JPH11210735A - 識別用パッキン、締結管理用ばね座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締結管理用ばね座金付きボルト、並びにボルト・ナット締結管理方法 - Google Patents
識別用パッキン、締結管理用ばね座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締結管理用ばね座金付きボルト、並びにボルト・ナット締結管理方法Info
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- JPH11210735A JPH11210735A JP1245098A JP1245098A JPH11210735A JP H11210735 A JPH11210735 A JP H11210735A JP 1245098 A JP1245098 A JP 1245098A JP 1245098 A JP1245098 A JP 1245098A JP H11210735 A JPH11210735 A JP H11210735A
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- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 締結作業後にゴミが発生しないと共に、締付
けトルク管理が簡単な識別用パッキン、締結管理用ばね
座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締結管理用ば
ね座金付きボルト、並びにボルト・ナット締結管理方法
を提供する。 【解決手段】 建築物の2つの架構材A,Bを接合する
ボルト1とナット2の締結作業の完了を視認できるボル
ト・ナット締結管理方法において、前記ボルト1の頭部
1bと一方の架構材Aの間又は前記ボルト1に螺合され
るナット2と他方の架構材Bの間のいずれかに皿ばね座
金(ばね座金)3を介在させると共に、該皿ばね座金3
の下面3a側にこの皿ばね座金3の外周縁3bからその
外縁4bが突出しない大きさに形成された弾力性を有す
る識別用パッキン4をあらかじめ配置しておき、前記ボ
ルト1又はナット2を本締めして前記識別用パッキン4
を押しつぶすように変形させることにより、この識別用
パッキン4の外縁4bの少なくとも一部を前記皿ばね座
金3の外方へ突出させる。
けトルク管理が簡単な識別用パッキン、締結管理用ばね
座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締結管理用ば
ね座金付きボルト、並びにボルト・ナット締結管理方法
を提供する。 【解決手段】 建築物の2つの架構材A,Bを接合する
ボルト1とナット2の締結作業の完了を視認できるボル
ト・ナット締結管理方法において、前記ボルト1の頭部
1bと一方の架構材Aの間又は前記ボルト1に螺合され
るナット2と他方の架構材Bの間のいずれかに皿ばね座
金(ばね座金)3を介在させると共に、該皿ばね座金3
の下面3a側にこの皿ばね座金3の外周縁3bからその
外縁4bが突出しない大きさに形成された弾力性を有す
る識別用パッキン4をあらかじめ配置しておき、前記ボ
ルト1又はナット2を本締めして前記識別用パッキン4
を押しつぶすように変形させることにより、この識別用
パッキン4の外縁4bの少なくとも一部を前記皿ばね座
金3の外方へ突出させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築物の柱や梁
等の架構材の接合に使用される識別用パッキン、締結管
理用ばね座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締結
管理用ばね座金付きボルト、並びに締結作業の完了を目
視により確認(視認)、管理できるボルト・ナット締結
管理方法に関する。
等の架構材の接合に使用される識別用パッキン、締結管
理用ばね座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締結
管理用ばね座金付きボルト、並びに締結作業の完了を目
視により確認(視認)、管理できるボルト・ナット締結
管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、鉄骨プレハブ住宅等の建築物
においては、柱や梁等の架構材の接合は、ボルトとナッ
トの締結により行われることが多い。この締結作業は、
ほとんど所定の接合箇所に取付けられたボルトにナット
を螺合し、本締めすることにより完了している。
においては、柱や梁等の架構材の接合は、ボルトとナッ
トの締結により行われることが多い。この締結作業は、
ほとんど所定の接合箇所に取付けられたボルトにナット
を螺合し、本締めすることにより完了している。
【0003】このような締結作業の完了を確認する従来
の方法としては、例えば、特公平6−70441号公報
に開示されているように、頭部(ナット)と該頭部の下
に設けられたスプリングワッシャ(ばね座金)の周囲が
フィルムで被覆され、且つ、該フィルムの表面のうち前
記頭部を被覆する部位がフィルムで被覆された状態の固
着具(ばね座金付きナット)で架構材を仮止めして位置
決めし、全ての仮止めが終わった後、この固着具の本締
めをし、前記スプリングワッシャが固着具の頭部下面の
押圧力で拡がった状態に変形することにより前記フィル
ムが外側にずれ、締付け作業が完了した時点で、前記フ
ィルムが剥がれることで締付け作業の完了を確認できる
架構材の接合方法等が知られている。
の方法としては、例えば、特公平6−70441号公報
に開示されているように、頭部(ナット)と該頭部の下
に設けられたスプリングワッシャ(ばね座金)の周囲が
フィルムで被覆され、且つ、該フィルムの表面のうち前
記頭部を被覆する部位がフィルムで被覆された状態の固
着具(ばね座金付きナット)で架構材を仮止めして位置
決めし、全ての仮止めが終わった後、この固着具の本締
めをし、前記スプリングワッシャが固着具の頭部下面の
押圧力で拡がった状態に変形することにより前記フィル
ムが外側にずれ、締付け作業が完了した時点で、前記フ
ィルムが剥がれることで締付け作業の完了を確認できる
架構材の接合方法等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ボ
ルトとナットによる接合箇所の数は建築物1棟当たり約
1500〜2000箇所と膨大であるので、上記のよう
な従来の方法では、前記着色フィルムの剥離によって大
量のゴミが発生するという問題点がある。
ルトとナットによる接合箇所の数は建築物1棟当たり約
1500〜2000箇所と膨大であるので、上記のよう
な従来の方法では、前記着色フィルムの剥離によって大
量のゴミが発生するという問題点がある。
【0005】また、前記着色フィルムが外側へずれる時
点は、前記スプリングワッシャの拡がった状態への変形
の程度に依存するので、締付けトルク管理が難しいとい
う問題点がある。
点は、前記スプリングワッシャの拡がった状態への変形
の程度に依存するので、締付けトルク管理が難しいとい
う問題点がある。
【0006】この発明は、以上のような問題点に鑑みて
なされたものであり、締結作業後にゴミが発生しないと
共に、締付けトルク管理が簡単な識別用パッキン、締結
管理用ばね座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締
結管理用ばね座金付きボルト、並びにボルト・ナット締
結管理方法を提供することを目的とする。
なされたものであり、締結作業後にゴミが発生しないと
共に、締付けトルク管理が簡単な識別用パッキン、締結
管理用ばね座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締
結管理用ばね座金付きボルト、並びにボルト・ナット締
結管理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の識別用パッキンの手段とするところは、
建築物の2つの架構材を接合するボルトとナットの締結
作業の完了を視認するために、前記ボルトの頭部と一方
の架構材の間又は前記ボルトに螺合されるナットと他方
の架構材の間のいずれかに介在するばね座金の下面側に
配置される弾力性を有する識別用パッキンであって、前
記ばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに
形成されていることにある。
に、請求項1の識別用パッキンの手段とするところは、
建築物の2つの架構材を接合するボルトとナットの締結
作業の完了を視認するために、前記ボルトの頭部と一方
の架構材の間又は前記ボルトに螺合されるナットと他方
の架構材の間のいずれかに介在するばね座金の下面側に
配置される弾力性を有する識別用パッキンであって、前
記ばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに
形成されていることにある。
【0008】請求項2の締結管理用ばね座金の手段とす
るところは、ばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且
つこのばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大き
さに形成された弾力性を有する識別用パッキンとを備え
たことにある。
るところは、ばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且
つこのばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大き
さに形成された弾力性を有する識別用パッキンとを備え
たことにある。
【0009】請求項3の締結管理用ばね座金付きナット
の手段とするところは、ナットと、該ナットの下方に一
体化されたばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且つ
このばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさ
に形成された弾力性を有する識別用パッキンとを備えた
ことにある。
の手段とするところは、ナットと、該ナットの下方に一
体化されたばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且つ
このばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさ
に形成された弾力性を有する識別用パッキンとを備えた
ことにある。
【0010】請求項4の締結管理用ばね座金付きボルト
の手段とするところは、ボルトと、該ボルトの頭部の下
方に一体化されたばね座金と、該ばね座金の下面に密着
し且つこのばね座金の外周縁からその外縁が突出しない
大きさに形成された弾力性を有する識別用パッキンとを
備えたことにある。
の手段とするところは、ボルトと、該ボルトの頭部の下
方に一体化されたばね座金と、該ばね座金の下面に密着
し且つこのばね座金の外周縁からその外縁が突出しない
大きさに形成された弾力性を有する識別用パッキンとを
備えたことにある。
【0011】請求項5のボルト・ナット締結管理方法の
手段とするところは、建築物の2つの架構材を接合する
ボルトとナットの締結作業の完了を視認できるボルト・
ナット締結管理方法において、前記ボルトの頭部と一方
の架構材の間又は前記ボルトに螺合されるナットと他方
の架構材の間のいずれかにばね座金を介在させると共
に、該ばね座金の下面側にこのばね座金の外周縁からそ
の外縁が突出しない大きさに形成された弾力性を有する
識別用パッキンをあらかじめ配置しておき、前記ボルト
又はナットを本締めして前記識別用パッキンを押しつぶ
すように変形させることにより、この識別用パッキンの
外縁の少なくとも一部を前記ばね座金の外方へ突出させ
ることにある。
手段とするところは、建築物の2つの架構材を接合する
ボルトとナットの締結作業の完了を視認できるボルト・
ナット締結管理方法において、前記ボルトの頭部と一方
の架構材の間又は前記ボルトに螺合されるナットと他方
の架構材の間のいずれかにばね座金を介在させると共
に、該ばね座金の下面側にこのばね座金の外周縁からそ
の外縁が突出しない大きさに形成された弾力性を有する
識別用パッキンをあらかじめ配置しておき、前記ボルト
又はナットを本締めして前記識別用パッキンを押しつぶ
すように変形させることにより、この識別用パッキンの
外縁の少なくとも一部を前記ばね座金の外方へ突出させ
ることにある。
【0012】請求項6の手段とするところは、前記識別
用パッキンを、前記ばね座金の下面にあらかじめ密着さ
せておくことにある。
用パッキンを、前記ばね座金の下面にあらかじめ密着さ
せておくことにある。
【0013】請求項7の手段とするところは、前記識別
用パッキンが、前記ばね座金の下面に全体的に当接する
又は密着していることにある。
用パッキンが、前記ばね座金の下面に全体的に当接する
又は密着していることにある。
【0014】請求項8の手段とするところは、前記ボル
トの頭部又はナットと、前記ばね座金とをあらかじめ一
体化しておくことにある。
トの頭部又はナットと、前記ばね座金とをあらかじめ一
体化しておくことにある。
【0015】請求項9の手段とするところは、前記識別
用パッキンの大きさ、厚さ、硬さ、前記ばね座金に対す
る当接又は密着範囲、並びに材質からなる群から選択さ
れる少なくとも1種を最適化することにより、所定の締
付けトルクに達した時点でこの識別用パッキンの外縁が
前記ばね座金の外方へ所定長さ突出するようにしたこと
にある。
用パッキンの大きさ、厚さ、硬さ、前記ばね座金に対す
る当接又は密着範囲、並びに材質からなる群から選択さ
れる少なくとも1種を最適化することにより、所定の締
付けトルクに達した時点でこの識別用パッキンの外縁が
前記ばね座金の外方へ所定長さ突出するようにしたこと
にある。
【0016】請求項10の手段とするところは、前記ば
ね座金が皿ばね座金であることにある。
ね座金が皿ばね座金であることにある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。なお、下記の第1実施形態では締
結管理用ばね座金付きナットを使用する場合、第2実施
形態では締結管理用ばね座金を使用する場合、第3実施
形態では締結管理用ばね座金付きボルトを使用する場合
についてそれぞれ説明する。
に基づいて説明する。なお、下記の第1実施形態では締
結管理用ばね座金付きナットを使用する場合、第2実施
形態では締結管理用ばね座金を使用する場合、第3実施
形態では締結管理用ばね座金付きボルトを使用する場合
についてそれぞれ説明する。
【0018】図1乃至図5に示すように、第1実施形態
に係るボルト・ナット締結管理方法は、建築物の例えば
間柱等の2つの架構材A,Bを接合するボルト1とナッ
ト2の締結作業の完了を視認、管理できるものである。
に係るボルト・ナット締結管理方法は、建築物の例えば
間柱等の2つの架構材A,Bを接合するボルト1とナッ
ト2の締結作業の完了を視認、管理できるものである。
【0019】そして、このボルト・ナット締結管理方法
は、例えば、前記ボルト1に螺合されるナット2と、該
ナット2の下方に一体化された例えば皿ばね座金(ばね
座金)3と、該皿ばね座金3の下面3aに密着した弾力
性を有する識別用パッキン4とを備えた締結管理用ばね
座金付きナット5を使用し、前記ナット2を本締めして
前記識別用パッキン4を押しつぶすように変形させるこ
とにより、この識別用パッキン4の外縁4bを前記皿ば
ね座金3の外方へ突出させるものである。
は、例えば、前記ボルト1に螺合されるナット2と、該
ナット2の下方に一体化された例えば皿ばね座金(ばね
座金)3と、該皿ばね座金3の下面3aに密着した弾力
性を有する識別用パッキン4とを備えた締結管理用ばね
座金付きナット5を使用し、前記ナット2を本締めして
前記識別用パッキン4を押しつぶすように変形させるこ
とにより、この識別用パッキン4の外縁4bを前記皿ば
ね座金3の外方へ突出させるものである。
【0020】前記締結管理用ばね座金付きナット5は、
図1に示すように、ナット2と、例えば該ナット2の下
面2aに形成した係合リング2cにその内周突出部3c
が回転自在に係合一体化された皿ばね座金3と、該皿ば
ね座金3の下面3aに全体的に密着し且つこの皿ばね座
金3より平面視サイズが小さく形成された弾力性を有す
る識別用パッキン4とを備えている。
図1に示すように、ナット2と、例えば該ナット2の下
面2aに形成した係合リング2cにその内周突出部3c
が回転自在に係合一体化された皿ばね座金3と、該皿ば
ね座金3の下面3aに全体的に密着し且つこの皿ばね座
金3より平面視サイズが小さく形成された弾力性を有す
る識別用パッキン4とを備えている。
【0021】前記識別用パッキン4は、例えば、中央部
にボルト孔4dを有する円板状に形成され、ゴム又は軟
質樹脂等の弾力性を有する材質で構成されている。この
ような弾力性を有するものとしては、例えば、天然ゴ
ム、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、エチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)、軟質ポリエチレン、ポリブ
テン等が挙げられる。
にボルト孔4dを有する円板状に形成され、ゴム又は軟
質樹脂等の弾力性を有する材質で構成されている。この
ような弾力性を有するものとしては、例えば、天然ゴ
ム、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、エチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)、軟質ポリエチレン、ポリブ
テン等が挙げられる。
【0022】また、この識別用パッキン4は、必要に応
じて前記皿ばね座金3の下面3aの形状に沿うように中
央部に向かうにつれて徐々に厚く形成され、接着剤等に
より前記皿ばね座金3の下面3aに全体的に密着してい
る。このように、識別用パッキン4を全体的に密着させ
ておけば、締結作業の際に、前記皿ばね座金3等のばね
座金からの荷重が識別用パッキン4の上面4eに均一に
作用するので、この識別用パッキン4の破損等のおそれ
がないという利点がある。
じて前記皿ばね座金3の下面3aの形状に沿うように中
央部に向かうにつれて徐々に厚く形成され、接着剤等に
より前記皿ばね座金3の下面3aに全体的に密着してい
る。このように、識別用パッキン4を全体的に密着させ
ておけば、締結作業の際に、前記皿ばね座金3等のばね
座金からの荷重が識別用パッキン4の上面4eに均一に
作用するので、この識別用パッキン4の破損等のおそれ
がないという利点がある。
【0023】なお、この識別用パッキン4の平面視形状
としては、円板状の他、例えば多角形状等でもよく、そ
の大きさも、締結前においては識別用パッキン4が皿ば
ね座金3に隠れて目視できないように、前記皿ばね座金
3の外周縁3bからその外縁4bが突出しない、即ち前
記皿ばね座金3とほぼ同じか小さいサイズであればよ
い。更に、識別用パッキン4の色も特に限定されるもの
ではなく、締結により押しつぶされるように変形してそ
の外縁4bが前記皿ばね座金3の外方へ突出した際に、
この皿ばね座金3や架構材B等と識別できればどのよう
な色でもよい。
としては、円板状の他、例えば多角形状等でもよく、そ
の大きさも、締結前においては識別用パッキン4が皿ば
ね座金3に隠れて目視できないように、前記皿ばね座金
3の外周縁3bからその外縁4bが突出しない、即ち前
記皿ばね座金3とほぼ同じか小さいサイズであればよ
い。更に、識別用パッキン4の色も特に限定されるもの
ではなく、締結により押しつぶされるように変形してそ
の外縁4bが前記皿ばね座金3の外方へ突出した際に、
この皿ばね座金3や架構材B等と識別できればどのよう
な色でもよい。
【0024】次に、当該ボルト・ナット締結管理方法に
ついてより詳細に説明する。図2及び図3に示すよう
に、上記のように構成された締結管理用ばね座金付きナ
ット5は、例えば建築物の間柱としての架構材A,Bの
接合に使用される。
ついてより詳細に説明する。図2及び図3に示すよう
に、上記のように構成された締結管理用ばね座金付きナ
ット5は、例えば建築物の間柱としての架構材A,Bの
接合に使用される。
【0025】即ち、まず前記ボルト1を、接合される2
つの架構材A,Bにそれぞれ形成した挿入孔a,bに、
一方の架構材A側から他方の架構材B側へその先端部1
aを突出するように取付ける。
つの架構材A,Bにそれぞれ形成した挿入孔a,bに、
一方の架構材A側から他方の架構材B側へその先端部1
aを突出するように取付ける。
【0026】次いで、突出したボルト1の先端部1a
に、前記識別用パッキン4を他方の架構材B側に向けた
状態で締結管理用ばね座金付きナット5のナット2を螺
合する。この場合、ナット2を所定位置まで手で回転さ
せる等した後、そのまま本締め作業に入ってもよいし、
あるいは、必要に応じて架構材A,Bの図示しない他の
部分等でも同様にして締結管理用ばね座金付きナット5
等を取付けて仮締めし、架構材A,Bの位置決めや架構
体の組立て等を行って他の位置での仮締め作業を全て終
了させてから、本締め作業に入ってもよい。なお、前記
締結管理用ばね座金付きナット5等は、この実施形態の
ような間柱の他、例えば建築物の梁等の各種の架構材
A,Bの接合に使用することができる。
に、前記識別用パッキン4を他方の架構材B側に向けた
状態で締結管理用ばね座金付きナット5のナット2を螺
合する。この場合、ナット2を所定位置まで手で回転さ
せる等した後、そのまま本締め作業に入ってもよいし、
あるいは、必要に応じて架構材A,Bの図示しない他の
部分等でも同様にして締結管理用ばね座金付きナット5
等を取付けて仮締めし、架構材A,Bの位置決めや架構
体の組立て等を行って他の位置での仮締め作業を全て終
了させてから、本締め作業に入ってもよい。なお、前記
締結管理用ばね座金付きナット5等は、この実施形態の
ような間柱の他、例えば建築物の梁等の各種の架構材
A,Bの接合に使用することができる。
【0027】そして、図4に示すように、例えばインパ
クトレンチやラチェットレンチ等の適宜の工具Cを用い
て前記ナット2を本締めする。
クトレンチやラチェットレンチ等の適宜の工具Cを用い
て前記ナット2を本締めする。
【0028】この場合、締付けトルクの増加に伴って前
記皿ばね座金3と架構材Bの間に挟まれた状態にある識
別用パッキン4が押しつぶされるように変形し、その外
縁4bが前記皿ばね座金3の外方へ突出する。
記皿ばね座金3と架構材Bの間に挟まれた状態にある識
別用パッキン4が押しつぶされるように変形し、その外
縁4bが前記皿ばね座金3の外方へ突出する。
【0029】図5に示すように、所定の締付けトルクに
達した時点で回転を止めて前記工具Cを取外せば、締結
前には隠れて目視できなかった前記識別用パッキン4の
外縁4bが皿ばね座金3の外方へ所定長さ突出した状態
となっているので、それを目視で確認するだけで締結作
業の完了を簡単に視認、管理することができる。そのた
め、締め忘れを防止できると共に、検査時間を短縮でき
るという利点がある。また、前記識別用パッキン4を変
形させるだけであるので、ゴミが発生しないという利点
がある。更に、前記識別用パッキン4は弾力性を有して
いるので、インパクトレンチ等を使用する場合でも騒音
を低減化できると共に、この実施形態のように少なくと
も識別用パッキン4が変形した時に前記ボルト1に隙間
なく外嵌されるようにしておけば、接合箇所における防
水効果もあるという利点がある。
達した時点で回転を止めて前記工具Cを取外せば、締結
前には隠れて目視できなかった前記識別用パッキン4の
外縁4bが皿ばね座金3の外方へ所定長さ突出した状態
となっているので、それを目視で確認するだけで締結作
業の完了を簡単に視認、管理することができる。そのた
め、締め忘れを防止できると共に、検査時間を短縮でき
るという利点がある。また、前記識別用パッキン4を変
形させるだけであるので、ゴミが発生しないという利点
がある。更に、前記識別用パッキン4は弾力性を有して
いるので、インパクトレンチ等を使用する場合でも騒音
を低減化できると共に、この実施形態のように少なくと
も識別用パッキン4が変形した時に前記ボルト1に隙間
なく外嵌されるようにしておけば、接合箇所における防
水効果もあるという利点がある。
【0030】図6に示すように、第2実施形態に係るボ
ルト・ナット締結管理方法は、上記第1実施形態におい
て、前記締結管理用ばね座金付きナット5の代わりに、
前記ナット2に一体化されていない皿ばね座金3と識別
用パッキン4とを備えた締結管理用ばね座金6を使用す
るものである。
ルト・ナット締結管理方法は、上記第1実施形態におい
て、前記締結管理用ばね座金付きナット5の代わりに、
前記ナット2に一体化されていない皿ばね座金3と識別
用パッキン4とを備えた締結管理用ばね座金6を使用す
るものである。
【0031】即ち、図3に示すように、上記と同様にし
てボルト1を架構材A,Bに取付けた後、前記識別用パ
ッキン4を架構材B側に向けた状態で前記締結管理用ば
ね座金6をボルト1の先端部1aに外嵌し、ナット2を
螺合する。
てボルト1を架構材A,Bに取付けた後、前記識別用パ
ッキン4を架構材B側に向けた状態で前記締結管理用ば
ね座金6をボルト1の先端部1aに外嵌し、ナット2を
螺合する。
【0032】このようにしてナット2を本締めすれば、
図4及び図5に示す状態と同様、締付けトルクの増加に
伴って前記識別用パッキン4が押しつぶされるように変
形し、その外縁4bが前記皿ばね座金3の外方へ突出す
るので、それを目視で確認するだけで締結作業の完了を
簡単に視認、管理することができる。
図4及び図5に示す状態と同様、締付けトルクの増加に
伴って前記識別用パッキン4が押しつぶされるように変
形し、その外縁4bが前記皿ばね座金3の外方へ突出す
るので、それを目視で確認するだけで締結作業の完了を
簡単に視認、管理することができる。
【0033】図7乃至図9に示すように、第3実施形態
に係るボルト・ナット締結管理方法は、上記第1実施形
態において、前記締結管理用ばね座金付きナット5の代
わりに、ボルト1と、該ボルト1の頭部1bの下方に一
体化された皿ばね座金3と、該皿ばね座金3の下面3a
に密着した識別用パッキン4とを備えた締結管理用ばね
座金付きボルト7を使用するものであって、前記ボルト
1の頭部1b側を締付けるものである。
に係るボルト・ナット締結管理方法は、上記第1実施形
態において、前記締結管理用ばね座金付きナット5の代
わりに、ボルト1と、該ボルト1の頭部1bの下方に一
体化された皿ばね座金3と、該皿ばね座金3の下面3a
に密着した識別用パッキン4とを備えた締結管理用ばね
座金付きボルト7を使用するものであって、前記ボルト
1の頭部1b側を締付けるものである。
【0034】前記締結管理用ばね座金付きボルト7は、
図7に示すように、ボルト1と、例えば該ボルト1の頭
部1bの下方に形成した係合リング1cにその内周突出
部3cが回転自在に係合一体化された皿ばね座金3と、
該皿ばね座金3の下面3aに全体的に密着し且つこの皿
ばね座金3より平面視サイズが小さく形成された弾力性
を有する識別用パッキン4とを備えている。
図7に示すように、ボルト1と、例えば該ボルト1の頭
部1bの下方に形成した係合リング1cにその内周突出
部3cが回転自在に係合一体化された皿ばね座金3と、
該皿ばね座金3の下面3aに全体的に密着し且つこの皿
ばね座金3より平面視サイズが小さく形成された弾力性
を有する識別用パッキン4とを備えている。
【0035】即ち、この実施形態においては、図8及び
図9に示すように、上記と同様にして締結管理用ばね座
金付きボルト7を架構材A,Bに取付けた後、前記ナッ
ト2をその先端部1aに螺合してからボルト1を本締め
すれば、前記識別用パッキン4が押しつぶされるように
変形し、その外縁4bが前記皿ばね座金3の外方へ突出
するので、それを目視で確認するだけで締結作業の完了
を簡単に視認、管理することができる。
図9に示すように、上記と同様にして締結管理用ばね座
金付きボルト7を架構材A,Bに取付けた後、前記ナッ
ト2をその先端部1aに螺合してからボルト1を本締め
すれば、前記識別用パッキン4が押しつぶされるように
変形し、その外縁4bが前記皿ばね座金3の外方へ突出
するので、それを目視で確認するだけで締結作業の完了
を簡単に視認、管理することができる。
【0036】なお、前記締結管理用ばね座金付きボルト
7の代わりに、第2実施形態における締結管理用ばね座
金6を使用してボルト1の頭部1b側を締付ける場合で
も、このボルト1の頭部1bと架構材Aの間に締結管理
用ばね座金6を介在させた状態で上記と同様にしてボル
ト1を本締めすればよい。
7の代わりに、第2実施形態における締結管理用ばね座
金6を使用してボルト1の頭部1b側を締付ける場合で
も、このボルト1の頭部1bと架構材Aの間に締結管理
用ばね座金6を介在させた状態で上記と同様にしてボル
ト1を本締めすればよい。
【0037】以上、第1乃至第3実施形態においては、
前記識別用パッキン4の外縁4bの全部を皿ばね座金3
の外方へ突出させているが、これに限定されるものでは
なく、視認できる程度にその少なくとも一部が突出すれ
ばよい。また、図10に示すように、その外縁4bが鋭
利に形成されていてもよいし、あるいはその側面視形状
が例えば楕円状に形成されたもの(図示せず)の他、図
11及び図12に示すように、平板状に形成されたもの
やその外縁4bに丸みを付けたもの等を使用してもよ
い。更に、識別用パッキン4を皿ばね座金3の下面3a
に密着させておかなくてもよいが、識別用パッキン4を
あらかじめ密着させてこれら識別用パッキン4と皿ばね
座金3とを一体化しておいた場合には、締結作業の際に
この識別用パッキン4をその都度配置する必要がないの
で、識別用パッキン4のはめ忘れや紛失を防止できると
いう利点がある。
前記識別用パッキン4の外縁4bの全部を皿ばね座金3
の外方へ突出させているが、これに限定されるものでは
なく、視認できる程度にその少なくとも一部が突出すれ
ばよい。また、図10に示すように、その外縁4bが鋭
利に形成されていてもよいし、あるいはその側面視形状
が例えば楕円状に形成されたもの(図示せず)の他、図
11及び図12に示すように、平板状に形成されたもの
やその外縁4bに丸みを付けたもの等を使用してもよ
い。更に、識別用パッキン4を皿ばね座金3の下面3a
に密着させておかなくてもよいが、識別用パッキン4を
あらかじめ密着させてこれら識別用パッキン4と皿ばね
座金3とを一体化しておいた場合には、締結作業の際に
この識別用パッキン4をその都度配置する必要がないの
で、識別用パッキン4のはめ忘れや紛失を防止できると
いう利点がある。
【0038】同様に、第1及び第3実施形態において
は、前記ナット2又はボルト1の頭部1bと、皿ばね座
金3とを一体化しておかなくてもよいが、これらをあら
かじめ一体化しておいた場合には、前記ナット2側又は
ボルト1の頭部1b側からの締結作業の際における皿ば
ね座金3等のばね座金のはめ忘れや紛失を防止できると
いう利点がある。なお、前記ナット2又はボルト1の頭
部1bと、ばね座金とは、既述の係合リング2c,1c
等による係合一体化の他、例えば合成樹脂フィルムの被
覆等により一体化してもよい。
は、前記ナット2又はボルト1の頭部1bと、皿ばね座
金3とを一体化しておかなくてもよいが、これらをあら
かじめ一体化しておいた場合には、前記ナット2側又は
ボルト1の頭部1b側からの締結作業の際における皿ば
ね座金3等のばね座金のはめ忘れや紛失を防止できると
いう利点がある。なお、前記ナット2又はボルト1の頭
部1bと、ばね座金とは、既述の係合リング2c,1c
等による係合一体化の他、例えば合成樹脂フィルムの被
覆等により一体化してもよい。
【0039】また、ばね座金としては、皿ばね座金3の
他に例えばリング状(コイル状)のスプリングワッシャ
等を用いることもできるが、前記皿ばね座金3を用いる
場合には、この皿ばね座金3の前記架構材A(B)に対
する接触面が平滑であるので、前記スプリングワッシャ
等に比べてボルト1又はナット2の共回りが発生しにく
いという利点がある。
他に例えばリング状(コイル状)のスプリングワッシャ
等を用いることもできるが、前記皿ばね座金3を用いる
場合には、この皿ばね座金3の前記架構材A(B)に対
する接触面が平滑であるので、前記スプリングワッシャ
等に比べてボルト1又はナット2の共回りが発生しにく
いという利点がある。
【0040】ここで、前記識別用パッキン4の大きさ、
厚さ、硬さ、前記皿ばね座金3等のばね座金に対する当
接又は密着範囲、並びに材質からなる群から選択される
少なくとも1種を最適化することにより、所定の締付け
トルクに達した時点でこの識別用パッキン4の外縁4b
が前記ばね座金の外方へ所定長さ突出するようにしてお
けば、この外縁4bの所定長さの突出によって締結の完
了を目視で確認できるので、締め不足や締め過ぎを防止
できるという利点がある。また、このような識別用パッ
キン4の大きさ等における最適化によれば、締付けトル
ク管理が簡単であるという利点がある。なお、前記最適
化においては、使用するボルト1及びナット2のサイ
ズ、架構材A,Bの種類、あるいは接合箇所等に応じ
て、前記締付けトルクが適度な値となるようにしておけ
ばよい。
厚さ、硬さ、前記皿ばね座金3等のばね座金に対する当
接又は密着範囲、並びに材質からなる群から選択される
少なくとも1種を最適化することにより、所定の締付け
トルクに達した時点でこの識別用パッキン4の外縁4b
が前記ばね座金の外方へ所定長さ突出するようにしてお
けば、この外縁4bの所定長さの突出によって締結の完
了を目視で確認できるので、締め不足や締め過ぎを防止
できるという利点がある。また、このような識別用パッ
キン4の大きさ等における最適化によれば、締付けトル
ク管理が簡単であるという利点がある。なお、前記最適
化においては、使用するボルト1及びナット2のサイ
ズ、架構材A,Bの種類、あるいは接合箇所等に応じ
て、前記締付けトルクが適度な値となるようにしておけ
ばよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1の識別用パッキ
ンの発明によれば、弾力性を有すると共に、前記ばね座
金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに形成され
ているので、この識別用パッキンを、前記締結作業の完
了の視認、管理に使用できるという利点がある。
ンの発明によれば、弾力性を有すると共に、前記ばね座
金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに形成され
ているので、この識別用パッキンを、前記締結作業の完
了の視認、管理に使用できるという利点がある。
【0042】請求項2の締結管理用ばね座金の発明によ
れば、ばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且つこの
ばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに形
成された弾力性を有する識別用パッキンとを備えている
ので、上記請求項1の効果と同様、この締結管理用ばね
座金を、前記締結作業の完了の視認、管理に使用できる
と共に、識別用パッキンのはめ忘れや紛失を防止できる
という利点がある。
れば、ばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且つこの
ばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに形
成された弾力性を有する識別用パッキンとを備えている
ので、上記請求項1の効果と同様、この締結管理用ばね
座金を、前記締結作業の完了の視認、管理に使用できる
と共に、識別用パッキンのはめ忘れや紛失を防止できる
という利点がある。
【0043】請求項3の締結管理用ばね座金付きナット
の発明によれば、ナットと、該ナットの下方に一体化さ
れたばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且つこのば
ね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに形成
された弾力性を有する識別用パッキンとを備えているの
で、上記請求項1及び2の効果に加え、ナット側からの
締結作業の際におけるばね座金のはめ忘れや紛失を防止
できるという利点がある。
の発明によれば、ナットと、該ナットの下方に一体化さ
れたばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且つこのば
ね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに形成
された弾力性を有する識別用パッキンとを備えているの
で、上記請求項1及び2の効果に加え、ナット側からの
締結作業の際におけるばね座金のはめ忘れや紛失を防止
できるという利点がある。
【0044】請求項4の締結管理用ばね座金付きボルト
の発明によれば、ボルトと、該ボルトの頭部の下方に一
体化されたばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且つ
このばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさ
に形成された弾力性を有する識別用パッキンとを備えて
いるので、上記請求項3の効果と同様、ボルトの頭部側
からの締結作業の際におけるばね座金のはめ忘れや紛失
を防止できるという利点がある。
の発明によれば、ボルトと、該ボルトの頭部の下方に一
体化されたばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且つ
このばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさ
に形成された弾力性を有する識別用パッキンとを備えて
いるので、上記請求項3の効果と同様、ボルトの頭部側
からの締結作業の際におけるばね座金のはめ忘れや紛失
を防止できるという利点がある。
【0045】請求項5のボルト・ナット締結管理方法の
発明によれば、前記ボルト又はナットを本締めして前記
識別用パッキンを押しつぶすように変形させることによ
り、締結前には隠れて目視できなかったこの識別用パッ
キンの外縁の少なくとも一部を前記ばね座金の外方へ突
出させるので、それを目視で確認するだけで締結作業の
完了を簡単に視認、管理することができる。そのため、
締め忘れを防止できると共に、検査時間を短縮できると
いう利点がある。また、前記識別用パッキンを変形させ
るだけであるので、ゴミが発生しないという利点があ
る。更に、前記識別用パッキンは弾力性を有しているの
で、インパクトレンチ等を使用する場合でも騒音を低減
化できると共に、少なくとも識別用パッキンが変形した
時に前記ボルトに隙間なく外嵌されるようにしておけ
ば、接合箇所における防水効果もあるという利点があ
る。
発明によれば、前記ボルト又はナットを本締めして前記
識別用パッキンを押しつぶすように変形させることによ
り、締結前には隠れて目視できなかったこの識別用パッ
キンの外縁の少なくとも一部を前記ばね座金の外方へ突
出させるので、それを目視で確認するだけで締結作業の
完了を簡単に視認、管理することができる。そのため、
締め忘れを防止できると共に、検査時間を短縮できると
いう利点がある。また、前記識別用パッキンを変形させ
るだけであるので、ゴミが発生しないという利点があ
る。更に、前記識別用パッキンは弾力性を有しているの
で、インパクトレンチ等を使用する場合でも騒音を低減
化できると共に、少なくとも識別用パッキンが変形した
時に前記ボルトに隙間なく外嵌されるようにしておけ
ば、接合箇所における防水効果もあるという利点があ
る。
【0046】請求項6の発明によれば、前記識別用パッ
キンを、前記ばね座金の下面にあらかじめ密着させてお
くので、締結作業の際にこの識別用パッキンをその都度
配置する必要がない。そのため、識別用パッキンのはめ
忘れや紛失を防止できるという利点がある。
キンを、前記ばね座金の下面にあらかじめ密着させてお
くので、締結作業の際にこの識別用パッキンをその都度
配置する必要がない。そのため、識別用パッキンのはめ
忘れや紛失を防止できるという利点がある。
【0047】請求項7の発明によれば、前記識別用パッ
キンが、前記ばね座金の下面に全体的に当接する又は密
着しているので、締結作業の際に、前記皿ばね座金等の
ばね座金からの荷重が識別用パッキンの上面に均一に作
用する。そのため、この識別用パッキンの破損等のおそ
れがないという利点がある。
キンが、前記ばね座金の下面に全体的に当接する又は密
着しているので、締結作業の際に、前記皿ばね座金等の
ばね座金からの荷重が識別用パッキンの上面に均一に作
用する。そのため、この識別用パッキンの破損等のおそ
れがないという利点がある。
【0048】請求項8の発明によれば、前記ボルトの頭
部又はナットと、前記ばね座金とをあらかじめ一体化し
ておくので、締結作業の際におけるばね座金のはめ忘れ
や紛失を防止できるという利点がある。
部又はナットと、前記ばね座金とをあらかじめ一体化し
ておくので、締結作業の際におけるばね座金のはめ忘れ
や紛失を防止できるという利点がある。
【0049】請求項9の発明によれば、前記識別用パッ
キンの大きさ、厚さ、硬さ、前記ばね座金に対する当接
又は密着範囲、並びに材質からなる群から選択される少
なくとも1種を最適化することにより、所定の締付けト
ルクに達した時点でこの識別用パッキンの外縁が前記ば
ね座金の外方へ所定長さ突出するようにしているので、
この外縁の所定長さの突出によって締結の完了を目視で
確認できるので、締め不足や締め過ぎを防止できるとい
う利点がある。また、このような識別用パッキンの大き
さ等における最適化によれば、締付けトルク管理が簡単
であるという利点がある。
キンの大きさ、厚さ、硬さ、前記ばね座金に対する当接
又は密着範囲、並びに材質からなる群から選択される少
なくとも1種を最適化することにより、所定の締付けト
ルクに達した時点でこの識別用パッキンの外縁が前記ば
ね座金の外方へ所定長さ突出するようにしているので、
この外縁の所定長さの突出によって締結の完了を目視で
確認できるので、締め不足や締め過ぎを防止できるとい
う利点がある。また、このような識別用パッキンの大き
さ等における最適化によれば、締付けトルク管理が簡単
であるという利点がある。
【0050】請求項10の発明によれば、前記ばね座金
が皿ばね座金であり、この皿ばね座金の前記架構材に対
する接触面が平滑であるので、リング状(コイル状)の
スプリングワッシャ等に比べてボルト又はナットの共回
りが発生しにくいという利点がある。
が皿ばね座金であり、この皿ばね座金の前記架構材に対
する接触面が平滑であるので、リング状(コイル状)の
スプリングワッシャ等に比べてボルト又はナットの共回
りが発生しにくいという利点がある。
【図1】第1実施形態に係るボルト・ナット締結管理方
法に使用する締結管理用ばね座金付きナットの一部を断
面で示す正面図。
法に使用する締結管理用ばね座金付きナットの一部を断
面で示す正面図。
【図2】接合される2つの架構材の一部切欠斜視図。
【図3】ボルトの先端部に締結管理用ばね座金付きナッ
トのナットを螺合した状態を示す側断面図。
トのナットを螺合した状態を示す側断面図。
【図4】図3のナットを本締めする様子を示す側断面
図。
図。
【図5】締結作業後の締結管理用ばね座金付きナットの
平面図。
平面図。
【図6】第2実施形態に係るボルト・ナット締結管理方
法に使用する締結管理用ばね座金の一部を断面で示す正
面図。
法に使用する締結管理用ばね座金の一部を断面で示す正
面図。
【図7】第3実施形態に係るボルト・ナット締結管理方
法に使用する締結管理用ばね座金付きボルトの一部を断
面で示す正面図。
法に使用する締結管理用ばね座金付きボルトの一部を断
面で示す正面図。
【図8】図7の締結管理用ばね座金付きボルトのボルト
を本締めする様子を示す側断面図。
を本締めする様子を示す側断面図。
【図9】締結作業後の締結管理用ばね座金付きボルトの
平面図。
平面図。
【図10】識別用パッキンの他の例を示す断面図。
【図11】識別用パッキンの他の例を示す断面図。
【図12】識別用パッキンの他の例を示す断面図。
A 一方の架構材 B 他方の架構材 1 ボルト 1b 頭部 2 ナット 3 皿ばね座金(ばね座金) 3a 下面 3b 外周縁 4 識別用パッキン 4b 外縁 5 締結管理用ばね座金付きナット 6 締結管理用ばね座金 7 締結管理用ばね座金付きボルト
Claims (10)
- 【請求項1】 建築物の2つの架構材を接合するボルト
とナットの締結作業の完了を視認するために、前記ボル
トの頭部と一方の架構材の間又は前記ボルトに螺合され
るナットと他方の架構材の間のいずれかに介在するばね
座金の下面側に配置される弾力性を有する識別用パッキ
ンであって、 前記ばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさ
に形成されていることを特徴とする識別用パッキン。 - 【請求項2】 ばね座金と、該ばね座金の下面に密着し
且つこのばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大
きさに形成された弾力性を有する識別用パッキンとを備
えたことを特徴とする締結管理用ばね座金。 - 【請求項3】 ナットと、該ナットの下方に一体化され
たばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且つこのばね
座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに形成さ
れた弾力性を有する識別用パッキンとを備えたことを特
徴とする締結管理用ばね座金付きナット。 - 【請求項4】 ボルトと、該ボルトの頭部の下方に一体
化されたばね座金と、該ばね座金の下面に密着し且つこ
のばね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに
形成された弾力性を有する識別用パッキンとを備えたこ
とを特徴とする締結管理用ばね座金付きボルト。 - 【請求項5】 建築物の2つの架構材を接合するボルト
とナットの締結作業の完了を視認できるボルト・ナット
締結管理方法において、 前記ボルトの頭部と一方の架構材の間又は前記ボルトに
螺合されるナットと他方の架構材の間のいずれかにばね
座金を介在させると共に、該ばね座金の下面側にこのば
ね座金の外周縁からその外縁が突出しない大きさに形成
された弾力性を有する識別用パッキンをあらかじめ配置
しておき、前記ボルト又はナットを本締めして前記識別
用パッキンを押しつぶすように変形させることにより、
この識別用パッキンの外縁の少なくとも一部を前記ばね
座金の外方へ突出させることを特徴とするボルト・ナッ
ト締結管理方法。 - 【請求項6】 前記識別用パッキンを、前記ばね座金の
下面にあらかじめ密着させておくことを特徴とする請求
項5記載のボルト・ナット締結管理方法。 - 【請求項7】 前記識別用パッキンが、前記ばね座金の
下面に全体的に当接する又は密着していることを特徴と
する請求項5又は6記載のボルト・ナット締結管理方
法。 - 【請求項8】 前記ボルトの頭部又はナットと、前記ば
ね座金とをあらかじめ一体化しておくことを特徴とする
請求項5乃至7のいずれか記載のボルト・ナット締結管
理方法。 - 【請求項9】 前記識別用パッキンの大きさ、厚さ、硬
さ、前記ばね座金に対する当接又は密着範囲、並びに材
質からなる群から選択される少なくとも1種を最適化す
ることにより、所定の締付けトルクに達した時点でこの
識別用パッキンの外縁が前記ばね座金の外方へ所定長さ
突出するようにしたことを特徴とする請求項5乃至8の
いずれか記載のボルト・ナット締結管理方法。 - 【請求項10】 前記ばね座金が皿ばね座金であること
を特徴とする請求項5乃至9のいずれか記載のボルト・
ナット締結管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1245098A JPH11210735A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 識別用パッキン、締結管理用ばね座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締結管理用ばね座金付きボルト、並びにボルト・ナット締結管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1245098A JPH11210735A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 識別用パッキン、締結管理用ばね座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締結管理用ばね座金付きボルト、並びにボルト・ナット締結管理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11210735A true JPH11210735A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11805686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1245098A Pending JPH11210735A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 識別用パッキン、締結管理用ばね座金、締結管理用ばね座金付きナット及び締結管理用ばね座金付きボルト、並びにボルト・ナット締結管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11210735A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002349535A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-04 | Daiwa House Ind Co Ltd | 座金ナット |
| WO2009096031A1 (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-06 | Koyokizai Co., Ltd. | 締結具 |
| JP2024030220A (ja) * | 2022-08-24 | 2024-03-07 | 株式会社立基 | 管材接続具及び接続方法 |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP1245098A patent/JPH11210735A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002349535A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-04 | Daiwa House Ind Co Ltd | 座金ナット |
| WO2009096031A1 (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-06 | Koyokizai Co., Ltd. | 締結具 |
| JP2024030220A (ja) * | 2022-08-24 | 2024-03-07 | 株式会社立基 | 管材接続具及び接続方法 |
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Effective date: 20040914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |