JPH11215977A - コーヒーたばこ - Google Patents

コーヒーたばこ

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JPH11215977A
JPH11215977A JP5407798A JP5407798A JPH11215977A JP H11215977 A JPH11215977 A JP H11215977A JP 5407798 A JP5407798 A JP 5407798A JP 5407798 A JP5407798 A JP 5407798A JP H11215977 A JPH11215977 A JP H11215977A
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coffee
tobacco
nicotine
cigarette
cancer
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JP5407798A
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Kayoko Sora
カヨ子 曽良
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 たばこの香喫味を害することなく、たばこの
煙に含まれる有害物質を除去し、かつ、体内に吸入され
た有害成分を、コーヒー成分のもつ薬理作用で抑制しよ
うとするたばこの提供。 【解決手段】 たばこの葉の中に、またはフィルター
に、コーヒーの微粒子を混入・添加するか、或いはコー
ヒー成分を添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たばこの改質、改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たばこの煙は2,000種類以上の化学
物質が含まれており、その内約200種類の有害物質、
40種類以上の発癌性物質が知られている。このため、
最近のたばこは、喫煙が健康に及ぼす害を軽減せしめる
ため、低タール、低ニコチン化の傾向にある。タールと
ニコチンを抑える方法として、(A)、たばこの葉を改
良して低ニコチンの葉をつくる、(B)、たばこにフィ
ルターをつける、(C)、フィルターに活性炭を添加す
る、(D)、フィルターのまわりにミシン目を入れて、
たばこを吸ったときミシン目を通して外部から空気を取
り入れ、たばこの煙を薄くする、などの方法が取られて
いる。 (1).これらの方法はいづれもたばこの香喫味を損な
う。たばこの香喫味の内、最大要因のものはニコチンで
あり、低ニコチンのたばこは物足らなく感じ、喫煙者は
結局喫煙本数を増やすことになり、その結果ニコチンの
体内摂取量は変わらないばかりか、喫煙本数の増加によ
って他の有害物質、一酸化炭素、過酸化窒素、ホルムア
ルデヒド等の体内摂取量が増加する。 (2).最近のたばこは、低タール、低ニコチン化によ
る香喫味の低下を補うために、例外なく香料を添加して
いるが、この香料がたばこの燃焼のときに、人体の健康
上有害な化合物を生成しない、という何の保証もない。 (3).フィルターに活性炭を添加すると、チャコール
臭さが発生する。このため、アメリカなどではチャコー
ル・フィルターつきたばこがよく売れない原因となって
いる。 (4).従来のたばこは、これを吸ったとき、喉につん
とくる強い刺激を受ける。これは一酸化炭素、アンモニ
ア、及び、ホルムアルデヒドなどのアルデヒド類が呼吸
器官の粘膜を刺激するためである。 (5).前述の(A)、(B)、(C)、(D)、の方
法では、いづれもたばこの燃焼のときに発生する有害物
質が体内に摂取される前の体外における予防的処方であ
るが、従来のたばこは、たばこの有害物質が喫煙によっ
て体内に摂取された後のことについては、何等の策も講
じてない。「あなたの健康を損なうおそれがありま
す」、と表示するのみである。 (6).喫煙習慣と癌発生の因果関係について、疫学の
世界的権威として知られるイギリスのリチャード・ドル
(Richard Doll)らが1976年に発表し
た論文では、ヒトのガンの発生因子の30%は喫煙によ
るものと結論している。イギリスは先進諸国の中でガン
死亡率が最も高い国であるが、それは1920年以降肺
ガンが急増したことがその一因をなしている。イギリス
政府はこの肺ガン急増の原因を究明するため、リチャー
ド・ドルを中心とする委員会を設置して原因究明に当た
らせている。リチャード・ドルらはイギリスの男性医師
全員を対象とするアンケート調査をなし、回答のあった
34,000人余りについて、喫煙習慣と肺ガン死亡率
との関係について、20年に亘って調べた結果、肺ガン
の90%以上は紙巻きたばこの喫煙が原因であると結論
している。その後リチャード・ドルらは自分たちの研究
ばかりでなく、世界中のガン疫学研究を参考にして、こ
れを数値化して1981年に発表している。その中で、
世界各国の紙巻きたばこの生産量と肺ガン死亡率は並行
関係にあることを指摘している。リチャード・ドルらが
同じ年に発表して論文“The Causes ofC
ancer:Quantitative Estima
tes of Avoidable Risks of
Cancer in the UnitedStat
e Today”の中で、アメリカ人男性について、ノ
ンスモーカーとスモーカーを比べたときのスモーカーの
ガン死亡率は、肺ガンが11.3倍、口腔、咽頭、喉
頭、食道ガンが合計で7倍、膀胱ガンが2.2倍と発表
している。ここで、注目すべきことは、紙巻きたばこの
生産本数の増加と並行して肺ガンが急増したことであ
る。今世紀初め、アメリカは胃ガンがガン死亡率の第一
位であったが、その後40〜50年の間に、胃ガンは急
速に減少し、今では肺ガンがガン死亡率のトップを占め
るに至った。その理由は良く分かってないが、リチャー
ド・ドルらが指摘するように、紙巻きたばこの生産本数
の増加と肺ガン死亡率の増加が並行関係にあることはま
ぎれもない事実である。この並行関係は日本においても
同様であり、かっては胃ガンがガン死亡率の一位であっ
たが今日では、肺ガンにその座を奪われている。たばこ
生産業者は、この厳然たる事実を直視しなければならな
い。紙巻きたばこを生産するたばこ生産業者にとって、
いかにすれば喫煙による肺ガンの発生を抑制することが
できるか、という問題は、たばこ生産業者に課せられた
社会的課題であり、解決すべき責務である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】喫煙が健康上有害であ
るのを知りながら、人は何故にたばこを吸うのであろう
か?。それはニコチンが中枢神経に与える刺激への欲求
を絶ち切れないからである。たばこの葉からニコチンを
取り除いてしまうと、そのたばこは誰も吸わなくなるこ
とは、実験上確かめられている。従って、ニコチンはた
ばこに不可欠のものである。たばこを吸うということは
ニコチンを摂取することであり、副次的にその他の有害
物質が吸入されることは不可避である。本発明はコーヒ
ーの薬理作用に注目し、コーヒー成分をたばこの煙と一
緒に吸入することによって、体内に摂取されたたばこ成
分の有害作用を抑えようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1).本発明は、たば
この葉の中に、細かく粉砕したコーヒー豆の微粒子を混
入・添加するか、或いは焙煎したコーヒー豆から抽出し
た抽出液に、乾燥したたばこの葉を浸漬するか、或いは
またその他の方法によりコーヒー成分をたばこの葉に浸
透・添加せしめる。 (2).フィルターの中に、焙煎し粉砕したコーヒー豆
の粒子を混入・添加するか、或いは焙煎したコーヒー豆
抽出液にフィルター繊維を浸漬するか、或いはまたその
他の方法によりコーヒー成分をフィルターに添加する。
【0005】
【作 用】(1).ニコチンは、たばこの主アルカロイ
ドである。 たばこには、主アルカロイドのほかに、ノルニコチン、
ニコテリン(ni−cotellin)、アナバシン
(anabasine)、アナタビン(anatabi
ne)など、20種近くのアルカロイドが含まれ、構造
上お互いに密接に関連し合っている。ニコチンは、毒性
が強く、LD50は7.1mgである。ニコチンは肺、
口腔粘膜、胃腸粘膜、皮膚から体内に吸収される。ニコ
チンの吸収は、呼吸器経路が最も早く、吸入後7秒後に
血中に現れ、10秒後には脳に達する。体内に入ったニ
コチンは、肝臓で代謝され、代謝産物は、腎臓から排泄
される。体内でのニコチンの半減期は約40分であり、
他の依存性薬物に比べると速い。したがって、効果の消
失も速い。ニコチンは、興奮、抑制という相反する二相
性をもっている。ニコチンは中枢神経に対する興奮作用
があり、血管は収縮し、血圧は上昇し、心拍は減少す
る。次いで抑制に移り、心拍は促進され、血圧は下降す
る。抹消では神経筋接合部を、はじめは興奮させ、のち
に抑制する。ニコチンによる慢性中毒症状としては、鼻
腔や気管支の刺激、抹消血管の収縮及びこの結果として
皮膚温度の低下、心臓の拍動数の増加、血圧の上昇、血
糖値の増加、排尿障害、脂肪酸の上昇、等多岐に亘る。 (2).植物から分離されるプリン(purine)系
アルカロイドには、窒素がメチル化されたものが多く、
その代表格のものが茶やコーヒーに含まれているカフェ
イン(coffeine)、テオフィリン(theop
hylline)テオブロミン(theo−bromi
ne)などである。これらのアルカロイドは、キサンチ
ン誘導体(xan−thine derivertiv
e)を骨格としてメチル基(CH)と結合している。
カフェインはキサンチンにメチル基三つが結合したトリ
メチルキサンチンの一種である。これらのアルカロイド
は、世界中で広く飲まれている興奮性飲料の主成分であ
る。カフェインは、コーラ、コーヒー、茶、ガラナ、マ
テに含まれ、ジメチルキサンチンであるテォフィリン
は、ココア、茶、チョコレートなどに含まれている。カ
フェインは、今までコーヒーや茶のように飲料として摂
取するものであり、本発明における如く、気相状物質と
して、呼吸器官経路で体内に吸入することはなかった。
つまり飲む飲料、噛む食品として体内に摂取していたも
のである。従って、カフエインは大部分、腸で吸収さ
れ、(一部は胃でも吸収される)、血液、唾液、精液、
母乳、体液に現れる。本発明では、気相状のカフェイン
をたばこの煙と一緒に吸入するので、口腔、呼吸器官、
肺で吸収される。従って、カフェインの吸収は腸での吸
収より速く、吸入後7秒で血中に現れ、10秒後には脳
に達する。ニコチンの一部はそのままの姿で呼吸や尿に
まじって排出されるが、カフェインはそのままの姿で体
外に排出されることは殆どなく、肝臓の酵素で分解され
るまで体中を循環する。カフェインの代謝・分解は、酵
素でメチル基が一つづつはぎとられていく順序で進行す
る。最初のメチル基一つが離れると、ジメチルキサンチ
ンに転化する。ジメチルキサンチンの効力は、トリメチ
ルキサンチンの効力よりやや強い。ジメチルキサンチン
からメチル基一つがとれると、メチルキサンチンにな
り、最後の一つがとれると、刺激作用のないキサンチン
になる。キサンチンは尿中に排出されるか、一部は体内
を循環しながら再利用される。このように、コーヒーの
代謝・分解に要する時間はニコチンよりもはるかに複雑
で長く、カフェインの体内半減期は、平均5〜6時間で
ある。その間、体内を循環する。キサンチン誘導体共通
の薬理効果は、次の通りである。中枢神経と呼吸系の興
奮、骨格筋の興奮、利尿作用、心臓の興奮、平滑筋の弛
緩などである。カフェインは大脳皮質に作用して思考を
すっきりさせ(覚醒作用)、眠気と疲労感を減少させ
る。テオフィリンは平滑筋弛緩薬として使用される物質
である。テオブロミンはエチレンジアミン塩として、心
臓浮腫、及び狭心症の治療薬に使用される。喫煙者の大
部分は喉の痛みを訴える。痰がからみ、せきが出る。こ
れらの症状は、たばこの煙に含まれるホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒドなどの数種のアルデヒド類が喉の
粘膜を刺激するために起こる症状である。(喉の痛み
は、アルデヒド類ばかりでなく、アンモニア、一酸化炭
素も関与している)。この症状が慢性化すると、気管支
炎を患う可能性が大きくなる。ときには浮腫(むくみ)
を生じ、気管支を圧迫する。キサンチン誘導体は、気管
支平滑筋の弛緩をもたらす。喫煙によって損傷を受けた
気管支及びその他の呼吸器官は、キサンチン誘導体に曝
露されること、及びキサンチン誘導体の体内循環によっ
て、顕著な治療効果をもたらす。 (3).喫煙者は非喫煙者に比べると、カフェインの体
内半減期ははるかに短く平均3時間である。このメカニ
ズムはまだ完全にわかっていないが、喫煙すると肝臓の
酵素が活性化するものと推定されている。この場合、ニ
コチンが酵素を活性化するとは考えられないので、たば
この燃焼のときに生成されるPAH(polycyli
c aromatic hydrocarbon:多環
式芳香族炭化水素)と、カフェイン成分との間に、何ら
かの反応、相乗作用が起こるものと考えられる。カフェ
インの体内半減期が約半分になるというのは、カフェイ
ン成分の代謝のためにPAHの何らかの化合物が代謝エ
ネルギーとして消費されることを意味する。たばこを吸
うとコーヒーが欲しくなり、コーヒーを飲むとたばこが
欲しくなるのは、喫煙者は誰でも経験することである
が、これは単なる嗜好性の問題でなく、人体の自然の生
理的欲求であった、といってよい。 (4).体内に摂取されたニコチンは、肝臓のビタミン
Cを消費しながら分解される。ビタミンCは免疫増強作
用を有し、感染の予防及び治療に用いられる。風邪薬に
多量に用いられるのは、ビタミンCの免疫増強作用に基
づくものである。癌の予防、治療、制御にビタミンCの
有効性が認められ、世界の医学会で研究が進められてい
る。最近になって活性酸素と癌発生の因果関係が注目を
集めている。活性酸素はたばこの燃焼のときに発生する
し、体内における食品代謝のときにも発生する。ビタミ
ンCはこれらの活性酸素の消去に極めて有効に作用す
る。その他ビタミンCには、薬物の解毒作用、脂肪酸代
謝作用、抗酸化作用があり、また喫煙ストレスに曝され
た人においては、ビタミンCの欠乏が見られることが報
告されている。大森正樹氏は、コーヒー成分とビタミン
Cの劣化に関する実験結果を“食品と健康”96年10
月号に発表している。0.1%のビタミンC水溶液中
に、何も添加しないコントロール群、果実抽出物製剤、
茶抽出物製剤、生コーヒー抽出製剤を0.05%添加
し、射光瓶充填後、120℃5分間殺菌後、常温にて保
管し、10日間おきにビタミンC残存量を計量した。そ
の実験結果は次表に記載の通りである。 コントロール区の一桁量に対し、テスト区(生コーヒー
抽出物)では4倍以上の残存効果を示している。コーヒ
ーを摂取すると、ビタミンCの体内残存率が高くなるこ
とは、上記の実験結果から容易に推定できる。従って、
本発明における如く、ニコチンとカフェインを同時に摂
取することは、ニコチンの代謝・分解及び喫煙ストレス
に対して顕著な効果があることが推定できる。 キシルラジカル(・OH)などの活性酸素種は活性が強
く、生体に障害を与えるので毒性酸素とも呼ばれる。人
体はこれらの毒性酸素を消去する酵素 てはカタラーゼ(catalase)やグルタチオンペ
ルオキシダーゼ(glutathini−oneper
oxidase)をもっているが、これらの毒性酸素の
中で最も毒性の強い・OHについては、生物はこれを消
去・無毒化する酵素を持ってない。従って、体内で・O
Hが生成されると、これによる人体への障害は防ぎょす
ることができない。・OHはDNA鎖を切断したり、塩
基と反応し、20種にのぼる結合物をつくることが知ら
れている。活性酸素が発ガン性をもつことを最初に証明
したのは、米国マサチューセッツ総合病院のワイツマン
らの実験である。その後多くの研究者によって細胞のガ
ン化において活性酸素がプロモーション作用をもつこと
も明らかになっている。日本ガン学会、第56回年次総
会(1997年9月、京都)で、葛西宏博士(産業医科
大学)は、“酸素ラジカルによる変異、発ガンの機構:
DNA損傷産物、8−ヒドロキシグアニン、2−ヒドロ
キシアデニン、およびグリオキサールの役割”と題する
研究論文を発表している。この論文の中で“8−hyd
roxyguanineは酸化的DNA損傷のマーカー
として、現在最も広く使われている物質であるが、喫煙
するとヒト白血球及び肺中心部のDNA中に8−hyd
roxyguanineが増加すること、及び肺ガン患
者では肺末梢部のDNA中に8−hydroxygua
nineのレベルが高い”と発表している。つまり、喫
煙すると肺中心部のDNAが損傷し、肺ガン患者では肺
末梢部のDNAが損傷する、といっている。たばこの煙
の中にはいろいろのフリー・ラジカルが存在するが、発
ガン性との関係で重要なのは、NO、NOなどの酸化
窒素ラジカルである。たばこの煙の中にはこれらのラジ
カルが1,000ppm(環境基準値では、1時間値の
1日平均値0.02ppm以下と定められている)も含
まれており、Hと反応して、、活性の強いラジカ
ル・OHを作る。・OHはDNA鎖を切断する。(永田
親義著“ヒトのガンはなぜ生じるか”参照)コーヒー成
分は、これらのラジカルの消去に極めて有効に作用する
ことが、最近の研究で明らかになっている。1995年
4月に、京都で開催された第16回国際コーヒー科学会
議で、日本 などのラジカルに対する強い消去作用がある、
という実験結果を発表している。(ASIC、16
Colloque、Kyoto、1995)。同会議
で、富山医科薬科大学の難波恒雄名誉教授も、コーヒー
抽出液にはSOD(superoxide dismu
tase)と同様の作用がある、という実験結果を発表
している。コーヒー成分の一つであるカフェー酸やクロ
ロゲン酸に強いSOD作用が認められ、コーヒー抽出液
のクロロゲン酸の濃度に比例して、SOD作用は強くな
った、という。本発明では、たばこの煙に混じってコー
ヒー成分もいっしょに体内に吸入される。たばこの煙に
混じって体内に、吸収される活性酸素は、コーヒー成分
の一つであるカフェー酸やクロロゲン酸の濃度に応じて
SOD作用を受ける。 (6).コーヒー成分に直接曝される口腔、大腸、肝臓
などに発生するガンに対して、コーヒー成分は強力な抑
制作用として働くことが、最近の研究で明らかになって
いる。岐阜大学医学部、森秀樹教授は、大腸、肝臓、口
腔に発生するガンに対するコーヒー成分の抑制作用に関
して、動物実験を実施している。Cancer Let
ters(vol 30,1986)に発表された同教
授の研究論文を要約すると、次の通りである。MAM
(メチルアゾキシメタノール:methylazoxy
methanol)という発ガン物質とクロロゲン酸を
ネズミに与え、その影響を見ると、MAMのみを与えた
場合、40%の割合で大腸ガンが発生したのに対し、M
AMとクロロゲン酸をえさに混ぜて与えた場合は10.
25%(24匹中3匹)の割合で大腸ガンが発生し、ク
ロロゲン酸のみをえさに混ぜて与えた場合はガンの発生
はゼロであった、と発表している。Journal o
f Nutrition,Growth and Ca
ncer(1986.3)に発表された同教授の別の研
究論文では、ニトロソアミン(Nitrosamin
e)が誘発する肝臓ガンに対し、コーヒー成分がどのよ
うに影響するか、について検討している。ニトロソアミ
ンはアミノピリン(aminopirine)と亜硝酸
(sodium nitrite)をいっしょに摂取す
ると、胃の中でつくり出される。実験用のネズミを二群
に分けて、グループIにはアミノピリンと亜硝酸とコー
ヒーをえさに混ぜて毎日食べさせる。グループIIには
アミノピリンと亜硝酸をえさに混ぜて毎日食べさせる。
この実験を630日続けた。その結果、コーヒーをえさ
に混ぜて与えたグループIでは、肝臓ガンにかかった割
合は22%であったのに対し、コーヒーを与えなかった
グループIIでは78%の割合で肝臓ガンが発生した。
この実験結果から、コーヒー成分が肝臓ガンの発生に対
して抑制効果をもつことは明らかである、と結論してい
る。Carcinogenesis,vol 14(1
993)に発表した同教授の研究論文では、コーヒー成
分の一つクロロゲン酸とカフェー酸が、舌などに発生す
る口腔ガンを抑制する作用があることを実験上明らかに
している。この実験では、.口腔ガンを誘発する4−
NQO(4−nitroquinoline−I−ox
ide)のみをラットに与えた場合、.4−NQOと
カフェー酸をいっしょにラットに与えた場合、.4−
NQOとクロロゲン酸をいっしょにラットに与えた場合
を比較すると、ラットの口腔ガンの発生率は、の場合
が60%、がゼロ、が13%であった、という結果
を得ている。1997年9月25日から京都市で開かれ
た日本癌学会で、愛知県癌センターの井上真奈美研究員
らは、コーヒーを1日3杯以上飲む人は、直腸癌になり
にくい、という調査結果を発表している。コーヒーの効
果は特に直腸癌に現れ、“ほとんど飲まない人”が直腸
癌になる危険度を1とすると“毎日3杯以上飲む人”は
0.46で危険度が半分以下になる、という。同じ内容
の研究は、1995年にスウェーデンの学会でも発表さ
れている。小腸、大腸、肝臓、口腔などの器官は、コー
ヒー成分に直接曝露されるところである。コーヒー成分
に直接曝露されるこれらの器官で、コーヒー成分がガン
の発生に対して顕著な抑制効果をもつことは前述した動
物実験及び疫学調査の結果から明らかである。本発明で
は、たばこの煙に混じってコーヒー成分もいっしょに同
じ呼吸器経路で体内に吸入・吸収される。従って口腔及
び気管支、肺などの呼吸器官はコーヒー成分に直接曝露
されることになり、ガン発生に対して同様の抑制効果が
働く、と推定し得る。 (7).杏林大学医学部の古賀良彦教授らは、コーヒー
の香りが脳の機能上どのような影響を与えるかについて
実験を行い、その結果を第16回国際コーヒー科学会議
で発表している。(ASIC,16 Colloqu
e,Kyoto.1995)。コーヒーの香りは、その
香りをかいだだけで、情緒をつかさどる右脳の血流量を
増やすこと、また女性の方が、男性より影響を受けやす
い、ということを実験で明らかにしている。つまりコー
ヒーの香りはその香りをかいだだけで、ヒトの気分を爽
快にする、といっている。本発明においては、たばこの
葉の中、またはフィルターの中に、焙煎したコーヒー豆
の微粒子、またはコーヒー成分を混入・添加するが、こ
の場合コーヒーの放つ香りによって右脳の血流を盛んに
し、喫煙者の気分を爽快にする。 (8).ニコチンとカフェインは、体内で極めて吸収さ
れやすい物質である。血液によって脳に運ばれたカフェ
インとニコチンは、中枢神経を刺激する。カフェインの
体内半減期は平均5〜6時間であるが、ニコチンの体内
半減期の平均40分に比べると、はらかに長い。従って
その効力もニコチンと比べるとはるかに長く持続する。
カフェインとニコチンは、中枢神経への刺激・興奮作用
では同一であるが、他の薬理作用では全く相反する。ニ
コチンは依存性があるが、カフェインには依存性がな
い。前者は心臓の働きを鈍くするが、後者は心臓の働き
を活発にする。前者は血行障害が起こるが、後者は血行
を良くする。前者は排尿障害が起こるが、後者は利尿作
用がある。前者は脂肪酸を上昇させるが、後者は脂肪酸
を遊離・低下せしめる作用がある。などの点で大きく異
なる。しからばこれらの相反する作用は作用と反作用の
如く、お互いに消去し合うだろうか?。直接的作用で
は、“そう”といえるケースもあるし、“そうでない”
といえるケースもあるが、間接的作用において、“そ
う”といって差し支えない。一酸化炭素は血中のヘモグ
ロビンと結合し、酸素の運搬を阻害する。血中酸素の欠
乏は、狭心症発作の直接的原因となるが、カフェインを
摂取すると毛細血管を広げ血行が盛んになり、血中酸素
の欠乏を補う。喘息もちの人がたばこを吸うと、はげし
く咳こみ、ときには発作を起こすが、コーヒーを飲むと
喘息発作は鎮まる。セオドア・ルーズベルト大統領は、
子供のころ、喘息発作を起こしやすい体質であった。主
治医は発作を抑えるため、コーヒーを飲むよう勧めた。
これが病みつきとなり、のちに大のコーヒー好きになっ
た。彼のコーヒーコップは、桶に近い程大きかったとい
われる。喫煙習慣と癌の発生には強い因果関係があり、
癌の発生ではビタミンA、C、Eなどの抗酸化剤の減少
がその原因になることが、指摘されている。本発明にお
ける如く、たばことコーヒーを一緒に吸入・摂取するこ
とは、コーヒーのもつ抗酸化効果により、ニコチン毒に
対して反作用の効果をもたらすと、いってよい。喫煙者
に多発することが知られている膀胱癌の場合はどうであ
ろうか?膀胱癌のイニシエーションは、2−ナフチルア
ミンによるものと考えられている。カフェイン分子と2
−ナフチルアミン分子がどのように反応・作用するかは
今までのところよくわかっていない。カフェインには利
尿作用があることを知るのみである。この場合は直接的
作用はなく、間接的に何らかの作用が働く、といってよ
いであろう。 (9).たばこの葉の中に、コーヒー豆の微粒子、また
は焙煎したコーヒーの微粒子を添加すると、燃焼のとき
に、通常のたばこの燃焼熱より高い燃焼熱を得ることが
できる。たばこの煙に含まれているタールと一酸化炭素
は、たばこの不完全燃焼により生じたものである。たば
この燃焼温度は通常800℃前後であり、これを800
℃以上に引き上げると、一酸化炭素の一部は二酸化炭素
に変化し、タール発生量は、たばこの燃焼温度の上昇と
ともに減少する。たばこの葉は繊維素が主成分であり、
乾いた状態では、燃焼が始まるとまたたく間に燃えつき
てしまう。このため、たばこには保湿剤を加え、燃えづ
らくしてある。このため、たばこは燃焼のとき、たばこ
の有機物系成分分子と水分は化合反応を起こして多量の
タール、一酸化炭素が発生する。コーヒー豆は蛋白質と
脂肪質が主成分であり、燃焼のとき、たばこの葉よりも
高熱で燃焼する。このため、一酸化炭素は熱反応によっ
て二酸化炭素に変化し、タール、ニコチンの発生量は減
少し、これに置き換って、コーヒー豆の燃焼によって生
じたカフェインがたばこの煙に含まれる。 (10).従来のたばこでは、これを吸うと喉に強い刺
激痛を受けるが、本発明のたばこではこの刺激痛を感じ
ないか、またははるかに軽く感じる。喉の刺激痛は、た
ばこの燃焼のときに生成されるホルムアルデヒド(Fo
rmaldehyde)が主犯人である。ホルムアルデ
ヒド(HC)は最小炭素数の脂肪族アルデヒドであ
り、無触媒下300℃以下での分解は非常に遅いが、4
30℃以上(ホルムアルデヒドガスの着火温度は430
℃である)の高温では分解速度が速い。たばこの燃焼に
おいては、発火点では800℃もの高温になるが、その
周辺部でははるかに低い。ホルムアルデヒドガスは温度
の低い発火点周辺部で生成される。たばこの葉の部分に
混入・散在する焙煎したコーヒー豆微粒子は半活性炭化
したものであり、たばこの燃焼のときに生成される有機
化合物(ホルムアルビテドもこの一種である)を吸着す
る。コーヒー豆微粒子に吸着された有機化合物は、たば
この燃焼が着火点から吸い口に向かって進行・移動して
くると、コーヒー豆の燃焼とともに燃焼し分解する。従
って本発明のたばこでは、これを吸ったとき、ホルムア
ルデヒドの吸入量が従来のたばこに比べて低い。 (11).本発明において、たばこのフィルターに、焙
煎したコーヒーの微粒子またはコーヒー成分を混入・添
加するのは、いづれもコーヒーの芳香性、吸着・消臭効
果を利用せんがためである。一般に消臭というときは、
においの分子を吸着・除去する方法と、においを他の芳
香族が放つにおいでマスキングする方法がある。焙煎し
粉砕したコーヒーの微粒子は、いわば半活性炭化したも
のであり、たばこのニコチン臭さやチャコール臭さを吸
着・除去する効果が大きい。焙煎し粉砕したコーヒー微
粒子の放つ芳香は、かなり強烈なものであり、たばこの
ニコチン臭さやチャコール・フィルターのチャコール臭
さを効果的にマスキングする。
【0006】
【実 施 例】本発明の実施は極めて簡単である。本発
明を図面に沿って説明する。図1は、特許請求の範囲
請求項1の実施の一例を示すものである。図1におい
て、紙巻きたばこの刻み葉部分1の中に、コーヒー豆微
粒子4を混入・添加する。刻み葉部分に混入・添加する
コーヒー豆微粒子は、生コーヒー豆の微粒子と焙煎した
コーヒー豆の微粒子の二種類があるが、生コーヒー豆微
粒子は燃えにくいので、より微細に粉砕しなければなら
ない。コーヒー豆を焙煎すると、コーヒー豆成分の一つ
であるクロロゲン酸の抗酸化作用が弱まることが知られ
ている。従って、薬理効果の点では生コーヒー豆微粒子
の添加が望ましいが、その反面、生コーヒー豆微粒子は
燃えにくく、不完全燃焼による煙の発生量が多いので、
喫煙者にたばこの香喫味上違和感を与えるおそれがあ
る。焙煎したコーヒー豆微粒子は活性炭の役割を果し、
有機化合物を吸着する効果があるので、焙煎したコーヒ
ー豆微粒子の添加が望ましい。本発明の実施において
は、習慣的喫煙者が本発明のたばこと従来のたばこを吸
い比べたとき、両方のたばこを日常的吸い方では識別で
きない限度までの量のコーヒー豆微粒子をたばこに添加
する。紙巻きたばこを例にとると、一本の紙巻きたばこ
の刻み葉部分に、焙煎したコーヒー豆微粒子を50mg
〜120mgの範囲で添加する。(この範囲の添加量
は、喫煙者は両方のたばこについて、通常の喫煙方法で
は識別し得ない)。しかし、たばこの煙に含まれるター
ルとニコチンの量は、たばこのメーカー毎、ブランド毎
に異なるので、添加するコーヒー微粒子の量は、タール
とニコチンの含有量に比例して加減しなければならない
のは勿論である。上述の実施例の外、たばこの葉をコー
ヒー豆抽出液に浸漬するか、或いはコーヒー・エキスを
たばこの葉に噴霧するなどの方法により、コーヒー成分
をたばこの葉または刻み葉に浸透・添加せしめることも
できる。図2は、特許請求の範囲 請求項2の実施の一
例を示すものである。図2において、アセテート・フィ
ルター部分2の中に、焙煎し粉砕したコーヒー豆微粒子
3を混入・添加する。従来の紙巻きたばこに接着した活
性炭フィルターの活性炭はやし殻活性炭であり、その添
加量は50mg前後である。焙煎し粉砕したコーヒー豆
微粒子は、有機化合物に対する吸着能力において、やし
殻活性炭程の能力はないので、一本の紙巻きたばこに接
着したフィルターにつき、100mg〜200mgまで
の量を添加する。しかし、紙巻きたばこに含まれるター
ルとニコチンの量は、メーカー毎、ブランド毎に異なる
ので、タールとニコチンの含有量に応じて適当に加減す
ることができるのは勿論である。上述の実施例の外、フ
ィルターの担体を構成するアセテート繊維を、焙煎した
コーヒー豆抽出液に浸漬するか、或いは、コーヒー・エ
キスをアセテート繊維に噴霧するなどの方法により、コ
ーヒー成分をフィルターに添加することもできる。
【0007】
【発明の効果】本発明の特許請求の範囲“請求項1”に
おいては、たばこの燃焼のときに、コーヒーの微粒子も
同時に燃焼し、コーヒー成分はたばこの煙に含まれて体
内に吸入され、口腔粘膜、呼吸器官、肺を通じて吸収さ
れる。この場合、 (1)喫煙によってダメージを受けた気管支及びその他
の呼吸器官は、コーヒー成分の一つキサンチン誘導体に
曝露されること、及び体内循環によって、顕著な治療効
果をもたらす。 (2)従来のたばこは気管支につんとくる刺激痛を与え
るが、本発明のたばこではこの刺激痛がないか、または
軽微である。 (3)肝臓の酵素を活性化し、ニコチン及び炭化水素化
合物を効果的に代謝・分解する。 (4)たばこの煙に含まれる一酸化炭素の一部は二酸化
炭素に置き換わる。 (5)活性酸素を消去する。 (6)肺ガン、口腔ガン、その他呼吸器官に発生するガ
ンの発生を抑制することが期待できる。 (7)コーヒーの放つ香りにより、喫煙者の気分を爽快
にする。 (8)コーヒーの放つ強い芳香で、たばこのニコチン臭
さ、チャコール・フィルターのチャコール臭さをマスキ
ングする。 などの効果がある。“請求項2”においては (1)コーヒー微粒子は半活性炭化したものであり、た
ばこの煙に含まれる有機物系気相物質を吸着・除去する
効果が大きい。 (2)コーヒーの放つ強い芳香で、たばこのニコチン臭
さ、チャコール・フィルターから発するチャコール臭さ
をマスキングする。 (3)喉への刺激をやわらげる。 (4)コーヒーの香りで、喫煙者の気分を爽快にする。 などの効果がある。本発明の効果は広範囲に亘るが、最
後に残る問題は、たばこの香喫味を損なうことはない
か、或いは喫煙者に違和感を与え、拒絶反応を起こすこ
とないか、という問題が残る本発明では、喫煙歴5年以
上、1日に紙巻きたばこを20本以上吸う女性喫煙者5
名、喫煙歴10年以上、1日に30本以上の男性喫煙者
5名を選び、本発明の特許請求“請求項1”に記載し
た、図面“図1”のたばこについて、香喫味に関する実
験を行った。実験の条件設定及びその方法は、次の通り
である。 (1)被験者には事前に本発明の情報を与えなかった。 (2)被験者には、実験開始時まで24時間の間、酒、
アルコール類、その他薬物の摂取を禁じた。 (3)実験に供したたばこは、タール含有量6mg、ニ
コチン含有量0.5mgのチャコール・フィルターつき
たばこを使用し、対照区、実験区のいづれも紙巻きたば
この巻紙を取り除し、外見上見分けがつかないように巻
きなおした。フィルター巻紙の周りにミシン目を入れ
た。 (4)実験区のたばこには、刻み葉の中に焙煎し粉砕し
たコーヒー微粒子(粒経0.1mm〜0.3mm)50
mgを添加した。 (5)実験は、対照区1本を吸わせ、つづいて実験区1
本を吸わせた後、15分間休ませて、また吸わせるとい
う方法で、対照区4分、実験区4本に対して実施した。 (6)被験者は各々個別の囲いの中で行われ、お互いの
接触を禁じた。 この実験の結果は次の通りである。 (1)対照区と実験区のたばこの味が違う、と答えた
者:女性喫煙者1、男性喫煙者1、どう違いますか、と
の問いに対し、これらの被験者は、実験区のたばこの方
が、軽く感ずる、刺激が少ない、と答えた。 (2)変わらない、分からない、と答えた者:女性喫煙
者3、男性喫煙者4、 (3)実験区のたばこにコーヒーの臭いがする、と指摘
した者:女性喫煙者1、 (4)3回目の実験においては、対照区のたばこと実験
区のたばこは、たばこの葉の種類が異なる、とニセ情報
を与え、どちらのたばこが好きですか、との質問に対
し、実験区のたばこが好きだと、と答えた者:女性喫煙
者5、男性喫煙者4、男性喫煙者1は、実験区の方が物
足りなく感ずる、と答えた。 (5)最終回の実験においては、実験区のたばこには、
コーヒー微粒子が入っていることを告げた上、吸い味は
いかがですか、と問うたところ、男性喫煙者1を除い
て、残りの被験者は実験区のたばこの方が“味がさわや
か”“香りが良い”、と答えた。 以上の実験は、より多角的に、たくさんの喫煙者につい
て実験を行う必要があることはいうまでもないが、少な
くともこの実験で見る限り、本発明のたばこについて、
違和感を感じた者はなく、また嫌いだ、と答えた者はい
なかった。つまりたばこの煙に混有するコーヒー成分と
たばこの成分は親和性があり、喫煙者に拒絶反応を起こ
すことはなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 1本の活性炭フィルターつき紙巻きたばこに
ついて、その刻み葉部分の巻紙をはぎ取った状態の斜視
図である。たばこの刻み葉部分(1)の中に、コーヒー
豆の微粒子、または焙煎し粉砕したコーヒー豆(4)を
混入・添加した状態を示す。
【図2】 1本の紙巻きたばこにつき、そのフィルター
部分(2)の巻紙をはぎ取った状態の斜視図。フィルタ
ー(2)に、焙煎し粉砕したコーヒー豆の微粒子(3)
を混入・添加した状態を示す。
【符号の説明】
図1 1は紙巻きたばこの刻み葉部分 2はアセテートフィルター部分 3は活性炭フィルター部分 4はコーヒー豆微粒子 図2 1は刻み葉部分 2はアセテートフィルター 3はコーヒー豆微粒子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】たばこの葉の中に、細かく粉砕したコー
    ヒー豆(焙煎したコーヒー豆を含む)の微粒子を混入・
    添加するか、或いはコーヒー抽出液にたばこの葉を浸漬
    するか、或いはまたその他の方法によりコーヒー成分を
    たばこの葉に浸透・添加した紙巻きたばこ、パイプ用刻
    みたばこ及び葉巻きたばこ。
  2. 【請求項 2】紙巻きたばこに使用されるフィルターの
    全部または一部の中に、焙煎し粉砕したコーヒー豆の粒
    子を混入・添加するか、或いはコーヒー抽出液にフィル
    ター繊維を浸漬するか、或いはまたその他の方法により
    コーヒー成分を添加したフィルター、及びこのフィルタ
    ーを接着した紙巻きたばこ。
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