JPH11211634A - プラスチック試験片打抜き装置 - Google Patents
プラスチック試験片打抜き装置Info
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- JPH11211634A JPH11211634A JP2502498A JP2502498A JPH11211634A JP H11211634 A JPH11211634 A JP H11211634A JP 2502498 A JP2502498 A JP 2502498A JP 2502498 A JP2502498 A JP 2502498A JP H11211634 A JPH11211634 A JP H11211634A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラスチック試料を載置して固定する試料台
と、プラスチック試料から所定形状の試験片を打抜く打
抜き刃と、打抜き刃を保持して打抜き動作のため上下動
させる打抜き刃保持部とを備えるプラスチック試験片打
抜き装置において、原材料たるプラスチック試料が高充
填の硬質プラスチック等の脆くて割れ易い材料であって
も、割れや欠けを生じることなく、正確な打抜き形状の
試験片を容易に得ることができるプラスチック試験片打
抜き装置を提供すること。 【課題解決手段】 打抜き刃保持部、又は打抜き刃保持
部及び試料台の双方が、ヒータを内蔵すること。
と、プラスチック試料から所定形状の試験片を打抜く打
抜き刃と、打抜き刃を保持して打抜き動作のため上下動
させる打抜き刃保持部とを備えるプラスチック試験片打
抜き装置において、原材料たるプラスチック試料が高充
填の硬質プラスチック等の脆くて割れ易い材料であって
も、割れや欠けを生じることなく、正確な打抜き形状の
試験片を容易に得ることができるプラスチック試験片打
抜き装置を提供すること。 【課題解決手段】 打抜き刃保持部、又は打抜き刃保持
部及び試料台の双方が、ヒータを内蔵すること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック試験片
打抜き装置に関する。
打抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック材料の引張試験等を行うに
は、所定形状(例えばJIS引張試験法準拠等)の試験
片を原試料から打抜いて作成しなければならない。ま
た、材料の溶融粘度測定用等のために2〜3mm角のペ
レットが必要な場合もある。
は、所定形状(例えばJIS引張試験法準拠等)の試験
片を原試料から打抜いて作成しなければならない。ま
た、材料の溶融粘度測定用等のために2〜3mm角のペ
レットが必要な場合もある。
【0003】これらの試験片による測定値は基準形状下
で比較されるため、その寸法形状が正確であることが必
要である。また微小な欠けや傷があっても、そこに応力
が集中して正常な数値より小さな力で破断等が起こり、
正確な測定値を得ることができない。従来、原試料が硬
質プラスチック等脆い材料である場合は、打抜き機によ
り試験片を作成するとき割れや欠けを生じ易く、正確な
寸法形状の試験片の作成が困難な場合があった。
で比較されるため、その寸法形状が正確であることが必
要である。また微小な欠けや傷があっても、そこに応力
が集中して正常な数値より小さな力で破断等が起こり、
正確な測定値を得ることができない。従来、原試料が硬
質プラスチック等脆い材料である場合は、打抜き機によ
り試験片を作成するとき割れや欠けを生じ易く、正確な
寸法形状の試験片の作成が困難な場合があった。
【0004】また、溶融粘度測定用等のペレットの作成
に当たっては、厚手のプラスチックシートをギロチンカ
ッターとハサミを用いて手作業で切っていたが、労力が
大きく、作業能率が低いという問題点があった。
に当たっては、厚手のプラスチックシートをギロチンカ
ッターとハサミを用いて手作業で切っていたが、労力が
大きく、作業能率が低いという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、プラスチック試料を載置して固定する試料
台と、プラスチック試料から所定形状の試験片を打抜く
打抜き刃と、打抜き刃を保持して打抜き動作のため上下
動させる打抜き刃保持部とを備えるプラスチック試験片
打抜き装置において、原材料たるプラスチック試料が高
充填の硬質プラスチック等の脆くて割れ易い材料であっ
ても、割れや欠けを生じることなく、正確な打抜き形状
の試験片を容易に得ることができるプラスチック試験片
打抜き装置を提供することである。
する課題は、プラスチック試料を載置して固定する試料
台と、プラスチック試料から所定形状の試験片を打抜く
打抜き刃と、打抜き刃を保持して打抜き動作のため上下
動させる打抜き刃保持部とを備えるプラスチック試験片
打抜き装置において、原材料たるプラスチック試料が高
充填の硬質プラスチック等の脆くて割れ易い材料であっ
ても、割れや欠けを生じることなく、正確な打抜き形状
の試験片を容易に得ることができるプラスチック試験片
打抜き装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、前記プラ
スチック試験片打抜き装置の打抜き刃保持部、又は打抜
き刃保持部及び試料台の双方を内蔵ヒータで加熱するこ
とにより解決することができる。
スチック試験片打抜き装置の打抜き刃保持部、又は打抜
き刃保持部及び試料台の双方を内蔵ヒータで加熱するこ
とにより解決することができる。
【0007】すなわち本発明は、プラスチック試料を載
置して固定する試料台と、前記プラスチック試料から所
定形状の試験片を打抜く打抜き刃と、前記打抜き刃を保
持して打抜き動作のため上下動させる打抜き刃保持部と
を備えるプラスチック試験片打抜き装置において、前記
打抜き刃保持部、又は前記打抜き刃保持部及び試料台の
双方が、ヒータを内蔵することを特徴とするプラスチッ
ク試験片打抜き装置を提供するものである。
置して固定する試料台と、前記プラスチック試料から所
定形状の試験片を打抜く打抜き刃と、前記打抜き刃を保
持して打抜き動作のため上下動させる打抜き刃保持部と
を備えるプラスチック試験片打抜き装置において、前記
打抜き刃保持部、又は前記打抜き刃保持部及び試料台の
双方が、ヒータを内蔵することを特徴とするプラスチッ
ク試験片打抜き装置を提供するものである。
【0008】本発明によれば、内蔵ヒータで加熱された
打抜き刃保持部、又は打抜き刃保持部及び試料台の双方
からの熱が、原材料たるプラスチック試料に伝達されて
温度が上昇し柔軟性が増すので、高充填の硬質プラスチ
ック等の脆くて割れ易い材料からでも、割れや欠けのな
い正確な打抜き形状の試験片を容易に得ることができ
る。
打抜き刃保持部、又は打抜き刃保持部及び試料台の双方
からの熱が、原材料たるプラスチック試料に伝達されて
温度が上昇し柔軟性が増すので、高充填の硬質プラスチ
ック等の脆くて割れ易い材料からでも、割れや欠けのな
い正確な打抜き形状の試験片を容易に得ることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態とし
て、プラスチック試料の加熱方法を挙げることができ
る。プラスチック試料の加熱方法には、上面のみ、下面
のみ、及び上下両面からの3通りが考えられる。両面加
熱が最も優れているが、本発明者らの経験によれば、加
熱された試料台からの伝熱による試料下面のみからの加
熱方法では試料上面が加熱されるまでに時間が掛かるの
で、短時間の加熱では、試料上面が未加熱状態のまま打
抜き加工が施されることになり、割れや欠けの発生を有
効に防止することができない。
て、プラスチック試料の加熱方法を挙げることができ
る。プラスチック試料の加熱方法には、上面のみ、下面
のみ、及び上下両面からの3通りが考えられる。両面加
熱が最も優れているが、本発明者らの経験によれば、加
熱された試料台からの伝熱による試料下面のみからの加
熱方法では試料上面が加熱されるまでに時間が掛かるの
で、短時間の加熱では、試料上面が未加熱状態のまま打
抜き加工が施されることになり、割れや欠けの発生を有
効に防止することができない。
【0010】これに対して上面のみからの加熱方法は、
打抜き刃が当たる試料上面が直接加熱されるので割れや
欠けの発生防止により有効に作用する。このように試料
上面からの加熱方法は有効であるので、下面からの加熱
を省略することも可能であるが、片面加熱による試料の
反り変形を防止するために下面からの加熱を併用するこ
とが望ましい。
打抜き刃が当たる試料上面が直接加熱されるので割れや
欠けの発生防止により有効に作用する。このように試料
上面からの加熱方法は有効であるので、下面からの加熱
を省略することも可能であるが、片面加熱による試料の
反り変形を防止するために下面からの加熱を併用するこ
とが望ましい。
【0011】この試料上面からの加熱は、主として加熱
された打抜き刃保持部及び打抜き刃からの輻射伝熱によ
り非接触で行われる。打抜き刃が試料に接触した際は接
触伝熱も生じるが、短時間であるのでその効果は副次的
と思われる。内蔵ヒータとしては電熱ヒータが取扱い容
易な点から好ましい。
された打抜き刃保持部及び打抜き刃からの輻射伝熱によ
り非接触で行われる。打抜き刃が試料に接触した際は接
触伝熱も生じるが、短時間であるのでその効果は副次的
と思われる。内蔵ヒータとしては電熱ヒータが取扱い容
易な点から好ましい。
【0012】なお本発明は、試験片の打抜き加工に先立
ってプラスチック試料を加熱し、その柔軟性を増加させ
ることにより割れや欠けの発生を防止しようとするもの
であるが、加熱により、当該プラスチック試料が有する
加工履歴の効果が消失し、新たな熱履歴を加えることに
なる場合があることに注意する必要がある。また一般的
に、金属製の打抜き刃の熱膨張はプラスチック試料のそ
れよりも相対的に大きいから、打抜かれた試験片を室温
まで冷却したとき、その寸法が試験法に規定された範囲
内に入るよう配慮することが必要である。そのため適切
な加熱温度及び加熱時間を実験的に決定し、正確な温度
・時間管理を行うことが望ましい。
ってプラスチック試料を加熱し、その柔軟性を増加させ
ることにより割れや欠けの発生を防止しようとするもの
であるが、加熱により、当該プラスチック試料が有する
加工履歴の効果が消失し、新たな熱履歴を加えることに
なる場合があることに注意する必要がある。また一般的
に、金属製の打抜き刃の熱膨張はプラスチック試料のそ
れよりも相対的に大きいから、打抜かれた試験片を室温
まで冷却したとき、その寸法が試験法に規定された範囲
内に入るよう配慮することが必要である。そのため適切
な加熱温度及び加熱時間を実験的に決定し、正確な温度
・時間管理を行うことが望ましい。
【0013】本発明の他の実施形態として、試料台を水
平面内で任意の角度回転させ、かつ該試料台を当初の位
置から任意の距離だけ平行移動させることができる前記
プラスチック試験片打抜き装置、を挙げることができ
る。
平面内で任意の角度回転させ、かつ該試料台を当初の位
置から任意の距離だけ平行移動させることができる前記
プラスチック試験片打抜き装置、を挙げることができ
る。
【0014】すなわち本実施形態は、本発明のプラスチ
ック試験片打抜き装置に、試料台の回転・平行移動の機
能を付加するものである。試料台の回転機能は、試料台
をその中央部下側に直立する支持軸の回りで回転及び固
定可能にすることで実現される。また平行移動機能は、
装置基台部と前記支持軸を含む試料台上部との間に送り
ねじを介在させることで実現することができる。上記の
平行移動の方向としては前後方向が実用的である。ま
た、上記の回転角度としては90度が最も実用的である
が、例えば30度単位あるいは45度単位で回転可能と
してもよい。平行移動距離は目盛により直読可能とする
ことが望ましく、デジタル表示できればさらに望まし
い。
ック試験片打抜き装置に、試料台の回転・平行移動の機
能を付加するものである。試料台の回転機能は、試料台
をその中央部下側に直立する支持軸の回りで回転及び固
定可能にすることで実現される。また平行移動機能は、
装置基台部と前記支持軸を含む試料台上部との間に送り
ねじを介在させることで実現することができる。上記の
平行移動の方向としては前後方向が実用的である。ま
た、上記の回転角度としては90度が最も実用的である
が、例えば30度単位あるいは45度単位で回転可能と
してもよい。平行移動距離は目盛により直読可能とする
ことが望ましく、デジタル表示できればさらに望まし
い。
【0015】上述の通り、プラスチック材料の溶融粘度
を測定する際等に、2〜3mm角のペレットを作成する
ことが必要になる場合がある。本実施形態によれば、そ
のようなペレットの作成を能率良く行うことができる。
すなわち、打抜き刃保持部に複数条の直線状平行刃を備
える打抜き刃を装着して、試料台の平行移動機能を利用
して対象プラスチック試料から所定幅の複数のストリッ
プを切り出し、次いで当該ストリップを試料台に固定
し、試料台の回転及び平行移動機能を利用してペレット
を切り出せばよい。この場合にも、本発明のプラスチッ
ク試験片打抜き装置における加熱機能により、硬くて脆
い材料から欠けや割れがなく形状の揃ったペレットを容
易に作成することができる。
を測定する際等に、2〜3mm角のペレットを作成する
ことが必要になる場合がある。本実施形態によれば、そ
のようなペレットの作成を能率良く行うことができる。
すなわち、打抜き刃保持部に複数条の直線状平行刃を備
える打抜き刃を装着して、試料台の平行移動機能を利用
して対象プラスチック試料から所定幅の複数のストリッ
プを切り出し、次いで当該ストリップを試料台に固定
し、試料台の回転及び平行移動機能を利用してペレット
を切り出せばよい。この場合にも、本発明のプラスチッ
ク試験片打抜き装置における加熱機能により、硬くて脆
い材料から欠けや割れがなく形状の揃ったペレットを容
易に作成することができる。
【0016】なお本実施形態は、ペレットの製造だけで
なく、ある種の試験片の作成に際しても有用である。す
なわち、異方性を有するプラスチック材料では試験片を
切り出す方向によって引張強さ等の物性が異なるが、本
実施形態における試料台の回転機能を利用すれば、正確
な方向性を有する試験片を容易に作成することができ
る。
なく、ある種の試験片の作成に際しても有用である。す
なわち、異方性を有するプラスチック材料では試験片を
切り出す方向によって引張強さ等の物性が異なるが、本
実施形態における試料台の回転機能を利用すれば、正確
な方向性を有する試験片を容易に作成することができ
る。
【0017】本発明のさらに他の実施形態として、装置
前面に打抜き刃下降指令用の2個の押しボタンスイッチ
を人の両腕の間隔を隔てて配置し、両押しボタンスイッ
チを直列接続してなる前記プラスチック試験片打抜き装
置を挙げることができる。
前面に打抜き刃下降指令用の2個の押しボタンスイッチ
を人の両腕の間隔を隔てて配置し、両押しボタンスイッ
チを直列接続してなる前記プラスチック試験片打抜き装
置を挙げることができる。
【0018】本実施形態は本発明のプラスチック試験片
打抜き装置における安全対策としての意義を有する。す
なわち、装置前面に設けた2個の押しボタンスイッチを
両手を用いて同時に押さない限り打抜き刃が下降しない
ので、この種の装置に多い手指の傷害事故を未然に防止
することができる。なお、さらなる安全対策として、装
置の前・側面を透明アクリル板等で覆い、万一飛散事故
が生じた際にも操作者を飛来破片から保護することが望
ましい。
打抜き装置における安全対策としての意義を有する。す
なわち、装置前面に設けた2個の押しボタンスイッチを
両手を用いて同時に押さない限り打抜き刃が下降しない
ので、この種の装置に多い手指の傷害事故を未然に防止
することができる。なお、さらなる安全対策として、装
置の前・側面を透明アクリル板等で覆い、万一飛散事故
が生じた際にも操作者を飛来破片から保護することが望
ましい。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好適
な実施例について説明する。
な実施例について説明する。
【0020】図1は本実施例としてのプラスチック試験
片打抜き装置(参照符号1)の正面図である。図1にお
いて、参照符号2は試料台、21は試料ホルダ、22は
試料台ヒータ、23は回転盤、24は90度回転用ハン
ドル、25はスライド盤、26は平行移動用ハンドル、
27は移動距離目盛、参照符号3は打抜き刃保持部、3
1は打抜き刃、32は打抜き刃ホルダ、33は打抜き刃
保持部ヒータ、34はヒータ用中継端子、参照符号4は
駆動部、41はパワーシリンダ、42は取付部、43は
リミッタ、参照符号5は基台部、51、51は押しボタ
ンスイッチである。
片打抜き装置(参照符号1)の正面図である。図1にお
いて、参照符号2は試料台、21は試料ホルダ、22は
試料台ヒータ、23は回転盤、24は90度回転用ハン
ドル、25はスライド盤、26は平行移動用ハンドル、
27は移動距離目盛、参照符号3は打抜き刃保持部、3
1は打抜き刃、32は打抜き刃ホルダ、33は打抜き刃
保持部ヒータ、34はヒータ用中継端子、参照符号4は
駆動部、41はパワーシリンダ、42は取付部、43は
リミッタ、参照符号5は基台部、51、51は押しボタ
ンスイッチである。
【0021】試料台ヒータ22及び打抜き刃保持部ヒー
タ33は電熱ヒータであり、図示しない熱電対を伴って
おり、図示しない温度制御装置により所定の温度を維持
するように制御される。また、押しボタンスイッチ5
1、51は基台部5の前面に人の両腕の間隔程度の距離
を隔てて設けられており、両方の押しボタンスイッチ5
1、51を両手で同時に押さない限りパワーシリンダ4
1が作動しないように配線されている。
タ33は電熱ヒータであり、図示しない熱電対を伴って
おり、図示しない温度制御装置により所定の温度を維持
するように制御される。また、押しボタンスイッチ5
1、51は基台部5の前面に人の両腕の間隔程度の距離
を隔てて設けられており、両方の押しボタンスイッチ5
1、51を両手で同時に押さない限りパワーシリンダ4
1が作動しないように配線されている。
【0022】以上のように構成されるプラスチック試験
片打抜き装置1の使用方法について説明する。
片打抜き装置1の使用方法について説明する。
【0023】所定の厚さのシート状に成形し、必要な大
きさに切り取ったプラスチック試料のシートを試料ホル
ダ21で押さえて試料台2の上面に固定する。また、所
望の打抜き形状を与える打抜き刃31を打抜き刃ホルダ
32に取り付ける。
きさに切り取ったプラスチック試料のシートを試料ホル
ダ21で押さえて試料台2の上面に固定する。また、所
望の打抜き形状を与える打抜き刃31を打抜き刃ホルダ
32に取り付ける。
【0024】押しボタンスイッチ51、51を押して打
抜き刃保持部3を降下させ、その高さを、打抜き刃31
が試料台2の上のプラスチック試料に触れる直前の高さ
に調節する。また、90度回転用ハンドル24及び平行
移動用ハンドル26を動かして、打抜き刃31とプラス
チック試料との位置関係を適宜調節する。
抜き刃保持部3を降下させ、その高さを、打抜き刃31
が試料台2の上のプラスチック試料に触れる直前の高さ
に調節する。また、90度回転用ハンドル24及び平行
移動用ハンドル26を動かして、打抜き刃31とプラス
チック試料との位置関係を適宜調節する。
【0025】この状態で試料台ヒータ22及び打抜き刃
保持部ヒータ33に通電し、プラスチック試料の性状に
応じた所定時間にわたり、試料台2及び打抜き刃保持部
3を所定温度に維持する。
保持部ヒータ33に通電し、プラスチック試料の性状に
応じた所定時間にわたり、試料台2及び打抜き刃保持部
3を所定温度に維持する。
【0026】予定の加熱時間が経過した時点でヒータ2
2及び33に対する通電を停止し、直ちに押しボタンス
イッチ51、51を押して打抜き刃保持部3をさらに降
下させ、打抜き刃31を試料台2の上のプラスチック試
料に喰い込ませることにより所望の形状の試験片を作成
する。
2及び33に対する通電を停止し、直ちに押しボタンス
イッチ51、51を押して打抜き刃保持部3をさらに降
下させ、打抜き刃31を試料台2の上のプラスチック試
料に喰い込ませることにより所望の形状の試験片を作成
する。
【0027】なおペレットを作成する場合は、打抜き刃
31をいったん引き上げた後試料台2を90度回転さ
せ、さらに打抜き操作を加える。
31をいったん引き上げた後試料台2を90度回転さ
せ、さらに打抜き操作を加える。
【0028】以上の打抜き操作完了後、出来上がった試
験片を装置1から取り出す。
験片を装置1から取り出す。
【0029】本実施例のプラスチック試験片打抜き装置
1を用いて、3種類のプラスチック試料"PVC"、"P
MMA"及び"PS"から実際に試験片を作成する実験を
行ったので、その結果を記載する。
1を用いて、3種類のプラスチック試料"PVC"、"P
MMA"及び"PS"から実際に試験片を作成する実験を
行ったので、その結果を記載する。
【0030】これら3種類のプラスチック試料は、ポリ
塩化ビニル(PVC)、ポリメチルメタクリレート(P
MMA)又はポリスチレン(PS)を、それぞれ表1に
示す配合条件で混合したコンパウンドを、表1に示すロ
ール条件でシート化し、当該シート各3枚を重ねて表1
に記載の条件でプレスして調製した。いずれも高充填の
ため脆く欠け易い性状を有するものである。
塩化ビニル(PVC)、ポリメチルメタクリレート(P
MMA)又はポリスチレン(PS)を、それぞれ表1に
示す配合条件で混合したコンパウンドを、表1に示すロ
ール条件でシート化し、当該シート各3枚を重ねて表1
に記載の条件でプレスして調製した。いずれも高充填の
ため脆く欠け易い性状を有するものである。
【表1】
【0031】上記のプラスチック試料からプレス成形に
より200×200×3(mm)のシートを作成し、装
置1の打抜き刃ホルダ32にJIS K 7113の1号
試験片打抜き刃を取付け、常温(23℃)及び加熱下
(上下面とも80℃)において試験片を作成した。加熱
下での打抜きは、プラスチック試料を固定してから試料
台2及び打抜き刃保持部3を80℃に15分維持してか
ら打抜き操作を行った。その結果、加熱下ではいずれも
欠けや割れのない満足な形状の試験片を得ることができ
たのに対して、常温での打抜きでは、"PVC"にはクラ
ックが発生し、"PMMA"及び"PS"は割れてしまっ
た。
より200×200×3(mm)のシートを作成し、装
置1の打抜き刃ホルダ32にJIS K 7113の1号
試験片打抜き刃を取付け、常温(23℃)及び加熱下
(上下面とも80℃)において試験片を作成した。加熱
下での打抜きは、プラスチック試料を固定してから試料
台2及び打抜き刃保持部3を80℃に15分維持してか
ら打抜き操作を行った。その結果、加熱下ではいずれも
欠けや割れのない満足な形状の試験片を得ることができ
たのに対して、常温での打抜きでは、"PVC"にはクラ
ックが発生し、"PMMA"及び"PS"は割れてしまっ
た。
【0032】上記のプラスチック試験片打抜き装置1に
対して以下のような変更を加えてもよい。第1には、試
料台ヒータ22及び打抜き刃保持部ヒータ33の温度を
それぞれ独立に調節できるようにすること。第2には、
打抜き刃ホルダ32の下面に打抜き刃31の刃の高さよ
り少し長いコイルスプリングを縦方向に取り付けること
である。
対して以下のような変更を加えてもよい。第1には、試
料台ヒータ22及び打抜き刃保持部ヒータ33の温度を
それぞれ独立に調節できるようにすること。第2には、
打抜き刃ホルダ32の下面に打抜き刃31の刃の高さよ
り少し長いコイルスプリングを縦方向に取り付けること
である。
【0033】打抜き刃保持部3からの熱は輻射伝熱によ
り非接触でプラスチック試料へ伝達されるのに対して、
試料台2からの熱は接触伝熱によりプラスチック試料へ
直接伝達されるから、両者からの伝熱量をバランスさせ
るには、打抜き刃保持部3を試料台2よりもやや高温に
保つことが望ましい。そのため、両者の温度をそれぞれ
独立に制御できれば好都合である。これが上記第1の変
更の理由である。
り非接触でプラスチック試料へ伝達されるのに対して、
試料台2からの熱は接触伝熱によりプラスチック試料へ
直接伝達されるから、両者からの伝熱量をバランスさせ
るには、打抜き刃保持部3を試料台2よりもやや高温に
保つことが望ましい。そのため、両者の温度をそれぞれ
独立に制御できれば好都合である。これが上記第1の変
更の理由である。
【0034】打抜き動作終了後に打抜き刃31を引き上
げる必要があるが、このとき、プラスチック試料から切
り離された試験片やペレットが打抜き刃31に付着して
一緒に上がり、それらを打抜き刃31から外すことが必
要になる場合がある。上記第2の変更のように、打抜き
刃ホルダ32の下面にコイルスプリングを取り付けてお
けば、試験片等が自動的に打抜き刃31から外されるの
で好都合である。
げる必要があるが、このとき、プラスチック試料から切
り離された試験片やペレットが打抜き刃31に付着して
一緒に上がり、それらを打抜き刃31から外すことが必
要になる場合がある。上記第2の変更のように、打抜き
刃ホルダ32の下面にコイルスプリングを取り付けてお
けば、試験片等が自動的に打抜き刃31から外されるの
で好都合である。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、原材料たるプ
ラスチック試料が高充填の硬質プラスチック等の脆くて
割れ易い材料であっても、割れや欠けを生じることな
く、正確な打抜き形状の試験片を容易に得ることができ
るプラスチック試験片打抜き装置が提供される。
ラスチック試料が高充填の硬質プラスチック等の脆くて
割れ易い材料であっても、割れや欠けを生じることな
く、正確な打抜き形状の試験片を容易に得ることができ
るプラスチック試験片打抜き装置が提供される。
【0036】請求項2の発明によれば、プラスチック材
料の溶融粘度測定等の際に必要なペレットの作成を能率
良く行うことができるプラスチック試験片打抜き装置が
提供される。
料の溶融粘度測定等の際に必要なペレットの作成を能率
良く行うことができるプラスチック試験片打抜き装置が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチック試験片打抜き装置の正面図であ
る。
る。
1…プラスチック試験片打抜き装置 2…試料台 21…試料ホルダ 22…試料台ヒータ 23
…回転盤 24…90度回転用ハンドル 25…スライド盤 26…平行移動用ハンドル 27…移動距離目盛 3…打抜き刃保持部 31…打抜き刃 32…打抜き刃ホルダ 33…打
抜き刃保持部ヒータ 34…ヒータ用中継端子 4…駆動部 41…パワーシリンダ 42…取付部 43…リミ
ッタ 5…基台部 51…押しボタンスイッチ
…回転盤 24…90度回転用ハンドル 25…スライド盤 26…平行移動用ハンドル 27…移動距離目盛 3…打抜き刃保持部 31…打抜き刃 32…打抜き刃ホルダ 33…打
抜き刃保持部ヒータ 34…ヒータ用中継端子 4…駆動部 41…パワーシリンダ 42…取付部 43…リミ
ッタ 5…基台部 51…押しボタンスイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】プラスチック試料を載置して固定する試料
台と、前記プラスチック試料から所定形状の試験片を打
抜く打抜き刃と、前記打抜き刃を保持して打抜き動作の
ため上下動させる打抜き刃保持部とを備えるプラスチッ
ク試験片打抜き装置において、前記打抜き刃保持部、又
は前記打抜き刃保持部及び試料台の双方が、ヒータを内
蔵することを特徴とするプラスチック試験片打抜き装
置。 - 【請求項2】前記試料台を水平面内で任意の角度回転さ
せ、かつ該試料台を当初の位置から任意の距離だけ平行
移動させることができる請求項1記載のプラスチック試
験片打抜き装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2502498A JPH11211634A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | プラスチック試験片打抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2502498A JPH11211634A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | プラスチック試験片打抜き装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11211634A true JPH11211634A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=12154355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2502498A Pending JPH11211634A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | プラスチック試験片打抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11211634A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7157713B2 (en) * | 2001-10-29 | 2007-01-02 | Matsushita Eco Technology Center Co., Ltd. | Device and method for identifying plastic |
| US7161151B2 (en) | 2001-11-28 | 2007-01-09 | Matsushita Eco Technology Center Co., Ltd. | Plastic identifying method |
| JP2014126536A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 伸長試験方法 |
| CN109827824A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-05-31 | 招商局重庆交通科研设计院有限公司 | 一种制作土工试样裂缝的装置 |
-
1998
- 1998-01-22 JP JP2502498A patent/JPH11211634A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7157713B2 (en) * | 2001-10-29 | 2007-01-02 | Matsushita Eco Technology Center Co., Ltd. | Device and method for identifying plastic |
| US7161151B2 (en) | 2001-11-28 | 2007-01-09 | Matsushita Eco Technology Center Co., Ltd. | Plastic identifying method |
| JP2014126536A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 伸長試験方法 |
| CN109827824A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-05-31 | 招商局重庆交通科研设计院有限公司 | 一种制作土工试样裂缝的装置 |
| CN109827824B (zh) * | 2019-03-21 | 2024-01-30 | 招商局重庆交通科研设计院有限公司 | 一种制作土工试样裂缝的装置 |
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