JPH11210567A - 内燃機関における排ガス再循環装置 - Google Patents

内燃機関における排ガス再循環装置

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JPH11210567A
JPH11210567A JP10009347A JP934798A JPH11210567A JP H11210567 A JPH11210567 A JP H11210567A JP 10009347 A JP10009347 A JP 10009347A JP 934798 A JP934798 A JP 934798A JP H11210567 A JPH11210567 A JP H11210567A
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JP
Japan
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exhaust gas
intake port
swirl
combustion chamber
cylinder head
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Application number
JP10009347A
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English (en)
Inventor
Junji Yamano
順司 山野
Yasuyuki Kimura
泰之 木村
Teruo Kobayashi
輝夫 小林
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】燃焼室内の点火プラグに向けて気流を導く少な
くとも1つの吸気ポート、ならびに前記燃焼室内の点火
プラグから離反した位置で気流を旋回せしめる少なくと
も1つのスワール生成用吸気ポートを含む複数の吸気ポ
ートが設けられるシリンダヘッドと、各吸気ポートを個
別に開閉可能としてシリンダヘッドに配設される複数の
吸気弁とを備える内燃機関において、内燃機関の失火や
ドライバビリティの悪化を招くことを回避しつつ、排ガ
ス再循環量の増量を可能とし、NOxおよび燃費の低減
を図る。 【解決手段】燃焼室22から排出される排ガスの一部を
噴出する排ガス噴出孔87が、スワール生成用吸気ポー
ト282 に開口してシリンダヘッド17に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼室内の点火プ
ラグに向けて気流を導く少なくとも1つの吸気ポート、
ならびに前記燃焼室内の点火プラグから離反した位置で
気流を旋回せしめる少なくとも1つのスワール生成用吸
気ポートを含む複数の吸気ポートが設けられるシリンダ
ヘッドと、各吸気ポートを個別に開閉可能としてシリン
ダヘッドに配設される複数の吸気弁とを備える内燃機関
に関し、特に燃焼室からの排ガスの一部を再循環させる
ための排ガス再循環装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃焼室内の点火プラグに向けて気
流を導く少なくとも1つの吸気ポート、ならびに前記燃
焼室内の点火プラグから離反した位置で気流を旋回せし
める少なくとも1つのスワール生成用吸気ポートがシリ
ンダヘッドに設けられる内燃機関は、たとえば特開平2
−267320号公報等により既に知られており、この
ような内燃機関において、燃焼室からの排ガスの一部
は、各吸気ポートに均等に分配されて燃焼室に再循環さ
せられるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、排ガス再循
環量を多くすればNOxおよび燃費の低減を図ることが
可能であることが従来から知られているのであるが、上
記従来のように、各吸気ポートに均等に排ガスを分配す
るようにしたものでは、排ガス再循環量を多くすること
により内燃機関の失火が生じたり、ドライバビリティの
悪化を招くので、排ガス再循環量の増量には限界があ
り、したがってNOxおよび燃費の低減にも限界があっ
た。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、内燃機関の失火やドライバビリティの悪化を
招くことを回避しつつ、排ガス再循環量の増量を可能と
し、NOxおよび燃費の低減を図ることを可能とした内
燃機関における排ガス再循環装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、燃焼室内の点火プラグに向
けて気流を導く少なくとも1つの吸気ポート、ならびに
前記燃焼室内の点火プラグから離反した位置で気流を旋
回せしめる少なくとも1つのスワール生成用吸気ポート
を含む複数の吸気ポートが設けられるシリンダヘッド
と、各吸気ポートを個別に開閉可能としてシリンダヘッ
ドに配設される複数の吸気弁とを備える内燃機関におい
て、燃焼室から排出される排ガスの一部を噴出する排ガ
ス噴出孔が、前記スワール生成用吸気ポートに開口して
シリンダヘッドに設けられることを特徴とする。
【0006】このような請求項1記載の発明の構成によ
れば、燃焼室で燃焼し難い再循環ガスを点火プラグから
離反させるようにして燃焼室内に導入することができ、
内燃機関の失火やドライバビリティの悪化を招くことを
回避しつつ、大量の再循環ガスを燃焼室に導入すること
ができ、N0xの低減を図ることが可能となるとともに
燃費の低減を図ることができる。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、前記点火プラグに向
けて気流を導く吸気ポート側に燃料を噴射するが、前記
スワール生成用吸気ポートへの燃料の供給を不能とした
位置でシリンダヘッドに燃料噴射弁が取付けられること
を特徴とし、かかる構成によれば、燃料および空気の混
合気を点火プラグ付近に集中させて燃焼効率を向上する
ことができる。
【0008】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の構成に加えて、前記点火プラグ
が燃焼室内の中央部に配置され、前記スワール生成用吸
気ポートが、燃焼室の内壁面に沿うスワールを燃焼室内
に生成すべく燃焼室に接続されることを特徴とし、かか
る構成によれば、再循環ガスを点火プラグからより効果
的に遠ざけることが可能であり、したがってより大量の
再循環ガスを燃焼室に導入して、N0xおよび燃費をよ
り効果的に低減することができる。
【0009】さらに請求項4記載の発明によれば、上記
請求項3記載の発明の構成に加えて、前記排ガス噴出孔
が、前記スワール生成用吸気ポートの内壁面のうち、ス
ワール生成用吸気ポートならびに該スワール生成用吸気
ポートに隣接する吸気ポート間を区画する隔壁に対向す
る側に開口されることを特徴とし、かかる構成によれ
ば、再循環ガスを点火プラグからさらに効果的に遠ざけ
ることが可能であり、したがってより大量の再循環ガス
を燃焼室に導入して、N0xおよび燃費をより効果的に
低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0011】図1ないし図11は本発明の一実施例を示
すものであり、図1は内燃機関の要部縦断面図、図2は
図1の2─2線断面図、図3は図1の3─3線断面図、
図4は図1の4─4線断面図、図5は図1の5−5線断
面図、図6は図1の6─6線に沿う吸気側動弁装置の断
面図、図7は図6の7−7線断面図、図8は図2の8−
8線に沿うシリンダヘッドおよびシリンダブロックの断
面図、図9は図2の9−9線に沿うシリンダヘッドおよ
ひシリンダブロックの断面図、図10は図5の10−1
0線断面図、図11はシリンダヘッドおよびシリンダブ
ロックの合わせ面付近を図2の11─11線に沿って示
す断面図である。
【0012】先ず図1ないし図5において、この内燃機
関は、たとえば4気筒の内燃機関であり、シリンダブロ
ック15には4つのシリンダC,C…が並列して設けら
れる。該シリンダブロック15の上面に設けられた合わ
せ面16と、シリンダヘッド17の下面に設けられた合
わせ面18とは、相互間にガスケット19を介在させて
締結される。すなわちシリンダブロック15およびシリ
ンダヘッド17は、相互間にガスケット19を介在させ
て複数のボルト20,20…により締結される。
【0013】シリンダヘッド17の下面には、シリンダ
ブロック15の各シリンダC,C…に摺動自在に嵌合さ
れるピストン21…の頂部との間に燃焼室22…をそれ
ぞれ形成するための凹部23…が設けられる。またシリ
ンダヘッド17の幅方向(図1の左右方向)一側には各
シリンダC,C…に1つずつ対応した吸気開口端24,
24…が設けられ、シリンダヘッド17の幅方向他側に
は各シリンダC,C…に1つずつ対応した排気開口端2
5,25…が設けられる。さらにシリンダヘッド17に
は、燃焼室22…の中央部に配置される点火プラグ26
…をそれぞれ挿入、装着せしめるための点火プラグ取付
け孔27…が、前記凹部23…に開口するようにして設
けられる。
【0014】各シリンダCに対応する部分毎にシリンダ
ヘッド17には、燃焼室22内の中央部の点火プラグ2
6に向けて気流を導くべくほぼ直線状に延びるストレー
ト吸気ポート281 と、燃焼室22内において点火プラ
グ26から離反した位置で気流を旋回せしめるべく螺旋
状に形成されるスワール生成用吸気ポート282 とが、
吸気開口端24に共通に連なるようにして設けられると
ともに、燃焼室22からの排ガスを排出する一対の排気
ポート29,29が排気開口端25に共通に連なるよう
にして設けられる。
【0015】またシリンダヘッド17には、各燃焼室2
2…毎に1つずつの燃料噴射弁V…が取付けられてお
り、各燃料噴射弁V…は、点火プラグ26に向けて気流
を導くストレート吸気ポート281 側に燃料を噴射する
が、スワール生成用吸気ポート282 への燃料の供給を
不能とした位置でシリンダヘッド17に取付けられる。
【0016】ストレート吸気ポート281 を開閉可能な
第1吸気弁301 ならびにスワール生成用吸気ポート2
2 を開閉可能な第2吸気弁302 は、弁ばね31…に
より閉弁方向に付勢されてシリンダヘッド17に支持さ
れ、また各排気ポート29…をそれぞれ開閉可能な排気
弁32…は、弁ばね33…により閉弁方向に付勢されて
シリンダヘッド17に支持される。
【0017】第1および第2吸気弁301 ,302 の上
端には吸気側動弁装置34Iが連結され、各排気弁32
…の上端には、各排気弁32…に個別に対応した一対の
ロッカアーム35…およびカム軸36を含む従来周知の
排気側動弁装置34Eが連結される。
【0018】図6および図7において、吸気側動弁装置
34Iは、排気側動弁装置34Eと共通であるカム軸3
6と、該カム軸36の回転に応じて作動する第1および
第2ロッカアーム37,38と、固定のロッカアーム軸
39とを備え、両ロッカアーム37,38は、排気側動
弁装置34Eのロッカアーム35…と共通にしてロッカ
アーム軸39に揺動可能に支持される。
【0019】第1ロッカアーム37は、ストレート吸気
ポート281 を開閉可能な第1吸気弁301 に連動、連
結され、また第2ロッカアーム38は、スワール生成用
吸気ポート282 を開閉可能な第2吸気弁302 に連
動、連結されるものであり、第1および第2ロッカアー
ム37,38には、各吸気弁301 ,302 の上端に当
接するタペットねじ40…が進退位置を調整可能として
それぞれ螺合される。
【0020】カム軸36には、第1ロッカアーム37に
対応した第1動弁カム41と、第2ロッカアーム38に
対応した第2動弁カム42とが設けられる。第1動弁カ
ム41は、機関の低速運転域で第1吸気弁301 をわず
かに開閉せしめるように形成され、また第2動弁カム4
2は、機関の低速運転域で第2吸気弁302 を開閉作動
せしめるとともに機関の高速運転域で両吸気弁301
302 をともに開閉作動せしめるカムプロフィルを有す
るように形成される。
【0021】第1ロッカアーム37において、その揺動
軸線すなわちロッカアーム軸39の軸線に関して第1吸
気弁301 とは反対側の端部には、第1動弁カム41に
直接接触するカムスリッパ44が一体に設けられる。ま
た第2ロッカアーム38において、その揺動軸線に関し
て第2吸気弁302 とは反対側の端部には円筒状のロー
ラ軸45が装着されており、そのローラ軸45で回転自
在に支持された円筒状のローラ46が第2動弁カム42
に転り接触する。
【0022】第2ロッカアーム38には、第1ロッカア
ーム37側に開放した有底の嵌合穴48がロッカアーム
軸39と平行に設けられ、該嵌合穴48の閉塞端中央部
には挿通孔49が同軸に設けられる。この嵌合穴48に
は、円筒状であるローラ軸45が、嵌合穴48内での軸
線まわりの回転を可能として嵌合され、ローラ軸45は
嵌合穴48の閉塞端内面で受けられる。しかもローラ軸
45には、挿通孔49を同軸に貫通する小径円筒部45
aが同軸にかつ一体に設けられており、小径円筒部45
aの外周に装着された止め輪50が前記閉塞端外面に係
合される。
【0023】また第2ロッカアーム38には、嵌合穴4
8の中間部を横断するようにしてスリット51が設けら
れており、このスリット51にはローラ軸45を同軸に
囲繞するようにしてローラ46が配置され、該ローラ4
6とローラ軸45との間に複数のニードルベアリング5
2…が介在せしめられる。したがってローラ46がロー
ラ軸45で回転自在に支持されることになる。
【0024】相互に隣接配置されている第1および第2
ロッカアーム37,38には、両ロッカアーム37,3
8の連結および連結解除を切換可能な連結切換手段54
が設けられており、この連結切換手段54により、機関
の低速運転域で両ロッカアーム37,38を相対作動さ
せる状態と、機関の高速運転域で両ロッカアーム37,
38を連動して作動させる状態とが切換えられる。
【0025】連結切換手段54は、両ロッカアーム3
7,38の連結および連結解除を切換える連結ピストン
55と、両ロッカアーム37,38を連結する位置側へ
の前記連結ピストン55の移動を規制する規制部材56
と、該規制部材56および前記連結ピストン55を連結
解除側に向けて弾発するばね力を発揮する戻しばね57
とを備える。
【0026】第2ロッカアーム38のローラ軸45に対
応する部分で第1ロッカアーム37には、第2ロッカア
ーム38側に開放した有底の摺動穴58がロッカアーム
軸39と平行に延びるようにして設けられており、連結
ピストン55が該摺動穴58に摺動可能に嵌合される。
この連結ピストン55の一端と摺動穴58の閉塞端との
間で第1ロッカアーム37内には油圧室59が形成され
ており、連結ピストン55は、油圧室59の油圧増大に
応じて第2ロッカアーム38のローラ軸45に他端部を
嵌合せしめることを可能として摺動穴58に摺動可能に
嵌合される。
【0027】ところで、ロッカアーム軸39内には給油
路60が同軸に設けられており、この給油路60には、
高油圧および低油圧を択一的に切換えて供給可能であ
る。しかも第1ロッカアーム37に対応する部分でロッ
カアーム軸39の外周には給油路60に通じる環状溝6
1が設けられており、第1ロッカアーム37には、その
第1ロッカアーム37の揺動状態にかかわらず、前記環
状溝61すなわち給油路60を油圧室59に通じさせる
連通路62が形成される。
【0028】規制部材56は連結ピストン55とは反対
側を開放した帽状に形成されるものであり、この規制部
材56の一端が連結ピストン55の他端に同軸に連接さ
れる。しかも規制部材56の開口端側すなわち他端側に
は半径方向外方に張出したフランジ部56aが設けられ
ており、ローラ軸45の内面で前記フランジ部56aを
案内するようにして規制部材56がローラ軸45に摺動
可能に嵌合される。
【0029】ローラ軸45の内面には、該ローラ軸45
で支持されるローラ46の軸方向中間部に対応した位置
で半径方向内方に張出す支持壁部45bが一体に設けら
れており、この支持壁部45bと規制部材56との間に
設けられるようにして戻しばね57がローラ軸45内に
収納される。而して両ロッカアーム37,38を連結す
る位置側への連結ピストン55の移動に伴なう規制部材
56の移動は、該支持壁部45bに規制部材56が接触
することにより規制される。またローラ軸45の一端側
内面には、規制部材56がローラ軸45から離脱するの
を阻止すべく、該規制部材56のフランジ部56aに係
合可能な止め輪63が装着される。
【0030】このような連結切換手段54において、機
関の低速運転域では油圧室59の油圧は低圧に制御され
ており、連結ピストン55および規制部材56の接触端
面は、第1および第2ロッカアーム37,38間に対応
する位置に在る。したがって両ロッカアーム37,38
は相対揺動可能な状態にあり、第1吸気弁301 が第1
動弁カム41によって開閉作動せしめられるとともに、
第2吸気弁302 が第2動弁カム42に応じた作動特性
で開閉駆動されることになる。
【0031】また機関の高速運転域では、油圧室59の
油圧が高圧に制御され、連結ピストン55は規制部材5
6を押圧しながら第2ロッカアーム38のローラ軸45
に嵌合する。したがって両ロッカアーム37,38は連
結ピストン55を介して一体的に連結された状態とな
り、両吸気弁301 ,302 は第2動弁カム42に応じ
た作動特性で開閉駆動されることになる。
【0032】図8ないし図11を併せて参照して、各シ
リンダC,C…の配列方向に沿う一端側のシリンダCに
おける一方の排気ポート29から排出される排ガスの一
部は、各燃焼室22…に制御弁64を介して還流せしめ
られるものであり、シリンダヘッド17には、制御弁6
4を取付ける弁支持部65が一体に設けられる。
【0033】前記弁支持部65は、前記各シリンダC,
C…の配列方向に沿う一端側におけるシリンダヘッド1
7の幅方向一側に、側方に突出するようにして一体に連
設されるものであり、該弁支持部65には、弁取付座6
6が、シリンダブロック15とは反対側に臨むようにし
て形成される。而して制御弁64は、シリンダブロック
15およびシリンダヘッド17を相互に締結する複数の
ボルト20,20…のうちの1つと、該ボルト16とは
異なる他のボルト67とにより弁取付座66に締結され
る。
【0034】シリンダヘッド17には、各シリンダC,
C…の配列方向に沿う一端側のシリンダCにおける一方
の排気ポート29に一端を通じさせるとともに他端を弁
取付座66に開口させた排ガス通路68が設けられてお
り、該排ガス通路68は、前記排気ポート21に一端を
通じさせてシリンダヘッド17の幅方向一側に向けて一
直線状に延びる第1通路69と、一端を第1通路69に
通じさせるとともに他端をシリンダヘッド17のシリン
ダブロック15との合わせ面18に開口させるようにし
て一直線状に延びる第2通路70と、一端を第2通路7
0に通じさせて弁支持部65内を一直線状に延びる第3
通路71と、一端を第3通路71に通じさせるとともに
他端を弁取付座66に開口させて一直線状に延びる第4
通路72とで構成される。
【0035】シリンダヘッド17の幅方向一側への第1
通路69の他端開口部は閉塞部材73で閉塞される。第
2通路70の一端は前記閉塞部材73の近傍で第1通路
69に連通されており、該第2通路70の合わせ面18
への他端開口部は、シリンダブロック15およびシリン
ダヘッド17が締結されたときにシリンダブロック15
およびシリンダヘッド17間に挟持されるガスケット1
9で閉塞される。第3通路71の一端は、第2通路70
の他端部に連通されており、弁支持部65の側面への第
3通路71の他端開口部は閉塞部材74で閉塞される。
さらに第4通路72の一端は第3通路71の中間部に連
通されており、制御弁64は、第4通路72の弁取付座
66への開口端に通じるようにして弁取付座66に締結
される。
【0036】このようにして、1つの排気ポート29か
ら導出される排ガスの一部が、第1ないし第4通路69
〜72から成る排ガス通路68を経て制御弁64に導か
れる。
【0037】弁支持部65には、有底の孔として形成さ
れる第5通路75が一端を弁取付座66に開口するよう
にして設けられており、制御弁64からの排ガスが第5
通路75に導入される。また弁支持部65には、中間部
を第5通路75に連通させるようにして一直線状に延び
る第6通路76が、弁支持部65の側面への一端開口部
が閉塞部材77で閉塞されるようにして設けられてお
り、シリンダヘッド17には、前記第6通路76の他端
に一端を通じさせるとともに他端を合わせ面18に開口
させるようにして一直線状に延びる第7通路78が設け
られ、第7通路78の他端は分配通路79に連通され
る。
【0038】分配通路79は、シリンダブロック15お
よびシリンダヘッド17の合わせ面16,18間に形成
されるものであり、各シリンダC,C…の配列方向に沿
って長く延びるようにしてシリンダブロック15の合わ
せ面16に形成される溝80と、シリンダブロック15
およびシリンダヘッド17間に挟持されるガスケット1
9と、シリンダヘッド17の合わせ面18に形成される
溝81とで構成される。
【0039】而して分配通路79は、シリンダブロック
15の溝80ならびに該溝80を塞ぐガスケット19間
に形成されて各シリンダC,C…の配列方向に沿って長
く延びる第1集合通路部82と、前記第7通路78の他
端を第1集合通路部82に連通させるべくガスケット1
9に設けられる第1連通孔83と、シリンダヘッド17
の溝80および該溝80を塞ぐガスケット19間に形成
されて各シリンダC,C…の配列方向に沿う中間部に配
置される第2集合通路部84と、第1集合通路部82を
第2集合通路部84に連通させるべくガスケット19に
設けられる第2連通孔85と、シリンダヘッド17の溝
81およびガスケット19間に形成されるとともに第2
集合通路部84から分岐されて各シリンダC,C…のス
ワール生成用吸気ポート282 に対応する位置まで延び
る分岐通路部861 ,862 …とから成る。
【0040】さらに各分岐通路部861 ,862 …の先
端に一端をそれぞれ通じさせる排ガス噴出孔87…がシ
リンダヘッド17に設けられており、それらの排ガス噴
出孔87…の他端が各スワール生成用吸気ポート282
…にそれぞれ開口される。しかも各排ガス噴出孔87…
は、前記スワール生成用吸気ポート282 …の内壁面の
うち、スワール生成用吸気ポート282 と、該スワール
生成用吸気ポート28に隣接するストレート吸気ポート
281 との間を区画する隔壁88に対向する側、すなわ
ちストレート吸気ポート281 とは反対側に開口され
る。さらに各排ガス噴出孔87…は、燃焼室22に極力
近接した位置でスワール生成用吸気ポート282 の内壁
面に開口されている。
【0041】次にこの実施例の作用について説明する
と、複数の燃焼室22…の1つから排出される排ガスの
一部は、制御弁64で制御されて各燃焼室22…に還流
されるのであるが、各燃焼室22…に導入される再循環
ガスは、スワール生成用吸気ポート282 …に開口する
排ガス噴出孔87…から噴出される。したがって燃焼室
22…内で燃焼し難い再循環ガスを点火プラグ26…か
ら離反させるようにして燃焼室22…内に導入すること
ができ、内燃機関の失火やドライバビリティの悪化を招
くことを回避しつつ、大量の再循環ガスを燃焼室22…
に導入することができ、N0xの低減を図ることが可能
となるとともに燃費の低減を図ることができる。
【0042】また点火プラグ26…は燃焼室22…内の
中央部に配置されるものであり、スワール生成用吸気ポ
ート282 …が、燃焼室22の内壁面に沿うスワールを
燃焼室22…内に生成すべく燃焼室22…に接続される
ものであるので、再循環ガスを点火プラグ26…からよ
り効果的に遠ざけることが可能であり、したがってより
大量の再循環ガスを燃焼室22…に導入して、N0xお
よび燃費をより効果的に低減することができる。
【0043】排ガス噴出孔87…は、スワール生成用吸
気ポート282 …の内壁面のうち、スワール生成用吸気
ポート282 およびストレート吸気ポート281 間を区
画する隔壁88に対向する側、すなわちストレート吸気
ポート281 とは反対側で開口するようにして、シリン
ダヘッド17に設けられるので、再循環ガスを点火プラ
グ26…からさらに効果的に遠ざけることが可能であ
り、したがってより大量の再循環ガスを燃焼室に導入し
て、N0xおよび燃費をより効果的に低減することがで
きる。しかも各排ガス噴出孔87…が、燃焼室22に極
力近接した位置でスワール生成用吸気ポート282 の内
壁面に開口されていることにより、再循環ガスがストレ
ート吸気ポート281 側に流れることが極力防止され
る。
【0044】さらに燃料噴射弁V…は、点火プラグ26
…に向けて気流を導くストレート吸気ポート281 …側
に燃料を噴射するが、スワール生成用吸気ポート282
…への燃料の供給を不能とした位置でシリンダヘッド1
7に取付けられるので、燃料および空気の混合気を点火
プラグ26…付近に集中させて燃焼効率を向上すること
ができる。
【0045】ところで、シリンダヘッド17に一体に設
けられる弁支持部65に、シリンダブロック15とは反
対側に臨む弁取付座66が形成され、上記制御弁64は
弁取付座66に締結される。したがって排気ポート29
からスワール生成用吸気ポート282 …までの排ガスを
導く距離を比較的短くすることが可能となり、それによ
り排ガスがスワール生成用吸気ポート282 …に達する
時間を短縮して希薄燃焼の内燃機関に必要とされる排ガ
ス再循環の応答性を高めることができるとともに、排ガ
スの温度低下を極力抑えることができ、制御弁64にお
いて排ガス温度低下に伴なうカーボン固着が生じること
もない。
【0046】しかも制御弁64は、シリンダヘッド11
およびシリンダブロック13を締結する複数のボルト2
0,20…のうちの1つと、他のボルト67とで、弁取
付座66に締結されるので、制御弁64が剛性の高いシ
リンダブロック15にシリンダヘッド17とともに締結
されることになり、制御弁64の弁取付座66への締結
剛性を充分に高めることができる。さらに制御弁64が
シリンダブロック15およびシリンダヘッド17に共締
めされるので、制御弁64を弁取付座66に締結するボ
ルトの本数を低減することが可能となり、制御弁64を
弁取付座66に締結するボルトを配置すべく弁取付座6
6に確保すべきスペースを減少させて制御弁64の弁取
付座66への締結構造をコンパクト化することができ
る。
【0047】またシリンダブロック15およびシリンダ
ヘッド17の合わせ面16,14間に、各シリンダC,
C…に対応した複数のスワール生成用吸気ポート282
…に制御弁64からの排ガスを分配する分配通路79が
形成されているので、分配通路79を制御弁64に充分
に近い位置に配置することが可能であり、排気ポート2
9からスワール生成用吸気ポート282 …まで排ガスを
導く距離をより一層短くし、各スワール生成用吸気ポー
ト282 …に再循環ガスを効率よく還流することができ
る。
【0048】さらに排気ポート29から制御弁64まで
排ガスを導く排ガス通路68が、一直線状にそれぞれ延
びる第1ないし第4通路69〜72の組み合わせから成
る通路構成となっているので、排ガス通路68の通路構
成を単純化して加工を容易とすることができる。しかも
前記各通路69〜72のうちの第2通路70の他端がシ
リンダヘッド17の合わせ面18に開口されており、該
合わせ面18への開口端がガスケット19で閉塞される
ので、ボール等の閉塞部材を用いることなく第2通路7
0の開口端を閉塞して部品点数の低減を可能とし、しか
もシリンダブロック15およびシリンダヘッド17が複
数のボルト20,20…で強固に締結されるものである
ので、第2通路70の開口端閉塞部のシール性を向上す
ることができる。
【0049】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0050】たとえば本発明は、多気筒内燃機関だけで
なく単気筒の内燃機関にも適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、燃焼室で燃焼し難い再循環ガスを点火プラグから離
反させるようにして燃焼室内に導入するようにし、内燃
機関の失火やドライバビリティの悪化を招くことを回避
しつつ、大量の再循環ガスを燃焼室に導入することを可
能とし、N0xの低減を図ることが可能となるとともに
燃費の低減を図ることができる。
【0052】また請求項2記載の発明によれば、燃料お
よび空気の混合気を点火プラグ付近に集中させて燃焼効
率を向上することができる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、再循環ガス
を点火プラグからより効果的に遠ざけることが可能であ
り、より大量の再循環ガスを燃焼室に導入して、N0x
および燃費をより効果的に低減することができる。
【0054】さらに請求項4記載の発明によれば、再循
環ガスを点火プラグからさらに効果的に遠ざけることが
可能であり、したがってより大量の再循環ガスを燃焼室
に導入して、N0xおよび燃費をより効果的に低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の要部縦断面図である。
【図2】図1の2─2線断面図である。
【図3】図1の3─3線断面図である。
【図4】図1の4─4線断面図である。
【図5】図1の5−5線断面図である。
【図6】図1の6─6線に沿う吸気側動弁装置の断面図
である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】図2の8−8線に沿うシリンダヘッドおよびシ
リンダブロックの断面図である。
【図9】図2の9−9線に沿うシリンダヘッドおよひシ
リンダブロックの断面図である。
【図10】図5の10−10線断面図である。
【図11】シリンダヘッドおよびシリンダブロックの合
わせ面付近を図2の11─11線に沿って示す断面図で
ある。
【符号の説明】
17・・・シリンダヘッド 22・・・燃焼室 26・・・点火プラグ 281 ・・・吸気ポート 282 ・・・スワール生成用吸気ポート 301 ,302 ・・・吸気弁 87・・・排ガス噴出孔 88・・・隔壁 V・・・燃料噴射弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室(22)内の点火プラグ(26)
    に向けて気流を導く少なくとも1つの吸気ポート(28
    1 )、ならびに前記燃焼室(22)内の点火プラグ(2
    6)から離反した位置で気流を旋回せしめる少なくとも
    1つのスワール生成用吸気ポート(282 )を含む複数
    の吸気ポート(281 ,282 )が設けられるシリンダ
    ヘッド(17)と、各吸気ポート(281 ,282 )を
    個別に開閉可能としてシリンダヘッド(17)に配設さ
    れる複数の吸気弁(301 ,302 )とを備える内燃機
    関において、燃焼室(22)から排出される排ガスの一
    部を噴出する排ガス噴出孔(87)が、前記スワール生
    成用吸気ポート(282)に開口してシリンダヘッド
    (17)に設けられることを特徴とする内燃機関におけ
    る排ガス再循環装置。
  2. 【請求項2】 前記点火プラグ(26)に向けて気流を
    導く吸気ポート(281 )側に燃料を噴射するが、前記
    スワール生成用吸気ポート(282 )への燃料の供給を
    不能とした位置でシリンダヘッド(17)に燃料噴射弁
    (V)が取付けられることを特徴とする請求項1記載の
    内燃機関における排ガス再循環装置。
  3. 【請求項3】 前記点火プラグ(26)が燃焼室(2
    2)内の中央部に配置され、前記スワール生成用吸気ポ
    ート(282 )が、燃焼室(22)の内壁面に沿うスワ
    ールを燃焼室(22)内に生成すべく燃焼室(22)に
    接続されることを特徴とする請求項1または2記載の内
    燃機関における排ガス再循環装置。
  4. 【請求項4】 前記排ガス噴出孔(87)が、前記スワ
    ール生成用吸気ポート(282 )の内壁面のうち、スワ
    ール生成用吸気ポート(282 )ならびに該スワール生
    成用吸気ポート(282 )に隣接する吸気ポート(28
    1 )間を区画する隔壁(88)に対向する側に開口され
    ることを特徴とする請求項3記載の内燃機関における排
    ガス再循環装置。
JP10009347A 1998-01-21 1998-01-21 内燃機関における排ガス再循環装置 Pending JPH11210567A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502902A (ja) * 2000-06-28 2004-01-29 ボルボ ラストバグナー アーベー 排気ガス再循環装置付き内燃機関
JP2017008923A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 スズキ株式会社 シリンダヘッドの排気還流構造

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