JPH11218200A - オートテンショナ - Google Patents

オートテンショナ

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JPH11218200A
JPH11218200A JP2184698A JP2184698A JPH11218200A JP H11218200 A JPH11218200 A JP H11218200A JP 2184698 A JP2184698 A JP 2184698A JP 2184698 A JP2184698 A JP 2184698A JP H11218200 A JPH11218200 A JP H11218200A
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support shaft
load
tension pulley
friction plate
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Takashi Tsutsui
高志 筒井
Tadashi Yamakawa
規 山川
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes or chains 
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes or chains 
    • F16H7/0829Means for varying tension of belts, ropes or chains  with vibration damping means

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】オフセット構造のオートテンショナにおいて、
アームの支持剛性を高めて、各部の耐久性を向上するこ
と。 【解決手段】テンションプーリ3を支軸1の先端よりも
前方に突出した位置にオフセット配置した構造で、支軸
1とアーム2との間にアーム2に回動抵抗を付与する摩
擦板5を介装した構造のオートテンショナAにおいて、
支軸1の外筒部12とアーム2のボス部21のフランジ
24との間に、オフセット配置に起因する荷重を負担す
る荷重負担部材15を介装している。これにより、摩擦
板5と荷重負担部材15とが前記荷重を負担することに
なり、アーム2の支持剛性が高まるとともに、摩擦板5
に作用する荷重を軽減できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルト駆動機構の
ベルトの張力を自動的に適度に保つためのオートテンシ
ョナに係り、特に、テンションプーリがオフセット配置
されているオートテンショナに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のオートテンショナの従来例とし
て、例えば特開平2−253035号公報などに示すよ
うなものがある。
【0003】この公報例のオートテンショナでは、ベル
トの張力変動に応じたテンションプーリの動きを許容し
つつ、ベルトからの振動や衝撃を減衰するようにテンシ
ョンプーリの動きを規制する機能を有する構造になって
いる。なお、ベルトの張力変化は、環境の温度変化や経
時的な伸縮変化等によって発生する。
【0004】このような機能を実現するために、テンシ
ョンプーリ支持用のアームのボス部の前端面と、アーム
支持用の支軸の前端に一体的に取り付けられるガイド板
との間に、環状の摩擦板を挟み、ねじりコイルバネの伸
張復元力により摩擦板をボス部とガイド板とに圧接させ
るようにしている。この摩擦板は、例えばPEEK材な
どのポリアミド樹脂、クラッチフェーシング材、ブレー
キライニング材あるいはブレーキパッド材などで形成さ
れる。
【0005】また、アームのボス部と支軸との間には、
アームの揺動動作を円滑にするためにすべり軸受として
ブッシュが介装されている。このブッシュは、例えばP
A46などのポリアミド樹脂、焼結金属などで形成され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
オートテンショナのようにテンションプーリをオフセッ
ト配置した構造では、テンションプーリに作用するベル
ト荷重がアームを傾かせるモーメントとして働き、摩擦
板やブッシュに対して過大な荷重が作用し、下記するよ
うな不具合が発生する。
【0007】すなわち、摩擦板の円周上の所要角度領域
に作用する荷重が過多となるため、その領域の摩耗が他
の領域に比べて進展しやすい。これと同様に、ブッシュ
の軸方向先端側領域に作用する荷重が過多となるため、
その領域の摩耗が他の領域に比べて進展しやすい。この
ようなことから、摩擦板やブッシュが早期に偏摩耗する
など、寿命が短くなっている。
【0008】ちなみに、このような摩擦板やブッシュの
偏摩耗や破損が発生すると、支軸に対するアームの傾き
が発生しやすくなり、テンションプーリに巻き掛けられ
たベルトが外れやすくなったり、あるいはテンションプ
ーリの揺動動作に支障を来たし、オートテンショナの本
来の機能(ベルトの張力変動の吸収や振動・衝撃の減
衰)を損ねることになりかねない。
【0009】したがって、本発明は、オフセット構造の
オートテンショナにおいて、アームの支持剛性を高め
て、各部の耐久性を向上することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のオー
トテンショナは、固定の支軸と、一端側が支軸に回動可
能に支持された状態で他端側が一回転方向に付勢される
アームと、アームの他端側に支軸に対してオフセット配
置された状態で回動可能に支持されるテンションプーリ
と、アームの一端側と支軸との間に配設されアームに回
動抵抗を付与する摩擦板とを備え、前記支軸とそれに支
持されるアームの一端側部分とに、それらの外径側で互
いに軸方向で所要隙間を介して対向する突片がそれぞれ
設けられ、これら両突片間の対向隙間に、前記テンショ
ンプーリのオフセット配置に起因する荷重を受ける荷重
負担部材が介装されている。
【0011】本発明の請求項2のオートテンショナは、
固定の支軸と、一端側が支軸に回動可能に支持された状
態で他端側が一回転方向に付勢されるアームと、アーム
の他端側に支軸に対してオフセット配置された状態で回
動可能に支持されるテンションプーリと、アームの一端
側と支軸との間に配設されアームに回動抵抗を付与する
摩擦板とを備え、前記支軸に、その固定側から自由端側
へ向けて延出する突片が、当該支軸に支持されるアーム
の一端側部分の外径側に非接触に設けられ、前記アーム
において支軸に支持される一端側部分に、径方向外向き
に延出しかつ前記支軸の突片の自由端に対して軸方向で
所要隙間を介して対向する突片が設けられ、前記両突片
が、軸方向で所要隙間を介して対向配置され、この対向
隙間に、前記テンションプーリのオフセット配置に起因
する荷重を受ける荷重負担部材が介装されている。
【0012】本発明の請求項3のオートテンショナは、
上記請求項1または2において、支軸とアームとの支持
部位にすべり軸受が介装されている。
【0013】本発明の請求項4のオートテンショナは、
上記請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記支軸の
突片が、当該支軸およびそれに支持されるアームの一端
側部分を非接触に外囲する状態で当該支軸の固定側から
自由端側へ向けて延出形成される外筒部とされており、
前記アームの突片が、当該アームにおいて支軸に支持さ
れる一端側部分に、径方向外向きに張り出すフランジと
されており、前記荷重負担部材が、環状に形成されてい
る。
【0014】以上、本発明では、要するに、テンション
プーリのオフセット配置に起因する荷重を摩擦板だけで
なく新たに追加した荷重負担部材にも負担させることに
より、アームの支持剛性を高めるとともに摩擦板単体に
作用する荷重を軽減させるようにしている。これによ
り、摩擦板の早期摩耗が抑制されるようになる。
【0015】特に、請求項3のように支軸とアームとの
回動支持部位にすべり軸受を介装していれば、アームの
動きを円滑化できるようになる他、前述した荷重を摩擦
板、すべり軸受、荷重負担部材で負担するようになり、
摩擦板やすべり軸受に作用する荷重を軽減できるように
なる。
【0016】また、請求項4のように荷重負担部材を環
状とし、支軸の外筒部とアームの一端側部分のフランジ
との軸方向対向隙間に介装させれば、荷重負担部材の組
み付けが容易に行えるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図1ないし図5に
示す実施形態に基づいて説明する。
【0018】図1ないし図5は本発明の一実施形態に係
り、図1は、オートテンショナの正面図、図2は、図1
の(2)−(2)線断面の矢視図、図3は、荷重負担部
材単体を示す縦断面図、図4は、支軸と摩擦板押さえ板
との係合形態を示す分解斜視図、図5は、過大荷重作用
領域を説明するために簡略化した平面図である。
【0019】図中、Aはオートテンショナの全体を示し
ており、1は支軸、2はアーム、3はテンションプー
リ、4はねじりコイルバネ、5は摩擦板、6は摩擦板押
さえ板、7はすべり軸受としてのブッシュである。ま
た、Bはテンションプーリ3の外周に巻き掛けられるベ
ルトである。
【0020】図例のオートテンショナAは、支軸1での
アーム2の軸支部の軸方向中心O1に対してアーム2で
のテンションプーリ3の軸支部の軸方向中心O2 がオフ
セットをもって配置された構造、換言すれば、テンショ
ンプーリ3が支軸1の先端よりも前方に突出した位置に
配置された構造になっている。
【0021】そして、このオートテンショナAは、ベル
トBの張力変動に応じたテンションプーリ3の動きを許
容しつつ、ベルトBからの振動や衝撃を減衰するように
テンションプーリ3の動きを規制する機能を有する構造
になっている。
【0022】つまり、ベルトBの張力が緩やかに減少し
た場合、ねじりコイルバネ4のねじり復元力(周方向の
付勢力)によりアーム2およびテンションプーリ3が図
1の左側に傾動して、ベルトBの張力を一定に保つ。一
方、ベルトBの張力が緩やかに増加した場合、ねじりコ
イルバネ4のねじり復元力に抗してアーム2およびテン
ションプーリ3が図1の右側に傾動して、ベルトBの張
力を一定に保つ。
【0023】また、オートテンショナAに対してベルト
Bから激しい振動や衝撃が加わった場合、テンションプ
ーリ3を支持しているアーム2のボス部21にその振動
や衝撃が伝わるが、ねじりコイルバネ4の伸張復元力
(軸方向の付勢力)によりアーム2のボス部21を摩擦
板5に押し付けて摩擦抵抗を発生させているので、振動
や衝撃が吸収、減衰されることになって、アーム2の不
要な揺動を抑制する。これにより、テンションプーリ3
の位置が実質的に変化しなくなり、ベルトBに対するテ
ンションが一定に保たれる。
【0024】以下、上記オートテンショナAの各構成要
素について、具体的に説明する。
【0025】支軸1は、図示しないベルト駆動機構が設
けられる取付対象に固定されるもので、アーム支持部1
1と、外筒部12と、ボルト取付片13とを備えてい
る。アーム支持部11は、先端側半分の外周面が截頭円
錐形で、基端側半分の外周面が円筒形に形成されてい
る。外筒部12は、アーム支持部11の基端側から径方
向外向きに延びるとともに自由端側に延びてアーム支持
部11の外周を囲むように形成されている。ボルト取付
片13は、外筒部12の外周に径方向外向きに張り出し
形成されている。この支軸1は、アルミニウム合金など
を用いたダイカスト成形により製作されるものであり、
前述のアーム支持部11の外周面の形状は、成形金型の
抜き勾配に対応している。
【0026】アーム2は、支軸1のアーム支持部11に
回動可能に支持されるもので、一端にボス部21が、他
端にプーリ支持部22が形成されている。ボス部21
は、支軸1のアーム支持部11の外周にブッシュ7を介
して回動可能に外嵌される。プーリ支持部22は、ボス
部21の突出方向と逆向きに突設されている。このアー
ム2も、上記支軸1と同様、アルミニウム合金などを用
いたダイカスト成形により製作される。
【0027】テンションプーリ3は、アーム2のプーリ
支持部22に転がり軸受9を介して回転自在に軸支され
るもので、プレス材から製作されている。このテンショ
ンプーリ3は、アーム2のプーリ支持部22に螺着され
たボルト8aにより取り付けられている。なお、前述の
転がり軸受9は、テンションプーリ3の内周面とアーム
2のプーリ支持部22の外周面とに対して圧入の状態で
嵌合されており、この転がり軸受9に対して水分や異物
がかからないようにするために、プーリ支持部22の先
端に軸受保護カバー10が取り付けられている。
【0028】ねじりコイルバネ4は、支軸1のアーム支
持部11の外周面およびアーム2のボス部21の外周面
と支軸1の外筒部12の内周面との間の環状空間にそれ
ぞれの面に対して非接触でねじり圧縮された状態で配設
されている。このねじりコイルバネ4は、そのねじり復
元力によりアーム2を一回転方向(図1では反時計方
向)に向けて付勢し、また、その軸方向の伸張復元力に
よりアーム2のボス部21を摩擦板5に押し付けてボス
部21に対して摩擦抵抗を付与する。このねじりコイル
バネ4の両端側には径方向外向きに屈曲された屈曲部4
1,42が一体的に設けられており、これらの屈曲部4
1,42が支軸1の底部に設けられたスリット状の切欠
き14とアーム2のボス部21に設けられたスリット状
の切欠き23とにそれぞれ係止されている。
【0029】摩擦板5は、アーム2のボス部21の前端
面と、支軸1のアーム支持部11の先端側にボルト8b
により固定される摩擦板押さえ板6との間に挟まれた状
態で設けられており、ねじりコイルバネ4の伸張復元力
によりボス部21と摩擦板押さえ板6とに対して所要圧
力で押し付けられることによりアーム2のボス部21に
対して回動抵抗を与えるものである。この摩擦板5は、
従来技術で説明したものと同様、クラッチフェーシング
材、ブレーキライニング材あるいはブレーキパッド材な
どで形成される。
【0030】摩擦板押さえ板6は、例えば構造用圧延鋼
板をプレス成形して製作される環状板からなり、支軸1
のアーム支持部11に対して回り止め状態に固定される
ことによりアーム支持部11と一体になっている。この
摩擦板押さえ板6の回り止め形態は、図4に示すよう
に、その内周部分に形成されてある波状係止部6aと、
支軸1のアーム支持部11の先端面に形成されてある波
状係止部11aとを嵌合することによって実現してい
る。なお、この実施形態では、摩擦板押さえ板6の円周
数カ所に摩擦板5の摩耗粉を溜めて外部へ排出する凹部
6bが設けられている。
【0031】ブッシュ7は、支軸1のアーム支持部11
の截頭円錐部分の外周面とアーム2のボス部21の内周
面との嵌合部位に介装されるもので、截頭円筒状に形成
されている。この実施形態では、図2に示すように、ブ
ッシュ7の肉厚がアーム支持部11の基端側から先端側
に向かうにつれて次第に厚くなるように設定されてい
る。ここでは、軸心方向に対する内周面7aの傾斜角に
対して外周面7bの傾斜角を小さくしている。7cは大
径側端部に径方向外方に向けて一体的に突設されたフラ
ンジである。このブッシュ7は、例えば従来技術で説明
した焼結金属材、あるいはポリアミド46(商品名46
ナイロン)、ポリエーテルサルフォン(PES)などの
エンジニアリングプラスチックで形成される。
【0032】ここで、本発明の特徴を説明する。要する
に、上記オートテンショナAのようにテンションプーリ
3をオフセット配置している構造では、図5に示すよう
に、テンションプーリ3に作用するベルトBの荷重がア
ーム2を傾かせるモーメントとして働くことが避けられ
ないので、このモーメント荷重を、摩擦板5およびブッ
シュ7だけで負担させるのではなく、支軸1の外筒部1
2とアーム2のボス部22に形成の径方向外向きフラン
ジ24との間の軸方向対向隙間に介装した荷重負担部材
15にも負担させるようにしている。
【0033】荷重負担部材15は、円筒部15aと、そ
の軸方向一端側に径方向外向きに延出するフランジ部1
5bとを備えており、円筒部15aが支軸1の外筒部1
2に内嵌された状態で、フランジ部15bが支軸1の外
筒部12とアーム2のボス部22に形成のフランジ24
との間に挟まれている。この荷重負担部材15は、好ま
しくは比較的硬質で摩擦係数の低い材料、例えばポリア
ミド(PA)、ポリエーテルエーテルケトン(PEE
K)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ガラス繊維
などを添加したフェノール樹脂などで形成される。ちな
みに、荷重負担部材15は、その硬度がロックウェル硬
さ〔HRR〕で100〜130好ましくは115に、ま
た、摩擦係数が0.1〜0.25好ましくは0.2程度
にそれぞれ設定される。なお、荷重負担部材15の特に
フランジ部15bの肉厚は、初期よりボス部21と支軸
1の間で圧縮を受けることのないよう、適宜設定され
る。
【0034】ところで、荷重負担部材15に対する荷重
作用領域は、アーム2のボス部21の回動中心P1とテ
ンションプーリ3の回動中心P2とを結ぶ線M1を中心と
して図5の右半分の領域、つまり、アーム2のボス部2
1の回動中心P1と一方のボルト取付片13の中心P3
を結ぶ線M2を中心として時計方向および反時計方向に
各々45〜90度の角度θを持つ範囲になり、この領域
において図5の紙面側から奥側へ向かう方向に作用す
る。なお、摩擦板5やブッシュ7に対する荷重作用領域
は、荷重負担部材15に対する荷重作用領域と反対、つ
まりアーム2のボス部21の回動中心P1とテンション
プーリ3の回動中心P2とを結ぶ線M1を中心として図5
の左半分の領域となり、この領域において図5の紙面側
から手前側へ向かう方向に作用する。
【0035】このように、テンションプーリ3のオフセ
ット配置に起因するモーメント荷重を、摩擦板5、ブッ
シュ7ならびに荷重負担部材15と、従来例に比べて多
くの部材で負担させているから、アーム2の支持剛性を
高めることができるようになるとともに、摩擦板5やブ
ッシュ7に対して作用するモーメント荷重を軽減させる
ことができる。これにより、摩擦板5やブッシュ7に特
別な工夫を施さなくてもそれらの偏摩耗や破損を効果的
に回避できるようになり、アーム2の傾きを長期にわた
って防止できるようになって、オートテンショナA本来
の機能(ベルトの張力変動の吸収や振動・衝撃の減衰)
を長期にわたって安定的に発揮させることができるよう
になる。この他、荷重負担部材15は、支軸1の外筒部
12と、アーム2のボス部21のフランジ24との間の
軸方向対向隙間を塞ぐことになるので、ねじりコイルバ
ネ4やブッシュ7などを外部環境から密封することがで
きるようになる。
【0036】なお、本発明は上述した実施形態のみに限
定されるものではなく、種々な応用や変形が考えられ
る。
【0037】(1) 上記実施形態での荷重負担部材1
5は、その円筒部15aを支軸1側に取り付けるように
しているが、アーム2側に取り付けるようにしてもよ
い。また、この荷重負担部材15は、摩擦板5と同様
に、アーム2に対して回動抵抗を付与するものとして積
極的に利用することができる。その場合、荷重負担部材
15のフランジ部15bをアーム2に対して常時当接さ
せる状態に管理する必要がある。また、素材についても
摩擦板5と同様のものとしてもよい。
【0038】(2) 上記実施形態での荷重負担部材1
5の形状や大きさは特に限定されない。例えば、図示し
ないが、テンションプーリ3のオフセット配置に起因す
る荷重作用領域のみに部分的に設けるような形状として
もよい。これは、支軸1の外筒部12やアーム2のフラ
ンジ24についても同様であり、これらを環状とせずに
突片などのように部分的に設けるようにしてもよい。
【0039】(3) 上記実施形態では、ブッシュ7の
肉厚を軸方向で可変した構成を例に挙げているが、肉厚
を均一にしたものとしたり、あるいは単純に円筒形にし
たりすることができる。また、このブッシュ7の素材に
ついても、上述した焼結金属材以外の金属材や上述した
合成樹脂材以外の合成樹脂材とすることができる。
【0040】(4) 上記実施形態では、摩擦板押さえ
板6に摩耗粉を溜めて排出するための凹部6bを設けた
構成を例に挙げているが、この凹部6bを設けていない
ものも本発明に含まれる。
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1ないし4のオートテン
ショナでは、テンションプーリのオフセット配置に起因
する荷重を負担する部材を従来よりも増やすことによ
り、アームの支持剛性を高めるとともに、摩擦板に対し
て作用する荷重を軽減させるようにしている。したがっ
て、摩擦板の偏摩耗を抑制できるようになり、耐久性す
なわち寿命を向上できるなど、ランニングコストの低減
に貢献できる結果となる。また、アームの傾きを長期に
わたって防止できるようになってオートテンショナ本来
の機能(ベルトの張力変動の吸収や振動・衝撃の減衰)
の長期安定化を達成できるようになる。
【0042】特に、請求項3のように支軸とアームとの
支持部位にすべり軸受を設けている場合には、アームの
動きを円滑化できるようになる他、このすべり軸受にも
前述したオフセット配置に起因する荷重を負担させるこ
とができるので、結果的に、摩擦板、すべり軸受、荷重
負担部材でもって前述の荷重を負担することになり、摩
擦板やすべり軸受の偏摩耗や破損をより効果的に防止で
きるようになる。
【0043】また、請求項4のように、荷重負担部材を
環状とし、支軸の外筒部とアームの一端側部分のフラン
ジとの軸方向対向隙間に介装させるようにすれば、荷重
負担部材の組み付けが容易に行えるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のオートテンショナの正面
【図2】図1の(2)−(2)線断面の矢視図
【図3】同実施形態の荷重負担部材単体を示す縦断面図
【図4】同実施形態の支軸と摩擦板押さえ板との係合形
態を示す分解斜視図
【図5】同実施形態において過大荷重作用領域を説明す
るために簡略化した平面図
【符号の説明】
A オートテンショナ B ベルト 1 支軸 11 支軸のアーム支持部 12 支軸の外筒部 2 アーム 21 アームのボス部 22 アームのプーリ支持部 24 ボス部のフランジ 3 テンションプーリ 4 ねじりコイルバネ 5 摩擦板 6 摩擦板押さえ板 7 ブッシュ 15 荷重負担部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定の支軸と、一端側が支軸に回動可能
    に支持された状態で他端側が一回転方向に付勢されるア
    ームと、アームの他端側に支軸に対してオフセット配置
    された状態で回動可能に支持されるテンションプーリ
    と、アームの一端側と支軸との間に配設されアームに回
    動抵抗を付与する摩擦板とを備え、 前記支軸とそれに支持されるアームの一端側部分とに、
    それらの外径側で互いに軸方向で所要隙間を介して対向
    する突片がそれぞれ設けられ、 これら両突片間の対向隙間に、前記テンションプーリの
    オフセット配置に起因する荷重を受ける荷重負担部材が
    介装されている、ことを特徴とするオートテンショナ。
  2. 【請求項2】 固定の支軸と、一端側が支軸に回動可能
    に支持された状態で他端側が一回転方向に付勢されるア
    ームと、アームの他端側に支軸に対してオフセット配置
    された状態で回動可能に支持されるテンションプーリ
    と、アームの一端側と支軸との間に配設されアームに回
    動抵抗を付与する摩擦板とを備え、 前記支軸に、その固定側から自由端側へ向けて延出する
    突片が、当該支軸に支持されるアームの一端側部分の外
    径側に非接触に設けられ、 前記アームにおいて支軸に支持される一端側部分に、径
    方向外向きに延出しかつ前記支軸の突片の自由端に対し
    て軸方向で所要隙間を介して対向する突片が設けられ、 前記両突片が、軸方向で所要隙間を介して対向配置さ
    れ、この対向隙間に、前記テンションプーリのオフセッ
    ト配置に起因する荷重を受ける荷重負担部材が介装され
    ている、ことを特徴とするオートテンショナ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のオートテンシ
    ョナにおいて、支軸とアームとの支持部位にすべり軸受
    が介装されている、ことを特徴とするオートテンショ
    ナ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のオ
    ートテンショナにおいて、前記支軸の突片が、当該支軸
    およびそれに支持されるアームの一端側部分を非接触に
    外囲する状態で当該支軸の固定側から自由端側へ向けて
    延出形成される外筒部とされており、前記アームの突片
    が、当該アームにおいて支軸に支持される一端側部分
    に、径方向外向きに張り出すフランジとされており、前
    記荷重負担部材が、環状に形成されている、ことを特徴
    とするオートテンショナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN120921344A (zh) * 2025-09-28 2025-11-11 中科芯微智能装备(沈阳)有限公司 模块化机械手臂

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