JPH11218296A - 過流出防止機構付容器弁 - Google Patents

過流出防止機構付容器弁

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JPH11218296A
JPH11218296A JP2303098A JP2303098A JPH11218296A JP H11218296 A JPH11218296 A JP H11218296A JP 2303098 A JP2303098 A JP 2303098A JP 2303098 A JP2303098 A JP 2303098A JP H11218296 A JPH11218296 A JP H11218296A
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JP
Japan
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valve
gas
valve ball
prevention mechanism
ball
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JP2303098A
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Inventor
Yasuhira Watanabe
保平 渡辺
Fukuo Sakamoto
富久男 坂本
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WORLD BOSAI KK
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WORLD BOSAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震等の緊急時おいて、LPガス容器から多
量のガスが放出するのを確実に防止できる過流出防止機
構付容器弁を提供すること。 【解決手段】 バルブ本体21に、ガス入口部22とガ
ス出口部23との間に下方から水平方向に伸びるガス流
路24を形成すると共に開閉弁25を昇降可能に組み込
む。ガス流路24中には過流出防止機構28が配設され
る。この過流出防止機構28は、弁球29と、この弁球
29を載せる台座30と、弁球29下流側のガス流路2
4の断面積を縮小させて形成した弁球用弁座31と、弁
球29と開閉弁25との間に設けたコイルバネ32とで
構成される。コイルバネ32は、平常時、弁球29に生
じる流体力に対しては抵抗して、弁球29を下方へ付勢
する一方、所定速以上のガスが流れた時、弁球29に生
じる流体力に対しては抵抗しきれず、縮小して弁球29
の浮き上がりを妨げないバネ特性を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LPガス容器に取
り付けられる容器弁に関し、特に多量のガスの放出を防
止する過流出防止機構を内臓した過流出防止機構付容器
弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大地震や風水害などによって、LPガス
容器が転倒したり大きな衝撃が加わった時に、LPガス
容器に接続した高圧ガスホースが切断されたり、LPガ
ス容器からガス器具に接続されるガス配管が破損するお
それがある。このような緊急時のために、LPガス容器
内の高圧ガスが大量放出されるのを防止する過流出防止
機構を内臓した容器弁が知られている。この種の過流出
防止機構付容器弁として、本発明者は特開平9−310
799号に示した過流出防止機構付容器弁を提案してい
る。
【0003】この過流出防止機構付容器弁は、図6に示
したように、バルブ本体1に下方から水平方向にガスを
流出させるガス流路2を形成する。そして、このバルブ
本体1に設けた弁座3に着座してガス流路2を閉鎖する
開閉弁4を昇降可能に組み込む。ガス流路2中には、ガ
ス容器から多量のガスが放出されるのを防止する過流出
防止機構5が設けられる。
【0004】過流出防止機構5は、円錐状に形成された
弁体6の周面にOリング7を装着した遮断弁8と、この
遮断弁8を支持する弁体受け9と、遮断弁8が上昇した
時に着座してガス流路を閉じる遮断弁用弁座10と、遮
断弁8を平常時は下方へ付勢する一方、ガス流路2を所
定速以上のガスが流れた時に遮断弁8の上昇を妨げない
ようなバネ特性を有するバネ11とを備える。
【0005】図7に示したように、ガス流路2内の遮断
弁8の周囲にガス12が流れたとき、遮断弁8のOリン
グ7付近に流体力が働いて遮断弁8は上昇しようとする
が、平常時はバネ11のバネ力によって遮断弁8が下方
へ付勢される。一方、所定速以上の多量のガス12が流
れると、バネ11の付勢力よりも遮断弁8の上昇力が勝
り、遮断弁8が遮断弁用弁座10に着座し、多量のガス
12が放出されるのが防止される。
【0006】ところで、LPガス容器は、数年に一度、
ガス残液を抜き取り、残ガスを回収する必要がある。残
ガスの回収は、LPガス容器を上下逆にして開閉弁4を
開け、ガス残液を流出させて行われる。このため、従来
のガス放出防止機構付ガス容器弁にあっては、図6に示
すように、反転させても遮断弁8が降下し、ガス流路2
が遮断されないよう遮断弁降下防止機構13が設けられ
ている。この遮断弁降下防止機構13は、弁体6に下方
に伸びる2段の弁軸14及び盤状体15を備え、バルブ
本体1を反転させたときに、弁体受け9内に設けた空隙
部16内の小球18が空隙部16の傾斜面17を転がっ
て盤状体15と係合し、遮断弁8の下降を妨げるもので
ある。
【0007】また、空になったLPガス容器へのガスの
充填は、開閉弁4を開け、ガス流路2の出口19から入
口20側に向かって高圧ガスの流量及び流速を大きくと
って一気に流し込むことで行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の過流出防止機構付容器弁にあっては、遮断弁降
下防止機構13が容器弁の機構を複雑化しており、この
機構の複雑化のため、部品点数が多くなり、安価に容器
弁を提供することができない。また、ガスの充填作業中
に高圧ガスを一気に流し込むと、弁体6からOリング7
が外れてしまうおそれがあった。
【0009】そこで、本発明は、緊急時に確実に多量の
ガスの放出が防止でき、また、簡単な機構で残ガスの回
収ができる過流出防止機構付容器弁を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決するために本発明の請求項1に係る過流出防止機構付
容器弁は、ガス容器に取り付けられ、下方から水平方向
にガスを流出させるガス流路を備えるバルブ本体と、こ
のバルブ本体に昇降可能に組み込まれ、前記バルブ本体
に設けた弁座に着座してガス流路を閉鎖する開閉弁と、
この開閉弁の上流側であって前記下方から上方に伸びる
ガス流路中に設けられ、ガス容器から多量のガスが放出
されるのを防止する過流出防止機構とからなる過流出防
止機構付容器弁において、前記過流出防止機構が、弁球
と、この弁球を載せる台座と、前記弁球下流側のガス流
路断面積を縮小させて形成した弁球用弁座と、前記弁球
上部に配設した弾性体とからなり、前記弾性体は、ガス
流路にガスが流れる時に、平常時は前記弁球を下方へ付
勢する一方、所定速以上のガスが流れた時、前記弁球が
バネ力に抗して浮き上がり前記弁球用弁座に着座するバ
ネ特性を有することを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2に係る過流出防止
機構付容器弁は、上記弾性体が、上記バルブ本体を反転
させたときに、上記弁球が上記弁球用弁座に着座するの
をバネ力によって防止するバネ特性を有することを特徴
とする。
【0012】また、本発明の請求項3に係る過流出防止
機構付容器弁は、上記弁球が合成ゴム又は合成樹脂から
なることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
に係る過流出防止機構付容器弁について詳細に説明す
る。本発明は、ガスの容器弁に、所定速以上のガスが流
れた緊急時にガスの放出を遮断させる過流出防止機構を
内臓している。図1乃至図5は、本発明に係る過流出防
止機構付容器弁(以下容器弁という)の一実施例を示し
たものである。ここで、図1は平常時における容器弁の
断面を示したもの、図4は緊急時における過流出防止機
構の作動状態を示したもの、図5は残液回収時の容器弁
を示したものである。バルブ本体21下端のガス入口部
22側は、LPガス容器(図示せず)にねじこまれ、バ
ルブ本体21側面のガス出口部23側は、高圧ガスホー
ス(図示せず)に連結される。
【0014】バルブ本体21にはガス入口部22とガス
出口部23との間に下方から水平方向に伸びる円形断面
のガス流路24が形成されている。また、バルブ本体2
1には開閉弁25が昇降可能に組み込まれている。開閉
弁25はハンドル26の回転動作で上下動し、下降させ
るとガス流路24のコーナ付近に設けられた弁座27に
着座してガス流路24を閉鎖する。開閉弁25の下面に
はリセット軸38が突出している。
【0015】開閉弁25の上流側であって、下方から上
方に伸びるガス流路24中には、LPガス容器から多量
のガスが放出されるのを防止する過流出防止機構28が
配設されている。この過流出防止機構28は、弁球29
と、この弁球29を載置する台座30と、弁球29の下
流にガス流路24の断面積を縮小させて形成した弁球用
弁座31と、弁球29と開閉弁25との間に設けたコイ
ルバネ32とからなる。
【0016】弁球29は合成ゴムを球形に形成したもの
である。また、台座30はプラスチック材料で形成され
た略円筒体である。台座30の上面には、弁球29の半
径以上の曲率半径を有する曲面凹部34が形成され、こ
の曲面凹部34上に弁球29が載せられる。台座30の
直径は弁球29の直径と等しいか、若干大きく設定され
る。この弁球29及び台座30の周囲の隙間33をガス
が流れる。台座30の下部には突出板35が膨出形成さ
れる。この突出板35は、止め金具36でバルブ本体2
1に固定される。突出板35は、図2に示すように、周
方向に90度の間隔を空けて4ヶ所形成され、突出板3
5間にガスが流れる。なお、本実施例において、下方か
ら上方に伸びるガス流路24、弁球29、及び台座30
の直径は、容器弁全体の圧力損失等を考慮して、それぞ
れ12.5φ,8.5φ,8.5φ程度に設定される。
【0017】上記弁球用弁座31は、弁球29の下流側
のガス流路24の断面積を徐々に縮小してテーパ面と
し、このテーパ面を鏡面研磨することで形成される。弁
球用弁座31の上端37は、ガス流路24の断面積最小
部になる。この断面積最小部の断面積は、ガス流路24
内の流れを安定させるため、並びに容器弁の圧力損失を
低く押さえるため、ガス出口部23側での高圧ガスホー
スの内径断面積の3倍以上に設定される。高圧ガスホー
スの出口側の内径は、直径が4φ程度であるため、上端
37の最小断面積の内径は直径7φ以上であることが望
ましい。
【0018】コイルバネ32は、弁球29の上面と開閉
弁25の下面との間に設けられ、コイルバネ32の上端
が開閉弁25に固定されると共に、開閉弁25の下面か
ら突出させたリセット軸38に巻装される。このコイル
バネ32は、ガス流路24と弁球29との隙間33を通
過するガスの流れにより、平常時、弁球29に生じる流
体力に対しては抵抗して弁球29を下方へ付勢し、弁球
29を台座30の曲面凹部34に押し付ける。一方、こ
の隙間33に所定速以上のガスが流れた時(緊急時)、
弁球29に生じる流体力に対しては抵抗しきれず、縮小
して弁球29の浮き上がりを妨げない。
【0019】また、ガス流路24の開閉弁25の上流側
には安全弁39が設けられる。この安全弁39は、ガス
流路24内に異常圧力が発生した場合、ガスを放出させ
るものである。安全弁39とガス流路24を繋ぐ安全弁
ガス流路40中には、安全弁39の作動中、弁球29が
安全弁ガス流路40を塞ぐのを防止するため、流路確保
用のピン41が設けられる。
【0020】次に、上記構成からなる容器弁の作用につ
いて説明する。図3に示したようにガス流路24と弁球
29との間に生じた隙間33にガス42が流れると、弁
球29には上方に浮き上がる流体力Fが働く。この流体
力Fは、ガスの密度、流速、弁球29の直径等に比例す
る。平常時、弁球29に生じる流体力Fに対しては、コ
イルバネ32のバネ力が抵抗し、弁球29は浮き上がる
ことなく台座30上に押し付けられる。このため、隙間
33は確保されて図3に示したようにガス42が流れ続
ける。一般にガス42は、LPガス容器内の圧力が低圧
になった場合や、外気温が低下した場合、2次側のガス
供給設備を燃焼させると、容器弁内を流れる流速が、平
常時でも一時的に所定速以上に大きくなることがある。
この一時的なガス流速の増大によって、弁球29はコイ
ルバネ32を縮小して一時的に浮き上がろうとする。し
かし、弁球29が弁球用弁座31に着座する前に、ガス
流速が所定速以下に回復すると、コイルバネ32のバネ
力が弁球29に働く流体力Fに勝り、再び弁球29を台
座30に押し付けて隙間33が確保される。従って、コ
イルバネ32を備えることによって、一時的なガス42
の流速の増大による弁球29の誤作動を防止することが
できる。
【0021】一方、大地震などで高圧ガスホースに破損
が生じ、そこから大量のガス42が放出するなどの緊急
事態が発生した場合には、容器弁内を過大流のガス42
が流れる。この場合には、隙間33を所定速以上のガス
流速でガス42が通過するために、弁球29に生じる流
体力Fにコイルバネ32の付勢力が対抗できず、コイル
バネ32が縮小して弁球29が浮き上がる。その結果、
図4に示すように、弁球29が弁球用弁座31に密着し
てガス流路24を遮断し、大量のガス42の放出が防止
される。弁球29は合成ゴム又は合成樹脂からなり、弁
球用弁座31は鏡面研磨されているため、高密着性が得
られることになり過大流のガスの確実な遮断が可能にな
る。なお、ガス流路24を遮断させた後は、ガス入口部
22と、ガス出口部23の圧力差によって遮断状態が維
持される。また、従来のように、円錐状の弁体の周面に
Oリングを装着することがないため、ガスの充填時に、
高圧ガスを一気に充填してもOリングが弁体から外れる
心配がない。さらに、弁球29は球体であるため方向性
をもたず、ガス流路24中への組み込みも容易になる。
弁球29に働く流体力Fは、上述したように、ガス42
の密度、流速、弁球29の直径等に比例する。このた
め、弁球29、コイルバネ32のバネ特性を一旦設定す
れば、再現性の高い遮断が可能になり、緊急時の確実な
遮断が可能になる。
【0022】高圧ガスホースの破損を改修した後など、
一旦停止したガスを再び供給する場合は、開閉弁25を
下げてガス流路24を閉じる。この時、開閉弁25の下
面に設けたリセット軸38が弁球用弁座31に密着した
弁球29を押し下げ、台座30上に配置させる。そし
て、ハンドル26を回して開閉弁25を開け、再びガス
流路24を開放させる。弁球29の周囲には、再び隙間
33が開けられガスの供給が可能になる。
【0023】図5は、ガス残液回収時に、容器弁を反転
させた状態を示したものである。残液回収時は、まず、
ハンドル26を回して開閉弁25を弁座27に着座さ
せ、ガス流路24を閉じる。この状態でバルブ本体21
を反転させる。そして、ハンドル26を反対方向に徐々
に回して開閉弁25を開き、ガス流路24を開ける。コ
イルバネ32は、バルブ本体21を反転させた場合、弁
球29に生じる重力に対して抵抗し、弁球29が弁球用
弁座31に着座するのを防止するバネ特性を有する。コ
イルバネ32は、弁球29に生じる重力に対して抵抗
し、弁球29が弁球用弁座31に着座するのを防止す
る。従って、ガス流路24が確保され、LPガス容器内
のガス残液は、隙間33を通って流れ落ち、残液の回収
が可能になる。弁球29は合成ゴム又は合成樹脂で形成
されるため、従来の弁体よりも軽量にすることができ
る。このため、コイルバネ32に所定速以上のガスが流
れたとき、弁球29が弁球用弁座31に着座するような
バネ特性を持たせると共に、反転させたときに重力で弁
球29が弁球用弁座31に着座するのを防止するバネ特
性を持たせることができる。従って、残ガス回収のため
の複雑な機構を備えることなく残ガスの回収が可能とな
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る過流
出防止機構付容器弁によれば、過流出防止機構を、弁球
と、この弁球を載置する台座と、前記弁球下流のガス流
路断面積を縮小させて形成した弁球用弁座と、前記弁球
上部に配設した弾性体とで構成し、前記弾性体に、ガス
流路にガスを流す場合に平常時は前記弁球を下方へ付勢
する一方、所定速以上のガスが流れた時には前記弁球が
バネ力に抗して浮き上がり前記弁球用弁座に着座するバ
ネ特性を持たせたため、平常時における誤作動を防止で
きると共に、緊急時には確実に弁球を弁球用弁座に着座
させ、多量のガスが放出されるのを防止することができ
る。
【0025】また、弾性体に、バルブ本体を反転させた
とき、弁球が弁球用弁座に着座してしまうのをバネ力に
よって防止するバネ特性を持たせたため、弾性体が弁球
に生じる重力に対して抵抗し、弁球が弁球用弁座に着座
するのを防止する。このため、残ガス回収時に、残ガス
回収のための複雑な機構を備えなくてもガス残液を回収
することができる。
【0026】さらに、弁球が合成ゴム又は合成樹脂から
なるため弁球用弁座との密着性が良くなり、過大流のガ
スの確実な遮断が可能になる。また、弁球を軽量化する
ことができ、弾性体に所定速以上のガスが流れたときに
弁球が弁球用弁座に着座するようなバネ特性を持たせる
と共に、反転させたときに重力で弁球が弁球用弁座に着
座するのを防止するバネ特性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る過流出防止機構付容器弁の一実施
例を示す断面図である。
【図2】上記図1のA−A線断面図である。
【図3】上記一実施例の過流出防止機構を示す拡大断面
図である。
【図4】上記一実施例の緊急時における断面図である。
【図5】ガス容器を上下逆にした時の過流出防止機構付
容器弁の断面図である。
【図6】従来の過流出防止機構付容器弁を示す断面図で
ある。
【図7】上記従来の過流出防止機構付容器弁の遮断弁付
近の拡大断面図である。
【符号の説明】 21 バルブ本体 24 ガス流路 25 開閉弁 27 弁座 28 過流出防止機構 29 弁球 30 台座 31 弁球用弁座 32 弾性体(コイルバネ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】追加
【補正内容】
【0020】次に、上記構成からなる容器弁の作用に付
いて説明する。図3に示したようにガス通路24と弁球
29との間に生じた隙間33にガス42が流れると、弁
球29には、上方に浮き上がる流体Fが働く、この流体
Fはガス密度、流速、弁球29の直径等に比例する。平
常時、弁球29に生じる流体Fに対しては、コイルバネ
32のバネ力が抵抗し、弁球29は浮き上がることな
く、台座30上に押し付けられている。このため、隙間
33は確保されて図3に示したようにガス42が流れ続
ける。一般にガス42は、LPガス容器内の圧力が低圧
になった場合や、外気温が低下した場合、2次側のガス
供給設備を燃焼させると、容器弁内を流れる流速が、平
常時でも一時的に所定速以上に大きくなることがある。
この流速の増大によって、弁球29はコイルバネ32を
縮小して一時的に浮き上がろうとする。しかし、弁球2
9が弁球用弁座31に着座する前に、ガス流速が所定速
以下に回復すると、コイルバネ32のバネ力が弁球29
に働く流体力Fに勝り、再び弁球29を台座30に押し
付けて隙間33が確保される。従って、コイルバネ32
を備えることによって、一時的なガス42の流速の増大
による弁球29の誤作動を防止することができる。以上
の理論に付いて、LPガスの過流出機構になぜトラブ
ルが起きるのか説明を追加するLPガスは「気化流
体」のため、外温条件や、ガスの連続多使用の場合に
は、ガス圧が著しく、降下する性質がある。ガス圧が低
下すると、LPガスは気密が小さくなるので、内部の抵
抗値が減少する。と、同時にボンベ内圧の加勢と、LP
ガスの燃焼による吸引力等の相乗効果により、LPガス
の流速が瞬間的に、平常時の3倍以上速く流れる。この
ため、図8の通り、過流速により、弁球29は急浮上し
て、弁座31へ圧着して、トラブルを引き起こすことが
多い。この場合、流体の流速が速く流れる程、弁球29
の浮上する力は大きくなる。このため、不時作動などの
トラブルが起きる。この対策として、上記のように障害
物として、コイルバネ32を内蔵して、LPガスの低温
・低圧時に、瞬間的に波生するLPガスの過流速を防止
して、トラブルの発生を防ぐ必要がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図 8】 LPガスの過流速による変化を表はす断
面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 29…弁球 31…弁座 A…IN側 B…OUT側 C…揚 力 (吸引力)
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス容器に取り付けられ、下方から水平
    方向にガスを流出させるガス流路を備えるバルブ本体
    と、このバルブ本体に昇降可能に組み込まれ、前記バル
    ブ本体に設けた弁座に着座してガス流路を閉鎖する開閉
    弁と、この開閉弁の上流側であって前記下方から上方に
    伸びるガス流路中に設けられ、ガス容器から多量のガス
    が放出されるのを防止する過流出防止機構とからなる過
    流出防止機構付容器弁において、 前記過流出防止機構が、弁球と、この弁球を載せる台座
    と、前記弁球下流側のガス流路断面積を縮小させて形成
    した弁球用弁座と、前記弁球上部に配設した弾性体とか
    らなり、前記弾性体は、ガス流路にガスが流れる時に、
    平常時は前記弁球を下方へ付勢する一方、所定速以上の
    ガスが流れた時、前記弁球がバネ力に抗して浮き上がり
    前記弁球用弁座に着座するバネ特性を有することを特徴
    とする過流出防止機構付容器弁。
  2. 【請求項2】 上記弾性体は、上記バルブ本体を反転さ
    せたときに、上記弁球が上記弁球用弁座に着座するのを
    バネ力によって防止するバネ特性を有することを特徴と
    する請求項1記載の過流出防止機構付容器弁。
  3. 【請求項3】 上記弁球が合成ゴム又は合成樹脂からな
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の過流出防止
    機構付容器弁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010069595A (ko) * 2001-04-19 2001-07-25 이성로 과류차단형 가스개폐기
CN102829327A (zh) * 2011-06-17 2012-12-19 倪加明 防盗充瓶阀座
CN109282060A (zh) * 2018-11-27 2019-01-29 美钻深海能源科技研发(上海)有限公司 一种带强制执行手柄的高压单向阀

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