JPH11210513A - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents
車両の駆動力制御装置Info
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- JPH11210513A JPH11210513A JP992598A JP992598A JPH11210513A JP H11210513 A JPH11210513 A JP H11210513A JP 992598 A JP992598 A JP 992598A JP 992598 A JP992598 A JP 992598A JP H11210513 A JPH11210513 A JP H11210513A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- throttle opening
- data
- routine
- correction coefficient
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- Pending
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の発進時等において車両の前方または後
方の至近距離内に他の車両等の障害物があるような走行
環境となった場合でも、ドライバに負担を強いることな
く、安全な車両の挙動を得る。 【解決手段】 駆動制御装置のスロットル開度目標値算
出部B102では、山岳屈曲路対応補正ルーチンまでの
処理によりスロットル開度の目標値TH0が得られる。
障害物対応補正ルーチンR403では、この目標値TH
0に補正係数KOBSを乗じ、最終的なスロットル開度
の目標値THを算出する。障害物対応補正係数算出ルー
チンR310では、上記の緊急事態が認められた場合に
補正係数KOBSを極めて0に近い値に設定し、最終的
なスロットル開度の目標値THを強制的に減少させる。
方の至近距離内に他の車両等の障害物があるような走行
環境となった場合でも、ドライバに負担を強いることな
く、安全な車両の挙動を得る。 【解決手段】 駆動制御装置のスロットル開度目標値算
出部B102では、山岳屈曲路対応補正ルーチンまでの
処理によりスロットル開度の目標値TH0が得られる。
障害物対応補正ルーチンR403では、この目標値TH
0に補正係数KOBSを乗じ、最終的なスロットル開度
の目標値THを算出する。障害物対応補正係数算出ルー
チンR310では、上記の緊急事態が認められた場合に
補正係数KOBSを極めて0に近い値に設定し、最終的
なスロットル開度の目標値THを強制的に減少させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子制御スロッ
トルを持つエンジンを搭載した車両に用いて好適な車両
の駆動力制御装置に関する。
トルを持つエンジンを搭載した車両に用いて好適な車両
の駆動力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の挙動に関し、如何にして安全性と
操作性を確保するか。これは従来から車両の開発・設計
における中心的な課題である。この課題を解決するた
め、各種の走行環境において、安全なかつドライバの意
志に忠実な挙動を呈するように車両を制御する機能が従
来から求められてきた。
操作性を確保するか。これは従来から車両の開発・設計
における中心的な課題である。この課題を解決するた
め、各種の走行環境において、安全なかつドライバの意
志に忠実な挙動を呈するように車両を制御する機能が従
来から求められてきた。
【0003】しかし、一口に走行環境といっても、その
内容は実に多様である。まず、一般道路、高速道路、市
街、山岳路、屈曲路等といった車両が走行する道路の種
類、広さ、形状等は、走行環境の重要な構成要素である
と言える。また、車両を運転するドライバが加速しよう
としたり、あるいは逆に減速しようとしたり、さらには
定速走行をしようとしたりする場合もあり、このような
ドライバの意志も走行環境を構成することとなる。ま
た、同じ道路であっても道路が空いているときと渋滞の
ときとでは走行環境はがらりと変ることとなり、この意
味で道路における他の車両の存在も走行環境を構成する
こととなる。
内容は実に多様である。まず、一般道路、高速道路、市
街、山岳路、屈曲路等といった車両が走行する道路の種
類、広さ、形状等は、走行環境の重要な構成要素である
と言える。また、車両を運転するドライバが加速しよう
としたり、あるいは逆に減速しようとしたり、さらには
定速走行をしようとしたりする場合もあり、このような
ドライバの意志も走行環境を構成することとなる。ま
た、同じ道路であっても道路が空いているときと渋滞の
ときとでは走行環境はがらりと変ることとなり、この意
味で道路における他の車両の存在も走行環境を構成する
こととなる。
【0004】安全性と操作性に優れた車両を実現するた
めには、このような様々な要素によって構成される走行
環境を各種想定し、如何なる走行環境においても安全に
かつドライバの意志に忠実に車両を駆動し得る制御手段
を設計することが必要なのである。
めには、このような様々な要素によって構成される走行
環境を各種想定し、如何なる走行環境においても安全に
かつドライバの意志に忠実に車両を駆動し得る制御手段
を設計することが必要なのである。
【0005】このような背景の下、車両の置かれている
走行環境を何等かのセンサを介して検知し、車両に搭載
されたエンジンの駆動力の制御の態様を当該走行環境に
適したものに変化させる技術が各種提案されるに至っ
た。例えば、車両の運転パラメータ(例えば車速等)を
センサによって検知し、この運転パラメータからファジ
ー推論によって走行環境を推定し、この推定結果に基づ
き、アクセルペダル開度に対応した電子制御スロットル
のスロットル開度のゲインを最適化する装置が提案され
ている(特開昭63−268943号公報)。また、電
子制御スロットルを装備した車両において平均車速や単
位時間当たりの発進停止頻度から道路の渋滞度を推定
し、この推定結果に基づき駆動力を制御する技術が提案
されている。さらに、これに加えて、センサによって車
間距離を検出し、この検出結果により渋滞度の推定精度
を向上し、発進時などにおけるブレーキとアクセルの踏
み替え操作を低減する技術も提案されている(特開平4
−365935号公報)。
走行環境を何等かのセンサを介して検知し、車両に搭載
されたエンジンの駆動力の制御の態様を当該走行環境に
適したものに変化させる技術が各種提案されるに至っ
た。例えば、車両の運転パラメータ(例えば車速等)を
センサによって検知し、この運転パラメータからファジ
ー推論によって走行環境を推定し、この推定結果に基づ
き、アクセルペダル開度に対応した電子制御スロットル
のスロットル開度のゲインを最適化する装置が提案され
ている(特開昭63−268943号公報)。また、電
子制御スロットルを装備した車両において平均車速や単
位時間当たりの発進停止頻度から道路の渋滞度を推定
し、この推定結果に基づき駆動力を制御する技術が提案
されている。さらに、これに加えて、センサによって車
間距離を検出し、この検出結果により渋滞度の推定精度
を向上し、発進時などにおけるブレーキとアクセルの踏
み替え操作を低減する技術も提案されている(特開平4
−365935号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術においては、平均車速、発進停止頻度、車間距離など
から走行環境を推定し、この推定結果に基づいてエンジ
ンのスロットル開度の目標値の設定を行うが、この走行
環境の推定を得るまでの演算過程は、平均値算出、頻度
算出といった時間の掛かる処理を含んでいる。このた
め、推定結果が得られるまでにある程度の時間を要する
こととなる。従って、比較的短時間ではあるが、現在得
られた推定結果が現在の走行環境と一致しておらず、走
行環境に対応した適切なスロットル開度の制御が行われ
ないという不具合が起こり得る。
術においては、平均車速、発進停止頻度、車間距離など
から走行環境を推定し、この推定結果に基づいてエンジ
ンのスロットル開度の目標値の設定を行うが、この走行
環境の推定を得るまでの演算過程は、平均値算出、頻度
算出といった時間の掛かる処理を含んでいる。このた
め、推定結果が得られるまでにある程度の時間を要する
こととなる。従って、比較的短時間ではあるが、現在得
られた推定結果が現在の走行環境と一致しておらず、走
行環境に対応した適切なスロットル開度の制御が行われ
ないという不具合が起こり得る。
【0007】このような不具合の1つとして、特に問題
となるのは、例えば車両の発進時または極低速走行から
の再加速時等において車両の前方または後方の至近距離
内に他の車両等の障害物があるような走行環境において
生じる不具合である。すなわち、かかる場合には、加速
を要求するドライバのアクセル操作があっても、これに
応じたスロットル開度制御は行わず、前方または後方の
障害物の存在を特に考慮して、スロットル開度を小さな
値に制御することが望まれる。しかるに従来の技術にお
いては、上記走行環境の推定の遅れにより、車両の発進
時等に前方または後方の障害物に対応したスロットル開
度の制御が直ちに行われない。このため、走行環境に適
した車両の挙動が得られず、アクセルペダルとブレーキ
ペダルを交互に踏んで挙動を修正する操作をドライバに
強いる結果となる。
となるのは、例えば車両の発進時または極低速走行から
の再加速時等において車両の前方または後方の至近距離
内に他の車両等の障害物があるような走行環境において
生じる不具合である。すなわち、かかる場合には、加速
を要求するドライバのアクセル操作があっても、これに
応じたスロットル開度制御は行わず、前方または後方の
障害物の存在を特に考慮して、スロットル開度を小さな
値に制御することが望まれる。しかるに従来の技術にお
いては、上記走行環境の推定の遅れにより、車両の発進
時等に前方または後方の障害物に対応したスロットル開
度の制御が直ちに行われない。このため、走行環境に適
した車両の挙動が得られず、アクセルペダルとブレーキ
ペダルを交互に踏んで挙動を修正する操作をドライバに
強いる結果となる。
【0008】この発明は、以上の事情に鑑みてなされた
ものであり、車両の発進時または極低速走行からの再加
速時等において車両の前方または後方の至近距離内に他
の車両等の障害物があるような場合に、ドライバに負担
を強いることなく、安全な車両の挙動を得ることができ
る車両の駆動力制御装置を提供することを目的としてい
る。
ものであり、車両の発進時または極低速走行からの再加
速時等において車両の前方または後方の至近距離内に他
の車両等の障害物があるような場合に、ドライバに負担
を強いることなく、安全な車両の挙動を得ることができ
る車両の駆動力制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、アクセル操
作に対応した目標スロットル開度を演算する演算手段を
有し、該目標スロットル開度に従って車両のエンジンの
スロットル開度を制御する駆動力制御装置において、前
記車両が停止状態若しくは極低速走行状態にあることを
検出する停止状態検出手段と、前記車両の前方または後
方の障害物までの距離を検出する距離検出手段と、シフ
ト位置を検出するシフト位置検出手段と、前記車両が停
止状態若しくは極低速走行状態にあることが前記停止状
態検出手段によって検出され、かつ、前記シフト位置検
出手段によって検出されたシフト位置が走行レンジに属
する場合に、前記エンジンのスロットル開度の制御にお
いて設定する目標スロットル開度を前記距離検出手段に
よって検出された距離に応じて減少補正する障害物対応
補正手段とを具備することを特徴とする車両の駆動力制
御装置を要旨とする。
作に対応した目標スロットル開度を演算する演算手段を
有し、該目標スロットル開度に従って車両のエンジンの
スロットル開度を制御する駆動力制御装置において、前
記車両が停止状態若しくは極低速走行状態にあることを
検出する停止状態検出手段と、前記車両の前方または後
方の障害物までの距離を検出する距離検出手段と、シフ
ト位置を検出するシフト位置検出手段と、前記車両が停
止状態若しくは極低速走行状態にあることが前記停止状
態検出手段によって検出され、かつ、前記シフト位置検
出手段によって検出されたシフト位置が走行レンジに属
する場合に、前記エンジンのスロットル開度の制御にお
いて設定する目標スロットル開度を前記距離検出手段に
よって検出された距離に応じて減少補正する障害物対応
補正手段とを具備することを特徴とする車両の駆動力制
御装置を要旨とする。
【0010】かかる発明によれば、車両の発進時または
極低速走行からの再加速時等において車両の前方または
後方の至近距離内に他の車両等の障害物があるような走
行環境においては、加速を要求するドライバのアクセル
操作があっても、これに応じたスロットル開度制御が行
われず、前方または後方の障害物の存在に対応し、目標
スロットル開度がより小さな値に補正される。従って、
かかる走行環境においても、ドライバに負担を強いるこ
となく、安全な車両の挙動を得ることができる。
極低速走行からの再加速時等において車両の前方または
後方の至近距離内に他の車両等の障害物があるような走
行環境においては、加速を要求するドライバのアクセル
操作があっても、これに応じたスロットル開度制御が行
われず、前方または後方の障害物の存在に対応し、目標
スロットル開度がより小さな値に補正される。従って、
かかる走行環境においても、ドライバに負担を強いるこ
となく、安全な車両の挙動を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施
形態である駆動力制御装置B100とその周辺装置の全
体構成を示すブロック図である。本実施形態に係る駆動
力制御装置B100は、車両に搭載された電子制御スロ
ットル(図示略)のスロットル開度を制御することによ
り車両の駆動力を制御する装置である。この駆動力制御
装置B100のハードウェアに着目すると、同装置B1
00は、制御中枢たるCPU(中央処理装置)、制御情
報や演算情報を一時記憶するためのRAM(ランダムア
クセスメモリ)、各種の制御情報や制御プログラムを記
憶したROM(リードオンリメモリ)、バッテリバック
アップされたRAM等による不揮発性メモリ、電源回路
およびその他の回路により構成されているということが
できる(いずれも図示略)。しかしながら、本発明の内
容を把握するためには、このようなハードウェア部品に
対応した説明を行うよりは、むしろ駆動力制御装置B1
00により営まれる機能をブロック化し、これに即した
説明を行う方が効果的であると思われる。図1は、この
ような意図に従い、駆動力制御装置B100により営ま
れる機能をハードウェア的に表現したものである。
施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施
形態である駆動力制御装置B100とその周辺装置の全
体構成を示すブロック図である。本実施形態に係る駆動
力制御装置B100は、車両に搭載された電子制御スロ
ットル(図示略)のスロットル開度を制御することによ
り車両の駆動力を制御する装置である。この駆動力制御
装置B100のハードウェアに着目すると、同装置B1
00は、制御中枢たるCPU(中央処理装置)、制御情
報や演算情報を一時記憶するためのRAM(ランダムア
クセスメモリ)、各種の制御情報や制御プログラムを記
憶したROM(リードオンリメモリ)、バッテリバック
アップされたRAM等による不揮発性メモリ、電源回路
およびその他の回路により構成されているということが
できる(いずれも図示略)。しかしながら、本発明の内
容を把握するためには、このようなハードウェア部品に
対応した説明を行うよりは、むしろ駆動力制御装置B1
00により営まれる機能をブロック化し、これに即した
説明を行う方が効果的であると思われる。図1は、この
ような意図に従い、駆動力制御装置B100により営ま
れる機能をハードウェア的に表現したものである。
【0012】本実施形態に係る駆動力制御装置B100
は、この図1に示すように、入力部B101と、スロッ
トル開度目標値算出部B102と、スロットル開度制御
部B103とを主要な機能構成要素としている。ここ
で、入力部B101は、車両の各部に取り付けられたセ
ンサ群SEnとの間のインタフェースとしての役割を担
った手段である。なお、センサ群SEnの詳細について
は後述する。次に、スロットル開度目標値算出部B10
2は、入力部B101を介して供給されるセンサ群SE
nの各出力信号に基づいてスロットル制御におけるスロ
ットル開度の目標値THを算出する手段であり、本願の
特許請求の範囲に記載された「演算手段」に相当するも
のである。このスロットル開度目標値算出部B102
は、上述したCPUがROMに記憶された各種の制御プ
ログラムを実行することにより提供される手段である。
なお、これらの制御プログラムの詳細については後述す
る。そして、スロットル開度制御部B103は、スロッ
トル駆動アクチュエータB200を介して電子制御スロ
ットルを駆動し、同電子制御スロットルのスロットル開
度を目標値THに至らしめるよう制御する手段である。
は、この図1に示すように、入力部B101と、スロッ
トル開度目標値算出部B102と、スロットル開度制御
部B103とを主要な機能構成要素としている。ここ
で、入力部B101は、車両の各部に取り付けられたセ
ンサ群SEnとの間のインタフェースとしての役割を担
った手段である。なお、センサ群SEnの詳細について
は後述する。次に、スロットル開度目標値算出部B10
2は、入力部B101を介して供給されるセンサ群SE
nの各出力信号に基づいてスロットル制御におけるスロ
ットル開度の目標値THを算出する手段であり、本願の
特許請求の範囲に記載された「演算手段」に相当するも
のである。このスロットル開度目標値算出部B102
は、上述したCPUがROMに記憶された各種の制御プ
ログラムを実行することにより提供される手段である。
なお、これらの制御プログラムの詳細については後述す
る。そして、スロットル開度制御部B103は、スロッ
トル駆動アクチュエータB200を介して電子制御スロ
ットルを駆動し、同電子制御スロットルのスロットル開
度を目標値THに至らしめるよう制御する手段である。
【0013】本実施形態に係る駆動力制御装置B100
において中心的な役割を果たすのは、スロットル開度目
標値算出部B102である。図2は、このスロットル開
度目標値算出部B102の機能をハードウェア的に示し
たブロック図である。
において中心的な役割を果たすのは、スロットル開度目
標値算出部B102である。図2は、このスロットル開
度目標値算出部B102の機能をハードウェア的に示し
たブロック図である。
【0014】この図2には、矩形のブロックが多数示さ
れているが、これらは上述したCPUにより実行される
ROM内の各制御用ルーチンを表している。
れているが、これらは上述したCPUにより実行される
ROM内の各制御用ルーチンを表している。
【0015】また、SE1〜SE9は、上述したセンサ
群SEnを構成する各センサまたはスイッチを表してい
る。これらのセンサまたはスイッチについて簡単に説明
すると次の通りである。
群SEnを構成する各センサまたはスイッチを表してい
る。これらのセンサまたはスイッチについて簡単に説明
すると次の通りである。
【0016】まず、車速センサSE1は、車両のタイヤ
が所定角度回転する毎にパルス信号を出力するセンサで
ある。上述した入力部B101では、このパルス信号が
カウントされ、単位時間当たりのパルスカウント数に基
づき車速データVが生成され、このスロットル開度目標
値算出部B102に与えられるのである。
が所定角度回転する毎にパルス信号を出力するセンサで
ある。上述した入力部B101では、このパルス信号が
カウントされ、単位時間当たりのパルスカウント数に基
づき車速データVが生成され、このスロットル開度目標
値算出部B102に与えられるのである。
【0017】次に車間距離センサSE2は、レーザ等に
より前方または後方の車両までの車間距離を測定し、測
定結果たる車間距離を表す車間距離データDを出力する
センサである。この車間距離センサSE2は、本願の特
許請求の範囲に記載された「距離検出手段」に対応する
ものである。アクセル開度センサSE3は、アクセル開
度すなわちアクセルペダルの踏込み角度に応じたアクセ
ル開度データAPを出力するセンサである。ブレーキス
イッチSE4は、ブレーキペダルが踏まれたときにオン
となるスイッチである。ヨーレートセンサSE5は、車
両が左右に操舵される場合にその操舵方向および操舵角
に応じたヨーレートデータYRを出力するセンサであ
る。
より前方または後方の車両までの車間距離を測定し、測
定結果たる車間距離を表す車間距離データDを出力する
センサである。この車間距離センサSE2は、本願の特
許請求の範囲に記載された「距離検出手段」に対応する
ものである。アクセル開度センサSE3は、アクセル開
度すなわちアクセルペダルの踏込み角度に応じたアクセ
ル開度データAPを出力するセンサである。ブレーキス
イッチSE4は、ブレーキペダルが踏まれたときにオン
となるスイッチである。ヨーレートセンサSE5は、車
両が左右に操舵される場合にその操舵方向および操舵角
に応じたヨーレートデータYRを出力するセンサであ
る。
【0018】エンジン回転数センサSE6は、エンジン
が所定角度回転する毎にパルス信号を出力するセンサで
ある。このパルス信号も上述した入力部B101によっ
てカウントされ、単位時間当たりのパルスカウント数か
らエンジン回転数データNEが生成され、このスロット
ル開度目標値算出部B102に与えられる。
が所定角度回転する毎にパルス信号を出力するセンサで
ある。このパルス信号も上述した入力部B101によっ
てカウントされ、単位時間当たりのパルスカウント数か
らエンジン回転数データNEが生成され、このスロット
ル開度目標値算出部B102に与えられる。
【0019】吸気管負圧センサSE7は、エンジンの吸
気管に生じる負圧を表す負圧データPBを出力するセン
サである。ギア比センサSE8は、自動変速機の変速ギ
アのギア比を検出し、ギア比データGRを出力するセン
サである。そして、シフト位置センサSE9は、自動変
速機のシフト位置を検出し、検出結果を表すシフト位置
データATPOSIを出力するセンサである。このシフ
ト位置センサSE9は、本願の特許請求の範囲に記載さ
れた「シフト位置検出手段」に対応するものである。以
上がセンサ群SEnの概略である。
気管に生じる負圧を表す負圧データPBを出力するセン
サである。ギア比センサSE8は、自動変速機の変速ギ
アのギア比を検出し、ギア比データGRを出力するセン
サである。そして、シフト位置センサSE9は、自動変
速機のシフト位置を検出し、検出結果を表すシフト位置
データATPOSIを出力するセンサである。このシフ
ト位置センサSE9は、本願の特許請求の範囲に記載さ
れた「シフト位置検出手段」に対応するものである。以
上がセンサ群SEnの概略である。
【0020】図2では、これらのセンサ群と幾つかのル
ーチンとの間が矢印によって結ばれている。これらの矢
印は上記の各センサの出力データが各ルーチンへ引き渡
される様子を表したものである。また、図2では、多く
の各ルーチン間が矢印によって結ばれているが、これら
は各ルーチン間の演算結果の引き渡しの様子を表したも
のである。
ーチンとの間が矢印によって結ばれている。これらの矢
印は上記の各センサの出力データが各ルーチンへ引き渡
される様子を表したものである。また、図2では、多く
の各ルーチン間が矢印によって結ばれているが、これら
は各ルーチン間の演算結果の引き渡しの様子を表したも
のである。
【0021】図2に示す各ルーチンの役割の概略を説明
すると次のようになる。まず、ルーチンR101〜R1
08は、センサ群を介して各種の運転パラメータを取得
するための手段を構成している。次にルーチンR201
〜R208は、運転パラメータから走行環境の推定を行
うとともに目標車速や目標車間距離の算出を行う手段を
構成している。次に、ルーチンR301〜R310は、
運転パラメータや走行環境等に基づいて、目標スロット
ル開度THの算出に必要な各補正係数を算出する手段を
構成している。そして、ルーチンR401〜R403
は、各補正係数を用いて目標スロットル開度THを算出
する手段を構成している。
すると次のようになる。まず、ルーチンR101〜R1
08は、センサ群を介して各種の運転パラメータを取得
するための手段を構成している。次にルーチンR201
〜R208は、運転パラメータから走行環境の推定を行
うとともに目標車速や目標車間距離の算出を行う手段を
構成している。次に、ルーチンR301〜R310は、
運転パラメータや走行環境等に基づいて、目標スロット
ル開度THの算出に必要な各補正係数を算出する手段を
構成している。そして、ルーチンR401〜R403
は、各補正係数を用いて目標スロットル開度THを算出
する手段を構成している。
【0022】以上の各ルーチンのうち、本実施形態の最
大の特徴は、障害物対応補正係数算出ルーチンR310
および目標スロットル開度THを算出する3つのルーチ
ンのうちの最終段の障害物対応補正ルーチンR403に
ある。ここで、これらのルーチンの役割について説明す
る。
大の特徴は、障害物対応補正係数算出ルーチンR310
および目標スロットル開度THを算出する3つのルーチ
ンのうちの最終段の障害物対応補正ルーチンR403に
ある。ここで、これらのルーチンの役割について説明す
る。
【0023】まず、本実施形態では、上述した各ルーチ
ンの実行により、平均車速、発進停止頻度、車間距離な
どの運転パラメータが算出され、これらの各運転パラメ
ータから走行環境が推定される。そして、障害物対応補
正ルーチンR403の前段の山岳屈曲路対応補正ルーチ
ンR402までの処理が実行されることにより、各運転
パラメータおよび走行環境に適したエンジンのスロット
ル開度の目標値TH0が算出される。
ンの実行により、平均車速、発進停止頻度、車間距離な
どの運転パラメータが算出され、これらの各運転パラメ
ータから走行環境が推定される。そして、障害物対応補
正ルーチンR403の前段の山岳屈曲路対応補正ルーチ
ンR402までの処理が実行されることにより、各運転
パラメータおよび走行環境に適したエンジンのスロット
ル開度の目標値TH0が算出される。
【0024】しかしながら、走行環境の推定に必要な平
均車速、発進停止頻度、車間距離などは、平均値算出、
頻度算出といった時間の掛かる処理を経て得られるた
め、走行環境の推定が終了し、この推定結果を反映した
スロットル開度の目標値TH0が得られるまでにはある
程度の時間を要することとなる。従って、比較的短時間
ではあるが、現在得られた推定結果が現在の走行環境と
一致していないということも一時的に起こり得る。
均車速、発進停止頻度、車間距離などは、平均値算出、
頻度算出といった時間の掛かる処理を経て得られるた
め、走行環境の推定が終了し、この推定結果を反映した
スロットル開度の目標値TH0が得られるまでにはある
程度の時間を要することとなる。従って、比較的短時間
ではあるが、現在得られた推定結果が現在の走行環境と
一致していないということも一時的に起こり得る。
【0025】ところが、車両の発進時または極低速走行
からの再加速時等において車両の前方または後方の至近
距離内に他の車両等の障害物があるような走行環境にあ
る場合には、前方または後方の障害物の存在を特に考慮
して、スロットル開度を小さな値とする補正を迅速に行
う必要がある。しかるに上記の走行環境の推定の遅れが
生じた場合には、この迅速なスロットル開度の補正が行
われず、ドライバに負担を掛けることとなる。
からの再加速時等において車両の前方または後方の至近
距離内に他の車両等の障害物があるような走行環境にあ
る場合には、前方または後方の障害物の存在を特に考慮
して、スロットル開度を小さな値とする補正を迅速に行
う必要がある。しかるに上記の走行環境の推定の遅れが
生じた場合には、この迅速なスロットル開度の補正が行
われず、ドライバに負担を掛けることとなる。
【0026】障害物対応補正係数算出ルーチンR310
および障害物対応補正ルーチンR403は、このような
問題に対処すべく設けられた手段であり、本願の特許請
求の範囲に記載された「障害物対応補正手段」に相当す
るものである。
および障害物対応補正ルーチンR403は、このような
問題に対処すべく設けられた手段であり、本願の特許請
求の範囲に記載された「障害物対応補正手段」に相当す
るものである。
【0027】すなわち、障害物対応補正ルーチンR40
3では、障害物対応補正係数算出ルーチンR310から
供給される補正係数KOBSをスロットル開度の目標値
TH0に乗じ、最終的なスロットル開度の目標値THを
算出するが、障害物対応補正係数算出ルーチンR310
では、車両が上記のような走行環境にあることが認めら
れた場合に補正係数KOBSを極めて0に近い値に設定
し、最終的なスロットル開度の目標値THを強制的に減
少させるのである。これが本実施形態の最大の特徴であ
る障害物対応補正係数算出ルーチンR310および障害
物対応補正ルーチンR403の役割である。ここで、補
正係数KOBSは、車速データV、車間距離データDお
よびシフト位置データATPOSIのみから算出され、
この算出過程には統計処理のような長時間を要する演算
処理が含まれていない。従って、車両が上記の走行環境
にあることとなった場合には、スロットル開度の目標値
THを強制的に減少させる動作が直ちに行われるのであ
る。
3では、障害物対応補正係数算出ルーチンR310から
供給される補正係数KOBSをスロットル開度の目標値
TH0に乗じ、最終的なスロットル開度の目標値THを
算出するが、障害物対応補正係数算出ルーチンR310
では、車両が上記のような走行環境にあることが認めら
れた場合に補正係数KOBSを極めて0に近い値に設定
し、最終的なスロットル開度の目標値THを強制的に減
少させるのである。これが本実施形態の最大の特徴であ
る障害物対応補正係数算出ルーチンR310および障害
物対応補正ルーチンR403の役割である。ここで、補
正係数KOBSは、車速データV、車間距離データDお
よびシフト位置データATPOSIのみから算出され、
この算出過程には統計処理のような長時間を要する演算
処理が含まれていない。従って、車両が上記の走行環境
にあることとなった場合には、スロットル開度の目標値
THを強制的に減少させる動作が直ちに行われるのであ
る。
【0028】図3〜図5は、CPUが図2に示す各ルー
チンを実行する際の手順を例示したフローチャートであ
る。なお、図2のブロック図における各ルーチンと、図
3〜図5の各フローチャートにおける各ルーチンの対応
関係を明確にするため、各ルーチンを表す符号は各図間
で共通のものが使用されている。以下、これらのフロー
チャートに沿って、スロットル開度目標値算出部B10
2の動作について説明する。
チンを実行する際の手順を例示したフローチャートであ
る。なお、図2のブロック図における各ルーチンと、図
3〜図5の各フローチャートにおける各ルーチンの対応
関係を明確にするため、各ルーチンを表す符号は各図間
で共通のものが使用されている。以下、これらのフロー
チャートに沿って、スロットル開度目標値算出部B10
2の動作について説明する。
【0029】本実施形態では、一定時間間隔(例えば1
00ms)でCPUにタイマ割込み信号が与えられる。
そして、CPUは、このタイマ割込み信号が与えられる
毎に、図3に示すタイマインタラプトルーチンを実行す
る。このタイマインタラプトルーチンでは、最初に運転
パラメータ算出ルーチンR100を実行する。図4はこ
の運転パラメータ算出ルーチンR100の処理内容を示
すフローチャートである。
00ms)でCPUにタイマ割込み信号が与えられる。
そして、CPUは、このタイマ割込み信号が与えられる
毎に、図3に示すタイマインタラプトルーチンを実行す
る。このタイマインタラプトルーチンでは、最初に運転
パラメータ算出ルーチンR100を実行する。図4はこ
の運転パラメータ算出ルーチンR100の処理内容を示
すフローチャートである。
【0030】まず、平均車速算出ルーチンR101で
は、車速データVに基づき、以下の演算式(1)に従っ
て平均車速データVAVEを算出する。 VAVE(n) ={CVAVE・V+(256−CVAVE)・VAVE(n−1)}/256 ……(1)
は、車速データVに基づき、以下の演算式(1)に従っ
て平均車速データVAVEを算出する。 VAVE(n) ={CVAVE・V+(256−CVAVE)・VAVE(n−1)}/256 ……(1)
【0031】上記演算式(1)において、VAVE(n
−1)は平均車速算出ルーチンR101の前回の実行時
に得られた平均車速データ、VAVE(n)は今回得ら
れた平均車速データである。また、CVAVEは平均車
速算出用なまし係数である。
−1)は平均車速算出ルーチンR101の前回の実行時
に得られた平均車速データ、VAVE(n)は今回得ら
れた平均車速データである。また、CVAVEは平均車
速算出用なまし係数である。
【0032】図6は上記演算式(1)をハードウェア的
に表したブロック図である。同図において、11および
12は乗算器、13は加算器、14はタイマ割込み信号
の発生周期相当の遅延時間を有する遅延器である。この
図5から明らかなように上記演算式(1)による演算処
理は、車速データVに対するローパスフィルタ処理を行
うものである。そして、平均車速算出用なまし係数CV
AVEは、時定数として作用し、ローパスフィルタ処理
の周波数特性を決定する。車速データVの時間的変化が
比較的緩やかな場合には、このローパスフィルタ処理に
より、車速データVの移動平均に相当する平均車速デー
タVAVEが得られる。
に表したブロック図である。同図において、11および
12は乗算器、13は加算器、14はタイマ割込み信号
の発生周期相当の遅延時間を有する遅延器である。この
図5から明らかなように上記演算式(1)による演算処
理は、車速データVに対するローパスフィルタ処理を行
うものである。そして、平均車速算出用なまし係数CV
AVEは、時定数として作用し、ローパスフィルタ処理
の周波数特性を決定する。車速データVの時間的変化が
比較的緩やかな場合には、このローパスフィルタ処理に
より、車速データVの移動平均に相当する平均車速デー
タVAVEが得られる。
【0033】平均車速データVAVEはこのような時定
数を含んだ処理により算出されるため、車速データVの
変化に対し直ちには追従せず、車速データVに対して若
干遅れて変化することとなる。
数を含んだ処理により算出されるため、車速データVの
変化に対し直ちには追従せず、車速データVに対して若
干遅れて変化することとなる。
【0034】次に平均車間距離算出ルーチンR102で
は、上記平均車速算出ルーチンR101と同様ななまし
係数を伴った演算式により、車間距離データDから平均
車間距離データVAVEを算出する。この平均車間距離
データDAVEも、時定数を含んだ処理により算出され
るため、車間距離データDの変化に対し、若干遅れて変
化することとなる。
は、上記平均車速算出ルーチンR101と同様ななまし
係数を伴った演算式により、車間距離データDから平均
車間距離データVAVEを算出する。この平均車間距離
データDAVEも、時定数を含んだ処理により算出され
るため、車間距離データDの変化に対し、若干遅れて変
化することとなる。
【0035】次に発進停止頻度算出ルーチンR103で
は、車速データVに基づき、車両の単位時間当たりの発
進停止の頻度を表す発進停止頻度データSGRを算出す
る。この発進停止頻度データSGRは、過去一定期間内
の車速データVの挙動を監視することにより求められ
る。ここで、正確な発進停止の頻度を得るためには、車
速データVの監視を行う期間を適切な長さにする必要が
ある。このため、実際の車両の発進停止の頻度に時間的
変化が生じた場合、これよりも若干遅れて発進停止頻度
データSGRの時間的変化が生じることとなる。
は、車速データVに基づき、車両の単位時間当たりの発
進停止の頻度を表す発進停止頻度データSGRを算出す
る。この発進停止頻度データSGRは、過去一定期間内
の車速データVの挙動を監視することにより求められ
る。ここで、正確な発進停止の頻度を得るためには、車
速データVの監視を行う期間を適切な長さにする必要が
ある。このため、実際の車両の発進停止の頻度に時間的
変化が生じた場合、これよりも若干遅れて発進停止頻度
データSGRの時間的変化が生じることとなる。
【0036】次にアクセルペダル操作速度算出ルーチン
R104では、現在のアクセル開度データAP(n)か
ら1タイマ割込み周期だけ前のタイミングにおけるアク
セル開度データAP(n−1)を減算し、これにより、
アクセル操作速度データDAPを求める。
R104では、現在のアクセル開度データAP(n)か
ら1タイマ割込み周期だけ前のタイミングにおけるアク
セル開度データAP(n−1)を減算し、これにより、
アクセル操作速度データDAPを求める。
【0037】次に加速度算出ルーチンR105では、現
在の車速データV(n)から1タイマ割込み周期だけ前
のタイミングにおける車速データV(n−1)を減算
し、これにより、車両の加速度を表す加速度データDV
を求める。
在の車速データV(n)から1タイマ割込み周期だけ前
のタイミングにおける車速データV(n−1)を減算
し、これにより、車両の加速度を表す加速度データDV
を求める。
【0038】次に相対速度算出ルーチンR106では、
現在の車間距離データD(n)から1タイマ割込み周期
だけ前のタイミングにおける車間距離データD(n−
1)を減算し、これにより、自車両から見た前方車両の
相対速度を表す相対速度データDDを求める。
現在の車間距離データD(n)から1タイマ割込み周期
だけ前のタイミングにおける車間距離データD(n−
1)を減算し、これにより、自車両から見た前方車両の
相対速度を表す相対速度データDDを求める。
【0039】次に車間距離移動標準偏差算出ルーチンR
107では、過去一定期間内における車間距離データD
(k)(k=n−N+1〜n)の平均値、すなわち、車
間距離データDの移動平均値を求め、さらに各車間距離
データD(k)(k=n−N+1〜n)とこの移動平均
値との各差分の2乗の累計を行い、この累計値から車間
距離データDの移動標準偏差DSIGを算出する。
107では、過去一定期間内における車間距離データD
(k)(k=n−N+1〜n)の平均値、すなわち、車
間距離データDの移動平均値を求め、さらに各車間距離
データD(k)(k=n−N+1〜n)とこの移動平均
値との各差分の2乗の累計を行い、この累計値から車間
距離データDの移動標準偏差DSIGを算出する。
【0040】そして、相対速度移動標準偏差算出ルーチ
ンR108では、過去一定期間内に算出された相対速度
データDD(k)(k=n−N+1〜n)から相対速度
データDDの移動平均値を求め、さらに各相対速度デー
タDD(k)(k=n−N+1〜n)とこの移動平均値
との各差分の2乗の累計を行い、この累計値から相対速
度データDDの移動標準偏差DDSIGを算出する。以
上が運転パラメータ算出ルーチンR100の処理内容で
ある。
ンR108では、過去一定期間内に算出された相対速度
データDD(k)(k=n−N+1〜n)から相対速度
データDDの移動平均値を求め、さらに各相対速度デー
タDD(k)(k=n−N+1〜n)とこの移動平均値
との各差分の2乗の累計を行い、この累計値から相対速
度データDDの移動標準偏差DDSIGを算出する。以
上が運転パラメータ算出ルーチンR100の処理内容で
ある。
【0041】タイマ処理ルーチンR1(図3)におい
て、運転パラメータ算出ルーチンR100が終了する
と、意図判定しきい値算出ルーチンR201に進む。こ
の意図判定しきい値算出ルーチンR201では、後述す
る追従意志推定ルーチンR204において使用するしき
い値を平均車速データVAVE、発進停止頻度データS
GRおよび平均車間距離データDAVEから算出する。
なお、このしきい値については後述する。
て、運転パラメータ算出ルーチンR100が終了する
と、意図判定しきい値算出ルーチンR201に進む。こ
の意図判定しきい値算出ルーチンR201では、後述す
る追従意志推定ルーチンR204において使用するしき
い値を平均車速データVAVE、発進停止頻度データS
GRおよび平均車間距離データDAVEから算出する。
なお、このしきい値については後述する。
【0042】次に加速意志推定ルーチンR202では、
アクセル開度データAPとアクセルペダル操作速度デー
タDAPとを用いたファジー推論によりドライバの加速
意志を表す加速意志積算データACCSUMを算出す
る。ここで、図7を参照し、この加速意志推定ルーチン
R202における加速意志積算データACCSUMの算
出手順について説明する。
アクセル開度データAPとアクセルペダル操作速度デー
タDAPとを用いたファジー推論によりドライバの加速
意志を表す加速意志積算データACCSUMを算出す
る。ここで、図7を参照し、この加速意志推定ルーチン
R202における加速意志積算データACCSUMの算
出手順について説明する。
【0043】本実施形態では、図7(a)〜(d)に示
す各メンバーシップ関数が用意されている。まず、図7
(a)および(b)に示すメンバーシップ関数MEM1
1およびMEM12は、いずれもアクセル開度データA
Pを独立変数とする関数である。ここで、メンバーシッ
プ関数MEM11の関数値MEM11(AP)は、アク
セル開度データがAPであるときに「アクセル開度が小
である」という命題がどの程度妥当であるかを表すもの
である。一方、メンバーシップ関数MEM12の関数値
MEM12(AP)は、アクセル開度データがAPであ
るときに「アクセル開度が大である」という命題がどの
程度妥当であるかを表すものである。加速意志推定ルー
チンR202では、まず、これらのメンバーシップ関数
MEM11およびMEM12から現時点におけるアクセ
ル開度データAPに対応した関数値uACC1=MEM
11(AP)およびuACC2=MEM12(AP)を
求める。
す各メンバーシップ関数が用意されている。まず、図7
(a)および(b)に示すメンバーシップ関数MEM1
1およびMEM12は、いずれもアクセル開度データA
Pを独立変数とする関数である。ここで、メンバーシッ
プ関数MEM11の関数値MEM11(AP)は、アク
セル開度データがAPであるときに「アクセル開度が小
である」という命題がどの程度妥当であるかを表すもの
である。一方、メンバーシップ関数MEM12の関数値
MEM12(AP)は、アクセル開度データがAPであ
るときに「アクセル開度が大である」という命題がどの
程度妥当であるかを表すものである。加速意志推定ルー
チンR202では、まず、これらのメンバーシップ関数
MEM11およびMEM12から現時点におけるアクセ
ル開度データAPに対応した関数値uACC1=MEM
11(AP)およびuACC2=MEM12(AP)を
求める。
【0044】次に、図7(c)および(d)に示すメン
バーシップ関数MEM21およびMEM22は、いずれ
もアクセルペダル操作速度データDAPを独立変数とす
る関数である。ここで、メンバーシップ関数MEM21
の関数値MEM21(DAP)は、アクセルペダル操作
速度データがDAPであるときに「アクセルペダル操作
速度が小である」という命題がどの程度妥当であるかを
表すものである。一方、メンバーシップ関数MEM22
の関数値MEM22(DAP)は、アクセルペダル操作
速度データがDAPであるときに「アクセルペダル操作
速度が大である」という命題がどの程度妥当であるかを
表すものである。加速意志推定ルーチンR202では、
これらのメンバーシップ関数MEM21およびMEM2
2から現時点におけるアクセルペダル操作速度データD
APに対応した関数値vACC1=MEM21(DA
P)およびvACC2=MEM22(DAP)を求め
る。
バーシップ関数MEM21およびMEM22は、いずれ
もアクセルペダル操作速度データDAPを独立変数とす
る関数である。ここで、メンバーシップ関数MEM21
の関数値MEM21(DAP)は、アクセルペダル操作
速度データがDAPであるときに「アクセルペダル操作
速度が小である」という命題がどの程度妥当であるかを
表すものである。一方、メンバーシップ関数MEM22
の関数値MEM22(DAP)は、アクセルペダル操作
速度データがDAPであるときに「アクセルペダル操作
速度が大である」という命題がどの程度妥当であるかを
表すものである。加速意志推定ルーチンR202では、
これらのメンバーシップ関数MEM21およびMEM2
2から現時点におけるアクセルペダル操作速度データD
APに対応した関数値vACC1=MEM21(DA
P)およびvACC2=MEM22(DAP)を求め
る。
【0045】次に加速意志推定ルーチンR202では、
所定のプロダクションルールを用いたファジー合成によ
り、加速意志データACCMを算出する。このファジー
合成は次のようにして行われる。まず、図7(e)にお
いて、wACC11は、「アクセル開度が小」であり、
かつ、「アクセルペダル操作速度が小」である場合の加
速意志データである。また、wACC12は、「アクセ
ル開度が小」であり、かつ、「アクセルペダル操作速度
が大」である場合の加速意志データである。また、wA
CC21は、「アクセル開度が大」であり、かつ、「ア
クセルペダル操作速度が小」である場合の加速意志デー
タである。そして、wACC22は、「アクセル開度が
小」であり、かつ、「アクセルペダル操作速度が大」で
ある場合の加速意志データである。
所定のプロダクションルールを用いたファジー合成によ
り、加速意志データACCMを算出する。このファジー
合成は次のようにして行われる。まず、図7(e)にお
いて、wACC11は、「アクセル開度が小」であり、
かつ、「アクセルペダル操作速度が小」である場合の加
速意志データである。また、wACC12は、「アクセ
ル開度が小」であり、かつ、「アクセルペダル操作速度
が大」である場合の加速意志データである。また、wA
CC21は、「アクセル開度が大」であり、かつ、「ア
クセルペダル操作速度が小」である場合の加速意志デー
タである。そして、wACC22は、「アクセル開度が
小」であり、かつ、「アクセルペダル操作速度が大」で
ある場合の加速意志データである。
【0046】加速意志推定ルーチンR202では、これ
らの加速意志データwACC11、wACC12、wA
CC21およびwACC22と、既に得られたメンバー
シップ関数値uACC1、uACC2、vACC1およ
びvACC2とを用いて、次式により加速意志データA
CCMを算出する。 ACCM ={uACC1・vACC1・wACC11 +uACC1・vACC2・wACC12 +uACC2・vACC1・wACC21 +uACC2・vACC2・wACC22}/{uACC1・vACC1 +uACC1・vACC2 +uACC2・vACC1 +uACC2・vACC2} ……(2)
らの加速意志データwACC11、wACC12、wA
CC21およびwACC22と、既に得られたメンバー
シップ関数値uACC1、uACC2、vACC1およ
びvACC2とを用いて、次式により加速意志データA
CCMを算出する。 ACCM ={uACC1・vACC1・wACC11 +uACC1・vACC2・wACC12 +uACC2・vACC1・wACC21 +uACC2・vACC2・wACC22}/{uACC1・vACC1 +uACC1・vACC2 +uACC2・vACC1 +uACC2・vACC2} ……(2)
【0047】次に、加速意志推定ルーチンR202で
は、次式に従い、加速意志積算データACCSUMを算
出する。 ACCSUM(n) =ACCSUM(n−1)+ACCM ……(3) 以上が加速意志推定ルーチンR202の処理内容であ
る。
は、次式に従い、加速意志積算データACCSUMを算
出する。 ACCSUM(n) =ACCSUM(n−1)+ACCM ……(3) 以上が加速意志推定ルーチンR202の処理内容であ
る。
【0048】次に減速意志推定ルーチンR203では、
ドライバの減速意志を表す加速意志積算データDECS
UMを算出する。ここで、減速意志推定ルーチンR20
3の実行時、ブレーキスイッチSE4がオン状態である
場合には、減速意志積算データDECSUMは所定の上
限値DECSUMHに設定される。また、実行時点にお
いて加速意志データACCMが0以上である場合には、
減速意志積算データDECSUMは所定の下限値DEC
SUMLに設定される。そして、これら以外の場合に
は、上述した加速意志推定ルーチンR202と同様なフ
ァジー推論により、アクセル開度データAPおよびアク
セルペダル操作速度データDAPから減速意志データD
ECを求め、この減速意志データDECの積算を行うこ
とにより加速意志積算データDECSUMを算出する。
ドライバの減速意志を表す加速意志積算データDECS
UMを算出する。ここで、減速意志推定ルーチンR20
3の実行時、ブレーキスイッチSE4がオン状態である
場合には、減速意志積算データDECSUMは所定の上
限値DECSUMHに設定される。また、実行時点にお
いて加速意志データACCMが0以上である場合には、
減速意志積算データDECSUMは所定の下限値DEC
SUMLに設定される。そして、これら以外の場合に
は、上述した加速意志推定ルーチンR202と同様なフ
ァジー推論により、アクセル開度データAPおよびアク
セルペダル操作速度データDAPから減速意志データD
ECを求め、この減速意志データDECの積算を行うこ
とにより加速意志積算データDECSUMを算出する。
【0049】次に追従意志推定ルーチンR204では、
上述した加速意志推定ルーチンR202等と同様なファ
ジー推論により、ドライバの追従意志の程度を表す追従
意志積算データADPTを算出し、この追従意志積算デ
ータADPTの積算により追従意志積算データADPT
SUMを算出する。
上述した加速意志推定ルーチンR202等と同様なファ
ジー推論により、ドライバの追従意志の程度を表す追従
意志積算データADPTを算出し、この追従意志積算デ
ータADPTの積算により追従意志積算データADPT
SUMを算出する。
【0050】ここで、追従意志データADPTは、車間
距離移動標準偏差DSIGからのファジー推論または相
対移動速度標準偏差DDSIGからのファジー推論を状
況に応じて使い分けて実行することにより算出する。ま
た、車間距離移動標準偏差DSIGからのファジー推論
により追従意志データADPTを算出するに際し、車間
距離移動標準偏差DSIGに対応したメンバーシップ関
数値を求めることとなるが、その際に使用するメンバー
シップ関数も車間距離移動標準偏差DSIGの大きさに
より使い分ける。相対移動速度標準偏差DDSIGから
のファジー推論により追従意志データADPTを算出す
る場合についても同様である。
距離移動標準偏差DSIGからのファジー推論または相
対移動速度標準偏差DDSIGからのファジー推論を状
況に応じて使い分けて実行することにより算出する。ま
た、車間距離移動標準偏差DSIGからのファジー推論
により追従意志データADPTを算出するに際し、車間
距離移動標準偏差DSIGに対応したメンバーシップ関
数値を求めることとなるが、その際に使用するメンバー
シップ関数も車間距離移動標準偏差DSIGの大きさに
より使い分ける。相対移動速度標準偏差DDSIGから
のファジー推論により追従意志データADPTを算出す
る場合についても同様である。
【0051】このような“使い分け”を行うのは、車両
が置かれる走行環境の変化の幅が大きいことに鑑み、走
行環境に合ったファジー推論の方法およびメンバーシッ
プ関数を選択することにより正確な追従意志の推定を行
う趣旨である。前述した意図判定しきい値算出ルーチン
R201により算出されるしきい値は、この“使い分
け”の切り換え制御のために使用される制御情報であ
る。
が置かれる走行環境の変化の幅が大きいことに鑑み、走
行環境に合ったファジー推論の方法およびメンバーシッ
プ関数を選択することにより正確な追従意志の推定を行
う趣旨である。前述した意図判定しきい値算出ルーチン
R201により算出されるしきい値は、この“使い分
け”の切り換え制御のために使用される制御情報であ
る。
【0052】次に安定度推定ルーチンR205では、フ
ァジー推論により、加速意志積算データACCSUMお
よび減速意志積算データDECSUMから車両の挙動の
単位時間内の安定度STBMを算出し、この安定度ST
BMの積算により安定度αを推定する。なお、安定度α
には、車速データVに応じて上限値および下限値が設定
される。
ァジー推論により、加速意志積算データACCSUMお
よび減速意志積算データDECSUMから車両の挙動の
単位時間内の安定度STBMを算出し、この安定度ST
BMの積算により安定度αを推定する。なお、安定度α
には、車速データVに応じて上限値および下限値が設定
される。
【0053】次に目標車速算出ルーチンR206では、
仮に定速走行を行うとした場合に適切と考えられる目標
車速VCMDの算出を行う。すなわち、安定度αが所定
値より大きい場合には、安定度αに応じて目標車速算出
なまし係数を決定し、この目標車速算出なまし係数を用
いたローパスフィルタ処理(既に平均車速算出ルーチン
R101において説明したものと同様なローパスフィル
タ処理)を車速データVに施し、これにより目標車速V
CMDを求める。なお、安定度αが所定値未満である場
合には、現在の車速データVをそのまま目標車速VCM
Dとして設定する。
仮に定速走行を行うとした場合に適切と考えられる目標
車速VCMDの算出を行う。すなわち、安定度αが所定
値より大きい場合には、安定度αに応じて目標車速算出
なまし係数を決定し、この目標車速算出なまし係数を用
いたローパスフィルタ処理(既に平均車速算出ルーチン
R101において説明したものと同様なローパスフィル
タ処理)を車速データVに施し、これにより目標車速V
CMDを求める。なお、安定度αが所定値未満である場
合には、現在の車速データVをそのまま目標車速VCM
Dとして設定する。
【0054】次に目標車間距離算出ルーチンR207で
は、仮に追従走行を行うとした場合に適切と考えられる
目標車間距離DCMDの算出を行う。すなわち、安定度
αが所定値より大きい場合には、安定度αに応じて目標
車間距離算出なまし係数を決定し、この目標車間距離算
出なまし係数を用いたローパスフィルタ処理を車間距離
データDに施し、これにより目標車間距離DCMDを求
める。なお、安定度αが所定値未満である場合には、現
在の車間距離データDをそのまま目標車速DCMDとし
て設定する。
は、仮に追従走行を行うとした場合に適切と考えられる
目標車間距離DCMDの算出を行う。すなわち、安定度
αが所定値より大きい場合には、安定度αに応じて目標
車間距離算出なまし係数を決定し、この目標車間距離算
出なまし係数を用いたローパスフィルタ処理を車間距離
データDに施し、これにより目標車間距離DCMDを求
める。なお、安定度αが所定値未満である場合には、現
在の車間距離データDをそのまま目標車速DCMDとし
て設定する。
【0055】次にマクロ環境推定ルーチンR208で
は、ファジー推論により、平均車速データVAVE、発
進停止頻度データSGRおよび平均車間距離データDA
VEからマクロ環境推定値KAPBASEを算出する。
このマクロ環境推定値KAPBASEは、道路が空いて
いて車両がスムーズに流れているとか、あるいは逆に道
路が混んでいて車両の進行が滞っている等といった車両
の流れの状態を表す推定値である。
は、ファジー推論により、平均車速データVAVE、発
進停止頻度データSGRおよび平均車間距離データDA
VEからマクロ環境推定値KAPBASEを算出する。
このマクロ環境推定値KAPBASEは、道路が空いて
いて車両がスムーズに流れているとか、あるいは逆に道
路が混んでいて車両の進行が滞っている等といった車両
の流れの状態を表す推定値である。
【0056】次に、マクロ環境推定ルーチンR208が
終了すると、補正係数算出ルーチンR300に進む。図
5はこの補正係数算出ルーチンR300のフローを示す
ものである。
終了すると、補正係数算出ルーチンR300に進む。図
5はこの補正係数算出ルーチンR300のフローを示す
ものである。
【0057】まず、定速走行時用補正係数算出ルーチン
R301では、車速データVと目標車速データVCMD
とから定速走行時用補正係数KCRSを算出する。ここ
で、定速走行時用補正係数KCRSは、定速走行を行う
場合において車速を目標車速に保つようにスロットル開
度の修正をするためのスロットル開度算出用補正係数で
ある。この定速走行時用補正係数算出ルーチンR301
では、目標車速データVCMDと車速データVとの差分
に対し、所定のP要素(比例要素)およびI(積分要
素)を含んだPI演算を施すことにより、定速走行時用
補正係数KCRSを算出する。
R301では、車速データVと目標車速データVCMD
とから定速走行時用補正係数KCRSを算出する。ここ
で、定速走行時用補正係数KCRSは、定速走行を行う
場合において車速を目標車速に保つようにスロットル開
度の修正をするためのスロットル開度算出用補正係数で
ある。この定速走行時用補正係数算出ルーチンR301
では、目標車速データVCMDと車速データVとの差分
に対し、所定のP要素(比例要素)およびI(積分要
素)を含んだPI演算を施すことにより、定速走行時用
補正係数KCRSを算出する。
【0058】次に追従走行時用補正係数算出ルーチンR
302では、車間距離データDと目標車間距離データD
CMDとから追従走行時用補正係数KADPTを算出す
る。ここで、追従走行時用補正係数KADPTは、追従
走行を行う場合において前方車両までの車間距離を目標
車間距離に保つようにスロットル開度を修正するための
スロットル開度算出用補正係数である。この追従走行時
用補正係数算出ルーチンR302では、目標車間距離デ
ータDCMDと車間距離データDとの差分に対し、所定
のP要素(比例要素)およびI(積分要素)を含んだP
I演算を施すことにより、追従走行時用補正係数KAD
PTを算出する。
302では、車間距離データDと目標車間距離データD
CMDとから追従走行時用補正係数KADPTを算出す
る。ここで、追従走行時用補正係数KADPTは、追従
走行を行う場合において前方車両までの車間距離を目標
車間距離に保つようにスロットル開度を修正するための
スロットル開度算出用補正係数である。この追従走行時
用補正係数算出ルーチンR302では、目標車間距離デ
ータDCMDと車間距離データDとの差分に対し、所定
のP要素(比例要素)およびI(積分要素)を含んだP
I演算を施すことにより、追従走行時用補正係数KAD
PTを算出する。
【0059】次に加速時用補正係数算出ルーチンR30
3では、以下説明する手順により加速時用補正係数KA
CCを算出する。
3では、以下説明する手順により加速時用補正係数KA
CCを算出する。
【0060】まず、追従意志積算データADPTSUM
が所定値以下である場合には、ドライバは追従走行を意
図していないと考えられる。そこで、自由走行を想定し
て予め用意された加速時用補正係数算出テーブルを検索
し、加速意志積算データACCSUMに対応した加速時
用補正係数KACCを求める。この場合、加速意志積算
データACCSUMに比例した加速時用補正係数KAC
Cが得られることとなる。ただし、過度な加速や加速不
足が生じないよう加速時用補正係数KACCは、一定の
上限値から下限値までの範囲内に制限される。
が所定値以下である場合には、ドライバは追従走行を意
図していないと考えられる。そこで、自由走行を想定し
て予め用意された加速時用補正係数算出テーブルを検索
し、加速意志積算データACCSUMに対応した加速時
用補正係数KACCを求める。この場合、加速意志積算
データACCSUMに比例した加速時用補正係数KAC
Cが得られることとなる。ただし、過度な加速や加速不
足が生じないよう加速時用補正係数KACCは、一定の
上限値から下限値までの範囲内に制限される。
【0061】一方、追従意志積算データADPTSUM
が所定値より大きい場合には、ドライバが追従走行を意
図していると考えられる。そこで、追従走行を想定して
予め用意された加速時用補正係数算出テーブルを検索
し、加速意志積算データACCSUMに対応した加速時
用補正係数KACCを求める。次にこの加速時用補正係
数KACC自体を補正するためのテーブル検索を行う。
さらに詳述すると、追従走行においては、前方車両との
車間距離を一定に保つよう前方車両との相対速度に応じ
て自車両の加速度の修正動作を行う必要があるため、本
実施形態では、この修正動作を行うための目標スロット
ル開度算出用補正係数のテーブルが予め用意されてい
る。そこで、このテーブルを検索し、相対速度データD
Dに対応した補正係数を求めるのである。そして、この
求めた補正係数を乗じることにより上記加速意志積算デ
ータACCSUMに対応した加速時用補正係数KACC
を補正する。以上の処理により、ドライバの加速意志を
反映し、かつ、追従走行に必要な補正の加味された加速
時用補正係数KACCが得られるのである。
が所定値より大きい場合には、ドライバが追従走行を意
図していると考えられる。そこで、追従走行を想定して
予め用意された加速時用補正係数算出テーブルを検索
し、加速意志積算データACCSUMに対応した加速時
用補正係数KACCを求める。次にこの加速時用補正係
数KACC自体を補正するためのテーブル検索を行う。
さらに詳述すると、追従走行においては、前方車両との
車間距離を一定に保つよう前方車両との相対速度に応じ
て自車両の加速度の修正動作を行う必要があるため、本
実施形態では、この修正動作を行うための目標スロット
ル開度算出用補正係数のテーブルが予め用意されてい
る。そこで、このテーブルを検索し、相対速度データD
Dに対応した補正係数を求めるのである。そして、この
求めた補正係数を乗じることにより上記加速意志積算デ
ータACCSUMに対応した加速時用補正係数KACC
を補正する。以上の処理により、ドライバの加速意志を
反映し、かつ、追従走行に必要な補正の加味された加速
時用補正係数KACCが得られるのである。
【0062】次に減速時用補正係数算出ルーチンR30
4では、減速意志積算データDECSUM、相対速度デ
ータDD、追従意志積算データADPSUM、加速度デ
ータDVから減速時用補正係数KDECを算出する。こ
のルーチンにおける減速時用補正係数KDECを算出手
順は、上記加速時用補正係数KACCの算出手順とほぼ
同様である。このルーチンの実行により、ドライバの減
速意志を反映し、かつ、追従走行に必要な補正の加味さ
れた減速時用補正係数KDECが得られる。
4では、減速意志積算データDECSUM、相対速度デ
ータDD、追従意志積算データADPSUM、加速度デ
ータDVから減速時用補正係数KDECを算出する。こ
のルーチンにおける減速時用補正係数KDECを算出手
順は、上記加速時用補正係数KACCの算出手順とほぼ
同様である。このルーチンの実行により、ドライバの減
速意志を反映し、かつ、追従走行に必要な補正の加味さ
れた減速時用補正係数KDECが得られる。
【0063】次に、減速時用補正係数算出ルーチンR3
04が終了すると、車速または車間距離に応じた補正係
数を算出するルーチンR305へ進む。このルーチンR
305において、追従意志積算データADPTSUMが
小さく、ドライバの追従意志が推認されない場合には、
定速走行時用補正係数KCRSを選択して補正係数KF
Bとする。一方、追従意志積算データADPTSUMが
大きく、ドライバの追従意志が推認される場合には、追
従走行時用補正係数KADPTを選択して補正係数KF
Bとする。
04が終了すると、車速または車間距離に応じた補正係
数を算出するルーチンR305へ進む。このルーチンR
305において、追従意志積算データADPTSUMが
小さく、ドライバの追従意志が推認されない場合には、
定速走行時用補正係数KCRSを選択して補正係数KF
Bとする。一方、追従意志積算データADPTSUMが
大きく、ドライバの追従意志が推認される場合には、追
従走行時用補正係数KADPTを選択して補正係数KF
Bとする。
【0064】次に、ルーチンR305が終了すると、ア
クセル開度に応じた補正係数を算出するルーチンR30
6へ進む。このルーチンR306では、マクロ環境推定
値KAPBASE、加速時用補正係数KACCおよび減
速時用補正係数KDECの3者を乗算し、アクセル開度
に応じた補正係数KFFを求める。
クセル開度に応じた補正係数を算出するルーチンR30
6へ進む。このルーチンR306では、マクロ環境推定
値KAPBASE、加速時用補正係数KACCおよび減
速時用補正係数KDECの3者を乗算し、アクセル開度
に応じた補正係数KFFを求める。
【0065】次に走行抵抗テーブル検索ルーチンR30
7では、走行抵抗テーブルの検索を行う。すなわち、本
実施形態においては、車速と当該車速において車両に作
用する走行抵抗との関係を表す走行抵抗テーブルがRO
M(図示略)に予め記憶されており、走行抵抗テーブル
検索ルーチンR307では、この走行抵抗テーブルから
現在における車速データVに対応した走行抵抗TRLを
検索するのである。
7では、走行抵抗テーブルの検索を行う。すなわち、本
実施形態においては、車速と当該車速において車両に作
用する走行抵抗との関係を表す走行抵抗テーブルがRO
M(図示略)に予め記憶されており、走行抵抗テーブル
検索ルーチンR307では、この走行抵抗テーブルから
現在における車速データVに対応した走行抵抗TRLを
検索するのである。
【0066】次に勾配推定ルーチンR308では、エン
ジン回転数データNE、吸気管負圧データPB、ギア比
データGRおよび走行抵抗TRLから車両が走行してい
る道路の勾配SLPを推定し、この勾配SLPに対応し
た勾配対応補正係数KDを算出する。この勾配対応補正
係数KDは、スロットル開度の目標値に対し、道路の勾
配に対応した補正を加えるための補正係数である。
ジン回転数データNE、吸気管負圧データPB、ギア比
データGRおよび走行抵抗TRLから車両が走行してい
る道路の勾配SLPを推定し、この勾配SLPに対応し
た勾配対応補正係数KDを算出する。この勾配対応補正
係数KDは、スロットル開度の目標値に対し、道路の勾
配に対応した補正を加えるための補正係数である。
【0067】次にコーナー半径推定ルーチンR309で
は、車速データVおよびヨーレートデータYRから車両
が走行している道路のコーナー半径(曲率半径)Rを推
定し、このコーナー半径Rに対応したコーナー補正係数
KRを算出する。このコーナー補正係数KRは、スロッ
トル開度の目標値に対し、車両が右折または左折しなが
ら進行するのに対応した補正を加えるための補正係数で
ある。
は、車速データVおよびヨーレートデータYRから車両
が走行している道路のコーナー半径(曲率半径)Rを推
定し、このコーナー半径Rに対応したコーナー補正係数
KRを算出する。このコーナー補正係数KRは、スロッ
トル開度の目標値に対し、車両が右折または左折しなが
ら進行するのに対応した補正を加えるための補正係数で
ある。
【0068】次に、ルーチンR309が終了すると、障
害物対応補正係数算出ルーチンR310に進む。この障
害物対応補正係数算出ルーチンR310の役割について
は既に説明したところであるが、ここでは図8に示すフ
ローチャートを参照し、その具体的な処理内容について
説明する。
害物対応補正係数算出ルーチンR310に進む。この障
害物対応補正係数算出ルーチンR310の役割について
は既に説明したところであるが、ここでは図8に示すフ
ローチャートを参照し、その具体的な処理内容について
説明する。
【0069】まず、ステップS701では、車速データ
Vが所定の下限値VLOWLMTよりも小さいか否かを
判断し、この判断結果が「YES」である場合にはステ
ップS702に進み、「NO」である場合にはステップ
S707に進む。このステップS701における判断処
理は、本願の特許請求の範囲に記載された「車両が停止
状態若しくは極低速走行状態にあることを検出する停止
状態検出手段」に対応している。そして、下限値VLO
WLMTは、「停止状態若しくは極低速状態」の判定の
ための基準値に相当するものであり、例えば2km/h
程度の値が用いられる。
Vが所定の下限値VLOWLMTよりも小さいか否かを
判断し、この判断結果が「YES」である場合にはステ
ップS702に進み、「NO」である場合にはステップ
S707に進む。このステップS701における判断処
理は、本願の特許請求の範囲に記載された「車両が停止
状態若しくは極低速走行状態にあることを検出する停止
状態検出手段」に対応している。そして、下限値VLO
WLMTは、「停止状態若しくは極低速状態」の判定の
ための基準値に相当するものであり、例えば2km/h
程度の値が用いられる。
【0070】次にステップS702に進むと、車間距離
データDが所定の下限値DLOWLMTよりも小さいか
否かを判断する。この判断結果が「YES」である場合
にはステップS703に進み、「NO」である場合には
ステップS707に進む。ここで、ステップS702に
おける下限値DLOWLMTは、車間距離データDに基
づいて、車両の前方または後方の至近距離内に障害物が
あるか否かを判定する際の基準値としての意義を有する
ものである。この下限値DLOWLMTとしては、車両
が確実に走行できる距離、例えば3m程度の値が用いら
れる。本願の特許請求の範囲には「障害物対応補正手
段」なる発明特定事項が記載されているが、下限値DL
OWLMTは、この「障害物対応補正手段」が目標スロ
ットル開度の補正を行うための要件の1つとして挙げて
いる「距離検出手段によって検出された距離が所定値よ
りも小さい場合」における「所定値」に相当するのであ
る。
データDが所定の下限値DLOWLMTよりも小さいか
否かを判断する。この判断結果が「YES」である場合
にはステップS703に進み、「NO」である場合には
ステップS707に進む。ここで、ステップS702に
おける下限値DLOWLMTは、車間距離データDに基
づいて、車両の前方または後方の至近距離内に障害物が
あるか否かを判定する際の基準値としての意義を有する
ものである。この下限値DLOWLMTとしては、車両
が確実に走行できる距離、例えば3m程度の値が用いら
れる。本願の特許請求の範囲には「障害物対応補正手
段」なる発明特定事項が記載されているが、下限値DL
OWLMTは、この「障害物対応補正手段」が目標スロ
ットル開度の補正を行うための要件の1つとして挙げて
いる「距離検出手段によって検出された距離が所定値よ
りも小さい場合」における「所定値」に相当するのであ
る。
【0071】次にステップS703に進むと、シフト位
置データATPOSIに基づき、シフト位置がN(ニュ
ートラル)またはP(パーキング)のいずれかであるか
否かを判断する。この判断結果が「YES」である場合
にはステップS707に進み、「NO」である場合には
ステップS704に進む。
置データATPOSIに基づき、シフト位置がN(ニュ
ートラル)またはP(パーキング)のいずれかであるか
否かを判断する。この判断結果が「YES」である場合
にはステップS707に進み、「NO」である場合には
ステップS704に進む。
【0072】次にステップS704に進むと、シフト位
置データATPOSIに基づき、シフト位置がR(リ
ア)か否かを判断する。この判断結果が「YES」であ
る場合にはステップS705に進み、「NO」である場
合にはステップS706に進む。
置データATPOSIに基づき、シフト位置がR(リ
ア)か否かを判断する。この判断結果が「YES」であ
る場合にはステップS705に進み、「NO」である場
合にはステップS706に進む。
【0073】以上説明した各ステップの判断により、車
速データVが所定の下限値VLOWLMT以上である場
合、車間距離データDが所定の下限値DLOWLMT以
上である場合またはシフト位置がN(ニュートラル)若
しくはP(パーキング)である場合には、ステップS7
07へ進むこととなり、障害物対応補正係数KOBSと
して「1.0」が設定される。すなわち、この場合、前
方の至近距離内に車両等の障害物がないかまたはエンジ
ンの駆動力が車輪に伝達されないシフトポジションにあ
るので、障害物対応の目標スロットル開度の補正は行わ
ないのである。
速データVが所定の下限値VLOWLMT以上である場
合、車間距離データDが所定の下限値DLOWLMT以
上である場合またはシフト位置がN(ニュートラル)若
しくはP(パーキング)である場合には、ステップS7
07へ進むこととなり、障害物対応補正係数KOBSと
して「1.0」が設定される。すなわち、この場合、前
方の至近距離内に車両等の障害物がないかまたはエンジ
ンの駆動力が車輪に伝達されないシフトポジションにあ
るので、障害物対応の目標スロットル開度の補正は行わ
ないのである。
【0074】そして、車速データVが所定の下限値VL
OWLMTより小さく、かつ、車間距離データDが所定
の下限値DLOWLMTよりも小さい場合であって、シ
フト位置がR(リバース)である場合にはステップS7
05へ進むこととなり、障害物対応補正係数KOBSと
して後進用の補正係数値KOBSRが設定される。この
補正係数値KOBSRは、極めて0に近い値若しくは0
である。
OWLMTより小さく、かつ、車間距離データDが所定
の下限値DLOWLMTよりも小さい場合であって、シ
フト位置がR(リバース)である場合にはステップS7
05へ進むこととなり、障害物対応補正係数KOBSと
して後進用の補正係数値KOBSRが設定される。この
補正係数値KOBSRは、極めて0に近い値若しくは0
である。
【0075】また、車速データVが所定の下限値VLO
WLMTより小さく、かつ、車間距離データDが所定の
下限値DLOWLMTよりも小さい場合であって、シフ
ト位置がN(ニュートラル)、P(パーキング)または
R(リバース)のいずれでもない場合、すなわち、車両
の前進駆動を行うシフト位置にある場合にはステップS
706へ進むこととなり、障害物対応補正係数KOBS
として前進用の補正係数値KOBSDが設定される。こ
の補正係数値KOBSDは、極めて0に近い値若しくは
0である。
WLMTより小さく、かつ、車間距離データDが所定の
下限値DLOWLMTよりも小さい場合であって、シフ
ト位置がN(ニュートラル)、P(パーキング)または
R(リバース)のいずれでもない場合、すなわち、車両
の前進駆動を行うシフト位置にある場合にはステップS
706へ進むこととなり、障害物対応補正係数KOBS
として前進用の補正係数値KOBSDが設定される。こ
の補正係数値KOBSDは、極めて0に近い値若しくは
0である。
【0076】このように障害物対応補正係数算出ルーチ
ンR310では、車両前方または後方の至近距離内に他
の車両等の障害物があり、シフト位置が走行レンジ(前
進駆動および後進駆動の双方を含む。)にある場合に
は、障害物対応補正係数KOBSとして、極めて0に近
い値若しくは0である補正係数値KOBSD(前進時)
または補正係数値KOBSR(後進時)が設定されるの
である。以上が障害物対応補正係数算出ルーチンR31
0の処理内容である。
ンR310では、車両前方または後方の至近距離内に他
の車両等の障害物があり、シフト位置が走行レンジ(前
進駆動および後進駆動の双方を含む。)にある場合に
は、障害物対応補正係数KOBSとして、極めて0に近
い値若しくは0である補正係数値KOBSD(前進時)
または補正係数値KOBSR(後進時)が設定されるの
である。以上が障害物対応補正係数算出ルーチンR31
0の処理内容である。
【0077】障害物対応補正係数算出ルーチンR310
が終了すると、補正係数算出ルーチンR300の全処理
が終了することとなる。そして、タイマインタラプトル
ーチンにおける目標スロットル開度算出ルーチンR40
1に進むこととなる。
が終了すると、補正係数算出ルーチンR300の全処理
が終了することとなる。そして、タイマインタラプトル
ーチンにおける目標スロットル開度算出ルーチンR40
1に進むこととなる。
【0078】この目標スロットル開度算出ルーチンR4
01では、その時点で得られているアクセル開度に応じ
た補正係数KFF、車速または車間距離に応じた補正係
数KFBおよび安定度αを用いて、次の演算式に従い、
目標スロットル開度THFFを算出する。 THFF=KFF・KFB・α ……(4)
01では、その時点で得られているアクセル開度に応じ
た補正係数KFF、車速または車間距離に応じた補正係
数KFBおよび安定度αを用いて、次の演算式に従い、
目標スロットル開度THFFを算出する。 THFF=KFF・KFB・α ……(4)
【0079】次に山岳屈曲路対応補正ルーチンR402
では、次式に示すように、コーナー補正係数KRおよび
勾配補正係数KDによる上記目標スロットル開度THF
Fの補正が行われ、補正後の目標スロットル開度TH0
が求められる。 TH0=KR・KD・THFF ……(5)
では、次式に示すように、コーナー補正係数KRおよび
勾配補正係数KDによる上記目標スロットル開度THF
Fの補正が行われ、補正後の目標スロットル開度TH0
が求められる。 TH0=KR・KD・THFF ……(5)
【0080】次に障害物対応補正ルーチンR403で
は、次式に示すように、障害物対応補正係数KOBSに
よる上記目標スロットル開度TH0の補正が行われ、最
終的な目標スロットル開度THが求められる。 TH=KOBS・TH0 ……(6)
は、次式に示すように、障害物対応補正係数KOBSに
よる上記目標スロットル開度TH0の補正が行われ、最
終的な目標スロットル開度THが求められる。 TH=KOBS・TH0 ……(6)
【0081】ここで、補正係数KOBSは、既に図8を
参照して説明したように、車速データV、車間距離デー
タDおよびシフト位置データATPOSIのみから算出
され、この算出過程には統計処理のような長時間を要す
る演算処理が含まれていない。従って、車両の発進時ま
たは極低速走行からの再加速時等において車両の前方ま
たは後方の至近距離内に他の車両等の障害物があるよう
な走行環境となった場合に、この障害物対応補正係数算
出ルーチンR310により、直ちに補正係数KOBSが
極めて小さな値とされ、目標スロットル開度THを強制
的に減少させる動作が行われるのである。
参照して説明したように、車速データV、車間距離デー
タDおよびシフト位置データATPOSIのみから算出
され、この算出過程には統計処理のような長時間を要す
る演算処理が含まれていない。従って、車両の発進時ま
たは極低速走行からの再加速時等において車両の前方ま
たは後方の至近距離内に他の車両等の障害物があるよう
な走行環境となった場合に、この障害物対応補正係数算
出ルーチンR310により、直ちに補正係数KOBSが
極めて小さな値とされ、目標スロットル開度THを強制
的に減少させる動作が行われるのである。
【0082】このようにして最終的な目標スロットル開
度THが得られ、図1に示すスロットル開度制御部B1
03により、この目標スロットル開度THに基づくスロ
ットル開度の制御が行われるのである。
度THが得られ、図1に示すスロットル開度制御部B1
03により、この目標スロットル開度THに基づくスロ
ットル開度の制御が行われるのである。
【0083】以上がタイマ割込みにより実行される全処
理の内容である。このような処理がタイマ割込み信号が
与えられる毎に実行され、スロットル開度の制御が行わ
れるのである。
理の内容である。このような処理がタイマ割込み信号が
与えられる毎に実行され、スロットル開度の制御が行わ
れるのである。
【0084】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、これはあくまでも例示であり、同実施形態に様々
な改良を加えて実施しても良い。例えば、上記実施形態
において、障害物対応補正手段により目標スロットル開
度が補正されているときに、警告灯、警告音等によりド
ライバに認知させる装置を運転席近傍に設けてもよい。
これにより、上記目標スロットル開度が補正されている
ときのドライバによる不要なアクセル操作の繰り返しを
防止することができる。
たが、これはあくまでも例示であり、同実施形態に様々
な改良を加えて実施しても良い。例えば、上記実施形態
において、障害物対応補正手段により目標スロットル開
度が補正されているときに、警告灯、警告音等によりド
ライバに認知させる装置を運転席近傍に設けてもよい。
これにより、上記目標スロットル開度が補正されている
ときのドライバによる不要なアクセル操作の繰り返しを
防止することができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両の発進時または極低速走行からの再加速時等におい
て車両の前方または後方の至近距離内に他の車両等の障
害物があるような走行環境となった場合には、直ちにス
ロットル開度を小さな値に補正する制御が行われるた
め、車両を制御する上でのドライバの不要なアクセル操
作等の負担を軽減することができるという効果が得られ
る。
車両の発進時または極低速走行からの再加速時等におい
て車両の前方または後方の至近距離内に他の車両等の障
害物があるような走行環境となった場合には、直ちにス
ロットル開度を小さな値に補正する制御が行われるた
め、車両を制御する上でのドライバの不要なアクセル操
作等の負担を軽減することができるという効果が得られ
る。
【図1】 この発明の一実施形態である車両の駆動力制
御装置の構成を示すブロック図である。
御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態におけるスロットル開度目標値算
出部の機能構成を示すブロック図である。
出部の機能構成を示すブロック図である。
【図3】 同実施形態におけるタイマインタラプトルー
チンの処理内容を示すフローチャートである。
チンの処理内容を示すフローチャートである。
【図4】 同実施形態における運転パラメータ算出ルー
チンの処理内容を示すフローチャートである。
チンの処理内容を示すフローチャートである。
【図5】 同実施形態における補正係数算出ルーチンの
処理内容を示すフローチャートである。
処理内容を示すフローチャートである。
【図6】 同実施形態における平均車速算出ルーチンに
おける演算内容をハードウェア的に示したブロック図で
ある。
おける演算内容をハードウェア的に示したブロック図で
ある。
【図7】 同実施形態におけるファジー推論による加速
意志の推定手順を説明する図である。
意志の推定手順を説明する図である。
【図8】 同実施形態における障害物対応補正係数算出
ルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
ルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
B100 駆動力制御装置 B102 スロットル開度目標値算出部 R401 目標スロットル開度算出ルーチン R402 山岳屈曲路対応補正ルーチン(以上、演算
手段) R403 障害物対応補正ルーチン R310 障害物対応補正係数算出ルーチン(以上、
障害物対応補正手段) SE9 シフト位置センサ(シフト位置検出手段) SE2 車間距離センサ(距離検出手段)
手段) R403 障害物対応補正ルーチン R310 障害物対応補正係数算出ルーチン(以上、
障害物対応補正手段) SE9 シフト位置センサ(シフト位置検出手段) SE2 車間距離センサ(距離検出手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 アクセル操作に対応した目標スロットル
開度を演算する演算手段を有し、該目標スロットル開度
に従って車両のエンジンのスロットル開度を制御する駆
動力制御装置において、 前記車両が停止状態若しくは極低速走行状態にあること
を検出する停止状態検出手段と、 前記車両の前方または後方の障害物までの距離を検出す
る距離検出手段と、 シフト位置を検出するシフト位置検出手段と、 前記車両が停止状態若しくは極低速走行状態にあること
が前記停止状態検出手段によって検出され、かつ、前記
シフト位置検出手段によって検出されたシフト位置が走
行レンジに属する場合に、前記エンジンのスロットル開
度の制御において設定する目標スロットル開度を前記距
離検出手段によって検出された距離に応じて減少補正す
る障害物対応補正手段とを具備することを特徴とする車
両の駆動力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP992598A JPH11210513A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 車両の駆動力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP992598A JPH11210513A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 車両の駆動力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11210513A true JPH11210513A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11733669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP992598A Pending JPH11210513A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 車両の駆動力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11210513A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004232538A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-19 | Nissan Motor Co Ltd | 車両のエンジン自動停止再始動制御装置 |
| CN110325823A (zh) * | 2017-01-12 | 2019-10-11 | 御眼视觉技术有限公司 | 基于规则的导航 |
-
1998
- 1998-01-21 JP JP992598A patent/JPH11210513A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004232538A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-19 | Nissan Motor Co Ltd | 車両のエンジン自動停止再始動制御装置 |
| CN110325823A (zh) * | 2017-01-12 | 2019-10-11 | 御眼视觉技术有限公司 | 基于规则的导航 |
| CN110325823B (zh) * | 2017-01-12 | 2023-08-29 | 御眼视觉技术有限公司 | 基于规则的导航 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070529 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20070723 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070814 |