JPH1121514A - 水性艶消し塗料及びこれを用いた塗装仕上げ方法 - Google Patents

水性艶消し塗料及びこれを用いた塗装仕上げ方法

Info

Publication number
JPH1121514A
JPH1121514A JP9174317A JP17431797A JPH1121514A JP H1121514 A JPH1121514 A JP H1121514A JP 9174317 A JP9174317 A JP 9174317A JP 17431797 A JP17431797 A JP 17431797A JP H1121514 A JPH1121514 A JP H1121514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
pigment
emulsion
carbonyl group
hydrazide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9174317A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichiro Saikawa
圭一郎 才川
Shigeru Taniguchi
茂 谷口
Kenichi Furue
賢一 古江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP9174317A priority Critical patent/JPH1121514A/ja
Publication of JPH1121514A publication Critical patent/JPH1121514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】建築物の内外壁面の塗装に有用な水性艶消し塗
料、及びこれを用いて良好な艶消し仕上げ外観と高耐久
性を有する複層を形成することが可能な塗装仕上げ方法
を提供する。 【解決手段】Tgが−30〜15℃であるカルボニル基
含有共重合体のエマルジョン(A)、及び1分子中少な
くとも2個のヒドラジド基を有するポリヒドラジド化合
物(B)を、該エマルジョン粒子中のカルボニル基1当
量に対し、ヒドラジド基の量が0.02〜3.0当量と
なる量含有する樹脂分散液に、艶消し剤を含む顔料分
(C)を該塗料中における顔料体積濃度が25〜40%
となるよう含有せしめてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に建築物の内外
壁面の塗装に有用な水性艶消し塗料、及びこれを用いて
良好な艶消し仕上げ外観と高耐久性を有する複層を形成
することが可能な塗装仕上げ方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来建築塗装において使用されている水性
艶消し塗料は、顔料濃度が一般に50〜70%と高く、
そのため伸び率や破断強度が小さい。
【0003】一般に内外装仕上げでは、(下塗材)主
材、上塗材などの塗装材を用いて装飾性のある凹凸模様
などに仕上げる複層仕上げ塗装が一般的に行われてい
る。該主材は、通常中塗り機能を有する有機フィラ−で
あり、該塗材による塗膜は屋外環境の熱や水分により膨
脹・収縮する。従って、この上に上記のような顔料濃度
が高く伸び率や破断強度が小さい塗料を塗装すると、形
成される上塗り塗膜は、下層塗膜の変形に追随できずワ
レやハガレが生じるという問題があり、かかる従来の水
性艶消し塗料は屋外に使用できなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決し屋外の複層仕上げにも対応できるように鋭意検
討した結果、特定のエマルジョンを使用し顔料濃度を制
限することにより、低顔料濃度でも十分隠蔽性を有し且
つ耐久性に優れた艶消し塗膜が形成しうることを見出し
本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、Tgが−30〜15℃
であるカルボニル基含有共重合体のエマルジョン
(A)、及び1分子中少なくとも2個のヒドラジド基を
有するポリヒドラジド化合物(B)を、該エマルジョン
粒子中のカルボニル基1当量に対し、ヒドラジド基の量
が0.02〜3.0当量となる量含有する樹脂分散液
に、艶消し剤を含む顔料分(C)を該塗料中における顔
料体積濃度が25〜40%となるよう含有せしめてなる
ことを特徴とする水性艶消し塗料、及び被塗面に下塗り
塗装しその上に上塗りとして該水性艶消し塗料を塗布し
てなる塗装仕上げ方法を提供するものである。
【0006】以下、本発明について詳細に説明する。
【0007】本発明においてカルボニル基含有共重合体
エマルジョン(A)としては、カルボニル基含有単量体
(a)を単量体組成中0.1〜30重量%含有するもの
が好ましく、例えば、(a)カルボニル基含有単量体
0.1〜30重量%、(b)単量体(a)と共重合可能
な水溶性単量体0〜10重量%、及び(c)その他の単
量体を60〜99.9重量%含有する単量体混合物を、
分散剤の存在下で乳化重合させることにより得られる共
重合体エマルジョンが好適に使用できる。
【0008】上記単量体(a)は、1分子中に少くとも
1個のカルボニル基を有する単量体であり、その具体例
としては、アクロレイン、ダイアセトンアクリルアミ
ド、ダイアセトンメタクリルアミド、ホルミルスチロ−
ル、4〜7個の炭素原子を有するビニルアルキルケトン
(例えばビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビ
ニルブチルケトン)等が挙げられる。このうち特にダイ
アセトンアクリルアミド、ダイアセトンメタクリルアミ
ドが好適である。
【0009】上記単量体(b)としては、例えば(メ
タ)アクリル酸、マレイン酸、クロトン酸などの不飽和
カルボン酸;スチレンスルホン酸ナトリウム塩、スルホ
エチルメタクリレ−ト及びそのナトリウム塩やアンモニ
ウム塩;(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロ
ピル(メタ)アクリルアミドなどの不飽和カルボン酸ア
ミド;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ−トなど
が挙げられる。
【0010】上記単量体(c)としては、例えばスチレ
ン、ビニルトルエンなどのビニル芳香族化合物;メチル
(メタ)アクリレ−ト、エチル(メタ)アクリレ−ト、
プロピル(メタ)アクリレ−ト、ブチル(メタ)アクリ
レ−ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレ−ト、ラ
ウリル(メタ)アクリレ−トなどの(メタ)アクリル酸
の炭素数1〜24個のアルキル又はシクロアルキルエス
テル;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−トなど
の(メタ)アクリル酸の炭素数2〜8個のヒドロキシア
ルキルエステル;N−ビニルピロリドン、エチレン、ブ
タジエン、クロロプレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリ
ロニトリルなどが挙げられる。
【0011】上記共重合体は、Tg(ガラス転移温度)
が−30〜15℃、好ましくは−15〜0℃の範囲内と
なるようにする。共重合体のTgは、各共重合成分であ
るモノマ−のホモポリマ−のガラス転移温度を用いて下
記式から算出することができる。
【0012】1/Tg=W1 /T1 +W2 /T2 + …
+Wn/Tn {式中、Tgは共重合体のガラス転移温度(絶対温
度)、W1 、W2 、…、Wnは各モノマ−の重量分率、
1 、T2 、…、Tnは各ホモポリマ−のガラス転移温
度(絶対温度)} 該Tgが−30℃未満では、塗膜に粘着性が生じ耐汚染
性が低下し、一方15℃を越えると、低温環境下におい
て塗膜に大きな収縮応力が作用し、ワレやハガレが生じ
ることになるので好ましくない。
【0013】本発明において1分子中少なくとも2個の
ヒドラジド基を有するポリヒドラジド化合物(B)とし
ては、例えば、蓚酸ジヒドラジド、マロン酸ジヒドラジ
ド、こはく酸ジヒドラジド、グルタル酸ジヒドラジド、
アジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジドなど
の2〜18個の炭素原子を有する飽和脂肪族カルボン酸
ジヒドラジド;マレイン酸ジヒドラジド、フマル酸ジヒ
ドラジド、イタコン酸ジヒドラジドなどのモノオレフィ
ン性不飽和ジカルボン酸ジヒドラジド;炭酸ジヒドラジ
ド、ビスセミカルバジド;ポリイソシアネ−ト化合物に
ヒドラジンや上記例示のジヒドラジドを過剰に反応させ
て得られる多官能セミカルバジド(特開平8−1513
58号、特開平8−283377号参照)などが挙げら
れる。
【0014】上記ポリヒドラジド化合物(B)の含有量
は、前記エマルジョン粒子中のカルボニル基1当量に対
し、ヒドラジド基の量が0.02〜3.0当量、好まし
くは0.1〜2.0当量となる量である。
【0015】本発明のビヒクル成分としては、上記エマ
ルジョン(A)及びポリヒドラジド化合物(B)を含有
する樹脂分散液のみでもよいし、さらにこのものに従来
塗料分野で使用されている、公知のエマルジョン、例え
ば酢酸ビニルエマルジョン、アクリル樹脂エマルジョ
ン、酢ビ−アクリルエマルジョン、エチレン−酢ビエマ
ルジョンなどを固形分量で全ビヒクル成分中に占める割
合が50重量%以下となる量配合したものであってもよ
い。
【0016】本発明において顔料(C)としては、例え
ば酸化チタン、カ−ボンブラック、ベンガラなどの着色
顔料;炭酸カルシウム(タンカル)、タルク、マイカ、
クレ−、ケイ藻土、ケイ砂、パライトなどの体質顔料や
骨材等が挙げられ、適宜選択して使用できる。特にケイ
藻土などを艶消し剤として使用できる。
【0017】上記顔料(C)は、塗料中における顔料体
積濃度(以下、「PVC」と略称することがある)が2
5〜40%、好ましくは30〜35%となるよう配合さ
れる必要がある。ここで「顔料体積濃度(PVC)」は
樹脂及び顔料の混合物固形分に占める顔料分の体積割合
であり、次式から得られるものである。
【0018】
【数1】
【0019】上記PVCが25%未満では、塗膜の艶消
し効果や隠蔽性が不十分となり、一方PVCが40%を
越えると、塗膜の伸び率や破断強度が小さくなり、下層
塗膜の変形に追随できず塗膜にワレやハガレが生じるの
で好ましくない。
【0020】本発明塗料には、さらに必要に応じて界面
活性剤、分散剤、消泡剤、増粘剤、造膜助剤、防腐剤、
凍結防止剤、有機溶剤などの塗料用添加剤を配合するこ
とができる。
【0021】本発明の塗装仕上げ方法は、被塗面に下塗
り塗装し、その上に上記本発明の水性艶消し塗料を上塗
りとして塗布してなるものである。
【0022】上記被塗面としては、例えばコンクリ−ト
面、モルタル面、スレ−ト板、パ−ライト板、石材、木
材、紙、プラスチック、金属などの素材面、さらにこれ
らに素地面調整や密着性改善のためのプライマ−を塗布
したものが挙げられる。該プライマ−としては、従来公
知のアクリル系、スチレン−アクリル系、塩化ビニル
系、塩化ビニル−酢酸ビニル系、エチレン−酢酸ビニル
系など樹脂を主成分とする水系あるいは有機溶剤系の塗
料が使用できる。
【0023】上記下塗り塗装としては、平滑面あるいは
立体的なテクスチャ−を形成し、基材面のひびワレ等へ
の追随などを目的として用いられる従来公知の弾性材な
どを特に制限なく塗布できる。該弾性材としては、合成
樹脂エマルション系、セメント系、ポリマ−セメント系
などの複層仕上げ用主材や下地調整塗材が挙げられ、特
に、カルボニル基含有共重合体エマルジョン(D)及び
顔料(E)を含有する塗料であって、顔料体積濃度が3
0〜70%で且つ形成塗膜の伸び率が20℃雰囲気で3
0%以上、好ましくは30〜150%である弾性ベ−ス
用塗料が、基材面のひびワレ等への追随や上塗りである
艶消し塗膜の耐ワレ性、仕上り性等の点から望ましい。
【0024】該カルボニル基含有共重合体エマルジョン
(D)としては、前記本発明塗料に用いられるエマルジ
ョン(A)の説明で挙げられたカルボニル基含有単量体
を含む単量体類から適宜選択される単量体混合物を、分
散剤の存在下で乳化重合させることにより得られる共重
合体エマルジョンが使用できる。該エマルジョンには、
必要に応じて、前記ポリヒドラジド化合物(B)の説明
で挙げられたジヒドラジド類を適宜添加してもよい。ま
た上記顔料(E)としては、前記本発明塗料に用いられ
る顔料(C)の説明で挙げられた顔料類から適宜選択し
て使用できる。上記弾性ベ−ス用塗料において、顔料体
積濃度が30%未満では得られる塗膜の肉持感が乏しく
なり下地調整能が低下し、一方70%を越えると塗膜の
緻密性や物性が低下し上塗り塗料の吸い込みムラが発生
するので望ましくない。また形成塗膜の伸び率が20℃
雰囲気で30%未満では被塗面に対する追随性が不十分
となるので望ましくない。
【0025】本発明方法では、上記下塗り塗料及び前記
本発明塗料を、夫々、ロ−ラ−、エアスプレ−、エアレ
ススプレ−、リシンガン、万能ガン、ハケなどの公知の
塗装器具を用いて塗装できる。これらの塗布量は、下塗
りが0.2〜1.5kg/m2 、好ましくは0.3〜
1.3kg/m2 、上塗りが0.1〜0.5kg/
2、好ましくは0.2〜0.4kg/m2 の範囲が適
当である。
【0026】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。尚、「部」及び「%」はそれぞれ「重量部」
及び「重量%」を示す。
【0027】水性エマルジョンの製造 製造例1 2リットルの4つ口フラスコに脱イオン水312部、N
ewcol707SF(日本乳化剤社製、界面活性剤、
固形分30%)2.3部を加え、窒素置換後、80℃に
保ち、下記組成のプレエマルジョンを滴下する直前に
0.7部の過硫酸アンモニウムを加え、該プレエマルジ
ョンを3時間にわたって滴下した。
【0028】 脱イオン水 338部 ダイアセトンアクリルアミド 32部 アクリル酸 6部 スチレン 97部 メチルメタクリレ−ト 149部 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 100部 n−ブチルアクリレ−ト 258部 Newcol 707SF 62部 過硫酸アンモニウム 1.2部 滴下終了後30分より、30分間0.7部の過硫酸アン
モニウムを7部の脱イオン水に溶かした溶液を滴下し、
さらに2時間80℃に保持し、その後約40〜60℃に
降温した後、アンモニア水でpH8〜9に調整し、エマ
ルジョンAを得た。エマルジョンAは固形分50.2
%、pH8.2であった。
【0029】製造例2〜5 滴下するプレエマルジョンを表1に記載の組成とする以
外は製造例1と同様の方法でエマルジョンB〜Eを得
た。各エマルジョンの固形分、pHを表1に併せて示
す。
【0030】
【表1】
【0031】水性艶消し塗料の作成 実施例1 容量0.5リットルのステンレス容器に下記組成を配合
し、攪拌機にて20〜40分間撹拌して顔料ペ−ストを
作成した。
【0032】 上水 50 部 「ノプコスパ−ス44C」(サンノプコ社製、顔料分散剤) 2.1部 「SNデホ−マ−364」(サンノプコ社製、消泡剤) 5 部 2.5%ヒドロキシエチルセルロ−ス(増粘剤) 40 部 チタン白(比重3.9) 111 部 珪藻土 (比重2.3) 33 部 得られた顔料ペ−スト241.1部に対して、上記製造
例1で得た固形分50.2%のエマルジョンAを200
部、アジピン酸ジヒドラジド2部、及びイソ酪酸(2、
2、4−トリメチル−3−ヒドロキシペンチル)エステ
ル10部を配合し、10〜20分間撹拌して塗料を得
た。
【0033】実施例2、3及び比較例1〜5 実施例1において、顔料ペ−ストの組成・配合量及びエ
マルション種を表2に示す通りとする以外は、実施例1
と同様に行って各塗料を得た。各塗料による塗膜の伸び
率等を表2に併せて示す。尚、表中のクレ−及びタンカ
ルの比重は夫々2.6及び2.7である。
【0034】(注1)形成塗膜の伸び率(%)、破断強
度(kg/cm2 )、収縮応力(kg/cm2 ):JI
S A 6909に準じて試験片を作成し、該乾燥塗膜
の伸び率、破断強度、収縮応力を、引張試験機オ−トグ
ラフAG2000B型(島津製作所製)を用いて測定し
た。伸び率、破断強度は20℃雰囲気で引張速度200
mm/minの条件で、収縮応力は20℃から−20℃
に冷却して測定した。
【0035】
【表2】
【0036】弾性ベ−ス用塗料の作成 上記製造例で得たエマルジョンに表3に示す組成を配合
し、撹拌・混合して各弾性ベ−ス用塗料を得た。各塗料
による塗膜の伸び率を表3に併せて示す。
【0037】
【表3】
【0038】塗装 実施例4〜8及び比較例6〜12 上記で得た各弾性ベ−ス用塗料を水で塗装適性粘度に調
整した後、モルタル板(90×300×20mm)上に
砂骨ロ−ラ−で塗布量が約1.0kg/m2 となるよう
に塗装し、20℃、75RH%で1日乾燥させた。次に
各ベ−ス塗膜上に各種水性艶消し塗料を表4に示す組合
せで、エアレススプレ−により塗布量が約0.2kg/
2 となるように塗装し、20℃、75RH%で7日間
乾燥させて塗装仕上げ板を得た。これらの塗装板の性能
試験結果を表4に示す。
【0039】試験方法 (注2)仕上り外観:各塗装板の塗膜表面の仕上り外観
を目視で評価した。均一にムラなく滑らかに仕上ってお
り塗膜外観に異常のないものを○とし、ムラが発生した
り、隠蔽性に劣っていたり、艶消し仕上げになっていな
いものを×とした。
【0040】(注3)温冷繰返し作用に対する抵抗性:
JIS A 6909に準じて、塗装板を20℃の水中
に18時間浸漬した後、直ちに−20℃の恒温槽中で3
時間冷却し、次いで50℃の恒温槽中で3時間加温す
る、この24時間を1サイクルとした操作を10回繰返
した後の塗装面を目視観察し、下記基準で評価した。
【0041】○:ハガレ、ひびワレ、フクレなどが全く
なく、かつ著しい変色及び光沢低下もない。
【0042】×:上記欠陥が1つでもある。
【0043】(注4)粘着性:各塗装板の塗膜表面の粘
着性を指触により下記基準で評価した。
【0044】○:全く粘着性が認められない、或いは僅
かに粘着性が認められるが実用上問題ない。
【0045】×:かなり粘着性が認められ、実用上問題
あり。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、低顔料濃度でも十分隠
蔽性を有し且つ耐久性に優れた艶消し塗膜が形成できる
水性艶消し塗料が得られ、これを用いて良好な艶消し外
観と高耐久性を有する複層塗装仕上げが可能である。特
に建築物の内外壁面の塗装に有用である。
【0047】
【表4】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 7/12 C09D 7/12 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Tgが−30〜15℃であるカルボニル
    基含有共重合体のエマルジョン(A)、及び1分子中少
    なくとも2個のヒドラジド基を有するポリヒドラジド化
    合物(B)を、該エマルジョン粒子中のカルボニル基1
    当量に対し、ヒドラジド基の量が0.02〜3.0当量
    となる量含有する樹脂分散液に、艶消し剤を含む顔料分
    (C)を該塗料中における顔料体積濃度が25〜40%
    となるよう含有せしめてなることを特徴とする水性艶消
    し塗料。
  2. 【請求項2】 被塗面に下塗り塗装し、その上にTgが
    −30〜15℃であるカルボニル基含有共重合体のエマ
    ルジョン(A)、及び1分子中少なくとも2個のヒドラ
    ジド基を有するポリヒドラジド化合物(B)を、該エマ
    ルジョン粒子中のカルボニル基1当量に対し、ヒドラジ
    ド基の量が0.02〜3.0当量となる量含有する樹脂
    分散液に、艶消し剤を含む顔料分(C)を該塗料中にお
    ける顔料体積濃度が25〜40%となるよう含有せしめ
    てなる水性艶消し塗料を上塗として塗布してなる塗装仕
    上げ方法。
  3. 【請求項3】 下塗り塗装として、カルボニル基含有共
    重合体エマルジョン(D)及び顔料(E)を含有する塗
    料であって、顔料体積濃度が30〜70%で且つ形成塗
    膜の伸び率が20℃雰囲気で30%以上である弾性ベ−
    ス用塗料を塗布してなる請求項2記載の塗装仕上げ方
    法。
JP9174317A 1997-06-30 1997-06-30 水性艶消し塗料及びこれを用いた塗装仕上げ方法 Pending JPH1121514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9174317A JPH1121514A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 水性艶消し塗料及びこれを用いた塗装仕上げ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9174317A JPH1121514A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 水性艶消し塗料及びこれを用いた塗装仕上げ方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1121514A true JPH1121514A (ja) 1999-01-26

Family

ID=15976542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9174317A Pending JPH1121514A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 水性艶消し塗料及びこれを用いた塗装仕上げ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1121514A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001232286A (ja) * 2000-02-24 2001-08-28 Kansai Paint Co Ltd 下塗り塗装無機基材
JP2002201419A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Kansai Paint Co Ltd 塗料組成物
JP2007277451A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Kansai Paint Co Ltd 水性塗料組成物及び塗装方法
JP2008031415A (ja) * 2006-07-03 2008-02-14 Kansai Paint Co Ltd 水性塗料組成物及び塗装方法
JP2011026460A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The 水系硬化性組成物と水系プライマー組成物とのセット、およびこれを用いる封止体
JP2013202488A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Dainippon Toryo Co Ltd 水性防食塗装方法及び塗装体
CN105368239A (zh) * 2014-08-12 2016-03-02 关西涂料株式会社 耐污染性消光水性涂料组合物及耐污染性消光涂膜形成方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573857A (en) * 1980-06-10 1982-01-09 Badische Yuka Co Ltd Aqueous dispersion composition of carbonyl group- containing copolymer
JPS5820991B2 (ja) * 1978-04-29 1983-04-26 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト 塗料用結合剤
JPH05171078A (ja) * 1991-12-20 1993-07-09 Mitsubishi Pencil Co Ltd 修正被覆剤組成物
JPH06190332A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Kansai Paint Co Ltd 塗装仕上げ方法
JPH06336568A (ja) * 1993-05-28 1994-12-06 Nippon Oil & Fats Co Ltd 水性塗料組成物、塗装方法および塗膜
JPH07216241A (ja) * 1993-11-30 1995-08-15 Hoechst Ag 不粘着性、耐引掻性で且つ耐薬品性の塗料のためのバインダーとしてのポリマー水性分散物
JPH07247460A (ja) * 1994-03-10 1995-09-26 Mitsubishi Rayon Co Ltd 水性被覆材組成物
JPH0841383A (ja) * 1994-08-01 1996-02-13 Kansai Paint Co Ltd ビニル壁紙改修用水性塗料

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820991B2 (ja) * 1978-04-29 1983-04-26 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト 塗料用結合剤
JPS573857A (en) * 1980-06-10 1982-01-09 Badische Yuka Co Ltd Aqueous dispersion composition of carbonyl group- containing copolymer
JPH05171078A (ja) * 1991-12-20 1993-07-09 Mitsubishi Pencil Co Ltd 修正被覆剤組成物
JPH06190332A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Kansai Paint Co Ltd 塗装仕上げ方法
JPH06336568A (ja) * 1993-05-28 1994-12-06 Nippon Oil & Fats Co Ltd 水性塗料組成物、塗装方法および塗膜
JPH07216241A (ja) * 1993-11-30 1995-08-15 Hoechst Ag 不粘着性、耐引掻性で且つ耐薬品性の塗料のためのバインダーとしてのポリマー水性分散物
JPH07247460A (ja) * 1994-03-10 1995-09-26 Mitsubishi Rayon Co Ltd 水性被覆材組成物
JPH0841383A (ja) * 1994-08-01 1996-02-13 Kansai Paint Co Ltd ビニル壁紙改修用水性塗料

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001232286A (ja) * 2000-02-24 2001-08-28 Kansai Paint Co Ltd 下塗り塗装無機基材
JP2002201419A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Kansai Paint Co Ltd 塗料組成物
JP2007277451A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Kansai Paint Co Ltd 水性塗料組成物及び塗装方法
JP2008031415A (ja) * 2006-07-03 2008-02-14 Kansai Paint Co Ltd 水性塗料組成物及び塗装方法
JP2011026460A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The 水系硬化性組成物と水系プライマー組成物とのセット、およびこれを用いる封止体
JP2013202488A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Dainippon Toryo Co Ltd 水性防食塗装方法及び塗装体
CN105368239A (zh) * 2014-08-12 2016-03-02 关西涂料株式会社 耐污染性消光水性涂料组合物及耐污染性消光涂膜形成方法
JP2016040349A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 関西ペイント株式会社 耐汚染性艶消し水性塗料組成物及び耐汚染性艶消し塗膜形成方法
CN113652134A (zh) * 2014-08-12 2021-11-16 关西涂料株式会社 耐污染性消光水性涂料组合物及耐污染性消光涂膜形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4005185B2 (ja) 建築外装塗料用エマルション組成物および該エマルション組成物を用いた建築外装塗料組成物
JP4484455B2 (ja) 下地調整塗材、及び建築物壁面の塗装方法
JPH07278463A (ja) 水性下地調整材とそれを用いた建築物外壁仕上方法
JP4128243B2 (ja) 水性塗料及びこれを用いた塗装仕上げ方法
JP2001181605A (ja) 無機質材用水性シーラー及びシーラー塗装無機質材の製造方法
JP2610085B2 (ja) 塗装仕上げ方法
JPH1180651A (ja) 水性塗料組成物及びこれを用いた防水塗膜の形成方法
JP3768838B2 (ja) 水性塗料組成物及びこれを用いた塗装仕上げ方法
JP2007125539A (ja) 塗装方法
JPH1190325A (ja) 建築外装塗料の施工方法
JP2004123850A (ja) 常温架橋型水性樹脂組成物
JP2002302638A (ja) 水性被覆材
JP3368065B2 (ja) ビニル壁紙改修用水性塗料
JP4150768B2 (ja) 膜天井の改修方法および膜天井塗装シート
JP3346929B2 (ja) 常温乾燥用水性塗料
JPH0673328A (ja) 塗膜形成方法
JP4160308B2 (ja) 水性塗料用樹脂組成物及びこれを含む水性塗料組成物
JP2505387B2 (ja) エマルション塗膜形成方法
JP3186677B2 (ja) 建築物表面の塗装仕上方法
JP4331931B2 (ja) 水性下塗材組成物
JPH10216619A (ja) 汚染防止方法
JPH11124517A (ja) 水性塗料及びこれを用いた塗装仕上げ方法
JP3924737B2 (ja) 下塗り塗装無機基材
JP3949786B2 (ja) 防水塗膜の形成方法
JP4637471B2 (ja) 水性塗料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080930