JPH11216384A - 廃棄物破砕装置 - Google Patents
廃棄物破砕装置Info
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- JPH11216384A JPH11216384A JP3678198A JP3678198A JPH11216384A JP H11216384 A JPH11216384 A JP H11216384A JP 3678198 A JP3678198 A JP 3678198A JP 3678198 A JP3678198 A JP 3678198A JP H11216384 A JPH11216384 A JP H11216384A
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- rotary
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被処理物の姿勢を前の噛み込み時と変えて次
の噛み込みを良好にし得る廃棄物破砕装置を提供する。 【解決手段】 上下が開放された方形箱状のケーシング
1と、ケーシングの中間部にその対向する一組の側壁3
と平行かつ水平に配設され、互いに異なる方向へ回転数
を異ならせて正、逆回転可能な2本の軸6と、両軸に軸
線と直角をなすようにスペーサ11を介在して取り付け
た円板状の本体部101及びその周辺部に設けた複数の
刃部102からなり、周辺部と刃部の側面が両軸のもの
同士で摺接するようになした複数の回転刃10とを備え
るものにおいて、前記少なくともいずれか一方の軸の回
転刃における各刃部の正転A方向の後部に逆転用刃10
2bが設けられ、この逆転用刃がその刃先Pと回転中心
Oを結ぶ直線Lに対し、正転方向へ+8°〜−17°の
角度をなす直線状に設けられている。
の噛み込みを良好にし得る廃棄物破砕装置を提供する。 【解決手段】 上下が開放された方形箱状のケーシング
1と、ケーシングの中間部にその対向する一組の側壁3
と平行かつ水平に配設され、互いに異なる方向へ回転数
を異ならせて正、逆回転可能な2本の軸6と、両軸に軸
線と直角をなすようにスペーサ11を介在して取り付け
た円板状の本体部101及びその周辺部に設けた複数の
刃部102からなり、周辺部と刃部の側面が両軸のもの
同士で摺接するようになした複数の回転刃10とを備え
るものにおいて、前記少なくともいずれか一方の軸の回
転刃における各刃部の正転A方向の後部に逆転用刃10
2bが設けられ、この逆転用刃がその刃先Pと回転中心
Oを結ぶ直線Lに対し、正転方向へ+8°〜−17°の
角度をなす直線状に設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伐採木や切株、建
築廃材、古タイヤ、可燃性粗大ごみ等の比較的嵩張る廃
棄物を破砕するスリッタ形の廃棄物破砕装置に関する。
築廃材、古タイヤ、可燃性粗大ごみ等の比較的嵩張る廃
棄物を破砕するスリッタ形の廃棄物破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃棄物破砕装置として
は、例えば実公昭61−29481号公報記載のスリッ
タ形破砕機が知られている。このスリッタ形破砕機は、
上下が開放された方形箱状のケーシングと、ケーシング
の中間部にその対向する一組の側壁と平行かつ水平に配
設され、互いに異なる方向へ回転可能な2本の軸と、両
軸に軸線と直角をなすようにスペーサ若しくはディスタ
ンスカラーを介在して取り付けた円板状の本体部及びそ
の周辺部に設けた複数の刃部からなり、周辺部の側面が
両軸のもの同士で摺接するようになした複数の回転刃と
を備えており、上方から供給される被処理物を両軸の回
転刃で両軸間に移動しつつ協働して剪断して破砕するも
のである。
は、例えば実公昭61−29481号公報記載のスリッ
タ形破砕機が知られている。このスリッタ形破砕機は、
上下が開放された方形箱状のケーシングと、ケーシング
の中間部にその対向する一組の側壁と平行かつ水平に配
設され、互いに異なる方向へ回転可能な2本の軸と、両
軸に軸線と直角をなすようにスペーサ若しくはディスタ
ンスカラーを介在して取り付けた円板状の本体部及びそ
の周辺部に設けた複数の刃部からなり、周辺部の側面が
両軸のもの同士で摺接するようになした複数の回転刃と
を備えており、上方から供給される被処理物を両軸の回
転刃で両軸間に移動しつつ協働して剪断して破砕するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の廃棄物
破砕装置では、被処理物を両軸間に引き込む機能も兼ね
る刃部の背が、次の刃部による噛み込みの妨げとならぬ
ように、回転方向後方になるに従って低くなる曲線状に
形成されているので、例えばロールパイプ、ロール紙、
ロール状ビニル等の円筒状の被処理物が両軸と平行な状
態で両軸間に移動され、かつ噛み込みが行われない場
合、両軸の逆転によって被処理物の姿勢を変えようとし
ても、刃部の背から滑り落ちて姿勢を変えることができ
ず、長時間両軸の正、逆転を繰り返すことになり、ひい
ては異物として排出され、装置の処理量の低下をもたら
す不具合がある。そこで、本発明は、被処理物の姿勢を
前の噛み込み時と変えて次の噛み込みを良好にし得、ひ
いては処理量を高め得る廃棄物破砕装置を提供すること
を目的とする。
破砕装置では、被処理物を両軸間に引き込む機能も兼ね
る刃部の背が、次の刃部による噛み込みの妨げとならぬ
ように、回転方向後方になるに従って低くなる曲線状に
形成されているので、例えばロールパイプ、ロール紙、
ロール状ビニル等の円筒状の被処理物が両軸と平行な状
態で両軸間に移動され、かつ噛み込みが行われない場
合、両軸の逆転によって被処理物の姿勢を変えようとし
ても、刃部の背から滑り落ちて姿勢を変えることができ
ず、長時間両軸の正、逆転を繰り返すことになり、ひい
ては異物として排出され、装置の処理量の低下をもたら
す不具合がある。そこで、本発明は、被処理物の姿勢を
前の噛み込み時と変えて次の噛み込みを良好にし得、ひ
いては処理量を高め得る廃棄物破砕装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の廃棄物破砕装置は、上下が開放された方形
箱状のケーシングと、ケーシングの中間部にその対向す
る一組の側壁と平行かつ水平に配置され、互いに異なる
方向へ回転数を異ならせて正、逆転可能な2本の軸と、
両軸に軸線と直角をなすようにスペーサを介在して取り
付けた円板状の本体部及びその周辺部に設けた複数の刃
部からなり、周辺部と刃部の側面が両軸のもの同士で摺
接するようになした複数の回転刃とを備える廃棄物破砕
装置において、前記少なくともいずれか一方の軸の回転
刃における各刃部の正転方向の後部に逆転用刃が設けら
れ、この逆転用刃がその刃先と回転中心を結ぶ直線に対
し、正転方向へ+8°〜−17°の角度をなす直線状に
設けられていることを特徴とする。
め、本発明の廃棄物破砕装置は、上下が開放された方形
箱状のケーシングと、ケーシングの中間部にその対向す
る一組の側壁と平行かつ水平に配置され、互いに異なる
方向へ回転数を異ならせて正、逆転可能な2本の軸と、
両軸に軸線と直角をなすようにスペーサを介在して取り
付けた円板状の本体部及びその周辺部に設けた複数の刃
部からなり、周辺部と刃部の側面が両軸のもの同士で摺
接するようになした複数の回転刃とを備える廃棄物破砕
装置において、前記少なくともいずれか一方の軸の回転
刃における各刃部の正転方向の後部に逆転用刃が設けら
れ、この逆転用刃がその刃先と回転中心を結ぶ直線に対
し、正転方向へ+8°〜−17°の角度をなす直線状に
設けられていることを特徴とする。
【0005】上記手段においては、両軸の逆転の際、回
転刃の逆転用刃による被処理物の掻き上げが可能とな
る。直線状の逆転用刃が、その刃先と回転中心を結ぶ直
線に対し、正転方向へ+8°を超える角度をなすと、刃
部の刃元が細くなり、その強度が低下する。一方、正転
方向へ−17°未満の角度をなすと、被処理物が滑り落
ち易くなり、逆転時の掻き上げが困難となる。好ましい
逆転用刃の角度は、+5°〜−15°であり、最も好ま
しくは+2.5°である。又、逆転用刃を有する回転刃
は、少なくとも低速側の軸に取り付けることが好まし
い。
転刃の逆転用刃による被処理物の掻き上げが可能とな
る。直線状の逆転用刃が、その刃先と回転中心を結ぶ直
線に対し、正転方向へ+8°を超える角度をなすと、刃
部の刃元が細くなり、その強度が低下する。一方、正転
方向へ−17°未満の角度をなすと、被処理物が滑り落
ち易くなり、逆転時の掻き上げが困難となる。好ましい
逆転用刃の角度は、+5°〜−15°であり、最も好ま
しくは+2.5°である。又、逆転用刃を有する回転刃
は、少なくとも低速側の軸に取り付けることが好まし
い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1、図2、図3、図4及
び図5は本発明に係る廃棄物破砕装置の実施の形態の一
例を示す平面図、側面図、正面図、背面図及び図1にお
けるV−V線断面図である。図中1は上下が開放された
方形箱状のケーシングで、このケーシング1は、直方体
状のフレーム2と、その側方を閉鎖する対向する二組の
側壁3,4とからなる。そして、ケーシング1は、破製
品又は異物を搬送する順送又は逆送可能なベルトコンベ
ヤを搭載した図示しない架台に載置されており、その上
部には、伐採木や切株、建築廃材、古タイヤ、可燃性粗
大ごみ等の比較的嵩張る廃棄物が被処理物として投入さ
れるホッパー5を備えている。
て図面を参照して説明する。図1、図2、図3、図4及
び図5は本発明に係る廃棄物破砕装置の実施の形態の一
例を示す平面図、側面図、正面図、背面図及び図1にお
けるV−V線断面図である。図中1は上下が開放された
方形箱状のケーシングで、このケーシング1は、直方体
状のフレーム2と、その側方を閉鎖する対向する二組の
側壁3,4とからなる。そして、ケーシング1は、破製
品又は異物を搬送する順送又は逆送可能なベルトコンベ
ヤを搭載した図示しない架台に載置されており、その上
部には、伐採木や切株、建築廃材、古タイヤ、可燃性粗
大ごみ等の比較的嵩張る廃棄物が被処理物として投入さ
れるホッパー5を備えている。
【0007】ケーシング1の対向する一組の側壁3(図
5においては左右の側壁)の間隔は、中間部から下方に
なるにつれて漸次広幅となるように設けられており、こ
のケーシング1内の中間部には、中間部分を角形に形成
した2本の軸6が、両端を残る一組の側壁4の一方の外
側及び他の外側に付設したギヤボックス7の外側にそれ
ぞれ取り付けられた軸受8に回転自在に支承され、上記
一組の側壁3と平行にかつ水平に配設されている。両軸
6は、ギヤボックス7内において図示しないギヤ列によ
り互いに異なる方向へ正転(図5においては矢印A方
向)若しくは逆転(図5においては矢印B方向)可能に
してかつ一方(図5においては左方)が他方より高速回
転可能に連動連結されており、又、一方の軸6は、ギヤ
ボックス7から突出され、油圧モータ9と連結されてい
る。なお、駆動源は、油圧モータ9に限らず、回転の方
向や速度を可変とする他の電動機やエンジン等を用いて
もよい。
5においては左右の側壁)の間隔は、中間部から下方に
なるにつれて漸次広幅となるように設けられており、こ
のケーシング1内の中間部には、中間部分を角形に形成
した2本の軸6が、両端を残る一組の側壁4の一方の外
側及び他の外側に付設したギヤボックス7の外側にそれ
ぞれ取り付けられた軸受8に回転自在に支承され、上記
一組の側壁3と平行にかつ水平に配設されている。両軸
6は、ギヤボックス7内において図示しないギヤ列によ
り互いに異なる方向へ正転(図5においては矢印A方
向)若しくは逆転(図5においては矢印B方向)可能に
してかつ一方(図5においては左方)が他方より高速回
転可能に連動連結されており、又、一方の軸6は、ギヤ
ボックス7から突出され、油圧モータ9と連結されてい
る。なお、駆動源は、油圧モータ9に限らず、回転の方
向や速度を可変とする他の電動機やエンジン等を用いて
もよい。
【0008】両軸6には、スリッタ形の破砕手段である
円板状の回転刃10と、この回転刃10より適宜小径で
これとほぼ同一の肉厚を有する円板状のスペーサ11と
を、それぞれの中心部に設けた角形の取付孔12,13
を介して交互に嵌装することにより、複数の回転刃10
がその肉厚とほぼ同間隔で軸線と直角に取り付けられて
いると共に、一方の軸6の回転刃10と他方の軸6のス
ペーサ11とが軸線と直交する方向で対向するように設
けられている。各回転刃10は、前記取付孔12を設け
た円板状の本体部101と、本体部101の周辺部に周
方向へ等間隔で半径方向外方へ突出させて形成され、正
転時に被処理物を後述するように剪断破砕する直線状の
正転用刃102aを正転方向の前部に形成した6つの刃
部102とからなり、両軸6の回転刃10の刃部102
の側面が、軸線と直交する方向で対向する回転刃10の
本体部101の側面と摺接するように設けられている。
又、低速側の軸6に取り付けた回転刃10の刃部102
には、図6に示すように、直線状の逆転用刃102bが
正転方向の後部に形成されており、この逆転用刃102
bは、その刃先Pと回転刃10の回転中心Oを結ぶ直線
Lに対し、正転方向へ0°の角度をなして、すなわち、
直線Lの一部と重なるようにして設けられている。な
お、刃部102の正転用刃102aは、その刃先と回転
中心を結ぶ直線に対し正転方向へ−5°〜−20°の角
度をなしているものである。
円板状の回転刃10と、この回転刃10より適宜小径で
これとほぼ同一の肉厚を有する円板状のスペーサ11と
を、それぞれの中心部に設けた角形の取付孔12,13
を介して交互に嵌装することにより、複数の回転刃10
がその肉厚とほぼ同間隔で軸線と直角に取り付けられて
いると共に、一方の軸6の回転刃10と他方の軸6のス
ペーサ11とが軸線と直交する方向で対向するように設
けられている。各回転刃10は、前記取付孔12を設け
た円板状の本体部101と、本体部101の周辺部に周
方向へ等間隔で半径方向外方へ突出させて形成され、正
転時に被処理物を後述するように剪断破砕する直線状の
正転用刃102aを正転方向の前部に形成した6つの刃
部102とからなり、両軸6の回転刃10の刃部102
の側面が、軸線と直交する方向で対向する回転刃10の
本体部101の側面と摺接するように設けられている。
又、低速側の軸6に取り付けた回転刃10の刃部102
には、図6に示すように、直線状の逆転用刃102bが
正転方向の後部に形成されており、この逆転用刃102
bは、その刃先Pと回転刃10の回転中心Oを結ぶ直線
Lに対し、正転方向へ0°の角度をなして、すなわち、
直線Lの一部と重なるようにして設けられている。な
お、刃部102の正転用刃102aは、その刃先と回転
中心を結ぶ直線に対し正転方向へ−5°〜−20°の角
度をなしているものである。
【0009】前記一組の側壁3は、図5に示すように、
鉄塊や岩石等の破砕困難な異物を円滑に排出するため、
両軸6と平行にフレーム2の下部に軸支した支持軸14
により下端部を支持されると共にシリンダ本体の基端部
をフレーム2の下部の外側中央に枢支しかつピストンロ
ッドの先端部を側壁3の上部の外側中央に枢支した油圧
シリンダ−15により、支持軸14を中心として外側方
へ回動可能に設けられており、その下端部には、フレー
ム2の下部内面の一部を覆う張出し部3aが設けられて
いる。又、一組の側壁3の上部中央には、ロック穴16
が設けられており、このロック穴16には、フレーム2
の上部中央に立設した油圧シリンダー17により、フレ
ーム2の上部中央に上下動可能に設けたロックピン18
の下端が、両側壁3を閉状態(図5においては右側の状
態)に保持するため、嵌挿可能に設けられている。更
に、両側壁3の内側面には、回転刃10に付着した破砕
屑を除去する複数のスクレーパ19が、軸方向で隣り合
う回転刃10間に介挿可能に取り付けられており、各ス
クレーパ19の先端は、スペーサ11の外周に近接する
ように設けられている。図1〜図5において20は油圧
モータ9を支持するトルクアーム、21は開作動時(図
5においては左側の状態)の側壁3を覆うようにしてフ
レーム2の外側に取り付けたカバー、22はロックピン
18用の油圧シリンダー17を覆うようにしてフレーム
2の上部に取り付けたシリンダーカバーである。
鉄塊や岩石等の破砕困難な異物を円滑に排出するため、
両軸6と平行にフレーム2の下部に軸支した支持軸14
により下端部を支持されると共にシリンダ本体の基端部
をフレーム2の下部の外側中央に枢支しかつピストンロ
ッドの先端部を側壁3の上部の外側中央に枢支した油圧
シリンダ−15により、支持軸14を中心として外側方
へ回動可能に設けられており、その下端部には、フレー
ム2の下部内面の一部を覆う張出し部3aが設けられて
いる。又、一組の側壁3の上部中央には、ロック穴16
が設けられており、このロック穴16には、フレーム2
の上部中央に立設した油圧シリンダー17により、フレ
ーム2の上部中央に上下動可能に設けたロックピン18
の下端が、両側壁3を閉状態(図5においては右側の状
態)に保持するため、嵌挿可能に設けられている。更
に、両側壁3の内側面には、回転刃10に付着した破砕
屑を除去する複数のスクレーパ19が、軸方向で隣り合
う回転刃10間に介挿可能に取り付けられており、各ス
クレーパ19の先端は、スペーサ11の外周に近接する
ように設けられている。図1〜図5において20は油圧
モータ9を支持するトルクアーム、21は開作動時(図
5においては左側の状態)の側壁3を覆うようにしてフ
レーム2の外側に取り付けたカバー、22はロックピン
18用の油圧シリンダー17を覆うようにしてフレーム
2の上部に取り付けたシリンダーカバーである。
【0010】上記構成の廃棄物破砕装置において、ホッ
パー5から投入された被処理物は、互いに回転速度を変
えて正転される両軸の回転刃10の協働により剪断破砕
されて下方へ落下し、架台のベルトコンベヤの順送によ
り砕製品として外部へ搬出される。上記破砕中に円筒状
の被処理物が両軸6と平行な状態で両軸6間に移動さ
れ、噛み込みが行われないで低負荷となり、駆動源の圧
力又はトルク等が低くなり、被処理物の噛み込み不良が
発生していると測定されると、両軸6が所要時間逆転さ
れて主として低速側の軸6の回転刃10の逆転用刃10
2b又は高速側の軸6の回転刃10の背部により、被処
理物が掻き上げられて両軸6の外側方へ移動させられ、
その姿勢が変えられた後、両軸6が正転されて回転刃1
0による良好な噛み込みが行われる。又、破砕中に回転
刃10に過負荷が加えられ、駆動源の圧力又はトルク等
が高くなり、被処理物中に異物が存在していると測定さ
れると、両軸6が所要時間逆転されると共に、油圧シリ
ンダー17によるロックピン18の上動に伴う側壁3の
ロック解除及びこれに続く油圧シリンダー15の収縮作
動によって両側壁3が支持軸14を中心として外側方へ
回動され、かつ架台のベルトコンベヤが逆送作動され
る。この操作に伴って、異物は、主として低速側の軸6
の回転刃10の逆転用刃102b又は高速側の軸6の回
転刃10の背部により掻き上げられて両軸6の外側方へ
移動し、図5において白抜きの矢印Cで示すように、傾
斜した側壁3上に落下すると共に、それに案内されて架
台のベルトコンベヤに流下し、ベルトコンベヤにより破
製品と異なる場所へ搬出される。そして、異物の排出が
終了すると、ベルトコンベヤが順送作動されると共に、
油圧シリンダー15の伸長作動による側壁3の復帰回動
及びこれに続く油圧シリンダー17によるロックピン1
8の下動に伴う側壁3のロックがなされ、かつ両軸6が
正転されて再び被処理物の剪断破砕が行われる。
パー5から投入された被処理物は、互いに回転速度を変
えて正転される両軸の回転刃10の協働により剪断破砕
されて下方へ落下し、架台のベルトコンベヤの順送によ
り砕製品として外部へ搬出される。上記破砕中に円筒状
の被処理物が両軸6と平行な状態で両軸6間に移動さ
れ、噛み込みが行われないで低負荷となり、駆動源の圧
力又はトルク等が低くなり、被処理物の噛み込み不良が
発生していると測定されると、両軸6が所要時間逆転さ
れて主として低速側の軸6の回転刃10の逆転用刃10
2b又は高速側の軸6の回転刃10の背部により、被処
理物が掻き上げられて両軸6の外側方へ移動させられ、
その姿勢が変えられた後、両軸6が正転されて回転刃1
0による良好な噛み込みが行われる。又、破砕中に回転
刃10に過負荷が加えられ、駆動源の圧力又はトルク等
が高くなり、被処理物中に異物が存在していると測定さ
れると、両軸6が所要時間逆転されると共に、油圧シリ
ンダー17によるロックピン18の上動に伴う側壁3の
ロック解除及びこれに続く油圧シリンダー15の収縮作
動によって両側壁3が支持軸14を中心として外側方へ
回動され、かつ架台のベルトコンベヤが逆送作動され
る。この操作に伴って、異物は、主として低速側の軸6
の回転刃10の逆転用刃102b又は高速側の軸6の回
転刃10の背部により掻き上げられて両軸6の外側方へ
移動し、図5において白抜きの矢印Cで示すように、傾
斜した側壁3上に落下すると共に、それに案内されて架
台のベルトコンベヤに流下し、ベルトコンベヤにより破
製品と異なる場所へ搬出される。そして、異物の排出が
終了すると、ベルトコンベヤが順送作動されると共に、
油圧シリンダー15の伸長作動による側壁3の復帰回動
及びこれに続く油圧シリンダー17によるロックピン1
8の下動に伴う側壁3のロックがなされ、かつ両軸6が
正転されて再び被処理物の剪断破砕が行われる。
【0011】なお、上述した実施の形態のものにおいて
は、低速側の軸6に取り付けた回転刃10の直線状の逆
転用刃102bを、その刃先Pと回転刃10の回転中心
Oを結ぶ直線Lに対し、正転方向へ0°の角度をなして
設ける場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば図7又は図8に示すように、低速側の
軸6に取り付けた回転刃10の直線状の逆転用刃102
bを、その刃先Pと回転刃10の回転中心Oを結ぶ直線
Lに対し、正転方向へ最大8°の角度をなして設け、又
は正転方向へ最小−17°の角度をなして設けるように
してもよい。又、逆転用刃102bは、低速側の軸6の
回転刃10に設ける場合に限らず、高速側の軸6の回転
刃10に設けてもよく、あるいは両軸6の回転刃10に
設けるようにしてもよい。更に、一組の側壁3は開閉可
能に設ける場合に限らず、側壁を開閉しないようにして
もよい。
は、低速側の軸6に取り付けた回転刃10の直線状の逆
転用刃102bを、その刃先Pと回転刃10の回転中心
Oを結ぶ直線Lに対し、正転方向へ0°の角度をなして
設ける場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば図7又は図8に示すように、低速側の
軸6に取り付けた回転刃10の直線状の逆転用刃102
bを、その刃先Pと回転刃10の回転中心Oを結ぶ直線
Lに対し、正転方向へ最大8°の角度をなして設け、又
は正転方向へ最小−17°の角度をなして設けるように
してもよい。又、逆転用刃102bは、低速側の軸6の
回転刃10に設ける場合に限らず、高速側の軸6の回転
刃10に設けてもよく、あるいは両軸6の回転刃10に
設けるようにしてもよい。更に、一組の側壁3は開閉可
能に設ける場合に限らず、側壁を開閉しないようにして
もよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の廃棄物破
砕装置によれば、両軸の逆転の際、回転刃の逆転用刃に
よる被処理物の掻き上げが可能となるので、従来のよう
に正、逆転を繰り返すようなことはなく、被処理物の姿
勢を前の噛み込み時と変えて次の噛み込みを良好にする
ことができ、ひいては装置の処理量を高めることができ
る。
砕装置によれば、両軸の逆転の際、回転刃の逆転用刃に
よる被処理物の掻き上げが可能となるので、従来のよう
に正、逆転を繰り返すようなことはなく、被処理物の姿
勢を前の噛み込み時と変えて次の噛み込みを良好にする
ことができ、ひいては装置の処理量を高めることができ
る。
【図1】本発明に係る廃棄物破砕装置の実施の形態の一
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図2】図1の廃棄物破砕装置の側面図である。
【図3】図1の廃棄物破砕装置の正面図である。
【図4】図1の廃棄物破砕装置の背面図である。
【図5】図1におけるV−V線断面図である。
【図6】図5における要部の拡大説明図である。
【図7】本発明に係る廃棄物破砕装置の実施の形態の他
の例を示す要部の拡大説明図である。
の例を示す要部の拡大説明図である。
【図8】本発明に係る廃棄物破砕装置の実施の形態の更
に他の例を示す要部の拡大説明図である。
に他の例を示す要部の拡大説明図である。
1 ケーシング 3 側壁 6 軸 10 回転刃 101 本体部 102 刃部 102a 正転用刃 102b 逆転用刃 11 スペーサ P 刃先 O 回転中心 L 直線 A 正転 B 逆転
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 廃棄物破砕装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伐採木や切株、建
築廃材、古タイヤ、可燃性粗大ごみ等の比較的嵩張る廃
棄物を破砕するスリッタ形の廃棄物破砕装置に関する。
築廃材、古タイヤ、可燃性粗大ごみ等の比較的嵩張る廃
棄物を破砕するスリッタ形の廃棄物破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃棄物破砕装置として
は、例えば実公昭61−29481号公報記載のスリッ
タ形破砕機が知られている。このスリッタ形破砕機は、
上下が開放された方形箱状のケーシングと、ケーシング
の中間部にその対向する一組の側壁と平行かつ水平に配
設され、互いに異なる方向へ回転可能な2本の軸と、両
軸に軸線と直角をなすようにスペーサ若しくはディスタ
ンスカラーを介在して取り付けた円板状の本体部及びそ
の周辺部に設けた複数の刃部からなり、周辺部の側面が
両軸のもの同士で摺接するようになした複数の回転刃と
を備えており、上方から供給される被処理物を両軸の回
転刃で両軸間に移動しつつ協働して剪断して破砕するも
のである。
は、例えば実公昭61−29481号公報記載のスリッ
タ形破砕機が知られている。このスリッタ形破砕機は、
上下が開放された方形箱状のケーシングと、ケーシング
の中間部にその対向する一組の側壁と平行かつ水平に配
設され、互いに異なる方向へ回転可能な2本の軸と、両
軸に軸線と直角をなすようにスペーサ若しくはディスタ
ンスカラーを介在して取り付けた円板状の本体部及びそ
の周辺部に設けた複数の刃部からなり、周辺部の側面が
両軸のもの同士で摺接するようになした複数の回転刃と
を備えており、上方から供給される被処理物を両軸の回
転刃で両軸間に移動しつつ協働して剪断して破砕するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の廃棄物
破砕装置では、被処理物を両軸間に引き込む機能も兼ね
る刃部の背が、次の刃部による噛み込みの妨げとならぬ
ように、回転方向後方になるに従って低くなる曲線状に
形成されているので、例えばロールパイプ、ロール紙、
ロール状ビニル等の円筒状の被処理物が両軸と平行な状
態で両軸間に移動され、かつ噛み込みが行われない場
合、両軸の逆転によって被処理物の姿勢を変えようとし
ても、刃部の背から滑り落ちて姿勢を変えることができ
ず、長時間両軸の正、逆転を繰り返すことになり、ひい
ては異物として排出され、装置の処理量の低下をもたら
す不具合がある。そこで、本発明は、被処理物の姿勢を
前の噛み込み時と変えて次の噛み込みを良好にし得、ひ
いては処理量を高め得る廃棄物破砕装置を提供すること
を目的とする。
破砕装置では、被処理物を両軸間に引き込む機能も兼ね
る刃部の背が、次の刃部による噛み込みの妨げとならぬ
ように、回転方向後方になるに従って低くなる曲線状に
形成されているので、例えばロールパイプ、ロール紙、
ロール状ビニル等の円筒状の被処理物が両軸と平行な状
態で両軸間に移動され、かつ噛み込みが行われない場
合、両軸の逆転によって被処理物の姿勢を変えようとし
ても、刃部の背から滑り落ちて姿勢を変えることができ
ず、長時間両軸の正、逆転を繰り返すことになり、ひい
ては異物として排出され、装置の処理量の低下をもたら
す不具合がある。そこで、本発明は、被処理物の姿勢を
前の噛み込み時と変えて次の噛み込みを良好にし得、ひ
いては処理量を高め得る廃棄物破砕装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の廃棄物破砕装置は、上下が開放された方形
箱状のケーシングと、ケーシングの中間部にその対向す
る一組の側壁と平行かつ水平に配置され、互いに異なる
方向へ回転数を異ならせて正、逆転可能な2本の軸と、
両軸に軸線と直角をなすようにスペーサを介在して取り
付けた円板状の本体部及びその周辺部に設けた複数の刃
部からなり、周辺部と刃部の側面が両軸のもの同士で摺
接するようになした複数の回転刃とを備える廃棄物破砕
装置において、前記少なくともいずれか一方の軸の回転
刃における各刃部の正転方向の後部に逆転用刃が設けら
れ、この逆転用刃がその刃先と回転中心を結ぶ直線に対
し、正転方向へ+5°〜+1°の角度をなす直線状に設
けられていることを特徴とする。
め、本発明の廃棄物破砕装置は、上下が開放された方形
箱状のケーシングと、ケーシングの中間部にその対向す
る一組の側壁と平行かつ水平に配置され、互いに異なる
方向へ回転数を異ならせて正、逆転可能な2本の軸と、
両軸に軸線と直角をなすようにスペーサを介在して取り
付けた円板状の本体部及びその周辺部に設けた複数の刃
部からなり、周辺部と刃部の側面が両軸のもの同士で摺
接するようになした複数の回転刃とを備える廃棄物破砕
装置において、前記少なくともいずれか一方の軸の回転
刃における各刃部の正転方向の後部に逆転用刃が設けら
れ、この逆転用刃がその刃先と回転中心を結ぶ直線に対
し、正転方向へ+5°〜+1°の角度をなす直線状に設
けられていることを特徴とする。
【0005】上記手段においては、両軸の逆転の際、回
転刃の逆転用刃による被処理物の掻き上げが可能とな
る。直線状の逆転用刃が、その刃先と回転中心を結ぶ直
線に対し、正転方向へ+5°を超える角度をなすと、刃
部の刃元が細くなり、その強度が低下する。一方、正転
方向へ+1°未満の角度をなすと、被処理物が滑り落ち
易くなり、逆転時の掻き上げが困難となる。好ましい逆
転用刃の角度は、+2.5°である。又、逆転用刃を有
する回転刃は、少なくとも低速側の軸に取り付けること
が好ましい。
転刃の逆転用刃による被処理物の掻き上げが可能とな
る。直線状の逆転用刃が、その刃先と回転中心を結ぶ直
線に対し、正転方向へ+5°を超える角度をなすと、刃
部の刃元が細くなり、その強度が低下する。一方、正転
方向へ+1°未満の角度をなすと、被処理物が滑り落ち
易くなり、逆転時の掻き上げが困難となる。好ましい逆
転用刃の角度は、+2.5°である。又、逆転用刃を有
する回転刃は、少なくとも低速側の軸に取り付けること
が好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1、図2、図3、図4及
び図5は本発明に係る廃棄物破砕装置の実施の形態の一
例を示す平面図、側面図、正面図、背面図及び図1にお
けるV−V線断面図である。図中1は上下が開放された
方形箱状のケーシングで、このケーシング1は、直方体
状のフレーム2と、その側方を閉鎖する対向する二組の
側壁3,4とからなる。そして、ケーシング1は、破製
品又は異物を搬送する順送又は逆送可能なベルトコンベ
ヤを搭載した図示しない架台に載置されており、その上
部には、伐採木や切株、建築廃材、古タイヤ、可燃性粗
大ごみ等の比較的嵩張る廃棄物が被処理物として投入さ
れるホッパー5を備えている。
て図面を参照して説明する。図1、図2、図3、図4及
び図5は本発明に係る廃棄物破砕装置の実施の形態の一
例を示す平面図、側面図、正面図、背面図及び図1にお
けるV−V線断面図である。図中1は上下が開放された
方形箱状のケーシングで、このケーシング1は、直方体
状のフレーム2と、その側方を閉鎖する対向する二組の
側壁3,4とからなる。そして、ケーシング1は、破製
品又は異物を搬送する順送又は逆送可能なベルトコンベ
ヤを搭載した図示しない架台に載置されており、その上
部には、伐採木や切株、建築廃材、古タイヤ、可燃性粗
大ごみ等の比較的嵩張る廃棄物が被処理物として投入さ
れるホッパー5を備えている。
【0007】ケーシング1の対向する一組の側壁3(図
5においては左右の側壁)の間隔は、中間部から下方に
なるにつれて漸次広幅となるように設けられており、こ
のケーシング1内の中間部には、中間部分を角形に形成
した2本の軸6が、両端を残る一組の側壁4の一方の外
側及び他の外側に付設したギヤボックス7の外側にそれ
ぞれ取り付けられた軸受8に回転自在に支承され、上記
一組の側壁3と平行にかつ水平に配設されている。両軸
6は、ギヤボックス7内において図示しないギヤ列によ
り互いに異なる方向へ正転(図5においては矢印A方
向)若しくは逆転(図5においては矢印B方向)可能に
してかつ一方(図5においては左方)が他方より高速回
転可能に連動連結されており、又、一方の軸6は、ギヤ
ボックス7から突出され、油圧モータ9と連結されてい
る。なお、駆動源は、油圧モータ9に限らず、回転の方
向や速度を可変とする他の電動機やエンジン等を用いて
もよい。
5においては左右の側壁)の間隔は、中間部から下方に
なるにつれて漸次広幅となるように設けられており、こ
のケーシング1内の中間部には、中間部分を角形に形成
した2本の軸6が、両端を残る一組の側壁4の一方の外
側及び他の外側に付設したギヤボックス7の外側にそれ
ぞれ取り付けられた軸受8に回転自在に支承され、上記
一組の側壁3と平行にかつ水平に配設されている。両軸
6は、ギヤボックス7内において図示しないギヤ列によ
り互いに異なる方向へ正転(図5においては矢印A方
向)若しくは逆転(図5においては矢印B方向)可能に
してかつ一方(図5においては左方)が他方より高速回
転可能に連動連結されており、又、一方の軸6は、ギヤ
ボックス7から突出され、油圧モータ9と連結されてい
る。なお、駆動源は、油圧モータ9に限らず、回転の方
向や速度を可変とする他の電動機やエンジン等を用いて
もよい。
【0008】両軸6には、スリッタ形の破砕手段である
円板状の回転刃10と、この回転刃10より適宜小径で
これとほぼ同一の肉厚を有する円板状のスペーサ11と
を、それぞれの中心部に設けた角形の取付孔12,13
を介して交互に嵌装することにより、複数の回転刃10
がその肉厚とほぼ同間隔で軸線と直角に取り付けられて
いると共に、一方の軸6の回転刃10と他方の軸6のス
ペーサ11とが軸線と直交する方向で対向するように設
けられている。各回転刃10は、前記取付孔12を設け
た円板状の本体部101と、本体部101の周辺部に周
方向へ等間隔で半径方向外方へ突出させて形成され、正
転時に被処理物を後述するように剪断破砕する直線状の
正転用刃102aを正転方向の前部に形成した6つの刃
部102とからなり、両軸6の回転刃10の刃部102
の側面が、軸線と直交する方向で対向する回転刃10の
本体部101の側面と摺接するように設けられている。
又、低速側の軸6に取り付けた回転刃10の刃部102
には、図6に示すように、直線状の逆転用刃102bが
正転方向の後部に形成されており、この逆転用刃102
bは、その刃先Pと回転刃10の回転中心Oを結ぶ直線
Lに対し、正転方向へ+5°〜+1°の角度をなして設
けられている。なお、刃部102の正転用刃102a
は、その刃先と回転中心を結ぶ直線に対し正転方向へ−
5°〜−20°の角度をなしているものである。
円板状の回転刃10と、この回転刃10より適宜小径で
これとほぼ同一の肉厚を有する円板状のスペーサ11と
を、それぞれの中心部に設けた角形の取付孔12,13
を介して交互に嵌装することにより、複数の回転刃10
がその肉厚とほぼ同間隔で軸線と直角に取り付けられて
いると共に、一方の軸6の回転刃10と他方の軸6のス
ペーサ11とが軸線と直交する方向で対向するように設
けられている。各回転刃10は、前記取付孔12を設け
た円板状の本体部101と、本体部101の周辺部に周
方向へ等間隔で半径方向外方へ突出させて形成され、正
転時に被処理物を後述するように剪断破砕する直線状の
正転用刃102aを正転方向の前部に形成した6つの刃
部102とからなり、両軸6の回転刃10の刃部102
の側面が、軸線と直交する方向で対向する回転刃10の
本体部101の側面と摺接するように設けられている。
又、低速側の軸6に取り付けた回転刃10の刃部102
には、図6に示すように、直線状の逆転用刃102bが
正転方向の後部に形成されており、この逆転用刃102
bは、その刃先Pと回転刃10の回転中心Oを結ぶ直線
Lに対し、正転方向へ+5°〜+1°の角度をなして設
けられている。なお、刃部102の正転用刃102a
は、その刃先と回転中心を結ぶ直線に対し正転方向へ−
5°〜−20°の角度をなしているものである。
【0009】前記一組の側壁3は、図5に示すように、
鉄塊や岩石等の破砕困難な異物を円滑に排出するため、
両軸6と平行にフレーム2の下部に軸支した支持軸14
により下端部を支持されると共にシリンダ本体の基端部
をフレーム2の下部の外側中央に枢支しかつピストンロ
ッドの先端部を側壁3の上部の外側中央に枢支した油圧
シリンダ−15により、支持軸14を中心として外側方
へ回動可能に設けられており、その下端部には、フレー
ム2の下部内面の一部を覆う張出し部3aが設けられて
いる。又、一組の側壁3の上部中央には、ロック穴16
が設けられており、このロック穴16には、フレーム2
の上部中央に立設した油圧シリンダー17により、フレ
ーム2の上部中央に上下動可能に設けたロックピン18
の下端が、両側壁3を閉状態(図5においては右側の状
態)に保持するため、嵌挿可能に設けられている。更
に、両側壁3の内側面には、回転刃10に付着した破砕
屑を除去する複数のスクレーパ19が、軸方向で隣り合
う回転刃10間に介挿可能に取り付けられており、各ス
クレーパ19の先端は、スペーサ11の外周に近接する
ように設けられている。図1〜図5において20は油圧
モータ9を支持するトルクアーム、21は開作動時(図
5においては左側の状態)の側壁3を覆うようにしてフ
レーム2の外側に取り付けたカバー、22はロックピン
18用の油圧シリンダー17を覆うようにしてフレーム
2の上部に取り付けたシリンダーカバーである。
鉄塊や岩石等の破砕困難な異物を円滑に排出するため、
両軸6と平行にフレーム2の下部に軸支した支持軸14
により下端部を支持されると共にシリンダ本体の基端部
をフレーム2の下部の外側中央に枢支しかつピストンロ
ッドの先端部を側壁3の上部の外側中央に枢支した油圧
シリンダ−15により、支持軸14を中心として外側方
へ回動可能に設けられており、その下端部には、フレー
ム2の下部内面の一部を覆う張出し部3aが設けられて
いる。又、一組の側壁3の上部中央には、ロック穴16
が設けられており、このロック穴16には、フレーム2
の上部中央に立設した油圧シリンダー17により、フレ
ーム2の上部中央に上下動可能に設けたロックピン18
の下端が、両側壁3を閉状態(図5においては右側の状
態)に保持するため、嵌挿可能に設けられている。更
に、両側壁3の内側面には、回転刃10に付着した破砕
屑を除去する複数のスクレーパ19が、軸方向で隣り合
う回転刃10間に介挿可能に取り付けられており、各ス
クレーパ19の先端は、スペーサ11の外周に近接する
ように設けられている。図1〜図5において20は油圧
モータ9を支持するトルクアーム、21は開作動時(図
5においては左側の状態)の側壁3を覆うようにしてフ
レーム2の外側に取り付けたカバー、22はロックピン
18用の油圧シリンダー17を覆うようにしてフレーム
2の上部に取り付けたシリンダーカバーである。
【0010】上記構成の廃棄物破砕装置において、ホッ
パー5から投入された被処理物は、互いに回転速度を変
えて正転される両軸の回転刃10の協働により剪断破砕
されて下方へ落下し、架台のベルトコンベヤの順送によ
り砕製品として外部へ搬出される。上記破砕中に円筒状
の被処理物が両軸6と平行な状態で両軸6間に移動さ
れ、噛み込みが行われないで低負荷となり、駆動源の圧
力又はトルク等が低くなり、被処理物の噛み込み不良が
発生していると測定されると、両軸6が所要時間逆転さ
れて主として低速側の軸6の回転刃10の逆転用刃10
2b又は高速側の軸6の回転刃10の背部により、被処
理物が掻き上げられて両軸6の外側方へ移動させられ、
その姿勢が変えられた後、両軸6が正転されて回転刃1
0による良好な噛み込みが行われる。又、破砕中に回転
刃10に過負荷が加えられ、駆動源の圧力又はトルク等
が高くなり、被処理物中に異物が存在していると測定さ
れると、両軸6が所要時間逆転されると共に、油圧シリ
ンダー17によるロックピン18の上動に伴う側壁3の
ロック解除及びこれに続く油圧シリンダー15の収縮作
動によって両側壁3が支持軸14を中心として外側方へ
回動され、かつ架台のベルトコンベヤが逆送作動され
る。この操作に伴って、異物は、主として低速側の軸6
の回転刃10の逆転用刃102b又は高速側の軸6の回
転刃10の背部により掻き上げられて両軸6の外側方へ
移動し、図5において白抜きの矢印Cで示すように、傾
斜した側壁3上に落下すると共に、それに案内されて架
台のベルトコンベヤに流下し、ベルトコンベヤにより破
製品と異なる場所へ搬出される。そして、異物の排出が
終了すると、ベルトコンベヤが順送作動されると共に、
油圧シリンダー15の伸長作動による側壁3の復帰回動
及びこれに続く油圧シリンダー17によるロックピン1
8の下動に伴う側壁3のロックがなされ、かつ両軸6が
正転されて再び被処理物の剪断破砕が行われる。
パー5から投入された被処理物は、互いに回転速度を変
えて正転される両軸の回転刃10の協働により剪断破砕
されて下方へ落下し、架台のベルトコンベヤの順送によ
り砕製品として外部へ搬出される。上記破砕中に円筒状
の被処理物が両軸6と平行な状態で両軸6間に移動さ
れ、噛み込みが行われないで低負荷となり、駆動源の圧
力又はトルク等が低くなり、被処理物の噛み込み不良が
発生していると測定されると、両軸6が所要時間逆転さ
れて主として低速側の軸6の回転刃10の逆転用刃10
2b又は高速側の軸6の回転刃10の背部により、被処
理物が掻き上げられて両軸6の外側方へ移動させられ、
その姿勢が変えられた後、両軸6が正転されて回転刃1
0による良好な噛み込みが行われる。又、破砕中に回転
刃10に過負荷が加えられ、駆動源の圧力又はトルク等
が高くなり、被処理物中に異物が存在していると測定さ
れると、両軸6が所要時間逆転されると共に、油圧シリ
ンダー17によるロックピン18の上動に伴う側壁3の
ロック解除及びこれに続く油圧シリンダー15の収縮作
動によって両側壁3が支持軸14を中心として外側方へ
回動され、かつ架台のベルトコンベヤが逆送作動され
る。この操作に伴って、異物は、主として低速側の軸6
の回転刃10の逆転用刃102b又は高速側の軸6の回
転刃10の背部により掻き上げられて両軸6の外側方へ
移動し、図5において白抜きの矢印Cで示すように、傾
斜した側壁3上に落下すると共に、それに案内されて架
台のベルトコンベヤに流下し、ベルトコンベヤにより破
製品と異なる場所へ搬出される。そして、異物の排出が
終了すると、ベルトコンベヤが順送作動されると共に、
油圧シリンダー15の伸長作動による側壁3の復帰回動
及びこれに続く油圧シリンダー17によるロックピン1
8の下動に伴う側壁3のロックがなされ、かつ両軸6が
正転されて再び被処理物の剪断破砕が行われる。
【0011】なお、逆転用刃102bは、低速側の軸6
の回転刃10に設ける場合に限らず、高速側の軸6の回
転刃10に設けてもよく、あるいは両軸6の回転刃10
に設けるようにしてもよい。又、一組の側壁3は開閉可
能に設ける場合に限らず、側壁を開閉しないようにして
もよい。
の回転刃10に設ける場合に限らず、高速側の軸6の回
転刃10に設けてもよく、あるいは両軸6の回転刃10
に設けるようにしてもよい。又、一組の側壁3は開閉可
能に設ける場合に限らず、側壁を開閉しないようにして
もよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の廃棄物破
砕装置によれば、両軸の逆転の際、回転刃の逆転用刃に
よる被処理物の掻き上げが可能となるので、従来のよう
に正、逆転を繰り返すようなことはなく、被処理物の姿
勢を前の噛み込み時と変えて次の噛み込みを良好にする
ことができ、ひいては装置の処理量を高めることができ
る。
砕装置によれば、両軸の逆転の際、回転刃の逆転用刃に
よる被処理物の掻き上げが可能となるので、従来のよう
に正、逆転を繰り返すようなことはなく、被処理物の姿
勢を前の噛み込み時と変えて次の噛み込みを良好にする
ことができ、ひいては装置の処理量を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃棄物破砕装置の実施の形態の一
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図2】図1の廃棄物破砕装置の側面図である。
【図3】図1の廃棄物破砕装置の正面図である。
【図4】図1の廃棄物破砕装置の背面図である。
【図5】図1におけるV−V線断面図である。
【図6】図5における要部の拡大説明図である。
【符号の説明】 1 ケーシング 3 側壁 6 軸 10 回転刃 101 本体部 102 刃部 102a 正転用刃 102b 逆転用刃 11 スペーサ P 刃先 O 回転中心 L 直線 A 正転 B 逆転
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図6】
【図3】
【図4】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 昌彦 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重工 業株式会社八千代工場内 (72)発明者 木島 崇 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重工 業株式会社八千代工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 上下が開放された方形箱状のケーシング
と、ケーシングの中間部にその対向する一組の側壁と平
行かつ水平に配設され、互いに異なる方向へ回転数を異
ならせて正、逆転可能な2本の軸と、両軸に軸線と直角
をなすようにスペーサを介在して取り付けた円板状の本
体部及びその周辺部に設けた複数の刃部からなり、周辺
部と刃部の側面が両軸のもの同士で摺接するようになし
た複数の回転刃とを備える廃棄物破砕装置において、前
記少なくともいずれか一方の軸の回転刃における各刃部
の正転方向の後部に逆転用刃が設けられ、この逆転用刃
がその刃先と回転中心を結ぶ直線に対し、正転方向へ+
8°〜−17°の角度をなす直線状に設けられているこ
とを特徴とする廃棄物破砕装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3678198A JPH11216384A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 廃棄物破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3678198A JPH11216384A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 廃棄物破砕装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11216384A true JPH11216384A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12479328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3678198A Pending JPH11216384A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 廃棄物破砕装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11216384A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005079990A1 (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-01 | Kabushiki Kaisha Kinki | 剪断式破砕機とその破砕方法 |
| WO2005079991A1 (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-01 | Kabushiki Kaisha Kinki | 剪断式破砕機と剪断式破砕方法 |
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1998
- 1998-02-03 JP JP3678198A patent/JPH11216384A/ja active Pending
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