JPH1121442A - 室温硬化性組成物 - Google Patents

室温硬化性組成物

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JPH1121442A
JPH1121442A JP17449097A JP17449097A JPH1121442A JP H1121442 A JPH1121442 A JP H1121442A JP 17449097 A JP17449097 A JP 17449097A JP 17449097 A JP17449097 A JP 17449097A JP H1121442 A JPH1121442 A JP H1121442A
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JP
Japan
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group
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weight
functional group
hydrolyzable silicon
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JP17449097A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Ono
和久 小野
Satoru Kohama
覚 小濱
Tsuneo Mogi
恒雄 茂木
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Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐候性が向上したポリオキシアルキレン重合
体系の室温硬化性組成物を提供する。 【解決手段】 (A)末端及び/又は側鎖に、水酸基及
び/又は加水分解性ケイ素官能性基を含有するポリオキ
シアルキレン重合体であって、主鎖の繰り返し単位が炭
素数2〜6のポリオキシアルキレンで、加水分解性ケイ
素官能性基がアルコキシシリル基である、数平均分子量
が1,000 〜100,000 の加水分解性ケイ素官能性基含有ポ
リオキシアルキレン重合体100 重量部、(B)酸化防止
剤、紫外線吸収剤及び光安定化剤からなる液状混合物0.
01〜10重量部を含有する室温硬化性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、末端及び/又は側鎖に、
水酸基及び/又は加水分解性ケイ素官能性基を含有する
ポリオキシアルキレン重合体と酸化防止剤、紫外線吸収
剤、光安定化剤の3種の液状混合物とからなる耐候性に
優れた室温硬化性組成物に関する。
【0002】
【発明の技術的背景とその問題点】反応性ケイ素基(ケ
イ素原子に結合した水酸基水酸基及び/又は加水分解性
基を含むケイ素原子含有基であって、シロキサン結合を
形成し得る基)を有する有機重合体、とりわけ、ポリオ
キシアルキレン重合体は、液状の重合体となり得るもの
で、室温で湿気等により硬化してゴム状硬化物となる。
このような重合体の用途として、建築物の弾性シーラン
ト等が挙げられる。この建築物の弾性シーラントは、従
来主にシリコーン系のシーラントが使用されていたが、
目地周辺部の汚染などの問題があり、他の重合体のシー
ラント、とりわけ、本発明で用いられるポリオキシアル
キレン系重合体のものに置き換わりつつある。しかし、
このポリオキシアルキレン系重合体のシーラントは、シ
リコーン系シーラントと比べ、耐候性や耐熱性が劣るた
め、改善が必要であった。この問題を改善するため、紫
外線吸収剤を添加した組成物(特開昭57−17434
1号公報)、酸化防止剤を添加した組成物(特開平4−
283259号公報)が近時見出されている。しかし、
硬化物の耐候性はいまだ不充分であり、さらなる改善が
必要とされている。
【0003】
【発明の目的】本発明者らは、上記問題点に鑑み、更に
耐候性が向上した室温硬化性組成物を得るべく鋭意検討
を重ねた結果、酸化防止剤、紫外線吸収剤及び光安定化
剤からなる液状混合物を用いることにより、耐候性の優
れた室温硬化性組成物が得られることを見出し、本発明
をなすに至った。
【0004】
【発明の構成】すなわち、本発明は、 (A)末端及び/又は側鎖に、水酸基及び/又は加水分
解性ケイ素官能性基を含有するポリオキシアルキレン重
合体であって、主鎖の繰り返し単位が炭素数2〜6のポ
リオキシアルキレンで、加水分解性ケイ素官能性基がア
ルコキシシリル基である、数平均分子量が1,000 〜100,
000 の加水分解性ケイ素官能性基含有ポリオキシアルキ
レン重合体 100 重量部 (B)酸化防止剤、紫外線吸収剤及び光安定化剤からな
る液状混合物 0.01〜10重量部 を含有する室温硬化性組成物に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明に使用できる反応性ケイ素基含有有機重合
体とは、特に限定するものではないが、代表的なものを
示すと、例えば、特開昭50−156599号、同54
−6096号、同57−126823号、同59−78
223号、同55−82123号、同55−13102
2号、同55−137129号、同62−230822
号、同63−83131号、特開平3−47825号、
同3−72527号、同3−122152号公報、米国
特許第3,632,557号、同4,345,053
号、同4,366,307号、同4,960,844号
明細書等に開示されているものが例示できる。本発明で
いう反応性ケイ素基は特に限定されるものではないが、
代表的なものを示すと、例えば、下記一般式(1) で表さ
れる基が挙げられる。
【0006】
【化1】
【0007】〔式中、R1およびR2は、いずれも炭素数1
〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数
7〜20のアラルキル基または(R')3SiO- で示されるトリ
オルガノシロキシ基を示し、R1またはR2が2個以上存在
するとき、それらは同一であってもよく、異なっていて
もよい。ここでR'は炭素数1〜20の1価の炭化水素基で
あり、3個のR'は同一であってもよく、異なっていても
よい。Xは水酸基または加水分解性基を示し、Xが2個
以上存在するとき、それらは同一であってもよく、異な
っていてもよい。aは0、1、2または3を、bは0、
1または2をそれぞれ示す。また、m個の式(2) で示さ
れる基
【0008】
【化2】
【0009】におけるbは異なっていてもよい。mは0
〜19の整数を示す。但し、a+Σb≧1を満足するもの
とする。〕 上記Xで示される加水分解性基は特に限定されず、従来
公知の加水分解性基であればよい。具体的には、例え
ば、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオ
キシ基、ケトキシメート基、アミノ基、アミド基、酸ア
ミド基、アミノオキシ基、メルカプト基、アルケニルオ
キシ基等がげあげられる。これらの内では、水素原子、
アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、ア
ミノ基、アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基およ
びアルケニルオキシ基が好ましいが、加水分解性が穏や
かで取り扱いやすいという観点からメトキシ基等のアル
コキシ基が特に好ましい。この加水分解性基や水酸基は
1個のケイ素原子に1〜3個結合することができ、(a
+Σb)は1〜5であるのが好ましい。加水分解性基や
水酸基が反応性ケイ素基中に2個以上存在する場合に
は、それらは同一であってもよく、異なっていてもよ
い。反応性ケイ素基中に、ケイ素原子は1個あってもよ
く、2個以上あってもよいが、シロキサン結合等により
ケイ素原子の連結された反応性ケイ素基の場合には、20
個程度あってもよい。なお、下記一般式(3) で表される
反応性ケイ素基が、入手容易な点からは好ましい。
【0010】
【化3】
【0011】(式中、R2、X、aは前記と同じ。) また、上記一般式(1) におけるR1およびR2の具体例とし
ては、例えば、メチル基、エチル基などのアルキル基、
シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェニル基
などのアリール基、ベンジル基などのアラルキル基、R'
がメチル基やフェニル基などである(R')3SiO- で示され
るトリオルガノシロキシ基等が挙げられる。R1、R2、R'
としてはメチル基が特に好ましい。上に例示した反応性
ケイ素基含有有機重合体中でも主鎖が炭素数2〜6のポ
リオキシアルキレンで加水分解性シリコン官能基がアル
コキシシリル基であるものが好ましく、更には、主鎖が
ポリオキシプロピレンで、加水分解性ケイ素官能性基が
ジメトキシメチルシリル基〔-Si(CH3)(OCH3)2 基〕を有
する反応性ケイ素基含有有機重合体であることが特に好
ましい。反応性ケイ素基はオキシプロピレン重合体1分
子中に少なくとも1個、好ましは 1.1〜5個存在するの
がよい。重合体1分子中に含まれる反応性ケイ素基の数
が1個未満になると、硬化性が不充分になり、良好なゴ
ム弾性挙動を発現しにくくなる。反応性ケイ素基はオキ
シプロピレン重合体分子鎖の末端に存在してもよく、内
部に存在してもよい。反応性ケイ素基が分子鎖の末端に
存在すると、最終的に形成される硬化物に含まれるオキ
シプロピレン重合体成分の有効網目鎖量が多くなるた
め、高強度、高伸びで、低弾性率を示すゴム状硬化物が
得られやすくなる。
【0012】本発明の重合体における重合主鎖を構成す
るオキシプロピレン重合体は、下記式(4)
【0013】
【化4】
【0014】で示される繰り返し単位を含有するもので
ある。このオキシプロピレン重合体は、直鎖状であって
も分枝状であってもよく、あるいは、これらの混合物で
あってもよい。また、他の単量体単位等が含まれていて
もよいが、式(4) で表される単量体単位が重合体中
に50重量%以上、好ましくは80重量%以上存在すること
が好ましい。なお、反応性ケイ素基を導入すると、分子
量分布は導入前の重合体に比較し広がる傾向にあるの
で、導入前の重合体の分子量分布はできるだけ狭いこと
が好ましい。
【0015】反応性ケイ素基の導入は公知の方法で行え
ばよい。すなわち、例えば、以下の方法が挙げられる。 (1)末端に水酸基等の官能基を有するオキシプロピレ
ン重合体に、この官能基に対して反応性を示す活性基お
よび不飽和基を有する有機化合物を反応させ、次いで、
得られた反応生成物に加水分解性基を有するヒドロシラ
ンを作用させてヒドロシリル化する。 (2)末端に水酸基、エポキシ基やイソシアネート基等
の官能基(以下、Y官能基という)を有するオキシプロ
ピレン重合体に、このY官能基に対して反応性を示す官
能基(以下、Y’官能基という)および反応性ケイ素基
を有する化合物を反応させる。このY' 官能基を有する
ケイ素化合物としては、γ−(2−アミノエチル)アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、γ−(2−アミノエチ
ル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルトリエトキシシランなどのようなアミノ基含
有シラン類;γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシランな
どのようなメルカプト基含有シラン類;γ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキ
シシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなどのよ
うなエポキシシラン類;ビニルトリエトキシシラン、γ
−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−アクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシシラ
ンなどのようなビニル型不飽和基含有シラン類;γ−ク
ロロプロピルトリメトキシシランなどのような塩素原子
含有シラン類;γ−イソシアネートプロピルトリエトキ
シシラン、γ−イソシアネートプロピルメチルジメトキ
シシランなどのようなイソシアネート含有シラン類;メ
チルジメトキシシラン、トリメトキシシラン、メチルジ
エトキシシランなどのようなハイドロシラン類などが具
体的に例示されうるが、これらに限定されるものではな
い。
【0016】次に本発明で用いられる液状混合物を説明
する。本発明に用いられる酸化防止剤、紫外線吸収剤及
び光安定化剤からなる液状混合物は、常温で液状を保つ
3種の耐候性向上剤の混合物である。ここでの酸化防止
剤とは、一般的に「酸化防止剤ハンドブック」(大成社
発行)、「高分子材料の劣化と安定化」(p.235-242)
(シー・エム・シー(株)発行)に記載されているもの
と同義である。また紫外線吸収剤は特に限定するわけで
はないが、一般的に用いられるベンゾフェノン系、トリ
アゾール系、アクリレート系、サリチレート系が用いら
れる。また、光安定化剤は、限定するわけではないが、
公知であるヒンダードアミン系やベンゾエート系が例示
される。これら3種の耐候性向上剤は、(A)成分であ
る加水分解性ケイ素官能性基含有ポリオキシアルキレン
重合体の劣化を防止するために用いられ、各々別途の効
果を有するものとされる。紫外線吸収剤は、その構造に
起因する吸収波長の紫外線を遮蔽することにより、光
(光励起等)のエネルギーによる劣化(酸化)を劣化の
初期段階の防止に効果があり、酸化防止剤は、熱による
熱劣化(酸化)を有機重合体の熱劣化(酸化)により派
生したラジカルを捕捉することにより劣化の進行を防止
するのに効果があるとされている。また、光安定化剤は
複合されたメカニズムにより耐候性を改善することが知
られているが、以下の2点が挙げられる。1つには、有
機重合体の酸化劣化時に生成する酸化性生成物を還元
し、不活性化する。もう1つには光安定化剤(から派生
したN−オキシル体)は、有機重合体の自動酸化で生ず
るラジカル(R・, ROO・,RC(O)OO・など; R=アルキル
等の有機基)を触媒的に捕捉し、安定な物質に変換し、
有機重合体の分解の連鎖反応の停止に効果を有する。既
にこれらの酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤は有
機樹脂の分野において公知の物質であるが、本発明にお
いては、これら3種の耐候性向上剤混合物が液状である
点に特徴を有し、かつこの液状であるという点により従
来ではなし得なかった耐候性を実現させるものである。
酸化防止剤、紫外線吸収剤及び光安定化剤の混合物が、
通常、当該組成物が使用される温度(常温)で液状を保
つためには、使用する酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安
定化剤のうち少なくとも1種は常温で液状である必要が
ある。本発明の本質であるこれら3種の混合物は液状で
あるため、従来の一般的な耐候性向上剤と比べ、粉塵の
問題がなく、容易に添加、配合が可能で、混合・分散が
容易である。この液状混合物の、加水分解性ケイ素官能
性基含有ポリオキシアルキレン重合体への混合・分散の
容易さから、加水分解性ケイ素官能性基含有ポリオキシ
アルキレン重合体の耐候性の向上が可能となった。
【0017】また、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定
化剤の各成分が加水分解性ケイ素官能性基含有ポリオキ
シアルキレン重合体への溶解性が高い場合、及び/又
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤の各成分が
全て液状である場合、低温でも加水分解性ケイ素官能性
基含有ポリオキシアルキレン重合体相での沈殿(沈降)
が起こらず、結晶化の問題もないため、さらに耐候性の
向上が可能であり、また、施工時に添加することも可能
である。この酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤の
各成分の相溶性、加水分解性ケイ素官能性基含有ポリオ
キシアルキレン重合体との相溶性が、各成分の効果を十
分に発揮させるためには重要であり、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、光安定化剤は、加水分解性ケイ素官能性基含
有ポリオキシアルキレン重合体との相溶性の良いものが
好ましく、且つ各成分の相溶性の良いものがより好まし
い。
【0018】具体的には、液状の酸化防止剤として、オ
クチル化ジフェニルアミン、2,4−ビス〔(オクチル
チオ)メチル〕−o−クレゾール、イソオクチル−3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート、6−エトキシ−1,2−ジヒドロ−
2,2,4−トリメチルキノリン、ジフェニルアミンと
アセトン反応物、α−メチルベンジルフェノール、ヒン
ダードフェノール、液状の紫外線吸収剤として、メチル
−3−〔3−t−ブチル−5−(2H−ベンゾトリアゾ
ール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニル〕プロピオ
ネート−ポリエチレングリコール縮合物、(2−ヒドロ
キシ−3−ドデシル−5−メチル)フェニルベンゾトリ
アール、液状の光安定化剤として、ビス(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)セバケート
などが例示され、これらのものと従来の酸化防止剤、紫
外線吸収剤、光安定化剤より選択されたものを混合し、
液状混合物を得る。これら3種すべて液状であることが
好ましいことは前述のとおりである。
【0019】このような酸化防止剤、紫外線吸収剤、光
安定化剤からなる液状混合物の添加量は、(A)加水分
解性ケイ素官能性基含有ポリオキシアルキレン重合体10
0 重量部に対し、0.01〜10重量部であるのが好ましく、
0.1 〜5重量部であることがさらに好ましい。添加量が
0.01重量部未満であると、その効果が十分でなく、また
10重量部を越えても効果上無意味であり経済的にも不利
益となる。また、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化
剤からなる液状混合物中の3種の混合比率は特に限定さ
れないが、液状混合物が液状を保ち、優れた耐候性を得
るためには、3種を同じ程度の比率で混合することが好
ましい。
【0020】本発明の組成物を硬化させるにあたって
は、硬化触媒を使用してもしなくてもよい。硬化触媒を
使用する場合には、従来公知のものを広く使用すること
ができる。その具体例としては、テトラブチルチタネー
ト、テトラプロピルチタネートなどのチタン酸エステル
類;ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズマレエー
ト、ジブチルスズジアセテート、オクチル酸スズ、ナフ
テン酸スズなどのスズカルボン酸塩類;ジブチルスズオ
キサイドとフタル酸エステルとの反応物;ジブチルスズ
ジアセチルアセトナート;アルミニウムトリスアセチル
アセトナート、アルミニウムトリスエチルアセトアセテ
ート、ジイソプロポキシアルミニウムエチルアセトアセ
テートなどの有機アルミニウム化合物類;ジルコニウム
テトラアセチルアセトナート、チタンテトラアセチルア
セトナートなどのキレート化合物類;オクチル酸鉛;ブ
チルアミン、オクチルアミン、ラウリルアミン、ジブチ
ルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、ジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミン、オレイルアミン、シクロヘキシ
ルアミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノプロピルア
ミン、キシリレンジアミン、トリエチレンジアミン、グ
アニジン、ジフェニルグアニジン、2,4,6−トリス
(ジメチルアミノメチル)フェノール、モルホリン、N
−メチルモルホリン、2−エチル−4−メチルイミダゾ
ール、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデセ
ン−7(DBU)などのアミン系化合物、あるいはこれ
らアミン系化合物のカルボン酸などとの塩;過剰のポリ
アミンと多塩基酸とから得られる低分子量ポリアミド樹
脂;過剰のポリアミンとエポキシ化合物との反応生成
物;γ;アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β
−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ンなどのアミノ基を有するシランカップリング剤;など
のシラノール縮合触媒、さらには他の酸性触媒、塩基性
触媒などの公知のシラノール縮合触媒等が挙げられる。
これらの触媒は単独で使用してもよく、2種以上併用し
てもよい。これらの硬化触媒の使用量は、反応性ケイ素
基含有有機重合体100 部に対して0.1〜20部程度が好ま
しく、1〜10部程度が更に好ましい。反応性ケイ素基含
有オキシプロピレン重合体に対して硬化触媒の使用量が
少なすぎると、硬化速度が遅くなり、また硬化反応が充
分に進行しにくくなるので、好ましくない。一方、反応
性ケイ素基含有有機重合体に対して硬化触媒の使用量が
多すぎると、硬化時に局部的な発熱や発泡が生じ、良好
な硬化物が得られにくくなるので好ましくない。
【0021】反応性ケイ素基含有有機重合体は、種々の
充填剤を混入することにより変性しうる。充填剤として
は、フュームシリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、含水
ケイ酸およびカーボンブラックの如き補強性充填剤;炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成ク
レー、クレー、タルク、酸化チタン、ベントナイト、有
機ベントナイト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華、
水添ヒマシ油およびシラスバルーンなどの如き充填剤;
石綿、ガラス繊維およびフィラメントの如き繊維状充填
剤が例示される。
【0022】これら充填剤で強度の高い硬化組成物を得
たい場合には、主にフュームシリカ、沈降性シリカ、無
水ケイ酸、含水ケイ酸、カーボンブラック、表面処理微
細炭酸カルシウム、焼成クレー、クレーおよび活性亜鉛
華などから選ばれる充填剤を反応性ケイ素基含有有機重
合体 100部に対し、1〜 100部の範囲で使用すれば好ま
しい結果が得られる。また、低強度で伸びが大である硬
化組成物を得たい場合には、主に酸化チタン、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、タルク、酸化第二鉄、酸化
亜鉛およびシラスバルーンなどから選ばれる充填剤を反
応性ケイ素基含有オキシプロピレン重合体 100部に対し
5〜 200部の範囲で使用すれば好ましい結果が得られ
る。もちろんこれら充填剤は1種類のみで使用してもよ
いし、2種類以上混合使用してもよい。
【0023】本発明の硬化性組成物においては、可塑剤
を充填剤と併用して使用すると硬化物の伸びを大きくで
きたり、多量の充填剤を混入できたりするのでより有効
である。この可塑剤としては、ジオクチルフタレート、
ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレートなどの
如きフタル酸エステル類;アジピン酸ジオクチル、コハ
ク酸イソデシル、セバシン酸ジブチルなどの如き脂肪族
二塩基酸エステル類;ジエチレングリコールジベンゾエ
ート、ペンタエリスリトールエステルなどの如きグリコ
ールエステル類;オレイン酸ブチル、アセチルリシノー
ル酸メチルなどの如き脂肪族エステル類;リン酸トリク
レジル、リン酸トリオクチル、リン酸オクチルジフェニ
ルなどの如きリン酸エステル類;エポキシ化大豆油、エ
ポキシステアリン酸ベンジルなどの如きエポキシ可塑剤
類;2塩基酸と2価アルコールとのポリエステル類など
のポリエステル系可塑剤;ポリプロピレングリコールや
その誘導体などのポリエーテル類;ポリ−α−メチルス
チレン、ポリスチレンなどのポリスチレン類;ポリブタ
ジエン、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリ
クロロプレン、ポリイソプレン、ポリブテン、塩素化パ
ラフィン類などの可塑剤が単独または2種類以上の混合
物の形で任意に使用できる。可塑剤量は、反応性ケイ素
基含有有機重合体 100部に対し、0〜 100部の範囲で使
用すると好ましい結果が得られる。
【0024】本発明の硬化性組成物の調製法には特に限
定はなく、例えば上記した成分を配合し、ミキサーやロ
ールやニーダーなどを用いて常温または加熱下で混練し
たり、適した溶剤を少量使用して成分を溶解させ、混合
したりするなどの通常の方法が採用されうる。また、こ
れら成分を適当に組み合わせることにより、1液型や2
液型の配合物をつくり使用することもできる。本発明の
硬化性組成物は、大気中に暴露されると水分の作用によ
り、三次元的の網状組織を形成し、ゴム状弾性を有する
固体へと硬化する。
【0025】本発明の硬化性組成物を使用するに際して
は、更に、必要に応じて、接着性改良剤、物性調整剤、
保存安定性改良剤、滑剤、顔料、発泡剤などの各種添加
剤を適宜添加することが可能である。
【0026】本発明の硬化性組成物は弾性シーラントと
して特に有用であり、建造物、船舶、自動車、道路など
の密封剤として使用しうる。更に、単独あるいはプライ
マーの助けをかりてガラス、磁器、木材、金属、樹脂成
形物などの如き広範囲の基質に密着しうるので、種々の
タイプの密封組成物および接着組成物としても使用可能
である。更に、食品包装材料、注型ゴム材料、型取り用
材料、塗料としても有用である。
【0027】
【実施例】次に本発明を具体的に実施例をもってさらに
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。尚、実施例中、部はすべて重量部を表
し、物性値はすべて25℃、相対湿度60%における値であ
る。 実施例1 全末端の85%に(CH3O)2(CH3)SiCH2CH2CH2-基を含有し、
ゲル浸透クロマトグラフィーで測定された数平均分子量
が 9,000のポリオキシプロピレン重合体(重合体I) 1
00重量部、粒径0.08μmの脂肪酸で表面処理された膠質
炭酸カルシウム120重量部、ジオクチルフタレート55重
量部、酸化チタン20重量部、アマニ油6重量部を混合し
て主剤Iを調製した。別途、オクチル酸スズ30重量部、
ラウリルアミン5重量部、ジオクチルフタレート65重量
部、酸化チタン 200重量部を分取混合し、硬化剤Iを調
製した。また、耐候性向上剤液状混合物(w−1)を、
酸化防止剤、ヒンダードフェノール:イソオクチル−3
−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート、紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾー
ル:(2−ヒドロキシ−3−ドデシル−5−メチル)フ
ェニルベンゾトリアゾール、光安定化剤、ヒンダードア
ミン:ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−
ピペリジニル)セバケートを等モルずつ混合、分取する
ことにより調製した。上記、主剤I 100重量部にw−1
1.5重量部添加し、20分間混合後、硬化剤I10重量部を
混合して硬化性組成物を調製し、厚さ2mmのシートに成
形し、常温、7時間、引き続き50℃、7日間の養生を行
い、硬化物を得た。同シートについて機械的性質を評価
した。又、サンシャインウエザオメーターで 2,000時間
照射後、機械的性質を評価するともに表面劣化を目視観
察した。結果を表1に示す。
【0028】実施例2 酸化防止剤、ヒンダードフェノール:トリエチレングリ
コール−ビス〔3−(3−t−ブチル−5−メチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕を等モルの黄
色透明粘性体である紫外線吸収剤:メチル−3−〔3−
t−ブチル−5−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)−4−ヒドロキシフェニル〕プロピオネート−ポリ
エチレングリコール縮合物と等モルの淡黄色粘性体であ
る光安定化剤:ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチ
ル−4−ピペリジニル)セバケートに混合、溶解、分散
させ、耐候性向上剤液体混合物w−IIを調製した。実施
例1で調製した主剤I 100重量部にW−II 1.7重量部添
加し、20分間混合後、実施例1で調製した硬化剤I 10
重量部を混合して、硬化性組成物を調製した。その後、
実施例1と同様操作にて評価した。結果を表1に示す。
【0029】比較例1〜3 酸化防止剤:2,2'−メチレンビス(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール)、紫外線吸収剤:2−(3,5
−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾールを等モル用い、光安定剤に等モ
ル2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)を用いたもの
をw−III;また同様に光安定化剤を等モルのビス
(2,2,6.6−テトラメチル−4−ピペリジル)セ
バケートに置き換えたものをw−IV、光安定化剤と等モ
ルのポリ〔{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチ
ル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイ
ル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)アミノ〕−6−クロロ−
1,3,5−トリアジン縮合物に置き換えたものをw−
Vとして調製した。実施例1で調製した主剤I 100重量
部に各々w−III 1.5 重量部(比較例1)、w−IV 1.6
重量部(比較例2)、w−V 1.9重量部(比較例3)を
添加し、硬化剤I 10 重量部を混合した。その後、実施
例1と同様操作にて評価した。結果を表1に示す。
【0030】
【表1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)末端及び/又は側鎖に、水酸基及び
    /又は加水分解性ケイ素官能性基を含有するポリオキシ
    アルキレン重合体であって、主鎖の繰り返し単位が炭素
    数2〜6のポリオキシアルキレンで、加水分解性ケイ素
    官能性基がアルコキシシリル基である、数平均分子量が
    1,000 〜100,000 の加水分解性ケイ素官能性基含有ポリ
    オキシアルキレン重合体 100 重量部 (B)酸化防止剤、紫外線吸収剤及び光安定化剤からな
    る液状混合物 0.01〜10重量部 を含有する室温硬化性組成物。
  2. 【請求項2】加水分解性ケイ素官能性基含有ポリオキシ
    アルキレン重合体の主鎖が実質的にポリオキシプロピレ
    ンである請求項1記載の室温硬化性組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005113066A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Cemedine Co Ltd 耐候性に優れた硬化性組成物
JP2009191202A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Nitto Denko Corp フラットパネルディスプレイ用透明粘着シート

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