JPH1121185A - Alc鏡面仕上げ塗装パネルの製造方法 - Google Patents
Alc鏡面仕上げ塗装パネルの製造方法Info
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- JPH1121185A JPH1121185A JP17337797A JP17337797A JPH1121185A JP H1121185 A JPH1121185 A JP H1121185A JP 17337797 A JP17337797 A JP 17337797A JP 17337797 A JP17337797 A JP 17337797A JP H1121185 A JPH1121185 A JP H1121185A
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- JP
- Japan
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- alc
- coating film
- coating
- polishing
- mirror
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- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】特に、優れた面精度等を有するALC鏡面仕上
塗装パネルをより効率的に製造することを主な目的とす
る。 【解決手段】鏡面仕上げされたALCパネルを製造する
方法であって、(a)ALC基材表面を研磨する工程、
(b)シーラーを塗布し、乾燥する工程、(c)顔料容
量濃度60〜85%の有機樹脂系フィラーを塗布し、乾
燥後に塗膜を研磨する工程、(d)顔料容量濃度25〜
50%の有機樹脂系塗料を塗布し、乾燥後に塗膜を研磨
する工程及び(e)上塗材を塗布し、乾燥する工程から
なることを特徴とするALC鏡面仕上げ塗装パネルの製
造方法に係る。
塗装パネルをより効率的に製造することを主な目的とす
る。 【解決手段】鏡面仕上げされたALCパネルを製造する
方法であって、(a)ALC基材表面を研磨する工程、
(b)シーラーを塗布し、乾燥する工程、(c)顔料容
量濃度60〜85%の有機樹脂系フィラーを塗布し、乾
燥後に塗膜を研磨する工程、(d)顔料容量濃度25〜
50%の有機樹脂系塗料を塗布し、乾燥後に塗膜を研磨
する工程及び(e)上塗材を塗布し、乾燥する工程から
なることを特徴とするALC鏡面仕上げ塗装パネルの製
造方法に係る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気養生軽量気泡
コンクリート(ALC)基材からALC鏡面仕上げ塗装
パネルを製造する方法に関する。
コンクリート(ALC)基材からALC鏡面仕上げ塗装
パネルを製造する方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、建築構造物に対しては、フラッ
トな表面の美しさを付与するための鏡面仕上げが施され
ている。このような鏡面仕上げは、主としてPCパネル
や押し出し成形板を製造した後に、工場において塗装、
研磨等の処理により行われている。
トな表面の美しさを付与するための鏡面仕上げが施され
ている。このような鏡面仕上げは、主としてPCパネル
や押し出し成形板を製造した後に、工場において塗装、
研磨等の処理により行われている。
【0003】ところが、PCパネルの場合には、その自
重が重いため、建築現場への搬入、構造躯体への取り付
け等の際における取り扱いが不便であり、また建物の構
造上の制限も受けやすい。しかも、寸法違いが生じた場
合には、後加工による調整も困難である。一方、押し出
し成形板の場合は、基材の幅が狭い定尺ものであり、例
えば数m角という比較的大型のパネルを自由に作製する
ことはできない。
重が重いため、建築現場への搬入、構造躯体への取り付
け等の際における取り扱いが不便であり、また建物の構
造上の制限も受けやすい。しかも、寸法違いが生じた場
合には、後加工による調整も困難である。一方、押し出
し成形板の場合は、基材の幅が狭い定尺ものであり、例
えば数m角という比較的大型のパネルを自由に作製する
ことはできない。
【0004】このため、大型化が可能であって、しかも
軽量で後加工が容易な建材として、ALCを用いた鏡面
仕上げ塗装パネルが一部で販売されている。この塗装パ
ネルにおける鏡面仕上げは、通常ALC基材表面に下地
調整材の塗布と研磨による平滑面の形成を行い、その後
に仕上げ塗材の塗布と研磨を繰り返して、精度の高い鏡
面が形成される。
軽量で後加工が容易な建材として、ALCを用いた鏡面
仕上げ塗装パネルが一部で販売されている。この塗装パ
ネルにおける鏡面仕上げは、通常ALC基材表面に下地
調整材の塗布と研磨による平滑面の形成を行い、その後
に仕上げ塗材の塗布と研磨を繰り返して、精度の高い鏡
面が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
ALCパネルは、その成形工程において養生に先立ちピ
アノ線で板状に切断されるので、その切断面にさざ波形
状が残る。このため、このような表面に対して下地調整
を行っても当初のさざ波状表面を完全に修正しきれな
い。その結果、μm単位の膜厚の仕上げ塗膜がそのよう
な凹凸面上に積層され、これを研磨した場合には、凹部
と凸部によって研磨の程度が異なることになり、写像の
歪みを有する表面が形成されてしまう。
ALCパネルは、その成形工程において養生に先立ちピ
アノ線で板状に切断されるので、その切断面にさざ波形
状が残る。このため、このような表面に対して下地調整
を行っても当初のさざ波状表面を完全に修正しきれな
い。その結果、μm単位の膜厚の仕上げ塗膜がそのよう
な凹凸面上に積層され、これを研磨した場合には、凹部
と凸部によって研磨の程度が異なることになり、写像の
歪みを有する表面が形成されてしまう。
【0006】これに対し、ALC自身の表面を平滑なも
のにするために、平滑面を有する型枠中でALCを作製
し、脱型することによって、その型枠の平滑面を転写す
る方法もある。
のにするために、平滑面を有する型枠中でALCを作製
し、脱型することによって、その型枠の平滑面を転写す
る方法もある。
【0007】しかしながら、上記方法においては次のよ
うな問題点がある。すなわち; 継続して使用している間に型枠表面に傷や歪みが発
生した場合は、その傷や歪みがALC表面にそのまま転
写されるため、型枠を頻繁に交換しなければならなくな
り、コスト高となる。
うな問題点がある。すなわち; 継続して使用している間に型枠表面に傷や歪みが発
生した場合は、その傷や歪みがALC表面にそのまま転
写されるため、型枠を頻繁に交換しなければならなくな
り、コスト高となる。
【0008】 ALCの脱型、搬送、積み重ね時等
に、ALC基材表面上に形成された平滑面に傷がついた
場合、補修作業が必要となり、結果として工程数が増え
ることとなる。
に、ALC基材表面上に形成された平滑面に傷がついた
場合、補修作業が必要となり、結果として工程数が増え
ることとなる。
【0009】 脱型を効率よく行うために、型枠内面
に離型剤を使用すると、ALC表面に離型剤が残留する
ことがあり、その離型剤の種類によってはALC表面に
続いて塗布される仕上げ塗材との付着性が阻害される。
に離型剤を使用すると、ALC表面に離型剤が残留する
ことがあり、その離型剤の種類によってはALC表面に
続いて塗布される仕上げ塗材との付着性が阻害される。
【0010】従って、本発明は、特に、優れた面精度等
を有するALC鏡面仕上塗装パネルをより効率的に製造
することを主な目的とする。
を有するALC鏡面仕上塗装パネルをより効率的に製造
することを主な目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来技術の
問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、特定の工程から
なる製造方法により上記目的を達成できることを見出し
た。
問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、特定の工程から
なる製造方法により上記目的を達成できることを見出し
た。
【0012】すなわち、本発明は、鏡面仕上げされたA
LCパネルを製造する方法であって、 (a)ALC基
材表面を研磨する工程、(b)シーラーを塗布し、乾燥
する工程、(c)顔料容量濃度60〜85%の有機樹脂
系フィラーを塗布し、乾燥後に塗膜を研磨する工程、
(d)顔料容量濃度25〜50%の有機樹脂系塗料を塗
布し、乾燥後に塗膜を研磨する工程及び(e)上塗材を
塗布し、乾燥する工程からなることを特徴とするALC
鏡面仕上げ塗装パネルの製造方法に係る。
LCパネルを製造する方法であって、 (a)ALC基
材表面を研磨する工程、(b)シーラーを塗布し、乾燥
する工程、(c)顔料容量濃度60〜85%の有機樹脂
系フィラーを塗布し、乾燥後に塗膜を研磨する工程、
(d)顔料容量濃度25〜50%の有機樹脂系塗料を塗
布し、乾燥後に塗膜を研磨する工程及び(e)上塗材を
塗布し、乾燥する工程からなることを特徴とするALC
鏡面仕上げ塗装パネルの製造方法に係る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明で使用するALC基材は、
特に限定されず、公知のものをいずれも使用することが
できる。例えば、市販のALCパネル、さらに大きな数
m角のALCパネルをそのまま用いることができる。大
型のALCパネルとして、例えば10m2程度のものも
用いることができる。
特に限定されず、公知のものをいずれも使用することが
できる。例えば、市販のALCパネル、さらに大きな数
m角のALCパネルをそのまま用いることができる。大
型のALCパネルとして、例えば10m2程度のものも
用いることができる。
【0014】工程(a)の表面研磨工程は、主として塗
膜表面の面精度及び厚み精度を高めるために行われる。
研磨方法としては、特に限定されず、ALCパネルに適
用できる限り公知の方法であっても良い。特に、ベルト
サンダー、プレーナー方式等の自動研磨機を用いれば容
易に厚み精度が得られるので望ましい。この場合、研磨
中ないしは研磨後に、エアーブローを用いて研磨粉を適
宜除去することもできる。この表面研磨工程によって、
続く塗装及び研磨による塗膜の面精度を高めることがで
きる。
膜表面の面精度及び厚み精度を高めるために行われる。
研磨方法としては、特に限定されず、ALCパネルに適
用できる限り公知の方法であっても良い。特に、ベルト
サンダー、プレーナー方式等の自動研磨機を用いれば容
易に厚み精度が得られるので望ましい。この場合、研磨
中ないしは研磨後に、エアーブローを用いて研磨粉を適
宜除去することもできる。この表面研磨工程によって、
続く塗装及び研磨による塗膜の面精度を高めることがで
きる。
【0015】次に、工程(b)を実施する。工程(b)
は、主として前記工程(a)の表面研磨後における表面
の多孔質度合い、すなわち液体の吸い込みの程度を調整
するために行われる。工程(b)により、後の工程
(c)における塗装の際の塗料吸収のムラ等を抑制又は
防止し、十分な密着性を付与することもできる。
は、主として前記工程(a)の表面研磨後における表面
の多孔質度合い、すなわち液体の吸い込みの程度を調整
するために行われる。工程(b)により、後の工程
(c)における塗装の際の塗料吸収のムラ等を抑制又は
防止し、十分な密着性を付与することもできる。
【0016】工程(b)で用いるシーラーとしては、通
常塗料の下塗りとして使用されているものであれば特に
限定されず、市販品もそのまま使用できる。例えば、ア
クリル樹脂系エマルション、エポキシ樹脂系エマルショ
ン、塩化ビニル系エマルション、その他溶剤系シーラー
等が使用できる。
常塗料の下塗りとして使用されているものであれば特に
限定されず、市販品もそのまま使用できる。例えば、ア
クリル樹脂系エマルション、エポキシ樹脂系エマルショ
ン、塩化ビニル系エマルション、その他溶剤系シーラー
等が使用できる。
【0017】工程(b)でシーラーを塗布する方法とし
ては、特に制限されず、公知の塗装方法を用いることが
でき、特に吹き付け、ローラー等により行うことが好ま
しい。シーラーの塗布量としては、用いるシーラーの種
類、ALC基材表面の多孔質度合い等に応じて適宜変更
すれば良いが、通常50〜300g/m2程度、好まし
くは100〜200g/m2とすれば良い。
ては、特に制限されず、公知の塗装方法を用いることが
でき、特に吹き付け、ローラー等により行うことが好ま
しい。シーラーの塗布量としては、用いるシーラーの種
類、ALC基材表面の多孔質度合い等に応じて適宜変更
すれば良いが、通常50〜300g/m2程度、好まし
くは100〜200g/m2とすれば良い。
【0018】シーラーを塗布した後、塗膜の乾燥を行
う。乾燥方法は、特に制限されず、例えば自然乾燥のほ
か、熱風乾燥機、遠赤外線乾燥機等による強制乾燥を行
っても良い。例えば、80℃で30分間加熱乾燥すれば
次の工程(c)までの時間を短縮することができる。
う。乾燥方法は、特に制限されず、例えば自然乾燥のほ
か、熱風乾燥機、遠赤外線乾燥機等による強制乾燥を行
っても良い。例えば、80℃で30分間加熱乾燥すれば
次の工程(c)までの時間を短縮することができる。
【0019】続いて、下地調整工程として工程(c)を
実施する。工程(c)で使用する有機樹脂系フィラー
(以下、「(c)塗料」又は下塗調整材ともいう。)と
しては、樹脂成分中に顔料が分散したものであれば特に
制限されない。
実施する。工程(c)で使用する有機樹脂系フィラー
(以下、「(c)塗料」又は下塗調整材ともいう。)と
しては、樹脂成分中に顔料が分散したものであれば特に
制限されない。
【0020】上記樹脂成分も特に制限はなく、公知の樹
脂成分をそのまま採用できる。例えば、アクリル樹脂、
酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、ウレタン
樹脂、メラミン樹脂、これらの変性樹脂等が挙げられ
る。また、塗料の形態も特に制限されず、水溶液形、水
分散形等のいずれであっても良い。(c)塗料は、一液
型、二液型等のいずれであっても良い。このような樹脂
の中でも、特に、ALC基材又はその表面に塗装する塗
料との密着性、塗膜の耐久性等が要求される場合には、
塗膜が乾燥硬化後に架橋するエポキシ樹脂系エマルショ
ンを用いることが望ましい。
脂成分をそのまま採用できる。例えば、アクリル樹脂、
酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、ウレタン
樹脂、メラミン樹脂、これらの変性樹脂等が挙げられ
る。また、塗料の形態も特に制限されず、水溶液形、水
分散形等のいずれであっても良い。(c)塗料は、一液
型、二液型等のいずれであっても良い。このような樹脂
の中でも、特に、ALC基材又はその表面に塗装する塗
料との密着性、塗膜の耐久性等が要求される場合には、
塗膜が乾燥硬化後に架橋するエポキシ樹脂系エマルショ
ンを用いることが望ましい。
【0021】上記顔料成分としては、特にその種類は制
限されず、例えばチタン白等の着色顔料、炭酸カルシウ
ム、タルク、硫酸バリウム、クレー、マイカ、シリカ等
の体質顔料等が挙げられる。本発明の(c)塗料では、
特に顔料容積濃度(PVC)が60〜85%程度である
ことが好ましい。このPVC範囲内でALCへの目止め
効果、優れた研磨性等を確保することができる。
限されず、例えばチタン白等の着色顔料、炭酸カルシウ
ム、タルク、硫酸バリウム、クレー、マイカ、シリカ等
の体質顔料等が挙げられる。本発明の(c)塗料では、
特に顔料容積濃度(PVC)が60〜85%程度である
ことが好ましい。このPVC範囲内でALCへの目止め
効果、優れた研磨性等を確保することができる。
【0022】また、顔料以外にも、(c)塗料中には、
必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲内で充填
剤、骨材、分散剤、硬化触媒、粘性調整剤、消泡剤、可
塑剤、造膜助剤、防腐剤、防錆剤等の塗料分野で使用さ
れている添加剤を配合することができる。
必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲内で充填
剤、骨材、分散剤、硬化触媒、粘性調整剤、消泡剤、可
塑剤、造膜助剤、防腐剤、防錆剤等の塗料分野で使用さ
れている添加剤を配合することができる。
【0023】上記(c)塗料を塗布する方法としては、
特に制限されず、公知の塗装方法によれば良く、特にコ
テ、ローラー、リシンガン等により塗装することが好ま
しい。(c)塗料の塗布量としては、その塗料の組成等
に応じて適宜変更すれば良いが、通常500〜2000
g/m2程度、好ましくは800〜1500g/m2とす
れば良い。
特に制限されず、公知の塗装方法によれば良く、特にコ
テ、ローラー、リシンガン等により塗装することが好ま
しい。(c)塗料の塗布量としては、その塗料の組成等
に応じて適宜変更すれば良いが、通常500〜2000
g/m2程度、好ましくは800〜1500g/m2とす
れば良い。
【0024】上記(c)塗料を塗布した後、乾燥する。
乾燥方法は、前記(b)工程と同様に自然乾燥、強制乾
燥等により行えば良い。強制乾燥すれば、次の研磨工程
までの時間を短縮化できる。
乾燥方法は、前記(b)工程と同様に自然乾燥、強制乾
燥等により行えば良い。強制乾燥すれば、次の研磨工程
までの時間を短縮化できる。
【0025】次いで、本発明では塗膜の表面研磨を行
う。表面研磨方法は、前記工程(a)における表面研磨
と同様に、主として塗膜表面の面精度及び厚み精度を高
めるために行うものである。研磨方法としては、公知の
方法に従えば良く、例えばオービダルサンダー、ダブル
アクションサンダー、ベルトサンダー等のよる手研磨及
び自動研磨装置のいずれも採用することができる。この
場合にも、研磨作業中ないしはその作業後にエアーブロ
ーにより研磨粉を適宜除去すれば良い。
う。表面研磨方法は、前記工程(a)における表面研磨
と同様に、主として塗膜表面の面精度及び厚み精度を高
めるために行うものである。研磨方法としては、公知の
方法に従えば良く、例えばオービダルサンダー、ダブル
アクションサンダー、ベルトサンダー等のよる手研磨及
び自動研磨装置のいずれも採用することができる。この
場合にも、研磨作業中ないしはその作業後にエアーブロ
ーにより研磨粉を適宜除去すれば良い。
【0026】次いで、下塗り工程として工程(d)を実
施する。この下塗り工程で使用する有機樹脂系塗料(以
下、「(d)塗料」又は下塗材ともいう。)としては、
樹脂成分中に顔料が分散したものであれば特に制限され
ないが、特にPVCは25〜50%であることが必要で
ある。
施する。この下塗り工程で使用する有機樹脂系塗料(以
下、「(d)塗料」又は下塗材ともいう。)としては、
樹脂成分中に顔料が分散したものであれば特に制限され
ないが、特にPVCは25〜50%であることが必要で
ある。
【0027】上記樹脂成分としては、特に制限されず、
公知の樹脂成分をそのまま採用できる。例えば、アクリ
ル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、
ウレタン樹脂、メラミン樹脂、これらの変性樹脂等が挙
げられる。また、上記(d)塗料の塗料形態は、通常に
用いられている水溶液形、水分散形等の水性形、ターペ
ン可溶形等の弱溶剤形、その他溶剤形等のいずれの塗料
であっても良い。
公知の樹脂成分をそのまま採用できる。例えば、アクリ
ル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、
ウレタン樹脂、メラミン樹脂、これらの変性樹脂等が挙
げられる。また、上記(d)塗料の塗料形態は、通常に
用いられている水溶液形、水分散形等の水性形、ターペ
ン可溶形等の弱溶剤形、その他溶剤形等のいずれの塗料
であっても良い。
【0028】工程(d)では、これらの樹脂成分の中で
も、特にエポキシ樹脂を用いることが好ましい。エポキ
シ樹脂の種類は特に制限されず、アミン系硬化剤、ポリ
アミド系硬化剤、これらの変性樹脂等と混合して、常温
又は100℃以下での加熱下で反応硬化するものであれ
ば良い。このようなエポキシ樹脂としては、例えばビス
フェノールA形、ビスフェノールF形、ノボラック形、
臭素化エポキシ樹脂、これらの変性樹脂等が挙げられ
る。特に、ALC基材の強度、硬化時の硬化収縮及び内
部応力の点から見れば、可とう性を付与したエポキシ樹
脂及び硬化剤を使用することが望ましい。可とう性を付
与するには、例えばモノエポキサイド等の反応性希釈
剤、ポリエポキサイド、ポリグリシジルエステル、ポリ
チオール、ポリオール、ポリカルボキシル化合物等を樹
脂中に配合したり、或いはウレタン変性エポキシ樹脂、
ダイマー酸変性エポキシ樹脂等の可とう性を有する樹脂
そのものを用いる方法が挙げられる。
も、特にエポキシ樹脂を用いることが好ましい。エポキ
シ樹脂の種類は特に制限されず、アミン系硬化剤、ポリ
アミド系硬化剤、これらの変性樹脂等と混合して、常温
又は100℃以下での加熱下で反応硬化するものであれ
ば良い。このようなエポキシ樹脂としては、例えばビス
フェノールA形、ビスフェノールF形、ノボラック形、
臭素化エポキシ樹脂、これらの変性樹脂等が挙げられ
る。特に、ALC基材の強度、硬化時の硬化収縮及び内
部応力の点から見れば、可とう性を付与したエポキシ樹
脂及び硬化剤を使用することが望ましい。可とう性を付
与するには、例えばモノエポキサイド等の反応性希釈
剤、ポリエポキサイド、ポリグリシジルエステル、ポリ
チオール、ポリオール、ポリカルボキシル化合物等を樹
脂中に配合したり、或いはウレタン変性エポキシ樹脂、
ダイマー酸変性エポキシ樹脂等の可とう性を有する樹脂
そのものを用いる方法が挙げられる。
【0029】上記顔料成分としては、特にその種類は制
限されず、例えばチタン白等の着色顔料、炭酸カルシウ
ム、タルク、硫酸バリウム、クレー、マイカ、シリカ等
の体質顔料が挙げられる。
限されず、例えばチタン白等の着色顔料、炭酸カルシウ
ム、タルク、硫酸バリウム、クレー、マイカ、シリカ等
の体質顔料が挙げられる。
【0030】また、顔料以外にも、本発明の効果を損な
わない範囲内で、(d)塗料に、必要に応じて、充填
剤、骨材、分散剤、硬化触媒、粘性調整剤、消泡剤、可
塑剤、造膜助剤、防腐剤、防錆剤等の塗料分野で通常使
用されている添加剤を配合することができる。
わない範囲内で、(d)塗料に、必要に応じて、充填
剤、骨材、分散剤、硬化触媒、粘性調整剤、消泡剤、可
塑剤、造膜助剤、防腐剤、防錆剤等の塗料分野で通常使
用されている添加剤を配合することができる。
【0031】塗装方法としては、公知の方法に従えば良
く、特にエアレススプレーガン、エアスプレーガン等を
用いることが好ましい。(d)塗料の塗布量としては、
その塗料の組成等に応じて適宜変更すれば良いが、通常
150〜800g/m2程度、好ましくは300〜50
0g/m2とすれば良い。
く、特にエアレススプレーガン、エアスプレーガン等を
用いることが好ましい。(d)塗料の塗布量としては、
その塗料の組成等に応じて適宜変更すれば良いが、通常
150〜800g/m2程度、好ましくは300〜50
0g/m2とすれば良い。
【0032】上記(d)塗料を塗布した後、乾燥する。
乾燥方法は、前記(b)工程と同様にして行えば良い。
次いで、本発明では塗膜の研磨を行う。研磨方法は、前
記工程(c)の場合と同様にすれば良い。
乾燥方法は、前記(b)工程と同様にして行えば良い。
次いで、本発明では塗膜の研磨を行う。研磨方法は、前
記工程(c)の場合と同様にすれば良い。
【0033】最後に、上塗り工程として工程(e)を実
施する。工程(e)で使用する上塗り材(以下、
「(e)塗料」という。)は、JIS A 6909
「建築用仕上塗材」6.20 耐候性試験B法におい
て、耐候形2種以上の品質を満たす複層仕上塗材におけ
る上塗り材を用いることが好ましい。
施する。工程(e)で使用する上塗り材(以下、
「(e)塗料」という。)は、JIS A 6909
「建築用仕上塗材」6.20 耐候性試験B法におい
て、耐候形2種以上の品質を満たす複層仕上塗材におけ
る上塗り材を用いることが好ましい。
【0034】このような上塗り材としては、例えばポリ
ウレタン樹脂系エナメル塗料(例えばJIS K 56
56「建築用ポリウレタン樹脂塗料」に規定されている
ものなど)、アクリルウレタン樹脂系エナメル塗料、ア
クリル樹脂系エナメル塗料、シリコーンポリエステル樹
脂系エナメル塗料、シリコーン樹脂系エナメル塗料、加
水分解性シリル基含有アクリル樹脂エナメル塗料、フッ
素樹脂系エナメル塗料(例えばJIS K 5658
「建築用ふっ素樹脂塗料」規定されているものなど)、
これらに表面親水性を付与した低汚染型のエナメル等が
挙げられる。特に、耐候性を必要とする場合には、加水
分解性シリル基含有アクリル樹脂エナメル塗料、フッ素
樹脂系エナメル塗料等が好ましい。特にフッ素樹脂系エ
ナメル塗料が最も好ましい。
ウレタン樹脂系エナメル塗料(例えばJIS K 56
56「建築用ポリウレタン樹脂塗料」に規定されている
ものなど)、アクリルウレタン樹脂系エナメル塗料、ア
クリル樹脂系エナメル塗料、シリコーンポリエステル樹
脂系エナメル塗料、シリコーン樹脂系エナメル塗料、加
水分解性シリル基含有アクリル樹脂エナメル塗料、フッ
素樹脂系エナメル塗料(例えばJIS K 5658
「建築用ふっ素樹脂塗料」規定されているものなど)、
これらに表面親水性を付与した低汚染型のエナメル等が
挙げられる。特に、耐候性を必要とする場合には、加水
分解性シリル基含有アクリル樹脂エナメル塗料、フッ素
樹脂系エナメル塗料等が好ましい。特にフッ素樹脂系エ
ナメル塗料が最も好ましい。
【0035】上記(e)塗料には、一般にチタン白等の
着色顔料に加え、必要に応じて体質顔料、その他にも充
填剤、骨材、分散剤、硬化触媒、粘性調整剤、消泡剤、
可塑剤、造膜助剤、防腐剤、防錆剤等が適宜添加されて
いるが、このようなものが添加されている塗料も、上記
(e)塗料としてそのまま使用することができる。
着色顔料に加え、必要に応じて体質顔料、その他にも充
填剤、骨材、分散剤、硬化触媒、粘性調整剤、消泡剤、
可塑剤、造膜助剤、防腐剤、防錆剤等が適宜添加されて
いるが、このようなものが添加されている塗料も、上記
(e)塗料としてそのまま使用することができる。
【0036】工程(e)における塗装方法は、公知の方
法に従えば良いが、特にエアレススプレーガン、エアス
プレーガン等を用いることが好ましい。(e)塗料の塗
布量としては、その塗料の組成等に応じて適宜変更すれ
ば良いが、通常150〜400g/m2程度、好ましく
は200〜300g/m2とすれば良い。仕上げは、例
えば着色顔料を含む上塗り材を1〜2回塗りして最終仕
上げとする方法、塗料を予め1〜2回塗布した後、着色
顔料を含まないクリヤー塗料で最終仕上げを行う方法等
があるが、本発明ではいずれの方法で行っても良い。
法に従えば良いが、特にエアレススプレーガン、エアス
プレーガン等を用いることが好ましい。(e)塗料の塗
布量としては、その塗料の組成等に応じて適宜変更すれ
ば良いが、通常150〜400g/m2程度、好ましく
は200〜300g/m2とすれば良い。仕上げは、例
えば着色顔料を含む上塗り材を1〜2回塗りして最終仕
上げとする方法、塗料を予め1〜2回塗布した後、着色
顔料を含まないクリヤー塗料で最終仕上げを行う方法等
があるが、本発明ではいずれの方法で行っても良い。
【0037】上記(e)塗料を塗布した後、乾燥する。
乾燥方法は、前記(b)工程と同様にして行えば良い。
次いで、本発明では塗膜の研磨を行う。研磨方法も、前
記工程(c)の場合と同様にすれば良い。
乾燥方法は、前記(b)工程と同様にして行えば良い。
次いで、本発明では塗膜の研磨を行う。研磨方法も、前
記工程(c)の場合と同様にすれば良い。
【0038】また、工程(e)による塗膜は、その面精
度をより高めるためにさらに研磨しても良い。研磨した
場合には、研磨面をさらに工程(e)により処理するこ
とが好ましい。このように、本発明の製造方法では、工
程(e)を2回以上繰り返して実施する態様も包含す
る。
度をより高めるためにさらに研磨しても良い。研磨した
場合には、研磨面をさらに工程(e)により処理するこ
とが好ましい。このように、本発明の製造方法では、工
程(e)を2回以上繰り返して実施する態様も包含す
る。
【0039】本発明の製造方法では、工程(e)で形成
される塗膜、工程(d)で形成される塗膜及び工程
(c)で形成される塗膜の順で、ALC基材に近い塗膜
ほど硬度を低くするように塗膜を形成することが好まし
い。このように、塗膜硬度を傾斜的に変化させることに
より、塗膜硬化時に発生する硬化収縮や内部応力を緩和
させながら、表面硬度の高い塗装パネルを形成すること
が可能になる。この傾斜構造をとることで、特に、長期
にわたり安定した付着力を維持し、塗膜の割れ・剥離等
も防止することができる。
される塗膜、工程(d)で形成される塗膜及び工程
(c)で形成される塗膜の順で、ALC基材に近い塗膜
ほど硬度を低くするように塗膜を形成することが好まし
い。このように、塗膜硬度を傾斜的に変化させることに
より、塗膜硬化時に発生する硬化収縮や内部応力を緩和
させながら、表面硬度の高い塗装パネルを形成すること
が可能になる。この傾斜構造をとることで、特に、長期
にわたり安定した付着力を維持し、塗膜の割れ・剥離等
も防止することができる。
【0040】塗膜の硬度は、塗料の組成、膜厚等を適宜
変更することによって制御することができる。この場
合、特に、工程(e)で形成される塗膜を硬度H以上と
し、かつ、工程(c)で形成される塗膜を硬度6B以上
とすることが、パネルの搬送時に荷重がかかった場合に
おけるブロッキング問題を生じにくい等の点からより好
ましい。なお、本発明における硬度は、JIS K 5
400「塗料一般試験方法」8.4「鉛筆引っかき値」
に規定に準拠するものである。
変更することによって制御することができる。この場
合、特に、工程(e)で形成される塗膜を硬度H以上と
し、かつ、工程(c)で形成される塗膜を硬度6B以上
とすることが、パネルの搬送時に荷重がかかった場合に
おけるブロッキング問題を生じにくい等の点からより好
ましい。なお、本発明における硬度は、JIS K 5
400「塗料一般試験方法」8.4「鉛筆引っかき値」
に規定に準拠するものである。
【0041】
【実施例】以下に実施例及び比較例を示し、本発明の特
徴をより明確に説明する。
徴をより明確に説明する。
【0042】(1)ALC基材の作製 基材として、型枠内面に離型剤を塗布して、ALC原料
を投入し、ピアノ線にて切断後にオートクレーブ養生
し、脱型して製造されたALCを用い、これを縦100
cm×横100cm×厚み10cmに切断した後、ピア
ノ線で切断した面をそのままの状態で用いるもの(ピア
ノ線切り)、脱型した面を用いるもの(型枠面)、ピア
ノ線による切断面を#120〜#240のサンドペーパ
ーにより全面研磨したもの(研磨品)の3種類のALC
基材を準備した。
を投入し、ピアノ線にて切断後にオートクレーブ養生
し、脱型して製造されたALCを用い、これを縦100
cm×横100cm×厚み10cmに切断した後、ピア
ノ線で切断した面をそのままの状態で用いるもの(ピア
ノ線切り)、脱型した面を用いるもの(型枠面)、ピア
ノ線による切断面を#120〜#240のサンドペーパ
ーにより全面研磨したもの(研磨品)の3種類のALC
基材を準備した。
【0043】次に、表1に示す材料を使用して、表2の
配合により、シーラー、有機樹脂系フィラー、下塗材及
び上塗材をそれぞれ調製した。これらの各配合と上記A
LC基材を用いて、表3のように実施例及び比較例の各
塗装工程の組み合わせによる塗装を行った。
配合により、シーラー、有機樹脂系フィラー、下塗材及
び上塗材をそれぞれ調製した。これらの各配合と上記A
LC基材を用いて、表3のように実施例及び比較例の各
塗装工程の組み合わせによる塗装を行った。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】(2)試験方法 下地処理工程所要時間 各試験体を作製する際に、前記工程(c)の平滑面を形
成した場合における下地処理に要した時間を測定した。
成した場合における下地処理に要した時間を測定した。
【0048】 鏡面精度 形成された平滑面をまず目視にて観察し、歪みや凹凸が
発生していないかを確認した。評価方法は、鏡面に何ら
かの画像を映して、歪みがないものを◎、若干の歪みの
あるものを○、画像は識別できるが完全に歪むものを
△、移した画像が識別できないものを×として評価し
た。続いて、表面平滑度をISO/TC79/SC1に
規定するチャートスケールによって評価した。
発生していないかを確認した。評価方法は、鏡面に何ら
かの画像を映して、歪みがないものを◎、若干の歪みの
あるものを○、画像は識別できるが完全に歪むものを
△、移した画像が識別できないものを×として評価し
た。続いて、表面平滑度をISO/TC79/SC1に
規定するチャートスケールによって評価した。
【0049】 厚み精度 ALC基材に工程(b)〜(e)によって形成される総
合塗膜の厚みが500μmとなるように塗装し、その後
研磨した場合、形成された試験体の各部の厚みをノギス
によって測定し、厚みの上限と下限との幅がどの程度に
なっているかをmm単位で調べた。
合塗膜の厚みが500μmとなるように塗装し、その後
研磨した場合、形成された試験体の各部の厚みをノギス
によって測定し、厚みの上限と下限との幅がどの程度に
なっているかをmm単位で調べた。
【0050】 初期光沢 JIS K 5400「塗料一般試験方法」7.6「鏡
面光沢度」に基づき、形成された試験体の60°での表
面光沢度を測定した。
面光沢度」に基づき、形成された試験体の60°での表
面光沢度を測定した。
【0051】 塗膜硬度 JIS K 5400「塗料一般試験方法」8.4「鉛
筆引っかき値」に規定の方法に基づき、工程(c)によ
る塗膜と工程(d)による塗膜において、塗膜の破れ、
つまり濃度記号が互いに隣り合う二つの鉛筆について、
破れが2回以上と2回未満とになる一組を求め、2回未
満となる鉛筆の濃度記号を塗膜の鉛筆引っかき値とし
た。
筆引っかき値」に規定の方法に基づき、工程(c)によ
る塗膜と工程(d)による塗膜において、塗膜の破れ、
つまり濃度記号が互いに隣り合う二つの鉛筆について、
破れが2回以上と2回未満とになる一組を求め、2回未
満となる鉛筆の濃度記号を塗膜の鉛筆引っかき値とし
た。
【0052】 ブロッキング試験1 完成した試験体を80℃で30分間強制乾燥した後、3
日間常温にて養生を行った。その後、試験体表面にポリ
エチレンフィルム、塩化ビニルマット(厚み5mm)、
スタイロフォーム(厚み30mm)及び輪木(20×5
0mm)を順に積層し、上部から1kg/cm2となる
ように荷重をかけて48時間保持した後にこれを取り除
き、試験体表面の状態を目視にて観察した。このとき、
輪木の跡が見られないものを◎、荷重を除去した直後は
跡が見られるが2週間程度で復元して跡がなくなるもの
を○とした。
日間常温にて養生を行った。その後、試験体表面にポリ
エチレンフィルム、塩化ビニルマット(厚み5mm)、
スタイロフォーム(厚み30mm)及び輪木(20×5
0mm)を順に積層し、上部から1kg/cm2となる
ように荷重をかけて48時間保持した後にこれを取り除
き、試験体表面の状態を目視にて観察した。このとき、
輪木の跡が見られないものを◎、荷重を除去した直後は
跡が見られるが2週間程度で復元して跡がなくなるもの
を○とした。
【0053】 ブロッキング試験2 ブロッキング試験1の荷重を2kg/cm2となるよう
にした以外は、ブロッキング試験1と同様の試験を行っ
た。
にした以外は、ブロッキング試験1と同様の試験を行っ
た。
【0054】実施例1 研磨したALC基材の表面に、配合1−1のシーラー
を、塗布量0.1kg/m2にてローラーにより塗布し
た後、80℃で10分間強制乾燥した。次に、下地調整
材として配合2−1の有機樹脂系フィラーを塗布量0.
8kg/m2にてコテを用いて塗布した後、80℃で2
時間強制乾燥し、#120〜#240のサンドペーパー
により全面研磨した。次いで、配合3−1の下塗材を塗
布量0.7kg/m2でエアースプレーガンにて吹き付
け塗布した後、80℃で1時間強制乾燥し、#240〜
#400のサンドペーパーにより全面研磨した。さら
に、配合4−1の上塗材を塗布量0.3kg/m2でエ
アースプレーガンにて吹き付け塗布した後、80℃で4
0分間強制乾燥してALC鏡面仕上げ塗装パネルを作製
した。この塗装パネルでは、上塗り材による塗膜〜下地
調整材による塗膜とALC基材に近づくに従って硬度が
2H〜Bと低くなるような傾斜構造とした。
を、塗布量0.1kg/m2にてローラーにより塗布し
た後、80℃で10分間強制乾燥した。次に、下地調整
材として配合2−1の有機樹脂系フィラーを塗布量0.
8kg/m2にてコテを用いて塗布した後、80℃で2
時間強制乾燥し、#120〜#240のサンドペーパー
により全面研磨した。次いで、配合3−1の下塗材を塗
布量0.7kg/m2でエアースプレーガンにて吹き付
け塗布した後、80℃で1時間強制乾燥し、#240〜
#400のサンドペーパーにより全面研磨した。さら
に、配合4−1の上塗材を塗布量0.3kg/m2でエ
アースプレーガンにて吹き付け塗布した後、80℃で4
0分間強制乾燥してALC鏡面仕上げ塗装パネルを作製
した。この塗装パネルでは、上塗り材による塗膜〜下地
調整材による塗膜とALC基材に近づくに従って硬度が
2H〜Bと低くなるような傾斜構造とした。
【0055】このようにして作製した上記パネルを、上
記試験方法に基づいて試験したところ、表3に示す結果
となった。表3の結果から、下地処理工程所要時間は1
時間と短かく、鏡面精度、厚み精度ともに非常に良好で
あった。また、初期光沢値も80%と高光沢のものであ
った。ブロッキング試験についても全く問題がなかっ
た。
記試験方法に基づいて試験したところ、表3に示す結果
となった。表3の結果から、下地処理工程所要時間は1
時間と短かく、鏡面精度、厚み精度ともに非常に良好で
あった。また、初期光沢値も80%と高光沢のものであ
った。ブロッキング試験についても全く問題がなかっ
た。
【0056】実施例2 表3のように、上塗材として配合4−2を塗布量0.3
kg/m2で塗装する以外は、実施例1と同様にしてA
LC鏡面仕上げ塗装パネルを作製し、試験を行った。な
お、この塗装パネルでは、上塗り材による塗膜〜下地調
整材による塗膜とALC基材に近づくに従って硬度がH
〜Bと低くなるような傾斜構造とした。結果は同じく表
3に示す。表3から明らかなように下地処理工程所要時
間は1時間と短かく、また鏡面精度、厚み精度ともに非
常に良好であった。初期光沢値も78%と高光沢のもの
であった。ブロッキング試験についても全く問題がなか
った。
kg/m2で塗装する以外は、実施例1と同様にしてA
LC鏡面仕上げ塗装パネルを作製し、試験を行った。な
お、この塗装パネルでは、上塗り材による塗膜〜下地調
整材による塗膜とALC基材に近づくに従って硬度がH
〜Bと低くなるような傾斜構造とした。結果は同じく表
3に示す。表3から明らかなように下地処理工程所要時
間は1時間と短かく、また鏡面精度、厚み精度ともに非
常に良好であった。初期光沢値も78%と高光沢のもの
であった。ブロッキング試験についても全く問題がなか
った。
【0057】実施例3 表3のように、下地調整材として配合2−2の有機樹脂
系フィラーを塗布量0.8kg/m2で塗装する以外
は、実施例1と同様にしてALC鏡面仕上げ塗装パネル
を作製し、試験を行った。この塗装パネルでは、上塗り
材による塗膜〜下地調整材による塗膜とALC基材に近
づくに従って硬度が2H〜Bと低くなるような傾斜構造
とした。結果は同じく表3に示す。表3から明白なよう
に下地処理工程所要時間は1時間と短かく、また鏡面精
度、厚み精度ともに非常に良好であった。初期光沢も8
0%と高光沢のものであった。ブロッキング試験につい
ても全く問題がなかった。
系フィラーを塗布量0.8kg/m2で塗装する以外
は、実施例1と同様にしてALC鏡面仕上げ塗装パネル
を作製し、試験を行った。この塗装パネルでは、上塗り
材による塗膜〜下地調整材による塗膜とALC基材に近
づくに従って硬度が2H〜Bと低くなるような傾斜構造
とした。結果は同じく表3に示す。表3から明白なよう
に下地処理工程所要時間は1時間と短かく、また鏡面精
度、厚み精度ともに非常に良好であった。初期光沢も8
0%と高光沢のものであった。ブロッキング試験につい
ても全く問題がなかった。
【0058】実施例4 表3のように、下地調整材として配合2−4の有機樹脂
系フィラーを塗布量0.8kg/m2で塗装し、上塗り
材として配合4−3を塗布量0.3kg/m2で塗装す
る以外は、実施例1と同様にしてALC鏡面仕上げ塗装
パネルを作製し、試験を行った。この塗装パネルでは、
上塗り材による塗膜〜下地調整材による塗膜とALC基
材に近づくに従って硬度がF〜Hと高くなるような傾斜
構造とした。結果は同じく表3に示す。表3から明白な
ように下地処理工程所要時間は1時間と短かく、また鏡
面精度、厚み精度ともに非常に良好であった。初期光沢
も78%と高光沢のものであった。但し、ブロッキング
試験については2kg/cm2の場合に若干跡が生じ
た。
系フィラーを塗布量0.8kg/m2で塗装し、上塗り
材として配合4−3を塗布量0.3kg/m2で塗装す
る以外は、実施例1と同様にしてALC鏡面仕上げ塗装
パネルを作製し、試験を行った。この塗装パネルでは、
上塗り材による塗膜〜下地調整材による塗膜とALC基
材に近づくに従って硬度がF〜Hと高くなるような傾斜
構造とした。結果は同じく表3に示す。表3から明白な
ように下地処理工程所要時間は1時間と短かく、また鏡
面精度、厚み精度ともに非常に良好であった。初期光沢
も78%と高光沢のものであった。但し、ブロッキング
試験については2kg/cm2の場合に若干跡が生じ
た。
【0059】比較例1 表3のように、下地調整材として配合2−3の一般的に
ALCの下地調整材として汎用されているポリマーセメ
ント系フィラーを塗布量1.5kg/m2で塗装した以
外は、実施例1と同様にして塗装パネルを作製し、試験
を行った。この塗装パネルでは、上塗り材による塗膜〜
下地調整材による塗膜とALC基材に近づくに従って硬
度が2H〜2Bと低くなるような傾斜構造とした。結果
は同じく表3に示す。表3から明らかなように、下地調
整材としてポリマーセメント系フィラーを用いたため
に、乾燥養生や研磨工程に手間がかかり、下地処理工程
所要時間が24時間と長くなってしまった。また、鏡面
精度も目視にて鏡面に映った画像が大きく歪み、チャー
トスケールによる評価も4となり、鏡面精度が悪いこと
が判明した。初期光沢も65%となり、実施例に比べて
光沢が低くなった。
ALCの下地調整材として汎用されているポリマーセメ
ント系フィラーを塗布量1.5kg/m2で塗装した以
外は、実施例1と同様にして塗装パネルを作製し、試験
を行った。この塗装パネルでは、上塗り材による塗膜〜
下地調整材による塗膜とALC基材に近づくに従って硬
度が2H〜2Bと低くなるような傾斜構造とした。結果
は同じく表3に示す。表3から明らかなように、下地調
整材としてポリマーセメント系フィラーを用いたため
に、乾燥養生や研磨工程に手間がかかり、下地処理工程
所要時間が24時間と長くなってしまった。また、鏡面
精度も目視にて鏡面に映った画像が大きく歪み、チャー
トスケールによる評価も4となり、鏡面精度が悪いこと
が判明した。初期光沢も65%となり、実施例に比べて
光沢が低くなった。
【0060】比較例2 表3のように、型枠流し込み面を表面とするALC基材
を用いた以外は、実施例1と同様にして塗装パネルを作
製し試験を行った。結果は同じく表3に示す。この塗装
パネルでは、上塗り材による塗膜〜下地調整材による塗
膜とALC基材に近づくに従って硬度が2H〜Bと低く
なるような傾斜構造とした。表3からわかるように、型
枠面を表面とするALC基材を用いたために、裏面の発
泡状態にバラツキが存在するままとなり、ALCパネル
全体としては、厚み精度に欠ける結果になった。また、
型枠表面の歪みが転写されているため、チャートスケー
ルを用いた鏡面精度は実施例に比較して若干劣る結果と
なった。
を用いた以外は、実施例1と同様にして塗装パネルを作
製し試験を行った。結果は同じく表3に示す。この塗装
パネルでは、上塗り材による塗膜〜下地調整材による塗
膜とALC基材に近づくに従って硬度が2H〜Bと低く
なるような傾斜構造とした。表3からわかるように、型
枠面を表面とするALC基材を用いたために、裏面の発
泡状態にバラツキが存在するままとなり、ALCパネル
全体としては、厚み精度に欠ける結果になった。また、
型枠表面の歪みが転写されているため、チャートスケー
ルを用いた鏡面精度は実施例に比較して若干劣る結果と
なった。
【0061】比較例3 表3のように、ピアノ線によって切断したALC基材の
表面を研磨せずにそのまま処理面として実施した以外
は、実施例1と同様にして塗装パネルを作製し、試験を
行った。この塗装パネルでは、上塗り材による塗膜〜下
地調整材による塗膜とALC基材に近づくに従って硬度
が2H〜Bと低くなるような傾斜構造とした。結果は同
じく表3に示す。表3からわかるように、ピアノ線によ
って切断したALC表面がさざ波状に荒れているため、
鏡面精度は非常に低く、表面に画像を映しても、何が映
っているのか識別できなかった。また、初期光沢も58
%となり、実施例に比較して光沢が非常に低くなった。
表面を研磨せずにそのまま処理面として実施した以外
は、実施例1と同様にして塗装パネルを作製し、試験を
行った。この塗装パネルでは、上塗り材による塗膜〜下
地調整材による塗膜とALC基材に近づくに従って硬度
が2H〜Bと低くなるような傾斜構造とした。結果は同
じく表3に示す。表3からわかるように、ピアノ線によ
って切断したALC表面がさざ波状に荒れているため、
鏡面精度は非常に低く、表面に画像を映しても、何が映
っているのか識別できなかった。また、初期光沢も58
%となり、実施例に比較して光沢が非常に低くなった。
【0062】比較例4 表3のように、ピアノ線によって切断したALC基材の
表面を研磨せずにそのまま処理表面とし、さざ波状に荒
れた表面を修正するために、下地調整材として有機樹脂
系フィラーを3回塗りして平滑面を形成した以外は、実
施例1と同様にして塗装パネルを作製し、試験を行っ
た。この塗装パネルでは、上塗り材による塗膜〜下地調
整材による塗膜とALC基材に近づくに従って硬度が2
H〜Bと低くなるような傾斜構造とした。結果は同じく
表3に示す。表3からわかるように、ピアノ線によって
切断したALCの表面がさざ波状に荒れているため、下
地調整材によって修正したにもかかわらず、鏡面精度は
目視にて鏡面に映った画像が大きく歪み、チャートスケ
ールによる評価も5となり、鏡面精度が悪いことが判明
した。また、初期光沢も60%となり、実施例に比較し
て光沢が非常に低くなった。
表面を研磨せずにそのまま処理表面とし、さざ波状に荒
れた表面を修正するために、下地調整材として有機樹脂
系フィラーを3回塗りして平滑面を形成した以外は、実
施例1と同様にして塗装パネルを作製し、試験を行っ
た。この塗装パネルでは、上塗り材による塗膜〜下地調
整材による塗膜とALC基材に近づくに従って硬度が2
H〜Bと低くなるような傾斜構造とした。結果は同じく
表3に示す。表3からわかるように、ピアノ線によって
切断したALCの表面がさざ波状に荒れているため、下
地調整材によって修正したにもかかわらず、鏡面精度は
目視にて鏡面に映った画像が大きく歪み、チャートスケ
ールによる評価も5となり、鏡面精度が悪いことが判明
した。また、初期光沢も60%となり、実施例に比較し
て光沢が非常に低くなった。
【0063】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、特定の工程
(a)〜(e)からなる表面処理・塗装処理が行われる
ので、特に写像の歪みが少なく、面精度の高い鏡面を有
するパネルを製造することができる。通常は、鏡面精度
8以上、初期光沢75%以上という優れた鏡面を得るこ
とが可能である。また、各工程による塗膜も互いに密着
性(付着力)に優れ、一体化した状態のものが得られ、
割れ・剥離がなく、耐久性に優れている。殊に、前記傾
斜構造をとることによってより一層優れた耐久性を発揮
することができる。
(a)〜(e)からなる表面処理・塗装処理が行われる
ので、特に写像の歪みが少なく、面精度の高い鏡面を有
するパネルを製造することができる。通常は、鏡面精度
8以上、初期光沢75%以上という優れた鏡面を得るこ
とが可能である。また、各工程による塗膜も互いに密着
性(付着力)に優れ、一体化した状態のものが得られ、
割れ・剥離がなく、耐久性に優れている。殊に、前記傾
斜構造をとることによってより一層優れた耐久性を発揮
することができる。
【0064】また、本発明方法では、塗装工程に先立
ち、ALC基材表面を研磨して平滑化しているため、下
地調整にかかる手間も省力化でき、各塗装工程後におけ
る研磨工程において研磨のバラツキも少なく、作業性、
効率性等にも優れている。
ち、ALC基材表面を研磨して平滑化しているため、下
地調整にかかる手間も省力化でき、各塗装工程後におけ
る研磨工程において研磨のバラツキも少なく、作業性、
効率性等にも優れている。
【0065】さらに、基材としてALCを用いることか
ら、後加工も比較的容易であり、ALC自身の研磨を行
うため、製造されたALCパネルの厚み精度も非常に高
く、構造物躯体に取り付けた際にも、良好な平滑面を形
成し、各パネル間の凹凸の問題を生じない。しかも、P
Cパネル等と異なって、それ自体非常に軽量で、しかも
大型化が可能であることから、幅広い用途への適用が期
待できる。
ら、後加工も比較的容易であり、ALC自身の研磨を行
うため、製造されたALCパネルの厚み精度も非常に高
く、構造物躯体に取り付けた際にも、良好な平滑面を形
成し、各パネル間の凹凸の問題を生じない。しかも、P
Cパネル等と異なって、それ自体非常に軽量で、しかも
大型化が可能であることから、幅広い用途への適用が期
待できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生永 隆久 神奈川県横浜市瀬谷区五貫目町14−10 住 友金属鉱山株式会社住宅・建材事業本部建 材技術センター内 (72)発明者 中村 文彦 神奈川県横浜市瀬谷区五貫目町14−10 住 友金属鉱山株式会社住宅・建材事業本部建 材技術センター内
Claims (3)
- 【請求項1】鏡面仕上げされたALCパネルを製造する
方法であって、 (a)ALC基材表面を研磨する工程、 (b)シーラーを塗布し、乾燥する工程、 (c)顔料容量濃度60〜85%の有機樹脂系フィラー
を塗布し、乾燥後に塗膜を研磨する工程、 (d)顔料容量濃度25〜50%の有機樹脂系塗料を塗
布し、乾燥後に塗膜を研磨する工程及び (e)上塗材を塗布し、乾燥する工程 からなることを特徴とするALC鏡面仕上げ塗装パネル
の製造方法。 - 【請求項2】工程(e)で形成される塗膜を硬度H以
上、工程(c)で形成される塗膜を硬度6B以上とし、
かつ、工程(e)で形成される塗膜、工程(d)で形成
される塗膜及び工程(c)で形成される塗膜について、
ALC基材に近い塗膜ほど硬度が低くなるように各塗膜
を形成する請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】工程(c)の有機樹脂系フィラーとしてエ
ポキシ樹脂エマルション系フィラーを用い、工程(d)
の有機樹脂系塗料として可とう性エポキシ樹脂塗料を用
い、工程(e)の上塗材としてフッ素樹脂系エナメル塗
料を用いる請求項1又は2のいずれかに記載の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17337797A JPH1121185A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | Alc鏡面仕上げ塗装パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17337797A JPH1121185A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | Alc鏡面仕上げ塗装パネルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1121185A true JPH1121185A (ja) | 1999-01-26 |
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ID=15959274
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| JP (1) | JPH1121185A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000256080A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-09-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 無機塗膜層を有するalcパネル |
| EP3075720A1 (en) * | 2015-03-30 | 2016-10-05 | Nichiha Corporation | Building material |
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-
1997
- 1997-06-30 JP JP17337797A patent/JPH1121185A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000256080A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-09-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 無機塗膜層を有するalcパネル |
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| JP2016188492A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | ニチハ株式会社 | 建材 |
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| AU2015238770B2 (en) * | 2015-03-30 | 2019-09-05 | Nichiha Corporation | Building material |
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| KR20170038653A (ko) * | 2015-09-30 | 2017-04-07 | 니치하 가부시키가이샤 | 건재의 제조 방법 |
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