JPH11218471A - 運動試験装置 - Google Patents

運動試験装置

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JPH11218471A
JPH11218471A JP2118898A JP2118898A JPH11218471A JP H11218471 A JPH11218471 A JP H11218471A JP 2118898 A JP2118898 A JP 2118898A JP 2118898 A JP2118898 A JP 2118898A JP H11218471 A JPH11218471 A JP H11218471A
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JP
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suspension
suspension line
force
reference plate
driving
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JP2118898A
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English (en)
Inventor
Wataru Horiuchi
弥 堀内
Masatake Tabata
真毅 田畑
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての2次元平面内の運動について構造体の
運動機能を高精度に試験できる装置を、高い水平度や平
面度を必要としない簡潔な構造によって提供する。 【解決手段】 磁性体よりなり、おおむね水平な下面を
有する基準板200と、磁気吸引力によって基準板の下面
に接触支持され、下面に沿って2次元平面内を自由に移
動可能な移動子300と、移動子から下方に吊り下げられ
被試験体を懸架支持する懸架線310とを備え、移動子
は、磁気吸引力を発生する磁界発生手段320と、基準板
の下面と機械的に接触する接触保持手段330と、被試験
体と移動子との間の基準板に平行な平面内での相対的な
位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段350と、位置ず
れ検出手段によって検出された位置ずれ量を最小とする
ように基準板の下面に沿って移動子を駆動する能動的駆
動手段400とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人工衛星搭載用
の展開構造物など、本来は無重力環境下で形状を変化さ
せたり運動したりすることによって機能を達成するよう
な構造物の動作、たとえば大型展開アンテナや太陽電池
パドルなどの展開構造物の展開運動等を地上で検証・試
験するために用いる、運動試験装置に係わるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図14は、文献(“Ground Test Equipm
ent with Suspension Wires for AdaptiveStructure
s”、Saburo Matsunaga, Michihiro Natori著、First J
oint U.S./Japan Conference on Adaptive Structures,
pp.917-927(1991))に記載された第1の従来技術による
運動試験装置(この文献においては可変構造物の地上試
験装置)を示す図である。図14において、1はフレー
ム、2はフレーム1に支持された第一のレール、3は前
記第一のレール2に対して直交し第一のレール2上を移
動自在に設置された第二のレール、4は前記第二のレー
ル上を移動自在に設置されたスライダー機構、5はサス
ペンションワイヤ、6はサスペンションワイヤ5によっ
て懸架される被試験体であり、この例では、棒状の構造
体を回転駆動力を有するヒンジ機構で直列に結合した形
状可変構造物である。この被試験体6は、本来は宇宙環
境の無重力状態中で運用されることを想定したものであ
る。
【0003】被試験体6は前記ヒンジ機構の駆動力によ
って、各ヒンジの回転角を変化させ、水平面内で各々の
棒状の構造体が相対運動し、さまざまに形状を変化させ
る。サスペンションワイヤ5は前記被試験体6を、各棒
状構造体の端部あるいは前記ヒンジ機構で懸架して支え
ており、その上端はスライダー機構4に結合されてい
る。スライダー機構4は、それぞれが、自身に結合され
たサスペンションワイヤー5の下端の水平面内位置に合
わせて、水平面内で追従運動をしなければならない。な
ぜならば、前記追従運動が実現されなければ前記サスペ
ンションワイヤー5が鉛直方向から傾き、これによっ
て、被試験体に対して水平面内に拘束力が作用するの
で、無重力中での運動の模擬試験という、この装置本来
の目的を十分に達成し得なくなるからである。前記のス
ライダー4の追従運動は、第二のレール3に対するスラ
イダー4の相対運動、第一のレール2に対する第二のレ
ール3の相対運動、および、円弧状のフレーム1に対す
る第一のレール2の回転運動の組み合わせによって実現
される。
【0004】図15および図16は特願平8−1460
64号明細書に記載された第2の従来技術による運動試
験装置(該特許では重力補償装置)を示す図である。図
15において、運動試験の被試験体である対象物12
は、支持体10によってケーブル19を介して支持され
る。同時に、支持体10は、基準板11に対して基準板
11の鉛直下側で磁気支持制御によって非接触支持され
ている。基準板11は鉄製である。この支持体10のみ
を拡大したのが図16である。図16において、支持体
10には、非接触型変位センサ13、磁気吸引力発生用
の電磁アクチュエータ14、変位センサ13と電磁アク
チュエータ14を所定の位置に固定するためのベースプ
レート15、ケーブル19、ケーブル19の長さを制御
するモータ16、モータ16の回転軸を固定するための
ブレーキ17、モータ16の回転角を検出するエンコー
ダ18、ケーブル19の張力を検出するためのロードセ
ル22、ロードセル22とベースプレート15をつなぐ
球面ジョイント23、制御回路を載せた回路基板25、
制御回路基板25とロードセル22およびモータ16を
所定の位置関係に固定する固定板24が取り付けられて
おり、ケーブル19には衝撃吸収用のばね20とダンパ
21が取り付けられている。
【0005】対象物12はトラス型の展開構造物であ
り、トラスを結合するヒンジ部分に駆動力を発生するこ
とで3次元的に展開する。ケーブル19は一端で対象物
12を複数の点で吊り上げて、他端で支持体10につな
がれている。支持体10は基準板11に対して磁気支持
制御により非接触支持されており、摩擦力などの水平方
向の力は原理的に発生しない。従って、対象物12が水
平面内での2次元的な運動を行う場合、支持体10は、
受動的ではあるが、常にケーブル19が鉛直になるよう
に自由に運動する。つまり、支持体10の非接触支持に
よって対象物12の2次元的な運動を拘束することなく
支持している。さらに、ロードセル22とモータ16が
構成する能動的制御系により、ケーブル19に働く張力
が常に所定の値になる。よって、対象物12が鉛直方向
に運動するとき、ケーブル19がモータ16によって巻
き上げあるいは巻き下げられることで所定の張力を維持
する。従って、このケーブル19の張力制御と支持体1
0の非接触支持により、対象物12の3次元的な運動を
拘束することなく対象物12を支持する。
【0006】第2の従来技術では、上記のようにして被
試験体の無重力空間における3次元的な運動を地上で模
擬する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図14に示すような第
1の従来技術による運動試験装置では、複数ある第二の
レール3の順序を入れ替えられない構造であるので、第
二のレール3に設置されたスライダー機構4の順序もサ
スペンションワイヤ5の順序も入れ替え不能である。し
たがって、本従来技術による運動試験装置では、被試験
体6の運動のうちサスペンションワイヤ5の順序の入れ
替えが不要な運動しか試験することができない。もし仮
に第二のレール3の順序の入れ替えが可能な構造を第一
のレール2に対して施したとしても、サスペンションワ
イヤ5が第二のレール3の入れ替えを妨げるため、やは
り被試験体6の水平面内でのすべての運動を試験するこ
とはできない。
【0008】また図14の従来技術では、被試験体6を
各棒状構造体の端部またはヒンジ部においてサスペンシ
ョンワイヤ5で懸架しているので、被試験体を構成する
構造体の水平面内運動(すなわち水平移動および鉛直軸
まわりの回転運動)に対する追従のみしか実現できず、
3次元的運動たとえば水平軸まわりの回転運動を許容す
ることができないという問題があった。したがって、こ
のような運動試験装置では、水平軸まわりの構造体の回
転運動を伴うような展開構造物の運動試験を行うことが
できないという問題があった。
【0009】図15および図16に示す第2の従来技術
による重力補償装置では、各支持体10の2次元平面内
での運動は完全に受動的であり、その上電源線と通信線
が接続されているので、これらの配線が抵抗となって、
負荷吊り下げ用のケーブル19を高精度に鉛直に保つこ
とは困難である。このケーブル19を鉛直に保てないと
いうことは即ち、無重力空間における被試験体の3次元
的な運動が、図15に示す従来の装置では精度よく模擬
できないことになる。また、支持体10の2次元平面内
での運動が受動的であるため、対象物12の運動が準静
的とみなせない速さで進行する場合、支持体10の質量
による慣性力が無視できなくなるため、対象物12の無
重力環境での運動挙動を高精度に再現させることは困難
である。さらに、磁気支持制御によって各支持体10を
非接触浮上させるために、大きな電力を供給しなければ
ならない。
【0010】また、図15および図16に示す第2の従
来技術による重力補償装置では、基準板11に高い平面
度と高い水平度が必要である。なぜなら、支持体10は
基準板11の表面と平行を保つように制御されるため、
基準板11が水平からわずかでも傾いていたり基準板1
1の表面に凹凸があれば、支持体10に作用する重力の
基準板11に平行な成分が発生する。すると、支持体1
0は対象物12の運動と無関係に基準板11の低いほう
へと移動し、ケーブル19が鉛直から傾くので、対象物
12の重力補償精度が悪くなる。したがって、本従来技
術では基準板11に高い平面度と水平度が必要である。
【0011】これらの問題点を考慮して、本発明の第1
の目的は、第1の従来技術における吊り点の入れ替えを
含む全ての2次元平面内の運動について構造体の運動機
能を高精度に試験できる装置を、高い水平度や平面度を
必要としない簡潔な構造によって提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、2次元平面内の運動のみ
にとどまらず、3次元的な回転運動を含む運動について
も高精度に試験できる装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る運動試
験装置は、磁性体よりなり、おおむね水平な下面を有す
る基準板と、磁気吸引力によって前記基準板の下面に接
触支持され、該下面に沿って2次元平面内を自由に移動
可能な移動子と、前記移動子から下方に吊り下げられ被
試験体を懸架支持する懸架線とを備え、前記移動子は、
前記磁気吸引力を発生する磁界発生手段と、前記基準板
の下面と機械的に接触する接触保持手段と、前記被試験
体と前記移動子との間の前記基準板に平行な平面内での
相対的な位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段と、前
記位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれ量を最
小とするように前記基準板の下面に沿って前記移動子を
駆動する能動的駆動手段とを有するものである。
【0013】第2の発明に係る運動試験装置は、第1の
発明において、前記移動子は、懸架線の長さを検出する
懸架線長さ検出手段と、前記懸架線の長さを制御する懸
架線長さ制御手段と、前記懸架線が被試験体を懸架する
力を検出する懸架線懸架力検出手段と、前記懸架線の懸
架力を制御する懸架線懸架力制御手段とを備えたもので
ある。
【0014】第3の発明に係る運動試験装置は、第2の
発明において、前記懸架線長さ制御手段および懸架力制
御手段は、前記懸架線の長さおよび懸架力を調整するモ
ータを構成要素として含むものである。
【0015】第4の発明に係る運動試験装置は、第1な
いし3の何れかの発明において、基準板の下面に対向す
る移動子の面に、磁界発生手段として少なくとも永久磁
石を配置し、かつ接触保持手段として、前記基準板の下
面と接触する球体を摩擦力低減手段により回動自在に支
持した少なくとも3台の自由輪を、同一直線上に並ばな
いように配置したものである。
【0016】第5の発明に係る運動試験装置は、第1な
いし4の何れかの発明において、前記能動的駆動手段
は、前記懸架線の鉛直上方に配置された少なくとも1台
の駆動輪と、前記駆動輪を基準板の下面に対して押し付
ける圧縮ばね要素と、前記駆動輪を前記基準板の下面に
平行な2次元平面内で任意の方向に対して駆動する力を
発生する駆動方向調整手段とを有するものである。
【0017】第6の発明に係る運動試験装置は、第1な
いし5の何れかの発明において、前記位置ずれ検出手段
は、移動子に配設され、懸架線の鉛直方向に対する傾き
を検出する傾き検出装置を備えたものである。
【0018】第7の発明に係る運動試験装置は、第1な
いし5の何れかの発明において、前記位置ずれ検出手段
は、被試験体に設けられた光学的ターゲットと、移動子
に設けられ、前記光学的ターゲットの像の位置を検知す
る光学的監視装置とを備えたものである。
【0019】第8の発明に係る運動試験装置は、第1な
いし5の何れかの発明において、前記位置ずれ検出手段
は、移動子に配設され、懸架線に作用する水平方向の力
を検出する水平力検出装置を備えたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の一
実施の形態による運動試験装置の全体構成を概略的に示
す図である。図1において、展開アンテナ等の被試験体
100は複数の移動子300によって、ケーブル等の懸
架線310を介して支持される。同時に、各移動子30
0は、鉄等の磁性体により形成されおおむね水平な下面
を有する基準板である支持平板200に対して、支持平
板200の鉛直下側で磁気吸引力によって接触支持され
ている。また、各移動子300は電線590によって外
部制御装置580に接続されている。
【0021】上記移動子300のみを拡大して斜視図で
示したのが図2である。図2において、各移動子300
は、支持平板200に対して磁気吸引力を発生させる磁
界発生手段320と、支持平板200と機械的な接触を
保持する接触保持手段としての自由輪330と、支持平
板200に平行な平面内での移動子300とこれに結合
されている被試験体100との相対的な位置ずれ量を検
出する位置ずれ検出手段350と、位置ずれ検出手段3
50から得られた位置ずれ量を最小とするように移動子
300を支持平板200の下面に沿って駆動する能動的
駆動手段としての駆動輪400を備えている。また、懸
架線310の鉛直方向の長さを制御するモータ430
と、懸架線310の長さが変化しないようにモータ43
0の回転軸を固定するためのブレーキ431と、モータ
430の回転角を検出して懸架線310の鉛直方向の長
さを検出するエンコーダ420と、懸架線310の張力
すなわち懸架力を検出するロードセル440とを備えて
いる。なお、モータ430は懸架線310の懸架力制御
手段を兼ねている。460は磁界発生手段320と自由
輪330と駆動輪400を所定の位置に固定するための
上部固定板であり、461は上部固定板460とロード
セル440とを相対回転自在に連結する球面ジョイント
である。500は後述する制御回路を搭載した制御回路
基板である。470は制御回路基板500とロードセル
440とモータ430を所定の位置関係に固定する下部
固定板である。懸架線310の一端には衝撃吸収用のば
ね311とダンパ312が取り付けられフック313を
介して被試験体100に接続されている。懸架線310
の他端は、位置ずれ検出手段350の中を通り、プーリ
(図示せず)を介してモータ430の軸に取り付けられ
たプーリ(図示せず)に巻き取られている。
【0022】図示例では、上部固定板460は略三角形
状を呈し、3つの接触保持手段(自由輪)330が三角
形状の上部固定板460の各頂点に近接して配置され、
3つの磁界発生手段320が互いに隣接する2つの接触
保持手段330の略中間位置にそれぞれ配置されてい
る。3つの接触保持手段330により支持平板200の
下面に対して上部固定板460が所定の間隔を保持して
おり、磁界発生手段320により略均等な磁気吸引力が
上部固定板460に作用する。三角形状の上部固定板4
60の中央に能動的駆動手段400が配置されており、
支持平板200の下面に沿って上部固定板460すなわ
ち移動子300を駆動する。ロードセル440の一端は
下部固定板470を介して懸架線310に連結されると
ともに、その他端は球面ジョイント461を介して上部
固定板460の重心位置に連結されている。
【0023】図3は磁界発生手段320を拡大して示し
た断面図である。図3において、321は磁界を発生す
る永久磁石、322は永久磁石321によって発生され
る磁束、325は磁束322を通すためのヨーク、32
8は間隙である。磁界発生手段320は、縦断面が略倒
立E字状で、外観が円筒状のヨーク325と、そのヨー
ク325の中央凸部に固着された円盤状の永久磁石32
1とから構成される。磁束322はヨーク325と支持
平板200および微小な間隙328によって構成される
磁気回路の中を流れるので、磁束322は磁界発生手段
320の外部にはほとんど漏れない。したがって永久磁
石321の発生する起磁力が間隙328における磁気吸
引力に効率よく変換される。一般に磁気吸引力は磁束3
22の大きさの関数であるが磁束322の向きには依存
しない。つまり、永久磁石321の極性はNとSのどち
らを支持平板200側にしてもよい。
【0024】図4は接触保持手段330の構成を示す断
面図である。図4において、331は球形状の自由車
輪、332は自由車輪331を保持する保持台、340
は自由車輪331を自由に3軸回転可能となるようにす
なわち回動自在に支持するために自由車輪331と保持
台332の間に設けられた摩擦力低減手段としての例え
ばベアリングである。
【0025】図5および図6はそれぞれ位置ずれ検出手
段350の構成を示す水平断面図および垂直断面図であ
る。図5および図6において、351は懸架線310の
x軸方向のずれを検出するカメラ、352は懸架線31
0のy軸方向のずれを検出するカメラ、314は懸架線
310が傾いたときの懸架線310の中心線、355は
カメラ351で検出した懸架線310の検出位置、35
3はカメラ351で検出された位置ずれ量、359は位
置ずれ検出器外枠である。カメラ351および352は
位置ずれ検出器外枠359に取り付けられており、位置
ずれ検出器外枠359は下部固定板470に固定されて
いる。
【0026】図7は能動的駆動手段400の構成を模式
的に示す断面図である。図7において、401は駆動車
輪、402は駆動車輪に駆動力を与える駆動用モータ、
403は駆動車輪401と駆動用モータ402を保持す
る駆動車輪保持台、404は駆動車輪保持台403を回
転させる方向転換用モータ、410は駆動車輪401を
常に支持平板200に接触させる圧縮ばねである。
【0027】つぎに本実施の形態の動作を説明する。ま
ず、図1、2において、移動子300は、3つの磁界発
生手段320によって純鉄製の支持平板200に吸着し
ようとする。しかし移動子300には同一直線上にない
3つの接触保持手段330が設けられているので、移動
子300と支持平板200とは、これらの3つの接触保
持手段330によって機械的に接触し、磁界発生手段3
20と支持平板200間には常に所定の隙間が保持され
る。図4に示すように、接触保持手段330は3軸回転
が自由に可能であり、さらに磁界発生手段320と支持
平板200との間には微小な間隙328があるので、移
動子300は支持平板200に対して一定の姿勢を保ち
ながら支持平板200に沿って自由に移動できる。この
一定の姿勢とは、例えば、移動子300の鉛直方向の並
進変化をゼロに保ちつつ、支持平板200に対する移動
子300の2つの傾き角度をもゼロに保った姿勢のこと
である。
【0028】被試験体100の形状が変化すると、懸架
線310が鉛直から傾斜する。この懸架線310の傾斜
は位置ずれ検出手段350によって、次のように検出さ
れる。図5、6において、懸架線310は常にカメラ3
51およびカメラ352で監視されており、懸架線31
0が鉛直から傾いて311の様になるとカメラ351お
よびカメラ352に映る懸架線310の位置が変化す
る。例えばx軸方向の位置ずれ検出では、カメラ351
で検出位置355が検出され、位置ずれ量353が求め
られる。y軸方向も同様にしてカメラ352によって検
出される。
【0029】上記のように検出された懸架線310の傾
斜がゼロになるように制御回路500にて制御指令を計
算し、能動的駆動手段400を駆動する。図7に示した
ように、駆動車輪401は圧縮ばね要素410によって
常に支持平板200に接触しており、駆動用モータ40
2を駆動することで駆動車輪401が回り、移動子30
0が移動する。移動子300の移動の方向は方向転換用
モータ404を駆動することで任意に設定できる。した
がって、移動子300は被試験体100の形状が変化し
ても、常に懸架線310を鉛直に保つように支持平板2
00に沿って能動的に運動する。
【0030】移動子300の能動的駆動制御についてさ
らに詳細に説明する。移動子の能動的駆動制御のブロッ
ク図を図8に示す。図8において、600は被試験体1
00の位置、601は移動子300の位置をそれぞれ示
す信号である。510は位置ずれ信号変換装置、553
は第一補償器、515は第一増幅器、301は移動子3
00の動特性である。位置ずれ353は被試験体100
の位置600と移動子300の位置601の差であり、
これを位置ずれ検出手段350で検出する。検出された
位置ずれ量は位置ずれ信号変換装置510で変換され、
さらに、移動子300の能動的駆動制御の安定化補償が
第一補償器553によって行われる。安定化された駆動
指令は第一増幅器515で増幅されて能動的駆動手段4
00を駆動する。能動的駆動手段400によって駆動さ
れた移動子300は、移動子300の動特性301に従
って運動し、移動子300の位置601が変化する。
【0031】この移動子300の能動的な2次元平面内
での運動と同時に、懸架線310の懸架力を所定の値に
保つ張力制御を行うと、被試験体100の形状が3次元
的に変化しても、被試験体100の運動を拘束すること
なく被試験体100を支えられる。懸架線310の懸架
力制御は次のように行われる。
【0032】移動子300の懸架線の長さおよび懸架力
の制御のブロック図を図9に示す。この制御は、懸架線
310の長さ611と懸架力621を同時に制御する方
式であり、「位置と力のハイブリッド制御」である。図
9において、610は懸架線長さ指令値、611は懸架
線長さ、620は懸架線懸架力指令値、621は懸架線
懸架力をそれぞれ示す信号である。550は信号処理装
置、551は第一フィルタ、555は第三補償器、55
6は制限装置、554は第二補償器、516は第二増幅
器、511は懸架線長さ信号変換装置、512は懸架線
懸架力信号変換装置、552は第二フィルタである。
【0033】まず、懸架線の長さ制御について説明す
る。懸架線長さ指令値610および懸架線懸架力指令値
620は外部制御装置580から逐次更新される。第一
フィルタ551は懸架線長さ指令値610の低周波成分
のみを出力する。この第一フィルタ551の出力と、懸
架線懸架力指令値620と懸架線懸架力621の差に対
して第三補償器555で制御補償されたものとの和は、
ハイブリッド制御のための等価指令値となる。この等価
指令値は制限装置556で上限値と下限値を制限され、
懸架線長さ611の検出値と比較され、その差が第二補
償器554にて補償される。そして第二増幅器516を
経て、懸架線長さ611と懸架線懸架力621を制御す
る手段であるモータ430を駆動する。モータ430が
回転すると懸架線310の長さ611が変化する。懸架
線長さ611の変化はエンコーダ420と懸架線長さ信
号変換装置511を経て制限装置556を経た等価指令
値と比較される。
【0034】懸架線長さ611が変化すると、被試験体
100を懸架する力も変化する。この懸架線長さ611
の変化と被試験体100の剛性101によって変化した
懸架線懸架力621はロードセル440によって検出さ
れ、懸架線懸架力信号変換装置512および第二フィル
タ552を経て、懸架線懸架力指令値620との差が計
算される。この差は第三補償器555で補償され、懸架
線長さ指令値610との和が等価指令値となる。この等
価指令値は制限装置556に入力され、そこで懸架線長
さを所定範囲に制限するため等価指令値は所定の範囲内
に入るように制限を加えられて出力される。こうして懸
架線310の懸架力の変化によってもモータ430が駆
動され、懸架線の長さ制御と懸架力制御の両方が達成さ
れる。ここで、第二補償器554はPID補償を行い、
第三補償器555はI(積分)補償を行う。また、第二
フィルタ552は第一フィルタと同様に入力の低周波成
分のみを出力する。なお、被試験体100を本運動試験
装置に組み込んだり取り外したりするときは、懸架線3
10の懸架力を制御せず、懸架線310の長さのみを制
御することによって、被試験体100の組み込み、取り
外し作業が行い易い。また、被試験体100の重力キャ
ンセルを高精度に行うためには、上記とは逆に、懸架線
310の長さを制御せずに懸架線310の張力のみを制
御すればよい。
【0035】制御回路500の周辺の信号の流れを図1
0に示す。図10において、550は信号処理装置、5
60は信号処理手順用メモリ、570は通信装置、58
0は外部制御装置である。外部制御装置580は、移動
子300に備えられた通信装置570を介して、移動子
300に対して(1)能動的駆動制御の開始・停止指令
の送信、(2)懸架線長さ制御および懸架線懸架力制御
の開始・停止指令の送信、(3)懸架線長さ指令値61
0および懸架線懸架力指令値620の送信、さらに
(4)移動子300の動作状況の受信を行う。外部制御
装置580によって全ての移動子300の動作が一括し
て遠隔操作でき、全ての移動子300の動作状況が一括
してモニタできる。なお、ここでは通信装置570は外
部制御回路580に接続されているが、別の移動子30
0の通信装置570に接続されてもよい。
【0036】以上のようにして、本実施の形態では、す
べての移動子300は懸架線310が常に鉛直となるよ
うに支持平板200に平行な2次元平面内で独立に能動
的な運動を行うことにより、水平度と平面度が低い支持
平板を用いても、被試験体100の支持平板200に平
行な平面内での全ての2次元的運動を拘束することなく
被試験体100を支持することができる。さらに、懸架
線310の長さと懸架力を検出し、それを制御するの
で、3次元的運動をも拘束することなく被試験体100
を支持することができる。さらに、モータ430を懸架
線310の長さ制御と懸架力制御の両方に用いることに
より、部品点数を減らすことができる。
【0037】なお、モータ430に電源が供給されてい
ないとき、懸架線310が被試験体100の重力で引き
出されてしまうのを防ぐために、モータ430の軸を固
定するブレーキ431が取り付けられている。
【0038】また、上部固定板460と懸架線張力検出
手段であるロードセル440との間には球面ジョイント
461が取り付けられているため、支持平板200が水
平に保たれていない状態でも、ロードセル440よりも
鉛直下方の部分は水平面に対する姿勢を保つので、懸架
線310の鉛直からの傾きは位置ずれ検出手段350に
よって正確に検出される。
【0039】さらに、懸架線310の鉛直下方にはばね
311が取り付けられており、フック313を介して吊
り下げられた被試験体100の吊り下げ荷重が急激に変
化したり、予期できない外力が加わったりしたときで
も、被試験体100を緩やかに支持できる。また、ばね
311の振動を抑えるためにダンパ312を取り付けて
いる。
【0040】駆動用モータ402、回転用モータ40
4、モータ430、ロードセル440、カメラ351、
カメラ352および制御回路500は電源を必要とする
が、この電源は移動子300にバッテリとして搭載する
ことも、外部から電線590で供給することも可能であ
る。
【0041】複数の移動子300に対して懸架線310
の懸架力指令値620を外部制御装置580から与える
ので、懸架線310の張力は被試験体100の運動挙動
に応じて時系列で変更可能である。図1では外部制御装
置580と複数の移動子300を電線590で接続して
いるが、無線を利用した通信を行うことも可能である。
さらに、同じ通信回線を利用して移動子300の動作状
況を外部計算機でモニタすることも可能である。
【0042】本実施の形態によれば、移動子300は能
動的駆動手段400によって能動的に駆動されているの
で、電源用の電線や有線通信回線があっても、これらの
配線による運動抵抗は相殺される。
【0043】磁界発生手段320に永久磁石321を用
いることにより、移動子を支持平板に支持するための電
力が不要となるが、永久磁石321と同じ向きの磁束を
発生するような電磁石を併用することも可能であり、被
試験体100の重力が大きくなった場合にも、電磁石も
補助的に使うことにより永久磁石321を交換する等の
大きな設計変更をしなくても対応できる。
【0044】実施の形態2.実施の形態1では能動的駆
動手段400を図7のように構成したが、図11
(a)、(B)にそれぞれ垂直断面図および水平断面図
で示すように構成しても同様の効果が得られる。図11
において、405はx軸駆動用モータ、406はy軸駆
動用モータ、407はx軸駆動ロータ、408はy軸駆
動ロータ、409はベアリングである。x軸駆動ロータ
407はx軸駆動用モータ405に、y軸駆動ロータ4
08はy軸駆動用モータ406に、それぞれ固定されて
おり、さらにこの二つのモータ405および406は駆
動車輪保持台403に固定されている。駆動車輪401
は球形状であり、その中心が駆動車輪保持台403に対
して動かないように、駆動車輪保持台403にベアリン
グを介して固定されている。二つのモータ405と40
6は独立に駆動できるので任意の方向に駆動力を得られ
る。
【0045】実施の形態3.実施の形態1では位置ずれ
検出手段350を図5および図6のように構成したが、
図12のように構成しても同様の効果が得られる。図1
2において、360は被試験体100に取り付けられた
光学的ターゲット、370は移動子300の下部固定板
470に取り付けられた光学的監視装置である。光学的
監視装置370は光学的ターゲット360を常にその視
野に入れており、被試験体100が変形すると光学的タ
ーゲット360も被試験体100と一緒に動き、被試験
体100と移動子300との水平面内での位置ずれが光
学的監視装置370で検出される。こうして検出された
被試験体100と移動子300の水平方向の位置ずれを
もとに能動的駆動装置400を制御することで、移動子
300を動かし、懸架線310が鉛直に保たれる。な
お、光学的監視装置370は懸架線310の端部のフッ
ク313の鉛直上方に位置し、かつ、光学的ターゲット
360はフック313の鉛直下方の被試験体100表面
に取り付けられているとき、位置ずれの検出精度が最も
高くなる。
【0046】実施の形態4.実施の形態1では位置ずれ
検出手段350を図5および図6のように構成したが、
図13のように構成しても同様の効果が得られる。図1
3において、381は懸架線ガイド、382はx軸用弾
性体、383はy軸用弾性体、384はx軸水平力検出
装置、385はy軸水平力検出装置、359は位置ずれ
検出器外枠である。懸架線310は懸架線ガイド381
の中を通っており、懸架線ガイド381の内径と懸架線
310の外径ははめ合いの精度で一致している。懸架線
ガイド381はx軸用弾性体382およびy軸用弾性体
383を介してx軸水平力検出装置384およびy軸水
平力検出装置385と結合されている。懸架線310が
鉛直から傾くと、懸架線ガイド381が懸架線310と
共にx−y平面上でずれ、x軸用弾性体382およびy
軸用弾性体383に弾性変形が生じるので、この弾性変
形をx軸水平力検出装置384およびy軸水平力検出装
置385で力として検出する。こうして検出された力か
ら被試験体100と移動子300の水平方向の位置ずれ
を算出し、能動的駆動装置400を制御することで、移
動子300を動かし、懸架線310が鉛直に保たれる。
なお、実施の形態1で示した図2における懸架線310
の懸架力を検出するロードセル440を直交3軸の力を
検出可能な3軸ロードセルにすれば、水平力検出装置3
84および385を省いて本実施の形態と同等の効果を
得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、磁
性体よりなり、おおむね水平な下面を有する基準板と、
磁気吸引力によって前記基準板の下面に接触支持され、
該下面に沿って2次元平面内を自由に移動可能な移動子
と、前記移動子から下方に吊り下げられ被試験体を懸架
支持する懸架線とを備え、前記移動子は、前記磁気吸引
力を発生する磁界発生手段と、前記基準板の下面と機械
的に接触する接触保持手段と、前記被試験体と前記移動
子との間の前記基準板に平行な平面内での相対的な位置
ずれ量を検出する位置ずれ検出手段と、前記位置ずれ検
出手段によって検出された位置ずれ量を最小とするよう
に前記基準板の下面に沿って前記移動子を駆動する能動
的駆動手段とを有するので、磁界発生手段と接触保持手
段によって移動子を基準板下面に接触させつつ移動子自
体と被試験体の重力を支えることで、移動子と基準板下
面間に所定の間隔を保持するために電磁石によって磁気
吸引力を微調整しなくてもよく、永久磁石を用いること
ができるので電力は不要になる。また、位置ずれ検出手
段と能動的駆動手段によって被試験体の基準板下面に平
行な2次元平面内での運動に追従して移動子が基準板下
面を自由に移動できることにより、被試験体の基準板下
面に平行な平面内での2次元的運動を拘束することなく
被試験体を支持することが可能になる。さらに、基準板
下面の平面度および水平度が低くてもよい。
【0048】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、前記移動子は、懸架線の長さを検出する懸架線長さ
検出手段と、前記懸架線の長さを制御する懸架線長さ制
御手段と、前記懸架線が被試験体を懸架する力を検出す
る懸架線懸架力検出手段と、前記懸架線の懸架力を制御
する懸架線懸架力制御手段とを備えたので、被試験体の
3次元的な運動を拘束することなく、被試験体を支持す
ることができる。
【0049】第3の発明によれば、第2の発明におい
て、前記懸架線長さ制御手段および懸架力制御手段は、
前記懸架線の長さおよび懸架力を調整するモータを構成
要素として含むので、懸架線の長さ調整と懸架力調整の
両方をモータで兼用でき、部品点数を減らすことができ
る。
【0050】第4の発明によれば、第1ないし3の何れ
かの発明において、基準板の下面に対向する移動子の面
に、磁界発生手段として少なくとも永久磁石を配置し、
かつ接触保持手段として、前記基準板の下面と接触する
球体を摩擦力低減手段により回動自在に支持した少なく
とも3台の自由輪を、同一直線上に並ばないように配置
したので、簡単な構成により、移動子は基準板下面に対
して一定の姿勢を保ちながら基準板下面に沿って自由に
移動できる。
【0051】第5の発明によれば、第1ないし4の何れ
かの発明において、前記能動的駆動手段は、前記懸架線
の鉛直上方に配置された少なくとも1台の駆動輪と、前
記駆動輪を基準板の下面に対して押し付ける圧縮ばね要
素と、前記駆動輪を前記基準板の下面に平行な2次元平
面内で任意の方向に対して駆動する力を発生する駆動方
向調整手段とを有するので、圧縮ばね要素によって駆動
輪が基準板下面に対して発生する駆動力を確実に伝達
し、駆動方向調整手段によって駆動輪が発生する駆動力
が基準板下面に沿った2次元平面内のすべての方向に対
して負荷可能になることで、移動子を基準板下面に沿っ
て確実に任意の位置に移動させることができる。
【0052】第6の発明によれば、第1ないし5の何れ
かの発明において、前記位置ずれ検出手段は、移動子に
配設され、懸架線の鉛直方向に対する傾きを検出する傾
き検出装置を備えたので、検出された傾きを最小とする
ように移動子を移動させることにより、被試験体の基準
板下面に平行な2次元的運動を拘束することなく被試験
体を支持することができる。
【0053】第7の発明によれば、第1ないし5の何れ
かの発明において、前記位置ずれ検出手段は、被試験体
に設けられた光学的ターゲットと、移動子に設けられ、
前記光学的ターゲットの像の位置を検知する光学的監視
装置とを備えたので、検知された像の位置ずれを最小と
するように移動子を移動させることにより、被試験体の
基準板下面に平行な2次元的運動を拘束することなく被
試験体を支持することができる。
【0054】第8の発明によれば、第1ないし5の何れ
かの発明において、前記位置ずれ検出手段は、移動子に
配設され、懸架線に作用する水平方向の力を検出する水
平力検出装置を備えたので、検出された水平分力を最小
とするように移動子を移動させることにより、被試験体
の基準板下面に平行な2次元的運動を拘束することなく
被試験体を支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による運動試験装置の
全体構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1による運動試験装置の
移動子の構成を拡大して示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1による運動試験装置に
おける磁界発生手段を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1による運動試験装置に
おける接触保持手段を示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1による運動試験装置に
おける位置ずれ検出手段を示す水平断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1による運動試験装置に
おける位置ずれ検出手段を示す垂直断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態1による運動試験装置に
おける能動的駆動手段の構成を模式的に示す断面図であ
る。
【図8】 本発明の実施の形態1による運動試験装置に
おける能動的駆動制御のブロック図である。
【図9】 本発明の実施の形態1による運動試験装置に
おける懸架線長さおよび懸架線懸架力の制御のブロック
図である。
【図10】 本発明の実施の形態1による運動試験装置
における回路基板の機能ブロック図である。
【図11】 本発明の実施の形態2による運動試験装置
における能動的駆動手段の構成を示し、(a)は垂直断
面図、(b)は水平断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態3による運動試験装置
における位置ずれ検出手段の構成を示す概略図である。
【図13】 本発明の実施の形態4による運動試験装置
における位置ずれ検出手段の構成を示す斜視図である。
【図14】 第1の従来技術による運動試験装置の概略
図である。
【図15】 図14とは別の第2の従来技術による運動
試験装置の概略図である。
【図16】 図15に示した第2の従来技術による運動
試験装置の要部を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム、 2 第一のレール、 3 第二のレー
ル、 4 スライダー機構、 5 サスペンションワイ
ヤ、 6 被試験体、 10 支持体、 11基準板、
12 対象物、 13 非接触型変位センサ、 14
電磁アクチュエータ、 15 ベースプレート、 1
6 モータ、 17 ブレーキ、 18 エンコーダ、
19 ケーブル、 20 ばね、 21 ダンパ、
22ロードセル、 23 球面ジョイント、 24 固
定板、 25 制御回路、100 被試験体、 200
基準板、 300 移動子、 310 懸架線、31
1 ばね、 312 ダンパ、 313 フック、 3
14 懸架線の中心線、 320 磁界発生手段、 3
21 永久磁石、 322 磁束、 325 マグネッ
トヨーク、 328 間隙、 330 接触保持手段、
331自由車輪、 332 保持台、 340 ベア
リング、 350 位置ずれ検出手段、 351 カメ
ラ、 352 カメラ、 353 位置ずれ、 355
検出位置、 359 位置ずれ検出器外枠、 360
光学的ターゲット、 370 光学的監視装置、 38
0 水平力検出装置、 381 懸架線ガイド、382
x軸用弾性体、 383 y軸用弾性体、 384
x軸水平力検出装置、 385 y軸水平力検出装置、
400 能動的駆動手段、 401駆動車輪、 40
2 駆動用モータ、 403 駆動車輪保持台、 40
4 方向転換用モータ、 405 x軸駆動用モータ、
406 y軸駆動用モータ、407 x軸駆動ロー
ラ、 408 y軸駆動ローラ、 409 ベアリン
グ、 410 圧縮ばね要素、 420 エンコーダ、
430 モータ、 431 ブレーキ、 440 ロ
ードセル、 460 上部固定板、 461 球面ジョ
イント、 470 下部固定板、 500 制御回路、
510 位置ずれ信号変換装置、 511 懸架線長
さ信号変換装置、 512 懸架線懸架力信号変換装
置、 515 第一増幅器、 516 第二増幅器、
550 信号処理装置、 551 第一フィルタ、 5
52 第二フィルタ、 553 第一補償器、 554
第二補償器、 555 第三補償器、 556 制限
装置、560 信号処理手順用メモリ、 570 通信
装置、 580 外部制御装置、 590 電線、 6
00 被試験体の位置、 601 移動子の位置、 6
10 移動子の懸架線長さ指令値、 611 移動子の
懸架線長さ、 620移動子の懸架線懸架力指令値、
621 移動子の懸架線懸架力。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02N 15/00 H02N 15/00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体よりなり、おおむね水平な下面を
    有する基準板と、 磁気吸引力によって前記基準板の下面に接触支持され、
    該下面に沿って2次元平面内を自由に移動可能な移動子
    と、 前記移動子から下方に吊り下げられ被試験体を懸架支持
    する懸架線とを備え、 前記移動子は、 前記磁気吸引力を発生する磁界発生手段と、 前記基準板の下面と機械的に接触する接触保持手段と、 前記被試験体と前記移動子との間の前記基準板に平行な
    平面内での相対的な位置ずれ量を検出する位置ずれ検出
    手段と、 前記位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれ量を
    最小とするように前記基準板の下面に沿って前記移動子
    を駆動する能動的駆動手段とを有することを特徴とする
    運動試験装置。
  2. 【請求項2】 前記移動子は、 懸架線の長さを検出する懸架線長さ検出手段と、 前記懸架線の長さを制御する懸架線長さ制御手段と、 前記懸架線が被試験体を懸架する力を検出する懸架線懸
    架力検出手段と、 前記懸架線の懸架力を制御する懸架線懸架力制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の運動試験装
    置。
  3. 【請求項3】 前記懸架線長さ制御手段および懸架力制
    御手段は、前記懸架線の長さおよび懸架力を調整するモ
    ータを構成要素として含むことを特徴とする請求項2記
    載の運動試験装置。
  4. 【請求項4】 基準板の下面に対向する移動子の面に、
    磁界発生手段として少なくとも永久磁石を配置し、かつ
    接触保持手段として、前記基準板の下面と接触する球体
    を摩擦力低減手段により回動自在に支持した少なくとも
    3台の自由輪を、同一直線上に並ばないように配置した
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の運
    動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記能動的駆動手段は、 前記懸架線の鉛直上方に配置された少なくとも1台の駆
    動輪と、 前記駆動輪を基準板の下面に対して押し付ける圧縮ばね
    要素と、 前記駆動輪を前記基準板の下面に平行な2次元平面内で
    任意の方向に対して駆動する力を発生する駆動方向調整
    手段とを有することを特徴とする請求項1ないし4の何
    れかに記載の運動試験装置。
  6. 【請求項6】 前記位置ずれ検出手段は、移動子に配設
    され、懸架線の鉛直方向に対する傾きを検出する傾き検
    出装置を備えたこと特徴とする請求項1ないし5の何れ
    かに記載の運動試験装置。
  7. 【請求項7】 前記位置ずれ検出手段は、被試験体に設
    けられた光学的ターゲットと、移動子に設けられ、前記
    光学的ターゲットの像の位置を検知する光学的監視装置
    とを備えたことを特徴とする請求項1ないし5の何れか
    に記載の運動試験装置。
  8. 【請求項8】 前記位置ずれ検出手段は、移動子に配設
    され、懸架線に作用する水平方向の力を検出する水平力
    検出装置を備えたことを特徴とする請求項1ないし5の
    何れかに記載の運動試験装置。
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