JPH11217546A - 圧着方法及び圧着装置 - Google Patents
圧着方法及び圧着装置Info
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Abstract
基板にACF等といった接合剤を用いて圧着する際に、
圧着ヘッド、受台等といった圧着ツールに接合剤が付着
することを確実に防止する。 【解決手段】 圧着ヘッド3とIC6との間にテフロン
テープ7を配置し、受台4とPCB2との間にテフロン
テープ8を配置する。ACF27を間に挟んだ状態でP
CB2の上にIC6を仮装着し、PCB2が受台4の上
に到来してそこに停止した後、圧着ヘッド3によってI
C6を押圧し、それをACF27によってPCB2に固
着する。圧着ヘッド3による押圧作業の際、ACF27
がIC6の外側及び/又はスルーホールを通してPCB
2の裏側へはみ出ることがあるが、テフロンテープ7及
び8の働きによりそのACF27が圧着ヘッド27及び
受台4の両方に付着することを防止できる。
Description
圧着物をPCB(Printed Circuit Board:プリント基
板)、FPC(Flexible Printed Circuit:可撓性プリ
ント基板)等といった基板に圧着するための圧着方法及
び圧着装置に関する。
IC等を固着、すなわち実装する際にACF(Anisotro
pic Conductive Film:異方性導電膜)等といった接合
剤を用いることは広く知られている。具体的には、基板
の所定実装位置にACFを貼り付け、その上にIC等を
仮接着し、さらに、圧着ヘッドを用いてIC等を基板に
押し付けることにより、IC等が基板に固着される。
として、従来、例えば特開平5−281564号公報及
び特開平7−230873号公報に開示された方法が知
られている。具体的に説明すれば、これらの従来文献に
は、液晶装置を構成する基板を受台上に載せ、さらにそ
の基板上にACFを載せ、さらにそのACFの上に被圧
着物としてのTCPを載せ、そして圧着ヘッドによって
TCPを押圧することにより、ACFによってTCPを
基板に固着するという方法が開示されている。
圧着する際に、その基板と圧着ヘッドとの間にテフロン
シート、すなわち付着防止テープを介在させるという技
術も併せて開示されている。ACFを間に挟んで液晶基
板とTCPとを圧着ヘッドを用いて互いに押圧すると、
押圧されたACFがTCPの外側へはみ出し、そのはみ
出したACFが圧着ヘッドの表面に付着するおそれがあ
る。上記のテフロンシートは、ACFがそのようにはみ
出す場合でも、そのはみ出したACFが圧着ヘッドの表
面に付着するのを防止することを主な目的として使用さ
れるものである。
来の圧着方法では、テフロンシートが圧着ヘッドの側だ
けに配置されるようになっており、受台側にはテフロン
シートが設けられていなかった。その理由は、基板とし
て液晶装置の透光性基板を考える場合には、多くの場合
その透光性基板にはスルーホール等といった貫通孔が形
成されないので、その透光性基板を支持する受台側にテ
フロンシートを設ける必要性がないからであると考えら
れる。
考えると、それらは通常、表裏に設けた配線パターンを
電気的に導通するためのスルーホールを有しており、A
CFを用いてこれらにIC等を圧着するときには、AC
Fを間に挟んで基板とIC等とを互いに押圧するとき、
IC等によって押圧されるACFが上記のスルーホール
を通して基板の裏側、すなわち受台側へはみ出し、その
結果、はみ出したACFが基板を支持している受台に付
着してしまうという問題が生じるようになってきた。
PCB等といった基板の形状が小さいために、その基板
上にIC等を実装するための十分に広い面積が確保でき
ない場合には、やはり、基板の裏側にACFがはみ出し
てそれが受台に付着するという問題が見受けられるよう
になってきた。
ものであって、IC等といった被圧着物をPCB、FP
C等といった基板にACF等といった接合剤を用いて圧
着する際に、圧着ヘッド、受台等といった圧着ツールに
接合剤が付着することを確実に防止することを目的とす
る。
成するため、本発明に係る圧着方法は、接合剤によって
被圧着物が仮装着された状態の基板を受台によって支持
し、その受台に対向して配設された圧着ヘッドによって
前記被圧着物を押圧することにより、前記接合剤によっ
て前記被圧着物を前記基板に固着する圧着方法におい
て、前記圧着ヘッドと前記被圧着物との間に第1付着防
止テープを供給し、前記受台と前記基板との間に第2付
着防止テープを供給し、さらに前記第2付着防止テープ
は前記基板と一体になって移動することを特徴とする。 この圧着方法によれば、受台によって基板を支持した状
態で圧着ヘッドによって被圧着物を押圧するとき、基板
と被圧着物との間に介在する接合剤が外側へはみ出すこ
とがある。このように接合剤がはみ出す場合でも、圧着
ヘッド側に第1付着防止テープを設けることによりその
接合剤が圧着ヘッドの表面に付着することを防止でき
る。そしてさらに、受台側に第2付着防止テープを設け
ることによりその接合剤が受台の表面に付着することを
防止できる。つまり、本発明によれば、基板の表裏両側
に設けた一対の付着防止テープの働きにより、接合剤が
圧着ヘッド及び受台の両方に付着することを確実に防止
できる。
ことにより、基板の適所にスルーホール等といった貫通
孔が形成される場合であっても、その貫通孔を通して基
板の裏側へはみ出す接合剤が受台の表面に付着すること
を防止できる。
第2付着防止テープを基板と一体に移動させるようにし
たので、複数の基板が連続して受台に給材される場合で
も、何等の支障もなく付着防止テープを受台と基板との
間に配置できる。
としては、例えばACFが考えられる。また、「被圧着
物」としては、例えば、IC、TCP(Tape Ca
rrier Package)、FPC(Flexible Pri
nted Circuit)等といった、基板に接合される必要性が
ある各種の部品が考えられる。また、「基板」として
は、例えば、PCB、FPC、液晶装置を構成する一対
の透光性基板、例えばガラス基板、プラスチック基板等
が考えられる。
着ヘッド側に配置される第1付着防止テープ及び受台側
に配置される第2付着防止テープは互いに別々に供給す
ることができる。
た状態の基板は専用の搬送装置を用いて受台及び圧着ヘ
ッドへ給材及び除材することもできるし、あるいは、そ
のような専用の搬送装置を用いることなく受台側に供給
される第2付着防止テープによって搬送することもでき
る。第2付着防止テープを用いて基板を搬送するように
すれば、圧着装置を簡単な構造で安価に作製できる。
て、第1付着防止テープ及び第2付着防止テープを基板
の前後両側で互いに結合させることにより、それら一対
のテープによってその基板を挟持することができる。そ
して、それらのテープを移動させることにより、被圧着
物付きの基板を受台に対して給材及び除材することがで
きる。この構成によれば、一対の付着防止テープを受台
及び圧着ヘッドに対して連続的に搬送することにより、
被圧着物付きの基板を受台等に対して連続的に除給材す
ることができる。
各圧着方法において、第1付着防止テープ及び第2付着
防止テープの少なくとも一方又はそれらの両方は、フッ
素樹脂を主成分とするテープによって構成できる。本発
明において用いる付着防止テープに要求される特性とし
ては、ACF等といった接着剤がそのテープに付着し
難いこと、圧着ヘッドによって押圧されたときに過剰
に変形しない程度の硬さを有すること等が考えられる。
上記の硬さ特性は、被圧着物に位置ズレが発生するこ
とを防止するために要求される特性である。
性を満足することが望ましく、現状では、フッ素樹脂を
主成分とする材料、例えばテフロン(商品名)を主成分
とする材料を用いることが望ましい。フッ素樹脂に代え
て、ポリイミドを主成分として付着防止テープを構成す
ることもできる。しかしながら、ポリイミドテープはテ
フロンテープに比べて変形し難いという利点を有するも
のの、接着剤が付着し易いこと及び高価であること等と
いった欠点を有する。
いったフッ素樹脂を主成分とするテープを用いる場合に
は、そのテープの厚さは30μm〜50μm程度にする
ことが望ましい。テフロンテープの厚さをこのように薄
く形成すれば、圧着ヘッドによって押圧されたときのフ
ッ素樹脂テープの変形を実用上差し支えのない程度に抑
えることができる。
接合剤によって被圧着物が仮装着された状態の基板を搬
送するための搬送路の一方の側に配設される圧着ヘッド
と、その圧着ヘッドに対向して前記搬送路の他方の側に
配設される受台とを有し、前記受台によって前記基板を
支持した状態で前記圧着ヘッドによって前記被圧着物を
押圧することにより、前記接着剤によって前記被圧着物
を前記基板に固着する圧着装置である。そしてこの圧着
装置は、前記圧着ヘッドと前記被圧着物との間に供給さ
れる第1付着防止テープと、前記受台と前記基板との間
に供給される第2付着防止テープとを有し、さらに前記
第2付着防止テープは前記基板と一体になって移動する
ことを特徴とする。
板の表裏両側に一対の付着防止テープを供給するので、
基板及び被圧着物を圧着ヘッド及び受台を用いて押圧し
たときに、被圧着物の外側へはみ出した接合剤が圧着ヘ
ッド及び受台の両方に付着することを確実に防止でき
る。
るので、基板の適所にスルーホール等といった貫通穴が
形成される場合であっても、その貫通穴を通して基板の
裏側へはみ出す接合剤が受台の表面に付着することを防
止できる。
着ヘッド側に供給される第1付着防止テープ及び受台側
に供給される第2付着防止テープは互いに別々に供給す
ることができる。
た状態の基板は専用の搬送装置を用いて受台及び圧着ヘ
ッドへ給材及び除材することもできるし、あるいは、そ
のような専用の搬送装置を用いることなく受台側に供給
される第2付着防止テープによって搬送することもでき
る。こうすれば、圧着装置を簡単な構造で安価に作製で
きる。
て、第1付着防止テープ及び第2付着防止テープを基板
の前後両側で互いに結合させることにより、それら一対
のテープによってその基板を挟持することができる。そ
して、それらのテープを移動させることにより、被圧着
物付きの基板を受台に対して給材及び除材することがで
きる。この構成によれば、一対の付着防止テープを受台
及び圧着ヘッドに対して連続的に搬送することにより、
被圧着物付きの基板を受台等に対して連続的に除給材す
ることができる。
た圧着装置において、第1付着防止テープ及び第2付着
防止テープの一方又はそれらの両方をフッ素樹脂を主成
分とするテープによって構成できる。
に係る圧着装置の一実施形態を示している。ここに示す
圧着装置1は、基板としてのPCB(Printed Circuit
Board)2の所定位置に被圧着物としてのIC6を圧
着、すなわち押圧して固着することを主たる目的とする
ものである。PCB2は極く一般的な構造のPCBであ
り、例えば図2に示すように、その表裏両面に配線パタ
ーン12a及び12bが形成され、さらに所定位置にスル
ーホール13が形成される。配線パターン12a及び1
2bは、そのスルーホール13によって互いに電気的に
導通する。本実施形態では、後述するIC装着領域Sの
内部領域にスルーホール13が形成されるものとする。
なお、配線パターン12a及び12bは、実際には複雑
なパターンに形成されるものであるが、図ではそれを省
略して示してある。
搬送するための搬送路Aの一方側(図の上側)に配設さ
れた圧着ヘッド3と、その圧着ヘッド3に対向して搬送
路Aの他方の側(図の下側)に配設された受台4とを有
する。圧着ヘッド3は、必要に応じて所定温度に加熱さ
れる。
3はその受台4に対して矢印Bのように進退移動する。
受台4の上にPCB2が載せられた状態で圧着ヘッド3
が受台4に向かって移動すると、その圧着ヘッド3の圧
着面3aによってIC6が押圧される。
ル9a及び9bに掛け渡された第1付着防止テープとし
ての第1テフロンテープ7が配置される。この第1テフ
ロンテープ7は巻取りリール9bによって巻き取られる
ことにより、PCB2の搬送方向と同じ方向へ同じ速度
で移動する。
ル11a及び11bに掛け渡された第2付着防止テープ
としての第2テフロンテープ8が配置される。この第2
テフロンテープ8は巻取りリール11bによって巻き取
られることにより、PCB2の搬送方向と同じ方向へ同
じ速度で移動する。
う動作は、専用の搬送装置を用いて実現しても良いし、
あるいは、巻取りリール11bによって巻き取られて移
動する第2テフロンテープ8それ自身によって行っても
良い。
作業を行う際には、まず、図2においてIC装着領域S
にACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電
膜)27を貼り付け、さらにそのACF27の上の所定
位置にIC6を置いて仮接着する。ACF27は、一般
に、接着剤の中に導電粒子を分散することによって形成
される。
C6が仮接着された部分を第2テフロンテープ8の上に
載せた状態で、専用の搬送装置によって又は第2テフロ
ンテープ8それ自体によって、複数のPCB2をほぼ等
間隔で搬送路Aに沿って搬送する。
いて受台4の上に到達し、第2テフロンテープ8を間に
挟んだ状態でその受台4の上に停止する。その後、圧着
ヘッド3が受台4の方向へ移動し、その結果、圧着ヘッ
ド3の圧着面3aが第1テフロンテープ7を間に挟んだ
状態でIC6をPCB2へ押し付ける。
げられてPCB2とIC6との間にまんべんなく行き渡
り、その結果、IC6のバンプ28(図2参照)とPC
B2上の配線パターン12aの端子部分とがACF27
中の導電粒子を通して導通する。この押圧作業の間、押
圧されたACF27はIC6の外側へはみ出すことがあ
り、さらにスルーホール13を通してPCB2の裏側へ
はみ出すことがある。何等の対処も施していないと、そ
のようにはみ出したACF27は圧着ヘッド3の表面、
特に圧着面3a及び受台4の表面に付着するおそれがあ
る。そのようなACF27の付着が発生すると、圧着ヘ
ッド3及び受台4を用いたそれ以降の圧着作業を正常に
行うことができなくなる。
3とPCB2との間に第1テフロンテープ7を配置する
ので、はみ出したACF27が圧着ヘッド3の表面に付
着することをその第2テフロンテープ7によって確実に
防止できる。さらに、受台4とPCB2との間に第2テ
フロンテープ8を配置するので、スルーホール13(図
2参照)を通してはみ出したACF27が受台4の表面
に付着することも確実に防止できる。
フロンテープ8は、PCB2と同じ速度で同じ方向へ搬
送されるので、受台4に個々のPCB2が順次に給材さ
れるときには、常にそれらのテフロンテープ7,8のき
れいな面が圧着ヘッド3の前及び受台4の前に繰り出さ
れることになり、その結果、PCB2がACF27によ
って汚されることを確実に防止できる。
装置によって又は第2テフロンテープ8それ自体によっ
てPCB2が図1の右側へ搬送され、これにより、PC
B2が受台4及び圧着ヘッド3から除材される。こうし
て除材されたPCB2は、巻取りリール11bの近傍に
配設した回収ステージ19の上へ排出される。回収ステ
ージ19の上には矢印Cのように昇降可能であり且つ矢
印Dのように搬送移動可能な空気吸引装置18が配設さ
れる。回収ステージ19に排出されたPCB2は、その
空気吸引装置18の働きにより、回収トレイ17の上に
並べられる。
着装置の他の実施形態を示している。ここに示す圧着装
置31も、図1の場合と同様に、PCB2の所定位置に
被圧着物としてのIC6を圧着することを主たる目的と
するものである。また、この実施形態において処理の対
象となるPCB2は、先の実施形態の場合と同様に図2
に示す構造のPCB2とする。
送する搬送路Aの一方側(図の上側)に配設された圧着
ヘッド3と、その圧着ヘッド3に対向して搬送路Aの他
方側(図の下側)に配設された受台4とを有する。この
構成は、図1に示した先の実施形態の場合と同じであ
る。圧着ヘッド3は、必要に応じて所定温度に加熱され
る。
る点は、図5に示すように、圧着ヘッド3側に配置する
第1テフロンテープ7と受台4側に配置する第2テフロ
ンテープ8とをPCB2の前後両側の位置Pにおいて互
いに結合することにより、それらのテープ7及び8によ
ってPCB2を挟持することである。このようにして複
数のPCB2が一定の間隔Kだけ離れた状態で第1テフ
ロンテープ7及び第2テフロンテープ8によって位置ズ
レしないように挟持される。
プ8とを互いに結合させるための方法としては、例え
ば、接着剤によって接着する方法、ステープラーによっ
て機械的に結合する方法等、種々に考えられる。
隔Kで支持する第1テフロンテープ7及び第2テフロン
テープ8は、図4において、適宜の構成のテープ搬送装
置(図示せず)によって搬送路Aに沿って搬送され、そ
の搬送により、複数のPCB2が順々に受台4に給材さ
れる。上記のテープ搬送装置は種々に構成できるが、例
えば、搬送路Aの上流側(図4の右側)に巻出しリール
(図示せず)を配設し、搬送路Aの下流側(図の左側)
に巻取りリール(図示せず)を配設し、複数のPCB2
を一定間隔Kで支持する第1テフロンテープ7及び第2
テフロンテープ8から成る長尺テープを上記の巻出しリ
ールに巻き回しておき、その長尺テープを上記の巻取り
リールによって所定速度で巻き取ることによって複数の
PCB2を搬送できる。
した状態の長尺テープ(図5参照)を予め巻出しリール
に巻き回しておき、その長尺テープを巻出しリールから
一定速度で繰り出して受台4及び圧着ヘッド3へ給材す
るという上記の搬送方法に代えて、図4における圧着ヘ
ッド3の前工程位置に長尺テープ作成装置を配設してお
き、それぞれが個別に供給される第1テフロンテープ
7、IC6が仮装着されたPCB2及び第2テフロンテ
ープ8を長尺テープ作成装置によって長尺テープ(図5
参照)に組み立ててから、受台4へ給材するという方法
を採用することもできる。
によれば、圧着ヘッド3によってIC6を押圧するとき
にACF27がIC6の外側及びPCB2の裏側へはみ
出しても、そのACF27が圧着ヘッド3の圧着面3a
に付着することを第1テフロンテープ7によって防止で
き、また、はみ出したACF27が受台4の表面に付着
することを第2テフロンテープ8によって防止できる。
よって、受台4に次々と給材されるPCB2に関して、
そのPCB2をACF27によって汚すことなく圧着作
業を連続して実行できる。
ープ7及び8によって複数のPCB2を一定間隔Kだけ
離して挟持する構造の長尺テープを形成するようにした
ので、それらのテフロンテープ7,8だけによってPC
B2を搬送でき、よって、受台4及び圧着ヘッド3に対
するPCB2の給材及び除材を簡単な構造によって自動
的に且つ安定して行うことができる。
Bを基板として考えてそれに被圧着物としてのICを実
装する場合を例示した。しかしながら、本発明に係る圧
着方法では、PCB以外の種々の部材を基板として考え
ることができる。例えば、図6に示すような液晶装置2
0を構成する一対の透光性基板22a及び22bの一方
22aを基板と考え、その適所にACF27を用いて被
圧着物としての液晶駆動用IC25を圧着する場合に本
発明に係る圧着方法を適用できる。
以下の通りである。図6に示すように、この液晶装置2
0は、環状のシール材21によって互いに貼り合わされ
た一対の透光性基板22a及び22bを有する。これら
の透光性基板は、例えばガラス基板、プラスチック基板
等によって形成できる。
あってシール材21によって囲まれる領域には間隙、い
わゆるセルギャップが形成され、そのセルギャップ内に
液晶が封入される。一方の透光性基板22aの内側表面
(すなわち、図の上側表面)には、互いに平行に配列さ
れた複数の直線状電極23が形成され、他方の透光性基
板22bの内側表面(すなわち、図の下側表面)には、
互いに平行に配列された複数の直線状電極24が形成さ
れる。これらの直線状電極23及び24は、互いに直交
する位置関係に配列されており、その直交部分が可視像
を表示するための1画素を構成する。
3及び24が各基板22a及び22bの表面に一定の微
小間隔で多数個形成されるが、図6では構造を分かり易
く示すために、それらの電極23及び24の間隔寸法を
実際よりも拡大して模式的に示してあり、しかも電極2
3及び24の全てを図示するのではなくて一部を省略し
て示してある。
22bの外側に張出す部分には被圧着物としての液晶駆
動用IC25を装着するためのIC装着領域Sが設定さ
れ、そのIC装着領域Sから複数の線状配線パターン1
6が延びている。これらの配線パターン16も適宜の微
小間隔で多数個形成されるが、図では各配線パターン1
6を分かり易くするためにそれらの配線パターンの一部
を省略して示し、しかも各配線パターン16間の間隔寸
法も拡大して模式的に示している。
23は配線パターン16に直接につながる。一方、基板
22bの表面に形成された直線状電極24は基板22a
と基板22bとの間に配置される導通材を介して配線パ
ターン16に導通する。端子26は、外部回路との間で
導電をとるための外部接続用端子を示している。この端
子26も実際には微小な間隔寸法で多数個形成される
が、図では間隔寸法を拡大して模式的に示してある。
用いて液晶駆動用IC25が固着される。ACF27は
一般に接着剤の中に導電粒子を分散することによって形
成されており、液晶駆動用IC25が基板22a上に固
着された状態でその液晶駆動用IC25の出力用バンプ
28が導電粒子を通して配線パターン16に導通し、結
果的に各直線状電極23及び24に導通する。
示すようにACF27を使って液晶駆動用IC25を透
光性基板22aの張出し部に固着する際には、図6にお
いてIC装着領域SにACF27を貼り付け、さらにそ
のACF27の上の所定位置に液晶駆動用IC25を置
いて仮接着する。その後、図7に示すように、透光性基
板22aの液晶駆動用IC25が仮接着された部分を第
2テフロンテープ8の上に載る状態で、専用の搬送装置
によって又は第2テフロンテープ8それ自体によって、
複数の液晶装置20をほぼ等間隔で搬送路Aに沿って搬
送する。こうして搬送される液晶装置20に対して図1
の圧着装置1によって実行される圧着作業は、図2及び
図3に示したPCB2を圧着対象の基板とする場合の先
の実施形態と同じである。
て液晶駆動用IC25を透光性基板22aの張出し部に
固着するという圧着作業は、図4に示した圧着装置31
を用いて行うこともできる。
C6及び液晶駆動用IC25を被圧着物として考えた
が、被圧着物は必要に応じて任意の電子部品とすること
ができる。例えば、TCP(Tape Carrier Package)、
FPC(Flexible Printed Circuit)、CSP(ChipSi
ze Pacage)、チップ抵抗、チップコンデンサー等のチ
ップ電子部品を被圧着物とすることができる。
2や液晶装置の構成部品である透光性基板22a以外の
種々の配線基板とすることができる。例えば、必要に応
じてFPC、セラミック基板、メタル積層基板等を基板
とすることができる。
れば、圧着ヘッド側に第1付着防止テープを設けたの
で、接合剤が被圧着物及び基板の外側へはみ出す場合で
も、その接合材が圧着ヘッドの表面に付着することを防
止できる。そしてさらに、受台側に第2付着防止テープ
を設けたので、はみ出した接合剤が受台の表面に付着す
ることも防止できる。つまり、本発明によれば、基板の
表裏両側に設けた一対の付着防止テープの働きにより、
接合剤が圧着ヘッド及び受台の両方に付着することを確
実に防止できる。
プを設けたので、基板の適所にスルーホール等といった
貫通孔が形成される場合であっても、その貫通孔を通し
て基板の裏側へはみ出す接合剤が受台の表面に付着する
ことを防止できる。
る第2付着防止テープを基板と一体に移動させるように
したので、複数の基板が連続して受台に給材される場合
でも、何等の支障もなく付着防止テープを受台と基板と
の間に供給できる。
図である。
ある。
面図である。
である液晶装置を示す斜視図である。
置を用いて圧着作業を行う場合のその圧着装置の要部を
示す斜視図である。
プ) 8 第2テフロンテープ(第2付着防止テー
プ) 9a,9b リール 11a、11b リール 12a、12b 配線パターン 13 スルーホール 17 回収トレイ 18 空気吸引装置 19 回収ステージ 20 液晶装置 21 シール材 22a 透光性基板(基板) 22b 透光性基板 23,24 直線状電極 25 液晶駆動用IC(被圧着物) 27 ACF(接合剤) 31 圧着装置 A 液晶装置の搬送路 B 圧着ヘッドの移動方向 C 空気吸引装置の昇降移動方向 D 空気吸引装置の搬送移動方向 K PCBの支持間隔 P テフロンテープの結合位置 S IC装着領域
Claims (10)
- 【請求項1】 接合剤によって被圧着物が仮装着された
状態の基板を受台によって支持し、その受台に対向して
配設された圧着ヘッドによって前記被圧着物を押圧する
ことにより、前記接合剤によって前記被圧着物を前記基
板に固着する圧着方法において、 前記圧着ヘッドと前記被圧着物との間に第1付着防止テ
ープを供給し、 前記受台と前記基板との間に第2付着防止テープを供給
し、さらに前記第2付着防止テープは前記基板と一体に
なって移動することを特徴とする圧着方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の圧着方法において、前記
第1付着防止テープと前記第2付着防止テープとは互い
に別々に供給されることを特徴とする圧着方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の圧着方法において、前記
基板は前記第2付着防止テープによって搬送されて前記
受台に対して給材及び除材されることを特徴とする圧着
方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の圧着方法において、前記
第1付着防止テープ及び前記第2付着防止テープは前記
基板の前後両側で互いに結合することによってその基板
を挟持し、それらのテープはその挟持状態でその基板を
搬送することにより、その基板を前記受台に対して給材
及び除材することを特徴とする圧着方法。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちの少なくと
もいずれか1つに記載の圧着方法において、前記第1付
着防止テープ及び前記第2付着防止テープの少なくとも
いずれか一方はフッ素樹脂を主成分とするテープによっ
て構成されることを特徴とする圧着方法。 - 【請求項6】 接合剤によって被圧着物が仮装着された
状態の基板を搬送するための搬送路の一方の側に配設さ
れる圧着ヘッドと、その圧着ヘッドに対向して前記搬送
路の他方の側に配設される受台とを有し、前記受台によ
って前記基板を支持した状態で前記圧着ヘッドによって
前記被圧着物を押圧することにより、前記接着剤によっ
て前記被圧着物を前記基板に固着する圧着装置におい
て、 前記圧着ヘッドと前記被圧着物との間に供給される第1
付着防止テープと、 前記受台と前記基板との間に供給される第2付着防止テ
ープとを有し、さらに前記第2付着防止テープは前記基
板と一体になって移動することを特徴とする圧着装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の圧着装置において、前記
第1付着防止テープと前記第2付着防止テープとは互い
に別々に供給されることを特徴とする圧着装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の圧着装置において、前記
基板は前記第2付着防止テープによって搬送されて前記
受台に対して給材及び除材されることを特徴とする圧着
装置。 - 【請求項9】 請求項6記載の圧着装置において、前記
第1付着防止テープ及び前記第2付着防止テープは前記
基板の前後両側で互いに結合することによってその基板
を挟持し、それらのテープはその挟持状態でその基板を
搬送することにより、その基板を前記受台に対して給材
及び除材することを特徴とする圧着装置。 - 【請求項10】 請求項6から請求項9のうちの少なく
ともいずれか1つに記載の圧着装置において、前記第1
付着防止テープ及び前記第2付着防止テープの少なくと
もいずれか一方はフッ素樹脂を主成分とするテープによ
って構成されることを特徴とする圧着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02365798A JP4032481B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 圧着方法及び圧着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02365798A JP4032481B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 圧着方法及び圧着装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11217546A true JPH11217546A (ja) | 1999-08-10 |
| JP4032481B2 JP4032481B2 (ja) | 2008-01-16 |
Family
ID=12116593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02365798A Expired - Fee Related JP4032481B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 圧着方法及び圧着装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP4032481B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009102557A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | フィルム部材の接着方法 |
| WO2011111420A1 (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-15 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置とその製造方法 |
| CN105328386A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-02-17 | 武汉电信器件有限公司 | 一种高效探测器软带成型焊接夹具 |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP02365798A patent/JP4032481B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| WO2011111420A1 (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-15 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置とその製造方法 |
| CN105328386A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-02-17 | 武汉电信器件有限公司 | 一种高效探测器软带成型焊接夹具 |
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| JP4032481B2 (ja) | 2008-01-16 |
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