JPH11214877A - 電子機器の冷却装置およびその冷却ファン - Google Patents

電子機器の冷却装置およびその冷却ファン

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JPH11214877A
JPH11214877A JP10010207A JP1020798A JPH11214877A JP H11214877 A JPH11214877 A JP H11214877A JP 10010207 A JP10010207 A JP 10010207A JP 1020798 A JP1020798 A JP 1020798A JP H11214877 A JPH11214877 A JP H11214877A
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JP
Japan
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cooling fan
heat exchange
exchange case
housing
electronic device
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JP10010207A
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English (en)
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Masaharu Miyahara
雅晴 宮原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/58Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
    • F04D29/582Cooling; Heating; Diminishing heat transfer specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/5853Cooling; Heating; Diminishing heat transfer specially adapted for elastic fluid pumps heat insulation or conduction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/60Mounting; Assembling; Disassembling
    • F04D29/601Mounting; Assembling; Disassembling specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/602Mounting in cavities

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器では内部で発生する熱を放熱するた
めに冷却ファンを用いているが、冷却ファンの大きさに
より機体薄型化の制約となっていた。 【解決手段】 筐体1の一つの内側コーナ部と1枚の実
装基板3aの一端間に間隔をもたせて冷却ファン配置空
間を形成し、アルミ材などよりなる小径の筒形熱交換ケ
ース11側にモータ部を設け、かつ、内部にファンを設
けてなる冷却ファン10を、前記筐体1の厚み方向に小
さな高さとなるようにして冷却ファン配置空間に配置し
た電子機器の冷却装置とし、筐体1内において冷却ファ
ンの占有スペースを減少させるので、実装基板の部品実
装範囲を小さくすることなく、機体の薄型化を可能と
し、そして電子機器内の発熱部品が発生させる熱を十分
に放熱させて冷却できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モバイルコンピュ
ータやデジタルビデオカメラなど、機体が薄型の電子機
器の冷却装置およびその冷却ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の薄型の電子機器において
は、図8に示すように筐体1内に半導体やCPUなどの
発熱する回路部品2を実装した実装基板3を配置し、前
記回路部品2で生じる熱はアルミ板等よりなる伝熱部材
6を介して機体外に熱放出するようにしている。
【0003】ここで、伝熱による外部への熱放出量は次
(数1)の関係が成立する。
【0004】
【数1】
【0005】但し Qout:熱放出量 Tsi :筐体表面を微小分割したときi番目の微小部分の
温度 Si :上記i番目の微小部面積 Ta :外気温 したがって、冷却する発熱部品の発熱量が増大するにつ
れて、筐体の温度は高くなり、また、その高温部分の面
積も広くなる。
【0006】このような構成では、電子機器がモバイル
コンピュータやデジタルビデオカメラの場合、手に持っ
て使用することを前提とするため、筐体表面温度の上昇
は不快感を使用者に与えるとともに、場合によっては低
温やけどのような災害を招く原因にもなる。
【0007】このようなことから、電子機器内に冷却フ
ァンを設けて、内部に発生した熱を外部に強制的に放出
するものが開発されてきた。
【0008】図9は従来の一例の冷却ファン付きの電子
機器の要部の断面図を示し、このものは筐体1内に半導
体などの発熱する回路部品2を実装した実装基板3を配
置した構成において、前記筐体1の内部の一側に筐体1
の厚みとほぼ等しい高さを持ち、かつ、フレーム4がヒ
ートシンクとなっている冷却ファン5を設け、回路部品
2で生じる熱はアルミ板等よりなる伝熱部材6を介して
前記冷却ファン5に伝熱し、冷却ファン5の運転により
機体外に強制的に熱放出する構成となっている。なお、
図中の7は羽根を示している。
【0009】図10は従来の他例の冷却ファン付きの電
子機器の要部の断面図を示し、このものは筐体1内に半
導体などの発熱する回路部品2を実装した複数の実装基
板3を配置した構成において、前記筐体1の内部の内底
側の実装基板3の長さを短かくして筐体1側面との間に
スペースを形成し、このスペースにフレームがヒートシ
ンクとなっている偏平型の冷却ファン8を、その最小寸
法が機器の厚み方向となるように配置し、回路部品2で
生じる熱はアルミ板等よりなる伝熱部材6を介して前記
冷却ファン8に伝熱し、冷却ファン8の運転により機体
外に強制的に熱放出する構成となっている。
【0010】ところで、薄いノート型パソコンではこの
構成を採用するものが多く、十分な信頼性を確保すると
ともに、冷却ファン8の高さは7.5mm程度に抑え、
20mmを切る薄型の電子機器の設計が可能となってい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
図9に示す電子機器では、ノート型パソコンのように厚
み25〜40mmが許容できる電子機器の場合は非常に
有効であるが、モバイル型パソコンのようにさらに薄型
化が要求される場合は、少なくとも冷却ファン5の高さ
として図9(b)に示す2×(a+b+c)が必要とな
る。
【0012】但し a:モータ部半径 b:羽根高さ
c:フレーム厚み このような超薄型の電子機器の厚さは、冷却ファン5の
高さがクリティカルとなる場合が多い。また、冷却ファ
ン5の高さを低減するためには、前記a、b、c各寸法
を小さくする必要があるが、下記の不具合を生じる。
【0013】a寸法低減化……モータパワー減、モータ
効率悪化 b寸法低減化……風量減 c寸法低減化……フレーム強度不足、ヒートシンク機能
減 したがって、冷却ファン5の高さ低減には限度があり、
モバイル型パソコンのような超小型電子機器の薄型化に
大きな制約となっていた。
【0014】また、図10に示す構成の電子機器は、前
記図9に示す構成の電子機器の問題を解決するものであ
るが、次のような問題がある。
【0015】すなわち、図10に示す電子機器の構成で
は、モバイル型パソコンのようにコンパクトな電子機器
の場合、たとえば5mm×10mmの実装基板2枚で実
装部を構成したとすると、部品実装範囲は両面実装で計
算して、5mm×10mm×2(面)×2(枚)=20
0mmである。
【0016】そして冷却ファン8の配置のために下側の
実装基板3が切り欠かれることにより、非実装範囲にな
る影響は、冷却ファン8のサイズが4mm×4mmであ
ることにより、4mm×4mm×2=32mmとなり、
約16%の部品実装範囲減となる。
【0017】これは、コンパクトで高性能、高機能な設
計上、大きな制約となっていた。本発明は前記従来の問
題に留意し、コンパクトで高性能、高機能な冷却ファン
付きの電子機器の冷却装置およびその冷却ファンを提供
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、モバイル型パソコンやデジタルビデオカメラ
等の薄型の電子機器の筐体の内部に、半導体等の発熱部
品を含む電子部品を実装した実装基板を配置し、かつ、
冷却ファンを内蔵した電子機器において、前記の筐体の
一つの内側と1枚の実装基板の一端間に間隔をもたせて
冷却ファンを配置する空間を形成し、アルミ材などより
なる小径の筒形熱交換ケースをもつ冷却ファンを、前記
筐体の厚み方向に小さな高さとなるようにして前記筐体
内の冷却ファン配置空間に配置し、前記筐体には冷却フ
ァンより出される熱風の排気口を形成した電子機器の冷
却装置の構成とする。
【0019】本発明によれば、小径の筒形熱交換ケース
をもつ冷却ファンは、上記の配置により筐体内において
占有スペースを減少させるので、薄型の筐体内に冷却フ
ァンを効果的に設けることができ、そして電子機器内の
発熱部品が発生させる熱を十分に放熱させて冷却できる
ことから、モバイル型パソコンやデジタルビデオカメラ
等の薄型の筐体をもち、かつ、冷却装置付きの電子機器
を実現させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、薄型の筐体内に、少なくとも発熱部品を実装した実
装基板を配置し、かつ、冷却ファンを内蔵した電子機器
であって、前記筐体の内側と実装基板の一端間に冷却フ
ァン配置空間を形成し、小径の筒形熱交換ケースをもつ
冷却ファンを筐体の厚み方向に小さな高さとなるように
して冷却ファン配置空間に配置し、前記筐体に排気口を
形成した電子機器の冷却装置であり、冷却ファンの構成
とその配置により薄型の筐体内において占有スペースを
減少させ、薄型の電子機器内の発熱部品が発生させる熱
を十分に冷却ファンで放熱させて冷却でき、また、冷却
ファンの回転部が露出しないので、冷却ファンの組み込
みが容易にできるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の電子機器の冷却装置において、実装基板は実装
した発熱部品と熱的に結合した伝熱部材を備え、前記伝
熱部材を冷却ファンの筒形熱交換ケースに熱的に結合さ
せた構成としたものであり、薄型の電子機器内の発熱部
品が発生させる熱を冷却ファンの筒形熱交換ケースに有
効に伝熱し、十分に放熱させて冷却できるという作用を
有する。
【0022】本発明の請求項3に記載の発明は、小径の
筒形熱交換ケースと、前記筒形熱交換ケースの一端側に
配置したモータと、前記筒形熱交換ケース内の中心部に
位置する回転軸を備え、前記回転軸に羽根を取り付けて
構成した冷却ファンであり、この構成により、薄型の電
子機器の筐体内において冷却ファンを占有スペースを減
少させて配置できるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3に記載の冷却ファンにおいて、筒形熱交換ケースが角
筒ケースである構成としたものであり、冷却ファンの熱
交換部を増大させることができ、また薄型の電子機器の
筐体内において、その内側コーナ部を有効に利用して冷
却ファンを安定して取りつけできるという作用を有す
る。
【0024】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
3または4に記載の冷却ファンにおいて、筒形熱交換ケ
ースは、内側に突出したフィンを有する構成としたもの
であり、電子機器内の発熱部品で発生した熱が伝えられ
た冷却ファンの筒形熱交換ケースは、そのフィンを介し
て有効に放熱され、十分に放熱、冷却できるという作用
を有する。
【0025】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
3〜5のいずれかに記載の冷却ファンにおいて、羽根は
回転軸の長手方向に間隔をもって複数個設けられ、複数
個のフィンがそれぞれ各羽根間に位置するように構成し
たものであり、電子機器内の発熱部品で発生した熱が伝
えられた冷却ファンの筒形熱交換ケースは、その複数の
フィンと、これに風を当てるファンの複数の羽根によっ
て有効に放熱され、十分に放熱、冷却できるという作用
を有する。
【0026】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
3に記載の冷却ファンにおいて、羽根は回転軸の周りに
螺旋状に形成された構成としたものであり、冷却ファン
における羽根が一部品化されてその組み立てが容易にな
るとともに、空気に作用する有効羽根面積が増大し、電
子機器内の発熱部品で発生した熱が伝えられた冷却ファ
ンの筒形熱交換ケースは、そのファンの螺旋羽根による
風によって有効に放熱され、十分に放熱、冷却できると
いう作用を有する。
【0027】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
4に記載の冷却ファンにおいて、角筒ケースよりなる筒
形熱交換ケースの内側コーナ部のスペースに、内方に突
出するフィンを設けた構成としたものであり、筒形熱交
換ケースはそのコーナ部のフィンよって有効に放熱さ
れ、十分に放熱、冷却できるとともに、回転軸の周りに
羽根を螺旋状に形成してなるファンに適用できるという
作用を有する。
【0028】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
4に記載の冷却ファンにおいて、角筒ケースよりなる筒
形熱交換ケースの任意の内側コーナ部のスペースに、モ
ータ駆動回路部を配置した構成としたものであり、モー
タ駆動回路を実装基板上等、冷却ファンの外部に装置す
ることがなくなり、筐体内においてモータ駆動回路の占
有スペースをなくし、冷却ファン付き電子機器の薄型化
に寄与でき、角筒ケースよりなる筒形熱交換ケースは筐
体の内コーナ部に安定に固定できるという作用を有す
る。
【0029】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の冷却フ
ァン付きの電子機器の断面図、図2は同冷却ファン付き
の電子機器の薄型の筐体を示す斜視図、図3は同電子機
器に設ける冷却ファンの縦断面図、図4は同電子機器に
設ける冷却ファンの横断面図である。なお、従来例と同
じ構成部には同一符号を付与している。
【0030】図1〜4において、1は電子機器の薄型の
筐体、3は筐体1内に多段に配置された実装基板であ
る。多段に配置された実装基板3の内、筐体1の厚み方
向の最下部の実装基板3aには半導体等の発熱する回路
部品2を実装してあり、この最下部の実装基板3aは他
の実装基板3より長さを少し短くしてあり、その一端と
筐体1の対向する面板間に小間隔をもたせ、この部分を
冷却ファン配置空間9としている。そしてこの冷却ファ
ン配置空間9には、冷却ファン10を筐体1の厚み方向
に小さな高さとなるようにして配置している。
【0031】冷却ファン10は、アルミなどの熱伝導性
のよい小径の筒形熱交換ケース11を外郭ケースとし、
筒形熱交換ケース11の一端側にステータ12およびロ
ータ13よりなるモータ部14を設け、ロータ13に結
合された長い回転軸15を筒形熱交換ケース11の中心
に位置させている。そして回転軸15には、その長手方
向に間隔をもって複数の羽根16を設けてあり、筒形熱
交換ケース11の内側には、複数の羽根16の面に対向
するフィン17を突出させている。そして、筒形熱交換
ケース11の側部には空気吸い込み口18を形成して構
成されている。なお、ロータ13の構成部材と回転軸1
5と羽根16に合成樹脂を用い、これらを一体成形して
もよい。また、モータ部14は、図示のように筒形熱交
換ケース11の一端の内側に設ける以外に、筒形熱交換
ケース11の一端の外に設けてもよい。
【0032】冷却ファン10は、筐体1の厚み方向に小
さな高さとなるようにして冷却ファン配置空間9に配置
される。具体的には長手方向の軸が実装基板3aの一端
の縁と平行となるようにして配置される。そして半導体
等の発熱する回路部品2に結合したアルミ板などよりな
る伝熱部材6の湾曲した先端部を、冷却ファン10の筒
形熱交換ケース11の周面に当接して熱的結合させてい
る。
【0033】上記構成において、実装基板3aに実装し
た回路部品2が出す熱は、伝熱部材6を介して冷却ファ
ン10の筒形熱交換ケース11に伝熱される。そして冷
却ファン10を運転することにより、筒形熱交換ケース
11の各フィン17に羽根16によって生じる風が当た
り、したがって筒形熱交換ケース11に伝えられた熱は
筒形熱交換ケース11およびフィン17と冷却ファン1
0の風との間で熱交換され、熱を吸収した温風は筐体1
の外に放出される。この動作によって実装基板3aの回
路部品2は冷却されたこととなり、電子機器の筐体1の
温度が高くなるのを防止できる。
【0034】ここで冷却ファン10の一例の大きさにつ
いて説明すると、図2に示すように筒形熱交換ケース1
1の直径φは15mm、長さL2は20mm、モータ部
14の長さは7mmとすることができる。この冷却ファ
ン10の高さは、図9で示す従来例の冷却ファン5のモ
ータ寸法の2aにほぼ近いものとなる。
【0035】
【表1】
【0036】このように本発明における冷却ファンは、
従来の冷却ファンに対して高さが約10mmほど低く、
したがって、電子機器の筐体の厚みが小さいものにも装
備できることとなる。また、上段の実装基板3は長さを
縮めなくてよいので、回路部品の実装面積を大きく削減
するようなこともない。
【0037】また、本発明における冷却ファンは、従来
の冷却ファンに対して筐体内における占有スペースを大
きく減少し、電子機器を薄型化することができる。
【0038】
【表2】
【0039】この比較より明らかなように、本発明の冷
却ファンは図9の従来の冷却ファンに対して57%とい
う占有スペースとなり、したがって、電子機器の筐体の
厚みが小さいものにも装備できることとなる。
【0040】上記のように本実施の形態1によれば、冷
却ファンの構成とその配置により薄型の筐体内において
占有スペースを減少させ、薄型の電子機器内の発熱部品
が発生させる熱を十分に冷却ファンで放熱させて冷却で
きる。また、冷却ファンの回転部が露出しないので、冷
却ファンの組み込みが容易にできる。
【0041】なお、この実施の形態1において、伝熱部
材6は独立した部材としているが、冷却ファン10の筒
形熱交換ケース11の一部を延長して形成したものとし
てもよい。
【0042】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2における冷却ファンの横断面図である。
【0043】図示のように、この冷却ファン19は筒形
熱交換ケースと内部構造に特徴を有している。すなわ
ち、筒形熱交換ケースは横断面が四角形状をした角筒形
熱交換ケース20を構成している。そして内部には、実
施の形態1と同様にモータ部14および羽根16、さら
にフィン17を備えている。さらにモータ部14を装備
した角筒形熱交換ケース20における内部のコーナ部に
生じる一つのスペース部21に、モータ駆動回路22を
装備した構成としている。
【0044】この冷却ファン19の構成によれば、角筒
形熱交換ケース20により熱交換面積が増大して冷却効
果を向上させることができる。また、モータ駆動回路2
2を実装基板上等、冷却ファンの外部に装置する必要が
なくなり、電子機器の筐体内においてモータ駆動回路2
2の占有スペースをなくし、冷却ファン付き電子機器の
薄型化に寄与できる。また、角筒形熱交換ケース20は
筐体1の内コーナ部に安定して固定できる。
【0045】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3における冷却ファンの羽根部の斜視図である。
【0046】図示のように、この冷却ファンはモータ部
で駆動される羽根構造に特徴を有している。すなわち、
回転軸23の外周には長手方向に連続した螺旋状羽根2
4を形成している。なお、この実施の形態3では、モー
タ部のロータの構成部材を延長して構成した回転軸23
と螺旋羽根24に合成樹脂を用い、これらを一体成形し
た構成としている。
【0047】この構成によれば、冷却ファンにおける有
効羽根面積を大幅に増大できるとともに、羽根が一部品
化されてその組み立てが容易になる。また、電子機器内
の発熱部品が発生した熱が伝えられた冷却ファンの筒形
熱交換ケースは、そのファンの螺旋羽根24による風に
よって有効に放熱され、十分に放熱、冷却できる。
【0048】(実施の形態4)図7は、本発明の実施の
形態4における冷却ファンの横断面図である。
【0049】図示のように、この冷却ファン25は筒形
熱交換ケースと内部構造に特徴を有している。すなわ
ち、筒形熱交換ケースは横断面が四角形状をした角筒形
熱交換ケース26を構成するとともに、内部のコーナ部
には内方に突出したフィン27を有した構成としてい
る。
【0050】この冷却ファン25の構成によれば、フィ
ン27をもつ角筒形熱交換ケース26内に、前述の実施
の形態3に示す螺旋羽根をもつファンを組み込みでき、
角筒形熱交換ケース26は、そのフィン27を介してフ
ァンの螺旋羽根による風で有効に放熱され、十分に放
熱、冷却できる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、小径の筒形熱交換ケースの一端側に配置した
モータおよびファンよりなる冷却ファンは、筐体内にお
いて占有スペースを減少させるので、薄型の筐体内に冷
却ファンを効果的に設けることができ、そして電子機器
内の発熱部品が発生させる熱を十分に放熱させて冷却で
きることから、モバイル型パソコンやデジタルビデオカ
メラ等の薄型の筐体をもち、かつ、冷却装置付の電子機
器を実現させることができる。
【0052】また、筒形熱交換ケースを角筒状としてそ
の内部に生じるスペース部にモータ駆動回路を装備する
ことにより、モータ駆動回路を実装基板上等、冷却ファ
ンの外部に装置する必要がなくなり、電子機器の筐体内
においてモータ駆動回路の占有スペースをなくし、冷却
ファン付き電子機器の薄型化に寄与でき、また、角筒形
熱交換ケースは筐体1の内コーナ部に安定に固定できる
利点を有する。
【0053】さらに、冷却ファンにおける羽根を螺旋羽
根とすることにより、有効羽根面積を大幅に増大できる
とともに羽根が一部品化されてその組み立てが容易にな
り、また、電子機器内の発熱部品が発生した熱が伝えら
れた冷却ファンの筒形熱交換ケースを、そのファンの螺
旋羽根による風によって有効に熱交換し、十分に放熱、
冷却できるという効果を有する。
【0054】また、筒形熱交換ケースを角筒状としてそ
のコーナ部にフィンを設けることで、筒形熱交換ケース
内に螺旋羽根をもつファンを組み込みでき、有効羽根面
積の大幅な増大による放熱、冷却が十分にできるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の冷却ファン付きの電子
機器の断面図
【図2】同冷却ファン付きの電子機器の薄型の筐体を示
す斜視図
【図3】同電子機器に設ける冷却ファンの縦断面図
【図4】同電子機器に設ける冷却ファンの横断面図
【図5】本発明の実施の形態2における冷却ファンの横
断面図
【図6】本発明の実施の形態3における冷却ファンの羽
根部の斜視図
【図7】本発明の実施の形態4における冷却ファンの横
断面図
【図8】従来の薄型の電子機器の要部の断面図
【図9】従来の一例の冷却ファン付きの電子機器の要部
の断面図
【図10】従来の他例の冷却ファン付きの電子機器の要
部の断面図
【符号の説明】
1 筐体 2 回路部品 3 実装基板 3a 実装基板 6 伝熱部材 9 冷却ファン配置空間 10 冷却ファン 11 筒形熱交換ケース 12 ステータ 13 ロータ 14 モータ部 15 回転軸 16 羽根 17 フィン 18 空気吸い込み口 19 冷却ファン 20 角筒形熱交換ケース 21 スペース部 22 モータ駆動回路 23 回転軸 24 螺旋羽根 25 冷却ファン 26 角筒形熱交換ケース 27 フィン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄型の筐体内に、少なくとも発熱部品を実
    装した実装基板を配置し、かつ、冷却ファンを内蔵した
    電子機器であって、前記筐体の内側と実装基板の一端間
    に冷却ファン配置空間を形成し、小径の筒形熱交換ケー
    スをもつ冷却ファンを筐体の厚み方向に小さな高さとな
    るようにして冷却ファン配置空間に配置し、前記筐体に
    排気口を形成したことを特徴とする電子機器の冷却装
    置。
  2. 【請求項2】実装基板は実装した発熱部品と熱的に結合
    した伝熱部材を備え、前記伝熱部材を冷却ファンの筒形
    熱交換ケースに熱的に結合させたことを特徴とする請求
    項1記載の電子機器の冷却装置。
  3. 【請求項3】小径の筒形熱交換ケースと、前記筒形熱交
    換ケースの一端側に配置したモータと、前記筒形熱交換
    ケース内の中心部に位置する回転軸を備え、前記回転軸
    に羽根を取り付けて構成したことを特徴とする冷却ファ
    ン。
  4. 【請求項4】筒形熱交換ケースが角筒ケースであること
    を特徴とする請求項3に記載の冷却ファン。
  5. 【請求項5】筒形熱交換ケースは、内側に突出したフィ
    ンを有することを特徴とする請求項3または4に記載の
    冷却ファン。
  6. 【請求項6】羽根は回転軸の長手方向に間隔をもって複
    数個設けられ、複数個のフィンがそれぞれ各羽根間に位
    置するように形成されたことを特徴とする請求項3〜5
    のいずれかに記載の冷却ファン。
  7. 【請求項7】羽根は回転軸の周りに螺旋状に形成された
    ことを特徴とする請求項3に記載の冷却ファン。
  8. 【請求項8】角筒ケースよりなる筒形熱交換ケースの内
    側コーナ部のスペースに、内方に突出するフィンを設け
    たことを特徴とする請求項4に記載の冷却ファン。
  9. 【請求項9】角筒ケースよりなる筒形熱交換ケースの任
    意の内側コーナ部のスペースに、モータ駆動回路部を配
    置したことを特徴とする請求項4に記載の冷却ファン。
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