JPH11211988A - 顕微鏡画像遠隔制御システム - Google Patents
顕微鏡画像遠隔制御システムInfo
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- JPH11211988A JPH11211988A JP10016534A JP1653498A JPH11211988A JP H11211988 A JPH11211988 A JP H11211988A JP 10016534 A JP10016534 A JP 10016534A JP 1653498 A JP1653498 A JP 1653498A JP H11211988 A JPH11211988 A JP H11211988A
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Abstract
を使用することなく元の標本に近い全体参照画像を取得
する。受信装置(病理医)側が指定した位置が中心にな
るような高精細画像の取得を短時間で、かつ容易に行
う。 【解決手段】 顕微鏡のステージに置かれた標本の全体
参照画像を取得し、それを送信側から送信し、送信され
た全体参照画像を遠隔地で受信し、受信側から受信画像
中の注視位置の情報を送信側に送信し、この位置の送信
画面を要求し、その要求に応じた画像信号を送信側から
伝送する手段を有する顕微鏡画像遠隔制御システムであ
って、前記顕微鏡のステージを制御しながら所定倍率で
標本の分割撮影を繰り返し、この分割撮影により得られ
た画像群の平面的な位置関係に矛盾が生じないようにつ
なぎ合わせて全体参照画像を作成し、この作成された全
体参照画像の注視位置情報を中心にその周辺部分を拡大
して取得するものである。
Description
画像取得システムに関し、特に、全体参照画像作成後、
遠隔地にて前記全体参照画像上で注視位置を指定するこ
とによって当該注視位置を中心とする高倍率静止画像を
遠隔地からでも取得することに適用して有効な技術に関
するものである。
ることによって表示したい位置の高倍率静止画像を取得
する手段として、特願平4−162715号の技術を挙
げることができる。この技術では標本の全体像を把握す
るために、プレパラートを顕微鏡のステージにセットす
る前に専用のマクロ撮影のスタンドにセットして固定の
サイズの全体参照画像として撮影し、さらに、高倍率の
画像の撮影に関しては、該全体参照画像をブロックに分
割し、この分割したブロックを高倍率で撮影している。
全体参照画像を取得するために、専用のマクロ撮影のス
タンドと専用のカメラが必要であった。その結果、全体
参照画像を取得するという目的のために、経済的負担を
強いられるという問題があった。
クロ撮影のスタンドにセットして固定サイズの画像とし
て取込まれるので、顕微鏡のステージ上にプレパラート
をセットし直す必要があり、かつ、取込める標本の大き
さに制限があった。
ステージへプレパラートをセットし直す結果、専用のマ
クロ撮影のスタンドにセットして撮影した画像上の座標
と、顕微鏡のステージにセットして撮影した画像上の座
標との対応をとるのに手間がかかると共に、熟練を要す
るという問題があった。
本が大きいときには所定領域の全てを撮影することがで
きない結果必要な部分が表示されない全体参照画像が作
成される場合があり、また、標本が小さいときには所定
領域が全体参照画像のほんの一部分になってしまい不必
要な部分まで取込むという無駄が生じる場合があるとい
う問題もあった。
取得するので、似たような画像を含むような部分領域が
複数箇所に発生するような病理画像では、特に、全体参
照画像中のどの部分領域を何倍の倍率で取得済みである
のかを病理医が覚えておくことが非常に困難である。
自動移動式ステージに置かれた標本の所定領域の全体参
照画像上の必要な部分の高精細画像の取得を効率的に行
うことが可能な技術を提供することにある。
タンドと専用のカメラを使用することなく元の標本に近
い全体参照画像を取得することが可能な技術を提供する
ことにある。
意の位置の位置情報とステージ制御座標値との関連付け
を容易にすることが可能な技術を提供することにある。
参照画像を取得することが可能な技術を提供することに
ある。
側が指定した位置が中心になるような高精細画像の取得
を短時間で、かつ容易に行うことが可能な技術を提供す
ることにある。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
れた標本の所定領域の全体参照画像を取得して送信する
送信装置と、前記送信された全体参照画像を遠隔地で受
信し、その受信画像中の注視位置の情報を送信装置側に
送信し、前記注視位置の情報に基づいた次の送信画面を
要求する受信装置と、画像信号を伝送する信号伝送路と
を有する顕微鏡画像遠隔制御システムであって、前記顕
微鏡の自動移動式ステージを制御しながら所定倍率で前
記標本の分割撮影を繰り返す手段と、この分割撮影によ
り得られた画像群をメモリに取込む手段と、前記メモリ
上で分割撮影された画像群の平面的な位置関係に矛盾が
生じないようにつなぎ合わせて前記全体参照画像を合成
する手段と、この合成された全体参照画像の位置座標と
ステージ制御座標との対応を取る手段と、前記注視位置
情報は前記全体参照画像の座標値で指定され、次の送信
画像は前記注視位置を中心にその周辺部分を拡大して取
得する手段とを具備することを特徴とする。
ステムにおいて、顕微鏡のステージ制御に誤差があって
も画像合成に必要な大きさの重複領域があるようにステ
ージ制御を行う手段を有することを特徴する。
ステムにおいて、顕微鏡のステージ制御の方向によって
ステージ制御の誤差を計算し画像合成に使用する重複領
域の大きさを最適にする手段を有することを特徴する。
か1つの顕微鏡画像遠隔制御システムにおいて、顕微鏡
のステージに置かれた標本の所定領域をラインセンサで
全体参照画像を作成する手段を有することを特徴とす
る。
か1つの顕微鏡画像遠隔制御システムにおいて、送信装
置は、全体参照画像に(k1*k2)個の平面座標値を
付加して送信し、注視位置の指定を前記平面座標値によ
り指定する手段を有することを特徴とする。
か1つの顕微鏡画像遠隔制御システムにおいて、受信装
置は、受信した高精細静止画像の位置を示すマーク又は
情報を表示装置上の全体参照画像上に表示し、前記高精
細静止画像を全体参照画像上の所定の位置に表示する手
段を有することを特徴とする。
ステージを制御しながら所定倍率で前記標本の分割撮影
を繰り返し、この分割撮影により得られた画像群をメモ
リに取込み、該メモリ上で分割撮影された画像群の平面
的な位置関係に矛盾が生じないようにつなぎ合わせるこ
とによって前記全体参照画像を合成するので、専用のマ
クロ撮影のスタンドと専用のカメラを用意し、マクロ撮
影のスタンドにプレパラートをセットしなくても全体参
照画像を取込むことができる。また、専用のマクロ撮影
のスタンドを使用したら標本が大きすぎたり小さすぎた
りして全体参照画像が適切に取得できなかったもので
も、所定領域の全体参照画像を最も適した任意の大きさ
の画像として合成することができる。
標とステージ制御座標との対応付けがされているので、
全体参照画像の任意の座標と顕微鏡のステージ制御座標
との対応をとるのに熟練を必要としないし、手間もかか
らない。
全体参照画像の座標値で指定し、次の送信画像を該注視
位置を中心にその周辺部分を拡大して取得する手段の両
方の手段によって次の送信画像の中心の位置を指定し、
最も効率的な画像の取得ができる。
施例を詳細に説明する。
隔制御システムを実現するためのハードウェア構成を示
すブロック図であり、1はCCDカメラ、2は顕微鏡、
3は標本、4は自動移動式ステージ(以下、単にステー
ジという)、5は送信装置(例えばパソコンを用いる:
臨床側のパソコン)、5Aは送信装置5の表示装置、6
は通信回線、7は受信装置(例えばパソコン等を用い
る:病理医側のパソコン)である。
は、図1に示すように、送信装置5とCCDカメラ1
は、SCSIケーブルで接続され、送信装置5とステー
ジ4は、RS−232Cケーブルで接続されている。送
信装置5と受信装置7は通信回路6で接続されている。
通信回路6としてはISDN回線、アナログ回線の他
に、光ケーブル回線などを用いることもできる。
標本3を静止画像として撮影する電子撮像装置であり、
撮影した静止画像はSCSI等の通信インタフェース経
由で送信装置5のメモリに蓄積される。
と、動かない座標系であるステージ制御座標を顕微鏡2
の上に持ち、送信装置5よりRS−232C等の通信イ
ンタフェース経由での指示による基準点がステージ制御
座標上の指定した点にくるように水平方向に自動的に移
動させる手段と、現在のステージ位置の基準点がステー
ジ制御座標のどこの座標値にあるかをRS−232C等
の通信インタフェース経由で送信装置5に取込む手段と
を有している。
画像群をメモリ上に取込む手段と、前記画像群をメモリ
上で平面的な位置関係に矛盾が生じないようにつなぎ合
わせて全体参照画像を作成する手段と、メモリ上の静止
画像を通信回線6を通して受信装置7に送信する手段
と、CCDカメラ1で撮影した画像群及び全体参照画像
を表示装置5Aに表示する手段と、受信装置7との通信
を開始する手段と、送信装置5からの通信を終了する手
段と、ステージ4の制御位置を指定する手段とを有す
る。
静止画像を表示装置7Aに表示する表示手段と、送信装
置5との通信を開始する手段と、注視位置を指定する手
段と、指定した位置情報を送信装置5に送信する手段
と、送信装置5との通信を終了する手段とを有する。
構わないが、この実施例1では、データを送信するとき
のみに通信回線6を接続するように送信装置5及び受信
装置7の通信を開始する手段と通信を終了する手段とを
活用することとする。データを送信するときにのみ通信
回線6を接続するようにすることによって、通信コスト
の削減を図ることができる。
ステムの動作を説明するためのフローチャート、図3は
本実施例1の顕微鏡画像遠隔制御システムにおけるステ
ージ制御フローチャートであり、本発明中の全体参照画
像として取込みたい範囲の座標値に関してステージ4を
制御するフローを示す。
信装置7内のソフトウェアの動作を以下に説明する。
条件を記述する。標本3はプレパラートの上に乗せられ
たもの全体であり、その標本3の中でも診断するために
静止画像として受信装置(病理医側)7へ伝送したい部
分領域を所定領域という。参照画像は次の送信画像を取
得するために使用する画像であり、所定領域の全体参照
画像とは所定の全体が含まれる参照画像である。注視位
置とは高精細画像を取得したい領域の中心の位置であ
る。
鏡2で拡大した画像をCCDカメラ1で撮影し、送信装
置5に標本3の画像を取込むためには、接眼レンズの代
わりにリレーレンズを使用する。対物レンズの倍率、リ
レーレンズの倍率、それらのレンズを使用したときのC
CDカメラ1で取込む画像の実際のサイズとの関係の例
を表1に示し、この例を使用して以降の実施例1を説明
する。
鏡2のステージ制御座標は、画像の中央位置のステージ
制御座標であるように設定してある。また、顕微鏡1の
ステージ制御座標はミクロンメートル(μm)単位の値
で与えられる。1倍のリレーレンズと4倍の対物レンズ
を使用してCCDカメラ1で取込んだ静止画像の左上の
角の位置のステージ制御座標から中心位置のステージ制
御座標へ向かうベクトルをPと定義する。
能領域で分割してメモリに取込む方法を説明する。この
方法は、全体参照画像として取込みたい範囲のステージ
制御座標値をメモリに取込む手段と、メモリに取込んだ
ステージ制御座標値に関してステージを制御しながら画
像をメモリに取込む手段とに分けられる。
囲のステージ制御座標値をメモリに取込む手段を説明す
る。
てあり、対物レンズは4倍、リレーレンズは1倍になっ
ている。まず、全体参照画像として取込みたい範囲が含
まれるような長方形領域の左上の角が取込み可能領域の
中央より右下になるような位置でその顕微鏡2のステー
ジ制御座標を取込む。
が含まれるような長方形領域の右下の角が取込み可能領
域の中心より左上になるような位置でその顕微鏡のステ
ージ制御座標を取込む。全体参照画像の左上のステージ
制御座標と右下のステージ制御座標の取込みは、右上の
ステージ制御座標と左下のステージ制御座標の取込みに
置き換えてもよい。
だステージ制御座標値に関してステージを制御しながら
画像をメモリに取込む手段を説明する。左上のステージ
制御座標値を(x1,y1)、右下のステージ制御座標
値を(x2,y2)とする。ただし、x1<x2,y1
<y2である。また、x1,y1、x2,y2の単位は
ミクロンメートルである。|x1−x2|/2210≦
k1となる最小の自然数k1と、|y1−y2|/16
50≦k2となる最小の自然数k2を計算する(S30
1)。ステージ4を、顕微鏡2の視野の中心が(x1,
y1)+Pのステージ制御座標値になるよう制御する
(S302)。
クルにおいて該画像の中心位置を示す(x1,y1)か
らの相対座標である。分割撮影する静止画像それぞれに
1つのPの値が定まる。その位置で1つの分割された3
20*240ドットの静止画像として顕微鏡画像をメモ
リに取込み、同時に分割撮影した画像の中心の位置であ
るステージ制御座標値(x1,y1)+Pをそれぞれの
分割画像に対応するよう記録する(S201,S30
3)。
右方向になるように2210ミクロンメートル移動する
ように制御し(S304)、顕微鏡画像を320*24
0ドットの静止画像としてメモリ上に取込み、同時に分
割撮影した画像の中心の位置であるステージ制御座標値
(x1+2210,y1)+Pを記録する(S30
7)。これを(k1−1)回繰り返したら、今度はステ
ージを取込み可能領域が下方向になるように1650ミ
クロンメートル制御し(S309)、同様に320*2
40ドットの静止画像としてメモリ上に取込み、同時に
撮影画像の中心の位置のステージ制御座標値を記録する
(S312)。さらに、ステージを取込み可能領域が左
方向になるように2210ミクロンメートル制御し(S
313)、320*240ドットの静止画像としてメモ
リ上に取込み、同時に撮影画像の中心の位置のステージ
制御座標値を記録する(S316)。同様にステージの
制御を行い(S318)、(k1*k2)枚の静止画像
のメモリ上への取込みと、それぞれの静止画像の中心の
位置のステージ制御座標値の記録を行う(S202,S
321)。
320*240ドットの静止画像群をメモリ上で平面的
な位置関係に矛盾が生じないようにつなぎ合わせて全体
参照画像を作成する方法を説明する。
静止画像群をメモリ上で平面的な位置関係に矛盾が生じ
ないようにつなぎ合わせて全体参照画像を作成するため
に、分割撮影された静止画像の中心の位置に記録された
顕微鏡のステージ制御座標値をドット単位の平面座標値
に変換する(S203)。
れたステージ制御座標値(xi,yi)(単位はミクロ
ンメートル)を平面座標値((xi−x1)/6.9+
160,(yi−y1)/6.9+120)=(x,
y)(単位はドット)(6.9=320/2210)に
変換する方法を採用する。この方法を採用することによ
って、顕微鏡のステージ制御座標を撮影された画像上の
位置を示すドット単位の平面座標に変換することがで
き、かつ画像の左上の角の平面座標値を(0,0)とす
ることができる。
枚の320*240の静止画像を、それぞれの画像の中
心の位置として記録されている平面座標値に基づいて平
面座標軸上に順番に配置することによって、画像をつな
ぎ合わせて、全体参照画像を作成する(S204)。こ
こで、画像を見やすくするためにシームレス処理を行っ
たり、320*240の静止画像群に発生する輝度のむ
らをなくすための画像処理を行っても良い。
を接続する。ドット単位の平面座標値が(k1*k2)
箇所に記録された全体参照画像を受信装置7に送信する
(S205)。全体参照画像送信終了時に受信装置7の
パソコンとの通信を終了する手段で回線を切断する。
(k1*k2)箇所に記録された全体参照画像を受信
し、表示装置(ディスプレイ)7Aに表示する。
注視位置の平面座標値を取得する方法について説明す
る。
れた全体参照画像上で、高精細静止画像を取得したい注
視位置を指定する。全体参照画像の左上の角の平面座標
値が(0,0)であることから前記指定した注視位置の
ドット単位の平面座標値を計算する。あるいは、前記指
定した注視位置の平面座標値と(k1*k2)個の全体
参照画像上に記録されている平面座標値との距離を計算
して、距離の値が最も小さい全体参照画像上の位置と平
面座標値を認識し、その位置から何ドットずつ離れてい
るか計算して指定した注視位置の平面座標値を求めても
よい(S206)。
値を求めたら、送信装置5のとの通信を開始する手段で
通信回線6を接続し、指定した注視位置のドット単位の
平面座標値を送信装置5に送信する(S207)。座標
値送信終了時に送信装置5との通信を終了する手段で通
信回線6を切断する。
ンメートル単位のステージ制御座標に変換する(S20
8)。変換の方法としてはドット単位の平面座標値を
(x,y)としたとき、ステージ制御座標値(xi,y
i)=((x−160)*6.9+x1,(y−12
0)*6.9+y1)を採用する。この座標値の変換に
ついては、受信装置7で座標データの送信をする前に行
って、ミクロンメートル単位の顕微鏡2のステージ制御
座標値を送信装置5に送信しても良い。
行って、ミクロンメートル単位の顕微鏡2のステージ制
御座標値を送信装置5に送信しても良い。
画像の中心とするために、ステージ制御座標値が((x
−160)*6.9+x1,(Y−120)*6.9+
y1)になるようにステージを制御する(S209)。
高倍率の対物レンズで、高精細静止画像としてメモリに
取込む。
ら、受信装置7との通信を開始する手段で通信回線6を
接続する。該高精細静止画像を受信装置7に送信する
(S210)。該高精細静止画像送信終了時に受信装置
7との通信を終了する手段で通信回線6を切断する。
像を4倍の対物レンズで作成すること、リレーレンズが
1倍であることを前提に述べたが、勿論、その他の倍率
でも構わない。その場合は、その倍率の対物レンズ、リ
レーレンズで拡大したときの取込んだ画像の実際のサイ
ズから計算式を算出し直す。
し、データ送信終了時に通信回線6を切断する実施例に
ついて述べたが、送信装置5及び受信装置7のどちらか
の手段として通信回線6が接続されている場合、例え
ば、15秒以上データが送信されてこなかったら自動的
に通信回線6を切断するような手段を持たせてもよい。
の用途として遠隔病理診断について説明する。
微鏡2のステージ4にセットし、対物レンズを4倍にす
る。全体参照画像として取得する範囲を決定しその範囲
が含まれるような長方形領域を決める。その長方形領域
の左上の角が取込み可能領域の中心より右下にくるよう
にステージ4を制御する。その位置の顕微鏡2のステー
ジ制御座標を取込む。さらに、前記長方形領域の右下の
角が取込み可能領域の中心より左下にくるようにステー
ジ4を制御する。その位置の顕微鏡のステージ制御座標
を取込む。
床側)5のパソコンの「ステージ4を制御しながら画像
をメモリに取込む手段」及び「メモリに取込んだ静止画
像群をメモリ上でつなぎ合わせて全体参照画像を作成す
る手段」が働き、全体参照画像が作成され、表示装置5
Aに表示される。
送信する。対物レンズを高倍率に換えておく。
て、注視位置をクリックするなどして指定する。受信装
置7の「指定した位置の平面座標値を取得する手段」及
び「指定した位置の平面座標値を送信装置へ送信する手
段」が働き、指定した注視位置の平面座標値が送信装置
5へ送信される。
5の「受信した平面座標値をステージ制御座標に変換す
る手段」及び「該ステージ制御座標値が画像の中心の位
置のステージ制御座標値と同一になるようにステージを
制御する手段」が働き、高倍率の高精細静止画像が作成
され、表示装置5Aに表示される。前記高精細静止画像
を受信装置7のパソコンに送信する。
装置7Aに表示し、診断を下す。他の注視位置の高精細
静止画像を取得したいときは、再度全体参照画像上で注
視位置を指定することによって、同様に取得する。
によれば、顕微鏡2のステージ4を制御しながら所定倍
率で標本3の分割撮影を繰り返し、この分割撮影により
得られた画像群をメモリに取込み、該メモリ上で分割撮
影された画像群の平面的な位置関係に矛盾が生じないよ
うにつなぎ合わせることによって全体参照画像を作成す
るので、専用のマクロ撮影のスタンドと専用のカメラを
用意し、マクロ撮影のスタンドにプレパラートをセット
しなくても全体参照画像を取込むことができる。また、
専用のマクロ撮影のスタンドを使用したら標本が大きす
ぎたり小さすぎたりして全体参照画像が適切に取得でき
なかったものでも、所定領域の全体参照画像を最も適し
た任意の大きさの画像として作成することができる。
標とステージ制御座標との対応付けがされているので、
全体参照画像の任意の座標と顕微鏡のステージ制御座標
との対応をとるのに熟練を必要としないし、手間もかか
らない。
全体参照画像の座標値で指定し、次の送信画像を該注視
位置を中心にその周辺部分を拡大して取得する手段の両
方の手段によって次の送信画像の中心の位置を指定し、
最も効率的な画像の取得ができる。
及び受信装置7のパソコン上で指定したステージ制御座
標値とメモリに取込んだ画像の中心の位置の実際のステ
ージ制御座標値とが完全に一致することを前提として説
明したが、顕微鏡2のステージ制御の精度によって受信
装置7のパソコン上で指定したステージ制御座標値とメ
モリに取込んだ画像の中心の位置の実際のステージ制御
座標値とが異なっている場合がある。それ故、前記実施
例1に従って全体参照画像を作成すると所定領域中に全
体参照画像上に表示されないような部分画像領域が発生
してしまう可能性がある。
を行う。
しながら画像を取込む手段を説明するための図である。
図4中の実線の四角はCCDカメラ1で撮影しメモリに
取込む画像を示し、点線の四角は実線の四角のうち全体
参照画像を作成するためにメモリに取込む画像を示し、
矢印はステージの移動を示している。
3をメモリへの取込み可能領域で分割して、その後その
分割に基づいてステージ4を制御しメモリに取込む。さ
らにメモリに取込んだ画像をつなぎ合わせて全体参照画
像を作成するという方法をとる。しかし、本実施例2で
は前記実施例1と異なり、図4に示すように、画像が重
複するようにステージ4を制御し画像をメモリに取込
む。そして、その重複領域中の同一の大きさの長方形画
像同士の差を求めることによってその差がもっと小さく
なるように画像をつなぎ合わせる位置を決める方法を採
用する。
に取込んだ画像と2枚目のメモリに取込んだ画像の重複
領域の長方形部分領域、2枚目にメモリに取込んだ画像
と3枚目にメモリに取込んだ画像の重複領域の長方形部
分領域といったように、ステージ4を制御するその前後
の画像の重複領域の長方形部分領域とする。つなぎ合わ
せる隣接する2枚の画像に対して顕微鏡2のステージ制
御誤差が生じなかった場合重なって取込まれる領域を重
複領域とする。
域を示す図、図6は隣接する画像の重複領域の大きさを
求める処理手順を示すフローチャート、図7はメモリ上
で平面的な位置関係に矛盾が生じないようにつなぎ合わ
せる処理手順を示すフローチャートである。
施例2の送信装置5内のソフトウェアの動作を次に説明
する。
の精度が10ミクロンメートル以下であることを前提と
する。また、2つの画像をつなぎ合わせるために必要な
2つの画像の重なり合った長方形部分画像領域の短いほ
うの一辺の画素数を適当に決める。数値が大きければつ
なぎ合わせの精度は高くなるが処理に時間がかかるし、
数値が小さければ処理にかかる時間が少なくてすむが精
度が下がることを考慮して、適当な数値を設定する。本
実施例2では20ドットと定める。
像の実際のサイズ等の前提条件は、前記実施例1と同様
とする。また、以下の説明では、全体参照画像は前記実
施例1と同様に4倍の対物レンズ、1倍のリレーレンズ
を使用する。
せる二つの画像の重複領域の短いほうの一辺の大きさを
求めておく(S601)。これは{(つなぎ合わせに必
要な画素数)ドット+(ステージ制御の最大誤差)ドッ
ト×2}をミクロンメートル単位に計算しなおすことに
よって求める(S602)。これは対物レンズとリレー
レンズの倍率に依存する。なぜならば、ステージ制御最
大誤差10ミクロンメートルがその倍率で拡大したとき
何ドットに相当するかが変わってくるからである。
1倍の場合、ステージ制御の最大誤差10ミクロンメー
トルは、10*320/2210=1.4より、ステー
ジ制御の最大誤差は2ドットと計算できる。{(ステー
ジ制御の最大誤差)ドット×2+(つなぎ合わせに必要
な画素数)ドット}=2*2+20=24となり、24
ドット必要という結果になる。24ドットは24*22
10/320=165.8となり、この場合2つの画像
の重複領域の短いほうの一辺は標本3の実際の大きさで
166ミクロンメートル必要と計算できる(S60
3)。
ためにメモリに取込む部分はメモリに取込んだ画像の上
下左右端から166/2=83ミクロンメートル分、2
4/2=12ドットずつを取り除いた部分領域を中心に
ステージ制御の最大誤差である2ドットを限界に上下左
右にずらした25通りの部分領域画像のうちのいづれか
ということになる。その部分領域画像の大きさは図4の
点線の四角で示したように、2210−166=204
4、1650−166=1484より2044*148
4(ミクロンメートル)である。
領域で分割してメモリに取込む方法を説明する。この方
法は、全体参照画像として取込みたい範囲のステージ制
御座標値をメモリに取込む手段と、メモリに取込んだス
テージ制御座標値に関してステージ制御座標値をメモリ
に取込む手段と、メモリに取込んだステージ制御座標値
に関してステージを制御しながら画像をメモリに取込む
手段とに分けられる。
ージ制御座標値をメモリに取込む手段については前記実
施例1のとおりとする。
制御座標値に関してステージを制御しながら画像をメモ
リに取込む機能を説明する。この手段はほとんど前記実
施例1の手段と同様であるので、前記実施例1と違う点
だけを述べる。
044*1484(ミクロンメートル)であるので、k
1,k2を求める計算式は(|x1−x2|)/204
4≦k1、(|y1−y2|)/1484≦k2であ
る。最初にステージを制御するステージ制御座標値は
(x1−83,y1−83)+Pであり、最初に記録す
るステージを制御座標値も(x1−83,y1−83)
+Pである。ステージの制御については、左右方向は2
044ミクロンメートル、下方向は1484ミクロンメ
ートル制御する。
*240の静止画像群をメモリ上で平面的な位置関係に
矛盾が生じないようにつなぎ合わせて全体参照画像を作
成する方法を説明する。この方法は、ステージ制御前の
重複領域中の小領域を指定する方法と、相関係数を計算
して合成位置を決定し画像をつなぎ合わせる方法とに分
けられ、両方法を組み合わせて全体参照画像を作成す
る。
む。取込む画像は320*240で取込んだ画像のう
ち、上下左右12ドットずつを取り除いた296*21
6の画像とする。
領域中の小領域を指定する方法を説明する。ステージ制
御によって移動する方向の端から24ドットの領域をス
テージ制御前の重複領域とする(S701)。ステージ
を左右に制御するときは24*240の静止画像であ
り、ステージを下方向に制御するときは320*24の
静止画像である。ここではステージを左右に制御すると
きを説明する。x座標方向の24ドットのうち両端の2
ドットずつ、合計4ドットと、y座標方向の240ドッ
トのうち両端の2ドットずつ、合計4ドットはステージ
制御の誤差を考慮するとメモリに取込まれていない可能
性があるので、24*240の画像の端から2ドットず
つ切り取った20*236の画像Aをステージ制御前の
重複領域中の小領域と指定する(S702)。
をつなぎ合わせる方法を説明する。ステージ制御後の静
止画像中でステージ制御前の画像と重なると計算される
部分の24*240の静止画像Bを考える(S70
3)。24*240の静止画像の中には20*236の
静止画像が25通り考えられる。これらを任意にB1〜
B25とする(S704)。Nを1〜25の自然数とす
る。F(i,j)を画像Aの画素(i,j)の画素値、
GN(i,j)を画像BNの画素(i,j)の画素値と
する。ここで画素値とは画素の特徴量であり、同一画像
の同一画素で比較した場合同一値となり、異なった画像
の任意の画素同士を比較した場合異なった値を示すもの
である。また、画像Bの画素(1,1)から画像BNの
画素(1,1)へ向かうベクトルをPN(PNx,PN
y)とする(S705)。画像Aと画像BNの差をと
る。計算式としては、x≧0のときf(x)が0以上で
かつ単調増となるようなfにおいて、HN=ΣΣf(|
F(i,j)−GN(i,j)|)(i=1,2,3,
…20,j=1,2,3,…236)を採用する(S7
06)。例えば、f(x)=x2などが考えられる。H
Nが最も小さくなるNの値を求める(S707)。Nが
一意に決まらない場合(S708)は、その中でもPN
が(2,2)に最も近いものを選択する(S709)。
それでも一意に決まらなければ、例えばNの値が最も小
さいものを採用するといったルールを決めておく(S7
10,S711)。ステージ制御後の画像のうち左上の
画素が(10+PNx,10+PNy)であるような2
96*216の静止画像をメモリに取込む(S71
2)。これを(k1*k2−1)回繰り返し(k1*k
2)枚の静止画像をメモリに取込むことによって、全体
参照画像を作成する。
のステージ制御座標をドット単位の平面座標値に変換す
る。変換の方法としては、前記実施例1と同様に中心の
位置に記録されたステージ制御座標値(xi,yi)を
平面座標値((xi−x1)/6.9+160,(yi
−y1)/6.9+120)に変換する方法を採用す
る。
を開始する機能で回線を接続する。ドット単位の平面座
標値が(k1*k2)箇所に記録された全体参照画像を
病理側に送信する。全体参照画像送信終了時に受信装置
(病理側)7のパソコンとの通信を終了する手段で通信
回線6を切断する。
面座標値が(k1*k2)箇所に記録された全体参照画
像を受信し、表示装置(ディスプレイ)7Aに表示す
る。
値を取得する方法について説明する。受信したドット単
位の平面座標値が記録された全体参照画像上で、高精細
静止画像を取得したい注視位置を指定する。指定した注
視位置との距離がもっとも小さくなるような位置を(k
1*k2)個の平面座標値の記録されている位置の中か
ら求め、その位置から何ドットずつ離れているかを計算
して前記求めた静止画像の中心位置の平面座標値と合わ
せ、指定した注視位置の平面座標値を求める。
値を求めたら、残りの説明は前記実施例1と同様であ
る。
像をつなぎ合わせるために必要な2つの画像の重なり合
った長方形部分画像領域の大きさを決めて、その値に従
って画像が重複するようにメモリに取込む。そのため、
所定領域中に全体参照画像上に表示されないような部分
領域が発生することがないという効果が得られる。ま
た、画像をつなぎ合わせる位置を計算してつなぎ合わせ
るので、実際の標本と同一又はそれに近い全体参照画像
が作成できるという効果も得られる。
平面座標値を付加して送信し、注視位置の指定を当該平
面座標により指定することにより、静止画像の画素の精
度よりステージ制御座標の精度の方が良いという条件、
例えば、静止画像の画素の精度は1ドット6.9ミクロ
ンメートルであり、ステージ制御座標の精度は1ミクロ
ンメートルである場合、全体参照画像の注視位置を指定
したときの目的とするステージ制御座標値の取得の精度
を高めることができる。
しなかった場合、重ね合わせの際にサブピクセルの誤差
が生じる。重ね合わせを繰り返すと誤差は重畳する。重
畳された誤差は、全体参照画像上で位置を指定した際の
ステージ制御の誤差にそのまま反映される。これに対し
て、本実施例1の方法では、(k1*k2)個の平面座
標値を付加しているので、合成時にサブピクセルがずれ
ていようが、その誤差が重畳されようが、指定した位置
の位置情報は最も近い(k1*k2)個の平均座標値の
中の値からの距離として計算されるので、指定した目的
とするステージ制御座標値に近い値を取得することがで
きる。
個々の分割画像の位置がずれたとしても当該分割画像の
中心位置は分割画像と一体的にずれるため当該中心位置
から求めた注視位置の位置ずれは発生しない。
ージ制御の誤差の最大値から重複領域の大きさを計算し
顕微鏡2のステージ4を制御した。それ故、前記実施例
2に従って全体参照画像を作成すると重複領域が必要以
上に大きくなってしまう箇所が発生する。その問題を解
決するためには、以下のことを行う。
方向に制御させたときの誤差は少なく、ステージ制御の
方向を変えたときの誤差は大きいということがいえる。
従って、本実施例3では前記実施例2とは異なり、ステ
ージ制御の方向が変化したかしなかったかによって、つ
なぎ合わせる二つの画像の重複領域の短いほうの一辺の
大きさを調整する。
差の最大値は10ミクロンメートルであり、ステージ制
御の方向が直前にステージを制御した方向と同一であれ
ばその場合の顕微鏡のステージ制御の誤差の最大値は5
ミクロンメートルであると定める。
せる二つの画像の重複領域の短いほうの一辺の大きさを
求めておく。ステージ制御の方向が直前のステージ制御
の方向と変化する場合は、前記実施例2と同様に二つの
画像の重複領域の短いほうの一辺は標本の実際の大きさ
で166ミクロンメートルと計算できる。
ジ制御の方向と同一の場合についても計算する。5*3
20/2210=0.7より、ステージ制御の最大誤差
は1ドットである。{(ステージ制御の最大誤差)ドッ
ト×2+(つなぎ合わせに必要な画素数)}=1*2+
20=22(ドット)は22*2210/320=15
1.9(ミクロンメートル)であり、この場合、二つの
画像の重複領域の短いほうの一辺は標本3の実際の大き
さで152ミクロンメートル必要であると計算できる。
ためにメモリに取込む部分はメモリに取込んだ画像の上
下端から12ドットずつ、左右端からはステージ制御の
方向によって12ドットあるいは11ドットそれぞれ取
り除いた部分領域を中心に、166ミクロンメートル重
複するようにメモリに取込んだ後の画像はステージ最大
誤差である2ドットを限界に上下左右にずらした25通
りの部分領域画像のうちのいづれか、152ミクロンメ
ートル重複するようにメモリに取込んだ後の画像はステ
ージ最大誤差である1ドットを限界に上下左右にずらし
た9通りの部分領域画像のうちいづれかということにな
る。
リに取り込む手段を説明するための図である。図8を参
照してメモリに取込んだステージ制御座標値に関してス
テージを制御しながら画像をメモリに取込む手段を説明
する。|x1−x2|≦2210*k1−166*2−
152(k1−2)より、k1を求める計算式はk1≧
(|x1−x2|+28)/2058である。k2を求
める計算式は変わらない。
するように制御する前の画像Aの指定の方法、及びステ
ージ制御後の画像とのつなぎ合わせの方法は、前記実施
例2と同様であるので、ステージ4を152ミクロンメ
ートル制御するときのステージ制御の画像Aの指定方
法、及びステージ制御後の画像とのつなぎ合わせの方法
について説明する。
域を指定する方法を説明する。
ら22ドットの領域をステージ制御前の重複領域とす
る。ステージは左右に制御されるので、22*240の
静止画像である。x座標方向の22ドットのうち両端の
1ドットずつ、合計2ドットと、y座標方向の240ド
ットのうち両端の1ドットずつ合計2ドットは、ステー
ジ制御の誤差を考慮すると、メモリに取込まれない可能
性があるので、22*240の画像の端から1ドットず
つを切りとった20*238の画像Aをステージ制御前
の重複領域中の小領域と指定する。
をつなぎ合わせる方法を説明する。ステージ制御後の静
止画像中でステージ制御前の画像と重なると計算される
部分の22*240の静止画像を考える。22*240
の静止画像中には20*238の静止画像が9通り考え
られる。これらを任意にB1〜B9とする。Nを1〜9
の自然数とする。F(i,j)、GN(i,j)、P
N、HNを前記実施例2と同様に定義する。前記実施例
2と同様にHNが最小になるNの値を求める。Nが一意
に決まらなければ、その中でもPNが(1,1)に最も
近いものを選択する。ステージ制御後の画像のうち左上
の画素が(10+PNx,10+PNy)であるような
298*218の静止画像をメモリに取込む。(k1*
k2)枚の静止画像をメモリに取込むことによって全体
参照画像を作成する。
て、適用する2つの画像の重なり合った長方形部分画像
領域の大きさを決定する。そのため、静止画像としてメ
モリに取込む画像の枚数が減少するので、取込みにかか
る時間が短縮できるという効果が得られる。また、重複
領域を小さく設定できるので、2つの画像の合成にかか
る時間も短縮できるという効果も得られる。取込みにか
かる時間と画像の合成にかかる時間の両方が短縮できる
ことによって、全体参照画像作成にかかる時間は大きく
短縮できる。
CCDカメラ1で取込んだ静止画像を合成することによ
って全体参照画像を作成した。それ故、前述の実施例
1,2,3に従って全体参照画像を作成すると輝度にむ
らができる結果、画像をつなぎ合わせた個所が目立って
しまい、実際の標本とは異なった画像として全体参照画
像が作成されてしまうという問題があった。
を行う。静止画像をCCDカメラ1で取込むため輝度に
むらが生じる。従って、本実施例4では前述の実施例
1,2,3とは異なり、全体参照画像を作成するために
ラインセンサカメラを使用することによって輝度のむら
を軽減する。
作成する手段を説明するための図であり、1はラインセ
ンサカメラである。
でのラインセンサカメラ1Aの画素数は1024画素、
1画素サイズは14*14ミクロンメートル(μm)で
あるとする。また、ステージ制御の最大誤差は10ミク
ロンメートルであり、2つの画像をつなぎ合わせるのに
必要な2つの画像の重なり合った長方形部分画像領域の
短いほうの一辺の画素数を20ドットとする。
インセンサで全体参照画像を作成する手段を説明する。
図6を参照して、あらかじめ、つなぎ合わせる二つの画
像の重複領域の短いほうの一辺の大きさを求めておく。
ステージ制御の最大誤差10ミクロンメートルは1ドッ
トであるので、2つの画像の重複領域の短いほうの一辺
の大きさは22ドット、22*14=308ミクロンメ
ートル必要と計算できる。前述の実施例1,2,3と同
様の方法で全体参照画像として取込みたい範囲のステー
ジ制御座標を取込む。|y1−y2|/14028≦k
2となる最小の自然数k2を計算する。ラインセンサカ
メラ1Aで取込むラインの一番上のステージ制御座標値
が(x1−154,y1−154)になるように制御す
る。ステージを右方向にx座標値が(x2+154)に
なるまで制御し、画像をメモリに取込み左上の位置にス
テージ制御座標値(x1−154,y1−154)を記
録する。メモリに取込まれた静止画像のx座標方向の大
きさは(x2−x1+308)/14ドットである。ラ
インセンサで取込むラインの一番上のステージ制御座標
値が(x1−154,y1+13874)になるように
制御する。同様にステージ4を右方向にx座標値が(x
2+154)になるまで制御し、画像をメモリに取込み
左上の位置にステージ制御座標値(x1−154,y1
+13874)を記録する。これを(k2−1)回繰り
返し、k2枚の静止画像のメモリへの取込みと左上の位
置のステージ制御座標値の記録を行う。
む画像は{(x2−x1+308)/14}*1024
で取込んだ画像のうち、上下左右11ドットずつを取り
除いた静止画像である。
る方法を説明する。次の画像との重複領域は静止画像中
の下端から22ドットにあたる部分である{(x2−x
1+308)/14}*22の静止画像であり、ステー
ジ制御の最大誤差は1ドットであるので、前述の実施例
1,2,3と同様に計算すると、重複領域中の小領域A
は、[{(x2−x1+308)/14}−2]*20
の上下左右端から1ドットずつを切り取ったものであ
る。
をつなぎ合わせる方法を説明する。次の画像中で前の画
像と重なると計算される静止画像中の上端から22ドッ
トにあたる部分である{(x2−x1+308)/1
4}*22の静止画像を画像Bとする。画像Bの中には
〔{(x2−x1+308)/14}−2〕*20の静
止画像が9通り考えられる。これらを任意にB1〜B9
とし、以降の全体参照画像の作成の方法は前記実施例3
と同様とする。
述の実施例1,2,3で得られる静止画像と比較して大
きいため全体参照画像を取込む枚数が少なくて済み、そ
の結果、画像合成を行う回数を削減することができる。
画像合成を行う回数が削減できることにより、合成にか
かる時間が短縮できるという効果が得られるとともに、
実際の標本と同一の全体参照画像が作成されやすいとい
う効果が得られる。
所定領域の全体参照画像を、顕微鏡のステージを制御し
ながらラインセンサでスキャンし、該画像群をメモリに
取込み、該メモリ上で平面的な位置関係に矛盾が生じな
いようにつなぎ合わせることによって合成する手段によ
り、専用のマクロ撮影のスタンドを用意し、該マクロ撮
影のスタンドにプレパラートをセットしなくても、全体
参照画像を取込むことができる。
枚の静止画像中で画像の中心と端とでは輝度が違うの
で、つなぎ合わせたときにつなぎ目が顕著になってしま
うが、ラインセンサでスキャンすることにより、横にス
キャンすれば縦方向の、縦にスキャンすれば横方向のつ
なぎ目が発生しないので、その分元の標本3と近い画像
を作成することができる。これにより、前述の実施例
1,2,3ほど頻繁に輝度によって合成位置が顕著にな
る部分のない全体参照画像が作成できるという効果が得
られる。
画像上の注視位置を受信装置(病理医側)7が指定する
ことによって、前記注視位置を中心とする静止画像を取
得した。しかし、似たような画像を含むような部分領域
が複数箇所に発生するような病理画像では特に、全体参
照画像中のどの部分領域を何倍の倍率で取得済みである
のか病理医が覚えておくことは困難である。そのため、
同一の注視位置の静止画像を複数枚取得してしまうこと
があり得る。また、取得済みの静止画像と大半の部分が
重複するような静止画像を取得してしまうことがあり得
る。
取得した画像の位置情報を受信装置7が保持し、同一の
個所の画像や、大部分が同一になるような個所の画像を
取得するのを防止する。
像と同一の画像や、大部分が同一になるような画像の取
得を防止する方法を説明する。全体参照画像は対物レン
ズ4倍で作成されているとする。
位置を指定するまでの実施例は前述の実施例1〜4と同
様とする。
その倍率での全体参照画像として取込まれる静止画像の
範囲が全体参照画像中の何ドット四方になるかを計算す
る。例えば、高精細画像を10倍の対物レンズで取得す
ると、例えば表1により、取得される標本3の実際の大
きさは900*690ミクロンメートルになる。900
*690ミクロンメートルは全体参照画像上において
は、130*100の画像が高精細静止画像として取得
される。対物レンズが20倍、40倍の場合もあらかじ
め同様の方法で計算しておく。
置情報を視覚的に全体参照画像上に表示する方法を説明
する。まず、高精細静止画像を取得する対物レンズの倍
率を合わせ、その倍率データをパソコンに持たせる。本
実施例5では対物レンズを10倍とする。対物レンズ1
0倍は全体参照画像上の130*100の静止画像に相
当する。
その注視位置が中心になるような130*100の静止
画像を四角の点線で囲む。高精細静止画像を取得する部
分領域がその位置でよければ、例えば、「高精細画像取
得」ボタンを押下する等の合図をすることによって、全
体参照画像上に表示した点線の四角を実線の四角に置き
換える。さらに、前述の実施例と同様に当該注視位置の
平面座標値を取得し、以降も前述の実施例1〜4と同様
に受信装置7は目的の高精細静止画像を取得する。
は、高精細静止画像を取得する対物レンズの倍率を合わ
せ、その倍率データをパソコンに持たせる。以降同様に
高精細静止画像を取得する部分領域を点線で囲み、その
位置でよいかどうかを確認して、点線の四角を実線の四
角に置き換え、さらに病理側は高精細静止画像を取得す
る。
することはできるが、例えば、対物レンズの倍率が4倍
だったら赤の点線で表示し、高精細静止画像として取得
したら赤の実線の四角を表示、また、対物レンズの倍率
が10倍だったら青の点線で表示し、高精細静止画像と
して取得したら青の実線の四角を表示するというように
倍率によって色分けをしたら、受信装置7が全体参照画
像を見たときにどの部分領域を何倍の対物レンズの高精
細静止画像として取得したか一目瞭然である。
して取得した部分領域の画像を再度高精細静止画像とし
て取得するかどうかを確認しながら高精細静止画像の取
得を行うことができるので、不必要な画像の取得を行う
時間を削減できるという効果が得られる。
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
以下の効果が得られる。
タンドと専用のカメラを使用することなく全体参照画像
を取得することができるという効果に加え、プレパラー
トを2つのステージにわたって移動させる必要がないた
め全体参照画像上の所定の位置の位置情報とステージ制
御座標値との関連付けが容易にできる。
することによって効率よく、様々なサイズの全体参照画
像が取得できる。
し、該注視位置のステージ制御座標値にステージを自動
制御することによって、受信装置側(病理医側)が指定
した位置が中心になるような高精細画像の取得を短時間
で、かつ容易に行うことができる。
うに静止画像を取得することによって、より元の標本に
近い全体参照画像を取得することができる。
センサを使用して静止画像を取得することによって、よ
り元の標本に近い全体参照画像を取得することができ
る。
止画像を取得した場所を全体参照画像上に視覚的に表示
することによって、同一個所の高精細静止画像あるいは
大半が重複するような高精細静止画像を取得することを
防止することによって、必要な部分の高精細画像の取得
を効率的に行うことができる。
ムを実現するためのハードウェア構成を示すブロック構
成図である。
作を説明するためのフローチャートである。
現するための処理フローを示す図である。
像をメモリに取込む手段を説明するための図である。
領域を示す図である。
大きさを求める処理手順のフローチャートである。
盾が生じないようにつなぎ合わせる処理手順のフローチ
ャートである。
像をメモリに取込む手段を説明するための図である。
インセンサカメラで全体参照画像を作成する手段を説明
するための図である。
細静止画像取得位置情報を表示する手段を説明するため
の図である。
微鏡、3…標本、4…自動移動式ステージ、5…送信装
置(臨床側のパソコン)、5A…送信装置の表示装置、
6…通信回線、7…受信装置(病理医側のパソコン)。
Claims (6)
- 【請求項1】 顕微鏡の自動移動式ステージに置かれた
標本の所定領域の全体参照画像を取得して送信する送信
装置と、前記送信された全体参照画像を遠隔地で受信
し、その受信画像中の注視位置の情報を送信装置側に送
信し、前記注視位置の情報に基づいた次の送信画面を要
求する受信装置と、画像信号を伝送する信号伝送路とを
有する顕微鏡画像遠隔制御システムであって、前記顕微
鏡の自動移動式ステージを制御しながら所定倍率で前記
標本の分割撮影を繰り返す手段と、この分割撮影により
得られた画像群をメモリに取込む手段と、前記メモリ上
で分割撮影された画像群の平面的な位置関係に矛盾が生
じないようにつなぎ合わせて前記全体参照画像を作成す
る手段と、この作成された全体参照画像の位置座標とス
テージ制御座標との対応を取る手段と、前記注視位置情
報は前記全体参照画像の座標値で指定され、次の送信画
像は前記注視位置を中心にその周辺部分を拡大して取得
する手段とを具備することを特徴とする顕微鏡画像遠隔
制御システム。 - 【請求項2】 前記顕微鏡のステージ制御に誤差があっ
ても画像合成に必要な大きさの重複領域があるようにス
テージ制御を行う手段を有することを特徴とする請求項
1に記載の顕微鏡画像遠隔制御システム。 - 【請求項3】 前記顕微鏡のステージ制御の方向によっ
てステージ制御の誤差を計算し画像合成に使用する重複
領域の大きさを最適にする手段を有することを特徴とす
る請求項2に記載の顕微鏡遠隔制御システム。 - 【請求項4】 前記顕微鏡のステージに置かれた標本の
所定領域をラインセンサカメラで全体参照画像を作成す
る手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のうち
いずれか1項に記載の顕微鏡遠隔制御システム。 - 【請求項5】 前記送信装置は、全体参照画像に(k1
*k2)個の平面座標値を付加して送信し、注視位置の
指定を前記平面座標値により指定する手段を有すること
を特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載
の顕微鏡遠隔制御システム。 - 【請求項6】 前記受信装置は、受信した高精細静止画
像の位置を示すマーク又は情報を表示装置上の全体参照
画像上に表示し、前記高精細静止画像を全体参照画像上
の所定の位置に表示する手段を有することを特徴とする
請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の顕微鏡遠隔
制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01653498A JP3824116B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 顕微鏡画像遠隔制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01653498A JP3824116B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 顕微鏡画像遠隔制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11211988A true JPH11211988A (ja) | 1999-08-06 |
| JP3824116B2 JP3824116B2 (ja) | 2006-09-20 |
Family
ID=11918944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01653498A Expired - Lifetime JP3824116B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 顕微鏡画像遠隔制御システム |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3824116B2 (ja) |
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