JPH11212364A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH11212364A
JPH11212364A JP1088898A JP1088898A JPH11212364A JP H11212364 A JPH11212364 A JP H11212364A JP 1088898 A JP1088898 A JP 1088898A JP 1088898 A JP1088898 A JP 1088898A JP H11212364 A JPH11212364 A JP H11212364A
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JP
Japan
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toner
transfer
developer
image
average particle
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Application number
JP1088898A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takano
洋 高野
Takashi Imai
孝史 今井
Yuka Ishihara
由架 石原
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】中間転写体を用いた転写工程で生じる文字回り
白抜け、転写効率の低下から生じる変色等を防止し、経
時的に色調の変化の少ない安定した画像を得ることがで
きる画像形成方法を提供する。 【解決手段】画像形成方法は、少なくとも潜像担持体上
に潜像を形成する工程、潜像担持体上の潜像を現像剤を
用いて現像する工程、形成されたトナー像を中間転写体
上に転写する工程、中間転写体上に形成されたトナー像
を転写材上に転写する工程を有するものであって、現像
剤として、少なくとも結着樹脂および着色剤を含有する
トナー粒子と、平均粒子径25nmないし120nmの
微粒子とよりなるトナーを含む現像剤を用いる。微粒子
としては、微粒子は疎水化処理されたシリカまたはチタ
ニアが好ましく使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法を利用
した複写機、プリンター、ファクシミリ等に利用する画
像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法により多色画像を得る場合、
帯電、露光、現像、クリーニング、を繰り返し一色ごと
に順次色重ねする方法が用いられている。この方法の場
合、ドラム状の中間転写体に多色画像を形成し、それを
転写材に一括転写して多色画像を得ることが行われてい
る(特開平6−202428号公報)。ドラム状の中間
転写体を用いる場合、それを収容するために装置が大型
化するという問題があるので、それに代えてフレキシブ
ルなベルト状転写体を用いて小型化した複写機も提案さ
れている。一方、現像剤に関しては、トナーとキャリア
からなる二成分現像剤がしばしば使用されている。二成
分現像剤におけるキャリアとしては、種々のものが用い
られており、例えば、酸化鉄粉をはじめとする導電性キ
ャリアとコート系の絶縁性キャリアとが代表的なものと
してあげられ、また、トナーとしては、熱可塑性樹脂に
着色剤を混合したものが一般的に用いられる。さらに、
流動性、帯電性、クリーニング性等を向上させて、プロ
セス適合性を有するようにするために、外添剤として種
々の無機および有機微粉末を添加することが知られてお
り、例えばシリカ、酸化チタン、アルミナ、酸化錫等を
使用することが提案されており、特に、酸化チタン微粉
末は環境依存性と電荷交換性およびトナー外部に添加し
た際の流動性の良さから、近年頻繁に用いられるように
なっている。また、近年さらなる長寿命化が望まれ、ト
ナーとキャリア間の非静電的付着力を低下させ、トナー
によるキャリアの汚染を防止する目的で、キャリア表面
をフッ素含有樹脂で被覆したものを用いることが提案さ
れており、現像剤の長寿命化が図られている。
【0003】また、近年高画質の要求が高まってきてお
り、上記の複写機および現像剤ともにさまざまな改善が
図られてきており、例えば、トナーの平均粒子径を小さ
くして、画質を改善することがしばしば実施されてい
る。トナーの平均粒子径を小さくすることは画質をより
良くするために効果的手法であるものの、トライボが高
く所望の濃度が得られ難く、さらにトナー粒子一粒当た
りの電荷が小さくなることにより、かぶりやすくなり、
使用に際しては種々の制約を受けることになる。さら
に、混練、粉砕法によりトナーを製造する場合、平均粒
子径を小さくするほどコストアップになるという問題が
ある。一方、複写工程には現像、転写、クリーニング、
定着の各工程が含まれるが、特に転写時の画像劣化が著
しい。さらに近年複写機から放出されるオゾン量低減の
要求より、感光体の帯電用、トナー像の転写用とし、コ
ロトロンに代わって、ロールタイプの帯電装置が使用さ
れるようになってきている。特にベルト状中間転写体を
使用した場合、ロールタイプの帯電装置による転写シス
テムを用いると、転写の際に転写ロールよりトナー像に
圧力が加えられ、感光体或いはベルト状中間転写体との
付着力が上昇し、特に高い圧力がかけられた部分だけが
転写されず画像の白抜けが生じたり、転写効率が著しく
低下するというトラブルが発生することがある。さらに
中間転写体を用いた場合、感光体から中間転写体への転
写、中間転写体から紙等の転写材への転写という二度の
転写工程を必要とするため、転写効率が一層低下すると
いう問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
技術においては、複写機、現像剤、画像形成方法に関し
て、それぞれ種々の問題点があり、未だ改善の余地が残
されているのである。本発明は、上記の様な種々の問題
点を解決して、総合的に優れた画像形成方法を提供する
ことを目的とするものである。すなわち、本発明の目的
は、中間転写体を用いた転写工程で生じる文字回り白抜
け、転写効率の低下から生じる変色等を防止し、経時的
に色調の変化の少ない安定した画像を得ることができる
画像形成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、中
間転写体を用いる画像形成方法において、特定の構成を
有するトナーを用いることによって達成される。すなわ
ち、本発明の画像形成方法は、少なくとも潜像担持体上
に潜像を形成する工程、潜像担持体上の潜像を現像剤を
用いて現像する工程、形成されたトナー像を中間転写体
上に転写する工程、中間転写体上に形成されたトナー像
を転写材上に転写する工程を有するものであって、現像
剤として、少なくとも結着樹脂および着色剤を含有する
トナー粒子と、平均粒子径25nmないし120nmの
微粒子とよりなるトナーを含む現像剤を用いることを特
徴とする。
【0006】本発明において、トナーの構成成分である
微粒子は、疎水化処理されているのが好ましい。また、
トナー粒子は、体積平均粒子径が3〜9μmであり、か
つそのトナー粒子の粒度分布が下記式(1)および下記
式(2)の関係を満たすことが好ましい。 D16v /D50v ≦1.475−0.036×D50v (1) D50p /D84p ≦1.45 (2) (式中D16v は、大粒子側から計算した16%目の体積
平均粒子径を示し、D50v は、大粒子側から計算した5
0%目の体積平均粒子径を示し、D50p は、大粒子側か
ら計算した50%目の個数平均粒子径を示し、D84p
は、大粒子側から計算した84%目の個数平均粒子径を
示す。) 本発明の画像形成方法においては、潜像担持体上の残留
トナーをクリーニングする工程を含むのが好ましい。ま
た、トナー像を中間転写体上に転写(一次転写)する際
の転写圧力が、線圧10〜30g/cmの範囲であり、
また、トナー像を中間転写体から転写材上に転写(二次
転写)する際の転写圧力が、線圧70〜170g/cm
の範囲であることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示し
て、本発明を詳細に説明する。まず、本発明において使
用する現像剤について説明する。本発明に用いる現像剤
は、一成分現像剤であっても二成分現像剤であってもよ
い。トナーは、トナー粒子と転写助剤とより構成される
が、トナー粒子は結着樹脂と着色剤とを主成分として構
成される。使用される結着樹脂としては、スチレン、ク
ロロスチレン等のスチレン類、エチレン、プロピレン、
ブチレン、イソブチレン等のモノオレフィン類、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニ
ル等のビニルエステル類、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、ア
クリル酸ドデシル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メ
タクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族モノカルボ
ン酸のエステル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチ
ルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル
類、ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニ
ルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類、等の単独
重合体および共重合体を例示することができ、特に代表
的な結着樹脂としてはポリスチレン、スチレン−アクリ
ル酸アルキル共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキ
ル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン
酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン等をあげる
ことができる。さらに、ポリエステル、ポリウレタン、
エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド、変性ロジ
ン、パラフィンワックス等をあげることができる。
【0008】着色剤としては、カーボンブラック、アニ
リンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウル
トラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイ
エロー、メチレンブルークロリド、銅フタロシアン、マ
ラカイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ロー
ズベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、
C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメン
ト・レッド57:1、C.I.ピグメント・レッド8
1:1、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.
ピグメント・イエロー12、C.I.ピグメント・イエ
ロー17、C.I.ピグメント・ブルー15:1、C.
I.ピグメント・ブルー15:3等をあげることができ
る。本発明のトナー粒子には、上記成分のほかに、必要
に応じて帯電制御剤、クリーニング助剤を含有させるこ
とができる。
【0009】本発明において、外添剤として添加される
微粒子は転写助剤として作用するものであって、平均粒
子径25〜120nmの範囲の球状の形状を有している
ものが好ましい。なお、球状の形状とは、粒子の長軸と
短軸の比が0.8〜1.0の範囲にあるものを意味す
る。この比は、SEMまたはTEMにおいて、比較的高
倍率での観察条件で撮影した写真により求めることがで
きる。また、平均粒子径は、BET比表面積から球形の
ものとして求めた値である。但し、微粒子表面が多孔性
である場合には、BET比表面積から求めることはでき
ないが、SEMまたはTEMにおいて、比較的高倍率で
の観察条件で撮影した写真より、画像解析等の手法によ
り求めることができる。
【0010】本発明において、微粒子としては、一般に
無機酸化物微粒子が好ましく使用される。例えば、Si
2 、TiO2 、Al2 3 、Fe2 3 、MnO、Z
nO、MgO、CaO、K2 O、Na2 O、SnO2
ZrO2 、CaO・SnO2、K2 O・(TiO2 n
等の微粒子をあげることができる。これらの微粒子は、
単体でも、また、他の微粒子と併用しても使用すること
ができる。また、微粒子として、有機物微粒子を使用す
ることもできるが、単体で用いた場合、粉体流動性が悪
化し搬送不良を生じるので、他の無機酸化物微粒子との
併用が望ましい。本発明においては、特にTiO2 及び
SiO2 が好ましく用いられる。本発明で用いる上記微
粒子の平均粒子径は、25nmないし120nmの範囲
であることが必要である。微粒子の平均粒子径が25n
mよりも小さいと、連続使用により微粒子がトナー粒子
中に埋没してしまい、転写助剤としての効果を十分に発
揮できなくなる。また、120nmを超えるとトナー粒
子の凹部に微粒子が移動し、やはり転写助剤としての効
果を発揮することができなくなる。本発明におけるこれ
ら大型微粉末は、中間転写体使用時の二度にわたる転写
操作からくる転写効率の低下、また転写ロールの圧力に
より生じる外添剤の埋まり込みによる転写効率の低下を
抑制する作用を示すのである。
【0011】本発明において使用される上記の微粒子
は、その表面が疎水化処理されているのが好ましい。疎
水化処理を行うための疎水化処理剤としては、ヘキサメ
チルジシラザン、ジメチルジクロロシラン、アミノシラ
ン、チタンカップリング剤等に代表されるシランカップ
リング剤、ジメチルシリコーンオイル、アルキル変性シ
リコーンオイル等のシリコーンオイル類、アニオン系、
カチオン系及び両性の界面活性剤、およびそれらの混合
物等を用いることができる。疎水化処理剤による処理量
は、微粒子1重量部に対して、1〜20重量部の範囲が
好ましい。1重量部未満では疎水性が不十分となりやす
く、環境依存性が大きくなりやすい。また、20重量部
を越えると外添剤の凝集が大きくなりやすい。
【0012】本発明のトナーは、キャリアと混合した二
成分現像剤としても使用できるが、その場合に用いられ
るキャリアとしては、フェライト、マグネタイト、鉄粉
等の磁性粒子を被覆材料で被覆した、いわゆるコートキ
ャリアが望ましい。磁性粒子の平均粒子径は10〜40
μmの範囲が好ましい。粒子径が40μmを超えると、
現像機内ストレスにより被覆層の剥がれが生じ、キャリ
ア抵抗が低下する。逆に10μm以下になると、トナー
インパクションが発生してキャリア抵抗が上昇する。こ
れらの現象はキャリア1粒子当たりの重さに起因してい
るものと推定される。また磁性粒子の磁力は3000エ
ルストレッドにおける飽和磁化が50emu/g以上で
あることが必要であり、より好ましくは60emu/g
以上である。飽和磁化が50emu/gより低い場合
は、キャリアがトナーと共に潜像担持体上に現像されて
しまう。
【0013】キャリアを被覆する被覆材料としては、ト
ナーに帯電性を付与するための帯電付与樹脂、トナー成
分のキャリアへの移行を防止するための低表面エネルギ
ー材料および被覆樹脂層の抵抗制御のための導電粉を用
いることができる。トナーに負帯電性を付与するための
帯電付与樹脂としては、アミノ系樹脂、例えば尿素−ホ
ルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン
樹脂、ユリア樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂等が
あげられ、さらにポリビニルおよびポリビニリデン系樹
脂、アクリル樹脂、ポリメチルメタアクリレート樹脂、
ポリアクリロニトリル樹脂、ポリビニルアセテート樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、エチルセルロース樹脂等の
セルロース系樹脂等があげられる。またトナーに正帯電
性を付与するための帯電付与樹脂としては、ポリスチレ
ン樹脂、スチレンアクリル共重合樹脂等のポリスチレン
系樹脂、ポリ塩化ビニル等のハロゲン化オレフィン樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリカーボ
ネート系樹脂等があげられる。
【0014】トナー成分のキャリアへの移行を防止する
ための低表面エネルギー材料としては、ポリスチレン樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリ弗化ビニル樹脂、ポリ弗化
ビニリデン樹脂、ポリトリフルオロエチレン樹脂、ポリ
ヘキサフルオロプロピレン樹脂、弗化ビニリデンとアク
リル単量体との共重合体、弗化ビニリデンと弗化ビニル
との共重合体、テトラフルオロエチレンと弗化ビニリデ
ンと非弗化単量体とのターポリマー等のフルオロターポ
リマー、およびシリコーン樹脂等が使用できる。
【0015】導電粉としては、金属粉、カーボンブラッ
ク、酸化チタン、酸化錫、酸化亜鉛等が使用できる。こ
れらの導電粉は、平均粒子径1μm以下のものが好まし
い。粒子径1μmよりも大きくなると、電気抵抗の制御
が困難になる。
【0016】被覆層の構造は、前記2種類の樹脂を相溶
させてもよく、相溶しない場合は相分離構造でもよい。
また低表面エネルギー材料中に帯電付与樹脂が微粒子状
に分散された状態であってもよい。
【0017】上記被覆層を磁性粒子上に形成させる方法
としては、被覆層形成用原料溶液(溶剤中に帯電付与樹
脂、低表面エネルギー材料、導電粉等を含む)を用い
る。具体的には磁性粒子表面に、被覆層形成原料溶液を
噴霧し、脱溶剤を行うスプレードライ法、ニーダーコー
ターの中で磁性粒子と被覆層形成原料溶液とを混合し脱
溶剤を行うニーダーコーター法があげられる。
【0018】上記のようにして得られたキャリアは、任
意の色のトナーと組み合わせて現像剤として用いること
ができるが、特にフルカラー現像剤として用いるのが好
ましい。
【0019】次に、本発明の画像形成方法について説明
する。本発明の画像形成方法において、潜像担持体上に
潜像を形成する工程、形成された潜像を現像する工程、
現像されたトナー像を中間転写体上に転写する工程(一
次転写工程)、及び一次転写されたトナー像を転写材上
に転写する工程(二次転写工程)は、いずれも公知の装
置を用い、公知の手段によって実施することができる
が、本発明は、中間転写体としてベルト状転写体を用
い、多色画像を形成する場合に特に好ましく適用するこ
とができる。多色画像を形成する場合、潜像担持体上に
形成された各色に応じた潜像を形成する工程、潜像担持
体上の潜像を色に応じた現像剤を用いて現像する工程、
現像された像をベルト転写体上に転写する工程を各色毎
に複数回反復して実施し、次いでベルト状転写体上に形
成された多色画像を、転写材上に一括転写することによ
り、転写材上に多色画像を形成するが、本発明において
は、その際の現像剤として、上記したような、少なくと
も結着樹脂と着色剤を含むトナー粒子と、転写助剤とし
て、平均粒子径25nmないし120nmの大径の微粒
子とよりなるトナーを含有するものを使用する。また、
上記の場合、潜像担持体上に転写後に残留するトナー
は、クリーニング工程を設けてクリーニングするのが好
ましい。
【0020】本発明の画像形成方法において用いるベル
ト転写体について説明する。ベルト状転写体の材料とし
ては、比較的硬質な樹脂類を用いるのが好ましく、具体
的には、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、ポリケトン樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリビニルケトン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリアクリルアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエ
ーテルイミド樹脂等、公知の樹脂を用いることができ
る。また、抵抗制御のためにこれらの樹脂に含有させる
材料として、カーボンブラックのような無機材料、N,
N′−ジメチルフェロセン等のメタロセン化合物、N,
N−ジフェニルーN,N′−ビス(3―メチルフェニ
ル)―(1,1′−ビフェニル)―4,4′―ジアミン
等の芳香族アミン化合物、酸化アンチモン、酸化スズ、
酸化チタン、酸化インジウム、酸化スズ化アンチモン等
の金属酸化物等を用いることができるが、これらに限定
されるものではない。
【0021】ベルト状転写体の厚みは特に限定されない
が、一定の強度と弾性を併せ持つ必要があるため、通常
50〜220μm程度が好ましく、使用する材料により
適宜決定すればよい。
【0022】本発明において、感光体から中間転写体に
トナー像を転写する際の一次転写の線圧としては、10
〜30g/cmの範囲が好ましく使用される。線圧が1
0g/cmより低くなると転写不良が生じ、また、30
g/cmより高くなると感光体上にトナーが残留して画
像の白抜けが生じる。また、トナー像を中間転写体から
紙等の転写材へ転写する二次転写の線圧としては70〜
170g/cmの範囲が好ましく使用される。線圧が7
0g/cmより低くなると転写不良および転写材の剥離
不良等が生じ、また、170g/cmより高くなる中間
転写体上にトナーが残留してと上記と同様に画像の白抜
けが生じる。
【0023】
【実施例】 実施例1 1.トナーの調製 線状ポリエステル樹脂 100重量部 (テレフタル酸/ビスフェノールAエチレンオキサイド 付加物/シクロヘキサンジメタノールより得られた 線状ポリエステル:Tg=65℃、Mn=5000、 Mw=30000) マゼンタ顔料(C.I.ピグメント・レッド57:1) 4重量部 上記材料をエクストルーダーで混練し、ジェットミルで
粉砕、風力分級して体積平均粒子径7μmの着色粒子を
得た。このときのD16v /D50v は1.22、D50p /
D84p は1.25であった。この粒子にジメチルジクロ
ロシラン処理したシリカ(処理量10%、平均粒子径4
0nm、長軸短軸比0.83の球状)1重量部、チタニ
ア(イソブチルシラン処理、平均粒子径20nm)0.
5重量部をヘンシェルミキサーで混合してマゼンタトナ
ーを得た。同様にしてイエロー、シアン、ブラックの各
色トナーを作製した。
【0024】 2.キャリアおよび現像剤の調製 フェライト粒子 100重量部 (Cu−Znフェライト:平均粒子径35μm) トルエン 20重量部 ポリメチルメタアクリレート樹脂 3.2重量部 (Mn=15000、Mw=45000) カーボンブラック 0.44重量部 (平均粒子径30nm:商品名VXC72:キャボット社製) フェライト粒子を除く上記成分を撹拌機で分散させ、被
覆層形成用塗布液を作製した。この被覆層形成液とフェ
ライト粒子とを真空脱法型ニーダーに入れ、60℃で3
0分間攪拌した後、脱溶媒してキャリアを得た。
【0025】3.評価方法 上記のキャリアに対して上記トナー8重量%になるよう
に配合して現像剤を調製した。その後中間転写ベルトを
装備した富士ゼロックス社製A color635改造
機を用いて1万枚のコピーテストを実施した。(一次転
写線圧13g/cm、印加電流30μA、二次転写線圧
120g/cm、印加電流40μA、260mm/se
cのスピードで実施)
【0026】実施例2 平均粒子径30nm(長軸短軸比0.83の球状)のシ
リカを用いた以外は、実施例1と同様にして現像剤を調
製し、コピーテストを実施した。 実施例3 平均粒子径100nm(長軸短軸比0.83の球状)の
シリカを用いた以外は、実施例1と同様にして現像剤を
調製し、コピーテストを実施した。 実施例4 平均粒子径100nm(長軸短軸比0.81の球状)の
チタニアに10重量%のヘキサメチルジシラザン(HM
DS)処理を施したものを用いた以外は、実施例1と同
様にして現像剤を調製し、コピーテストを実施した。
【0027】比較例1 平均粒子径20nm(長軸短軸比0.83の球状)のシ
リカを用いた以外は、実施例1と同様にして現像剤を調
製し、コピーテストを実施した。 比較例2 平均粒子径150nm(長軸短軸比0.83の球状)の
シリカを用いた以外は、実施例1と同様にして現像剤を
調製し、コピーテストを実施した。
【0028】実施例5 トナー粒子の体積平均粒子径を7μm、D16v /D50v
を1.35にD50p /D84p を1.51にしたこと以外
は、実施例1と同様にして現像剤を調製し、コピーテス
トを実施した。 実施例6 二次転写の線圧を60g/cmに変更した以外は、実施
例1と同様にして現像剤を調製し、コピーテストを実施
した。 実施例7 二次転写の線圧を180g/cmに変更した以外は、実
施例1と同様にして現像剤を調製し、コピーテストを実
施した。 実施例8 未処理の親水性シリカ(平均粒子径40nm、長軸短軸
比0.85の球状)を使用した以外は、実施例1と同様
にして現像剤を調製し、コピーテストを実施した。 実施例9 トナー粒子の体積平均粒子径を10μmにした以外は、
実施例1と同様にして現像剤を調製し、コピーテストを
実施した。
【0029】実施例10 トナー粒子の体積平均粒子径を2.5μmにした以外
は、実施例1と同様にして現像剤を調製し、コピーテス
トを実施した。 実施例11 一次転写の線圧を9g/cmに変更した以外は、実施例
1と同様にして現像剤を調製し、コピーテストを実施し
た。 実施例12 一次転写の線圧を35g/cmに変更した以外は、実施
例1と同様にして現像剤を調製し、コピーテストを実施
した。
【0030】実施例13 二次転写の線圧を60g/cmに変更した以外は、実施
例1と同様にして現像剤を調製し、コピーテストを実施
した。 実施例14 二次転写の線圧を180g/cmに変更した以外は、実
施例1と同様にして現像剤を調製し、コピーテストを実
施した。
【0031】評価結果 上記実施例及び比較例の現像剤を使用して行ったコピー
テストの結果を表1に示す。表中、文字回り抜け・白抜
けおよび色調については、G1(良い)〜G5(悪い)
の5段階の見本により評価した。G2までは許容レベル
にあり、G3以上は許容範囲外のものである。
【0032】
【表1】
【0033】上記表1に示す評価結果から明らかなよう
に、本発明の画像形成方法によれば、優れた画質を長期
にわたって形成することが可能である。これに対して、
上記比較例2の場合のように、大径の微粒子を含有しな
いトナーを用いた場合には、転写が十分でなく、特にベ
タ画像部において濃度の濃淡が生じ、二度の転写におい
て、この濃淡むらが強調されることになる。さらに細線
部の線濃度が低下し、尖鋭度の低いめりはりのない画質
の画像となる。さらに、クリーニングブレード等との摩
擦が十分に得られず、感光体或いは中間転写体上の残留
トナーを十分にクリーニングすることができなくなる。
【0034】
【発明の効果】本発明の画像形成方法は、上記の構成を
有するから、外添剤である大径の微粒子が転写助剤とし
て作用し、また、大径の微粒子は現像機内の撹拌の際に
もトナー粒子中に埋没されにくいので、良好な転写性能
およびクリーニング性能が長く維持されるようになる。
したがって、二度の転写操作が実施されるにもかかわら
ず、濃淡むらのない、鮮明な優れた画質の画像を長期に
わたって形成することが可能である。また、中間転写体
としてベルト状転写体を用い、一次転写において接触転
写ロールを用いた場合には、ベルト状転写体への圧力が
大きくなり、転写性が低下しやすいが、本発明の画像形
成方法によれば、大径の微粒子を転写助剤として外添す
ることにより、トナーの凝集力を低下させ、且つベルト
状転写体への付着力を適当に弱めることができるので、
良好な転写性を維持することができる。
【0035】また、本発明の画像形成方法によれば、多
色画像を形成する場合、潜像担持体上の各色のトナー像
が中間転写体に転写される際に、中間転写体から潜像担
持体へのトナーの逆転写が防止されると共に、中間転写
体から転写材への二次転写に際しての転写効率が良好に
なる。すなわち、単に転写効率をあげるだけでは、逆転
写が生じやすくなり、色抜けや鮮明度が低下するが、大
径の微粒子を転写助剤として外添することにより、さら
にまた転写圧力を前記特定の範囲に設定することによ
り、順転写性を向上させると共に逆転写が防止される。
さらに大径の微粒子を外添することにより、混色性が良
好になるので、優れた画質の多色画像を得ることが可能
になる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも潜像担持体上に潜像を形成す
    る工程、潜像担持体上の潜像を現像剤を用いて現像する
    工程、形成されたトナー像を中間転写体上に転写する工
    程、中間転写体上に形成されたトナー像を転写材上に転
    写する工程を有する画像形成方法において、現像剤とし
    て、少なくとも結着樹脂および着色剤を含有するトナー
    粒子と、平均粒子径25nmないし120nmの微粒子
    とよりなるトナーを含む現像剤を用いることを特徴とす
    る画像形成方法。
  2. 【請求項2】 トナー像を中間転写体上に転写する際の
    転写圧力が、線圧10〜30g/cmの範囲であること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 トナー像を中間転写体から転写材上に転
    写する際の転写圧力が、線圧70〜170g/cmの範
    囲であることを特徴とする請求項1記載の画像形成方
    法。
  4. 【請求項4】 微粒子が疎水化処理されていることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 上記トナー粒子の体積平均粒子径が3〜
    9μmであり、かつ該トナー粒子の粒度分布が下記式
    (1)および下記式(2)の関係を満たすことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成方法。 D16v /D50v ≦1.475−0.036×D50v (1) D50p /D84p ≦1.45 (2) (式中D16v は、大粒子側から計算した16%目の体積
    平均粒子径を示し、D50v は、大粒子側から計算した5
    0%目の体積平均粒子径を示し、D50p は、大粒子側か
    ら計算した50%目の個数平均粒子径を示し、D84p
    は、大粒子側から計算した84%目の個数平均粒子径を
    示す。)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011137A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Seiko Epson Corp トナーの製造方法

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JP2006011137A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Seiko Epson Corp トナーの製造方法

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