JPH11217455A - スポンジ用ゴム組成物 - Google Patents

スポンジ用ゴム組成物

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JPH11217455A
JPH11217455A JP3660998A JP3660998A JPH11217455A JP H11217455 A JPH11217455 A JP H11217455A JP 3660998 A JP3660998 A JP 3660998A JP 3660998 A JP3660998 A JP 3660998A JP H11217455 A JPH11217455 A JP H11217455A
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JP
Japan
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ethylene
carbon atoms
cyclopentadienyl
bis
zirconium
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JP3660998A
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English (en)
Inventor
Toru Hasegawa
亨 長谷川
Junji Ayukawa
純治 鮎川
Kenji Hasegawa
研二 長谷川
Kenji Yasuda
健二 安田
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JSR Corp
Original Assignee
JSR Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟性、低圧縮永久歪、低温特性のバランス
が良好で、かつ加工特性に優れたスポンジ用ゴム組成物
を提供すること。 【解決手段】 (A)エチレン、炭素数6〜12のα−
オレフィンおよび非共役ポリエンからなり、エチレン
と炭素数6〜12のα−オレフィンとのモル比(エチレ
ン/α−オレフィン)が40/60〜80/20、ヨ
ウ素価が15〜45、ムーニー粘度(ML1+4 、10
0℃)が40〜150、ガラス転移温度(Tg)が−
80〜−55℃、以上〜の要件を満たすエチレン系
共重合体ゴム、(B)加硫剤および/または架橋剤、な
らびに(C)発泡剤を主成分とするスポンジ用ゴム組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポンジ用ゴム組
成物に関し、さらに詳細には、柔軟性、低圧縮永久歪、
低温特性のバランスがよく、かつ加工特性に優れたスポ
ンジ用ゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】エチレン/プロピレン/非共役ジエン共
重合体(EPDM)は、耐候性、耐熱性、耐寒性、耐オ
ゾン性などに優れており、従来、建築材料、自動車用部
品、電線被覆材料などに広く用いられている。しかしな
がら、近年の自動車の高性能化や長寿命化にともない、
これらの材料への要求性能も厳しくなっている。特に、
従来のEPDMスポンジでは、ヘタリ性の改善が大きな
課題となっている。また、その一方で、ソフト感(ドア
開閉時の音感)も重要視され、柔らかいスポンジ製品の
要求に応える必要がある。しかしながら、ソフト感と低
ヘタリ性は、二律背反の関係にあり、その両立は困難を
極めている。また、OAロールなどのロール材やシール
材などの一部には、非常に低硬度の材料が求められてい
るが、従来のEPDMは硬いため、低硬度にすべく高発
泡にすると、強度や圧縮永久歪みが劣り、充分に満足す
るものではない。
【0003】一方、炭素数6以上のα−オレフィンと非
共役ジエンからなるランダム共重合体に関し、米国特許
第3,933,769号明細書、同第4,064,33
5号明細書、同第4,340,705号明細書には、炭
素数6以上のα−オレフィン、メチル−1,4−ヘキサ
ジエンおよびα,ω−ジエンからなる共重合体が開示さ
れ、また特開平5−202143号公報には、炭素数6
以上のα−オレフィン、α,ω−ジエンおよび他の直鎖
状非共役ジエンからなる共重合体が開示されている。し
かしながら、これらの共重合体の場合、充分な機械的特
性を確保するため、α,ω−ジエンを多量に用いると、
共重合体中にゲルが生じやすく、これが機械的特性に悪
影響を及ぼしやすいなどの問題があり、そのままスポン
ジゴムなどに使用するには充分とはいえない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題を背景になされたもので特定のエチレン系共重
合体ゴムを用いることにより、柔軟性、低圧縮永久歪の
バランスが良好で、かつ加工特性に優れたスポンジ用ゴ
ム組成物を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)エチレ
ン、炭素数6〜12のα−オレフィンおよび非共役ポリ
エンからなり、下記〜の要件を満たすエチレン系共
重合体ゴム、(B)加硫剤および/または架橋剤、なら
びに(C)発泡剤を主成分とするスポンジ用ゴム組成物
(以下「ゴム組成物」ともいう)を提供するものであ
る。 エチレンと炭素数6〜12のα−オレフィンとのモル
比(エチレン/α−オレフィン)が40/60〜80/
20 ヨウ素価が15〜45 ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が40〜150 示差走査熱量計(DSC)により求めたガラス転移温
度(Tg)が−80〜−55℃
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のゴム組成物に用いられる
(A)エチレン系共重合体ゴムは、エチレン、炭素数6
〜12のα−オレフィン(以下「α−オレフィン」とも
いう)および非共役ポリエンからなる共重合体である。
上記α−オレフィンとしては、例えば、1−ヘキセン、
4−メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン、5−メチル
−1−ヘキセン、1−オクテン、5−エチル−1−ヘキ
セン、1−ノネン、1−デセン、1−ドデセンなどが挙
げられ、好ましくは1−ヘキセン、1−オクテンが用い
られる。これらのα−オレフィンは、単独でまたは2種
以上を混合して使用することができる。エチレン系共重
合体ゴムにおけるエチレンと上記α−オレフィンとのモ
ル比(エチレン/α−オレフィンは、40/60〜80
/20、好ましくは、50/50〜70/30の範囲に
ある〔上記要件〕。この場合、上記モル比が40/6
0未満では、機械的強度が劣り、一方、80/20を超
えると、柔軟性、圧縮永久歪が満足されない。
【0007】また、非共役ポリエンとしては、例えば、
5−エチリデン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジ
エン、5−プロピリデン−2−ノルボルネン、5−ビニ
ル−2−ノルボルネン、2,5−ノルボルナジエン、
1,4−シクロヘキサジエン、1,4−シクロオクタジ
エン、1,5−シクロオクタジエンなどの環状ポリエ
ン;1,4−ヘキサジエン、1,6−オクタジエン、7
−メチル−1,6−オクタジエン、5,7−ジメチル−
1,6−オクタジエン、1,7−ノナジエンなどの内部
不飽和結合を有する鎖状ポリエンなどが挙げられ、好ま
しくは、5−エチリデン−2−ノルボルネン、ジシクロ
ペンタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン、
5,7−ジメチル−1,6−オクタジエンが挙げられ
る。これらの非共役ポリエンは、1種単独で、あるいは
2種以上を併用することができる。
【0008】また、(A)エチレン系共重合体ゴムのヨ
ウ素価は、15〜45、好ましくは、20〜35の範囲
にある〔上記要件〕。この場合、ヨウ素価が15未満
では、機械的強度が劣り、一方、45を超えると、ゴム
弾性が損なわれる。
【0009】さらに、(A)エチレン系共重合体ゴムの
ムーニー粘度(ML1+4 ,100℃)(以下「ムーニー
粘度」ともいう)は、40〜150、好ましくは、50
〜120の範囲にある〔上記要件〕。
【0010】さらに、(A)エチレン系共重合体ゴムの
示差走査熱量計(DSC)により求めたガラス転移温度
Tgは−80〜−55℃、好ましくは、−70〜−58
℃の範囲にある〔上記要件〕。
【0011】本発明に用いられる(A)エチレン系共重
合体ゴムは、気相重合法、溶液重合法、スラリー重合法
などの適宜の方法により製造することができる。これら
の重合操作は、バッチ式でも連続式でも実施することが
できる。上記溶液重合法あるいはスラリー重合法におい
ては、反応媒体として、通常、不活性炭化水素が使用さ
れる。このような不活性炭化水素溶媒としては、例え
ば、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−
オクタン、n−デカン、n−ドデカンなどの脂肪族炭化
水素類;シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの
脂環族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンなど
の芳香族炭化水素類などが挙げられる。これらの炭化水
素溶媒は、単独でまたは2種以上を混合して使用するこ
とができる。また、原料モノマーを炭化水素溶媒として
利用することもできる。
【0012】上記(A)エチレン系共重合体ゴムを製造
する際に用いられる重合触媒としては、例えば、V、T
i、ZrおよびHfから選ばれる遷移金属の化合物と有
機金属化合物とからなるオレフィン重合触媒を挙げるこ
とができる。上記遷移金属の化合物および有機金属化合
物は、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して使用す
ることができる。このようなオレフィン重合触媒の特に
好ましい例としては、メタロセン化合物と有機アルミニ
ウム化合物または該メタロセン化合物と反応してイオン
性錯体を形成するイオン性化合物とからなるメタロセン
系触媒を挙げることができる。以下、(A)エチレン系
共重合体ゴムを製造するための重合触媒について、より
具体的に説明するが、場合により下記以外の重合触媒を
使用することもできる。
【0013】上記メタロセン系触媒としては、例えば、
下記成分(D)と成分(E)とからなる触媒、または下
記成分(F)と成分(G)とからなる触媒が挙げられ
る。成分(D)は、下記一般式(I)で表される遷移金
属化合物である。 式中、Mは周期律表第4族金属であり、(C5 m ) は
シクロペンタジエニル基または置換シクロペンタジエニ
ル基であり、各Rは同一でも異なってもよく、水素原
子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜40のア
リール基、炭素数7〜40のアルカリール基または炭素
数7〜40のアラルキル基であるか、あるいは2つの隣
接する炭素原子が結合して4〜8員の炭素環を作ってお
り、Eは非結合電子対を有する原子であり、R′は炭素
数1〜20のアルキル基、炭素数6〜40のアリール
基、炭素数7〜40のアルカリール基または炭素数7〜
40のアラルキル基であり、R″は炭素数1〜20のア
ルキレン基、ジアルキルケイ素またはジアルキルゲルマ
ニウムであって、2つの配位子を結合する基であり、s
は1または0であり、sが1のとき、mは4、nはEの
原子価より2少ない数であり、sが0のとき、mは5、
nはEの原子価より1少ない数であり、n≧2のとき各
R′は同一でも異なっていてもよく、また各R′は結合
して環を作っていてもよく、Qは水素原子、ハロゲン原
子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜40のア
リール基、炭素数7〜40のアルカリール基または炭素
数7〜40のアラルキル基であり、pおよびqは0〜4
の整数であり、かつ0<p+q≦4の関係を満たす。
【0014】成分(D)の具体例としては、ビス(シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(シ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジブロミド、ビス
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ビス
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジフェニル、ジ
メチルシリルビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムジクロリド、ジメチルシリルビス(シクロペンタジエ
ニル)ジルコニウムジメチル、メチレンビス(シクロペ
ンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、エチレンビス
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビ
ス(インデニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(イン
デニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス
(インデニル)ジルコニウムジクロリド、メチレンビス
(インデニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(4,
5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジ
クロリド、ビス(4,5,6,7−テトラヒドロインデ
ニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス
(4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニ
ウムジクロリド、ジメチルシリルビス(4,5,6,7
−テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジメチル、エ
チレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロインデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ビス(メチルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(メチルシ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジメチル
シリルビス(3−メチル−1−シクロペンタジエニル)
ジルコニウムジクロリド、メチレンビス(3−メチル−
1−シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、
ビス(t−ブチルシクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジクロリド、ジメチルシリルビス(3−t−ブチル−1
−シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビ
ス(1,3−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジクロリド、ジメチルシリルビス(2,4−ジメチ
ル−1−シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、ビス(1,2,4−トリメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリルビス
(2,3,5−トリメチル−1−シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ビス(フルオレニル)ジ
ルコニウムジクロリド、ジメチルシリルビス(フルオレ
ニル)ジルコニウムジクロリド、(フルオレニル)(シ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチ
ルシリル(フルオレニル)(シクロペンタジエニル)ジ
ルコニウムジクロリド、イソプロピリレン(フルオレニ
ル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、(t−ブチルアミド)(1,2,3,4,5−ペン
タメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、ジメチルシリル(t−ブチルアミド)(2,3,
4,5−テトラメチル−1−シクロペンタジエニル)ジ
ルコニウムジクロリド、メチレン(t−ブチルアミド)
(2,3,4,5−テトラメチル−1−シクロペンタジ
エニル)ジルコニウムジクロリド、(フェノキシ)
(1,2,3,4,5−ペンタメチルシクロペンタジエ
ニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリル(oー
フェノキシ)(2,3,4,5−テトラメチル−1−シ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、メチレ
ン(o−フェノキシ)(2,3,4,5−テトラメチル
−1−シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、エチレン(o−フェノキシ)(2,3,4,5−テ
トラメチル−1−シクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジクロリド、ビス(ジメチルアミド)ジルコニウムジク
ロリド、ビス(ジエチルアミド)ジルコニウムジクロリ
ド、ビス(ジt−ブチルアミド)ジルコニウムジクロリ
ド、ジメチルシリルビス(メチルアミド)ジルコニウム
ジクロリド、ジメチルシリルビス(t−ブチルアミド)
ジルコニウムジクロリドなどや、これらの化合物におけ
るジルコニウムを、チタニウムあるいはハフニウムに置
換した化合物などが挙げられるが、これらに限定される
ものではない。上記遷移金属化合物は、単独でまたは2
種以上を組合せて使用することができる。
【0015】また、成分(E)は、下記一般式(II) で
表されるユニットを有するアルミノキサン化合物であ
り、その化学構造は未だ必ずしも明確ではないが、線
状、環状またはクラスター状の化合物、あるいはこれら
の化合物の混合物であると推定されている。 −〔Al(P)−O〕− ・・・・・(II) 式中、Pは炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜4
0のアリール基、炭素数7〜40のアルカリール基また
は炭素数7〜40のアラルキル基で、好ましくは、メチ
ル基、エチル基、イソブチル基、特に好ましくは、メチ
ル基である。上記アルミノキサン化合物は、上記P基を
少なくとも1個有する有機アルミニウム化合物と水との
反応を経る公知の方法によって製造することができる。
上記成分(D)と成分(E)との使用割合は、遷移金属
とアルミニウム原子とのモル比(遷移金属/アルミニウ
ム原子)で、通常、1/1〜1/100,000、好ま
しくは、1/5〜1/50,000の範囲である。
【0016】次に、成分(F)は、下記一般式(III)で
表される遷移金属アルキル化合物である。 R″s (C5 m p (R′n E)q MR″′4-p-q ・・・・・(III) 式中、Mは周期律表第4族金属であり、(C5 m )は
シクロペンタジエニル基または置換シクロペンタジエニ
ル基であり、各Rは同一でも異なってもよく、水素原
子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜40のア
リール基、炭素数7〜40のアルカリール基または炭素
数7〜40のアラルキル基であるか、あるいは2つの隣
接する炭素原子が結合して4〜8員の炭素環を作ってお
り、Eは非結合電子対を有する原子であり、R′は炭素
数1〜20のアルキル基、炭素数6〜40のアリール
基、炭素数7〜40のアルカリール基または炭素数7〜
40のアラルキル基であり、R″は炭素数1〜20のア
ルキレン基、ジアルキルケイ素またはジアルキルゲルマ
ニウムであって、2つの配位子を結合する基であり、s
は1または0であり、sが1のとき、mは4、nはEの
原子価より2少ない数であり、sが0のとき、mは5、
nはEの原子価より1少ない数であり、n≧2のとき各
R′は同一でも異なっていても良く、また各R′は結合
して環を作っていても良く、R″′は炭素数1〜20の
アルキル基、炭素数6〜40のアリール基、炭素数7〜
40のアルカリール基または炭素数7〜40のアラルキ
ル基であり、pおよびqは0〜3の整数であり、かつ0
<p+q≦4の関係を満たす。
【0017】成分(F)の具体例としては、ビス(シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ビス(シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジエチル、ビス(シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジイソブチル、ビス
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジフェニル、ビ
ス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジ{ビス(ト
リメチルシリル)メチル}、ジメチルシリルビス(シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシ
リルビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジイソ
ブチル、メチレンビス(シクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジメチル、エチレンビス(シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジメチル、ビス(インデニル)ジルコ
ニウムジメチル、ビス(インデニル)ジルコニウムジイ
ソブチル、ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニ
ウムジメチル、メチレンビス(インデニル)ジルコニウ
ムジメチル、エチレンビス(インデニル)ジルコニウム
ジメチル、ビス(4,5,6,7−テトラヒドロインデ
ニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス
(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)ジ
ルコニウムジメチル、エチレンビス(4,5,6,7−
テトラヒドロ−1−インデニル)ジルコニウムジメチ
ル、ビス(メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジメチル、ジメチルシリルビス(3−メチル−1−シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ビス(t−
ブチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、
ジメチルシリルビス(3−t−ブチル−1−シクロペン
タジエニル)ジルコニウムジメチル、ビス(1,3−ジ
メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、
ビス(1,3−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジイソブチル、ジメチルシリルビス(2,4−ジ
メチル−1−シクロペンタジエニル)ジルコニウムジメ
チル、メチレンビス(2,4−ジメチル−1−シクロペ
ンタジエニル)ジルコニウムジメチル、エチレンビス
(2,4−ジメチル−1−シクロペンタジエニル)ジル
コニウムジメチル、ビス(1,2,4−トリメチルシク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシ
リルビス(2,3,5−トリメチル−1−シクロペンタ
ジエニル)ジルコニウムジメチル、ビス(フルオレニ
ル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス(フル
オレニル)ジルコニウムジメチル、(フルオレニル)
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジメ
チルシリル(フルオレニル)(シクロペンタジエニル)
ジルコニウムジメチル、イソプロピリレン(フルオレニ
ル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、
(t−ブチルアミド)(1,2,3,4,5−ペンタメ
チルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジ
メチルシリル(t−ブチルアミド)(2,3,4,5−
テトラメチル−1−シクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムジメチル、メチレン(t−ブチルアミド)(2,3,
4,5−テトラメチル−1−シクロペンタジエニル)ジ
ルコニウムジメチル、(フェノキシ)(1,2,3,
4,5−ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジメチル、ジメチルシリル(o−フェノキシ)
(2,3,4,5−テトラメチル−1−シクロペンタジ
エニル)ジルコニウムジメチル、メチレン(o−フェノ
キシ)(2,3,4,5−テトラメチル−1−シクロペ
ンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ビス(ジメチル
アミド)ジルコニウムジメチル、ビス(ジエチルアミ
ド)ジルコニウムジメチル、ビス(ジt−ブチルアミ
ド)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス(メチ
ルアミド)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス
(t−ブチルアミド)ジルコニウムジメチルなどや、こ
れらの化合物中のジルコニウムを、チタニウムあるいは
ハフニウムに置換した化合物が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。上記遷移金属アルキル化合物
は、単独でまたは2種以上を組合せて使用することがで
きる。
【0018】上記遷移金属アルキル化合物は、予め合成
して使用してもよいし、また上記一般式(III)における
R″をハロゲン原子に置換した遷移金属ハライドと、ト
リメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、ジエ
チルアルミニウムモノクロリド、トリイソブチルアルミ
ニウム、メチルリチウム、ブチルリチウムなどの有機金
属化合物とを、反応系内で接触させることにより形成さ
せてもよい。
【0019】また、成分(G)は、下記一般式(IV) で
表されるイオン性化合物である。 式中、[L]k+はブレンステッド酸またはルイス酸であ
り、M′は周期律表第13〜15族元素であり、A1
n はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜2
0のアルキル基、炭素数1〜30のジアルキルアミノ
基、炭素数1〜20のアルコキシル基、炭素数6〜40
のアリール基、炭素数6〜40のアリールオキシ基、炭
素数7〜40のアルカリール基、炭素数7〜40のアラ
ルキル基、炭素数1〜40のハロゲン置換炭化水素基、
炭素数1〜20のアシルオキシ基または有機メタロイド
基であり、kはLのイオン価で1〜3の整数であり、p
は1以上の整数であり、q=(k×p)である。
【0020】成分(G)の具体例としては、テトラフェ
ニルほう酸トリメチルアンモニウム、テトラフェニルほ
う酸トリエチルアンモニウム、テトラフェニルほう酸ト
リ−n−ブチルアンモニウム、テトラフェニルほう酸メ
チル(ジ−n−ブチル)アンモニウム、テトラフェニル
ほう酸ジメチルアニリニウム、テトラフェニルほう酸メ
チルピリジニウム、テトラフェニルほう酸メチル(2−
シアノピリジニウム)、テトラフェニルほう酸メチル
(4−シアノピリジニウム)、テトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ほう酸トリメチルアンモニウム、テトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ほう酸トリエチルアン
モニウム、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ほう
酸トリ−n−ブチルアンモニウム、テトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ほう酸メチル(ジ−n−ブチル)ア
ンモニウム、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ほ
う酸ジメチルアニリニウム、テトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ほう酸メチルピリジニウム、テトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ほう酸メチル(2−シアノ
ピリジニウム)、テトラキス(ペンタフルオロフェニル
フェニル)ほう酸メチル(4−シアノピリジニウム)、
テトラキス[3,5−ジ−(トリフルオロメチル)フェ
ニル]ほう酸ジメチルアニリニウム、テトラフェニルほ
う酸フェロセニウム、テトラフェニルほう酸銀、テトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ほう酸フェロセニウム
などが挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。上記イオン性化合物は、単独でまたは2種以上を混
合して使用することができる。
【0021】上記成分(F)と成分(G)の使用割合
は、モル比〔(F)/(G)〕で、通常、1/0.5〜
1/20、好ましくは1/0.8〜1/10の範囲であ
る。(A)エチレン系共重合体ゴムを製造する際に使用
される上記メタロセン系触媒は、それらの成分の少なく
とも一部を適当な担体に担持して用いることもできる。
担体の種類については特に制限はなく、無機酸化物担
体、それ以外の無機担体、および有機担体の何れも用い
ることができる。また、担持方法についても特に制限は
なく、公知の方法を適宜利用してよい。
【0022】次に、本発明に使用される(B)加硫剤お
よび/または架橋剤のうち、加硫剤としては、例えば粉
末硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄などの硫
黄;塩化イオウ、セレン、テルルなどの無機系加硫剤;
モルホリンジスルフィド、アルキルフェノールジスルフ
ィド類、チウラムジスルフィド類、ジチオカルバミン酸
塩類などの含硫黄有機化合物などが挙げられる。これら
の加硫剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用する
ことができる。加硫剤の配合量は、(A)エチレン系共
重合体ゴム100重量部に対して、通常、0.1〜10
重量部、好ましくは、0.5〜5重量部である。
【0023】なお、上記加硫剤とともに、加硫促進剤を
併用することもできる。このような加硫促進剤として
は、例えば、ヘキサメチレンテトラミンなどのアルデヒ
ドアンモニア類;ジフェニルグアニジン、ジ(o−トリ
ル)グアニジン、o−トリル−ピグアニドなどのグアニ
ジン類;チオカルバニリド、ジ(o−トリル)チオウレ
ア、N,N′−ジエチルチオウレア、テトラメチルチオ
ウレア、トリメチルチオウレア、ジラウリルチオウレア
などのチオウレア類;メルカプトベンゾチアゾ−ル、ジ
ベンゾチアゾールジスルフィド、2−(4−モルフォリ
ノチオ)ベンゾチアゾール、2−(2,4−ジニトロフ
ェニル)−メルカプトベンゾチアゾ−ル、(N,N′−
ジエチルチオカルバモイルチオ)ベンゾチアゾールなど
のチアゾール類;N−t−ブチル−2−ベンゾチアジル
スルフェンアミド、N,N′−ジシクロヘキシル−2−
ベンゾチアジルスルフェンアミド、N,N′−ジイソプ
ロピル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド、N−シ
クロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミドな
どのスルフェンアミド類;テトラメチルチウラムジスル
フィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラ−
n−ブチルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラ
ムモノスルフィド、ジペンタメチレンチウラムテトラス
ルフィドなどのチウラム類;ジメチルチオカルバミン酸
亜鉛、ジエチルチオカルバミン酸亜鉛、ジ−n−ブチル
チオカルバミン酸亜鉛、エチルフェニルジチオカルバミ
ン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジ
メチルジチオカルバミン酸銅、ジメチルチオカルバミン
酸テルル、ジメチルチオカルバミン酸鉄などのカルバミ
ン酸塩類;ブチルチオキサントゲン酸亜鉛などのキサン
トゲン酸塩類などが挙げられる。これらの加硫促進剤
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。加硫促進剤の配合量は、(A)エチレン系共重合
体ゴム100重量部に対して、通常、0.1〜20重量
部、好ましくは、0.2〜10重量部である。
【0024】また、上記加硫剤および加硫促進剤に加
え、必要に応じて、加硫促進助剤を添加することもでき
る。このような加硫促進助剤としては、例えば、酸化マ
グネシウム、亜鉛華、リサージ、鉛丹、鉛白などの金属
酸化物;ステアリン酸、オレイン酸、ステアリン酸亜鉛
などの有機酸(塩)類などが挙げられ、特に亜鉛華、ス
テアリン酸が好ましい。これらの加硫促進助剤は、単独
でまたは2種以上を混合して使用することができる。加
硫促進助剤の配合量は、(A)エチレン系共重合体ゴム
100重量部に対して、通常、0.5〜20重量部であ
る。
【0025】一方、(B)成分を構成する架橋剤として
は、例えば、1,1−ジt−ブチルペルオキシ−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン、ジt−ブチルペル
オキシド、ジクミルペルオキシド、t−ブチルクミルペ
ルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチ
ルペルオキシ)ヘキサン、1,3−ビス(t−ブチルペ
ルオキシ−イソプロピル)ベンゼンなどの有機過酸化物
類などが挙げられる。これらの架橋剤は、単独でまたは
2種以上を混合して使用することができる。架橋剤の配
合量は、(A)エチレン系共重合体ゴム100重量部に
対して、通常、0.1〜15重量部、好ましくは、0.
5〜10重量部である。
【0026】なお、上記架橋剤とともに、架橋助剤を併
用することもできる。このような架橋助剤としては、例
えば、硫黄、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィ
ドなどの硫黄あるいは硫黄化合物;エチレンジ(メタ)
アクリレート、ポリエチレンジ(メタ)アクリレート、
ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、トリアリルシ
アヌレート、メタフェニレンビスマレイミド、トルイレ
ンビスマレイミドなどの多官能性モノマー類;p−キノ
ンオキシム、p,p′−ベンゾイルキノンオキシムなど
のオキシム化合物などが挙げられる。これらの架橋助剤
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。架橋助剤の配合量は、(A)エチレン系共重合体
ゴム100重量部に対して、通常、0.5〜20重量部
である。
【0027】次に、本発明のゴム組成物に用いられる
(C)発泡剤としては、例えば、炭酸アンモニウム、重
炭酸ナトリウム、無水硝酸ナトリウムなどの無機発泡
剤、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、N,N′−
ジメチル−N,N′−ジニトロソテレフタルアミド、ベ
ンゼンスルホニルヒドラジド、p,p′−オキシビス
(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、3,3′−ジスル
ホンヒドラジドジフェニルスルホン、アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビスホルムアミドなどの有機発泡剤が
挙げられる。また、これらの発泡剤とともに、尿素系、
有機酸系、金属塩系などの発泡助剤を併用してもよい。
これらの発泡剤および発泡助剤は、1種単独で使用する
ことも、あるいは2種以上を混合して用いることもでき
る。発泡剤の配合量は、(A)エチレン系共重合体ゴム
100重量部に対して、通常、0.5〜30重量部、好
ましくは1〜15重量部である。0.5重量部未満で
は、発泡が不充分となり、いわゆるスポンジゴムにはな
らない。一方、30重量部を超えると、均一な発泡体を
得るのが困難となり、外観不良などの不都合が生じる。
【0028】なお、本発明のゴム組成物には、必要に応
じて、充填剤、軟化剤のほか、可塑剤、滑剤、粘着付与
剤、老化防止剤、紫外線吸収剤などの他の各種の添加剤
を配合することができる。上記充填剤としては、例え
ば、SRF、GPF、FEF、HAF、ISAF、SA
F、FT、MTなどのカーボンブラックや導電性カーボ
ンブラック、ホワイトカーボン、微粒子ケイ酸マグネシ
ウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、クレ
ー、タルクなどの無機充填剤;ハイスチレン樹脂、クマ
ロンインデン樹脂、フェノール樹脂、リグニン、変性メ
ラミン樹脂、石油樹脂などの有機充填剤が挙げられる。
これらの充填剤は、単独でまたは2種以上を混合して使
用することができる。
【0029】上記軟化剤としては、例えば、ゴムに通常
用いられるアロマティック油、ナフテニック油、パラフ
ィン油などのプロセスオイルや、やし油などの植物油、
アルキルベンゼンオイルなどの合成油などが挙げられ
る。これらのうち、プロセスオイルが好ましく、特にパ
ラフィン油が好ましい。上記軟化剤は、単独でまたは2
種以上を混合して使用することができる。軟化剤の配合
量は、(A)エチレン系共重合体ゴム100重量部に対
して、通常、10〜130重量部、好ましくは、20〜
100重量部である。
【0030】また、本発明のゴム組成物には、他のゴム
および/または樹脂の1種以上を混合して使用すること
もできる。
【0031】本発明のゴム組成物を調製する際には、従
来から公知の混練機、押出機、加硫装置などを用いるこ
とができる。(A)エチレン系共重合体ゴムと共に混合
される(B)加硫剤および/または架橋剤、(C)発泡
剤、充填剤、軟化剤などの配合方法、配合順序として
は、例えば、バンバリーミキサーなどを用いて、(A)
エチレン系共重合体ゴム、充填剤、軟化剤などを混合し
たのち、ロールなどを用いて(B)加硫剤および/また
は架橋剤、(C)発泡剤などを加える方法が挙げられる
が、これに限定されるものではない。
【0032】次に、通常の加硫ゴムの製造に供される手
法で、例えば、本発明のゴム組成物を金型内に入れて温
度を高めることにより加硫および発泡を行うか、あるい
は押出成形機を用いて任意の形状に成形したのち加硫槽
内で加熱して加硫および発泡を行うことにより、加硫さ
れたスポンジゴムを製造することができる。
【0033】本発明のゴム組成物は、自動車のドアーま
わり、トランクルームまわりなどのウェザーストリップ
類、建築用などのガスケット類、プロテクターホースな
どのホース類やロールなどのスポンジゴム用途に有用で
ある。
【0034】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明をさらに具体
的に説明する。ただし、本発明は、これらの実施例に何
ら制約されるものではない。なお、実施例中の%および
部は、特に断らない限り重量基準である。また、実施例
および比較例中の測定・評価は以下の方法により実施し
た。
【0035】α−オレフィン含量(モル%) 13 C−NMR法により測定した。ただし、各実施例およ
び比較例におけるエチレン、α−オレフィンの含量(モ
ル%)は、これらの合計量を100モル%としたときの
値を示す。ヨウ素価 赤外線吸収スペクトル法により測定した。ムーニー粘度(ML1+4 、100℃) JIS K6300に準拠し、測定温度100℃、予熱
1分、測定4分の条件で測定した。Mw/Mn o−ジクロロベンゼン中、135℃の条件で、GPCに
より測定した。ガラス転移温度(Tg) デュポン・インスツルメント社(現在;ティ・エイ・イ
ンスツルメント社)製、910型示差走査熱量計を用
い、サンプルを180℃まで昇温し、次いで10℃/分
の速度で−90℃まで冷却し、20℃/分の速度で昇温
しながら測定した。
【0036】引張試験 JIS K6251に準拠し、3号型試験片を用い、測
定温度25℃、引張速度500mm/分の条件で、引張
強さTB(kgf/cm2 )、引張切断時伸びEB
(%)を測定した。低変形引張試験 JIS K6254に準拠し、低伸長応力(kgf/c
2 )を測定した。低伸長応力の値が小さいほど、ソフ
ト感に優れる。圧縮永久歪 上記のようにして得られたチューブ状スポンジゴムを、
長さ30mmに切断してスポンジゴム圧縮永久歪測定金
型に入れ、チューブの径に対し50%圧縮し、その後、
金型ごと70℃で70時間、ギヤーオーブン中で熱処理
したのち、SRIS−0101に準拠して測定した。
【0037】参考例1(エチレン系共重合体ゴムの製
造) 充分に窒素置換した内容量3リットルのステンレス製オ
ートクレーブに、精製トルエンを1.3リットル、1−
オクテンを600ミリリットル、7−メチル−1,6−
オクタジエンを120ミリリットル加え、30℃に昇温
したのち、エチレンを14ノルマルリットル/分の速度
で連続的に供給しつつ、容器内圧を10kg/cm2
調整した。これとは別に、充分に窒素置換し、磁気攪拌
子を入れた内容量50ミリリットルのガラス製フラスコ
に、精製トルエン3.0ミリリットル中に溶解したジメ
チルシリル(t−ブチルアミド)(2,3,4,5−テ
トラメチル−1−シクロペンタジエニル)チタニウムジ
クロリド1.5μモル、精製トルエン3.6ミリリット
ル中に溶解したトリイソブチルアルミニウム0.75ミ
リモルを入れて、室温で30分攪拌して反応させた。次
いで、精製トルエン4.5ミリリットル中に溶解したテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ほう酸ジメチルア
ニリニウム3.0μモルを加え、室温で20分攪拌して
反応させて、重合触媒とした。
【0038】この重合触媒を、上記オートクレーブに添
加して、重合を開始させた。反応中は温度を30℃に保
ち、連続的にエチレンを供給しつつ、容器内圧を10k
g/cm2 に保持して、15分間重合を行った。次い
で、少量のメタノールを添加して反応を停止させたの
ち、スチームストリッピングで脱溶し、6インチロール
で乾燥して、110gのポリマーを得た。このポリマー
は、エチレン含量70モル%、1−オクテン含量30モ
ル%、ヨウ素価30、ムーニー粘度90、Tg=−6
8.7℃のエチレン/1−オクテン/7−メチル−1,
6−オクタジエン共重合体であった。
【0039】実施例1(ゴム組成物の調製と評価) 参考例1の共重合体ゴムを用い、表1に示す成分から加
硫剤成分および発泡剤成分を除いた各成分をバンバリー
〔内容量1,700ミリリットル、(株)神戸精鋼所
製〕を用い、回転数60rpm、60℃で240秒間混
練して、コンパウンド(i)を得た。次いで、コンパウ
ンド(i)に表1に示す加硫剤成分および発泡剤成分を
加え、60℃に保持した10インチロールで5分間混練
して、コンパウンド(ii)を得た。次いで、このコンパ
ウンド(ii)を、チューブダイ(内径14mm、肉厚1
mm)を装着した押し出し機を用いて、ヘッド(ダイ)
温度70℃、シリンダー温度60℃の条件で押し出し、
チューブ状に成形した。この成形体を、220℃、熱空
気加硫槽内で5分間加硫を行って、スポンジゴムを得
た。このスポンジゴムを用い、低伸長応力はJIS K
6254に、引張強度はJIS K6251に、圧縮永
久歪はSRIS−0101に、それぞれ準拠して測定し
た。結果を表2に示す。
【0040】実施例2〜3 実施例1において、7−メチル−1,6−オクタジエン
の代わりに表2に示した、5−エチリデン−2−ノルボ
ルネンを実施例2とし、5,7−ジメチル−1,6−オ
クタジエンを実施例3とし、それ以外は、実施例1と同
様に行った。結果を表2に示す。実施例1〜3は、本発
明の(A)エチレン系共重合体ゴムを用いており、圧縮
永久歪、引張強度を低下させずに、ソフトスポンジを作
製するのに最適なスポンジ用ゴム組成物であることが分
かる。
【0041】比較例1〜2 チーグラー・ナッタ触媒(バナジウム/アルミニウム系
触媒)を用い、エチレン/プロピレン/5−エチリデン
−2−ノルボルネン共重合体ゴムを製造した。比較例1
は配合処方Aにて加硫ゴムを、また比較例2は配合処方
Bにて加硫ゴムをそれぞれ得た。比較例2は、上記共重
合体ゴムを用いたソフトスポンジ(低伸長応力が小さ
い)である。結果を表2に示す。比較例1は、従来のエ
チレン/プロピレン/非共役ポリエン共重合体ゴムを用
いて、実施例と同じ配合処方Aでスポンジを作製した場
合であり、低伸長応力が大きく、ソフト感に欠ける。ま
た、比較例2は、低伸長応力が小さくなるような配合処
方Bでスポンジを作製した場合であり、引張強度と圧縮
永久歪みに劣ることが分かる。
【0042】
【表1】
【0043】*1)東海カーボン(株)製、シーストS *2)東海カーボン(株)製、シーストSO *3)出光興産(株)製、ダイアナプロセスオイルPW
−380 *4)丸尾カルシウム(株)製、スーパーSS *5)三洋化成工業(株)製、ポリエチレングリコー
ル、分子量4,000 *6)大内新興化成工業(株)製、NOCCELER
M *7)大内新興化成工業(株)製、NOCCELER
PZ *8)大内新興化成工業(株)製、NOCCELER
MDB *9)大内新興化成工業(株)製、NOCCELER
TRA *10)大内新興化成工業(株)製、VULNOC R *11)永和化成工業(株)製、OBSH(p,p′−
オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド)
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明のゴム組成物は、柔軟性、低圧縮
永久歪、低温特性のバランスがよく、かつ加工特性に優
れ、自動車のドアーまわり、トランクルームまわりなど
のウェザーストリップ類、建築用などのガスケット類、
プロテクターホースなどのホース類やロールなどのスポ
ンジゴム用途に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 健二 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)エチレン、炭素数6〜12のα−
    オレフィンおよび非共役ポリエンからなり、下記〜
    の要件を満たすエチレン系共重合体ゴム、(B)加硫剤
    および/または架橋剤、ならびに(C)発泡剤を主成分
    とするスポンジ用ゴム組成物。 エチレンと炭素数6〜12のα−オレフィンとのモル
    比(エチレン/α−オレフィン)が40/60〜80/
    20 ヨウ素価が15〜45 ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が40〜150 示差走査熱量計(DSC)により求めたガラス転移温
    度(Tg)が−80〜−55℃
JP3660998A 1998-02-04 1998-02-04 スポンジ用ゴム組成物 Pending JPH11217455A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090967A (ja) * 2007-09-20 2009-04-30 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用ウエザストリップ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090967A (ja) * 2007-09-20 2009-04-30 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用ウエザストリップ

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