JPH11218158A - ローラクラッチ - Google Patents

ローラクラッチ

Info

Publication number
JPH11218158A
JPH11218158A JP10020705A JP2070598A JPH11218158A JP H11218158 A JPH11218158 A JP H11218158A JP 10020705 A JP10020705 A JP 10020705A JP 2070598 A JP2070598 A JP 2070598A JP H11218158 A JPH11218158 A JP H11218158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
outer ring
equivalent member
hardness
roller clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10020705A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sato
尚 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP10020705A priority Critical patent/JPH11218158A/ja
Publication of JPH11218158A publication Critical patent/JPH11218158A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外輪2の内周面及び軸6の外周面に圧痕が形
成されるのを防止し、圧痕に基づく滑りの発生を抑え
る。 【解決手段】 外輪2の内周面及び軸6の外周面に、硬
度がHv550以上、深さが0.20mm以上の有効硬化層
を形成する。ローラ3、3の転動面から上記各周面に加
わる応力が、この有効硬化層内に収まり、これら各周面
に圧痕が形成されにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るローラクラッ
チは、互いに同心に組み合わされた2個の部材のうち、
一方の部材が両方向回転運動をした場合に、このうちの
一方向の回転運動のみを他方の部材に伝達する場合等に
利用する。特に本発明は、例えば全自動洗濯機、釣具の
リール、芝刈り機、自動車用補機等、クラッチが高速で
オーバランしている状態(非接続状態)から瞬間的に噛
み合い状態(接続状態)となる様な機構部、或は低速で
もオーバラン状態と噛み合い状態とが短時間で多数回繰
り返される様な機構部に組み込むローラクラッチの耐久
性向上を図るものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリや複写機の紙送り機構等、
各種機械装置の部分に、特定方向の回転運動のみを伝達
するローラクラッチを組み込んでいる。図1〜3は、従
来から知られているローラクラッチ1の1例を示してい
る。このローラクラッチ1は、外輪相当部材である外輪
2と、複数本のローラ3、3と、これら各ローラ3、3
と同数のばね4、4と、保持器5と、内輪相当部材であ
る軸6とから成る。上記外輪2は、冷間圧延鋼板又は帯
鋼やみがき特殊鋼板又は帯鋼により円筒状に成形しもの
で、使用時には、紙送りローラの中心部に設けた軸受ハ
ウジング等、内周面を円筒面とした図示しない保持部材
の内側に内嵌固定する。この様な外輪2の内周面は、円
周方向に亙る凹凸であるカム面7としている。即ち、上
記外輪2の内周面の複数個所に、ランプ部と呼ばれる凹
部8、8を、それぞれこの外輪2の軸方向に亙って、円
周方向に亙り互いに等間隔で形成している。又、上記外
輪2の軸方向両端部には鍔部9、9を、この外輪2を構
成する金属板を直径方向内方に向け折り曲げる事により
形成している。上記複数本のローラ3、3と、これら各
ローラ3、3と同数のばね4、4と、保持器5と、軸6
とは、上述の様な外輪2の直径方向内側に設けている。
【0003】このうちの保持器5は、合成樹脂を射出成
形する事により、籠型で円筒状に形成している。又、こ
の保持器5は上記外輪2の内側に、この外輪2に対する
相対回転を不能に装着している。この為に上記保持器5
の外周面複数個所に突部を形成し、これら各突部と上記
各凹部8、8とを係合させている。上記複数本のローラ
3、3は、この様な保持器5に形成したポケット10、
10の内側に、転動並びに円周方向に亙る若干の変位自
在に保持している。又、上記各ばね4、4は、上述の様
な保持器5を構成する柱部11、11と上記各ローラ
3、3との間に設け、上記各ローラ3、3を、円周方向
に関して同じ方向に、弾性的に押圧している。尚、図2
〜3では、上記各ばね4、4を模式的に示す為、コイル
ばねの如く描いているが、実際の場合にこれら各ばね
4、4は、後述する図4に示す如く、帯状のばね板をU
字形若しくはム字形に折り返して成るステンレスの板ば
ね、或は上記保持器5と一体に形成した合成樹脂ばねで
ある。
【0004】ローラクラッチの使用時には、上記外輪2
を上記保持部材に内嵌固定すると共に、上記複数本のロ
ーラ3、3の内側に前記軸6を挿通する。この状態でこ
れら軸6の外周面と外輪2の内周面との間には、円筒状
隙間12が形成される。この円筒状隙間12の寸法で、
外輪2の直径方向(図1〜3の上下方向)に関する幅寸
法は、上記各凹部8、8に対応する部分では上記各ロー
ラ3、3の外径よりも大きく、これら各凹部8、8から
外れた部分ではこれら各ローラ3、3の外径よりも小さ
い。
【0005】上述の様に構成するローラクラッチ1は、
上記外輪2を内嵌固定した保持部材と上記軸6との所定
方向の相対回転のみを伝達する。例えば、図2で外輪2
が固定で軸6のみが回転すると仮定すれば、この軸6が
同図の時計方向に回転する場合には、上記各ローラ3、
3がこの軸6の外周面から受ける力に基づき、上記各ば
ね4、4の弾力に抗して、上記各凹部8、8の開口部に
向けて変位する傾向になる。そして、上記各ローラ3、
3が、上記円筒状隙間12内で移動可能な状態となっ
て、上記外輪2と軸6との間で回転力の伝達が行なわれ
なくなる、所謂オーバラン状態となる。反対に、この軸
6が図2の反時計方向に回転する場合には、上記各ロー
ラ3、3が、上記軸6の外周面から受ける力と上記各ば
ね4、4の弾力とに基づき、上記各凹部8、8の閉口部
の一部にくさび状に食い込み、上記外輪2と軸6とを一
体的に結合して、これら外輪2と軸6との間で回転力の
伝達を自在とする、所謂ロック状態となる。
【0006】上述したローラクラッチ1は、外輪2の内
周面にカム面7を形成し、軸6の外周面を円筒面として
いるが、カム面を形成する周面を逆にする場合もある。
即ち、図4に示す様に、内輪相当部材である内輪13の
外周面に凹部8a、8aを形成して、この内輪13の外
周面をカム面7aとすると共に、外輪2aの内周面を単
なる円筒面とする。この様な構造のローラクラッチ1a
の使用時には、上記外輪2aを保持部材に内嵌固定する
と共に、上記内輪13を軸に外嵌固定する。
【0007】図1〜3に示したローラクラッチ1、或は
図4に示したローラクラッチ1a、何れの構造の場合で
も、外輪2、2aの内周面並びに軸6又は内輪13の外
周面を、浸炭処理又は浸炭窒化処理により硬化させてい
る。即ち、鋼板に深絞り加工を施す事により、又は引き
抜き材から成る、外輪2、2aの内周面並びに軸6又は
内輪13の外周面を、浸炭処理又は浸炭窒化処理により
硬化させて、前記各ローラ3、3の転動面から加わる荷
重により、これら各周面が損傷を受ける事を防止してい
る。但し、従来のローラクラッチを構成する外輪2、2
aの内周面並びに軸6又は内輪13の外周面に浸炭処理
又は浸炭窒化処理により形成した硬化層の深さは、極く
浅いものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】例えば、紙送り機構に
組み込むローラクラッチの場合には、要求されるトルク
容量が小さく、クラッチがオーバランしている状態と噛
み合っている状態とが繰り返されるサイクルも150cp
m (1分間に150回)程度と小さいので、外輪2、2
aの内周面並びに軸6又は内輪13の外周面に形成する
硬化層の厚さが小さくても十分な耐久性を得られる。
【0009】これに対して、全自動洗濯機、釣具のリー
ル、芝刈り機、自動車用補機等、クラッチが高速でオー
バランしている状態から瞬間的に噛み合い状態となる様
な機構部、或は低速でもオーバラン状態と噛み合い状態
とが短時間で多数回繰り返される様な機構部に組み込む
ローラクラッチの場合には、十分な耐久性を得られない
場合がある。即ち、この様な用途に使用するローラクラ
ッチの場合には、上記外輪2、2aの内周面並びに軸6
又は内輪13の外周面が、各ローラ3、3の転動面から
繰り返し加えられる衝撃荷重に基づいて塑性変形し、こ
れら各周面に圧痕が生じる。そして、この圧痕の存在に
基づいて、当該周面と上記各ローラ3、3の転動面との
当接状態が不正規になり、これら各ローラ3、3が円筒
状隙間12、12内で正規の噛み合い状態とならずに、
上記外輪2、2aと軸6又は内輪13とが滑る可能性が
生じる。本発明は、この様な事情に鑑みて、上記各ロー
ラ3、3の転動面から繰り返し加えられる衝撃荷重に拘
らず、外輪2、2aの内周面と軸6又は内輪13の外周
面との一方又は双方の周面に圧痕が形成されにくくする
事により、長期間に亙る使用によっても、上記外輪2、
2aと軸6又は内輪13との間に滑りが発生する事を防
止すべく発明したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のローラクラッチ
は、前述した従来のローラクラッチと同様、例えば図1
〜3或は図4に示す様に、外輪相当部材である外輪2
と、この外輪2の内側にこの外輪2と同心に配置された
内輪相当部材とを有する。尚、この内輪相当部材は、図
4に示す様に内輪13そのものである場合以外に、図1
〜3に示す様に軸6である場合も含む。又、上記外輪2
の内周面と軸6又は内輪13の外周面とのうちの一方の
周面に形成された、円周方向に亙る凹凸であるカム面
7、7aと、上記外輪2の内周面と軸6又は内輪13の
外周面とのうちの他方の周面に形成した円筒面とを有す
る。又、この円筒面と上記カム面7、7aとの間の円筒
状隙間12内に設けられた複数本のローラ3、3と、こ
のカム面7、7aを形成された部材、即ち、図1〜3の
構造では外輪2、図4に示した構造では内輪13に対す
る回転を不能として上記円筒状隙間12内に支持され、
上記複数本のローラ3、3を保持する保持器5を備え
る。更に、この保持器5と上記各ローラ3、3との間に
設けられ、これら各ローラ3、3を円周方向に関して同
じ方向に押圧するばね4、4を備える。
【0011】特に、本発明のローラクラッチに於いて
は、上記外輪2の内周面と上記軸6又は内輪13の外周
面とのうちの少なくとも一方の周面の表層部に、硬度が
Hv550以上であり、深さが0.20mm以上である浸炭
層又は浸炭窒化層を形成している。尚、この様な条件
は、上記浸炭層又は浸炭窒化層を形成する外輪2又は内
輪13の板厚が0.5mm以上であるローラクラッチに適
用した場合に有効である。又、上記した条件を満たす浸
炭層或は浸炭窒化層を設けるのは、上記外輪2の内周面
と上記軸6又は内輪13の外周面とのうちの一方の周面
でも、或る程度効果を得られる。但し、両周面ともに、
上記浸炭層或は浸炭窒化層を設ければ、より優れた作用
・効果を得られる。
【0012】更に、次の〜の様な条件の1又は2以
上を満たす事も、前述した課題を解決する為には有効で
ある。 外輪2の内周面と軸6又は内輪13の外周面とのう
ちの少なくとも一方の周面に、硬度がHv550以上、深
さが0.20mm以上である浸炭層又は浸炭窒化層を形成
する事に加え、当該周面を有する部材の芯部の硬度をHv
300以上とする。 外輪2の内周面と軸6又は内輪13の外周面とのう
ちの少なくとも一方の周面に、硬度がHv550以上、深
さが0.20mm以上である浸炭層又は浸炭窒化層を形成
する事に加え、外輪2の内周面と軸6又は内輪13の外
周面と各ローラ3、3の転動面とのうちの少なくとも何
れかの面を、ハードショット・ピーニング、バレル、サ
ンドブラスト、タンブラーのうちから選択される何れか
の加工を施す事により、当該面を加工硬化させ、この面
の表面から0〜50μmの範囲である表層部の硬度をHv
830〜960、圧縮残留応力を−50〜−110kgf/
mm2、平均波長を25μmとする。 外輪2の内周面と軸6又は内輪13の外周面とのう
ちの少なくとも一方の周面に、硬度がHv550以上、深
さが0.20mm以上である浸炭層又は浸炭窒化層を形成
し、当該周面を有する部材の芯部の硬度をHv300以上
とする事に加え、外輪2の内周面と軸6又は内輪13の
外周面と各ローラの転動面とのうちの少なくとも何れか
の面を、ハードショット・ピーニング、バレル、サンド
ブラスト、タンブラーのうちから選択される何れかの加
工を施す事により、当該面を加工硬化させ、この面の表
面から0〜50μmの範囲である表層部の硬度をHv83
0〜960、圧縮残留応力を−50〜−110kgf/mm
2 、平均波長を25μmとする。
【0013】
【作用】上述の様に構成する本発明のローラクラッチ
1、1aが、外輪2と軸6又は内輪13との間で、一方
向の回転運動のみ伝達する作用は、前述した従来のロー
ラクラッチの場合と同様である。特に、本発明のローラ
クラッチ1、1aの場合には、外輪2の内周面と軸6又
は内輪13の外周面とのうちの少なくとも一方の周面に
形成した、硬度がHv550以上である浸炭層又は浸炭窒
化層の深さが、0.20mm以上と、ローラクラッチ1、
1aを接続状態にすべく、各ローラ3、3が外輪2の内
周面と軸6又は内輪13の外周面との間の円筒状隙間1
2のうちで幅が狭くなった部分にくさび状に食い込む際
に、上記各ローラ3、3の転動面から加わる剪断応力等
の応力の到達位置よりも深い。この為、ローラクラッチ
1、1aがオーバラン状態から接続状態に移る瞬間に、
上記各ローラ3、3の転動面から加わる大きな面圧に拘
らず、上記外輪2の内周面と軸6又は内輪13の外周面
とのうちの少なくとも一方の周面に圧痕が形成されにく
くなる。この結果、当該周面と上記各ローラ3、3の転
動面との当接状態が不正規になりにくく、これら各ロー
ラ3、3が上記円筒状隙間12内で正規の噛み合い状態
となって、上記外輪2と軸6又は内輪13とが滑りにく
くなる。
【0014】又、上記外輪2又は軸6又は内輪13の芯
部の硬度をHv300以上とした場合でも、この外輪2の
内周面又は軸6又は内輪13の外周面に圧痕が形成され
にくくなって、上記滑りの発生を抑える事ができる。更
に、外輪2の内周面と軸6又は内輪13の外周面と各ロ
ーラ3、3の転動面とのうちの少なくとも何れかの面
を、当該面の表面から0〜50μmの範囲である表層部
の硬度をHv830〜960、圧縮残留応力を−50〜−
110kgf/mm2、平均波長を25μmとした場合には、
表面硬度を高くする事による耐圧痕性(圧痕の形成され
にくさ)の向上を図れるだけでなく、表面に存在する微
細な凹部に潤滑油を保持する事に伴う潤滑性の向上を図
れる。しかも、表面に存在する微細な凸部による応力集
中の緩和、並びに圧縮残留応力により、ローラクラッチ
1、1aがオーバラン状態から接続状態に移る瞬間に、
上記各ローラ3、3の転動面から加わる大きな面圧に拘
らず、当該面にフレッチング摩耗が発生する事を防止し
て、やはり上記滑りの発生を抑える事ができる。
【0015】
【実施例】本発明の効果を確認する為に行なった実験の
結果に就いて説明する。実験では、図1〜3に示す様な
ローラクラッチ1を使用し、このローラクラッチ1を構
成する、みがき特殊帯鋼(クロムモリブデン鋼)を成形
して成る外輪2の内周面部分に浸炭窒化処理層として形
成した硬化層のうち、硬度がHv550以上である硬化層
(有効硬化層)の深さ、並びに各ローラ3、3の転動面
から上記各周面に加わる面圧の最大値を種々変化させ
た。そして、これら有効硬化層の深さと面圧の最大値と
が、上記両周面での圧痕の形成に及ぼす影響を検査し
た。尚、実験に使用したローラクラッチ1を構成する外
輪2の軸方向寸法L2 は16mm、外径寸法D0 は26m
m、上記外輪2の材質は冷間圧延特殊用途帯鋼、板厚は
最大厚さで1mm、ローラ3、3の数は17本、これら各
ローラ3、3の軸方向長さは10.9mm、上記外輪2の
内側に挿通する軸6の外径は20mmとした。
【0016】上述の様な条件で行なった実験の結果を、
図5に示す。この図5で、白丸は、ローラクラッチ1の
滑りに結び付く圧痕の発生が認められたものを、黒丸
は、この様な圧痕の発生が認められなかったものを、そ
れぞれ示している。この様な図5を見れば明らかな通
り、上記ローラクラッチ1を構成する外輪2の内周面部
分と軸6の外周面部分とに浸炭窒化処理層として、深さ
が0.20mmである有効硬化層を形成すれば、これら各
周面に、ローラクラッチの滑りに結び付く様な圧痕が形
成される事を防止して、優れた耐久性を有するローラク
ラッチを実現できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、信頼性及び耐久性の高いローラクラッチを
実現して、ローラクラッチを組み込んだ各種機器の性能
を安定させる事ができる。逆の面から見れば、信頼性及
び耐久性を維持しつつ、ローラクラッチの構成各部材の
小型化を図る事で、このローラクラッチ全体としての小
型化を図り、ローラクラッチを組み込んだ各種機械装置
の設計の容易化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象となるローラクラッチの第1例を
示す断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図2のB部拡大図。
【図4】本発明の対象となるローラクラッチの第2例を
示す断面図。
【図5】本発明の効果を確認する為に行なった実験の結
果を示すグラフ。
【符号の説明】
1、1a ローラクラッチ 2、2a 外輪 3 ローラ 4 ばね 5 保持器 6 軸 7、7a カム面 8、8a 凹部 9 鍔部 10 ポケット 11 柱部 12 円筒状隙間 13 内輪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪相当部材と、この外輪相当部材の内
    側にこの外輪相当部材と同心に配置された内輪相当部材
    と、この外輪相当部材の内周面と内輪相当部材の外周面
    とのうちの一方の周面に形成された、円周方向に亙る凹
    凸であるカム面と、上記外輪相当部材の内周面と内輪相
    当部材の外周面とのうちの他方の周面に形成された円筒
    面と、この円筒面と上記カム面との間の円筒状隙間内に
    設けられた複数本のローラと、このカム面を形成された
    部材に対する回転を不能として上記円筒状隙間内に支持
    され、上記複数本のローラを保持する保持器と、この保
    持器と上記各ローラとの間に設けられ、これら各ローラ
    を円周方向に関して同じ方向に押圧するばねとを備えた
    ローラクラッチに於いて、上記外輪相当部材の内周面と
    上記内輪相当部材の外周面とのうちの少なくとも一方の
    周面に、硬度がHv550以上であり、深さが0.20mm
    以上である浸炭層又は浸炭窒化層を形成した事を特徴と
    するローラクラッチ。
  2. 【請求項2】 外輪相当部材の内周面と内輪相当部材の
    外周面とのうちの少なくとも一方の周面に、硬度がHv5
    50以上、深さが0.20mm以上である浸炭層又は浸炭
    窒化層を形成する事に加え、当該周面を有する部材の芯
    部の硬度をHv300以上とした、請求項1に記載したロ
    ーラクラッチ。
  3. 【請求項3】 外輪相当部材の内周面と内輪相当部材の
    外周面とのうちの少なくとも一方の周面に、硬度がHv5
    50以上、深さが0.20mm以上である浸炭層又は浸炭
    窒化層を形成する事に加え、上記外輪相当部材の内周面
    と上記内輪相当部材の外周面と各ローラの転動面とのう
    ちの少なくとも何れかの面を、ハードショット・ピーニ
    ング、バレル、サンドブラスト、タンブラーのうちから
    選択される何れかの加工を施す事により、当該面を加工
    硬化させ、この面の表面から0〜50μmの範囲である
    表層部の硬度をHv830〜960、圧縮残留応力を−5
    0〜−110kgf/mm2 、平均波長を25μmとした、請
    求項1〜2の何れかに記載したローラクラッチ。
  4. 【請求項4】 外輪相当部材の内周面と内輪相当部材の
    外周面とのうちの少なくとも一方の周面に、硬度がHv5
    50以上、深さが0.20mm以上である浸炭層又は浸炭
    窒化層を形成し、当該周面を有する部材の芯部の硬度を
    Hv300以上とする事に加え、外輪相当部材の内周面と
    内輪相当部材の外周面と各ローラの転動面とのうちの少
    なくとも何れかの面を、ハードショット・ピーニング、
    バレル、サンドブラスト、タンブラーのうちから選択さ
    れる何れかの加工を施す事により、当該面を加工硬化さ
    せ、この面の表面から0〜50μmの範囲である表層部
    の硬度をHv830〜960、圧縮残留応力を−50〜−
    110kgf/mm2 、平均波長を25μmとした、請求項1
    〜3の何れかに記載したローラクラッチ。
JP10020705A 1998-02-02 1998-02-02 ローラクラッチ Pending JPH11218158A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10020705A JPH11218158A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 ローラクラッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10020705A JPH11218158A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 ローラクラッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11218158A true JPH11218158A (ja) 1999-08-10

Family

ID=12034571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10020705A Pending JPH11218158A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 ローラクラッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11218158A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006138384A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Ntn Corp クラッチ
JP2012081945A (ja) * 2010-09-17 2012-04-26 Jtekt Corp ステアリング装置
JP2015190573A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 Ntn株式会社 クラッチユニット
CN107228126A (zh) * 2017-06-23 2017-10-03 苏州顺革智能科技有限公司 一种自动调整钢球间隙的滚动轴承
CN109236854A (zh) * 2018-11-09 2019-01-18 瓦房店欧德轴承制造有限公司 高速纸机轴承
TWI911622B (zh) * 2024-01-02 2026-01-11 姚立和 單向軸承結構

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006138384A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Ntn Corp クラッチ
JP2012081945A (ja) * 2010-09-17 2012-04-26 Jtekt Corp ステアリング装置
JP2015190573A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 Ntn株式会社 クラッチユニット
CN107228126A (zh) * 2017-06-23 2017-10-03 苏州顺革智能科技有限公司 一种自动调整钢球间隙的滚动轴承
CN109236854A (zh) * 2018-11-09 2019-01-18 瓦房店欧德轴承制造有限公司 高速纸机轴承
TWI911622B (zh) * 2024-01-02 2026-01-11 姚立和 單向軸承結構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100510479C (zh) 发动机起动用滚柱离合器内置式旋转传递装置
EP1300602B1 (en) Pulley unit having one-way clutch
US6464057B2 (en) Pulley with a built-in one-way clutch
EP3026298A1 (en) Pulley device with embedded unidirectional clutch
JPH11218159A (ja) ローラクラッチ
JPH11218158A (ja) ローラクラッチ
JP4287983B2 (ja) プーリユニット
JP2005291492A (ja) 一方向クラッチ
JP2011236993A (ja) スタータ用クラッチ
JP2000104758A (ja) ローラクラッチ
WO2005024255A1 (ja) スラスト軸受
JP2002147469A (ja) 鍔付円筒ころ軸受
JP5877404B2 (ja) ローラクラッチ装置
JP2005172089A (ja) クラッチ内蔵型プーリ装置
EP1873415A2 (en) One-way clutch
JP2000310314A (ja) オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置及びその組立方法
JP2000234667A (ja) オルタネータ用ローラクラッチ内蔵型プーリ装置
JP2008095898A (ja) 一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置
CN110410482A (zh) 超越皮带轮
JP2000230582A (ja) ローラクラッチ及びローラクラッチ内蔵型プーリ
JP2005195073A (ja) ローラクラッチ内蔵型プーリ装置
JP2000081055A (ja) ラジアル転がり軸受付ローラクラッチ
JP2002295522A (ja) 一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2000027896A (ja) ローラクラッチ
JP2001234950A (ja) 一方向クラッチ