に形成され、中心軸線C1 と同心で、非回転側円筒部4
0に回動自在に係合する回転側円筒部41と、これら円
筒部40,41の間のシール部42に介装されたシール
部材43とを備えている。
回動手段20は、下部側桝本体22の入口側すなわち上
端部に形成されて中心軸線C1 と同心の非回転側円筒部
40と、上部側桝本体21の排水出口側すなわち下端部
に形成され、中心軸線C1 と同心で、非回転側円筒部4
0に回動自在に係合する回転側円筒部41と、これら円
筒部40,41の間のシール部42に介装されたシール
部材43とを備えている。
【0027】非回転側円筒部40には、シール部材43
を収納するための円環状の凹部44が形成されている。
シール部材43は、断面がほぼV字状(U字状を含む)
をなしており、シール用の液状体としてのグリース52
を保持してシールするための複数の溝部45が外周面に
周方向に形成されている。シール部材43の外周面を鋸
歯状又は波形の断面形状に形成することにより、前記複
数の溝部45を形成している。シール部材43は、弾力
性に富んだゴム又は合成樹脂等により形成されて、非回
転側円筒部40及び回転側円筒部41の両方に密着して
いる。これにより、非回転側円筒部40と回転側円筒部
41との間の隙間がシール部材43により密封されると
ともに、溝部45に保持されているグリース52により
シール状態が更に良好になる。
を収納するための円環状の凹部44が形成されている。
シール部材43は、断面がほぼV字状(U字状を含む)
をなしており、シール用の液状体としてのグリース52
を保持してシールするための複数の溝部45が外周面に
周方向に形成されている。シール部材43の外周面を鋸
歯状又は波形の断面形状に形成することにより、前記複
数の溝部45を形成している。シール部材43は、弾力
性に富んだゴム又は合成樹脂等により形成されて、非回
転側円筒部40及び回転側円筒部41の両方に密着して
いる。これにより、非回転側円筒部40と回転側円筒部
41との間の隙間がシール部材43により密封されると
ともに、溝部45に保持されているグリース52により
シール状態が更に良好になる。
【0028】非回転側円筒部40には、凹部46とこの
凹部46に連続する凸部47とが円環状に形成されてい
る。回転側円筒部41には、凸部48とこの凸部48に
連続する凹部49とが円環状に形成され、凸部48及び
凹部49は、前記凹部46及び凸部47にそれぞれ係合
している。これにより、回転側円筒部41は、中心軸線
C1 方向に移動しないように非回転側円筒部40に規制
された状態で、矢印Eに示すように、中心軸線C1 回り
に360度自在に回動できる。
凹部46に連続する凸部47とが円環状に形成されてい
る。回転側円筒部41には、凸部48とこの凸部48に
連続する凹部49とが円環状に形成され、凸部48及び
凹部49は、前記凹部46及び凸部47にそれぞれ係合
している。これにより、回転側円筒部41は、中心軸線
C1 方向に移動しないように非回転側円筒部40に規制
された状態で、矢印Eに示すように、中心軸線C1 回り
に360度自在に回動できる。
【0029】図1,図2及び図4(A)に示すように、
桝本体18の接続筒23の上端部近傍の内周面には凹部
51が形成されており、凹部51内には上述のシール部
材43と同様の構成のシール部材43が収納されてい
る。このシール部材43は、接続筒23と、接続筒23
に装着される掃除口33の掃除管24との間のシール部
50に介装される。即ち、シール部材43が、接続筒2
3の凹部51の内周面と掃除管24の外周面とに弾力性
をもって密着するとともに、グリース52がシール部材
43の溝部45により保持されるので、シール部50が
良好にシールされる。
桝本体18の接続筒23の上端部近傍の内周面には凹部
51が形成されており、凹部51内には上述のシール部
材43と同様の構成のシール部材43が収納されてい
る。このシール部材43は、接続筒23と、接続筒23
に装着される掃除口33の掃除管24との間のシール部
50に介装される。即ち、シール部材43が、接続筒2
3の凹部51の内周面と掃除管24の外周面とに弾力性
をもって密着するとともに、グリース52がシール部材
43の溝部45により保持されるので、シール部50が
良好にシールされる。
【0030】面整備事業等の下水道工事では、前記構成
の公共桝11に掃除口33を取付けて、下水道本管13
から排水流出管12を介して公共桝11までの排水管路
14の配管工事を行う。公共桝11には脚部17が設け
られているので、公共桝11を安定した状態で設置する
ことができる。入口側接続口19の開口部は、土や水等
が公共桝11内に侵入しないように密閉用の蓋53によ
り閉塞し、この状態で、公共桝11以降の排水管路14
を地中に埋設しておく。
の公共桝11に掃除口33を取付けて、下水道本管13
から排水流出管12を介して公共桝11までの排水管路
14の配管工事を行う。公共桝11には脚部17が設け
られているので、公共桝11を安定した状態で設置する
ことができる。入口側接続口19の開口部は、土や水等
が公共桝11内に侵入しないように密閉用の蓋53によ
り閉塞し、この状態で、公共桝11以降の排水管路14
を地中に埋設しておく。
【0031】その後、宅地内A1 に家屋など建築物が建
造される際の下水道工事では、宅地内A1 の排水管路1
4の排水流入管10が公共桝11に接続される。この場
合には、公共桝11及び掃除口33の周囲を掘り起こし
て、少なくとも公共桝11の上部側桝本体21の入口側
接続口19を露出させる。そして、密閉用の蓋53を取
り外して入口側接続口19を開口させ、入口側接続口1
9が排水流入管10の方向を向くように、上部側桝本体
21を矢印Eに示すように回動させる。
造される際の下水道工事では、宅地内A1 の排水管路1
4の排水流入管10が公共桝11に接続される。この場
合には、公共桝11及び掃除口33の周囲を掘り起こし
て、少なくとも公共桝11の上部側桝本体21の入口側
接続口19を露出させる。そして、密閉用の蓋53を取
り外して入口側接続口19を開口させ、入口側接続口1
9が排水流入管10の方向を向くように、上部側桝本体
21を矢印Eに示すように回動させる。
【0032】この場合、排水流出管12側に接続されて
いて回転しない下部側桝本体22に対して、回動手段2
0を介して上部側桝本体21が360度自在に回動する
ので、入口側接続口19は旋回して所望の方向に位置決
めされる。掃除口33が全体的に露出している時には、
掃除口33も上部側桝本体21と一体的に回動すること
になる。なお、掃除口33の全部又は一部が埋設された
ままの状態で掃除管24が回動しない時には、非回転状
態の掃除管24に対して接続筒23が相対的に回動自在
になっているので、上部側桝本体21のみを回動させる
こともできる。この場合には、接続筒23と掃除管24
との嵌合部54も、入口側接続口19の方向を所望の方
向に変更可能な回動手段20の一部を構成することにな
る。
いて回転しない下部側桝本体22に対して、回動手段2
0を介して上部側桝本体21が360度自在に回動する
ので、入口側接続口19は旋回して所望の方向に位置決
めされる。掃除口33が全体的に露出している時には、
掃除口33も上部側桝本体21と一体的に回動すること
になる。なお、掃除口33の全部又は一部が埋設された
ままの状態で掃除管24が回動しない時には、非回転状
態の掃除管24に対して接続筒23が相対的に回動自在
になっているので、上部側桝本体21のみを回動させる
こともできる。この場合には、接続筒23と掃除管24
との嵌合部54も、入口側接続口19の方向を所望の方
向に変更可能な回動手段20の一部を構成することにな
る。
【0033】入口側接続口19を所望の方向に向けるこ
とにより、入口側接続口19の中心軸線C2 と排水流入
管10の中心軸線とが精度よく一致することになり、排
水流入管10を入口側接続口19に容易に嵌合させて接
続することができる。公共桝11に対する排水流入管1
0の接続作業の際には、切断や部品の取付け作業等を行
う必要がなく、ほぼワンタッチで容易に且つ短時間に接
続することができる。
とにより、入口側接続口19の中心軸線C2 と排水流入
管10の中心軸線とが精度よく一致することになり、排
水流入管10を入口側接続口19に容易に嵌合させて接
続することができる。公共桝11に対する排水流入管1
0の接続作業の際には、切断や部品の取付け作業等を行
う必要がなく、ほぼワンタッチで容易に且つ短時間に接
続することができる。
【0034】こうして、入口側接続口19に排水流入管
10を嵌合固定し、宅地内A1 の排水管路14を公共桝
11に接続する作業が完了した後、土砂を埋め戻すこと
により排水管路14は地中に埋設される。この排水管路
14において、住宅の流し台等から排出された排水は、
自然流下で排水導入管,合流地点の排水桝及び排水流入
管10を流れ、公共桝11を通って排水流出管12から
下水道本管13に流れ込む。
10を嵌合固定し、宅地内A1 の排水管路14を公共桝
11に接続する作業が完了した後、土砂を埋め戻すこと
により排水管路14は地中に埋設される。この排水管路
14において、住宅の流し台等から排出された排水は、
自然流下で排水導入管,合流地点の排水桝及び排水流入
管10を流れ、公共桝11を通って排水流出管12から
下水道本管13に流れ込む。
【0035】排水管路14を清掃する場合には、掃除口
33の上部の蓋26を取り外した状態で、掃除管24の
上部開口部から下方に向かって可撓性の掃除具(図示せ
ず)を挿入すると、公共桝11の内部及び排水流出管1
2の清掃ができる。また、排水流入管10を清掃する場
合には、上述のように掃除管24内に下方に向かって前
記掃除具を挿入すると、この掃除具が、入口側接続口1
9の根元部27の内周面下部に形成された縁出部30に
当接して撓んだ状態で排水流入管10の内部に挿入され
るので、排水流入管10及びこれより上流側の排水管路
を容易に清掃することができる。この場合、排水流入管
10の先端部55では、排水流入管10の内周面29と
縁出部30とが段差なく滑らかに接続されているので、
前記掃除具は、排水流入管10の先端部55に引っ掛か
ることなく、縁出部30から排水流入管10の内部に容
易に挿入される。
33の上部の蓋26を取り外した状態で、掃除管24の
上部開口部から下方に向かって可撓性の掃除具(図示せ
ず)を挿入すると、公共桝11の内部及び排水流出管1
2の清掃ができる。また、排水流入管10を清掃する場
合には、上述のように掃除管24内に下方に向かって前
記掃除具を挿入すると、この掃除具が、入口側接続口1
9の根元部27の内周面下部に形成された縁出部30に
当接して撓んだ状態で排水流入管10の内部に挿入され
るので、排水流入管10及びこれより上流側の排水管路
を容易に清掃することができる。この場合、排水流入管
10の先端部55では、排水流入管10の内周面29と
縁出部30とが段差なく滑らかに接続されているので、
前記掃除具は、排水流入管10の先端部55に引っ掛か
ることなく、縁出部30から排水流入管10の内部に容
易に挿入される。
【0036】なお、嵌合等による各接続部分には、必要
に応じて接着剤などを塗布することにより、より確実に
密閉状態で接続することができる。図9に示す従来の公
共桝1では複数の入口側接続口4が必要であったが、本
実施形態では、一つの入口側接続口19を準備しておけ
ばよいので、公共桝11の全体の構成がコンパクトにな
り簡素化する。
に応じて接着剤などを塗布することにより、より確実に
密閉状態で接続することができる。図9に示す従来の公
共桝1では複数の入口側接続口4が必要であったが、本
実施形態では、一つの入口側接続口19を準備しておけ
ばよいので、公共桝11の全体の構成がコンパクトにな
り簡素化する。
【0037】(第2の実施形態)図5及び図6は、それ
ぞれ第2の実施形態に係る公共桝の正面断面図及び平面
図である。なお、以下に説明する各実施形態において、
他の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付して
その説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
ぞれ第2の実施形態に係る公共桝の正面断面図及び平面
図である。なお、以下に説明する各実施形態において、
他の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付して
その説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
【0038】図5及び図6に示す公共桝11aは、複数
(例えば、二本)の排水流入管10を接続する場合に使
用される。そのために、この公共桝11aの上部側桝本
体21aには、複数(例えば、二個)の入口側接続口1
9が一体的に設けられている。本実施形態では、上部側
桝本体21aに、同じ高さに二つの入口側接続口19を
ほぼ90度離して設けた場合を示している。そして、桝
本体18aは、上部側桝本体21aと下部側桝本体22
とを備えており、桝本体18aに、入口側接続口19の
方向を所望の方向に変更可能な回動手段20を設けてい
る。なお、これら複数の入口側接続口19は三個以上で
もよく、また、高さ位置を互いに異なるようにしてもよ
い。
(例えば、二本)の排水流入管10を接続する場合に使
用される。そのために、この公共桝11aの上部側桝本
体21aには、複数(例えば、二個)の入口側接続口1
9が一体的に設けられている。本実施形態では、上部側
桝本体21aに、同じ高さに二つの入口側接続口19を
ほぼ90度離して設けた場合を示している。そして、桝
本体18aは、上部側桝本体21aと下部側桝本体22
とを備えており、桝本体18aに、入口側接続口19の
方向を所望の方向に変更可能な回動手段20を設けてい
る。なお、これら複数の入口側接続口19は三個以上で
もよく、また、高さ位置を互いに異なるようにしてもよ
い。
【0039】(第3の実施形態)図7は第3の実施形態
に係る公共桝11bの正面断面図である。この実施形態
は、上部側桝本体に複数の入口側接続口19を設けた場
合の変形例である。図7に示す公共桝11bでは、桝本
体18bに、入口側接続口19の方向を所望の方向に変
更可能な回動手段20を設けている。そして、上部側桝
本体21bを複数(例えば、二個)のユニット60,6
1に分割するとともに、上側のユニット60と下側のユ
ニット61に入口側接続口19をそれぞれ設けている。
に係る公共桝11bの正面断面図である。この実施形態
は、上部側桝本体に複数の入口側接続口19を設けた場
合の変形例である。図7に示す公共桝11bでは、桝本
体18bに、入口側接続口19の方向を所望の方向に変
更可能な回動手段20を設けている。そして、上部側桝
本体21bを複数(例えば、二個)のユニット60,6
1に分割するとともに、上側のユニット60と下側のユ
ニット61に入口側接続口19をそれぞれ設けている。
【0040】更に、ユニット60,61同士を連結する
とともに周方向のみに相対的に自在に回動させる回動手
段である別の回動手段62を設け、回動手段20と別の
回動手段62とにより、各入口側接続口19の方向をそ
れぞれ所望の方向に変更可能にしている。別の回動手段
62は前記回動手段20とほぼ同様の構成を有してい
る。即ち、前記非回転側円筒部40が、下側のユニット
61の上部の円筒部63に相当し、前記回転側円筒部4
1が、上側のユニット60の下部に形成された円筒部6
4に相当している。別の回動手段62は、上側のユニッ
ト60の下端部と下側のユニット61の上端部とを、周
方向のみに相対的に回動自在に連結するように、全体的
に円環状をなしている。
とともに周方向のみに相対的に自在に回動させる回動手
段である別の回動手段62を設け、回動手段20と別の
回動手段62とにより、各入口側接続口19の方向をそ
れぞれ所望の方向に変更可能にしている。別の回動手段
62は前記回動手段20とほぼ同様の構成を有してい
る。即ち、前記非回転側円筒部40が、下側のユニット
61の上部の円筒部63に相当し、前記回転側円筒部4
1が、上側のユニット60の下部に形成された円筒部6
4に相当している。別の回動手段62は、上側のユニッ
ト60の下端部と下側のユニット61の上端部とを、周
方向のみに相対的に回動自在に連結するように、全体的
に円環状をなしている。
【0041】回動手段20の回動面D及び別の回動手段
62の回動面D1 が、桝本体18bの中心軸線C1 に対
してそれぞれほぼ直交している。したがって、中心軸線
C1が垂直方向を向いていると、二つの入口側接続口1
9は、その方向を水平面内で所望の方向に変更するよう
に中心軸線C1 回りに旋回する。このように、上側のユ
ニット60と下側のユニット61が、それぞれ独自に入
口側接続口19の方向を所望の方向に自在に変更できる
ので、二本の排水流入管10が同一又は異なる方向から
排水桝11bに対して配置されても、上部と下部の各入
口側接続口19をそれぞれ所望の方向に位置決めして、
排水流入管10を入口側接続口19に好適に接続するこ
とができる。
62の回動面D1 が、桝本体18bの中心軸線C1 に対
してそれぞれほぼ直交している。したがって、中心軸線
C1が垂直方向を向いていると、二つの入口側接続口1
9は、その方向を水平面内で所望の方向に変更するよう
に中心軸線C1 回りに旋回する。このように、上側のユ
ニット60と下側のユニット61が、それぞれ独自に入
口側接続口19の方向を所望の方向に自在に変更できる
ので、二本の排水流入管10が同一又は異なる方向から
排水桝11bに対して配置されても、上部と下部の各入
口側接続口19をそれぞれ所望の方向に位置決めして、
排水流入管10を入口側接続口19に好適に接続するこ
とができる。
【0042】(第4の実施形態)図8は第4の実施形態
に係る公共桝11cの正面断面図である。図8に示す公
共桝11cは「ドロップ桝」と呼ばれている排水桝であ
り、この公共桝11cは、下水道本管13(図1)側の
排水流出管12cに接続される出口側接続口16cの方
向が異なっている。
に係る公共桝11cの正面断面図である。図8に示す公
共桝11cは「ドロップ桝」と呼ばれている排水桝であ
り、この公共桝11cは、下水道本管13(図1)側の
排水流出管12cに接続される出口側接続口16cの方
向が異なっている。
【0043】即ち、公共桝11cが地中に設置された時
に縦方向を向く桝本体18cの中心軸線C1 に対して、
出口側接続口16cが下方向(縦方向)を向いている。
回動手段20の回動面Dは、桝本体18cの中心軸線C
1 に対してほぼ直交している。桝本体18cは、上部側
桝本体21と、差口になっている出口側接続口16cを
有する下部側桝本体22cとに分割されており、上部側
桝本体21と下部側桝本体22cは、回動手段20で相
互に連結されて周方向のみに相対的に回動自在になって
いる。なお、この公共桝11cにも、公共桝11cを地
中に設置するための脚部を桝本体18cの下部に設ける
のが好ましい。
に縦方向を向く桝本体18cの中心軸線C1 に対して、
出口側接続口16cが下方向(縦方向)を向いている。
回動手段20の回動面Dは、桝本体18cの中心軸線C
1 に対してほぼ直交している。桝本体18cは、上部側
桝本体21と、差口になっている出口側接続口16cを
有する下部側桝本体22cとに分割されており、上部側
桝本体21と下部側桝本体22cは、回動手段20で相
互に連結されて周方向のみに相対的に回動自在になって
いる。なお、この公共桝11cにも、公共桝11cを地
中に設置するための脚部を桝本体18cの下部に設ける
のが好ましい。
【0044】前記第1ないし第4の実施形態に示した公
共桝11,11a,11b,11cによれば、排水流入
管10の配置方向がどの方向であっても、公共桝の入口
側接続口19を所望の方向に変更して、排水流入管10
を入口側接続口19に容易に接続することができる。本
発明によれば、工事現場で切断や部品の取付け作業等を
行わなくても、上部側桝本体を自在に回動させることに
より、排水流入管を容易に公共桝に接続することができ
るので、作業性が良好である。また、排水流入管の接続
部は嵌合接続されるので、接続部が部品数の少ないシン
プルな構成になり、シール性が良好であり、外部への排
水漏れや内部への不明水の浸入の恐れはない。回動手段
20,62は軸線方向には動かないように規制されてい
るので、桝本体をしっかりと連結して剛性を高めること
ができる。
共桝11,11a,11b,11cによれば、排水流入
管10の配置方向がどの方向であっても、公共桝の入口
側接続口19を所望の方向に変更して、排水流入管10
を入口側接続口19に容易に接続することができる。本
発明によれば、工事現場で切断や部品の取付け作業等を
行わなくても、上部側桝本体を自在に回動させることに
より、排水流入管を容易に公共桝に接続することができ
るので、作業性が良好である。また、排水流入管の接続
部は嵌合接続されるので、接続部が部品数の少ないシン
プルな構成になり、シール性が良好であり、外部への排
水漏れや内部への不明水の浸入の恐れはない。回動手段
20,62は軸線方向には動かないように規制されてい
るので、桝本体をしっかりと連結して剛性を高めること
ができる。
【0045】入口側接続口を余分に設けずに必要最小限
の数だけ設けたので、公共桝を全体的に小形化すること
ができ、入口側接続口19を閉塞するために準備してお
く密閉用の蓋の数も少なくてすみ、公共桝を製造する金
型も簡素化する。設置済みの公共桝の内部側に道具を入
れることなく入口側配管の接続作業ができるので、前記
道具が公共桝の内部に落下する恐れはない。
の数だけ設けたので、公共桝を全体的に小形化すること
ができ、入口側接続口19を閉塞するために準備してお
く密閉用の蓋の数も少なくてすみ、公共桝を製造する金
型も簡素化する。設置済みの公共桝の内部側に道具を入
れることなく入口側配管の接続作業ができるので、前記
道具が公共桝の内部に落下する恐れはない。
【0046】前記第1ないし第4の実施形態で示した公
共桝の構成の組み合わせにより、バラエティに富んだ公
共桝にすることができる。また、入口側接続口19が受
口の場合を示したが差口であってもよく、出口側接続口
16,16cが差口の場合を示したが受口であってもよ
い。前記各実施形態では、排水桝として公共桝の場合を
示したが、排水を流すための桝であれば他の場所に使用
される排水桝であってもよい。なお、各図中同一符号は
同一又は相当部分を示す。
共桝の構成の組み合わせにより、バラエティに富んだ公
共桝にすることができる。また、入口側接続口19が受
口の場合を示したが差口であってもよく、出口側接続口
16,16cが差口の場合を示したが受口であってもよ
い。前記各実施形態では、排水桝として公共桝の場合を
示したが、排水を流すための桝であれば他の場所に使用
される排水桝であってもよい。なお、各図中同一符号は
同一又は相当部分を示す。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、排
水流入管の配置方向がどの方向であっても、排水桝の入
口側接続口に排水流入管を容易に接続することができる
とともに、排水桝の全体をコンパクトな構成にすること
ができる。
水流入管の配置方向がどの方向であっても、排水桝の入
口側接続口に排水流入管を容易に接続することができる
とともに、排水桝の全体をコンパクトな構成にすること
ができる。
【図1】図1ないし図8は本発明の実施形態の一例を示
す図で、図1は第1の実施形態に係る公共桝を使用した
排水管路の部分断面図である。
す図で、図1は第1の実施形態に係る公共桝を使用した
排水管路の部分断面図である。
【図2】図1に示す公共桝の正面断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】前記公共桝の一部を示す図で、図4の(A),
(B)は図2のA部,B部をそれぞれ示す部分拡大断面
図である。
(B)は図2のA部,B部をそれぞれ示す部分拡大断面
図である。
【図5】第2の実施形態に係る公共桝の正面断面図であ
る。
る。
【図6】図5の平面図である。
【図7】第3の実施形態に係る公共桝の正面断面図であ
る。
る。
【図8】第4の実施形態に係る公共桝の正面断面図であ
る。
る。
【図9】従来の公共桝を示す平面図である。
10 排水流入管 11,11a,11b,11c 公共桝(排水桝) 12,12c 排水流出管 13 公共の下水道本管 14 排水管路 16,16c 出口側接続口 17 脚部 18,18a,18b,18c 桝本体 19 入口側接続口 20 回動手段 21,21a,21b 上部側桝本体 22,22c 下部側桝本体 23 接続筒 24 掃除管 33 掃除口 42,50 シール部 43 シール部材 45 溝部 52 グリース(液状体) 60,61 ユニット 62 別の回動手段(回動手段) C1 桝本体の中心軸線 D,D1 回動面
Claims (6)
- 【請求項1】 地中に埋設される排水管路を構成する排
水桝において、 上部に掃除口が取付けられる筒状の桝本体と、排水流入
管を接続するために前記桝本体に予め設けられた入口側
接続口と、この入口側接続口より下方に位置し、前記桝
本体に設けられて排水流出管が接続される出口側接続口
とを備え、 前記桝本体に、前記入口側接続口の方向を所望の方向に
変更可能な回動手段を設けたことを特徴とする排水桝。 - 【請求項2】 前記桝本体を、前記入口側接続口を有す
る上部側桝本体と、前記出口側接続口を有する下部側桝
本体とに分割するとともに前記回動手段で相互に連結し
て周方向のみに相対的に回動自在にしたことを特徴とす
る請求項1に記載の排水桝。 - 【請求項3】 前記上部側桝本体には少なくとも一つの
前記入口側接続口を一体的に設けたことを特徴とする請
求項1又は2に記載の排水桝。 - 【請求項4】 前記上部側桝本体を複数のユニットに分
割するとともに各ユニットに前記入口側接続口をそれぞ
れ設け、 前記ユニット同士を連結するとともに周方向のみに相対
的に自在に回動させる別の回動手段を設け、この別の回
動手段により前記各入口側接続口の方向をそれぞれ所望
の方向に変更可能にしたことを特徴とする請求項3に記
載の排水桝。 - 【請求項5】 前記桝本体の上端の接続筒とこの接続筒
に装着される前記掃除口の掃除管との間のシール部,前
記回動手段のシール部,及び前記別の回動手段のシール
部には、シール用の液状体を保持してシールするための
複数の溝部が外周面に周方向に形成されたシール部材が
それぞれ介装されていることを特徴とする請求項1ない
し4のいずれかの項に記載の排水桝。 - 【請求項6】 前記排水桝は、この排水桝が地中に設置
された時に縦方向を向く前記桝本体の中心軸線に対し
て、公共の下水道本管側の前記排水流出管に接続される
前記出口側接続口が横方向及び下方向のいずれか一方を
向くとともに、前記回動手段の回動面が前記桝本体の前
記中心軸線に対してほぼ直交する公共桝であり、この公
共桝を地中に設置するための脚部を前記桝本体の下部に
設けたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの
項に記載の排水桝。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2661798A JPH11210071A (ja) | 1998-01-24 | 1998-01-24 | 排水桝 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2661798A JPH11210071A (ja) | 1998-01-24 | 1998-01-24 | 排水桝 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11210071A true JPH11210071A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12198453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2661798A Pending JPH11210071A (ja) | 1998-01-24 | 1998-01-24 | 排水桝 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11210071A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017068772A (ja) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 | 敷設設備表示装置 |
-
1998
- 1998-01-24 JP JP2661798A patent/JPH11210071A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017068772A (ja) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 | 敷設設備表示装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050607 |