JPH11215745A - 電動モータ及びステータコアの形成方法 - Google Patents

電動モータ及びステータコアの形成方法

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JPH11215745A
JPH11215745A JP10008775A JP877598A JPH11215745A JP H11215745 A JPH11215745 A JP H11215745A JP 10008775 A JP10008775 A JP 10008775A JP 877598 A JP877598 A JP 877598A JP H11215745 A JPH11215745 A JP H11215745A
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stator core
stator
casing
reference hole
rotor
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JP10008775A
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Masahiko Kurosawa
雅彦 黒澤
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Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータを精度良く丸められると同時に固
定、位置決めを行うことが可能な電動モータ及びステー
タコアの形成方法を提供すること。 【解決手段】 ケーシング2に取り付けられたステータ
3と、このステータ3に同軸的に取り付けられたロータ
7と、このロータ7に取り付けられた回転軸6とを備え
た電動モータ20において、ステータ3は、ケーシング
2の内周側に取り付けられるティース11を有するステ
ータコア4と、ステータコア4のティース11同士の間
に形成され、ケーシング2の内径側に向かうにつれて幅
広に設けられた切り込み12と、切り込み12の外径側
端部に形成された基準孔32と、上記基準孔32に挿通
されるこの基準孔32に対応した外径を有する挿通部材
33と、を具備することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動モータ及びステ
ータコアの形成方法に関し、特に精度良くステータコア
を折り曲げて形成することが可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】図4にブラシレスDCモータの要部を示
す。ステータ3は、帯状のバックヨーク10を環状に変
形させることにより形成されたステータコア4を備えて
いる。このステータコア(ストレートコア)4には、帯
状のバックヨーク10から径方向に向かい延出した複数
のティース11が設けられている。ティース11相互間
には切り込み12が設けられた折曲部13が形成されて
いる。この切り込み12の先端には円孔状の逃がし部1
4が形成されている。
【0003】このステータコア4は、図5に示すように
板材をプレス加工した打ち抜き部材15を複数枚積層
し、折曲部13において折り曲げることにより環状に変
形して形成され、これによって切り込み12が閉じられ
るようになっている。また、バックヨーク10の他方の
長辺側においてティース11に対応する部位16はケー
シング2の軸心線を中心点とする円弧状に形成されてい
る。
【0004】また、被絶縁体であるステータコア4の表
面にエポキシなどの絶縁性の粉体を付着させ、この粉体
を加熱硬化させることによって電気的な絶縁を施す粉体
絶縁が一般に行われている。これは、熱硬化性エポキシ
のパウダー(粉体)を被絶縁体に付着させ、これを加熱
硬化させることによって被絶縁体の表面にエポキシの膜
を形成し、電気的な絶縁を施すことである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のブラ
シレスDCモータにおいては、以下のような欠点を有し
ていた。すなわち、逃がし部14は空洞状に設けられて
いるため、ステータコア4を丸めるに際しては、設計上
の曲げの基準点である逃がし部14では曲がらなく、折
曲部13の外側寄りで曲げられる傾向がある。そのた
め、ステータコア4を精度良く丸めることができない、
といった不具合が発生している。
【0006】また、上記被絶縁体の表面にエポキシの粉
体を付着させて加熱硬化によって表面にエポキシの膜を
形成する場合には、絶縁皮膜は形成できるものの、それ
自体で特定の形状を有する構造体を形成することは難し
くなっている。すなわちエポキシのパウダーを用いるの
みでは、特定形状を形成することは困難となっている。
【0007】このため、形状の自由度が小さく、被絶縁
体の形状に大きく左右されるものとなっている。本発明
は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とす
るところは、ステータを精度良く丸められると同時に固
定、位置決めを行うことが可能な電動モータ及びステー
タコアの形成方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1記載の発明は、ケーシングに
取り付けられたステータと、このステータに同軸的に取
り付けられたロータと、このロータに取り付けられた回
転軸とを備えた電動モータにおいて、上記ステータは、
上記ケーシングの内周側に取り付けられるティースを有
するステータコアと、上記ステータコアのティース同士
の間に形成され、上記ケーシングの内径側に向かうにつ
れて幅広に設けられた切り込みと、上記切り込みの外径
側端部に形成された基準孔と、上記基準孔に挿通される
この基準孔に対応した外径を有する挿通部材とを具備す
るようにした。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1に記載さ
れた発明において、上記挿通部材は、その一端側にステ
ータコアから突出した突出部を備え、上記突出部には電
子部品取付け部材が取り付けられている。
【0010】請求項3記載の発明は、ケーシングに取り
付けられると共に、ティース同士の間に切り込みが形成
されてその切り込みの外径側端部に基準孔が形成された
ステータコアを形成するステータコアの形成方法におい
て、上記基準孔に挿通部材を挿通させる挿通工程と、上
記挿通部材を中心としてステータコアを折り曲げて略円
筒形状に形成する折り曲げ工程とを具備するようにし
た。
【0011】請求項1の発明によると、切り込みの外径
端部側に形成された基準孔と、基準孔に挿通されるこの
基準孔に対応した外径を有する挿通部材と、を具備した
ので、この挿通部材を基準としてステータコアが折り曲
げられるようになる。このため、ステータコアを挿通部
材を基準として精度良く折り曲げることが可能となる。
【0012】請求項2の発明によると、挿通部材は、そ
の一端側にステータコアから突出した突出部を備え、突
出部には電子部品取付け部材が取り付けられるため、電
子部品を取り付けるための支持部材を別途設ける必要が
なく、挿通部材を利用することで構成を簡素化すること
が可能となる。
【0013】請求項3の発明によると、基準孔に挿通部
材を挿通させ、挿通部材を中心としてステータコアを折
り曲げて略円筒形状に形成したので、ステータコアの折
り曲げを精度良く行うことが可能となる。このため、精
度良くステータコアを丸めることで特性の良好な電動モ
ータとすることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1ないし図3に基づいて説明する。本発明のブ
ラシレスDCモータ20は、図3に示すように外部を有
底筒状のケーシング2に覆われており、このケーシング
2の内周側にステータ3が取り付けられている。このス
テータ3は、ケーシング2の内壁面に取り付けられたス
テータコア4と、このステータコア4に取り付けられた
コイル5より構成されている。
【0015】ステータ3内部には、ケーシング2の中心
軸線に回転中心が一致するように回転軸6が回動自在に
取り付けられている。そして、この回転軸6にはロータ
7が取り付けられている。このロータ7は、ロータヨー
ク8と、このロータヨーク8の外周側に、例えば4枚所
定間隔ごとに配置されてなる永久磁石9とより構成され
ている。
【0016】ステータコア4は、プレス加工により形成
された板状の打ち抜き部材15を複数積層して形成され
たものを折曲部13において折り曲げて環状に形成して
いる。
【0017】ケーシング2の底部21には、所定の内径
を有して外方に突出するように設けられた係合部22が
形成されており、またこのケーシング2の開放端部に
は、フランジ部23が形成されている。
【0018】係合部22には、ベアリングなどの軸受2
4が嵌め込まれている。そしてこの軸受24には、回転
軸6が嵌め合わされ、このケーシング2の中心軸と回転
軸6の軸心Cとが一致している。
【0019】フランジ部23には、外壁としてのモータ
フランジ25がボルト等によってフランジ部23に固定
されている。このモータフランジ25にも軸受26が嵌
め合わされる係合部27が形成されていて、また、ケー
シング2の中心軸に沿って回転軸6を挿通させるための
挿通孔28が形成されている。これによって、回転軸6
は他端側を外方の従動機構に連結して駆動力を伝達可能
としている。
【0020】ステータコア4は、帯状から環状に変形形
成されたバックヨーク10を備えている。このバックヨ
ーク10からケーシング2の中心に向かって複数のティ
ース11が突出形成されている。このティース11は、
コイル5を巻き付ける巻付け部30と、内径側端部側が
この巻付け部30よりも断面積が広く形成されていてロ
ータ7に対向して設けられた対向部31となっている。
【0021】このステータコア4の隣り合うティース1
1の間の位置には、切り込み12が形成されている。こ
の切り込み12は、バックヨーク10を折り曲げた場合
に形成すべきステータコア4の半径に対応した切り込み
角度で形成されており、さらにこの切り込み12のステ
ータコア4の径方向外方端部には基準孔32が形成され
ている。すなわち、この基準孔32を中心として、切り
込み12がスカート状に形成されている。この基準孔3
2は、所定の内径を有するように形成されていて、図3
に示すバックヨーク10の回転軸6と平行な方向に沿っ
て一端から他端に向かい貫通するように形成されてい
る。
【0022】基準孔32には、挿通部材である硬鋼線3
3が差し込まれる。この硬鋼線33は、基準孔32の一
端から他端に渡って貫通する以上の長さを有して設けら
れている。さらにモータフランジ25側は、所定の長さ
だけ突出した部品支持部34となっている。この部品支
持部34には、プリント基板35がモータフランジ25
側の先端側で取り付けられ、さらにこのプリント基板3
5には、例えばホールIC36などの電子部品が取り付
けられていて、ロータ7の回転位置を検出可能としてい
る。
【0023】対向部31の径方向内方側には、ロータ7
が対向して設けられている。ロータ7は、例えば軟鋼を
材質とするロータヨーク8と、このロータヨーク8の外
周部に配置された永久磁石9を備えて回転軸6の外周に
取り付けられている。この永久磁石9は、ロータヨーク
8の外周に沿ってN極及びS極が例えば2枚ずつ交互に
密着して取り付けられる構成となっている。
【0024】この部品支持部34にプリント基板35を
係止させるためには、プリント基板35へ部品支持部3
4を貫通させた後に半田付けする方法、あるいは単なる
圧入、または部品支持部34をプレス成形によって偏平
形状あるいは十字形状に形成した後に圧入する方法等の
各種方法またはこれ以外の方法によっても係止可能とな
っている。
【0025】なお、部品支持部34には、プリント基板
35を取り付けずに、例えば樹脂製のブスバーホルダ等
を取り付ける構成としても構わない。以上のような構成
を有するブラシレスDCモータ20のステータコア4を
丸めるには、基準孔32に硬鋼線33を差し込んだ後
に、切り込み12の側辺12a同士が密着するまで折り
曲げる。すると、このステータコア4は、硬鋼線33の
中心点(基準孔32の中心点)を中心として折り曲げら
れる。
【0026】また、この折り曲げが終了した後に、ケー
シング2の内部にステータコア4を取り付け、この後に
ロータ7やモータフランジ25、あるいは回転軸6等を
取り付ける。このようにしてブラシレスDCモータ20
を形成することが可能となっている。
【0027】このような構成のブラシレスDCモータ2
0では、基準孔32に硬鋼線33を差し込んだ後にステ
ータコア4を折り曲げて丸めている。このため、差し込
まれた基準孔32の中心点を基準として精度良くステー
タコア4を丸めることが可能となる。すなわち、折り曲
げの中心点がバックヨーク10外方側に移動してずれる
ことがない。
【0028】また、このように精度良くステータコア4
を丸めて形成することで、特性の良好なブラシレスDC
モータ20を形成することが可能となる。さらに硬鋼線
33は、モータフランジ25側が所定の長さだけ突出し
た部品支持部34となっているため、例えばホールIC
36などの電子部品を取り付けるためのプリント基板等
を支持する支持部材を別途設ける必要がなくなる。この
ため、構成を簡略化することが可能となっている。
【0029】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となってい
る。例えば、上記実施の形態では、ブラシレスDCモー
タ20について適用した場合について述べたが、本発明
はこれ以外の電動モータに適用可能なことは勿論であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、挿通部材を基準としてステータコアが折り
曲げられるようになる。このため、ステータコアを挿通
部材を基準として精度良く折り曲げることが可能とな
る。
【0031】請求項2記載の発明によれば、ホールIC
などの電子部品を取り付けるためのプリント基板を支持
する支持部材を別途設ける必要がなく、挿通部材を利用
することで構成を簡素化することが可能となる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、ステータコ
アの折り曲げを精度良く行うことが可能となる。このた
め、精度良くステータコアを丸めることで特性の良好な
電動モータとすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わるストレートコア
の構成を示す部分断面図。
【図2】同実施の形態に係わるストレートコアの形状を
示す部分斜視図。
【図3】同実施の形態に係わるブラシレスDCモータの
構成を示す側断面図。
【図4】従来のブラシレスDCモータの構成を示す正面
図。
【図5】従来のステータコアの打ち抜き部材の構成を示
す側面図。
【符号の説明】
2…ケーシング 4…ステータコア 5…コイル 6…回転軸 7…ロータ 8…ロータヨーク 10…バックヨーク 11…ティース 12…切り込み 25…モータフランジ 32…基準孔 33…硬鋼線 34…部品支持部 35…プリント基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングに取り付けられたステータと、
    このステータに同軸的に取り付けられたロータと、この
    ロータに取り付けられた回転軸とを備えた電動モータに
    おいて、 上記ステータは、上記ケーシングの内周側に取り付けら
    れるティースを有するステータコアと、 上記ステータコアのティース同士の間に形成され、上記
    ケーシングの内径側に向かうにつれて幅広に設けられた
    切り込みと、 上記切り込みの外径側端部に形成された基準孔と、 上記基準孔に挿通されるこの基準孔に対応した外径を有
    する挿通部材と、 を具備することを特徴とする電動モータ。
  2. 【請求項2】上記挿通部材は、その一端側にステータコ
    アから突出した突出部を備え、上記突出部には電子部品
    取付け部材が取り付けられることを特徴とする請求項1
    記載の電動モータ。
  3. 【請求項3】ケーシングに取り付けられると共に、ティ
    ース同士の間に切り込みが形成されてその切り込みの外
    径側端部に基準孔が形成されたステータコアを形成する
    ステータコアの形成方法において、 上記基準孔に挿通部材を挿通させる挿通工程と、 上記挿通部材を中心としてステータコアを折り曲げて略
    円筒形状に形成する折り曲げ工程と、 を具備することを特徴とするステータコアの形成方法。
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