JPH11211292A - 冷凍装置の冷媒漏れ検出装置及び冷媒漏れ検出方法 - Google Patents

冷凍装置の冷媒漏れ検出装置及び冷媒漏れ検出方法

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JPH11211292A
JPH11211292A JP10027784A JP2778498A JPH11211292A JP H11211292 A JPH11211292 A JP H11211292A JP 10027784 A JP10027784 A JP 10027784A JP 2778498 A JP2778498 A JP 2778498A JP H11211292 A JPH11211292 A JP H11211292A
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JP
Japan
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refrigerant
temperature
refrigerant temperature
compressor
leakage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10027784A
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English (en)
Inventor
Akira Fujitaka
章 藤高
Yoshinori Kobayashi
義典 小林
Masako Tachimori
理子 朔晦
Yukio Watanabe
幸男 渡邊
Kanji Haneda
完爾 羽根田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒の漏洩の確実な検出を行い、又はその漏
洩冷媒量を判断し、さらに冷媒が漏れたことや漏洩量を
表示すること。 【解決手段】圧縮機と凝縮器と絞り装置と蒸発器とを環
状に接続して冷凍サイクルを構成し、前記凝縮器を流れ
る冷媒の温度を検出する凝縮冷媒温度検出器と、前記蒸
発器を流れる冷媒の温度を検出する蒸発冷媒温度検出器
と、前記圧縮機の吐出冷媒温度を検出する吐出冷媒温度
検出器と、前記凝縮冷媒温度検出器の出力信号により凝
縮冷媒温度を一定値に調整する凝縮冷媒温度調整手段
と、前記蒸発冷媒温度検出器の出力信号により蒸発冷媒
温度を一定値に調整する蒸発冷媒温度調整手段と、前記
吐出冷媒温度検出器の出力信号と設定値を比較して温度
差を算出する温度差算出手段とを設け、前記凝縮冷媒温
度調整手段と前記蒸発冷媒温度調整手段とにより凝縮冷
媒温度と蒸発冷媒温度とを一定値に調整し、前記温度差
算出手段により算出された温度差により冷凍サイクルの
冷媒漏れを検出する冷凍装置の冷媒漏れ検出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置の冷媒漏
れ検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍装置は図13に示すように圧
縮機101、凝縮器102、絞り装置103、蒸発器1
04を、環状に接続し冷凍サイクルを構成している。以
上のように構成された冷凍装置について、以下その動作
について説明する。圧縮機101で圧縮された高温高圧
の冷媒蒸気は、凝縮器102で放熱し、凝縮液化する。
その後、絞り装置103で減圧膨張されて低温低圧の冷
媒となり蒸発器104で吸熱して蒸発、気化した後、低
温低圧の冷媒蒸気となり、再び圧縮機101で圧縮され
冷凍サイクルを繰り返す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、冷媒が漏れた場合、以下のような課題が
あった。冷媒が漏れると、冷凍装置の冷媒不足になり性
能低下する。そして、圧縮機の吐出温度も上昇する。こ
の状態で長時間運転すると圧縮機のモーターの焼き付き
など、冷凍機の信頼性を低下させることがある。また、
電動膨張弁など開度を可変し、圧縮機の吐出温度や、吸
入冷媒のスーパーヒートを最適にするなどの制御装置を
持つ冷凍装置では、冷媒が漏れ、冷媒不足になった場合
でも、膨張弁の開度を調整し冷凍サイクルを最適に制御
しようとするため、冷媒漏れや冷媒不足がなかなか発見
できない。さらに、もし、冷媒不足がわかったとして
も、どのくらい冷媒が漏れたかはわからない。従って、
補充すべき冷媒量を判断できないので、冷凍サイクル中
の冷媒を全て抜き取った後に再度冷媒充填を行わなけれ
ばならなかった。また、冷媒として可燃性冷媒を用いた
場合には、安全性の面からも冷媒漏洩を確実に早期に検
出することが重要である。本発明は上記従来例の課題を
解決するもので、冷媒の漏洩の確実な検出を行い、又は
その漏洩冷媒量を判断し、さらに冷媒が漏れたことや漏
洩量を表示することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装
置は、圧縮機と凝縮器と絞り装置と蒸発器とを環状に接
続して冷凍サイクルを構成し、前記凝縮器を流れる冷媒
の温度を検出する凝縮冷媒温度検出器と、前記蒸発器を
流れる冷媒の温度を検出する蒸発冷媒温度検出器と、前
記圧縮機の吐出冷媒温度を検出する吐出冷媒温度検出器
と、前記凝縮冷媒温度検出器の出力信号により凝縮冷媒
温度を一定値に調整する凝縮冷媒温度調整手段と、前記
蒸発冷媒温度検出器の出力信号により蒸発冷媒温度を一
定値に調整する蒸発冷媒温度調整手段と、前記吐出冷媒
温度検出器の出力信号と設定値を比較して温度差を算出
する温度差算出手段とを設け、前記凝縮冷媒温度調整手
段と前記蒸発冷媒温度調整手段とにより凝縮冷媒温度と
蒸発冷媒温度とを一定値に調整し、前記温度差算出手段
により算出された温度差により冷凍サイクルの冷媒漏れ
を検出することを特徴とする。本発明の請求項2記載の
冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請求項1記載の冷凍装
置の冷媒漏れ検出装置において、回転数を可変可能な圧
縮機では、前記圧縮機の回転数を一定値に固定する圧縮
機回転数固定手段を設けたことを特徴とする。本発明の
請求項3記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請求項
1又は請求項2記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置にお
いて、前記絞り装置をキャピラリチューブとしたことを
特徴とする。本発明の請求項4記載の冷凍装置の冷媒漏
れ検出装置は、請求項2記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出
装置において、前記絞り装置として、絞り開度調節可能
な膨張弁を用い、前記膨張弁の開度を一定値に固定する
膨張弁開度固定手段を設けたことを特徴とする。本発明
の請求項5記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請求
項1から請求項4のいずれかに記載の冷凍装置の冷媒漏
れ検出装置において、前記凝縮冷媒温度調整手段とし
て、送風機の回転数を連続的、または断続的に可変可能
な凝縮器送風機回転数調節手段を用い、前記蒸発冷媒温
度調整手段として、送風機の回転数を連続的、または断
続的に可変可能な蒸発器送風機回転数調節手段を用いた
ことを特徴とする。本発明の請求項6記載の冷凍装置の
冷媒漏れ検出装置は、請求項1から請求項4のいずれか
に記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置において、前記凝
縮冷媒温度調整手段として、ポンプの回転数を連続的、
または断続的に可変可能な凝縮器ポンプ回転数調節手段
を用い、前記蒸発冷媒温度調整手段として、ポンプの回
転数を連続的、または断続的に可変可能な蒸発器ポンプ
回転数調節手段を用いたことを特徴とする。本発明の請
求項7記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請求項1
から請求項6のいずれかに記載の冷凍装置の冷媒漏れ検
出装置において、前記凝縮冷媒温度調整手段により調整
される凝縮冷媒温度をあらかじめ設定した設定値と、前
記蒸発冷媒温度調整手段により調整される蒸発冷媒温度
をあらかじめ設定した設定値とをそれぞれ複数有し、冷
凍装置の運転状態に対応させて最適な設定値を選択する
設定値選択手段を設けたことを特徴とする。本発明の請
求項8記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請求項4
記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置において、前記圧縮
機の回転数をあらかじめ設定した設定値と、前記膨張弁
の開度をあらかじめ設定した設定値とをそれぞれ複数有
し、冷凍装置の運転状態に対応させて最適な設定値を選
択する設定値選択手段を設けたことを特徴とする。本発
明の請求項9記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請
求項1から請求項8のいずれかに記載の冷凍装置の冷媒
漏れ検出装置において、冷凍装置の運転時間を積算し、
一定時間毎に冷媒漏れ検出を行う自動冷媒漏れ検出手段
を設けたことを特徴とする。本発明の請求項10記載の
冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請求項1から請求項8
のいずれかに記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置におい
て、冷凍装置の運転開始時に冷媒漏れ検出を行う自動冷
媒漏れ検出手段を設けたことを特徴とする。本発明の請
求項11記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請求項
1から請求項8のいずれかに記載の冷凍装置の冷媒漏れ
検出装置において、冷凍装置の運転開始から一定時間経
過した後に冷媒漏れ検出を行う自動冷媒漏れ検出手段を
設けたことを特徴とする。本発明の請求項12記載の冷
凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請求項1から請求項11
のいずれかに記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置におい
て、任意のタイミングで冷媒漏れ検出を行える手動冷媒
漏れ検出手段を設けたことを特徴とする。本発明の請求
項13記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請求項1
から請求項12のいずれかに記載の冷凍装置の冷媒漏れ
検出装置において、冷媒漏れを検出した場合に、冷凍装
置に冷媒漏れが発生したことを表示する冷媒漏れ表示手
段を設けたことを特徴とする。本発明の請求項14記載
の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、請求項1から請求項
13のいずれかに記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置に
おいて、冷媒漏れを検出した場合に、前記吐出冷媒温度
検出器の出力信号と設定値とを比較し、算出された温度
差によって冷媒漏れ量を判断し、冷凍装置に補充すべき
冷媒量を表示する冷媒漏れ表示手段を設けたことを特徴
とする。本発明の請求項15記載の冷凍装置の冷媒漏れ
検出装置は、請求項1から請求項14のいずれかに記載
の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置において、冷媒として可
燃性冷媒を用い、冷媒漏れを検出した場合に、前記吐出
冷媒温度検出器の出力信号と設定値とを比較し、算出さ
れた温度差より冷媒漏れ量を判断し、一定量以上の冷媒
漏れが発生した場合に、注意信号を表示する冷媒漏れ表
示手段を設けたことを特徴とする。本発明の請求項16
記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出方法は、圧縮機と凝縮器
と絞り装置と蒸発器とを環状に接続して冷凍サイクルを
構成し、前記凝縮器の凝縮冷媒温度と前記蒸発器の蒸発
冷媒温度とをあらかじめ設定した一定値に調整した後
に、前記圧縮機の吐出冷媒温度を検出し、この検出した
吐出冷媒温度と設定値とにより算出された温度差によっ
て冷凍サイクルの冷媒漏れを検出することを特徴とす
る。本発明の請求項17記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出
方法は、回転数を可変可能な圧縮機と、凝縮器と、絞り
開度を調節可能な膨張弁と、蒸発器とを環状に接続して
冷凍サイクルを構成し、前記圧縮機の回転数と前記膨張
弁の開度とをあらかじめ設定した一定値に固定した後
に、前記凝縮器の凝縮冷媒温度と前記蒸発器の蒸発冷媒
温度とをあらかじめ設定した一定値に調整し、その後前
記圧縮機の吐出冷媒温度を検出し、この検出した吐出冷
媒温度と設定値とにより算出された温度差によって冷凍
サイクルの冷媒漏れを検出することを特徴とする。本発
明の請求項18記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出方法は、
圧縮機と凝縮器と絞り装置と蒸発器とを環状に接続して
冷凍サイクルを構成し、前記凝縮器の凝縮冷媒温度と前
記蒸発器の蒸発冷媒温度とをあらかじめ設定した一定値
に調整した後に、前記圧縮機の吐出冷媒温度を検出し、
この検出した吐出冷媒温度と設定値とにより算出された
温度差によって冷媒漏れ量を判断し、冷凍装置に冷媒漏
れ量、補充すべき冷媒量、又は一定量以上の冷媒漏れに
よる注意信号を表示することを特徴とする。本発明の請
求項19記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出方法は、回転数
を可変可能な圧縮機と、凝縮器と、絞り開度を調節可能
な膨張弁と、蒸発器とを環状に接続して冷凍サイクルを
構成し、前記圧縮機の回転数と前記膨張弁の開度とをあ
らかじめ設定した一定値に固定した後に、前記凝縮器の
凝縮冷媒温度と前記蒸発器の蒸発冷媒温度とをあらかじ
め設定した一定値に調整し、その後前記圧縮機の吐出冷
媒温度を検出し、この検出した吐出冷媒温度と設定値と
により算出された温度差によって冷媒漏れ量を判断し、
冷凍装置に冷媒漏れ量、補充すべき冷媒量、又は一定量
以上の冷媒漏れによる注意信号を表示することを特徴と
する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態におけ
る冷凍装置の冷媒漏れ検出装置は、凝縮冷媒温度調整手
段と蒸発冷媒温度調整手段とにより凝縮冷媒温度と蒸発
冷媒温度とを一定値に調整し、吐出冷媒温度検出器の出
力信号と設定値を比較して温度差を算出する温度差算出
手段により冷凍サイクルの冷媒漏れを検出するものであ
る。本発明の第1の実施の形態は、封入冷媒量が一定の
状態では、凝縮器を流れる凝縮冷媒温度と蒸発器を流れ
る蒸発冷媒温度とが決まれば吐出冷媒温度が一定にな
り、封入冷媒量が変動すれば吐出冷媒温度が変化するこ
とに着目したものである。従って、凝縮器を流れる凝縮
冷媒温度と蒸発器を流れる蒸発冷媒温度とを一定値に調
整することで、適正な冷媒量の下での吐出冷媒温度を判
断できる。従って、この適正な冷媒量の下での吐出冷媒
温度を設定値としておき、吐出冷媒温度検出器の出力信
号と比較し、設定値より低い場合には冷媒漏れが生じて
いないと判断でき、設定値より高い場合には冷媒漏れと
判断することができる。
【0006】本発明の第2の実施の形態は、圧縮機とし
て回転数を可変可能な圧縮機を用いる場合においても、
第1の実施の形態における冷媒漏洩の検出を正確に行う
ものである。すなわち、回転数を可変可能な圧縮機で
は、圧縮機の回転数を一定値に固定する圧縮機回転数固
定手段を設けたものである。このように圧縮機の回転数
を一定値に固定することで、その回転数における凝縮器
を流れる凝縮冷媒温度と蒸発器を流れる蒸発冷媒温度と
から適正冷媒量の下での吐出冷媒温度を判断することが
できる。本発明の第3の実施の形態は、絞り装置をキャ
ピラリチューブとしたものである。このように絞り量が
常に一定のキャピラリチューブを用いることによって、
凝縮器を流れる凝縮冷媒温度と蒸発器を流れる蒸発冷媒
温度とから適正冷媒量の下での吐出冷媒温度を判断する
ことができる。
【0007】本発明の第4の実施の形態は、絞り装置と
して絞り開度が調節可能な膨張弁を用いる場合において
も、冷媒漏洩の検出を正確に行うものである。すなわ
ち、絞り開度が調節可能な膨張弁では、膨張弁の開度を
一定値に固定する膨張弁開度固定手段を設けたものであ
る。このように膨張弁の開度を一定値に固定すること
で、その開度における凝縮器を流れる凝縮冷媒温度と蒸
発器を流れる蒸発冷媒温度とから適正冷媒量の下での吐
出冷媒温度を判断することができる。本発明の第5の実
施の形態は、凝縮冷媒温度調整手段として凝縮器送風機
回転数調節手段を用い、蒸発冷媒温度調整手段として蒸
発器送風機回転数調節手段を用いたものである。本発明
の第5の実施の形態は、凝縮器により加熱される媒体、
蒸発器により冷却される媒体が、空気などの気体の場合
に、凝縮器送風機及び蒸発器送風機の回転数を連続的、
または断続的に可変することで、冷媒温度を調整し、一
定値にすることができる。
【0008】本発明の第6の実施の形態は、凝縮冷媒温
度調整手段として凝縮器ポンプ回転数調節手段を用い、
蒸発冷媒温度調整手段として蒸発器ポンプ回転数調節手
段を用いたものである。本発明の第6の実施の形態は、
凝縮器により加熱される媒体、蒸発器により冷却される
媒体が、水などの液体の場合に、凝縮器ポンプ及び蒸発
器ポンプの回転数を連続的、または断続的に可変するこ
とで、冷媒温度を調整し、一定値にすることができる。
本発明の第7の実施の形態は、凝縮冷媒温度調整手段に
より調整される凝縮冷媒温度や、蒸発冷媒温度調整手段
により調整される蒸発冷媒温度についての設定値を複数
有し、冷凍装置の運転状態に対応させて最適な設定値を
選択する設定値選択手段を設けたものである。このよう
に設定値を複数持たせることで、凝縮冷媒温度と蒸発冷
媒温度とを一定値に調整する場合に、冷媒漏れ検出時の
冷媒温度と差異の少ない設定値を選択できるので、短時
間に効率よく一定値に調整することができる。
【0009】本発明の第8の実施の形態は、圧縮機の回
転数をあらかじめ設定した設定値と、前記膨張弁の開度
をあらかじめ設定した設定値とをそれぞれ複数有し、冷
凍装置の運転状態に対応させて最適な設定値を選択する
設定値選択手段を設けたものである。このように設定値
を複数持たせることで、圧縮機の回転数と膨張弁の開度
とを一定値に固定する場合に、運転状態に対応させた設
定値を選択できるので、冷媒温度を短時間に効率よく一
定値に調整することができる。本発明の第9の実施の形
態は、一定時間毎に自動的に冷媒漏れ検出を行うように
したものである。このように定期的に冷媒漏れ検出を行
うことで、冷媒漏れの早期検出が可能となる。
【0010】本発明の第10の実施の形態は、冷凍装置
の運転開始時に自動的に冷媒漏れ検出を行うようにした
ものである。このように運転開始時に冷媒漏れ検出を行
うことで、冷媒不足状態で運転を行うときに生じる圧縮
機の損傷などを未然に防止することができる。また、運
転停止時よりも運転時の方が冷媒を漏洩しやすいため、
運転の初期段階で検出することによって、漏洩冷媒量を
最小限に押さえることができ、特に可燃性冷媒を用いた
場合の安全性を高めることができる。本発明の第11の
実施の形態は、冷凍装置の運転開始から一定時間経過し
た後に自動的に冷媒漏れ検出を行うようにしたものであ
る。このように運転開始から一定時間経過後に検出を行
うことで、安定運転状態で冷媒漏洩を検出できるため確
実な冷媒漏洩検出を行うことができる。
【0011】本発明の第12の実施の形態は、手動で冷
媒漏れ検出を行えるようにしたものである。このように
手動での冷媒漏れ検出を行えることで、冷凍装置の設置
時や、試運転時、サービス時などに、確実に冷媒漏れや
冷媒不足の検出を行うことができる。本発明の第13の
実施の形態は、冷媒漏れを検出した場合、冷凍装置に冷
媒漏れが発生したことを表示するものである。このよう
な冷媒漏れ表示手段を設けることで冷媒の漏洩を確実に
知らせることができ、異常に高い吐出温度で運転するこ
ともなく、性能の異常な低下を防ぐだけでなく、冷凍サ
イクル部品の信頼性の低下を防止することができる。ま
た、可燃性冷媒を用いた場合の冷媒漏洩による危険性を
確実に回避することができる。
【0012】本発明の第14の実施の形態は、冷媒漏れ
を検出した場合、吐出冷媒温度検出器の出力信号と設定
値を比較し、算出された温度差より冷媒漏れ量を判断
し、冷凍装置に補充すべき冷媒量を表示するものであ
る。このような冷媒漏れ表示手段を設けることで、サー
ビス時に過不足無く冷媒を補充することができ、最適な
冷凍サイクルに保つことが出来、性能の低下を防ぐだけ
でなく、冷凍サイクル部品の信頼性の低下を防止するこ
とができる。本発明の第15の実施の形態は、冷媒とし
て可燃性冷媒を用い、冷媒漏れを検出した場合、吐出冷
媒温度検出器の出力信号と設定値を比較し、算出された
温度差より冷媒漏れ量を判断し、一定量以上冷媒漏れが
発生した場合、注意信号を表示するものである。このよ
うな冷媒漏れ表示手段を設けることで、一定量以上冷媒
漏れが発生した場合、注意信号を表示するため、使用者
に注意を促し、可燃性冷媒に着火し火災や爆発が発生す
ることを防止することができる。
【0013】本発明の第16の実施の形態による冷媒漏
れ検出方法は、凝縮器の凝縮冷媒温度と蒸発器の蒸発冷
媒温度とをあらかじめ設定した一定値に調整した後に、
圧縮機の吐出冷媒温度を検出し、この検出した吐出冷媒
温度と設定値とにより算出された温度差によって冷凍サ
イクルの冷媒漏れを検出するものである。このように、
凝縮器を流れる凝縮冷媒温度と蒸発器を流れる蒸発冷媒
温度とを一定値に調整することで、適正な冷媒量の下で
の吐出冷媒温度を判断できる。従って、この適正な冷媒
量の下での吐出冷媒温度を設定値としておき、吐出冷媒
温度検出器の出力信号と比較し、設定値より低い場合に
は冷媒漏れが生じていないと判断でき、設定値より高い
場合には冷媒漏れと判断することができる。
【0014】本発明の第17の実施の形態による冷媒漏
れ検出方法は、回転数を可変可能な圧縮機と、絞り開度
を調節可能な膨張弁とを用いた冷凍サイクルの場合に、
この圧縮機の回転数と膨張弁の開度とをあらかじめ設定
した一定値に固定した後に、凝縮器の凝縮冷媒温度と蒸
発器の蒸発冷媒温度とをあらかじめ設定した一定値に調
整し、その後圧縮機の吐出冷媒温度を検出し、この検出
した吐出冷媒温度と設定値とにより算出された温度差に
よって冷凍サイクルの冷媒漏れを検出するものである。
このように圧縮機の回転数と膨張弁の開度を一定値に固
定することで、その回転数及び開度における凝縮器を流
れる凝縮冷媒温度と蒸発器を流れる蒸発冷媒温度とから
適正冷媒量の下での吐出冷媒温度を判断することができ
る。
【0015】本発明の第18の実施の形態による冷媒漏
れ検出方法は、凝縮器の凝縮冷媒温度と蒸発器の蒸発冷
媒温度とをあらかじめ設定した一定値に調整した後に、
圧縮機の吐出冷媒温度を検出し、この検出した吐出冷媒
温度と設定値とにより算出された温度差によって冷媒漏
れ量を判断し、冷凍装置に冷媒漏れ量、補充すべき冷媒
量、又は一定量以上の冷媒漏れによる注意信号を表示す
るものである。このような方法で検出した吐出冷媒温度
と設定値とにより算出された温度差によって冷媒漏れ量
を判断することができる。従って、冷媒漏れ量、補充す
べき冷媒量、又は一定量以上の冷媒漏れによる注意信号
を表示することができ、サービス時に過不足無く冷媒を
補充することができ、最適な冷凍サイクルに保つことが
出来、性能の低下を防ぐだけでなく、冷凍サイクル部品
の信頼性の低下を防止することができるとともに、使用
者に注意を促し、可燃性冷媒に着火し火災や爆発が発生
することを防止することができる。
【0016】本発明の第19の実施の形態による冷媒漏
れ検出方法は、回転数を可変可能な圧縮機と、絞り開度
を調節可能な膨張弁とを用いた冷凍サイクルの場合に、
圧縮機の回転数と膨張弁の開度とをあらかじめ設定した
一定値に固定した後に、凝縮器の凝縮冷媒温度と蒸発器
の蒸発冷媒温度とをあらかじめ設定した一定値に調整
し、その後圧縮機の吐出冷媒温度を検出し、この検出し
た吐出冷媒温度と設定値とにより算出された温度差によ
って冷媒漏れ量を判断し、冷凍装置に冷媒漏れ量、補充
すべき冷媒量、又は一定量以上の冷媒漏れによる注意信
号を表示するものである。このような方法で検出した吐
出冷媒温度と設定値とにより算出された温度差によって
冷媒漏れ量を判断することができる。従って、冷媒漏れ
量、補充すべき冷媒量、又は一定量以上の冷媒漏れによ
る注意信号を表示することができ、サービス時に過不足
無く冷媒を補充することができ、最適な冷凍サイクルに
保つことが出来、性能の低下を防ぐだけでなく、冷凍サ
イクル部品の信頼性の低下を防止することができるとと
もに、使用者に注意を促し、可燃性冷媒に着火し火災や
爆発が発生することを防止することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参考に
説明する。(実施例1)図1は、本発明の冷凍装置の第
1の実施例における冷凍サイクル図である。図1におい
て、1は圧縮機、2は凝縮器、3はキャピラリチュー
ブ、4は蒸発器で、順次環状に接続されて冷凍サイクル
を構成している。5は凝縮器2を流れる冷媒の温度を検
出する凝縮冷媒温度検出器、6は蒸発器4を流れる冷媒
の温度を検出する蒸発冷媒温度検出器、7は圧縮機1の
吐出冷媒温度を検出する吐出冷媒温度検出器、8は凝縮
器2に空気などの非加熱媒体を送る凝縮器送風機、9は
蒸発器4に空気などの非冷却媒体を送る蒸発器送風機で
ある。図2は図1に示す冷凍装置の電気接続を示す電気
回路図である。図中、5は凝縮器2を流れる凝縮冷媒温
度を検知するための凝縮冷媒温度検出器、6は蒸発器4
を流れる冷媒の温度を検出する蒸発冷媒温度検出器、7
は圧縮機1の吐出冷媒温度を検出する吐出冷媒温度検出
器である。20は運転スイッチ、21、22、23はA
/D変換装置、24はマイクロコンピュータ(以下LS
Iと称す)であり、入力回路27、CPU28、メモリ
29、出力回路30、32、34を有している。入力回
路27には、凝縮冷媒温度検出器5の出力が、A/D変
換装置21を介し、蒸発冷媒温度検出器6の出力が、A
/D変換装置22を介し、吐出温度検出器7の出力が、
A/D変換装置23を介して入力される。31は凝縮器
送風機8の回転数を連続的または段階的に可変可能な凝
縮器送風機回転数制御装置、33は蒸発器送風機9の回
転数を連続的または段階的に可変可能な蒸発器送風機回
転数制御装置で、出力回路30、32、34の出力によ
り凝縮器送風機8、蒸発器送風機9、表示器35を動作
させる。
【0018】ここで図3に示すブロック図と図2に示す
電気回路図について説明すると、図2に示す凝縮冷媒温
度検出器5、蒸発冷媒温度検出器6、吐出冷媒温度検出
器7は、それぞれ図3の凝縮冷媒温度検出手段5、蒸発
冷媒温度検出手段6、吐出冷媒温度検出手段7、図2の
メモリ29は、図3の凝縮温度、蒸発温度、吐出温度の
設定値を記憶した記憶手段29に相当する。また、図2
のCPU28は、凝縮冷媒温度検出器5、蒸発冷媒温度
検出器6、吐出冷媒温度検出器7からの出力信号によ
り、記憶手段29の設定値の一つを選択する選択手段2
81と、凝縮冷媒温度検出器5、蒸発冷媒温度検出器6
や吐出冷媒温度検出器7の出力信号と設定値とを比較し
制御信号を出力する比較手段282と、吐出冷媒温度検
出器7の出力信号と設定値を比較し、温度差を算出する
温度差算出手段283と、温度差算出手段283により
算出された温度差により冷凍装置の冷媒漏れを検出する
冷媒漏れ検出手段284に相当する。そして、図2の凝
縮器送風機回転数制御装置31、蒸発器送風機回転数制
御装置33は、図3の比較手段282から発生する出力
信号により、凝縮冷媒温度を設定値に調整する凝縮冷媒
温度調整手段31と、蒸発冷媒温度を設定値に調整する
蒸発冷媒温度調整手段33に相当する。また、図2の冷
媒漏れ表示装置35は、冷媒漏れ検出手段284により
発生する出力信号により、冷媒漏れの発生を表示する表
示手段35に相当する。
【0019】上記構成において、冷凍装置運転時の制御
回路の構成と動作を図4を参考に説明する。図4はLS
I24のメモリ29に記憶された冷凍装置のプログラム
を示すフローチャートである。運転スイッチ20のON
信号が出ると、冷凍装置の運転が始まり、通常の運転モ
ードで運転される。そして、ステップ40(図中ではS
40と示す。以下同じ表示とする。)でタイマーがカウ
ントされ運転開始後一定時間経過し、吐出温度が安定し
冷凍サイクルが安定した状態になった後、自動的に冷媒
漏れ検出モードに移り、ステップ41が実行され凝縮器
2の冷媒温度Tc、蒸発器4の冷媒温度Teが検出さ
れ、ステップ42で選択手段281により記憶手段29
の凝縮温度Tc1、Tc2、蒸発温度Te1、Te2、
吐出温度Tcomp1に対する一つの設定値(ここでは
第1の設定値とする)が選択される。ステップ43で凝
縮器2の冷媒温度Tcを検出し、ステップ44で設定温
度Tc1(例えば40℃)との比較演算を行い、Tc≧
Tc1であれば「YES」の判定によりステップ46に
進み、 Tc<Tc1であれば「NO」の判定によりス
テップ45に進み、 Tcを高くするように凝縮器送風
機回転数制御装置31に制御信号を出力し、凝縮器送風
機8の回転数を下げ、ステップ43にもどる。ステップ
46で設定温度Tc2(例えば43℃)との比較演算を
行い、Tc≦Tc2であれば「YES」の判定によりス
テップ48に進む。Tc>Tc2であれば「NO」の判
定によりステップ47に進み、Tcを低くするように凝
縮器送風機回転数制御装置31に制御信号を出力し、凝
縮器送風機8の回転数を上げ、ステップ43にもどる。
次に、ステップ48で蒸発器4の冷媒温度Teを検出
し、ステップ49でTeと設定温度Te1(例えば10
℃)との比較演算を行い、Te≧Te1であれば「YE
S」の判定によりステップ51に進み、 Te<Te1
であれば「NO」の判定によりステップ50に進み、T
eを高くするように蒸発器送風機回転数制御装置33に
制御信号を出力し、蒸発器送風機9の回転数を上げ、ス
テップ48にもどる。ステップ51でTe>Te2であ
れば「YES」の判定によりステップ53に進む。ステ
ップ51でTe>Te2であれば「NO」の判定により
ステップ52に進み、 Teを低くするように蒸発器送
風機回転数制御装置33に制御信号を出力し、蒸発器送
風機9の回転数を下げ、ステップ48にもどる。
【0020】以上のように凝縮器2の冷媒温度Tc、蒸
発器4の冷媒温度Teが設定値に制御され、運転を続け
た場合、冷媒量が適切な量であれば圧縮機1の吐出温度
Tcompは設定値Tcomp1に近い値になる。また、冷媒漏
れが起こり冷媒不足になると、吐出温度Tcompは設定値
Tcomp1より高くなる。従って、ステップ53でTcomp
≦Tcomp1であれば「YES」の判定によりステップ5
4に進み「正常」と判断し通常の運転モードに戻る。冷
媒漏れが起こり冷媒不足になると、吐出温度Tcompは設
定値Tcomp1より高くなり、ステップ53で Tcomp>T
comp1となり、「NO」の判定によりステップ55に進
み、「冷媒不足」と判定し冷媒漏れ表示器35に異常信
号を表示し(ステップ56)、通常の運転モードに戻
る。この様に、自動的に冷媒漏れ検出を行い、冷凍機の
異常を早期に発見することができるため、異常に高い吐
出温度で運転することもなく、性能の異常な低下を防ぐ
だけでなく、冷凍サイクル部品の信頼性の低下を防止す
ることができる。なお、ステップ42でLSI24内蔵
の選択手段により選択される記憶回路の凝縮温度、蒸発
温度、吐出温度に対する設定値を複数種類持ち、ステッ
プ41で検出された凝縮器2の冷媒温度Tc、蒸発器4
の冷媒温度Teにより近い設定値を選択するようにすれ
ば、より短時間で冷凍サイクルを制御可能で、より短時
間で冷媒漏れ検出を行うことができる。また、冷凍装置
の運転時間を積算し、一定時間毎に自動的に冷媒漏れ検
出を行うようにする自動冷媒漏れ検出手段を設けること
により、冷媒漏洩を早期に検知することができる。
【0021】(実施例2)図5は本発明の冷凍装置の第
2の実施例における冷凍サイクル図である。同図におい
て第1の実施例と同じものには同一の番号を付して説明
を省略する。なお、以下の図面についても同様とする。
同図において、11は回転数を可変可能な圧縮機、12
は絞り開度を調節可能な膨張弁である。図6は図5に示
す冷凍装置の電気接続を示す電気回路図である。図中、
37は圧縮機11の回転数を可変可能な圧縮機回転数制
御装置、39は膨張弁12の開度を可変可能な膨張弁駆
動装置で、出力回路36、38の出力により圧縮機1
1、膨張弁12を動作させる。ここで図7に示すブロッ
ク図と図6に示す電気回路図について説明すると、図6
の圧縮機回転数制御装置37、膨張弁駆動装置39は、
図7の圧縮機回転数固定手段37と膨張弁開度固定手段
39に相当する。
【0022】上記構成において、冷凍装置運転時の制御
回路の構成と動作を図8を参考に説明する。図8はLS
I24のメモリ29に記憶された冷凍装置のプログラム
を示すフローチャートである。運転スイッチ20のON
信号が出ると、冷凍装置の運転が始まり、通常の運転モ
ードで運転される。そして、ステップ60でタイマーが
カウントされ運転開始後一定時間経過し、冷凍サイクル
が安定した状態になった後、自動的に冷媒漏れ検出モー
ドに移り、ステップ61が実行され凝縮器2の冷媒温度
Tc、蒸発器4の冷媒温度Teが検出され、ステップ6
2で選択手段281により記憶回路の圧縮機11の回転
数Rc、膨張弁12の開度Pex、凝縮温度Tc1、蒸
発温度Te1、吐出温度Tcomp1に対する一つの設
定値(ここでは第1の設定値とする)が選択される。ス
テップ63で出力回路36から圧縮機回転数制御装置3
7に制御信号を送り、圧縮機11の回転数を設定値Rc
に固定し、また、出力回路38から膨張弁駆動装置39
に制御信号を送り、膨張弁12の開度を設定値Pexに
固定する。ステップ64で凝縮器2の冷媒温度Tcを検
出し、ステップ65で設定温度Tc1(例えば40℃)
との比較演算を行い、Tc≧Tc1であれば「YES」
の判定によりステップ67に進み、 Tc<Tc1であ
れば「NO」の判定によりステップ66に進み、 Tc
を高くするように凝縮器送風機回転数制御装置31に制
御信号を出力し、凝縮器送風機8の回転数を下げ、ステ
ップ64にもどる。ステップ67でTc≦Tc2であれ
ば「YES」の判定によりステップ69に進む。Tc>
Tc2であれば「NO」の判定によりステップ68に進
み、 Tcを低くするように凝縮器送風機回転数制御装
置31に制御信号を出力し、凝縮器送風機8の回転数を
上げ、ステップ64にもどる。次に、ステップ69で蒸
発器4の冷媒温度Teを検出し、ステップ70でTeと
設定温度Te1(例えば10℃)との比較演算を行い、
Te≧Te1であれば「YES」の判定によりステップ
72に進み、 Te<Te1であれば「NO」の判定に
よりステップ71に進み、 Teを高くするように蒸発
器送風機回転数制御装置33に制御信号を出力し、蒸発
器送風機9の回転数を上げ、ステップ69にもどる。ス
テップ72でTe≦Te2であれば「YES」の判定に
よりステップ74に進む。ステップ72でTe>Te2
であれば「NO」の判定によりステップ73に進み、
Teを低くするように蒸発器送風機回転数制御装置33
に制御信号を出力し、蒸発器送風機9の回転数を下げ、
ステップ69にもどる。以上のように凝縮器2の冷媒温
度Tc、蒸発器4の冷媒温度Teが設定値に制御され、
運転を続けた場合、冷媒量が適切な量であれば圧縮機1
1の吐出温度Tcompは設定値Tcomp1に近い値になる。
また、冷媒漏れが起こり冷媒不足になると、吐出温度T
compは設定値Tcomp1より高くなる。従って、ステップ
74でTcomp≦Tcomp1であれば「YES」の判定によ
りステップ75に進み「正常」と判断し通常の運転モー
ドに戻る。
【0023】冷媒漏れが起こり冷媒不足になると、吐出
温度Tcompは設定値Tcomp1より高くなり、ステップ7
4で Tcomp>Tcomp1となり、「NO」の判定によりス
テップ76に進み、「冷媒不足」と判定しステップ77
で冷媒漏れ表示器35に異常信号を表示し通常の運転モ
ードに戻る。この様に、自動的に冷媒漏れ検出を行うこ
とができ、冷凍機の異常を早期に発見、対処することが
できる。なお、ステップ62で選択手段281により選
択される記憶手段29の圧縮機11の回転数、膨張弁1
2の開度、凝縮温度、蒸発温度、吐出温度に対する設定
値を複数種類持ち、ステップ61で検出された凝縮器2
の冷媒温度Tc、蒸発器4の冷媒温度Teにより近い設
定値を選択するようにすれば、より短時間で冷凍サイク
ルを制御可能で、より短時間で冷媒漏れ検出を行うこと
ができる。また、冷媒として可燃性冷媒を用いた場合、
一定量以上冷媒漏れが発生した場合、自動的に冷媒漏れ
を確実に検出し注意信号をを表示するため、使用者に火
災や爆発の危険を知らしめ、可燃性冷媒に着火し火災や
爆発が発生することを防止することができる。
【0024】(実施例3)本発明の第3の実施例の冷凍
装置の冷凍サイクル図、及びブロック図は第2の実施例
のものと同じである。図9は冷凍装置の電気接続を示す
電気回路図である。図中、25は冷媒漏れ検出モードを
選択するスイッチである。上記構成において、冷凍装置
運転時の制御回路の構成と動作を図10を参考に説明す
る。図10はLSI24のメモリ29に記憶された冷凍
装置のプログラムを示すフローチャートである。運転の
指示が出ると、冷凍装置の運転が始まり、通常の運転モ
ードで運転される。そして、ステップ80で冷媒漏れ検
出モードを選択するスイッチ25が押されると、冷媒漏
れ検出モードに移る。後の制御は実施例2のステップ6
1以降の制御と同一であるため、詳細な説明は省略す
る。この様に、手動で冷媒漏れ検出を行うことにより、
設置時や、試運転時、運転異常のサービス時などに、確
実に冷媒漏れや冷媒不足の検出を行うことができる。
【0025】(実施例4)本発明の第4の実施例の冷凍
装置の冷凍サイクル図、及び電気回路図は第3の実施例
のものと同じである。図11は冷凍装置のブロック図で
ある。第1の実施例を示す図3のブロック図からの変更
点は、第1の実施例のブロック図の冷媒漏れ検出手段
が、冷媒漏洩量判断手段285になっている点である。
上記構成において、冷凍装置運転時の制御回路の構成と
動作を図12を参考に説明する。なお、図12におい
て、ステップ53までは第1の実施例を示す図4と同じ
であるため説明を省略する。運転の指示が出て、冷凍装
置の運転が始まり、冷媒漏れ検出モードにはいり、ステ
ップ53でTcomp>Tcomp1となり、「NO」の判定に
なったときは、ステップ90でTcomp1−Tcompを算出
し、10度以下であれば冷媒漏洩量はステップ91の漏
洩量1と判断し、ステップ92で20度以下と判断すれ
ば冷媒漏洩量はステップ93の漏洩量2と判断し、20
度以上であれば冷媒漏洩量はステップ94の漏洩量3と
判断し、ステップ95に進み、冷媒漏れ表示器35に異
常信号と冷媒漏洩量を表示する。この様に、冷媒漏れ検
出を行うだけでなく、冷媒漏洩量を推定し表示するた
め、冷凍装置運転異常のサービス時などに、過不足無く
冷媒を補充することができ、最適な冷凍サイクルに保つ
ことが出来、性能の低下を防ぐだけでなく、冷凍サイク
ル部品の信頼性の低下を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、冷媒の漏洩の確
実な検出を行い、又はその漏洩冷媒量を判断し、さらに
冷媒が漏れたことや漏洩量を表示することができる。ま
た、本発明によれば、自動的に冷媒漏れ検出を行うこと
ができ、また、従来の制御では冷媒漏れの判断が困難で
あった回転数を可変可能な圧縮機や、絞り開度調節可能
な膨張弁を使用した冷凍装置においても冷媒漏れを早期
に発見、対処することができる。また、本発明は、設置
時や、試運転時、サービス時などに、確実に冷媒漏れや
冷媒不足の検出を行うことができる。そして、本発明
は、冷媒漏洩の確実な検出を行うことで、異常に高い吐
出温度で運転することもなく、性能の異常な低下を防ぐ
だけでなく、冷凍サイクル部品の信頼性の低下を防止す
ることができる。また、本発明は、補充すべき冷媒量を
表示するため、サービス時に過不足無く冷媒を補充する
ことができ、最適な冷凍サイクルに保つことが出来、性
能の低下を防ぐだけでなく、冷凍サイクル部品の信頼性
の低下を防止することができる。また、本発明は、一定
量以上冷媒漏れが発生した場合、注意信号をを表示する
ため、使用者に注意を促し、可燃性冷媒に着火し火災や
爆発が発生することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷凍装置の冷媒漏れ検
出装置の冷凍サイクル図
【図2】本発明の一実施例を示す冷凍装置の冷媒漏れ検
出装置の電気回路図
【図3】本発明の一実施例を示す冷凍装置の冷媒漏れ検
出装置のブロック図
【図4】本発明の一実施例を示す冷凍装置の冷媒漏れ検
出装置のフローチャート
【図5】本発明の他の実施例を示す冷凍装置の冷媒漏れ
検出装置の冷凍サイクル図
【図6】本発明の他の実施例を示す冷凍装置の冷媒漏れ
検出装置の電気回路図
【図7】本発明の他の実施例を示す冷凍装置の冷媒漏れ
検出装置のブロック図
【図8】本発明の他の実施例を示す冷凍装置の冷媒漏れ
検出装置のフローチャート
【図9】本発明のさらに他の実施例を示す冷凍装置の冷
媒漏れ検出装置の電気回路図
【図10】本発明のさらに他の実施例を示す冷凍装置の
冷媒漏れ検出装置のフローチャート
【図11】本発明のさらに他の実施例を示す冷凍装置の
冷媒漏れ検出装置のブロック図
【図12】本発明のさらに他の実施例を示す冷凍装置の
冷媒漏れ検出装置のフローチャート
【図13】従来の冷凍装置を示す冷凍サイクル図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 キャピラリチューブ 4 蒸発器 5 凝縮冷媒温度検出器(凝縮冷媒温度検出手段) 6 蒸発冷媒温度検出器(蒸発冷媒温度検出手段) 7 吐出冷媒温度検出器(吐出冷媒温度検出手段) 8 凝縮器送風機 9 蒸発器送風機 11 回転数を可変可能な圧縮機 12 絞り開度を調節可能な膨張弁 20 運転スイッチ 24 マイクロコンピュータ 25 スイッチ 29 メモリ(記憶手段) 31 凝縮器送風機回転数制御装置(凝縮器温度調整手
段) 33 蒸発器送風機回転数制御装置(蒸発器温度調整手
段) 35 表示器(表示手段) 37 圧縮機回転数制御装置(圧縮機回転数固定手段) 39 膨張弁駆動装置(膨張弁開度固定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 幸男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 羽根田 完爾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と凝縮器と絞り装置と蒸発器とを
    環状に接続して冷凍サイクルを構成し、前記凝縮器を流
    れる冷媒の温度を検出する凝縮冷媒温度検出器と、前記
    蒸発器を流れる冷媒の温度を検出する蒸発冷媒温度検出
    器と、前記圧縮機の吐出冷媒温度を検出する吐出冷媒温
    度検出器と、前記凝縮冷媒温度検出器の出力信号により
    凝縮冷媒温度を一定値に調整する凝縮冷媒温度調整手段
    と、前記蒸発冷媒温度検出器の出力信号により蒸発冷媒
    温度を一定値に調整する蒸発冷媒温度調整手段と、前記
    吐出冷媒温度検出器の出力信号と設定値を比較して温度
    差を算出する温度差算出手段とを設け、前記凝縮冷媒温
    度調整手段と前記蒸発冷媒温度調整手段とにより凝縮冷
    媒温度と蒸発冷媒温度とを一定値に調整し、前記温度差
    算出手段により算出された温度差により冷凍サイクルの
    冷媒漏れを検出することを特徴とする冷凍装置の冷媒漏
    れ検出装置。
  2. 【請求項2】 回転数を可変可能な圧縮機では、前記圧
    縮機の回転数を一定値に固定する圧縮機回転数固定手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷凍装置の冷
    媒漏れ検出装置。
  3. 【請求項3】 前記絞り装置をキャピラリチューブとし
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の冷凍装
    置の冷媒漏れ検出装置。
  4. 【請求項4】 前記絞り装置として、絞り開度調節可能
    な膨張弁を用い、前記膨張弁の開度を一定値に固定する
    膨張弁開度固定手段を設けたことを特徴とする請求項2
    記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置。
  5. 【請求項5】 前記凝縮冷媒温度調整手段として、送風
    機の回転数を連続的、または断続的に可変可能な凝縮器
    送風機回転数調節手段を用い、前記蒸発冷媒温度調整手
    段として、送風機の回転数を連続的、または断続的に可
    変可能な蒸発器送風機回転数調節手段を用いたことを特
    徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の冷凍
    装置の冷媒漏れ検出装置。
  6. 【請求項6】 前記凝縮冷媒温度調整手段として、ポン
    プの回転数を連続的、または断続的に可変可能な凝縮器
    ポンプ回転数調節手段を用い、前記蒸発冷媒温度調整手
    段として、ポンプの回転数を連続的、または断続的に可
    変可能な蒸発器ポンプ回転数調節手段を用いたことを特
    徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の冷凍
    装置の冷媒漏れ検出装置。
  7. 【請求項7】 前記凝縮冷媒温度調整手段により調整さ
    れる凝縮冷媒温度をあらかじめ設定した設定値と、前記
    蒸発冷媒温度調整手段により調整される蒸発冷媒温度を
    あらかじめ設定した設定値とをそれぞれ複数有し、冷凍
    装置の運転状態に対応させて最適な設定値を選択する設
    定値選択手段を設けたことを特徴とする請求項1から請
    求項6のいずれかに記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装
    置。
  8. 【請求項8】 前記圧縮機の回転数をあらかじめ設定し
    た設定値と、前記膨張弁の開度をあらかじめ設定した設
    定値とをそれぞれ複数有し、冷凍装置の運転状態に対応
    させて最適な設定値を選択する設定値選択手段を設けた
    ことを特徴とする請求項4記載の冷凍装置の冷媒漏れ検
    出装置。
  9. 【請求項9】 冷凍装置の運転時間を積算し、一定時間
    毎に冷媒漏れ検出を行う自動冷媒漏れ検出手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記
    載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置。
  10. 【請求項10】 冷凍装置の運転開始時に冷媒漏れ検出
    を行う自動冷媒漏れ検出手段を設けたことを特徴とする
    請求項1から請求項8のいずれかに記載の冷凍装置の冷
    媒漏れ検出装置。
  11. 【請求項11】 冷凍装置の運転開始から一定時間経過
    した後に冷媒漏れ検出を行う自動冷媒漏れ検出手段を設
    けたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか
    に記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置。
  12. 【請求項12】 任意のタイミングで冷媒漏れ検出を行
    える手動冷媒漏れ検出手段を設けたことを特徴とする請
    求項1から請求項11のいずれかに記載の冷凍装置の冷
    媒漏れ検出装置。
  13. 【請求項13】 冷媒漏れを検出した場合に、冷凍装置
    に冷媒漏れが発生したことを表示する冷媒漏れ表示手段
    を設けたことを特徴とする請求項1から請求項12のい
    ずれかに記載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置。
  14. 【請求項14】 冷媒漏れを検出した場合に、前記吐出
    冷媒温度検出器の出力信号と設定値とを比較し、算出さ
    れた温度差によって冷媒漏れ量を判断し、冷凍装置に補
    充すべき冷媒量を表示する冷媒漏れ表示手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記
    載の冷凍装置の冷媒漏れ検出装置。
  15. 【請求項15】 冷媒として可燃性冷媒を用い、冷媒漏
    れを検出した場合に、前記吐出冷媒温度検出器の出力信
    号と設定値とを比較し、算出された温度差より冷媒漏れ
    量を判断し、一定量以上の冷媒漏れが発生した場合に、
    注意信号を表示する冷媒漏れ表示手段を設けたことを特
    徴とする請求項1から請求項14のいずれかに記載の冷
    凍装置の冷媒漏れ検出装置。
  16. 【請求項16】 圧縮機と凝縮器と絞り装置と蒸発器と
    を環状に接続して冷凍サイクルを構成し、前記凝縮器の
    凝縮冷媒温度と前記蒸発器の蒸発冷媒温度とをあらかじ
    め設定した一定値に調整した後に、前記圧縮機の吐出冷
    媒温度を検出し、この検出した吐出冷媒温度と設定値と
    により算出された温度差によって冷凍サイクルの冷媒漏
    れを検出することを特徴とする冷凍装置の冷媒漏れ検出
    方法。
  17. 【請求項17】 回転数を可変可能な圧縮機と、凝縮器
    と、絞り開度を調節可能な膨張弁と、蒸発器とを環状に
    接続して冷凍サイクルを構成し、前記圧縮機の回転数と
    前記膨張弁の開度とをあらかじめ設定した一定値に固定
    した後に、前記凝縮器の凝縮冷媒温度と前記蒸発器の蒸
    発冷媒温度とをあらかじめ設定した一定値に調整し、そ
    の後前記圧縮機の吐出冷媒温度を検出し、この検出した
    吐出冷媒温度と設定値とにより算出された温度差によっ
    て冷凍サイクルの冷媒漏れを検出することを特徴とする
    冷凍装置の冷媒漏れ検出方法。
  18. 【請求項18】 圧縮機と凝縮器と絞り装置と蒸発器と
    を環状に接続して冷凍サイクルを構成し、前記凝縮器の
    凝縮冷媒温度と前記蒸発器の蒸発冷媒温度とをあらかじ
    め設定した一定値に調整した後に、前記圧縮機の吐出冷
    媒温度を検出し、この検出した吐出冷媒温度と設定値と
    により算出された温度差によって冷媒漏れ量を判断し、
    冷凍装置に冷媒漏れ量、補充すべき冷媒量、又は一定量
    以上の冷媒漏れによる注意信号を表示することを特徴と
    する冷凍装置の冷媒漏れ検出方法。
  19. 【請求項19】 回転数を可変可能な圧縮機と、凝縮器
    と、絞り開度を調節可能な膨張弁と、蒸発器とを環状に
    接続して冷凍サイクルを構成し、前記圧縮機の回転数と
    前記膨張弁の開度とをあらかじめ設定した一定値に固定
    した後に、前記凝縮器の凝縮冷媒温度と前記蒸発器の蒸
    発冷媒温度とをあらかじめ設定した一定値に調整し、そ
    の後前記圧縮機の吐出冷媒温度を検出し、この検出した
    吐出冷媒温度と設定値とにより算出された温度差によっ
    て冷媒漏れ量を判断し、冷凍装置に冷媒漏れ量、補充す
    べき冷媒量、又は一定量以上の冷媒漏れによる注意信号
    を表示することを特徴とする冷凍装置の冷媒漏れ検出方
    法。
JP10027784A 1998-01-26 1998-01-26 冷凍装置の冷媒漏れ検出装置及び冷媒漏れ検出方法 Withdrawn JPH11211292A (ja)

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