JPH11215058A - 超広帯域波長分散補償デバイス - Google Patents

超広帯域波長分散補償デバイス

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JPH11215058A
JPH11215058A JP10014313A JP1431398A JPH11215058A JP H11215058 A JPH11215058 A JP H11215058A JP 10014313 A JP10014313 A JP 10014313A JP 1431398 A JP1431398 A JP 1431398A JP H11215058 A JPH11215058 A JP H11215058A
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ultra
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Katsuyuki Imoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広帯域にわたって伝送路の波長分散及びその
分散スロープを補償することが可能な超広帯域波長分散
補償デバイスを提供する。 【解決手段】 入力光伝送路1には複数の異なる波長を
多重化した信号光が伝搬されている。入力光伝送路1か
らの信号光は分散補償ファイバ2により第1次の波長分
散補償がなされ、この出力に対し、WDMフィルタ3に
よりLバンドとHバンドに分波され、光サーキュレータ
5,6を介してWDMフィルタ7,9に入力される。W
DMフィルタ7,9に接続されたチャープトグレーティ
ングファイバ8a〜8dにはλ1 〜λ8 が組分けして伝
搬され、10a〜10dにはλ9 〜λ16が組分けして伝
搬される。光サーキュレータ5,6のそれぞれのポート
からポートに至る間に第2次の波長分散補償が行な
われ、波長多重伝送する際に生じる波長分散が補償され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重通信用伝
送路の波長分散を広帯域にわたって補償するための超広
帯域波長分散補償デバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、1.55μm帯の光ファイバ増幅
器の急速な進展に伴い、1.55μm帯の光信号を数波
乃至数十波用いた波長多重伝送により、高速かつ大容量
の情報を長距離伝送するシステムの研究開発が活発にな
ってきた。このようなシステムの構成方法として、伝送
路に零分散特性を1.3μmで持つシングルモード光フ
ァイバを用い、これに1.55μm帯の波長多重された
信号光を数波〜数十波伝送させる方法が検討されてい
る。波長多重された信号光を長距離伝送する場合、問題
になるのは波長分散(光の速度が波長により異なるこ
と)である。
【0003】図9は分散状態と伝搬距離の関係を示す。
パルス状の入力信号光が光ファイバを伝搬するとき、分
散が零であれば光ファイバから出力される波形に変化は
生じない。しかし、分散値が大きくなるにつれて、入力
信号光のパルス波形自体が崩れて広がりを持ってくる。
このように分散値の大きい光ファイバ内を入力信号光が
長距離伝搬すると、その出力信号光が劣化する。そこ
で、波長分散を補償し、分散値を零にする必要がある。
1.55μm帯での光ファイバの波長分散を補償する方
法として、波長多重伝送路に分散補償ファイバを付加す
る方法が提案されている。その具体例が、特開平8−2
34255号公報及び特開平9−191290号公報に
示されている。
【0004】図10は従来の波長分散補償デバイスの第
1例を示す。光分岐結合器(CPL)101は、波長λ
1 〜λn により波長多重されている信号光100−1を
入力とし、波長λ1 ,λ2 ・・・〜λn の波長毎に分岐
して出力する。光分岐結合器101のn個の出力端のそ
れぞれには、予め設定した波長帯のみを通過させるバン
ドパスフィルタ(BPF)102−1〜102−nが接
続されている。バンドパスフィルタ102−1〜102
−nのそれぞれには、波長分散補償部(DC)103−
1〜103−nが接続され、これらの出力端には光分岐
結合器(CPL)104が接続されている。光分岐結合
器104からは、波長λ1 〜λn を波長多重した信号光
100−2が出力される。
【0005】図10の構成では、光分岐結合器101に
よって波長λ1 〜λn が波長毎に分波され、更に、バン
ドパスフィルタ102−1〜102−nのそれぞれによ
って定められた波長以外の波長成分が除去される。この
後、分波後の各波長の光信号毎にそれぞれ独立に波長分
散補償部103−1〜103−nにより伝送路の波長分
散が補償され、各波長λ1 〜λn のそれぞれに対して全
体として零分散になる。波長分散補償部103−1〜1
03−nの出力は、光分岐結合器104によって多重化
され、信号光100−2として出力される。
【0006】また、伝送距離を延ばすため、伝送路の途
中に光ファイバ増幅器を挿入する方法が考えられてお
り、その一例が特開平8−316912号公報に示され
ている。これについて以下に説明する。図11は従来の
波長分散補償デバイスの第2例を示す。入力光伝送路2
01には波長λ1 〜λn により波長多重されている信号
光入力100−1が伝搬されており、その出力端には光
増幅器202が接続されている。光増幅器202には、
光サーキュレータ203の第1のポートが接続され、
第2のポートには波長分散補償ファイバ205が接続
され、第3のポートには出力光伝送路204が接続さ
れている。更に、波長分散補償ファイバ205にはチャ
ープトグレーティングファイバ (chirped grating fibe
r)206が接続され、その出力端には無反射終端207
が設けられている。
【0007】図11において、波長多重されている信号
光100−1を入力光伝送路201に入力して伝搬させ
ることにより、波長λ1 〜λn のそれぞれの信号光のパ
ワー減衰と、各波長の信号光の波長分散値を補うことが
できる。すなわち、波長λ1〜λn の各信号光のパワー
減衰は、光増幅器202による信号光の増幅によって補
われる。また、波長λ1 〜λn の各波長の信号光の波長
分散値は、光増幅器202の出力信号光を光サーキュレ
ータ203の第1のポートに入射させ、第2のポート
から取り出し、第2のポートに接続された波長分散
補償ファイバ205とチャープトグレーティングファイ
バ206内を信号光208として伝搬させ、チャープト
グレーティングファイバ206内で各波長毎に信号光を
反射させた後、波長分散補償デバイス205内を信号光
209として逆方向に伝搬させる。この逆方向に伝搬し
た信号光209は、光サーキュレータ203の第2のポ
ートから第3のポートへ伝搬し、更に、出力光伝送
路4内を信号光210として伝搬することで波長分散補
償と高出力化が図られ、信号光出力100−2が得られ
る。
【0008】図12は従来の波長分散補償デバイスの第
3例を示す。図12の構成は、図11の構成において、
光増幅器202を光サーキュレータ203と出力光伝送
路204の間に移設した構成にしている。その他の構成
に変更はないので、重複する説明は省略する。入力光伝
送路201からの波長λ1 〜λn により波長多重された
信号光入力100−1は、光サーキュレータ203を通
過して波長分散補償ファイバ205に伝搬する。波長分
散補償ファイバ205によって波長分散補償が行なわれ
た後、チャープトグレーティングファイバ206で反射
し、この反射信号光は光サーキュレータ203の第2の
ポート→第3のポートの経路で光増幅器202に到
達し、ここで光増幅された後、出力光伝送路204を通
過して信号光出力100−2として取り出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の波長分
散補償デバイスによると、以下に列挙する問題がある。 (1)図10の構成の場合、波長分散補償部103−1
〜103−nには通過型の光部品、例えば、分散補償フ
ァイバが用いられるが、その長さが数km以上に及ぶた
め、光損失が大きい、サイズが大きい、低コスト化が難
しい、等の問題がある。 (2)また、入力部に波長多重されている信号光出力を
n分配するための光分岐結合器101を必要とし、更
に、出力部にn分波された信号光を合波させるための光
分岐結合器104を必要とするため、これら光分岐結合
器での分岐損失により、波長多重された信号光が減衰
し、伝送距離に制限を受けるという問題がある。 (3)更に、多数の光部品を使用しているため、各々の
光部品間の接続損失が問題になるほか、それぞれの接続
部からの反射光がそれぞれのチャンネル間のクロストー
クを劣化させるという問題がある。 (4)図11及び図12の構成の場合、独立した機能を
有する光増幅器と波長分散補償部が設けられ、それらが
カスケード接続されているため、光部品点数が多くな
り、コストアップの要因になる。更に、光部品点数が多
くなるのに伴って伝送損失が増え、小型化が難しいとい
う問題がある。 (5)(4)のような光部品点数の増大は、それぞれの
光部品との間の接続損失を増大させ、更に、偏光依存性
損失をも増大させてしまう。 (6)更に、図11及び図12の構成の大きな問題は、
波長多重された信号光の波長帯域が広がるにつれ、チャ
ープトグレーティングファイバ206の波長分散特性を
高精度にすることが困難なため、再現性良く製造するこ
とが難しく、環境変化によるチャープトグレーティング
特性の信頼性も低い。
【0010】したがって、本発明の目的は、広帯域にわ
たって伝送路の波長分散及びその分散スロープを補償す
ることが可能な超広帯域波長分散補償デバイスを提供す
ることにある。更に、本発明の他の目的は、波長分散補
償された信号光の増幅を一体化回路で構成することので
きる超広帯域波長分散補償デバイスを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、複数の異なる波長が多重化された信号光
が伝搬される入力光伝送路と、前記入力光伝送路からの
信号光を長波帯、短波帯等の複数の波長領域の信号光に
分波する光分波器と、前記光分波器で分波した前記複数
の波長領域の前記信号光を複数の異なる波長の信号光に
分波すると共に分波した前記信号光を波長分散補償した
後に合波して出力側へ送出する複数の光合分波器と、前
記複数の光合分波器によって分波した前記信号光を個別
に伝搬及び反射させて波長分散補償を施して前記光合分
波器へ送出する複数のチャープトグレーティングファイ
バと、を備えることを特徴とする超広帯域波長分散補償
デバイスを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本発明の各実施の形態において
は、波長帯として、1.53μm〜1.56μmの短波
長帯(以下、「Lバンド」という)と、1.57μm〜
1.61μmの長波長帯(以下、「Hバンド」という)
を用い、少なくとも8波以上が波長多重伝送されている
光伝送路(例えば、シングルモードファイバ又は分散シ
フトファイバ)の波長分散を補償し、かつ、それらの分
散スロープ(各波長λ1 〜λn に対して波長分散値が異
なる特性)を制御し、上記波長帯でのそれぞれの波長の
信号光の分散値をほぼ0にすることをめざしている。
【0013】図1は本発明に係る超広帯域波長分散補償
デバイスの第1の実施の形態を示す。信号光13が伝搬
されている入力光伝送路1には、分散補償ファイバ(D
CF)2が接続され、この分散補償ファイバ2にWDM
フィルタ(波長分割多重フィルタ: Wavelength Divisi
on Multiplexing filter)3が接続されている。WDM
フィルタ3の信号光4a(短波長帯)を出力する端部に
は光サーキュレータ5のポートが接続され、WDMフ
ィルタ3(光分波器)の信号光4b(長波長帯)を出力
する端部には光サーキュレータ6のポートが接続され
ている。光サーキュレータ5のポートにはWDMフィ
ルタ7(光合分波器)が接続され、その4つの出力端の
それぞれにはチャープトグレーティングファイバ8a,
8b,8c,8dが接続されている。同様に、光サーキ
ュレータ6のポートにはWDMフィルタ9(光合分波
器)が接続され、その4つの出力端のそれぞれにはチャ
ープトグレーティングファイバ10a,10b,10
c,10dが接続されている。光サーキュレータ5,6
のポートのそれぞれには、WDMフィルタ11(光合
波器)が接続され、その出力端には出力光伝送路12が
接続されている。
【0014】入力光伝送路1には、例えば、波長1.3
μmにおいて零分散波長になるシングルモードファイバ
(または、分散シフトファイバ)が用いられ、その長さ
は、数十kmに及んでいる。波長多重されている信号光
13は上記したようにLバンド(波長領域)とHバンド
で構成されている。例えば、Lバンドでは0.8nm間
隔に8波の信号光(波長λ1 〜λ8 )を含み、Hバンド
は0.8nm間隔に8波の信号光(波長λ9 〜λ16)を
含んでいる。そして、これらの信号光は、例えば、10
Gb/sの伝送速度で伝搬している。WDMフィルタ
7,9は、共に1入力4出力の光合分波回路である。
【0015】次に、図1の構成の超広帯域波長分散補償
デバイスの動作について説明する。入力光伝送路1を伝
搬してきた信号光13は分散補償ファイバ2に入力さ
れ、分散補償が行なわれる。分散補償ファイバ2は、入
力光伝送路1内を波長λ1 〜λ 16(ただし、λ1
λ16)で波長多重されている信号光13が伝搬すること
により生じる分散値(λ1 の場合はD1 、λ16の場合は
16、D1 <D16)と、ほぼ逆符号の値を持った分散値
を有し、例えば、−D1 の分散値を持つようにファイバ
長が定められている。分散補償ファイバ2より出力され
た信号光14は、WDMフィルタ3に入力される。この
WDMフィルタ3とWDMフィルタ11との間で、上記
それぞれの波長での分散偏差値が補償される。WDMフ
ィルタ3は上記波長多重された信号光λ1 〜λ16を2つ
の波長帯、すなわち、λ1 〜λ8 とλ9〜λ16に分波す
る。波長λ1 〜λ8 は信号光4aとして分波され、波長
λ9 〜λ 16は信号光4bとして分波され、それぞれ光サ
ーキュレータ5,6の各ポートに入力される。
【0016】光サーキュレータ5は、そのポートに入
力された信号光4aを信号光15aとしてポートへ出
力させ、WDMフィルタ7へ伝搬させる。そして、WD
Mフィルタ7からの信号光16aをポートからポート
へ出力させる。同様に、光サーキュレータ6は、その
ポートに入力された信号光4bを信号光15bとして
ポートへ出力させ、WDMフィルタ9へ伝搬させる。
そして、WDMフィルタ9からの信号光16bをポート
からポートへ出力させる。
【0017】WDMフィルタ7は、波長多重されている
信号光15aを4つの波長帯、すなわち、λ1 とλ2
λ3 とλ4 、λ5 とλ6 、λ7 とλ8 に分波して出力す
る。具体的には、λ1 とλ2 がチャープトグレーティン
グファイバ8aに、λ3 とλ 4 がチャープトグレーティ
ングファイバ8bに、λ5 とλ6 がチャープトグレーテ
ィングファイバ8cに、λ7 とλ8 がチャープトグレー
ティングファイバ8dに出力される。同様に、WDMフ
ィルタ9は、波長多重されている信号光15bを4つの
波長帯、すなわち、λ9 とλ10、λ11とλ12、λ13とλ
14、λ15とλ16に分波して出力する。λ9 とλ10はチャ
ープトグレーティングファイバ10aに、λ11とλ12
チャープトグレーティングファイバ10bに、λ13とλ
14がチャープトグレーティングファイバ10cに、λ15
とλ16がチャープトグレーティングファイバ10dに出
力される。
【0018】これらチャープトグレーティングファイバ
8a〜8d,10a〜10dは、分散補償ファイバ2で
補償しきれなかった分散補償及び分散スロープ補償を行
なうための波長分散補償回路である。例えば、チャープ
トグレーティングファイバ8aは、その中を伝搬する波
長λ1 とλ2 の信号光の波長分散を補償するものであ
り、波長λ1 とλ2 の信号光は17aとしてチャープト
グレーティングファイバ8a内を伝搬し、波長λ1 の信
号光はチャープトグレーティングファイバ8a内の更に
奥の方まで伝搬した後で反射する。また、波長λ2 の信
号光はチャープトグレーティングファイバ8a内の波長
λ1 の反射位置より少し手前で反射し、それぞれ信号光
17bとして戻り、WDMフィルタ7で合波される。
【0019】チャープトグレーティングファイバ8b内
には波長λ3 とλ4 の信号光がそれぞれ伝搬し、波長λ
4 は手前の方で、波長λ3 は波長λ4 より更に奥の方ま
で伝搬してそれぞれ反射した後、再びWDMフィルタ7
へ戻り、ここで合波される。チャープトグレーティング
ファイバ8c内には波長λ5 とλ6 の信号光がそれぞれ
伝搬し、波長λ6 は手前の方で、波長λ5 は更に奥の方
でそれぞれ反射し、再びWDMフィルタ7に戻って合波
される。更に、チャープトグレーティングファイバ8d
内には波長λ7 とλ8 の信号光がそれぞれ伝搬し、波長
λ8 は手前の方で、波長λ7 はそれより奥の方でそれぞ
れ反射し、再びWDMフィルタ7へ戻り、WDMフィル
タ7で合波される。WDMフィルタ7では、それぞれの
波長の信号光が伝搬遅延を与えられることにより波長分
散が補償される。チャープトグレーティングファイバ1
0a,10b,10c,10dにおいても、WDMフィ
ルタ7側と同様に入力された波長の信号光が伝搬し、所
定の位置で反射した後、再びWDMフィルタ9に戻って
合波され、それぞれの波長の信号光が伝搬遅延を与えら
れることにより波長分散が補償される。
【0020】WDMフィルタ7,9で分散補償された信
号光は、WDMフィルタ7,9内を逆方向に信号光16
a,16bとして伝搬し、光サーキュレータ5,6の各
ポートからポートを通ってWDMフィルタ11へ出
力される。WDMフィルタ11は、Lバンドの分散補償
された信号光16aとHバンドの分散補償された信号光
16bとを合波し、分散補償された信号光19として出
力光伝送路12へ出力する。
【0021】波長多重された信号光13は、入力光伝送
路1内を数十kmの長さにわたって伝送されるため、伝
送距離が長くなるほど波長分散値が大きくなり、かつ、
分散スロープを持つことになる。波長分散値はできるだ
け0に近づけ、かつ、分散スロープを小さく、すなわ
ち、入力伝送路1内を伝搬する信号光の伝送歪みをでき
るだけ小さくする必要がある。
【0022】上記実施の形態によれば、波長多重された
信号光13が入力光伝送路1内を伝搬することによって
生じたそれぞれの波長の分散値(D1 〜D16)は、先
ず、分散補償ファイバ2で−D1 だけ補償しておき、D
2 −D1 、D3 −D1 ,D4 −D1 ,・・・D16−D1
までの波長分散値は、WDMフィルタ3とWDMフィル
タ11の間で補償するようにしたため、波長分散値及び
分散スロープを補償することが可能になった。この結
果、出力光伝送路12側には、波長λ1 からλ16までの
信号光の分散はほぼ0になり、かつ、相互間で波長分散
値がほぼ等しくなるように補償された信号光18を得る
ことができる。
【0023】図2は本発明に係る超広帯域波長分散補償
デバイスの第2の実施の形態を示す。図1の構成と相違
するところは、次の3点である。まず、第1の相違点
は、WDMフィルタ7,9のそれぞれに1入力8出力の
光合分波器を用いている。すなわち、WDMフィルタ7
は波長λ1 からλ8 の信号光を8つの出力端にそれぞれ
分波し、それぞれの出力端に接続されたチャープトグレ
ーティングファイバ8a,8b,8c,8d,8e,8
f,8g,8h内に伝搬させている。同様に、WDMフ
ィルタ9は波長λ9 からλ16の信号光を8つの出力端に
それぞれ分波し、それぞれの出力端に接続されたチャー
プトグレーティングファイバ10a,10b,10c,
10d,10e,10f,10g,10h内に伝搬させ
ている。
【0024】第2の相違点は、チャープトグレーティン
グファイバ8aは、波長λ1 の信号光の分散を補償する
ためのものであり、同様に、チャープトグレーティング
ファイバ10aは、波長λ9 の信号光の分散を補償する
ために用いられる。これ以外のチャープトグレーティン
グファイバ8b〜8h,10b〜10hもそれぞれ1つ
の波長の信号光の分散を補償するために用いられる。
【0025】第3の相違点は、図1のWDMフィルタ1
1に代え、光アイソレータ20と光サーキュレータ21
を用いて光合波器を構成したところにある。すなわち、
分散補償されたLバンドの信号光16aは、光アイソレ
ータ20を通って信号光22として光サーキュレータ2
1のポートに入射し、そのポートを通って出力光伝
送路12へ導かれる。他方、分散補償されたHバンドの
信号光16bは、光サーキュレータ21のポートへ入
射し、そのポートに導かれ、信号光23として光アイ
ソレータ20へ伝搬する。そして、この光アイソレータ
20で反射されて信号光24として光サーキュレータ2
1のポートに入射し、そのポートを通って出力光伝
送路12へ出力される。
【0026】図2の構成の特徴は、出力側にWDMフィ
ルタ11に代え、光アイソレータ20と光サーキュレー
タ21を用いた結果、Lバンドの信号光16aとHバン
ドの信号光16bとの光アイソレーション特性を大きく
とることができ、互いの光クロストーク特性を良好に保
てることにある。また、光サーキュレータ21を用いて
いるため、出力光伝送路12側からの反射戻り光を阻止
することもできる。
【0027】図3は本発明に係る超広帯域波長分散補償
デバイスの第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、
超広帯域の波長分散補償デバイスと増幅デバイスを一体
化して増幅機能を持たせ、かつ、低コスト化が図れるよ
うにした光デバイスの実現を目標にしている。図3にお
いては、図1及び図2と同一または同一機能を有するも
のには同一引用数字を用いたので、ここでは重複する説
明を省略する。
【0028】図3においては、図1の光サーキュレータ
5,6とWDMフィルタ11の間の伝送路にEr(希土
類元素)添加光ファイバ31,32を用いている。Er
添加光ファイバ31の入力側寄りにはWDMカプラ33
が結合され、Er添加光ファイバ32の両側にはWDM
カプラ34,35が結合されている。WDMカプラ33
には励起光源36が接続され、WDMカプラ34,35
には励起光源37,38が接続されている。励起光源3
6には波長1.48μm帯或いは0.98μm帯の半導
体レーザが用いられ、励起光源37,38には波長1.
48μm帯或いは0.98μm帯の半導体レーザが用い
られる。更に、出力光伝送路12の途中には、出力側か
らの光入射を防止するために、光アイソレータ20が設
置されている。
【0029】すでに分散補償されたLバンドの信号光1
6aは、光サーキュレータ5からEr添加光ファイバ3
1に入力される。Er添加光ファイバ31には、励起光
源36からの励起光がWDMカプラ33を通して入力さ
れる。この励起光をEr添加光ファイバ31に伝搬させ
て反転分布状態を形成すると、信号光16aは、例え
ば、数千倍から約10,000倍に増幅され、増幅され
た信号光がWDMフィルタ11の一方の入力端に入力さ
れる。更に、Er添加光ファイバ32にも励起光源3
7,38からの励起光がWDMカプラ34,35を通し
て入力される。その結果、信号光16bは、例えば、数
千倍から約10,000倍に増幅され、この増幅された
信号光がWDMフィルタ11の他方の入力端に入力され
る。WDMフィルタ11は、増幅された2つのバンドの
信号光を合波して光アイソレータ20へ送出する。光ア
イソレータ20を通った上記2つのバンドの信号光は、
出力光伝送路12を信号光18として伝搬する。光アイ
ソレータ20は、出力光伝送路12からの信号光の反射
戻り光を抑圧する機能を持っている。
【0030】Er添加光ファイバ31への励起光は、E
r添加光ファイバ31の入力側のみからではなく、出力
側から励起してもよい。また、励起光源36のほかに1
台を追加して両側から励起する構成にしてもよい。図4
は本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第4の
実施の形態を示す。本実施の形態における基本構成は図
3と同一であり、チャープトグレーティングファイバ8
aに光フィルタ41を設け、波長λ1 ,λ2 ,λ3 ,λ
4 ,λ5 ,λ6 ,λ7 ,λ8 からなるLバンドの信号光
の増幅度を一様にすることができるようにしたところに
特徴がある。すなわち、波長λ1 の1.53μm帯の利
得ピークを抑えるために、チャープトグレーティングフ
ァイバ8aの途中に光フィルタ41を設け、1.53μ
m帯の信号光を減衰させている。本実施の形態において
は、チャープトグレーティングファイバ8aを伝搬する
波長λ1 及びλ2 の信号光のうち、主に波長λ1 (=
1.53μm)の信号光の一部を減衰させるようにして
いる。これにより、波長λ1 〜λ16までの信号光の増幅
度をほぼ一様にすることができる。
【0031】LバンドとHバンドとの増幅度の調節は、
Er添加光ファイバ31,32の長さ、Er添加量、励
起光源36,37,38の光パワー等を適宜設定するこ
とにより可能である。Er添加光ファイバ31,32に
は、Erの添加のほか、Alが共添加された石英系ファ
イバまたはフッ化物系ファイバを用いることができる。
或いは、Alが共添加された石英系ファイバとフッ化物
系ファイバを組み合わせたファイバを用いることもでき
る。
【0032】図4の実施の形態によれば、図3の実施の
形態と同様に、波長分散補償に加え、信号光の増幅を行
なうことが可能になる。図5は本発明に係る超広帯域波
長分散補償デバイスの第5の実施の形態を示す。本実施
の形態は、図4で用いたEr添加光ファイバ31,3
2、WDMカプラ33,34,35、励起光源36,3
7,38を図2の構成に追加した構成になっている。す
なわち、光サーキュレータ5と光アイソレータ20との
間、及び光サーキュレータ6と光サーキュレータ21と
の間に、それぞれEr添加光ファイバ131,32を接
続し、これらのEr添加光ファイバ31,32に励起光
源36,37,38からの励起光をそれぞれ伝搬させ、
信号光16a,16bのそれぞれを独立に増幅できるよ
うにしている。
【0033】図5の実施の形態によれば、波長分散補償
に加え、信号光の増幅も行なうことができる。図6は本
発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第6の実施
の形態を示す。図6においては、図1に用いたと同一で
あるものには同一引用数字を用いている。入力光伝送路
1には光サーキュレータ61のポートが接続され、そ
のポートには分散補償ファイバ2が接続され、ポート
には出力光伝送路12が接続されている。分散補償フ
ァイバ2にはWDMフィルタ3が接続され、このWDM
フィルタ3にはWDMフィルタ7,9が接続されてい
る。WDMフィルタ7にはチャープトグレーティングフ
ァイバ8a〜8dが接続され、WDMフィルタ9にはチ
ャープトグレーティングファイバ10a〜10dが接続
されている。
【0034】図6においては、入力光伝送路1を伝搬し
てきた信号光13(波長λ1 〜λ16からなる)を光サー
キュレータ61のポートに入力させ、これをポート
から分散補償ファイバ2へ信号光62として出力し、ま
た、分散補償ファイバ2からの信号光63をポートへ
信号光12として出力する。入力光伝送路1を伝搬して
きたことによって生じる波長分散値(D1 〜D16)の約
1/2の分散(約、−D1 /2)が、分散補償ファイバ
2によって補償される。この分散補償ファイバ2を通っ
た信号光64は光分波器であるWDMフィルタ3に入射
し、このWDMフィルタ3で2つの波長帯、つまりLバ
ンドの信号光15aとHバンドの信号光15bに分離さ
れる。Lバンドの信号光15a(波長λ1 〜λ8 の信号
光)は、WDMフィルタ7に入射する。また、Hバンド
の信号光15b(波長λ9 〜λ16の信号光)は、WDM
フィルタ9に入射する。
【0035】WDMフィルタ7に入射した波長λ1 〜λ
8 から成る8つの波長のそれぞれは4つの出力端に分波
され、それぞれの出力端に接続されたチャープトグレー
ティングファイバ8a〜8dを伝搬する。例えば、チャ
ープトグレーティングファイバ8aには波長λ1 とλ2
の信号光が伝搬し、波長λ2 の信号光はチャープトグレ
ーティングファイバ8aの手前で反射して戻り、波長λ
1 の信号光はλ2 の反射位置より奥の方で反射して戻
り、再びWDMフィルタ7の出力端へ達し、合波されて
信号光16aとして伝搬する。同様に、波長λ4
λ5 、λ7 とλ8 の信号光のそれぞれもチャープトグレ
ーティングファイバ8b,8c,8dを伝搬し、所定の
位置で反射して戻り、WDMフィルタ7で合波され、信
号光16aとして伝搬し、更に、WDMフィルタ3で合
波されて信号光65として伝搬する。また、波長λ9
λ16のHバンドの信号光15bもWDMフィルタ9で4
つの波長帯λ9 とλ10、λ13とλ14、λ15とλ16のよう
に分波され、それぞれのチャープトグレーティングファ
イバ10a,10b,10c,10d内を伝搬し、それ
ぞれ所定の位置で反射してチャープトグレーティングフ
ァイバ内を逆方向へ伝搬し、WDMフィルタ9に戻って
合波され、信号光16bのように伝搬し、WDMフィル
タ3で信号光16aと共に合波され、信号光65のよう
に伝搬し、分散補償ファイバ2を通過した後、光サーキ
ュレータ3のポートからポートを通って出力光伝送
路12へ信号光18として出力される。
【0036】以上のように、図6の超広帯域波長分散補
償デバイスは、入力光伝送路1を波長多重された信号光
13が伝搬することによって生じた波長分散は、まず、
分散補償ファイバ2内を光信号光62が通ることによっ
て概略の分散値を補償し、残りの分散値は、WDMフィ
ルタ3からの信号光65を逆方向から分散補償ファイバ
2に伝搬させるときに補償している。なお、分散補償フ
ァイバ2での分散補償量は小さくし、チャープトグレー
ティングファイバ8a〜10dでの分散補償量を大きく
するように構成し、信号光の分散補償ファイバ2での減
衰を小さくすれば、長距離伝送に対応することができ
る。したがって、分散補償ファイバ2での分散補償量
は、図1〜図6の場合、少ない方がより効果的であり、
その分だけそれぞれのチャープトグレーティングファイ
バで大きな分散補償量を持たせるようにした方がよい。
なお、分散補償ファイバ2を設けず、それぞれのチャー
プトグレーティングファイバでのみ波長分散補償を行な
ってもよい。このようにすれば、より低損失の波長分散
補償が行なえることになり、より長距離伝送を実現する
ことができる。
【0037】図7は本発明に係る超広帯域波長分散補償
デバイスの第7の実施の形態を示す。本実施の形態は、
図6の構成に増幅機能を付加したところに特徴がある。
すなわち、光サーキュレータ61のポートと出力光伝
送路12の間にEr添加光ファイバ71、及び光アイソ
レータ72を直列に挿入するほか、Er添加光ファイバ
71の両側にWDMカプラ73,74を結合させ、それ
ぞれに励起光源75,76を接続した構成にしている。
他の構成は図6に示した通りである。
【0038】信号光13が光サーキュレータ61のポー
ト→光サーキュレータ61のポート→分散補償ファ
イバ2→WDMフィルタ3→WDMフィルタ7,9→W
DMフィルタ3→分散補償ファイバ2→光サーキュレー
タ61のポートに至るまでの動作は図6と同じである
ので、ここでは説明を省略する。波長分散補償された光
サーキュレータ61のポートからの信号光63をEr
添加光ファイバ71に伝搬させ、それと共に励起光源7
5,76からの励起光をWDMカプラ73,74を通し
てEr添加光ファイバ71内に伝搬させる。これによ
り、Er添加光ファイバ71を通過する信号光63は数
千倍から10000倍に増幅され、光アイソレータ72
を通って出力光伝送路12へ信号光18として出力され
る。
【0039】以上のように、図7の超広帯域波長分散補
償デバイスによれば、波長分散補償機能と増幅機能を備
えたデバイスが、簡単な構成、少ない光部品点数、及び
光損失の少ない伝送系により実現することができる。な
お、信号光13から信号光18までの波長分散補償もそ
れぞれのチャープトグレーティングファイバ8a〜10
dで分担する構成にしてもよいことは言うまでもない。
【0040】図8は図7の変形例を示す。本例は図7の
構成にゲインイコライザの機能を付加したものである。
すなわち、波長1.53μm帯(λ1 )の信号光の増幅
利得を抑えるために、チャープトグレーティングファイ
バ8aの途中に波長1.53μm帯の信号光を減衰させ
るための光フィルタ41(図4で用いたと同じフィル
タ)を挿入した構成にしている。これにより、波長λ1
からλ16までの信号光の増幅度を一様に保つことができ
る。
【0041】本発明は上記した各実施の形態の構成に限
定されるものではない。まず、チャープトグレーティン
グファイバ8a〜10dの代わりに、導波路型のチャー
プトグレーティングフィルタを用いてもよい。また、W
DMフィルタ3,7,9,11は、導波路型、干渉膜フ
ィルタ型、ファイバグレーティング型のいずれを用いて
もよい。波長多重された信号光は、8、20、32、6
4、100、・・・・などのチャンネル数を用いること
ができる。したがって、WDMフィルタ7,9での合波
数は、上記チャンネル数に応じて、4、8、20、3
2、50、・・・・等のように増える。ただし、WDM
フィルタ7,9の出力端数は必ずしも上記チャンネル数
の半分である必要はなく、それぞれのチャープトグレー
ティングファイバ内へ伝搬させるチャンネル数を増やす
ことによって対応させることができる。例えば、波長多
重数が32チャンネルの場合、図1の構成でそれぞれの
チャープトグレーティングファイバ8a〜10d内に伝
搬させるチャンネル数を4チャンネルづつにすればよ
い。入力光伝送路1に波長1.53μm帯で零分散波長
を有する分散シフトファイバを用い、数十Km以上の距
離を伝搬させる場合には、図1〜図8に使用している分
散補償ファイバ2は用いなくともよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の超広帯域波
長分散補償・増幅デバイスによれば、入力光伝送路から
の信号光を光分波器で複数の波長領域に分波し、複数の
光合分波器で前記分波した前記複数の波長領域を所定数
の波長帯に分波すると共に該分波した波長帯の信号光を
波長分散補償した後の信号光を合波して出力側へ送出
し、複数のチャープトグレーティングファイバを用いて
前記光合分波器によって分波した各波長帯の信号光を個
別に伝搬させ、その信号光が所定の位置から反射してく
る過程で波長分散補償が施された各信号光を前記光合分
波器へ送出して合波させるようにしたので、具体的に以
下に示す効果が得られる。 (1)波長1.53μm〜1.61μmを用いてシング
ルモードファイバ或いは分散シフトファイバを数十Km
以上にわたって波長多重伝送する際に生じる波長分散を
補償することができる。 (2)光部品点数が少なく、低損失で不要な特性烈火要
因が少なくなり、長距離、大容量、高速伝送が可能にな
り、これらを低コストに達成することができる。 (3)それぞれの波長毎に精密な分散補償が行なえるの
で、高品質の伝送が可能になる。 (4)超広帯域にわたって多くの波長多重された信号光
の波長分散補償と、それらの信号光の増幅が一体化され
た簡易な構成にできるので、より高性能で低コストな通
信システムを構築することができる。 (5)それぞれのチャープトグレーティングファイバの
波長分散補償は、1波長または数波長の信号光に対して
であるため、小形化、低コスト化、量産化が可能なチャ
ープトグレーティングファイバの使用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの
第1の実施の形態を示す接続図である。
【図2】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの
第2の実施の形態を示す接続図である。
【図3】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの
第3の実施の形態を示す接続図である。
【図4】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの
第4の実施の形態を示す接続図である。
【図5】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの
第5の実施の形態を示す接続図である。
【図6】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの
第6の実施の形態を示す接続図である。
【図7】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの
第7の実施の形態を示す接続図である。
【図8】図7の変形例を示す接続図である。
【図9】図9は分散状態と伝搬距離の関係を示す説明図
である。
【図10】従来の波長分散補償デバイスの第1例を示す
接続図である。
【図11】従来の波長分散補償デバイスの第2例を示す
接続図である。
【図12】従来の波長分散補償デバイスの第3例を示す
接続図である。
【符号の説明】
1 入力光伝送路 2 分散補償ファイバ 3,7,9,11 WDMフィルタ 5,6,21,61 光サーキュレータ 8a,8b,8c,8d チャープトグレーティングフ
ァイバ 8e,8f,8g,8h チャープトグレーティングフ
ァイバ 10a,10b,10c,10d チャープトグレーテ
ィングファイバ 10e,10f,10g,10h チャープトグレーテ
ィングファイバ 12 出力光伝送路 20,72 光アイソレータ 31,32,71 Er添加光ファイバ 33,34,35,73,74 WDMカプラ 36,37,38,75,76 励起光源 41 光フィルタ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる波長が多重化された信号光
    が伝搬される入力光伝送路と、 前記入力光伝送路からの信号光を長波帯、短波帯等の複
    数の波長領域の信号光に分波する光分波器と、 前記光分波器で分波した前記複数の波長領域の前記信号
    光を複数の異なる波長の信号光に分波すると共に分波し
    た前記信号光を波長分散補償した後に合波して出力側へ
    送出する複数の光合分波器と、 前記複数の光合分波器によって分波した前記信号光を個
    別に伝搬及び反射させて波長分散補償を施して前記光合
    分波器へ送出する複数のチャープトグレーティングファ
    イバと、を備えることを特徴とする超広帯域波長分散補
    償デバイス。
  2. 【請求項2】 前記入力光伝送路は、波長1.3μmに
    零分散波長を持つシングルモードファイバまたは分散シ
    フトファイバであることを特徴とする請求項1記載の超
    広帯域波長分散補償デバイス。
  3. 【請求項3】 前記光分波器は、その前段に分散補償フ
    ァイバが設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の超広帯域波長分散補償デバイス。
  4. 【請求項4】 前記光分波器から前記複数の光合分波器
    への信号光の伝搬、及び前記複数の光合分波器から前記
    出力側への信号光の伝搬を複数の光サーキュレータを用
    いて行なうことを特徴とする請求項1記載の超広帯域波
    長分散補償デバイス。
  5. 【請求項5】 前記複数の光サーキュレータから出力さ
    れる信号光を合波する光合波器を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の超広帯域波長分散補償デバイス。
  6. 【請求項6】 前記光合波器は、前記複数の光合分波器
    の1つから出力される前記複数の波長領域の一つの波長
    領域の信号光を通過させる光アイソレータと、該光アイ
    ソレータを通過した信号光を第1のポートより入力して
    第2のポートへ出力し、かつ、前記複数の光合分波器の
    他の1つから出力される前記複数の波長領域の他の1つ
    の波長領域の信号光を第3のポートから入力して第1の
    ポートへ出力させることによって前記光アイソレータで
    反射させ、この反射した信号光を第1のポートから入力
    して第2のポートへ出力させる光サーキュレータとを備
    えて構成されることを特徴とする請求項5記載の超広帯
    域波長分散補償デバイス。
  7. 【請求項7】 前記光合波器は、その出力側に光アイソ
    レータが接続されていることを特徴とする請求項5また
    は6記載の超広帯域波長分散補償デバイス。
  8. 【請求項8】 前記複数の光合分波器の出力側に接続さ
    れて前記光合分波器のそれぞれの出力信号光を増幅する
    複数の希土類元素添加光ファイバと、該希土類元素添加
    光ファイバのそれぞれに励起光を供給する励起手段とを
    備えることを特徴とする請求項1記載の超広帯域波長分
    散補償デバイス。
  9. 【請求項9】 前記励起手段は、前記希土類元素添加光
    ファイバ内の一方向または両方向へ励起光を伝搬させる
    ことを特徴とする請求項8記載の超広帯域波長分散補償
    デバイス。
  10. 【請求項10】 前記励起手段は、前記多重化された信
    号光が波長1.53μm〜1.61μmの信号光を含む
    とき、励起光源として、0.98μm帯、1.48μm
    帯、またはこの両方の波長帯の励起光を出射する半導体
    レーザを有することを特徴とする請求項8または9記載
    の超広帯域波長分散補償デバイス。
  11. 【請求項11】 前記チャープトグレーティングファイ
    バは、波長1.53μm帯の信号光を伝搬するものに限
    り、途中に波長1.53μm帯の信号光を減衰させる光
    フィルタが挿入されていることを特徴とする請求項1記
    載の超広帯域波長分散補償デバイス。
  12. 【請求項12】 前記入力光伝送路は3端子光サーキュ
    レータの第1の端子に接続され、前記光分波器は前記3
    端子光サーキュレータの第2の端子に接続され、前記出
    力側が前記3端子光サーキュレータの第3の端子に接続
    されていることを特徴とする請求項1記載の超広帯域波
    長分散補償デバイス。
  13. 【請求項13】 前記3端子光サーキュレータの出力端
    に接続されて該光サーキュレータの出力信号光を増幅す
    る希土類元素添加光ファイバと、前記希土類元素添加光
    ファイバに励起光を供給する励起手段を備えたことを特
    徴とする請求項12記載の超広帯域波長分散補償デバイ
    ス。
  14. 【請求項14】 前記チャープトグレーティングファイ
    バをチャープトグレーティング導波路で構成したことを
    特徴とする請求項1記載の超広帯域波長分散補償デバイ
    ス。
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