JPH11213639A - 配信システム、配信方法、受信装置及び受信方法 - Google Patents

配信システム、配信方法、受信装置及び受信方法

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JPH11213639A
JPH11213639A JP17352398A JP17352398A JPH11213639A JP H11213639 A JPH11213639 A JP H11213639A JP 17352398 A JP17352398 A JP 17352398A JP 17352398 A JP17352398 A JP 17352398A JP H11213639 A JPH11213639 A JP H11213639A
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audio
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JP17352398A
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Hiroshi Inoue
啓 井上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮されたオーディオデータと上記圧縮された
オーディオデータに付随する関連情報(データサイズ、
画像情報、テキスト情報)に対してパケット化を施すと
ともにパケット毎に時分割多重で送/受信する配信シス
テム、配信方法、受信装置及び受信方法を提供する。 【解決手段】 圧縮されたオーディオデータを受信部1
0aにより受信して、そのまま記録部40でディスクD
に記録する。受信部10aは、複数の曲のデータを受信
した場合であっても、1曲のデータとして各曲のデータ
サイズとともに記録部40に供給する。記録部20は、
供給されたオーディオデータを1曲としてディスクDに
記録した後、データサイズに基づき複数の曲に分割し、
必要なTOC情報を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮されたオーデ
ィオデータを配信する配信システム、配信方法、受信装
置及び受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カートリッジ内に収納され直
径約64mmのディスク状の記録及び再生が可能な記録
媒体であるいわゆるミニディスク(商標)と呼ばれる光磁
気ディスクが知られている。この光磁気ディスクは、音
声圧縮方式としてオーディオ用適応変化符号化方式すな
わちATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)
方式を用いてステレオで約74分のオーディオデータを
記録することができる。したがって、このような光磁気
ディスクは、小型で携帯性に富むことから屋外に持ち出
すことが容易である。また、この光磁気ディスクは、従
来のいわゆるコンパクトディスク(商標)と呼ばれるデジ
タルオーディオディスクと異なり記録が行えることか
ら、オーディオデータの複製をすることができる。
【0003】また、この光磁気ディスクは、従来のデジ
タルオーディオディスクと同様に、記録してあるオーデ
ィオデータに対してランダムアクセスが可能となってい
る。これは、この光磁気ディスクには、オーディオデー
タを記録する領域とともに、この記録したオーディオデ
ータを管理するTOC(Table of Contents )領域が設け
られているからである。したがって、既にオーディオデ
ータが記録してある光磁気ディスクに対してオーディオ
データの上書きをする際、実際の音楽データを書き換え
なくても、TOCの情報を書き換えることにより、曲の
消去や編集を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧縮された
オーディオデータを衛星放送等の伝送媒体を介して伝送
する際に、受信装置側で送信装置から送信されてくる圧
縮されたオーディオデータを伸張処理することなく記録
媒体に記録することが考えられる。このようなオーディ
オダビングシステムに関して装着された記録媒体は、必
ずしも初期ディスク(完全幹録ディスク)ではなく、一
部使用済みのディスクである可能性がある。ダビングを
開始する前に、受信装置側で装着されている記録媒体の
残存記録容量を予め送信装置に送信してから、圧縮され
たオーディオデータの受信を行うようにしたオーディオ
ダビングシステムでは、双方向で確認作業を行わなけれ
ばならないという問題点があった。
【0005】上記ダビング開始前の確認作業を行うこと
でデータ配信を開始するまでに時間を要するという問題
点があった。
【0006】さらに、一連の圧縮されたオーディオデー
タの配信を行った後に、続いて管理情報を送信する方法
も考えられるが、例えばトータル3曲でデータサイズが
3曲トータル15分(1曲:5分の曲が3曲)の圧縮さ
れたオーディオデータを送信する際に、記録媒体の記録
残存容量が10分であった場合には、圧縮されたオーデ
ィオデータの送信が完全に完了し、且つ管理情報の送信
が終了して初めて記録できない5分が存在することが受
信装置側で把握できる。
【0007】すなわち、最終曲である3曲目が記録でき
ないことがわかるのはダビングを開始してから15分以
降経過してからである。
【0008】さらに記録媒体に記録を行っている圧縮さ
れたオーディオデータのタイトル名や関連する画像情報
の表示は、圧縮されたオーディオデータの送信が完了し
てから管理情報が送信されるので、記録中に行うことは
できなかった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みて、圧縮され
たオーディオデータと上記圧縮されたオーディオデータ
に付随する関連情報(データサイズ、画像情報、テキス
ト情報)に対してパケット化を施すとともにパケット毎
に時分割多重で送/受信する配信システム、配信方法、
受信装置及び受信方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る配信システムは、情報センターから
配信される圧縮されたオーディオプログラムと上記配信
されるオーディオプログラムに関する関連情報を各々ブ
ロック化するブロック化手段と、上記ブロック化手段に
てブロック化した圧縮されたオーディオプログラムと関
連情報を時分割多重で送信する送信手段と、上記送信手
段から時分割多重で送信されてくる圧縮されたオーディ
オプログラムと関連情報を受信する受信手段と、上記受
信手段にて受信した圧縮されたオーディオプログラムと
関連情報を分離する分離手段と、上記分離手段にて分離
した圧縮されたオーディオプログラムを記録媒体に記録
する記録手段と、上記分離手段にて分離した関連情報を
ユーザに告知する告知手段とを備えてなることを特徴と
する。
【0011】また、本発明に係る配信方法は、情報セン
ターから配信される圧縮されたオーディオプログラムと
上記配信されるオーディオプログラムに関する関連情報
を各々ブロック化し、上記ブロック化された圧縮された
オーディオプログラムと関連情報を時分割多重で送信
し、上記時分割多重で送信されてくる圧縮されたオーデ
ィオプログラムと関連情報を受信し、上記受信した圧縮
されたオーディオプログラムと関連情報を分離し、上記
分離した圧縮されたオーディオプログラムを記録媒体に
記録するとともに、上記関連情報をユーザに告知するこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る受信装置は、圧縮され
たオーディオプログラムと上記オーディオプログラムに
関する関連情報を各々ブロック化し、ブロック化された
圧縮されたオーディオプログラムと関連情報を時分割多
重で送信する情報センターからの送信データを受信する
受信装置であって、上記情報センターから時分割多重で
送信されてくる圧縮されたオーディオプログラムと関連
情報を受信する受信手段と、上記受信手段にて受信した
圧縮されたオーディオプログラムと関連情報を分離する
分離手段と、上記分離手段にて分離した圧縮されたオー
ディオプログラムを記録媒体に記録する記録手段と、上
記分離手段にて分離した関連情報をユーザに告知する告
知手段とを備えてなることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明に係る受信方法は、圧縮さ
れたオーディオプログラムと上記オーディオプログラム
に関する関連情報を各々ブロック化し、ブロック化され
た圧縮されたオーディオプログラムと関連情報を時分割
多重で送信する情報センターからの送信データを受信す
る受信方法であって、上記情報センターから時分割多重
で送信されてくる圧縮されたオーディオプログラムと関
連情報を受信し、上記受信した圧縮されたオーディオプ
ログラムと関連情報を分離し、上記分離した圧縮された
オーディオプログラムを記録媒体に記録するとともに、
上記関連情報をユーザに告知することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した実施の形
態であるオーディオダビングシステムについて、図面を
参照しながら説明する。
【0015】図1は、この実施の形態であるオーディオ
ダビングシステムを説明する図である。オーディオダビ
ングシステム1は、メインコントローラ11,サーバ1
2,操作入力部13,表示部14等を有するオーディオ
送信部10と、携帯型の記録媒体にオーディオデータを
記録する記録部20と、オーディオ送信部10と記録部
20とを接続する接続ケーブル2とを備える。
【0016】このオーディオダビングシステム1は、オ
ーディオ送信部10のサーバ12にオーディオデータを
予め格納しておき、このサーバ12に格納してあるオー
ディオデータの中からユーザが所望のオーディオデータ
を選択し、記録媒体に記録するものである。
【0017】すなわち、このオーディオダビングシステ
ム1は、いわゆるコンパクトディスクやオーディオテー
プのような媒体等にオーディオデータを格納した形態で
コンテンツを提供せずに、ユーザの所有する記録媒体に
対してオーディオデータを記録してユーザに音楽のコン
テンツを提供するシステムである。例えば、駅、店頭等
にこのオーディオダビングシステム1を設置して、音楽
のコンテンツをユーザに有料で提供したり、また、音楽
スタジオ等にオーディオダビングシステム1を設置して
コンテンツ管理に用いたりすることができる。
【0018】まず、このオーディオダビングシステム1
のコンテンツの提供形態についての概略を説明する。
【0019】このオーディオダビングシステム1のサー
バ12には、オーディオデータとして1曲当たり数分程
度の音楽のコンテンツ、例えば最新のヒットチャートの
内トップ100までの音楽のコンテンツ等が格納してあ
る。ユーザは、このオーディオダビングシステム1によ
り提供されるコンテンツを表示部14により確認し、希
望するコンテンツがある場合は、操作入力部13を用い
て1又は複数のコンテンツを選択する。そして、ユーザ
は、自己の所有する記録媒体Dを記録部20に装填し、
操作入力部13を用いて記録開始の操作を行う。
【0020】ユーザにより記録開始の操作が行われる
と、オーディオ送信部10のメインコントローラ11
は、サーバ12に格納してあるコンテンツの内のユーザ
から指示された所定のコンテンツのオーディオデータを
記録部20に供給する。記録部20は、オーディオ送信
部10から供給されたオーディオデータを記録媒体の記
録可能領域に記録する。
【0021】オーディオダビングシステム1は、記録媒
体にユーザが希望するコンテンツのオーディオデータの
記録が終了すると、コンテンツの提供を完了させる。
【0022】以下、このオーディオダビングシステム1
について詳細に説明をしていくが、この実施の形態のオ
ーディオダビングシステム1で取り扱う記録媒体とし
て、いわゆるミニディスク(商標)と呼ばれるフォーマッ
トに規定された記録再生が可能な光磁気ディスクを用い
て説明をしていく。
【0023】上記ミニディスクと呼ばれる光磁気ディス
クは、カートリッジ内に収納された直径約64mmの円
盤状の記録媒体であり、このミニディスクにはオーディ
オ圧縮方式としてATRAC(Adaptive Transform Acou
stic Coding) 方式を用いてステレオで約74分のオー
ディオデータを記録することができる。以下、このいわ
ゆるミニディスクと呼ばれる光磁気ディスクを単に光デ
ィスクDという。
【0024】また、オーディオダビングシステム1は、
ATRAC方式で圧縮したオーディオデータを光ディス
クDに記録することから、サーバ12に格納するコンテ
ンツのオーディオデータを予めATRAC方式で圧縮し
ておき、このATRAC方式で圧縮してあるオーディオ
データをデコード処理及びエンコード処理を施さずに直
接光ディスクDに記録する。以下、このATRAC方式
で圧縮されオーディオデータをATRACデータとい
う。したがって、オーディオ送信部10から記録部20
にオーディオデータを伝送する接続ケーブル2は、AT
RACデータを伝送することとなる。なお、この接続ケ
ーブル2上には、制御コマンドや光ディスクDのTOC
(Table of contents) 情報等のコマンドデータ(Comman
d) 等が伝送されるが、伝送プロトコルについては詳細
を後述する。
【0025】上記図1においては、オーディオ送信部1
0内にサーバ12が設けられているが、例えば遠隔地に
配された情報センター内に上記サーバ12を設置して、
メインコントローラ11、表示部14、操作入力部1
3、記録部20を同一筐体に配して上記遠隔地に存在す
るサーバ12とISDNや電話回線を用いて通信を行っ
てもよい。
【0026】次に、オーディオダビングシステム1にお
いて用いられる光ディスクDのデータのフォーマットに
ついて説明する。
【0027】光ディスクDに記録されるデータは、図2
に示すように、クラスタと呼ばれる単位で管理される。
この光ディスクDには、このクラスタの整数倍でデータ
の書き込みがされる。この1クラスタに記録されたAT
RACデータを再生すると、約2.04秒のオーディオ
信号となる。
【0028】1クラスタは、リンキングセクタ(linking
sector)が3セクタと、サブデータセクタ(sub data)が
1セクタと、ATRAC方式で圧縮されたオーディオデ
ータが記録される。メインセクタが32セクタの合計3
6セクタで構成されている。なお、これらのセクタは、
2352バイトのデータにより構成される単位である。
【0029】リンキングセクタ(linking sector)は、光
ディスクDのフォーマットにおいてACIRC(Advance
d Cross Interleave Reed Solomon Code) 方式のエラー
訂正処理を用いているため、このエラー訂正処理のイン
ターリーブがクラスタ内で完了するように割り当てられ
たセクタである。すなわち、リンキングセクタ(linking
sector)は、データの書換えをクラスタ単位で行えるよ
うに、エラー訂正処理におけるインターリーブを考慮し
た捨セクタである。
【0030】サブデータセクタ(sub data)は、リザーブ
の領域となっている。
【0031】光ディスクDでは、424バイトのATR
AC方式で圧縮したデータをサウンドグループと呼ぶ単
位で取り扱っている。このサウンドグループでは、左右
チャンネル毎に、212バイトのデータを割り当ててい
る。このサウンドグループ単位の圧縮したデータを伸張
すると、左右チャンネルの512サンプルに相当するこ
とになる。この512サンプルのデータは、すなわち、
2048バイトのデータに相当する。詳しくは、512
サンプル×16ビット×2チャンネル÷8ビット=20
48バイトである。
【0032】このサウンドグループが11個集まったも
のが、図3に示すように、2セクタを構成する。
【0033】また、光ディスクDの記録領域は、ATR
AC方式で圧縮されたオーディオデータが記録されるプ
ログラム領域と、このプログラム領域に記録されたオー
ディオデータを管理する管理データが記録される管理領
域であるU−TOC(User Table of Contents)とリード
イン領域であるP−TOC(Pre-mastered Table of Con
tents)とに分割されている。
【0034】この光ディスクDでは、実際の音楽データ
を物理的に消去し書き換えなくても、U−TOCの情報
を書き換えることにより、曲の消去や編集を行うことが
できる。例えば、5曲記録されている光ディスクDに対
して、3曲目のスタートアドレス及びエンドアドレスを
記録可能領域として指定すれば、3曲目は再生ができな
くなる。したがって、光ディスクDにATRACデータ
を記録する場合は、このU−TOC情報も同時に書き換
えなければならない。以下、このU−TOCについて説
明していく。なお、光ディスクDに記録されるオーディ
オデータの単位を以下「トラック」と称することとす
る。このトラックは、例えば、曲の単位等であり、上述
したオーディオダビングシステム1で提供される音楽の
コンテンツに対応する単位である。
【0035】光ディスクDのU−TOCは、U−TOC
セクタ0〜U−TOCセクタ15までの16セクタから
構成される。なお、このU−TOCセクタn(nは、1
〜15)を以下単にU−TOCnと表す。
【0036】図4にU−TOC0に記録されるデータを
示す。ここで、U−TOC0に記録されているデータを
1バイトずつ区切って便宜上スロットとして表す。各ス
ロットは、図4中に示している縦軸の0〜587の数値
と、横軸の左から1〜4番のスロット番号を掛け合わせ
ることで指定されるものとする。なお、U−TOC1以
降も同様とする。
【0037】U−TOC0には、12バイトのヘッダデ
ータに続いてこのTOC0のアドレス情報を示すClu
sterHと、ClusterLとが記録される。そし
て、U−TOC0には、光ディスクDの製造者を示すM
aker codeと、光ディスクDのモデルを示すM
odel codeと、この光ディスクDの最初のトラ
ックのトラック番号を示すFirstTNOと、最後の
トラックのトラック番号を示すLastTNOとがスロ
ット7×1から記録される。また、U−TOC0には、
セクタの使用状況を示すUsed Sectorsがス
ロット8×4に、光ディスクDのシリアル番号を示すD
iscSerialNoがスロット10×4に記録され
ている。
【0038】また、U−TOC0には、光ディスクDの
ID番号を示すDiscIDと、光ディスクD上に生じ
た欠陥アドレス情報を記録する領域のスタートアドレス
が記録されているスロットを示すポインタであるP−D
FA(Pointer for DefectiveArea)と、スロットの使用
状況を示すポインタであるP−EMPTY(Pointer for
Empty slot)と、記録可能領域を管理する領域のスター
トアドレスが記録されているスロットを示すポインタで
あるP−FRA(Pointer for free Area) とがスロット
11×1から記録されている。また、U−TOC0に
は、光ディスクDに記録されている各トラックのスター
トアドレスが記録されているスロットを示すポインタで
あるP−TNOnがスロット12×2からスロット75
×4まで記録されている。ここで、nは、各トラックの
トラック番号を示している。この光ディスクDには25
5トラック設けることができることから、このnは、1
〜255までの整数で表される。
【0039】また、U−TOC0には、各トラックのス
タートアドレスと、エンドアドレスと、リンク情報(Lin
k-P)と、トラックモード(Trackmode)とがスロット78×
1からスロット587×4まで記録されている。U−T
OC0には、このスタートアドレスとエンドアドレス等
が記録されるスロットが255×4×2個設けられてお
り、各トラックに対応するスロットにスタートアドレス
とエンドアドレス等が記録される。
【0040】したがって、上述したP−DFA,P−E
MPTY,P−FRAに記録されるポインタは、スロッ
ト78×1から表されるスタートアドレスのスロットを
示すこととなる。
【0041】上述したスタートアドレスとエンドアドレ
スは、図5に示すように、3バイト=24ビットのデー
タで表されている。このスタートアドレスとエンドアド
レスには、最初の14ビットにクラスタアドレスが記録
され、次の6ビットにセクタアドレスが記録され、最後
の4ビットにサウンドグループのアドレスが記録されて
いる。
【0042】また、トラックモード(Trackmode) は、図
6に示すように、1バイト=8ビットのデータで表され
ている。このトラックモード(Trackmode) には、1ビッ
ト目に記録のプロテクト情報、2ビット目に複製のプロ
テクト情報、3ビット目に世代情報、4ビット目にオー
ディオ情報、5及び6ビット目に消去保存情報、7ビッ
ト目にモノラル又はステレオ情報、8ビット目に強調情
報が記録されている。すなわち、このトラックモード(T
rackmode) には、各トラック固有の関連情報が記録され
ている。
【0043】リンク情報(P-Link)は、同一トラックが連
続したデータストリームで光ディスクDに記録されてい
ない場合、すなわち、同一のトラックのデータが光ディ
スクD上の記録領域に離散的に記録されている場合、次
のデータがどこのスタートアドレスから記録されている
かを辿るためのポインタである。例えば、1つのトラッ
クを再生する際にスロット78×1に表されているエン
ドアドレスに続いてスロット586×1のスタートアド
レスからのデータを再生しなければならない場合は、ス
ロット80×4のスロットのリンク情報(Link-P)がスロ
ット581×1を示すことになる。
【0044】すなわち、光ディスクDでは、記録媒体上
にデータを必ずしも連続した形態で記録しなくてもよ
く、つまり、連続したデータストリームで記録しなくて
もよく、シーケンシャルなデータ列を離散的に記録して
もよい。このように離散的にデータを記録しても、この
リンク情報(P-Link)によりデータの連続性が示され、再
生の際に、読み出したデータを一旦メモリに蓄積しメモ
リへの書き込みレートを読出レートより早くすることに
より、連続したデータが途切れることなく再生をするこ
とができる。
【0045】また、既に記録済みのデータの上に記録済
みのプログラムより短いデータを上書きする場合であっ
ても、余った部分を消去することなく記録可能領域(P-F
RA)として指定することで効率よく記録することができ
る。
【0046】以下、記録可能領域であるP−FRAの例
を用いて離散的に存在するエリアの結合方法について、
図7を用いて説明する。
【0047】U−TOC0の記録可能領域を管理するス
ロットの先頭位置を示すP−FRAに、例えば03h(h
exia-decimal) が記録されていたとすると、この03h
に対応するスロットにまずアクセスをする。
【0048】スロット03hに記録されているスタート
アドレス及びエンドアドレスデータはディスク上に記録
されたトラックの中の1つパーツの起点アドレスと終点
アドレスを示す。
【0049】スロット03hに記録されているリンク情
報は次に続くべきスロット番号を示しており、この場合
は18hが記録されている。
【0050】スロット18hに記録されているリンク情
報を次にたどってスロット2Bhをアクセスしスロット
2Bhに記録されているリンク情報を次にたどってスロ
ットE3hをアクセスしとリンク情報として00hデー
タが現れるまでリンク情報をたどっていく。
【0051】上記のようにP−FRAによって指示され
るスロットを起点にリンク情報がNull(=00h)に
なるまでスロットをたどり、ディスク上に離散的に記録
された1つのトラックを構成するパーツをメモリ上でつ
なげることが可能となる。
【0052】スロット03hのリンク情報で指示される
スロット18hの起点アドレスと終点アドレスにて示さ
れる範囲が記録可能エリアと判断できる。さらに、スロ
ット18hのリンク情報に記述されているスロット1F
hを辿って、スロット1Fhの起点アドレスと終点アド
レスにて示される範囲が記録可能エリアと判断できる。
さらに、スロット1Fhのリンク情報に記述されている
スロット2Bhを辿って、スロット1Fhの起点アドレ
スと終点アドレスにて示される範囲が記録可能エリアと
判断できる。上述のようにリンク情報記録されているス
ロットアドレスを辿っていってリンク情報が00hにな
るまでスロットを辿っていく。
【0053】ここでP−FRAを例に説明したが、P−
DFA、P−EMPTY、P−TNO0〜255も同様
に離散的に存在するパーツを結合することができる。
【0054】図8にU−TOC1に記録されるデータを
示す。
【0055】U−TOC1では、プログラム領域に記録
されている各トラックのタイトル、光ディスクD全体の
タイトルが管理されている。
【0056】光ディスクDの全体のタイトルとは、記録
されるトラックがオーディオデータの場合はアルバムタ
イトル及び演奏者名等の情報になり、各トラックのタイ
トルとは曲名に相当する。
【0057】各トラック毎の文字情報は、P−TNAn
(nは1から255)によって指示されるスロットに記録
されており、文字数が多い場合はリンク情報を用いて複
数のスロットを連結して記録を行っている。
【0058】図9にU−TOC2に記録されるデータを
示す。
【0059】U−TOC2では、プログラム領域に記録
されている各プログラム毎の記録日時が上述したU−T
OC0と同様な形態で管理されている。
【0060】図10にU−TOC4に記録されるデータ
を示す。
【0061】U−TOC4では、プログラム領域に記録
されている各プログラムのタイトル、光ディスクD全体
のタイトルのフォントとして片仮名、漢字が使用できる
ように上述したU−TOC1と同様な形態で管理されて
いる。
【0062】次に、オーディオダビングシステム1の構
成について、図11を用いて、先に図1に示した構成に
記録部20の構成を加え、さらに詳細に説明する。
【0063】図11は、この実施の形態であるオーディ
オダビングシステム1のブロック構成図である。オーデ
ィオダビングシステム1は、メインコントローラ11,
サーバ12,操作入力部13,表示部14等を有するオ
ーディオ送信部10と、携帯型の記録媒体にオーディオ
データを記録する記録部20と、オーディオ送信部10
と記録部20とを接続する接続ケーブル2とを備える。
【0064】また、上記記録部20は、オーディオ送信
部10からデータが供給されるデータを記憶するランダ
ムアクセスメモリ(RAM) 22を制御するメモリコントロ
ーラ21と、データを復号及び符号化するエンコード・
デコード回路23と、磁気ヘッド25を駆動する磁気ヘ
ッド駆動回路24と、光ディスクDにレーザを照射しそ
の反射光を検出する光ピックアップ26と、この光ピッ
クアップ26から検出した反射光からフォーカスエラー
信号(FE),プッシュプル信号(PP),光磁気再生信号(MO)
を再生するRFアンプ27と、RFアンプ27からのプ
ッシュプル信号(PP)に基づき光ディスクDの案内溝に形
成されているグルーブウォブルに応じた信号を再生しA
DIPをデコードするアドレスデコーダ28と、光ディ
スクDを回転駆動させるスピンドルモータ29と、光ピ
ックアップ26を光ディスクDの半径方向に駆動させる
スレッド機構30とを備える。
【0065】また、上記記録部20は、RFアンプ27
からのフォーカスエラー信号(FE),プッシュプル信号(P
P)等に基づき、フォーカスサーボ,トラッキングサー
ボ,スレッドサーボ,スピンドルサーボ等を制御するサ
ーボ回路31と、メモリコントローラ21,エンコード
・デコード回路23,サーボ回路31等を制御するシス
テムコントローラ32とを備える。
【0066】光ピックアップ26は、レーザダイオード
から対物レンズを介して光ディスクDにレーザを照射す
る。また、光ピックアップ26は、光ディスクDからの
反射光をフォトディテクタにより検出して、検出電流を
RFアンプ27に供給する。
【0067】RFアンプ27は、光ピックアップ26の
フォトディテクタからの検出電流に基づき、フォーカス
エラー信号(FE),プッシュプル信号(PP),光磁気再生信
号(MO)を生成する。RFアンプ27は、生成したフォー
カスエラー信号(FE)をサーボ回路31に供給し、プッシ
ュプル信号(PP)をアドレスデコーダ28及びサーボ回路
31に供給し、光磁気再生信号(MO)をエンコード・デコ
ード回路23に供給する。
【0068】サーボ回路31は、供給されたフォーカス
エラー信号(FE),プッシュプル信号(PP)に基づき、光ピ
ックアップ26の2軸機構を介して対物レンズを駆動
し、光磁気ディスクDに照射するレーザビームのトラッ
キング及びフォーカスのサーボ制御を行う。また、サー
ボ回路31は、プッシュプル信号(PP)に基づき、スレッ
ド機構30を駆動し、光ピックアップ26を光ディスク
Dの半径方向に駆動するスレッドサーボ制御を行う。ま
た、サーボ回路31は、図示しない光ディスクDの回転
検出回路からのスピンドルエラー信号に基づき、光ディ
スクDを線速一定(CLV:constant liner velocity) にな
るようにスピンドルモータ29を駆動するスピンドルサ
ーボ制御を行う。
【0069】アドレスデコーダ28は、光ディスクDの
案内溝に形成されているグルーブウォブルに応じたいわ
ゆるウォブル信号からアドレス情報を再生する。
【0070】エンコード・デコード回路23は、RFア
ンプ27から供給される光磁気再生信号(MO)を2値化し
て、EFM(eight fourteen modulation) 方式で復調を
行い、さらに、CIRC(cross interleaved Read Solo
mon coding) 方式でエラー訂正のデコード処理を行う。
また、エンコード・デコード回路23は、メモリコント
ローラ21から供給される記録信号にCIRC方式でエ
ラー訂正符号を付加し、さらに、EFM方式で変調を行
って磁気ヘッド駆動回路24に記録信号を供給する。
【0071】磁気ヘッド駆動回路24は、エンコード・
デコード回路23からの記録信号に基づき磁気ヘッド2
5を駆動し、光ディスクDに対して変調磁界に印加して
信号を記録する。
【0072】メモリコントローラ21は、ランダムアク
セスメモリ22に記憶させるATRACデータの書き込
み及び読み出しを制御する。このメモリコントローラ2
1は、オーディオ送信部10から供給されるATRAC
データを一時ランダムアクセスメモリ22に格納した
後、エンコード・デコード回路23に供給する。
【0073】システムコントローラ32は、この記録部
20全体の制御を行い、例えば、メモリコントローラ2
1,エンコード・デコード回路23,サーボ回路31等
を制御する。また、システムコントローラ32は、オー
ディオ送信部10と制御データの授受を行う各回路の制
御を行うが、このことについては、詳細を後述する。
【0074】以上の構成を有することにより、オーディ
オダビングシステムの記録部20は、オーディオ送信部
10から送信されたATRACデータを光ディスクDに
記録する。
【0075】次に、オーディオダビングシステム1のオ
ーディオ送信部10と記録部20との間のデータの転送
方法等について、図12を用いて説明する。
【0076】オーディオダビングシステム1では、オー
ディオ送信部10と記録部20とを接続する接続ケーブ
ル2が設けられており、この接続ケーブル2は、図12
(a)に示すように、オーディオ送信部10から記録部
20に供給する圧縮されたオーディオデータであるAT
RACデータが伝送されるATRACライン2aと、記
録部20からオーディオ送信部10に供給するATRA
Cデータの要求信号(Data Req)が伝送されるDataR
eqライン2bとを有している。
【0077】このATRACライン2aを介してサーバ
12に格納されているコンテンツに応じたATRACデ
ータがオーディオ送信部10のメインコントローラ11
から記録部20のメモリコントローラ21に伝送され
る。なお、伝送されるATRACデータは、記録部20
のランダムアクセスメモリ22の容量に応じて、所定容
量単位毎の転送レートで伝送される。また、DataR
eqライン2bを介して記録部20のシステムコントロ
ーラ32からオーディオ送信部10のメインコントロー
ラ11に対してATRACデータの要求を示す要求信号
(Data Req)が伝送される。すなわち、ATRACデータ
が所定容量単位で伝送されるため、記録部20は、既に
伝送済みでランダムアクセスメモリ22に読み込んであ
るATRACデータを光ディスクDに全て書き込んだ場
合は、この要求信号(Data Req)をオーディオ送信部10
に供給して次のデータの要求をする。上記ランダムアク
セスメモリ22に書き込み済みのATRACデータが全
て未だ光ディスクDに記録完了でない場合は要求信号(D
ata Req)のオーディオ送信部10への転送を待機状態と
する。
【0078】具体的に、このATRACデータと、要求
信号(Data Req)の関係を図12(b)のタイムチャート
に示す。
【0079】記録部20の記録状態が正常であれば、ま
ず、記録部20は、時刻t11において、要求信号(Data
Req)をオーディオ送信部10に供給する。オーディオ送
信部10は、要求信号(Data Req)が供給されると、時刻
t12において、記録部20に対して所定容量分のATR
ACデータを供給の開始をする。そして、記録部20
は、ATRACデータが供給されると、時刻t13におい
て、要求信号(Data Req)の供給を停止する。
【0080】また、記録部20の記録状態が正常でなけ
れば、時刻t14から時刻t15に示すように、記録部20
からオーディオ送信部10に対して要求信号(Data Req)
が供給されず、したがって、オーディオ送信部10から
記録部20に対してATRACデータも供給されない。
なお、オーディオ送信部10は、記録部20から所定時
間の継続して要求信号(Data Req)が供給されなければ、
記録処理を中断する。
【0081】時刻t15から時刻t16に示す区間はATR
ACデータの記録部20に対する供給が正常な状態を示
す。
【0082】また、記録部20は、時刻t16から時刻t
17に示すように、要求信号(Data Req)を供給しても、所
定時間オーディオ送信部10からATRACデータが供
給されなければ、データの書き込みの待機状態になり、
例えばレコーディングポーズ状態になり、ATRACデ
ータを待つ。そして、記録部20は、ATRACデータ
が供給されれば、時刻t17から示すように、書き込み動
作を開始する。なお、オーディオダビングシステム1
は、書き込みの待機状態が一定時間続いたときは、何ら
かのトラブルが発生したと判断して、処理を中断する。
【0083】したがって、オーディオダビングシステム
1では、記録部20がオーディオ送信部10へのATR
ACデータの要求信号(Data Req)を供給することによ
り、確実なATRACデータの記録ができる。
【0084】また、オーディオダビングシステム1で
は、図12(a)に示すように、オーディオ送信部10
から記録部20に供給する制御コマンドやTOC情報等
の各コマンドデータが伝送されるCOMMANDライン
2cと、記録部20からオーディオ送信部10に供給す
る各コマンドデータの承認信号(ACKNOWLEDGE) が伝送さ
れるACKライン2dとを有している。
【0085】このCOMMANDライン2cを介してオ
ーディオ送信部10のメインコントローラ11が生成す
るTOC情報や、各コンテンツのATRACデータのデ
ータサイズ等のコマンドデータが記録部20のシステム
コントローラ32に供給される。また、ACKライン2
dを介して、記録部20がコマンドデータに基づく処理
が終了した場合において、処理を終了したことを示す承
認信号(ACKNOWLEDGE)が記録部20のシステムコントロ
ーラ32からオーディオ送信部10のメインコントロー
ラ11に対して伝送される。
【0086】具体的に、このコマンドデータと、承認信
号(ACKNOWLEDGE) の関係を図12(c)のタイムチャー
トに示す。
【0087】まず、オーディオ送信部10は、時刻t21
において、所定のコマンドデータを記録部20に供給す
る。このコマンドデータの供給が終了すると、記録部2
0は、時刻t22において、供給されたコマンドデータに
基づく処理を行う。記録部20は、このコマンドに基づ
く処理を終了すると、時刻t23において、承認信号(ACK
NOWLEDGE) をオーディオ送信部10に供給する。そし
て、この承認信号(ACKNOWLEDGE) が供給されると、オー
ディオ送信部10は、時刻t24において、リセットコマ
ンドを記録部20に供給する。リセットコマンドが供給
されると、記録部20は、時刻t25において、承認信号
(ACKNOWLEDGE) の供給を停止する。なお、オーディオ送
信部10は、コマンドデータを供給しても、承認信号(A
CKNOWLEDGE) が一定時間記録部20から供給されなけれ
ば、何らかのトラブルが発生したと判断して、処理を中
断する。
【0088】オーディオ送信部10から記録部20にC
OMMANDライン2cを介して供給されるコマンドデ
ータを以下の表1に示す。
【0089】
【表1】
【0090】セットアップコマンド(SET UP)は、記録部
20を記録待機の状態、すなわち、レコーディングポー
ズの状態にするコマンドである。このセットアップコマ
ンド(SET UP)が供給されると、記録部20は、レコーデ
ィングポーズの状態になる。このセットアップコマンド
(SET UP)は、具体的に、1バイトの“01”のデータで
与えられる。
【0091】スタートコマンド(START) は、ATRAC
データの記録開始を示すコマンドである。このスタート
コマンド(START) が供給されると、記録部20は、光デ
ィスクDにATRACデータの記録を開始する。このス
タートコマンド(START) は、具体的に、1バイトの“0
2”のデータで与えられる。
【0092】ストップコマンド(Stop)は、各コマンドに
基づく記録部20の処理の終了を示すコマンドである。
このストップコマンド(Stop)が供給されると、記録部2
0は、例えば、スタートコマンド(START) に基づく記録
処理等を停止する。ストップコマンド(Stop)は、具体的
に、1バイトの“03”のデータで与えられる。
【0093】TOC0インフォメーションコマンド(TOC
0info)は、光ディスクDのU−TOCのセクタ0に記録
する情報を示すコマンドである。このU−TOC0イン
フォメーションコマンド(TOC0info)とこのコマンドに続
くトラックサイズ及びトラックモードの情報が供給され
ると、記録部20は、トラックサイズから記録したAT
RACデータのスタートアドレス、エンドアドレスを求
め、U−TOC0にTOC情報を記録する。
【0094】すなわち、本来であれば、このTOC0の
情報は、記録部20側で独自に生成し、光ディスクDに
対して記録する。ところが、例えば、複数のコンテンツ
のATRACデータがオーディオ送信部10から供給さ
れた場合に、記録部20に対しては一連のデータストリ
ームとして供給されるため、複数のコンテンツの切れ目
が判断できず、TOC0のトラック情報を生成すること
ができない。したがって、オーディオ送信部10から、
TOC0インフォメーションコマンド(TOC0info)として
各コンテンツに対応するデータのストリーム長を示すデ
ータサイズとトラックモードを供給する。そして、記録
部20がこのTOC0インフォメーションコマンド(TOC
0info)の情報に基づき、光ディスクDに記録するTOC
0の情報を生成する。
【0095】トラックナンバTOC0インフォメーショ
ンコマンド(TOC0info)は、具体的に、1バイトの“0
4”のデータで与えられる。
【0096】トラックナンバコマンド(TNO) は、記録す
るATRACデータのトラック番号を指定するコマンド
である。このトラックナンバコマンド(TNO) とこのコマ
ンドに続くトラック番号が供給されると、記録部20
は、以下に続く例えばタイトルコマンド(Title) 等に応
ずる処理をこのトラック番号に対して行う。トラックナ
ンバコマンド(TNO) は、具体的に、1バイトの“05”
のデータで与えられる。
【0097】リセットコマンド(ACK-RESET) は、記録部
20から供給された承認信号(ACKNOWLEDGE) をリセット
するコマンドである。このリセットコマンド(ACK-RESE
T) コマンドが供給されると、記録部20は、承認信号
(ACKNOWLEDGE) の供給を停止する。リセットコマンド(A
CK-RESET) は、具体的に、1バイトの“08”のデータ
で与えられる。
【0098】記録状況確認コマンド(ALRIGHT) は、記録
部20の記録状況を確認するコマンドである。この記録
状況確認コマンド(ALRIGHT) が供給されると、記録部2
0は、記録が正常に行われていれば、承認信号(ACKNOWL
EDGE) をオーディオ送信部10に供給する。記録状況確
認コマンド(ALRIGHT) は、具体的に、1バイトの“0
b”のデータで与えられる。
【0099】タイトルコマンド(Title) は、光ディスク
DのTOC1及びTOC4に記録するタイトル情報を与
えるコマンドである。このタイトルコマンド(Title) に
続いて、文字列情報と、キャラクタデータが供給され、
これらが供給されると記録部20は、光ディスクDのT
OC1及びTOC4に各トラックに対応するタイトル情
報を記録する。タイトルコマンド(Title) は、具体的
に、1バイトの“83”のデータで与えられる。
【0100】次に、オーディオダビングシステム1の処
理内容について、図13に示すフローチャートを用いて
説明する。
【0101】オーディオダビングシステム1は、ユーザ
によりサーバ12から光ディスクDに記録する1又は複
数のコンテンツが選択され、光ディスクDを記録部20
に装填する等の初期セットアップが終了すると図13に
示すステップS11からの処理を開始する。
【0102】ステップS11において、オーディオダビ
ングシステム1は、表示部14を用いてエラーチェック
を行うかどうかをユーザに質問し、ユーザがエラーチェ
ックを行うかどうかを操作入力部13を用いて入力する
とステップS12に進む。なお、このエラーチェックに
関しては、詳細を後述する。
【0103】ステップS12において、オーディオ送信
部10は、セットアップコマンド(SET UP)をCOMMA
NDライン2cを介して記録部20に供給する。記録部
20は、セットアップコマンド(SET UP)がオーディオ送
信部10から供給されると、光ディスクDへの記録状態
をレコーディングポーズ状態に設定し、承認信号(ACKNO
WLEDGE) をACKライン2dを介してオーディオ送信部
10に供給する。
【0104】ステップS13において、オーディオ送信
部10は、記録部20から承認信号(ACKNOWLEDGE) が供
給されたかどうかを判断し、承認信号(ACKNOWLEDGE) が
供給されればステップS15に進み、一方、所定時間の
間承認信号(ACKNOWLEDGE) が記録部20から供給されな
ければ、ステップS14に進む。
【0105】ステップS14において、オーディオ送信
部10は、記録部20が何らかのトラブルで光ディスク
Dへの記録ができないと判断し、エラーメッセージ等を
表示部14に表示して、処理を終了する。
【0106】ステップS15において、オーディオ送信
部10は、スタートコマンド(START) をCOMMAND
ライン2cを介して記録部20に供給する。このスター
トコマンド(START) が供給されると、記録部20は、要
求信号(Data Req)をDataReqライン2bを介し
て、オーディオ送信部10に供給する。この要求信号(D
ata Req)が供給されると、オーディオ送信部10は、所
定容量毎にATRACデータを記録部20に供給する。
そして、このATRACデータが供給されると、記録部
20は、光ディスクDの記録可能領域にデータを記録し
ていく。
【0107】なお、このとき、ユーザにより複数のトラ
ックが指定されていても、すなわち、複数のコンテンツ
が指定されても、オーディオ送信部10は、ATRAC
データを一連のストリームとして記録部20に供給す
る。また、記録部20は、光ディスクDに対しての記録
が正常に行われなかったときに、光ディスクDの状態を
記録前のディスクの状態に戻すことができるように、予
め、ディスクのTOCの情報を外部メモリ等に保存して
おく。
【0108】ステップS15でATRACデータの記録
を開始すると、ステップS16に進む。
【0109】ステップS16において、オーディオ送信
部10は、記録状況確認コマンド(ALRIGHT) をCOMM
ANDライン2cを介して供給し、記録部20の記録状
態を確認する。オーディオ送信部10は、記録部20か
ら承認信号(ACKNOWLEDGE) が供給され、記録状態が正常
であると確認すると、ステップS17に進み、このステ
ップS17において、記録が終了したかどうかを確認す
る。記録が終了していなければ、再度ステップS16に
戻り、記録が正常に行われているかどうかを確認する。
すなわち、このステップS16及びステップS17で、
一定時間毎に、記録が正常であるかどうか及び記録が終
了したかどうかを確認する。
【0110】記録部20により正常に記録が行われてい
ないと判断すると、ステップS16からステップS14
に進み、記録処理の中断処理を行う。このとき、光ディ
スクDを記録前の状態に戻すため、予め外部メモリ等に
保存しておいた先のTOC情報を光ディスクDに書き込
む処理を行う。
【0111】また、記録が終了したと判断すると、ステ
ップS17からステップS18に進む。
【0112】ステップS18において、オーディオ送信
部10は、ストップコマンド(Stop)をCOMMANDラ
イン2cを介して記録部20に供給する。このストップ
コマンド(Stop)が供給されると、記録部20は、ATR
ACデータの記録処理を終了する。ステップS18でス
トップコマンド(Stop)を供給すると、ステップS19に
進む。
【0113】ステップS19において、オーディオ送信
部10は、トラックナンバコマンド(TNO) とともに、T
OC0インフォメーションコマンド(TOC0info)及びトラ
ックサイズ情報と、タイトルコマンド(Title) 及びタイ
トルの文字数,キャラクタデータ等の必要なTOC情報
を供給する。
【0114】記録部20は、このようなTOC情報がオ
ーディオ送信部10から供給されると、この供給された
TOC情報に基づき光ディスクDのU−TOC0からU
−TOC4にデータを記録する。なお、このとき、各ト
ラックのスタートアドレスとエンドアドレスは、TOC
0インフォメーションコマンド(TOC0info)に続いて供給
されるトラックサイズの情報に基づいて生成される。す
なわち、ATRACデータが1つのデータストリームと
して供給されることから、このデータストリームを、各
トラック毎にデータサイズで分割して、TOC情報を生
成する。
【0115】ステップS19で必要なTOC情報を供給
するとステップS20に進む。
【0116】ステップS20において、オーディオ送信
部10は、先のステップS11でユーザがエラーチェッ
クを行うと設定したかどうかを判断する。ユーザがエラ
ーチェックを行う設定した場合はステップS21に進
み、エラーチェックを行うと設定していない場合はステ
ップS23に進む。
【0117】ステップS21において、オーディオ送信
部10は、COMMANDライン2cを介して、記録部
20にエラーチェックコマンドを供給する。エラーチェ
ックコマンドが供給されると、記録部20は、記録した
ATRACデータを読み出して、記録されたデータにエ
ラーがないかどうかを検査する。
【0118】記録部20によるエラーチェックが開始さ
れると、ステップS22において、オーディオ送信部1
0は、エラーチェックが終了するまで待機し、エラーチ
ェックが終了すると、ステップS23に進む。
【0119】ステップS23において、オーディオ送信
部10は、記録結果を表示部14に表示する。例えば、
エラーチェックの結果、記録したデータにエラーが生じ
ていれば、例えばエラーメッセージ等を表示する。な
お、エラーチェックの結果、記録したデータにエラーが
生じていれば、外部メモリ等に保存してある記録前のT
OC情報を光ディスクDに記録する。
【0120】ステップS23で記録結果を表示すると、
オーディオダビングシステム1は、処理を終了する。
【0121】以上のように、オーディオダビングシステ
ム1は、ステップS11からステップS23の処理を行
うことにより、光ディスクDに確実にATRACデータ
を記録することができる。
【0122】なお、以上のステップS11からステップ
S23の処理においては、ATRACデータを全て記録
した後に、必要なTOC情報を記録部20に供給する処
理を説明したが、オーディオダビングシステム1では、
このような処理に限らず、オーディオ送信部10が記録
部20に対してATRACデータを供給する前に、TO
C情報を供給することもできる。
【0123】すなわち、ステップS19の処理をセット
アップが完了した後であってスタートコマンド(START)
を供給する前に、つまり、ステップS13とステップS
15の処理の間に行う。なお、記録部20は、TOC情
報を記録するのは、ATRACデータを光ディスクDに
記録した後となるため、先に供給されたTOC情報を外
部メモリ等に保存させておく必要がある。このようにA
TRACデータを記録する前に外部メモリ等にTOC情
報を予め保持しておくことで、記録を行う曲名を表示部
に表示することができる。
【0124】また、オーディオダビングシステム1で
は、オーディオ送信部10が記録部20に対してATR
ACデータを供給している最中に、並行してTOC情報
を供給することもできる。
【0125】すなわち、ATRACデータと各コマンド
を供給するデータラインは、ATRACライン2aとC
OMMANDライン2cとで別となっているため、ステ
ップS16及び17の処理と、ステップS19の処理と
を並行して行うことができ、このため、データの伝送時
間を短くすることができる。なお、この場合も同様に記
録部20は、TOC情報を外部メモリ等に保存させてお
き、ATRACデータを全て記録した後に、TOC情報
を光ディスクDに記録する必要がある。
【0126】また、以上のステップS11からステップ
S23の処理においては、複数のコンテンツに対応する
ATRACデータを、1つのデータストリームとして取
り扱って、TOC情報を生成するために必要な情報をオ
ーディオ送信部10から別途記録部20に供給する処理
を説明したが、オーディオダビングシステム1では、こ
のような処理に限らず、複数のコンテンツがユーザに指
定された場合、1つのコンテンツに対応するATRAC
データを光ディスクDに記録し、この後に記録したAT
RACデータのTOCを生成して記録し、そして、さら
に次のコンテンツに対応するATRACデータを記録す
るといった処理もできる。
【0127】すなわち、ステップS15からステップS
19までの処理を、1つのコンテンツ毎に繰り返すルー
プを形成することにより、このような処理を行うことが
できる。
【0128】次に、具体的に、2曲分の音楽コンテンツ
を光ディスクDに記録する場合について、タイミングチ
ャート等を用いて以下に説明する。
【0129】サーバ12には、図14(a)に示すよう
に、タイトルが“ByeBye”,トラックモード(trm
d)が“a6”,トラックサイズが“0002.00.0
0”の第1のコンテンツと、タイトルが“Hell
o”,トラックモード(trmd)が“a6”,トラックサイ
ズが“0010.2f.0a”の第2のコンテンツと、
タイトルが“Morning”,トラックモード(trmd)
が“86”,トラックサイズが“0020.1e.0
0”の第3のコンテンツ等の複数のコンテンツが格納さ
れている。
【0130】記録媒体となる光ディスクDには、図14
(b)に示すように、タイトルが“Emotion”,
トラックモード(trmd)が“e6”,トラックサイズが
“0011.05.02”の第1のトラックと、タイト
ルが“Dream”,トラックモード(trmd)が“e
6”,トラックサイズが“0022.1f.0a”の第
2のトラックとの2曲分のトラックが記録されている。
【0131】図14(a)に◎で示すサーバ12に格納
してある第2のコンテンツ(タイトルが“Hello”
のATRACデータ)及び第3のコンテンツ(タイトル
が“Morning”のATRACデータ)を光ディス
クDに記録する場合は、以下の図15から図18に示す
ように処理がされる。
【0132】図15は、ATRACデータを送信する際
のオーディオ送信部10と記録部20間のコマンドデー
タのタイミングチャートである。
【0133】まず、記録部20は、時刻t31において、
セットアップコマンド(SET UP)を記録部20に供給す
る。セットアップコマンド(SET UP)が供給されると、記
録部20は、レコーディングポーズ状態にして時刻t32
において承認信号(ACKNOWLEDGE) をオーディオ送信部1
0に供給する。承認信号(ACKNOWLEDGE) が供給される
と、オーディオ送信部10は、リセットコマンド(ACK-R
ESET) を記録部20に供給してこの承認信号(ACKNOWLED
GE) をリセットする。
【0134】オーディオ送信部10は、時刻t33におい
て、スタートコマンド(START) を記録部20に供給す
る。このスタートコマンド(START) の供給は、上述した
ステップS15の処理に対応する。スタートコマンド(S
TART) が供給されると、記録部20は、記録動作を開始
するとともに、承認信号(ACKNOWLEDGE) と、要求信号(D
ata Req)をオーディオ送信部10に供給する。
【0135】オーディオ送信部10は、要求信号(Data
Req)に基づいて、時刻t34において、記録部20に対し
て所定容量分のATRACデータ、すなわち、サーバ1
2に格納してある第2のコンテンツ(タイトルが“He
llo”のATRACデータ)及び第3のコンテンツ
(タイトルが“Morning”のATRACデータ)
の供給の開始をする。そして、オーディオ送信部10
は、所定容量毎にATRACデータを供給するため、時
刻t35,t36,t37,t38において記録部20から供給
される要求信号(Data Req)に基づき、順次ATRACデ
ータを記録部20に供給する。
【0136】また、オーディオ送信部10は、一定時間
毎に記録状況確認コマンド(ALRIGHT) を供給して、記録
部20の記録状態が正常であるかどうかを調べる。この
記録状況確認コマンド(ALRIGHT) を供給して記録状態が
正常であるかどうかは、上述したステップS16の処理
に対応する。
【0137】そして、オーディオ送信部10は、全ての
ATRACデータを記録部20に供給したと判断する
と、時刻t39において、ストップコマンド(Stop)を記録
部20に供給する。このストップコマンド(Stop)を供給
する処理は、上述した、ステップS18の処理に対応す
る。ストップコマンド(Stop)が供給され、供給された全
てのATRACデータを光ディスクDに記録を終える
と、記録部20は、時刻t40において、記録処理を終了
するとともに、承認信号(ACKNOWLEDGE) をオーディオ送
信部10に供給する。
【0138】図16は、上述したステップS19におい
て、オーディオ送信部10から記録部20に対し供給さ
れるTOC0インフォメーションコマンド(TOC0info)の
タイムチャートである。なお、図16(a)は、オーデ
ィオ送信部10から記録部20に供給するデータのタイ
ムチャートを示し、図16(b)は、各時刻における光
ディスクDのU−TOC0の記録状態を示している。
【0139】まず、光ディスクDのU−TOC0には、
何らTOC0インフォメーションコマンド(TOC0info)が
供給されていない時刻51においては、先に記録してある
第1と第2のトラック(タイトルが“Emotion”
と“Dream”のトラック)のスタートアドレス,エ
ンドアドレスやトラックモードが記録してある。また、
光ディスクDのU−TOC0には、仮に第3のトラック
として記録された圧縮オーディオデータのスタートアド
レス,エンドアドレスやトラックモードが記録してあ
る。ここで、仮に第3のトラックとして記録された圧縮
オーディオデータとしているのは、オーディオ送信部1
0から例えば2曲分のトラックのオーディオデータが伝
送されたとしても、伝送される際には1のデータストリ
ームで伝送される。そして、記録部20では、このデー
タストリームを1のトラックとして取扱いオーディオデ
ータを記録しているからである。すなわち、記録部20
は、この1のトラックとして取り扱われたオーディオデ
ータを、以後の処理でTOC情報を生成し分割するので
ある。
【0140】オーディオ送信部10は、時刻t52におい
て、第1のコンテンツのトラックモードと、トラックサ
イズを供給する。すなわち、オーディオ送信部10は、
TOC0インフォメーションコマンド(TOC0info)ととも
に、タイトルが“Hello”のATRACデータのコ
ンテンツ番号と、このコンテンツのトラックモードと、
このコンテンツのトラックサイズを供給する。
【0141】第1のコンテンツのトラックモードとトラ
ックサイズが供給されると、記録部20は、供給された
情報に基づき、U−TOC0の情報を生成し、光ディス
クDに記録する処理を行う。したがって、時刻t53にお
いては、光ディスクDのU−TOC0には、第1のコン
テンツに対応したトラックモード及びスタートアドレス
及びエンドアドレスが記録される。
【0142】続いてオーディオ送信部10は、時刻t53
において、第2のコンテンツのトラックモードと、トラ
ックサイズを供給する。すなわち、オーディオ送信部1
0は、TOC0インフォメーションコマンド(TOC0info)
とともに、タイトルが“Morning”のATRAC
データのコンテンツ番号と、このコンテンツのトラック
モードと、このコンテンツのトラックサイズを供給す
る。
【0143】第2のコンテンツのトラックモードとトラ
ックサイズが供給されると、記録部20は、供給された
情報に基づき、U−TOC0の情報を生成し、光ディス
クDに記録する処理を行う。したがって、時刻t54にお
いては、光ディスクDのU−TOC0には、第2のコン
テンツに対応したトラックモード及びスタートアドレス
及びエンドアドレスが記録される。
【0144】そして、オーディオ送信部10は、時刻t
55において、ストップコマンド(Stop)を供給する。スト
ップコマンド(Stop)が供給されると、記録部20は、先
に供給されたTOC0インフォメーションコマンド(TOC
0info)に応じた処理が終了したものと判断し、第2のコ
ンテンツに対応したエンドアドレス以降にデータはない
ものとして、余り分を削除する処理を行う。
【0145】したがって、時刻t56においては、光ディ
スクDには、既に記録してあった第1と第2のトラック
のU−TOC0のデータとともに仮に第3のトラックと
して記録していたデータを、タイトルが“Hello”
と“morning”のトラックとしてU−TOC0に
記録できる。
【0146】図17及び図18は、上述したステップS
19において、オーディオ送信部10から記録部20に
対し供給されるタイトル情報等のタイムチャートであ
る。なお、図17(a)及び図18(a)は、オーディ
オ送信部10から記録部20に供給するデータのタイム
チャートを示し、図17(b)及び図18(b)は、各
時刻における光ディスクDのU−TOC1及び4の記録
状態を示している。
【0147】まず、図17に示すように、光ディスクD
のU−TOC1及びU−TOC4には、何らタイトルコ
マンド(Title) が供給されていない時刻61においては、
先に記録してある第1と第2のトラックのタイトルのみ
が記録してある。
【0148】オーディオ送信部10は、時刻t62におい
て、第1のコンテンツのタイトルを供給する。すなわ
ち、オーディオ送信部10は、タイトルコマンド(Titl
e) とともに、ATRACデータのコンテンツ番号と、
供給する文字数と、このコンテンツのタイトル“Hel
lo”の文字データを供給する。
【0149】第1のコンテンツのタイトルが供給される
と、記録部20は、供給された情報に基づき、U−TO
C1及びU−TOC4の情報を生成し、光ディスクDに
記録する処理を行う。
【0150】なお、タイトルの文字数が規定より多い場
合は、処理を複数回に分けて行う。すなわち、1回に4
文字分のデータしか供給できないときは、時刻t63にお
いて示すように、まず、“Hell”の4文字を供給
し、続いて時刻t64において、“o”を供給する。
【0151】したがって、時刻t65において、光ディス
クDのU−TOC1及びU−TOC4には、第1のコン
テンツに対応したタイトルが記録される。
【0152】続いてオーディオ送信部10は、図18に
示す時刻t66において、第2のコンテンツのタイトルを
供給する。すなわち、オーディオ送信部10は、タイト
ルコマンド(Title) とともに、ATRACデータのコン
テンツ番号と、供給する文字数と、このコンテンツのタ
イトル“Morning”の文字データを供給する。第
2のコンテンツのタイトルが供給されると、記録部20
は、供給された情報に基づき、U−TOC1及びU−T
OC4の情報を生成し、光ディスクDに記録する処理を
行う。
【0153】したがって、時刻t65において、光ディス
クDのU−TOC1には、第2のコンテンツに対応した
タイトルが記録される。
【0154】そして、オーディオ送信部10は、記録部
20が全てのタイトルの記録処理を終了すると、時刻t
68ストップコマンド(Stop) を供給して処理を終了す
る。
【0155】このような処理を行うことにより、オーデ
ィオダビングシステム1では、光ディスクDに対してT
OC情報を記録することができる。すなわち、光ディス
クDには、図19に示すように、既に記録してあるタイ
トルが“Emotion”の第1のトラック及びタイト
ルが“Dream”の第2のトラックとともに、サーバ
12から記録したタイトルが“Hello”の第3のト
ラック及びタイトルが“Morning”の第4のトラ
ックのTOC情報とATRACデータを記録することが
できる。
【0156】以上のように、オーディオダビングシステ
ム1では、オーディオデータ送信部10がATRACデ
ータとともに各トラックのトラックサイズを伝送し、記
録部20がこのトラックサイズに基づき、光ディスクD
に記録したデータストリームを分割して各トラックのス
タートアドレスとエンドアドレスとを光ディスクDのU
−TOCに記録する。このことにより、オーディオダビ
ングシステム1では、ユーザにより選択されたトラック
を効率的に光ディスクDに記録することができる。ま
た、記録部20が、伝送されたデータストリームに応じ
てATRACデータを1のトラックとして記録し、この
1のトラックのデータストリームを分割するかたちで各
トラックのスタートアドレスとエンドアドレスを光ディ
スクDに記録することにより、利用効率を高めることが
きる。
【0157】次に、以上に説明した実施の形態のオーデ
ィオダビングシステム1を変形した本発明の第2の実施
の形態のオーディオダビングシステムについて図面を参
照しながら説明する。なお、この第2の実施の形態のオ
ーディオダビングシステムを説明するにあたり上述した
オーディオダビングシステム1と同一の構成要素につい
ては図面中に同一の符号を付け、詳細な説明を省略す
る。
【0158】図20は、第2の実施の形態のオーディオ
ダビングシステム40を説明するためのブロック構成図
である。
【0159】オーディオダビングシステム40は、メイ
ンコントローラ11と、サーバ12と、操作入力部13
と、表示部14と、電話回線網41とのインターフェー
スとなる通信用インターフェース43と、アンテナ42
を介して衛星放送等を受信する衛星放送受信機44と、
TOC情報を格納するTOC用メモリ45とを有するオ
ーディオ受信部10aと、記録部20とを備える。
【0160】このオーディオダビングシステム40は、
オーディオ受信部10aが衛星放送や電話回線等の伝送
媒体を介して伝送されてくるATRACデータを受信
し、記録部20によりこの受信したATRACデータを
光ディスクDに記録するものである。
【0161】すなわち、このオーディオダビングシステ
ム40は、いわゆるコンパクトディスクやオーディオテ
ープのような媒体等にオーディオデータを格納した形態
でコンテンツを提供せずに、ユーザの所有する光ディス
クDに対してオーディオデータを記録してユーザに音楽
のコンテンツを提供するシステムである。例えば、駅、
店頭等にこのオーディオダビングシステム40を設置し
て、音楽のコンテンツをユーザに有料で提供したり、ま
た、音楽スタジオ等にオーディオダビングシステム40
を設置してコンテンツ管理に用いたりすることができ
る。
【0162】まず、このオーディオダビングシステム4
0のコンテンツの提供形態についての概略を説明する。
【0163】このオーディオダビングシステム40のオ
ーディオ受信部10aには、光ディスクDのフォーマッ
トに応じて圧縮されたオーディオデータであるATRA
Cデータが、例えば、メインサーバとなる情報発信基地
局等から衛星放送や電話回線等を介して伝送されてく
る。
【0164】ユーザは、このメインサーバとなる情報発
信基地局等から提供することができるコンテンツを表示
部14により確認し、希望するコンテンツがある場合
は、操作入力部13を用いて1又は複数のコンテンツを
選択する。そして、ユーザは、自己の所有する光ディス
クDを記録部20に装填し、操作入力部13を用いて記
録開始の操作を行う。
【0165】ユーザにより記録開始の操作が行われる
と、オーディオ受信部10aのメインコントローラ11
は、例えば、選択されたコンテンツの情報を通信用イン
ターフェース43を介して上記メインサーバとなる情報
発信基地局等に送信する。この情報発信基地局等は、こ
のコンテンツの情報を取得すると電話回線や衛星放送等
を伝送媒体として、ユーザに選択されたコンテンツに対
応するATRACデータをこのオーディオダビングシス
テム40に対して伝送する。そして、オーディオダビン
グシステム40のオーディオ受信部10aが伝送された
ATRACデータを受信し、記録部20がオーディオ受
信部10aから供給されたATRACデータを光ディス
クDの空き領域に記録する。
【0166】このようにコンテンツの提供を行うオーデ
ィオダビングシステム40の通信用インターフェース4
3は、例えば、モデム等やエラー訂正回路等を備え、伝
送されたATRACデータとTOC情報を分離し、メイ
ンコントローラ11に供給する。通信用インターフェー
ス43は、ユーザにより選択されたコンテンツの情報を
上記メインサーバとなる情報基地局等に送信する。
【0167】衛星放送受信機44は、上記メインサーバ
となる情報基地局等から放送されるATRACデータ等
を受信してATRACデータとTOC情報を分離して、
メインコントローラ11に供給する。
【0168】なお、ATRACデータ等は、電話回線或
いは衛星放送のどちらで伝送されてもよく、また、その
他の伝送媒体を介して伝送されてもよい。
【0169】TOC用メモリ45は、伝送されたTOC
情報を光ディスクDに書き込むまでの間、このTOC情
報を一時格納する。
【0170】次に、このようにオーディオダビングシス
テム40に提供されるATRACデータとTOC情報の
伝送形態について説明する。
【0171】第1の伝送形態としては、図21(a)に
示すように、ATRACデータを全て伝送した後、TO
C情報を伝送するものである。
【0172】電話回線や衛星放送等の伝送媒体を介して
伝送されるATRACデータは、図21(b)に示すよ
うに、複数のコンテンツのATRACデータが1のデー
タストリームとして供給される。メインコントローラ1
1は、このように1のデータストリームとして供給され
た複数のコンテンツのATRACデータをそのまま記録
部20に供給し、記録部20がこのデータを記録してい
く。
【0173】そして、後から伝送されるTOC情報とし
ては、この各コンテンツのデータストリーム長を示すデ
ータサイズとトラックモード等のU−TOC0及びU−
TOC1の情報が供給される。そして、記録部20が1
のデータストリームとしてATRACデータを光ディス
クDに記録した後、各コンテンツのATRACデータの
データサイズに応じてスタートアドレスとエンドアドレ
スを記録する。
【0174】また、TOC情報として、このトラックサ
イズ及びトラックモード等のU−TOC0及びU−TO
C1の情報のみならず、例えば、漢字コードのタイトル
データ、歌詞,ライナーノーツ等のテキストデータ、及
び、ジャケット写真等の画像データ等の関連情報を供給
してもよい。
【0175】これらの関連情報は、例えば、以下のよう
にTOC領域に含ませて伝送され、また、TOC領域に
記録することができる。
【0176】U−TOC0-------トラック情報 U−TOC1-------タイトルデータ(ASCIIコート゛) U−TOC4-------タイトルデータ(漢字コート゛) U−TOC5-------テキストデータ(歌詞、ライナーノーツ) U−TOC6-------画像データ(シ゛ャケット写真) また、伝送媒体を介して伝送されるATRACデータ等
は、図21(c)に示すように、所定の伝送容量毎にパ
ケット化して伝送してもよい。このときには、ATRA
Cデータのコンテンツの区切り等には無関係に、伝送媒
体の伝送方式に応じてパケット化される。
【0177】第2の伝送形態としては、図22(a)に
示すように、ATRACデータを伝送すると同時にTO
C情報を伝送するものである。
【0178】電話回線や衛星放送等の伝送媒体を介して
伝送されるATRACデータは、図22(b)に示すよ
うに、複数のコンテンツのATRACデータが1のデー
タストリームとして供給される。
【0179】そして、このATRACデータと同時に伝
送されるTOC情報は、通信用インターフェース43或
いは衛星放送受信機44からメインコントローラ11を
介してTOC用メモリ45に格納される。そして、記録
部20が1のデータストリームとしてATRACデータ
を光ディスクDに記録した後、TOC用メモリ45に格
納したTOC情報を読み出し、各コンテンツのATRA
Cデータのデータサイズに応じてスタートアドレスとエ
ンドアドレスを記録する。
【0180】また、TOC情報として、このトラックサ
イズ及びトラックモード等のU−TOC0及びU−TO
C1の情報のみならず、例えば、漢字コードのタイトル
データ、歌詞,ライナーノーツ等のテキストデータ、及
び、ジャケット写真等の画像データ等の関連情報を供給
してもよいのは第1の伝送形態と同様である。なお、こ
のように、ATRACデータとTOC情報を同時に伝送
することにより、ATRACデータを光ディスクDに対
して書き込みを行っている際に、表示部14等を用いて
関連情報をユーザに表示することができる。
【0181】また、伝送媒体を介して伝送されるATR
ACデータ等は、図22(c)に示すように、所定の伝
送容量毎にパケット化して伝送してもよい。このときに
は、ATRACデータとTOC情報とがそれぞれ時分割
でパケット化され伝送される。
【0182】ところで、このように衛星放送や電話回線
等でATRACデータを伝送する場合は、複数のオーデ
ィオダビングシステム40の端末で受信するので、一定
レートで順次データが伝送される。このため、オーディ
オダビングシステム40は、それぞれの書き込みを待っ
て伝送を行うような双方向の授受はできないが、記録部
20のRAM22に一旦データを蓄えてから書き込みを
行うので、たとえ書き込みが失敗した場合であっても、
このRAM22があふれでるまでリトライをすることが
できる。
【0183】しかしながら、書き込みレートと転送レー
トにあまり差がない場合や、十分差があっても連続して
書き込みに失敗した場合には、データがRAM22から
あふれだしてしまうため、転送データを失ってしまう。
【0184】そのため、このオーディオダビングシステ
ム40に送信されるATRACデータ等は、図23に示
すように、所定時間遅らせた複数の同一のデータストリ
ームを多重化して送信することにより、書き込みの失敗
を回避している。すなわち、オーディオダビングシステ
ム40は、通信用インターフェース43或いは衛星放送
受信機44が、最も早く到着する第1のデータストリー
ムを選択して受信を行う。そして、この第1のデータス
トリームの書き込みに失敗してこの第1のデータストリ
ームの受信に間に合わなくなった場合、遅れて伝送され
てくる第2のデータストリームを選択し、第1のデータ
ストリームで書き込みが失敗した部分から記録の再開を
行う。
【0185】なお、データストリーム間の遅延時間は、
書き込みデータと伝送レートの差と記録部20のRAM
22の容量から、このRAM22があふれるまでの時間
が求められるので、その時間よりも長い時間に決定され
る。
【0186】次に、このオーディオダビングシステム4
0の処理内容についてフローチャートを用いて説明す
る。
【0187】まず、図21に示した第1の伝送形態でデ
ータが伝送される場合の処理内容を図24に示すフロー
チャートを用いて説明する。
【0188】オーディオダビングシステム40は、ユー
ザによりコンテンツが選択され、伝送媒体を介して選択
されたコンテンツの情報を送信すると、ステップS31
からの処理を開始する。
【0189】ステップS31において、情報発信基地局
等から衛星放送や電話回線等を介して伝送されるATR
ACデータの受信を行う。ATRACデータは所定の伝
送方式に応じて例えばパケット化されて伝送されるの
で、オーディオダビングシステム40は、このパケット
毎にATRACデータの受信を行う。そして、通信用イ
ンターフェース43或いは衛星放送受信機44がデコー
ド処理及びエラー訂正処理等を行いこのATRACデー
タをメインコントローラ11に供給していく。
【0190】続くステップS32において、ATRAC
データの書き込みをする。すなわち、メインコントロー
ラ11が記録部20にATRACデータを供給して、こ
の記録部20がATRACデータを光ディスクDに記録
をする。ここで、このステップS32の処理は、上述し
た図13に示すステップS11からステップS17の処
理と同様であり、メインコントローラ11は、サーバ1
2からATRACデータを取得するかわりに、ATRA
Cデータを通信用インターフェース43或いは衛星放送
受信機44からATRACデータを取得する。
【0191】続くステップS33において、ATRAC
データの受信が終了したかどうかを判断する。ATRA
Cデータを全て受信していない場合は、ステップS31
からの処理を繰り返し、ATRACデータを全て受信
し、そのデータを書き込むまでこのステップS31から
ステップS33の処理を行う。そして、ATRACデー
タを全て受信したと判断した場合は、ステップS34に
進む。
【0192】ステップS34において、情報発信基地局
等から衛星放送や電話回線等を介して伝送されるTOC
情報の受信を行う。そして、通信用インターフェース4
3或いは衛星放送受信機44がデコード処理及びエラー
訂正処理等を行いTOC情報をメインコントローラ11
に供給していく。
【0193】続くステップS35において、TOC情報
の書き込みをする。すなわち、メインコントローラ11
が記録部20にTOC情報を供給し、記録部20がTO
C情報を光ディスクDに記録をする。ここで、このステ
ップS35の処理は、上述した図13に示すステップS
18からステップS19の処理と同様であり、メインコ
ントローラ11は、サーバ12からTOC情報を取得す
るかわりに、通信用インターフェース43或いは衛星放
送受信機44からTOC情報を取得する。
【0194】続くステップS36において、TOC情報
の受信が終了したかどうかを判断する。TOC情報を全
て受信していない場合は、ステップS34からの処理を
繰り返し、TOC情報を全て受信し、そのデータを書き
込むまでこのステップS34からステップS36の処理
を行う。そして、TOC情報を全て受信したと判断した
場合は、処理を終了する。
【0195】次に、図22に示した第2の伝送形態でデ
ータが伝送される場合の処理内容を図25に示すフロー
チャートを用いて説明する。
【0196】オーディオダビングシステム40は、ユー
ザによりコンテンツが選択され、伝送媒体を介して選択
されたコンテンツの情報を送信すると、ステップS41
からの処理を開始する。
【0197】ステップS41において、情報発信基地局
等から衛星放送や電話回線等を介して伝送されるATR
ACデータ或いはTOC情報の受信を行う。ATRAC
データ及びTOC情報は、所定の伝送方式に応じて例え
ばパケット化されて伝送されるので、オーディオダビン
グシステム40は、このパケット毎に受信を行う。そし
て、通信用インターフェース43或いは衛星放送受信機
44がデコード処理及びエラー訂正処理等を行う。
【0198】続くステップS42において、受信したデ
ータがATRACデータであるか、あるは、TOC情報
であるどうかを判断する。ATRACデータであると判
断する場合は、ステップS43に進み、TOC情報であ
ると判断する場合は、ステップS44に進む。
【0199】ステップS43において、ATRACデー
タの書き込みをする。すなわち、このATRACデータ
を記録部20に供給して、この記録部20がATRAC
データを光ディスクDに記録をする。ここで、このステ
ップS43の処理は、上述した図13に示すステップS
11からステップS17の処理と同様であり、サーバ1
2からATRACデータを取得する替わりに、通信用イ
ンターフェース43或いは衛星放送受信機44からAT
RACデータを取得する。ATRACデータを光ディス
クDに書き込むと、ステップS45に進む。
【0200】また、ステップS44において、TOC情
報をTOC用メモリ45に格納する。すなわち、このオ
ーディオダビングシステム40では、ATRACデータ
を光ディスクDに書き込んだ後にTOC情報を記録する
ためである。なお、このTOC用メモリ45に格納して
いるTOC情報を、ATRACデータを光ディスクDに
記録している間に表示部14等を用いてユーザに表示し
てもよい。
【0201】続くステップS44において、全てのデー
タの受信が終了したかどうかを判断する。データを全て
受信していない場合は、ステップS41からの処理を繰
り返し、データを全て受信し、そのデータを書き込むま
でこのステップS41からステップS45の処理を行
う。そして、データを全て受信したと判断した場合は、
ステップS46に進む。
【0202】続くステップS46において、TOC情報
の書き込みをする。すなわち、TOC用メモリ45に格
納したTOC情報を光ディスクDに記録をする。ここ
で、このステップS46の処理は、上述した図13に示
すステップS18からステップS19の処理と同様であ
り、メインコントローラ11は、サーバ12からTOC
情報を取得するかわりに、TOC用メモリ45からTO
C情報を取得する。
【0203】続くステップS47において、TOC情報
の書き込みが終了したかどうかを判断する。TOC情報
を全て書き込んでいない場合は、ステップS44からの
処理を繰り返し、TOC情報を全て書き込むまでこのス
テップS46からステップS47の処理を行う。そし
て、TOC情報を全て書き込んだと判断した場合は、処
理を終了する。
【0204】次に、図23に示した所定時間遅らせた複
数の同一のデータストリームが多重化されて伝送される
場合の処理内容を図26に示すフローチャートを用いて
説明する。
【0205】オーディオダビングシステム40は、ユー
ザによりコンテンツが選択され、伝送媒体を介して選択
されたコンテンツの情報を送信すると、ステップS51
からの処理を開始する。
【0206】ステップS51において、オーディオダビ
ングシステム40は、受信するデータストリームナンバ
のナンバ1を選択する。すなわち、最初に伝送されるデ
ータストリームを選択する処理を行う。
【0207】ステップS52において、情報発信基地局
等から衛星放送や電話回線等を介して伝送されるATR
ACデータの受信を行う。ATRACデータは、所定の
伝送方式に応じて例えばパケット化されて伝送されるの
で、オーディオダビングシステム40は、このパケット
毎に受信を行う。そして、通信用インターフェース43
或いは衛星放送受信機44がデコード処理及びエラー訂
正処理等を行いATRACデータをメインコントローラ
11に供給していく。
【0208】続くステップS53において、ATRAC
データの書き込みをする。すなわち、メインコントロー
ラ11が記録部20にATRACデータを供給して、こ
の記録部20がATRACデータを光ディスクDに記録
をする。ここで、このステップS53の処理は、上述し
た図13に示すステップS11からステップS17の処
理と同様であり、メインコントローラ11は、サーバ1
2からATRACデータを取得するかわりに、通信用イ
ンターフェース43或いは衛星放送受信機44からAT
RACデータを取得する。
【0209】続くステップS54において、記録部20
のRAM22に格納したデータがあふれたかどうかを判
断する。オーディオダビングシステム40は、光ディス
クDへの書き込みが失敗した場合であっても、RAM2
2からデータがあふれでるまでリトライをすることがで
きるが、例えば、連続して書き込みに失敗した場合に
は、RAM22からデータがあふれだしてしまうため、
受信したデータを失ってしまう。すなわち、このように
受信したデータが光ディスクDに書き込む前にあふれだ
したかどうかを判断する。データがあふれだしたと判断
する場合は、ステップS55に進み、データがあふれだ
していないと判断する場合は、ステップS58に進む。
【0210】続くステップS55において、ATRAC
データの受信が終了したかどうかを判断する。ATRA
Cデータを全て受信していない場合は、ステップS52
からの処理を繰り返し、ATRACデータを全て受信
し、そのデータを書き込むまでこのステップS52から
ステップS58の処理を行う。そして、ATRACデー
タを全て受信したと判断した場合は、ステップS59に
進む。
【0211】一方、ステップS54でRAM22のデー
タがあふれだしたと判断した場合は、ステップS55に
おいて、選択したデータストリームナンバを1増加させ
る。
【0212】続くステップS56において、1増加させ
たデータストリームのATRACデータを受信する。続
くステップS57において、このステップS56で受信
したATRACデータが書き込み済みのデータであるか
どうかを判断し、書き込み済みのデータであれば、ステ
ップS56から処理を繰り返す。すなわち、エラー等が
生じて書き込みが失敗したデータを取得するまで、この
ステップS56と57の処理を繰り返す。そして、エラ
ーが生じて書き込みが失敗したATRACデータを受信
すると、ステップS52からの処理を繰り返す。
【0213】全てのATRACデータの受信が終了する
と、ステップS59において、情報発信基地局等から衛
星放送や電話回線等を介して伝送されるTOC情報の受
信を行う。そして、通信用インターフェース43或いは
衛星放送受信機44がデコード処理及びエラー訂正処理
等を行いTOC用メモリ45にTOC情報を格納してい
く。
【0214】続くステップS60において、TOC情報
の書き込みをする。すなわち、メインコントローラ11
が記録部20にTOC情報を供給し、記録部20がTO
C情報を光ディスクDに記録をする。ここで、このステ
ップS55の処理は、上述した図13に示すステップS
18からステップS19の処理と同様であり、メインコ
ントローラ11は、サーバ12からTOC情報を取得す
るかわりに、通信用インターフェース43或いは衛星放
送受信機44からTOC情報を取得する。
【0215】続くステップS61において、TOC情報
の受信が終了したかどうかを判断する。TOC情報を全
て受信していない場合は、ステップS59からの処理を
繰り返し、TOC情報を全て受信し、そのデータを書き
込むまでこのステップS59からステップS61の処理
を行う。そして、TOC情報を全て受信したと判断した
場合は、処理を終了する。なお、このフローチャートで
は説明していないが、このTOC情報を光ディスクDに
書き込み処理を失敗した場合には、上述したデータスト
リームナンバを更新して次のデータストリームを受信す
る処理を行ってもよいことは勿論である。
【0216】また、このステップS51からステップS
61までの処理は、図21に示した第1の伝送形態でデ
ータが伝送される場合の処理に、所定時間遅らせた複数
の同一のデータストリームが多重化されて伝送される伝
送形態を適用した処理であるが、図22に示した第2の
伝送形態でデータが伝送される場合の処理に適用しても
よい。
【0217】以上のように、本発明の実施の形態である
オーディオダビングシステム40では、光ディスクDに
書き込むデータを衛星放送等の伝送媒体を介して受信し
て、このデータを光ディスクDに書き込むことができ
る。
【0218】また、オーディオダビングシステム40で
は、所定時間遅らせた複数の同一のデータストリームが
多重化されているデータを受信することにより、光ディ
スクDへの書き込みの失敗を回復することができる。
【0219】また、オーディオダビングシステム40で
は、タイトルデータ等の漢字コード、歌詞やライナーノ
ーツ等のテキストデータ、ジャケット写真等の画像デー
タ等の関連情報が含まれたTOC情報を受信することに
より、これらの関連情報を光ディスクDに記録すること
ができる。また、ATRACデータを光ディスクDに記
録している間に、これらの関連情報を表示することがで
きる。
【0220】なお、オーディオ受信部10aと記録部2
0との接続ケーブル2は、例えば、IEEE1394方
式に基づいた伝送ケーブルであってもよい。
【0221】
【発明の効果】本発明によれば、情報センターから配信
される圧縮されたオーディオプログラムと上記配信され
るオーディプログラムに関する関連情報を各々ブロック
化して時分割多重で送信するので、受信装置側で圧縮さ
れたオーディオプログラムを受信しながら上記関連情報
をデコード処理することで受信を行っているオーディオ
プログラムのタイトル名や、制作者の画像や写真、コン
テンツ制作者の紹介記事等を表示することができる。
【0222】また、受信装置側に搭載された記録媒体の
記録可能残存量を送信側に記録開始前に告知することな
く迅速に記録を開始することができる。
【0223】さらに、シーケンシャルに圧縮されたオー
ディオプログラムと上記配信されるオーディオプログラ
ムに関する関連情報を送信するのに対して、記録を行お
うとする圧縮オーディオプログラムの容量が上記関連情
報をデコードすることで受信側で解るので、記録動作を
行う前に記録媒体の残存容量と受信を行っている圧縮さ
れたオーディオプログラムの記録容量を比較することで
早めに記録残存容量が足りないことを警告することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したオーディオダビングシステム
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】上記オーディオダビングシステムで用いる光磁
気ディスク上のデータ構造を示す図である。
【図3】上記オーディオダビングシステムで用いる光磁
気ディスク上のデータ構造を示す図である。
【図4】上記光磁気ディスク上の管理領域であるU−T
OCセクタ0に対応するデータ構造を示す図である。
【図5】上記光磁気ディスク上の管理領域であるU−T
OC上における1スロットのデータ構造を示す図であ
る。
【図6】上記U−TOC上のトラックモードのデータ構
造を示す図である。
【図7】上記U−TOC上の各スロットのリンク状態を
説明するための図である。
【図8】上記光磁気ディスク上の管理領域であるU−T
OCセクタ1に対応するデータ構造を示す図である。
【図9】上記光磁気ディスク上の管理領域であるU−T
OCセクタ2に対応するデータ構造を示す図である。
【図10】上記光磁気ディスク上の管理領域であるU−
TOCセクタ4に対応するデータ構造を示す図である。
【図11】上記オーディオダビングシステムにおける記
録部の具体的な構成を示すブロック図である。
【図12】本発明を適用した実施の形態のオーディオダ
ビングシステムのオーディオ送信部と記録部との間のイ
ンターフェースを説明する図である。
【図13】上記オーディオダビングシステムにおける記
録部でダビング処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図14】上記オーディオダビングシステムのサーバに
格納されているオーディオプログラムの管理情報と光磁
気ディスクに記録されるオーディオプログラムの管理情
報を示す図である。
【図15】上記オーディオダビングシステムにおいてオ
ーディオ送信部からATRACデータを送信して記録部
で光ディスクに記録する動作を示すタイミングチャート
である。
【図16】ATRACデータを送信する際のオーディオ
送信部と記録部と間で授受されるコマンドデータ等のタ
イミングチャートである。
【図17】ATRACデータを送信する際のオーディオ
送信部と記録部と間で授受されるコマンドデータ等のタ
イムチャートである。
【図18】ATRACデータを送信する際のオーディオ
送信部と記録部と間で授受されるコマンドデータ等のタ
イムチャートである。
【図19】光磁気ディスクに記録されている内容を示す
図である。
【図20】本発明を適用した配信システムの記録部を含
む受信装置の側の具体的な構成を示すブロック図であ
る。
【図21】上記配信システムシステムにおける受信装置
が受信するATRACデータ及びTOC情報の伝送形態
を説明する図である。
【図22】上記配信システムシステムにおけるATRA
Cデータ及びTOC情報の時分割多重の伝送形態を説明
する図である。
【図23】上記配信システムシステムにおけるATRA
Cデータ及びTOC情報の他の伝送形態を説明する図で
ある。
【図24】図21に示した伝送形態のATRACデータ
及びTOC情報を受信する場合の受信装置側の処理内容
を示すフローチャートである。
【図25】図22に示した伝送形態のATRACデータ
及びTOC情報を受信する場合の受信装置側の処理内容
を示すフローチャートである。
【図26】図23に示した伝送形態のATRACデータ
及びTOC情報を受信する場合の受信装置側の処理内容
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,40オーディオダビングシステム、2 接続ケーブ
ル、10 オーディオ送信部、11 メインコントロー
ラ、12 サーバ、13 操作入力部、14表示部、2
0 記録部、32 システムコントローラ、43 通信
用インターフェース、44 衛星放送受信機、45 T
OC用メモリ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報センターから配信される圧縮された
    オーディオプログラムと上記配信されるオーディオプロ
    グラムに関する関連情報を各々ブロック化するブロック
    化手段と、 上記ブロック化手段にてブロック化した圧縮されたオー
    ディオプログラムと関連情報を時分割多重で送信する送
    信手段と、 上記送信手段から時分割多重で送信されてくる圧縮され
    たオーディオプログラムと関連情報を受信する受信手段
    と、 上記受信手段にて受信した圧縮されたオーディオプログ
    ラムと関連情報を分離する分離手段と、 上記分離手段にて分離した圧縮されたオーディオプログ
    ラムを記録媒体に記録する記録手段と、 上記分離手段にて分離した関連情報をユーザに告知する
    告知手段とを備えてなる配信システム。
  2. 【請求項2】 上記関連情報は配信される圧縮されたオ
    ーディオプログラムのデータサイズ情報であることを特
    徴とする請求項1記載の配信システム。
  3. 【請求項3】 上記関連情報は配信される圧縮されたオ
    ーディオプログラムのタイトル情報であることを特徴と
    する請求項1記載の配信システム。
  4. 【請求項4】 上記関連情報は配信される圧縮されたオ
    ーディオプログラムに関する画像情報であることを特徴
    とする請求項1記載の配信システム。
  5. 【請求項5】 上記告知手段は、上記配信されてくる圧
    縮されたオーディオプログラムに関するタイトル情報に
    基づいてタイトル名を表示することを特徴とする請求項
    3記載の配信システム。
  6. 【請求項6】 上記告知手段は、上記配信されてくる圧
    縮されたオーディオプログラムに関する画像情報に基づ
    いて画像表示することを特徴とする請求項4記載の配信
    システム。
  7. 【請求項7】 上記分離手段にて分離した関連情報であ
    る配信される圧縮されたオーディオプログラムのデータ
    サイズと上記記録媒体の記録可能残存容量とを比較する
    比較手段をさらに備え、 上記比較手段による比較結果に基づいて、上記配信され
    る圧縮されたオーディオプログラムのデータサイズが上
    記記録媒体の記録可能残存容量以上である場合には、上
    記告知手段により警告を行うことを特徴とする請求項3
    記載の配信システム。
  8. 【請求項8】 上記送信手段は、所定のオーディオプロ
    グラムと引き続き送信されるオーディオプログラムを所
    定期間遅延して送信することを特徴とする請求項1記載
    の配信システム。
  9. 【請求項9】 上記分離手段にて分離した圧縮されたオ
    ーディオプログラムを一旦蓄積する記憶手段と、 上記記憶手段から読み出した圧縮されたオーディオプロ
    グラムを記録媒体に記録する記録手段と、 上記記憶手段の記憶容量を検知する検知手段とをさらに
    備え、 上記記憶手段に蓄積されたオーディオプログラムが所定
    量を超えた場合には、遅延して送信される次のオーディ
    オプログラムを記憶手段に記憶することを特徴とする請
    求項8記載の配信システム。
  10. 【請求項10】 上記遅延時間は上記記憶手段に蓄積さ
    れたオーディオプログラムの蓄積時間よりも大なること
    を特徴とする請求項9記載の配信システム。
  11. 【請求項11】 情報センターから配信される圧縮され
    たオーディオプログラムと上記配信されるオーディオプ
    ログラムに関する関連情報を各々ブロック化し、 上記ブロック化された圧縮されたオーディオプログラム
    と関連情報を時分割多重で送信し、 上記時分割多重で送信されてくる圧縮されたオーディオ
    プログラムと関連情報を受信し、 上記受信した圧縮されたオーディオプログラムと関連情
    報を分離し、 上記分離した圧縮されたオーディオプログラムを記録媒
    体に記録するとともに、上記関連情報をユーザに告知す
    ることを特徴とする配信方法。
  12. 【請求項12】 圧縮されたオーディオプログラムと上
    記オーディオプログラムに関する関連情報を各々ブロッ
    ク化し、ブロック化された圧縮されたオーディオプログ
    ラムと関連情報を時分割多重で送信する情報センターか
    らの送信データを受信する受信装置であって、 上記情報センターから時分割多重で送信されてくる圧縮
    されたオーディオプログラムと関連情報を受信する受信
    手段と、 上記受信手段にて受信した圧縮されたオーディオプログ
    ラムと関連情報を分離する分離手段と、 上記分離手段にて分離した圧縮されたオーディオプログ
    ラムを記録媒体に記録する記録手段と、 上記分離手段にて分離した関連情報をユーザに告知する
    告知手段とを備えてなる受信装置。
  13. 【請求項13】 圧縮されたオーディオプログラムと上
    記オーディオプログラムに関する関連情報を各々ブロッ
    ク化し、 ブロック化された圧縮されたオーディオプログラムと関
    連情報を時分割多重で送信する情報センターからの送信
    データを受信する受信方法であって、 上記情報センターから時分割多重で送信されてくる圧縮
    されたオーディオプログラムと関連情報を受信し、 上記受信した圧縮されたオーディオプログラムと関連情
    報を分離し、 上記分離した圧縮されたオーディオプログラムを記録媒
    体に記録するとともに、上記関連情報をユーザに告知す
    ることを特徴とする受信方法。
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