JPH11210302A - 窓用ガードアーム装置 - Google Patents

窓用ガードアーム装置

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JPH11210302A
JPH11210302A JP2914298A JP2914298A JPH11210302A JP H11210302 A JPH11210302 A JP H11210302A JP 2914298 A JP2914298 A JP 2914298A JP 2914298 A JP2914298 A JP 2914298A JP H11210302 A JPH11210302 A JP H11210302A
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Katsunori Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓用ガードアーム装置の本体側のフレームを
扁平に形成できるようにすること、並びに、ガードアー
ム作動時開放状態とした障子の間隙から手を差し込んだ
上、室内側の操作手段を不正に操作することによるガー
ドアーム作動状態の不正解除を防止することを目的とす
る。 【解決手段】 中空のフレーム1から突出入させて先端
の係合突部31がストライク2の係合長孔21に係脱さ
れるようにしたガードアーム3を備えた窓用ガードアー
ム装置であって、ガードアーム作動時障子10が開放状
態とされた際、ガードアーム3を突片42で作動位置に
突出させている作用部材4の回動を、ガードアーム3の
支軸32と共に回動するカム片6及びそのカム片6によ
り作動される係止部材7で自動的かつ選択的に阻止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、窓の障子を通気
のために半開きとする目的で用いられる窓用ガードアー
ム装置に関する。この発明が適用される窓としては、そ
の障子が蝶番や枢軸を備えた回転型のもの、すなわち、
片開き窓、両開き窓、縦滑り出し窓、横滑り出し窓又は
ドレイキップ窓等を挙げることができる。
【0002】
【従来の技術】ガードアーム装置は、従来は来訪者の確
認や郵便物の受渡し等のために出入口の扉用として用い
るのが極く一般的で、回転型の窓に対し通気を目的とし
て装着される窓用のガードアーム装置としては適切なも
のがなく、ほとんど使用されていないのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の窓用ガード
アーム装置は、装置の本体側を全体として扁平に形成し
障子又は障子枠の比較的細い框に対しても装着出来るよ
うにすること、並びに、ガードアーム作動時に開放状態
にある障子のわずかな間隙から手を差し込み、室内側の
操作手段のつまみ等を操作することをもって行われるガ
ードアーム装置の不正な解除、すなわちガードアームと
ストライクとの係合状態の不正な解除を防止することを
目的として提案されたものをである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の窓用ガードアーム装置は、先端に係合突
部を有し基端に支軸を有するガードアームを、回転型の
障子又は障子枠に取り付けられる中空のフレームに対
し、前記支軸において進退可能かつ回動可能に装着する
と共に、該ガードアームは後退する方向に付勢させるこ
と;ガードアームの係合突部は、障子枠又は回転型の障
子に取り付けられるストライクの嵌め孔及びそれに連続
する案内長孔から成る係合長孔にガードアームの作動時
選択的に係合されるものであること;フレーム内には、
ガードアームを収納位置から作動位置に向け突出させる
ために、突片を有する作用部材を回動可能に枢支させる
こと;前記作用部材にはそれを回動操作させるため障子
又は障子枠の室内側に設けた操作手段に連係させてある
こと;ガードアームの支軸の後部にはカム片を設けるこ
と;及びカム片を作用部材との間にはその間を直線的に
変位できるようにしかつカム片側に向け付勢させた係止
部材を設け、係止部材はガードアームの揺動に伴って回
動するカム片によって作用部材に向け押動され、該作動
部材を障子の開放状態において不動に係止するようにし
たことを構成条件とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基いて
この発明について説明する。図1及び図2において、符
号10は回転型の障子、20は障子10の窓ガラス、3
0は障子枠、40は障子枠30に取り付けられた緩衝材
を兼ねるシール材をそれぞれ示している。
【0006】回転型の障子10の開放側端面(開放側框
の端面)又は障子枠にフランジ部においてねじ91等で
取り付けられる箱状をなす細長い中空のフレーム1は、
フロント板11に開口12を有し、ガードアーム装置の
非作動時にはその開口12を通じガードアーム3が収納
される。
【0007】符号13はフレーム1内に傾斜させて設け
た仕切り板で、前方のガードアーム収納部と後方の空間
部とを仕切っている。その仕切り板13の中央部分には
後述の作用部材4を装着する為の逃がし孔14が設けら
れている。
【0008】ガードアーム3は細長い板状をなし、その
先端に前方に向け固設されたフランジ付の結合突部31
を有し、基端には後方に向け固設された支軸32を有す
る。そして、該ガードアーム3はフレーム1に対し支軸
32において進退可能かつ回動可能に装着されている。
【0009】なお、図1で符号15はガードアーム3の
支軸32を進退可能かつ回動可能に支持するための支持
板で、フレーム1に対して固定してある。
【0010】更に、前記のガードアーム3は支軸32に
巻装された圧縮コイルばね等の付勢手段33により後退
する方向に付勢させてあり、図示例の圧縮コイルばね3
3はその長さ方向については前記の支持板15と支軸3
2の後部に固設された後に詳述するカム片56との間に
挟持弾設させてある。
【0011】ガードアーム3の係合突部31をガードア
ームの作動時に係合案内させるストライク2は、障子枠
30の所定位置又は回転型の障子にフランジ部において
ねじ92等で固定されるものである。
【0012】図示例の如く例えば浅い箱形に形成される
ストライク2の前面部には、図5及び図7に明示するよ
うに、ガードアーム3における係合突部31の先端のフ
ランジ状の膨出部31aの径よりも大径の嵌め孔21a
及びそれに連続する幅狭の案内長孔21bから成る係合
長孔21を備えている。
【0013】符号22は中空のストライク2内の一端
(上端)に設けられた板ばね材製のクリップ手段で、ガ
ードアームの作動時において障子10がガードアーム3
の長さによる制限下で最大角度位置で開放された時、弾
性変形してガードアーム3の係合突部31を自動的に抱
持できるようにしてある(図7参照)。
【0014】室内外の通気は障子10がその最大開放角
度位置を占める状態において行うのが普通である。
【0015】また、図1〜図3に符号4で示す作用部材
は、前記のガードアーム3をフレーム1内の収納位置か
ら作動位置まで突出させるためのもので、例えば1枚の
板材を水平投影がコ字状をなすように折り曲げて形成し
てあり、フレーム1に対しその後方の空間部において枢
軸46dで回動可能に枢支させてある。
【0016】図示例の作用部材4は、図3に示すよう
に、水平投影がコ字状の本体41、本体41の前方に突
設した突片42、本体41の一方の側板に上方に向け突
設した拘束片43及び本体41の一方の側板に後方に向
け突設した連係片44から成り、更に、本体41の他方
の側板には、後記のクリック手段8の一部をなす一対の
V字形切欠45、45が設けてある。
【0017】作用部材4には、それをαの角度範囲(図
1参照)で回動させるために、障子10又は障子枠の室
内側に設けた操作手段5が連係させてある。
【0018】図示例の操作手段5は、図4に明示するよ
うに、障子10にねじ等で固定される基板51、基板5
1内をつまみ53によって距離lの範囲を上下に摺動で
きるようにした操作板52、及び、フレーム1の後部開
口16から突出させた前記作用部材4の連係片44に可
動係合させるために、操作板52の背面に一体に突設し
た一対の脚片54、54から成る。
【0019】前記の操作手段5は操作板52を直線的に
摺動させる形式のものであるが、別の操作手段として、
図示はしないが、サムターンのような回動形式のものを
用いることもできる。
【0020】この場合、サムターンの内端側は作用部材
4に連結させ、外端側のつまみ部分は室内側に露出させ
るものとする。
【0021】本発明における上記したガードアーム3の
支軸32の後部には、例えば正面形が長円状をなすカム
片6(図3参照)を固設するものとし、そのカム片6と
前記の作用部材4との間には、その間を直線的に変位で
きるようにしかつ圧縮コイルばね等の付勢手段71でカ
ム片6側に向け付勢させた例えばL字状をなす細長の係
止部材7が設けてある。
【0022】係止部材7についての長さ方向(図1で上
下方向)の変位の案内は、フレーム1の内壁並びに後記
のクリック手段8における押し部材81との摺接による
案内手段や他の任意の案内手段によって行い得る。
【0023】図1及び図3において、符号8は作用部材
4に対して必要に応じて設けることができるクリック手
段で、先端を尖鋭にし全体をL字状とした押し部片8
1、その押し部片81を作用部材4の他方の側板に向け
付勢する圧縮コイルばね71(但し、この圧縮コイルば
ね71は係止部材7の付勢手段を兼ねている)及び前記
の押し部片81の尖鋭端が選択的に嵌め込まれる作用部
材4の他方の側板上の一対のV字形切欠45、45から
構成されている。
【0024】図示例においては、共に側面形がL字状を
なす係止部材7及び押し部片81を相互に逆向きに付勢
させている共通の付勢手段71としての圧縮コイルばね
は、係止部材7の頂片7aと押し部片81の頂片81a
との間に挟持されるようにして装着されている。
【0025】クリック手段8において、一方のV字形切
欠45は作用部材4におけるガードアームの非作動位置
(常態位置)に対応して設けられ、他方のV字形切欠4
5は作用部材4におけるガードアームの作動位置に対応
して設けられている。
【0026】押し部片81における長さ方向(図1で上
下方向)の変位の案内は、長孔とピンの組で成る案内手
段82、フレーム1の内壁との摺接による案内手段その
他任意の案内手段によって行い得る。
【0027】上述した係止部材7について、更に詳しく
説明すれば、ガードアーム作動時(図6及び図7参
照)、ガードアーム3の揺動に伴って支軸32と共に回
動する長円状のカム片6が、その長径部61で係止部材
7の頂片7aを付勢手段71に抗して押し込むことにな
るので、係止部材7は作用部材4に向け押動される。そ
して、その先端(図6で下端)が作用部材4の拘束片4
3に係合する。
【0028】この状態では、障子10は開放状態にある
が、作用部材4は係止部材7との係合により回動が阻止
されているので、室外側の人が障子10と障子枠30と
の間の間隙から手を差し込み、操作手段5により作用部
材4をガードアーム非作動位置に向け不正に作動させよ
うとしても、その操作は不能である。
【0029】次に、図示例の窓用ガードアーム装置の全
体としての作用について説明する。
【0030】図1及び図2は本装置の常態であるガード
アームの非作動状態を示しており、ガードアーム3はフ
レーム1内の収納位置に納められている。
【0031】ここで、室内側の操作手段5のつまみ53
を下方へ変位させると、脚片54、54において連係さ
れた作用部材4が図1で右回りに回動するので、作用部
材4の突片42は前方に向け突出し、ガードアーム3を
付勢手段33に抗して作動位置に向け進出させる。
【0032】このガードアーム3の作動状態では、その
係合突部31がストライク2の嵌め孔21a内に嵌まり
込み、そこで、障子10が開放されると、図7に鎖線で
示すように、ガードアーム3はその係合突部31がスト
ライク2の案内長孔21bに案内されることにより支軸
32をい中心として回動する一方で、ガードアーム3の
長さに応じて障子10の開放角度を制限する。このよう
な障子10の半開状態において室内外の通気がなされ
る。
【0033】一方、支軸32の回動によってその後部の
カム片6も共に回動し、図6に示すように、カム片6の
長径部61が付勢手段71に抗して係止部材7を作用部
材4に向け押動させ、係止部材7の先端を作用部材4の
拘束片43に係合させる。
【0034】そのため、この係合状態では、作用部材4
を常態位置に戻す回動(図6で左回りの回動)が不能と
なる。つまり、操作手段5による操作、すなわちつまみ
53を上方位置に戻す操作が不能となるので、障子10
と障子枠30との間の間隙を通じてつまみ53を常態位
置に戻すという不正な操作ができないことになる。
【0035】従って、室外側の人が作動状態にあるガー
ドアーム3とストライク2との係合を不正に解除(解
放)させようとしても、その解除作動は確実に防止さ
れ、通気中における賊の窓からの侵入が阻止されること
になる。
【0036】なお、室内側の居住者がガードアーム3を
作動状態から非作動状態に戻すには、障子10を閉鎖さ
せた後、操作手段5のつまみ53を常態の位置に戻して
やればよい。
【0037】障子10を閉鎖させた場合は、支軸32上
のカム片6も原位置に戻るので、長径部61による押圧
が解かれる係止部材7は付勢手段で上位位置に復帰し、
作用部材4との係合が解除される。
【0038】この状態では、つまみ53による操作手段
5の操作は自由となり、つまみ53を元の上位位置(ガ
ードアーム3の非作動の対応位置)に戻してやれば、作
用部材4は図6で左回りに回動しその突片42は後方位
置に退く。
【0039】ここに、突片42で後方から押されていた
ガードアーム3は、その付勢手段33の付勢力によって
後方に退き、フレーム1の収納位置に戻ることになる
(図1及び図2参照)。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したこの発明の窓用ガードア
ーム装置によれば、装置の本体側を構成する中空のフレ
ームを全体として扁平に形成することができるので、障
子又は障子枠の框が比較的細いものであってもその框内
に装着することができるという効果を奏する。
【0041】また、ガードアーム作動時障子を通気のた
め半開状態とした際、ガードアームを作動位置に突出さ
せている作用部材の回動を、ガードアームの支軸と共に
回動するカム片及びそのカム片により作動される係止部
材で自動的かつ選択的に阻止できるようにしたので、室
外側の人が障子を扉枠又は他の障子との間のわずかな間
隙から手を差し込み、室内側の操作手段を操作してガー
ドアームとストライクとの係合状態を不正に解除しよう
としても、そのような操作・作動は行うことができず、
防犯上極めて優れているなど種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の窓用ガードアーム装置の実施例を常
態(ガードアームの非作動状態)で示す部分縦断側面
図。
【図2】その平面図。
【図3】図1の実施例における要部の分解斜視図。
【図4】図1の実施例から取り外した操作手段を示す図
で、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図5】図1の実施例から取り外したストライクを示す
図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図6】図1の実施例をガードアームの作動状態で示す
縦断部分側面図。
【図7】そのガードアーム作動状態におけるガードアー
ムとストライクとの係合態様を障子を開放させて示す説
明図で、フレーム及びガードアームは正面から見て表わ
してあり、ストライクは背面から見て表わしてある。
【符号の説明】
10 障子 30 障子枠 1 フレーム 2 ストライク 21 係合長孔 21a 嵌め孔 21b 案内長孔 3 ガードアーム 31 係合突部 32 支軸 4 作用部材 42 突片 5 操作手段 6 カム片 7 係止部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に係合突部を有し基端に支軸を有す
    るガードアームを、回転型の障子又は障子枠に取り付け
    られる中空のフレームに対し、前記支軸において進退可
    能かつ回動可能に装着すると共に、該ガードアームは後
    退する方向に付勢させること;ガードアームの係合突部
    は、障子枠又は回転型の障子に取り付けられるストライ
    クの嵌め孔及びそれに連続する案内長孔から成る係合長
    孔にガードアームの作動時選択的に係合されるものであ
    ること;フレーム内には、ガードアームを収納位置から
    作動位置に向け突出させるために、突片を有する作用部
    材を回動可能に枢支させること;前記作用部材にはそれ
    を回動操作させるため障子又は障子枠の室内側に設けた
    操作手段に連係させてあること;ガードアームの支軸の
    後部にはカム片を設けること;及びカム片を作用部材と
    の間にはその間を直線的に変位できるようにしかつカム
    片側に向け付勢させた係止部材を設け、係止部材はガー
    ドアームの揺動に伴って回動するカム片によって作用部
    材に向け押動され、該作動部材を障子の開放状態におい
    て不動に係止するようにしたことを構成条件とする窓用
    ガードアーム装置。
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