JPH11214356A - シリコン基板のドライエッチング方法 - Google Patents
シリコン基板のドライエッチング方法Info
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- JPH11214356A JPH11214356A JP1726298A JP1726298A JPH11214356A JP H11214356 A JPH11214356 A JP H11214356A JP 1726298 A JP1726298 A JP 1726298A JP 1726298 A JP1726298 A JP 1726298A JP H11214356 A JPH11214356 A JP H11214356A
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- gas
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- silicon
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリコン基板にトレンチをドライエッチング
により形成する際に、ドライエッチング中にエッチング
チャンバ内に堆積する反応生成物の量を大きく低減さ
せ、良好な再現性でドライエッチングできるようにし、
併せてエッチングチャンバのドライクリーニング回数を
大きく減少させ、異なるシリコン基板を均一で安定した
条件でエッチングできるようにする。 【解決手段】 熱酸化膜(シリコン酸化膜)2を介して
シリコン基板1上に設けられたシリコン窒化膜3をエッ
チングマスクとして、シリコン基板1にトレンチ6を形
成するドライエッチング方法において、トレンチ6を形
成すべきシリコン基板1表面に生じた自然酸化膜5をフ
ッ素系エッチングガスを用いてプラズマ中でドライエッ
チングすることにより除去し、続いて同一エッチングチ
ャンバ内でフッ素系エッチングガスに代えて塩素ガス又
は臭化水素ガスを含有するシリコンエッチングガスを用
いて、プラズマ中で連続的にドライエッチングすること
によりシリコン基板1にトレンチ6を形成する。
により形成する際に、ドライエッチング中にエッチング
チャンバ内に堆積する反応生成物の量を大きく低減さ
せ、良好な再現性でドライエッチングできるようにし、
併せてエッチングチャンバのドライクリーニング回数を
大きく減少させ、異なるシリコン基板を均一で安定した
条件でエッチングできるようにする。 【解決手段】 熱酸化膜(シリコン酸化膜)2を介して
シリコン基板1上に設けられたシリコン窒化膜3をエッ
チングマスクとして、シリコン基板1にトレンチ6を形
成するドライエッチング方法において、トレンチ6を形
成すべきシリコン基板1表面に生じた自然酸化膜5をフ
ッ素系エッチングガスを用いてプラズマ中でドライエッ
チングすることにより除去し、続いて同一エッチングチ
ャンバ内でフッ素系エッチングガスに代えて塩素ガス又
は臭化水素ガスを含有するシリコンエッチングガスを用
いて、プラズマ中で連続的にドライエッチングすること
によりシリコン基板1にトレンチ6を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置用のシ
リコン基板に、特に素子分離用のトレンチを形成するた
めのドライエッチング方法に関する。
リコン基板に、特に素子分離用のトレンチを形成するた
めのドライエッチング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のVLSI、ULSI等の半導体デ
バイスの高集積化に伴い、半導体素子間の絶縁方法(素
子分離方法)として、従来のLOCOSに代えてシャロ
ートレンチアイソレーション(Shallow Trench Isolati
on 以降STIと呼ぶ)が脚光を浴びている。ここで、
敢えてシャロー(浅い)と形容されているのは半導体装
置を構成するキャパシタをシリコン基板に形成したホー
ル又は溝中に作り込むアスペクト比(深さと開口部寸法
の比)が5.0以上の深いトレンチと区別するためであ
る。
バイスの高集積化に伴い、半導体素子間の絶縁方法(素
子分離方法)として、従来のLOCOSに代えてシャロ
ートレンチアイソレーション(Shallow Trench Isolati
on 以降STIと呼ぶ)が脚光を浴びている。ここで、
敢えてシャロー(浅い)と形容されているのは半導体装
置を構成するキャパシタをシリコン基板に形成したホー
ル又は溝中に作り込むアスペクト比(深さと開口部寸法
の比)が5.0以上の深いトレンチと区別するためであ
る。
【0003】STIがこれまで一般的に使われてきた素
子間の分離方法であるLOCOSに取って代わろうとし
ている背景には、シリコン基板に開口部を設けてSi結
晶を高温で酸化する構造ではマスク下部にバーズピーク
が形成されることが避けられず、デザインルールの微細
化による素子の高集積化にとっては設計上、製作上の制
約が多いという事実がある。
子間の分離方法であるLOCOSに取って代わろうとし
ている背景には、シリコン基板に開口部を設けてSi結
晶を高温で酸化する構造ではマスク下部にバーズピーク
が形成されることが避けられず、デザインルールの微細
化による素子の高集積化にとっては設計上、製作上の制
約が多いという事実がある。
【0004】このようにLOCOS構造に比べ構造上の
制約の少ないSTIであるが、これまで実用化されなか
った理由は、その製造プロセスが複雑であり、各工程
(溝の形成、絶縁特性の良い絶縁膜の埋め込み、基板上
の平坦化)の完成度が低く、結果としてLOCOS構造
の素子に対して十分な優位性が得られなかったことに起
因している。
制約の少ないSTIであるが、これまで実用化されなか
った理由は、その製造プロセスが複雑であり、各工程
(溝の形成、絶縁特性の良い絶縁膜の埋め込み、基板上
の平坦化)の完成度が低く、結果としてLOCOS構造
の素子に対して十分な優位性が得られなかったことに起
因している。
【0005】ところで、シリコン基板に素子分離用のト
レンチを形成する場合、図3に示すように、シリコン基
板31(同図(a))上に熱酸化膜32を形成し(同図
(b))、更に、その上にフォトレジストを塗布した後
にパターニングしてフォトレジストエッチングマスク3
3を形成する(同図(c))。そして、そのフォトレジ
ストエッチングマスク33を利用し、フッ素系エッチン
グガス(例えばCHF3)を用いて熱酸化膜32をシリ
コン基板31が露出するまでプラズマ中でドライエッチ
ングし、それにより熱酸化膜32をトレンチ形成用のエ
ッチングマスクにパターニングする(同図(d))。次
に、熱酸化膜32からなるエッチングマスクを有するシ
リコン基板31を、アッシング装置に投入し、フォトレ
ジストエッチングマスク33をアッシングにより除去す
る。このとき、トレンチを形成すべきシリコン基板31
の表面には、自然酸化膜34が形成される(同図
(e))。
レンチを形成する場合、図3に示すように、シリコン基
板31(同図(a))上に熱酸化膜32を形成し(同図
(b))、更に、その上にフォトレジストを塗布した後
にパターニングしてフォトレジストエッチングマスク3
3を形成する(同図(c))。そして、そのフォトレジ
ストエッチングマスク33を利用し、フッ素系エッチン
グガス(例えばCHF3)を用いて熱酸化膜32をシリ
コン基板31が露出するまでプラズマ中でドライエッチ
ングし、それにより熱酸化膜32をトレンチ形成用のエ
ッチングマスクにパターニングする(同図(d))。次
に、熱酸化膜32からなるエッチングマスクを有するシ
リコン基板31を、アッシング装置に投入し、フォトレ
ジストエッチングマスク33をアッシングにより除去す
る。このとき、トレンチを形成すべきシリコン基板31
の表面には、自然酸化膜34が形成される(同図
(e))。
【0006】次に、自然酸化膜34を有するシリコン基
板31をエッチングチャンバに搬送し、フッ素系エッチ
ングガスを用いてプラズマ中で自然酸化膜34をエッチ
ング除去する(同図(f))。このエッチングチャンバ
では、エッチングガスを代えることなく、次々と新たな
シリコン基板31に対して同じエッチング操作(即ち、
自然酸化膜34のエッチング除去操作)が連続的に行わ
れる。
板31をエッチングチャンバに搬送し、フッ素系エッチ
ングガスを用いてプラズマ中で自然酸化膜34をエッチ
ング除去する(同図(f))。このエッチングチャンバ
では、エッチングガスを代えることなく、次々と新たな
シリコン基板31に対して同じエッチング操作(即ち、
自然酸化膜34のエッチング除去操作)が連続的に行わ
れる。
【0007】次に、自然酸化膜34が除去されたシリコ
ン基板31を、別のエッチングチャンバに搬送し、臭素
系ガス(臭素と酸素との混合エッチングガス)を用い
て、プラズマ中でドライエッチングすることによりシリ
コン基板31にトレンチ35を形成している(同図
(g))(特開昭64−8626号公報参照)。
ン基板31を、別のエッチングチャンバに搬送し、臭素
系ガス(臭素と酸素との混合エッチングガス)を用い
て、プラズマ中でドライエッチングすることによりシリ
コン基板31にトレンチ35を形成している(同図
(g))(特開昭64−8626号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
ようにシリコン基板31にトレンチ35をドライエッチ
ングにより形成する場合、再現性の確保が不十分であ
り、別のシリコン基板のドライエッチング処理毎にエッ
チング条件やエッチング状態が大きく変化してしまうと
いう問題がある。このことは、以下に説明するように、
STI構造を有するシリコン基板を量産化することの大
きな障害となっている。
ようにシリコン基板31にトレンチ35をドライエッチ
ングにより形成する場合、再現性の確保が不十分であ
り、別のシリコン基板のドライエッチング処理毎にエッ
チング条件やエッチング状態が大きく変化してしまうと
いう問題がある。このことは、以下に説明するように、
STI構造を有するシリコン基板を量産化することの大
きな障害となっている。
【0009】即ち、素子分離の目的でシリコン基板にト
レンチを形成する場合、素子分離の性質上、ドライエッ
チングの対象となる面積が非常に大きいために、ドライ
エッチングの際に生ずる反応生成物(例えば、トレンチ
を形成すべきシリコン基板表面の自然酸化膜等をフルオ
ロカーボン等のフッ素系エッチングガスを用いてドライ
エッチングした際に生じる炭素系ポリマー)の量は他の
エッチング操作に比較して著しく多くなる。このような
反応生成物はエッチングチャンバ(処理室)のプロセス
圧力を制御する排気装置によって大半は排気されるが、
一部は処理室内壁に付着堆積する。半導体装置を大量生
産する量産工場においては、多くの枚数の基板を同一の
処理室内で連続的に処理しなければならないので、堆積
する反応生成物の量も膨大なものとなる。また、このよ
うに基板を連続処理した場合、処理室内壁に大量に堆積
した反応生成物量はプラズマにより再分解され処理室内
壁から剥がされることとなる。処理室内壁から剥がされ
た反応生成物は再びプラズマを介して一部が処理中の基
板にも堆積することとなり、基板の処理数・処理時間の
増加と共にエッチング速度は反応生成物の再分解・再堆
積により阻害され低下する。結果的にエッチングの再現
性が不十分なものとなり、STI構造を有するシリコン
基板の量産化が困難なものとなる。
レンチを形成する場合、素子分離の性質上、ドライエッ
チングの対象となる面積が非常に大きいために、ドライ
エッチングの際に生ずる反応生成物(例えば、トレンチ
を形成すべきシリコン基板表面の自然酸化膜等をフルオ
ロカーボン等のフッ素系エッチングガスを用いてドライ
エッチングした際に生じる炭素系ポリマー)の量は他の
エッチング操作に比較して著しく多くなる。このような
反応生成物はエッチングチャンバ(処理室)のプロセス
圧力を制御する排気装置によって大半は排気されるが、
一部は処理室内壁に付着堆積する。半導体装置を大量生
産する量産工場においては、多くの枚数の基板を同一の
処理室内で連続的に処理しなければならないので、堆積
する反応生成物の量も膨大なものとなる。また、このよ
うに基板を連続処理した場合、処理室内壁に大量に堆積
した反応生成物量はプラズマにより再分解され処理室内
壁から剥がされることとなる。処理室内壁から剥がされ
た反応生成物は再びプラズマを介して一部が処理中の基
板にも堆積することとなり、基板の処理数・処理時間の
増加と共にエッチング速度は反応生成物の再分解・再堆
積により阻害され低下する。結果的にエッチングの再現
性が不十分なものとなり、STI構造を有するシリコン
基板の量産化が困難なものとなる。
【0010】このような問題に対し、連続処理により低
下するエッチング速度の許容下限値を予め調査し、許容
下限値に到達する前に処理室内壁に堆積した反応生成物
をプラズマによって除去するドライクリーニング工程を
設けることも行われているが、このドライクリーニング
工程の間はシリコン基板のエッチング処理を行うことは
できないため、生産性の低下が避けられない。しかも、
前述したように、シリコン基板にトレンチを形成する場
合、他のドライエッチング工程と比較して著しくエッチ
ング面積が大きく、従って反応生成物が多量に発生する
ので頻繁にドライクリーニングを行う必要があり、ドラ
イエッチング処理コストの増大が避けられない。
下するエッチング速度の許容下限値を予め調査し、許容
下限値に到達する前に処理室内壁に堆積した反応生成物
をプラズマによって除去するドライクリーニング工程を
設けることも行われているが、このドライクリーニング
工程の間はシリコン基板のエッチング処理を行うことは
できないため、生産性の低下が避けられない。しかも、
前述したように、シリコン基板にトレンチを形成する場
合、他のドライエッチング工程と比較して著しくエッチ
ング面積が大きく、従って反応生成物が多量に発生する
ので頻繁にドライクリーニングを行う必要があり、ドラ
イエッチング処理コストの増大が避けられない。
【0011】また、シリコン系材料層をエッチングする
装置におけるドライクリーニング用のガスとしては、S
F6、CHF3、CF4などのフッ素系ガスを用いること
が既に定着している。このようなフッ素系ガスは、プラ
ズマ中で分解され比較的寿命の長いフッ素ラジカルを発
生するのでバイアスを印加することができない処理室内
壁に付着した反応生成物を、シリコンのフッ化物(塩化
物に比べて蒸気圧が高い)として除去する目的には最も
効果的である。しかし、フッ素系のガスで長時間のドラ
イクリーニング効果も高めることができるが、一方でフ
ッ素系ガスから発生するフッ素は処理室内に残留し、真
空中と言えども簡単に排気だけで除去することは不可能
である。残留フッ素はトランジスタのゲート等のように
下地に非常に薄いゲート酸化膜を有する構造を加工する
際には酸化膜に対する選択性を著しく低下させる。従っ
て、通常のドライクリーニングでは、フッ素系ガスによ
る反応生成物の除去工程と実際にシリコン系材料層をエ
ッチングするガスによるプラズマを長時間処理室内で起
こすことにより残留フッ素を完全に置換する工程が必要
となるので、この点からもドライエッチング処理コスト
の増大が避けられない。
装置におけるドライクリーニング用のガスとしては、S
F6、CHF3、CF4などのフッ素系ガスを用いること
が既に定着している。このようなフッ素系ガスは、プラ
ズマ中で分解され比較的寿命の長いフッ素ラジカルを発
生するのでバイアスを印加することができない処理室内
壁に付着した反応生成物を、シリコンのフッ化物(塩化
物に比べて蒸気圧が高い)として除去する目的には最も
効果的である。しかし、フッ素系のガスで長時間のドラ
イクリーニング効果も高めることができるが、一方でフ
ッ素系ガスから発生するフッ素は処理室内に残留し、真
空中と言えども簡単に排気だけで除去することは不可能
である。残留フッ素はトランジスタのゲート等のように
下地に非常に薄いゲート酸化膜を有する構造を加工する
際には酸化膜に対する選択性を著しく低下させる。従っ
て、通常のドライクリーニングでは、フッ素系ガスによ
る反応生成物の除去工程と実際にシリコン系材料層をエ
ッチングするガスによるプラズマを長時間処理室内で起
こすことにより残留フッ素を完全に置換する工程が必要
となるので、この点からもドライエッチング処理コスト
の増大が避けられない。
【0012】本発明は、以上の従来技術の課題を解決し
ようとするものであり、シリコン基板にトレンチをドラ
イエッチングにより形成する際に、ドライエッチング中
にエッチングチャンバ内に堆積する反応生成物の量を大
きく低減させ、良好な再現性でドライエッチングできる
ようにし、併せてエッチングチャンバのドライクリーニ
ング回数を大きく減少させ、異なるシリコン基板を均一
で安定した条件でエッチングできるようにすることを目
的とする。
ようとするものであり、シリコン基板にトレンチをドラ
イエッチングにより形成する際に、ドライエッチング中
にエッチングチャンバ内に堆積する反応生成物の量を大
きく低減させ、良好な再現性でドライエッチングできる
ようにし、併せてエッチングチャンバのドライクリーニ
ング回数を大きく減少させ、異なるシリコン基板を均一
で安定した条件でエッチングできるようにすることを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これまで
は一般的に各々別のエッチング装置で実施されてきたフ
ッ素系ガスによるプラズマ処理と塩素系・臭素系ガスに
よるプラズマ処理とをを同一処理室で連続的に行うこと
により上述の目的を達成することができることを見出
し、本発明を完成させるに至った。
は一般的に各々別のエッチング装置で実施されてきたフ
ッ素系ガスによるプラズマ処理と塩素系・臭素系ガスに
よるプラズマ処理とをを同一処理室で連続的に行うこと
により上述の目的を達成することができることを見出
し、本発明を完成させるに至った。
【0014】即ち、本発明の第1の態様は、シリコン酸
化膜を介してシリコン基板上に設けられたシリコン窒化
膜をエッチングマスクとして、シリコン基板にトレンチ
(例えば、素子分離用溝、キャパシタ用溝等)を形成す
るドライエッチング方法において、トレンチを形成すべ
きシリコン基板表面に生じた自然酸化膜をフッ素系エッ
チングガスを用いてプラズマ中でドライエッチングする
ことにより除去し、続いて同一エッチングチャンバ内で
フッ素系エッチングガスに代えて塩素系ガス又は臭素系
ガスを含有するシリコンエッチングガスを用いて、プラ
ズマ中で連続的にドライエッチングすることによりシリ
コン基板にトレンチを形成することを特徴とするドライ
エッチング方法を提供する。
化膜を介してシリコン基板上に設けられたシリコン窒化
膜をエッチングマスクとして、シリコン基板にトレンチ
(例えば、素子分離用溝、キャパシタ用溝等)を形成す
るドライエッチング方法において、トレンチを形成すべ
きシリコン基板表面に生じた自然酸化膜をフッ素系エッ
チングガスを用いてプラズマ中でドライエッチングする
ことにより除去し、続いて同一エッチングチャンバ内で
フッ素系エッチングガスに代えて塩素系ガス又は臭素系
ガスを含有するシリコンエッチングガスを用いて、プラ
ズマ中で連続的にドライエッチングすることによりシリ
コン基板にトレンチを形成することを特徴とするドライ
エッチング方法を提供する。
【0015】また、本発明の第2の態様は、シリコン酸
化膜を介してシリコン基板上に設けられたシリコン窒化
膜をエッチングマスクとして、シリコン基板にトレンチ
(例えば、素子分離用溝、キャパシタ用の溝等)を形成
するドライエッチング方法において、シリコン基板上の
シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜を、フッ素系エッチ
ングガスを用いてプラズマ中でドライエッチングするこ
とにより、シリコン基板にトレンチを形成するためのエ
ッチングマスクにパターニングし、続いて同一エッチン
グチャンバ内で、フッ素系エッチングガスに代えて塩素
系ガス又は臭素系ガスを含有するシリコンエッチングガ
スを用いてプラズマ中で連続的にドライエッチングする
ことによりシリコン基板にトレンチを形成することを特
徴とするドライエッチング方法を提供する。
化膜を介してシリコン基板上に設けられたシリコン窒化
膜をエッチングマスクとして、シリコン基板にトレンチ
(例えば、素子分離用溝、キャパシタ用の溝等)を形成
するドライエッチング方法において、シリコン基板上の
シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜を、フッ素系エッチ
ングガスを用いてプラズマ中でドライエッチングするこ
とにより、シリコン基板にトレンチを形成するためのエ
ッチングマスクにパターニングし、続いて同一エッチン
グチャンバ内で、フッ素系エッチングガスに代えて塩素
系ガス又は臭素系ガスを含有するシリコンエッチングガ
スを用いてプラズマ中で連続的にドライエッチングする
ことによりシリコン基板にトレンチを形成することを特
徴とするドライエッチング方法を提供する。
【0016】本発明によれば、シリコン酸化膜、シリコ
ン窒化膜あるいはシリコン基板上の自然酸化膜を、フル
オロカーボンなどのフッ素系エッチングガスを用いてプ
ラズマ中でエッチングするので、処理室内壁に堆積した
シリコンを主とする化合物も同時にエッチング除去され
る。加えて、このエッチングに連続して、シリコン基板
にトレンチを形成するために、同一処理室内でフッ素系
エッチングガスに代えて塩素系エッチングガス又は臭素
系エッチングガスを用いてシリコン基板をエッチングす
るので、炭素系ポリマーを含む反応生成物の再分解・再
堆積の影響を受けることなくシリコン基板をエッチング
することができる。このため、シリコン基板にトレンチ
をドライエッチングにより形成する際に、ドライエッチ
ング中にエッチングチャンバ内に堆積する反応生成物の
量を大きく低減させることができ、良好な再現性でドラ
イエッチングでき、併せてエッチングチャンバのドライ
クリーニング回数を大きく減少させることもでき、異な
るシリコン基板を均一で安定した条件でエッチングする
ことができる。
ン窒化膜あるいはシリコン基板上の自然酸化膜を、フル
オロカーボンなどのフッ素系エッチングガスを用いてプ
ラズマ中でエッチングするので、処理室内壁に堆積した
シリコンを主とする化合物も同時にエッチング除去され
る。加えて、このエッチングに連続して、シリコン基板
にトレンチを形成するために、同一処理室内でフッ素系
エッチングガスに代えて塩素系エッチングガス又は臭素
系エッチングガスを用いてシリコン基板をエッチングす
るので、炭素系ポリマーを含む反応生成物の再分解・再
堆積の影響を受けることなくシリコン基板をエッチング
することができる。このため、シリコン基板にトレンチ
をドライエッチングにより形成する際に、ドライエッチ
ング中にエッチングチャンバ内に堆積する反応生成物の
量を大きく低減させることができ、良好な再現性でドラ
イエッチングでき、併せてエッチングチャンバのドライ
クリーニング回数を大きく減少させることもでき、異な
るシリコン基板を均一で安定した条件でエッチングする
ことができる。
【0017】以上の本発明の第1、第2の態様におい
て、フッ素系エッチングガスとしては、フルオロカーボ
ンガスを含有するフッ素系エッチングガスが好ましい。
て、フッ素系エッチングガスとしては、フルオロカーボ
ンガスを含有するフッ素系エッチングガスが好ましい。
【0018】また、シリコンエッチングガスのうち塩素
系ガスとしては、塩素ガスと酸素ガスとの混合ガスを好
ましく挙げることができる。また、臭素系ガスとして
は、臭化水素ガスと酸素ガスとの混合ガスを好ましく挙
げることができる。
系ガスとしては、塩素ガスと酸素ガスとの混合ガスを好
ましく挙げることができる。また、臭素系ガスとして
は、臭化水素ガスと酸素ガスとの混合ガスを好ましく挙
げることができる。
【0019】なお、本発明の第1の態様において、トレ
ンチを形成すべきシリコン基板表面の自然酸化膜は、シ
リコン基板上にシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜から
なるエッチングマスクを形成する際に用いたフォトレジ
ストを、アッシング又は溶剤により除去する際に生じた
ものである。
ンチを形成すべきシリコン基板表面の自然酸化膜は、シ
リコン基板上にシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜から
なるエッチングマスクを形成する際に用いたフォトレジ
ストを、アッシング又は溶剤により除去する際に生じた
ものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0021】先ず、本発明の第1の態様のドライエッチ
ング方法について、図1を参照しながら説明する。
ング方法について、図1を参照しながら説明する。
【0022】なお、図1において、本発明の第1の態様
のドライエッチング方法を直接示しているのは、図1
(f)〜(h)であり、図1(a)〜(e)は、図1
(f)の前段階を示している。
のドライエッチング方法を直接示しているのは、図1
(f)〜(h)であり、図1(a)〜(e)は、図1
(f)の前段階を示している。
【0023】先ず、シリコン基板に素子分離用あるいは
キャパシタ用のトレンチを形成する場合、シリコン基板
1(同図(a))上に、常法に従って熱酸化膜(シリコ
ン酸化膜)2を形成する(同図(b))。
キャパシタ用のトレンチを形成する場合、シリコン基板
1(同図(a))上に、常法に従って熱酸化膜(シリコ
ン酸化膜)2を形成する(同図(b))。
【0024】次に、その上にCVD法によりシリコン窒
化膜3を形成し(同図(c))、更に、その上に公知の
手法に従ってフォトレジストを塗布した後にパターニン
グしてフォトレジストエッチングマスク4を形成する
(同図(d))。
化膜3を形成し(同図(c))、更に、その上に公知の
手法に従ってフォトレジストを塗布した後にパターニン
グしてフォトレジストエッチングマスク4を形成する
(同図(d))。
【0025】次に、そのフォトレジストエッチングマス
ク4を利用し、フッ素系エッチングガス(例えばCHF
3+Ar)を用いてシリコン窒化膜3と熱酸化膜2とを
シリコン基板1が露出するまでプラズマ中でドライエッ
チングする。これによりシリコン窒化膜3をトレンチ形
成用のエッチングマスクにパターニングすることができ
る(同図(e))。
ク4を利用し、フッ素系エッチングガス(例えばCHF
3+Ar)を用いてシリコン窒化膜3と熱酸化膜2とを
シリコン基板1が露出するまでプラズマ中でドライエッ
チングする。これによりシリコン窒化膜3をトレンチ形
成用のエッチングマスクにパターニングすることができ
る(同図(e))。
【0026】次に、シリコン窒化膜3からなるエッチン
グマスクを有するシリコン基板1を、アッシング装置に
投入し、フォトレジストエッチングマスク4をアッシン
グにより除去する。このとき、トレンチを形成すべきシ
リコン基板1の表面には、自然酸化膜5が形成される
(同図(f))。また、アッシングではなく溶媒で処理
することにより、フォトレジストエッチングマスク4を
除去してもよい。
グマスクを有するシリコン基板1を、アッシング装置に
投入し、フォトレジストエッチングマスク4をアッシン
グにより除去する。このとき、トレンチを形成すべきシ
リコン基板1の表面には、自然酸化膜5が形成される
(同図(f))。また、アッシングではなく溶媒で処理
することにより、フォトレジストエッチングマスク4を
除去してもよい。
【0027】次に、自然酸化膜5を有するシリコン基板
1をエッチングチャンバに搬送し、フッ素系エッチング
ガスを用いてプラズマ中で自然酸化膜5をエッチング除
去する(同図(g))。
1をエッチングチャンバに搬送し、フッ素系エッチング
ガスを用いてプラズマ中で自然酸化膜5をエッチング除
去する(同図(g))。
【0028】次に、自然酸化膜5が除去されたシリコン
基板1を、別のエッチングチャンバに搬送することなく
同一のエッチングチャンバ内で、塩素系ガス又は臭素系
ガスを含有するシリコンエッチングガスを用いて、プラ
ズマ中でドライエッチングする。これにより、同図
(h)に示すように、シリコン基板1にトレンチ6を形
成することができる。
基板1を、別のエッチングチャンバに搬送することなく
同一のエッチングチャンバ内で、塩素系ガス又は臭素系
ガスを含有するシリコンエッチングガスを用いて、プラ
ズマ中でドライエッチングする。これにより、同図
(h)に示すように、シリコン基板1にトレンチ6を形
成することができる。
【0029】なお、図1(g)及び(h)に示した工程
においては、反応生成物のエッチングチャンバ内壁への
推積を抑制するために、エッチングチャンバ内壁の温度
を、エッチング装置のシリコン基板を載置するためのス
テージの温度よりも高くすることが好ましい。好ましく
は、ステージ温度を10〜30℃とし、エッチングチャ
ンバ内壁温度を60〜80℃とする。
においては、反応生成物のエッチングチャンバ内壁への
推積を抑制するために、エッチングチャンバ内壁の温度
を、エッチング装置のシリコン基板を載置するためのス
テージの温度よりも高くすることが好ましい。好ましく
は、ステージ温度を10〜30℃とし、エッチングチャ
ンバ内壁温度を60〜80℃とする。
【0030】以上、説明したようにシリコン基板を処理
することにより、ドライエッチング中にエッチングチャ
ンバ内に堆積する反応生成物の量を大きく低減させ、良
好な再現性でドライエッチングできる。従ってエッチン
グチャンバのドライクリーニング回数を大きく減少させ
ることができる。しかも、異なるシリコン基板を均一で
安定した条件でエッチングでき、従って、均一で安定し
たエッチング状態のトレンチを有するシリコン基板を量
産化することができる。
することにより、ドライエッチング中にエッチングチャ
ンバ内に堆積する反応生成物の量を大きく低減させ、良
好な再現性でドライエッチングできる。従ってエッチン
グチャンバのドライクリーニング回数を大きく減少させ
ることができる。しかも、異なるシリコン基板を均一で
安定した条件でエッチングでき、従って、均一で安定し
たエッチング状態のトレンチを有するシリコン基板を量
産化することができる。
【0031】次に、本発明の第2の態様のドライエッチ
ング方法について、図2を参照しながら説明する。
ング方法について、図2を参照しながら説明する。
【0032】なお、図2において、本発明の第2の態様
のドライエッチング方法を直接示しているのは、図2
(d)〜(e)であり、図2(a)〜(c)は、図2
(d)の前段階を示している。
のドライエッチング方法を直接示しているのは、図2
(d)〜(e)であり、図2(a)〜(c)は、図2
(d)の前段階を示している。
【0033】先ず、シリコン基板に素子分離用あるいは
キャパシタ用のトレンチを形成する場合、シリコン基板
1(同図(a))上に、常法に従って熱酸化膜(シリコ
ン酸化膜)2を形成する(同図(b))。
キャパシタ用のトレンチを形成する場合、シリコン基板
1(同図(a))上に、常法に従って熱酸化膜(シリコ
ン酸化膜)2を形成する(同図(b))。
【0034】次に、その上にCVD法によりシリコン窒
化膜3を形成し(同図(c))、更に、その上に公知の
手法に従ってフォトレジストを塗布した後にパターニン
グしてフォトレジストエッチングマスク4を形成する
(同図(d))。
化膜3を形成し(同図(c))、更に、その上に公知の
手法に従ってフォトレジストを塗布した後にパターニン
グしてフォトレジストエッチングマスク4を形成する
(同図(d))。
【0035】次に、そのフォトレジストエッチングマス
ク4を利用し、フッ素系エッチングガス(例えばCHF
3+Ar)を用いてシリコン窒化膜3と熱酸化膜2とを
シリコン基板1が露出するまでプラズマ中でドライエッ
チングする。これによりシリコン窒化膜3をトレンチ形
成用のエッチングマスクにパターニングすることができ
る。更に、このようにエッチングされたシリコン基板1
を、別のエッチングチャンバに搬送することなく同一の
エッチングチャンバ内で、フッ素系エッチングガスに代
えて塩素系ガス又は臭素系ガスを含有するシリコンエッ
チングガスを用いて、プラズマ中でドライエッチングす
る。これにより、同図(e)に示すようなトレンチ6を
シリコン基板1に形成することができる。
ク4を利用し、フッ素系エッチングガス(例えばCHF
3+Ar)を用いてシリコン窒化膜3と熱酸化膜2とを
シリコン基板1が露出するまでプラズマ中でドライエッ
チングする。これによりシリコン窒化膜3をトレンチ形
成用のエッチングマスクにパターニングすることができ
る。更に、このようにエッチングされたシリコン基板1
を、別のエッチングチャンバに搬送することなく同一の
エッチングチャンバ内で、フッ素系エッチングガスに代
えて塩素系ガス又は臭素系ガスを含有するシリコンエッ
チングガスを用いて、プラズマ中でドライエッチングす
る。これにより、同図(e)に示すようなトレンチ6を
シリコン基板1に形成することができる。
【0036】以上、説明したようにシリコン基板を処理
することにより、ドライエッチング中にエッチングチャ
ンバ内に堆積する反応生成物の量を大きく低減させ、良
好な再現性でドライエッチングできる。従ってエッチン
グチャンバのドライクリーニング回数を大きく減少させ
ることができる。しかも、異なるシリコン基板を均一で
安定した条件でエッチングでき、従って、均一で安定し
たエッチング状態のトレンチを有するシリコン基板を量
産化することができる。
することにより、ドライエッチング中にエッチングチャ
ンバ内に堆積する反応生成物の量を大きく低減させ、良
好な再現性でドライエッチングできる。従ってエッチン
グチャンバのドライクリーニング回数を大きく減少させ
ることができる。しかも、異なるシリコン基板を均一で
安定した条件でエッチングでき、従って、均一で安定し
たエッチング状態のトレンチを有するシリコン基板を量
産化することができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0038】実施例1 本実施例は、誘導結合型プラズマを発生するエッチング
装置において、自然酸化膜の除去をCHF3ガスを用
い、シリコン基板へトレンチ形成する際のドライエッチ
ングをCl2/O2を用いて、図1に示すように行った例
である。
装置において、自然酸化膜の除去をCHF3ガスを用
い、シリコン基板へトレンチ形成する際のドライエッチ
ングをCl2/O2を用いて、図1に示すように行った例
である。
【0039】先ず、シリコン基板上に熱酸化膜5nm形
成し、続いてシリコン窒化膜をCVD法により200n
mの膜厚で成膜した。続いて、フォトレジストを塗布
後、KrFエキシマレーザーステッパーで露光・現像す
ることによりフォトレジストエッチングマスクを形成し
た。
成し、続いてシリコン窒化膜をCVD法により200n
mの膜厚で成膜した。続いて、フォトレジストを塗布
後、KrFエキシマレーザーステッパーで露光・現像す
ることによりフォトレジストエッチングマスクを形成し
た。
【0040】次に、トレンチのマスクとなるシリコン窒
化膜を酸化膜エッチング装置において以下の条件でエッ
チングした。この際、シリコン窒化膜下の熱酸化膜も同
時にエッチングされるようにオーバーエッチングした。
プラズマソースは平行平板型の挟ギャップの装置を用い
た。
化膜を酸化膜エッチング装置において以下の条件でエッ
チングした。この際、シリコン窒化膜下の熱酸化膜も同
時にエッチングされるようにオーバーエッチングした。
プラズマソースは平行平板型の挟ギャップの装置を用い
た。
【0041】(シリコン窒化膜/酸化膜のエッチング条
件) CHF3=100ml/min Ar=900ml/min RF Power=1000W(13.56MHz) 処理圧力=130Pa ステージ制御温度=20℃ 電極間距離=10mm エッチング時間=35秒
件) CHF3=100ml/min Ar=900ml/min RF Power=1000W(13.56MHz) 処理圧力=130Pa ステージ制御温度=20℃ 電極間距離=10mm エッチング時間=35秒
【0042】次にマイクロ波ダウンストリーム型のアッ
シング装置を用いてフォトレジストエッチングマスクを
アッシングした。
シング装置を用いてフォトレジストエッチングマスクを
アッシングした。
【0043】上記工程の後、シリコン基板上には薄い自
然酸化膜が成長する。従って、続く基板にトレンチを形
成する工程では自然酸化膜除去と基板のエッチングを連
続して同一の装置内で行った。プラズマソースに誘導結
合型プラズマ源を有するポリシリコンエッチング装置を
用いた。
然酸化膜が成長する。従って、続く基板にトレンチを形
成する工程では自然酸化膜除去と基板のエッチングを連
続して同一の装置内で行った。プラズマソースに誘導結
合型プラズマ源を有するポリシリコンエッチング装置を
用いた。
【0044】(トレンチのエッチング条件) 自然酸化膜除去ステップ CHF3=50ml/min プラズマソースのRF Power=1500W(1
2.56MHz) 処理圧力=7Pa 基板に印加するRF Power=200W(13.5
6MHz) ステージ制御温度=20℃ 処理室内壁の制御温度=70℃ エッチング時間=10秒 トレンチの加工ステップ Cl2=130ml/min O2=8ml/min プラズマソースのRF Power=1500W(1
2.56MHz) 処理圧力=5.3Pa 基板に印加するRF Power=275W(13.5
6MHz) ステージ制御温度=20℃ 処理室内壁の制御温度=70℃
2.56MHz) 処理圧力=7Pa 基板に印加するRF Power=200W(13.5
6MHz) ステージ制御温度=20℃ 処理室内壁の制御温度=70℃ エッチング時間=10秒 トレンチの加工ステップ Cl2=130ml/min O2=8ml/min プラズマソースのRF Power=1500W(1
2.56MHz) 処理圧力=5.3Pa 基板に印加するRF Power=275W(13.5
6MHz) ステージ制御温度=20℃ 処理室内壁の制御温度=70℃
【0045】上記の操作を合計25枚のシリコン基板に
対して連続的に施したところ、シリコン基板のエッチン
グ速度はほぼ一定に推移して処理室内壁への反応生成物
の堆積量が微量であることを確認した。
対して連続的に施したところ、シリコン基板のエッチン
グ速度はほぼ一定に推移して処理室内壁への反応生成物
の堆積量が微量であることを確認した。
【0046】参考のために、自然酸化膜除去ステップと
トレンチの加工ステップとを別々のエッチングチャンバ
で実施したところ、連続シリコン基板処理12〜15枚
程度で、シリコン基板のトレンチの加工ステップにおけ
るエッチング速度の大幅な低下が見られた。
トレンチの加工ステップとを別々のエッチングチャンバ
で実施したところ、連続シリコン基板処理12〜15枚
程度で、シリコン基板のトレンチの加工ステップにおけ
るエッチング速度の大幅な低下が見られた。
【0047】従って、本実施例によれば、エッチングチ
ャンバのドライクリーニング頻度を大幅に低減できるこ
とがわかる。
ャンバのドライクリーニング頻度を大幅に低減できるこ
とがわかる。
【0048】実施例2 本実施例は誘導結合型プラズマを発生するエッチング装
置においてシリコン窒化膜とシリコン基板へのトレンチ
のドライエッチングを同一エッチングチャンバ内で連続
的に、図2に示すように行った例である。
置においてシリコン窒化膜とシリコン基板へのトレンチ
のドライエッチングを同一エッチングチャンバ内で連続
的に、図2に示すように行った例である。
【0049】先ず、シリコン基板上に熱酸化膜5nm形
成し、シリコン窒化膜をCVD法により200nmの膜
厚で成膜した。続いて、フォトレジストを塗布後KrF
エキシマレーザーステッパーで露光・現像しフォトレジ
ストエッチングマスクを形成した。
成し、シリコン窒化膜をCVD法により200nmの膜
厚で成膜した。続いて、フォトレジストを塗布後KrF
エキシマレーザーステッパーで露光・現像しフォトレジ
ストエッチングマスクを形成した。
【0050】次に、シリコン窒化膜とシリコン基板への
トレンチのエッチングを連続して同一エッチングチャン
バ内で行った。エッチング装置はプラズマソースに誘導
結合型プラズマ源を有するポリシリコンエッチング装置
を用いた。
トレンチのエッチングを連続して同一エッチングチャン
バ内で行った。エッチング装置はプラズマソースに誘導
結合型プラズマ源を有するポリシリコンエッチング装置
を用いた。
【0051】(トレンチのエッチング条件) シリコン窒化膜エッチングステップ CF4=60ml/min プラズマソースのRF Power=1000W(1
2.56MHz) 処理圧力=2Pa 基板に印加するRF Power=250W(13.5
6MHz) ステージ制御温度=20℃ 処理室内壁の制御温度=70℃ トレンチの加工ステップ Cl2=130ml/min O2=8ml/min プラズマソースのRF Power=1500W(1
2.56MHz) 処理圧力=5.3Pa 基板に印加するRF Power=275W(13.5
6MHz) ステージ制御温度=20℃ 処理室内壁の制御温度=70℃
2.56MHz) 処理圧力=2Pa 基板に印加するRF Power=250W(13.5
6MHz) ステージ制御温度=20℃ 処理室内壁の制御温度=70℃ トレンチの加工ステップ Cl2=130ml/min O2=8ml/min プラズマソースのRF Power=1500W(1
2.56MHz) 処理圧力=5.3Pa 基板に印加するRF Power=275W(13.5
6MHz) ステージ制御温度=20℃ 処理室内壁の制御温度=70℃
【0052】上記の操作を合計25枚のシリコン基板に
対して連続的に施したところ、シリコン基板のエッチン
グ速度はほぼ一定に推移して処理室内壁への反応生成物
の堆積量が微量であることを確認した。
対して連続的に施したところ、シリコン基板のエッチン
グ速度はほぼ一定に推移して処理室内壁への反応生成物
の堆積量が微量であることを確認した。
【0053】参考のために、シリコン窒化膜エッチング
ステップとトレンチの加工ステップとを別々のエッチン
グチャンバで実施したところ、連続シリコン基板処理1
2〜15枚程度で、シリコン基板のトレンチの加工ステ
ップにおけるエッチング速度の大幅な低下が見られた。
ステップとトレンチの加工ステップとを別々のエッチン
グチャンバで実施したところ、連続シリコン基板処理1
2〜15枚程度で、シリコン基板のトレンチの加工ステ
ップにおけるエッチング速度の大幅な低下が見られた。
【0054】従って、本実施例によれば、エッチングチ
ャンバのドライクリーニング頻度を大幅に低減できるこ
とがわかる。
ャンバのドライクリーニング頻度を大幅に低減できるこ
とがわかる。
【0055】
【発明の効果】本発明のドライエッチング方法によれ
ば、エッチングチャンバ内への反応生成物の堆積を最小
限に抑制できるので、炭素系ポリマーなどのパーティク
ルの発生を大幅に低減することができ、ドライクリーニ
ング頻度も減少させることができる。また、エッチング
チャンバを大気開放してウェットクリーニングする頻度
を低減させることができ、従ってシリコン基板の製造生
産性を向上させることができる。しかも、異なる半導体
基板を連続して処理する際に、エッチングチャンバ内壁
に堆積した反応生成物の影響を抑制して均一な処理を行
うことができる。
ば、エッチングチャンバ内への反応生成物の堆積を最小
限に抑制できるので、炭素系ポリマーなどのパーティク
ルの発生を大幅に低減することができ、ドライクリーニ
ング頻度も減少させることができる。また、エッチング
チャンバを大気開放してウェットクリーニングする頻度
を低減させることができ、従ってシリコン基板の製造生
産性を向上させることができる。しかも、異なる半導体
基板を連続して処理する際に、エッチングチャンバ内壁
に堆積した反応生成物の影響を抑制して均一な処理を行
うことができる。
【図1】本発明のドライエッチング方法の工程説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明のドライエッチング方法の工程説明図で
ある。
ある。
【図3】従来のドライエッチング方法の工程説明図であ
る。
る。
1 シリコン基板、2 熱酸化膜、3 シリコン窒化
膜、4 フォトレジストエッチングマスク、5 自然酸
化膜、6 トレンチ
膜、4 フォトレジストエッチングマスク、5 自然酸
化膜、6 トレンチ
Claims (7)
- 【請求項1】 シリコン酸化膜を介してシリコン基板上
に設けられたシリコン窒化膜をエッチングマスクとし
て、シリコン基板にトレンチを形成するドライエッチン
グ方法において、トレンチを形成すべきシリコン基板表
面に生じた自然酸化膜をフッ素系エッチングガスを用い
てプラズマ中でドライエッチングすることにより除去
し、続いて同一エッチングチャンバ内でフッ素系エッチ
ングガスに代えて塩素系ガス又は臭素系ガスを含有する
シリコンエッチングガスを用いて、プラズマ中で連続的
にドライエッチングすることによりシリコン基板にトレ
ンチを形成することを特徴とするドライエッチング方
法。 - 【請求項2】 フッ素系エッチングガスが、フルオロカ
ーボンガスを含有する請求項1記載のドライエッチング
方法。 - 【請求項3】 シリコンエッチングガスが塩素ガスと酸
素ガスとの混合ガス又は臭化水素ガスと酸素ガスとの混
合ガスである請求項1又は2記載のドライエッチング方
法。 - 【請求項4】 トレンチを形成すべきシリコン基板表面
の自然酸化膜が、シリコン基板上にシリコン窒化膜から
なるトレンチ形成用のエッチングマスクを形成する際に
用いたフォトレジストを、アッシング又は溶剤により除
去する際に生じたものである請求項1〜3のいずれかに
記載のドライエッチング方法。 - 【請求項5】 シリコン酸化膜を介してシリコン基板上
に設けられたシリコン窒化膜をエッチングマスクとし
て、シリコン基板にトレンチを形成するドライエッチン
グ方法において、シリコン基板上のシリコン酸化膜及び
シリコン窒化膜を、フッ素系エッチングガスを用いてプ
ラズマ中でドライエッチングすることにより、シリコン
基板にトレンチを形成するためのエッチングマスクにパ
ターニングし、続いて同一エッチングチャンバ内で、フ
ッ素系エッチングガスに代えて塩素系ガス又は臭素系ガ
スを含有するシリコンエッチングガスを用いてプラズマ
中で連続的にドライエッチングすることによりシリコン
基板にトレンチを形成することを特徴とするドライエッ
チング方法。 - 【請求項6】 フッ素系エッチングガスが、フルオロカ
ーボンガスを含有する請求項5記載のドライエッチング
方法。 - 【請求項7】 シリコンエッチングガスが塩素ガスと酸
素ガスとの混合ガス又は臭化水素ガスと酸素ガスとの混
合ガスである請求項5又は6記載のドライエッチング方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1726298A JPH11214356A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | シリコン基板のドライエッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1726298A JPH11214356A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | シリコン基板のドライエッチング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11214356A true JPH11214356A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11939064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1726298A Pending JPH11214356A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | シリコン基板のドライエッチング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11214356A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003058700A1 (fr) * | 2002-01-07 | 2003-07-17 | Tokyo Electron Limited | Procede de traitement au plasma |
| WO2004024619A1 (ja) * | 2002-09-11 | 2004-03-25 | Tokyo Electron Limited | 基板処理方法 |
| KR100447253B1 (ko) * | 2001-12-31 | 2004-09-07 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 금속배선 형성방법 |
| JP2006086168A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Tokyo Electron Ltd | エッチング方法およびエッチング装置 |
| US7110845B2 (en) | 2003-01-15 | 2006-09-19 | Kawasaki Microelectronics, Inc. | Method for managing semiconductor manufacturing equipment and system for managing semiconductor manufacturing line |
| US7514277B2 (en) | 2004-09-14 | 2009-04-07 | Tokyo Electron Limited | Etching method and apparatus |
| WO2011018900A1 (ja) * | 2009-08-14 | 2011-02-17 | 株式会社アルバック | エッチング方法 |
| CN102655121A (zh) * | 2011-03-03 | 2012-09-05 | 中国科学院微电子研究所 | 牺牲栅去除方法及栅堆叠制作方法 |
| EP2635513A4 (en) * | 2010-11-01 | 2014-04-16 | Intevac Inc | DRYING METHOD FOR THE SURFACE EXTRACTION FORMATION OF SILICON WAFERS |
| CN104835908A (zh) * | 2015-04-17 | 2015-08-12 | 上海华虹宏力半导体制造有限公司 | 用于3d amr的氮化钽刻蚀方法 |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP1726298A patent/JPH11214356A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100447253B1 (ko) * | 2001-12-31 | 2004-09-07 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 금속배선 형성방법 |
| WO2003058700A1 (fr) * | 2002-01-07 | 2003-07-17 | Tokyo Electron Limited | Procede de traitement au plasma |
| WO2004024619A1 (ja) * | 2002-09-11 | 2004-03-25 | Tokyo Electron Limited | 基板処理方法 |
| US7110845B2 (en) | 2003-01-15 | 2006-09-19 | Kawasaki Microelectronics, Inc. | Method for managing semiconductor manufacturing equipment and system for managing semiconductor manufacturing line |
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| WO2011018900A1 (ja) * | 2009-08-14 | 2011-02-17 | 株式会社アルバック | エッチング方法 |
| JPWO2011018900A1 (ja) * | 2009-08-14 | 2013-01-17 | 株式会社アルバック | エッチング方法 |
| US8993449B2 (en) | 2009-08-14 | 2015-03-31 | Ulvac, Inc. | Etching method |
| EP2635513A4 (en) * | 2010-11-01 | 2014-04-16 | Intevac Inc | DRYING METHOD FOR THE SURFACE EXTRACTION FORMATION OF SILICON WAFERS |
| CN102655121A (zh) * | 2011-03-03 | 2012-09-05 | 中国科学院微电子研究所 | 牺牲栅去除方法及栅堆叠制作方法 |
| CN104835908A (zh) * | 2015-04-17 | 2015-08-12 | 上海华虹宏力半导体制造有限公司 | 用于3d amr的氮化钽刻蚀方法 |
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