JPH11212078A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
され、高速応答性に優れた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】2枚の電極基板間に液晶を挟持してなる液
晶セルが複屈折モードを表示形式としている液晶セルで
あり、それに用いる光学補償フィルムが透明フィルム及
び円盤状化合物を含む光学異方層とからなり、該光学補
償フィルム全体が液晶セルの正面レターデーションRe
1を補正するように該透明フィルムの光学特性を調整し
た液晶表示装置。
Description
及び表示色の視角特性が改良され、高速表示に優れた液
晶表示装置に関する。
プパソコン等のOA機器の表示装置の主流であるCRT
は、薄型軽量、低消費電力という大きな利点をもった液
晶表示装置(以下「LCD」とも称す)に変換されてき
ている。現在普及しているLCDの多くは、ねじれネマ
ティック液晶を用いている。このような液晶を用いた表
示方式としては、複屈折モードと旋光モードとの2つの
方式に大別できる。
配列のねじれ角90°以上ねじれたもので、急崚な電気
光学特性をもつ為、能動素子(薄膜トランジスタやダイ
オード)が無くても単純なマトリクス状の電極構造でも
時分割駆動により大容量の表示が得られる。しかし、応
答速度が遅く(数百ミリ秒)、諧調表示が困難という欠
点を持ち、能動素子を用いたLCD(TFT−LCDや
MIM−LCDなど)の表示性能を越えるまでにはいた
らない。
晶分子の配列状態が90°ねじれた旋光モードの表示方
式(TN型液晶素子)が用いられている。この表示方式
は、応答速度が数十ミリ秒程度であり、高い表示コント
ラストを示すことから他の方式のLCDと比較して最も
有力な方式である。しかし、ねじれネマティック液晶を
用いている為に、表示方式の原理上、見る方向によって
表示色や表示コントラストが変化するといった視角特性
上の問題があり、CRTの表示性能を越えるまでにはい
たらない。
igest 798頁などに見られるように、画素を分
割し、それぞれ電圧印加時のチルト方向を逆向きにし
て、視角特性を補償する方法が提案されている。この方
法によると、上下方向の階調反転に関する視角特性は改
善されるが、コントラストの視角特性はほとんど改善さ
れない。
76304A1、及び特開平6−214116号公報に
おいて、光学的に負の一軸性を示し、その光学軸が傾斜
している光学補償フィルムを用いることにより、TN型
LCDの視角特性を改良する方法が提案されている。こ
れらの方法によれば視野角は従来のものと比べ、改善は
されるが、それでもCRT代替を検討するほどの広い視
野角は実現困難であった。
答という特徴を有するベンド配向液晶セル(=πセル)
がSID‘93 Digest 273頁、277頁、
US5、410、422などに見られるように提案され
た。また、’95第42回春の応用物理学会29a−S
ZC−20などに見られるように、この考え方を反射型
LCDに応用したHAN(Hybrid−Aligne
d Nematic)型液晶セルが提案されている。こ
れらの液晶モードでは、光学軸がフィルム法線方向にあ
る負の一軸性の光学異方素子、または、二軸性光学異方
素子を用いることによって、広視野角を実現している
が、それでも視野角特性の改善は十分ではなかった。
ラストを低下させずに、表示コントラスト及び表示色の
視角特性が改善され、高速表示に優れた液晶表示装置を
提供するものである。
により達成された。 (1) 2枚の電極基板間に液晶を挟持してなる液晶セ
ルが中央部にねじれ配向が存在する液晶を含むベンド配
向液晶セル、または、HAN型液晶セルのような複屈折
モードを表示形式としている液晶セルであり、液晶セル
の両側に2枚の偏光素子を配置し、該液晶セルと該偏光
素子との間に少なくとも1枚の光学補償フィルムを配置
した液晶表示装置において、該光学補償フィルムが少な
くとも1枚の透明フィルム及び円盤状化合物を含む光学
異方層とからなり、該光学補償フィルム全体が式1、及
び液晶セルの正面レターデーション(本発明では、液晶
セルの法線方向から観た場合のレターデーションを「正
面レターデーション」と称す)Re1を補正するように
式2を満足するように該透明フィルムの光学特性を調整
する事を特徴とする液晶表示装置。 式1 50≦{(n1+n2)/2−n3}×d1≦1000 式2 Re1−20≦|Re2|×N≦Re1+20 (但し、n1、n2、及びn3は光学補償フィルム全体
の主屈折率を表し、それぞれこの順に大きい屈折率を有
し、Re2は光学補償フィルム全体の正面レターデーシ
ョンを表す。但し、Re2は、式3に示したように光学
異方層及び透明フィルムの正面レターデーションの合計
値と等しくなる。d1は光学補償フィルム全体の厚さを
表す。Nは液晶表示装置に用いられる光学補償フィルム
の枚数を表す。Re1は液晶セルの正面レターデーショ
ンを表す。上記式の単位はnm。) 式3 Re2=Σ{(nv−nw)×d2}+Σ{(n4−n5)×d3} (但し、nv、及びnwは光学異方層の面内の主屈折率
を表し、d2は光学異方層の厚さを表す。n4、及びn
5は透明フィルムの面内の主屈折率を表し、d3は透明
フィルムの厚さを表す。上記式の単位はnm。)
数枚の透明フィルムを用い、それぞれの透明フィルムの
正面レターデーションの値、及び貼り合わせ軸の調整に
より、該光学補償フィルム全体の正面レターデーション
Re2を液晶セルの正面レターデーションRe1に合わ
せる事を特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。 (3) 該光学補償フィルムが、偏光板の少なくとも一
方の保護フィルムとして用いられる事を特徴とする
(1)に記載の液晶表示装置。 (4) 該光学異方層が式4、及び5を満足する円盤状
化合物含有層であり、且つ該円盤状化合物の円盤面が透
明フィルム面に対して傾いており、且つ該円盤状化合物
の円盤面と透明フィルムとのなす角が、光学異方層の深
さ方向において変化している事を特徴とする(1)に記
載の液晶表示装置。 式4 50≦{(nx+ny)/2−nz}×d2≦1000 式5 0≦|(nv−nw)×d2|≦200 (但し、nx、ny、及びnzは光学異方層の主屈折率
を表し、それぞれこの順に大きい屈折率を有し、nv、
及びnwは光学異方層の面内の主屈折率を表し、d2は
光学異方層の厚さを表す。上記式の単位はnm。)
ィルムとのなす角度が、光学異方層の深さ方向におい
て、光学異方層の底面からの距離の増加とともに増加し
ている(4)に記載の液晶表示装置。 (6) 該透明フィルムが式6、及び7を満足する一軸
或いは二軸延伸フィルムの少なくとも一層からなる事を
特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。 式6 100≦{(n6+n7)/2−n8}×d4≦1000 式7 0≦|(n6−n7)×d4|≦200 (但し、n6及びn7は一軸或いは二軸延伸フィルムの
面内の主屈折率を表し、n8は厚み方向の主屈折率を表
し、d4は一軸或いは二軸延伸フィルムの厚さを表す。
上記式の単位はnm。) (7) 該透明フィルムが式8、及び9を満足する正の
一軸性液晶よりなる層を少なくとも一層含有する事を特
徴とする(1)に記載の液晶表示装置。 式8 100≦{(n9+n10)/2−n11}×d5≦1000 式9 0≦|(n9−n10)×d5|≦200 (但し、n9及びn10は正の一軸性液晶層の面内の主屈
折率を表し、n11は厚み方向の主屈折率を表し、d5は
正の一軸性液晶層の厚さを表す。上記式の単位はn
m。) (8) ノーマリーホワイトモードであることを特徴と
する(1)に記載の液晶表示装置。
視野角が狭い原因の一つは、見る方向によってレターデ
ーションが異なるというものである。図1に示したよう
に、方向14は液晶の複屈折の比較的大きい方向である
ため、レターデーションが大きい。また、方向15は液
晶の複屈折が比較的小さい方向であるため、レターデー
ションが小さい。
晶セルにおいては、見る方向によるレターデーションの
違いが比較的小さい。図2に示したように、方向24は
下基板23付近では液晶の複屈折が小さく、上基板21
付近では液晶の複屈折が大きい。方向25はこの逆であ
り、方向24と25でレターデーションは等しい。した
がって、液晶セルの厚み方向中央部に対して対称となる
ために自己補償型のセルだということができる。これら
の特徴を有するために、ベンド配向液晶セルでは視野角
は原理的に広い。反射型LCDとして用いられるHAN
型液晶セルの例を図3に示すが、HAN型液晶セルにつ
いても同様なことが言える。
N型反射型LCDにおいても、視角を大きくすることに
伴って、黒表示部からの光の透過率が著しく増大し、結
果としてコントラストの急激な低下を招いていることに
なる。本発明は、この様な斜方入射におけるコントラス
トの低下を防ぎ、視角特性を改善し、同時に、正面のコ
ントラストを改善しようとするものである。
性の光学異方体だとするならば、これを光学的に補償す
るには、図4に示したように、負の一軸性の光学異方体
を用いればよい。そうすることによって、斜めから観た
場合の液晶セルによって生じるレターデーションは、負
の一軸性の光学異方体によってキャンセルされ、光漏れ
を抑えることができる。
学異方体とし、負の一軸性の光学異方体によって補償す
るのには限界がある。本発明者らは、鋭意検討した結
果、更に大幅な視野角改善をし、CRT代替の可能性を
切り開くためには、図5や図6に示したように、黒表示
におけるベンド配向液晶セルやHAN型液晶セルと同様
な配向状態を負の一軸性の化合物で実現した光学補償フ
ィルムが必要であることを見出した。
ィルムにおいては、対象とする液晶セルの配向に合わせ
て負の一軸性の光学異方体を配向させることを第一目的
としたため、液晶セルの正面レターデーションRe1の
補正が充分にはなされておらず、また、光学異方層その
ものにも正面レターデーションが発生してしまってい
た。そこで、更なる検討を加えた結果、透明フィルムの
正面レターデーションを調整することにより、光学補償
フィルム全体としての正面レターデーションRe2を液
晶セルの正面レターデーションRe1を打ち消す値に補
正することにより、更なる視野角改善効果が得られるこ
とを見出した。
めに用いられる直視型、投写型の素子、光変調素子とし
て用いられる素子などを含む。
くとも1枚の透明フィルム及び円盤状化合物を含む光学
異方層からなり、さらに配向膜を透明フィルム上に設け
ることが好ましい。配向膜は、光学異方層を複数設ける
場合は、光学異方層上に設けても良い。また、下塗層
(接着層)を透明フィルムと配向膜との間に設けること
が好ましい。保護層を光学異方層上と基板の裏面に設け
ても良い。
フィルムを複数枚用い、且つ、それぞれの透明フィルム
の貼り合わせの際の貼り合わせ軸を調整することによ
り、光学補償フィルム全体の正面レターデーションを液
晶セルの正面レターデーションReに合わせることが好
ましい。
透明フィルムを偏光素子の偏光板の保護フィルムとして
用いることできるように、偏光板に保護フィルムとして
直接貼り合わせることも可能である。本発明における透
明フィルムとしては、液晶セルの光学特性を補償する為
に設けた光学異方層に起因する正面レターデーションの
ズレを調整するために、光学補償フィルム全体としては
前記式1、及び2を満足させられるよう、前記式6、及
び7を満足するような一軸或いは二軸延伸フィルムを少
なくとも一層有していることが望ましい。
る縦一軸延伸または横一軸延伸のどちらでも良い。二軸
延伸フィルムは、縦延伸と横延伸とを組み合わせる通常
良く知られている方法で得ることができる。一軸或いは
二軸延伸フィルムとしては、式6において{(n6+n
7)/2−n8}×d4で表されるレターデーション
が、100〜1000nmであり、100〜800nm
であることが好ましく、更には100〜500nmであ
ることが好ましい。また、式7において|(n6−n
7)×d4|で表されるフィルムの正面レターデーショ
ンの絶対値は、0〜200nmであり、0〜150nm
であることが好ましく、更には0〜100nmであるこ
とが好ましい。
は、上記一軸或いは二軸延伸フィルムの他に、前記式
1、及び2を満足する範囲内であれば、透明である限り
どのような材料でも使用することができる。特には、光
透過率が80%以上である材料が好ましい。このような
材料としては、ゼオネックス(日本ゼオン(株)製)、
ARTON(日本合成ゴム(株)製)、ポリカーボネー
ト(帝人化成(株)製)、フジタック(富士写真フイル
ム(株)製)、ポリアリレート、ポリスルフォン及びポ
リエーテルスルホン及びジアセチルセルロース(ダイセ
ル(株)製)などの市販品を使用することができる。
学補償フィルム全体の正面レターデーションを調整する
手段としては、上記一軸延伸フィルムや、或いは二軸延
伸フィルムを用いる方法の他に、式8、及び9を満足す
るような正の一軸性液晶よりなる層を前記透明フィルム
材料の上に塗設する方法が考えられる。正の一軸性液晶
よりなる層を塗設する方法としては、特開平7−359
24号に記載されているような、正の一軸性液晶化合物
に対して高分子化合物で形成したマトリクスを用いるこ
とにより液晶層を得る方法や、特開平7−181324
号に記載されているような、正の一軸性を有する重合性
液晶化合物を重合させた後に塗布を行い液晶層を得る方
法が挙げられる。
説 第22巻 液晶の化学」(日本化学会編(1994
年))の40頁以降に記載されているような一般的な液
晶化合物を用いることができる。液晶化合物の配向を固
定するために用いる高分子マトリクスとしては、特に制
限はないが、液晶化合物を含んだ状態で光透過率が60
%以上で、実質的に透明、無色の層となるものであるこ
とが好ましい。高分子マトリクスの例としては、ゼラチ
ン、カラギナンなどの天然高分子やポリビニルアルコー
ル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアクリレート、ポリ
ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリスチレン、及びセ
ルロース誘導体などの合成高分子などが挙げられる。正
の一軸性を有する重合性液晶化合物としては、Kelk
er Hans“Liquid Crystal Ha
ndbook”,412〜424(Verlag Ch
emie GmbH(1980))に記載されているよ
うな一般的な重合性液晶化合物を用いることができる。
において{(n9+n10)/2−n11}×d5で表され
るレターデーションが、100〜1000nmであり、
100〜800nmであることが好ましく、更には10
0〜500nmであることが好ましい。また、式9にお
いて|(n9−n10)×d5|で表される液晶層の正面
レターデーションの絶対値は、0〜200nmであり、
0〜150nmであることが好ましく、更には0〜10
0nmであることが好ましい。
ルムと配向膜との接着強度を増大させるために設けるこ
とが好ましい。下塗り層の形成は、一般に表面処理した
透明フィルムの表面に塗布により形成する。表面処理と
しては、化学処理、機械処理、コロナ放電処理、火炎処
理,UV処理、高周波処理、グロー放電処理、活性プラ
ズマ処理、及びオゾン酸化処理等を挙げることができ
る。下塗り層としては、第1層として透明フィルムによ
く接着する層(以下、下塗り第1層と略す)を設け、そ
の上に第2層として下塗り第1層と配向膜とをよく接着
する層(以下、下塗り第2層と略す)を塗布するいわゆ
る重層法と、透明フィルムと配向膜とをよく接着する疎
水性基と親水性基との両方を含有する樹脂層を一層のみ
塗布する単層法とがある。重層法における下塗り第1層
では、例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ブタジエ
ン、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、無水マ
レイン酸等の中から選ばれた単量体を出発原料とする単
独或いは共重合体、ポリエチレンイミン類、エポキシ樹
脂、ゼラチン、ニトロセルロース類、酢酸セルロース類
などが用いられる。また必要に応じて、トリアジン系、
エポキシ系、メラミン系、ブロックイソシアネートを含
むイソシアネート系、アジリジン系、オキサザリン系等
の架橋剤、コロイダルシリカ等の無機粒子、界面活性
剤、増粘剤、染料、防腐剤などを添加してもよい。これ
らについては、E.H.Immergut“Polym
er Handbook”,IV,187〜231(In
terscience Pub.New York(1
966))や特開昭50−39528、同50−471
96、同50−63881、同51−133526、同
64−538、同63−174698、特願平1−24
0965、特開平1−240965、同2−18484
4、特開昭48−89870、同48−93672など
に詳しい。下塗り第2層では、主としてゼラチンが用い
られる。
膨潤させ、親水性下塗りポリマーと界面混合させる事に
よって良好な接着性を得る方法が多く用いられる。本発
明に用いられる親水性下塗りポリマーとしては、水溶性
ポリマー、セルロースエステル、ラテックスポリマー、
水溶性ポリエステルなどが挙げられる。水溶性ポリマー
としては、ゼラチン、ゼラチン誘導体、ガゼイン、寒
天、アルギン酸ソーダ、でんぷん、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸共重合体、及び無水マレイン酸共重
合体などを挙げることができる。セルロースエステルと
しては、カルボキシメチルセルロース、及びヒドロキシ
エチルセルロース等を挙げることができる。ラテックス
ポリマーとしては、塩化ビニル含有共重合体、塩化ビニ
リデン含有共重合体、アクリル酸エステル含有共重合
体、酢酸ビニル含有共重合体、及びブタジエン含有共重
合体などを挙げることができる。この中で好ましいのは
ゼラチンである。ゼラチンとしては、いわゆる石灰処理
ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼラチン、ゼラチ
ン誘導体、及び変性ゼラチン等などの、当業界で一般に
用いられているものを使用することができる。これらの
ゼラチンのうち、最も好ましく用いられるのは石灰処理
ゼラチン、酸処理ゼラチンである。これらのゼラチン
は、その作製工程における種々の不純物、例えば0.1
1〜20000ppmの金属類(Na、K,Li、R
b、Ca、Mg、Ba、Ce、Fe、Sn、Pb、A
l、Sc、Ti、Au、Ag、Zn、Niなどの金属、
及びそのイオンなど)、イオン(ハロゲンイオン、硫酸
イオン、硝酸イオン、酢酸イオン、アンモニウムイオン
など)を含有していても良い。特に、石灰処理ゼラチン
においては、CaやMgのイオンを含有するのが一般的
であり、その含有量は10〜3000ppmが一般的で
あり、下塗りの塗布性能の点から1000ppm以下が
好ましく、更には500ppm以下が好ましい。
化合物の具体例を下記に挙げる。
応じて各種の添加剤を含有させることができる。例えば
界面活性剤、帯電防止剤、顔料、塗布助剤などを挙げる
ことができる。また、本発明の下塗り層には、公知の種
々のゼラチン硬化剤を用いることができる。ゼラチン硬
化剤としては、クロム塩(クロム明ばんなど)、アルデ
ヒド類(ホルムアルデヒド、グルタールアルデヒドな
ど)、イソシアネート類、エピクロルヒドリン樹脂及び
ポリアマイド−エピクロルヒドリン樹脂、シアヌルクロ
リド系化合物、ビニルスルホンあるいはスルホニル系化
合物、カルバモイルアンモニウム塩系化合物、アミジニ
ウム塩系化合物、カルボジイミド化合物及びピリジニウ
ム塩系化合物などを挙げることができる。
損なわない程度に無機または有機の微粒子をマット剤と
して含有させることができる。無機微粒子のマット剤と
しては、シリカ(SiO2 )、二酸化チタン(Ti
O 2 )、炭酸カルシウム、及び炭酸マグネシウムなどを
使用することができる。有機の微粒子マット剤として
は、ポリメチルメタクリレート、セルロースアセテート
プロピオネート、ポリスチレン、及び米国特許第4,1
42,894号に記載されているポリマーなどを用いる
ことができる。これらの微粒子マット剤の平均粒径は
0.01〜10μmのものが好ましく、0.05〜5μ
mが更に好ましい。また、その含有量は、0.5〜60
0mg/m2が好ましく、1〜400mg/m2が更に好ま
しい。
記下塗り層上に設けられる。配向膜は、その上に設けら
れる円盤状化合物の配向方向を規定するように機能す
る。配向膜は、光学異方層に配向性を付与できるもので
あれば、どのような層でも良い。配向膜の好ましい例と
しては、有機化合物(好ましくはポリマー)のラビング
処理された層、無機化合物の斜方蒸着層、及びマイクロ
グルーブを有する層、さらにω−トリコサン酸、ジオク
タデシルメチルアンモニウムクロライド、及びステアリ
ル酸メチルなどのラングミュア・ブロジェット法により
形成される累積膜(LB膜)、あるいは電場、あるいは
磁場の付与により誘導体を配向させた層などを挙げるこ
とができる。
メチルメタクリレート、アクリル酸/メタクリル酸共重
合体、スチレン/マレインイミド共重合体、ポリビニル
アルコール、ポリ(n−メチロールアクリルアミド)、
スチレン/ビニルトルエン共重合体、クロロスルホン化
ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化ビニル、塩
化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビ
ニル/塩化ビニル共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重
合体、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリカーボネートなどのポリマー、及び
シランカップリング剤などの化合物を挙げることができ
る。好ましいポリマーの例としては、ポリイミド、ポリ
スチレン、スチレン誘導体のポリマー、ゼラチン、ポリ
ビニルアルコール、及びアルキル基(炭素原子数6以上
が好ましい)を有するアルキル変性ポリビニルアルコー
ルなどを挙げることができる。これらのポリマーの層を
配向処理することにより得られる配向膜は、円盤状化合
物を斜めに配向させることができる。
は特に好ましく、円盤状化合物を均一に配向させる能力
に優れている。これは配向膜表面のアルキル鎖とディス
コティック液晶のアルキル側鎖との強い相互作用のため
だと推察される。また、アルキル基は、炭素原子数6〜
14が好ましく、更には−S−、−(CH3 )C(C
N)−、または、−(C2 H5 )N−CS−S−を介し
てポリビニルアルコールに結合していることが好まし
い。上記アルキル変性ポリビニルアルコールは、末端に
アルキル基を有するものであり、けん化度80%以上、
重合度200以上が好ましい。また、上記側鎖にアルキ
ル基を有するポリビニルアルコールは、クラレ(株)製
のMP103、MP203、R1130などの市販品を
利用することができる。更にこれらポリビニルアルコー
ル誘導体の好ましい具体例としては、下記化合物が挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。
ているポリイミド膜(好ましくはフッ素原子含有ポリイ
ミド)も有機配向膜として好ましい。これはポリアミッ
ク酸(例えば、日立化成(株)製のLQ/LXシリー
ズ、日産化学(株)製のSEシリーズ等)を透明フィル
ム上に塗布し、100〜300℃で0.5〜1時間焼成
した後、ラビングすることにより得られる。更に、本発
明の配向膜は、上記ポリマーに反応性基を導入すること
により、あるいは上記ポリマーをイソシアネート化合
物、及びエポキシ化合物などの架橋剤とともに使用し
て、これらのポリマーを硬化させることにより得られる
硬化膜であることが好ましい。
配向処理工程として広く採用されている処理方法を利用
することができる。すなわち、配向膜の表面を、紙やガ
ーゼ、フェルト、ゴムあるいはナイロン、ポリエステル
繊維などを用いて一定方向に擦ることにより配向を得る
方法を用いることができる。一般的には、長さ、及び太
さが均一な繊維を平均的に植毛した布などを用いて数回
程度ラビングを行うことにより実施される。
は、SiO2 を代表とし、TiO2 、ZnO2 等の金属
酸化物、あるいはMgF2 等のフッ化物、さらにAu、
Al等の金属が挙げられる。なお、金属酸化物は、高誘
電率のものであれば斜方蒸着物質として用いることがで
き、上記に限定されるものではない。無機斜方蒸着膜
は、蒸着装置を用いて形成することができる。フィルム
を固定して蒸着するか、あるいは長尺フィルムを移動さ
せて連続的に蒸着することにより無機斜方蒸着膜を形成
することができる。
は配向膜上に形成される。本発明の光学異方層は、円盤
状化合物を含む層である。すなわち、光学異方層は、モ
ノマー等の低分子量の円盤状化合物の層または重合性の
円盤状化合物の重合(硬化)により得られるポリマーの
層である。
ク液晶相(すなわち、ディスコティックネマチック相)
を有する化合物とディスコティック液晶相を持たない化
合物に大別することができる。円盤状化合物は一般に負
の複屈折を有する。本発明は、この負の複屈折性を利用
して、そして、円盤状化合物を、該円盤状化合物の円盤
面(以下単に「面」とも称す)と透明フィルムとのなす
角が、光学異方層の深さ方向において変化するように傾
けて位置することにより達成したものである。
Destradeらの研究報告、Mol.Cryst.
71巻、111頁(1981)に記載されているベンゼ
ン誘導体、C.Destradeらの研究報告、Mo
l.Cryst.122巻、141頁(1985)、P
hysics lett.A、78巻、82頁(199
0)に記載されているトルキセン誘導体、B.Kohn
eらの研究報告、Angew.Chem.96巻、70
頁(1984)に記載されたシクロヘキサン誘導体、及
びJ.M.Lehnらの研究報告、J.Chem.Co
mmun.1794頁(1985)、J.Zhangら
の研究報告、J.Am.Chem.Soc.116巻、
2655頁(1994)に記載されているアザクラウン
系やフェニルアセチレン系マクロサイクルなどを挙げる
ことができる。
子中心の母核とし、直鎖のアルキル基やアルコキシ基、
置換ベンゾイルオキシ基等がその直鎖として放射状に置
換された構造であり、液晶性を示し、一般的にディスコ
ティック液晶と呼ばれるものが含まれる。但し、分子自
身が負の一軸性を示し、一定の配向を付与できるもので
あれば、上記記載に限定されるものではない。また、本
発明において、円盤状化合物から形成したときは、最終
的にできたものが前記化合物である必要はなく、例え
ば、前記低分子ディスコティック液晶が熱、光等で反応
する基を有しており、結果的に熱、光等で反応により重
合または架橋し、高分子量化し液晶性を失ったものも含
まれる。
す。
に、透明フィルム上に配向膜を設け、次いで配向膜上に
光学異方層を形成することにより作製される。
層であり、且つ該円盤状化合物の円盤面が透明フィルム
面に対して傾いており、且つ該円盤状化合物の円盤面と
透明フィルム面とのなす角が、光学異方層の深さ方向に
おいて変化している。
に、光学異方層の深さ方向で且つ光学異方性層の底面か
らの距離の増加とともに増加または減少している。上記
傾斜角は、距離の増加とともに増加することが好まし
い。更に、傾斜角の変化としては、連続的増加、連続的
減少、間欠的増加、間欠的減少、連続的増加と連続的減
少を含む変化、及び増加及び減少を含む間欠的変化等を
挙げることができる。間欠的変化は、厚さ方向の途中で
傾斜角が変化しない領域を含んでいる。傾斜角は、変化
しない領域を含んでいても、全体として増加または減少
していることが好ましい。更に、傾斜角は全体として増
加していることが好ましく、特に連続的に変化すること
が好ましい。
を、模式的に図7に示す。光学異方性層73は、透明フ
ィルム71上に形成された配向膜72上に設けられてい
る。光学異方層73を構成する円盤状化合物73a、7
3b、73cは、円盤面Pa、Pb、Pcが透明フィル
ム71の面に平行な面71a、71b、71cから傾斜
し、そしてそれらの傾斜角θa、θb、θc(円盤状化
合物の円盤面と透明フィルムの面とのなす角)が、光学
異方層の底面からの深さ(厚さ)方向の距離の増加とと
もに、順に増加している。74は透明フィルムの法線を
表す。上記円盤状化合物は平面分子であり、それ故分子
中にはただ一個の平面、すなわち円盤面(例、71a、
71b、71c)を持つ。矢印75は、光学異方層のレ
ターデーションの絶対値の最小の方向を透明フィルム上
に正射影した方向を表す。
(特に10〜80度の範囲)で変化していることが好ま
しい。上記傾斜角の最小値は、0〜85度の範囲(特に
5〜40度)にあり、またその最大値が5〜90度の範
囲(特に30〜85度)にあることが好ましい。図7に
おいて、透明フィルム側の円盤状化合物の傾斜角(例、
θa)が、ほぼ最小値に対応し、そして円盤面の傾斜角
(例、θc)が、ほぼ最大値に対応している。更に、傾
斜角の最小値と最大値との差が、5〜70度の範囲(特
に10〜60度)にあることが好ましい。
及び他の化合物を溶剤に溶解した溶液を配向膜上に塗布
し、乾燥し、次いでディスコティックネマチック相形成
温度まで加熱し、その後配向状態(ディスコティックネ
マチック相)を維持して冷却することにより得られる。
あるいは、上記光学異方層は、円盤状化合物、及び他の
化合物(例えば重合性モノマー、光重合開始剤など)を
溶剤に溶解した溶液を配向膜上に塗布し、乾燥し、次い
でディスコティックネマチック相形成温度まで加熱した
後重合させ(UV光の照射等により)、更に冷却するこ
とにより得られる。本発明に用いる円盤状化合物のディ
スコティックネマティック液晶相−固相転移温度として
は、70〜300℃が好ましく、特に、支持体の熱変形
温度以下の70〜170℃が好ましい。
の傾斜角は、一般に円盤状化合物あるいは配向膜の材料
を選択することにより、またはラビング処理方法を選択
することにより、調整することができる。また、表面
(空気界面)近傍の円盤状化合物の傾斜角は、一般に円
盤状化合物あるいはそれとともに使用する他の化合物
(例えば可塑剤、界面活性剤、重合性モノマー、及びポ
リマーなど)を選択することにより調整することができ
る。更に、傾斜角の変化の程度も上記選択により調整す
ることができる。
マーとしては、円盤状化合物と相溶性を有し、該円盤状
化合物の円盤面の傾斜角に変化を与えられるか、あるい
は配向を阻害しない限り、どのような化合物でも使用す
ることができる。これらの中で、重合性モノマー(例え
ばビニル基、ビニルオキシ基、アクリロイル基、及びメ
タクリロイル基を有する化合物)が好ましい。上記化合
物は、円盤状化合物に対して一般に1〜50重量%、好
ましくは5〜30重量%の量にて使用される。
溶性を有し、該円盤状化合物の円盤面の傾斜角に変化を
与えられる限り、どのようなポリマーでも使用すること
ができる。ポリマーの例としては、セルロースエステル
を挙げることができる。セルロースエステルの好ましい
例としては、セルロースアセテート、セルロースアセテ
ートプロピオネート、ヒドロキシプロピルセルロース、
及びセルロースアセテートブチレートなどを挙げること
ができる。上記ポリマーは、円盤状化合物の配向を阻害
しないように、該円盤状化合物に対して一般に0.1〜
10重量%、好ましくは0.1〜8重量%、特に好まし
くは0.1〜5重量%の量にて使用される。
酸セルロース)のブチリル化度は、30%以上、特に3
0〜80%の範囲が好ましい。セルロースアセテートブ
チレートの粘度(ASTM D−817−72に従う測
定により得られる値)は、0.01〜20秒の範囲が好
ましい。
学異方層を有する光学補償フィルムを備えたLCDは、
極めて拡大された視野角を有し、そして画像の反転、あ
るいは表示画像の諧調あるいは着色の発生がほとんどな
いものである。
含む組成(円盤状化合物の組合せや、併用する他の化合
物の種類や量)により適宜選択される。その条件として
は、ディスコティックネマチック層を形成するための加
熱温度あるいは加熱時間、加熱後の冷却速度、層厚み、
そして塗布方法等を挙げることができる。
件等により、複数の異なるドメインを形成する場合があ
り、これが層内部の不均一性に起因するヘイズをもたら
す。ヘイズは液晶表示素子のコントラストの低下をもた
らし、表示に悪影響を及ぼす。このようなヘイズの低減
には、円盤状化合物をモノドメインとすること、あるい
は複数のドメインを形成しても、その1つ1つのドメイ
ンサイズを0.1μm以下、好ましくは0.08μm以
下とすることにより可視光に影響を及ぼさなくするこ
と、が重要である。
ら傾いた方向に、0以外のレターデーションの絶対値の
最小値を有し、光学軸を持たない。光学異方層の主屈折
率をnx、ny、及びnzとし、厚みをd2とする。式
4において{(nx+ny)/2―nz}×d2で表わ
されるレターデーションが、50〜1000nmであ
り、50〜800nmであることが好ましく、更には1
00〜500nmであることが好ましい。また、光学異
方層の面内の主屈折率をnv、及びnwとした式5にお
いて|(nv−nw)×d2|で表わされる光学異方層
の正面レターデーションの絶対値は、200nm以下で
あり、150nm以下であることが好ましく、更には1
00nm以下であることが好ましい。
最小値を示す方向が、光学異方層の法線から5〜80度
傾斜していることが好ましく、更には10〜70度傾斜
していることが好ましく、特には20〜60度傾斜して
いることが好ましい。
状化合物、及び前述の他の化合物を溶剤に溶解すること
により作製することができる。上記溶剤の例としては、
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルス
ルフォキシド(DMSO)及びピリジン等の極性溶剤、
ベンゼン及びヘキサン等の無極性溶剤、クロロホルム及
びジクロロメタン等のアルキルハライド類、酢酸メチル
及び酢酸ブチル等のエステル類、アセトン及びメチルエ
チルケトン等のケトン類、テトラヒドロフラン及び1,
2−ジメトキシエタン等のエーテル類、及びエチレング
リコールモノアセテート及びプロピレングリコールモノ
メチルエーテル等のアルコール類を挙げることができ
る。特にはアルキルハライド類及びケトン類が好まし
い。溶剤は単独でも、組み合わせて使用しても良い。
ーティング、押し出しコーティング、ロールコーティン
グ、ディップコーティング、スピンコーティング、印刷
コーティング、ワイヤーバーコーティング、及びスライ
ドコーティングなどを挙げることができる。本発明で
は、円盤状化合物のみの混合物の場合は、蒸着法も使用
することができる。本発明では、連続塗布が好ましい。
したがって、カーテンコーティング、押し出しコーティ
ング、ワイヤーバーコーティング、及びスライドコーテ
ィングが好ましい。上記光学異方層は、前述したよう
に、上記塗布溶液を配向膜上に塗布し、乾燥し、次いで
液晶形成温度以上に加熱し(その後所望により硬化さ
せ)、冷却することにより得られる。
Dにおいて、液晶セルによる複屈折を補償するものであ
るから、光学異方層の波長分散は、液晶セルと等しいこ
とが好ましい。光学異方層の450nm、600nmの
光によるレターデーションをそれぞれR(450n
m)、R(600nm)とすれば、波長分散を表すR
(450nm)/R(600nm)値は、1.0以上で
あることが好ましく、更に、1.0〜1.3であること
が好ましい。
を図8に示す。図8において、透明電極を備えた一対の
基板とその基板間に封入されたベンド配向液晶セルとか
らなる液晶セルPIC、液晶セルの両側に設けられた一
対の偏光板A、B、液晶セルと偏光板との間に配置され
た光学補償フィルムOC1、OC2及びバックライトB
Lが組み合わされて液晶表示素子を構成している。光学
補償フィルムは一方のみ配置しても良い(すなわち、O
C1またはOC2)。R1、R2の矢印は図7における
矢印75に相当する方向である。図8の場合、光学補償
フィルムOC1、OC2の光学異方層側が液晶セル側と
なっている。光学補償フィルムOC1、OC2の光学異
方層側を偏光板側に向けても構わない。但し、この場合
は、R1、R2の矢印の方向は図8とは逆の方向とな
る。液晶セルPICの矢印RP1、RP2は、液晶セル
基板のラビング方向を表す。PA及びPBは、それぞれ
偏光板A、Bの偏光の透過軸を表す。
学異方層側が液晶セル側となるように配置することが好
ましい。この場合、図8において、R1とRP1、R2
とRP2のなす角は、−45゜〜45゜の範囲が好まし
く、−20゜〜20゜の範囲が更に好ましく、−10゜
〜10゜の範囲が特に好ましい。また、2枚の光学補償
フィルムを液晶を挟むように配置することが好ましい。
PAとPBとは直交または平行であることが好ましい。
ここでは、実質的に、直交または平行であればよく、1
0゜以下であれば、ずれていても構わない。RP1とP
Aのなす角は、10゜〜80゜の範囲が好ましく、20
゜〜70゜の範囲が更に好ましく、35゜〜55゜の範
囲が特に好ましい。
図9に示す。図9において、91は偏光板、92は本発
明における光学補償フィルム、93は透明電極を備えた
一対の基板とその基板間に封入されたHAN型液晶セ
ル、94は反射板である。また、拡散板を備えていても
構わない。95は偏光板の光の透過軸、96の矢印は図
7における矢印75に相当する方向、97は液晶セル9
3の上基板のラビング方向、98は垂直配向膜を示す。
異方層側が液晶セル側となるように配置することが好ま
しい。この場合、96と97とのなす角は、−45゜〜
45゜の範囲が好ましく、−20゜〜20゜の範囲が更
に好ましく、−10゜〜10゜の範囲が特に好ましい。
95と97とのなす角は、10゜〜80゜の範囲が好ま
しく、20゜〜70゜の範囲が更に好ましく、35゜〜
55゜の範囲が特に好ましい。
向が存在する液晶セルを含むベンド配向液晶セル、また
は、HAN型液晶セルを用いることが好ましい。液晶セ
ルにおける液晶の屈折率異方性Δnと、液晶層の厚みd
との積Δn・dは、輝度と視野角を両立させるために、
300〜3000nmであることが好ましい。ベンド配
向液晶セルにおいては、700〜2000nmであるこ
とが更に好ましく、800〜1800nmであることが
特に好ましい。HAN型液晶セルにおいては、350〜
1000nmであることが更に好ましく、400〜90
0nmであることが特に好ましい。
ーホワイトモード(以下、NWモード)とノーマリーブ
ラックモード(以下、NBモード)で用いることができ
る。NBモードにおいては、視角が大きくなるにしたが
って、色味変化が大きくなることから、NWモードで用
いることが好ましい。
きのガラス基板にポリイミド膜を配向膜として設け、ラ
ビング処理を行った。このような2枚のガラス基板をパ
ラレルの配置で向き合わせ、セルギャップdを8μmに
設定し、メルク社製液晶ZLI1132(Δn=0.1
396)を注入し、ベンド配向液晶セルを作製した。Δ
nとdとの積は1117nmであった。また、正面ーデ
ーションRe1を測定したところ、92nmであった。
きのガラス基板にポリイミド膜を配向膜として設け、ラ
ビング処理を行った。ITO電極付きのガラス基板をも
う一枚用意し、SiO蒸着膜を配向膜として設けた。こ
の2枚のガラス基板を向き合わせ、セルギャップdを4
μmに設定し、メルク社製液晶ZLI1132(Δn=
0.1396)を注入し、HAN型液晶セルを作製し
た。Δnとdとの積は558nmであった。また、正面
レターデーションRe1を測定したところ、46nmで
あった。
2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンポ
リカ−ボネート樹脂を、ジクロロメタンに溶解し、18
重量%溶液とした後、真空脱泡し、ド−プを作成した。
これをバンド上で50℃−10分間乾燥した後に剥ぎ取
り、100℃−10分間乾燥を行った後、170℃で縦
に10%延伸し、厚さ90μmの一軸延伸ロールフィル
ムを得た。このフィルムをエリプソメーター(AEP−
100;(株)島津製作所製)によってレターデーショ
ン値を測定し、屈折率に換算したところ、n6=1.5
39、n7=1.538、n8=1.536であった。
{(n6+n7)/2−n8}×d4=225nmであ
り、式6の条件を満たしていた。|(n6−n7)×d
4|=90nmであり、式7の条件を満たしていた。
トコロナ処理機(6KVA;ピラー社製)を用い、コロ
ナ放電処理を行った。
の下塗り液をワイヤ−バ−を用いて10ml/m2塗布し
た後、120℃−2分間乾燥した。 下塗り液 ゼラチン 1 g 水 1 g 酢酸 1 g メタノ−ル 50 g ジクロロメタン 50 g p−クロロフェノ−ル 4 g
塗布液をスライドコーターで25ml/m2塗布した後、
60℃−2分間乾燥した。 配向膜塗布液 ポリマーA(10%水溶液) 24 g 水 73 g メタノール 23 g グルタルアルデヒド(50%水溶液) 0.2g
に、ラビングロール径150mm、フィルム搬送速度1
0m/分、ラッピング角度6°、ラビングロール回転数
1200rpmのラビング条件にてラビング処理を行な
った。ラビング方向はフィルムの面内の主屈折率の大き
い方向(透明フィルム1の延伸方向)と平行な方向に設
定した。
光学異方層用塗布液をワイヤーバー(#6)を用いて塗
布し、金属枠に貼り付けて140℃の高温槽中で3分間
加熱し、円盤状化合物を配向させた後、140℃のまま
120W/cm高圧水銀灯を用いて1分間UV照射した
後、室温まで放冷して本発明の光学補償フィルム1を作
製した。 光学異方層用塗布液 円盤状化合物(TE−8(8、m=4) 1.8g トリメチロールプロパンEO変成トリアクリレート (V#360;大阪有機化学(株)製) 0.2g セルロースアセテートブチレート (CAB551−0.2;イーストマンケミカル社製) 0.04g セルロースアセテートブチレート (CAB531−1.0;イーストマンケミカル社製) 0.01g 光重合開始剤 (イルガキュアー907;チバガイギー社製) 0.06g 増感剤(カヤキュアーDETX 日本化薬(株)製) 0.02g メチルエチルケトン 3.4g
みのレターデーション値をラビング軸に沿って測定した
ところ、レターデーションが0となる方向は存在しなか
った。この値をシミュレーションによってフィッティン
グしたところ、負の一軸性が厚み方向に4゜から68゜
連続的に変化したハイブリッド配向を示していることが
わかった。光学軸の平均傾斜角は36゜であった。
{(nx+ny)/2−nz}×d2=135nmであ
り、式4の条件を満たしていた。正面レターデーション
の絶対値は|(nv−nw)×d2|=43nmであ
り、式5の条件を満たしていた。また、光学補償フィル
ム全体としてのレターデーション値を測定したところ、
{(n1+n2)/2−n3}×d1=340nmであ
り、式1の条件を満たしていた。また、正面レターデー
ションRe2=47nmであった。
ロトームを用いてラビング方向で深さに沿って切断し、
極めて薄いフィルム(サンプル)を作製した。このサン
プルをOsO4 の雰囲気中に48時間放置して、染色し
た。得られた染色フィルムを、透過型電子顕微鏡(TE
M)によって観察し、その顕微鏡写真を得た。染色フィ
ルムでは、円盤状化合物TE−8のアクリロイル基が染
色され、写真の像として認められた。この写真から、光
学異方層の円盤状化合物の円盤面は透明フィルム面に対
して傾いており、且つその傾斜角が、光学異方層の深さ
方向において、光学異方層の底面からの距離の増加とと
もに連続的に増加していることが認められた。
償フィルム1の作製において、透明フィルムとして一軸
延伸フィルムの代わりに下記の二軸延伸フィルムを用い
た以外は光学補償フィルム1と同様にして光学補償フィ
ルム2を作製した。 (1)二軸延伸フィルムの作製 通常の重合法に従って得られた重量平均分子量3万の
2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンポ
リカ−ボネート樹脂を、ジクロロメタンに溶解し、18
重量%溶液とした後、真空脱泡し、ド−プを作成した。
これをバンド上で50℃−10分間乾燥した後に剥ぎ取
り、100℃−10分間乾燥を行った後、170℃で縦
に15%延伸し、その後175℃で横に5%延伸して厚
さ80μmの二軸延伸フィルムを得た。(縦延伸は2本
のチャッキングロールの速度差で制御し、横延伸はテン
ターの幅で制御した。)このフィルムのレターデーショ
ン値を測定し、屈折率に換算したところ、n6=1.5
40、n7=1.539、n8=1.536であった。
{(n6+n7)/2−n8}×d4=280nmであ
り、式6の条件を満たしていた。|(n6−n7)×d
4|=80nmであり、式7の条件を満たしていた。 (2)光学補償フィルム2の評価 光学異方層のみのレターデーション値を測定したとこ
ろ、光学補償フィルム1の光学異方層と同等の結果が得
られた。また、光学補償フィルム全体としてのレターデ
ーション値を測定したところ、{(n1+n2)/2−
n3}×d1=400nmであり、式1の条件を満たし
ていた。また、正面レターデーションRe2=37nm
であった。
償フィルム1の作製において、透明フィルムとして一軸
延伸フィルムの代わりに下記の正の一軸性液晶よりなる
層を有する透明フィルムを用い、表面処理、及び下塗り
層の塗設を行わなかったこと以外は、光学補償フィルム
1と同様にして、光学補償フィルム3を作製した。 (1)正の一軸性液晶よりなる層を有する透明フィルム
の作製 ゼラチン薄膜(0.1μm)を塗設した厚み100μm
のトリアセチルセルロースのフィルム(フジタック;富
士写真フイルム(株)製)の上に、光重合性オリゴマー
(UN900PEP;根上工業(株)製)1g、テトラ
ヒドロフラン19g、ベンゾフェノン0.01gからな
る塗布液を塗布し、60℃−30分間乾燥した後、その
上にネマチック液晶(ZL14788−100;メルク
社製)を塗設し、5kGの磁場を水平に印加しながら紫
外線ランプよりUV照射を行い、ネマチック液晶の配向
と固定を行った。この液晶層のみのレターデーション値
を測定したところ、{(n9+n10)/2−n11}×d
5=45nmであり、式8の条件を満たしていた。ま
た、|(n9−n10)×d5|=94nmであり、式9
の条件を満たしていた。 (2)光学補償フィルム3の評価 光学異方層のみのレターデーション値を測定したとこ
ろ、光学補償フィルム1の光学異方層と同等の結果が得
られた。また、光学補償フィルム全体としてのレターデ
ーション値を測定したところ、{(n1+n2)/2−
n3}×d1=160nmであり、式1の条件を満たし
ていた。また、正面レターデーションRe2=51nm
であった。
償フィルム1の作製において、配向膜のラビング方向を
透明フィルム面内の主屈折率の大きい方向に対して垂直
方向に設定したこと以外は、光学補償フィルム1と同様
にして光学補償フィルム4を作製した。 (1)光学補償フィルム4の評価 光学異方層のみのレターデーション値を測定したとこ
ろ、光学補償フィルム1の光学異方層と同等の結果が得
られた。また、光学補償フィルム全体としてのレターデ
ーション値を測定したところ、{(n1+n2)/2−
n3}×d1=370nmであり、式1の条件を満たし
ていた。また、正面レターデーションRe2=133n
mであった。
学補償フィルム1をセルを挟んで2枚(N=2)、光学
異方層側がセルに近くなるように配置した。ベンド配向
液晶セルのラビング方向と光学異方層のラビング方向は
反平行になるように配置した。その外側に全体を挟むよ
うに偏光板をクロスニコルに配置した。この様にして本
発明のベンド配向液晶表示装置1を作製した。このベン
ド配向液晶表示装置1の液晶セルに55Hz矩形波で電
圧を印加した。白表示2V、黒表示6VのNWモードと
し、透過率の比(白表示)/(黒表示)をコントラスト
比として、上下、左右からのコントラスト比測定をLC
D−5000(大塚電子(株)製)にて行った。コント
ラスト比10以上となる上/下、及び左/右の視野角を
求めた。得られた結果を表1に示す。
補償フィルム2を使用したこと以外はベンド配向液晶表
示装置1と同様にしてベンド配向液晶表示装置2を作製
した。ベンド配向液晶表示装置2の評価も実施例1と同
様に行った。得られた結果を表1に示す。
補償フィルム3を使用したこと以外はベンド配向液晶表
示装置1と同様にしてベンド配向液晶表示装置3を作製
した。ベンド配向液晶表示装置3の評価も実施例1と同
様に行った。得られた結果を表1に示す。
補償フィルム4を使用したこと以外はベンド配向液晶表
示装置1と同様にして比較用のベンド配向液晶表示装置
4を作製した。ベンド配向液晶表示装置4の評価も実施
例1と同様に行った。得られた結果を表1に示す。
表示装置は、比較例1の液晶表示装置に比べて、大幅に
視野角特性が改善されていることがわかる。
前側(視認側)に1枚(N=1)、光学異方層側がセル
に近くなるように配置した。HAN型液晶セルのラビン
グ方向と光学補償フィルム1のラビング方向は反平行に
なるように配置した。手前側には偏光板を透過軸と液晶
セルのラビング方向とのなす角が45゜となるように配
置し、偏光板の更に手前側には拡散板を配置した。その
反対の面には、ガラス基板の外側にミラーを配置した。
この様にして本発明のHAN型液晶表示装置1を作製し
た。得られたHAN型液晶表示装置1は、図9に示され
た構造に更に拡散板を備えた構造を有する。この反射型
液晶表示装置1に法線方向から20゜傾けた方向に光源
を置き、光を照射した。液晶セルには55Hz矩形波で
電圧を印加した。白表示2V、黒表示6VのNWモード
とし、透過率の比(白表示)/(黒表示)をコントラス
ト比として、上下、左右からのコントラスト比測定をb
m−7(TOPCON社製)にて行った。コントラスト
比10以上となる上/下、及び左/右の視野角を求め
た。得られた結果を表2に示す。
補償フィルム2を使用したこと以外はHAN型液晶表示
装置1と同様にしてHAN型液晶表示装置2を作製し
た。HAN型液晶表示装置2の評価も実施例4と同様に
行った。得られた結果を表2に示す。
補償フィルム3を使用したこと以外はHAN型液晶表示
装置1と同様にしてHAN型液晶表示装置3を作製し
た。HAN型液晶表示装置3の評価も実施例4と同様に
行った。得られた結果を表2に示す。
補償フィルム4を使用したこと以外はHAN型液晶表示
装置1と同様にして比較用のHAN型液晶表示装置4を
作製した。HAN型液晶表示装置4の評価も実施例4と
同様に行った。得られた結果を表2に示す。
表示装置は、比較例2の液晶表示装置に比べて、大幅に
視野角特性が改善されていることがわかる。
視認性にすぐれ、高速表示が可能な高品位表示の液晶表
示装置を提供することができる。また、本発明をTFT
やMIMなどの3端子、2端子素子を用いたアクティブ
マトリクス液晶素子に応用しても優れた効果が得られる
ことは言うまでもない。
した図である。
た図である。
図である。
一軸性光学異方体によって視角特性が改善される原理を
示した模式図である。
的に示した図である。
に示した図である。
る。
た図である。
示した図である。
率楕円体 42――――――――負の一軸性の光学異方素子 43――――――――正の一軸性の液晶セル 44――――――――正の一軸性の液晶セルの屈折率楕
円体 51――――――――負の一軸性を積層した光学異方素
子 52――――――――ベンド配向液晶セル 61――――――――負の一軸性を積層した光学異方素
子 62――――――――HAN型液晶セル 71――――――――透明フィルム 72――――――――配向膜 73――――――――光学異方層 73a、73b、73c――円盤状化合物 Pa、Pb、Pc―――――円盤状化合物の面 71a、71b、71c――透明フィルム71の面に平
行な面 θa、θb、θc―――――傾斜角 74――――――――透明フィルムの法線 75――――――――ラビング方向 PIC―――――――ベンド配向液晶セル A、B―――――――偏光板 OC1、OC2―――光学異方素子 BL――――――――バックライト R1、R2―――――図7における矢印75の方向 RP1、RP2―――液晶セル基板のラビング方向 PA――――――――偏光板Aの偏光の透過軸 PB――――――――偏光板Bの偏光の透過軸 91――――――――偏光板 92――――――――光学異方素子 93――――――――透明電極を備えた一対の基板とそ
の基板間に封入されたHAN型液晶セル 94――――――――反射板 95――――――――偏光板の光の透過軸 96――――――――図7における矢印75に相当する
方向 97――――――――液晶セル93の上基板のラビング
方向 98――――――――垂直配向膜
Claims (8)
- 【請求項1】 2枚の電極基板間に液晶を挟持してなる
液晶セルが中央部にねじれ配向が存在する液晶を含むベ
ンド配向液晶セル、または、HAN型液晶セルのような
複屈折モードを表示形式としている液晶セルであり、液
晶セルの両側に2枚の偏光素子を配置し、該液晶セルと
該偏光素子との間に少なくとも1枚の光学補償フィルム
を配置した液晶表示装置において、該光学補償フィルム
が少なくとも1枚の透明フィルム及び円盤状化合物を含
む光学異方層とからなり、該光学補償フィルム全体が式
1、及び液晶セルの正面レターデーションRe1を補正
するように式2を満足するように該透明フィルムの光学
特性を調整する事を特徴とする液晶表示装置。 式1 50≦{(n1+n2)/2−n3}×d1≦1000 式2 Re1−20≦|Re2|×N≦Re1+20 (但し、n1、n2、及びn3は光学補償フィルム全体
の主屈折率を表し、それぞれこの順に大きい屈折率を有
し、Re2は光学補償フィルム全体の正面レターデーシ
ョンを表す。但し、Re2は、式3に示したように光学
異方層及び透明フィルムの正面レターデーションの合計
値と等しくなる。d1は光学補償フィルム全体の厚さを
表す。Nは液晶表示装置に用いられる光学補償フィルム
の枚数を表す。Re1は液晶セルの正面レターデーショ
ンを表す。上記式の単位はnm。) 式3 Re2=Σ{(nv−nw)×d2}+Σ{(n4−n5)×d3} (但し、nv、及びnwは光学異方層の面内の主屈折率
を表し、d2は光学異方層の厚さを表す。n4、及びn
5は透明フィルムの面内の主屈折率を表し、d3は透明
フィルムの厚さを表す。上記式の単位はnm。) - 【請求項2】 該光学補償フィルムにおいて、複数枚の
透明フィルムを用い、それぞれの透明フィルムの正面レ
ターデーションの値、及び貼り合わせ軸の調整により、
該光学補償フィルム全体の正面レターデーションRe2
を液晶セルの正面レターデーションRe1に合わせる事
を特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 該光学補償フィルムが、偏光板の少なく
とも一方の保護フィルムとして用いられる事を特徴とす
る請求項1に記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 該光学異方層が式4、及び5を満足する
円盤状化合物含有層であり、且つ該円盤状化合物の円盤
面が透明フィルム面に対して傾いており、且つ該円盤状
化合物の円盤面と透明フィルムとのなす角が、光学異方
層の深さ方向において変化している事を特徴とする請求
項1に記載の液晶表示装置。 式4 50≦{(nx+ny)/2−nz}×d2≦1000 式5 0≦|(nv−nw)×d2|≦200 (但し、nx、ny、及びnzは光学異方層の主屈折率
を表し、それぞれこの順に大きい屈折率を有し、nv、
及びnwは光学異方層の面内の主屈折率を表し、d2は
光学異方層の厚さを表す。上記式の単位はnm。) - 【請求項5】 該円盤状化合物の円盤面と透明フィルム
とのなす角度が、光学異方層の深さ方向において、光学
異方層の底面からの距離の増加とともに増加している請
求項4に記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】 該透明フィルムが式6、及び7を満足す
る一軸或いは二軸延伸フィルムの少なくとも一層からな
る事を特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 式6 100≦{(n6+n7)/2−n8}×d4≦1000 式7 0≦|(n6−n7)×d4|≦200 (但し、n6及びn7は一軸或いは二軸延伸フィルムの
面内の主屈折率を表し、n8は厚み方向の主屈折率を表
し、d4は一軸或いは二軸延伸フィルムの厚さを表す。
上記式の単位はnm。) - 【請求項7】 該透明フィルムが式8、及び9を満足す
る正の一軸性液晶よりなる層を少なくとも一層含有する
事を特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 式8 100≦{(n9+n10)/2−n11}×d5≦1000 式9 0≦|(n9−n10)×d5|≦200 (但し、n9及びn10は正の一軸性液晶層の面内の主屈
折率を表し、n11は厚み方向の主屈折率を表し、d5は
正の一軸性液晶層の厚さを表す。上記式の単位はn
m。) - 【請求項8】 ノーマリーホワイトモードであることを
特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10010855A JPH11212078A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 液晶表示装置 |
| US09/236,010 US6034755A (en) | 1998-01-22 | 1999-01-22 | Liquid crystal display |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10010855A JPH11212078A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 液晶表示装置 |
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