JPH11218129A - 動圧軸受モータおよび光偏向器 - Google Patents

動圧軸受モータおよび光偏向器

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JPH11218129A
JPH11218129A JP3543098A JP3543098A JPH11218129A JP H11218129 A JPH11218129 A JP H11218129A JP 3543098 A JP3543098 A JP 3543098A JP 3543098 A JP3543098 A JP 3543098A JP H11218129 A JPH11218129 A JP H11218129A
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JP
Japan
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bearing
dynamic pressure
shaft
fixed shaft
rotating shaft
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Application number
JP3543098A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Furuta
敏宏 古田
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Suzuka Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Suzuka Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受の耐摩耗性を向上するとともに、振れ回
り不安定現象等の異常振動の発生を防止すること。 【解決手段】 固定軸15と該固定軸15に嵌合し固定
軸を中心に無接触で回転する回転軸7とからなる動圧ス
ピンドル軸受を有するモータ3から構成された動圧軸受
モータにおいて、前記動圧スピンドル軸受を構成する前
記固定軸15が円筒状に形成され、前記回転軸7が円筒
状の円筒状部17とその内側に形成され回転軸の中心に
配置される軸状の軸状部27で構成されており、前記固
定軸15の外径面15aと前記回転軸7の円筒状部17
の内径面17aにおいて第1の動圧軸受手段1jを構成
し、前記固定軸15の内径面15bと前記回転軸7の中
心に配置された軸状部27の外径面27aにおいて第2
の動圧軸受手段2jを構成することにより、2重構造と
なる複合軸受を備えている動圧軸受モータおよび光偏向
器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体等の像担持
体へ情報を含む光ビームを結像させ、光ビームに含まれ
た画情報を記録するようにした、レーザプリンタ、デジ
タル複写機等の画形成装置に用いられる動圧軸受モータ
および光偏向器に関し、特に多面鏡(ポリゴンミラー)
ホログラム・ディスク等を回転して入射光ビームを走査
するものであって、固定軸と該固定軸に嵌合し固定軸を
中心に無接触で回転する回転軸とからなる動圧スピンド
ル軸受を有する動圧軸受モータおよび光偏向器におい
て、前記固定軸と前記回転軸の間に同軸的に複数の動圧
軸受手段を並設した動圧軸受モータおよび光偏向器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の動圧軸受モータおよび光偏向器
は、図5に示されるように周面に複数の反射面2aが形
成された多角形の多面鏡2を一定の回転速度で高速回転
させるモータ3及ぴこれらの構成部品の防塵のため密封
収客する筐体4とから構成されている。
【0003】なお、この筐体4は多面鏡2の部分を覆う
上部筐体4aとモータ3の部分を覆う下部筐体4bとか
ら構成されており、このうち上部筐体4aには光ビーム
6を案内する窓4cが形成され、この窓4cは防塵ガラ
ス5により覆われている。
【0004】このうちモータ3は、後述する動圧スピン
ドル軸受を有するモータで、このモータ3の回転軸7は
金属製の中空な円筒形をなしており、その上端には一体
にフランジ部7aが形成され、前記多面鏡2はこのフラ
ンジ部7aとモータ3のロータマグネット8を支承する
円盤形状の支持部材9との間に押圧狭持されている。
【0005】なお、符号10は前記支持部材9を回転軸7
に位置決め固定する止め輪、符号11は前記支持部材9の
上面の嵌着され前記多面鏡2に均一な押圧力を加えるO
リング、符号12は前記ロータマグネット8に対向する位
置の下部筐体4bに固定されたステータコイルであり、
制御回路13より制御電流が流れると図中の上・下方向
に磁界を発生する。
【0006】また、前記回転軸7のフランジ部7a上面
には、円周方向に沿って溝7bが形成されており、この
溝7bには、回転軸7の動バランス調整用のバランスウ
エイト14が適切な位置に適量だけ付着されている。
【0007】一方、動圧スピンドル軸受を有する前記モ
ータ3の金属製の固定軸15は前記筐体4の下部筐体4
bに固定されており、その外周面にはエッチング等によ
りスパイラル溝15aが形成されている。またこの動圧
スピンドル軸受の他方を構成する前記回転軸7は前記固
定軸15に嵌合し、静止中は回転軸7の上端に圧入され
たピボツト16によって前記固定軸15と接触し、そこ
に支持されている。なお、この回転軸7の内周面7cは
鏡面仕上げに加工されている。
【0008】このような動圧スピンドル軸受では、電源
が供給されてモータ3の回転軸7が回転すると、固定軸
15に形成されたスパイラル溝15aと回転軸7の内周
面7cとの間で空気の動圧が発生し、この動圧により回
転軸7のラジアル方向が固定軸15に対し非接触で支持
される。また、この動圧により回転軸7が固定軸15に
対し上方へ浮上し、回転軸7のスラスト方向も同様に固
定軸15に対し非接触で支持される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の動圧軸受モ
ータおよび光偏向器において、動圧スピンドル軸受を使
用しているため軸受機能の重要パラメータである軸受剛
性が低くなり、回転中に印加されるラジアル方向の衝撃
に対し支持しきれず軸受面間が擦れて摩耗してしまうと
ともに、軸受剛性が低いために振れ回り不安定現象等が
生じ異常振動を起こしたり、回転精度にも悪影響を与え
てしまうという問題があった。
【0010】また光偏向器を小型化しようとすると、動
圧スピンドル軸受を短くする必要があるが、後述するよ
うに軸受を短くすることにより軸受部で発生する動圧が
低下し、結果として軸受剛性の低下を起こすことから、
上述した問題を誘発しやすくなってしまうという問題が
あった。
【0011】上述の軸受剛性は、次式で表すことがでさ
る。 K=Fr×Pa×L×D/hr K:軸受剛性 Fr:無次元剛性パラメータ Pa:周囲圧力 L:軸受長さ D:軸受径 hr:半径間隙 上式により、軸受パラメータとして軸受径や半径隙間を
変更することなく軸受長さLを短くすると、軸受剛性K
が小さくなり、上記のような問題点が発生してしまう。
【0012】そこで本発明者は、固定軸と該固定軸に嵌
合し固定軸を中心に無接触で回転する回転軸とからなる
動圧スピンドル軸受を有する動圧軸受モータおよび光偏
向器において、前記固定軸と前記回転軸の間に同軸的に
複数の動圧軸受手段を並設するという本発明の第1の技
術的思想に着眼した。
【0013】また本発明者は、前記動圧スピンドル軸受
を構成する固定軸を円筒状に形成し、回転軸が円筒状の
部分とその内側に形成され回転軸の中心に配置される軸
状の部分で構成して、固定軸の外径面と回転軸の円筒状
部の内径面において第1の動圧軸受手段を構成するとと
もに、前記固定軸の内径面と回転軸の中心に配置された
軸状部の外径面において第2の動圧軸受手段を構成する
ことにより、2重構造となる複合軸受を構成するという
本発明の第2の技術的思想に着眼した。
【0014】さらに本発明者は、更に研究開発を重ねた
結果、軸受剛性を上げることにより、軸受の耐摩耗性を
向上するとともに、振れ回り不安定現象等の異常振動の
発生を防止するという目的を達成する本発明に到達し
た。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の動圧軸受モータは、固定軸と該固定軸に
嵌合し固定軸を中心に無接触で回転する回転軸とからな
る動圧スピンドル軸受を有するモータから構成された動
圧軸受モータにおいて、前記固定軸と前記回転軸の間に
同軸的に複数の動圧軸受手段を並設したものである。
【0016】本発明(請求項2に記載の第2発明)の動
圧軸受モータは、固定軸と該固定軸に嵌合し固定軸を中
心に無接触で回転する回転軸とからなる動圧スピンドル
軸受を有するモータから構成された動圧軸受モータにお
いて、前記動圧スピンドル軸受を構成する固定軸が円筒
状に形成され、回転軸が円筒状の部分とその内側に形成
され回転軸の中心に配置される軸状の部分で構成されて
おり、固定軸の外径面と回転軸の円筒状部の内径面にお
いて第1の動圧軸受手段を構成し、固定軸の内径面と回
転軸の中心に配置された軸状部の外径面において第2の
動圧軸受手段を構成することにより、2重構造となる複
合軸受を備えているものである。
【0017】本発明(請求項3に記載の第3発明)の動
圧軸受モータは、前記第2発明において、前記動圧スピ
ンドル軸受を構成する前記回転軸の軸受機能部に動圧発
生用の動圧溝を備えているものである。
【0018】本発明(請求項4に記載の第4発明)の動
圧軸受モータは、前記第2発明において、前記動圧スピ
ンドル軸受を構成する前記固定軸の軸受機能部に動圧発
生用の動圧溝を備えているものである。
【0019】本発明(請求項5に記載の第5発明)の動
圧軸受モータは、前記第2発明において、前記動圧スピ
ンドル軸受を構成する前記回転軸の軸受機能部および前
記固定軸の軸受機能部に動圧発生用の動圧溝をそれぞれ
備えているものである。
【0020】本発明(請求項6に記載の第6発明)の動
圧軸受モータは、前記第2発明において、前記動圧スピ
ンドル軸受を構成する回転軸における2つの軸受機能部
である円筒状部分と軸状部分が、一体的に構成されてい
るものである。
【0021】本発明(請求項7に記載の第7発明)の光
偏向器は、固定軸と、該固定軸に嵌合し固定軸を中心に
無接触で回転する反射面を備えた回転鏡が配設された回
転軸とからなる動圧スピンドル軸受を有する光偏向器に
おいて、前記固定軸と前記回転軸の間に同軸的に複数の
動圧軸受手段を並設したものである。
【0022】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
動圧軸受モータは、固定軸と該固定軸に嵌合し固定軸を
中心に無接触で回転する回転軸とからなる動圧スピンド
ル軸受を有するモータから構成された動圧軸受モータに
おいて、前記固定軸と前記回転軸の間に同軸的に複数の
動圧軸受手段を並設したので、前記動圧スピンドル軸受
の軸受剛性を上げることにより、軸受の耐摩耗性を向上
するとともに、回転精度を向上するという効果を奏す
る。
【0023】上記構成より成る第2発明の動圧軸受モー
タは、固定軸と該固定軸に嵌合し固定軸を中心に無接触
で回転する回転軸とからなる動圧スピンドル軸受を有す
るモータから構成された動圧軸受モータにおいて、前記
固定軸の外径面と前記回転軸の円筒状部の内径面におい
て前記第1の動圧軸受手段を構成するとともに、前記固
定軸の内径面と前記回転軸の中心に配置された軸状部の
外径面において前記第2の動圧軸受手段を構成して、2
重構造となる複合軸受を備えているので、動圧スピンド
ル軸受の軸受剛性を上げることにより、軸受の耐摩耗性
を向上するとともに回転精度を向上すること、および動
圧軸受部を短くしても動圧の発生を低下させることなく
必要な軸受剛性を確保することで、動圧軸受モータを小
型化しても回転性能への悪影響を抑制するという効果を
奏する。
【0024】上記構成より成る第3発明の動圧軸受モー
タは、前記第2発明において、前記動圧スピンドル軸受
を構成する前記回転軸の前記軸受機能部に動圧発生用の
動圧溝を備えているので、前記固定軸をシンプルな構成
にした簡単な構成の動圧溝による動圧によって動圧軸受
が実現されるという効果を奏する。
【0025】上記構成より成る第4発明の動圧軸受モー
タは、前記第2発明において、前記動圧スピンドル軸受
を構成する前記固定軸の前記軸受機能部に動圧発生用の
動圧溝を備えているので、前記回転軸をシンプルな構成
にした簡単な構成の動圧溝による動圧によって動圧軸受
が実現されるという効果を奏する。
【0026】上記構成より成る第5発明の動圧軸受モー
タは、前記第2発明において、前記動圧スピンドル軸受
を構成する前記回転軸の軸受機能部および前記固定軸の
軸受機能部に動圧発生用の動圧溝が形成されているの
で、一様な動圧発生を可能にするという効果を奏する。
【0027】上記構成より成る第6発明の動圧軸受モー
タは、前記第2発明において、前記動圧スピンドル軸受
を構成する回転軸における2つの軸受機能部である円筒
状部分と軸状部分が、一体的に構成されているので、部
品点数を増やすことなく2重構造の複合軸受が実現する
とともに、組立を簡素化するという効果を奏する。
【0028】上記構成より成る第7発明の光偏向器は、
固定軸と、該固定軸に嵌合し固定軸を中心に無接触で回
転する反射面を備えた回転鏡が配設された回転軸とから
なる動圧スピンドル軸受を有する光偏向器において、前
記固定軸と前記回転軸の間に同軸的に複数の動圧軸受手
段が並設されているので、回転精度を高め、偏向精度お
よび光学精度を高めるという効果を奏する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0030】(実施形態)本第1実施形態の動圧軸受モ
ータおよび光偏向器は、図1および図2に示されるよう
に固定軸15と該固定軸15に嵌合し固定軸を中心に無
接触で回転する回転軸7とからなる動圧スピンドル軸受
を有するモータ3から構成された動圧軸受モータにおい
て、前記動圧スピンドル軸受を構成する前記固定軸15
が円筒状に形成され、前記回転軸7が円筒状の円筒状部
17とその内側に形成され回転軸の中心に配置される軸
状の軸状部27で構成されており、前記固定軸15の外
径面15aと前記回転軸7の円筒状部17の内径面17
aにおいて第1の動圧軸受手段1jを構成し、前記固定
軸15の内径面15bと前記回転軸7の中心に配置され
た軸状部27の外径面27aにおいて第2の動圧軸受手
段2jを構成することにより、2重構造となる複合軸受
を備えているものである。
【0031】以下、従来の動圧スピンドル軸受に対し高
い軸受剛性が得られる本第1実施形態の動圧軸受モータ
について詳述する。
【0032】図1は、本第1実施形態に係る動圧軸受モ
ータの概念を示す断面図である。本第1実施形態の動圧
軸受モータは、外側壁に複数の反射面2aが並設され多
角形の多面鏡2が形成され、該多面鏡2を一定の回転速
度で高速回転させるモータ3およびこれらの構成部品を
防塵のため密閉収容する筐体4とから構成されている。
【0033】前記筐体4の側壁の一部には、前記多面鏡
2の前記反射面2aによって反射された光ビーム6を案
内する窓4cが形成され、この窓4cは防塵ガラス5に
より覆われている。
【0034】前記モータ3は、後述する動圧スピンドル
軸受を備えたモータであって、当該モータ3の回転軸7
における動圧スピンドル軸受として機能する部分は、中
空な円筒形状をなしている円筒状部17および回転軸7
の中心に一体的に配置される軸状部27の2つによって
構成されている。
【0035】前記回転軸7における前記円筒状部17
は、その内径面17aが鏡面仕上げされており軸受機能
を有している。前記軸状部27は、その外径面27aが
鏡面仕上げされて軸受機能を有しており、回転軸7の中
心部に配置されている。
【0036】一方、動圧スピンドル軸受を有する前記モ
ータ3の前記固定軸15は、前記筐体4の下部筐体4b
に固定され、中空な円筒形状をなしており、外径面15
aと内径面15bの両方が鏡面仕上げされており軸受機
能を有している。図2に示されるように前記外径面15
aには、エッチング等により動圧スパイラル溝15gが
形成されている。
【0037】前記回転軸7は前記固定軸15に嵌合し、
静止中は回転軸7の上端に圧入されたピボット16によ
って前記固定軸15と接触しそこに支持されている。前
記固定軸15の外径面15aと前記回転軸7に構成され
ている前記円筒状部17の前記内径面17aにより第1
の動圧軸受手段が構成され、前記固定軸15の前記内径
面15bと回転軸7に構成されている前記軸状部27の
前記外径部27aにより第2の動圧軸受手段が構成され
ており、複合動圧スピンドル軸受としての機能を実現す
るように構成されている。
【0038】電源(図示せず)に接続された制御回路1
3からステータコイル13cに制御電流が流れると図中
の上下方向に磁界が発生し、ロータマグネット8との磁
気的作用によって前記モーク3が回転する。この回転に
よって、前述した第1の動圧軸受手段と前記第2の動圧
軸受手段の両方で動圧が発生し、この動圧により前記回
転軸7がそのラジアル方向に前記固定軸15に対し非接
触で支持されるように構成されている。
【0039】また前記動圧スピンドル軸受を構成する前
記固定軸15の外周壁15aである1つの軸受機能部
に、エッチング等により動圧発生用のスパイラルな動圧
溝15gが形成されている。
【0040】上記構成より成る第1実施形態の動圧軸受
モータは、前記固定軸15と該固定軸に嵌合し固定軸を
中心に無接触で回転する前記回転軸7とからなる動圧ス
ピンドル軸受を有するモータ3から構成された動圧軸受
モータにおいて、前記固定軸15の外径面と前記回転軸
7の円筒状部の内径面において前記第1の動圧軸受手段
を構成するとともに、前記固定軸15の内径面と前記回
転軸7の中心に配置された軸状部の外径面において前記
第2の動圧軸受手段を構成する2重構造となる前記複合
軸受によって軸支された外側壁に複数の前記反射面2a
が並設された多角形の前記多面鏡2が、前記モータ3に
よって一定の回転速度で高速回転される。
【0041】前記多面鏡2の前記反射面2aによって反
射された光ビーム6が、前記筐体4の側壁の一部に形成
された前記窓4cを覆っている防塵ガラス5を介して案
内される。
【0042】上記作用を奏する第1実施形態の動圧軸受
モータは、前記固定軸15の外径面と前記回転軸7の円
筒状部の内径面において前記第1の動圧軸受手段を構成
するとともに、前記固定軸15の内径面と前記回転軸7
の中心に配置された軸状部の外径面において前記第2の
動圧軸受手段を構成する2重構造となる前記複合軸受に
よって前記回転軸および前記多面鏡2が軸支されるの
で、動圧スピンドル軸受の軸受剛性を上げることによ
り、軸受の耐摩耗性を向上するとともに回転精度を向上
するという効果を奏する。
【0043】また第1実施形態の動圧軸受モータは、2
重構造となる前記複合軸受によって前記回転軸7および
前記多面鏡2を軸支するので、前記動圧軸受部を短くし
ても動圧の発生を低下させることなく必要な軸受剛性を
確保するとともに、動圧軸受モータを小型化しても回転
性能への悪影響を抑制するという効果を奏する。
【0044】さらに第1実施形態の動圧軸受モータは、
前記動圧スピンドル軸受を構成する前記固定軸15の1
つの軸受機能部である外周壁15aに動圧発生用のスパ
イラルな動圧溝15gが形成されているので、前記回転
軸をシンプルな構成にした簡単な構成の動圧溝による動
圧を利用した2重構造の複合軸受が実現されるという効
果を奏する。
【0045】また第1実施形態の動圧軸受モータは、前
記動圧スピンドル軸受を構成する前記回転軸7における
2つの軸受機能部である円筒状部分と軸状部分が、一体
的に構成されているので、部品点数を増やすことなく2
重構造の複合軸受を実現するという効果を奏する。
【0046】さらに第1実施形態の光偏向器は、前記固
定軸15と、該固定軸に嵌合し固定軸を中心に無接触で
回転する反射面を備えた回転多面鏡2が配設された回転
軸7とからなる動圧スピンドル軸受を有する光偏向器に
おいて、前記固定軸15と前記回転軸7の間に同軸的に
複数の動圧軸受手段が並設されているので、回転精度を
高め、偏向精度および光学精度を高めるという効果を奏
する。
【0047】また第1実施形態の動圧軸受モータは、2
重構造の複合軸受によって、動圧スピンドル軸受の軸受
剛性を上げることにより、軸受の耐摩耗性を向上すると
ともに回転精度を向上すること、および動圧軸受部を短
くしても動圧の発生を低下させることなく必要な軸受剛
性を確保することで、光偏向器を小型化しても回転性能
に問題の無い光偏向器を提供することを目的とする。
【0048】さらに従来の動圧スピンドル軸受では、本
第1実施形態における第1の動圧軸受手段のみが機能し
ていることになるが、本第1実施形態における動圧スピ
ンドル軸受では第1の動圧軸受手段に加えて第2の動圧
軸受手段を兼ね備えているためモータ3の回転により発
生する動圧がさらに上がり、結果として上述した従来の
動圧ズピンドル軸受に対して軸受剛性を上げることがで
きる。
【0049】本第1実施形態の動圧スピンドル軸受およ
び光偏向器においては、前述したように動圧スピンドル
軸受を構成している前記固定軸15と前記回転軸7にお
いて2つの動圧軸受手段を構成することにより以下の効
果が得られる。
【0050】本第1実施形態の動圧スピンドル軸受およ
び光偏向器は、上記従来の動圧スピンドル軸受に対し、
軸受特性を上げることができ、軸受の耐摩耗性を向上す
るとともに振れ回り不安定現象等の異常振動の発生を防
止できる。従来に比べて動圧スピンドル軸受を短くして
も、それ以外の軸受パラメータを変更することなく動圧
を低下させることを防ぎ、軸受剛性を確保することがで
き、光偏向器の小型化が図れる。
【0051】動圧スピンドル軸受を構成する前記回転軸
7の中心に配置されている軸状部分を外すことにより、
従来と同様の1つの軸受手段のみを有することになるた
め、光偏向器の使用回転数に応じて、回転数が高く軸受
剛性が高過ぎる場合等は軸状部分を外して軸受手段を1
つにして使用するというように軸受剛性を調整すること
が出来る。
【0052】(第2実施形態)本第2実施形態の動圧軸
受モータおよび光偏向器は、前記第1実施形態において
は動圧発生溝を前記固定軸15の外周壁に形成するのに
対して、図3に示されるように固定軸15および回転軸
7の2つの軸受機能部に動圧発生用の動圧溝を備えてい
る点が相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0053】本第2実施形態においては、図3に示され
るように前記固定軸15の外周壁15aおよび前記回転
軸7の軸状部27の外周壁27aに動圧発生用のスパイ
ラル溝15g、27gがそれぞれ形成されるものであ
る。
【0054】上記構成より成る本第2実施形態の動圧軸
受モータおよび光偏向器は、前記動圧スピンドル軸受を
構成する前記回転軸7の軸受機能部および前記固定軸1
5の2つの軸受機能部に動圧発生用の動圧溝15g、2
7gが形成されているので、一様な動圧発生を可能にす
るという効果を奏する。
【0055】また第2実施形態の動圧軸受モータおよび
光偏向器は、前記動圧発生用のスパイラル溝15g、2
7gが、前記固定軸15の外周壁15aおよび前記回転
軸7の軸状部27の外周壁27aにそれぞれ形成される
ものであるので、外側からの加工を可能にして、形成が
容易であるという効果を奏する。
【0056】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0057】前記第1実施形態においては、一例として
回転軸7における軸状部27を一体的に構成された例に
ついて説明したが、本発明はそれに限定するものでは無
く、別体として回転軸7に位置決めした後組みつけで構
成する実施形態を採用することが出来る。
【0058】前記第1実施形態においては、一例として
前記回転軸7を前記固定軸15に嵌合し、静止中は回転
軸7の上端に圧入されたピボットによって前記固定軸1
5と接触しそこに支持される例について説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく、マグネットを使
用した磁気軸受等により固定軸15に対し静止中から浮
上するように構成する実施形態を採用することが出来
る。
【0059】前記第2実施形態においては、一例として
固定軸15の外周壁および回転軸の軸状部の外周壁に動
圧発生用の動圧溝をそれぞれ形成する例について説明し
たが、本発明はそれに限定するものでは無く、図4に示
されるように固定軸15の外周壁15aおよび内周壁1
5bに動圧発生用のスパイラル突起15p、15tを型
を用いてそれぞれ一体的に突出成形する実施形態を採用
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の動圧軸受モータおよび
光偏向器を示す断面図である。
【図2】本第1実施形態の動圧軸受モータの軸受機能部
を示す部分拡大断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態の動圧軸受モータの軸受
機能部を示す部分拡大断面図である。
【図4】本発明のその他の実施形態の動圧軸受モータの
軸受機能部を示す部分拡大断面図である。
【図5】従来の動圧軸受モータを示す断面図である。
【符号の説明】
3 モータ 7 回転軸 15 固定軸 1j 第1の動圧軸受手段 2j 第2の動圧軸受手段 15a、27a 外径面 15b、17a 内径面 17 円筒状部 27 軸状部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定軸と該固定軸に嵌合し固定軸を中心
    に無接触で回転する回転軸とからなる動圧スピンドル軸
    受を有するモータから構成された動圧軸受モータにおい
    て、 前記固定軸と前記回転軸の間に同軸的に複数の動圧軸受
    手段を並設したことを特徴とする動圧軸受モータ。
  2. 【請求項2】 固定軸と該固定軸に嵌合し固定軸を中心
    に無接触で回転する回転軸とからなる動圧スピンドル軸
    受を有するモータから構成された動圧軸受モータにおい
    て、 前記動圧スピンドル軸受を構成する固定軸が円筒状に形
    成され、回転軸が円筒状の部分とその内側に形成され回
    転軸の中心に配置される軸状の部分で構成されており、
    固定軸の外径面と回転軸の円筒状部の内径面において第
    1の動圧軸受手段を構成し、固定軸の内径面と回転軸の
    中心に配置された軸状部の外径面において第2の動圧軸
    受手段を構成することにより、 2重構造となる複合軸受を備えていることを特徴とする
    動圧軸受モータ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記動圧スピンドル軸受を構成する前記回転軸の軸受機
    能部に動圧発生用の動圧溝を備えていることを特徴とす
    る動圧軸受モータ。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記動圧スピンドル軸受を構成する前記固定軸の軸受機
    能部に動圧発生用の動圧溝を備えていることを特徴とす
    る動圧軸受モータ。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記動圧スピンドル軸受を構成する前記回転軸の軸受機
    能部および前記固定軸の軸受機能部に動圧発生用の動圧
    溝をそれぞれ備えていることを特徴とする動圧軸受モー
    タ。
  6. 【請求項6】 請求項2において、 前記動圧スピンドル軸受を構成する回転軸における2つ
    の軸受機能部である円筒状部分と軸状部分が、一体的に
    構成されていることを特徴とする動圧軸受モータ。
  7. 【請求項7】 固定軸と、該固定軸に嵌合し固定軸を中
    心に無接触で回転する反射面を備えた回転鏡が配設され
    た回転軸とからなる動圧スピンドル軸受を有する光偏向
    器において、 前記固定軸と前記回転軸の間に同軸的に複数の動圧軸受
    手段を並設したことを特徴とする光偏向器。
JP3543098A 1998-02-01 1998-02-01 動圧軸受モータおよび光偏向器 Pending JPH11218129A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104895920A (zh) * 2014-03-03 2015-09-09 苏州悍猛谐波机电有限公司 复合动力轴承结构及系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104895920A (zh) * 2014-03-03 2015-09-09 苏州悍猛谐波机电有限公司 复合动力轴承结构及系统
CN104895920B (zh) * 2014-03-03 2018-03-13 苏州悍猛谐波机电有限公司 复合动力轴承结构及系统

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