JPH11212048A - 液晶ライトバルブおよび液晶プロジェクタ - Google Patents

液晶ライトバルブおよび液晶プロジェクタ

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JPH11212048A
JPH11212048A JP1240198A JP1240198A JPH11212048A JP H11212048 A JPH11212048 A JP H11212048A JP 1240198 A JP1240198 A JP 1240198A JP 1240198 A JP1240198 A JP 1240198A JP H11212048 A JPH11212048 A JP H11212048A
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liquid crystal
light
spacer
substrate
light valve
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JP1240198A
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English (en)
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Shoichi Hirota
昇一 廣田
Makoto Tsumura
津村  誠
Kayao Takemoto
一八男 竹本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輝度分布が小さく高コントラスト比、高画質な
液晶プロジェクタ用液晶ライトバルブの提供。 【解決手段】基板上にフォトリソグラフィ手法により島
状のスペーサ6と、遮光層7とを設け、高精度なギャッ
プ制御と、スペーサ6の周囲に発生する液晶配向不良領
域を前記遮光層7により隠蔽して、コントラスト比の低
下を防止した液晶プロジェクタ用液晶ライトバルブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの照明光
を液晶表示素子に照射し、液晶表示素子の画像をスクリ
ーンに投写する液晶プロジェクタ用の液晶表示素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶プロジェクタの高精細化、並
びに、装置の小型化のニーズが強まっている。
【0003】現在、透過型パネルを用いた液晶プロジェ
クタが実用化されているが、今後、さらにその小型化、
高精細化の要求に対応するには、液晶プロジェクタの液
晶表示素子である液晶ライトバルブの小型化、並びに、
高精細化を実現する必要がある。ただしその場合、一画
素当りの光の通過面積の割合(以下開口率と称する)の
大きな低下が避けがたい。
【0004】一方、液晶ライトバルブを反射型とした場
合には、画素のほぼ全域を有効な反射面とすることがで
き、液晶ライトバルブの小型化ないし高精細化において
も、その開口率の低下が透過型のそれに比べて小さいと
云う利点がある。
【0005】従って、反射型の液晶ライトバルブを用い
ることにより、輝度を低下させずに小型で、かつ、高精
細の液晶プロジェクタを実現することができる。
【0006】ただし、反射型の液晶ライトバルブにおい
ては、液晶表示モードとして、電界制御複屈折モードを
用いる必要がある。電界制御複屈折モードは、透過型液
晶ライトバルブで一般に用いられているツイストネマテ
ィックモードに比べて、輝度のギャップ依存性が大き
い。従って、反射型の液晶ライトバルブにおいてはセル
ギャップの厳密な制御が重要課題である。
【0007】通常の液晶ディスプレイにおいては、液晶
層の厚みとなる基板間のギャップを制御するため、有機
ポリマ等の直径がほぼ均一なビーズをランダムに分散さ
せている。
【0008】しかし、ビーズ周囲にある液晶の配向は、
ビーズ界面の影響を受けて通常とは異なる配向となるた
め、いわゆるビーズドメインが発生する。このビーズド
メインはビーズ径の約2倍程度まで広がる場合があり、
その領域での光透過特性がその他の通常の領域の液晶層
のそれとは異なるため、黒表示時の光漏れが生じ、コン
トラスト比の低下の原因となっている。
【0009】また、上記ビーズを液晶ライトバルブに用
いた場合には、次のような問題も発生する。
【0010】現在、液晶プロジェクタ用のライトバルブ
は、対角1.3インチ(33mm)前後、画素数が横8
00×縦600ドットの精細度のものが主流である。そ
して、液晶プロジェクタは、対角1.3インチ程度の液
晶ライトバルブの画像を40〜70インチ程のスクリー
ン上に拡大投写され、その拡大率は約30〜50倍とな
る。
【0011】このために画素内に直径3〜6μmのビー
ズをランダムに配した場合、ビーズドメインの影響を考
慮すると、スクリーン上では0.5mm程度の像に拡大
され、容易に視認されると云う問題があった。
【0012】こうしたビーズのランダム性を排除するた
めに、基板上にフォトリソグラフィ手法によりスペーサ
を特定個所に形成する試みがなされている(特開平1−
7021号公報、特開平7−84267号公報)。
【0013】また、SID 97 DIGEST 87
7頁に、シリコン基板上にダウケミカル社のphoto−B
CB(感光性benzocyclobutene)をスペーサ材料として
用いた例の記載がある。
【0014】しかしながら、上記スペーサの表面が液晶
配向に影響を及ぼし、これによって発生するスペーサ周
囲のドメインに基づく表示不良の問題については、いず
れも考慮されておらず、依然として重要な課題であっ
た。
【0015】また、特開平8−286194号公報に
は、遮光部とカラーフィルタを有するガラス基板におい
て、遮光部上に電着塗装とホトリソグラフィによりスペ
ーサを形成する方法が記載されている。
【0016】しかし、スペーサ材料の遮光部への塗布方
法が電着塗装であるため、電極が必要で、遮光部を島状
に形成することが不可能である。即ち、遮光部を格子状
に形成する以外になく、反射型の液晶ライトバルブに適
用すると開口率の大きな低下につながり、前記の反射型
の特長を活かすことができず、液晶プロジェクタ用の反
射型液晶ライトバルブには適用することができない。
【0017】さらにまた、上記ではガラス基板と他の電
極基板(例えばアクティブマトリクス基板)との間で位
置合せを行う必要がある。しかし、プロジェクタ用のラ
イトバルブでは、画素ピッチが約30μm以下であり、
直視型ディスプレイの約300μm程度の画素ピッチに
比べると約1/10以下となり、格子状の遮光部を有設
けた基板と、アクティブマトリクス基板との位置合せ
が、開口率維持の観点から非常に困難である。
【0018】もし位置ずれを生じた場合、開口率の低下
につながり、液晶ライトバルブを反射型とした効果が得
られない恐れがある。従ってこの方法では、液晶プロジ
ェクタ用の反射型液晶ライトバルブに適用することがで
きない。従って、反射型液晶ライトバルブにおける遮光
部は、位置ずれを生じても開口率に影響が少ないことが
要求される。
【0019】また、スペーサを形成した基板では、液晶
の配向処理が大きな課題となる。特に、布等により基板
表面に一定方向の剪断力を付与して形成するラビング配
向処理の適用は、極めて困難である。
【0020】上記ラビング処理用の布は、太さ10〜3
0μm程度の繊維を束ねたものであり、実質的にこの細
い繊維一本一本が液晶の配向制御膜に対し、局所的に一
定方向の剪断力を与えることで液晶配向能が付与され
る。数μm程度の極細繊維は実在するが、こうしたラビ
ング用にはある程度の摩擦力を付与するため、腰の強さ
が要求されることから、実用化されていないのが現状で
ある。
【0021】また、スペーサを形成した基板にラビング
処理を行った場合、ラビングの応力によるスペーサの変
形や、ラビング進行方向側にラビングされない領域が発
生する等の問題が生ずる。スペーサの影でラビングされ
ない領域はスペーサの高さの数倍にも及ぶため、画素の
表示領域上の液晶の配向に悪影響を与え、表示不良を起
こす原因となる。
【0022】さらに、反射型のノーマリクローズ型複屈
折方式の液晶ライトバルブにおいては、ラビングによる
配向処理は製造マージンが著しく狭いと云う問題があ
る。とりわけ透過型の液晶ライトバルブは、現在、主流
のノーマリオープン型TN方式(低電圧で明表示、高電
圧で暗表示)に比べて製造マージンが著しく狭い。その
理由は以下にある。
【0023】ノーマリクローズ型複屈折方式の特徴の一
つとして、暗レベルの沈み込み(黒表示)が良好な点が
挙げられる。そのため、他の方式に比較して配向の乱れ
が目立ち易い。
【0024】従来のノーマリオープン型TN方式では、
暗レベル(黒表示)が高電圧を印加した状態で得られ
る。この高電圧の場合には液晶分子のほとんどが基板面
に垂直な電界方向に揃っており、その液晶分子配列と偏
光板の配置との関係で暗レベルが得られている。従っ
て、暗レベルの均一性は原理上、低電圧時の初期配向状
態にあまり依存しない。
【0025】さらに、人間の目は、輝度ムラは輝度の相
対的な比率として認識し、かつ、対数スケールに近い反
応を有するため、特に、暗レベルの変動には敏感であ
る。こうした観点からも、高電圧で一方向に液晶分子を
配列させる従来のノーマリオープン型TN方式では、初
期配向状態に対して鈍感となることから有利な表示方式
である。
【0026】一方、反射型の複屈折方式では、低電圧あ
るいは電圧ゼロにおいて暗レベルの表示を行うため、初
期配向状態の乱れに敏感である。特に、液晶分子の配向
方向を上下基板面上でほぼ垂直で、かつ、互いに平行と
するホメオトロピック配列とし、一方の偏光板の光透過
軸をその液晶分子の配向方向に対して45°となるよう
に配置し、他方の偏光板を前記偏光板に対し直交とした
配置では、液晶層に入射した偏光光は、直線偏光をほと
んど乱されずに伝搬する。このことは暗レベルを沈み込
ませる、即ち、より黒のものを得るのに有効である。
【0027】さらに、液晶ライトバルブの画素電極ピッ
チも、上記繊維の径と同程度の10〜30μm程度であ
るため、画素毎にラビング強度が異なるとその影響が顕
著に現れ、ライトバルブの表示画像をスクリーン上に拡
大投写した際、ラビングむらが輝度むらとして容易に観
測し得る。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、液晶
セルギャップを保持するスペーサの周囲に発生する、液
晶配向の乱れに基づくコントラスト比の低下や、スペー
サの影のラビングされない領域によって発生する表示不
良の問題を低減し、高品位な画質と、高開口率による光
利用効率の高い液晶ライトバルブおよびそれを用いた液
晶プロジェクタを提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の要旨は次のとおりである。
【0030】〔1〕 光源からの光を変調し、投写レン
ズを通してスクリーンに拡大投写する液晶プロジェクタ
用の液晶ライトバルブにおいて、該液晶ライトバルブが
液晶表示素子を備え、該液晶表示素子が共通電極と行・
列方向に設けた複数個の反射型画素電極を有するアクテ
ィブマトリクス基板と、該アクティブマトリクス基板と
所定の間隔で対向する透明電極を有する透明基板と、前
記両基板間に挟持された液晶層と、該液晶層に接する前
記基板面に形成された液晶の配向制御膜を備え、前記基
板の一方に、前記両基板を所定間隔で支持する複数のス
ペーサと、該スペーサを覆って形成された遮光層とが、
フォトリソグラフィ手法により形成されており、個々の
前記スペーサと遮光層とがそれぞれ対を成して島状に形
成されている液晶ライトバルブにある。
【0031】〔2〕 前記遮光層が、前記スペーサの周
囲に発生する表示不良部を隠すことができる大きさに形
成されている前記の液晶ライトバルブにある。
【0032】〔3〕 光源からの光を外部からの信号に
より変調した光画像を、投写レンズを通してスクリーン
に拡大投写する液晶ライトバルブを備えた液晶プロジェ
クタにおいて、前記液晶ライトバルブが液晶表示素子を
備え、該液晶表示素子が共通電極と行・列方向に設けた
複数個の反射型画素電極を有するアクティブマトリクス
基板と、該アクティブマトリクス基板と所定の間隔で対
向する透明電極を有する透明基板と、前記両基板間に挟
持された液晶層と、該液晶層に接する前記基板面に形成
された液晶の配向制御膜を備え、前記基板の一方に、前
記両基板を所定間隔で支持する複数のスペーサと、該ス
ペーサを覆って形成された遮光層とが、フォトリソグラ
フィ手法により形成されており、個々の前記スペーサと
遮光層とがそれぞれ対を成して島状に形成されており、
前記遮光層が、前記スペーサの周囲に発生する表示不良
部を隠すことができる大きさに構成されている液晶プロ
ジェクタにある。
【0033】即ち、従来、分散されていたスペーサビー
ズの代わりに、一方の基板上にフォトリソグラフィ手法
によって形成した複数のスペーサと、対向する基板との
間に遮光層を設けることで達成される。
【0034】ただし、反射型の表示素子においては、開
口率が高いと云う特長を最大限に活用するためには、遮
光層の面積をスペーサ周囲の、液晶の配向不良領域に必
要な最小限の大きさに設定することが望まれる。
【0035】例えば、スペーサの上端部分に、スペーサ
周辺に発生するドメイン部を十分に覆い隠す面積の遮光
層(例えば、酸化クロム薄膜)を配置する。これにより
スペーサの周辺に発生するドメイン部に照射光が入射す
るのを防ぐ。これによって、遮光層がない場合、前記ド
メイン部で生ずる光漏れを防止でき、良好なコントラス
ト比の画像を得ることができる。
【0036】また、スペーサと遮光層とは、フォトリソ
グラフィ手法により同一基板上に、かつ、島状に、両者
が対となるよう形成することで、従来の対向基板との位
置合わせの問題も解決できる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づき具
体的に説明する。
【0038】〔実施例 1〕図1に本発明の液晶ライト
バルブを構成する液晶表示素子の模式断面図を示す。ま
た、図9に本発明の液晶ライトバルブの画素部の上面拡
大図を示した。なお、図1は、図9のA−A’断面図で
ある。
【0039】図1に示す液晶表示素子は、概ね下記のよ
うな構成を有するものである。第一の基板である反射型
アクティブマトリクス基板1は、単結晶シリコン基板2
上にそれぞれが独立して配置された能動素子3と、反射
板を兼ねた画素電極4を備えている。
【0040】さらに、前記能動素子3を駆動する信号配
線および画素電極4と、能動素子3とを電気的に接続す
る配線を有する配線層24と、その保護膜である絶縁膜
5と、セルギャップを均一保持するスペーサ6を有し、
該スペーサ6の上端には遮光層7が形成されている。ま
た、絶縁層5上のスペーサ6の領域外に配向制御膜8が
形成されている。
【0041】一方、第二の基板である対向基板9は、ガ
ラス基板10上に形成した透明電極11と配向制御膜1
2を有し、前記反射型アクティブマトリクス基板1と対
向基板9との間に液晶層13を挟持し、液晶表示素子を
構成する。
【0042】ここで前記アクティブマトリクス基板1の
構成をさらに詳細に説明する。本発明のアクティブマト
リクス基板1は、シリコンウエハ上に形成したもので、
通常のシリコンウエハ上に半導体プロセスによって形成
したものである。
【0043】上記反射型アクティブマトリクス基板1
は、液晶駆動用の能動素子3としてMOS(Metal Ox
ide Semiconductor)トランジスタを用いた。シリコン
基板2とp型ウエル上に形成したソース拡散層14、ソ
ース電極15、ドレイン拡散層16、ドレイン電極1
7、ポリシリコンゲート18などでMOSトランジスタ
を形成した。
【0044】また、ソース電極15とシリコン基板2と
の間に保持容量19を設け、層間絶縁のためのスピンオ
ングラス絶縁層22を設けた。
【0045】画素電極4の材料は可視光領域での反射率
の良好な金属であり、例えば、アルミニウム、銀等が挙
げられる。本実施例ではアルミニウムを用いた例につい
て説明する。
【0046】画素電極4は、平坦な面上に形成した方が
安定した膜形成が可能で、かつ、良好な反射特性を得る
ことができるため、画素電極4の下地として設ける絶縁
層23は表面研磨して平坦化しておくことが望ましい。
画素電極4はスパッタ法により形成し、その厚みは0.
2μmとした。
【0047】画素電極4と配線層24との間には、遮光
電極層25を設けている。これは、液晶表示素子への照
射光が画素電極間21から基板内に入射して、拡散領域
等の入射光により発生する光伝導に基づく蓄積電荷リー
クを防止する効果がある。画素電極4と配向制御膜8と
の間には保護膜として絶縁層5を設ける。
【0048】該絶縁層5としては、例えば、窒化シリコ
ン膜を用いる。絶縁層5はプラズマCVD(Chemical
Vapor Deposition)法により形成し、その厚みは0.
12μmとした。
【0049】能動素子3であるMOSトランジスタで制
御された電気信号は、スルーホールコンタクト20を経
て画素電極4に与えられ、対向する透明電極11との間
に電圧を印加して液晶層13を駆動する。
【0050】次に、本発明のポイントとなる絶縁層5上
に設けられるスペーサ6と遮光層7について、作製例1
−1〜作製例1−4に詳述する。
【0051】〔作製例1−1〕図2は、図1に示す液晶
表示素子のスペーサ6および遮光層7の作製工程を示す
模式断面図である。なお、図1で示した絶縁層5以下の
構造は図2においては省略した。
【0052】スペーサ6の材料として、ポリイミド系有
機化合物であるPIQ−6200(日立化成工業製)を
用いた。以下これをPIQと略称する。
【0053】スペーサ材料30となる上記のPIQを図
1で示した絶縁層5上にスピンコーティング法により塗
布し、膜厚を1.8μmとした。次いで、90℃3分、
180℃3分、350℃2分の段階的に乾燥し焼成を行
った。
【0054】次いで、PIQ膜上に膜厚0.2μmの酸
化クロム膜31をスパッタ法により形成し、その上にフ
ォトレジスト32を塗布した(図2(a))。
【0055】次に、フォトマスク(図示省略)を用い
て、スペーサのパターンを露光し、遮光領域(スペーサ
形成領域)以外のフォトレジストをエッチングにより除
去した(図2(b))。
【0056】次いで、酸化クロム膜31を塩素、およ
び、酸素を用いたドライエッチングにより除去した(図
2(c))。
【0057】さらに、PIQをウエットエッチングによ
り除去した(図2(d))。なお、PIQのウエットエ
ッチングは、等方性エッチングとなるためにテーパ状の
スペーサが形成され、結果としてスペーサの上部に遮光
層7を有する図2(e)のような形状のスペーサ6を形
成することができた。
【0058】上記の作製例によれば、遮光層がスペーサ
の上端部に張り出した構造のものを形成されるため、ス
ペーサ周囲に発生する液晶の配向不良を十分隠蔽するこ
とができる。しかも同一基板上に遮光層7とスペーサ6
とが同時に形成できるため、遮光層7の領域面積はスペ
ーサ周囲に発生する液晶配向不良を隠蔽できる必要最小
限の領域面積とすることができる。従って、遮光層7を
形成しても、画素の表示に有効な領域の画素全体に占め
る割合である開口率を高く維持することができる。
【0059】次に、配向制御膜8を、ポリアミック酸
(ポリイミド前駆体)の濃度5重量%溶液をスピンコー
トにより塗布した。スペーサ6の周辺領域にも均一に塗
布できるように、予め十分な量のポリアミック酸溶液を
基板上に滴下しておく必要がある。
【0060】なお、上記のポリアミック酸としては、長
鎖アルキル基を含有する1,2−ジアミンオクタデカン
とp−フェニレンジアミンとを1:9のモル比で混入し
たジアミン化合物と、1,4−ブタンテトラカルボン酸
二無水物および1,4−シクロブタンテトラカルボン酸
二無水物とを反応させて合成したものである。上記ポリ
イミド前駆体膜である配向制御膜は、加熱焼成すること
によりイミド化を行なった。
【0061】上記のスペーサ6を形成したものに、波長
436nmにピークを有する高圧水銀燈を光源とし、偏
光子を介して基板上に偏光光を照射した。照射光量は約
2J/cm2である。
【0062】その後、上下基板(1,9)を重ね合わ
せ、周辺部をシール剤でシールしてセルに組み立てた。
これに液晶組成物を室温で封入し、100℃、10分の
アニーリングを施した。
【0063】以上の工程により、照射偏光方向に対して
ほぼ垂直で、かつ、基板面の垂直方向に対し2度傾斜し
た液晶配向を得た。こうして、液晶層13の厚みdが
2.0μmの液晶表示素子を得た。液晶組成物としては
誘電異方性が負のネマチック液晶を使った。なお、誘電
異方性Δεの値は−4.6、屈折率異方性Δnは0.14
9である。
【0064】上記によって得た対角が1インチ、画素数
が1024×768の液晶ライトバルブは、表示画像に
おいて300:1以上のコントラスト比を得た。
【0065】なお、本実施例では、基板面の垂直方向か
ら僅かに傾いた液晶配向を得るために、SID 97
DIGEST 311頁に記載されているような偏光光
照射による選択的な長鎖アルキル基の光解離によって、
液晶配向能を付与したが、液晶表示モードとして、ツイ
ストネマティック配向型の複屈折モードを用いた場合に
は、基板に対しほぼ平行な液晶配向を得ることが必要で
ある。
【0066】その場合には、米国特許4,974,941
に記載されているアゾベンゼン基や、あるいはスチルベ
ン基等を導入することにより、光異性化反応性を付与し
て偏光光照射による液晶配向能が付与できるような光異
性化反応性により、液晶の配向を制御する方法を用いて
もよい。
【0067】ここで、スペーサ6の基板上の配置につい
て説明する。図10は、図9中のB−B’断面を示しす
模式断面図である。
【0068】プレチルト角度に異方性を付与するために
は、基板の垂直方向から僅かに傾けて紫外光36の照射
を行う必要があるが、それにより基板上で光照射がされ
ず、かつ、画像投写時に遮光層に遮光されない領域が発
生する。しかし、スペーサ6を図9または図10に示す
ように、画素電極4の端部に配置することにより、遮光
層7の影になり、かつ、遮光層で隠蔽できない領域62
を、遮光層の基板上への射影上および画素境界上とする
ことができる。
【0069】基板上の遮光層による射影上および画素境
界上の液晶は、画像表示には関係が無いので、本実施例
のようにスペーサを配置することにより、前記光配向処
理がされない領域が、表示画像に悪影響を与えることは
ない。
【0070】また、液晶の配向制御法として、本実施例
においては光配向法を用いたが、酸化シリコンの斜方蒸
着による配向制御法を用いることもできる。これは以下
の作製例においても同様である。酸化シリコンの斜方蒸
着による配向方法については、例えばIEEE Trans
actions on Electron Devices ED−24(7),
795〜804頁(1977)に記載されている。
【0071】酸化シリコンの斜方蒸着による配向制御法
を用いる場合は、基板上に予め酸化シリコンの斜方蒸着
を行った上で、上記の作製例によりスペーサおよび遮光
層を形成し、必要ならばさらに配向制御膜を塗布すれば
よい。
【0072】なお、本実施例ではスペーサ材料として有
機高分子材料を用いたが、窒化シリコンのような無機材
料を用いることも可能である。スペーサ材に有機高分子
材料を用いた場合には、本焼成の過程でスペーサが僅か
に収縮し、スペーサ形状が変形するが、無機材料を用い
た場合にはこうした問題がない。
【0073】また、本実施例では反射型の液晶表示素子
について説明したが、透過型の液晶表示素子について
も、同様に当てはめることが可能である。これは以下の
作製例ないし実施例においても同様である。
【0074】〔作製例1−2〕図3を用いて本作製例を
詳細に説明する。作製例1−1のフォトレジスト32の
パターニング後(図3(b))、遮光層である酸化クロ
ム膜31、および、スペーサ材料30であるPIQをそ
れぞれドライエッチングにより除去する。ドライエッチ
ングは異方性エッチングがなされるために、図3(c)
のような形状になる。
【0075】次いで、ウエットエッチングにより柱状の
PIQのスペーサ材料30の側面のエッチングを行い
(図3(d))、さらにフォトレジスト30を除去して
図3(e)のような形状を作製した。
【0076】本作製例によれば、ウエットエッチングの
条件によりスペーサ形状のコントロールが可能で、スペ
ーサ周囲に発生する液晶の配向不良が、遮光層7により
十分隠蔽されるようスペーサ形状を制御することが可能
である。
【0077】〔作製例1−3〕スペーサ材料30とし
て、光可溶化型の感光性樹脂である感光性ポリイミドを
用いた場合の作製例を図4を用いて説明する。まず作製
例1−1と同様、遮光層をドライエッチングで除去する
(図4(b))。
【0078】前記の作製例1−1,2との相違点は、遮
光層7をスペーサのパターニングのフォトマスクとし、
紫外拡散光34を照射した後にスペーサ材料30で被覆
しない露光部35のエッチングを行う点にある(図4
(c))。
【0079】本作製例により、図4(e)に示すような
逆テーパ形状のスペーサを形成することができた。
【0080】これによれば、フォトマスクとなる遮光層
7がスペーサに自己整合されるために、遮光層7の面積
を必要最低限に形成することができるので、高い開口率
を得ることができる。
【0081】〔作製例1−4〕スペーサ材料として、光
不溶化型の感光性樹脂を用いた場合の作製例を図5を用
いて説明する。スペーサ材料30としては光不溶化型の
感光性樹脂V−259PA(新日鉄製)を用いた。スペ
ーサ材料30を基板上にスピンコートし、80℃,5分
の乾燥後、フォトマスク37を介して365nmの紫外
光36を露光した(図5(a))。
【0082】露光を行ったスペーサ材料30(図5
(b))の上に、酸化クロム膜をスパッタにより形成
後、作製例1−1と同様にフォトリソグラフィ工程によ
り酸化クロム膜のパターニングを行った(図5
(c))。このとき、酸化クロム膜からなる遮光層7
は、図5(c)に示すように、前記図5(a)でスペー
サ材料の光照射によって不溶化された露光部35上の、
フォトマスク37による対応部分に形成される。
【0083】次いで、アルカリ現像液によりスペーサ材
料の光非照射部40をエッチングにより除去し、図5
(d)に示す形状のスペーサ6を作製した。
【0084】〔実施例 2〕本実施例の実施例1との相
違点は、スペーサと遮光層をガラス基板上に形成したこ
とである。以下の作製例2−1および作製例2−2でこ
れを説明する。
【0085】〔作製例2−1〕図6において、ガラス基
板10上に酸化クロム膜をスパッタ法で形成し、フォト
リソグラフィ法により遮光層7のパターニングを行っ
た。
【0086】続いて、オーバーコート膜44として前記
のV−259PAをスピンコートした後、80℃,5分
間乾燥し、200℃,30分間焼成を行った。
【0087】これに透明電極11をスパッタ法によりI
TO(Indium Tin Oxide)膜で形成した。
【0088】スペーサ材料30は、前記作製例1−4と
同様にV−259PAをスピンコートし、80℃,5分
間乾燥後、フォトマスク37を用いて遮光層7上のスペ
ーサ形成部に波長365nmの紫外光36を照射し(図
6(a))、次いで、アルカリ現像液を用いてスペーサ
材料30の光非照射部をエッチアウトし、200℃,3
0分間焼成を行った。
【0089】以上の工程により、図6(b)に示す形状
のスペーサ6を形成した。この作製例によれば、図8に
示すように紫外光36照射による光配向処理を行ったと
きにスペーサ6の影となる部分を実質的に無くすること
ができる。
【0090】また、液晶と遮光層とをオーバーコート膜
44とITO膜からなる透明電極11によって隔離され
るため、遮光層材料による液晶の汚染が無いので、該遮
光層7の材料としての選択幅が広がる。本実施例では、
遮光層7の材料として酸化クロム膜を用いたが、これを
クロム膜と酸化クロム膜の積層膜にすると、さらに遮光
効果を増すことができる。また、酸化タンタルやアルミ
ニウム等の金属膜の使用も可能である。
【0091】〔作製例2−2〕図7において、ガラス基
板10上に酸化クロム膜をスパッタ法により形成し、フ
ォトリソグラフィ法により遮光層7のパターニングを行
った。続いて作製例2−1と同様にして、オーバーコー
ト膜44を形成した。これに透明電極11をスパッタ法
によりITO膜で形成した。
【0092】スペーサ材料30は、前記作製例1−3と
同様に、光可溶化型の感光性樹脂である感光性ポリイミ
ドを用いた。
【0093】スペーサ材料である感光性ポリイミド30
をスピンコートした後、80℃,5分間乾燥後、ガラス
基板10の感光性ポリイミドを塗布した面とは反対側の
面から紫外光36を照射し、先に形成した遮光層7をフ
ォトマスクの代わりとして用い裏面露光を行った(図7
(a))。さらに現像処理および350℃の本焼成を行
い、図7(b)の形状のスペーサ6を形成した。なおガ
ラス基板としては、紫外線の透過特性が良い石英ガラス
基板を用いた。
【0094】本作製例では、遮光層7をフォトマスクと
したために、スペーサ6を遮光層に自己整合して形成で
きるので、画素の開口率を高くできる。
【0095】〔本発明品と従来品との比較〕画素ピッチ
に対する開口率について、前記の実施例1、2で作製し
たスペーサと遮光層を有する反射型液晶ライトバルブ
と、従来のスペーサを有する液晶ライトバルブとの比較
を行った。
【0096】図11は、画素間スペースが0.5μm,
遮光部の幅が5μmである上記両ライトバルブの開口率
の画素ピッチ依存性を示すグラフである。
【0097】画素ピッチが75μm程度以上の直視型液
晶ディスプレイにおいては、本発明と従来方法との差は
少ないが、本発明の意図する液晶プロジェクタ用液晶ラ
イトバルブの画素ピッチは30μmないしそれ以下の画
素ピッチのものであり、本発明品と従来品との差は極め
て大きいことが分かる。
【0098】これは、本発明品の遮光部が島状でよいの
に対し、従来品では遮光部を格子状に形成する必要性が
あるためである。さらに従来品では上下基板に位置合せ
が必要なため、もし位置ずれを生じた場合には、図11
で示す両者の差はさらに大きくなる。
【0099】〔実施例 3〕本発明の液晶ライトバルブ
を用いた液晶プロジェクタの一実施例について以下に述
べる。図12は、本実施例の液晶プロジェクタの構成例
を示す説明図である。
【0100】本実施例の液晶プロジェクタは、白色光源
70からの出射光は偏光ビームスプリッタ71で紙面に
垂直な偏光成分のみ反射され、ダイクロイックミラー7
2,73により赤(r)、緑(g)、青(b)の三原色
光に分離される。
【0101】上記の赤(r)、緑(g)、青(b)の分
離光は、液晶ライトバルブ74r,74g,74bにそ
れぞれ入射し、それぞれの液晶ライトバルブ内の液晶層
において位相変調を受け、画素電極により反射されて、
ダイクロイックミラー72,73により色合成され、紙
面に平行な偏光成分のみが偏光ビームスプリッタ71を
透過し、投写レンズ75を通じてスクリーン(図示省
略)に投写される。これにより、明るく高品質の投写画
像を得ることができる。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、前記特定の遮光層を有
するスペーサを設けた液晶ライトバルブは、上記スペー
サ表面が、液晶配向に与える影響により生ずるスペーサ
周囲のドメインに基づく表示不良を防止することがで
き、良好なコントラスト比の投写画像を得ることができ
る。
【0103】また、本発明によれば、同一の基板上にス
ペーサと遮光層を形成するため、従来のような液晶素子
の上下基板の精密な位置合せを要しないため、製造が極
めて容易で、位置合わせに基づく不良品の発生が殆どな
いと云う効果がある。
【0104】また、本発明によれば、ノーマリブラック
型複屈折モードに固有の問題である配向処理の製造マー
ジンが狭いと云う問題を解決することができ、同時に初
期配向方向の変動による表示不良の発生が低減された、
高品位な画質の液晶プロジェクタ用ライトバルブを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶プロジェクタ用ライトバルブの模
式断面図である。
【図2】作製例1−1の説明図である。
【図3】作製例1−2の説明図である。
【図4】作製例1−3の説明図である。
【図5】作製例1−4の説明図である。
【図6】作製例2−1の説明図である。
【図7】作製例2−2の説明図である。
【図8】実施例2の光配向処理の説明図である。
【図9】スペーサ配置の一例を示す説明図である。
【図10】光配向処理における非照射部の説明図であ
る。
【図11】開口率の画素ピッチ依存性を示すグラフであ
る。
【図12】液晶プロジェクタの説明図である。
【符号の説明】
1…アクティブマトリクス基板、2…シリコン基板、3
…能動素子、4…画素電極、5…絶縁層、6…スペー
サ、7…遮光層、8…配向制御膜、9…対向基板、10
…ガラス基板、11…透明電極、12…配向制御膜、1
3…液晶層、14…ソース拡散層、15…ソース電極、
16…ドレイン拡散層、17…ドレイン電極、18…ポ
リシリコンゲート、19…保持容量、20…スルーホー
ルコンタクト、21…画素電極間、22…スピンオング
ラス絶縁層、24…配線層、25…遮光電極層、30…
スペーサ材料、31…遮光膜材料、32…フォトレジス
ト、34…紫外拡散光、35…露光部、36…紫外光、
37…フォトマスク、40…光非照射部、44…オーバ
ーコート膜、62…遮光層で隠蔽できない領域、70…
白色光源、71…偏光ビームスプリッタ、72,73…
ダイクロイックミラー、74…液晶ライトバルブ、75
…投写レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09F 9/30 349 G09F 9/30 349C

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を変調し、投写レンズを通
    してスクリーンに拡大投写する液晶プロジェクタ用の液
    晶ライトバルブにおいて、 該液晶ライトバルブが液晶表示素子を備え、該液晶表示
    素子が共通電極と行・列方向に設けた複数個の反射型画
    素電極を有するアクティブマトリクス基板と、該アクテ
    ィブマトリクス基板と所定の間隔で対向する透明電極を
    有する透明基板と、前記両基板間に挟持された液晶層
    と、該液晶層に接する前記基板面に形成された液晶の配
    向制御膜を備え、 前記基板の一方に、前記両基板を所定間隔で支持する複
    数のスペーサと、該スペーサを覆って形成された遮光層
    とが、フォトリソグラフィ手法により形成されており、
    個々の前記スペーサと遮光層とがそれぞれ対を成して島
    状に形成されていることを特徴とする液晶ライトバル
    ブ。
  2. 【請求項2】 前記遮光層が、前記スペーサの周囲に発
    生する表示不良部を隠すことができる大きさに形成され
    ている請求項1に記載の液晶ライトバルブ。
  3. 【請求項3】 前記スペーサが、それが形成された基板
    側から対向するもう一方の基板側に向けて、逆テーパ状
    に形成されている請求項1または2に記載の液晶ライト
    バルブ。
  4. 【請求項4】 前記スペーサが、基板面上に設けた遮光
    層の上に形成されている請求項1,2または3のいずれ
    かに記載の液晶ライトバルブ。
  5. 【請求項5】 前記スペーサが、有機高分子材料または
    無機材料で形成され、前記遮光層が金属または金属酸化
    物て形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の液
    晶ライトバルブ。
  6. 【請求項6】 前記スペーサが、光可溶化型または光不
    溶化型の有機高分子材料を用いて形成された請求項1〜
    5のいずれかに記載の液晶ライトバルブ。
  7. 【請求項7】 前記液晶表示素子の少なくとも一方の基
    板上に設けられた液晶の配向制御膜が、偏光光照射によ
    り液晶配向能を付与した配向制御膜で構成されている請
    求項1に記載の液晶ライトバルブ。
  8. 【請求項8】 遮光層により影となる部分が非表示部と
    なるよう構成された請求項1に記載の液晶ライトバル
    ブ。
  9. 【請求項9】 前記液晶表示素子の少なくとも一方の基
    板と、該基板上に設けられた配向制御膜との間に、島状
    で、かつ、基板面の垂直方向に対し僅かに傾斜した形状
    の酸化シリコン膜が形成されている請求項1に記載の液
    晶ライトバルブ。
  10. 【請求項10】 光源からの光を外部からの信号により
    変調した光画像を、投写レンズを通してスクリーンに拡
    大投写する液晶ライトバルブを備えた液晶プロジェクタ
    において、 前記液晶ライトバルブが液晶表示素子を備え、該液晶表
    示素子が共通電極と行・列方向に設けた複数個の反射型
    画素電極を有するアクティブマトリクス基板と、該アク
    ティブマトリクス基板と所定の間隔で対向する透明電極
    を有する透明基板と、前記両基板間に挟持された液晶層
    と、該液晶層に接する前記基板面に形成された液晶の配
    向制御膜を備え、 前記基板の一方に、前記両基板を所定間隔で支持する複
    数のスペーサと、該スペーサを覆って形成された遮光層
    とが、フォトリソグラフィ手法により形成されており、
    個々の前記スペーサと遮光層とがそれぞれ対を成して島
    状に形成されており、 前記遮光層が、前記スペーサの周囲に発生する表示不良
    部を隠すことができる大きさに構成されていることを特
    徴とする液晶プロジェクタ。
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