JPH11211177A - 換気システム及び換気方法 - Google Patents

換気システム及び換気方法

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JPH11211177A
JPH11211177A JP5968198A JP5968198A JPH11211177A JP H11211177 A JPH11211177 A JP H11211177A JP 5968198 A JP5968198 A JP 5968198A JP 5968198 A JP5968198 A JP 5968198A JP H11211177 A JPH11211177 A JP H11211177A
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JP
Japan
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room
rooms
outside
ventilation
common space
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Application number
JP5968198A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Sawachi
孝男 澤地
Hironao Seto
裕直 瀬戸
Youji Oe
陽治 御江
Masaru Matsueda
勝 松枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Building Research Institute Ministry of Construction
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Building Research Institute Ministry of Construction
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Building Research Institute Ministry of Construction filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物内の空気を良好に保ち設備費用が大して
かからない換気システム及び換気方法を提供する。 【解決手段】複数の部屋11、12、13、21、22
と、これらの各部屋11、12、13、21、22と隣
り合う廊下、階段ホール等の空間14、23とを有する
建物の換気システムであって、屋外から前記空間14、
23及び全ての部屋11、12、13、21、22に建
物内外を貫通する隙間を通じて給気し、前記空間14、
23からいずれかの部屋11、12を経て、屋外へ強制
排気する換気扇111、121と、他の部屋13、2
1、22から前記空間14、23に排気する開口13
2、213、223とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の部屋と、こ
れらの各部屋と隣り合う廊下、階段ホールなどの共通空
間とを有する複層階の建物の換気システム及び換気方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、建物の気密化に伴い、建物内全体
を換気する換気システムが必要とされている。このよう
な換気システムの例としては、例えば、特開平7−10
3537号公報にダクトを用いない換気システムが開示
されている。又、例えば、特公平2−55692号公報
にダクトを用いた換気システムが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の特開平7−103537号公報に開示されている換
気システムにおいては、各部屋の外壁に1つ以上の給排
気口を設ける必要があり、更に雨や害虫の侵入を防ぐた
めのフードを設ける必要がある。このため、外壁に開口
とフードを多数設けなければならず、工事費、部材費と
も高価になる。又、このため建物の外観を損ねてしま
う。
【0004】又、上記後者の特公平2−55692号公
報に開示されている換気システムにおいては、給気ダク
ト及び排気ダクトを設けなければならず、工事費、部材
費とも非常に高価になる。又、給気ダクト内に汚れが堆
積すると、建物内の空気が汚染されてしまい、建物内の
人々の健康を損ねる恐れもある。
【0005】本発明は上記従来の換気システムにおける
問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上記従来の換気システムにおける問題を解消し、
建物内の空気を良好に保ち設備費用が大してかからない
換気システム及び換気方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明の換気システムは、複数の部
屋と、これらの部屋と隣り合う廊下、階段ホール等の共
通空間とを有する建物の換気システムであって、屋外か
ら前記共通空間及び換気を必要とする全ての部屋に建物
内外を貫通する隙間を通じて給気し、前記空間からいず
れかの部屋を経て屋外へ排気するために、いずれかの部
屋に設けられた強制排気手段と、強制排気手段の設けら
れていない他の部屋から前記共通空間に排気するために
前記強制排気手段の設けられていない他の部屋と前記共
通空間との間に設けられた排気手段とからなることを特
徴とするものである。
【0007】又、請求項2記載の本発明の換気システム
は、それぞれ屋外に面する第1の部屋及び第2の部屋
と、屋外に面し、第1の部屋よりも上層階の第3の部屋
と、その他の部屋と、第1〜3又は又は他の各部屋と隣
り合い、複層階に連通する廊下、階段ホール等の共通空
間とを有する複層階の建物の換気システムであって、第
1の部屋には建物の中で第1の部屋を最も負圧にし、前
記共通空間を介して第3の部屋をも負圧にし、屋外に排
気する第1の強制排気手段が設けられ、第2の部屋には
第2の部屋を共通空間よりも負圧にし、屋外に排気する
第2の強制排気手段が設けられ、第3の部屋には第3の
部屋内の空気を共通空間に排気する第3の強制排気手段
が設けられ、第1及び第2の強制排気手段によっては建
物内外を貫通する隙間を通じて給気されるようになって
いることを特徴とするものである。
【0008】又、請求項3記載の本発明の換気システム
は、それぞれ屋外に面する第1の部屋及び第2の部屋
と、屋外に面し、第1の部屋よりも上層階の第3の部屋
と、屋外に面し、第1の部屋と同一の階又は下層階の第
4の部屋と、その他の部屋と、これらの各部屋と隣り合
い、複層階に連通する廊下、階段ホール等の共通空間と
を有する複層階の建物の換気システムであって、第1の
部屋には建物の中で第1の部屋を最も負圧にし、前記共
通空間を介して第3、4の部屋をも負圧にし、屋外に排
気する第1の強制排気手段が設けられ、第2の部屋には
第2の部屋を前記共通空間よりも負圧にし、屋外に排気
する第2の強制排気手段が設けられ、第3の部屋には第
3の部屋内の空気を前記共通空間に排気する第3の強制
排気手段が設けられ、第4の部屋には第4の部屋内の空
気を共通空間に排気する第4の強制排気手段が設けら
れ、第1及び第2の強制排気手段によって生じる負圧に
より建物内外を貫通する隙間を通じて各部屋に給気され
るようになっていることを特徴とするものである。
【0009】又、請求項4記載の本発明の換気システム
は、複数の部屋と、これらの部屋と隣り合う廊下、階段
ホール等の共通空間とを有する複層階の建物の換気シス
テムであって、屋外から前記共通空間及び換気を必要と
する全ての部屋に建物内外を貫通する隙間を通じて給気
し、前記共通空間からいずれかの部屋を経て屋外へ排気
するために、いずれかの部屋に第1の強制排気手段が設
けられ、第1の強制排気手段の設けられていない他の部
屋から前記共通空間に排気するために第1の強制排気手
段の設けられていない他の部屋と前記共通空間との間に
第2の強制排気手段が設けられていることを特徴とする
ものである。
【0010】又、請求項5記載の本発明の換気方法は、
請求項4記載の換気システムを使用し、第1及び第2の
強制排気手段を常時運転することを特徴とするものであ
る。
【0011】又、請求項6記載の本発明の換気システム
は、複数の部屋と、これらの部屋と隣り合う廊下、階段
ホール等の共通空間とを有する複層階の建物の換気シス
テムであって、屋外から前記共通空間及び換気を必要と
する全ての部屋に建物内外を貫通する隙間を通じて給気
し、前記共通空間からいずれかの部屋を経て屋外へ排気
するために、いずれかの部屋に第1の強制排気手段が設
けられ、第1の強制排気手段の設けられていない他の部
屋から前記共通空間に排気するために第1の強制排気手
段の設けられていない他の部屋と前記共通空間との間に
第2の強制排気手段が設けられ、上階層の換気を必要と
する全ての部屋には、部屋内の人の存在を検知する検知
手段が設けられ、検知手段の結果に応じて第1及び第2
の強制排気手段のいずれか一方の排気量を増減させる制
御手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0012】又、請求項7記載の本発明の換気方法は、
請求項4記載の換気システムを使用し、第1の強制排気
手段を常時運転し、検知手段が部屋内の人の存在を検知
したときは、検知手段が設けられている部屋の排気を行
うために第1の強制排気手段の排気量を増加させるか、
或いは、第2の強制排気手段を運転することを特徴とす
るものである。
【0013】又、請求項8記載の本発明の換気方法は、
請求項4記載の換気システムを使用し、第1及び第2の
強制排気手段を常時運転し、検知手段が部屋内の人の存
在を検知したときは、検知手段が設けられている部屋の
排気を行うために第1又は第2の強制排気手段の排気量
を増加させることを特徴とするものである。
【0014】又、請求項9記載の本発明の換気システム
は、請求項1、2、3、4又は6記載の換気システムに
おいて、建物内外を貫通する隙間の開口面積が建物の床
面積1平方メートル当たり平均2〜6平方センチメート
ルであることを特徴とするものである。
【0015】又、請求項10記載の本発明換気方法は、
複数の部屋と、これらの各部屋と隣り合う廊下、階段ホ
ール等の共通空間とを有する建物の換気方法であって、
屋外から前記共通空間及び換気を必要とする全ての部屋
に建物内外を貫通する隙間を通じて給気し、前記共通空
間からいずれかの部屋を経て屋外へ強制的に排気すると
共に、他の部屋との前記共通空間に排気することを特徴
とするものである。
【0016】又、請求項11記載の本発明換気方法は、
請求項10記載の換気方法において、建物内外を貫通す
る隙間の開口面積が建物の床面積1平方メートル当たり
平均2〜6平方センチメートルであることを特徴とする
ものである。
【0017】本発明において、強制排気手段としては、
従来から強制排気の手段として使用されているものがそ
のまま使用できるものであって、特に限定されるもので
はなく、例えば、換気扇、即ち、プロペラファン、シロ
ッコファン、軸流ファン、遠心ファン、斜流ファン、ク
ロスフローファン等、どの様なものでも良いが、通常の
住宅では、台所のレンジフードファン、トイレや浴室の
換気扇等が使用できる。
【0018】又、ファンの風量は0m3 /h(停止)か
ら200m3 /h程度の範囲内で調節できるものが好ま
しく、部屋の広さや、生活条件などで適宜選択できるも
のが好ましい。風量は可変とするのが好ましく、好みで
設定できるようにしてもよいし、状況に応じて自動的に
変化させるようにしてもよい。運転の制御方法は、例え
ばインバータ制御や電圧制御やON−OFF間欠制御等
で風量を制御できればよく、部屋の広さや、生活条件等
で風量設定を可変とし、居住者の好みに応じて自由に設
定できるようにしてもよい。又、センサー等で周囲の状
況を検知し自動的に変化させるようにしてもよい。
【0019】又、部屋から共通空間に排気する排気手段
としては、部屋から共通空間に排気できるものであれば
いずれでもよいものであって、特に限定されるものでは
なく、例えば、上記の強制排気手段を使用するのが換気
上好ましい。特にクロスフローファンが狭い間仕切りの
間に収納できるのでデザイン上、好ましい。しかし、強
制排気手段を使用しなくても部屋から共通空間への排気
量が充分であれば、部屋と共通空間との境界部に排気可
能な開口が設けられているだけでもよい。
【0020】又、このように部屋と共通空間との境界部
に排気可能な開口を設けるのは、部屋に強制排気手段が
設けられていてもいなくても同様に換気上好ましい。
【0021】又、建物内外を貫通する隙間としては、通
常、壁と柱との接合部分や壁同士の接合部分、或いは、
窓や扉等に隙間が存在するので、このような隙間を利用
するものであり、意図的に設けた人工的な開口は含まな
いものである。
【0022】請求項1記載の発明において、いずれかの
部屋としては、住宅では例えば、台所、浴室、トイレ等
の特に換気を必要とする部屋を選択すればよく、他の部
屋としては、住宅では、例えば、居間、寝室、子供部屋
等の換気を必要とする居室を選択すればよい。
【0023】又、請求項2、3記載の発明において、第
1の部屋としては、例えば、住宅においては台所等の日
常生活で最も空気が汚染される部屋を選択すればよく、
第2の部屋としては、例えば、浴室、トイレ等の比較的
空気が汚染される部屋を選択すればよく、第3、4の部
屋としては、第1、2の部屋以外の部屋であって、居
間、寝室、子供部屋等の換気を必要とする居室を選択す
ればよい。
【0024】又、請求項7、8記載の発明において、強
制排気手段を常時運転するのは、強制排気手段を連続的
に運転してもよく、間欠的に運転してもよい。
【0025】又、請求項9、11記載の発明において、
建物内外を貫通する隙間の開口面積が建物の床面積1平
方メートル当たり平均2〜6平方センチメートルとする
のは、隙間の存在が目立たず換気も適当であるからであ
る。即ち、床面積が100平方メートル程度の住宅では
給気用の開口を設けなくても必要な換気が期待できる。
又、このような場合には建物内外の温度差による気流の
影響も少ないので、複数層階に亘って計画的な換気が期
待できる。
【0026】又、隙間の開口面積が平均6平方センチメ
ートルを越えると過剰の空気が部屋内を通過する結果、
冷暖房時にはのエネルギーが無駄となる恐れがあり、
又、内外温度差により例えば下階から上階への気流が発
生し、上層階の充分な換気が期待できない。又、隙間の
開口面積が平均2未満である場合には、新鮮な空気によ
る換気が充分に期待できない恐れがある。
【0027】
【作用】請求項1記載の本発明の換気システムにおいて
は、屋外から各部屋と隣り合う廊下、階段ホール等の共
通空間及び全ての部屋に建物内外を貫通する隙間を通じ
て給気し、前記共通空間からいずれかの部屋を経て屋外
へ排気する強制排気手段が設けられているので、屋外の
新鮮な空気は建物内外を貫通する隙間を通じて前記共通
空間及び全ての部屋に取り込まれ、更に、前記共通空間
及びいずれかの部屋の汚れた空気は屋外へ排出される。
【0028】又、他の部屋から前記共通空間に排気する
排気手段が設けられているので、他の部屋は前記共通空
間に排気されることにより他の部屋の汚れた空気は前記
共通空間を通じて排気される。
【0029】このようにして全ての部屋及び共通空間は
建物内外を貫通する隙間を通じて給気され、全ての部屋
及び共通空間から排気されることにより全ての部屋及び
共通空間は新鮮な空気により入れ代わる。
【0030】又、請求項2記載の本発明の換気システム
においては、第1の部屋には建物の中で第1の部屋を最
も負圧にし、共通空間を介して第3の部屋をも負圧に
し、屋外に排気する第1の強制排気手段が設けられ、第
2の部屋には第2の部屋を前記共通空間よりも負圧に
し、屋外に排気する第2の強制排気手段が設けられ、第
3の部屋には第3の部屋内の空気を共通空間に排気する
第3の強制排気手段が設けられ、第1及び第2の強制排
気手段によっては建物内外を貫通する隙間を通じて給気
されるようになっているので、第1の部屋として、例え
ば、台所等の日常生活で最も空気が汚染される部屋を選
択することにより台所等を最もよく換気できる。
【0031】又、第2の部屋として、例えば、浴室、ト
イレ等の日常生活で比較的空気が汚染される部屋を選択
することにより浴室、トイレ等を換気できる。又、第3
の部屋として、例えば、居間、寝室、子供部屋等の居室
等を選択することにより居室を換気できる。
【0032】又、請求項3記載の本発明の換気システム
においては、第1の部屋には建物の中で第1の部屋を最
も負圧にし、共通空間を介して第3、4の部屋をも負圧
にし、屋外に排気する第1の強制排気手段が設けられ、
第2の部屋には第2の部屋を共通空間よりも負圧にし、
屋外に排気する第2の強制排気手段が設けられ、第3の
部屋には第3の部屋内の空気を共通空間に排気する第3
の強制排気手段が設けられ、第4の部屋には第4の部屋
内の空気を共通空間に排気する第4の強制排気手段が設
けられ、第1及び第2の強制排気手段によって生じる負
圧により建物内外を貫通する隙間を通じて給気されるよ
うになっているので、第1の部屋として、例えば、台所
等の日常生活で最も空気が汚染される部屋を選択するこ
とにより台所等を最もよく換気できる。
【0033】又、第2の部屋として、例えば、浴室、ト
イレ等の日常生活で比較的空気が汚染される部屋を選択
することにより浴室、トイレ等を換気できる。又、第
3、4の部屋として、例えば、居間、寝室、子供部屋等
の居室等を選択することにより居室を換気できる。
【0034】又、請求項4記載の本発明の換気システム
においては、屋外から前記共通空間及び換気を必要とす
る全ての部屋に建物内外を貫通する隙間を通じて給気
し、前記共通空間からいずれかの部屋を経て屋外へ排気
するために、いずれかの部屋に第1の強制排気手段が設
けられ、第1の強制排気手段の設けられていない他の部
屋から前記共通空間に排気するために第1の強制排気手
段の設けられていない他の部屋と前記共通空間との間に
第2の強制排気手段が設けられているので、第1及び第
2の強制排気手段を運転することにより共通空間及び換
気を必要とする全ての部屋を換気することができる。
【0035】又、請求項5記載の本発明の換気方法にお
いては、第1及び第2の強制排気手段を常時運転するも
のであるから、常時、新鮮外気を共通空間及び換気を必
要とする全ての部屋に供給できる。
【0036】又、請求項6記載の本発明の換気システム
においては、屋外から前記共通空間及び換気を必要とす
る全ての部屋に建物内外を貫通する隙間を通じて給気
し、前記共通空間からいずれかの部屋を経て屋外へ排気
するために、いずれかの部屋に第1の強制排気手段が設
けられ、第1の強制排気手段の設けられていない他の部
屋から前記共通空間に排気するために第1の強制排気手
段の設けられていない他の部屋と前記共通空間との間に
第2の強制排気手段が設けられ、上階層の換気を必要と
する全ての部屋には、部屋内の人の存在を検知する検知
手段が設けられ、検知手段の結果に応じて第1及び第2
の強制排気手段のいずれか一方の排気量を増減させる制
御手段が設けられているので、検知手段により部屋内の
人の存在を検知することによって人の存在する部屋を効
率的に換気することができる。
【0037】又、請求項7記載の本発明の換気方法にお
いては、請求項6記載の換気システムを使用し、第1の
強制排気手段を常時運転し、検知手段が部屋内の人の存
在を検知したときは、検知手段が設けられている部屋の
排気を行うために第1の強制排気手段の排気量を増加さ
せるか、或いは、第2の強制排気手段を運転するもので
あるから、検知手段により部屋内の人の存在を検知する
ことによって人の存在する部屋を効率的に換気すること
ができる。
【0038】又、請求項8記載の本発明の換気方法にお
いては、第1及び第2の強制排気手段を常時運転し、検
知手段が部屋内の人の存在を検知したときは、検知手段
が設けられている部屋の排気を行うために第1又は第2
の強制排気手段の排気量を増加させるので、検知手段に
より部屋内の人の存在を検知することによって人の存在
する部屋を効率的に換気することができる。
【0039】又、請求項9記載の本発明の換気システム
においては、建物内外を貫通する隙間の開口面積が建物
の床面積1平方メートル当たり平均2〜6平方センチメ
ートルであるので、隙間が目立つことはなく、しかも、
屋外の新鮮な空気の適当量がこのような隙間を通じて前
記共通空間及び部屋に取り込まれる。
【0040】請求項10記載の換気方法においては、屋
外から前記共通空間及び換気を必要とする全ての部屋に
建物内外を貫通する隙間を通じて給気し、前記共通空間
からいずれかの部屋を経て屋外へ強制的に排気すると共
に、他の部屋から前記共通空間に排気するものであるか
ら、換気を必要とする全ての部屋及び共通空間は屋外の
新鮮な空気により入れ代わる。
【0041】又、請求項11記載の本発明換気方法にお
いては、建物内外を貫通する隙間の開口面積が建物外面
1平方メートル当たり平均2〜6平方センチメートルで
あるので、隙間が目立つことはなく、しかも、屋外の新
鮮な空気の適当量がこのような隙間を通じて前記共通空
間及び全ての部屋に取り込まれる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の換気システムの一
例を示す説明図である。図中の矢印は空気の流れを説明
するものであり、これは以下の図でも同様である。
【0043】図1に示す本発明の換気システムが適用さ
れる建物は鉄骨系の2階建てのユニット住宅であり、そ
の1階には、リビングダイニングキッチン(以下「LD
K」と略記する)11、トイレ兼用浴室(以下「UT
室」と略記する)12、居室13が設けられ、LDK1
1、UT室12と居室13と間には廊下・階段ホール1
4が設けられている。
【0044】LDK11の廊下階段ホール14との境界
壁には扉112が設けられ、扉112の下方には開口1
13が設けられている。居室13と廊下・階段ホール1
4との境界壁には扉131が設けられ、扉131の下方
には開口132が設けられている。LDK11の外壁1
10には強制排気ファンを内蔵した換気扇(レンジフー
ドファン)111が設けられている。UT室12の外壁
120には強制排気ファンを内蔵した通常の換気扇12
1が設けられている。換気扇111の排気量は強(50
0m3 /h)、中(約350m3 /h)、弱(約200
3 /h)の3段階に調節可能であり、常時換気として
は120m3 /hである。換気扇121の排気量は40
m3 /hである。
【0045】2階には2間の居室21、22と廊下・階
段ホール23が設けられ、廊下・階段ホール23は1階
の廊下・階段ホール14と連通されている。居室21と
廊下・階段ホール23との境界壁211には扉212が
設けられ、扉212の下方には開口213が設けられて
いる。居室22と廊下・階段ホール23との境界壁に2
21は扉222が設けられ、扉222の下方には開口2
23が設けられている。
【0046】2階の廊下・階段ホール23の外壁230
には排気ファンが設けられた換気扇231が設けられて
いる。換気扇231の排気量は40m3 /hである。居
室21、22と廊下・階段ホール23との境界壁21
1、221の扉212、222の上方には室間ファン2
4が設けられている。2階にトイレが設けられ、2階の
トイレに換気扇が設けられている場合には、換気扇23
1は特に設けられていなくてもよい。
【0047】室間ファン24は図2に拡大して示すよう
に、本体241、空気吸い込み口242、クロスフロー
ファン243、空気吹出口244から構成され、空気吹
出口244には上向きルーバー245が設けられてい
る。室間ファン24の排気量は140m3 /hである。
【0048】図1に示す本発明の換気システムにおいて
は、叙上の構成を備えているので、1階においては、L
DK11、UT室12の外壁110、120に設けられ
た換気扇111、121の作動によりLDK11、UT
室12の外壁110、120の柱と壁との接合部や窓、
扉等に存在する建物内外を貫通する隙間からLDK1
1、UT室12内に矢印aで示すように給気される。
尚、この隙間の開口面積は建物の床面積1平方メートル
当たり5cm2 程度の隙間であり、この隙間は意図的に
形成したものではない。
【0049】同時に居室13においても負圧が生じるの
で、居室13の外壁130の柱と壁との接合部等に存在
する建物内外を貫通する隙間から居室13に矢印aで示
すように給気される。又、廊下・階段ホール14におい
ても負圧が生じるので、その外壁の柱と壁との接合部等
に存在する建物内外を貫通する隙間から廊下・階段ホー
ル14に給気される他、居室13の境界壁に設けられた
扉131の下方の開口132から居室13内の空気が矢
印bのように廊下・階段ホール14に流入し、廊下・階
段ホール14からLDK11の境界壁に設けられた扉1
12の下方の開口113からLDK11に流入し、換気
扇111により排気される。尚、扉131の下方の開口
132は扉131等の建具の構造上隙間が存在するもの
であれば、特に設けてられていなくてもよい。
【0050】このようにして1階のLDK11、UT室
12、居室13及び廊下・階段ホール14の内部は換気
される。
【0051】2階においては、換気扇231及び室間フ
ァン24の作動により、廊下・階段ホール23及び居室
21、22に負圧が生じるので、廊下・階段ホール23
にはその外壁230の柱と壁との接合部等に存在する建
物内外を貫通する隙間から給気され換気扇231により
矢印cで示すように排気される。又、図3にも示すよう
に、居室21、22には、その外壁210、220の柱
と壁との接合部等に存在する建物内外を貫通する隙間か
ら矢印aで示すように給気され、室間ファン24により
廊下・階段ホール23に矢印eで示すように排気され
る。又、廊下・階段ホール23内の空気の一部は居室2
1、22の廊下・階段ホール23との境界壁に設けられ
た扉212、222の下方の開口から居室21、22内
に矢印dで示すように流入される。このようにして、2
階の廊下・階段ホール23及び居室21、22は換気さ
れる。図11には換気扇111、121及び室間ファン
24を常時運転し、連続運転した場合の新鮮外気の流入
量、屋内空気汚染物質量が時間経過により変化する態様
を図線により示している。図12には換気扇111、1
21及び室間ファン24を常時運転し、間欠運転した場
合の新鮮外気の流入量、屋内空気汚染物質量が時間経過
により変化する態様を図線により示している。図11、
12に示すように、換気扇111、121及び室間ファ
ン24を常時運転することにより時間経過により新鮮外
気の流入量が増加し、その量を保持すると共に屋内空気
汚染物質量が減少する。尚、屋内空気汚染物質として
は、水蒸気、VOC、ホルムアルデヒド、塵埃等の粒子
状物質等である。
【0052】図4は本発明の換気システムの他の一例を
示す説明図である。図4に示す本発明の換気システムに
おいては、図1に示す本発明の換気システムのように、
2階の居室21、22の廊下・階段ホール23との境界
壁に室間ファン24を設けて矢印で示すように廊下・階
段ホール23に排気するのみならず、1階のLDK11
の廊下・階段ホール23との境界壁及び居室13の廊下
・階段ホール23との境界壁にも室間ファン15を設け
て矢印で示すようにLDK11及び居室13に給気する
ようにしたものである。尚、室間ファン15の排気量は
40m3 /hである。
【0053】図4に示す本発明の換気システムにおいて
は、1階のLDK11の廊下・階段ホール23との境界
壁及び居室13の廊下・階段ホール14との境界壁にも
室間ファン15を設けて矢印で示すようにLDK11及
び居室13に給気するようにしたものであるから、換気
扇111、121、231の作動により外気が過大に導
入されても室間ファン15の作動により廊下・階段ホー
ル14の空気をLDK11及び居室13に給気してLD
K11及び居室13への過大の外気流入を抑えることが
できる。
【0054】図5は本発明の換気システムの更に異なる
他の一例を示す説明図である。図5に示す本発明の換気
システムにおいては、図1に示す本発明の換気システム
のように、2階の居室21、22の廊下・階段ホール2
3との境界壁に室間ファン24を設けて矢印で示すよう
に廊下・階段ホール23に排気するのみならず、1階の
居室13の廊下・階段ホール14との境界壁にも室間フ
ァン15を設けて矢印で示すように廊下・階段ホール1
4に排気するようにしたものである。尚、室間ファン1
5の排気量は40m3 /hである。
【0055】図5に示す本発明の換気システムにおいて
は、1階の居室13の廊下・階段ホール14との境界壁
にも室間ファン15を設けて矢印で示すように廊下・階
段ホール14に排気するようにしたものであるから、1
階の居室13の新鮮外気が不足する場合においても室間
ファン15の作動により1階の居室13への新鮮外気の
給気量を増加することができる。
【0056】図6は本発明の換気システムの更に異なる
他の一例を示す説明図である。図6に示す本発明の換気
システムは主要な構成において図1に示す本発明の換気
システムと同様であり、図1に示す本発明の換気システ
ムと相違する構成としては、2階にもトイレ25が設け
られ、2階の外壁230に換気扇231が設けられる代
わりに2階のトイレ25に換気扇251が設けられてい
る点であり、その他の構成については図1に示す本発明
の換気システムと同様である。
【0057】1階のLDK11の換気扇111は局所換
気用として強(約500m3 /h)、中(約350m3
/h)、弱(約200m3 /h)の3段階の換気量と全
体換気用として、約120m3 /hの換気量の能力を備
えている。1階のUT室12の換気扇121及び2階の
トイレ25の換気扇251は局所換気用として、それぞ
れ約100m3 /h、全体換気用として、それぞれ約4
0m3 /hの換気量の能力を備えている。2階の居室2
1、22の廊下・階段ホール23との境界壁に設けられ
た室間ファン24の風量は約140m3 /hである。
【0058】図6に示す本発明の換気システムにおいて
は、2階のトイレ25に換気扇251が設けられている
ので、2階は2階のトイレ25に換気扇251により矢
印cで示すように排気され、換気される。その他は図1
に示す本発明の換気システムと同様である。
【0059】図7は本発明の換気システムの更に異なる
他の一例を示す説明図である。図7に示す本発明の換気
システムは主要な構成において図4に示す本発明の換気
システムと同様であり、図4に示す本発明の換気システ
ムと相違する構成としては、2階にもトイレ25が設け
られ、2階の外壁230に換気扇231が設けられる代
わりに2階のトイレ25に換気扇251が設けられてい
る点であり、その他の構成については図4に示す本発明
の換気システムと同様である。
【0060】図8は本発明の換気システムの更に異なる
他の一例を示す説明図である。図8に示す本発明の換気
システムは主要な構成において図5に示す本発明の換気
システムと同様であり、図5に示す本発明の換気システ
ムと相違する構成としては、2階にもトイレ25が設け
られ、2階の外壁230に換気扇231が設けられる代
わりに2階のトイレ25に換気扇251が設けられてい
る点であり、その他の構成については図5に示す本発明
の換気システムと同様である。
【0061】図9は本発明の換気システムの更に異なる
他の一例を示す説明図である。図9に示す本発明の換気
システムは主要な構成において図6に示す本発明の換気
システムと同様であり、図6に示す本発明の換気システ
ムと相違する構成としては、2階の外壁230にも換気
扇231が設けられている点であり、その他の構成につ
いては図6に示す本発明の換気システムと同様である。
換気扇231の風量は40m3 /hである。
【0062】図9に示す本発明の換気システムにおいて
は、2階の外壁230にも換気扇231が設けられてい
るので、換気扇111、121、251の作動により建
物内が充分に負圧にならない場合も換気扇231の作動
により建物内を十分に負圧にすることができる。
【0063】図10は本発明の換気システムの更に異な
る他の一例を示す説明図である。図10に示す本発明の
換気システムにおいては、その主要な構成において図6
に示す本発明の換気システムと同様であり、図6に示す
本発明の換気システムと相違する構成としては、2階の
居室21、22の天井面に人の在室を検知する感人セン
サー241、242が夫々設置されており、各センサー
241、242からは電線243、244により室間フ
ァン24、24に接続されている点であり、その他の構
成については図6に示す換気システムと同様である。
【0064】第1の強制排気手段である換気扇111は
局所換気用に強(約500m3 /h)、中(約350m
3 /h)、弱(約200m3 /h)の3段階の排気量の
他に、常時換気用として「多め(約160m3
h)」、「通常(約120m3 /h)」、「少なめ(約
80m3 /h)」の3段階の排気量の排気性能を備えて
いる。尚、常時換気用の3段階の排気量は建物の大きさ
等により適宜設定される。通常は、常時換気用の排気量
で換気され、LDK11を利用した場合等は局所換気用
の排気量で換気できるようになっている。
【0065】第2の強制排気手段である室間ファン2
4、24は強(約140m3 /h)、弱(約70m3
h)の2段階の排気量の排気性能を備えている。感人セ
ンサー241、242としては、例えば焦電式、熱電対
式、赤外線反射式、又は超音波式のものを使用すればよ
い。図13には換気扇111、121、251及び双方
の室間ファン24、24、を常時運転しているときに双
方のセンサー241、242の検知により室間ファン2
4、24の排気量が増減する態様を示している。
【0066】図14には換気扇111、121、251
を常時運転しているときに双方のセンサー241、24
2の検知により室間ファン24、24が運転開始または
停止する態様を示している。例えば、人が2階の居室2
1、22に入室した後、2階の居室21、22の空気が
汚れるまでにタイムラグが存在する場合等はセンサー2
41、242の検知に対して、位相をずらして室間ファ
ン24、24を運転開始又は停止させるようにしてもよ
い。
【0067】このように、図10に示す換気システムに
おいては、部屋への人の入室に対応して換気量を増減
し、効率的に換気することができ、経済的である。
【0068】以上、本発明の実施の形態を図により説明
したが、本発明の具体的な構成は図示の実施の形態に限
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更は本発明に含まれる。
【0069】例えば、図示の実施の形態のように、建物
として2階建てとする代わりに3階建て以上の高層の建
物であってもよい。又、扉の下方の開口の面積を調整可
能として開口を通過する風量を調整可能としてもよい。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の換気システムに
おいては、屋外の新鮮な空気は建物内外を貫通する隙間
を通じて前記共通空間及び全ての部屋に取り込まれ、更
に、前記共通空間及びいずれかの部屋の汚れた空気は屋
外へ排出され、他の部屋は前記共通空間に排気されるこ
とにより他の部屋の汚れた空気は前記共通空間を通じて
排気されるので、全ての部屋及び共通空間は建物内外を
貫通する隙間を通じて給気され、全ての部屋及び共通空
間から排気されることにより全ての部屋及び共通空間は
新鮮な空気により入れ代わる。
【0071】従って、従来の換気システムのように外壁
に開口やフードを設ける必要がないので、工事費、部材
費は安価であり、外観も損なう恐れはない。又、換気の
ためにダクト等も設ける必要もないので、工事費用も安
価であり、健康を損なう恐れもない。
【0072】又、請求項2記載の本発明の換気システム
においては、第1の部屋として、例えば、台所等の日常
生活で最も空気が汚染される部屋を選択することにより
台所等を最もよく換気できる。又、第2の部屋として、
例えば、浴室、トイレ等の日常生活で比較的空気が汚染
される部屋を選択することにより浴室、トイレ等を換気
できる。又、第3の部屋として、例えば、居室等を選択
することにより居室を換気できる。
【0073】又、請求項3記載の本発明の換気システム
においては、第1の部屋として、例えば、台所等の日常
生活で最も空気が汚染される部屋を選択することにより
台所等を最もよく換気できる。又、第2の部屋として、
例えば、浴室、トイレ等の日常生活で比較的空気が汚染
される部屋を選択することにより浴室、トイレ等を換気
できる。又、第3、4の部屋として、例えば、居室等を
選択することにより居室を換気できる。
【0074】又、請求項4記載の本発明の換気システム
においては、屋外から前記共通空間及び換気を必要とす
る全ての部屋に建物内外を貫通する隙間を通じて給気
し、前記共通空間からいずれかの部屋を経て屋外へ排気
するために、いずれかの部屋に第1の強制排気手段が設
けられ、第1の強制排気手段の設けられていない他の部
屋から前記共通空間に排気するために第1の強制排気手
段の設けられていない他の部屋と前記共通空間との間に
第2の強制排気手段が設けられているので、第1及び第
2の強制排気手段を運転することにより共通空間及び換
気を必要とする全ての部屋を換気することができる。
【0075】又、請求項5記載の本発明の換気方法にお
いては、第1及び第2の強制排気手段を常時運転するも
のであるから、常時、新鮮外気を共通空間及び換気を必
要とする全ての部屋に供給できる。
【0076】又、請求項6記載の本発明の換気システム
においては、屋外から前記共通空間及び換気を必要とす
る全ての部屋に建物内外を貫通する隙間を通じて給気
し、前記共通空間からいずれかの部屋を経て屋外へ排気
するために、いずれかの部屋に第1の強制排気手段が設
けられ、第1の強制排気手段の設けられていない他の部
屋から前記共通空間に排気するために第1の強制排気手
段の設けられていない他の部屋と前記共通空間との間に
第2の強制排気手段が設けられ、上階層の換気を必要と
する全ての部屋には、部屋内の人の存在を検知する検知
手段が設けられ、検知手段の結果に応じて第1及び第2
の強制排気手段のいずれか一方の排気量を増減させる制
御手段が設けられているので、検知手段により部屋内の
人の存在を検知することによって人の存在する部屋を効
率的に換気することができる。
【0077】又、請求項7記載の本発明の換気方法にお
いては、請求項6記載の換気システムを使用し、第1の
強制排気手段を常時運転し、検知手段が部屋内の人の存
在を検知したときは、検知手段が設けられている部屋の
排気を行うために第1の強制排気手段の排気量を増加さ
せるか、或いは、第2の強制排気手段を運転するもので
あるから、検知手段により部屋内の人の存在を検知する
ことによって人の存在する部屋を効率的に換気すること
ができる。
【0078】又、請求項8記載の本発明の換気方法にお
いては、第1及び第2の強制排気手段を常時運転し、検
知手段が部屋内の人の存在を検知したときは、検知手段
が設けられている部屋の排気を行うために第1又は第2
の強制排気手段の排気量を増加させるので、検知手段に
より部屋内の人の存在を検知することによって人の存在
する部屋を効率的に換気することができる。
【0079】又、請求項9記載の本発明の換気システム
においては、建物内外を貫通する隙間の開口面積が建物
の床面積1平方メートル当たり平均2〜6平方センチメ
ートルであるので、隙間が目立つことはなく、しかも、
屋外の新鮮な空気の適当量がこのような隙間を通じて前
記共通空間及び部屋に取り込まれる。
【0080】請求項10記載の換気方法においては、複
数の部屋と、これらの各部屋と隣り合う廊下、階段ホー
ル等の共通空間とを有する建物の換気方法であって、屋
外から前記共通空間及び全ての部屋に建物内外を貫通す
る隙間を通じて給気し、前記共通空間からいずれかの部
屋を経て屋外へ強制的に排気すると共に、他の部屋から
前記共通空間に排気するものであるから、全ての部屋及
び共通空間は屋外の新鮮な空気により入れ代わる。
【0081】又、請求項11記載の本発明換気方法にお
いては、建物内外を貫通する隙間の開口面積が建物外面
1平方メートル当たり平均2〜6平方センチメートルで
あるので、隙間が目立つことはなく、しかも、屋外の新
鮮な空気の適当量がこのような隙間を通じて前記共通空
間及び全ての部屋に取り込まれる。請求項1記載の本発
明の換気システムにおいては、従来の換気システムのよ
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の換気システムの一例を示す説明図。
【図2】図1に示す本発明の換気システムに使用する室
間ファンの断面図。
【図3】図1に示す本発明の換気システムの2階の換気
態様を示す説明図。
【図4】本発明の換気システムの他の一例を示す説明
図。
【図5】本発明の換気システムの更に異なる他の一例を
示す説明図。
【図6】本発明の換気システムの更に異なる他の一例を
示す説明図。
【図7】本発明の換気システムの更に異なる他の一例を
示す説明図。
【図8】本発明の換気システムの更に異なる他の一例を
示す説明図。
【図9】本発明の換気システムの更に異なる他の一例を
示す説明図。
【図10】本発明の換気システムの更に異なる他の一例
を示す説明図。
【図11】換気扇、室間ファンによる排気量と新鮮外気
の流入量と屋内空気汚染物質量の時間経過を示すグラ
フ。
【図12】換気扇、室間ファンによる排気量と新鮮外気
の流入量と屋内空気汚染物質量の時間経過を示すグラ
フ。
【図13】換気扇、室間ファンの排気量とセンサーの作
動の時間経過を示すグラフ。
【図14】換気扇、室間ファンの排気量とセンサーの作
動の時間経過を示すグラフ。
【符号の説明】
11 リビングダイニングキッチン(LDK) 110 外壁 111 換気扇 112 扉 113 開口 12 トイレ兼用浴室(UT室) 120 外壁 121 換気扇 122 扉 123 開口 13 居室 130 外壁 131 扉 132 開口 14 廊下・階段ホール(共通空間) 21 居室 210 外壁 211 境界壁 212 扉 213 開口 22 居室 221 境界壁 222 扉 223 開口 23 廊下・階段ホール(共通空間) 231 換気扇 24 室間ファン 25 2階のトイレ 251 換気扇 241、242 センサー 243、244 電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 御江 陽治 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株式 会社内 (72)発明者 松枝 勝 東京都港区虎ノ門3−4−7 積水化学工 業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の部屋と、これらの部屋と隣り合う廊
    下、階段ホール等の共通空間とを有する複層階の建物の
    換気システムであって、 屋外から前記共通空間及び換気を必要とする全ての部屋
    に建物内外を貫通する隙間を通じて給気し、前記共通空
    間からいずれかの部屋を経て屋外へ排気するために、い
    ずれかの部屋に設けられた強制排気手段と、 強制排気手段の設けられていない他の部屋から前記共通
    空間に排気するために強制排気手段の設けられていない
    他の部屋と前記共通空間との間に設けられた排気手段と
    からなることを特徴とする換気システム。
  2. 【請求項2】それぞれ屋外に面する第1の部屋及び第2
    の部屋と、屋外に面し、第1の部屋よりも上層階の第3
    の部屋と、その他の部屋と、第1〜3又はその他の各部
    屋と隣り合い、複層階に連通する廊下、階段ホール等の
    共通空間とを有する複層階の建物の換気システムであっ
    て、 第1の部屋には建物の中で第1の部屋を最も負圧にし、
    前記共通空間を介して第3の部屋をも負圧にし、屋外に
    排気する第1の強制排気手段が設けられ、 第2の部屋には第2の部屋を前記共通空間よりも負圧に
    し、屋外に排気する第2の強制排気手段が設けられ、 第3の部屋には第3の部屋内の空気を共通空間に排気す
    る第3の強制排気手段が設けられ、 第1及び第2の強制排気手段によっては建物内外を貫通
    する隙間を通じて給気されるようになっていることを特
    徴とする換気システム。
  3. 【請求項3】それぞれ屋外に面する第1の部屋及び第2
    の部屋と、屋外に面し、第1の部屋よりも上層階の第3
    の部屋と、屋外に面し、第1の部屋と同一の階又は下層
    階の第4の部屋と、その他の部屋と、これらの各部屋と
    隣り合い、複層階に連通する廊下、階段ホール等の共通
    空間とを有する複層階の建物の換気システムであって、 第1の部屋には建物の中で第1の部屋を最も負圧にし、
    前記共通空間を介して第3、4の部屋をも負圧にし、屋
    外に排気する第1の強制排気手段が設けられ、 第2の部屋には第2の部屋を共通空間よりも負圧にし、
    屋外に排気する第2の強制排気手段が設けられ、 第3の部屋には第3の部屋内の空気を共通空間に排気す
    る第3の強制排気手段が設けられ、 第4の部屋には第4の部屋内の空気を共通空間に排気す
    る第4の強制排気手段が設けられ、 第1及び第2の強制排気手段によって生じる負圧により
    建物内外を貫通する隙間を通じて各部屋に給気されるよ
    うになっていることを特徴とする換気システム。
  4. 【請求項4】複数の部屋と、これらの部屋と隣り合う廊
    下、階段ホール等の共通空間とを有する複層階の建物の
    換気システムであって、 屋外から前記共通空間及び換気を必要とする全ての部屋
    に建物内外を貫通する隙間を通じて給気し、前記共通空
    間からいずれかの部屋を経て屋外へ排気するために、い
    ずれかの部屋に第1の強制排気手段が設けられ、 第1の強制排気手段の設けられていない他の部屋から前
    記共通空間に排気するために第1の強制排気手段の設け
    られていない他の部屋と前記共通空間との間に第2の強
    制排気手段が設けられていることを特徴とする換気シス
    テム。
  5. 【請求項5】請求項4記載の換気システムを使用し、第
    1及び第2の強制排気手段を常時運転することを特徴と
    する換気方法。
  6. 【請求項6】複数の部屋と、これらの部屋と隣り合う廊
    下、階段ホール等の共通空間とを有する複層階の建物の
    換気システムであって、 屋外から前記共通空間及び換気を必要とする全ての部屋
    に建物内外を貫通する隙間を通じて給気し、前記共通空
    間からいずれかの部屋を経て屋外へ排気するために、い
    ずれかの部屋に第1の強制排気手段が設けられ、 上階層の換気を必要とする全ての部屋には、部屋内の人
    の存在を検知する検知手段が設けられ、検知手段の結果
    に応じて第1及び第2の強制排気手段のいずれか一方の
    排気量を増減させる制御手段が設けられていることを特
    徴とする換気システム。
  7. 【請求項7】請求項6記載の換気システムを使用し、第
    1の強制排気手段を常時運転し、検知手段が部屋内の人
    の存在を検知したときは、検知手段が設けられている部
    屋の排気を行うために第1の強制排気手段の排気量を増
    加させるか、或いは、第2の強制排気手段を運転するこ
    とを特徴とする換気方法。
  8. 【請求項8】請求項6記載の換気システムを使用し、第
    1及び第2の強制排気手段を常時運転し、検知手段が部
    屋内の人の存在を検知したときは、検知手段が設けられ
    ている部屋の排気を行うために第1又は第2の強制排気
    手段の排気量を増加させることを特徴とする換気方法。
  9. 【請求項9】建物内外を貫通する隙間の開口面積が建物
    の床面積1平方メートル当たり平均2〜6平方センチメ
    ートルであることを特徴とする請求項1、2、3、4又
    は6記載の換気システム。
  10. 【請求項10】複数の部屋と、これらの各部屋と隣り合
    う廊下、階段ホールなどの共通空間とを有する複層階の
    建物の換気方法であって、 屋外から前記共通空間及び換気を必要とする全ての部屋
    に建物内外を貫通する隙間を通じて給気し、前記共通空
    間からいずれかの部屋を経て屋外へ強制的に排気すると
    共に、 他の部屋から前記共通空間に排気することを特徴とする
    換気方法。
  11. 【請求項11】建物内外を貫通する隙間の開口面積が建
    物の床面積1平方メートル当たり平均2〜6平方センチ
    メートルであることを特徴とする請求項10記載の換気
    方法。
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JP2014139497A (ja) * 2013-01-21 2014-07-31 Toyota Home Kk 空調システム

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