JPH11210816A - アクティブエンジンマウント装置 - Google Patents
アクティブエンジンマウント装置Info
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- JPH11210816A JPH11210816A JP2774998A JP2774998A JPH11210816A JP H11210816 A JPH11210816 A JP H11210816A JP 2774998 A JP2774998 A JP 2774998A JP 2774998 A JP2774998 A JP 2774998A JP H11210816 A JPH11210816 A JP H11210816A
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- Japan
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- vibration
- engine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジン回転センサが故障しても、マウント
の振動遮断を続ける。 【解決手段】 エンジン14に左右対称にエンジンマウ
ント16a、16bが設置され、各々に左右エラーセン
サ18a、18bが設けられている。コントローラ30
a、30bは、固定フィルタ21a、21b、適応フィ
ルタ23a、23bを備え、エンジン回転センサ17の
信号を用いてエラーセンサの出力が最小となるようにエ
ンジンマウント16a、16bを適応制御する。故障検
出部24はエンジン回転センサの出力信号を用いてセン
サの状態を判定し、故障となった場合適応フィルタ23
bの出力を停止する。基準信号生成部はエンジンマウン
トを介してエラーセンサ18bに伝達されたエンジン振
動信号に基づいてエンジンの回転数を演算する。基準信
号選択部26はその信号を固定フィルタ21aに出力
し、エンジンマウント16aを駆動し続ける。
の振動遮断を続ける。 【解決手段】 エンジン14に左右対称にエンジンマウ
ント16a、16bが設置され、各々に左右エラーセン
サ18a、18bが設けられている。コントローラ30
a、30bは、固定フィルタ21a、21b、適応フィ
ルタ23a、23bを備え、エンジン回転センサ17の
信号を用いてエラーセンサの出力が最小となるようにエ
ンジンマウント16a、16bを適応制御する。故障検
出部24はエンジン回転センサの出力信号を用いてセン
サの状態を判定し、故障となった場合適応フィルタ23
bの出力を停止する。基準信号生成部はエンジンマウン
トを介してエラーセンサ18bに伝達されたエンジン振
動信号に基づいてエンジンの回転数を演算する。基準信
号選択部26はその信号を固定フィルタ21aに出力
し、エンジンマウント16aを駆動し続ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン振動を能
動的に低減するアクティブエンジンマウント装置に関
し、特に、装置の一部が故障したときにも、制振効果が
維持できるようにしたアクティブエンジンマウント装置
に関する。
動的に低減するアクティブエンジンマウント装置に関
し、特に、装置の一部が故障したときにも、制振効果が
維持できるようにしたアクティブエンジンマウント装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアクティブエンジンマウント装置
としては、例えば、特開平−340228号公報に開示
されたものがある。この従来の装置においては、図5に
示すように、エンジン14の左右各々に、エンジンと車
体100のエンジンフットクロスメンバ(以下、エンジ
ンフットと称する)15の間に、電磁アクチュエータ及
び液体作動部で構成された左側、右側エンジンマウント
16a、16bが配設されており、エンジンフット15
と各々のエンジンマウント16a、16bの接続部分に
左側、右側エラーセンサ18a、18bが設けられてい
る。
としては、例えば、特開平−340228号公報に開示
されたものがある。この従来の装置においては、図5に
示すように、エンジン14の左右各々に、エンジンと車
体100のエンジンフットクロスメンバ(以下、エンジ
ンフットと称する)15の間に、電磁アクチュエータ及
び液体作動部で構成された左側、右側エンジンマウント
16a、16bが配設されており、エンジンフット15
と各々のエンジンマウント16a、16bの接続部分に
左側、右側エラーセンサ18a、18bが設けられてい
る。
【0003】エンジンマウント16a、16bに対して
それぞれを駆動するコントローラ200a、200bが
接続されている。振動源としてのエンジンには、振動発
生状態を検出するためのエンジン回転センサ17が設け
られ、コントローラ200a、200bにエンジンの回
転に同期した基準信号を出力するようになっている。
それぞれを駆動するコントローラ200a、200bが
接続されている。振動源としてのエンジンには、振動発
生状態を検出するためのエンジン回転センサ17が設け
られ、コントローラ200a、200bにエンジンの回
転に同期した基準信号を出力するようになっている。
【0004】エンジンマウント16a用のコントローラ
200aは、固定フィルタ21aと適応フィルタ23a
を備え、エンジンの回転同期信号を発するエンジン回転
センサ17よりのエンジン回転同期信号およびエラーセ
ンサ18aからのエラー信号を用いて、固定フィルタ2
1aで予め測定されたエンジンマウント16aの電磁ア
クチュエータとエンジンフット15間の伝達特性推定値
を用い、電磁アクチュエータをエラーセンサ18aのエ
ラー信号が最小となるように、適応フィルタ23aの演
算値により適応制御する。また、エンジンマウント16
b用のコントローラ200bについても同様に適応制御
を行なう。なお、図中、19、20a、20bはA/D
変換器、22a、22bはD/A変換器である。
200aは、固定フィルタ21aと適応フィルタ23a
を備え、エンジンの回転同期信号を発するエンジン回転
センサ17よりのエンジン回転同期信号およびエラーセ
ンサ18aからのエラー信号を用いて、固定フィルタ2
1aで予め測定されたエンジンマウント16aの電磁ア
クチュエータとエンジンフット15間の伝達特性推定値
を用い、電磁アクチュエータをエラーセンサ18aのエ
ラー信号が最小となるように、適応フィルタ23aの演
算値により適応制御する。また、エンジンマウント16
b用のコントローラ200bについても同様に適応制御
を行なう。なお、図中、19、20a、20bはA/D
変換器、22a、22bはD/A変換器である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアクティブエンジンマウント装置にあって
は、左側エンジンマウントと右側エンジンマウントは、
共通のエンジン回転センサの出力に基づいて互いに関連
なく制御が実行されているため、エンジン回転センサが
故障してエンジンの回転同期信号が取り出せなくなる
と、左、右側エンジンマウントに対して適応制御が実行
不可能となり、エンジンの振動がエンジンマウントから
エンジンフットに伝達され、車体に大きな振動を与えて
しまうという問題があった。本発明は、このような従来
の問題点に着目してなされたものであり、エンジン回転
センサが故障した場合にも、制御不能に陥ることなく、
制振効果を維持できるようにしたアクティブエンジンマ
ウント装置を提供することを目的としている。
うな従来のアクティブエンジンマウント装置にあって
は、左側エンジンマウントと右側エンジンマウントは、
共通のエンジン回転センサの出力に基づいて互いに関連
なく制御が実行されているため、エンジン回転センサが
故障してエンジンの回転同期信号が取り出せなくなる
と、左、右側エンジンマウントに対して適応制御が実行
不可能となり、エンジンの振動がエンジンマウントから
エンジンフットに伝達され、車体に大きな振動を与えて
しまうという問題があった。本発明は、このような従来
の問題点に着目してなされたものであり、エンジン回転
センサが故障した場合にも、制御不能に陥ることなく、
制振効果を維持できるようにしたアクティブエンジンマ
ウント装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、エンジンの回転を検出してエンジンの回転に同期
した振動周期を表わす基準信号を出力する振動発生状況
検出手段と、前記エンジンから発せられる振動と干渉す
る制御振動を発生可能な複数の制御振動源と、前記複数
の制御振動源の各々に設けられ前記干渉後の残留振動を
検出して出力する残留振動検出手段と、前記基準信号及
び前記残留振動に基づいて前記干渉後の振動が低減する
ように前記制御振動源を駆動する前記複数の制御振動源
の各々に対応した能動制御手段とを備えたアクティブエ
ンジンマウント装置において、前記振動発生状況検出手
段から前記能動制御手段への前記基準信号の入力の有無
を判定する故障判定手段2と、残留振動検出手段の出力
信号を用いて基準信号を生成する基準信号生成手段5
と、前記振動発生状況検出手段からの基準信号に代え
て、前記基準信号生成手段で生成した基準信号を前記能
動制御手段に出力する基準信号切り換え手段7とを有し
て、前記故障判定手段2が基準信号入力なしと判定した
場合には、前記複数の制御振動源のうちの1つの制御振
動の発生を前記能動制御手段1の作動停止により停止す
るとともに、当該停止された制御振動源8に設けられた
残留振動制御手段3の出力信号を用いて前記基準信号生
成手段5が生成する基準信号を、前記基準信号切り換え
手段7により前記制御振動の発生を停止された制御振動
源8を除く他の制御振動源10に設けられた他の能動制
御手段6に出力するものとした。
うに、エンジンの回転を検出してエンジンの回転に同期
した振動周期を表わす基準信号を出力する振動発生状況
検出手段と、前記エンジンから発せられる振動と干渉す
る制御振動を発生可能な複数の制御振動源と、前記複数
の制御振動源の各々に設けられ前記干渉後の残留振動を
検出して出力する残留振動検出手段と、前記基準信号及
び前記残留振動に基づいて前記干渉後の振動が低減する
ように前記制御振動源を駆動する前記複数の制御振動源
の各々に対応した能動制御手段とを備えたアクティブエ
ンジンマウント装置において、前記振動発生状況検出手
段から前記能動制御手段への前記基準信号の入力の有無
を判定する故障判定手段2と、残留振動検出手段の出力
信号を用いて基準信号を生成する基準信号生成手段5
と、前記振動発生状況検出手段からの基準信号に代え
て、前記基準信号生成手段で生成した基準信号を前記能
動制御手段に出力する基準信号切り換え手段7とを有し
て、前記故障判定手段2が基準信号入力なしと判定した
場合には、前記複数の制御振動源のうちの1つの制御振
動の発生を前記能動制御手段1の作動停止により停止す
るとともに、当該停止された制御振動源8に設けられた
残留振動制御手段3の出力信号を用いて前記基準信号生
成手段5が生成する基準信号を、前記基準信号切り換え
手段7により前記制御振動の発生を停止された制御振動
源8を除く他の制御振動源10に設けられた他の能動制
御手段6に出力するものとした。
【0007】
【作用】振動発生状況検出手段4が故障すると、1つの
制御振動源8の制御振動が停止される。これにより、そ
れに対応する1つの残留振動検出手段3が制御振動源8
を介して、エンジンからの振動を感知するようになる。
基準信号生成手段5はその信号に基づいてエンジンの振
動状況を示す基準信号を算出し、基準信号切り換え手段
7により残りの他の能動制御手段6に出力するから、他
の能動制御手段6の作動が維持され、他の残留振動検出
手段9により1つの制御振動源8を除いた他の制御振動
源10が作動し続ける。これにより、全部の能動制御手
段の作動停止が避けられる。
制御振動源8の制御振動が停止される。これにより、そ
れに対応する1つの残留振動検出手段3が制御振動源8
を介して、エンジンからの振動を感知するようになる。
基準信号生成手段5はその信号に基づいてエンジンの振
動状況を示す基準信号を算出し、基準信号切り換え手段
7により残りの他の能動制御手段6に出力するから、他
の能動制御手段6の作動が維持され、他の残留振動検出
手段9により1つの制御振動源8を除いた他の制御振動
源10が作動し続ける。これにより、全部の能動制御手
段の作動停止が避けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例の構成を示す図であ
る。車両の車体100を支持するためのフレーム13に
エンジンフットクロスメンバー(エンジンフット)15
が設けられ、このエンジンフット15に前後方向縦置き
のエンジン14がエンジンマウントにより支持されてい
る。エンジンマウントはエンジン14に対して左右対
称、すなわちエンジンの出力軸を含む面を挟んで対称に
設けられた左側エンジンマウント16aと右側エンジン
マウント16bとからなり、後述するようにそれぞれ電
磁アクチュエータAと液体作動部Bから構成されてい
る。なお、図1中、12はホイールである。
明する。図1は、本発明の実施例の構成を示す図であ
る。車両の車体100を支持するためのフレーム13に
エンジンフットクロスメンバー(エンジンフット)15
が設けられ、このエンジンフット15に前後方向縦置き
のエンジン14がエンジンマウントにより支持されてい
る。エンジンマウントはエンジン14に対して左右対
称、すなわちエンジンの出力軸を含む面を挟んで対称に
設けられた左側エンジンマウント16aと右側エンジン
マウント16bとからなり、後述するようにそれぞれ電
磁アクチュエータAと液体作動部Bから構成されてい
る。なお、図1中、12はホイールである。
【0009】車体側のエンジンフット15には、左側エ
ンジンマウント16a支持部に左側エンジンマウント1
6aのエラー信号を出力する左側エラーセンサ18aが
設けられている。また、エンジンフット15の右側エン
ジンマウント16b支持部に右側エンジンマウント16
bのエラー信号を出力する右側エラーセンサ18bが設
けられている。左側エラーセンサ18aと右側エラーセ
ンサ18bとは、エンジン14に対して左右対称に設け
られている。ここでエラーセンサ18a、18bには、
振動センサ、加速度センサ、変位センサ等が使用され
る。エンジン14には、振動発生状態検出手段としての
エンジン回転センサ17が設けられ、エンジンの回転に
同期した基準信号を出力する。
ンジンマウント16a支持部に左側エンジンマウント1
6aのエラー信号を出力する左側エラーセンサ18aが
設けられている。また、エンジンフット15の右側エン
ジンマウント16b支持部に右側エンジンマウント16
bのエラー信号を出力する右側エラーセンサ18bが設
けられている。左側エラーセンサ18aと右側エラーセ
ンサ18bとは、エンジン14に対して左右対称に設け
られている。ここでエラーセンサ18a、18bには、
振動センサ、加速度センサ、変位センサ等が使用され
る。エンジン14には、振動発生状態検出手段としての
エンジン回転センサ17が設けられ、エンジンの回転に
同期した基準信号を出力する。
【0010】左側および右側エンジンマウント16a、
16bに対応させて、それぞれコントローラ30a、3
0bが設けられている。左側エンジンマウント用のコン
トローラ30aは、左側固定フィルタ21aと左側適応
フィルタ23aを備える。また右側エンジンマウント用
のコントローラ30bは、右側固定フィルタ21bと右
側適応フィルタ23bを備える。
16bに対応させて、それぞれコントローラ30a、3
0bが設けられている。左側エンジンマウント用のコン
トローラ30aは、左側固定フィルタ21aと左側適応
フィルタ23aを備える。また右側エンジンマウント用
のコントローラ30bは、右側固定フィルタ21bと右
側適応フィルタ23bを備える。
【0011】左側適応フィルタ23aの出力端jはD/
A変換器22aを介して左側エンジンマウント16aの
電磁アクチュエータに接続されている。左側適応フィル
タ23aの入力端hには固定フィルタ21aが接続さ
れ、他の入力端iはA/D変換器20aを介して左側エ
ラーセンサ18aに接続されている。右側適応フィルタ
23bの出力端jはD/A変換器22bを介して右側エ
ンジンマウント16bの電磁アクチュエータに接続され
ている。右側適応フィルタ23bの入力端hには固定フ
ィルタ21bが接続され、他の入力端iはA/D変換器
20bを介して右側エラーセンサ18bに接続されてい
る。
A変換器22aを介して左側エンジンマウント16aの
電磁アクチュエータに接続されている。左側適応フィル
タ23aの入力端hには固定フィルタ21aが接続さ
れ、他の入力端iはA/D変換器20aを介して左側エ
ラーセンサ18aに接続されている。右側適応フィルタ
23bの出力端jはD/A変換器22bを介して右側エ
ンジンマウント16bの電磁アクチュエータに接続され
ている。右側適応フィルタ23bの入力端hには固定フ
ィルタ21bが接続され、他の入力端iはA/D変換器
20bを介して右側エラーセンサ18bに接続されてい
る。
【0012】右側適応フィルタ23bにはさらに外部操
作で出力端jからの出力を停止できる端子kが設けら
れ、故障検出部24の出力端と接続される。故障検出部
24の他の出力端は基準信号選択部26と接続される。
基準信号生成部25の入力端は右側適応フィルタ23b
の端子iと接続され、出力端は基準信号選択部26と接
続される。エンジン回転センサ17はA/D変換器19
を介して固定フィルタ21b、故障検出部24、基準信
号選択部26とそれぞれ接続されている。
作で出力端jからの出力を停止できる端子kが設けら
れ、故障検出部24の出力端と接続される。故障検出部
24の他の出力端は基準信号選択部26と接続される。
基準信号生成部25の入力端は右側適応フィルタ23b
の端子iと接続され、出力端は基準信号選択部26と接
続される。エンジン回転センサ17はA/D変換器19
を介して固定フィルタ21b、故障検出部24、基準信
号選択部26とそれぞれ接続されている。
【0013】エンジン回転に同期した基準信号を発生す
るエンジン回転センサ17からのエンジン回転同期アナ
ログ信号は、A/D変換器19でデジタル信号に変換さ
れてから、右側固定フィルタ21bに入力されるととも
に、基準信号選択部26での選択を経て左側固定フィル
タ21aに入力される。エンジン回転センサ17からの
信号は左側固定フィルタ21aおよび右側フィルタ21
bで伝達特性が修正され、左側適応フィルタ23aおよ
び右側適応フィルタ23bに入力される。左側適応フィ
ルタ23aおよび右側適応フィルタ23bにはまた、左
側エラーセンサ18aおよび右側エラーセンサ18bか
らのアナログのエラー信号がA/D変換器20aおよび
20bでデジタル信号に変換されて入力される。
るエンジン回転センサ17からのエンジン回転同期アナ
ログ信号は、A/D変換器19でデジタル信号に変換さ
れてから、右側固定フィルタ21bに入力されるととも
に、基準信号選択部26での選択を経て左側固定フィル
タ21aに入力される。エンジン回転センサ17からの
信号は左側固定フィルタ21aおよび右側フィルタ21
bで伝達特性が修正され、左側適応フィルタ23aおよ
び右側適応フィルタ23bに入力される。左側適応フィ
ルタ23aおよび右側適応フィルタ23bにはまた、左
側エラーセンサ18aおよび右側エラーセンサ18bか
らのアナログのエラー信号がA/D変換器20aおよび
20bでデジタル信号に変換されて入力される。
【0014】そして、左側適応フィルタ23aは、左側
固定フィルタ21aの出力信号と左側エラーセンサ18
aからのエラー信号を入力として、当該エラー信号が最
小となるようにD/A変換器22aを介して制御信号を
左側エンジンマウント16aへ送出する。右側適応フィ
ルタ23bも同様に、右側固定フィルタ21bの出力信
号と右側エラーセンサ18bからのエラー信号を入力と
して、当該エラー信号が最小となるようにD/A変換器
22bを介して制御信号を右側エンジンマウント16b
へ送出する。
固定フィルタ21aの出力信号と左側エラーセンサ18
aからのエラー信号を入力として、当該エラー信号が最
小となるようにD/A変換器22aを介して制御信号を
左側エンジンマウント16aへ送出する。右側適応フィ
ルタ23bも同様に、右側固定フィルタ21bの出力信
号と右側エラーセンサ18bからのエラー信号を入力と
して、当該エラー信号が最小となるようにD/A変換器
22bを介して制御信号を右側エンジンマウント16b
へ送出する。
【0015】一方、故障検出部24はエンジン回転セン
サ17からの信号を監視することによりエンジン回転セ
ンサ17の状態を判定し、故障の場合は故障信号を出力
することにより、右側適応フィルタ23bが右側エンジ
ンマウント16bへ出力する制御信号を停止し、基準信
号選択部26が基準信号生成部25で演算されたエンジ
ン回転同期信号を選択して左側固定フィルタ21aに出
力する。
サ17からの信号を監視することによりエンジン回転セ
ンサ17の状態を判定し、故障の場合は故障信号を出力
することにより、右側適応フィルタ23bが右側エンジ
ンマウント16bへ出力する制御信号を停止し、基準信
号選択部26が基準信号生成部25で演算されたエンジ
ン回転同期信号を選択して左側固定フィルタ21aに出
力する。
【0016】右側適応フィルタ23bの制御信号出力停
止によって、エンジンフット15の右側エンジンマウン
ト16b支持部がエンジンマウント16bを介してエン
ジン14と同じ振動を起こし、右側エラーセンサ18b
がエンジン14の振動を感知することになる。その信号
はA/D変換器20bによって基準信号生成部25に出
力され、ここでエンジン回転センサと同じようにエンジ
ンの回転に同期した基準信号が算出される。基準信号選
択部26はそれを選択して左側固定フィルタ21aに出
力するから、左側のエンジンマウント16aが作動し続
ける。
止によって、エンジンフット15の右側エンジンマウン
ト16b支持部がエンジンマウント16bを介してエン
ジン14と同じ振動を起こし、右側エラーセンサ18b
がエンジン14の振動を感知することになる。その信号
はA/D変換器20bによって基準信号生成部25に出
力され、ここでエンジン回転センサと同じようにエンジ
ンの回転に同期した基準信号が算出される。基準信号選
択部26はそれを選択して左側固定フィルタ21aに出
力するから、左側のエンジンマウント16aが作動し続
ける。
【0017】図3は、エンジンマウント16a(16
b)の構造を示す。電磁アクチュエータAと液体作動部
(液体封入マウント)Bとが金属製の外筒部68内に収
納されており、コントローラ30a(30b)からのア
クチュエータ駆動信号(制御信号)により制御される。
電磁アクチュエータAは、コイル61と振動板62とで
構成されている。液体作動部Bには、オイル等を充填す
るための液体室63が形成されており、区画された液体
室の各室間には液体を吸排するためのオリフィス64、
65が設けられている。エンジン側に固定される外筒6
8は、車体側(エンジンフット)に固定されるベースブ
ロック69に支持ゴム66により支持されている。液体
作動に伴う液体室の容積変動はゴム壁67で吸収され
る。電磁アクチュエータAはその適応制御によりエンジ
ン振動と干渉し、車体への振動伝達を低減抑制する。
b)の構造を示す。電磁アクチュエータAと液体作動部
(液体封入マウント)Bとが金属製の外筒部68内に収
納されており、コントローラ30a(30b)からのア
クチュエータ駆動信号(制御信号)により制御される。
電磁アクチュエータAは、コイル61と振動板62とで
構成されている。液体作動部Bには、オイル等を充填す
るための液体室63が形成されており、区画された液体
室の各室間には液体を吸排するためのオリフィス64、
65が設けられている。エンジン側に固定される外筒6
8は、車体側(エンジンフット)に固定されるベースブ
ロック69に支持ゴム66により支持されている。液体
作動に伴う液体室の容積変動はゴム壁67で吸収され
る。電磁アクチュエータAはその適応制御によりエンジ
ン振動と干渉し、車体への振動伝達を低減抑制する。
【0018】次に上記作動の流れを図4のフローチャー
トにしたがって説明する。まず、ステップ100で、故
障検出部24でエンジン回転センサ17からの信号を用
いてエンジン回転センサ17の状態を判定し、正常の場
合は、ステップ101へ進み、故障の場合にはステップ
105へ進む。ステップ101では、固定フィルタ21
a、21bから伝達特性が修正されたエンジンの回転信
号を適応フィルタ23a、23bに入力する。そしてス
テップ102で、エラーセンサ18a、18bのエラー
信号も適応フィルタ23a、23bに入力する。
トにしたがって説明する。まず、ステップ100で、故
障検出部24でエンジン回転センサ17からの信号を用
いてエンジン回転センサ17の状態を判定し、正常の場
合は、ステップ101へ進み、故障の場合にはステップ
105へ進む。ステップ101では、固定フィルタ21
a、21bから伝達特性が修正されたエンジンの回転信
号を適応フィルタ23a、23bに入力する。そしてス
テップ102で、エラーセンサ18a、18bのエラー
信号も適応フィルタ23a、23bに入力する。
【0019】ステップ103では、入力された信号に基
づいて左右エンジンマウントを駆動する指令値を演算す
る。ステップ104では、左右エンジンマウントの駆動
指令値に基づいた制御信号が各エンジンマウントに出力
される。これによって、左右エンジンマウントが駆動さ
れ、エンジンの振動と干渉し、エンジンの残留振動が最
小となるように制御される。
づいて左右エンジンマウントを駆動する指令値を演算す
る。ステップ104では、左右エンジンマウントの駆動
指令値に基づいた制御信号が各エンジンマウントに出力
される。これによって、左右エンジンマウントが駆動さ
れ、エンジンの振動と干渉し、エンジンの残留振動が最
小となるように制御される。
【0020】一方ステップ100でエンジン回転センサ
が故障と判定されると、ステップ105で、右側適応フ
ィルタ23bからの制御信号出力が停止される。これに
よってエンジンの振動がエンジンマウント16bによっ
てエンジンフット15へ伝わり、右側エラーセンサ18
bで検出される。ステップ106で右側エラーセンサ1
8bの出力信号を基準信号生成部25に出力する。ステ
ップ107では、右側エラーセンサ18bの出力信号に
基づいてエンジン回転に同期した爆発振動成分の最大値
を算出する。これによりエンジンの爆発に同期する基準
信号が生成される。
が故障と判定されると、ステップ105で、右側適応フ
ィルタ23bからの制御信号出力が停止される。これに
よってエンジンの振動がエンジンマウント16bによっ
てエンジンフット15へ伝わり、右側エラーセンサ18
bで検出される。ステップ106で右側エラーセンサ1
8bの出力信号を基準信号生成部25に出力する。ステ
ップ107では、右側エラーセンサ18bの出力信号に
基づいてエンジン回転に同期した爆発振動成分の最大値
を算出する。これによりエンジンの爆発に同期する基準
信号が生成される。
【0021】ステップ108では、振動成分最大値の周
期を算出してエンジン回転数を演算する。ステップ10
9で、上記演算したエンジン回転数と爆発に同期する基
準信号とともに、左側エラーセンサ18aからの信号を
左側適応フイルタ23aに入力する。ステップ110
で、左側適応フイルタ23aにおいて、エンジン回転数
とエラー信号に基づいて左側エンジンマウント16aの
駆動値を演算し、ステップ111で制御信号をエンジン
マウント16aに出力する。これによってエンジン回転
センサが故障しても、一方のエンジンマウントの作動を
停止させ支持ゴム66でエンジン振動を減衰し、そのエ
ラーセンサからエンジンの振動信号を取得して、もう一
方のエンジンマウントで制御を続けることができる。
期を算出してエンジン回転数を演算する。ステップ10
9で、上記演算したエンジン回転数と爆発に同期する基
準信号とともに、左側エラーセンサ18aからの信号を
左側適応フイルタ23aに入力する。ステップ110
で、左側適応フイルタ23aにおいて、エンジン回転数
とエラー信号に基づいて左側エンジンマウント16aの
駆動値を演算し、ステップ111で制御信号をエンジン
マウント16aに出力する。これによってエンジン回転
センサが故障しても、一方のエンジンマウントの作動を
停止させ支持ゴム66でエンジン振動を減衰し、そのエ
ラーセンサからエンジンの振動信号を取得して、もう一
方のエンジンマウントで制御を続けることができる。
【0022】エンジンマウント16bの電磁アクチュエ
ータは1つの制御振動源を構成している。エンジンマウ
ント16aの電磁アクチュエータは他の制御振動源を構
成している。コントローラ30bは一つの能動制御手段
を構成している。コントローラ30aは他の能動制御手
段を構成している。エラーセンサ18bは一つの残留振
動検出手段を構成している。エラーセンサ18aは他の
残留振動検出手段を構成している。基準信号生成部25
は基準信号生成手段を構成している。故障検出部24は
故障判定手段を構成している。基準信号選択部26は基
準信号切り換え手段を構成している。
ータは1つの制御振動源を構成している。エンジンマウ
ント16aの電磁アクチュエータは他の制御振動源を構
成している。コントローラ30bは一つの能動制御手段
を構成している。コントローラ30aは他の能動制御手
段を構成している。エラーセンサ18bは一つの残留振
動検出手段を構成している。エラーセンサ18aは他の
残留振動検出手段を構成している。基準信号生成部25
は基準信号生成手段を構成している。故障検出部24は
故障判定手段を構成している。基準信号選択部26は基
準信号切り換え手段を構成している。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、振動発生状況検出手段が故障した場合、1つの制
御振動源の制御振動の発生を停止し、それに対応する残
留振動検出手段からの出力信号を用いてエンジンの爆発
に同期する基準信号を算出し、他の制御振動源の能動制
御手段に出力するから、1つの能動制御手段を除けば、
他の能動制御手段による振動低減制御が続けられ、制振
効果の著しい劣化が防止される。またこうした制御はソ
フトを変えることにより実現されるから、コストの増加
を伴なわないという効果を有する。
れば、振動発生状況検出手段が故障した場合、1つの制
御振動源の制御振動の発生を停止し、それに対応する残
留振動検出手段からの出力信号を用いてエンジンの爆発
に同期する基準信号を算出し、他の制御振動源の能動制
御手段に出力するから、1つの能動制御手段を除けば、
他の能動制御手段による振動低減制御が続けられ、制振
効果の著しい劣化が防止される。またこうした制御はソ
フトを変えることにより実現されるから、コストの増加
を伴なわないという効果を有する。
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図3】エンジンマウントの構造を示す断面図である。
【図4】本実施例の制御動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】従来例を示す図である。
12 ホイール 13 フレーム 14 エンジン 15 エンジンフットクロスメンバー 16a、16b エンジンマウント 17 回転同期センサ 18a、18b エラーセンサ 24 故障検出部 25 基準信号生成部 26 基準信号選択部 19、20a、20b A/D変換器 21a、21b 固定フィルタ 22a、22b D/A変換器 23a、23b 適応フィルタ 30a、30b、200a、200b コントローラ 61 コイル 62 振動板 63 液体室 64、65 オリフィス 66 支持ゴム 67 ゴム壁 68 外筒 69 ベースブロック 100 車体 A 電磁アクチュエータ B 液体作動部
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの回転を検出してエンジンの回
転に同期した振動周期を表わす基準信号を出力する振動
発生状況検出手段と、前記エンジンから発せられる振動
と干渉する制御振動を発生可能な複数の制御振動源と、
前記複数の制御振動源の各々に設けられ前記干渉後の残
留振動を検出して出力する残留振動検出手段と、前記基
準信号及び前記残留振動に基づいて前記干渉後の振動が
低減するように前記制御振動源を駆動する前記複数の制
御振動源の各々に対応した能動制御手段とを備えたアク
ティブエンジンマウント装置において、 前記振動発生状況検出手段から前記能動制御手段への前
記基準信号の入力の有無を判定する故障判定手段と、残
留振動検出手段の出力信号を用いて基準信号を生成する
基準信号生成手段と、前記振動発生状況検出手段からの
基準信号に代えて、前記基準信号生成手段で生成した基
準信号を前記能動制御手段に出力する基準信号切り換え
手段とを有して、前記故障判定手段が基準信号入力なし
と判定した場合には、前記複数の制御振動源のうちの1
つの制御振動の発生を前記能動制御手段の作動停止によ
り停止するとともに、当該停止された制御振動源に設け
られた残留振動制御手段の出力信号を用いて前記基準信
号生成手段が生成する基準信号を、前記基準信号切り換
え手段により前記制御振動の発生を停止された制御振動
源を除く他の制御振動源に設けられた他の能動制御手段
に出力することを特徴とすることを特徴とするアクティ
ブエンジンマウント装置。 - 【請求項2】 前記残留振動検出手段は、振動センサ、
加速度センサまたは変位センサで構成されることを特徴
とする請求項1記載のアクティブエンジンマウント装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2774998A JPH11210816A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | アクティブエンジンマウント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2774998A JPH11210816A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | アクティブエンジンマウント装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11210816A true JPH11210816A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12229687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2774998A Withdrawn JPH11210816A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | アクティブエンジンマウント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11210816A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004050938A (ja) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Honda Motor Co Ltd | 能動型防振装置の制御方法 |
| JP2009041739A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 能動型防振支持装置、及びその制御方法 |
| JP2009126236A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
| JP2009126237A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP2774998A patent/JPH11210816A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004050938A (ja) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Honda Motor Co Ltd | 能動型防振装置の制御方法 |
| JP2009041739A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 能動型防振支持装置、及びその制御方法 |
| JP2009126236A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
| JP2009126237A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |