JPH11215954A - 薄層スナックの製造方法 - Google Patents

薄層スナックの製造方法

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JPH11215954A
JPH11215954A JP10018499A JP1849998A JPH11215954A JP H11215954 A JPH11215954 A JP H11215954A JP 10018499 A JP10018499 A JP 10018499A JP 1849998 A JP1849998 A JP 1849998A JP H11215954 A JPH11215954 A JP H11215954A
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JP
Japan
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dough
snack
thin
yeast
sheet
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JP10018499A
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English (en)
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Naomi Sasaki
直美 佐々木
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House Foods Corp
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House Foods Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、薄層スナックの製造方法に関し、
詳細には小麦粉、油脂を主成分とし、イースト菌、蛋白
分解酵素、膨張剤の1種以上を添加・混合して得られた
生地からシート成形、焼成によって得られる薄層スナッ
クの食感を軽くて歯切れのよいものにするための方法に
関する。 【解決手段】 小麦粉、油脂を主成分とし、イースト
菌、蛋白分解酵素、膨張剤の1種以上を添加・混合して
得られた生地を必要に応じてガス抜きした後、生地を重
ね折りし、その後シート成形し当該シートに穿孔を施し
た後に加熱により表面の一部に火膨れを起こさせる焼成
処理を施すことを特徴とする薄層スナックの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄層スナックの製
造方法に関し、詳細には小麦粉、油脂を主成分とし、イ
ースト菌、蛋白分解酵素、膨張剤の1種以上を添加・混
合して得られた生地からシート成形、焼成によって得ら
れる薄層スナックの食感を軽くて歯切れのよいものにす
るための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より小麦粉、油脂を主成分とし、発
酵、シート成形、焼成によってスナックを製造する方法
はある。例えば、小麦粉、糖類、油脂にパン酵母更に必
要により卵、乳製品、水、食塩、香料、イーストフード
等の1種または2種以上を加えてなり、且つ得られるビ
スケット生地の水分10〜23重量%、糖分が13〜3
6重量%となるように配合を決定したビスケット原料の
うち、先ず(a)小麦粉及び/又は糖類とパン酵母を含
有すること、(b)水分活性値が0.93以上であるこ
と、(c)ビスケット原料全体の10重量%以上である
こと、以上(a)〜(c)の条件を満足するように選択
されたイースト発酵原料と残りのビスケット原料とを混
合してビスケット生地を調整し、次いで該ビスケット生
地を適宜計上に成形した後、該ビスケット生地を焼成す
ることを特徴とするパン風味を有するビスケットの製造
法がある(特開昭63−240741号)。
【0003】また、特開平4−27344号には、小麦
粉、砂糖、油脂、水、膨張剤及びイーストを原料とする
焼成済みイースト発酵製品であって、水分含量が5〜1
5重量%でかつ水分活性が0.4〜0.8であることを
特徴とするスナック食品用半製品に関する技術が開示さ
れている。しかし、上記いずれの技術も本発明が求める
ような薄層のスナックとは異なるものである。
【0004】本発明のような薄層スナックの例として
は、クラッカーがある。しかし、通常知られているクラ
ッカーは比較的歯ごたえの強い食感であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、小麦粉、油
脂を主成分とし、イースト菌、蛋白分解酵素、膨張剤の
1種以上を添加・混合して得られた生地からシート成
形、焼成によって得られる薄層スナックの食感を軽くて
歯切れのよいものにするための方法の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の実施態様
は小麦粉、油脂を主成分とし、イースト菌、蛋白分解酵
素、膨張剤の1種以上を添加・混合して得られた生地を
必要に応じて押圧処理によりガス抜きした後、生地を重
ね折りし、その後シート成形し当該シートに穿孔を施し
た後に加熱により表面の一部に火膨れを起こさせる焼成
処理を施すことを特徴とする薄層スナックの製造方法で
ある。本発明の第2の実施態様は、焼成前のシートの厚
さが0.5〜1.5mmであることを特徴とする第1の
実施態様記載の薄層スナックの製造方法である。本発明
の第3の実施態様は、焼成工程が2段階加熱以上である
ことを特徴とする第1の実施態様記載の薄層スナックの
製造方法である。本発明の第4の実施態様は、焼成工程
が3段階加熱で、その焼成条件が、第1段階:210°
C以上で2〜3分間、第2段階:140〜180°Cで
2〜5分間、第3段階:100〜120°Cで5〜20
分間であることを特徴とする第1の実施態様記載の薄層
スナックの製造方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においては、まず、小麦粉
と油脂を混合し、更にイースト菌、蛋白分解酵素、膨張
剤の1種以上、水、化工澱粉、その他の原料を混合して
生地を得る。
【0008】 小麦粉としては、特に限定されるもので
はなく、パンやクッキー等で使用されているものでよ
い。その使用量は5〜60重量%、好ましくは10〜4
0重量%でよく、その量が少ないと最終製品が脆い組織
となり、本発明の目的とする薄層状で且つ軽くて歯切れ
のよい食感の薄層スナックを得ることが困難になってく
る。反対にその量が多いと粉っぽい食感のものになって
くる。
【0009】油脂としては、バター、マーガリン、ショ
ートニング等を例示することができるが、風味、食感、
保存性の点からショートニングまたはショートニングと
バターの併用が好ましい。使用量としては2〜30重量
%、好ましくは4〜15重量%でよく、その量が少ない
と最終製品が口溶けの悪い食感となり、反対にその量が
多いと油っぽい食感となり、火膨れが生じ難くなってく
る。
【0010】イースト菌、パパインに代表される蛋白分
解酵素、重曹に代表される膨張剤の作用は最小製品の風
味とクラッカーのようなパリッパリッ感を出すためであ
る。その使用に当たっては、イースト菌、蛋白分解酵
素、膨張剤の1種以上を添加するが、上記作用を効果的
にするためには、イースト菌を使用することが最も好ま
しく、イースト菌を単独で、またはイースト菌と蛋白分
解酵素、膨張剤の組み合わせで使用することが望まし
い。
【0011】イースト菌の添加に当たっては、予めイー
スト菌と水を混合しておくことが好ましい。これによっ
て、生地への均一分散をより効果的に行なうことができ
る。この際、砂糖を添加してもよく、これにより砂糖が
イースト菌の栄養源となり発酵が促進されて結果的に発
酵時間が短縮されることになる。また、発酵による風味
改善効果も期待できる。使用する砂糖としては、上白
糖、グラニュー糖、粉糖、三温糖、黒糖が例示できる。
そして、発酵処理の条件としては、温度:20〜40°
C、相対湿度:70〜90%、時間:2〜20時間とい
う条件を例示することができる。
【0012】また、化工澱粉を添加することによって、
最終製品の食感をより軽くて歯切れのよいものにするこ
とができる。使用し得る化工澱粉としては、リン酸架橋
澱粉、酢酸アセチル化澱粉、湿熱処理澱粉、ハイアミロ
ースが好ましく、特に酢酸アセチル化澱粉、湿熱処理澱
粉が最もよい。その使用量としては10〜30重量%で
あることが好ましい。
【0013】その後、生地を重ね折りするが、発酵処理
等により生地が多くのガスを含んでいる場合には、予め
押圧等の手段によりガス抜きしておく。生地を重ね折り
する手段は特に限定されないが、重ね折りに当たっては
三つ折りにすることが好ましく、これによって後工程の
焼成時の膨らみを安定的に行なうことができる。
【0014】重ね折りした生地は必要に応じてテンパリ
ング処理した後、シート成形により0.5〜1.5m
m、好ましくは0.7〜1.1mmの厚さのシート状に
圧延する。シート厚が0.5mmよりも薄くなり過ぎる
と後工程の焼成工程での火膨れが生じ難くなり本発明の
目的とする食感を有するスナックを得ることが困難とな
り、反対にシート厚が1.5mmよりも厚くなり過ぎる
と食感が硬いものになり上記と同様に本発明の目的とす
る食感を有するスナックを得ることが困難となる。
【0015】次に、得られたシートを適宜方法により型
抜きした後、シートに穿孔を施して後工程での焼成時に
シート全体に火膨れが起きないようにする。すなわち、
シート表面に部分的な膨らみを形成させることによっ
て、軽くて歯切れのよい食感にするためである。従っ
て、穿孔数の大小は求めるスナックの食感によって実施
者が適宜決定すればよい。
【0016】また、穿孔の大きさは特に限定されるもの
ではないが、穿孔が大きくなり過ぎると表面の火膨れが
少なくなり、軽くて歯切れのよい食感のものが得られ難
くなるという問題があり、反対に穿孔が小さくなり過ぎ
ると表面の火膨れが大きくなり過ぎて結果的に軽くて歯
切れのよい食感のものは得られるものの崩れ易いものに
なってしまうという問題が発生することがあり、従っ
て、穿孔の大きさとしては直径0.5〜5mmであるこ
とが望ましい。
【0017】次に、上記生地を焼成して本発明の目的と
する薄層スナックを得る。この焼成工程において、生地
の表面の一部に火膨れを起こさせ、これによって最終製
品である薄層スナックの食感を軽くて歯切れのよいもの
にする。当該焼成工程を2段階以上とすることにより、
食感をより軽くて歯切れのよいものにすることができ、
第1段階の焼成で生地に膨らみを形成し、第2段階の焼
成で生地を乾燥する。
【0018】焼成工程を3段階とした場合、第2段階の
焼成での乾燥時に水分含量をより少なくしてより軽い食
感を付与させようとした場合に、焦げが発生し易くな
る。この場合、焼成工程を3段階とし、第3段階の焼成
でさらに乾燥することにより、乾燥時の焦げを抑制して
水分含量をより少なくすることができ、最終製品により
軽い食感を付与させることができる。
【0019】この際の焼成条件としては、第1段階:2
10°C以上で2〜3分間、第2段階:140〜180
°Cで2〜5分間、第3段階:100〜120°Cで5
〜20分間を例示することができる。焼成によって得ら
れる薄層スナックの水分含量は1〜4重量%を例示する
ことができる。
【0020】
【実施例】
【実施例1】小麦粉35重量部、化工澱粉(酢酸アセチ
ル化澱粉、湿熱処理澱粉の混合物)20重量部、膨張剤
(リン酸二水素ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、L−
酒石酸水素ナトリウムの混合物)1.2重量部、チーズ
ペースト16重量部、水15重量部、塩0.5重量部、
ショートニング6重量部を混合し、これにドライイース
ト0.2重量部、上白糖0.1重量部、水6重量部をあ
らかじめ混合しておいたものを添加・混合して生地を作
る。その後、温度:30°C、相対湿度:90%、時
間:4時間の条件で発酵処理した。よって得られた発酵
生地を押圧してガス抜きした後三つ折りして冷蔵庫で3
0分間テンパリング処理を施し、0.8mm厚のシーー
トに成形した。その後、型抜きをし直径2mmの穿孔を
3ケ施した後、3段階で焼成処理をして薄層スナックを
得た。なお、3段階の焼成処理条件は、第1段階:22
5°C、2分30秒、第2段階:150°C、3分30
秒、第3段階:100°C、10分であった。よって得
られた薄層スナックは表面の一部に適度の膨らみがあ
り、パリッパリッとした軽くて歯切れのよい食感を有し
ていた。
【0021】
【実施例2】全粒粉35重量部、化工澱粉20重量部、
トマトペースト20重量部、水10重量部、塩0.5重
量部、ショートニング5重量部、バター2重量部を混合
し、これにドライイースト0.2重量部、上白糖0.1
重量部、水6重量部をあらかじめ混合しておいたものを
添加・混合して生地を作る。その後、温度:30°C、
相対湿度:90%、時間:4時間の条件で発酵処理し
た。よって得られた発酵生地を押圧してガス抜きした後
三つ折りして冷蔵庫で30分間テンパリング処理を施
し、1.0mm厚のシーートに成形した。その後、型抜
きをし直径2mmの穿孔を3ケ施した後、3段階で焼成
処理をして薄層スナックを得た。なお、3段階の焼成処
理条件は、第1段階:225°C、2分30秒、第2段
階:150°C、3分30秒、第3段階:100°C、
10分であった。よって得られた薄層スナックは実施例
1と同様に表面の一部に適度の膨らみがあり、パリッパ
リッとした軽くて歯切れのよい食感を有していた。
【0022】
【発明の効果】本発明の方法によると、小麦粉、油脂を
主成分とした薄層スナックで、その表面の一部に膨らみ
を持たせることにより、食感が軽くて歯切れのよい薄層
スナックを得ることができる。
【0023】当該薄層スナックの焼成工程を2段階以上
とすることによって、第1段階で生地に膨らみを持た
せ、第2段階以降で薄層スナックの水分含量を少なくす
ることができるために、より食感が軽くて歯切れのよい
薄層スナックを得ることができる。
【0024】また、上記焼成工程を3段階とすることに
よって、第3段階の焼成で乾燥時の焦げを抑制しながら
さらに乾燥して水分含量をより少なくすることができ、
最終製品により軽い食感を付与させることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉、油脂を主成分とし、イースト
    菌、蛋白分解酵素、膨張剤の1種以上を添加・混合して
    得られた生地を必要に応じてガス抜きした後、生地を重
    ね折りし、その後シート成形し当該シートに穿孔を施し
    た後に加熱により表面の一部に火膨れを起こさせる焼成
    処理を施すことを特徴とする薄層スナックの製造方法。
  2. 【請求項2】 焼成前のシートの厚さが0.5〜1.5
    mmであることを特徴とする請求項1記載の薄層スナッ
    クの製造方法。
  3. 【請求項3】 焼成工程が2段階加熱以上であることを
    特徴とする請求項1記載の薄層スナックの製造方法。
  4. 【請求項4】 焼成工程が3段階加熱であることを特徴
    とする請求項1記載の薄層スナックの製造方法。
  5. 【請求項5】 3段階加熱による焼成条件が、第1段
    階:210°C以上で2〜3分間、第2段階:140〜
    180°Cで2〜5分間、第3段階:100〜120°
    Cで5〜20分間であることを特徴とする請求項1記載
    の薄層スナックの製造方法。
JP10018499A 1998-01-30 1998-01-30 薄層スナックの製造方法 Pending JPH11215954A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136479A (ja) * 2006-11-06 2008-06-19 Ezaki Glico Co Ltd 焼き菓子
JP2011254812A (ja) * 2010-05-14 2011-12-22 Minakawa Shoten:Kk 収縮具材と可食部からなるスナック菓子、及びその製造方法

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