JPH11210760A - トロイダル型無段変速装置のパワーローラ軸受 - Google Patents
トロイダル型無段変速装置のパワーローラ軸受Info
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Abstract
ロイダル型無段変速装置のパワーローラ軸受を提供す
る。 【解決手段】ハーフトロイダル型無段変速装置のパワー
ローラ軸受の内輪および外輪は以下に示す工程に沿って
製造される。ステップS1では素材としてのワークを鍛
造に適した温度まで加熱する。ステップS2,S2aで
はワークを一端面を拘束した状態で第1及び第4の金型
を用いて圧鍛する。ステップS3,S3aではワークを
第2及び第5の金型を用いて圧鍛して外周面をトラクシ
ョン面に沿ってかつセンター穴及び軌道溝に相当する穴
と凹みとを有するワークに形成する。ステップS4,S
4aではワークを第3及び第6の金型を用いて打ち抜き
成形を施す。ステップS5,S5aではワークに切削加
工及び熱処理などを施して内輪および外輪を得る。
Description
どの車両用の変速装置として用いられるトロイダル型無
段変速装置のパワーローラ軸受に関する。
置としては、複数の歯車を有しこれらの歯車間の噛み合
せを変更して、入力軸から出力軸へトルクを伝えるもの
が主流であった。しかしながら、この従来の歯車式有段
変速装置は、変速時に段階的、断続的にトルクが変化す
るため、動力伝達に損失が生じたり、変速時に振動が生
じたりするなどの欠点を抱えていた。
続的にトルクが変化することがない無段変速装置の実用
化が検討されている。この無段変速装置は、変速時など
の振動が生じなく、かつ前記歯車式有段変速装置より動
力伝達時の損失が少くて優れているとともに、車両に用
いられた際の燃費も優れている。このため、一部の乗用
車などには、前述した無段変速装置の一例としてベルト
式無段変速装置などが実用化されている。
無段変速装置が提案されている。トロイダル型無段変速
装置は、入力軸と一体に回転する入力ディスクと、出力
軸と一体に回転する出力ディスクと、これら入出力ディ
スクと転接するパワーローラ軸受とを備えている。
クと出力ディスクとの間に揺動自在に設けられたトラニ
オンに支持されている。パワーローラ軸受は、前記トラ
ニオンに枢軸などを介して支持された外輪と、前記枢軸
に外輪に対し回転自在に支持された内輪と、前記外輪と
内輪との間に転動自在に設けられた転動体などを備えて
いる。
形成されかつ互いに対向する端面に円弧状に延びた軌道
溝を設けている。転動体は、これらの軌道溝上を転動す
るようになっている。
自在となっており、前記内輪はその外周面に入出力ディ
スクと転接するトラクション面を有している。前記外輪
がトラニオンとともに揺動し、かつ前記内輪のトラクシ
ョン面が入出力ディスクに転接することによって、パワ
ーローラ軸受は、前記入力軸の回転に伴う動力を所望の
増速比または減速比に基いて前記出力軸に伝達するよう
になっている。
ルト式無段変速装置と比較して、高いトルクを伝達する
ことが可能であるため、中・大型車両用の無段変速装置
として有効である。
装置は、高いトルクの伝達が必要とされているため、前
記パワーローラ軸受が、一般的な歯車及び軸受などの通
常の繰り返し応力が加わる機械部品と比較して、非常に
大きな繰り返し曲げ応力および繰り返しせん断応力など
を受ける。
ーローラ軸受が受ける大きな押圧力のスラスト方向の分
力を受けるため、円環状に形成された軌道溝に非常に大
きな面圧が作用する。また前記枢軸などによって支持さ
れることによって前記押圧力に伴う曲げによる引っ張り
応力を受ける。このような状態で、前記外輪は前記入出
力ディスク間を揺動する。
2点で、前記入出力ディスクと転接しかつ前記入出力デ
ィスクから大きな押圧力を受けて入力軸から出力軸へ動
力の伝達を行う。このため、内輪は、トラクション面と
円環状に形成された軌道溝に非常に大きな面圧が作用し
た状態で、繰り返し転動する。また、内輪は、前述した
大きな押圧力によって、その軌道溝に繰り返し引っ張り
応力を受ける。
の軌道溝及びトラクション面などの軸受軌道面に前述し
た非常に大きな応力などが作用した状態で、高い転動寿
命が前記パワーローラ軸受の外輪および内輪には要求さ
れる。
軸受の前述した内外輪の製造方法としては、例えば圧延
などが施されて円柱状の中実材に形成された素材から切
削加工などによって削り出す方法や、内輪の製造方法と
して特開平9−126290号公報に示されているよう
に、円環状の素材に浸炭または浸炭窒化処理を施した
後、鍛造などを行う方法があった。
属からなる円柱状の素材から切削加工によって削り出し
て製造するのでは、切削加工のため歩留まりが悪いとと
もに、所要時間が長時間化して、生産コストが高騰する
という問題が生じる。
すように、溶解、鋳造・圧延などの工程を経て円柱状の
中実材に形成された内外輪に用いられる素材60a,6
0bは、圧延などが施された際に、その金属組織の流れ
所謂メタルフローJが、それぞれ軸線Ma,Mbに沿っ
て形成されている。
によって、削り出して製造すると、図12(B)及び図
13(B)にように、前記内外輪61,62は、そのメ
タルフローメタルフローJが前記軸線Ma,Mbに沿っ
て形成されることとなる。
よびトラクション面65の表面などの軸受軌道面に、前
記メタルフローJが途切れるエンドフローE1,E2,
E3が形成される。
て製造された内外輪61,62は、前述した軸受軌道面
などに、前述したように通常の機械部品と比較して非常
に大きな応力が作用すると、前記メタルフローJに沿っ
て破壊しやすくなり、比較的寿命が短くなる傾向となっ
て、トロイダル型無段変速装置の寿命も短くなる傾向と
なる。
に示されている方法では、円環状でかつメタルフローが
軸線に沿った素材を用い、この素材に浸炭または浸炭窒
化処理を施した後、前記軸線方向に圧鍛して外周方向に
膨張させて前記内輪に沿った形状に成形する。そののち
切削加工などを施して、内輪を得る。
よって内外輪を得る方法と同様に、前記軌道溝の表面お
よびトラクション面の表面などの軸受軌道面に、前記エ
ンドフローが形成されることとなる。このため、この方
法によって得られた内輪も、比較的寿命が短くなる傾向
となって、トロイダル型無段変速装置の寿命が短くなる
傾向となる。したがって、本発明の目的は、高寿命でか
つ生産コストの高騰を抑制できるトロイダル型無段変速
装置のパワーローラ軸受を提供することにある。
達成するために、請求項1に記載の本発明のトロイダル
型無段変速装置のパワーローラ軸受は、入力ディスクと
出力ディスクとの間に揺動自在に設けられかつ入力軸の
回転に基く動力を出力軸へと伝達するトロイダル型無段
変速装置のパワーローラ軸受において、内輪と外輪とか
らなり、前記内輪は、円環状に形成され、かつ前記入出
力ディスクに転接自在なトラクション面と、端面に設け
られた円環状の軌道溝とを備え、前記トラクション面と
軌道溝の表面とのうち少なくとも一方に沿ったメタルフ
ローを有し、前記外輪は、円環状に形成され、かつ端面
に設けられた円環状の軌道溝を備え、前記軌道溝の表面
に沿うメタルフローを有することを特徴としている。
およびトラクション面とのなす角が大きくても20度
(degree)〜30度(degree)の範囲内のメタルフロー
は、これらの軌道溝の表面およびトラクション面のそれ
ぞれに沿っているものと定義する。
ーラ軸受の内輪は、そのトラクション面および軌道溝の
表面のうち少なくとも一方に沿ったメタルフローを有し
て成形されているので、トラクション面や軌道溝の表面
などの軸受軌道面にメタルフローが途切れるエンドフロ
ーが生じにくくなる。
に、その軌道溝の表面に沿ったメタルフローを有して成
形されているので、軌道溝の表面などの軸受軌道面にメ
タルフローが途切れるエンドフローが生じにくくなる。
よって製造されてメタルフローが軸線に沿っているもの
と比較して高寿命となるので、これらの内外輪を備えた
パワローラ軸受は高寿命となる。
沿った湾曲面と前記センター穴に相当する穴とが形成さ
れた素材としての第1のワークから成形され、この第1
のワークの前記センター穴に相当する穴の内周面におい
て、このワークが内輪に成形された際に、前記軌道溝が
設けられた端面からの距離が内輪の厚みの30%未満の
範囲内に、前記メタルフローが途切れるエンドフローが
形成されていないことが望ましい。
環状に形成されたそのセンター穴の内周面においても、
前記軌道溝が形成された端面からの距離が内輪の厚みの
30%未満となる範囲に、エンドフローが生じにくくな
る。したがって、大きな応力が作用しても、内輪の寿命
の低下を抑制することができるので、パワーローラ軸受
の寿命の低下を抑制することが可能となる。
る凹みが形成された素材としての第2のワークから成形
され、前記第2のワークの軌道溝に相当する凹みの表面
において、このワークが外輪に成形された際に、軌道溝
の中央寄りに幅の70%未満の範囲内に、前記メタルフ
ローが途切れるエンドフローが形成されていないことが
望ましい。
のエンドフローが軌道溝に沿って形成されて軌道溝の表
面にエンドフローが一層生じにくくなる。したがって、
外輪がその軌道溝に大きな応力が作用しても容易に破損
することがなくなり、寿命の低下を抑制することができ
るので、パワーローラ軸受の寿命の低下を抑制すること
が可能となる。
から図11を参照して説明する。図1はトロイダル型無
段変速装置としてのハーフトロイダル型無段変速装置2
0の一部を構成するバリエータ21を示す断面図であ
る。前記ハーフトロイダル型無段変速装置20は、エン
ジン等の駆動源(図示しない)に連結される入力軸1a
から、この入力軸1aの回転に基く動力を出力軸1bへ
と伝達する装置である。
ードルベアリングを介して前記入力軸1aに支持されか
つ前記入力軸1aと一体に回転自在に取付けられた入力
ディスク2と、前記出力軸1bにこの出力軸1bと一体
に回転自在に取付けられた出力ディスク3と、この入力
ディスク2および出力ディスク3に転接するパワーロー
ラ軸受11などを備えている。
入力軸1aに対してスプライン係合して設けられてい
る。カム板4と入力ディスク2との間にはローラ5が介
在され、入力ディスク2を出力ディスク3側に押し付け
るローディングカム式の押圧機構6が設けられている。
は、前記入出力軸1a,1bの軸線Pに対し略直交する
方向に沿った枢軸7を中心として揺動するトラニオン8
が設けられている。トラニオン8は、その略中央に前記
枢軸7に対し略直交する方向に延びた変位軸9を設けて
いる。
ラ軸受11が回転自在に支持されている。パワーローラ
軸受11は、入力ディスク2と出力ディスク3との間に
前記トラニオン8によって傾転自在に支持されて、これ
ら入力ディスク2及び出力ディスク3とに転接するよう
になっている。
13と転動体としての玉12とを備えている。前記内輪
10は、図2(A)に示すように、円環状に形成されか
つその中央に設けられたセンター穴22が前記変位軸9
に回転自在に支持されている。
スク2,3に転接するトラクション面23を形成してい
る。トラクション面23は、内輪10が変位軸9に支持
された際に、前記枢軸7を中心とした円弧状に形成され
ている。
持された際に、装置20外側に位置する端面24に、前
記変位軸9及びセンター穴22と同軸状に設けられかつ
円環状に延びた断面円弧状の軌道溝16を設けている。
に、円環状に形成されかつその中央に設けられたセンタ
ー穴25が前記変位軸9に支持され、前記トラニオン8
と内輪10との間に位置している。外輪13は、前述し
たように変位軸9に支持された際に、装置20内側に位
置しかつ前記内輪10と相対する端面26に、前記変位
軸9及びセンター穴24と同軸状に設けられかつ円環状
に延びた断面円弧状の軌道溝15を設けている。
転動自在に前記内輪10と外輪13との間に複数設けら
れている。これら複数の玉12は、前記内輪10と外輪
13との間に、円環状の保持器14によって保持されて
いる。
受11は入力ディスク2及び出力ディスク3から加わる
スラスト方向の荷重を支承しつつ、内輪10の回転を許
容して、入力ディスク2の回転に伴う動力を出力ディス
ク3に伝達するようになっている。
え込み鍛造工程、第1の型鍛造工程及び第1の打ち抜き
成形工程などを経て製造される。第1の据え込み鍛造工
程に用いられる第1の金型30は、図4に示すように、
第1の型31と第2の型32とを備えている。第1の型
31と第2の型32とは、金属からなる棒状に形成され
た素材W(以下第1のワークと呼ぶ)を、その両端から
第1のワークWの軸線Qに沿って圧するようになってい
る。
経て、前記軸線Qに沿って外径d0(図4に示す)が略
一定の円柱状の中実材に形成されている。第1のワーク
Wは、図示するように、その内部の金属組織の流れJa
(以下メタルフローと呼ぶ)が、前記軸線Qに沿って形
成されている。
4に示す)と外径d0との比が以下に示す式1を満たす
のが望ましいとともに、前記外径d0が前記内輪10の
軌道溝16の内径da(図2(A)に示す)より小径な
円柱状の中実材とされるのが望ましい。なお、本実施形
態に示された第1のワークWは、その外径d0が前記内
輪10の軌道溝16の内径daより小径でかつ前記外径
d0と長さLが式1の関係を満たしている。
この第1のワークWと接する端面31aが略平坦に形成
されている。第1の型31の端面31aは、第1のワー
クWを載置した際にこの第1のワークWの軸線Qに対し
略直交する方向に沿って略平坦に形成されている。
鍛する際にこの第1のワークWと接する端面32aが平
坦に形成されている。前記端面32aには、前記第1の
ワークWの外形に沿った凹部33が形成されている。
るのにしたがって前記端面32aから凹となりかつその
底面33aが第1の型31上に載置された第1のワーク
Wの軸線Qに対し略直交する方向に沿って略平坦に形成
されている。凹部33は、その内径が前記第1のワーク
Wの外径d0と略同径に形成されている。
27をはめ込んで、軸線Qが前記端面32aに対し略直
交する方向に沿うように第1のワークWの姿勢を保持す
るようになっている。
る際に、前記一端面27に位置するメタルフローJaの
端部が外周方向に広がらないように拘束するようになっ
ている。また、この凹部33も第1のワークWの外径d
0と同様に、成形する内輪10の軌道溝16の内径da
より小径に形成されるのが望ましい。
2の型32の端面32aに設けているが、型31,32
の製作上この凹部33を第1の型31の端面31aに設
けても良い。この凹部33は、前記第1の型31の端面
31aまたは第2の型32の端面32aのうち少くとも
どちらか一方に設ければ良い。
37は、図5に示すように、第3の型38と、第4の型
39と、を備えている。第3の型38は、第1の鍛造工
程を経て圧鍛された第1のワークW(W1)の外径より
若干大きな内径を有する第1の成形穴40を一体に備え
ている。
(W1)の軸線Q(Q1)に沿って延びかつ内径が略一
定の丸穴に形成されている。第1の成形穴40は、その
底面40aが、前記第1のワークW(W1)の底面28
(第1の据え込み工程において前記端面31aと接した
面)の外径d1(図4(a)に示す)と略同径でかつこ
のワークの軸線Q(Q1)に対し略直交する方向に沿っ
て略平坦に形成されている。
40aからこの底面40aから離れるのにしたがって徐
々に内径が拡大し、かつ前記トラクション面23の外形
に沿って断面円弧状に形成されたトラクション成形面4
1を一体に備えている。
0の内径と、略外径が等しく形成された円柱状に形成さ
れている。第4の型39は、前記第1のワークW(W
1)と相対する端面39aが、第1のワークW(W1)
の軸線Q(Q1)に対し略直交する方向に沿って略平坦
に形成されている。
に、前記第1のワークW(W1)に向って突出する中央
凸部42を一体に設けている。この中央凸部42は、前
記第1のワークW(W1)と接する端面42aが、前記
端面39aに沿って略平坦でかつ、前記ゼンター穴22
の内径より若干小径な円形に形成されている。
aの前記中央凸部42を中心とした周方向に沿って、端
面39aから第1のワークW(W1)に向って突出した
周凸部43を一体に備えている。周凸部43は、前記軌
道溝16に沿って円環状に延びかつ断面円弧状に形成さ
れている。
ち抜き成形工程に用いられる第3の金型45は、図6に
示すように、第5の型46と、第6の型47と、を備え
ている。
形穴40と略同形状に形成された第2の成形穴48を一
体に備えている。第2の成形穴48の底面48aには、
その略中央に打ち抜き穴49が開口している。
48の底面48a上に載置される第1のワークW(W
2)の軸線Q(Q2)に沿って延びかつその内径が前記
中央凸部42の外径より若干大きな丸穴に形成されてい
る。
2)に相対する端面47aがこの第1のワークW(W
2)の軸線Q(Q2)に対し直交する方向に沿って略平
坦に形成されている。第6の型47は、前記軸線Q(Q
2)に沿って延び前記中央凸部42の外径と略等しい円
柱状に形成されている。
て、図3(A)、図4から図6及び図10を参照して説
明する。ます、図3(A)に示すステップS1におい
て、前記式1を満たしかつその外径d0が軌道溝16の
内径daより小径な第1のワークWを電気炉などの適宜
の加熱手段によって鍛造に適した変形しやすい温度まで
加熱する。
おいて、以下に示す第1の据え込み鍛造工程を行う。第
1の据え込み鍛造工程において、ます図4(A)に示す
ように、第1のワークWを前記第1の型31の端面31
a上に載置し、第2の型32を、第1のワークWの一端
面27が凹み34に嵌め込まれるように近付けて、第1
のワークWを位置決めする。
いに近付けるように移動して、第1のワークWを圧鍛す
る。図4(B)に示すように、前記第1の型31の端面
31aおよび第2の型32の端面32aなどに沿って、
その外径が広がったディスク状の第1のワークW(W
1)を形成する。
が前記凹み34によって拘束された状態で圧鍛されるの
で、そのメタルフローJaが圧鍛後の第1のワークW
(W1)の一端面27において外周方向に向って広がる
ことがない。また、他の部分において、メタルフローJ
aは、圧鍛後の第1のワークW(W1)の外形に沿って
外周方向に広がることとなる。
(W1)は、その底面28の外径d1(図4(B)に示
す)が前記第3の型38の第1の成形穴40の底面40
aの径d2(図5(A)に示す)と略等しくなるよう
に、前記型31,32を互いに近付けて成形するのが望
ましい。
た後、ステップS3において、以下に示す第1の型鍛造
工程が行われる。まず、第1の型鍛造工程では、第1の
ワークW(W1)を、図5(A)に示すように、第2の
金型37の第3の型38の第1の成形穴40の底面40
a上に載置する。
の底面28の外径d1が、第1の据え込み鍛造工程にお
いて第1の成形穴40の底面40aの径d2と略同径に
形成されているので、前記第1の成形穴40と略同軸と
なるように位置決めされているとともに、その軸線Q
(Q1)が前記底面40aに対し略直交する方向に指向
した状態となっている。
第1のワークW(W1)に相対するように、第4の型3
9を第1の成形穴40内に挿入する。前記型38,39
を軸線Q(Q1)に沿って、底面40aと端面39aと
が互いに近付くように移動し、第1のワークW(W1)
を圧鍛する。
穴40の底面40a、トラクション成形面41および第
4の型39の中央凸部42と周凸部43とに応じた形状
に第1のワークW(W2)を形成する。
外周面が前記トラクション成形面41に沿って、トラク
ション面23に沿った湾曲面44に形成されるととも
に、前記中央凸部42に沿ったセンター穴22に相当す
る穴50と、前記周凸部43に沿った軌道溝16に相当
する凹み51とが一体に形成される。なお、前記穴50
は、前記第1のワークW(W2)を貫通していない。
据え込み鍛造工程では、一端面27においてメタルフロ
ーJaが外周方向に向って広がらないように拘束され、
かつ前記一端面27を拘束した凹部33が軌道溝16の
内径daより小径に形成されているので、周凸部43が
当接する部分には、メタルフローJaが途切れるエンド
フローが生じていない。このため、前記メタルフローJ
aは前記軌道溝16に相当する凹み52に沿って形成さ
れ、この凹み52の表面にはエンドフローが生じていな
い。
の据え込み鍛造工程において、そのメタルフローJaが
外周方向に向かって広がるように形成されているので、
前記メタルフローJaがトラクション成形面41に沿っ
て形成されることとなる。このため、メタルフローJa
がトラクション面23に沿って形成されるとともに、前
記トラクション面23に沿った湾曲面44の表面にエン
ドフローが生じることがない。
図3(A)に示すステップS4において、以下に示す第
1の打ち抜き成形工程が行われる。第1の打ち抜き成形
工程では、第1のワークW(W2)を、図6(A)に示
すように第3の金型45の第5の型46の第2の成形穴
48の底面48a上に載置する。
の成形穴40と略同形状に形成されているので、第1の
ワークW(W2)は、前記第2の成形穴48と略同軸状
でかつその軸線Q(Q2)が前記底面48aに対し略直
交した方向に沿った状態で位置決めされている。
2)に沿って前記第5の型46の第2の成形穴48内に
挿入し、第1のワークW(W2)の穴50に挿入する。
さらに第6の型47を打ち抜き穴49に挿入するように
軸線Q(Q2)に沿って移動させ、前記穴50の底部を
構成する第1のワークW(W2)の一部を打ち抜いて除
去し、前記穴50が貫通した状態の第1のワークW(W
3)を形成する。
すように、切削加工および熱処理などを施して、所望形
状の内輪10を得る。まず前述した第1の打ち抜き成形
工程が施された図10中に実線Sで示す第1のワークW
(W3)の全体に切削工程を施す。図中二点鎖線Uで示
すように、内輪10に相当する形状の第1のワークW
(W4)を得る。
たは浸炭窒化処理などの熱処理を施し、さらに、必要な
精度まで全体を切削して、パワーローラ軸受11の内輪
10を得る。
え込み鍛造工程と第2の型鍛造工程と、第2の打ち抜き
成形工程などを経て製造される。前記第2の据え込み鍛
造工程に用いられる図7に示す第4の金型53、第2の
型鍛造工程に用いられる図8に示す第5の金型54及
び、第2の打ち抜き成形工程に用いられる図9に示す第
6の金型55において、前述した内輪10を成形する金
型30,37,45と同一構成部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
なる棒状に形成された素材Wa(以下第2のワークと呼
ぶ)は、前記第1のワークWと同様に、圧延などの工程
を経て製造されている。
たす長さLと外径d0とを有する円柱状の中実材に形成
されかつその内部の金属組織の流れJb(以下メタルフ
ローと呼ぶ)が、その軸線Qaに沿って形成されてい
る。第2のワークWaは、前記外径d0が前記外輪13
の軌道溝15の内径db(図2(B)に示す)より小径
な円柱状の中実材に形成されている。
の金型54の第3の金型38においては、図8に示すよ
うに、その第1の成形穴40に、前記トラクション成形
面41に相当する部分が形成されていない。第5の金型
54の第1の成形穴40は、その底面40aの近傍まで
内径が略一定に形成されかつその側壁面40bが第2の
ワークWa(Wa1)の軸線Qa(Qa1)に沿って、
前記底面40aに対し略直交する方向に沿って形成され
ている。
る第6の金型55の第5の型46の第2の成形穴48に
おいても、同様に、前記トラクション成形面41に相当
する部分が形成されていない。第6の金型55の第2の
成形穴48が、その底面48aの近傍まで内径が略一定
に形成され、かつその側壁面48bが前記軸線Qa(Q
a2)に沿って前記底面48aに対し略直交する方向に
沿って形成されている。
て、図3(B)、図7から図9及び図11を参照して説
明する。なお、前記内輪10の製造工程と同一工程部分
には、同一符号を付して説明を省略する。
熱された第2のワークWaに、ステップS2aにおい
て、以下に示す第2の据え込み鍛造工程を施す。第2の
据え込み鍛造工程は、図7(A)〜図7(B)に示すよ
うに、第4の金型53を用いて前述した第1の据え込み
工程と同様に、第2のワークWaを圧鍛して、外径が広
がったディスク状の第2のワークWa(Wa1)に形成
する。
第1の据え込み工程と同様に、第2のワークWaはその
一端面27aが拘束された状態で圧鍛されるので、圧鍛
後において前記一端面27aのメタルフローJbが外周
方向に向って広がらない。また、他の部分において、メ
タルフローJbは、圧鍛後の第2のワークWa(Wa
1)の外形に沿って外周方向に広がることとなる。
Wa(Wa1)の外径da1(図7(B)に示す)が前
記第1の成形穴40の底面40aの径da2(図8
(A)に示す)と略等しくなるように成形するのが望ま
しい。
す第2の型鍛造工程が行われる。この第2の型鍛造工程
は、第5の金型54を用いて、前記第1の型鍛造工程と
同様に、図8(A)〜(B)に示すように、第2のワー
クWa(Wa1)を圧鍛し、前記中央凸部42に沿った
センター穴25に相当する穴50aと、前記周凸部43
に沿った軌道溝15に相当する凹み51aとが一体に形
成される。なお、前記穴50aも前記第2のワークWa
(Wa2)を貫通していない。
前記メタルフローJbは前記軌道溝15に相当する凹み
51aに沿って形成され、かつこの凹み51aの表面に
はエンドフローが生じていない。
示す第2の打ち抜き成形工程が行われる。第2の打ち抜
き成形工程は、第6の金型55を用いて、前記第1の打
ち抜き成形工程と同様に、図9(A)〜(B)に示すよ
うに、前記穴50aの底部を構成する第2のワークWa
(Wa2)の一部を打ち抜いて除去し、前記穴50aが
貫通した状態の第1のワークWa(Wa3)に形成す
る。
示すように、切削加工および熱処理などを施して、所望
形状の外輪13を得る。まず図11中に実線Saで示す
第2のワークWa(Wa3)の全体に切削工程を施す。
図中二点鎖線Uaで示すように、外輪13に相当する形
状の第2のワークWa(Wa4)を得る。
望の浸炭または浸炭窒化処理などの熱処理を施し、さら
に、必要な精度まで全体を切削して、パワーローラ軸受
11の外輪13を得る。
装置20の内輪10及び外輪13の製造方法によれば、
ワークW,Waとして、その外径d0,d0が、成形す
る内輪10と外輪13それぞれの軌道溝16,15の内
径da,dbより小径な円柱状の素材を用い、第1及び
第2の据え込み工程において、このワークW,Waの一
端面27,27aを拘束した状態で圧鍛するので、メタ
ルフローJa,Jbが軌道溝16,15に相当する凹み
51,51aに沿って形成されることとなる。
加工などを施して成形された内輪10および外輪13の
メタルフローJa,Jbは、前記軌道溝16,15の表
面とのなす角が大きくても20度から30度以内となる
ように、前記軌道溝16,15の表面に略沿って形成さ
れている。
の軌道溝16,15の表面には、エンドフローが生じに
くくなって、内輪10および外輪13の軌道溝16,1
5における玉12などの転動体の転動疲労寿命を向上す
ることができる。
7の第3の型38が、内輪10のトラクション面23に
沿ったトラクション成形面41を設けている。このた
め、ワークWの外周面にトラクション面23に沿った湾
曲面44が形成され、かつこの湾曲面44に沿ってメタ
ルフローJaが形成されている。
は、トラクション面23の表面とのなす角が大きくても
20度から30度以内となるように、前記トラクション
面23の表面に略沿って形成されている。したがって、
トラクション面23においても、エンドフローが生じに
くくなって、その表面の一部が剥離する所謂フレーキン
グが生じにくくなり、内輪10の寿命を向上することが
可能となる。
鍛造工程、型鍛造工程および打ち抜き成形工程などにお
いてワークW,Waの表面に生じた微小な傷などを確実
に除去できる。したがって、前述した工程によって生じ
た傷などによって、内輪10および外輪13などの寿命
が短くなることがない。
などの寿命を向上することとなって、ハーフトロイダル
型無段変速装置20のパワローラ軸受11の寿命を向上
することが可能となる。
第1の型鍛造工程および第1の打ち抜き成形工程などを
経て成形された第1のワークW(W3)の穴50の内周
面50bにおいて、このワークW(W3)が内輪10に
形成された際に、端面24からの距離hが、この内輪1
0の厚みHの30%未満となる範囲内には、エンドフロ
ーが生じないように、前述した金型30,37,45な
どを構成するのが望ましい。
試験結果からも明らかである。表1に結果が示された耐
久試験は、前述した金型30,37,45の構成を互い
に異ならせるなどして、前述した第1の据え込み鍛造工
程、第1の型鍛造工程および第1の打ち抜き成形工程な
どを経て成形され前記距離hと厚みHとの比h/Hが互
いに異なったワークW(W3)から内輪10を複数製造
して供試体A〜Hとして用いている。
〜Hをパワーローラ軸受11に組み込んで、入力ディス
ク2の回転数が4000rpmでかつ入力トルクが34
0N・mのときの最大減速状態で行われている
すくなくとも30%以上のワークW(W3)から製造さ
れた供試体E〜Hの場合には、250時間にわたる耐久
試験によっても、内輪10が破損しないことが明らかと
なった。
の内周面50bにおいて、軌道溝16が形成される端面
24側にエンドフローを有したワークW(W3)から製
造された内輪10は、比較的短時間で破損するのが明ら
かとなった。
(W3)を、前記穴50の内周面50bにおいて前述し
た比h/Hが30%未満の範囲内にはエンドフローを生
じさせないように成形することによって、比較的高寿命
な内輪10を得ることができるのが明らかとなった。
第2の型鍛造工程および第2の打ち抜き成形工程などを
経て成形された第2のワークWa(Wa3)の軌道溝1
5に相当する凹み51aの表面において、このワークW
aが外輪13に形成された際に、この外輪13の軌道溝
15の幅の中央寄りの70%未満となる範囲には、エン
ドフローが生じないように、前述した金型53,54,
55などを構成するのが望ましい。
試験結果からも明らかである。表2に結果が示された耐
久試験は、前述した金型53,54,55の構成を変化
させるなどして、前述した第2の据え込み鍛造工程、第
2の型鍛造工程および第2の打ち抜き成形工程などを経
て成形されたワークWa(Wa3)から外輪13を複数
製造して供試体A〜Kとして用いている。
a(Wa3)は、それぞれ軌道溝15に相当する凹み5
1aの表面において、外輪13に形成された際に軌道溝
15の最も中央寄りに位置するエンドフローと軌道溝1
5の中心との間の距離t(図11に示す)と、軌道溝1
5の中心と軌道溝15の内周端又は外周端の相当する部
分51a,51bとの間の間隔Tとの比t/Tが互いに
異なって成形されている。
〜Kをパワーローラ軸受11に組み込んで、供試体A〜
Kの軸線Qaに沿う図11中の矢印Nに沿ったスラスト
方向に160kgfの力を付勢した状態で行った。
70%未満となる範囲内にエンドフローが生じていない
ワークWa(Wa3)から製造された供試体A〜Dの場
合には、500時間にわたる耐久試験によっても、外輪
13が破損しないことが明らかとなった。
t/Tが70%未満となる、凹み51aの比較的中央寄
りにエンドフローが生じたワークWa(Wa3)から製
造された外輪13は、比較的短時間で、軌道溝15の表
面などに剥離が生じるなどの破損することが明らかとな
った。
(Wa3)に、前記凹み51の表面において、成形する
外輪13の軌道溝15の中央寄りにこの軌道溝15の幅
の70%未満となる範囲に、エンドフローを生じさせな
いように成形することによって、比較的高寿命な外輪1
3を得ることができるのが明らかとなった。
無段変速装置20のパワーローラ軸受11の内輪10お
よび外輪13の製造方法によれば、軌道溝16,15の
表面に沿ってメタルフローJa,Jbを形成することが
できるので、この軌道溝16,15にエンドフローを生
じさせにくくなって、高寿命な内外輪10,13を得る
ことができる。
沿ってメタルフローJaを形成することができるので、
このトラクション面23にエンドフローが生じにくくな
って、より高寿命な内輪10を得ることができる。
クW(W3)の穴50の内周面50bにおいて、前述し
た比h/Hが30%未満となる位置にエンドフローを生
じさせないことによって、より一層高寿命な内輪10を
得ることができる。
(Wa3)の凹み51において、前述した比t/Tが7
0%未満となる位置にエンドフローを生じさせないこと
によって、より一層高寿命な外輪13を得ることができ
る。
前述した第1および第2の据え込み鍛造工程、第1及び
第2の型鍛造工程および第1および第2の打ち抜き成形
工程とによって、内外輪10,13を成形するので、切
削加工のみによって成形する場合と0比較して、材料歩
留まりを向上することともに、加工に必要とされる所要
時間を短縮でき、生産コストの高騰を抑制することがで
きる。
示すトロイダル型無段変速装置のパワローラ軸受の内外
輪の製造方法が得られる。入力ディスクと出力ディスク
との間に揺動自在に設けられかつ入力軸の回転に基く動
力を出力軸へと伝達するトロイダル型無段変速装置のパ
ワーローラ軸受において、円環状に形成され、かつ前記
入出力ディスクに転接自在なトラクション面と、端面に
設けられた円環状の軌道溝とを備え、前記トラクション
面と軌道溝の表面とのうち少なくとも一方に沿ったメタ
ルフローを有する内輪の製造方法であって、前記軌道溝
の内径より、小さい外径を有する円柱状でかつその軸線
に沿ってメタルフローが形成された第1のワークを用
い、前記第1のワークの一端面を、外周方向への広がり
を拘束した状態で、軸線方向に沿って圧鍛する据え込み
鍛造工程と、前記据え込み鍛造工程が施された第1のワ
ークの前記一端面に軌道溝に相当する凹みを形成すると
ともに、外周面に前記トラクション面に沿った湾曲面を
形成する型鍛造工程とを有することを特徴とするトロイ
ダル型無段変速装置のパワーローラ軸受の内輪の製造方
法。
自在に設けられかつ入力軸の回転に基く動力を出力軸へ
と伝達するトロイダル型無段変速装置のパワーローラ軸
受において、円環状に形成され、かつ端面に設けられた
円環状の軌道溝を備え、前記軌道溝の表面に沿うメタル
フローを有する外輪の製造方法であって、前記軌道溝の
内径より、小さい外径を有する円柱状でかつその軸線に
沿ってメタルフローが形成された第2のワークを用い、
前記第2のワークの一端面を、外周方向への広がりを拘
束した状態で、軸線方向に沿って圧鍛する据え込み鍛造
工程と、前記据え込み鍛造工程が施された第2のワーク
の前記一端面に前記軌道溝に相当する凹みを成形する型
鍛造工程とを有することを特徴とするトロイダル型無段
変速装置のパワーローラ軸受の外輪の製造方法。
径より外径が小さな円柱状でかつその軸線方向に沿って
メタルフローが形成されたワークを用い、かつ据え込み
鍛造工程において一端面を拘束した状態で圧鍛するの
で、前記ワークのメタルフローをトラクション面に沿っ
た湾曲面と軌道溝に相当する凹みとに沿って形成するこ
とができる。
とのそれぞれの表面にメタルフローが途切れるエンドフ
ローが生じにくくなって、比較的高寿命な内輪を得るこ
とができる。
どの鍛造によって内輪を成形するので、材料歩留まりを
向上することが可能となる。したがって、内輪の生産コ
ストの高騰を抑制することができる。
径より外径が小さな円柱状でかつその軸線方向に沿って
メタルフローが形成されたワークを用い、かつ据え込み
鍛造工程において一端面を拘束した状態で圧鍛するの
で、前記ワークのメタルフローを軌道溝に相当する凹み
に沿って形成することができる。このため、外輪の軌道
溝の表面にメタルフローが途切れるエンドフローが生じ
にくくなって、比較的高寿命な外輪を得ることができ
る。
鍛造によって外輪を成形するので、材料歩留まりを向上
することが可能となる。したがって、外輪の生産コスト
の高騰を抑制することができる。
ワーローラ軸受は、その内外輪が軸受軌道面にエンドフ
ローを生じにくく成形されるので、切削加工などによっ
て製造されてメタルフローが軸線に沿って成形された内
外輪を備えたものと比較して、高寿命となる。また、こ
のパワーローラ軸受の内外輪は据え込み工程や型鍛造工
程などの鍛造によって成形できるので、材料歩留まりを
向上して、生産コストの高騰を抑制することができる。
無段変速装置の一部を示す縦断面図。
内外輪を示す斜視図。
ワーローラ軸受の内外輪の製造工程の一例を示すフロー
チャート。
鍛造工程を示す説明図。
程を示す説明図。
成形工程を示す説明図。
鍛造工程を示す説明図。
程を示す説明図。
成形工程を示す説明図。
された後のワークの一部を示す断面図。
された後のワークの一部を示す断面図。
ワーローラ軸受の内輪の製造方法を示す説明図。
ワーローラ軸受の外輪の製造方法を示す説明図。
無段変速装置) 23…トラクション面 24…内輪の端面 26…外輪の端面 44…湾曲面 Ja,Jb…メタルフロー
Claims (1)
- 【請求項1】入力ディスクと出力ディスクとの間に揺動
自在に設けられかつ入力軸の回転に基く動力を出力軸へ
と伝達するトロイダル型無段変速装置のパワーローラ軸
受において、 内輪と外輪とからなり、 前記内輪は、円環状に形成され、かつ前記入出力ディス
クに転接自在なトラクション面と、端面に設けられた円
環状の軌道溝とを備え、前記トラクション面と軌道溝の
表面とのうち少なくとも一方に沿ったメタルフローを有
し、 前記外輪は、円環状に形成され、かつ端面に設けられた
円環状の軌道溝を備え、前記軌道溝の表面に沿うメタル
フローを有することを特徴とするトロイダル型無段変速
装置のパワーローラ軸受。
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