JPH11215366A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11215366A
JPH11215366A JP10012243A JP1224398A JPH11215366A JP H11215366 A JPH11215366 A JP H11215366A JP 10012243 A JP10012243 A JP 10012243A JP 1224398 A JP1224398 A JP 1224398A JP H11215366 A JPH11215366 A JP H11215366A
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JP
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processing
coefficient
image
function
controller
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JP10012243A
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Inventor
Yasushi Kamo
靖 加茂
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写、ファクシミリ、イメージスキャナ等の
複数の異なる機能を任意に持ち得る画像処理装置におい
て、現に保有している機能に応じて最適な読取特性を得
るための電気的処理を行わせることができ、最適な読取
画像データを出力させる。 【解決手段】 画像読取部に対し複写コントローラが接
続されていれば(S11のY)、複写機能用の基準電圧
を設定して(S12)、自動調整動作を行わせ(S1
7)、画像読取部に対しファクシミリコントローラが接
続されていれば(S13のY)、ファクシミリ機能用の
基準電圧を設定して(S14)、自動調整動作を行わせ
(S17)、画像読取部に対しイメージスキャナコント
ローラが接続されていれば(S15のY)、イメージス
キャナ機能用の基準電圧を設定して(S16)、自動調
整動作を行わせる(S17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置をベ
ースとしてデジタル複写機、ファクシミリ或いはイメー
ジスキャナの機能を任意に持たせ得る画像処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やファクシミリ装置に用い
られる画像読取装置ではデジタル化が進んでおり、CC
Dセンサ等の固体撮像素子で光電変換されて出力される
電気的なアナログ信号に対して増幅、A/D変換、シェ
ーディング補正等の各種の所定の電気的な処理を施すよ
うにしている。この場合、より高画質な画像を得るため
に、電気的な処理を施す信号処理回路中の増幅器の増幅
率やA/D変換器の基準電圧等の値(処理係数)を自動
的に調整し得る機能を持たせたものも提案されている
(例えば、特開平5−150622号公報参照)。
【0003】また、所謂デジタル複合機と称される画像
処理機器も出現し、1台で、デジタル複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ、イメージスキャナ等の各種機能を実現
し得るようになってきている。これは、これらの異なる
機能の実現に必要なデジタル的な画像読取部(スキャナ
部)と画像印字部(プリンタ部)とを1台の機器で共用
することにより可能となったものであり、コストパフォ
ーマンス、省サイズ等の点で利点があるため、広く普及
し始めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複写機、フ
ァクシミリ、イメージスキャナでは各々の機能上、実際
に読み取られる原稿の種類が各々異なる傾向にある。例
えば、ファクシミリにおいては殆どが文字や罫線のみで
表現される文書原稿が大半を占めているのに対し、デザ
イン用向けのイメージスキャナでは銀塩写真やネガ/ポ
ジフィルムであることが多い。また、複写機ではファク
シミリで扱うような文書原稿に加えて、網点で表現され
た新聞や週刊誌等を原稿として扱うことも多い。従っ
て、この種の画像処理装置では、使用される原稿の特性
に適合した原稿読取画像の電気的処理を行うことが望ま
れる。
【0005】しかし、前述したようなデジタル複合機で
は、1つの画像読取部を複写機用、ファクシミリ用、イ
メージスキャナ用に共用するため、前述した処理係数の
自動調整機能も画一的に行われることとなり、各々の処
理機能に合わせた最適な電気的処理を行わせることがで
きない。
【0006】そこで、本発明は、複数の異なる機能を任
意に持ち得る画像処理装置において、現に保有している
機能に応じて最適な読取特性を得るための電気的処理を
行わせることができ、最適な読取画像データを出力させ
ることができる画像処理装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光学的に読み取った原稿画像情報を電気的なアナログ信
号に変換する固体撮像素子と、この固体撮像素子から出
力されるアナログ信号に対して所定の電気的な処理を施
す信号処理回路と、この信号処理回路による電気的な処
理のための処理係数を適正化する係数調整手段と、前記
信号処理回路の出力側に接続可能な複数種類の異機能処
理部に関して実際に接続されている少なくとも1つの異
機能処理部の種類を判別する判別手段と、各異機能処理
部毎に予め設定されている処理係数基準値から前記判別
手段の判別結果に応じて選択された処理係数基準値を前
記係数調整手段に設定する設定手段とを備える。ここ
に、異機能処理部とは、例えば、複写機機能、ファクシ
ミリ機能、イメージスキャナ機能等の異機能を持たせる
ための処理部であって、各々対応するコントローラ等に
より構成される。
【0008】従って、現に信号処理回路の出力側に接続
されている異機能処理部に応じた処理係数基準値を用い
て処理係数の適正化を行い電気的な処理に供するので、
固体撮像素子ないしは信号処理回路を共用する構成であ
っても、各異機能処理部に適した最適な読取画像データ
を得ることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、判別手段により2種類以上の異機
能処理部が接続されていることが判別された場合、設定
手段は各々の異機能処理部用の処理係数基準値を選択し
て係数調整手段に設定し、係数調整手段は各処理係数基
準値毎に処理係数の適正化処理を行う。従って、現に信
号処理回路の出力側に接続されている異機能処理部が複
数の場合であっても各々の処理係数基準値を用いること
でその状況に応じた最適な読取画像データを得ることが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。図1(a)は本実施の
形態の画像処理装置が1台のデジタル複合機として採り
得る最大限の構成例を示し、デジタル式の画像読取部1
01と電子写真方式のプリンタ部102とを主体とし、
画像読取部101の出力側に複写コントローラ103、
ファクシミリコントローラ104、イメージスキャナコ
ントローラ105を備えた構成とされている。これらの
コントローラ103,104,105は各々CPUが搭
載されており、異機能処理部として機能する。例えば、
複写コントローラ103は画像読取部101から出力さ
れる読取画像データをプリンタ部102に出力して印刷
させることによりデジタル複写機としての機能を実現す
る。ファクシミリコントローラ104は画像読取部10
1から出力される読取画像データに対して圧縮等の所定
の処理を施した後、モデム106を介して公衆回線10
7に送出することにより、ファクシミリ機能(送信)を
実現する。ちなみに、公衆回線107及びモデム106
を介して受信した信号をプリンタ部102に出力するこ
とによりファクシミリ機能(受信)を実現する。また、
イメージスキャナコントローラ105は画像読取部10
1から出力される読取画像データをSCSI等の規格化
されたインタフェースを介してホストコンピュータ10
8に送出することによりイメージスキャナ機能を実現す
る。
【0011】ここに、これらのコントローラ103,1
04,105は画像読取部101に対して任意に接続可
能なものであり、例えば、図1(b)に示すように複写
コントローラ103のみが接続された構成としてもよ
く、この場合の画像処理装置はデジタル複写機としての
み機能するものとなる。
【0012】図2に画像読取部101の概略構成を示
す。装置本体の上面には原稿が載置されるコンタクトガ
ラス1が設けられ、このコンタクトガラス1面上を開閉
自在に覆う原稿圧板2が設けられている。また、装置本
体内には前記コンタクトガラス1面上に載置された原稿
を露光走査して固体撮像素子である1次元アレイ状のC
CD5に結像させる走査光学系6が設けられている。こ
の走査光学系6はコンタクトガラス1面上の原稿を露光
照明する光源7と原稿面側からの反射光を順次偏向させ
てCCD5側に導く第1〜3ミラー8,9,10とその
反射光を前記CCD5に集光結像させる結像レンズ11
とにより構成されている。ここで、前記光源7と前記第
1ミラー8とは第1走行体、前記第2,3ミラー9,1
0は第2走行体に搭載され、光路長が変わらないように
2:1の速度比をもって同一方向に走査移動するように
構成されている。前記CCD5の出力側は詳細を後述す
る画像処理回路12に接続されている。また、前記コン
タクトガラス1の一端側で前記走査光学系6による読取
可能な位置に1ライン全域に渡って均一な白色濃度に形
成された白色基準板13(図3参照)が設けられてい
る。さらに、装置本体内の前記走査光学系6等よりも下
方位置には反射型フォトセンサ構造の原稿サイズセンサ
14が上向きに配設されている。
【0013】次に、前記画像処理回路12側の構成及び
作用について図3を参照して説明する。入射された光
(原稿画像情報)をライン毎に電気的なアナログ信号に
変換して出力される前記CCD5からの出力信号に対し
ては、信号処理回路21が接続されている。この信号処
理回路21は増幅器22、A/D変換器23、シェーデ
ィング補正回路24、MTF補正回路25、変倍回路2
6、γ変換回路27が順に接続されて構成され、インタ
フェース(I/F)28を介して現に接続されている各
コントローラ103,104,105へ出力され得る。
前記増幅器22はアナログ信号を所定の増幅率で増幅す
る。前記A/D変換器23はアナログ信号をデジタル信
号に変換する。このA/D変換器23が8ビットのデジ
タル出力を行うものであれば、画像情報は0から255
の256階調を持つデジタル画像データとして処理され
る。前記シェーディング補正回路24は前記白色基準板
13の読取りにより得られたシェーディング補正データ
を用いてシェーディング補正を行う。また、前記信号処
理回路21中には前記A/D変換器23からのデジタル
信号を入力とするピーク検出回路29も設けられてい
る。このピーク検出回路29は入力された画像データの
うち、1ライン中の最大値を検出して保持する回路であ
り、保持されたデータ(ピーク値)は前記バスライン1
9を介して前記CPU20に与えられる。
【0014】図4はこのピーク検出回路29により検出
される1ライン中の最大値の意味を示す出力特性図であ
る。一般に、光源7はその長手方向中央付近は明るく両
端にいくに従ってその光量が低下する特性を有している
ため、均一に白い画像をCCD5により読み取った場合
でも得られる画像データは図4に示すように1ライン中
の中央付近ほど明るく(出力値が大きく)、両端付近で
暗く(出力値が小さく)なる。ピーク検出回路29はこ
のような特性を補正するために1ライン中の最大データ
をピーク値Dmax として検出し保持するものである。
【0015】前述したシェーディング補正回路24、M
TF補正回路25、変倍回路26及びγ変換回路27も
バスライン19を介して前記CPU20に接続されてお
り、前記CPU20はMTF補正係数や変倍率等の各演
算処理のパラメータ(処理係数)を各演算回路に対して
設定し得る機能を有する。また、このCPU20は前記
バスライン19を介してD/A変換器30aの出力を可
変させることにより前記増幅器22の増幅率(処理係数
の一つ)を可変させ得る機能を有し、同様に、CPU2
0は前記バスライン19を介してD/A変換器30bの
出力を可変させることにより前記A/D変換器23の基
準電圧Vref (処理係数の一つ)を可変させ得る機能を
有する。ここに、係数調整手段の機能が前記CPU20
により実行される。また、前記バスライン19上には不
揮発性RAM(NVRAM)31が接続され、前記CP
U20により書き込まれたデータを電源スイッチのオフ
後にも保持するように構成されている。
【0016】このような構成において、まず、CPU2
0によって実行される信号処理回路21に関する処理係
数の適正化動作(以下、自動調整動作という)について
説明する。自動調整動作は、当該画像読取部101が最
適な読取画像データを得るために、信号処理回路21中
の各電気的処理の処理係数を、装置特性の変化に合わせ
て自動的に調整するものであり、ここでは、説明を簡単
にするため、増幅器22の増幅率の調整例として、図5
を参照して説明する。
【0017】増幅率の調整は、光源7の温度特性や経時
劣化等により、その発光量が変化した場合でも、一定濃
度の原稿17を一定の画像データとして読み取れるよう
にするための調整である。まず、自動調整動作が開始さ
れると、光源7を点灯させるとともに走査光学系6によ
る読取位置が白色基準板13の位置となるように光源7
及び第1〜3ミラー8,9,10の位置をホームポジシ
ョンHPから移動させる(ステップS1)。次に、D/
A変換器30bに所定値Vref(n) を設定することによ
り、A/D変換器23の基準電圧Vref を決定する(S
2)。ここに、所定値Vref(n) は画像読取部101に
接続されたコントローラ103,104,105の種類
に応じて予め設定されている基準電圧値(処理係数基準
値)であり、後述するVref(COPY),Vref(FAX),Vref
(SCAN)の何れかに相当する。つづいて、D/A変換器3
0aに対して初期値G0 を設定することにより、増幅器
22の増幅率Gを初期値とする(S3)。このような設
定条件下で、CCD5により白色基準板13の読取動作
を行い、ピーク検出回路29によってピーク値Dmax を
得る(S4)。ここで、このピーク値Dmax が目標値D
ref (白色基準板13を読み取った場合に本来得られる
べきデータ)に対する許容範囲内(Dref ±1)にある
か否かを比較する(S5)。比較の結果、許容範囲内に
あれば、適正な増幅率であると判断して、光源7をオフ
し光源7及び第1〜第3ミラー8,9,10をホームポ
ジションHPに戻すことにより(S6)、自動調整動作
を終了する。一方、ピーク値Dmax が目標値Dref の許
容範囲内でない場合には、両者の差分から増幅率Gの増
減を算出してD/A変換器30aに設定する(S6)。
新たに設定する増幅率Gn+1 は、 Gn+1 =Gn +(Dref −Dmax )*K ただし、Gn ;現在の増幅率 K ;所定の定数 として計算される。新たな増幅率Gn+1 の設定後、再
度、ピーク検出動作を行って新たなピーク値Dmax を得
て(S4)、その値が目標値Dref の許容範囲内に収ま
るか否かを比較し(S5)、許容範囲内に収まるまで同
様の処理を繰り返すことにより増幅率Gの適正化がなさ
れる。目標値に達した場合の増幅率Gn はD/A変換器
30aから不揮発性RAM31に保存される。
【0018】ここに、本実施の形態では、画像読取部1
01に対してコントローラ103,104,105中の
何れか一つのみが接続される場合を想定しており、図5
に示すような自動調整動作に先立ち、ステップS2のた
めにCPU20によりコントローラ判別処理及び基準電
圧設定処理が実行される。図6のフローチャートにこの
処理例を示す。まず、画像読取部101に対して複写コ
ントローラ103が接続されているかを判断する(S1
1)。この判断処理は、例えば複写コントローラ103
に搭載されているCPUとのシリアル通信が正常に行わ
れた場合には接続されているものと判断でき、判別手段
の機能として実行される。複写コントローラ103が接
続されていると判断された場合には(S11のY)、複
写機能に最適な画像データを得るために予め設定された
A/D変換器20用の基準電圧値Vref(COPY) をD/A
変換器30bに設定し(S12)、図5中のステップS
3以降の自動調整動作を実行する(S17)。ここに、
ステップS12(=ステップS2)の処理が設定手段の
機能として実行される。
【0019】一方、複写コントローラ103が接続され
ていないと判断された場合には(S11のN)、画像読
取部101に対してファクシミリコントローラ104が
接続されているかを判断する(S13)。この判断処理
も、例えばファクシミリコントローラ104に搭載され
ているCPUとのシリアル通信が正常に行われた場合に
は接続されているものと判断でき、判別手段の機能とし
て実行される。ファクシミリコントローラ104が接続
されていると判断された場合には(S13のY)、ファ
クシミリ機能に最適な画像データを得るために予め設定
されたA/D変換器20用の基準電圧値Vref(FAX)をD
/A変換器30bに設定し(S14)、図5中のステッ
プS3以降の自動調整動作を実行する(S17)。ここ
に、ステップS14(=ステップS2)の処理が設定手
段の機能として実行される。
【0020】さらに、ファクシミリコントローラ104
が接続されていないと判断された場合には(S13の
N)、画像読取部101に対してイメージスキャナコン
トローラ105が接続されているかを判断する(S1
5)。この判断処理も、例えばイメージスキャナコント
ローラ105に搭載されているCPUとのシリアル通信
が正常に行われた場合には接続されているものと判断で
き、判別手段の機能として実行される。イメージスキャ
ナコントローラ105が接続されていると判断された場
合には(S15のY)、イメージスキャナ機能に最適な
画像データを得るために予め設定されたA/D変換器2
0用の基準電圧値Vref(SCAN) をD/A変換器30bに
設定し(S16)、図5中のステップS3以降の自動調
整動作を実行する(S17)。ここに、ステップS16
(=ステップS2)の処理が設定手段の機能として実行
される。
【0021】このようにして、画像読取部101に対し
て接続可能な全てのコントローラ103,104,10
5との接続判断を行い、接続が確認された場合には実際
に接続されているコントローラ103,104又は10
5による機能に最適な画像データを得るための基準電圧
値設定を経て自動調整動作を行わせることができる。
【0022】接続可能なコントローラ103,104,
105の何れもが接続されていない場合には、画像読取
部101が出力先を有しない状態であるので、装置の構
成不良と見做して(S18)、処理を終了する。
【0023】本発明の第二の実施の形態を図7及び図8
に基づいて説明する。前記実施の形態で示した部分と同
一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。自動
調整動作に先立つコントローラ判別処理及び基準電圧設
定処理に関して、前記実施の形態では、1つのコントロ
ーラ103,104又は105のみが接続されることを
想定したが、本実施の形態ではこれらのコントローラ1
03,104,105が1つ、2つ又は3つ接続された
場合を想定した処理とされている。
【0024】まず、画像読取部101に対して複写コン
トローラ103が接続されているかを判断する(S2
1)。この判断処理は、前記実施の形態の場合と同様に
行われ、判別手段の機能として実行される。複写コント
ローラ103が接続されていると判断された場合には
(S21のY)、複写機能に最適な画像データを得るた
めに予め設定されたA/D変換器20用の基準電圧値V
ref(COPY) をD/A変換器30bに設定する(S2
2)。ここに、ステップS22(=ステップS2)の処
理が設定手段の機能として実行される。引き続き、図5
中のステップS3以降の自動調整動作を実行する(S2
3)。この自動調整動作により、当該画像処理装置がデ
ジタル複写機として最適な画像データを得るための増幅
率G(COPY)がGnとして得られるが、この増幅率G(COP
Y)が不揮発性RAM31に保存される(S24)。
【0025】続いて、画像読取部101に対してファク
シミリコントローラ104が接続されているかを判断す
る(S25)。この判断処理は、前記実施の形態の場合
と同様に行われ、判別手段の機能として実行される。フ
ァクシミリコントローラ104が接続されていると判断
された場合には(S25のY)、ファクシリ機能に最適
な画像データを得るために予め設定されたA/D変換器
20用の基準電圧値Vref(FAX)をD/A変換器30bに
設定する(S26)。ここに、ステップS26(=ステ
ップS2)の処理が設定手段の機能として実行される。
引き続き、図5中のステップS3以降の自動調整動作を
実行する(S27)。この自動調整動作により、当該画
像処理装置がファクシミリとして最適な画像データを得
るための増幅率G(FAX) がGn として得られるが、この
増幅率G(FAX) が不揮発性RAM31に保存される(S
28)。
【0026】さらに、画像読取部101に対してイメー
ジスキャナコントローラ105が接続されているかを判
断する(S29)。この判断処理は、前記実施の形態の
場合と同様に行われ、判別手段の機能として実行され
る。イメージスキャナコントローラ105が接続されて
いると判断された場合には(S29のY)、イメージス
キャナ機能に最適な画像データを得るために予め設定さ
れたA/D変換器20用の基準電圧値Vref(SCAN) をD
/A変換器30bに設定する(S30)。ここに、ステ
ップS30(=ステップS2)の処理が設定手段の機能
として実行される。引き続き、図5中のステップS3以
降の自動調整動作を実行する(S31)。この自動調整
動作により、当該画像処理装置がイメージスキャナとし
て最適な画像データを得るための増幅率G(SCAN)がGn
として得られるが、この増幅率G(SCAN) が不揮発性R
AM31に保存される(S32)。
【0027】このようにして、画像読取部101に対し
て接続可能な全てのコントローラ103,104,10
5との接続判断を行い、接続が確認された場合にはその
都度接続されているコントローラ103,104又は1
05による機能に最適な画像データを得るための基準電
圧値設定を経て自動調整動作を行ってから、次のコント
ローラの接続判断に移行することになり、2つ以上のコ
ントローラが接続されている場合にも適正に対処するこ
とができる。
【0028】何れにしても、少なくとも1つのコントロ
ーラ103,104又は105が接続されていたと判断
された場合には(S33のY)、正常状態でそのまま処
理を終了するが、接続可能なコントローラ103,10
4,105の何れもが接続されていない場合には(S3
3のN)、画像読取部101が出力先を有しない状態で
あるので、装置の構成不良と見做して(S34)、処理
を終了する。
【0029】次に、このような自動調整動作が行われた
後の実際の読取動作開始時にCPU20により実行され
る処理について図8に示すフローチャートを参照して説
明する。画像読取部101は接続されているコントロー
ラ103,104又は105中の何れかのコントローラ
から読取要求があった場合に原稿画像読取処理を行う
(S41のY)。ここに、読取要求があった場合には、
その要求元が判別される(S42)。判別の結果、複写
コントローラ103から読取要求があった場合に、D/
A変換器30a,30bに複写機能用の増幅率G(COP
Y)、基準電圧Vref(COPY) を各々設定し(S43)、読
取を開始させる(S46)。ファクシミリコントローラ
104から読取要求があった場合に、D/A変換器30
a,30bにファクシミリ機能用の増幅率G(FAX)、基
準電圧Vref(FAX)を各々設定し(S44)、読取を開始
させる(S46)。イメージスキャナコントローラ10
5から読取要求があった場合に、D/A変換器30a,
30bにイメージスキャナ用の増幅率G(SCAN)、基準電
圧Vref(SCAN) を各々設定し(S45)、読取を開始さ
せる(S46)。増幅率G(COPY),G(FAX) ,G(SCAN)
は各々自動調整動作で求められて不揮発性RAM31に
保存された値であり、基準電圧Vref(COPY) ,Vref(FA
X) ,Vref(SCAN) は予め設定された値である。このよ
うにして、読取要求のあった要求元の機能に応じた設定
状態で原稿画像の読取動作が行われる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、信号処理
回路の出力側に接続可能な複数種類の異機能処理部に関
して実際に接続されている少なくとも1つの異機能処理
部の種類を判別する判別手段と、各異機能処理部毎に予
め設定されている処理係数基準値から判別手段の判別結
果に応じて選択された処理係数基準値を係数調整手段に
設定する設定手段とを備えることで、現に信号処理回路
の出力側に接続されている異機能処理部に応じた処理係
数基準値を用いて処理係数の適正化を行い電気的な処理
に供するようにしたので、固体撮像素子ないしは信号処
理回路を共用して任意に複写機能、ファクシミリ機能或
いはイメージスキャナ機能を持たせる構成であっても、
各異機能処理部に適した最適な読取画像データを得るこ
とができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像処理装置において、判別手段により2種類以上
の異機能処理部が接続されていることが判別された場
合、設定手段は各々の異機能処理部用の処理係数基準値
を選択して係数調整手段に設定し、係数調整手段は各処
理係数基準値毎に処理係数の適正化処理を行うようにし
たので、現に信号処理回路の出力側に接続されている異
機能処理部が複数の場合であっても各々の処理係数基準
値を用いることでその状況に応じた最適な読取画像デー
タを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のデジタル複合機構
成例を示すブロック図である。
【図2】その画像読取部を示す概略構成図である。
【図3】画像処理回路を中心に示すブロック図である。
【図4】ピーク検出回路により検出される最大値の意味
を示す特性図である。
【図5】増幅率に関する自動調整動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】コントローラ判別処理等を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の第二の実施の形態のコントローラ判別
処理等を示すフローチャートである。
【図8】画像読取開始時の処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
5 固体撮像素子 21 信号処理回路 103,104,105 異機能処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に読み取った原稿画像情報を電気
    的なアナログ信号に変換する固体撮像素子と、 この固体撮像素子から出力されるアナログ信号に対して
    所定の電気的な処理を施す信号処理回路と、 この信号処理回路による電気的な処理のための処理係数
    を適正化する係数調整手段と、 前記信号処理回路の出力側に接続可能な複数種類の異機
    能処理部に関して実際に接続されている少なくとも1つ
    の異機能処理部の種類を判別する判別手段と、 各異機能処理部毎に予め設定されている処理係数基準値
    から前記判別手段の判別結果に応じて選択された処理係
    数基準値を前記係数調整手段に設定する設定手段と、を
    備える画像処理装置。
  2. 【請求項2】 判別手段により2種類以上の異機能処理
    部が接続されていることが判別された場合、設定手段は
    各々の異機能処理部用の処理係数基準値を選択して係数
    調整手段に設定し、係数調整手段は各処理係数基準値毎
    に処理係数の適正化処理を行う請求項1記載の画像処理
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009200700A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Pfu Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
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