JPH11214893A - 電子部品の吸着搬送装置 - Google Patents

電子部品の吸着搬送装置

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JPH11214893A
JPH11214893A JP10013831A JP1383198A JPH11214893A JP H11214893 A JPH11214893 A JP H11214893A JP 10013831 A JP10013831 A JP 10013831A JP 1383198 A JP1383198 A JP 1383198A JP H11214893 A JPH11214893 A JP H11214893A
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JP
Japan
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suction
vacuum
electronic component
pressure
sensor
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JP10013831A
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English (en)
Inventor
Kenji Hashiguchi
健二 橋口
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Koganei Corp
Original Assignee
Koganei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品を吸着するようにした吸着ヘッドの
軽量化を図る。 【解決手段】 水平方向に移動自在となった搭載ヘッド
に設けられた吸着搬送器25は、吸着具26を有するピ
ストンロッド34を上下方向に駆動する空気圧シリンダ
31と、エジェクタが内部に組み込まれた真空発生ブロ
ック32と、ピストン作動用の電磁弁39と、エジェク
タ作動用の電磁弁54と、真空破壊用の電磁弁56とが
一体となって形成され、軽量化されている。吸着具26
の圧力を検出する圧力センサ60が吸着搬送器25に設
けられており、この圧力センサ60からの信号は外部に
設けられたセンサコントローラに送られる。これによ
り、吸着具26に電子部品が吸着されたい否かを吸着搬
送器25の外部において検知することができ、吸着搬送
器25に圧力スイッチを設けることが不要となるので、
吸着搬送器25が軽量化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICなどの電子部品
を検査ボードや実装基板などの被組立部材に対して吸着
して搬送する電子部品の吸着搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路が形成されたICやLS
Iなどの電子部品を検査ボードに多数搭載してそれぞれ
の電子部品が所定の機能を有するか否かを検査してい
る。その際には、それぞれトレーなどに配置された電子
部品を搬送装置によって検査ボードに搭載するようにし
ている。また、実装基板に電子部品を搭載する場合に
も、搬送装置を用いて所定の順序で複数種類の電子部品
を順次実装基板に搭載するようにしている。
【0003】このような搬送装置としては、X方向とY
方向の2軸方向に水平移動自在の搬送ヘッドに上下動自
在に吸着具を設け、搬送ヘッドを部品供給ステージと検
査ボードの所定の位置に移動させ、部品供給ステージと
検査ボードの所定の位置において吸着具を上下動させる
ようにしている。
【0004】搬送ヘッドには部品のサイズなどに対応さ
せて複数の吸着具が設けられ、真空つまり負圧により吸
着して搬送する部品に応じて所定の吸着具を上下動させ
るようにしている。吸着具に真空を供給することによっ
て、吸着具に電子部品を吸着する場合には、吸着具の先
端に電子部品が吸着されたことを、圧力センサにより検
出するようにしており、吸着具の真空流路内の圧力が所
定の真空度となったときには、吸着具の先端に電子部品
が保持されたと判断するようにしている。
【0005】このような搬送装置にあっては、搬送ヘッ
ドをいかにして迅速に移動させるようにするかが重要な
解決課題であった。搬送ヘッドを迅速に移動するには、
搬送ヘッドを軽量化することが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、搬送装置にお
ける搬送ヘッドを軽量化すべく、発明者は種々の検討を
行なった。搬送ヘッドには吸着具を上下動、つまりZ軸
方向に移動するために空気圧シリンダが使用されてお
り、このシリンダにより上下動するピストンロッドの先
端に設けられた吸着具に真空を供給するために、真空発
生器を搬送ヘッドに取り付けるようにしている。したが
って、これらの構造をいかにして軽量化するかが搬送ヘ
ッドの軽量化に重要の要素となっている。
【0007】また、吸着具内の真空流路内の圧力が所定
の圧力となったときに作動するようにした圧力スイッチ
を搬送ヘッドに組み込むようにしている。この圧力スイ
ッチの重量も搬送ヘッドの重量を上昇させる大きな要素
となっている。
【0008】本発明の目的は、電子部品を吸着して搬送
するようにした吸着搬送装置における吸着搬送器の軽量
化を可能とすることにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、本発明の電子部品の吸着搬送装
置は、複数の電子部品を収容する部品供給ステージと前
記電子部品が搭載される被搭載部材を支持する搭載ステ
ージとを有する搭載テーブルに沿って水平方向に移動自
在となった搭載ヘッドを有する電子部品の吸着搬送装置
であって、前記搭載ヘッドに取り付けられ、先端に前記
電子部品を吸着する吸着具を有するピストンロッドを上
下方向に駆動する四角柱形状の空気圧シリンダと、前記
空気圧シリンダに固定され、ディフューザとこれに空気
を供給するノズルとからなるエジェクタが内部に組み込
まれた真空発生ブロックと、前記空気圧シリンダの上端
部に取り付けられ、前記真空発生ブロックに形成された
給気ポートに連通する給気路を開閉して前記ピストンロ
ッドの上下動を制御するピストン作動用の電磁弁と、前
記真空発生ブロックに取り付けられ、前記給気ポートか
ら前記ノズルに連通する給気路を開閉して前記エジェク
タの作動を制御するエジェクタ作動用の電磁弁と、前記
真空発生ブロックに取り付けられ、前記エジェクタによ
り発生した真空を前記吸着具に案内する真空路に連通さ
れた真空破壊路を開閉する真空破壊用の電磁弁と、前記
真空発生ブロックに取り付けられ、前記真空路内に圧力
を検出するセンサとを有する吸着搬送器を前記搬送ヘッ
ドに複数個装着し、前記それぞれの吸着搬送器における
前記給気ポートから供給された圧縮空気を前記空気圧シ
リンダと前記エジェクタの前記ノズルと前記真空破壊路
とに共通に案内するようにしたことを特徴とする。
【0012】本発明にあっては、吸着搬送器が空気圧シ
リンダと真空発生ブロックとピストン作動用の電磁弁と
エジェクタ作動用の電磁弁と真空破壊用の電磁弁とが一
体となって形成されているので、吸着搬送器の軽量化が
達成され、搭載ヘッドを迅速に移動することができる。
これにより、電子部品を効率的に被搭載部材に搭載する
ことができる。
【0013】また、本発明の電子部品の吸着搬送装置
は、前記搭載テーブル側に固定設置されたセンサコント
ローラを有し、前記センサコントローラに、所定の数の
前記吸着搬送器の前記圧力センサにケーブルを介して接
続される所定数の入力端子と、装置コントローラにケー
ブルを介して接続され前記装置コントローラに出力信号
を出力する出力端子と、前記装置コントローラとの間で
制御信号を入出力する信号端子とを設け、前記圧力セン
サにより前記真空路内の圧力が所定の負圧値以上となっ
たときに前記信号端子に検知信号を出力する圧力判定手
段と、前記所定の負圧値を入力するしきい値入力手段と
を有し、前記搬送ヘッドから離れて固定設置された前記
センサコントローラにおいて圧力検知信号を前記装置コ
ントローラに送信するようにしたことを特徴とする。
【0014】本発明にあっては、吸着搬送器に設けられ
た圧力センサからの信号を吸着搬送器から離れて設けら
れたセンサコントローラにケーブルを介して送るように
したので、吸着搬送器が軽量化されて、搭載ヘッドを迅
速に移動させることができ、電子部品を効率的に被搭載
物に搭載することができる。
【0015】しきい値入力手段は、前記装置コントロー
ラ側に設けられており、それぞれの圧力センサについて
のしきい値を装置コントローラ側が入力することができ
る。これにより、装置のユーザーが吸着搬送装置から離
れた位置から、装置コントローラ側で集中してしきい値
の書込み入力を行うことができる。
【0016】また、しきい値入力手段はセンサコントロ
ーラのコントロールパネルに設けられており、これに設
けられた押しボタンのマニュアル操作によって、圧力セ
ンサの選択とそれに対応したしきい値の圧力データとを
10進数で入力することができ、それぞれの入力値はコ
ントロールパネルに設けられたLEDなどの表示部に表
示される。コントロールパネル側で入力することができ
るので、装置コントローラを作動させないでも、吸着搬
送装置の作動を確認することができ、保守点検に有利と
なる。
【0017】さらに、前記入力端子に前記圧力センサが
接続されているときには、負圧値に応じた所定の正常範
囲の電圧を前記A/Dコンバータに出力し、前記圧力セ
ンサが接続されていないときには0Vに設定するセンサ
接続検出手段が前記センサコントローラに設けられてい
るので、複数の圧力センサが所定の入力端子に接続され
ているかいないかを作業者は確認することができ、しか
も、断線が発生した場合にはどの部分で断線が発生した
かを確認することができる。
【0018】また、前記信号端子の入出力信号を8ビッ
トとし、圧力センサの選択チャンネル入力と、その読み
込みストローブ信号と、エラー信号とを並列の2個のコ
ネクタにより前記コントロールパネルに接続するように
したので、省配線が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態である吸着搬
送装置を示す概略平面図であり、部品ステージに配置さ
れたICなどの電子部品を検査ボードに自動的に搭載す
るためにこの吸着搬送装置が使用されている。検査ボー
ドに搭載された所定の数の電子部品は、この位置から自
動的に搬送されて検査ステージにまで送られるようにな
っている。
【0021】この吸着搬送装置は、搭載テーブル11を
有し、この搭載テーブル11の所定の位置に、被搭載部
材としての検査ボード12が、たとえば、図1の右側か
ら搬入され、搭載後には左側に搬出されるようになって
いる。
【0022】搭載テーブル11にはX方向に伸びるガイ
ドレール13が2本敷設されており、それぞれのガイド
レール13に沿って摺動自在に設けられた摺動ブロック
14には、Y方向に伸びるガイドレール15が取り付け
られている。このガイドレール15には搬送ヘッド16
がY方向に摺動自在に取り付けられており、この搬送ヘ
ッド16は、図示しないモータにより駆動されるボール
ねじによりY方向に駆動されるようになっている。ま
た、搬送ヘッド16はそれぞれの摺動ブロック14を図
示しないモータにより駆動されるボールねじによりX方
向に駆動されるようになっている。
【0023】搭載テーブル11には、ICなどの電子部
品を配置するための部品供給ステージ23が複数個設け
られ、それぞれの部品供給ステージ23には、同種ある
いは異種の電子部品がトレイあるいはテープに巻き付け
られた状態となって配置されるようになっている。
【0024】搬送ヘッド16には複数組の吸着搬送ユニ
ット24が取り付けられており、その1組を拡大して示
すと図2の通りであり、1組の吸着搬送ユニット24は
8つの吸着搬送器25を有している。図2における3−
3線に沿う断面図を示すと図3の通りであり、図3に示
された1つの吸着搬送器25の内部構造を示すと図4の
通りである。
【0025】図3に示すように、ICなどの電子部品W
を吸着する吸着具26が上下方向つまりZ軸方向に移動
自在となっており、たとえば、図1の部品供給ステージ
23におけるA位置の電子部品を検査ボード12のB位
置に搭載する場合には、搬送ヘッド16を図1において
X軸方向とY軸方向とに移動させて、所定の吸着具26
を部品供給ステージ23のA位置の真上に位置させた状
態で、吸着具26を下降移動させる。これにより、吸着
具26は電子部品に接触した状態となり、この状態で吸
着具に真空を供給することにより電子部品は吸着具に保
持される。この状態で吸着具を上昇移動させながら、搬
送ヘッド16をX軸方向とY軸方向とに移動させて、吸
着具をB位置の真上に位置決めする。この状態で吸着具
26を下降移動させることにより、電子部品を検査ボー
ド12の所定の位置に搭載することができる。吸着具2
6には、図3に示すように、吸着搬送器25の真空ポー
トに接続された真空ホース27が接続されるようになっ
ている。
【0026】検査ボード12に代えて実装基板に対して
多数の電子部品を搭載する場合にも図1に示す吸着搬送
装置を使用することができる。その場合には、実装基板
の所定の位置に複数のICのみならず、コンデンサや抵
抗器などの多種類の電子部品が搭載されることになる。
【0027】また、吸着搬送装置としては、検査ボード
12などの被搭載部材を支持する搭載テーブルと、電子
部品を収容する部品供給ステージとを有し、これらの間
に水平方向に移動自在に吸着搬送器を移動させるタイプ
であれば、図1に示されるものに限られない。
【0028】8つの吸着搬送器25は断面L字形状とな
り搬送ヘッド16に取り付けられたブラケット28に固
定され、それぞれの吸着搬送器25は、図4に示すよう
な内部構造となっており、空気圧シリンダ31とこれに
固定された真空発生ブロック32とを有している。空気
圧シリンダ31は四角柱形状となっており、真空発生ブ
ロック32は直方体形状となっている。空気圧シリンダ
31の内部に形成された空気圧室内にはピストン33が
軸方向に往復動自在に装着され、このピストン33に取
り付けられたピストンロッド34の先端には吸着具26
が取り付けられるようになっている。
【0029】真空発生ブロック32の先端面には、圧縮
空気が供給される給気ポート35が形成され、この給気
ポート35は真空発生ブロック32および空気圧シリン
ダ31に形成された給気路36により、ピストン後退用
の空気圧室37aに連通されている。空気圧シリンダ3
1の後端部に設けられた弁ブロック38には、給気路3
6に連通する給気路36aをピストン前進用の空気圧室
37bに対して開閉するピストン作動用の電磁弁39が
設けられている。この電磁弁39のソレノイドに通電が
なされていないときには、ピストンロッド34は空気圧
室37a内に供給される空気により、図4に示すよう
に、後退限位置となり、ソレノイドに通電すると、空気
圧室37bにも空気が供給されて、空気圧室37aより
も空気圧室37bの方の断面積が大きく設定させている
ことから、ピストンロッド34は前進移動することにな
る。
【0030】ピストン作動用の電磁弁39は、主弁41
を作動させるプランジャ42を有し、この主弁41が給
気路36aを開閉するようになっている。主弁41と複
数本の連動ロッド43を介して連動する従動弁44が空
気圧室37b側に配置されており、電磁弁39のソレノ
イドに通電されると、プランジャ42の後退移動に伴っ
て従動弁44が排気路45を閉塞し、通電が解かれて給
気路36aが閉塞された状態では従動弁44は排気路4
5を開いて空気圧室37bの空気を外部に排出するよう
になっている。
【0031】真空発生ブロック32内にはディフューザ
46が組み込まれており、このディフューザ46の混合
通路46aに空気を供給するノズル47がディフューザ
46に対向して配置され、これらのディフューザ46と
ノズル47とによりエジェクタつまり真空発生装置が形
成されている。ノズル47には給気ポート35に連通す
る給気路36bからの空気が供給されるようになってお
り、ディフューザ46に混合通路46aに連通させて形
成された吸引ポート46bは真空路48を介して真空ポ
ート49に連通されている。この真空ポート49には、
図3に示すように、接続プラグ50が取り付けられるよ
うになっており、この接続プラグ50と吸着具26との
間に、真空ホース27が接続される。
【0032】したがって、給気ポート35に供給された
空気をノズル47からディフューザ46の混合通路46
a内に噴出すると、混合通路46a内には吸引ポート4
6bからの空気を吸い込んだ空気の流れが発生して、真
空ポート49は真空つまり負圧状態となる。ディフュー
ザ46から排出された空気は、給気ポート35に隣接し
て設けられた排気ポート51から外部に排出されること
になる。
【0033】給気ポート35からの空気をノズル47に
対して供給制御するために、流路ブロック52と弁ブロ
ック53を介して真空発生ブロック32にはエジェクタ
作動用の電磁弁54が取り付けられている。この電磁弁
54はピストン作動用の電磁弁39と同一構造のものが
使用されており、この電磁弁54のソレノイドに対して
通電していない状態では、給気ポート35に連通した給
気路36bを従動弁44が開いて、この給気路36bを
ノズル47に連通した給気路36cに対して連通させる
状態とし、通電されると従動弁44が閉じてノズル47
への空気の供給は停止される。
【0034】真空発生ブロック32に弁ブロック53に
対して反対側に取り付けられた弁ブロック55には真空
破壊用の電磁弁56が取り付けられており、この電磁弁
56は電磁弁39、54と同様の構造のものが使用され
ている。弁ブロック55にはこの中に形成された空気供
給室57と給気ポート35とを連通する給気路36dが
形成されており、電磁弁56のソレノイドに通電する
と、給気路36dが開かれて空気供給室57内に空気が
供給されるようになっている。通電が解かれると図4に
示すように、プランジャ42が前進して主弁41により
給気路36dが閉じられることになる。空気供給室57
は真空発生ブロック32に形成された真空破壊路58に
連通されており、この真空破壊路58は真空路48に連
通されている。
【0035】したがって、図3に示す吸着具26により
吸着保持されている電子部品を吸着具26から外す場合
には、エジェクタ作動用の電磁弁54への通電を解き、
真空破壊用の電磁弁56へ通電する。これにより、真空
路48には空気が供給されるので、吸着具26から電子
部品は外されることになる。
【0036】真空ポート49にはここを流れる空気中の
ゴミを除去するために、フィルタ59が設けられてお
り、この真空ポート49内の圧力を検出するために、圧
力センサ60が真空発生ブロック32に取り付けられて
いる。
【0037】このように、空気圧シリンダ31は四角柱
形状となり、これに固定される真空発生ブロック32は
空気圧シリンダ31の幅に対応した幅となっているの
で、それぞれの吸着搬送器25は幅を狭くすることがで
き、それを水平方向に複数個積層配置することにより、
搭載ヘッド16に多数の吸着搬送器25を取り付けるこ
とが可能となる。
【0038】しかも、各々の吸着搬送器25は空気圧シ
リンダ31の空気圧室37a,37bと、ディフューザ
46とノズル47とからなるエジェクタと、真空破壊路
58とに対して1つの共通の給気ポート35から分配し
て供給することができるので、それぞれに空気を供給す
るためのホースを這い回すことなく、全体的にコンパク
トかつ軽量の吸着搬送器25とすることができる。した
がって、これらをたとえば、8つ積層して1つの吸着搬
送ユニット24としても、その重量を大きくすることな
く、搬送ヘッド16を迅速に移動させることができる。
【0039】それぞれの電磁弁39,54および56に
は、これらに対して電力を供給するために、コネクタ6
1a〜61dが着脱自在に装着されるようになってい
る。
【0040】図5は圧力センサ60を拡大して示す図で
あり、真空発生ブロック32に止め付けられ、真空ポー
ト49に連通する流路が成形された本体部60aと、流
路内の圧力を検出する圧力センサ部を覆うカバー60b
とを有しており、センサアンプなどの電子部品が実装部
60c内に組み込まれている。
【0041】図2に示す吸着搬送器25の圧力センサ6
0からの入力信号は、図6に示されるように、ケーブル
62によりセンサコントローラ63に送られる。このセ
ンサコントローラ63はフラットケーブル64により装
置コントローラ65に接続されている。
【0042】センサコントローラ63は、図1に示すよ
うに、搭載テーブル11に取り付けられるか、あるいは
その近傍に配置された支持台66に取り付けられてお
り、装置コントローラ65は吸着搬送装置から離れた位
置に設けられている。
【0043】図7はセンサコントローラ63の回路を示
すブロック図であり、この回路はコントロールパネル6
7に設けられている。
【0044】図2に示す8つの吸着搬送器25のそれぞ
れの圧力センサ60にケーブル62を介して接続される
8つのセンサ入力端子71がコントロールパネル67に
設けられており、マルチプレクサ72により8つの圧力
センサ60からの出力信号の中から1つの入力信号が選
択され、サンプルホールド回路73を介してA/D変換
器74に送られる。サンプルホールド回路73は、A/
D変換器74に入力される電圧をサンプルするとともに
保持し、保持された電圧を変換が終了するまで持続す
る。したがって、圧力センサ60により検出された圧力
値に対応するアナログ信号は、二値化されてCPU(中
央演算処理装置)75に送られる。
【0045】吸着具26に電子部品Wが吸着されると真
空路48の負圧は大きく、つまり大気圧よりもより低く
なる。したがって、その負圧を検出することによって、
吸着具26に電子部品Wが吸着されたことを検出するこ
とができる。一方、真空破壊用の電磁弁56に通電し
て、真空路48に加圧空気を供給すると、電子部品Wは
吸着具26から離れることになり、そのときの真空路4
8の圧力を検出することにより電子部品Wが吸着具26
から離れたことを検出することができる。
【0046】電子部品26が吸着されると、真空路48
の負圧値が所定値以上となるので、その所定値を記憶す
るために、CPU75にはRAM76が接続されてい
る。したがって、圧力センサ60からの入力信号に基づ
いて、圧力判定部としてのCPU75において、RAM
76から読み出されたしきい値と、圧力センサ60によ
り検出された負圧値とを比較することによって、電子部
品Wが吸着されているか、あるいは離脱しているかを判
断することができる。
【0047】その比較出力信号は、出力ポートおよびバ
ッファを介してそれぞれの圧力センサ60の数に対応し
た数の圧力スイッチ出力端子77に送られる。この出力
信号は、図6に示すように、フラットケーブル64を介
して装置コントローラ65に送られる。この装置コント
ローラ65からの制御信号によって、搬送ヘッド16の
移動やそれぞれの電磁弁39,54および56の作動な
どが制御される。
【0048】前述したしきい値を電子部品Wのサイズな
どの種々の条件によって相違させるために、しきい値入
力手段としての押しボタンスイッチ78がコントロール
パネル67に設けられており、このスイッチ78からの
入力信号は入力ポートを介してCPU75およびRAM
76に接続されている。押しボタンスイッチ78により
10進数で複数の圧力センサ60のうち特定の圧力セン
サを選択するとともに、吸着具26のサイズなどに応じ
た特定の圧力データをそれぞれの圧力センサ毎に入力す
ることができ、入力されたいきい値および圧力センサ6
0の番号などは、LEDなどからなる表示部78aに点
灯表示される。
【0049】コントロールパネル67には、装置コント
ローラ65にフラットケーブル64を介して接続され圧
力データを入力する制御端子81が設けられており、装
置コントローラ65からもしきい値を入力することがで
きる。そのために、装置コントローラ65にも、各々圧
力センサ60に対応して圧力のしきい値を記憶するため
のROMやRAMなどのメモリーが設けられており、装
置コントローラ65側でしきい値を入力してそれをメモ
リ内に格納することできる。それぞれの圧力センサ60
により検出された圧力値を装置コントローラ65側の表
示部に表示するために、コントロールパネル67には圧
力データを出力する制御端子82が設けられている。
【0050】装置コントローラ65側あるいはコントロ
ールパネル67側でのしきい値の入力は、圧力単位Pa
との換算をP=A(4/10)として行っている(ただ
し、Aは8ビットデータを示す。)。
【0051】さらに、コントロールパネル67には、ア
ドレス入力用の制御端子83が設けられ、これらの制御
端子82,83はフラットケーブル64を介して装置コ
ントローラ65に接続されている。
【0052】したがって、装置コントローラ65から特
定の吸着具26の作動が指令されたときには、圧力セン
サの選択チャンネルが制御端子81からコントロールパ
ネル67に送られ、アドレス入力用の制御端子83から
は選択チャンネルを読み込むためのアドレスストローブ
信号が送られて、しきい値に基づいて吸着具26に電子
部品Wが吸着したか、あるい離脱したかがCPU75に
より判断される。
【0053】なお、コントロールパネル67に設けられ
た制御回路に対する電力の供給は、電源端子84に接続
される通電ケーブルを介して行われる。
【0054】コントロールパネル67と装置コントロー
ラ65との間でエラー信号を入出力するためのエラー信
号入出力端子85が設けられており、コントロールパネ
ル67側にエラーが発生した場合には、装置コントロー
ラ65側にエラー信号が送られるようになっている。
【0055】それぞれの入力端子71に接続された入力
線には、アース接続された抵抗Rが接続されており、こ
の抵抗Rはセンサ接続検出手段を構成している。このセ
ンサ接続検出手段により、圧力センサ60がケーブル6
2を介して該当する入力端子71に接続されていない場
合には、A/Dコンバータ74への入力信号は0Vとな
る。圧力センサ60からの出力電圧は、圧力値のいかん
にかかわらず、0V以上の電圧を出力するようになって
おり、圧力センサ60の正常な作動範囲は、0V+αか
らたとえば5V程度に設定されている。したがって、複
数の入力端子71のいずれかに圧力センサ60が接続さ
れていない場合には、その入力端子71には電圧が供給
されないので、それを検知することにより、圧力センサ
60が接続されていない入力端子71の位置を検出する
ことができる。圧力センサ60が接続されていない入力
端子71の位置は、その信号が装置コントローラ65に
送られて表示部に表示される。したがって、作業者はそ
の表示部を観察することによって、多数のセンサ入力端
子71のうちいずれに圧力センサ60が接続されている
かを識別することができる。
【0056】CPU75には故障検出回路75aが接続
されており、ケーブル62などが断線した場合にも、そ
の位置が表示部に点灯表示される。
【0057】図8はセンサコントローラ63を構成する
コントロールパネル67を支持するための支持ケース9
1を示す図であり、この支持ケース91はフロントパネ
ル92とリアパネル93とを有し、これらのパネル9
2,93により囲まれた空間の中にコントロールパネル
67が取り付けられるようになっている。このコントロ
ールパネル67には、これに設けられた入力および出力
端子に接続されるコネクタ94a〜94dが設けられ、
これらのコネクタにケーブル62およびフラットケーブ
ル64が接続されることになる。
【0058】図8は8つの圧力センサ60からの信号が
送られて、圧力センサ60の作動状態を検知するための
コントロールパネル67を示すが、コントロールパネル
67を支持ケース91内に収納することにより、支持ケ
ース91を複数個配置することによって、多数の圧力セ
ンサ60からの出力信号を処理することができる。
【0059】図9は図8に示されたコントロールパネル
67をそれぞれ支持ケース91内に収容して、4つ配置
することにより形成されたコントロールユニットを示
す。それぞれコントロールパネル67が組み込まれた支
持ケース91を連結金具95に取り付けることによっ
て、32個の圧力センサ60からの出力信号を処理し
て、吸着具26に電子部品が吸着された状態であるの
か、離脱した状態であるのかを検知することができる。
【0060】図7に示した圧力センサの選択チャンネル
入力用の制御端子81と、それを読み込むストローブ信
号入力用の制御端子83と、検出された圧力データを出
力する制御端子82と、エラー信号を入出力する制御端
子85は、図8(C)に示すように、並列となった2つ
のコネクタ94dにより接続されており、図9に示すよ
うに、複数のコントロールパネル67を組み付ける場合
には、隣り合ったコントロールパル69相互を一方のコ
ネクタを介して接続することにより、省配線を図ること
ができる。
【0061】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の
形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0062】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0063】(1).吸着搬送器が空気圧シリンダと真空発
生ブロックとピストン作動用の電磁弁とエジェクタ作動
用の電磁弁と真空破壊用の電磁弁とが一体となって形成
されているので、吸着搬送器の軽量化が達成され、搭載
ヘッドを迅速に移動することができる。
【0064】(2).吸着搬送器に設けられた圧力センサか
らの信号を吸着搬送器から離れて設けられたセンサコン
トローラにケーブルを介して送るようにしたので、吸着
搬送器に圧力スイッチを設けることが不要となり、吸着
搬送器が軽量化されて、搭載ヘッドを迅速に移動させる
ことができる。
【0065】(3).これにより、吸着搬送器が設けられた
搭載ヘッドを早く移動させることかでき、電子部品を効
率的に被搭載部材に搭載することができる。
【0066】(4).電子部品の吸着と吸着離脱とをユーザ
ー側の装置コントローラによって設定することができる
ので、装置コントローラ側から集中的に操作と制御を行
うことができる。
【0067】(5).吸着離脱の圧力設定をマニュアルでも
行うことができるので、装置の保守点検の他、装置の立
ち上げ時に装置コントローラを操作することなく、セン
サコントローラ側の操作によって調整と点検とを行うこ
とができる。
【0068】(6).センサコントローラ自身で圧力センサ
側の非接続や断線を点検することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である吸着搬送装置を示
す概略平面図である。
【図2】図1に示された吸着搬送ユニットを拡大して示
す平面図である。
【図3】図2における3−3線に沿う方向から見た拡大
矢視図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】図3および図4に示された圧力センサを拡大し
て示す断面図である。
【図6】センサとセンサコントローラと装置コントロー
ラの接続状態を示すブロック図である。
【図7】図6に示されたセンサコントローラの詳細構造
を示すブロック図である。
【図8】センサコントローラを構成するコントロールパ
ネルを支持する支持ケースを示す正面図と左右側面図で
ある。
【図9】4つのコントロールパネルを有するコントロー
ルユニットを示す正面図と左右側面図である。
【符号の説明】
11 搭載テーブル 12 検査ボード 13 ガイドレール 14 摺動ブロック 15 ガイドレール 16 搬送ヘッド 23 部品供給ステージ 24 吸着搬送ユニット 25 吸着搬送器 26 吸着具 27 真空ホース 28 ブラケット 31 空気圧シリンダ 32 真空発生ブロック 33 ピストン 34 ピストンロッド 35 給気ポート 36 給気路 37a,37b 空気圧室 38 弁ブロック 39 ピストン作動用の電磁弁 41 主弁 42 プランジャ 43 連結ロッド 44 従動弁 45 排気路 46 ディフューザ 47 ノズル 48 真空路 49 真空ポート 50 プラグ 51 排気ポート 52 流路ブロック 53 弁ブロック 54 エジェクタ作動用の電磁弁 55 弁ブロック 56 真空破壊用の電磁弁 57 空気供給室 58 真空破壊通路 59 フィルタ 60 圧力センサ 61a〜61d コネクタ 62 ケーブル 63 センサコントローラ 64 フラットケーブル 65 装置コントローラ 66 支持台 67 コントロールパネル 71 センサ入力端子 75 CPU 75a 故障検出回路 77 圧力スイッチ出力端子 81 圧力データ入力端子 82 圧力データ出力端子 83 アドレス入力端子 84 電源端子 91 支持ケース 92 フロントパネル 93 リアパネル 94a〜94d コネクタ 95 連結金具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子部品を収容する部品供給ステ
    ージと前記電子部品が搭載される被搭載部材を支持する
    搭載ステージとを有する搭載テーブルに沿って水平方向
    に移動自在となった搭載ヘッドを有する電子部品の吸着
    搬送装置であって、 前記搭載ヘッドに取り付けられ、先端に前記電子部品を
    吸着する吸着具を有するピストンロッドを上下方向に駆
    動する四角柱形状の空気圧シリンダと、 前記空気圧シリンダに固定され、ディフューザとこれに
    空気を供給するノズルとからなるエジェクタが内部に組
    み込まれた真空発生ブロックと、 前記空気圧シリンダの上端部に取り付けられ、前記真空
    発生ブロックに形成された給気ポートに連通する給気路
    を開閉して前記ピストンロッドの上下動を制御するピス
    トン作動用の電磁弁と、 前記真空発生ブロックに取り付けられ、前記給気ポート
    から前記ノズルに連通する給気路を開閉して前記エジェ
    クタの作動を制御するエジェクタ作動用の電磁弁と、 前記真空発生ブロックに取り付けられ、前記エジェクタ
    により発生した真空を前記吸着具に案内する真空路に連
    通された真空破壊路を開閉する真空破壊用の電磁弁と、 前記真空発生ブロックに取り付けられ、前記真空路内に
    圧力を検出するセンサとを有する吸着搬送器を前記搬送
    ヘッドに複数個装着し、 前記それぞれの吸着搬送器における前記給気ポートから
    供給された圧縮空気を前記空気圧シリンダと前記エジェ
    クタの前記ノズルと前記真空破壊路とに共通に案内する
    ようにしたことを特徴とする電子部品の吸着搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子部品の吸着搬送装置
    において、前記搭載テーブル側に固定設置されたセンサ
    コントローラを有し、 前記センサコントローラに、所定の数の前記吸着搬送器
    の前記圧力センサにケーブルを介して接続される所定数
    の入力端子と、装置コントローラにケーブルを介して接
    続され前記装置コントローラに出力信号を出力する出力
    端子と、前記装置コントローラとの間で制御信号を入出
    力する信号端子とを設け、 前記圧力センサにより前記真空路内の圧力が所定の負圧
    値以上となったときに前記信号端子に検知信号を出力す
    る圧力判定手段と、前記所定の負圧値を入力するしきい
    値入力手段とを有し、 前記搬送ヘッドから離れて固定設置された前記センサコ
    ントローラにおいて圧力検知信号を前記装置コントロー
    ラに送信するようにしたことを特徴とする電子部品の吸
    着搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子部品の吸着搬送装
    置において、前記入力端子に前記圧力センサが接続され
    ているときには、負圧値に応じた所定の正常範囲の電圧
    を前記A/Dコンバータに出力し、前記圧力センサが接
    続されていないときには0Vに設定するセンサ接続検出
    手段を前記センサコントローラに設けたことを特徴とす
    る電子部品の吸着搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電子部品の吸着搬送装
    置において、前記信号端子の入出力信号を8ビットと
    し、圧力センサの選択チャンネル入力と、その読み込み
    ストローブ信号と、エラー信号とを並列の2個のコネク
    タにより前記コントロールパネルに接続するようにした
    ことを特徴とする電子部品の吸着搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の電子部品の吸着搬送装
    置において、前記所定の負圧値を入力する手段として、
    センサの選択と圧力データとを10進数で入力する押し
    ボタンを前記コントロールパネルに設け、前記押しボタ
    ンにより入力された値を表示する表示部を前記コントロ
    ールパネルに設けたことを特徴とする電子部品の吸着搬
    送装置。
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