JPH1121829A - 標識装置 - Google Patents

標識装置

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JPH1121829A
JPH1121829A JP9174154A JP17415497A JPH1121829A JP H1121829 A JPH1121829 A JP H1121829A JP 9174154 A JP9174154 A JP 9174154A JP 17415497 A JP17415497 A JP 17415497A JP H1121829 A JPH1121829 A JP H1121829A
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Ikuo Sebe
郁夫 瀬邉
Akishige Kobayashi
哲栄 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冬季において路面上に散布される凍結防止剤
が飛散している場合には、その霧が吸引され、標識装置
内部に錆が発生して標識装置が腐食することとなり、機
器の信頼性が低下するといった問題があった。 【解決手段】 内部に蛍光灯、電球等の照明器具11を
配置し、固定式または字幕式の表示を具備し、前記照明
器具によって前記表示を内照するようにした内照式、あ
るいは、発光素子を前面にマトリックス状に配置した標
識装置1において、前記標識装置の底板12に形成した
水抜き孔12aを閉塞する弁部42を備えた可撓性を有
するフィルムシート4を取付けた標識装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に蛍光灯、電
球等の照明器具を配置し、固定式または字幕式の表示を
具備し、前記照明器具によって前記表示を内照するよう
にした内照式、あるいは、発光素子を前面にマトリック
ス状に配置した標識装置において、結露によって標識装
置内に溜まる水を排出するための水抜き部分の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示す如き道路上に設置され
る標識装置や工事車両に積載される標識装置1内には、
蛍光灯等の照明器具11が収納されており、そのため、
冬場などにおいて標識装置1内と外部温度との差が大き
くなると結露が発生して標識装置1内に水が溜まる。そ
こで、標識装置1の底板12には結露水の排水のために
図5に示す水抜き孔12aを形成し、この孔12aから
排水するようにしている。
【0003】なお、通常は前記水抜き孔12aは底板1
2の2ヵ所または3ヵ所形成されており、また、各水抜
き孔12aの下面には水抜き用カバー2がタッピングネ
ジ(図示せず)によって取付けられ、この水抜き用カバ
ー2にも前記水抜き孔12aとは位置をずらして水抜き
孔21が形成されている(図5を参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した道
路上に設置された標識装置1において、強風が吹いた場
合や、積載用の標識装置1において車両が発進したり停
止した場合、該標識装置1は表示窓13が振動して標識
装置1全体が呼吸することになる。
【0005】すなわち、図6(a),(b) に示す如き横幅が
1800mm、高さが1200mmの大きさの標識装置1に
おいて、強風あるいは車両の発進時に表示面が1mm 内部
側に撓んだとすると、各水抜き孔12a,21から以下
の通りの空気の流通が行なわれることになる。
【0006】標識装置1における表示面の撓みが四角錐
となったとすると、その体積Vは、 V=1/3・ha h:歪みの深さ a:表示面の面積 V=1/3×1×(1800×1200)=72000
mm3
【0007】この体積の空気が直径10mmの3個の水抜
き孔12a,21で流入出するわけであるから、1個当
たりの水抜き孔12aで流入出する空気は24000mm
3 となる。従って、 24000=πr2 ×H r:水抜き孔12aの半径 H:水抜き孔12aを通過する空気の移動量 H=24000/πr2 =305mm つまり、各水抜き孔12a付近の空気(湿気を含んだ空
気)は、305mm近く移動することになる。
【0008】そこで、前記した水抜き孔12a,21か
ら湿気を含んだ空気が標識装置1内に勢いよく吸引さ
れ、特に、冬季において路面上に散布される凍結防止剤
(塩化ナトリウムなど)が飛散している場合には、その
霧が吸引されることになる。この湿気を含んだ空気およ
び凍結防止剤が吸引されると、内部に錆が発生して標識
装置1を腐食することとなり、標識装置1の信頼性が低
下するといった問題が発生した。
【0009】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、水抜きに支障を来す
ことなく、標識装置が呼吸状態にあっても湿気を含んだ
空気や飛散している凍結防止剤を標識装置内に吸引しな
いように改良した標識装置を提供せんとするにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の標識装置は前記
した目的を達成せんとするもので、その手段は、内部に
蛍光灯、電球等の照明器具を配置し、固定式または字幕
式の表示を具備し、前記照明器具によって前記表示を内
照するようにした内照式、あるいは、発光素子を前面に
マトリックス状に配置した標識装置において、前記標識
装置の底板に形成した水抜き孔を閉塞する弁部を備えた
可撓性を有するフィルムシートを取付けたことを特徴と
する。
【0011】また、前記フィルムシートは、前記弁部が
前記水抜き孔に対して隙間を形成するようにスペーサを
介して取付けられていることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る標識装置の実
施の形態を図1〜図3と共に説明する。なお、標識装置
1の全体的な構成は従来と変わるところはないので要部
のみについて説明する。本発明の特徴は、標識装置1に
おける底板12に形成した水抜き孔12aの下面に合成
樹脂製の薄いフィルムシート4を取付け標識装置1が呼
吸して外気を吸引する時に、該フィルムシート4が前記
水抜き孔12を塞ぐようにしたものである。なお、フィ
ルムシート4は合成樹脂に限定されるものではなく、例
えば、金属の薄板などであってもよい。
【0013】このフィルムシート4の4隅には挿通孔4
1が形成されると共に前記水抜き孔12aを塞ぐ弁部4
2は切り込み43を形成することにより構成されてい
る。そして、このフィルムシート4を前記標識装置1の
底板12にフィルムシート4と略同じ厚みを有する枠状
のスペーサ5を介して取付けられるが、このスペーサ5
の4隅にも挿通孔51が形成されている。
【0014】従って、水抜きケース2の4隅に形成した
挿通孔22より、タッピングネジ等のネジ3を挿通し、
フィルムシート4の挿通孔41およびスペーサ5の挿通
孔51を介して標識装置1の底板12に形成した取付孔
12bにねじ込むことによって、フィルムシート4は底
板12にスペーサ5を介して水抜きケース2と一体に固
定される。なお、この固定状態において、フィルムシー
ト4の弁部42は水抜き孔12aと対応する位置に配置
する必要がある。
【0015】次に、前記した構成に基づいて動作を図3
と共に説明する。先ず、平常状態にあっては、標識装置
1内の圧力と外圧とが等しいので、フィルムシート4に
おける弁部42は、該フィルムシートが有する弾性力に
よって図3(a) に示すように水平状態を保持し、水抜き
孔12aを開放状態にしている。この状態において、結
露によって内部に溜まる水は水抜き孔12a,21を介
して外部に排出される。
【0016】この状態において、強風が吹いて標識装置
1の表面、特に、表示面13に当たったり、あるいは、
車載用の標識装置1において車両が走行することにより
表面に風圧が生じると、図3(b) に示すように標識装置
1の表面板が内部に湾曲するため、該標識装置1内の圧
力が外気より高くなり、水抜き孔12aより排出され
る。
【0017】この排出される空気圧によって弁部42
は、水抜き孔12aから離れる方向に変位するので、フ
ィルムシート4における弁部42に表面張力によって溜
まった僅かな水であっても水抜き孔12a,21を介し
て外部に排出される。
【0018】前記外圧によって標識装置1の内部に湾曲
した表面板は、前記外圧が無くなることにより元の状態
に復帰するが、この復帰時に標識装置1内は急激に負圧
状態となるため、弁部42は水抜き孔12aの下面側に
吸引され、図3(c) に示すように水抜き孔12aを閉塞
する。
【0019】そして、弁部42が水抜き孔12aを閉塞
した後は、弁部42と底板12との間隙より徐々に外気
が入り込み、該弁部42は元の水平な状態に戻る。この
ように、前記標識装置1内が急激に負圧状態となって
も、水抜き孔12aが弁部42によって閉塞されている
ため、凍結防止剤を含んだ外気が標識装置1内に吸引さ
れることがなくなる。
【0020】従って、水抜き孔12aの近傍だけは腐食
の可能性はあるが、塩分を含んだ湿気が内部に拡散する
ことがなくなり、標識装置1全体の腐食を防止できる。
そこで、標識装置1の底板12の部分のみを耐腐食性と
することより耐久性を増すことが可能となる。
【0021】なお、本実施の形態において、フィルムシ
ート4を底板12に対してスペーサ5を介して取付け、
弁部42が水抜き孔12aより常時離開するようにした
のは、標識装置1内の少ない水分で水の表面張力によっ
てフィルムシート4が底板12に付着することなく必ず
水抜き孔12aから排水されるようにして、水抜き孔1
2に水が溜まって腐食することがないようにするためで
ある。
【0022】
【発明の効果】本発明は前記したように、標識装置にお
ける水抜き孔に、常時は結露等によって生じる水を排水
し、標識装置内部が負圧状態となった時に前記水抜き孔
を閉塞する弁を取付けたことにより、凍結防止剤を含ん
だ湿気が内部に入り込むことがなくなり、従って、錆に
よる腐食を防止できて信頼性および耐用年数の向上を図
ることができるものである。
【0023】また、前記弁は常時は前記水抜き孔より離
開するようにしたので、少しの水分でも常に排水が行な
われ、従って、錆による腐食を防止できるという効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る標識装置における要部の斜視図で
ある。
【図2】同上を組み立てた状態の横断面図である。
【図3】標識装置が呼吸している状態における弁部の動
作を示す説明図であり、(a) は通常時を示し、(b) は内
部圧力が高くなった状態を示し、(c) は内部圧力が低下
した状態を示す。
【図4】標識装置の全体を示す正面図である。
【図5】従来における水抜き孔部分の断面図である。
【図6】標識装置が呼吸するときの表示板歪み体積を示
し、(a) は斜視図、(b) は側面図である。
【符号の説明】
1 標識装置 11 照明器具 12 底板 12a 水抜き孔 4 フィルムシート 42 弁部 5 スペーサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に蛍光灯、電球等の照明器具を配置
    し、固定式または字幕式の表示を具備し、前記照明器具
    によって前記表示を内照するようにした内照式、あるい
    は、発光素子を前面にマトリックス状に配置した標識装
    置において、 前記標識装置の底板に形成した水抜き孔を閉塞する弁部
    を備えた可撓性を有するフィルムシートを取付けたこと
    を特徴とする標識装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルムシートは、前記弁部が前記
    水抜き孔に対して隙間を形成するようにスペーサを介し
    て取付けられていることを特徴とする請求項1記載の標
    識装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101016917B1 (ko) 2010-09-20 2011-02-22 한밭대학교 산학협력단 도로의 안전 및 조명 시스템
JP2012141341A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Sumitomo Bakelite Co Ltd 表示用パネル
JP2019152797A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 エーイーテック株式会社 看板装置
CN110796880A (zh) * 2019-10-31 2020-02-14 上海会为智能技术有限公司 用于道路交通信号灯的剩余电流检测预警系统

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